
サス:
やれやれ…。
ボス。これでようやく、一件落着ですね。
お疲れ様でした。
ゲンさんは、どうやら、ばし子さんがBlack
Dragonsの人質になった事を、
私たちより一足遅く知ったようです。
その後、デスパイズに駆けつけてみたものの、ばし子さんの消息はつかめない。
私たちが見つけた後だったのですから、当然です。
ばし子さんはBlack
Dragonsのヤクザに殺されたもの、と半分あきらめていたようです。
だからフィニガンを襲ったとき、ゲンさんは、父親とばし子さん、
二人の家族の弔い合戦の気持ちでいたんですね。
フィニガンが、過去の自分の悪事を知るますだを、ゲンさんと見間違えたまま殺してしまった…。
それが事件の発端だったのです。
殺さなければ、自分も、そして娘のばし子さんも殺される…。
ゲンさんは、そんな切羽詰った気持ちで、二つの殺人事件を起こしたわけです。
そう言えば、ゲンさんは不治の病に侵されていて、あとわずかの命なのだとか……。
自分の命と引き換えにでも、ばし子さんを守りたかった…。
それが叶って、もう思い残す事はない…。
ゲンさんは、取調室でそんな風に言ってました。
ボス。そろそろお時間のようです。
では、お気をつけて。
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