ギャラリー




 ギャラリー第一室

  季節の水墨画小品


 ギャラリー第二室 

  最近の水墨画作品


 ギャラリー第三室

  想い出の一品


 ギャラリー第四室

  最近の遊書作品


 ギャラリー別館(遊芸館)

  陶芸
  工芸
  木目込み人形
  趣味の書芸



 バックナンバー

 バックナンバー・ギャラリー
 第一室

 バックナンバー・ギャラリー
 第二室 1

 バックナンバー・ギャラリー
 第二室 2

 バックナンバー・ギャラリー
 第三室

 バックナンバー・ギャラリー
 第四室  













ギャラリー 第三室 


   
  想い出の一品 その 17

      
           
                 「慈  愛」    F 20 号    2004.4  
        この絵は、2004年に円空刻の「庚申像」を描いたものである。一説には、「尼僧」
       との説もある。また、円空が詠んだ句に、恋人の面影を慕うたと思われるおよそ仏門に
       帰依する坊主らしからぬ一面が見られるところからこの柔和な顔、そこはかとなく漂う
       色香に、人々が、円空の生に独りの女性の存在を重ねあわせても不思議ではない。
        しかし、幼い時になくした母の面影を追ったかもしれず、その真相はなぞだが、この
       慈愛に充ちた穏やかな表情と物腰に陶然として離れがたくなる。イングランドを始め、
       内外各地で好評を得て、上位入賞をしたが、なによりも、異文化の外国で、多くの人が、
       墨で描いたこの木彫の女性像をまえに、もの柔らかな女性の姿と穏やかな表情から
       慈愛を感じてくれたことが嬉しかった。 

    トップページへ