Virtual Master 5 のRAWモード仮想CD での再生と
CloneCD 4 のRAWモードコピーCD での再生比較

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プロテクト入りのゲームCDに対して、

  1. RAWモードでのコピー性能に定評のある、CD-Rライティングソフト「CloneCD 4」で作成した
    プロテクトCDのRAWモードコピーCDを用いてゲームを再生するテスト

  2. Virtual Master 5 Premium & Studio で作成したプロテクトCDの RAWモード仮想CDを
    用いてゲームを再生するテストについて、両ソフトの比較結果をレポートいたします。

このページで公開しているテスト結果は、非営利団体「パシフィック北大クラブ」がトムキャットプロダクツ株式会社の委託によって行った作業結果を公開するものです。
今後引き続き、この分野のテスト結果情報を順次公開していく予定です。

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  1. プロテクトCDとして代表的な「SafeDisc」から3タイトルを選択し、それぞれで作成したコピーCD、仮想CDで再生テストを行った結果を一覧表にしました。

  2. 今回のテストに使用したコンピュータの OSは Windows Me、コピー及び仮想化に使用したドライブは PLEXTOR CD-R PX-W1210S です。

プロテクトの種類 ゲームタイトル CloneCD 4(日本語版)で作成したRAWモードコピーCDでの再生 Virtual Master 5 で作成したRAWモード仮想CDでの再生
SafeDisc2.3 雪の降る頃に・・・ インストール可能。
かつ正常に再生可能。
インストール可能。
かつ正常に再生可能。
SafeDisc2.5 ハリー・ポッターと賢者の石 インストールは可能。
ただし、再生不可能。×
インストール可能。
かつ正常に再生可能。
SafeDisc2.6 痕(きずあと) インストールは可能。
ただし、再生不可能。×
インストール可能。
かつ正常に再生可能。
SafeDisc2.7 あいかぎ インストールが不可能。
(よって再生も不可能。)×
インストール可能。
かつ正常に再生可能。


CloneCD 4(日本語版)で作成したコピーCDでは SafeDisc 2.5 以上のゲームは再生できず、Virtual Master 5 の仮想CDではテストしたすべてのプロテクトCDの仮想CDでゲーム再生が可能という結果になりました。

下記の特長・弱点などからの考察も加えて考えると、少なくとも現状のバージョン同士の比較では

Virtual Master 5 の方が優位にある
という判定になるものと当クラブでは考えます。
(※ CloneCD が圧倒的に劣っていると判定するものではありません。総合的・客観的にみて、プロテクトを持つゲームCD現品に傷をつけたくないと考える方をはじめ、多くの方が当クラブの判定と同じになると予想できるということから判定したものです。)
CloneCD で作成したRAWモードコピーCDを使うことの特長(メリット)

  1. ハードディスクの容量を消費しないので、容量の少ないハードディスクしかないコンピュータでも使用できる。

  2. CloneCD のインストールされていないコンピュータでも再生することが可能。
    また、CD-Rにデータがすべて記録されているので他のコンピュータでゲームがしたい場合、持ち出し(移植)が比較的容易である。

CloneCD で作成したRAWモードコピーCDを使うことの弱点(デメリット)
  1. コピーに使うドライブや再生に使うドライブとの「相性」があり、コピーが正常に完了しても再生できないことがたびたび起こる。(現存するプロテクトゲームCDに対する、再生可能なタイトルは 50 〜 70 % 程度か?)

    SafeDisc 2.5 以上のバージョンに対してコピーしたCDではほとんど再生が成功しない。(当クラブテスト結果による。他webサイトの情報ではごく一部のドライブでは再生できるものもあるらしい。)

  2. ノートパソコンなどを持ち運び、別の場所でゲームを行う場合、CDもいっしょに持ち運ばなければならない。

  3. DVD-Rドライブに対応していないのでプロテクトの入っていないDVDでもコピーが作成できない。

Virtual Master 5 で作成した RAWモード仮想CDを使うことの特長(メリット)
  1. 仮想ドライブで再生するのでドライブの「相性」問題は存在しない
    よってCloneCD で再生できないプロテクトCDでも、Virtual Master の仮想CDなら再生が可能。(当クラブでの確認では今のところすべてのプロテクトCDを再生可能。現存するプロテクトCDに対する、再生可能なタイトルは 90 % 以上と予想される。))

  2. ノートパソコンなどを持ち運び、別の場所でゲームを行う場合にも CD を携帯する必要がない

  3. CD-R/RWやDVD-R/RW・DVD-RAMなどに仮想CDのイメージをフォルダごと書き込めば、CloneCD並みに容易に他のコンピュータへ移し替えてゲームを実行することが可能。(※詳細は「こちら」を参照ください。

  4. DVD-R/RWドライブに対応しているので、法律で解析・解除を禁止されているプロテクト(CSS)をもつDVDを除いて、DVDのコピーやオリジナルDVDの作成が可能。

Virtual Master 5 で作成した RAWモード仮想CDを使うことの弱点(デメリット)
  1. 仮想CDイメージファイル容量の分だけハードディスクを使うため、比較的大きな容量のハードディスクが必要になる。

  2. 仮想CDでゲームを再生するためには、コンピュータに Virtual Master がインストールされている必要がある。

  3. RAWモードでの仮想化では、できあがったイメージファイル容量が元のCDに比べて若干大きくなるので、元のCDの容量によってはCD-Rにイメージを丸ごと書き込めないことがある。この場合DVD-R/RWやDVD-RAMへイメージファイルを書き込む必要がある。
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