山本美由紀 コーチの
スキー 小話

スキー道具のあれこれ・・

写真
今回は、スキーブーツの乾燥の話。
これは私も数年前お客様から聞いて知ったのですが、
スキーブーツの中に入れる乾燥剤があること、皆様知っていらっしゃいますか?

その方から聞いて早速買い求めて愛用。
あまりの良さに会うひと毎に話していたら、皆が使い出して、
部屋に同じ乾燥剤がズラリと並んでどれが自分のか分からないと言うことも・・・

スキーをしていると、足に汗をかいたり、ブーツの中に雪が入ったりで、
実は、スキーブーツの中は結構湿っていることが多いのです。

きそふくしまのペンションカオルは、乾燥室の設備がしっかりしていますから、
1晩乾燥室にブーツを置いておけば、外も中もしっかりと乾くのですが、
実はそのような乾燥室を完備しているところは少ないのが現状です。

このスキーブーツ専用乾燥剤は、スキーを脱いだらすぐ中に入れておきます。
すると数時間で中がしっかり乾くという優れ物。
乾燥室がなくてもこれを入れて室内にスキーブーツを置いておけば安心。
ブーツを脱いで家に帰るまでに中を乾燥させることも出来ます。

今ではどこへ行くにも持っていっています。
スキーロッカーが完備しているというリゾートホテルでも、どうやら1晩中乾燥させ
てくれていないようですので、これは必需品。

海外では、スキーロッカーなんて、高級ホテルでもお粗末なもんで、
(そういう発想があまり無いのですね。まぁ民族の違いというかなんていうか・・・)
以前これが持っていなかった時は、新聞紙をわけてもらって乾燥させていました。

現在では、
もちろん、スキーのショップにも置いてありますから、聞いてみて下さい。

お値段は、よく覚えていないのですが、2000円ぐらいかな?
スキーブーツ以外にも使えますから、色々と工夫してみて下さい。
(山本はスキーの小物をスキーのみに使うのはもったいないという主義なんで)

スキーブーツの中が常に乾燥していると、ブーツが履きやすいし、快適。
何といっても快適スキーがスキー人生では必要なんですな。
今回は、スキー時の手袋の話です。
あまり気を使わず、手や指は冷たいもの寒いものと思って我慢している人も多いよう
です。
いけません、手が冷たかったらスキーする気が無くなってしまいます。
ではどのように考えていくか・・・

まずメインになる手袋ですが、

1.はめてみてグーパーが軽やかにしなやかに出来ること。

2.つぎに手首から肘にかけての長さをチェック、長いものを選ぶこと。

最近はボーダー用とかいって、雪が入りにくい手首から肘までが長い手袋が多々出る
ようになりましたが、スキーヤーもそのような手首から肘までが長い手袋をはめると
良いですね。とても暖かいのです。

3.それから、5本指手袋にするか、ミトンにするか、3本指手袋(ミトンと5本指
の間のようなもの)にするかを選択。

1番暖かいのはミトンですが、ストックは握りにくいです。
1番冷たいけど1番ストックが握りやすいのは5本指。3本指はその中間。
ちなみに山本は5本指使用を原則としつつも、
ストックワークを重視しない滑りの時やとっても寒い時はミトンです。

メインの手袋はこのあたりをチェックして下さい。

たいての人はメイン手袋のみで寒さを防ごうとしますが、それはかなり厳しい。
手袋も重ね着が大切とお考え下さい。

メイン手袋の下にはめるのが、インナー手袋。
素材としては、綿・フリース・化学繊維・ウール・シルクなどがあります。
できれば薄くて暖かくて涼しいものを選んで欲しい。
インナーは、寒い時は保温、春先のやや暑い時は汗を吸い取るものとして使います。

気温に合わせてインナーを使い分ける方法もありますが、
山本は寒い時も暑い時も一緒のものが良いから(単に面倒くさいだけなんですけど)
シルクの薄いインナー手袋を愛用しています。
手の感覚が鈍るのは実はあまり好きではありません。
フリースを使ったこともありますが、少し厚手で気に入りませんでした。
化学繊維も使いましたが、暖かいと言う宣伝文句の割には冷たかった。

スキーをしていると、激しく動けば手先も暖かくなり、リフトに乗れば冷えてくる、
という具合に体の温度が常に変化します。
その変化に対応させながら、常に快適な状況を可能な限り作り出すことが大切。

そういう意味では、薄くて、寒さ暑さの両方に対応出来るシルクのインナー手袋は、
私にとってはベストアイテムだった訳です。

さてそのシルクのインナー手袋、
以前は山用品のお店に必ず置いてあったのですが、売れないのでしょうか?
最近は化学繊維に取って代わり、置いてありません。
仕方ないので、海外スキーに行った時に購入してきました。
以前のものもカナダで購入。今回のはフランスで購入。
海外ではさりげにどこのお店でもおいてあるんですね。使う人が多いのかなぁ?
先日カタログを見ていたらヘストラのインナー手袋にシルクがありました。

余談ですが、シルクインナーは手の荒れも防いでくれますよ。

さてさて、メイン手袋の上につける手袋がアウター手袋。オーバー手袋とも言います。
これはミトンタイプが多いですね。
もうすごく寒くて我慢出来ないという時につけますが、山本はあまりつけません。

それほどの寒さの中でスキーをしない、または、そんな時はフード付リフトやゴンド
ラを使ってスキーをする、またはすぐ休憩する・・・
どれかの状況になっているのできっと使わなくても良いことが多いのでしょう。

でも防風タイプが多いので重宝します。が結構かさばるんであまり持ちたくない。
先日カタログを見ていたらコンパクトな薄手のアウター手袋がありました。
ポケットにすっと入るならば持っても良いかな、と思います。

人によっては手の指がとても冷たくなる方がいます。
そんな方は、インナーにフリースやウール、そしてメインにミトンか3本指、
なおかつアウター手袋をつければ、たいていは完璧に寒さを防げます。

手袋内側が毛皮になっているスキーグローブなどはインナーは不要ですね。
それ自体がかなり暖かいのですが、それでも寒いようでしたら、アウターのみ装着す
ると良いでしょう。

手に汗をかきやすい人は、インナーはシルクがオススメ。

まずは、メイン手袋にインナーを装着するという組合せを実行してみて下さい。
あとは自分の状態によって色々試してみましょう。
我慢をせず、知識欲旺盛に、快適さを追及してくださいませ。
長くスキーを楽しむコツです。 では・・・