mao news 2009
 ■ 浅田真央ニュース 2009  
年月日 タイトル 記事
   
2009年12月29日  
  真央『完ぺき化計画』もっと精度を…  フィギュアスケートの全日本選手権でバンクーバー五輪出場を決めた男女代表が28日、大阪市内で会見し、年齢制限により阻まれたトリノ五輪から4年、全日本4連覇で初出場を決めた浅田真央(19)=中京大=は「ケーキを食べて、夜中の2時半まで過ごしちゃいました。トリプルアクセルをちゃんと跳べたし、すごくうれしい」と、満面の笑み。夢舞台に向け「SP、フリーともパーフェクトに滑れるように練習していきたい」と、改めて力を込めた。

 今季の大スランプは、完全に過去のものになった。はじけるような笑顔を取り戻した真央が、課題として挙げたのはやはり最大の武器・トリプルアクセルの成功率アップだった。SPでは回転不足と判定されただけに「もっと精度を上げないといけない」。本番ではSPに1回、フリーにも2回入れる方向で「“ここ”っていうタイミングはつかんでる。まだ百発百中じゃないので、それに近づけるように」と、前を見据えた。

 前哨戦として1月の四大陸選手権(韓国、全州・25〜31日)に出場する。「いい演技をして弾みをつけたい」。自信を取り戻した日本のエースはもう足踏みしない。
デイリースポーツ
  五輪でも華やかに  フィギュアスケート全日本選手権の入賞者らによるエキシビション「ニチレイプレゼンツ ALL JAPAN メダリスト・オン・アイス」が28日、大阪府門真市のなみはやドームで行われ、同選手権4連覇を達成した浅田真央(中京大)、高橋大輔(関大大学院)、織田信成(関大)らバンクーバー冬季五輪の日本代表メンバーが勢ぞろいし、華麗に氷上を舞った。

 浅田は扇子を使ったあでやかな演技を披露し観衆を魅了。五輪本番に向け、「小さなころから目標にしている金メダルをとりたい」と決意を述べた。
産経関西
  真央、3回転半成功秘話明かす…フィギュア  フィギュアスケートの浅田真央(19)=中京大=が、4連覇でバンクーバー五輪日本代表を決めた全日本選手権から一夜明けた28日、大阪市内で会見。打倒・金妍兒(19)=韓国=を目指し、年末年始返上特訓で1月2日から始動することを明かした。バンクーバーでは、昨年の北京五輪で初の金メダルを獲得したソフトボール日本代表が食した“金弁当”が準備される計画も明らかになった。

 真央は今大会のフリーの冒頭で、大技のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を成功させた。今季序盤は回転が抜けたり転倒するなど失敗が続いていたが、成功から一夜明けて「ここという場所を見つけた」と明かした。それは助走のコースを変えたことだ。

 今季GP2戦のプログラムではリンクを迂回(うかい)しながらフェンスに対し斜めに入っていたが、これが不調につながっていた。あるスケート関係者は「スケート靴のエッジ(刃)が横滑りしたり、踏み切りが不安定で回転不足につながっていた」と話す。

 ロシア杯後は、優勝した08年四大陸選手権などの映像を見て好調時に軌道を確認。今大会からフェンスに垂直に入るように変えた。SPではわずかに回転不足を取られたが、「手応えを感じています」。目標の「百発百中」までもう一歩だ。
スポーツ報知
  中日の開幕戦始球式に真央ちゃん登場?  中日が、来年3月26日の広島との開幕戦(ナゴヤドーム)の始球式を、女子フィギュアスケートの全日本選手権を制した浅田真央に依頼するプランが浮上した。

 「女子フィギュアの五輪代表は3人とも愛知県出身だし、ウチにとっても喜ばしいこと。3人とも魅力的だけど、真央ちゃんには以前やってもらった縁もあるから」

 具体的な動きはこれからながら、球団幹部はすっかりその気だ。それもそのはず。真央は2006年の開幕戦でも姉・舞とともに始球式を務めたが、この年落合政権最多のシーズン87勝を挙げ優勝。4年ぶりのV奪回を至上命題とする来季、これ以上のゲン担ぎはない。

 超売れっ子の真央だけに、スケジュールの調整がつくか、などの問題はある。それでも、メダル獲得が期待されるバンクーバー五輪の直後という時期を考えれば、話題性は抜群。「頼むならできるだけ早くしないと」と球団関係者。年明け早々にもオファーを出す可能性が出てきた。
スポーツニッポン
  愛ラブフィギュア!真央ちゃん五輪の☆となれ  シンガー・ソングライター、大塚愛(27)が28日、大阪なみはやドーム(大阪府門真市)で行われたフィギュアスケート全日本選手権のエキシビションにサプライズ登場し、来春発売の新曲「LUCKY☆STAR」を歌い上げた。

 フジテレビのバンクーバー冬季五輪中継テーマソング。今回が初披露で、フィギュアファンの大塚は「STAR」にちなみ、星をかたどったサングラスで熱唱。五輪代表の座を射止めた浅田真央(19)らが氷上でリズムに合わせて踊る場面も見られた。大塚は「この曲がオリンピックに出場される選手を応援する力になればうれしいです!」と声を弾ませた。
サンケイスポーツ
2009年12月28日  
  高橋・浅田、充実デュエット
フィギュアエキシビション
 フィギュアスケート全日本選手権の上位選手らによるエキシビションが28日、大阪・なみはやドームであり、優勝してバンクーバー五輪代表となった高橋大輔(関大大学院)や浅田真央(中京大)らが観客を沸かせた。

 「今季初めてショートプログラムとフリーを通じて気力が残って、けがをする前の感じに戻ってきた」と高橋。五輪での金メダル獲得を目標に、充実した表情で演じた。

 前日に4連覇を果たし、おおとりを務めた浅田は「フリーでトリプルアクセルをミスなく跳ぶことができた。次は(フリーで)アクセルを2度跳べるよう、練習していきたい」と話した。
朝日新聞
  バンクーバー経済新聞  2010年バンクーバー冬季五輪開催に向けて街もビジネスも目まぐるしく変化したバンクーバー首都圏。バンクーバー経済新聞では五輪新設会場リッチモンドオーバル近くにオープンした大型のたこやき「ばくだん焼き」屋台のオープンを取り上げた「リッチモンドに初の『ばくだん焼き』屋台−口コミを中心に人気広がる」が2009年の年間PV(ページビュー)1位に輝いた。

 ランキングは、今年1月1日から12月27日までに配信したヘッドラインニュースのPVを集計したもの。ランキング10位内は、2月に開催されたフィギュアスケート「四大陸選手権」をレポートする記事が半数以上を占め、同地で1年後に開催される五輪への出場を意識する選手らの動向に注目が集まった。中でも浅田真央選手に関する記事は上位を独占した。

 10位までのランキングは以下の通り。
1. リッチモンドに初の「ばくだん焼き」屋台−口コミを中心に人気広がる(5/14)
2. 「四大陸フィギュア」エキシビション−浅田真央選手らが華麗な滑り(2/9)
3. 「四大陸」本番前日の浅田真央選手、在住日本人の声援に笑顔(2/5)
4. 浅田真央選手ら「四大陸フィギュア」前日公式練習−国際規格より狭いリンクで調整に(2/4)
5. 真央ちゃんお墨付きの「真央ロール」、バレンタイン・デーに初登場(2/13)
6. 「四大陸フィギュア」で小塚=3位、織田選手=4位−優勝はカナダのチャン選手(2/8)
7. リッチモンドに新ラーメン店「Gー麺」−店内は「昭和」の雰囲気に(3/14)
8. 浅田真央選手らバンクーバー入り−「四大陸フィギュア選手権」始まる(2/3)
9. 「四大陸フィギュア」、浅田真央選手3位に−キム・ヨナ選手が優勝(2/7)
10. バンクーバーで大規模「アニメ・ゲームフェス」−ダウンタウンにコスプレあふれる(6/16)

 フィギュアスケート記事以外は、これまでの海外での日本食のイメージを払しょくする大型たこ焼き「ばくだん焼き」、ネーミングも話題を呼んだラーメン店「G-麺」に注目が集まった。どちらもリッチモンド市スピードスケート会場近くに位置する立地。五輪時もさらに海外からの多くの観光客に新日本食をアピールすることになるだろう。

 10位にランクインした「アニメ・ゲームフェス」は年々規模を拡張し、今年はカナダのランドマークでもある「カナダプレース」で開催した。バンクーバーの書店では漫画コーナーを拡張するなど年々日本の「アニメ」「コミック」人気は上昇している。ランクインは日本食に引き続き、これまでのティピカルな(典型的な)日本文化から「コスプレ」などのキーワードとともに新しい日本文化の認知度の広がりを裏付ける結果となった。
 開催まであと1カ月半と迫った冬季オリンピック大会。大きく変貌を遂げるバンクーバーの動向に、来年も注目していきたい。
バンクーバー経済新聞
  真央は軽やか、高橋しなやか=
フィギュア代表らがエキシビション〔五輪・関連〕
 フィギュアスケートのバンクーバー五輪代表の壮行会を兼ねたエキシビション「オールジャパン・メダリスト・オン・アイス」が28日、大阪・なみはやドームで行われ、全日本選手権を制して代表に選ばれた浅田真央(中京大)、高橋大輔(関大大学院)らが思い思いの演技を披露した。
 大トリを飾った浅田は「カプリース」で軽やかに舞い、アンコールでは自由の「鐘」でクライマックスを飾るステップを。高橋はしなやかな「ラブレター」で魅了。安藤美姫(トヨタ自動車)は妖艶(ようえん)な「夜の女王」から、ショートプログラム(SP)で演じるミサ曲「レクイエム」へ、情感あふれる曲で拍手を誘った。
 いずれも初の五輪に挑む鈴木明子(邦和スポーツランド)、織田信成(関大)と小塚崇彦(トヨタ自動車)、アイスダンスの姉弟ペア、キャシー・リード、クリス・リード(木下工務店ク東京)組もそれぞれの舞いで観衆を魅了した。
時事通信
  真央ピンクと黒、美姫は黒と紫で舞う  フィギュアスケートのバンクーバー五輪代表全選手が出演した、エキシビションの「メダリスト・オン・アイス」が28日、大阪・なみはやドームで行われた。浅田真央はピンクと黒、安藤美姫は黒と紫の衣装で舞い、観衆を沸かせた。五輪代表の各選手が演技終了後に場内インタビューに答え、安藤は「4年間の思いを込めて滑りたい」と五輪への意気込みを語り、浅田は「4大陸選手権、五輪、世界選手権と(今季は)まだ3つ試合が残っているので、応援よろしくお願いします」と、ファンに訴え、歓声を受けていた。
日刊スポーツ
  浅田、高橋が「金」宣言 フィギュアのエキシビ  フィギュアスケートの全日本選手権で優勝し、バンクーバー冬季五輪代表に決まった女子の浅田真央と男子の高橋大輔が28日、大阪なみはやドームで行われたエキシビション「メダリスト・オン・アイス」で満員の観客に向け、五輪での金メダル獲得を目標にすると宣言した。

 大トリの浅田はアンコールに応え、フリーで滑るラフマニノフの「鐘」を披露するなど華麗な滑りを見せた。初の五輪へ「小さいころから目標の金メダルを取りたい」と力強く語った。前回トリノ五輪に続く出場となる高橋も「目標はずばり金メダル」と意気込んだ。

 全日本の前に2大会連続の五輪出場を決めていた安藤美姫は「4年間の思いを込めて最高の演技をしたい」。初出場の織田信成は「チャレンジだけで終わらず、絶対に決めたい」と4回転ジャンプの成功を誓った。
47NEWS
  【フィギュア】
バンクーバー五輪代表らが華麗な演技
 フィギュアスケート全日本選手権の入賞者らによるエキシビション「ニチレイプレゼンツ ALL JAPAN メダリスト・オン・アイス」が28日、大阪なみはやドームで行われ、同選手権4連覇を達成した浅田真央(中京大)らバンクーバー冬季五輪の日本代表メンバーが勢ぞろいし、華麗に氷上を舞った。

 最後に登場した浅田は大きな拍手の中、扇子を使ったあでやかな演技を披露。高さのあるジャンプや軽やかなステップで観衆を魅了し、五輪に向け、「小さなころから目標にしている金メダルをとりたい」と決意を述べた。

 また、高橋大輔(関大大学院)、織田信成(関大)、小塚崇彦(トヨタ自動車)、安藤美姫(同)、鈴木明子(邦和スポーツランド)、アイスダンスのキャシー・リード、クリス・リード組も五輪代表らしい華やかな演技で満員の観客を沸かせた。
MSN産経ニュース
  復活Vの真央に立ちふさがる障害
コーチとの相性に疑問
 五輪代表の最終選考会を兼ねたフィギュアスケート全日本選手権で浅田真央(19)=中京大=が、伊藤みどり以来18年ぶりの大会V4を達成。実力で文句なしのバンクーバー五輪切符を勝ち取った。しかし、自身初となる本番の五輪で勝てるかというと…。大きな障害が立ちふさがっている。

【プライベートも充実の安藤は余裕の安定感】

 ここまでは筋書き通りだ。完璧な演技で予定通りの全日本4連覇。生まれて初めてのスランプから、2カ月間で立ち直った。今季前半は得意のジャンプが跳べず不調の原因となったが、「それでも私にはジャンプしかない」と調整に取り組んだのが奏功した。

 演技冒頭のトリプルアクセル(3回転半)は、今季9度試みて成功はわずか1回だけだったが、無難にまとめて波に乗った。3連続ジャンプなどでは回転不足のミスもあるが、浅田らしさが復活、SPとフリーで合計200点超え。しかし、金メダルへの道のりには決定的な障害がある。しかも、それを取り除く時間がもうないのだ。

 浅田のスランプは、金メダルマシンとの異名をとるロシアの女帝・タラソワコーチ(62)との相性の悪さが最大の原因とされることは、フィギュア業界の関係者なら誰しもが知るところだ。

 今季初めにスランプに苦しむ浅田を見て、「いますぐコーチを変更しないと、真央はこのままつぶれてしまう」と口にする関係者もいたほど。

 タラソワコーチが得意にしているのは振り付けだ。浅田のスランプは、苦手だった表現面の練習をタラソワコーチに詰め込まれすぎたことから始まった。タラソワコーチが浅田の才能に惚れ込み自国へ呼び寄せたのだ。
 「タラソワコーチは、本来ならロシア人しか入れない国立体育センターに浅田を呼び入れた。そこで、みっちりバレエをはじめ演技面、表現面の練習ばかりやらされていた」(別の関係者)
     このため、肝心の得意のジャンプがおそろかに。あまりにも詰め込まれて浅田自身がパニックになり、苦戦することになってしまったのだ。
 そればかりではない。浅田ももう19歳。所属事務所の管理が行き過ぎとの声もある。
 「とにかくガードしすぎ。所属事務所が同じでも、プライベートもモロゾフコーチの“監視下”で成績を上げてきた安藤美姫とは大きな差がついてしまった」という。

 モロゾフコーチと安藤は今季で4季目のコンビ。一部週刊誌では同棲報道もあった。「(付き合いは)もう3年ぐらいになるでしょう」と証言する関係者もいるほど親密だ。五輪イヤーを前に、安藤は調子を上げ、安定感は浅田を凌ぐ評価を得ている。
 モロゾフコーチはかつてタラソワコーチに師事していたこともある。ところが、「コーチと選手が常に一体にならないとフィギュアの場合はいいプログラムができない」と浅田&タラソワのコンビを公然と批判したこともあった。

 タラソワコーチは浅田にとって勝負の大会になった同大会も親族の看病があって欠席。この親族というのも、「母か姉かわからないほど詳細はベールに包まれているのです」(関係者)
 浅田は「自分は(シーズン)後半型。修正することはたくさんあるが、やっていくだけ。いつでも、どんな時でも五輪で金メダルをとるイメージはあるんです」と気丈にコメント。いじらしいばかりだ。

 「必ず真央は戻ってくる」と話していた韓国のライバル、金妍兒(19)=キム・ヨナ=には水をあけられ、順当に滑っても国内では安藤が公私ともに充実の時を過ごしている。タラソワコーチの更迭という劇薬を処方するには、残念ながらもう時間がない。(夕刊フジ編集委員・久保武司)

【バンクーバー冬季五輪フィギュア代表女子】
 浅田真央(あさだ・まお)中京大。163センチ。愛知県出身。19歳▼安藤美姫(あんどう・みき)トヨタ自動車所属、中京大。162センチ。愛知県出身。22歳▼鈴木明子(すずき・あきこ)邦和スポーツランド。161センチ。愛知県出身。24歳。
Number
  【フィギア女子代表】胸を打った壮絶な戦い  しなやかに、高く 安藤美姫選手に続く二つの枠は浅田真央、鈴木明子両選手に決まった。27日の夜は、全日本選手権を兼ねたバンクーバー冬季五輪女子フィギュアスケート代表選考会のテレビ中継に見入ってしまった。それぞれの思いを胸に秘めての演技は美しかった。それ以上に壮絶でもあった。視聴率の高さに注目度合いのすごさが表れている。

  浅田は極度の不振に陥る原因となっていたトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)をぴたりと決めた。その後はしなやかに高く舞った。完全に「メダル候補復活」を印象付ける会心の演技だった。鈴木は前半でジャンプの後バランスを崩してひざをついた。だが、その後は「ウエストサイド・ストーリー」の曲に乗り切るスケーティングで、観衆のハートをもつかみ取った。

 15歳のころからシニア選手に混じって世界のトップを競ってきた浅田には、今季序盤のつまづきは予想外のものだっただろう。この数十日間、基本に立ち戻って技の精度を磨きあげ、ひたすら重圧と向き合ってきた。学生時代の摂食障害という苦しみを乗り越えてきた鈴木にも、この選考会ですべてを出し切る覚悟のような思い切りがあったのではないだろうか。

 鈴木にわずか0・17点及ばず代表の座を逸した中野友加里選手にも同じことが言えた。トリノ五輪代表に惜しくも漏れ、「五輪を目指すのはこれが最後」と決意しての挑戦だった。だがそれは報われなかった。「これ以上のことは望めない。4年後までこの気持ちは続かない」。悲痛な叫びがこの間の苦労を雄弁に物語る。
     夢にまで見た舞台へと全力を傾ける真剣勝負。選手たちの必死さが見る物にもじかに伝わってきて、なおかつめいめいがベストの出来栄え披露した選考会だったように感じた。(47NEWS編集部・岡本彰)

 けが、手術乗り越え 【山陽新聞の社説】… もうひとつの朗報は、右ひざの大けがと手術を乗り越え冬季五輪代表を決めたフィギュアスケート男子の高橋大輔選手(翠松高出)の復活である。

 最終選考会を兼ねた全日本選手権で、高橋選手はショートプログラムで圧倒的な高得点を挙げてフリーに挑んだ。先のグランプリ・ファイナルではフリーでミスを重ねただけに、会場には期待と不安が交錯した。だが、高橋選手の華麗なステップと表現力が、たちまち観客を魅了して優勝、五輪への切符をつかんだ。けがを克服してたくましさを増した印象さえ受け。.

 ◎浅田真央4連覇で初の五輪代表 女子の3人目は鈴木
  バンクーバー冬季五輪代表の最終選考会を兼ねたフィギュアスケートの全日本選手権最終日は27日、大阪なみはやドームで行われ、代表の残り2枠を争う女子はショートプログラム(SP)首位の浅田真央(中京大)がフリーでもトップの得点を出し、合計204・62点で4連覇を達成、初の五輪代表を手にした。…(2009/12/27 21:35、共同通信)
47NEWS
  “最強日本”バンクーバーでは複数メダル狙う  フィギュアスケートのバンクーバー冬季五輪代表が出そろった。男女ともに最多3枠の出場枠を持っているのは日本だけ。「最強の布陣で複数のメダル獲得」(伊東秀仁・日本スケート連盟フィギュア委員長)を目標に、精鋭が世界と戦う。

 日本勢の表彰台は、1992年アルベールビル大会の伊藤みどりの銀と、前回トリノ大会の荒川静香の金のみだが、今回は女子だけで複数のメダルが期待できる。

 浅田真央(中京大)は「金メダル」、安藤美姫(トヨタ自動車)は「表彰台」と明確な目標を口にしている。この2人に、世界女王の金ヨ児(韓国)を加えた過去3シーズンの世界選手権覇者と、昨季同2位のジョアニー・ロシェット(カナダ)が金メダル候補だ。

 浅田は今季序盤の不振から脱した。鬼門のショートプログラムでトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を着氷して自信を回復したのが収穫。フリーは大技の挑戦を1回にとどめたが「ほぼ直っている。2回跳ぶという高い目標を持って練習する」と話し、残り2カ月弱で最高難度のプログラム完成を目指す。

 安藤は安定感が光る。全日本選手権で成功できなかった2連続3回転ジャンプが戻れば、自己ベストが200点を超える金ヨ児や浅田に迫る得点を狙える。連続ジャンプは「バリエーションが増えた」と引き出しも多く、状況に応じて戦略を変えられるのも強みだ。
スポーツニッポン
  フィギュアスケート:
全日本選手権 お帰り、真央スマイル
五輪切符「ホッとした」
 ◇初のスランプ、悩んだ今季
 あれから4年。今回は本当に、真央が五輪切符を手に入れた。27日、大阪・なみはやドームで行われたフィギュアスケートの全日本選手権女子で優勝し、バンクーバー五輪出場を決めた浅田真央選手(19)=中京大=は、「うれしいのと、ホッとしている」。苦しみ抜いた末、自らの手で勝ち取った代表の座だった。

 浅田選手が世界ジュニア選手権を制したのは、トリノ五輪前年の05年3月。同年のシニアデビュー後は、グランプリ(GP)ファイナルをも制してしまう。ところが、1990年9月生まれの浅田選手は「大会前年の7月1日現在で15歳以上」というトリノ五輪の出場規定を2カ月ほど満たしていなかった。「真央ちゃんをオリンピックに」というファンの声。「年齢制限」は、ある種の社会現象を引き起こした。

 そして今季。シーズンインに際しては「一番大きなオリンピックで、一番いい演技をしたい」と話した。全日本4連覇を果たしたこの日、「4年間」を問われ、「早かったですね。(08年)世界選手権で優勝した時はうれしかったけど、それから力を出し切ることができなくて……」と。

 得意のジャンプに精彩を欠き、代表選考対象大会だったGPファイナル出場を逃すなど競技生活で初めて味わうスランプに苦しみ続けた。そんな浅田選手が、最後のチャンスをものにした。同じ年齢のライバル、韓国の金妍児(キムヨナ)選手について「刺激をもらっている」と話すなど戦う姿勢も取り戻した。演技終了後、両手を高々と上げて観衆の声援に応える姿は、達成感と安堵(あんど)感にあふれていた。【栗林創造】
毎日新聞
  真央『ホッとした、うれしい』
五輪代表決定一夜明け
 27日まで大阪で開かれたフィギュアスケートの全日本選手権で初の五輪切符を手にした浅田真央(中京大)や鈴木明子(邦和スポーツランド)らバンクーバー五輪代表が28日、大阪市内で会見し、改めて五輪出場の喜びや意気込みを語った。

 浅田は全日本選手権4連覇で五輪切符を射止めた。「ホッとした。すごくうれしい」と穏やかな笑顔。前夜はケーキでお祝いし、午前2時半まで起きていたという。この日は午後にエキシビションを控え「終わってから疲れがくるんじゃないかな」と話した。

 今後も中京大で練習を積み、1月末の四大陸選手権を経てバンクーバーに臨む。「トリプルアクセル(3回転半)をミスなくできたので手応えを感じている。高い目標を持ってやっていきたい」と意気込んだ。

 鈴木は「昨日は自分のことだとは実感できなかったけど、少しずつ喜びがわいてきた」とようやく実感が出てきた様子。「心を込めてスケートをしたい」と24歳で立つ初舞台を見据えた。2大会連続出場の安藤美姫(トヨタ自動車)は「メダルも必要かもしれないが、ベストの演技をしたい」。父子2代の出場となる小塚崇彦(トヨタ自動車)は「最高の舞台で最高の演技をすること」と目標を挙げた。
東京新聞
  やっぱり真央だ!
4連覇で五輪出場権獲得 五輪代表出揃う -
 フィギュアスケート全日本選手権
フィギュアスケート全日本選手権最終日。女子フリーが行われ、ショートプログラム首位の浅田真央(中京大)が合計204.62点で大会4連覇を達成。今季グランプリシリーズで不振に終わったが、見事修正を成功させ自身初の五輪出場権を獲得した。

SP4位の鈴木明子(邦和スポーツランド)が合計196.90点で2位、SP2位の中野友加里(プリンスホテル)が合計195.73点で3位となり、GPシリーズと今大会の結果から鈴木が初の五輪出場権を獲得。中野は僅かの差で五輪切符を逃した。
SP3位で既に五輪出場を決めている安藤美姫(トヨタ自動車)が合計185.44点で4位、SP6位で3大会連続五輪出場を狙った村主章枝(AK)は合計161.29点で7位に沈んだ。

大会終了後、正式に五輪代表選手が発表され、それぞれリンクに立ってファンの前で抱負を述べた。
フィギュアスケート五輪代表選手は以下の通り。
■男子
高橋大輔(関大大学院)、織田信成(関大)、小塚崇彦(トヨタ自動車)
■女子
安藤美姫、浅田真央、鈴木明子
TimeWarp
  【Sports Watch】
浅田の課題“ヨナが相手なら、
もう一つ難しいプログラムを”
全日本フィギュアスケート選手権では、204.62点という高得点を叩きだし、4年連続4度目の優勝、バンクーバー五輪代表の座を獲得した浅田真央。大会から一夜、テレビ朝日にコメントを寄せた浅田は、「やはり高い目標を持つことが大事なので、金メダルは欲しいという思いはあります」と語った。

28日放送の「ワイド!スクランブル」では、フィギュアスケートの解説でもお馴染み、佐野稔氏が出演、五輪出場を決めた浅田の演技を総括した。「とにかく非常にいい出来でした」と語る佐野氏は、「シーズン当初は、後半でスピードが落ちる部分が見られたんですけど、昨日は逆にスピードが上がってきた」と絶賛。「復活した?」との問いには、「復活というよりは、シーズン当初が悪かっただけ」と答えた。

また、浅田の代名詞=トリプルアクセルについては、「難しいけど、高得点を得られるジャンプ。浅田さんだけですよ。まだ3回転半を飛び続けているのは。世界中どの選手もやってないんですから。それだけ難しい」と語る佐野氏ではあったが、あくまでも、今回のプログラムは全日本選手権用に過ぎず、同じくゲスト解説のなかにし礼氏は、「キム・ヨナ相手だったら、もう一つ難しいプログラムを組んで、それをパーフェクトにこなさないと」と早くも次なる課題を挙げた。
livedoor
  浅田真央、はじける笑顔で会見  フィギュアスケートの全日本選手権でバンクーバー冬季五輪出場を決めた男女代表が一夜明けた28日、大阪市内のホテルで記者会見し、女子で初出場を決めた19歳の浅田真央(中京大)は前夜はケーキを食べるなどして過ごしたそうで「ほっとしてすごくうれしい。トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)をミスなく跳ぶことができた」とはじけるような笑顔だった。

 浅田は五輪前の1月下旬に韓国で行われる四大陸選手権出場も決まり「いい演技をして弾みをつけて五輪に臨みたい」。右ひざ手術を乗り越え、2大会連続代表を決めた男子の高橋大輔(関大大学院)は「4年後は考えていない。最後の五輪なので集大成にできたらいい」と誓った。

 浅田と同じく女子で初出場の24歳、鈴木明子(邦和スポーツランド)は「やり切った感じで脱力状態。(摂食障害のときに支えてくれた)長久保コーチを五輪に連れて行ってあげたかった」と喜んだ。
47NEWS
  女子フィギュア視聴率28・9%
ビデオリサーチ調べ
 バンクーバー五輪代表最終選考会を兼ねたフィギュアスケートの全日本選手権女子フリーを27日夜に放送したフジテレビ系の番組は、平均視聴率が関東地区で28・9%、関西地区で27・1%を記録。優勝した浅田真央選手の地元、名古屋地区は34・2%に上ったことが28日、ビデオリサーチの調べで分かった。

 同社によると瞬間最高視聴率は、関東が午後9時の37・2%、関西が午後8時59分の34・8%、名古屋が午後8時40分、同41分、同58分の42・4%だった。

 26日夜に放送された同選手権の女子ショートプログラムの平均視聴率は、関東が23・1%、関西が22・2%、名古屋が25・5%だった。
47NEWS
  女子自由、視聴率28.9%=
全日本フィギュア〔五輪・関連〕
 27日夜にフジテレビ系で放送されたフィギュアスケートの全日本選手権最終日、女子自由の平均視聴率(関東地区)が28.9%だったことが28日、ビデオリサーチの調べで分かった。27日は浅田真央(中京大)が優勝してバンクーバー五輪代表に決まり、2位に入った鈴木明子(邦和スポーツランド)を含め五輪代表が出そろった。
 26日夜放送の女子ショートプログラム(SP)は23.1%、同じ日の深夜に放送された男子自由は12.9%だった。
時事通信
  フィギュア・笑顔の浅田真 全日本選手権の女子自由で演技を終え、笑顔で声援に応える浅田真央。今季不振で出遅れた浅田は全日本選手権でようやくらしさを見せた(27日、大阪・なみはやドーム)
 【時事通信社】
  フィギュア:浅田真「弾みつけ臨みたい」
五輪代表が抱負
 フィギュアスケートのバンクーバー五輪の日本代表選手たちが28日、大阪市内のホテルで報道陣の取材に応じた。全日本選手権女子優勝から一夜明けた浅田真央(中京大)はグランプリ(GP)シリーズの不振から復調したことに「ロシア杯(5位)の後、自分を見直すことができた」と振り返り、「(来月下旬の)4大陸選手権でいい演技をして、弾みをつけて五輪に臨みたい」と抱負を述べた。

 全日本選手権男子優勝の高橋大輔(関大大学院)は「(右ひざ手術のブランクから復帰後)初めてショートプログラム、フリーを通し、気力が充実して臨めた。『けがをする前の感じに戻ってきたな』と思った」と手応えを口にした。 

 今月上旬のGPファイナル女子2位で代表に内定し、全日本選手権4位の安藤美姫(トヨタ自動車)は「内定者として臨むプレッシャーで(フリーの)後半に崩れた。弱さが出て恥ずかしい」と反省の弁。五輪に向けて「日本の国旗を背負うことに誇りと責任感を持って臨みたい」と誓った。【来住哲司、石井朗生】
毎日新聞
  浅田の“お膝元”名古屋では34・2%
全日本フィギュアの視聴率
 フジテレビ系で27日夜に放送された「開局50周年記念・全日本フィギュアスケート選手権2009女子フリー」(午後7時15分〜午後9時24分)の平均世帯視聴率が28・9%(関東地区)だったことが28日、ビデオリサーチの調べで分かった。関西地区では27・1%、大会を制した浅田真央(19)の出身地で、現在通っている中京大学のある名古屋地区では34・2%に達した。バンクーバー五輪への切符をかけた熾烈(しれつ)な争いに、視聴者もくぎ付けになったことがうかがえる。

 瞬間最高視聴率は、関東地区が、2位に入った鈴木明子(24)が滑り終えて得点が発表される場面の午後9時の37・2%だった。関西地区は34・8%(午後8時59分)、名古屋地区42・4%(午後8時40分、同8時41分、同8時58分)。

 26日午後7時15分から放送された「全日本選手権フィギュアスケート選手権2009女子ショート」の視聴率も23・1%(関東地区)を記録した。

 五輪には、既に代表に決まっていた安藤美姫(22)に続き、浅田と鈴木が選出された。
MSN産経ニュース
  浅田真央が4連覇 復活できた3つの理由   <テレビウォッチ>冒頭の話題は浅田真央(19)。フィギュアスケート全日本選手権で4連覇を達成し、バンクーバーオリンピック行きを決めた。
 今季は得意のトリプルアクセルを満足に飛べず、スランプに陥りファンをハラハラさせていた。五輪出場の夢をかなえて本人もようやく安心したことだろう。ホッとした表情が印象的だった。
  彼女が本来の姿を取り戻せた理由を、佐野稔JOC強化コーチは3つあげる。

(1)ステップの回数の減少――プログラムを単純化し、トリプルアクセルを気楽に飛べるようにした
(2)ジャンプの方向を変えた――これまでは審査員の近くで飛んでいたが、今回は遠いところで飛んで緊張をやわらげるようにした
(3)ひきしまった体――スリムになり、ジャンプを高くコントロールしやすくなった
   『とにかくトリプルアクセル』に懸けた思いが伝わってくる。

   浅田自身は「この1年、毎日積み重ねて頑張ってきた。たくさんの課題も見つかっている。修正しつつ、いいイメージのまま次の試合に臨みたい」とバンクーバーへの抱負を述べる。

   テリー伊藤が「優等生の滑りだった。オリンピックで勝つとなると別」とさらなる飛躍を期待すると、勝谷誠彦も「もっと攻撃的に行かないとキム・ヨナには勝てない」と注文。

   加藤浩次だけが「のびのびやってほしい」と優しかった。

   彼女には笑顔が似合う。バンクーバーでは全開の真央スマイルを見せてほしい。文  アレマ
J-CASTニュース
  真央、ヨナ打倒の3カ条  五輪でヨナに勝つ !  浅田真央(19=中京大)にとって、バンクーバーでの最大のライバルは同じ90年9月生まれの金妍児(19=韓国)となる。シニア転向後の通算成績は浅田の3勝5敗。現在は3連敗中だが、浅田の自滅が主な敗因だ。今季の演技要素点を比べるとSPでは金に0・5点劣るが、フリーとの合計は1・85点も上回る。金メダルへの3カ条をクリアすれば、浅田は勝てる。

 次は金メダルへの戦いだ。浅田の前に最も大きく立ちはだかるのが、直接対決で3連敗中の金。その最大のライバルと表現力を除いた演技要素点を比べれば、勝つ要素が見えた。ともにスピンやステップなどで最高評価のレベル4を獲得したとするとSP、フリーの合計では基礎点で1・85点も浅田が高い。3回転半を計3度も組み込んだ高難度の構成は、世界女王の金にとっては脅威。勝利への3カ条が浮かび上がった。

  (1)SP首位を逃しても 演技要素点を比べると、SPに関しては金の方が0・5点高い。今月上旬のGPファイナルこそミスして安藤に次ぐ2位となったが、SPで絶対的な強さを発揮して先行逃げ切りというのが、金陣営の思惑だ。だが浅田も小差で食いついていけば、精神的に重圧を感じやすい金がフリーで自滅する可能性も高い。

  (2)ジャンプがカギ ジャンプ以外の基礎点は、SPが16・5点、フリーが16・8点と、2人はまったく同じだ。明暗を分けるのは、やはりジャンプとなる。

  (3)ノーミス 浅田が常々「すべてのエレメンツ(要素)をミスなく演じ切りたい」と話す通りの演技ができれば金メダルにグッと近づく。ミスは出来栄え点でマイナス評価となったり、表現力を示す5項目の得点とも連動しているだけに、ノーミスとなれば、自然と得点が底上げされる。

 もちろん敵は金だけではない。今年3月の世界選手権で銀メダルを獲得したロシェット(カナダ)にはホームアドバンテージがあり、安藤美姫も強敵だ。初めてとなる五輪の舞台で、練習通りの力を発揮できるかが金メダルのカギを握る。
日刊スポーツ
  真央五輪「金メダルがいい」/フィギュア <フィギュアスケート:全日本選手権>◇最終日◇27日◇大阪府門真市・なみはやドーム

 浅田真央(19=中京大)が、女子では史上7人目の4連覇を達成し、文句なしのバンクーバー五輪切符を勝ち取った。ショートプログラム(SP)首位で迎えたフリーもトップの135・50点をマークし、総合204・62点で完全優勝。冒頭で今季絶不調だったトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を決め、初の五輪を前に完全復活をアピールした。同五輪の女子フリーは来年2月25日(日本時間26日)。世界の頂点に立つための戦いが、あらためて始まる。

 両手を突き上げる最後のポーズを決めると、浅田は目を閉じてうなずいた。一息つき、総立ちの観衆の歓声に満面の笑みで応えた。長くつらい1年の最後に、204・62点の高得点をマーク。得点が発表されると再び笑みがはじけた。SPに続き、目には光るものもあった。「ホッとした。金メダルをもらうとうれしい。五輪はやっぱり金メダルがいいと思う。初めての五輪で思い切り楽しみたい」。完全優勝で待望の切符をつかみ、五輪への思いをはせていた。

 冒頭で単発の3回転半をピタリと決めた。次に跳んだのは2回転半−2回転(回転不足とみなされ1回転)トーループ。昨年11月のNHK杯以来、フリーで2度跳び続けた3回転半を、約1年1カ月ぶりに回避した。3回転半は今季、今大会前まで8度跳んで成功は1度だけ。「朝の時点で今日は1回にしようと決めた。2回やるのは負担があるし、それよりも他の部分が大事」。女子初の、フリーで2度の3回転半成功という誇りを一時封印し、勝負に徹した。
     06年トリノ五輪は国際スケート連盟が定めた「05年7月1日時点で15歳」という年齢制限に、わずか87日だけ足らなかった。シニアデビューした05年にGPファイナルを制して「天才少女」と呼ばれた。4年後は金メダル。日本中の期待を背負うようになったが、この4年間は金妍児をはじめ国内外のライバルに苦杯をなめることも多かった。

 銀メダルに終わった07年3月の世界選手権は、表彰式後に会場のトイレで悔し泣きした。同年11月のフランス杯もSP首位ながら、演技内容に納得できずに泣いた。今季は10月のロシア杯で総合5位、150・28点と得点も順位も自己ワーストを更新し、1時間も泣いた。だが負けず嫌いの浅田は、涙を流す度に強くなってリンクに帰ってきた。

 不振を極めた10月のフランス杯、ロシア杯を振り返り「自分のジャンプでなくなっていた。スピンもステップも。でも、そういうのを見直すことができた。この2カ月はすごく充実していた」。挫折を素直に受け止めて、本来のノビノビとした演技を取り戻した。

 幼少のころから自宅のトイレに飾っていた日の丸がある。「日本一になりたい」と念じたが、次第に日本一から世界、五輪へと思いを寄せるようになった。余白には将来の夢をたくさん書き込んだ。それを目にする度に、五輪への思いを新たにした。最大の目標はバンクーバーでの金メダル。浅田が挑戦権をついにつかんだ。【高田文太】
日刊スポーツ
  フィギュア全日本選手権女子、
浅田と鈴木が五輪出場へ
バンクーバー五輪の最終代表選考会を兼ねたフィギュアスケートの全日本選手権は27日、大阪のなみはやドームで女子のフリーを行い、前日のショートプログラム(SP)で首位の浅田真央が合計204.62点で4連覇を飾り、初の五輪出場を決めた。

 SP4位の鈴木明子も合計195.90点の2位に入り、浅田とともに五輪出場を確定した。

 中野友加里が合計195.73点の3位、既に五輪出場が内定している安藤美姫は合計185.44点の4位に終わった。
ロイター
  浅田が全日本選手権4連覇、初の五輪出場 【12月28日 AFP】フィギュアスケート第78回全日本選手権最終日は27日、女子シングルが行われ、浅田真央(Mao Asada)が合計204.62点で4連覇を達成し、2010年バンクーバー冬季五輪出場を決めた。

 ショートプログラム(SP)で2位と0.22点差をつけ、僅差で首位に立っていた浅田はフリースケーティング(FS)でもトップとなる135.50点を記録して合計204.62点で優勝し、初の五輪代表入りを果たした。

 総合得点で浅田は、長年のライバルであり世界女王の金妍児(Yu-Na Kim、キム・ヨナ、韓国)がGPシリーズ第1戦エリック・ボンパール杯(Trophee Eric Bompard 2009)で記録した歴代世界最高得点(210.03点)に迫った。

 GPシリーズ・ファイナル(Figure Skating Grand Prix Series Final 2009-10)で3位だった鈴木明子(Akiko Suzuki)が、合計195.90点で2位に入り、五輪代表入りした。

 3位には195.73点で中野友加里(Yukari Nakano)が、4位には185.44点で安藤美姫(Miki Ando)が入った。安藤はGPシリーズ・ファイナルで日本人最上位の2位に入り、すでに五輪出場を決めていた。

 アイスダンスではキャシー・リード(Cathy Reed)/クリス・リード(Chris Reed)組が3連覇を達成し、初の五輪代表入りを果たした。
(c)AFP
  層厚い日本、複数メダルを=
男女2強が迫れるか−フィギュア
〔五輪・関連〕
 来年2月のバンクーバー冬季五輪で「複数のメダル」を目指すフィギュアスケートの日本代表が27日の全日本選手権後に決まった。男女とも最大枠の3人で臨むのは日本だけ。元世界女王の浅田真央(中京大)と安藤美姫(トヨタ自動車)を筆頭に6人全員が国際大会で表彰台に立った経験を持ち、層は厚い。特に男女の2強が目標にどこまで迫れるか。
 女子は現世界女王の金妍児(韓国)に挑む。今季不振で出遅れた浅田は全日本選手権でようやくらしさを見せた。トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)に復調の兆しがある。少し水をあけられた同学年の宿敵と再び相まみえて勝つカギは、計3度跳ぶつもりでいる大技の成否に尽きる。
 4年前のトリノ五輪で苦い思いをした安藤は磨いてきた表現力を信じ、ジャンプは二の次になった。「4回転は五輪ではやらない」と早々に宣言した。爆発力はなくても、ジャンプの難度を下げる安全策など演技構成の引き出しを増やし、表彰台を狙える位置を安定して保っている。
 男子は今季現役復帰したトリノ五輪王者プルシェンコ(ロシア)の背中を追う。12月のロシア選手権で驚異の270点超えを記録した。勝負するには4回転ジャンプは必須になるだろう。
 日本の2強、高橋大輔(関大大学院)と織田信成(関大)は今季、4回転に関しては対照的な道を歩んだ。高橋は跳び続け、避け続けた織田は全日本選手権でようやく挑んだ。ともに今季の試合での成功はないが、その取り組みの差は大舞台で微妙に行方を左右するかもしれない。
時事通信
  フィギュア:真央ちゃんキッパリ!
五輪でも「金メダルがいいな」
 真央が待ちに待った五輪切符を手に入れた−−。フィギュアスケートの全日本選手権兼バンクーバー五輪代表最終選考会最終日は27日、大阪のなみはやドームで女子フリーが行われ、SP首位の浅田真央(19=中京大)がトップの135・50点をマークし、合計204・62点で4連覇を達成、バンクーバー五輪出場を決めた。06年トリノ五輪は年齢制限で出場できなかったが、4年を経て初めて立つ夢の舞台では、復活したトリプルアクセルで金メダルを狙う。

 大観衆のスタンディング・オベーションが誰が勝者かを示していた。両手を天に突き上げてフィニッシュすると、拍手と歓声のシャワーが一斉に降り注ぐ。重圧から解放された浅田は笑みを浮かべ小さく息を吐き出した。フリー1位の135・50点をマークして合計204・62点で全日本4連覇。文句なしで五輪切符を手に入れた。その瞳はかすかに潤んでいた。

 「ほっとしたのと、うれしかった。一つのミスもできないという思いがあった。初めて五輪に出ることができるので、すごくうれしい」

 バンクーバーへの道を切り開いたのは代名詞の大技だった。ラフマニノフの前奏曲「鐘」に乗って、冒頭のトリプルアクセルを決めた。今季9度試み1度しか決められなかったが、大一番で成功。次のトリプルアクセル−2回転トーループは、安全策からダブルアクセルに。「2回するよりも他の部分に集中しようと思った」。ジャンプが3度も回転不足になるミスはあったものの、表現力が問われる5項目の演技点でただ1人、すべて8点台を叩き出した。
   トリノ五輪を控えた4季前は、GPファイナルで荒川、スルツカヤを撃破するなど氷上の主役を演じながら年齢制限で五輪の舞台を逃した。特例での出場を求める世論も高まったが、当時の山田満知子コーチと浅田、家族の間でも「トリノに出たい」という願望は話題に上らなかった。そして浅田は言った。「これからの4年間は長いと思います」。言葉通り長く険しい五輪ロードだった。

 4年間で身長が5センチ伸びて体のバランスが変わり、得意だったトリプルアクセルもミスが増えた。精神面でも周囲の期待を背負いスケートを楽しめなくなった。昨季の世界選手権ではシニア参戦後初めて表彰台を逃し、今季はGPファイナル出場を逃すなど不振に陥った。タラソワ・コーチに課された今季のテーマは「乗り越える」。今大会に帯同できなかった同コーチから、開幕前に「信じているから頑張りなさい」という手紙を受け取った。栄光と挫折が交錯する中、五輪切符を獲得した今、浅田は「4年間は早かった」と笑った。

 そして、金メダルを胸に言った。「金メダルをもらう時はすごくうれしいし、良かったって思う。(五輪でも)金メダルがいいな」。抱き続けてきた黄金の夢をかなえる準備は整った。(スポニチ)
毎日新聞
  フィギュア:経済効果100億円!
金なら“さらに真央特需”
【浅田真央バンクーバー切符】バンクーバー五輪出場が決まった浅田真央がもたらす経済効果は約100億円と予想される。明治大学政治経済学部の高木勝教授は「浅田選手が五輪に出るのと出ないのでは大きなギャップがある。五輪に出た段階で50億円から100億円の経済効果があるはず。これは1人の選手としては大きい数字」と分析した。

 浅田の演技見たさに現地を訪れる人が増えることで旅行業界に好影響をもたらすのは確実。また国内ではテレビ視聴者が増えるためCM商品の販売増につながり、五輪関連グッズの売り上げの増大も見込まれるという。

 浅田は現在、7社のCMに出演。出演料は1社で推定5000万円といわれるが、大手広告代理店の電通関係者は、今大会を前に「(代表から)落ちたら協賛社は真っ青でしょう。日本の国民も許さない」と話していた。五輪出場を決めたことで浅田が関係する企業の株価もプラスに働く。浅田のマネジメントを担当するIMG幹部は「五輪の代表になればJOC協賛2社が浅田の肖像を使用することも決まっている」と明かした。高木教授は「金メダルを獲得すれば経済効果はもっと大きくなるでしょう」と“真央特需”の可能性を口にしていた。(スポニチ)
毎日新聞
  真央、初五輪だ!笑顔満開決めたV舞  「フィギュアスケート全日本選手権・最終日」(27日、大阪なみはやドーム)
 代表の残り2枠を争う女子はショートプログラム(SP)首位の浅田真央(19)=中京大=がフリーでもトップの得点を出し、合計204・62点で4連覇を達成、悲願の五輪代表を手にした。SP4位の鈴木明子(24)=邦和スポーツランド=が逆転で2位に入り、初の五輪代表に決まった。SP2位の中野友加里(24)=プリンスホテル=は3位に終わり、代表を逃した。すでに五輪代表を決めている安藤美姫(22)=トヨタ自動車=は4位。男子の五輪代表も発表され、高橋大輔(23)=関大大学院、織田信成(22)=関大、小塚崇彦(20)=トヨタ自動車=の布陣となった。
  ◇  ◇
 達成感に満ちあふれていた。天を仰ぐポーズでフリー曲「鐘」を演じ切った浅田は大きく息をついた。軽く笑みを浮かべたその瞳は涙で潤んだ。納得の演技で今季自己ベストのフリー135・50点、合計得点は大台突破の204・62点。追随を許さない圧勝だった。

 「優勝したら決まりなんですか?ひと安心です」。優勝者は五輪内定-という規定さえ、本人は知らなかった。自分の演技追求が、悲願の五輪切符につながった。

 武器であり課題でもあるトリプルアクセル。今季9回挑んで成功1回だった難題をクリアして、波に乗った。「最初のアクセルで落ち着けた。持っている力をすべて出すことができた」-。

 “天才少女”と呼ばれた。小学生時代から難易度の高いジャンプを次々と決めた。15歳だった4年前、GPファイナルを圧勝し、世界一の実力を証明した。それでも、わずか87日という年齢制限の壁が、トリノ五輪の舞台から遠ざけた。
 それから4年。かつての天才少女は試練の道にはまりこんだ。10月のフランス杯で2位、ロシア杯で5位と惨敗。「アクセルだけでなく、すべてのジャンプが、自分のジャンプじゃなかった」。自分を見失っていた。
 初めての挫折。2カ月間、自分自身と向き合った。すべての技を見直し、改良を重ねたプログラムで滑り込んだ。大会前、練習に付き添えないタラソワコーチから手紙を受け取った。「頑張って。信じてる」。その言葉を胸に刻んだ。自身を信じて氷上に立った。

 五輪では女王、キム・ヨナ(韓国)との対戦が待っている。「楽しみもあるし、いい刺激になる。一緒に頑張れるようにしたい」。最高の演技をぶつけ合って勝負を挑む思いだ。
 表彰台の頂点。今季初めて“定位置”に立った。金色に輝く全日本優勝のメダルを胸に「金メダルは本当にうれしい。(五輪でも)やっぱり金メダルがいいと思います」と笑う。バンクーバーで同じ笑顔が弾けるはずだ。
デイリースポーツ
  真央五輪決めた!スランプ乗り越え夢つかんだ ◇フィギュアスケート全日本選手権
 ▽バンクーバー冬季五輪代表最終選考会を兼ねる▽最終日▽27日▽大阪府門真市・なみはやドーム▽女子フリーほか

 浅田真央(19)=中京大=が4連覇し、バンクーバー行きを決めた。15歳だった前回トリノ五輪のシーズンにシニアデビューした天才少女が苦しみながらも初の五輪切符を手に入れた。ライバルキム・ヨナ(19)=韓国=や既に代表に決まっていた安藤美姫(22)=トヨタ自動車=、2位で初代表になった鈴木明子(24)=邦和スポーツランド=らとの優勝争いで、バンクーバーが熱くなる。

 トリプルアクセル2発を1発に絞ってきっちり決めた。真央が大会4連覇で文句なしで初代表を決めた。

 「あっ、そうですか。ひと安心というか。オリンピックの切符を初めて手に入れたので思い切り楽しみたい」。報道陣から代表決定を伝え聞き、ホッと息をついた。

 トリプルアクセルを初めて成功させたのは、小学校6年生の夏。ジュニアより下のノービスBクラスだった。長野・野辺山の新人発掘合宿で大技ジャンプを降りてみせた。城田憲子強化部長(当時)は「この子は早くジュニアに出すと世界が驚いてまねをすると困るので、なるべく隠しておきたい」とほれ込んだほどの超逸材が、ようやく五輪の舞台に立つ。
     4年前のトリノ五輪は年齢制限にわずか87日足らず出られなかった。「どうして真央が出られないのか」との声が起き、その社会的反響を受けた城田強化部長(当時)が国際スケート連盟(ISU)のオッタビオ・チンクアンタ会長に制限撤廃を訴えたが「浅田1人のためにルールは変えられない」と受け入れられず、望みは消えた。

 「オリンピックはトリノだけじゃないから大丈夫」と楽観的だった真央。トリノ五輪で荒川静香さんが金メダルを首に掛ける姿を自宅のテレビで見ながら、4年後のバンクーバー五輪へ思いをはせてた。ただ、ここまで厳しい道のりになると真央本人も予想していなかった。

 数々の困難があった。名古屋から米ロサンゼルス郊外に拠点を移して2年目の07年秋。山火事の炎が借りていた家の数百メートル近くまで及び、母の匡子さんと姉の舞とともに、スケート道具を車につぎ込んで急いで避難したこともあった。最も苦しんだのは今季。得意のジャンプが極度の不振に陥り「焦りや不安とかモヤモヤ感があった」と明かす。GPファイナル進出も初めて逃した。

 追い詰められた状況で選んだのは原点に立ち返ること。タチアナ・タラソワ・コーチの下、モスクワで練習するのではなく、中京大で練習する道を選択した。ザンナ・フォレ・アシスタントコーチに加え、母の存在も力になった。リンクサイドまで降り、いいころの真央の残像を思いめぐらせながらアドバイスを送り、励ましてくれた。今回は来日しなかったタラソワ・コーチからは「信じているわよ。頑張って」と直筆の手紙が届いて勇気づけられた。

 バンクーバー五輪の女子SPは年明け2月23日に行われる。早くから韓国代表に決定している宿命のライバルキム・ヨナと同じ舞台で戦う。「すごく今ワクワクしている」。真央の五輪ロードが幕を開けた。 (中谷秀樹)
中日スポーツ
  浅田真央 復活アクセル 4連覇
手応え胸に大舞台へ
 空中できれいな軸をつくる浅田らしいトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)だった。会場の視線を一身に浴びて跳んだ冒頭の大技。「アクセルは良かったと思う」。SPでは回転不足を取られたが、この日はしっかり回り切って着氷した。

 「ジャンプが決まれば自分も乗ってくるし、プログラムも盛り上がってくる」。タラソワコーチがロシア国民の自由と解放への願いを込めてつくり上げた「鐘」。重いテーマを与えられたのは、高い技術があるからこそ。重厚な旋律に乗って技を決め、今季初めてフリーのプログラムを氷上に描き切った。

 フリーは技術点、演技点ともトップ。200点を超える圧勝で五輪代表を決め、視線はバンクーバーへ。「この全日本をきっかけに修正することはたくさんある」。ジャンプは「良くなってきたが、もうちょっと」と感覚は百パーセントの少し手前。今回は「負担がくる」と2度跳んでいたトリプルアクセルも1度だけにした。回転不足を取られた連続技も今後の課題だ。

 実はロシア杯後、ジャンプを直しながら体も絞り込んだという。わずか数百グラムだが、スケーターにとっては大きな差。あらゆる試行錯誤の末、スランプからはい上がってきた。「いい手応えを手に入れたので、このまま頑張りたい」。歩み続ける。バンクーバーで金の「鐘」を鳴らすために。 (中村彰宏)

<浅田真央(あさだ・まお)> 12歳で世界初といわれる3連続3回転ジャンプに成功。初出場した05年GPファイナルで3回転半に成功して15歳で優勝したが、トリノ五輪は年齢制限で出場できなかった。08年世界選手権で日本5人目の女王。ことし3月の世界選手権4位でシニアで初めて表彰台を逃し、今季も不調が続いていた。中京大1年。163センチ、50キロ。19歳。愛知県出身。
東京新聞
  真央、五輪!苦しんで苦しんで復活V4…
フィギュア
 ◆フィギュアスケート 全日本選手権最終日(27日・大阪なみはやドーム) 女子フリーを行い、26日のショートプログラム(SP)で首位に立った浅田真央(19)=中京大=は大技のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を成功させ135・50点をマーク。合計204・62点のハイスコアで4連覇を飾り、日本スケート連盟のバンクーバー五輪選考基準を満たし、自身初の五輪代表の座をつかんだ。今季陥った不調から完全復活。06年トリノ五輪では年齢制限の壁に出場をはばまれた真央が、念願の五輪での金メダルに挑戦する。

 両手を突き上げてフィニッシュすると、真央は目を潤ませてほっと一息をついた。はじける笑顔は天才少女の原点に戻った証し。5088人の観衆は総立ちだ。「ホッとしているし、すごくうれしい。初めての五輪で思い切り楽しみたい」。SP4位の鈴木明子まで1・28点差以内の大混戦をものにし、初の五輪切符を自力でつかみ取った。

 フリーの曲はラフマニノフの前奏曲「鐘」。重厚で荘厳な調べは「歴史に残るようなものに出会えた」と自らの意思で選んだ勝負曲だ。振り付けたタラソワ・コーチ(62)は不在だが、大会前に「信じているから頑張りなさい」という直筆の手紙をもらっていた。

 最初の3回転半は余裕をもって着氷。回転不足にもならず、今季2度目の大技成功で最高のスタートを切った。次は3回転半と2回転の連続ジャンプを予定していたが、1つ目を2回転半に変更した。「(3回転半)2回は負担になる」と、当日朝に異例の安全策で勝負に徹することを決断した。
     2回転ジャンプで3つ回転不足を取られるミスがあったが、3つのスピンはすべて最高のレベル4。表現力では超ハイレベルな8点台を5連発で今季自己最高の204・62点をたたき出した。国内大会のため参考記録扱いだが、今季初めて200点の大台を突破した。

 98年長野五輪を15歳で制したリピンスキー(米国)を見て五輪にあこがれた。15歳で出場した05年のGPファイナルで初出場優勝。06年トリノ五輪代表候補に名前が挙がったが、「五輪前年の7月1日時点で15歳以上」という年齢制限に87日足りず、代表にはなれなかった。

 バンクーバーを目指して歩んだ4年間は、順風満帆だったわけではない。08年3月の世界選手権を制したが、「そこから自分の力を出し切ることができなかった」。体の成長とともにジャンプの不調に悩み、3月の世界選手権は4位でシニアで初めて表彰台落ち。今季はフランス杯から金妍兒(キム・ヨナ、19)=韓国=に大敗し、ロシア杯は5位でGPファイナル出場を逃した。「ジャンプさえ自分のものにできれば、あとは修正できる」。この2か月は生命線の3回転半の調整に徹した。好調時のビデオをチェックし、練習では一日に最高で15回のジャンプ練習。週末は試合形式の練習方法を取り入れた。さまざまな滑走順を想定し、ウオーミングアップ、6分間練習、本番と、実戦を意識して滑り込んだ。夢舞台への強い思いを胸に「攻める気持ち」を取り戻した。

 五輪本番まであと2か月。その前に四大陸選手権(1月27日開幕、韓国・全州)で弾みを付ける。ライバルの金にも「試合をするのが楽しみ。刺激を受けて自分も頑張る」と宣戦布告した。「今も金メダルを下げているけど、また金メダルが欲しい」。新たな自信を得た真央に怖いものはない。表彰台の頂点を目指し、バンクーバーへまっしぐらに突き進む。

 ◆浅田 真央(あさだ・まお)1990年9月25日、名古屋市生まれ。19歳。中京大体育学部1年。5歳からフィギュアを始め、初出場の02年全日本選手権で女子初の3―3―3回転ジャンプに成功。04年全日本ジュニアでトリプルアクセルを公式戦初成功。05、08年GPファイナル優勝。世界選手権は07年2位、08年優勝、09年4位。08年四大陸選手権優勝。全日本選手権は06年から4連覇。164センチ。血液型B。
スポーツ報知
  真央、バンクーバー本番まで独自調整
聖子会長も容認…フィギュア
 浅田真央(19)=中京大=は五輪本番まで独自調整が認められることになった。日本連盟の伊東秀仁フィギュア部長は、トリノ五輪で行った日本代表陣の事前合宿を行わず、バンクーバー入りまで個々に調整を任せる方針を明らかにした。開会式への出席も免除される方向で、真央は今後も国内で練習を続け、来年1月の四大陸選手権を経てバンクーバー五輪に臨む。

 真央がマイペースを貫いて金取りに挑む。06年トリノ五輪の前は近郊のクールマイヨールで代表陣の事前合宿を行ったが、今回は選手個人のスケジュールを優先。伊東秀仁フィギュア部長は「荒川(静香)が五輪にピークを合わせたように、それぞれのペースでピークを持って行ってほしい」と期待した。

 ロシア杯から10月27日に帰国後、愛知・豊田市の中京大で練習してきた真央は今後も国内で調整を続ける方針。ロシア選手権で今回来日出来なかったタラソワ・コーチも四大陸選手権までに合流する可能性があるという。日本に腰を落ち着けて課題に取り組み、調整試合の四大陸選手権に臨み、打倒・金への準備をすすめる。

 バンクーバー入りも個人の裁量にゆだねられる。今季の不振を見て独自調整を疑問視していた日本連盟の橋本聖子会長は「場合によっては開会式を欠席してもいいと思う」との考えを示した。真央のバンクーバー入りは未定だが、女子の競技が大会後半の2月23日(SP)、25日(フリー)のため、ギリギリまで独自調整することも可能だ。

 早めの現地入りを希望した場合の準備も万全だ。本番の会場、パシフィック・コロシアムはプロアイスホッケーチームの本拠地で、これまでほとんど使用できなかったが、来年2月4日ごろから練習可能となった。日本連盟でもリンクが8面ある「8リンクス」を練習用に確保している。

 真央は年明けからアイスショーやイベント出演をすべて凍結し、五輪に向けて完全集中モードに入る。待ちに待った4年に1度の大舞台。万全の状態でバンクーバーに乗り込む。
スポーツ報知
  真央、最大のライバルはヨナ/フィギュア  フィギュアスケート・全日本選手権最終日が27日、大阪なみはやドームで行われた。来年2月のバンクーバー五輪代表の最終選考を兼ね、女子はショートプログラム(SP)で首位発進したエース浅田真央(19)=中京大=がフリーでもトップの得点を出し、完全V。大会4連覇を達成し、初の五輪代表を手にした。

 真央の金メダル獲りへ向け、最大のライバルは今季好調の金妍児だ。卓越した表現力と優雅なスケーティングで、グランプリ(GP)シリーズ・フランス杯ではフリーと合計得点でISU歴代最高得点を更新して優勝。スケートアメリカではSPの同最高得点を更新して優勝するなど計200点を超える高得点を連発し、他選手を圧倒した。歴史に残るプログラムといわれる「007」をテーマにしたSPで真央が大差で先行を許すと苦しい展開が予想される。

 地元開催となるジョアニー・ロシェット(カナダ)も要注意。強じんな筋力を生かした3回転の2連続ジャンプが武器。今季電撃復帰を宣言したトリノ五輪銀メダルのサーシャ・コーエン(米国)と、元気いっぱいの滑りで急成長する19歳、アリョーナ・レオノワ(ロシア)もメダル候補だ。
サンケイスポーツ
  【真央トーク】終わって「ホッとした」  フィギュアスケート・全日本選手権最終日(27日、大阪なみはやドーム)総立ちの観客が浅田真央(中京大)の復活を祝福した。初の五輪出場を決めた細身の19歳は、安ど感と達成感に満ちた笑顔で応えた。来年2月、バンクーバー五輪の大舞台でも、日本中の期待を背負う。

 −−優勝した
 「無事、終わったんだなと…。うれしさもあったし、ホッとしたのもあった。(大会)4連覇できてうれしい。いい演技で締めくくれて(応援してくれた人たちに)恩返しできた」

 −−緊張は
 「途中からは一つも取りこぼせないと。しっかり跳びたいという思いが強かった」

 −−初の五輪へ
 「この1年積み重ねてやってきた。たくさんの課題も見つかった。修正して生かしたい」

 −−課題は
 「回転不足をとられている、3回転半をしっかり回り切ること」

 −−ライバル金妍児が『浅田は必ず五輪にくる』といっていた
 「五輪では必ず一緒に試合をすることになる。楽しみもある。いい刺激にもなっている。一緒にがんばるようにしたい」

 −−大金持ちがいるとして、いま、ほしいものは
 「昔はよく温泉に行っていたので、プライベートの露天風呂がほしいな」

 −−五輪への思いを
 「自分の考えている課題をしっかり練習して、自分を信じて思い切りがんばりたい」
サンケイスポーツ
  真央、五輪初切符!復活完全V/フィギュア  フィギュアスケート・全日本選手権最終日(27日、大阪なみはやドーム)真央、さぁ夢舞台へ! 来年2月のバンクーバー五輪代表の最終選考を兼ね、女子はショートプログラム(SP)で首位発進したエース浅田真央(19)=中京大=がフリーでもトップの得点を出し、完全V。大会4連覇を達成し、初の五輪代表を手にした。冒頭のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を成功させ、大きなミスなく演じ切った。4年前のトリノ五輪では国際スケート連盟(ISU)の年齢制限に87日足りず、出場できなかった悲願の五輪へ。ついに扉を開けた。

 見ていられない。運命のとき。得点が表示されると、真央は目をギュッと閉じ、そして安どのため息をついた。
 燃焼した演技が終わると、大歓声がわき起こった。包み込むような拍手を受け、瞳いっぱいに涙が浮かぶ。「本当にホッとした。いい演技で締めくくれてよかった…」。

 夢舞台の扉を開く、フリー演技の冒頭。今季ここまで9度挑み、1度しか成功していないトリプルアクセルを決めた。ラフマニノフの前奏曲「鐘」の調べに乗ったジャンプをミスなく着氷。表現力を示す5項目すべてで8点台を出し、復活の鐘を高らかに鳴らした。

 5位に沈み、号泣したロシア杯から2カ月。迷路から抜け出るためには、練習しかなかった。プログラムを改良し、トリプルアクセルを1日最低でも5〜10度跳ぶ過酷な練習に、体重が2キロも減った。今大会、師事するロシア人のタチアナ・タラソワコーチが来日できなかったなか、1人で不安と向き合った。
 今季前、同コーチが真央に与えたテーマは『乗り越える』。試練の時を乗り越えようと、もがく真央に大会前、手紙が届いた。「信じているよ。頑張りなさい」。「ロシアの母」の温かい言葉が綴られたクリスマスカードに、胸が高鳴った。

 家族にも感謝する。週1回の休日にもスケートのことが頭を離れない真央のために、同じフィギュア選手の姉・舞(21)が気分転換の買い物に連れ出してくれた。苦手のSPを乗り切った前夜には「最高だった。明日も大丈夫」とメールと電話で励ましてくれた。真央が初めて見た五輪は98年長野大会。15歳で金メダルを獲得したタラ・リピンスキー(米国)の演技をテレビで見て、舞と「いつか五輪に出よう」と無邪気に語り合った。そんな姉の思いも銀盤に刻んだ。

 4年前のトリノ五輪は、年齢制限があって出場できなかった。あれから身長は5センチ伸び、強いハートも身につけた。五輪では同い年のライバル金妍児(キム・ヨナ、19)=韓国=や安藤美姫(22)=トヨタ自動車=らと優勝を争う。「やっぱり(五輪も)金メダルがいいと思います」。出るだけではない。夢をかなえる五輪のリンクが、真央を手招きする。(佐藤ハルカ)
サンケイスポーツ
  浅田五輪切符
「ヤマ場を一つ乗り越えたうれしさ」
 フィギュアスケート女子の浅田真央(19)=中京大=が27日、全日本選手権(大阪)で4連覇を果たし、来年2月のバンクーバー五輪代表に決まった。4年前のトリノ五輪シーズンに鮮やかに登場して以来、初めてのスランプを克服して立つ夢の舞台。荒川静香に続く日本選手2大会連続の金メダルの期待がかかる。

 代表決定後の記者会見。浅田は「五輪は初めて。ホッとしているし、うれしい。気持ちを引き締め直して臨みたい」とにこやかに話した。

 15歳の2005年、グランプリファイナルで、トリノ五輪の優勝候補と言われていたスルツカヤ(ロシア)を破り、実力は「世界一」と評された。だが、国際スケート連盟の年齢制限で、五輪に出場できなかった。特例で浅田を出すべきではないか、という議論まで起こったほどだ。

 そんな周囲の騒々しさの中、当時の浅田は「年齢制限はあまり気にしてません。バンクーバー五輪で金メダルを目指します」と誓った。

 トリノ後は「もし五輪に出ていたとしても、結果がどうなっていたかは分からない」。まっすぐに10年2月を見据えて歩んできた。
     07年世界選手権2位、08年世界選手権優勝。順調に階段を上ってきたが、今季は前半戦でつまずく。グランプリシリーズのフランス杯は2位、ロシア杯は5位。4季連続で出場してきたグランプリファイナルも進出できなかった。

 ロシア杯から約2カ月間、中京大でジャンプの修正などに時間を費やした。練習がうまくいかず、リンクで涙を流しながら滑ったことも。初めての長いトンネルを、もがき苦しみながら、自力で抜け出した。浅田がさらに強さを増した。
     ◇
 スタンディングオベーションの嵐に包まれ、浅田が演技を終えた。堂々の全日本4連覇。五輪切符を自らもぎ取った。

 シーズン前の目標は、SPで1度、フリーで2度、計3度のトリプルアクセル(3回転半)ジャンプを決めることだった。グランプリ(GP)シリーズは、この呪縛に苦しんだ。SPのアクセルでつまずき、フリーでも崩れる。そんなパターンを繰り返した。

 抜け出す答えは、簡単だった。GPファイナル進出を逃し、全日本の「一発勝負」になることが決まった11月、頭を切りかえた。「フリーの2度のアクセルは、その時の調子によって跳ぶか決める。五輪の選考も、4連覇もかかっているから」。自分が作った呪縛から解き放ってしまえば、楽に臨めた。

 この日、試合前から1度と決めていた冒頭のトリプルアクセルは文句なし。1.40点の加点をもらい、9.60点。総合でただ一人200点を超えた。「ほっとしたのと、うれしかったのと……。五輪代表が決まって、一安心です」。今季初めて取材エリアで笑顔を見せた。

 だが、決して4連覇の喜びに浮かれてはいられない。クリアすべき課題も見える。「全日本では(SPもフリーも)ジャンプの回転不足が多かった。もっと高くて余裕のあるジャンプができるように修正していきたい」

 五輪では世界女王の金妍児(キム・ヨナ)(韓国)らライバルが待っている。実戦不足を補うため、来年1月の四大陸選手権(韓国)にも出場する。すべては五輪で輝くために。万全の準備をして臨む。(坂上武司)
朝日新聞
  「浅田真央、4連覇で初の五輪代表に、
鈴木も初代表」
全日本フィギュアスケート選手権 コメント
   バンクーバー五輪選考会を兼ねる全日本選手権3日目で(27日、なみはやドーム)、女子フリーが行われ、前日のSPでトップに立った浅田真央(19=中京大、左)が、冒頭のトリプルアクセル(3回転半)ートリプルTのコンビネーションジャンプが、トリプルアクセルの単独になったもののこれを決め、その後はノーミスの安定した演技でフリー135・50をマーク、前日SPとあわせて204.62の高得点をマークして全日本4連覇を果たし、初の五輪出場を決めた。浅田は、4年前のトリノ五輪では、年齢制限で出場ができなかった。試合後「(4年間は)早かった」と感慨深く話した。
 
 2位には、今季GPファイナルで3位に入り、SP4位につけた鈴木明子(23=邦和スポーツランド、中)が、トリプルループに成功し次へのつなぎ部分で転倒するミスをしながらも、気持ちを切り替えて滑り切り、総合195・90で入って、こちらも初の代表に決まった。五輪は最後の挑戦としていた中野友加里(24=プリンスホテル)はジャンプ以外の要素をまとめて195・73で3位に入った。代表に決まっている安藤美姫(21=トヨタ自動車、右)は、挑戦する最後のチャンスとしていた4回転は跳ばず、また冒頭のコンビネーションもトリプルーダブルに抑える演技で4位だった。3大会連続五輪出場を目指した村主章枝(AK)は7位だった。 

 またアイスダンスフリーで、キャシー・リード、クリス・リード組(木下工務店ク東京)が合計163・37点で3連覇を果たし、初めての五輪代表を決めた。前日の男子の結果、高橋大輔、小塚崇彦も正式に代表に。織田信成と3人が揃った。選考過程では、男女とも強化委員会の推薦した選手で決まり、伊東フィギュア部長は「前回は、メダル1つだったので(荒川静香の金)今回は是非、複数のメダル獲得を狙いたい」と、抱負を語った。
    (ミックスゾーンの会見から速報)
     「楽しかったし、恥ずかしかった」
  鈴木 実感がない。驚きとともに、凄くうれしい。まだまだ課題がある。しっかり練習してオリンピックで最高の演技ができるようにしたい。(きょうは)滑っていて楽しくて、終ったときにそれが途切れて現実に戻った。こみ上げてくるものがあった。緊張していてジャンプが不安定だったけれど、気持ちを切り替えることができました。転んでしまったときは自分でも笑ってしまったんですけれど、そこから気持ちを後半に、曲想を大切に切り替えて滑っていました。スピン回っているときに、恥ずかしいなと思ったんですけれど、引きずることなく、スピンとスパイラルをはさんでいたので気持ちを切り替えた。(前の演技は)耳には入っていました。そこでは意識することはなく、自分のやりたいスケートをやろうと思っていた。とにかく最高のウエストサイドストーリーをやろうと思っていました。ちょっとおっちょこちょいな演技になってしまいましたが、お客さんが楽しんでくれればと思い、ステップでは歓声がうれしかった。まだ実感がわいてこない。目標にしているものはあったけれど、見せたいものはそれだけではなかった。
     「初めての五輪、思いきり楽しみたい」
  浅田 ほっとしたのとうれしかった。ちょっと不安だった。まだ喜びはできなかった。やはりどうしても回転不足も取られていたので、ああちょっと厳しいかな、と思っていました。アクセルはよかったな、と思います。まだ課題は残りますが。オリンピックもまだ発表されてないので、(優勝者は決まりですがと聞かれ)じゃあ、一安心です。気は抜いてないですが、オリンピックの切符を手に入れたので、初めてのオリンピックで思い切り楽しめればいいのかな、と思います。朝の時点で今回は1回にしようと決めました。2回は負担もあるので一度、としました。ジャンプも修正もしてきましたし、よくなってきていますし、プログラム構成は変えてきましたし、あとはいつも通り無駄なく練習をしてきました。ジャンプが決まらないと、自分の中で焦りやもやもや感があった。でも全日本に向けてじょじょによくなってきていたので、その修正がよくできたのだったと思う。SPは一番のひっかかりだった。本当は喜びたかったが、もう一度フリーにむけて、僅差だったので気を引き締めた。ひとつも取りこぼしはしてはいけないと臨んだ。この4年は早かった。ワールドでチャンピオンになったときはうれしかったけれど、そこから色々、自分の力を出し切れなかったな、という思いがあった。自分は後半型なんで、全日本をきっかけに修正して次の試合にやっていけたらな、と思います。グランプリシリーズが終ってから自分のジャンプではなくなっていたし、スピン、スパイラルの取りこぼしもあった。練習してきたことを出し切れない悔しさを、改めて演技を見返して修正することに注ぎ、それが演技につながった。ジャンプが決まると乗ってくるので、プログラム全体が盛り上がると思う。
        「こんなに緊張することはもう一生ないと思う」
   中野 試合でこんなに緊張にするのかな、と思うくらい、もう一生こんなに緊張することはないだろうな、というくらい緊張しました。今はやっと緊張感から解放されたという気持ちです。ミスはあったが、練習のようにいかないのが試合であって、それは仕方がない。自分としてはミスを少なく終りたかったが冒頭のジャンプをミスしてしまったのが最後まで頭にあった。この2週間、本当に練習をしてこられた。75点くらいかな、と、もっともっとできたのに、と。ジャンプ、スピンももっと早く回れたし、冒頭のルッツもそうですが、アクセルを跳ぼうと思えば跳べたのに・・・自分の中でわだかまりが残るのは確かです。4年前も悔しかったけれど、今回もやはり悔しい。今はまだ次の試合がどの試合になるか分からない、まだ考えたくない。

     (代表決定会見から)
  高橋大輔 納得できる演技ができなかった。四回転を跳ぶこと、そして後半にトリプルを持っていくなどプログラムを少し変えて、とにかく練習あるのみでいく。トリノの時、今思うと、オリンピックの重みがわかっていなくて、心ここにあらず、という感じだったのだと思う。今回は、何をやりたいのか、自分が求めているものをちゃんと考えて過ごしたいと思う。4年前から金メダルを取るといってきた。
 織田 初めての経験ばかりになるし貴重な体験ばかりになる。いい表情で日本に帰ってこられれば、と思います。四回転を跳ぶこと、それと、スピンをもう少し練習したい。今まで夢だった五輪が、きょうから現実になった。わきまえて目標に向かって練習したい。
 小塚 一日、一日を大切に進歩できるように頑張りたい。今回もミスが多かったので、とりこぼしをなくすようにしないといけない。新たな目標に向けて全力疾走したいと思う。最高の舞台で最高の演技を、と思っている。
   浅田 まずはオリンピックが初めてなので楽しみたいと思う。それと、ジャンプも含めてまだまだもう一度、自分の考えている課題を練習して、オリンピックでは、自分を信じて、思い切りがんばれたら、と思います。全てのプログラムをパーフェクトに、ショートもフリーも滑りたい。
  安藤 内定者として違う緊張感を持って臨みました。トリプルートリプルは飛べませんでしたが、内容を大事に滑ろうと思った。2度目のオリンピックに出場させていただけて凄くうれしく思います。今のうれしさをバネに、美姫という選手を世界に見ていただきたいし、台に上れたらうれしいしいい顔で帰ってきたい。トリプルートリプルが練習では跳べていても試合では跳んでいない。これを成功させたい。失敗の少ない中でプログラム構成をコーチと話していきたい。レベルもこぼさないように成長しないといけないと実感した。4年前は、日本の代表としての重みがわかっていなかったと思う。自分の夢で終ってしまってそれで納得した。日本代表として国旗を背負っていくこと、スケーターとしてどうあるべきか、今は自分なりに理解をして、どういう目標を持って4年間過ごしてきたつもりです、同じ失敗をしないように誇りを持って臨みます。4年前にはできなかった感謝の気持ちを込めて滑りたい。
 鈴木 高橋選手、安藤選手のコメントを聞いたら、初出場で喜ぶのはきょうだけ、あすから身を引き締めなおし、自分のスケートをすることを、強い気持ちで臨めるようにしたい。心をこめて滑ること、スタンディングオベーションをバンクーバーでもらいたい。

 キャシー・リード、クリス・リード ペア(アイスダンス) 興奮してます(日本語で)、オリンピックまで時間がありませんが、本番までに、もっと力強い演技ができるようになりたい。すべての選手の憧れである夢がかないました(ドリームカムトゥルー)。このイベントをエンジョイできるように、記憶に残る大会できるように頑張りたいです。(文=増島みどり)
The Stadium
  「初の五輪ワクワク」真央、笑顔満開  大阪・なみはやドームが拍手と歓声に包まれた。
 バンクーバー五輪(カナダ)のフィギュアスケート代表を決める最後の大会となった全日本選手権。4年前、世界の頂点に立ちながら年齢制限のために五輪のリンクに立てなかった浅田真央選手(19)(中京大)が初の五輪切符を手にした。

 浅田選手を中学3年生まで指導した山田満知子コーチ(66)は浅田選手の魅力をこう話す。「見ている人みんなが赤ちゃんの顔をのぞき込むパパやママのような笑顔になる。真央はそんなスケーター」

 5歳からスケートを始め、トリノ五輪直前の2005年にはグランプリファイナルで世界の頂点に立った。15歳だった浅田選手はトリノ五輪には出場できなかったが、「次のバンクーバーに出られたらいい」と屈託なく笑った。日本中が15歳の少女の笑顔に魅了された。

 人気は過熱し、練習リンクにファンが詰めかけた。ジャンプをすると、一斉に携帯電話のカメラからシャッター音が鳴った。満足な練習ができず、姉の舞さん(21)と米ロサンゼルスに渡り、2年間、慣れない外国で試行錯誤を続けた。今年も国際大会では得点が伸びず、世界選手権では表彰台を逃した。舞さんは期待と重圧を背負い込む妹に声をかけた。「真央はロボットじゃない。満足できる練習をしても、失敗しちゃうことはあるんだから」

 4年越しの五輪出場をかけ、重圧が最高潮となった今大会。浅田選手は大きなミスのない演技で全日本4連覇を果たし、五輪出場に花を添えた。「初めての五輪だからすごくうれしい。楽しみだし、ワクワクしている」。表彰台の一番上から観客の声援に手を振った浅田選手は4年前と同じ「真央スマイル」を見せた。
読売新聞
  フィギュア 浅田真央選手が初の五輪代表に  来年2月のバンクーバー冬季オリンピック代表の最終選考会を兼ねたフィギュアスケートの全日本選手権(大阪・なみはやドーム)は27日、最終日を迎え、女子は浅田真央選手(19)が4年連続4度目の優勝を果たし、初のオリンピック代表に決定した。

 2位の鈴木明子選手(24)も初めて代表に選出された。また、4位の安藤美姫選手(22)は、今月上旬に行われたグランプリファイナルで2位になり、すでに2大会連続のオリンピック出場が決まっていた。

 男子の代表には、今大会優勝の高橋大輔選手(23)、2位の織田信成選手(22)、3位の小塚崇彦選手(20)が正式に選ばれた。
日テレNEWS24
2009年12月27日  
  真央「初めてだしワクワク」/フィギュア <フィギュアスケート:全日本選手権>◇最終日◇27日◇大阪府門真市・なみはやドーム

 浅田真央(19=中京大)が、来年2月のバンクーバー五輪出場権を獲得した。ショートプログラム(SP)首位で迎えたこの日のフリーでもトップとなる135・5点をマーク。総合204・62点で完全優勝を果たした。女子では伊藤みどり以来、18年ぶり7人目の4連覇を達成。冒頭で今季10度目の挑戦で2度目の成功となったトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)をピタリと決めると、最後まで大きなミスもなく演じきった。浅田は「五輪に初めて行くことができて、今はうれしく思っています。初めて行く五輪なので楽しみたいし、ワクワクしています」と、声を弾ませた。

 SP4位から総合2位に順位を上げた鈴木明子(24=邦和スポーツランド)が、195・9点で2位に入り、初の五輪出場権を獲得した。

 男子は高橋大輔、織田信成、小塚崇彦、女子は浅田、鈴木、安藤美姫、アイスダンスはキャシー・リード、クリス・リード組が、正式に五輪代表に決まったことが発表された。
日刊スポーツ
  <全日本フィギュア>真央、初の五輪代表
復活の4連覇
 フィギュアスケートのバンクーバー五輪最終代表選考会を兼ねた全日本選手権は27日、大阪府門真市のなみはやドームで女子フリーがあり、ショートプログラム(SP)首位の浅田真央(中京大)が計204.62点で4年連続4回目の優勝を飾った。日本スケート連盟は大会後に開いた理事会で、浅田と、2位の鈴木明子(邦和スポーツランド)、すでに代表が内定していた安藤美姫(トヨタ自動車)の3人を五輪女子代表に決定した。浅田、鈴木は初の五輪代表。安藤は2大会連続出場。

 SP4位でグランプリ(GP)ファイナル3位の鈴木は、計195.90点で2位だった。SP2位の中野友加里(プリンスホテル)が計195.73点で3位。SP3位の安藤は計185.44点で4位だった。

 五輪男子代表は織田信成(関大)、高橋大輔(関大大学院)、小塚崇彦(トヨタ自動車)に決まった。高橋は2大会連続出場、他は初出場。 アイスダンスは米国出身で日本国籍を持つキャシー・リード、クリス・リード組(木下工務店ク東京)が初の代表入りとなった。【デジタルメディア局】
毎日新聞
  真央、小塚らは四大陸選手権へ=
フィギュア〔五輪・関連〕
 日本スケート連盟は27日、フィギュアスケートの世界選手権(2010年3月22〜28日、イタリア・トリノ)と四大陸選手権(10年1月25〜31日、韓国・全州)に派遣する日本代表選手を発表した。
 バンクーバー五輪の直前に行われる四大陸選手権には、同五輪代表の浅田真央(中京大)、鈴木明子(邦和スポーツランド)、小塚崇彦(トヨタ自動車)を派遣。世界選手権はバンクーバー五輪代表の男女各3人とアイスダンス1組のうち、女子の鈴木だけが外れ、代わりに中野友加里(プリンスホテル)が出場する。
時事通信
  真央、初の五輪 鈴木も念願の切符/
フィギュア
 日本スケート連盟は27日、バンクーバー冬季五輪のフィギュアスケート代表を発表し、初出場となる女子の浅田真央(19)=中京大=ら男女各3人とアイスダンス1組が出そろった。浅田は同日、大阪なみはやドームで行われた全日本選手権で4連覇し、日本スケート連盟の選考基準を満たした。

 女子は浅田のほか、安藤美姫(22)=トヨタ自動車=と鈴木明子(24)=邦和スポーツランド、男子は織田信成(22)=関大、高橋大輔(23)=関大大学院、小塚崇彦(20)=トヨタ自動車。アイスダンスはキャシー・リード(22)、クリス・リード(20)=木下工務店ク東京=が代表に決まった。2大会連続代表の安藤、高橋以外は初の五輪代表。

 浅田は15歳だった前回トリノ五輪のシーズンにシニアデビュー。五輪の前哨戦だったグランプリ(GP)ファイナルでは初出場で優勝したが、年齢制限規定で五輪には出場できなかった。

 2008年世界選手権で優勝したが、五輪金メダル候補として迎えた今季は序盤から不振で、昨季優勝したGPファイナルの出場も逃した。しかし、最終選考会を兼ねた全日本選手権で鮮やかに復活。来年2月の五輪本番では同年齢のライバル金妍児(韓国)らとの争いが注目される。
サンケイスポーツ
  【フィギュア】五輪代表6選手の一問一答  来年2月のバンクーバー冬季五輪でフィギュアスケートの日本代表に決まった女子の浅田真央(中京大)、鈴木明子(邦和スポーツランド)、安藤美姫(トヨタ自動車)、男子の高橋大輔(関西大)、小塚崇彦(トヨタ自動車)、織田信成(関西大)の6選手は晴れやかな表情で会見し、喜びを語った。

        ◇

 −−五輪出場が決まった気持ちは

(浅田)初めて五輪に行くことができて、今はうれしい。もう一度気持ちを引き締めて、強い気持ちで五輪に臨みたい。

(鈴木)正直まだ実感があまりないが、驚きとともに、すごくうれしい、全日本は楽しく滑れたけど、課題はたくさんあるので、しっかりと練習していきたい。

(安藤)全日本ではフリーで後半にジャンプのミスが続いて、内定者としてふさわしくない演技をしてしまった。2度目の五輪では、力強い安藤美姫という選手を見ていただきたいし、表彰台に上がれたらいいと思う。

(高橋)心からうれしいと同時に、全日本ではチャンピオンらしい演技はできなかった。この悔しさをばねに、五輪で納得のいく演技ができれば。

(織田)初出場できて本当にうれしい。初めての経験ばっかりだと思うけど、たくさん貴重な経験をして、いい表情で日本に帰りたい。
  (小塚)とにかく一日一日を大切に、毎日一歩一歩練習して五輪に臨みたい。

 −−五輪に向け、とくにどの部分を練習していくか

(高橋)まずは4回転(ジャンプ)の確率を上げること。後は滑り込んで体をいじめて、練習あるのみです。

(織田)僕も4回転を決めるのが1つの目標。あとはスピンでレベルを上げるとGOE(技に対する加点)が取れなかったり、GOEが取れるとレベルが取れなかったりしている点です。

(小塚)全日本では小さいミスが多かったので、それを直していきたい。

(浅田)五輪の前には四大陸選手権もある。高くて余裕のあるジャンプができるように、四大陸で修正していきたい。

(鈴木)全日本ではスピンでの取りこぼしが多くて、思うようなレベルが取れていなかった。プログラム全体の完成度も高めたい。

(安藤)3回転−3回転が練習ではできていても、試合では2本目が2回転になる。スピン、ステップ、スパイラルも、もっともっと練習していきたい。

 −−トリノ五輪のときの教訓は

(高橋)今思うと五輪の重みが分かっていなかった。心ここにあらずだったと思うので、今回は自分が何をしたいか考えながら五輪期間を過ごしたい。

(安藤)私も自分の夢だけで終わってしまった。国旗を背負っていくので、代表としてどうすべきかを理解した上で、4年間過ごしてきたつもり。成長したなと言われるようにしたい。
   −−初出場の4人はどう臨むか

(織田)五輪はやっぱり夢の舞台で、今回、夢から目標に変わった。その辺をきっちりとわきまえていきたい。

(小塚)五輪はずっと目標においてきたので、また新たな気持ちで臨みたい。

(浅田)もう一度、課題をしっかりと練習して、自分を信じて頑張りたい。

(鈴木)高橋さんと安藤さんの話を聞いて、身が引き締まる思い。きょうだけ喜んで、代表としてしっかりと練習を積んでいきたい。

 −−五輪での目標は

(高橋)4年前から言っているように、バンクーバーで「金」を取ることです。

(織田)僕は4回転を目標にしているので、しっかりと4回転を決めたい。

(小塚)最高の舞台で最高の演技をしたい。その目標で今シーズンはやってきている。

(浅田)大きな舞台で自分の持っているすべてのプログラムをパーフェクトに滑ること。ショートプログラムもフリーもすべてを出し切って滑ることです。

(鈴木)心を込めてプログラムを滑ることと、できればバンクーバーの地でスタンディングオベーションをもらいたい。

(安藤)家族や友達への感謝の気持ちを込めて、それを忘れずに最後に「いい演技だった」と思えるようにしたい。もちろん結果も、自分の心の中では強い気持ちを持っていきたい。
MSN産経ニュース
  四大陸選手権に真央、鈴木ら出場/フィギュア  日本スケート連盟は27日、バンクーバー冬季五輪を直前に控えた来年1月27日から韓国で行われる四大陸選手権に五輪代表から女子の浅田真央(中京大)と鈴木明子(邦和スポーツランド)、男子の小塚崇彦(トヨタ自動車)が出場すると発表した。

 五輪後の世界選手権(来年3月・トリノ)の代表は男子が高橋大輔(関大大学院)、織田信成(関大)、小塚の五輪代表と同じメンバーで、女子は浅田、中野友加里(プリンスホテル)、安藤美姫(トヨタ自動車)の3人となった。
サンケイスポーツ
  全日本フィギュア:浅田真央が4連覇…
五輪代表切符獲得
 フィギュアスケートのバンクーバー五輪代表の最終選考会を兼ねた全日本選手権は最終日の27日、大阪・なみはやドームで女子とアイスダンスのフリーを行った。女子はショートプログラム(SP)首位の浅田真央(中京大)がフリーでも1位となり、計204.62点で4年連続4回目の優勝を果たし、五輪代表に選ばれた。4連覇は8連覇の伊藤みどり以来18季ぶり。SP4位の鈴木明子(邦和スポーツランド)が計195.90点、SP2位の中野友加里(プリンスホテル)が計195.73点で3位、SP3位の安藤美姫(トヨタ自動車)が計185.44点で4位。SP6位の村主章枝(AK)は計161.29点で7位に終わった。アイスダンスはオリジナルダンス(OD)まで首位のキャシー・リード、クリス・リード組(木下工務店ク東京)が計163.37点で3連覇を飾った。  

 ◇真央V4、苦しんで初の五輪へ…修正2カ月、実を結ぶ
 浅田がよみがえった。不調のどん底から2カ月間で立ち直り、4連覇。夢舞台への切符をつかんだ。

 冒頭のトリプルアクセル(3回転半)。今季これまで9度試みて成功は1回だけだったが、安定した助走から軽々と跳んでみせた。続く3回転半からの連続ジャンプは一つ目をダブルアクセル(2回転半)に。「2回やるのは負担があるし、他の部分に集中しようと。朝(練習)の時点で決めた」。3連続ジャンプなどで回転不足のミスはあったが、伸びやかな演技で合計200点超えを達成した。

 5位に沈んだ10月下旬のロシア杯後、プログラムを修正した。「構成を変えた。スパイラルやスピンのレベルを取りやすくした」と説明する。フリーでは3回転フリップに入るコースを時計回りから、跳びやすい逆回りに変え、ストレートラインステップは約1秒短縮。スパイラルの姿勢の順序やコースも変え、ジャンプへの助走距離を長くした。この2カ月間を「自分の演技を見直すことができた。毎日が充実していた」と振り返る。

 「3回転半2回」に固執せず、プログラム全体の難度を下げて滑りに余裕を取り戻し、見事な復活。戦略や取り組みを見直すうえで、今季序盤は不振でよかったのかもしれない。「自分は(シーズン後半に強い)後半型。修正することはたくさんあるが、やっていくだけ」。五輪金メダルに向け、希望が膨らんだ。【来住哲司】
 ◇女子の主な五輪代表候補の今季成績◇
(3)浅田真央▽ジャパンオープン(3)(フリー102.94点)▽フランス杯(2)(173.99点)▽ロシア杯(5)(150.28点)▽全日本選手権(1)(204.62点)
毎日新聞
  全日本フィギュア:真央、
五輪切符「ホッと」苦闘の末獲得
 あれから4年。今回は本当に、真央が五輪切符を手に入れた。27日、大阪・なみはやドームで行われたフィギュアスケートの全日本選手権女子シングルで優勝し、バンクーバー五輪出場を決めた浅田真央選手(19)=中京大=は「うれしいのと、ホッとしている。ホッとしたのと、うれしかった」と心境を吐露した。苦しみ抜いた末、自ら勝ち取った代表の座だった。

 浅田選手が世界ジュニア選手権を制したのは、トリノ五輪前年の05年3月。同年のシニアデビュー後は、グランプリ(GP)シリーズ・フランス杯で優勝し、GPファイナルをも制してしまう。ところが、1990年9月生まれの浅田選手は「大会前年の7月1日現在で15歳以上」というトリノ五輪の出場規定を2カ月ほど満たしていなかった。

 「真央ちゃんをオリンピックに」というファンの声。当時の小泉純一郎首相らも疑問の声を上げた。日本スケート連盟は、特例での出場を認めるよう国際スケート連盟に打診した。「年齢制限」は、ある種の社会現象を引き起こした。

 そして今季。シーズンインに際し、「一番大きなオリンピックで、一番いい演技をしたい」。また、「本当にオリンピックシーズンなので頑張りたい。五輪で金メダルを取る目標を変えず頑張りたい」と話したこともある。そして、全日本4連覇を果たしたこの日、「4年間」を問われ、「ウーン」と何度か首をひねった後、「早かったですね。世界選手権で優勝した時はうれしかったけど、それから力を出し切ることができなくて……」と。

 得意としていたジャンプに精彩を欠き、代表選考対象大会だったGPファイナル出場を逃すなど、競技生活で初めて味わうスランプに苦しみ続けた。全日本選手権という最後のチャンスをものにした浅田選手。演技終了後、両手を高々と上げて観衆の声援に応える姿は、達成感と安堵(あんど)感にあふれていた。【栗林創造】
毎日新聞
  フィギュア:世界・4大陸選手権代表に浅田ら  日本スケート連盟は27日、フィギュアスケートの世界選手権(来年3月23〜27日、イタリア・トリノ)と4大陸選手権(来年1月27〜30日、韓国・全州)の代表を発表した。女子の浅田真央(中京大)、男子の小塚崇彦(トヨタ自動車)らが両大会の代表に決まった。代表は次の通り。

 【世界選手権】▽女子 浅田真央(中京大)、中野友加里(プリンスホテル)、安藤美姫(トヨタ自動車)▽男子 高橋大輔(関大大学院)、織田信成(関大)、小塚崇彦(トヨタ自動車)▽アイスダンス キャシー・リード、クリス・リード組(木下工務店ク東京)【4大陸選手権】▽女子 浅田、鈴木明子(邦和スポーツランド)、中野▽男子 小塚、町田樹(関大)、南里康晴(ふくや)▽ペア 高橋成美(アクアリンクちば)マービン・トラン(カナダ)組▽アイスダンス キャシー・リード、クリス・リード組
毎日新聞
  フィギュア:女子五輪代表は安藤、浅田、鈴木  フィギュアスケートのバンクーバー五輪最終代表選考会を兼ねた全日本選手権は27日、大阪府門真市のなみはやドームで最終日が行われ、女子で浅田真央(19)=中京大=が4年連続4回目の優勝を果たした。2位には鈴木明子(24)=邦和スポーツランド=が入った。日本スケート連盟は同日夜の理事会で、この2人と、グランプリファイナル(今月上旬、東京)の銀メダルで代表内定済みで今大会4位の安藤美姫(22)=トヨタ自動車=を加えた3人を代表に決定した。浅田、鈴木は初、安藤は2大会連続の五輪代表。

 アイスダンスは米国出身で日本国籍を持つキャシー・リード(22)クリス・リード(20)組=木下工務店ク東京=が初の代表入り。男子は大会前に内定していた織田信成(22)=関大=と、今大会優勝の高橋大輔(23)=関大大学院、3位の小塚崇彦(20)=トヨタ自動車=の3人が正式に代表に選ばれた。

 バンクーバー五輪のフィギュアスケートは、大会第3日の2月14日(日本時間同15日)から行われる。【石井朗生】
毎日新聞
  全日本フィギュア・談話〔五輪・関連〕 ◇思い切り楽しめればいい
 浅田真央 うれしいのと、ほっとしている気持ち。(SPが)小差だったから一つも取りこぼしてはいけないと思った。全日本に向かうまで毎日が充実していた。それが演技に出た。よく修正できたと思う。初めての五輪は思い切り楽しめればいい。
◇ふわふわした感じ
 鈴木明子 実感がわいていない。ふわふわした感じ。楽しんで演技に入っていた。転んだ時には自分でも笑ってしまった。気持ちを切り替えて滑ることができた。最高のウェストサイド物語が滑れたと思う。
◇いいフィーリング
 安藤美姫 前半はいい緊張感を持ってやれた。後半は悔しいの一言。全体的には気持ちがやっと音楽と調和し、すごくいいフィーリングで終われた。五輪までにベストの練習をして点数が取れる完全な演技をしたい。
◇人生の終わりではない
 村主章枝 最後まであきらめずに臨んだつもり。これがわたしの人生のような気もする。いつか報われるのではないか。これで人生が終わったわけではない。きっと何かプラスになると思う。
◇やれるだけのことはした
 中野友加里 最初のジャンプ(失敗)がもったいなかった。悔しさがないと言えばうそになるが、今やれるだけのことはやった。(五輪を目指すのは)今回が最後。
◇勉強になった
 村上佳菜子 すごく緊張した。もうやりたくない。(最終組の演技は)いい勉強になった。スピンで前の大会と同じミスをしたので、もっと練習したい。
時事通信
  フィギュア・表彰台の3人 バンクーバー五輪代表最終選考会を兼ねたフィギュアの全日本選手権最終日。表彰式で喜ぶ(左から)2位の鈴木明子、優勝した浅田真央、3位の中野友加里(27日、大阪・なみはやドーム)
 【時事通信社】
  浅田、鈴木や高橋ら選出 
スケート・フィギュア五輪代表
 日本スケート連盟は全日本選手権(大阪なみはやドーム)終了後の27日、フィギュアスケートのバンクーバー五輪(2月12日開幕)代表選手を発表した。女子は浅田真央(中京大)安藤美姫(トヨタ自動車)鈴木明子(邦和スポーツランド)、男子は高橋大輔(関大大学院)織田信成(関大)小塚崇彦(トヨタ自動車)のそれぞれ3人。安藤と高橋はトリノ五輪に続き2大会連続の出場となる。

 アイスダンスはキャシー・リード、クリス・リード組(木下工務店ク東京)が五輪切符を獲得した。

 浅田、鈴木、小塚は五輪への調整を兼ねて四大陸選手権(1月・韓国)にも出場する。
日本経済新聞
  五輪代表に高橋、真央ら=
フィギュアスケート〔五輪・関連〕
 日本スケート連盟は27日、来年2月のバンクーバー冬季五輪代表として男子の高橋大輔(関大大学院)ら3人、女子の浅田真央(中京大)ら3人、アイスダンスのキャシー・リード、クリス・リード(木下工務店ク東京)組を発表した。高橋と安藤美姫(トヨタ自動車)が2大会連続の出場で、他は初代表。今季のグランプリ(GP)ファイナル、全日本選手権の結果などから選考した。
 男子の小塚崇彦(トヨタ自動車)は、1968年グルノーブル五輪に出場した父、嗣彦さんに続き、親子2代の代表となった。代表は次の通り。
 【男子】▽高橋大輔(関大大学院)=2大会連続2度目▽織田信成(関大)=初▽小塚崇彦(トヨタ自動車)=初
 【女子】▽浅田真央(中京大)=初▽安藤美姫(トヨタ自動車)=2大会連続2度目▽鈴木明子(邦和スポーツランド)=初
 【アイスダンス】▽キャシー・リード、クリス・リード(木下工務店ク東京)組=初。
時事通信
  真央、初の五輪 鈴木も念願の切符/
フィギュア
 日本スケート連盟は27日、バンクーバー冬季五輪のフィギュアスケート代表を発表し、初出場となる女子の浅田真央(19)=中京大=ら男女各3人とアイスダンス1組が出そろった。浅田は同日、大阪なみはやドームで行われた全日本選手権で4連覇し、日本スケート連盟の選考基準を満たした。

 女子は浅田のほか、安藤美姫(22)=トヨタ自動車=と鈴木明子(24)=邦和スポーツランド、男子は織田信成(22)=関大、高橋大輔(23)=関大大学院、小塚崇彦(20)=トヨタ自動車。アイスダンスはキャシー・リード(22)、クリス・リード(20)=木下工務店ク東京=が代表に決まった。2大会連続代表の安藤、高橋以外は初の五輪代表。

 浅田は15歳だった前回トリノ五輪のシーズンにシニアデビュー。五輪の前哨戦だったグランプリ(GP)ファイナルでは初出場で優勝したが、年齢制限規定で五輪には出場できなかった。

 2008年世界選手権で優勝したが、五輪金メダル候補として迎えた今季は序盤から不振で、昨季優勝したGPファイナルの出場も逃した。しかし、最終選考会を兼ねた全日本選手権で鮮やかに復活。来年2月の五輪本番では同年齢のライバル金妍児(韓国)らとの争いが注目される。
サンケイスポーツ
  もう一度チェック 五輪フィギュア日本代表  【男子】
 ◆織田 信成(おだ・のぶなり)05年世界ジュニア選手権優勝。06年世界選手権4位。07年の酒気帯び運転による出場停止処分などを経て昨季復帰し、全日本選手権初優勝。GPシリーズ通算5勝は日本男子最多。戦国武将、織田信長の末裔。関大4年。1メートル64、56キロ。22歳。大阪府出身。

 ◆高橋 大輔(たかはし・だいすけ)02年に世界ジュニア選手権優勝。06年トリノ五輪は8位。07年世界選手権で日本男子初の銀メダル。昨年10月の練習中に右ひざ前十字靱帯断裂の大けがを負ったが、手術を経て今季復帰を果たした。関大大学院。1メートル65、59キロ。23歳。岡山県出身。

 ◆小塚 崇彦(こづか・たかひこ)05〜06年シーズンにジュニアGPファイナル、世界ジュニア選手権の2冠。昨季にGP初勝利。父親の嗣彦さんは68年グルノーブル冬季五輪代表、母親の幸子さんは全日本選手権メダリスト。中京大3年、トヨタ自動車。1メートル70、62キロ。愛知県出身。20歳。

 【女子】
 ◆安藤 美姫(あんどう・みき)02年に女子では世界で初めて4回転ジャンプに成功。16歳で全日本選手権を初制覇。06年トリノ五輪は15位。その後、モロゾフ・コーチに師事し、世界選手権で07年に初優勝、09年は3位。中京大4年、トヨタ自動車。1メートル62、50キロ。22歳。愛知県出身。

 ◆浅田 真央(あさだ・まお)12歳で世界初と言われる3連続3回転ジャンプを成功。初出場した05年GPファイナルで3回転半を成功して15歳で優勝したが、トリノ五輪は年齢制限で出場できなかった。08年世界選手権で日本5人目の女王。ことし3月の世界選手権4位でシニアで初めて表彰台を逃し、今季も不調が続いていた。中京大1年。1メートル63、50キロ。19歳。愛知県出身。

 ◆鈴木 明子(すずき・あきこ)01年ジュニアGPファイナルで3位。東北福祉大に進学した03年に摂食障害で体重が15キロも激減。GPは初出場した昨季のNHK杯で2位、今季の中国杯で初優勝。過去の全日本選手権は4位が最高。邦和スポーツランド。1メートル61、48キロ。24歳。愛知県出身。
スポーツニッポン
  フィギュアスケート五輪代表選手の略歴
〔五輪・関連〕
 【男子】
 高橋 大輔(たかはし・だいすけ)関大大学院在学中。02年世界ジュニア選手権優勝。初出場のトリノ五輪は8位。07年世界選手権で日本男子最高の銀メダルを獲得した。08年10月、右ひざを負傷し、同11月に手術。昨季を棒に振った。165センチ、岡山県出身。23歳。
 織田 信成(おだ・のぶなり)関大在学中。04〜05年シーズンの世界ジュニア選手権を制し、05〜06年はNHK杯、四大陸選手権に優勝、世界選手権4位。トリノ五輪代表は惜しくも逃した。戦国時代の武将、織田信長の末裔(まつえい)として知られる。164センチ。大阪府出身。22歳。
 小塚 崇彦(こづか・たかひこ)トヨタ自動車所属。中京大在学中。06年世界ジュニア選手権優勝。08年にスケートアメリカでグランプリ(GP)シリーズ初優勝し、同年のGPファイナルで2位に入った。父・嗣彦さんは元五輪代表で母・幸子さんも元選手。170センチ、愛知県出身。20歳。
 【女子】
 浅田 真央(あさだ・まお)中京大在学中。05年に世界ジュニア優勝。同シーズンに15歳でGPファイナルを初制覇した。06年のトリノ五輪は年齢制限のため出場できなかった。全日本選手権4連覇中。08年には四大陸選手権と世界選手権で初優勝した。姉の舞もフィギュアスケート選手。163センチ。19歳。愛知県出身。

 安藤 美姫(あんどう・みき)トヨタ自動車所属、中京大在学中。02年12月のジュニアGPファイナル(3位)で女子の競技会では世界初の4回転ジャンプ(サルコー)に成功。03年全日本選手権で4回転を決めて初優勝し、04年も連覇。トリノ五輪は15位。東京での07年世界選手権で初優勝した。162センチ。愛知県出身。22歳。
 鈴木 明子(すずき・あきこ)邦和スポーツランド所属。07年にユニバーシアード冬季トリノ大会で優勝。08年にグランプリ(GP)シリーズ初出場のNHK杯で2位と躍進。09年は中国杯でGPシリーズ初優勝を遂げ、GPファイナルで3位に入った。161センチ。愛知県出身。24歳。
 【アイスダンス】
 キャシー・リード、クリス・リード 木下工務店クラブ東京所属。姉弟のアイスダンスペア。父は米国人、母は日本人。07年から全日本選手権3連覇。世界選手権は08、09年と2季連続で16位。ともに米国出身。キャシーは168センチ、22歳。クリスは185センチ、20歳。
時事通信
  フィギュア 6選手が五輪内定 日本スケート連盟は理事会を開き、バンクーバーオリンピック、フィギュアスケート女子シングルの代表に、浅田真央選手、鈴木明子選手、それに安藤美姫選手の3選手が内定したと発表しました。一方、男子シングルのオリンピック代表には小塚崇彦選手、高橋大輔選手、それに織田信成選手の3選手が内定したと発表しました。
NHK
  フィギュア:女子五輪代表は安藤、浅田、鈴木  フィギュアスケートのバンクーバー五輪最終代表選考会を兼ねた全日本選手権は27日、大阪府門真市のなみはやドームで最終日が行われ、女子で浅田真央(19)=中京大=が4年連続4回目の優勝を果たした。2位には鈴木明子(24)=邦和スポーツランド=が入った。日本スケート連盟は同日夜の理事会で、この2人と、グランプリファイナル(今月上旬、東京)の銀メダルで代表内定済みで今大会4位の安藤美姫(22)=トヨタ自動車=を加えた3人を代表に決定した。浅田、鈴木は初、安藤は2大会連続の五輪代表。

 アイスダンスは米国出身で日本国籍を持つキャシー・リード(22)クリス・リード(20)組=木下工務店ク東京=が初の代表入り。男子は大会前に内定していた織田信成(22)=関大=と、今大会優勝の高橋大輔(23)=関大大学院、3位の小塚崇彦(20)=トヨタ自動車=の3人が正式に代表に選ばれた。

 バンクーバー五輪のフィギュアスケートは、大会第3日の2月14日(日本時間同15日)から行われる。【石井朗生】
毎日新聞
  女子は鈴木、男子は小塚…
バンクーバー3人目
 バンクーバー五輪代表最終選考会を兼ねたフィギュアスケートの全日本選手権が27日、大阪・なみはやドームで行われ、注目の女子代表には、全日本4連覇を達成した浅田真央(19)(中京大)と、逆転で2位に入った鈴木明子(24)(邦和スポーツランド)が決まった。

 今月初めのグランプリ(GP)ファイナルで2位に入り、すでに内定を得ていた安藤美姫(22)(トヨタ自動車)と合わせ、これで女子3代表が出そろった。

 浅田と鈴木は五輪初出場、安藤は2大会連続2度目となる。

 男子は、全日本選手権を制した高橋大輔(23)(関大大学院)、同3位の小塚崇彦(20)(トヨタ自動車)と、GPファイナルで2位に入りすでに内定を得ている織田信成(22)(関大)の3人。

 高橋は2大会連続2度目、織田と小塚は初出場。
読売新聞
  <全日本フィギュア>
真央、初の五輪代表 復活の4連覇
 フィギュアスケートのバンクーバー五輪最終代表選考会を兼ねた全日本選手権は27日、大阪府門真市のなみはやドームで女子フリーがあり、ショートプログラム(SP)首位の浅田真央(中京大)が計204.62点で4年連続4回目の優勝を飾った。日本スケート連盟は大会後に開いた理事会で、浅田と、2位の鈴木明子(邦和スポーツランド)、すでに代表が内定していた安藤美姫(トヨタ自動車)の3人を五輪女子代表に決定した。浅田、鈴木は初の五輪代表。安藤は2大会連続出場。

 SP4位でグランプリ(GP)ファイナル3位の鈴木は、計195.90点で2位だった。SP2位の中野友加里(プリンスホテル)が計195.73点で3位。SP3位の安藤は計185.44点で4位だった。

 五輪男子代表は織田信成(関大)、高橋大輔(関大大学院)、小塚崇彦(トヨタ自動車)に決まった。高橋は2大会連続出場、他は初出場。 アイスダンスは米国出身で日本国籍を持つキャシー・リード、クリス・リード組(木下工務店ク東京)が初の代表入りとなった。【デジタルメディア局】
毎日新聞
  CM、視聴率…「真央ちゃん五輪」にひと安心!  【フィギュア全日本選手権】浅田真央の五輪出場を前提に、ここ数年準備を進めてきた広告関係者も“予定通り”の結果に安堵感をにじませた。契約する7社のテレビCMに登場する浅田は、1本5000万円ともいわれる出演料で、タレントの上戸彩ら芸能人のトップクラスと肩を並べるスター。専任契約する大手広告代理店の電通関係者は、全日本選手権を前に「落ちたら協賛社は真っ青でしょう。日本の国民も許さない」と話していた。

 日本人にとって浅田は、今回の五輪の主役。万が一、代表から漏れることがあれば、広告だけでなく、テレビ視聴率なども含めた社会的関心を失いかねない事態だった。

 マネジメントを担当するIMG幹部は「五輪の代表になればJOC協賛社の2社が浅田の肖像を使用することも決まっている」と明かした。“真央ちゃんスマイル”は、今後もちまたにあふれかえることになりそうだ。
スポーツニッポン
  浅田が4連覇、初の五輪出場決める 
フィギュア全日本女子
 バンクーバー五輪代表の最終選考会を兼ねたフィギュアスケートの全日本選手権は27日、大阪なみはやドームで女子フリーを行い、ショートプログラム(SP)1位の浅田真央(中京大)は大きなミスなく演技をまとめて135.50点、合計204.62点として大会4連覇を達成。初の五輪代表に決まった。

 鈴木明子(邦和スポーツランド)が合計195.90点で2位、0.17差の195.73点の中野友加里(プリンスホテル)が3位。すでに五輪代表入りが決まっている安藤美姫(トヨタ自動車)は合計185.44点の4位だった。村主章枝(AK)は7位となり、3大会連続の五輪出場はならなかった。
日本経済新聞
  浅田真央4連覇で初の五輪代表 
女子の3人目は鈴木
 バンクーバー冬季五輪代表の最終選考会を兼ねたフィギュアスケートの全日本選手権最終日は27日、大阪なみはやドームで行われ、代表の残り2枠を争う女子はショートプログラム(SP)首位の浅田真央(中京大)がフリーでもトップの得点を出し、合計204・62点で4連覇を達成、初の五輪代表を手にした。

 SP4位の鈴木明子(邦和スポーツランド)が合計195・90点で逆転の2位に入り、初の五輪代表に決まった。SP2位の中野友加里(プリンスホテル)は鈴木と0・17点差の3位に終わり、代表を逃した。すでに五輪代表を決めている安藤美姫(トヨタ自動車)は4位に終わり、3大会連続での五輪出場を目指した村主章枝(AK)は7位だった。

 男子の五輪代表も発表され、高橋大輔(関大大学院)織田信成(関大)小塚崇彦(トヨタ自動車)の布陣。アイスダンスはフリーを行い、キャシー・リード、クリス・リード組(木下工務店ク東京)が合計163・37点で3連覇を果たし、初の五輪代表を決めた。
47NEWS
  浅田真央、4連覇で初の五輪へ=
2位の鈴木も初代表に−全日本フィギュア
 来年2月のバンクーバー冬季五輪代表最終選考会を兼ねたフィギュアスケートの全日本選手権最終日は27日、大阪・なみはやドームで行われ、女子は浅田真央(19)=中京大=が4年連続4度目の優勝を果たし、日本スケート連盟の選考基準を満たして初の五輪代表に決定した。
 安藤美姫(22)=トヨタ自動車=はグランプリ(GP)ファイナル2位で既に2大会連続の五輪出場が決まっていた。女子の3人目には今大会で2位に入った鈴木明子(24)=邦和スポーツランド=が初選出された。
 男子は全日本優勝の高橋大輔(23)=関大大学院=、織田信成(22)=関大=とともに、今大会3位の小塚崇彦(20)=トヨタ自動車=が初めて代表に選ばれた。
 アイスダンスは今大会優勝のキャシー・リード、クリス・リード(木下工務店ク東京)の姉弟組が初出場する。
時事通信
  真央よみがえった!
全日本4連覇で初の五輪決めた…
フィギュア
 ◆フィギュアスケート 全日本選手権最終日(27日・大阪なみはやドーム) 女子のフリーを行い、ショートプログラム(SP)でトップに立った浅田真央(19)=中京大=が204・62の高得点をマークし、大会4連覇を達成。日本スケート連盟の2010年バンクーバー五輪代表選考基準を満たし、初の五輪出場を決めた。

 2008年世界選手権金メダルの浅田は今季、得意のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)に失敗が続き、グランプリ(GP)シリーズではフランス杯で2位に入ったものの、金妍兒(19)=韓国=に大差をつけられ、ロシア杯でも5位と低迷。シニア入り以降初めてGPファイナルへの出場を逃すなど不調が目立っていたが、今大会ではSPでわずかに回転不足と判定されながらもトリプルアクセルをしっかりと跳び、今季自己最高の69・12を出した。

 この日のフリーでも、冒頭で単発ながらトリプルアクセルを決め、大きなミスなく演技をまとめて後続を突き放し、日本第一人者の地力を見せつけた。

 2位は鈴木明子(24)=邦和スポーツランド=が195・90でSP4位から順位を2つ上げ、初の五輪出場を手にした。SP2位の中野友加里(24)=プリンスホテル=は195・73でわずかに鈴木に及ばず3位。前回のトリノ五輪に続き、僅差で五輪に手が届かぬ悲運に泣いた。すでに五輪出場が内定している安藤美姫(22)=トヨタ自動車=は185・44で4位だった。

 浅田真央「五輪代表に決まって今すごくほっとしている。いい演技で締めくくることができて、すごくうれしい。集中できた。全日本まで毎日が充実していた。初めての五輪は、思い切り楽しむことができればいい」

 安藤美姫「後半にミスなく滑ろうと思いすぎて空回りした。今季のフリーの中で一番よくなかった。来年はスケーターとしてもう一つ上のレベルに行きたい」

 ◆浅田真央(あさだ・まお) 1990年9月25日、名古屋市生まれ。19歳。中京大体育学部1年。5歳からフィギュアを始め、初出場の02年全日本選手権で女子初の3―3―3回転ジャンプに成功。04年全日本ジュニアでトリプルアクセルを公式戦初成功させ、ジャンプの天才少女として注目を浴びる。05、08年GPファイナル優勝。世界選手権は07年2位、08年優勝、09年4位。全日本選手権は06年から3連覇中。164センチ。血液型B。
スポーツ報知
  全日本フィギュア、浅田4連覇で五輪代表 
2位の鈴木も
 フィギュアスケートの全日本選手権最終日が27日、大阪・なみはやドームであり、女子は今季不振だった浅田真央(中京大)が4連覇を達成し、来年2月にあるバンクーバー冬季五輪の代表に決まった。浅田はこの日のフリーで135.50点の1位となり、前日のショートプログラム(SP)との合計で204.62点の高得点をマーク。グランプリ(GP)ファイナル3位の鈴木明子(邦和スポーツランド)がSP4位から順位を上げて2位。3位に中野友加里(プリンスホテル)、4位に安藤美姫(トヨタ自動車)が入った。3大会連続の五輪出場をめざした村主章枝(AK)は7位だった。

 アイスダンスは、規定、オリジナルダンス(OD)、フリーを通じて首位を守ったキャシー・リード、クリス・リード組(木下工務店ク東京)が合計163.37点で3連覇した。

 日本スケート連盟はこの日、五輪代表を発表。トリノに続き金メダルが期待される女子は、浅田と鈴木、GPファイナル2位ですでに内定を得ていた安藤の3人。浅田は2006年のトリノ五輪は、前年の7月1日を15歳で迎えなければならないという国際スケート連盟の規定に年齢が2カ月余り足りずに出場できず、今回が初出場。安藤はトリノに続き2度目、鈴木は初の五輪となる。

 男子代表には、全日本選手権優勝の高橋大輔(関大大学院)、GPファイナルと全日本で2位の織田信成(関大)、全日本3位の小塚崇彦(トヨタ自動車)が決まった。高橋は2大会連続、織田と小塚は初出場。アイスダンスは、米国生まれで日本人の母親を持つキャシー・リード、クリス・リード組が選ばれた。

     ◇

 日本スケート連盟は27日、来年3月の世界選手権(イタリア・トリノ)の代表を発表した。男子は高橋大輔、織田信成、小塚崇彦。女子は浅田真央、安藤美姫、中野友加里。また、1月末の四大陸選手権(韓国・全州)代表には、男子は小塚、町田樹(関大)、南里康晴(ふくや)、女子は浅田真、中野、鈴木明子、ペアは高橋成美、マービン・トラン組(アクアリンクちば、カナダ)。アイスダンスはキャシー・リード、クリス・リード組が世界選手権、四大陸選手権ともに出場する。世界ジュニア選手権(3月、オランダ・ハーグ)代表には、男子は羽生結弦(宮城ク)、女子は村上佳菜子(グランプリ東海ク)、ペアは高橋、トラン組が選ばれた。
朝日新聞
  浅田、初の五輪出場 
全日本優勝で切符つかむ
 フィギュアスケート女子の浅田真央(19)=中京大=が27日、大阪なみはやドームで行われた全日本選手権で4連覇を果たし、日本スケート連盟の選考基準を満たしてバンクーバー冬季五輪代表に決まった。浅田は初の五輪出場となる。

 浅田は15歳だった前回トリノ五輪のシーズンにシニアデビュー。五輪の前哨戦だったグランプリ(GP)ファイナルに初出場で優勝するなど、世界トップクラスの実力を示しながら、年齢制限規定で五輪に出場できなかった。

 2008年の世界選手権優勝などの実績を重ねたが、五輪の金メダル候補として迎えた今季は序盤から不振で、昨季優勝したGPファイナルの出場も逃した。しかし、五輪代表の最終選考会を兼ねた全日本選手権で鮮やかに復活。来年2月の五輪本番では同年齢のライバルキム・ヨナ(韓国)や既に代表に決まっていた安藤美姫(22)=トヨタ自動車=らとの優勝争いが注目される。
デイリースポーツ
  浅田真央、初の五輪代表に決定/フィギュア  バンクーバー冬季五輪代表の最終選考会を兼ねるフィギュアスケートの全日本選手権第3日が27日、大阪なみはやドームで残り2枚の五輪切符を争う注目の女子フリーを実施。前日のショートプログラム(SP)でトップだった浅田真央(19)=中京大=が204.62点で優勝。自身初の五輪代表を優勝で決め、大会4連覇も達成した。

浅田真央の話
「いい演技で締めくくることができて、すごくうれしい。集中できた。五輪が懸かっていて、失敗してはいけないという思いがあった。課題はあるが、4連覇できたので次は5連覇できるよう頑張りたい」

 浅田は初日のSP終了時に「(フリーへ)気を抜かずに臨みたい」と話していたとおり、序盤のジャンプで小さなミスはあったものの、その後は最後までミス無く完璧に演じきった。観客からの割れんばかりの拍手に嬉しさからと安堵感からとも取れる笑顔を見せていた。

 SP3位で五輪初出場を狙った鈴木明子(24)=邦和スポーツランド=はジャンプをミスしてしまい転倒してしまう場面もあったが195.90点で2位に入った。演技終了後には満面の笑みを見せリンクを後にし、2位の得点が発表されると大粒の涙を流した。鈴木は2位に入ったことで代表入りが有力となった。

 初日のSPで首位浅田とわずか0.22ポイント差の68.90点を記録し、2位につけていた中野友加里(24)=プリンスホテル=は大きなミスも無くしっかりと演技をまとめ195.73点で3位だった。
 五輪代表に内定している安藤美姫(21)=トヨタ自動車=は終盤にミスをしてしまい185.44点と得点を伸ばすことができず4位に終わった。
 SPで6位と出遅れてしまった村主章枝(28)=AK=は序盤にジャンプを大きくミスしてしまい得点を伸ばすことが出きず161.29点で7位に沈み3度目の五輪出場はならなかった。

 バンクーバー冬季五輪代表は(1)今大会で3位以内(2)GPファイナル進出者(3)今大会終了時も世界ランキング上位3選手を選考大賞としている。男子では織田信成、高橋大輔が代表入りが決定しており、小塚崇彦の代表入りが確実となっている。女子は安藤美姫が代表入りを決めており、今大会で優勝した浅田真央は代表決定的で(2)、(3)を満たしている鈴木明子の代表入りが有力となった。午後9時頃には男女各3人の選手が正式に発表される予定となっている。
サンケイスポーツ
  浅田が中野上回りトップに…フィギュア女子   フィギュアスケートの全日本選手権・女子フリーは27日、ショートプログラム(SP)首位発進の浅田真央(中京大)が24選手中21番目に登場、大きなミスもなく総合204・62点をマークしてトップに立った。

 19番目に滑走したSP2位の中野友加里(プリンスホテル)は総合195・73点で、現在2位。既に五輪代表内定を得ているSP3位の安藤美姫(トヨタ自動車)は、総合185・44点で3位となっている。

 SP4位の鈴木明子(邦和スポーツランド)は23番目に滑る。
読売新聞
  五輪かけた戦い、フィギュア女子フリー始まる  フィギュアスケートのバンクーバー五輪代表最終選考会を兼ねる全日本選手権は27日午後、大阪府門真市のなみはやドームで女子フリーが始まった。

 一足早く安藤美姫(トヨタ自動車)が五輪代表内定を得ており、残る2枠をかけた争い。今大会の優勝者は自動的に代表入りが決まるが、ショートプログラム(SP)の上位4人が1・28点差以内にひしめく大混戦で、最後まで目を離せない展開となりそうだ。

 有力選手の順番は、〈19〉中野友加里〈20〉安藤美姫〈21〉浅田真央〈22〉村主章枝〈23〉鈴木明子――となっている。
読売新聞
  真央スマイル見せた!SP首位で五輪王手!  笑って泣いて、夢舞台がくっきりと見えてきた。フィギュアスケートの全日本選手権兼バンクーバー五輪代表最終選考会第2日は26日、大阪・なみはやドームで女子ショートプログラム(SP)などが行われ、初の五輪代表を狙う浅田真央(19=中京大)が、69・12点をマークして首位に立った。冒頭のトリプルアクセルが回転不足となったものの、大きなミスなくまとめて大不振から復活。上位4人が1・28点差にひしめく大激戦だが、27日のフリーで大技を完ぺきに決めて、五輪切符をつかみ取る。

 不安を吹き飛ばした喜びと、重圧から解き放たれた安ど感が浅田の中で交錯していた。2分50秒の演技を終え、今季初めて満面のスマイルを浮かべた浅田だが、大歓声を浴びるうちに目を潤ませた。国際連盟公認大会でないため参考記録扱いながら、今季自己ベストの69・12点で首位発進。「観客の方と一体になって滑れた。SPが一番のキーになると思っていたけど、乗り越えたうれしさがある。納得いく演技ができた」。こみあげてくるさまざまな思いで声を震わせながら、大きな壁を乗り越えた演技を喜んだ。
     声援を送ってくれるファンに向かって跳んだ。SP冒頭のトリプルアクセル―2回転トーループはこれまでジャッジ席の前で跳んでいたが、構成を微修正した今大会は反対側の観客席前で舞い上がった。「落ち着いていこうと思っていた。一応、跳ぶことができたし、スカっとした」。トリプルアクセルは回転不足の判定だったものの、クリーンに着氷。転倒せずに乗り切ると「仮面舞踏会」の重厚なワルツに乗って、大きなミスなく苦手のSPをまとめた。

 勝負の五輪シーズンはまさかの大不振だった。GPシリーズ初戦のフランス杯でライバル、キム・ヨナ(19=韓国)に完敗。続くロシア杯では5位に沈没してシニア参戦後、初めてファイナル出場を逃した。ロシアから失意とともに帰国して約2カ月。周囲には「全日本が待ち遠しかった。久しぶりの試合なので楽しみ」と強がったが、それまでの道のりは不安との戦いだった。2カ月の実戦ブランクに加えタラソワ・コーチも不在、そして大不振の記憶…。今大会まで不振が続いた場合に備え、3回転半―2回転に代わる難度を下げた3回転ループ―2回転ループも用意したという。だが、さまざまなマイナス要素をぶっつけ本番の舞台で見事にぬぐい去り、楽しく舞ってトリノ五輪シーズンの話題をさらった4年前の初々しい笑顔をも取り戻した。

 代表に内定している安藤を含めた上位4人が1・28点差にひしめく大激戦の中、わずかにリードして27日のフリーを迎える。トリノは年齢制限に阻まれて出場すらできなかったが、全日本4連覇なら文句なしで代表入りだ。「五輪切符を獲るつもりで頑張ってやってきた。すごくいい状態なので、この感じのままいきたい」。こだわり続けたトリプルアクセルも、もちろんプログラムに組み込む予定。4年間待たされた夢舞台を目指して、真央が高く舞い上がる。

 ▼バンクーバー五輪への道 女子の代表選考がかつてない大激戦の様相を呈してきた。GPファイナルで安藤が内定し、残るは2枠。今大会で安藤以外が優勝すれば代表に決定する。残る1枠は(1)全日本選手権3位以内(2)GPファイナル出場選手(3)全日本選手権終了時の世界ランク日本人上位3人を対象に選考される。また、過去の世界選手権6位以内の実績も考慮される。今年のファイナル出場を逃した浅田は、08年世界選手権金メダル、同年GPファイナル優勝など過去の実績が群を抜いているため、優勝を逃しても代表入りが有力。ファイナルに進めず今季のGPシリーズの最高得点、最高順位が浅田、鈴木の2人に及ばない中野と村主は、優勝以外での代表入りは厳しい状況だ。中野、村主のいずれかが優勝した上で、ファイナル銅メダルの鈴木が浅田を上回った場合、最後の1枠の選考は難しくなりそうだ。
Number
  フィギュア=全日本選手権女子、
浅田がSP首位
 [26日 ロイター] バンクーバー五輪の最終代表選考会を兼ねたフィギュアスケートの全日本選手権は26日、大阪のなみはやドームで女子ショートプログラム(SP)を行い、浅田真央が69.12点で首位に立った。

 中野友加里が68.90点の2位、安藤美姫が68.68点の3位、鈴木明子が67.84点の4位につけた。
ロイター
  真央、首位!スッキリ笑顔で五輪王手  「フィギュアスケート全日本選手権第2日」(26日、大阪なみはやドーム)

 残り2つの五輪出場枠に挑む女の争いは、大混戦の様相を呈した。女子のショートプログラム(SP)が行われ、浅田真央(19)=中京大=がトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)は回転不足と判定されたものの、69・12点で首位発進。中野友加里(24)=プリンスホテル=が0・22差の68・90点で続き、鈴木明子(24)=邦和スポーツランド=が67・84で4位につけた。村主章枝(28)=AK=は6位と出遅れた。五輪代表に内定している安藤美姫(22)=トヨタ自動車=は68・68点で3位だった。

  ◇  ◇

 総立ちの観客の真ん中に、笑顔を取り戻した浅田がいた。一瞬の間をおいて、今度は顔をゆがめる。そして、ひとみを潤ませた。「SPは今大会の一番のヤマ場だと思っていた。それを1つクリアできた」。満足感が口をついた。

 演技直前、顔をこわばらせるほどの緊張感に襲われていた。課題だった最初のトリプルアクセル。回転不足で減点対象となり、完ぺきではなかったが、着氷して勢いに乗った。「アクセルは百発百中じゃないけど、そういうことを心がけてやってきた。1回転とか失敗ではなく、一応、跳ぶことができた。滑る前は緊張を抑えるのに必死。後半は今年初めて楽しく滑れた」と振り返った。

 経験したことのない不振に悩み苦しんだ。5位に惨敗した10月末のロシア杯後、この日を目指して、やれることはすべてやってきた。プログラムを見直し、複数のジャンプを修正。「プログラムは半分以上変わった。(開幕当初とは)違った『仮面舞踏会』だったと思う」と明かすほどだ。

 大一番で新プログラムを初披露するリスクは、少なくない。試合と同じ状況を想定したシミュレーションを、何回も繰り返すことで精神的な不安を取り除いた。「2カ月間、しっかり納得がいくまで練習してきた。練習を信じてやるだけ」。自己暗示にかけるように、言い聞かせてきた。

 30選手中、9番目という早い滑走順だった。前夜は大好きな焼き肉を食べてリラックス。午前7時20分の公式練習に備えて4時台に起床して、大会に備えた。「きょうの感じはよかった。落ち着いてできたのが一番。明日につながった」。大会4連覇と初めての五輪代表。大混戦を勝ち抜いて、2つの目標を達成させる。
デイリースポーツ
  これぞ真央 SP首位!五輪王手 ◇フィギュアスケート全日本選手権
 ▽バンクーバー冬季五輪代表最終選考会を兼ねる▽第2日▽26日▽大阪府門真市・なみはやドーム▽女子SP(ショートプログラム)、男子フリーほか

 女子SPで浅田真央(19)=中京大=が69・12点で首位。バンクーバー冬季五輪代表に王手をかけた。中野友加里(24)=プリンスホテル=は2位につけた。鈴木明子(24)=邦和スポーツランド=は4位。五輪代表残り2枠をわずか1・28点の間にひしめく3人が27日のフリーで争う。男子はフリーが行われ、右ひざ手術で昨季を棒に振った高橋大輔(23)=関大大学院=がSPに続きフリーも1位となり復活V。2年ぶり4度目の優勝を果たし、2大会連続の五輪代表を決めた。小塚崇彦(20)=トヨタ自動車=は3位で、五輪初出場が確定。すでに代表入りしている織田信成(22)=関西大学=と合わせて男子代表の3人が決まった。

 ファンはこんな真央ちゃんを待っていた。ロシア杯5位惨敗から2カ月ぶりの実戦。真央が跳んだ冒頭のトリプルアクセルは回転がわずかに足りなかった。でも「仮面舞踏会」のワルツに乗り、真央らしい生き生きとした演技ができた。いつ以来か。そんな自分に感動し、大きな瞳をちょっぴり潤ませた。69・12点のSP首位で初五輪切符に王手をかけた。
     「やっとできたって感じですね!(出遅れが目立つ)SPは一番の大きな今回のヤマ場だと思っていた。ヤマ場を一つ乗り越えた、うれしさがあります」。SPは3回転半のプレッシャーを軽減するため、跳ぶ場所を審判席の目の前から反対側の観客席前に変更、ステップを簡単にする−などプログラム大改造の効果が随所に出た。

 2カ月前は頭の中で、詰め込まれた要素をこなすことばかり考えて演技するうちに、伏し目がちな表情が目立つようになった。だが、演技しやすいプログラムに変わった今回は笑顔が満開。初めて舞踏会に行く楽しいイメージということで、メークはナチュラルを基調に、ほおはピンクを一層強調させた。

 練習にも変化があった。中京大での練習は、午前と午後の割り当てられた時間に独りぼっちで滑ることが多かったが、12月に入って同じ地元の小塚や村上らと一緒に滑る時間を設けるようになり刺激をもらった。幼いころ名古屋・大須のリンクでスケート仲間と切磋琢磨(せっさたくま)しながら、練習していたころを思い出せた。

 安藤が先に内定して、残り2枠の五輪切符をめぐる戦いは、真央と中野、鈴木が1・28点の間にひしめく。「オリンピックの切符は取るつもりで頑張ってやってきている。明日のことを今考えたいです」とネジを締め直した真央。年齢制限に87日足りずに出場できなかったトリノ五輪から4年。27日のフリーで4連覇を果たし、完全復活でバンクーバー切符を取ってみせる。(中谷秀樹)
中日スポーツ
  真央、今季初SP首位!跳べた笑った…
フィギュア
 ◆フィギュアスケート 全日本選手権第2日(26日・大阪なみはやドーム) 真央、笑顔復活の首位発進!! 女子ショートプログラム(SP)を行い、初の五輪出場を狙う浅田真央(19)=中京大=は、69・12点の高得点で首位に立った。大技のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)はわずかに回転不足と判定されたが、SPで今季自己最高得点をマーク。27日のフリーは2回の3回転半に挑戦し、自身初の4連覇と夢のバンクーバー行き切符を手に入れる。

 やっと跳べた―。演技後は満面の笑みを見せたが、こみ上げるものを抑えきれず、一瞬、泣き顔になった。出遅れが課題のSPで、久しぶりの首位発進。「SPが一番の山場だと思っていたので、乗り越えられてうれしい」。SPの自己ベストを6・72点も下回る得点に、観客のブーイングも飛んだが、真央は目を潤ませながら合格点を出した。

 10月のフランス杯2位、ロシア杯5位に終わり、シニアで初めてGPファイナル出場を逃した最悪の五輪シーズンスタートから立ち直った。最大の“鬼門”はSP冒頭に入れた3回転半ジャンプ。フランス杯では1回転半、ロシア杯ではダブルアクセル(2回転半)判定になるなど、今季は失敗が続き、点数を下げる原因となっていた。

 演技構成の予定表には、目標とする女子史上初の3回転半―3回転トーループを入れたが、本番ではこれまで通り、2回転の連続ジャンプで挑戦。跳ぶ前のステップを減らして難度を下げ、緊張を軽減するため、ジャッジ席の反対側で跳ぶ作戦が的中。高く速い回転で3回転半を着氷し、すぐ2回転も続けた。だが、わずかに回転が足りないと超辛口の採点。それでも真央は「落ち着いて跳ぶことができた」と課題の精神面も手応えを示した。

 ロシア杯から帰国後は2か月間、名古屋にこもって練習に集中。今季1回しか成功のない3回転半は「百発百中じゃないけど、そういうことを心がけてきた」と普段からノーミスを肝に銘じて強化した。早朝練習のあったこの日は、朝4時起床だったが、前夜は韓国料理店で大好物の焼き肉を食べてスタミナを充電。「仮面舞踏会」の調べに乗せて軽やかに舞い、ステップやスピンなど「半分以上変えた」という新生SPをほぼ完ぺきに滑りきった。

 国内大会のため、参考記録扱いだが、69・12点はSPの今季自己最高。2位の中野とは0・22点差、4位の鈴木とも1・28点差の大混戦で、1つのミスが命取りだ。「五輪切符を取るつもりで頑張ってきた。今すごくいい状態なので、フリーも同じ状態で滑りたい」と真央。年齢制限で出られなかったトリノ五輪からもうすぐ4年。完全復活で金メダル候補に再び名乗りを上げる。

 ◆滑走順 27日の女子フリーの滑走順抽選がSP終了後に行われ、SP首位の浅田真央は24人中21番目で滑ることが決まった。中野友加里が19番、安藤美姫が20番、鈴木明子が23番。15歳の村上佳菜子が最終滑走の24番になった。
スポーツ報知
  五輪王手!真央、SP首位発進/フィギュア  フィギュアスケート・全日本選手権第2日(26日、大阪なみはやドーム)五輪、見えた! 来年2月に行われるバンクーバー五輪の代表最終選考を兼ね、女子ショートプログラム(SP)で、エース浅田真央(19)=中京大=は、昨季から苦手とするSPで69・12点と首位発進。トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)は回転不足と判定されたが、手応えをつかんで“鬼門”を通過。演技終了後には思わず瞳を潤ませた。国際スケート連盟(ISU)の年齢制限に87日足りず、出場できなかったトリノ五輪から4年。悲願の夢舞台へ、王手をかけた。

 もう、待ち切れない。3つのジャンプをクリアしてスパイラルの体勢に入ると、早くも真央に笑顔があふれ出した。大歓声を抱き抱えるように、両腕を広げる最後のポーズを決める。そこでフッと表情がゆがみ、その目には光るものがみえた。
 「やっとできた、という感じ。こんなに楽しく滑れたのは今季初めて…」
 長かったトンネルの先に、光をみつけた。冒頭のトリプルアクセルの連続ジャンプ。今季8度チャレンジし、わずか1度しか成功させていない“伝家の宝刀”がキレを取り戻した。結果的に回転不足と判定されたが、ほぼクリアに着氷。大会直前に助走の入り方を修正した3回転フリップは完ぺきに成功させた。「このSPが一番のヤマ場と思っていた。とりあえず、乗り越えたといううれしさがあります」と声も弾んだ。

 昨季からSPに苦しめられ、“鬼門”となった。練習では楽々こなすトリプルアクセルが本番では跳べない。演技にも影響し、10月のグランプリ(GP)シリーズ、ロシア杯ではシニア大会自己最低のSP51・94点に沈み、号泣した。

 だが、逃げなかった。一時はSPの楽曲変更も検討したが、プログラムを改良して滑り込むことで克服する道を選んだ。師事するロシア人のタチアナ・タラソワコーチ(62)が国内選考会の事情で来日できないなか、母校中京大で毎日最低でも5回以上、納得いくまでトリプルアクセルを跳び続けた。

 五輪代表の第1次選考を兼ねた12月のGPファイナルには、出場できなかった。ライバル金妍児(キム・ヨナ、19)=韓国=が金メダルを掲げ、安藤美姫(22)=トヨタ自動車=が五輪切符をつかむ姿をテレビで見た。「自分も(五輪に)すごく出たい、と思った。全日本が待ち遠しかった…」。蘇ったスケートへの思いと負けず嫌いの根性もスランプ脱出の引き金になった。

 前夜は韓国料理屋に行き、“勝負食”焼き肉を頼み、ハラミをペロリと平らげた。「五輪の切符を獲るつもりでやってきた。納得するまでやってきた練習を信じて滑りたい」。4年前、年齢制限で出られなかった夢舞台まであと一歩。27日のフリーでは、ラフマニノフ作曲「鐘」の楽曲に乗って舞う。笑顔を取り戻し、五輪出発への“ベル”を鳴らす。(佐藤ハルカ)
サンケイスポーツ
女子の闘いシ烈、1〜4位僅差/フィギュア  フィギュアスケート・全日本選手権第2日(26日、大阪なみはやドーム)来年のバンクーバー五輪代表の残り2枠を争う女子は浅田真央(19)=中京大=がショートプログラム(SP)で首位に立ったが、08年世界選手権4位・中野友加里(24)=プリンスホテル=が68・90点の2位。五輪内定の安藤美姫(22)=トヨタ自動車=が3位、09年グランプリ(GP)ファイナル3位・鈴木明子(24)=邦和スポーツランド=が4位につけた。首位の真央と鈴木との差はわずか1・28点。27日のフリーで激しい火花が散る。

 冷ややかな銀盤が、熱く燃え上がる。五輪切符を巡る女の闘い。氷上の神様は魅せ場を用意した。ミキティ、真央を追うライバル、中野と鈴木が第3組で激突した。

 先に滑走した鈴木は67・84点をマークし、「自分でもビックリ。60点を超えたいと思っていたので…」と声を弾ませた。GPシリーズ上位6人が進出し、国内五輪代表選考の第一次選考会となった12月上旬のGPファイナルに初出場。3位に食い込み、自信をつけた。

 だが、中野も負けない。68・90点をたたき出して鈴木を上回り、「今までにないくらい緊張した。やれることをやろうと思った」。11月のNHK杯後は横浜市内の拠点で滑り込んだ。そんなとき、トリノ五輪フィギュアスケート女子金メダリストで早大の先輩でもある荒川静香が「こんなに練習しているんだから後は運。緊張を笑えるくらいでいれば大丈夫」と“金言”のエールをくれた。昨年の全日本選手権は、SP首位ながら5位に失速。「昨季みたいな思いはしたくない」。

 せめぎ合いは、27日のフリーへ舞台を移す。(山田貴史)
サンケイスポーツ
  2009全日本フィギュアスケート選手権大会 
女子SPで浅田真央選手が首位
  バンクーバーオリンピック行きの切符を争う最終決選、全日本フィギュアスケート選手権大会が大阪・なみはやドームで行われ、26日は女子ショートプログラムに、注目の浅田真央選手(19)が登場した。
  残るオリンピック出場枠は、わずか2つ。4年に1度の夢舞台を目指し、まずリンクに登場したのは、今シーズン不振が続いてきた浅田選手。それでも元世界女王は、この舞台にしっかり照準を合わせてきた。
  2カ月ぶりの大会ながら、弱点を修正し、この大一番で強さを見せた浅田選手は、堂々のトップに立った。浅田選手は「(すばらしいできでしたね?)そうですね。ジャンプの修正もしてきてますし、良かったですね。(あしたのフリーへ)練習はできているので、練習通りにできればいいと思います」と話した。
  しかし、ほかの選手も負けてはいなかった。今シーズン急成長を遂げた鈴木明子選手(24)が4位、中野 友加里選手(24)は2位、そして、すでにオリンピック出場を内定させている安藤美姫選手(22)は抜群の安定感を見せ、3位につけている。
FNN
  真央SP首位「切符取る」/フィギュア <フィギュアスケート:全日本選手権>◇2日目◇26日◇大阪府門真市・なみはやドーム

 女子SPは、4連覇とバンクーバー五輪出場権獲得を目指す浅田真央(19=中京大)が、69・12点をマークして首位発進した。冒頭のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)が回転不足と判定された以外、目立ったミスなく演じきった。

 全30人中9番目で滑り、その後登場した中野友加里が68・90点で2位、安藤美姫が68・68点で3位、鈴木明子が67・84点で4位と、1・28点差に4人がひしめく大混戦。安藤だけが、すでに今月上旬のGPファイナル2位で、五輪切符を確保しているが、27日のフリーは引き続き激しい争いが予想される。それでも浅田は「五輪切符を取るつもりで頑張ってやってきた。本番になると、いつも焦りが出てしまうけど、落ち着いていこうと思っていて、それができた」と、振り返った。

 五輪代表枠1を争うアイスダンスはオリジナルダンスを行い、キャシー・リード、クリス・リード組(木下工務店ク東京)が首位を守った。
日刊スポーツ
  浅田真央、
今季ベストで首位も上位は混戦 女子SP
 バンクーバー五輪代表の最終選考会を兼ねたフィギュアスケートの全日本選手権は第2日の26日、大阪・なみはやドームで4種目があり、女子のショートプログラム(SP)は4連覇を狙う浅田真央(中京大)が69.12点でトップに立った。中野友加里(プリンスホテル)が68.90点で2位、グランプリ(GP)ファイナル2位で同五輪代表に内定している安藤美姫(トヨタ自動車)は68.68点で3位につけた。GPファイナル3位の鈴木明子(邦和スポーツランド)は67.84点で4位。五輪3大会連続出場を狙う村主章枝(AK)は58.70点で6位と出遅れた。
 ◇浅田、今季初めて氷上で満面の笑み

 今季初めて氷上で満面の笑みを浮かべた。5位に沈んだロシア杯から2カ月。浅田が復調を印象づける演技でSP首位に立った。

 今季8度試みて、一度しか成功していないトリプルアクセル(3回転半)。冒頭に3回転半−2回転トーループを降りたが、3回転半は回転不足と判定された。だが、これまでは転倒やパンクが多かっただけに、本人も「一応跳ぶことができたので、(フリーに)つながると思う」と手応え十分。伸びやかな滑りを取り戻して70点近い高得点を挙げ、「練習通り落ち着いてできた」と満足そうだ。

 GPシリーズの不振を受け、ロシア杯後はプログラムを修正した。3回転半は審判席の前で跳んでいたのを反対側に変更。小林れい子・JOC専任コーチングディレクターは「人間心理として目の前は回転不足を厳しく見る。跳ぶ方もプレッシャーになる」と理由を説明する。浅田も「入り方で激しい動きをなくし、落ち着いて入れるようにした」という。ストレートラインステップは45秒から38秒に短縮。スパイラルも姿勢変化の順序をやりやすいように変えた。難度を下げて負担を減らし、演技に余裕を生む狙いが奏功した。

 「SPがキーと思っていた。ヤマ場を一つ乗り越えた」と浅田。出られなかったGPファイナルをテレビ観戦し、「試合が待ち遠しかった」という。1.28点差に4人がひしめく大接戦だが、大会4連覇と五輪初出場がはっきり視界に入った。【来住哲司】
毎日新聞
2009年12月26日  
  フリーは真央21番、中野19番/フィギュア  フィギュアスケートの全日本選手権で27日に実施される女子フリーの滑走順抽選が26日行われ、ショートプログラム(SP)首位の浅田真央(中京大)は21番に決まった。24人が滑り、2位の中野友加里(プリンスホテル)は19番、3位の安藤美姫(トヨタ自動車)は20番、4位の鈴木明子(邦和スポーツランド)は23番となった。
サンケイスポーツ
  浅田真央がSPで首位発進  「フィギュアスケート全日本選手権第2日」(26日・大阪なみはやドーム)

 残り2つの五輪出場枠に挑む女の争いは、大混戦の様相を呈した。女子のショートプログラム(SP)が行われ、浅田真央(中京大)がトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)は回転不足と判定されたものの、69・12点で首位発進。中野友加里(プリンスホテル)が0・22差の68・90点で続き、鈴木明子(邦和スポーツランド)が67・84で4位につけた。村主章枝(AK)は6位と出遅れた。五輪代表に内定している安藤美姫(トヨタ自動車)は68・68点で3位だった。
デイリースポーツ
  真央SP首位、2位に中野  フィギュアスケートの全日本選手権第2日は26日、バンクーバー五輪代表最終選考会を兼ねて大阪・なみはやドームで行われ、五輪出場枠「2」を争う女子のショートプログラム(SP)は、大会4連覇を目指す浅田真央(中京大)が69.12点で首位に立った。

 中野友加里(プリンスホテル)が68.90点で2位。五輪代表に内定している安藤美姫(トヨタ自動車)が68.68点で3位、鈴木明子(邦和スポーツランド)が67.84点で4位に続き、2点差以内に4人がひしめく激戦となった。村主章枝(AK)は6位と出遅れた。

 五輪出場枠「1」のアイスダンスはオリジナルダンス(OD)を行い、キャシー・リード、クリス・リード組(木下工務店ク東京)が出場2組中のトップ。ペアは唯一出場した高橋成美(アクアリンクちば)マービン・トラン(カナダ)組が連覇した。


浅田選手の談話  やっとできたという感じ。SPが一番のキーになると思っていた。ヤマ場を一つ乗り越えたうれしさがすごくある。落ち着いて滑ることができた。あしたにつながる。
時事通信
  フィギュア・浅田真央、SP首位 全日本選手権第2日、女子ショートプログラムで演技する浅田真央。69.12点で首位に立った。「落ち着いて滑ることができた。あしたにつながる」と語った(26日、大阪・なみはやドーム)
 【時事通信社】
  初めて華やいだ仮面舞踏会=
「ヤマ場」越えた真央−
全日本フィギュア〔五輪・関連〕
 つらさ、苦しさをため込んだ末の解放感があった。着氷したトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)が回転不足と判定されたとはいえ、浅田はそれを知りながら「やっとできた」と目を潤ませた。細かいことは、とりあえずいい。初めて赴くような気持ちを込めた「仮面舞踏会」が、ようやく華やいだ。
 SPはもともと鬼門だ。その冒頭、3回転半にわずかな修正を加えた。ジャンプに入るまでの激しい動きを緩和し、跳ぶ位置をジャッジ席から遠い側に。回転不足を取られにくくする策は功を奏さなかったが、気持ちにゆとりが持てた。着氷はしたことで「1回転半になったり失敗したりではなく跳べた」と前向きに振り返ることができた。
 半分以上変えた、というプログラム。スパイラルも、見せ場のステップも短くした。すべてはジャンプのため。それでも「変わったという感じがしない」と言う。惨敗した失意のロシア杯から約2カ月。地元愛知に腰を据えて一心不乱に練習を積み重ね、消化し切ったから、そう言える。
 「ヤマ場」という言葉を重ねて使った。苦手のSPを克服し、3回転半にも目星がついた。乗り越えたうれしさが、やっと感じられた。「五輪の切符を取るつもりで頑張ってやってきた」と話す表情に張りがある。少し回り道をして、浅田真央が戻ってきた。
時事通信
  真央がSP首位、中野が2位…フィギュア  ◆フィギュアスケート 全日本選手権第2日(26日・大阪なみはやドーム) バンクーバー冬季五輪代表の最終選考会を兼ねて女子ショートプログラム(SP)が行われ、初の五輪代表を狙う浅田真央(19)=中京大=が69・12点で首位に立ち、中野友加里(24)=プリンスホテル=が68・90点で2位につけた。

 すでに代表に内定している安藤美姫(22)=トヨタ自動車=は3位だった。

 鈴木明子(24)=邦和スポーツランド=も4位ながら、浅田と1・28点差の67・84点という大混戦になった。

 3度目の五輪を目指す村主章枝(28)=AK=は58・70点で6位と出遅れた。

 五輪代表枠1を争うアイスダンスはオリジナルダンスを行い、キャシー・リード、クリス・リード組(木下工務店ク東京)が首位を守った。

 浅田真央「(納得の演技が)やっとできた。ほっとした。SPが一番大きなヤマ場だったので、乗り越えたうれしさがある。五輪の切符を取るつもりでやってきた。気を抜かずフリーに臨みたい」
スポーツ報知
  「やっとできたという感じ」 
女子SP首位の浅田真央
 フィギュアスケートの全日本選手権、女子ショートプログラム(SP)首位の浅田真央 「やっとできたという感じです。やはりショートプログラムが一番のキーになると思っていた。そういう気持ちは抑えてきたんですけど、それを乗り越えたといううれしさがすごくあります。(トリプルアクセルは回転不足になったが)演技している最中は分からなかったです。ロシア杯が終わってから、ジャンプの修正をしっかりして、プログラムも手直しした。また華やかな仮面舞踏会になったと思います」
朝日新聞
  浅田真央、SP首位スタート!/フィギュア  バンクーバー冬季五輪代表の最終選考会を兼ねるフィギュアスケートの全日本選手権第2日が26日、大阪なみはやドームで、残り2枚の五輪切符を争う注目の女子ショートプログラム(SP)を実施。大会4連覇と初の五輪代表を目指す浅田真央(21)=中京大=が69.12点でトップに立った。
浅田真央
「(納得の演技が)やっとできた。ほっとした。SPが一番大きなヤマ場だったので、乗り越えたうれしさがある。五輪の切符を取るつもりでやってきた。気を抜かずフリーに臨みたい」

 浅田と同じく初の五輪代表を目指す中野友加里(24)=プリンスホテル=は首位浅田とわずか0.22ポイント差の68.90点を記録し、2位につけた。五輪代表にすでに内定している安藤美姫(21)=トヨタ自動車=は68.68点で3位につけた。
 GPファイナル初出場で3位に入った鈴木明子(24)=邦和スポーツランド=が67.84で4位につけた。ジュニアGPファイナルで優勝を飾った“氷上のあやや”こと村上佳菜子(15)=グランプリ東海ク=は自身初の60点台となる60.28点で5位だった。3度目の五輪出場を目指す村主章枝(28)=AK=は最初のジャンプでミスをしてしまい得点が伸びず58.70点で6位スタートとなった。
 バンクーバー冬季五輪代表の残る枠は「2」となっており、今大会の優勝者は代表入りが決定となる。女子フリーは27日の午後3時半から行われ、同日の午後9時頃には男女各3人の選手が発表される予定となっている。

中野友加里
「今までにないくらい緊張したが、やってきたことを発揮できた。点数は95点。フリーは意識しすぎると崩れるので、一つ一つこなしていきたい」
安藤美姫
「楽しく滑れたが、ことし最後のSPで2連続3回転ジャンプを入れられなかったのが残念。フリーでは力まずに自分らしい演技をしたい」
鈴木明子
「試合が近づくにつれて心の整理がうまくできた。目標にしていた点数よりも出てびっくり。フリーは五輪選考や点数のことより自分の演技に集中する」
村主章枝
「(転倒した3回転)ルッツは練習の時と同じようにできなかった。(調子を)合わせられなかった自分の責任」
サンケイスポーツ
  真央久々笑顔、ミスなし「明日につながる演技」  フィギュアスケートの全日本選手権女子ショートプログラム(SP)で、浅田真央(中京大)は、大きなミスのない滑りで69・12点をマークした。

 浅田は、冒頭のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)―2回転のコンビネーションを、トリプルアクセルで回転不足を取られたものの、SPでは今季初めて形にした。続く3回転フリップとダブルアクセル(2回転半)も無難にまとめ、演技終了後に久しぶりの笑顔になった。

 演技直後のミックスゾーンで、浅田は「トリプルアクセルでは回転不足を取られてしまったけど、明日につながる演技だった」とコメントした。

 浅田は、グランプリ(GP)シリーズ今季開幕戦のフランス杯、続くロシア杯で、武器のトリプルアクセルの不調からSPで3位と6位、総合で2位、5位と低迷しており、以来全日本までの約2か月間、アクセルへの入り方を微調整するなど、ジャンプを軸にした滑り込みを続けてきた。
読売新聞
  浅田、女子SPで首位、2位に中野 
フィギュア全日本
 フィギュアスケートの全日本選手権は26日、第2日がバンクーバー冬季五輪代表の最終選考会を兼ねて大阪・なみはやドームで行われ、女子ショートプログラム(SP)で今季不調に苦しんできた浅田真央(中京大)が69.12点でトップに立った。中野友加里(プリンスホテル)が2位に続き、五輪代表に内定している安藤美姫(トヨタ自動車)は3位。4位の鈴木明子(邦和スポーツランド)までが60点台後半をマークする大混戦となったが、村主章枝(AK)はジャンプの転倒が響き58.70点の6位スタートとなった。女子フリーは最終日の27日に行われる。

 アイスダンスはオリジナルダンスがあり、前日の規定で首位だったキャシー・リード、クリス・リード組(木下工務店ク東京)が合計80.75点でトップを守った。

 日本の五輪出場枠は男女がそれぞれ「3」で、アイスダンスは「1」。すべての代表選手は、大会終了後に開かれる27日の日本スケート連盟理事会で正式に決まる。
朝日新聞
  女子SPでは浅田真央首位発進」
全日本フィギュア コメント
バンクーバー五輪選考会を兼ねる全日本選手権2日目で(26日、なみはやドーム)、女子SPが行われ、男子では、前日SPでトップに立った高橋大輔(23=関大大学院)が、フリーでもトップの168・11をマークし、合計262.13で全日本2年ぶり4度目の優勝を果たした。これにより、バンクーバー五輪代表に内定し、ひざの前十字じん帯損傷の大怪我を負ってから復帰と大きな壁を乗り越えて、2大会連続での五輪に挑むことになった。高橋は、演技冒頭に4回転に挑戦、失敗したものの、これでふっきれたのか、思い切りのいい動きで「道」を演じ、演技点では8点台と9点台も出る充実した高得点で優勝で代表を決めた。
  2位には、すでに代表に内定している織田信成(22=関西大学)が前日の3位から巻き返して244.30、3位には、初出場を狙う小塚崇彦(20=トヨタ自動車)がジャンプのミスが響いて前日の2位からひとつ順位を下げながらも、236.13で表彰台は確保した。小塚は、今季の成績とランキングなどを加味し、ほかに選考基準を満たす選手がいないため代表をほぼ確定。正式には27日のスケート連盟臨時理事会で決定する。
  「女子は1位から4位まで大激戦」
  また女子SPもスタートし、浅田真央(19=中京大)がプログラムは大幅に改良して最後の五輪へのチャレンジに賭け、69.12で現時点でのトップに立った。浅田は、不安視されたトリプルアクセルに成功。ジャッジメントでは回転不足でダウングレードと判定されたが、着地をしたことで波に乗り演技を終え「あすにつながる演技ができた」と、ロシアGP以来の演技を無事に終えほっとした笑顔を見せた。
 2位には、五輪は最後の挑戦とする中野友加里(24=プリンスホテル)がわずか0.22点の68.90でつけ、3位には、すでに五輪代表を内定させている安藤美姫(21=トヨタ自動車)が68・68で入った。グランプリファイナルで3位に入る健闘を見せた鈴木明子(24=邦和スポーツランド)が67.84で4位につけた。3度目の五輪出場を目指すベテランの村主章枝(AK)は、58・70点で6位と出遅れた。
  上位4人は、わずか1・28点差の中で順位を争う大激戦となり、あす27日のフリーに一層の注目が集まる。バンクーバー五輪の女子の代表枠は残り2で、今大会の優勝者は代表に決定する。
 「やっとできた」
浅田 ビデオを観たら、(回転不足で)ダウングレードとなったと思うが、あすにつながる演技ができた。(スタンディングオベーションを受けて)久々にうれしかったです。ロシアの後は、とにかく納得の行くまで練習に打ち込んできたので今の状態はとてもいい。SPがキーと思っていたし、きょう演技が終って、「やっとできた」と思った。TAは、入る前の激しい動きをやめて落ち着いて入ることにした。ステップもスパイラルも変え、ステップは前よりも華やかになっている。TAが、回転できないというのではなくきちっと跳べたので明日につながる。
The Stadium
  全日本フィギュア・談話〔五輪・関連〕 ◇うれしさがすごくある
 浅田真央 やっとできたという感じ。SPが一番のキーになると思っていた。ヤマ場を一つ乗り越えたうれしさがすごくある。落ち着いて滑ることができた。あしたにつながる。
◇もったいなかった
 村主章枝 最初のジャンプの失敗がもったいなかった。不安を残していたところが出てしまった。他の滑りの面はそれほど悪くなかった。失敗をもう一度見直して、あしたに臨みたい。
◇存分に発揮できた
 中野友加里 今までにないぐらい緊張した。ほっとしている。やってきたことを存分に発揮できた。自分の演技に95点をあげたい。大事なのはあした。五輪代表は意識せず集中する。
◇結果は後から
 鈴木明子 ジャンプはいいものを出せたし、滑り全体も心を込めて情熱的にできた。点数がかなり出て、びっくりしている。勝負はあした。自分ができることをすれば結果は後からついてくる。
◇息止まる演技を
 安藤美姫 重圧や緊張なく臨めた。今季一番いい出来。(これまでの自由で)まだクレオパトラを演じ切れていないので、あすはお客さんの息が止まるくらいのいい演技がしたい。
時事通信
  フィギュア全日本選手権、
浅田真央トリプルアクセル決める
 バンクーバー冬季五輪の最終代表選考会を兼ねたフィギュアスケートの全日本選手権は26日、第2日の競技が始まり、女子ショートプログラム(SP)で9番滑走の浅田真央(中京大)はトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)からの連続ジャンプを着氷し、69.12点だった。30選手中、9選手を終えた時点で首位に立った。
日本経済新聞
  真央、初五輪へ復調気配 
公式練習で3回転半5度成功
 バンクーバー冬季五輪代表の最終選考会を兼ねるフィギュアスケートの全日本選手権第2日は26日、大阪なみはやドームで注目の女子ショートプログラム(SP)が始まった。初の五輪代表を目指す浅田真央(中京大)は前日の公式練習でトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を5度転倒なく跳び、「全日本が待ち遠しかった」と、スランプからの復調を感じさせた。鈴木明子(邦和スポーツランド)、中野由加里(プリンスホテル)、村主章枝(AK)らも浅田に負けじと残り2枚の切符に挑む。27日のフリーで決まる。
ZAKZAK
  浅田真央 笑顔で決戦へ -
フィギュアスケート全日本選手権
バンクーバー冬季五輪代表の最終選考会を兼ねたフィギュアスケート全日本選手権女子ショートプログラムの滑走順が抽選により決まった。

初の五輪出場を目指す浅田真央(中京大)は9番目に登場。同じく初出場を目指す中野友加里(プリンスホテル)は18番目、鈴木明子(邦和スポーツランド)は16番目となった。既に五輪出場が内定している安藤美姫(トヨタ自動車)は28番に登場することになった。

今季調子の上がっていない浅田真央は、25日に行なわれた大会のセレモニーイベントに出席し、明るい表情をカメラの前でみせ、初の五輪出場に向け精神的に充実している様子だ。
TimeWarp
  真央、復活の予感 公式練習でジャンプ好調  女子の公式練習で、4連覇を目指す浅田真央(中京大)がトリプルアクセルに5度挑んですべて決めるなど、好調ぶりをアピール。「アクセルは波はないとは言えないけど、会場に来てから安定している。連覇もかかっているので、予定している要素をしっかり決めたい」と意気込んだ。

 すでに五輪代表に決まっている安藤美姫(トヨタ自動車)も4回転サルコーに挑戦。5度挑んで成功はなかったが、手応えはありそう。「内定をもらっているので、全日本しか4回転を挑戦する場はない」。本番で決めれば、03年の全日本選手権以来の快挙となる。
朝日新聞
  浅田真央、SP9番目に登場…
全日本フィギュア
 フィギュアスケートのバンクーバー五輪最終選考会となる全日本選手権は26日午後、大阪府門真市のなみはやドームで女子ショートプログラム(SP)が行われる。

 既に安藤美姫(トヨタ自動車)が五輪代表に内定しており、残る枠は「2」。今大会の優勝者は代表入りが決まるため、激しい争いが展開されそうだ。

 代表の座を競う有力選手では、村主章枝(AK)が30選手中5番目に登場。大会4連覇と初の五輪切符を目指す浅田真央(中京大)は、9番目に滑走する。

 グランプリ(GP)ファイナル3位の鈴木明子(邦和スポーツランド)は16番目、中野友加里(プリンスホテル)は18番目、安藤は28番目に滑る。

 フリーは27日午後3時半から行われ、優勝者が決まる。同日午後9時に、男女各3人の代表選手が発表される予定。
読売新聞
  上位狙う15歳のホープ、村上佳菜子  バンクーバー冬季五輪の代表争いで熱を帯びるフィギュアスケートの全日本選手権で、無欲のホープが上位をうかがう。先のジュニアグランプリ(GP)ファイナルを制した女子の村上佳菜子(グランプリ東海ク)。年齢制限で来年2月の五輪に出場できない15歳は「自分は何も懸かっていないし、気軽に楽しくやれればいい」と意気込む。

 日本の女子がジュニアGPファイナルで優勝するのは浅田真央(中京大)以来。村上はその浅田を育てた山田満知子コーチに師事する。前回トリノ五輪の選考で実力はありながら年齢制限の壁に阻まれ、大きな物議を醸した浅田も当時は15歳。何かと共通点がある。

 「日本の大会はピリピリしているから海外の方が好き」と笑う村上。152センチと小柄で、笑顔が印象的な中学3年生が旋風を巻き起こすか−。
MSN産経ニュース
  浅田、安藤らが最終調整 
全日本フィギュア第2日
 バンクーバー冬季五輪代表の最終選考会を兼ねるフィギュアスケートの全日本選手権第2日は26日午後、大阪なみはやドームで、残り2枚の五輪切符を争う注目の女子ショートプログラム(SP)を実施する。朝の公式練習では、初代表を目指す浅田真央(中京大)が最終調整し、トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を跳ぶなど本番へ期待が高まる内容だった。

 浅田とともに五輪出場を目指す鈴木明子(邦和スポーツランド)や中野友加里(プリンスホテル)はジャンプの成否にばらつきがあった。村主章枝(AK)や、すでに五輪代表を決めている安藤美姫(トヨタ自動車)も調整した。
47NEWS
  フィギュア:
真央、初の五輪切符へプログラム変えた!
 【フィギュア全日本選手権公式練習】浅田真央(19=中京大)がプログラムを変えて初の五輪代表を狙う。浅田は25日、26日の女子SPに向け公式練習で調整したが、シニア参戦後自己ワーストの5位に沈んだ10月のロシア杯からプログラムを微修正。SP冒頭のトリプルアクセル(3回転半)−2回転トーループのコンビネーションジャンプで跳ぶ位置を変え、ステップの時間も減らすなど余裕を持たせた内容となった。

 フランス杯2位、ロシア杯5位に終わったGPシリーズから約2カ月。じっくり調整してきた浅田は、公式練習でトリプルアクセルを5度跳んで1度も転倒しなかった。演技には、今まで以上に躍動感があふれていた。
 「SPもフリーも構成を少し変えている。ロシア杯から帰ってきてずっと滑り込んできた。変えたことを忘れるくらい、しっくりきている」

 ロシア杯から帰国後、日本連盟強化部とタラソワ・コーチが連携し、プログラムのあちこちに修正を加えた。見た目にも分かるのは、SPで最初にトリプルアクセル−2回転トーループを跳ぶ位置だ。これまでは審判席の前で跳んでいたが、今回はリンクの反対側。逆サイドなら着氷の瞬間をチェックするジャッジの目を意識せず、重圧を感じずに跳べるからだ。また、出来栄え評価で加点を引き出すため連続ジャンプの2つ目で右腕を上げていたのもやめた。「手を上げてギリギリの回転より、上げないでしっかり回った方が加点が付く」と浅田は説明した。

 連続ジャンプで精神的な余裕を持たせる一方、SPでは45秒あったステップを38秒に短縮し、体力が持つようにした。スパイラルにも余裕を持たせ、ジャンプへの移行がスムーズに。「ぎゅうぎゅう詰めで、1つ遅れると全部遅れてしまう」と話していたプログラムが、わずかな修正を重ねて生まれ変わった。

 06年トリノ五輪は年齢制限で出られなかった。その年の全日本選手権で初優勝し、昨年まで3連覇。「五輪切符というより、全日本で4連覇したいという思いがある。今年最後の試合だし、やってきたことをぶつけたい」。苦しいシーズンを過ごしてきた真央が、真価を見せる時が来た。
スポニチ
  真央、最終決戦で“逆襲の舞”魅せる  「フィギュアスケート全日本選手権第1日」(25日、大阪なみはやドーム)

 女子の公式練習が行われ、ショートプログラム(SP)の曲「仮面舞踏会」を舞った浅田真央(19)=中京大=は五輪仕様の改良型プログラムを披露。5回トライしたトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)で転倒することもなく、大会4連覇と、五輪代表へ手ごたえを示した。女子の五輪代表は既に安藤美姫(22)=トヨタ自動車=が内定しており、事実上「2」枠の争いとなる。男子SPは高橋大輔(23)=関大大学院=が92・85の高得点で首位発進。代表に内定している織田信成(22)=関大=は3位だった。

  ◇  ◇

 もう迷いはない。「(五輪の)選考に向けて戦うというより、いつもと変わらない演技をする。久々の試合は楽しみ。集中するだけです」。五輪代表と4連覇がかかる戦い。浅田の晴れ晴れとした表情が、取り戻した自信を醸し出していた。

 SPは「仮面舞踏会」。フリーは「鐘」。曲自体は変わらないが、プログラムを部分的に変更した。「自分のジャンプができていなかった。トリプルアクセルだけじゃなく、ほかのジャンプも修正しました」。10月末のロシア杯で5位惨敗。その反省から、欠点を見つめ直し、試行錯誤を繰り返した。

 プレッシャーを軽減するために、ジャッジ席前で跳んでいたトリプルアクセルを、ジャッジ席の反対側に変更した。確実性を増すために、連続ジャンプの際に右腕を上げるポーズもやめ、助走のタイミングも各ジャンプに合わせた。ステップ、スパイラルも変更。「ずっと滑り込んできた。プログラムを変えたことも忘れたくらい。2カ月間、毎日最低5から10回、15回滑ったときもあった」。納得のいく演技に、たどり着いた。

 同時に、今季公式戦で8回挑んで1回しか成功していないトリプルアクセルも見つめ直した。「以前のビデオを見て“ここ”という部分をつかんでいる。安定してきています。集中していければ大丈夫」。この日の練習では、5回トライして転倒ゼロ。言葉通りの成果を出した。

 シニア転向以来初めてGPファイナル出場を逃した。画面の向こうで、勝った金ヨナ(韓国)と2位の安藤が脚光を浴びていた。「テレビで見て、出たい気持ちがわいてきた。この全日本が待ち遠しかった」。銀盤の主役が逆襲のスタートを切る。
デイリースポーツ
  浅田真央3回転半成功率100% 
きょうフィギュア全日本女子SP
 女子SPを前日に備え、公式練習に登場した浅田真央(19)=中京大=が、“大手術”を敢行したプログラムを披露した。得意のトリプルアクセル(3回転半)やステップに大きな手直しを加え、大会4連覇で五輪切符取りを目指す。代表が決まっている安藤美姫(22)=トヨタ自動車=は、27日のフリーで4回転サルコーへの挑戦を示唆した。男子は五輪代表枠残り「2」を狙う高橋大輔(23)=関大大学院=が、国内大会で参考記録ながら92・85点のハイスコアで首位。小塚崇彦(20)=トヨタ自動車=は2位発進で、それぞれ五輪切符に王手をかけた。

 10月のロシア杯5位惨敗から2カ月余り。真央が、極秘裏にプログラムの大手術をすませていた。曲かけ練習で流れたSP「仮面舞踏会」は同じだが、演技の中身はまったくの“別物”だった。

 「ジャンプの入り方も、ステップの踏み方も変えたので、少し余裕ができたような気がします。ずっと滑り込んでいるので、変えたというのを忘れちゃっているくらいです」。練習後の真央は、心なしかスッキリとした表情を見せた。

 最も大きな改造点は、今季8度アタックして1度しか成功していない3回転半だ。従来はリンクサイド正面中央最前列のジャッジ席の前で跳んでいたが、反対側の観客席前に変えた。真央担当の小川れい子・JOC専任コーチは「ジャッジの目の前だと、人間心理で降りた後に(回転不足かどうか)見てしまう。跳んでいる側もプレッシャーになる」と説明する。

 さらに、トリプルアクセル−2回転トーループの連続ジャンプで、今までは後ろに付けるジャンプを跳ぶ際、右手を挙げるアクセントを付けて加点を狙っていたが、それもやめた。真央は「手を挙げてギリギリの回転よりは、しっかり回った方が加点はすると思う。しっかり質の良いジャンプを跳びたい」。この日はその効果もあり、改良型トリプルアクセルに5度トライして、5度とも着氷した。

 ほかにも、仮面舞踏会の見せ場で氷を刻んでリンクを横断するステップを45秒から38秒に短くするなど、何点か修正。「(進出を逃した)GPファイナルをテレビで見て自分も出たくなってきた。この全日本が待ち遠しくなった」という真央が、“新プログラム”で五輪切符を勝ち取る。 (中谷秀樹)
中日スポーツ
  真央3つの秘策で五輪切符!…フィギュア  ◆フィギュアスケート 全日本選手権第1日(25日、大阪なみはやドーム) 来年のバンクーバー五輪日本代表最終選考会を兼ねて開幕。自身初の4連覇で内定を狙う女子の浅田真央(19)=中京大=は大技のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を成功させるための「3つの秘策」を掲げ、26日のショートプログラム(SP)に出陣する。男子はSPを行い、高橋大輔(23)=関大大学院=が92・85点で首位。小塚崇彦(20)=トヨタ自動車=が2位、織田信成(22)=関大=が3位につけた。

 真央が生まれ変わったプログラムで勝負に出る。この日の練習でSPの曲「仮面舞踏会」を流し、10月のロシア杯後に修正した新しい演技構成を初披露した。3回転半は単発と連続ジャンプで5回成功。「ジャンプの入り方に少し余裕が出た」と自信を見せた。
     (1)跳ぶ位置の変更 SP冒頭の3回転半―2回転ジャンプを審判席の前で跳んでいたが、反対側に変更。JOCの小林れい子フィギュア専任コーチは「人間心理として目の前で降りると見てしまう」と、審判席に近いほど厳しく回転不足を取られる可能性を指摘。審判の目を意識して緊張しないための対策でもある。

 (2)バンザイ廃止 3回転半―2回転で2つ目のジャンプは右手を真上に掲げて跳び、難度を上げて高得点を狙っていたが、手を上げずに跳ぶ基本形に戻した。「手を上げて回転がギリギリになるよりも、しっかり回った方が加点が付くと思う」(真央)と確実性を重視。

 (3)原点回帰 過去に成功した際のビデオを繰り返し見て、助走の入り方や跳ぶタイミングを確認。毎日の練習で最低5回から15回は3回転半を跳び、「これという部分はつかんでる」とコツが戻ってきた。

 余裕を持って3回転半に集中するため、SPのステップは45秒から38秒に短縮。スパイラルなども変え、全体的にジャンプを跳びやすい構成にした。「五輪切符より4連覇への思いが強い。自分の演技に集中したい」と真央は平常心を強調。今回不在のタラソワ・コーチからは「強い自分でやりなさい」と伝言をもらった。夢舞台へ熱い思いを胸に銀盤に立つ。

 【フィギュアスケート五輪代表への道】出場枠は男女各3。〈1〉GPファイナルの日本人最上位メダリストとなった女子の安藤美姫(2位)、男子の織田信成(2位)が内定〈2〉全日本選手権の優勝者が内定〈3〉残り1枠(安藤、織田が優勝した場合は2枠)は全日本3位以内、GPファイナル進出者、世界ランクなどを参考に、全日本後に行われる27日の臨時理事会で決定する。
スポーツ報知
  真央、演技内容変更も手応え!/フィギュア  フィギュアスケート・全日本選手権第1日(25日、大阪なみはやドーム)男女とも残り2枠となったバンクーバー五輪代表の最終選考会を兼ねて開幕。26日の女子SPを前に、浅田真央(19)=中京大=は伝家の宝刀のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を最大限に生かせるようにプログラムを改良し、五輪切符を手に入れる。
 ためらいはない。決戦を前に公式練習にのぞんだ真央は、のびやかに何度もジャンプを繰り返した。今季GPシリーズ2試合で1度しか成功させていない3回転半を5度転倒なく決め、うち4度は万全に着氷させた。

 「手応えはあります。練習を積み重ねてきたので、本番は何も考えず練習通り跳べばいい」。総合5位に終わったロシア杯から帰国した10月末に漂わせていた悲壮感は消え、笑顔が戻った。

 スランプ脱出には糸口があった。タチアナ・タラソワ・コーチと話し合い、プログラムを改良。ロシア杯でシニア自己最低の51・94点と出遅れるなど苦手とするSPに関しては(1)ジャッジの目の前で跳んでいた3回転半の位置を後方に変更し精神的負担を軽減(2)3回転フリップへの助走を真央がより跳びやすい右回りから左回りへ変更(3)ステップを余裕を持って的確にこなせるよう45秒から38秒に7秒短縮−など、伝家の宝刀・3回転半に不安なく挑め、それぞれの技を正確にこなし加点を引き出す策を講じた。

 「変えたことも忘れたくらいずっと滑り込んできた」と真央。歴代最高得点を更新し続けるライバル金妍児(韓国)を破る「200点超え」の絶対兵器・3回転半についても、自分のVTRを徹底研究し、1日最低5〜10回は練習していたといい、「ここ、という部分はつかみました」と晴れやかな表情だ。

 くしくもこの日は「スケートの日」。1861年12月25日、イギリスの探検家ブラキストンが日本で初めてスケートをしたといわれる。銀盤を誰より愛する真央の運命はいかに。26日、決戦の幕が開く。(佐藤ハルカ)
サンケイスポーツ
  浅田真央が再起へ、目標は“大会総なめ” 25日に開幕した全日本フィギュアスケート選手権で五輪出場枠を争う浅田真央は、大会二日目に始まる女子SPから登場する。

10月のGPシリーズのロシア杯では5位という成績に終わった浅田。あれから2カ月、フジテレビのスポーツ番組「すぽると!」(23日放送分)では、そんな浅田のインタビューが放送された。

「ロシア大会は本当に自分の力が全然出せなかったんですけど、ショートもフリーも本当にまだ自分の演技ができていないので、全然納得いってないです」。こう振り返った浅田は、「昨シーズンもショートでアクセル2回入れたり、ショートでアクセルを1回入れたりしてきているので、それをそのまま今シーズンに持ってくるって考えれば、何も難しいことではないですし、去年できているので、できないことではない」と自分に言い聞かせるように語った。

また、五輪出場を決めるためにも、大きなプレッシャーが掛かる全日本選手権だが、浅田は「練習中とか練習じゃないときも、オリンピックに出たイメージっていうのはいつもいつも描いているので、でも、その前に自分の気持ちを全日本に持っていかないといけない」と話して気を引き締めつつ、インタビューの最後には「今はすごいパワーを蓄えているので、全日本と四大陸とオリンピックと世界選手権に全て出て。(総なめにしたい?)はい。それが目標です」と力強く語った。
livedoor
2009年12月25日  
  真央3回転半5回決めた/フィギュア <フィギュアスケート:全日本選手権>◇初日◇25日◇大阪府門真市・なみはやドーム◇男子ショートプログラム(SP)ほか

 26日のSPで開幕する女子はこの日、会場で各選手30分間練習した。4連覇とバンクーバー五輪出場権獲得を目指す浅田真央(19=中京大)は、トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を5度跳んですべて着氷した。1度は着氷がわずかに乱れたものの、今季失敗続きの大技の精度を上げ「今は調子がいい」と、手応えを口にした。また、ロシア杯から約2カ月で、大幅な変更はないものの、プログラムを修正したことを明かし「ロシア杯の後から、ずっとこれで滑り込んできているので、今は(プログラムを)変えたことも忘れている」と、完成度が高まっていることを強調した。
日刊スポーツ
  浅田真央:調子上向きも不安? 
「四大陸」参戦へ
 10年バンクーバー五輪代表最終選考会となるフィギュアスケートの全日本選手権は25日、大阪・なみはやドームで開幕する。26日の女子SP、27日の同フリーで初の五輪代表を狙う浅田真央(19=中京大)は24日、本番会場での非公式練習で調整を行った。今季不振を極めた浅田は、元女王のプライドを懸けて残り2枠を争う緊張の舞台に挑む。

 精いっぱいの柔らかい表情で、浅田が練習会場に姿を見せた。公の場に現れるのは、GPシリーズ・ロシア杯から帰国した10月27日以来、約2カ月ぶり。この日の非公式練習では、フリーの「鐘」をかけて調整した。「調子はいいです。緊張はまだないです」。あす26日のSP、27日のフリーに向け努めて平静を装ったが、バンクーバーへの道は決して楽観できる状況ではないのも事実だ。

 極度の不振に陥った今季は、GPシリーズ初戦となった10月のフランス杯で、ライバル・金ヨナ(19=韓国)に完敗。第2戦のロシア杯でも5位と沈没し、シニア参戦後初めてGPファイナル出場を逃した。

 過去の実績では文句なしの浅田だが、今季はライバルたちが“打倒・真央”を虎視たんたんと狙っている。成長著しい鈴木はGPファイナルで3位に入るなど世界にその存在をアピールした。浅田と同様にトリプルアクセル(3回転半)を武器とする中野も安定感のある演技には定評があり、村主にはここ一番での勝負強さがある。今季、トリプルアクセルは8度のアタックで1度しか成功していない浅田だけに、約2カ月ぶりの実戦への不安は隠しきれない。
     実際、浅田は今大会で五輪切符を獲得することを前提に、バンクーバー五輪前に行われる4大陸選手権(1月27日開幕、韓国・全州)に出場する意向を固めている。通常、五輪代表選手は五輪本番への調整を優先するため4大陸選手権には出場しない傾向にあるが、浅田は「毎年出ているので」と08年優勝、09年3位の同大会への参戦を決めた。裏を返せば、異例の参戦は、実戦不足に不安を覚えていることの表れでもある。

 今季、GPファイナルへの出場を逃したことで、国際大会への出場は10月24日のロシア杯を最後に遠ざかっている。しかも今回の全日本選手権は国内大会。仮に五輪切符を手にしたとしても五輪本番にぶっつけで臨むと、国際大会のブランクは4カ月に伸びてしまう。不振脱出に向け修正を加えた演技がどう採点されるのか。不安を打ち消すには四大陸選手権への出場という選択肢しかなかった。

 ただ、非公開だったこの日の練習を見守った関係者によると、不振の根源とも言えるトリプルアクセルは、4回すべて成功させたという。「アクセルの調子は良かった」と浅田も自信をのぞかせた。完全復調したのか、そして、本番という重圧の中でも練習通りの演技ができるのかどうか−−。誰もが26日の滑りに注目している。
スポニチ
  全日本フィギュア:浅田平常心で
「4連覇に集中」公式練習
 フィギュアスケートのバンクーバー五輪代表の最終選考会を兼ねた第78回全日本選手権は25日、大阪・なみはやドームで開幕した。 

 女子は25日、公式練習を行った。浅田真央(中京大)は今季まだ1回しか成功していないトリプルアクセル(3回転半)を5回跳び、すべて成功。「大阪に来て安定してきた。集中していけばいいと思う」と自信ものぞかせた。5位に終わったロシア杯からの2カ月間に、SP、フリーともジャンプの入り方やスパイラルなどを修正。「五輪より大会4連覇(の達成)に集中したい」と平常心を強調した。

 五輪代表に内定済みの安藤美姫(トヨタ自動車)は公式練習で4回転サルコウを5回試みてすべて失敗。「(4回転は)五輪ではたぶんやらない」と明らかにしたが、「今季やるなら全日本しかないとコーチからも言われた。チャレンジしたい」と、今大会のフリーで挑戦する可能性を示した。

 鈴木明子(邦和スポーツランド)は「やれるだけの練習をした。ちょっと楽しみ」と明るい表情。村主章枝(AK)は「自分との戦い。最後まで投げずに戦いたい」と集中。中野友加里(プリンスホテル)は「守りに入らず一つ一つのことを丁寧にやりたい」と語った。

 女子のSPは26日午後1時50分から、30人が出場して行われる。滑走順は25日の抽選で決まり、浅田は9番目となった。安藤は28番目で最終グループでの滑走。鈴木は16番目、村主は5番目、中野は18番目に登場する。【石井朗生】
毎日新聞
  浅田真央選手 選考会前に抱負 バンクーバーオリンピック、フィギュアスケートの日本代表を決める最後の選考会となる全日本選手権が開幕し、26日から始まる女子シングルで初のオリンピック代表入りを目指す浅田真央選手は「シーズンの前半とは違う、よくなった演技を見てほしい」と抱負を述べました。

浅田選手は今シーズン前半、ジャンプの不振に苦しみ、2か月ぶりの実戦となるこの大会で初のオリンピック代表を目指します。25日は本番会場で30分間の練習を行い、不調だった得点源のトリプルアクセル=3回転半ジャンプを次々と決め、ショートプログラムの曲をかけての練習では、全体を通しミスなく滑るなど、復調をうかがわせました。浅田選手は「2か月間、大会に出られなかったので、全日本選手権を楽しみに待っていました。シーズンの前半とは違う、よくなった演技を見てほしいです」と明るい表情で抱負を述べました。女子シングルのバンクーバーオリンピックの日本の出場枠は3人で、すでに安藤美姫選手が内定しています。残る2人の枠は、全日本選手権で優勝した選手が内定するほか、全日本選手権の順位や過去の実績などを総合的に判断して選ばれるため、世界ランキング3位と日本選手トップの浅田選手は、全日本選手権で3位以内になれば代表入りに近づきます。このほか、今月上旬のグランプリファイナルで3位だった鈴木明子選手や中野友加里選手などがオリンピック代表を目指します。
NHK
  全日本フィギュア開幕 浅田真央選手、
26日のSPに備えトリプルアクセルを
入念にチェック
全日本フィギュアが25日に開幕した。26日の女子ショートプログラムを待つ浅田真央選手(19)は、トリプルアクセルを入念にチェックしていた。また、滑走順の抽選が行われ、浅田選手は30人中、19番目に決まった。

  長い長い戦いも最終局面。オリンピックへの扉を開く最後のチャンス、全日本フィギュアが開幕した。25日は女子に先駆け、男子のショートプログラムが行われている。オリンピックの内定を手にした織田信成選手(22)に続くのは誰になるのか、激しいつばぜり合いが予想される。そして女子は、26日のショートプログラムに向け、前日練習を行った。

  バンクーバーオリンピックへの出場権は男女とも残り「2」。そのうちの1枠の最有力・浅田真央選手は、今シーズンの不調がうそのように自然体で練習に臨んでいた。不調の原因ともいわれた大技・トリプルアクセルもきれいに決めていた。踏み切りの入り方を変更し、高い集中力で成功率を上げた。

  練習後に行われた抽選会では、選手たちは、意外なほど明るい表情を見せていた。浅田選手の滑走順は、30人中の19番目に決まった。26日、最後の第一歩が始まる。浅田選手は「練習通りにできればいいなと思うので、本当に自分を信じて、集中したいと思います」と話した。
FNN
  真央、スランプ脱出に手応え  「全日本フィギュアスケート選手権」(大阪なみはやドーム)

 女子の公式練習が行われ、ショートプログラム(SP)の曲「仮面舞踏会」を舞った浅田真央(中京大)は五輪仕様の改良型プログラムを披露。5回トライしたトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)で転倒することもなく、「安定してきている」とスランプ脱出に手応えを示した。

 五輪代表には既に安藤美姫が内定。鈴木明子、中野友加里、村主章枝との残り2枠の争いとなるが、浅田は「五輪選考というよりも、(同大会)4連覇したい」と前向きだった。
デイリースポーツ
  【フィギュア】浅田は9番、
安藤は28番。女子SP滑走順決定
 フィギュアスケート全日本選手権の女子SPの滑走順抽選が25日、行われ、今大会にバンクーバー五輪出場をかける浅田真央(中京大)は出場30選手中、9番滑走となった。残る代表2枠を争うとみられる鈴木明子(邦和スポーツランド)は16番、中野友加里(プリンスホテル)は18番、村主章枝(AK)は5番。すでに代表に決まった安藤美姫(トヨタ自動車)は28番滑走。
MSN産経ニュース
  五輪代表争う浅田真央らが調整 
フィギュア女子
 フィギュアスケートの全日本選手権で五輪代表の残り2枠を争う女子の有力選手が、SPを翌日に控えた25日の公式練習で調整し、5位に終わった10月のロシア杯以来、約2カ月ぶりの大会に初の五輪代表入りを懸ける19歳の浅田真央(中京大)は「全日本が待ち遠しかった。五輪選考というよりも4連覇がしたい」と明るい表情で話した。

 浅田は5度のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)をすべて降りて順調な仕上がりをアピール。踏み切りまでの入り方を変更したそうで「安定してきている」とスランプ脱出への手応えを口にした。

 先のグランプリ・ファイナルで3位に入った勢いで初の五輪切符を狙う鈴木明子(邦和スポーツランド)は5種類の3回転ジャンプを決めて好調をアピール。中野友加里(プリンスホテル)と村主章枝(AK)はジャンプがやや不安定だった。
47NEWS
  真央は9番、安藤は28番目=
女子SP滑走順−
全日本フィギュア〔五輪・関連〕
 フィギュアスケート全日本選手権の滑走順抽選が25日行われ、女子で4連覇とバンクーバー五輪代表入りを目指す浅田真央(中京大)は26日のショートプログラム(SP)で30選手中9番目に登場する。既に同五輪代表に内定している安藤美姫(トヨタ自動車)は28番滑走。いずれも初の五輪代表を目指す鈴木明子(邦和スポーツランド)は16番目、中野友加里(プリンスホテル)は18番目、ベテランの村主章枝(AK)は5番目に滑る。
時事通信
  バンクーバー切符懸けて浅田真央あっけらかん  バンクーバーに向けて浅田真央(19)、今度こそ負けられない。25日、開幕するフィギュア全日本選手権(大阪・なみはやドーム)ですべてが決まる。すでに安藤美姫(22)の代表入りが決定。残る2枚の切符をゲットするために鈴木明子(24)、中野友加里(24)、村主章枝(28)と競い合わなければならない。過去の実績は抜群の浅田だが、フランス杯、ロシア杯で得意のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)は決まらず不調続き。ところが本人は「いつも出ている大会なので」とあっけらかん。ザンナ・アシスタントコーチと会場入りした。
日刊ゲンダイ
  真央、3回転半に復調気配=
26日に女子SP−
全日本フィギュア〔五輪・関連〕
 フィギュアスケートの全日本選手権は26日に女子ショートプログラム(SP)が行われる。各選手は25日、公式練習で調整。残り2枠となったバンクーバー五輪代表入りを狙う浅田真央(中京大)は、今季の試合で8度跳んで1度しか成功していない得意のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を5度着氷した。不振が続いたグランプリ(GP)シリーズから復調の気配を見せ、「毎日5〜10回は練習してきた。(成功率は)上がっている。全日本が待ち遠しかった」と明るい表情で話した。
 既に五輪代表に内定している安藤美姫(トヨタ自動車)は連続3回転ジャンプを3度決め、成功こそなかったものの大技の4回転サルコーにも5度挑戦。「守りに入らず何かにチャレンジできる大会」と、自由での4回転挑戦もにおわせた。
 GPファイナルで3位と躍進し、初の五輪代表を狙う鈴木明子(邦和スポーツランド)は「やるだけのことはやった」と充実の表情。中野友加里(プリンスホテル)、村主章枝(AK)も精力的に調整した。
時事通信
  浅田は3回転半跳ぶ 
全日本フィギュア公式練習
 バンクーバー冬季五輪代表の最終選考会を兼ねるフィギュアスケートの全日本選手権は25日午後、大阪なみはやドームで開幕し、男女でそれぞれ代表の残り2枠を争う。朝からの公式練習では、初の五輪代表を目指す浅田真央(中京大)がトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を5度転倒なく跳び、スランプからの復調を感じさせた。女子は26日にショートプログラム(SP)を行う。

 浅田とともに五輪切符を目指す鈴木明子(邦和スポーツランド)や、すでに五輪代表を決めている安藤美姫(トヨタ自動車)も順調な仕上がりを見せた。

 第1日にSPを行う男子も最終調整し、代表入りが懸かる高橋大輔(関大大学院)と小塚崇彦(トヨタ自動車)はジャンプを、代表入りしている織田信成(関大)はステップやスピンを中心に確認した。
47NEWS
  真央に金ロード、五輪決める前に決めた  女子フィギュアスケートの浅田真央(19=中京大)が、五輪本番の約1カ月前に大会に出場する異例の計画があると明かした。バンクーバー五輪代表の最終選考会を兼ねたフィギュアスケートの全日本選手権は25日、大阪なみはやドームで開幕。24日は会場で非公開の練習が行われた。女子シングルの五輪切符は残り2枚となったが、大会4連覇を狙う浅田に緊張の様子はなし。初の五輪代表入りを決め、来月27日開幕の4大陸選手権(韓国・全州)に出場したいとの意向を示した。25日は男子のショートプログラムなどが行われる。

 練習拠点の愛知から大阪入りした浅田は、会場入りする前、時折、笑顔を振りまきながら五輪前の異例の計画を口にした。「そのつもりです。いつも出ている大会なので」。五輪本番まで1カ月に満たない時期に韓国で行われる、4大陸選手権に出場したいと、あっけらかんと口にした。

 全日本選手権では4連覇とともに初の五輪出場権がかかるが、あくまでも通過点という意識なのだろう。五輪約1カ月前の4大陸選手権出場には、故障などの危険性がある。しかも全日本選手権、4大陸選手権、五輪と、2カ月足らずで3大会という日程は、疲労の蓄積という意味からもリスクはある。それでも「大丈夫です」と言い切った。
     4大陸選手権には、すでに五輪代表に決まった安藤も、男子の織田も、ライバルの金妍児(韓国)も出場しない意向。4年前のトリノ五輪前は、当時の代表4人全員が、調整を優先して出場を回避した。金がGPファイナルから約2カ月空けて五輪に臨むように、年明けからは五輪に集中するのがよくあるパターン。そんな“常識”を覆してでも、浅田は自信を手に入れたいようだ。「4大陸選手権で勢いをつける?」と聞かれ「そうですね」と笑みを浮かべた。日本スケート連盟関係者は「実戦感覚が鈍らないというメリットもある」と説明した。

 10月のGPシリーズ開幕戦のフランス杯は2位、翌週のロシア杯は5位に終わり、GPファイナルの出場を逃した。この2カ月間は指導を受けるタラソワ・コーチのアシスタントコーチと立て直しを図った。非公開練習ではフリー曲の「鐘」を流して滑り「調子はいい」と調子は上向き。今季は失敗が目立つ3回転半ジャンプを少なくとも3回は決めたようで「良かったです」と堂々と話した。

 残り2枚の五輪切符をめぐる緊張感が高まる中、ロシアの国内選手権があるため、タラソワ氏は不在。ほとんどの女子選手が無言を貫く中、浅田は「まだ緊張はしていない」と余裕の笑顔。4連覇のかかる第一人者らしい貫禄(かんろく)が漂っていた。【高田文太】
日刊スポーツ
2009年12月24日  
  真央、1・25四大陸選手権でヨナと激突  「フィギュアスケート、五輪代表最終選考会・全日本選手権」(25日開幕、大阪なみはやドーム)

 フィギュアスケート女子の浅田真央(19)=中京大=が、金ヨナ(19)=韓国=と、敵地でバンクーバー五輪前哨戦を行う可能性が浮上した。24日、4連覇と五輪代表内定をかける全日本選手権を控え大阪入り。五輪直前の四大陸選手権(1月25日開幕、韓国・全州)出場を明言した。

 「四大陸?出るつもり。いつも出ている大会なので。勢いをつけて五輪に行きたい」。今季はフランス杯2位、ロシア杯5位に終わり、GPファイナルは出場すらならなかった。五輪代表に内定すれば、12月から毎月1大会という厳しいローテーションになるが、試合勘を養う道を選んだ。

 同大会の回避を明言していた金も出場する可能性が浮上。関係者によると国際スケート連盟からホスト国の女王として出場要請があったという。浅田にとって、女王との直接対決は復活を印象づける格好の舞台になる。

 10月のロシア杯後の2カ月間、タラソワコーチ不在ながら、国内で調整してきた。「調子はいい。まあまあです」。4連覇し、優勝者に与えられる五輪代表内定をゲット。前哨戦を経て、五輪金メダル-というシナリオを描いている。
デイリースポーツ
  浅田真央「四大陸選手権出る」 
バンクーバー五輪の1カ月前
 フィギュアスケート女子の浅田真央(19)=中京大=が来年2月のバンクーバー冬季五輪代表に選ばれた場合のステップとして、四大陸選手権(来年1月27〜31日、韓国・全州)に出場する意向を持っていることが24日明らかになった。25日開幕の五輪代表最終選考会・全日本選手権(大阪、なみはやドーム)前日の非公開練習のため会場入りした際、明言した。ライバル、キム・ヨナ(19)=韓国=と五輪本番1カ月前に前哨バトルが繰り広げられる可能性が出てきた。

 黒のダウンジャケットに黒のキャップを合わせた“渦中のヒロイン”が会場入りすると、フラッシュが一斉にたかれた。10月のロシア杯で5位惨敗後、約2カ月ぶりに公の場に姿を見せた真央は精悍(せいかん)な顔つきで、五輪代表が決まった場合の「金メダルローテ」を明かした。

 四大陸選手権の出場について問われると「ハイ、いつも出ている大会なので、そのつもりです」と、3年連続出場を明言した。既に日本スケート連盟に、出場の意向を伝えている。

 参戦の狙いは五輪シーズンの前半戦に精彩を欠いた国際大会の舞台で、国際ジャッジに「真央復活」を高らかにアピールすること。「五輪に向けて勢いをつけたい? そうです」。四大陸選手権の女子SPは1月27日で、五輪の女子SPは2月23日(日本時間24日)。試合間隔は約1カ月弱でちょうど良い。GPファイナル進出を逃し、あり余ったパワーを爆発させる。
   また、ライバルとの対決が実現する可能性が出てきた。キム・ヨナにとって母国開催の四大陸選手権だが、カナダ・トロントを練習拠点としており、時差などの関係で不参加を表明している。だが、12月上旬に東京であったGPファイナルに来日していたISUのオッタビオ・チンクワンタ会長は開催国エースの欠場について違和感を覚えているという。

 「四大陸についてはエントリー状況を見て、何らかのコメントをISUとして出すかもしれない」と意味深なコメントを発している。日本連盟関係者によると、スケート界のドンといわれるチンクワンタ会長の命令は絶対で、キム・ヨナといえども逆らえない。本番1カ月前に2人が相まみえれば格好の“五輪前哨戦”となりそうだ。

 日本発、韓国経由、バンクーバー行きの金メダルロードを思い描く真央。この日の非公開練習でトリプルアクセル(3回転半)を成功させたという。「まだ緊張はあまりないです」。代表枠は残り2。まずは全日本選手権4連覇を飾って、文句なしで代表切符をつかみ取る。 (中谷秀樹)
中日スポーツ
  技絞り自力復活狙う 四大陸にも意欲 
浅田真央
 フィギュアスケート女子の浅田真央(中京大)は24日、1月末の四大陸選手権(韓国・全州)について「いつも出ている試合なので、そのつもりです」と出場を希望した。全日本選手権の会場で練習前に答えた。

 五輪代表に決まれば、バンクーバーに向けた調整になる。1カ月で2試合という日程には「問題ない。大丈夫です」と話した。四大陸選手権の出場選手も全日本選手権後に決まり、日本スケート連盟は五輪代表でも希望すれば出場させる方針。

 細身の体にのしかかる重圧をはねのけ、輝きを取り戻せるか。今季、不振にあえいできた日本女子のエース、浅田が初の五輪代表入りを懸けた大一番に立ち向かう。

 24日。名古屋から大阪に入った浅田は早速、2日後のSPに向けて会場で調整した。内容は非公開だったが、関係者によると、トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を決めるなど仕上がりは上々。本人も帰り際に「調子は良かった」と笑みを浮かべた。

 勝負のシーズンは、本人も周囲も予想外の滑り出しだった。キム・ヨナ=韓国=との直接対決で注目を集めた10月のGPシリーズ開幕戦、フランス杯はライバルに大差をつけられ2位。翌週のロシア杯は5位と惨敗し、GPファイナル進出を逃した。五輪に行けるかどうかは今大会の結果次第だ。

 失意の序盤戦から約2カ月。浅田は中京大でフォレ・アシスタントコーチとともに立て直しを図った。「(練習から)百発百中になれば試合でも跳べる」と意欲を示したトリプルアクセルは復調しつつあるようだ。技を詰め込みすぎたプログラムは、ステップを短縮して滑りに余裕を持たせるなど細部を修正した。

 「誰もが通る道。マオには乗り越える力と知恵がある」と奮起を促したタラソワ・コーチは、ロシアの国内選手権があって来日しない。頼れるのは自分だけ。努力の天才は初めてのスランプを乗り越えてこそ、夢の五輪金メダルに近づける。
東京新聞
  真央「四大陸」出ま〜す!/フィギュア
 真央から、真央へ。五輪切符のプレゼントを贈る。クリスマス決戦を控えた、その表情は明るい。5位と惨敗したロシア杯から帰国した10月末以来、約2カ月ぶりの公の場。真央はフリー楽曲「鐘」を通しで滑り、3回転半ジャンプも成功させ、「調子はいい」と笑顔を浮かべた。

 残り「2枠」に挑む真央だが、その先にある五輪でのメダル獲りへ青写真も描く。1月下旬の四大陸選手権に「毎年出ているから出たい」と明言。日本スケート連盟も了解し、五輪代表に選ばれた際には同時に同大会代表にも選ぶ見通しが明らかになったのだ。

 五輪1カ月前に行われる同大会は、負傷のリスクなどを踏まえ、代表選手は出場を敬遠してきた。前回トリノ五輪前も代表選手は男女とも出場していない。真央の選択は異例となるが、GPファイナル進出を逃して国際大会の間隔があき、ブランクを埋めるメリットもある。

 また、金メダルの有力候補で、地元開催となる金妍児(19)=キム・ヨナ、韓国=がいち早く欠場を表明。これに国際スケート連盟・チンクワンタ会長が韓国連盟側に怒りを示したことから、関係者は真央の“心証アップ”も期待できるという。夢舞台で笑うために、打てる手は打つ。(佐藤ハルカ)
サンケイスポーツ
  真央が四大陸選手権の出場へ意欲  フィギュアスケート女子の浅田真央(中京大)が24日、4連覇とバンクーバー五輪代表内定をかける全日本選手権へ向け、大阪入りした。五輪直前の四大陸選手権(1月25日開幕、韓国・全州)については「四大陸?出るつもり。いつも出ている大会なので。勢いをつけて五輪に行きたい」と出場を明言。五輪代表に内定すれば、12月から毎月1大会という厳しいローテーションになるが、試合勘を選んだ。
デイリースポーツ
  浅田真央らが五輪代表狙う 
全日本フィギュア25日開幕
 バンクーバー冬季五輪代表の最終選考会を兼ねたフィギュアスケートの全日本選手権は25日、大阪なみはやドームで開幕する。先のグランプリ(GP)ファイナルで男子の織田信成(関大)と女子の安藤美姫(トヨタ自動車)が代表に決定。今大会は浅田真央(中京大)や鈴木明子(邦和スポーツランド)、高橋大輔(関大大学院)ら、男女とも残り2枠となった五輪代表の座を争う。

 24日は会場で非公開の練習が行われ、有力選手が調整した。関係者によると、浅田は初の代表入りに向けてトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を成功させるなど順調な仕上がりを見せた。15歳だった前回五輪では年齢制限により出場資格がなかった。

 25日は男子のショートプログラム(SP)などを実施。女子SPは26日で、27日の全競技終了後に代表が発表される。
47NEWS
  全日本フィギュア前日練習 浅田真央選手、
織田信成選手らが真剣なまなざし見せる
 バンクーバーオリンピックの出場権を懸けた最後の決戦の場となる全日本フィギュア、前日練習を行った選手たちも、いよいよ緊張感が高まってきた。
 浅田真央選手(19)は「占いの本に、2月のラッキーな場所はどこみたいなのがあって、それを見たんですよ。そうしたら、ちょうど自分のところだけ、『スケートリンク』って書いてあったんです」と話した。浅田選手にとってのラッキースポットは、やはりリンクしかない。2月に輝くためにも、まずここを勝ち抜かなくてはならない。
  26日から始まる全日本フィギュア、24日の前日練習では、織田信成選手(22)らが真剣なまなざしを見せた。すでにオリンピックの代表に内定している織田選手だが、気の緩みは感じられない。
 さらなるステップアップに向けたチャレンジも視野に入れている。織田選手は「やっぱり代表として、しっかりとした演技をしないとという責任感もあるので、そこは緊張感を持って、練習できてきた」と話した。
 けがからの復活、そして日本のエースの座を奪い返すためにも、ここが勝負となる高橋大輔選手(23)だが、こちらは気負わず。高橋選手は「余り力まずに、自分のことを信じて、自分の求めている演技ができて、それに結果がついて、優勝できればいいなと思っています」と話した。
FNN
  フィギュア:
浅田真央が4大陸選手権出場の意向
報道陣に
 フィギュアスケートのバンクーバー五輪女子代表を狙う浅田真央(中京大)が24日、4大陸選手権(来月27〜30日、韓国・全州)に出場する意向を表明した。全日本選手権(25〜27日)の非公開練習で会場入りした際、報道陣に答えた。

 出場理由を「毎年(過去2年)出ている大会なので」と説明。グランプリ(GP)ファイナル出場を逃したため、五輪までに試合数をこなしておきたい狙いもあるようだ。4大陸選手権と五輪までの間隔が短いことには「気にならない」と語った。
毎日新聞
  真央 四大陸出場を希望  フィギュアスケート女子の浅田真央(中京大)は24日、来年1月27日から30日まで韓国の全州で開催される四大陸選手権に出場したいとの意向を明らかにした。バンクーバー冬季五輪出場が決まった場合、同選手権から五輪の女子の競技が始まる2月23日まで、間隔が1カ月に満たないが「気にならない」と話した。

 世界女王のキム・ヨナ(韓国)は四大陸選手権に出場しない考えを示しており、五輪代表の安藤美姫(トヨタ自動車)と織田信成(関大)も出ない方向。
スポーツニッポン
  真央、四大陸選手権出場も
フィギュア〔五輪・関連〕
 フィギュアスケート女子の浅田真央(中京大)は24日、来年1月25日から韓国で行われる四大陸選手権について「いつも出ている試合なので」と語り、出場する意向を示した。浅田は25日開幕の全日本選手権でバンクーバー五輪代表を狙う。四大陸選手権は五輪本番の約1カ月前。大会の間隔が短くなることに関しては「気にならない。大丈夫」と話した。
 同五輪の金メダル候補で昨季世界選手権を制した金妍児(韓国)は、地元開催ながら出場しない意向を示している。
時事通信
  不振からの脱却
”真央らしく”
■切符つかむ最後のチャンス 25日開幕「全日本選手権」

 シーズン前半の不振からの脱却、そしてバンクーバー五輪の切符をかけて、浅田真央(中京大)が25日開幕の全日本選手権(大阪・なみはやドーム)に挑む。

 前回トリノ五輪シーズンが明けた2006年から連覇を続ける全日本。浅田は「日本の一番を決める大会で、自分は良い思い出ばかり。毎年、良い演技ができていると思う」というイメージを持つ。

 当然、今年は違った感覚もある。「今回は五輪の選考がかかってる。けど、それはあまり考えすぎないようにしたい」。シーズン前半のGPシリーズを不本意な成績で終えた。バンクーバー五輪の切符をつかむ最後のチャンス。いやが応でも力みは出てくる。

 五輪が絡まなくとも、全日本は特殊な舞台だ。これまで数々の選手を送り出してきたベテランコーチの佐藤信夫氏(67)は「それはそれは異常なもの。これは出たものにしか分からない。五輪や世界選手権に比べればレベルは低いかもしれないけれど、されど全日本なんです」という。

 例えば昨年。女子フリーの6分間練習で、村主章枝(AK)と安藤美姫(トヨタ自動車)がぶつかってしまうハプニングがあった。「男女問わず、その表情や行動は異様なものになる」と佐藤氏は語る。普段ならあり得ないことも、全日本なら起こりうる。

 ある男子のトップ選手は「女子を見ていると息が詰まる」と声を潜める。女子の中には、他の選手と顔を合わさないようにと、わざわざ男子更衣室を使う選手もいる。佐藤氏は「それは昔からありますよ。みんな逃げ出したいんです。できれば自分一人の世界にいたい。他の選手の音楽、まして点数が聞こえたら、心は乱れる。本当にいたたまれない雰囲気です」。
     そして今年もまた、国内のライバルは勢ぞろいする。GPファイナル2位で五輪の切符をすでに手にしている安藤、初出場のファイナルで3位と好調な鈴木明子(邦和スポーツランド)、実績のある中野友加里(プリンスホテル)、五輪シーズンの全日本にはめっぽう強い村主――。

 浅田は「特別な試合と思わない。どの試合も気持ちは一緒」という。でも、どこかで意識してしまう自分もいる。「よく報道の方に『他の選手の演技はどうでしたか?』と尋ねられるんですけど、見てないです、としか言えないんです。何も考えないように、見ないようにしてるから」と話したことがある。国内のライバルも世界で十分戦える選手ばかり。その全日本を勝ち続けてきたのが、浅田だ。

 10月下旬のロシア杯の後から、中京大アイスアリーナ(愛知県豊田市)でじっくりと練習を積んできた自負はある。11月上旬からはタチアナ・タラソワ・コーチのアシスタントコーチを務めるシャネッタ・フォレ氏が付きっきりで指導してきた。ジャンプの調子が良くない時には、世界選手権を制した07〜08年シーズンの自分の映像と今の映像を見比べたりして、「良いイメージを持って練習に臨む」ということを繰り返した。

 初優勝した06年の全日本選手権。会場は地元の名古屋だった。この時は練習拠点を米国に移したシーズン。全日本で、このシーズンはずっと決まらなかったトリプルアクセル(3回転半)を成功させた。全日本女王のタイトルは、大粒の涙から始まった。

 当時の優勝コメントはこうだ。「自分の持っている力をすべて出せた。自信を持ってやったのが良かった。昔と変わらず、プレッシャーとか何も考えず、楽しく滑って、思い切り跳ぶことができた」。それが、全日本4連覇、そしてバンクーバー五輪への道を切り開くための答えだろう。

 昔も今も、浅田の家のリビングなどには、自分の目標を書き込んだメモが所々にはられている。「全日本4連覇」「バンクーバー五輪金メダル」――。自分の目の届くところに、それはあるという。

 もし、神様にお願いをするとしたら何か――? 浅田に尋ねてみた。「とにかく、練習通りに演技ができるように。それを神様にお願いしたいです」。全日本がある限り、日本のスケーターにクリスマスはない。女子ショートプログラムは26日に始まる。(坂上武司)
朝日新聞
  浅田真央:ピンチ!?
代表最終選考会にタラソワ・コーチ不在
 10年バンクーバー五輪代表最終選考会を兼ねたフィギュアスケートの全日本選手権は25日、大阪・なみはやドームで開幕するが、浅田真央(19=中京大)を指導するタチアナ・タラソワ・コーチ(62)が帯同しないことが23日までに決まった。

 ロシアの若手有望選手も指導しているタラソワ・コーチは、24〜26日のロシア選手権を優先した。

 関係者は「(浅田は)当初から来られないものと思って(ザンナ)アシスタントコーチと練習してきた」と話した。GPファイナルで五輪出場を決め気楽な立場で全日本選手権を迎える青写真だったが、GPファイナル出場を逃し重圧がかかる状況となっただけにコーチ不在は大きな痛手だ。

 浅田は10月27日にロシアから帰国後、中京大で練習を続けている。当初はタラソワ・コーチが来日して指導する予定だったが、結局一度も来日しておらず、ザンナ・アシスタントコーチとプログラムの修正を図ってきた。浅田は技術面でも精神面でも不安を抱えたまま五輪切符がかかる大一番を迎えることになった。
毎日新聞
2009年12月23日  
  浅田真央、初の五輪切符は?
最終選考会開幕へ
 フィギュアスケートのバンクーバー五輪代表最終選考会となる全日本選手権が25日、大阪府門真市のなみはやドームで開幕する。


 グランプリ(GP)ファイナルで一足早く内定した織田信成(関大)、安藤美姫(トヨタ自動車)を除く残る男女各2枠を巡り、激しい争いが予想される。特に女子は、今季、不調に苦しむ浅田真央(中京大)が、久々の実戦となる今大会で4連覇を果たし、自己初の五輪切符をすっきり勝ち取れるかに注目が集まる。

 浅田はショートプログラム(SP)、フリーで計3度跳ぶトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)の不調が響き、GPシリーズ初戦のフランス杯で2位、連戦となったロシア杯では5位と低迷。その後、約2か月間、国内でじっくりと調整を続けてきた。

 SPは、技と技の間の細かい動きを減らし、ステップの微調整を行って、ジャンプ以外の部分での負担を減らした。ジャンプについても重点的に練習し、小林れい子・日本オリンピック委員会フィギュア専任コーチは「(トリプル)アクセルはだいぶ確率も上がってきた。ファイナルには出られなかったが、その分落ち着いてじっくり練習できた」と期待する。

 浅田と残り2枠を争う有力選手は鈴木明子(邦和スポーツランド)、中野友加里(プリンスホテル)、村主章枝(AK)。日本スケート連盟の選考基準では、今大会の優勝者は代表に決定する。残り1枠(安藤が優勝した場合は残り2枠)は〈1〉今大会の3位以内〈2〉GPファイナル進出者〈3〉世界ランク日本上位3人――の条件を満たした選手の中で、総合的に判断する。現時点では、過去3シーズンの国際大会成績による世界ランク3位で日本人トップの浅田と、GPファイナルで3位に入り、世界ランク8位と日本3番手の鈴木が、やや有利と言えそうだ。
読売新聞
  全日本フィギュア:25日開幕 
女子の残り五輪2枠激戦に
 フィギュアスケートのバンクーバー五輪代表選考会を兼ねた全日本選手権が25〜27日、大阪・なみはやドームで行われる。男女各3枠、アイスダンス1枠の代表のうち、女子の安藤美姫(トヨタ自動車)と男子の織田信成(関大)は今月上旬のグランプリ(GP)ファイナルでともに2位に入り内定。女子の残り2枠をかけた争いは激戦必至の情勢だ。【来住哲司】

 ◇安藤、真央の一騎打ち…追う鈴木、中野
 ◆女子 5年ぶり3回目の優勝を狙う安藤と、4連覇を目指す浅田真央(中京大)の一騎打ち。安藤はミスが出ても手堅くまとめる安定感が備わった。今季成功のない3−3回転連続ジャンプを決められるかが注目だ。

 浅田はトリプルアクセル(3回転半)の成否が鍵。今季はこれまで8度試みて成功は1度だけだが、5位に終わったロシア杯後はプログラムの難度を落としており、演技に余裕を取り戻せそうだ。仮に優勝を逃しても、過去の実績で代表選出の可能性は高い。

 2人を追うのは鈴木明子(邦和スポーツランド)、中野友加里(プリンスホテル)、村主章枝(AK)。鈴木は中国杯優勝、GPファイナル3位と勢いがあり、代表争いで優位。フランス杯3位、NHK杯4位の中野はジャンプの安定感を取り戻したい。村主は全日本選手権には例年強く、侮れない。
◇女子の主な代表候補の今季成績◇
 ☆安藤美姫 ▽ロシア杯(1)(171.93点)▽NHK杯(1)(162.55点)▽GPファイナル(2)(185.94点)
 浅田真央 ▽ジャパンオープン(3)(フリー102.94点)▽フランス杯(2)(173.99点)▽ロシア杯(5)(150.28点)
 鈴木明子 ▽飯塚アイスパレス杯(1)(151.65点)▽ウインターゲームズニュージーランド(1)(159.10点)▽中部選手権(1)(182.06点)▽中国杯(1)(176.66点)▽スケートカナダ(5)(147.72点)▽GPファイナル(3)(174.00点)
 中野友加里 ▽ジャパンオープン(4)(フリー91.52点)▽フランス杯(3)(165.70点)▽NHK杯(4)(152.35点)
 村主章枝 ▽フィンランディア杯(7)(136.91点)▽中国杯(7)(145.99点)▽スケートアメリカ(4)(148.99点)
※☆は代表内定。カッコ内の数字は順位。ジャパンオープンはフリーのみ。
 ■バンクーバー五輪代表の選考方法 男女各3枠、アイスダンス1枠。男女はGPファイナルの日本勢最上位のメダリストが、全日本選手権出場を条件に内定。さらに全日本選手権の優勝者を選出。残りを▽全日本選手権3位以内▽GPファイナル進出者▽世界ランキング日本勢上位3人−−を対象に、競技会得点や演技内容などを総合的に判断して選ぶ。
毎日新聞
  五輪代表女子は激戦 
浅田真、鈴木ら『残り2』争う
 フィギュアスケートのバンクーバー五輪代表最終選考会となる全日本選手権は25日から3日間、大阪・なみはやドームで開かれる。安藤美姫(トヨタ自動車)と織田信成(関大)がグランプリ(GP)ファイナルで代表に内定し、男女とも残りは2枠。女子は浅田真央(中京大)や鈴木明子(邦和スポーツランド)、中野友加里(プリンスホテル)らの激しい争いになりそうだ。

 浅田はジャンプをどこまで立て直してきたか。今季は1度しかトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)が決まらず、ファイナル進出も逃した。10月のロシア杯後にプログラムを手直ししたが、ショートプログラム(SP)とフリーで計3度トリプルアクセルを跳ぶ演技構成はそのまま。目標の五輪金メダルを視野に入れ、武器の大技で勝負をかける。

 浅田を追う鈴木は今季GPで初優勝し、ファイナルも初出場で3位と勢いに乗る。中野はジャンプが決まれば表彰台に上がる力はある。全日本に強いベテランの村主章枝(AK)も3大会連続の五輪代表を狙う。重圧のない安藤は、五輪本番を見据えながら5シーズンぶりの優勝を目指す。

 男子は、実力で織田と高橋大輔(関大大学院)と小塚崇彦(トヨタ自動車)の3人が飛び抜けており、残る代表は高橋と小塚が有力とみられる。 (中村彰宏)
東京新聞
2009年12月22日  
  イメージ調査  博報堂DYメディアパートナーズは21日、「アスリートイメージ評価調査・2009年総括編」を発表し「来年最も活躍が期待できる女子選手」でフィギュアスケートの浅田真央(中京大)が1位に入った。同社では「バンクーバー五輪を控え冬季競技への期待がうかがえる」としている。

 調査は今月上旬に首都圏と京阪神圏在住の15〜69歳の男女を対象に実施された。
共同通信
  [フィギュア全日本選手権連載
氷の非情](7―3)浅田真央【体】
 難度を増すプログラムとともに、浅田真央の肉体も変化してきた。4年前に158センチだった身長は、163センチに。タラソワ・コーチ(62)、も「真央はスピードと力を鍛えて、完ぺきなアスリートの体になった。小さな娘から大人の美女になった」と成長を認めた。

 バンクーバーに向けて、昨年4月から栄養・トレーニング面をサポートする「チーム真央」が発足した。森永製菓のトレーニング施設から派遣された牧野講平コーチと河南こころ栄養士が専属スタッフとして帯同。男子並みと言われるハードなプログラムを滑りこなすための体づくりに励んできた。

 大リーグ選手などを指導する米トレーニング専門機関「NSCA」の認定資格を持つ牧野コーチは、腹筋など基礎体力から強化。偏りがちな左右の筋力をバランス良く鍛えさせ、慢性的な腰痛がなくなった。食事は和食や野菜を中心にしたメニューを心がけ、試合前の栄養摂取のタイミングも細かく学んでいる。

 最高難度のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を幼い頃から跳べるのも、恵まれた体があるから。生物力学を研究する中京大体育学部長の湯浅景元教授は「イチロー選手のように瞬発力を発揮する白筋が生まれつき多い」と分析。先天的な瞬発力を練習でさらに磨き上げ、イチローがヒットを量産するようにタイミング良くジャンプを跳ぶことができるのだ。

 中京大アイスアリーナでは、湯浅教授らが中心となってフィギュアのプロジェクトチームを作り、高感度カメラによる動作解析を行っている。「浅田はフィギュアの素質がある。出会ったことが幸運だった」と湯浅教授は話す。生まれ持った唯一無二の才能を大きな武器に頂点へ駆け上がる。
報知新聞社
2009年12月21日  
  フィギュア・初の五輪目指す浅田真 25日から行われるフィギュアスケートのバンクーバー五輪代表選考会を兼ねた全日本選手権に初の五輪出場を懸ける浅田真央。焦点は大技のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)。「1試合3発を百発百中に」と浅田
【時事通信社】
  博報堂DYメディアパートナーズ、
「アスリートイメージ評価調査」
2009年総括特別編を発表
「アスリートイメージ評価調査」
2009年総括特別編
 「2009年に最も活躍した」男性アスリートは、1位に石川遼(ゴルフ)、2位にイチロー(野球)、3位に松井秀喜(野球)(敬称略、以下同)。女性アスリートでは、1位に横峯さくら(ゴルフ)、2位に安藤美姫(フィギュアスケート)、3位に浅田真央(フィギュアスケート)となっており、今年活躍した代表するアスリートがランキングされる結果となりました。
 そして、「2009年に最も注目度が増した」男性アスリートは、1位に石川遼(ゴルフ)、2位にイチロー(野球)、3位に松井秀喜(野球)。女性アスリートでは、1位に安藤美姫(フィギュアスケート)、2位に横峯さくら(ゴルフ)、3位に浅田真央(フィギュアスケート)という結果となっています。

■主な調査結果
 ※添付の関連資料を参照

■調査概要
・調査方法: Web 調査
・調査地区: 首都圏+京阪神圏
         (東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県)
・調査対象者: 対象エリアに在住の15〜69歳の男女
・有効回収サンプル数: 600サンプル
・調査期間: 2009年12月4日〜12月8日
日本経済新聞 (プレスリリース)
  浅田真央、大技の3発3中なるか
25日から全日本フィギュア・女子
 フィギュアスケートのバンクーバー五輪代表選考会を兼ねた全日本選手権が25日から大阪・なみはやドームで行われる。男女とも代表3枠のうち、グランプリ(GP)ファイナルで女子の安藤美姫(トヨタ自動車)、男子の織田信成(関大)が内定し、残りは各2枠。全日本で優勝すれば即代表に。3枠目は日本連盟の選考で決まる。大会の見どころを2回に分けて探る。
 【女子】失意と涙のGP2戦から浅田真央(中京大)がどう立て直してくるか。焦点は大技のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)。5位と惨敗したロシア杯から戻った10月下旬、浅田は「1試合3発を百発百中に」と話した。ショートプログラム(SP)で1本、自由で2本入れるプログラムを貫き通すことへの、決意表明だった。
 しかし、今季は8度跳んで成功は1度。ある専門家は「(ジャンプの)軸が太い」と技術的な不備を指摘する。本人も、気持ちの問題というより、「(ジャンプに)入るコース、勢いが安定すれば」と修正ポイントは分かっている。不調でも見据える先は五輪での金メダルだから、一番の得点源を外す安全策は取らず、自らを追い込む。
 代表枠争いで浅田を追うのはGPファイナル3位の鈴木明子(邦和スポーツランド)。中国杯優勝と合わせて今季の実績を胸に、うなぎ上りの状態でどこまで迫れるか。中野友加里(プリンスホテル)はトリプルアクセルで勝負を懸けたい。トリノ五輪4位の村主章枝(AK)はジャンプの安定感をどこまで取り戻せるか。
時事通信社
  [フィギュア全日本選手権連載
氷の非情](7―2)浅田真央【技】
五輪シーズンは金妍兒のぶっちぎりVで幕を開けた。浅田真央と対決したGP第1戦・フランス杯は女子世界歴代最高を更新する210・03点で優勝。スケートアメリカ、GPファイナルも圧勝した。それでも関係者からは「金に勝てるのはやはり真央」との声が出る。

 今季のプログラム構成の要素基礎点を比較(ジャンプ以外の要素はレベル4で換算)すると、ショートプログラム(SP)は金の35点に対し34・5点。だが、フリーは金の62・25点を上回る64・60点。SPとフリーを合わせた基礎点を単純に比較すれば、金より1点以上高い。金メダル争いで勝算は十分にある。

 国際大会女子で200点超えを果たしたのは金と2人だけ。4月の世界国別対抗戦で初めてSPとフリーで計3回のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を跳び、国際大会自己最高の201・87点。今季も3回転半を3回跳ぶ構成で臨んでおり、成功すれば200点超えの可能性は高い。

 命運を分けるのは、いかにGOE(出来栄え評価)で加点を引き出すか。国際連盟の平松純子技術委員は「質の高いものには積極的に点数を出していこうという流れになっている」と話す。正確なジャンプが売りの金はGOEで10点以上稼ぐ。真央も3回転半を筆頭に完成度を上げれば、劣らぬ高得点が可能だ。

 浮沈を握る3回転半は今季1回しか成功していないが、真央は「(踏み切りに)入るコースや勢いなどが安定すれば百発百中で成功する」と自信を見せる。小学生の頃から挑んでいた“スペシャルジャンプ”が復活すれば全日本4連覇、そして金メダルは夢ではない。
報知新聞社
2009年12月20日  
  [フィギュア全日本選手権連載
氷の非情](7)
1浅田真央 「鉄の神経」持って3回転半跳べ!
 思いがけない惨敗スタートから2か月。真央は全日本に向け、愛知・豊田市の中京大リンクで復活の鍵を探っていた。GP2戦で失敗が続いたプログラムを修正しながら滑り込み、関係者は「いつもの明るい真央です。気持ちを切り替えて練習している」と明かした。

 GP初戦のフランス杯でライバル金妍兒(韓国)に36・04点差の2位と完敗。ロシア杯は5位に終わり、シニアで初めてGPファイナル出場を逃した。練習で好調だったトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)は本番で失敗が続き、今季は8回跳んで成功は1回。日本連盟の吉岡伸彦フィギュア強化部長は「技術というより気持ちの問題」と精神面を課題に挙げた。

 タラソワ・コーチ(62)は「すべての選手にこういう大変な時期が訪れる。真央も例外ではなかった」と話す。05年GPファイナル初優勝で鮮烈なシニアデビューを飾り、世界女王まで上り詰めた天才少女も19歳。タラソワ氏が「真央は多くの日本の若い女性と同じように、表面は大人でも敏感で優しい心を持っている」と指摘するように、無心で跳べていた頃から成長するにつれて、真央の心は繊細になっていった。

 タラソワ氏はあえて今季の真央に「乗り越える」というテーマを設定した。厳しい練習も五輪への重圧も乗り越え、高難度のプログラムを完ぺきに滑りきった時に勝利が訪れる―。06年トリノ五輪金の荒川静香らを指導した名伯楽は「『鉄の神経』を持たねばならない」と強じんな精神力を求めた。

 ロシア杯からの帰国会見で、真央は「目標は五輪で金メダルを取ること」と自らに言い聞かせるように宣言した。攻めの姿勢を取り戻し、「意識したくないけど力が入ってしまう」という3回転半を平常心で跳べるか。五輪を懸けた一発勝負でハートの真価が問われる。

 ◆浅田 真央(あさだ・まお)1990年9月25日、名古屋市生まれ。19歳。中京大体育学部1年。5歳からフィギュアを始め、初出場の02年全日本選手権で女子初の3―3―3回転ジャンプに成功。04年全日本ジュニアでトリプルアクセルを公式戦初成功させ、ジャンプの天才少女として注目を浴びる。05、08年GPファイナル優勝。世界選手権は07年2位、08年優勝、09年4位。全日本選手権は06年から3連覇中。164センチ。血液型B。
報知新聞社
2009年12月13日  
  注目CM紹介:浅田真央
スケート靴をすみずみまで磨く
オムロン電動歯ブラシCM
 フィギュアスケートの浅田真央選手(19)が、音波式電動歯ブラシ「メディクリーン」(オムロン ヘルスケア)の新CM「真央はみがく」編に出演し、10日から全国で放送されている。

 浅田さんは07年から同社のCMに出演、今回が3作目。CMは、浅田さんがロッカールームで丁寧にスケート靴を磨いていると、審査員らしき外国人が「あなたはこれぐらい心を込めて自分の歯を磨いているだろうか」と問いかける。そして電動歯ブラシを手にした浅田さんがブラシの動きに「おおっ」とコミカルな表情で驚き、「真央はオムロン!」と笑顔を見せるという内容。

 撮影で浅田さんは、自身が使用している本物のスケート靴を磨いている。また浅田さんの愛犬、トイプードルの「エアロ」もスタジオに登場し、浅田さんとポスター撮影を行ったという。

 「メディクリーン」は、ブラッシング中の歯ブラシの角度を検知し、磨いている場所を認識。奥歯のかみ合わせ面などは1分間に約3万2500回の振動数で縦方向にスイングする「ポイントスウィング」や、奥歯の側面や前歯には1分間に2万回、横方向に振動する「ワイドスウィング」など最適な振動数を自動で選択する機能を搭載している。【服部美央】
毎日新聞
2009年12月11日  
  全日本フィギュアスケート選手権4連覇に挑む
浅田真央選手「もっといい演技ができる」
全日本フィギュアスケート選手権を2週間後に控え、大会4連覇に挑む浅田真央選手(19)が、「すべてを出し切っていない。もっといい演技ができると思う」と今の思いを語った。

浅田選手は「オフの日は、ゆっくりおいしいものを食べたり、リフレッシュして。そのほかの週というのは、毎日練習しているので、積み重ねはできていると思います」と話した。グランプリシリーズでの惨敗から2カ月。浅田真央選手は、母校の中京大リンクで練習を続けている。

復活の鍵となるトリプルアクセルは、今シーズンは6回跳んで、成功はわずかに1回だけ。この成功率の低さが、不振の最大の要因となっている。

浅田選手は「まだ本当に...、自分のすべてを出し切れていないので、まずはそのすべてを出し切った演技をしてみたいと思います」、「去年(2008年)できているので、本当にできないことではないと思っています」と話した。「リスクを犯しても、最大の武器と心中する」という覚悟で臨む全日本選手権。すべてはオリンピックの出場権をその手につかむため。

浅田選手は「オリンピックに出たイメージは、いつもいつも描いているので。でも、その前に自分の気持ちを全日本に持っていかな
いといけないので、まずは自分も、今は全日本の目の前の試合に向けて、毎日イメージはしています」と話した。
バンクーバー行きの切符は残り2枚。全日本選手権4連覇を果たしたその先に、ようやくオリンピックの舞台が見えてくる。
FNN
2009年12月6日  
  浅田真央、母校の大学で練習中/フィギュア  グランプリ(GP)シリーズのフランス杯2位、ロシア杯5位に終わり、GPファイナル進出を逃した浅田真央(19)=中京大=は現在、母校の愛知・中京大リンクで練習中。ロシア人のタチアナ・タラソワコーチは来日しておらず、ザンナ・アシスタントコーチとともにジャンプの確認などを入念に行っているという。今後は25日開幕の全日本選手権(大阪・なみはやドーム)に出場予定。五輪代表決定となる優勝を狙い、全力を尽くす。
サンスポ
2009年12月5日  
  残り2枠
真央ら激しい争奪戦へ/フィギュア
 フィギュアの五輪代表争いは安藤が五輪代表に一番乗りし、女子でバンクーバー行きの切符は残り2枚となった。最終選考会となる25日からの全日本選手権では、今回切符を逃した鈴木と、ファイナルに進めなかった浅田真央(中京大)中野友加里(プリンスホテル)村主章枝(AK)らが激しい争奪戦を繰り広げることになる。

 今季不調とはいえ、実力では全日本3連覇中の浅田が一歩リードしている。浅田以外はほぼ横一線だ。勢いに乗る鈴木は失うものがない。近年の安定感なら中野だが、ベテラン村主の勝負強さも侮れない。
サンスポ
2009年11月24日  
  3回転半 取り戻したい
スランプでも「この曲で」
《真央らしく》
 初めてともいえる「スランプ」。しかも、満を持して迎えたバンクーバー冬季五輪のシーズン序盤に。その中で浅田真央(中京大)はトリプルアクセル、曲にこだわり続ける。その理由は――。

 今、愛知県豊田市の中京大アイスアリーナで滑り込む毎日を送る。得意の3回転半ジャンプ、トリプルアクセルを取り戻すために。

 「フランス杯とロシア杯の映像を見て、ジャンプに一番いい時のキレがないと改めて思った。アクセル、そしてフリップをもっと高く、いい形で跳べるようにしたい」

 フランス杯は金妍児(キム・ヨナ)(韓国)と大差の2位、ロシア杯は5位で「問題外」と自らジャンプにダメ出しした。アクセルは練習でうまくいっていた。だが、本番になると「助走のコースが乱れた」という。「どうしても(空中で)回りたいという意識が出るとコースが内側に行ったり、ぶれて外側に行ったり。フェンスと垂直に入るのが自分のアクセルなのに」。短期間の修正は難しかった。

 11月2日にシャネッタ・フォレ氏が来日した。ロシアのタチアナ・タラソワ・コーチは多忙で来られず、代わりにアシスタントコーチとともに、ショートプログラム(SP)やフリーの細かな修正をしている。

 SP、フリーで計3度のトリプルアクセルに挑む気持ちは変わらない。「自分の持っている技で、一番高い得点がもらえる構成。毎日継続してやっていけば、できるもの」と思うからだ。「ジャンプの入り方やステップを直したり。特にステップは45秒あったものを38秒に縮めました」。トリプルアクセルに余裕を持って臨み、SPでその連続ジャンプを確実に決めることを目指す。

 曲も変えない。

 10月25日の夜のことを明かした。ロシア杯のエキシビションを終え、午後11時から1時間ほどタラソワ・コーチと話し合った。「曲は変えたい?」と尋ねられた。「私はこのプログラムが好きだから、変えるつもりはないです。自分にできる気持ちがあるからやります」と即答した。
     「まだパーフェクト(完璧(かんぺき))に演じてないのに変えるなんて、あり得ないです。シーズンオフからこの曲を滑ってきて、もう体に染みこんでいるものをやり直すのは納得できない。一日一日の積み重ねを、無駄にはしたくない」という思いからだ。

 実は、フリーで使うラフマニノフの「鐘」には「パーフェクト」との縁がある。ミシェル・クワン(米)。「ミス・パーフェクト」と呼ばれ、世界選手権を5度制した彼女のために、タラソワ・コーチが06年トリノ五輪のフリーで滑るように用意したのが「鐘」だった。だが結局、クワンはトリノ五輪には出場しなかった。「幻の作品」となった曲を、タラソワ・コーチから期待を込めて託されたと、浅田は受け止めている。

 「タラソワ先生は今まで、ヤグディン(ソルトレーク五輪男子金メダル)の『仮面の男』や荒川静香さんの『トゥーランドット』など歴史に残るプログラムを作り上げてきた。先生も『鐘』を薦めてくれたし、私は人の心に残るプログラムを演じたい。この曲で最高の演技をして、一つの作品を作り上げたい」

 失意のロシア杯から帰国し、成田空港で会見した浅田は「百発百中」という言葉を4回も繰り返した。期待の新星として現れ、15歳でGPファイナルを制したころは「ノーミス」が口癖だった。「パーフェクト」への思いは、19歳になっても、スランプの中でも、ぶれていない。(坂上武司)
    ◇
 <浅田真央の演技修正> プログラム全体に時間的な余裕を作り出して、ジャンプなど各要素をしっかり決めようとしているという。ショートプログラムでは(7)のステップが、フランス杯とロシア杯では45秒だった。それを38秒に短縮し、そのステップより前にある要素を次々とこなさなければならない、という精神的負担を軽くする狙い。ジャンプの入り方やスパイラルなども細かな修正を加えている。演技冒頭には4回転ジャンプなど大技を持ってくる選手が多く、浅田の場合はトリプルアクセルの連続ジャンプ。精神的な余裕が生まれれば大技へ集中しやすくなる、という考えだ。
朝日新聞 「真央らしく」
2009年11月22日  
  真央、全体の9位でファイナル出場逃す  フィギュアスケートのグランプリシリーズ6戦を終え、出場2戦の順位点の合計で上位6人がファイナル進出を決めた。


 浅田真央は仏杯2位、ロシア杯5位の計20ポイントで全体の9位となり、補欠3番手の扱いで出場権を得られなかった。

 女子の出場者は優勝2回の金妍児(キムヨナ)(韓国)と安藤美姫(トヨタ自動車)のほか、ロシェット、アリョーナ・レオノワ(ロシア)、アシュリー・ワグナー(米)と鈴木。男子は織田信成(関大)、エバン・ライサチェク(米)、ブライアン・ジュベール(仏)、アボット、高橋、ジョニー・ウィア(米)。
読売新聞
  浅田真央、GPファイナル進出を逃す
フィギュア女子
 12月3日開幕のGPファイナルへ、日本勢は男子の織田信成(関大)、高橋大輔(関大大学院)、女子は安藤美姫(トヨタ自動車)、鈴木明子(邦和スポーツランド)が進出。昨季女子優勝の浅田真央(中京大)は逃した。日本スケート連盟はファイナルでのメダリスト最上位をバンクーバー冬季五輪代表に内定する。男女でファイナルに進むGPシリーズ通算6位以上と主な日本選手の得点は次の通り。

 ▽男子 (1)織田信成30点(2)ライサチェク(米)28(3)ジュベール(仏)24(4)アボット(米)22(5)高橋大輔22(6)ウィア(米)22(9)小塚崇彦(トヨタ自動車)17

 ▽女子 (1)金妍児(韓国)30点(2)安藤美姫30(3)ロシェット(カナダ)26(4)レオノワ(ロシア)24(5)ワグナー(米)24(6)鈴木明子22(9)浅田真央20(10)中野友加里(プリンスホテル)20(15)村主章枝(AK)13

 (同得点の場合は最高順位、演技の総得点の順で上位を決める)
朝日新聞
  浅田真央がファイナル進出逃す
フィギュアGP
 【キッチナー(カナダ)共同】フィギュアスケートの男女は21日、グランプリ(GP)シリーズの全6戦を終え、シリーズの上位6選手で争うファイナル(12月3日開幕・東京)の出場選手がでそろった。日本男子は2戦2勝の織田信成(関大)に続き、スケートカナダ2位の高橋大輔(関大大学院)が出場を決めた。

 女子は昨季のファイナルを制した浅田真央(中京大)が出場ならず。GP2連勝の安藤美姫(トヨタ自動車)と、第3戦の中国杯を制した鈴木明子(邦和スポーツランド)が進出した。

 ファイナルでの日本のメダリスト最上位選手は来年2月のバンクーバー冬季五輪代表に決まる。
日本経済新聞
  真央、デビュー後初の屈辱も3枠目で  第2戦のロシア杯で5位に終わるなど不振だった浅田真央(中京大)は、2005年のGPデビュー後初めて、ファイナル進出を逸した。今後はバンクーバー冬季五輪代表の最終選考会となる年末の全日本選手権(大阪)に照準を合わせることになる。

 日本女子の五輪代表枠は「3」で、ファイナルで安藤美姫(トヨタ自動車)か鈴木が先に代表を決める可能性がある。浅田は全日本で優勝すれば文句なしで代表入りするが、仮に優勝を逃しても過去の実績は飛び抜けており、日本スケート連盟が総合的に選考する3枠目で選ばれる可能性が高い。
スポーツニッポン
  真央、GPファイナル逃す
五輪へ、残るは全日本優勝か3枠目
スケート
 フィギュアスケートの浅田真央(中京大)がグランプリ(GP)ファイナル進出を逃した。フランス杯2位、ロシア杯5位と振るわず9位で補欠に。バンクーバー五輪の出場3枠を持つ日本は、ファイナルで表彰台に上がった日本人最上位者が五輪代表に内定するが、金メダル候補ともいわれる浅田がその機会を失った。
 今季のファイナルは事実上の五輪前哨戦。ジャッジへの印象付け、五輪本番への地ならしなども含め、出場できない意味は小さくない。
 女子の日本勢はGP連勝の安藤美姫(トヨタ自動車)と、中国杯優勝、スケートカナダ5位の鈴木明子(邦和スポーツランド)が進出した。ファイナルで3枠のうち1枠が埋まれば、浅田が五輪代表になるには全日本選手権で優勝するか、スケート連盟選考の3枠目に託すことになる。 
 浅田は全日本選手権3連覇中だが、安藤、鈴木に加えて中野友加里(プリンスホテル)らも絡み、何が起こるか分からない。ただ、3枠目の選考は基準にかなり幅があり、仮に全日本で優勝を逃しても五輪代表に拾われる可能性は残る。
時事通信社
2009年11月18日  
  Yahoo! JAPANの年間検索ランキング、
「YouTube」が2年連続で1位
 Yahoo! JAPANを運営するヤフーは18日、2009年1月1日から10月31日までに検索されたキーワードをランキング形式で紹介する「2009検索ワードランキング」を発表した。
(中略)
スポーツランキング1位は「浅田真央」など。
(中略)
 各ランキングの結果は、「2009検索ワードランキング」の特設サイトで公開している。また、今回初めて実施した都道府県別の急上昇ワードの上位5位を紹介する「日本全国! 急上昇ワードランキング」も掲載している。
INTERNET Watch
2009年11月17日  
  浅田真央:「超鼻セレブ」をプロデュース 
セレブな“コスプレ”も披露
「ああらごきげんよう」
 王子製紙は、ティッシュペーパー「ネピア鼻セレブ」シリーズの限定品で、フィギュアスケートの浅田真央選手がプロデュースした「真央の超鼻セレブ」が当たるバレンタインキャンペーンを実施している。

 「ネピア鼻セレブ」は、空気中の水分を取り込み、潤いを保つ成分(ソルビット、天然グリセリン)を配合した高品質のティッシュペーパー。風邪や花粉症などで頻繁に鼻をかむ際に起こりがちな肌荒れを防ぐ。07年に、アロマオイルなどを配合した1箱1500円の「超鼻セレブ」が限定発売され、話題を呼んだ。

 「真央の超鼻セレブ」は、外箱にハートの森とそこに住む鼻セレブの動物たちが描かれ、キラキラときらめくピンクホログラム箔(はく)を全体にほどこしたゴージャスな仕様。3枚重ねのティッシュには動物たちと、フィギュアスケートの技である「ビールマンスピン」のシルエットをモノグラムのようにあしらい高級感を演出している。純粋で無垢(むく)な白バージョンと、大人っぽく妖艶(ようえん)な黒バージョンの2種類がセットで1000人に当たる。

 浅田さんは、特設サイト「鼻セレブラボラトリー」(鼻ラボ)で、セレブな“名誉会長”の姿で登場、「ああらごきげんよう。みなさんとみなさんのお鼻さま」と、コミカルな口調であいさつし、キャンペーンをアピールしている。応募は、「鼻セレブ」の対象商品を購入して申し込む。締め切りは10年1月20日。【松村果奈】
毎日新聞
2009年11月14日  
  オリンピックへの道
メンタルを制する者が五輪代表の座を射止める
 メンタルがどれほどパフォーマンスに影響を与えるか。

 語り尽くされるほど語られてはいたとしても、その重要性をあらためて浮き彫りにしたのが、11月6〜8日に行なわれたフィギュアスケート・グランプリシリーズ(GP)のNHK杯だった。

 今大会、日本勢は、男子が高橋大輔、小塚崇彦、女子は安藤美姫、中野友加里らが出場。高橋にとってはGP2シーズンぶりの大会、小塚、安藤、中野にとっては今季GP2戦目であり、GPファイナル出場をかけての重要な一戦であった。

 結果は、高橋が4位、小塚は7位。安藤がロシア大会に続き優勝し、中野は4位で表彰台を逃した。

技術よりも精神面の落ち度を反省した選手たち
 結果もさることながら、大会の中で印象深かったのは、選手たちが次々に、気持ちの面を口にしたことだ。

 SPの演技中、ステップで尻もちをつくという意外なミスなどをした高橋。

後半、テンションが上がりすぎて、ジャッジにアピールしようと力が入ったかと思います」

 小塚は、SPの冒頭でジャンプのミスをするなど、不本意な出来に終わると、このように反省を語った。

「練習のときは調子はよかったです。そのせいで考えすぎたかもしれません。いつもなら踏み切りのタイミングに集中しているのに、調子がよかったために、『氷のこの位置で飛ぼう』とか、
ほかのことを考えてしまっていました
    安藤は「人生最悪の演技」とSPを振り返った。
 一方の女子。
 安藤は、ジャンプのミスが多発したSP終了後、「人生最悪の演技」とまで言った。
演技に集中していなかった、気持ちが入らなかった」と振り返り、理由を説明した。
「最初のジャンプ、3−3をやりたいと思って練習してきていたんですけど、モロゾフコーチから、『ファイナルに進出することを考えて、ミスのないように、3−2にしなさい』と言われて。でもやっぱり3−3をやりたかったので、
なんかもやもやして、気持ちが入らなかったですね。恥ずかしいです

 SPで3位に終わり、巻き返しを図ったフリーでも不十分な演技に終わった中野は言った。
「コーチからは、『練習どおりやれば大丈夫』と言われていました。でも、
緊張がすごかったです。意識しないようにしていましたが、順位のこととか、ファイナル進出のことが頭をよぎったと思います。欲が出てしまいました

メンタルを制する者が、五輪代表の座を射止める
 
練習でどれだけ調子がよくても、練習を積んできても、試合で出し切るにはメンタルが重要だ。そして、経験を積んだ選手たちであっても、ふとした心の動きで、本来の力を出し切れないのだということを、彼らの言葉は物語る。
 
自身の心に揺さぶられた選手たちだったが、安藤はロシア大会に続き優勝。高橋は2戦目のカナダ大会にGPファイナル出場の可能性を残し、2戦を滑り終えた小塚、中野はGPファイナル出場が厳しくなった。
 そのGPファイナルの結果次第では、男女それぞれ1名にバンクーバー五輪代表内定者が出る可能性はあるが、最終的には来月末の全日本選手権を経て、男女各3名の日本代表が決まる。
 ファイナルに出られない小塚、中野は、全日本選手権で一発勝負をかけることになる。ファイナル進出を果たした安藤、先に進出を決めている織田信成も、ファイナルで代表になれなければ、全日本が勝負の場である。そして浅田真央もまた、全日本にかける選手の一人だ。
 彼らがそろう最後の代表選考の場の重圧は、計り知れないものになる。
それをいかに打ち破るか、メンタルのコントロールが、代表の座を決めることになるかもしれない。松原孝臣=文
文藝春秋
  真央厳しい スケートアメリカきょうから  フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズは、13日(日本時間14日)開幕のスケートアメリカ(レークプラシッド)、次週のスケートカナダ(キッチナー)の2戦を残すのみ。シリーズ総合得点6位以上によるGPファイナル(12月3〜5日、東京)の進出争いが佳境だ。

 男女ですでに進出を決めたのは織田信成(関大)と安藤美姫(トヨタ自動車)だけ。女子は金妍児(キム・ヨ・ナ)(韓国)と鈴木明子(邦和スポーツランド)が残る1戦で表彰台に上がれば決まる。現在11点のロシェット(カナダ)、9点の米国3選手、7点の3選手らが、進出を目指して争いそうだ。昨季ファイナル優勝の浅田真央(中京大)は、残り2戦が順当な結果なら進出が難しい状況に変わりはない。 中略(坂上武司)
朝日新聞
2009年11月9日  
  聖子会長、真央に鉄の魂を伝授/フィギュア  来年2月のバンクーバー五輪で日本選手団長を務める日本スケート連盟・橋本聖子会長(45)が、不振が続くフィギュアスケート女子の浅田真央(19)=中京大=との“ホットライン”を開設した。先月末に面談した際、携帯電話番号やメールアドレスを渡し、「カウンセラー役」を買ってでたことを8日、明らかにした。女子史上最多の冬季、夏季合わせて五輪に7度出場した「五輪の申し子」が、メダル獲りの極意を伝授する。
 困ったときは、一報を−。メダル獲りへ導く、聖子センセイの“コールセンター”が開設された。不屈の精神を発揮し、7度の五輪出場を実現。日本連盟・橋本会長が真央に「鉄の魂」を伝授する。「(真央にも)心のよりどころとして触れていきたい」。この日まで開催されたフィギュアスケートNHK杯の視察を終えた同会長が、悩める真央に気遣いをみせた。

 真央が惨敗したロシア杯(5位)から帰国後した10月31日、橋本会長は真央の練習拠点となっている中京大ナショナルトレーニングセンターに足を運び、一緒に練習していた安藤美姫(21)=トヨタ自動車=や中野友加里(24)=プリンスホテル=も含め、約6時間にわたり練習視察と個人面談を行った。

 その際、関係者を通じて選手の携帯番号やメールアドレスを交換。スピードスケートの後輩など旧知の選手には「(電話で)喝を入れることもある」という“ホットライン”を開いた。

 真央との個人面談では、会長の立場を離れ「アスリート同士、経験を踏まえて前向きなアドバイスをした。五輪へ向けて心理的にどう持っていくか。精神をどう保って爆発させるかという話をしました」。真央からは、食事の取り方やコンディショニングなどに関して質問されたという。

 橋本会長は「本人は周りが騒ぐほど悪いとは思っていない。何がどう悪いか分析できている。非常に明るく、これなら大丈夫と確信できた」と復活に太鼓判を押す。

 グランプリ(GP)ファイナル進出が絶望的となった真央は現在、代表選考のかかる全日本選手権に向けて練習中。国内史上初の女性団長として“8度目”の五輪に臨む橋本会長との直接コールで元気をもらう。(佐藤ハルカ)
サンケイスポーツ
2009年11月8日  
  スケート連盟:橋本会長が浅田真に助言  日本スケート連盟の橋本聖子会長は8日、長野・ビッグハットで報道陣の取材に応じ、グランプリ(GP)ファイナル進出が絶望的となった浅田真央(中京大)と話し合い、アドバイスを送ったことを明かした。

 先月31日に中京大で、浅田、安藤美姫、中野友加里らの練習を見学。その際、浅田に対して「私なりの経験、本人の気持ちなどを見ながら前向きなアドバイスをした」という。「思い切って、悔いのないようにやること」と助言したことを明かし、浅田の様子を「非常に明るくて、これなら大丈夫と確信した」と説明した。【来住哲司】
毎日新聞
  橋本会長、真央は「大丈夫」
フィギュアスケート
 日本スケート連盟の橋本聖子会長は8日、フィギュアスケート女子で今季不振の浅田真央(中京大)について、「本人は周りが騒ぐほど悪いとは思っていない。何がどう悪いか分析できている。非常に明るく、これなら大丈夫と確信できた」と話した。10月31日に中京大ナショナルトレーニングセンターで他の選手も含めて視察した際に話し合った。同会長はバンクーバー五輪の日本選手団長を務める。
 スピードスケートと自転車で冬季、夏季合わせて五輪に7度出場した橋本会長は「五輪へ向けて心理的にどう持っていくか。精神をどう保って爆発させるかという話をした」と説明。浅田からは、食事の取り方やコンディショニングなどに関して質問されたという。
時事通信
  真央、5季連続出場は絶望的/フィギュア  フィギュアスケートGPシリーズ第4戦・NHK杯第2日(7日、長野市ビッグハット)フィギュアスケートのGPシリーズは第4戦を終え、女子はGP2連勝のミキティが一番乗りでファイナル進出を決めた。すでに2戦を終えている浅田真央(19)、中京大=は5季連続での出場が、絶望的になってきた。

 ファイナルは出場2大会の獲得ポイント合計で上位の6人が進出。20点の真央は2戦を終えた選手で安藤、アリョーナ・レオノワ(ロシア)、アシュリー・ワグナー(米国)に次ぐ4位につけている。だが、今季GPで1勝している金妍児と鈴木明子(邦和スポーツランド)は残り1戦で6位以内に入れば真央を抜く。昨季世界選手権2位ジョアニー・ロシェット(カナダ)も第6戦で3位以内となれば真央を上回る。
サンケイスポーツ
  「失敗 忘れるしかない」
フィギュアスケート女子 浅田真央さん
 フィギュアスケートはグランプリ(GP)シリーズが開幕、来年2月のバンクーバー五輪を目指す戦いが始まりました。GPシリーズは全6戦の成績上位6選手が来月のGPファイナル(東京)に出場でき、日本選手はここで、最上位で表彰台に上がった選手だけが五輪出場の内定を得ることができます。妹の浅田真央選手(19)は第1戦のフランス杯が2位、第2戦のロシア杯は5位に終わりました。フランス杯は現地で観戦しました。競技のことはわかり合っているので、ふだんはたわいない話ばかりですが、今回は競技のことも聞いてみました。

 ――GPシリーズの結果はやっぱり、落ち込んだ?
 真央 うん。でも、大丈夫。迷っていることがあるわけじゃないし。

 ――真央にだって、失敗はあるよ。これまでだって、調子がいい時ばかりじゃなかったし、失敗したことは、もう忘れるしかない。
 真央 うん、そうだね。精神面の問題だけだと思う。次、頑張ればいい。それしかない。

 ――小さい頃、真央と初めて一緒に出た試合でも、5位だったじゃない。
 真央 そうだった。思い出した。

 ――あの頃と同じ。振り出しに戻ったと思えばいいじゃない。
 真央 そうだよ。また、スタートラインに立ったと思って、一からやり直しだね。そう、思って頑張ろうっと。
     ――フランスはどうだった。
 真央 クロワッサンがすごくおいしかった。

 ――よかったね。ホテルの朝食のこと?
 真央 そう。3つも食べておなかいっぱいになった後に、焼きたてが運ばれて来たの。もう、すごく残念だった。焼きたてを食べたかった。

 ――焼きたてが来るまで、クロワッサンだけ食べずに待っていたら、よかったね。
 真央 そうだね。(愛犬のトイプードル)エアロとティアラ、小町に会いたかった。会えなくて、さみしかった。

 ――ロシア杯の後、マスコミの人に、いろいろ聞かれた?
 真央 うん。でも、終わったばかりで、よくわからなかった。

 ――なぜ失敗したんですかってまた聞かれたら、あなたはどう思いましたかって、聞いてみたら。
 真央 いろいろな人の意見を聞いてみるのは、大切だからね。
真央のドラマが始まる
 ふだん、真央と試合の話はほとんどしません。買い物や二人ではまっているおいしいお菓子、お取り寄せの話が中心です。真央は海外にいる時間が長いので、日本のお菓子が手に入ると、一つひとつ本当に大事に食べているようです。

 さて、真央のシーズンが始まりました。毎年、真央には真央しか経験できないたくさんの喜怒哀楽があり、そのたびに大きくなると感じてきました。真央はいつもつらい時を乗り越え、感動を与えてくれます。私はそんな真央を、雲の上の存在のように感じる時もあります。

 今シーズンの滑り出しは出遅れましたが、曲やプログラムには満足しているので、不安はないと思います。けがだけはしないよう、前だけを見続けてほしいと願っています。真央は、見た人に大きな感動を与えることができるスケーターです。真央のドラマが始まる――。私はそう思っています。
読売新聞 中部版
2009年11月7日  
  安藤ファイナル一番乗り!
真央ちゃんはさらに厳しく
 フィギュアスケートのGPシリーズは第4戦を終え、女子はGP2連勝の安藤が一番乗りでファイナル進出を決めた。すでに2戦を終えている浅田真央(中京大)は5シーズン連続での出場が、さらに厳しくなった。

 ファイナルは出場2大会の獲得ポイント合計で上位の6人が進出できる。20点の浅田は2戦を終えた選手で安藤、レオノワ(ロシア)ワグナー(米国)に次ぐ4位につけている。

 だが、今季GPで1勝している金ヨ児(韓国)と鈴木明子(邦和スポーツランド)は残り1戦で6位以内に入れば浅田を抜く。昨季世界選手権2位のロシェット(カナダ)も第6戦で3位以内となれば浅田を上回る。

 中野は浅田と同じ20点だが、最高順位で浅田に劣るため、ファイナル行きは浅田以上に厳しくなった。
スポーツニッポン
2009年11月6日  
  不振の真央ちゃんに楽観的な見方
日本スケート連盟
 日本スケート連盟の吉岡伸彦フィギュア強化部長は6日、今季不振の浅田真央(中京大)について「失敗の原因も、どこを直すかも分かっているし、次に向かって動き始めているので心配することはない」と楽観的な見方を示した。

 不振の要因を「技術よりも気持ち」と分析。ライバルのキム・ヨナ(韓国)がGP第1戦で自身の世界歴代最高得点を210・03点に伸ばしたことについては「五輪であれほどの点数が出るか分からないが、あの点を目標に頑張っていかなければいけない」と話した。
スポーツニッポン
  2009年スポーツマーケティング基礎調査
スポーツ選手の好感度
  好きな有名スポーツ選手では、6年連続でイチロー選手が1位となっている。浅田真央選手の人気も安定している。ゴルフ人気を反映して、石川遼選手、宮里藍選手が上位に入った。北島康介選手は、北京オリンピックが開催された昨年に引き続いて名前があがった。
調査方法 インターネットウェブ定量調査
調査対象 全国15歳(中学生を除く)〜69歳のインターネットユーザー 
割付 性別×年代(15-29歳、30-39歳、40-49歳、50-59歳、60-69歳):各200名
地域(北海道・東北:240名、関東:660名、中部:360名、近畿:340名、中国・四国:180名、九州・沖縄:220名)
調査期間 2009年9月4日(金)〜9月7日(月)
有効回答人数 2,000名(男性1,000名、女性1,000名)
実施機関 ヤフーバリューインサイト株式会社
Yahoo! Value inside
  博報堂DYメディアパートナーズ、
第6回「アスリートイメージ評価調査」
 株式会社博報堂DYメディアパートナーズは、5日、株式会社博報堂DYスポーツマーケティングと共同で行った、アスリートの総合的なイメージを測定する「アスリートイメージ評価調査」の結果を発表した。
イメージ総合ランキング上位は、1位にイチロー(野球)、2位に石川遼(ゴルフ)、3位に浅田真央(フィギュアスケート)、4位にクルム伊達公子(テニス)、5位に王貞治(野球)。人気・実力ともに認められているアスリートが上位を占めた。
 この調査は2008年より、CMキャスティングの際に使用する基礎データとしての活用を主な目的として、アスリートの認知度、好感度など29項目のイメージを評価したもので、今回で6回目。首都圏と京阪神圏在住の15〜69歳の男女600人を対象に、10月8日〜14日の期間で調査を実施した。
ファインドスター広告ニュース
  真央にメダル獲りのバックアップ!/フィギュア
来年1月下旬に行われる
四大陸選手権(韓国・全州)か
 不調に苦しむ浅田真央(中京大)に、メダル獲りの完全バックアップ態勢が敷かれる。伊東秀仁フィギュア委員長は5日、バンクーバー五輪直前の来年1月下旬に行われる四大陸選手権(韓国・全州)について「(真央の希望を)最優先にしたい」と要望があれば大会に派遣する方針を示した。同大会は基本的に五輪代表以外を出場させる予定だが、GPファイナル進出が絶望的となった真央は五輪前の試合が全日本選手権(12月、大阪)しかなく、実戦不足が懸念されていた。
サンケイスポーツ
  橋本聖子団長が真央と会談「全然大丈夫」  来年2月のバンクーバー五輪で日本選手団の団長を務める日本スケート連盟の橋本聖子会長は5日、不振が続くフィギュア女子の浅田真央(中京大)と10月31日に中京大で会談したことを明らかにした。夏冬合わせて7度の五輪に出場した橋本会長は、浅田から五輪の雰囲気や調整方法などを聞かれたそうで「精神的なアドバイスなどをしてきた。周りは心配しているが、全然大丈夫。前向きにやれる気持ちになっている」と完全復活を期待した。浅田のマネジメント会社によると、浅田も「とてもためになった」と話していたという。橋本会長は安藤美姫や中野友加里の練習も視察し、激励したという。
日刊スポーツ
2009年11月5日  
  冬季五輪へ 弾みつけて巻き返そう  来年2月のカナダ・バンクーバー冬季五輪は開幕まで、あと100日を切った。日本勢は、前回トリノ五輪(イタリア)で力を十分に出せなかった。こんどのバンクーバーは巻き返しの舞台になる。
 雪と氷の祭典を前に、各競技は順次シーズン入りし、戦いは本格化している。国内の代表争いも激しさを増してきた。これを弾みに本番に臨むことが大事だ。
 長野五輪からまもなく12年。県勢の若手はとくに、地元で盛り上がった五輪を肌で感じて育っている。日本代表の座をつかんで、世界と渡り合ってほしい。
(中略)
 フィギュアスケートはグランプリシリーズ第4戦のNHK杯が6日から長野市で開かれる。女子の安藤美姫、中野友加里の両選手、男子の高橋大輔、小塚崇彦の両選手らの優勝争いが楽しみだ。この大会には出場しないものの、浅田真央選手の復調が期待される。
(中略)
 バンクーバー大会は、1976年夏季のモントリオール、88年冬季のカルガリーに続いてカナダで3回目の五輪となる。開催地の先住民と五輪組織委員会が協力して大会運営するのが特色だ。環境保護にも積極的に乗り出している。
 80を超える国・地域から、5500人の選手や役員が参加する見込みだ。世界中から観客も集まってくる。新型インフルエンザ対策も重要になっている。
 世界的な不況の影響が心配されたけれど、施設整備や財政面はいまのところ順調のようだ。選手たちが最高の技を披露し、好記録を出せるように、念入りに準備を進めてもらいたい。
信濃毎日新聞
  勝てるか日本フィギュア:/下
厚い外国勢の壁 真央、高橋の復活カギ
 グランプリ(GP)シリーズ(全6戦)前半戦を終えて、日本勢は男女計6種目中4種目を制した。男子の織田信成は第1戦・フランス杯と第3戦・中国杯を制し、GPファイナル(12月、東京)進出一番乗り。吉岡伸彦・日本スケート連盟フィギュア強化部長は「全体的にいい準備ができている」と、戦いを評価する。

 しかし日本女子の最大のライバル、金妍児(キム・ヨナ、韓国)は、フランス杯で世界最高得点更新の計210・03点で圧勝。第2戦・ロシア杯優勝の安藤美姫、中国杯優勝の鈴木明子は、ともに計170点台で現時点での力量差は歴然だ。

 男子も06年トリノ五輪金メダルのエフゲニー・プルシェンコ(ロシア)が4季ぶりに復帰。ロシア杯では4−3回転連続ジャンプを決めるなど、2位の小塚崇彦に25点以上の大差をつけて制した。元世界王者のステファン・ランビエル(スイス)も現役復帰しており、男女とも五輪金メダルへの道は極めて厳しい。

 日本はGPファイナルの日本勢最上位メダル獲得者に五輪代表内定を出すことにしているが、外国勢はGPシリーズをさほど重視していない。中国杯で昨季世界選手権2位のジョアニー・ロシェット(カナダ)、08年世界選手権2位のカロリナ・コストナー(イタリア)を破った鈴木も「2人ともシーズン後半に向けて調整している段階」と話す。

 日本勢が五輪金メダルを狙うには、女子は浅田真央の復調が不可欠。安藤も3−3回転連続ジャンプが必須だ。一見、盤石の金妍児だが、浅田と安藤の2人の元世界女王が本調子なら金妍児にプレッシャーをかけられる。男子は右ひざ手術から復活した高橋大輔がカギ。復帰戦となったフィンランディア杯(10月)で優勝したが、フリーの内容がいまひとつで体力面で不安を残す。織田、小塚は4回転トーループの精度を高めたい。戦いは、これからが本番だ。【来住哲司】
毎日新聞
2009年11月4日  
  勝てるか日本フィギュア:/上
跳べない浅田真央 高難度、復活へ修正
 だれも予想しない結果だった。フランス杯で優勝した金妍児(キム・ヨナ、韓国)に36点余りの大差をつけられて2位に終わった浅田は、翌週のロシア杯では自己ワースト得点で5位と惨敗した。

 ショートプログラムとフリーでトリプルアクセル(3回転半)に計3回挑戦。その大技が10月上旬のジャパンオープンを含め、8回試みて7回失敗。3回転フリップも不調だ。本人は「練習では跳べている。崩れているわけではない」と強調する。エレメンツ(要素)間に技を詰め込んだ高難度のプログラム。ロシア人のタチアナ・タラソワコーチはフリーの「鐘」(ラフマニノフ作曲)について当初から「一秒たりとも休めず、非常に大変」と説明していた。余裕のなさが滑りからスピード感や勢いを奪い、ジャンプに影響を与えている。
 「芸術家肌」と評されるタラソワ氏のプログラムは複雑になりがちで、昨季も浅田は苦しんだ。その危険性、ジャンプ変更案などを周囲はだれも進言しなかったのか。橋本聖子・日本スケート連盟会長は「コーチも含めて周りが適切なアドバイスをできないようでは終わっている」と、タラソワ氏と、補佐すべき「チーム真央」スタッフ陣を批判した。

 五輪代表を決める12月下旬の全日本選手権(大阪)に向け、浅田はタラソワ氏と協議し、曲は変えないものの要素間を緩やかに修正する方針を決めた。3回転半も「入りのコース、勢いを安定すればいい」と修正点を明確に認識してはいる。

 やはりタラソワ氏のコーチングを受けていた荒川静香は、06年トリノ五輪前のGPファイナル進出を逃したことなどを機に、タラソワ氏のプログラムを修正、トリノでの金メダルにつなげた。浅田も荒川のケースに似ており、浮沈は今後の取り組み次第だ。【来住哲司】
毎日新聞
2009年11月3日  
  「ぜひ期待に応えたい」と橋本団長
選手団率いる「五輪の申し子」
 バンクーバー冬季五輪まで4日であと100日。今回、日本選手団を率いるのは、1992年アルベールビル五輪スピードスケート女子1500メートル銅メダリストの橋本聖子団長(45)。東京五輪が開催された64年生まれ。スピードスケートで冬季4度、自転車で夏季3度と計7度の五輪に出場し、「五輪の申し子」と呼ばれた。現役時代は旗手と主将も経験し、今度は日本で初めての五輪女性団長。そのかじ取りが注目される。
 ◇今こそ恩返しを

 参議院議員として多忙を極めながら、日本オリンピック委員会(JOC)理事、日本スケート連盟会長の顔も。加えて団長の大役を引き受けた。
 「わたしが今あるのは五輪のおかげ。団長は大きな仕事だと思ったけど、経験を生かして今こそ恩返ししないでいつできるのか、と思った」と使命感に燃える。
 団長となれば選手時代とは違った苦労もある。「自分自身は団長より選手の立場の方が楽だったかもしれない」と話す。「大きなプレッシャーの中で戦う選手は大変だけど、大変なことができるのは幸せ。メダルを期待されることほど選手にとってうれしいことはない。それをどう自分のエネルギーに変えていくか。プレッシャーを気にすることはない。心の持ち方一つで持てる力を引き出せる」。経験を踏まえ、選手たちに訴える。

 ◇浅田真央への心配も
 スピードスケートの大会を視察するなど精力的な動きを見せている。フィギュアスケートの浅田真央(中京大)の不調も気になるようだ。
 「時間が取れれば、なるべく現場に足を運ぼうと思っている。スピードスケートはベテランの存在と若手の成長力が相乗効果を生んでほしい。フィギュアは選手ごとに一つのチームになってやっている。浅田選手にとって、そのチームがまとまり切れているのか心配はある。周りは浅田選手のために何をするべきか、そっとしておく部分と入っていく部分を考えてやる必要がある」
 ◇すべての選手に可能性

 日本のメダル数については、「メダルが取れないと思って五輪に行く選手はいない。だから、メダルの数値目標は掲げたくない」と強調。「すべての選手に可能性がある。それぞれがそれに向かっていくことでチーム全体の力が上がっていけばいいと思う。98年の長野五輪で日本国民は一体になり、冬季五輪の素晴らしさを経験した。長野に匹敵する大会にしたい。前回トリノ五輪はフィギュアの荒川(静香)さんの金メダル一つだけだった。それだけに大きな期待を感じる。ぜひ、それに応えたいと思っている」と決意のほどを示す。
時事通信
  叙勲受章者、喜びの声  前向きに、着実に歩んできた道には大きな功績が積み上がっていた。世界的企業のリーダー。青春映画の巨匠。Jリーグ育ての親。7教育機関の運営者。秋の叙勲受章者たちはあくまで謙虚に喜びを語った。
◆旭日重光章 梅村学園理事長・梅村清弘さん(72)
 「命を懸けてやってきた」。愛知、三重両県で幼稚園から大学まで7つの教育機関を運営。フィギュアスケートの浅田真央選手や安藤美姫選手、陸上ハンマー投げの室伏広治選手ら世界的アスリートを輩出してきた。

 1980年に中京大学長、88年に学園理事長。大学は11学部、約1万4000人が通うまでに発展した。

 授業後の資格講座など、実社会を意識した学習環境を整え、キャンパスには朝から夜遅くまで、机に向かう学生の姿が。「よく勉強する学生が多く、感心している」。社会人を積極採用し、公開講座もいち早く開始。「大学が『温室』にならないようにしてきた」と自負する。今年は中京大中京高が43年ぶりに全国高校野球選手権大会で優勝するなど慶事が重なった。「支援をいただいた多くの人と喜びを分かち合いたい」

 自身もスポーツ社会学者として旧文部省、文部科学省の保健体育審議会委員を18年務めた。93年春に藍綬褒章受章。
中日新聞
2009年10月31日  
  フィギュアスケートのグランプリ
(GP)シリーズ第3戦中国杯(北京)
鈴木明子 24歳 優勝
(名古屋 邦和スポーツランド所属)
 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第3戦中国杯(北京)は31日、女子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)4位の鈴木明子(24)=邦和スポーツランド=がトップとなり、合計176.66点で逆転優勝した。鈴木はGPシリーズ初優勝。

 日の丸も揺れた北京の首都体育館。観客を「楽しませたい」と臨んだフリーで、鈴木は4種類の3回転ジャンプを決めるなど明るい曲調の「ウエストサイド物語」を鮮やかに演じきった。悲願のGP初優勝。摂食障害を克服した24歳は「信じられない」と目を潤ませた。

 三つのスピンやスパイラルで最高難度のレベル4を獲得し、今季のGPで浅田真央(中京大)や安藤美姫(トヨタ自動車)を上回る日本女子最高の176・66点をマーク。「五輪に出て上位で戦える点数」と目標に設定する180点に迫り、「すごく自信になった」と目を輝かせた。

 東北福祉大に進学した6年前の春。愛知県の親元を離れて仙台に拠点を移したが、体重を含めた体調管理を気にするあまり、食事がのどを通らなくなった。体重は15キロも激減。そこから長久保コーチとの二人三脚で復活してきた。

 GPシリーズ上位6人で争うファイナルへの初進出が見えてきた。次に出場する第6戦のスケートカナダは、摂食障害で苦しんだシーズンに出場を断念せざるを得なかった大会だ。激戦の女子五輪代表争いで急浮上した遅咲きのスケーターは「6年前に辞退したGPだし、リベンジしたい」と誓った。(共同)
サンケイスポーツ
2009年10月28日  
  【米国ブログ】元トップ選手が語る
「浅田真央の問題はコーチ」
  フィギュアスケートのGPシリーズ2戦に出場し、フランス杯2位、ロシア杯5位と、不振に終わった浅田真央選手。GPファイナルへの進出は難しいと見られ、五輪代表が懸かる12月の全日本選手権へ向けて復調が期待される。

  米国の元フィギュアスケート選手で、世界ジュニアフィギュアスケート権優勝、四大陸フィギュアスケート選手権優勝など、トップ選手として活躍したJennifer Kirk氏は、浅田の不振についてブログで語っている。「浅田は常に好調な選手というわけではないが、現在の状態は浅田のレベルの平均以下である」とし、「原因の一端は、タラソワ・コーチにあると言っていいだろう」と述べている。

  タラソワ・コーチについて「とても優秀なコーチであり、多くのトップ選手を輩出しているが、技術面よりも振り付けのコーチとして有名である」と説明。「タラソワ・コーチは浅田のトリプルアクセルに賭けているようだが、成功率が低くリスクが高すぎる」と指摘している。

  さらに「浅田はスケート界の歴史において最も才能ある選手の一人であり、最近の不振は残念だ。タラソワが優秀なコーチであったとしても、浅田とは相性が良くないのかもしれない。コーチ陣について、真剣に考え直す必要があるだろう」と綴っている。(編集担当:松井望・山口幸治)
サーチナニュース
  「減点緩和」吉か凶か 
冬季五輪 モーグル・フィギュア
 来年2月のバンクーバー冬季五輪で日本勢のメダルが期待されるフリースタイルスキー・モーグルとフィギュアスケートはともに採点競技。対人競技や単純にタイムを争う種目と違い、「採点基準」などの動きに神経をとがらせることになる。五輪シーズンの今季は、日本勢にどんな影響があるだろうか。

 モーグルのスイス合宿から帰国した日本チームの高野弥寸志コーチが26日、報道陣にうち明けた。「ターンの採点基準が緩和されるかも」。エッジの効いた正確なターンを武器とする世界女王・上村愛子(北野建設)の優位性が薄まることへの危機感を吐露した。

 先日、カナダで開かれた国際スキー連盟(FIS)の審判クリニックに出席した日本人審判の情報によると、スキー板のエッジ部分を使う「カービングターン」が多少ずれても減点しない見解が示されたという。30点満点で争うモーグルの採点比重はターン50%が最も多く、エア(空中技)、スピード(タイム)は各25%。FISから正式な通達があったわけではないが、高野コーチは「多少ターンが雑でも高得点が出るようになるかもしれない。僕の心配で終わればいいけど……」。

 国際スケート連盟は今季からジャンプの回転不足による減点を緩和した。浅田真央(中京大)が武器とするトリプルアクセル(3回転半)をはじめ、難しい技へのチャレンジを奨励する狙いだ。ジャンプは「基礎点」と「出来栄え点」で評価され、従来は回転不足の場合、ともに減点される「二重のマイナス」だった。それを、今季からは回転不足の場合でも、技の出来栄えを判定する審判には減点を義務づけなくなった。

 浅田には朗報なはずの「緩和」だが、開幕から2大会はジャンプのスランプに陥って生かし切れていない。
朝日新聞
  あの有名人 おすすめの1冊は?  フィギュアスケートの浅田真央さん(名古屋市在住)は、がんのため、21歳で亡くなったバレーボール選手の横山友美佳さんの自叙伝「明日もまた生きていこう 十八歳でがん宣告を受けた私」(マガジンハウス)を薦める。「今やれることに取り組み、精いっぱい生きようとしている姿にとても心を打たれました」と、同い年で、がんを患った横山さんの前向きに生きる姿に感銘を受けた読書体験をつづっている。「みんなにも何か一つ夢を持ってやって欲しい」と子どもたちに語りかけている。
朝日新聞
  真央「百発百中」の3回転半目指す  フィギュアスケート女子の浅田真央(19=中京大)が、「百発百中」のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を目指す。グランプリ(GP)シリーズのフランス杯、ロシア杯から27日に帰国。フランス杯はライバルの金妍児(19)に完敗し、ロシア杯は5位に終わったことで、11月下旬にタラソワ・コーチが緊急来日することが決定した。浅田自身も会見で、4回も「百発百中」という言葉を使い、12月25日開幕の全日本選手権(大阪・なみはやドーム)での復活を誓った。

 浅田が、早々と巻き返しに打って出る。GP2戦の惨敗にも「冷静になれば、できないことは何もない。練習から(3回転半を)百発百中、跳びたい」と早くも気持ちを立て直した。会見で、4回も「百発百中」という言葉を連発し、完ぺきな3回転半復活への思いをうかがわせた。

 今季から本格的にショートプログラム(SP)にも3回転半を入れた。フリーと合わせ1大会で3回の3回転半は、リスクが高いという声もあるが、浅田にとっては特別だ。「最も得点が高いし(世界で中野友加里と)2人しかできない。3発入っているので百発百中やりたい」。回避するつもりはない。

 復活に向け周りも素早く対応した。帰国前日の夜、タラソワ・コーチから「明日、少し練習する」と緊急連絡。26日は夜にモスクワを出発するまで、SPの修正に取り組んだ。ジャンプに負担がかからないように、ステップなどを調整したという。

 タラソワ・コーチが、11月下旬に来日することも急きょ確定した。関係者は「1週間から10日の滞在になると思う」と話す。全日本期間中は、ロシア選手権と日程が重なり来日が微妙だ。そのため、全日本前に「ちゃんと(ジャンプを)跳べるポイントを見つけたい」と、少しでも一緒に練習する時間が必要と来日が実現した。

 ロシア杯5位の惨敗で、GPファイナル出場は極めて厳しくなった。同大会で表彰台に立ち日本人最上位で五輪代表内定という青写真は大きく狂った。しかし「この2カ月間は、もっともっと良くなる期間だと思う」と、すでに頭を切り替えた。

 あくまでも最終目標はバンクーバー五輪だ。「五輪で金メダルを取るという目標は変えずに頑張りたい」。この苦難を乗り越えて初めて、浅田に本当の金メダルが輝くはずだ。【吉松忠弘】
日刊スポーツ
  真央、連盟橋本会長と直接会談も  日本スケート連盟の橋本聖子会長が「甘やかしすぎ。本人とコーチと話したい」と、浅田真央の不振について言及したことで、27日、浅田のマネジメント会社の関係者は「尊敬できるアスリート。時間が合えば会いたいと本人も話していた」と直接会談の可能性があることを明かした。「これまでの報告もあるし、このままの態勢でいきたいということも伝えたい」と、橋本会長に説明する予定だ。
日刊スポーツ
  真央が五輪への思い
「最初がキー」記事を印刷する
 −帰国しての心境は
 浅田真央 たくさん課題が見つかった。(全日本までの)2カ月は長いようで短い。毎日、課題を見つけて練習したい。

 −課題とは
 浅田 最初の3回転半がキーになっている。もちろん、3回転半だけではないが、それができないと(その後も)乗ってこない。

 −ジャンプを取り戻すにはどうすれば
 浅田 ロシアでプルシェンコを見たら、4回転を練習なしにすぐに跳べてた。自分も百発百中ですぐに跳べるようになればいい。

 −どのように調整を
 浅田 冷静になれば、できないことは何もない。試合では1発だが、練習から(3回転半を)百発百中、跳びたい。

 −気持ちの問題は
 浅田 気持ちの問題と思い過ぎても駄目。(ジャンプへの)入りのコースや勢いを安定させれば、百発百中跳べるようになる。

 −プログラムを変える可能性は
 浅田 SPもフリーもまだ完ぺきな滑りができていない。皆さんの前で、ちゃんと(今のプログラムを)滑りたい。

 −SPの3回転半は
 3回転半を抜いた構成は考えていない。最も得点が高いし(世界で)2人しかできない。(全部で)3発入っているので百発百中やりたい。

 −遠征が長かった
 浅田 試合が続いていたので、日本に帰りたいとは思わなかった。ただ愛犬、エアロに会いたかった。
日刊スポーツ
  真央、聖子会長と直接面談…不振脱出へ  フィギュアスケート女子の浅田真央(19)=中京大=が、日本スケート連盟の橋本聖子会長(45)=参院議員=との直接面談に応じる考えがあることが27日、分かった。浅田のマネジメント会社の幹部が明らかにした。浅田はこの日、2位に終わったグランプリシリーズのフランス杯と、5位と惨敗したロシア杯から帰国し、成田市内で会見。復活への最大のポイントとして、失敗続きのトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を挙げ、「百発百中にする」と強気に宣言した。

 橋本会長の提言に、浅田が応じる構えを見せた。マネジメント会社の幹部は「これまでの報告もあるし、このままの体制でいきたいということも伝えたい」と話した。浅田自身も、夏冬合わせてオリンピックに7回出場し、“五輪の申し子”と言われた連盟のトップと会うことに前向きだという。
 開幕からの不振を懸念している橋本会長は25日に、浅田を取り巻く環境の整備を訴えていた。コーチ、マネジメントを含む“チーム真央”について「周りが適切にアドバイスできないようでは終わっている。持ち上げる人ばかりではだめ。いい方向に持っていける人間を周りに付けないと」と苦言を呈していた。

 その上で「必要があれば会って話したい。本来の力を発揮させるためには、何が原因でどうなっているかを素直に分析しないといけない」と、“直接会談”も示唆していた。浅田側が応じる考えを示したため、日時や場所など、詳細は今後詰めていく見込みだ。
 帰国会見に臨んだ浅田は、復活への強い決意をにじませた。「1試合で3発入っているトリプルアクセルを、百発百中でできるようにしたい」。百発百中という言葉を4回も使い、完全無欠のトリプルアクセル習得を宣言した。

 ショートプログラムで1回、フリーで2回、武器のトリプルアクセルを取り入れた今季の“金メダルプログラム”。試合では8回挑み、成功は1回ながら「一番アピールできるもの。跳ばないと始まらない」と、強いこだわりを口にした。

 関係者は「タラソワコーチとプログラム修正をやってきた」と、“詰め込みすぎ”のプログラムの緩和に着手したことを明かした。浅田は「プログラム構成、スピン、スパイラル。“ここ”というところを見つけるまでやる」として、ジャンプ以外の要素も洗い直していく考えだ。

 次戦の全日本選手権(12月25〜27日、大阪)で、バンクーバー五輪代表を懸けた一発勝負に挑む。「オリンピックで金メダル、という目標を変えずに頑張りたい」。大きな夢を再確認して、再び歩き始める。
デイリースポーツ
  フィギュア:
真央、トリプルアクセルと“心中”覚悟
 フィギュアスケートのGPシリーズ、ロシア杯で5位に沈んだ浅田真央(19=中京大)が27日、帰国して成田市内で会見を行った。浅田は今季成功率が低く、成績不振の要因となっているトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を、今後もショートプログラム(SP)で1回、フリーで2回の計3回跳び続けることを宣言。リスクを抱える大技に徹底してこだわり、来年2月のバンクーバー五輪へ向けて立て直すことを誓った。

 いつになく強い口調で浅田は言い切った。「トリプルアクセルを抜く構成は考えていない。昨季(4月の国別対抗戦)は3回跳べている。五輪でも3回入れていきたい」。今季から本格的に計3回取り入れているトリプルアクセルは、2位だったフランス杯と5位のロシア杯の2連戦で6回跳んで成功は1回だけ。この成功率の低さが不振の最大の要因となっているが、今後もトリプルアクセルを3回跳ぶ構成を変えないことを明言した。

 特にSPではリスクの高いトリプルアクセルの回避を勧める声も大きい。失敗すれば、流れが悪くなり、五輪では優勝どころか、メダル獲得すら危うくなることが今回はっきりした。それでも「自分のジャンプで一番得点の高いもので、今の選手で跳べるのは(中野友加里と)2人しかいない。自分がアピールできるものだし、跳ばないと何も始まらない」とこだわる。

 そして修正に向けて「入りのコースとか、勢いとかが安定すれば百発百中で成功する。練習でうまくいけば(弱気になる)気持ちの問題も起きない」と自信を見せた。今後の最大の課題をトリプルアクセルの成功率向上とし、会見中「百発百中」という表現を計4度も口にした。五輪はトリプルアクセルと心中する覚悟だ。

 GPファイナル出場はほぼ絶望的となり、次の五輪代表選考会となる12月の全日本選手権(25〜27日、大阪)まで2カ月。今後は国内で調整していく。タラソワ・コーチは11月後半に来日する予定で、それまではアシスタントのロシア人コーチと一緒に練習する。「期間は長いようで短い。五輪で金メダルを獲る目標を変えずに頑張りたい」。めったに言わない「金メダル」という言葉を口にしたことも浅田の覚悟の大きさを物語っていた。(スポニチ)
毎日新聞
  真央帰国 復活のカギ自分らしさ フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナル(12月3日開幕・東京)の進出が絶望となった浅田真央(19)=中京大=が27日、モスクワから成田空港着の航空機で帰国した。会見で「オリンピックで金メダルを取るという目標を変えずに頑張りたい」と話し、バンクーバー冬季五輪代表入りへの一発勝負を懸けて、全日本選手権(同25日開幕・大阪)での巻き返しを誓った。別人のように精彩を欠いた真央にいったい何があったのか。復活のカギを探った。(中谷秀樹)

 ▼<1>波紋 国民的アスリートの絶不調が列島に波紋を広げている。「真央ちゃん、一体どうしたの」「何があったのか」。フランス杯でキム・ヨナ(韓国)に大差をつけられての2位、先週のロシア杯で5位の結果を受けた今週、日本スケート連盟には激励や問い合わせ、中には強化体制などに向けた苦情などの電話やメールが相次ぐ。GPファイナルの大会協賛スポンサーには、真央がCM出演する企業が名を連ね、リンクの壁に広告を並べるが、ドル箱ヒロインは不在に…。ゴールデンタイムで中継するテレビ局も頭が痛い。いくら不調でも、真央のファイナル脱落は想定外だった。

 ▼<2>消えた笑顔 「真央は例外だと思っていた。でも、例外じゃなかった」。タチアナ・タラソワ・コーチは苦悩の表情が目立つ真央について口を開いた。「フィギュアスケートの歴史において、すべての女子選手にこのような大変な時期があった」。多感な時期に周囲の過度な期待から精神的に追い込まれる。10代半ばの女子選手に多い“はしか”のような状態だと説明した。荒川静香、安藤美姫ら先輩たちも克服してきた道。真央は、既に大きな問題なく乗り越えたと思われていた。だが、タラソワ・コーチいわく、19歳にして“はしか”が来たのだ。
     恩師の山田満知子氏(グランプリ東海クラブコーチ)も、真央の不調について「技術的なことより、気分的なものじゃないか」と推察。胸の内は本人のみぞ知るところだが、抱える悩みや不安を吹っ切りたいところ。「笑顔が戻れば緊張で硬くなっている体も動き、ショートプログラムなら10点ぐらい得点が違ってくるでしょう」(あるコーチ)。成績にも関係する、真央スマイル復活が望まれる。

 ▼<3>3回転半より3回転フリップ 10月3日の今季初戦「ジャパンオープン」をリンクサイドで見ていた、あるスケート関係者が首をかしげた。真央の3回転フリップが「いい時の跳び方と少し違う…」と言うのだ。ロシア杯でも3回転フリップが2回転に抜けるなど安定感を欠いていた。6種類の跳び方があるジャンプで苦手とする3回転ルッツ(基礎点6・60点)を封印する以上、この3回転フリップ(同5・50点)は生命線。ほかのジャンプを着実に跳んだ上で、トリプルアクセルでライバルと差別化を図りたい。

 ▼<4>自分のために 「浅田真央」という看板は、今や一大産業。多くの大人や企業、ビジネスが絡む話が19歳に一極集中する。勝負の世界は、筋書き通りに進むほど甘くないと再認識させた今回のファイナル脱落。全日本選手権がある2カ月後、どこまで立て直し再び姿を見せるのか。人気絶頂の以前から真央を知る関係者は願う。「天真らんまんなイメージですが、すごく周りに気を使う子です。何か困難があっても、自分が我慢すればいいと感じたら抑え込む面がある。でも、4年に1度の五輪シーズン。周りの人の期待に応えなきゃではなく、自分のために滑ってほしい」−。
中日スポーツ
  真央出た復活宣言!
トリプルアクセル「百発百中」
 フィギュアスケートのGPファイナル出場が絶望的になり、来年2月のバンクーバー五輪最短代表入り構想が崩れた浅田真央(19)=中京大=が27日、5位と惨敗したロシア杯開催地のモスクワから帰国し、千葉・成田市内で単独会見した。五輪最終選考会の全日本選手権(12月25〜27日、大阪・なみはやドーム)に背水覚悟で臨む決意を見せ、試合までに絶不調の代名詞「トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)」の成功率を「百発百中にする」と宣言した。

 笑顔こそなかったが、ロシアで見せた暗い顔はもうなかった。真央は、テレビカメラ8台、無数のカメラのフラッシュを浴びながら、12月末の全日本選手権にかける決意を気丈に語った。

 「試合は(全日本の)イッパツしかない。そのイッパツで(3回転半ジャンプを)百発百中で(成功)できるようになりたい。オリンピックで金メダルを取る目標は変えない」。五輪シーズンで、4年連続出場中のGPファイナル出場が絶望的という苦境にありながらも、変わらぬ攻めの姿勢を貫いた。

 ショートプログラム(SP)とフリーで計3度入れる代名詞の3回転半ジャンプが、スランプ状態。ロシア杯男子で優勝した06年トリノ五輪金の“皇帝”プルシェンコがウオーミングアップなしで苦もなく4回転ジャンプを跳んでいるのを目の当たりにしてビビビッ。スランプ脱出へのヒントをつかんだようで「自分も百発百中で跳べるようになりたいと思った」。がけにしがみついた状態の中で“ファイト一発”の気持ちが盛り上がった。

 ロシア杯後に、タチアナ・タラソワ・コーチから提案されたプログラムの大幅変更案も拒否。「今も変える気はない。トリプルアクセルは、自分の一番アピールできるところ。これまでをムダにしたくないし、跳ばないと何も始まらない」と断言。「良くはなかったけど、たくさんの課題が見つかった」と前向きに話した。

 最終選考会まで残り約2か月。「長いようで短い期間」の中で、調整は国内で行う。所属事務所によれば、コーチを含めこれまでのサポート陣容は変えない方針。11月後半にはタラソワ・コーチも来日し1週間から10日間滞在するが、全日本選手権にくるかは未定という。12月の「イッパツ」で起死回生を狙う。
スポーツ報知
  3回転半「百発百中にしたい」 
浅田真央帰国会見
 フィギュアスケートのグランプリシリーズ2戦を終えて帰国した浅田真央(中京大)が27日、千葉県成田市内で記者会見した。トリプルアクセル(3回転半)ジャンプが不振でフランス杯2位、ロシア杯5位と振るわなかった内容について「冷静になってみるとできないことは何もない」と前向きに語り、プログラムの修正は微調整にとどめることを明らかにした。

 心配したタラソワ・コーチからプログラムを変更する意思について問われたそうだが、「トリプルアクセルは一番アピールできる。百発百中にしたい」。また、コーチからは「勝とうとか思わずに、自分の良い演技を多くの人に見てもらうように演技しなさい」と助言されたことも明かした。バンクーバー五輪を見据え、「長いようで短いと思うので五輪で金メダルを取るという目標を変えずに頑張りたい」と結んだ。
朝日新聞
2009年10月27日  
  浅田真央、橋本会長と面談か
五輪に向け、不振の対策
フィギュアスケートの浅田真央(中京大)が、開幕からの不振を懸念している日本スケート連盟の橋本聖子会長との直接面談に応じる考えがあることが27日、分かった。浅田のマネジメント会社の幹部が明らかにした。

 同幹部は「これまでの報告もあるし、このままの体制でいきたいということも伝えたい」と話した。浅田自身も夏冬合わせて五輪に7度出場している橋本会長と会うことに前向きだという。

 浅田はグランプリ(GP)シリーズ第1戦のフランス杯で2位ながらライバルのキム・ヨナ(韓国)に完敗し、第2戦のロシア杯は5位に沈んだ。これに対し、バンクーバー五輪の日本選手団団長も務める橋本会長は「彼女は日本の宝物。本人と話し合って適切なアドバイスをしたい」などと話していた。
47NEWS
  「悔しさと情けなさ」浅田真央が帰国会見  フィギュアスケートの浅田真央(中京大)が、グランプリシリーズ2戦を終えて27日帰国、成田空港で記者会見に臨んだ。


 ジャンプの不調でフランス杯2位、ロシア杯5位に終わり「悔しさと情けなさ」が込み上げたといい、精神面が原因と自己分析。乗り越えるには、「(ジャンプの)入り、勢いを安定させ、練習で百発百中で跳べるようになれば、気持ちの問題でなくなる」と、精度を高めることが自信回復につながるとした。タラソワコーチからは「勝ちたいと思うのではなく、いい演技を見せたいとの思いで滑るように」と助言されたという。

 曲を変えない決断については、「コーチからは、(フリーとショートプログラムの)両方変える気があるかと聞かれた。でも、まだ完璧な滑りが出来ていないのに簡単に変えたくはない」と、浅田自身の選択であることを明言。今後国内を軸に滑り込むが、「良くなかったことで、課題がたくさん見つかった。毎日を無駄にせずに練習していく」と前を向いた。
 読売新聞
  フィギュア:浅田ら帰国、
「たくさんの課題見つかった」
 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ出場を終え、GPファイナル(12月、東京)への進出が絶望的となった浅田真央(中京大)が27日、帰国した。千葉県成田市内で記者会見し「(来年2月バンクーバー)五輪で金メダルを取る目標を変えずに頑張りたい」と改めて五輪制覇を誓った。

 ショートプログラム(SP)とフリーの曲に関して「SPもフリーも完ぺきな滑りができていない。簡単に変えてしまうのは……。みなさんの前で良い演技をしたい。変える気はない」と語り、「(ロシア杯が)終わった時は悔しさと情けない気持ちがあったが、たくさんの課題も見つかった」と前向きに話した。

 またロシア杯で優勝した安藤美姫(トヨタ自動車)、男子2位の小塚崇彦(同)も同日帰国。安藤は「結果としてはGPファイナルにつながる成績だった。次は自分で納得できる演技をした上で結果を出したい」。小塚は「2位になれたのはうれしい。少しでも点数を稼げるよう取りこぼしのないようにしたい」と述べた。【来住哲司、飯山太郎】
毎日新聞
  真央「金メダルの目標変えない」/フィギュア  フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ2戦を終えた浅田真央(中京大)が27日、帰国。成田市内で会見し、フランス杯2位、ロシア杯5位の不振にも、「冷静になってみるとできないことは何もない。五輪で金メダルを取る目標を変えずに頑張りたい」と“復活”を期した。

 浅田はもう前を向いていた。「終わったときは悔しい、情けない気持ちだった」と、正直に振り返りながら「うまく行っていたら課題は見つからなかった」と、ジャンプ失敗などの取りこぼしが相次いだことを、進化へ過程ととらえていた。

 今季はショートプログラム(SP)とフリーで高難度のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を3度跳ぶ。8度試みて1度しか成功せず、演技の難度を下げる方法も選択肢としてはある。それでも「1番アピールできるもの。百発百中にしたい」と言い切った。

 ロシア杯後は、短期間でタラソワ・コーチと修正に取り組んだ。技と技の間にぎっしり詰め込まれた要素を減らし、技で失敗しても曲に遅れないように工夫し、演技中の焦りを緩和できるように微調整を進めていく。

 現状ではGPファイナル進出は厳しい。12月末の全日本選手権に五輪代表入りを懸ける。2カ月は「長いようで短いと思う」。今後は演技をすべて通す練習を中心に、国内で自分を取り戻す。(榊輝朗)
サンケイスポーツ
  浅田に聞く…3回転半は
「一番アピールできるもの」
 フィギュアスケートGPシリーズ第2戦、ロシア杯で5位に終わった浅田真央(19)=中京大=が27日、帰国して成田市内のホテルで記者会見した。浅田は笑顔を見せることは少なかったが、時間がたってショックは吹っ切れた様子だった。

 ―2戦を振り返ると。

 「悔しくて情けない気持ち。(スケートは)トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)だけではないけど、決まらないと流れに乗れない。昨季はフリーに2度入れてやってきたし、それを無駄にしたくない。五輪も(ショートプログラム1、フリー2の計)3回入れていく」

 ―3回転半にこだわる理由は。

 「今跳べる選手は(女子で)2人しかいない。プログラムで得点が一番高いし、自分が一番アピールできるもの。冷静になってみると、できないことはない。ここというポイントを見つけたい」

 ―今後の調整は。

 「日本でやる。タラソワ先生からは勝とうとか思わず、いい演技を見てもらえるようにしなさいと言われた。これからの期間、長いようで短い。五輪で金メダルを取る目標を変えず頑張りたい」
スポーツ報知
  フィギュアスケート・浅田真央選手が帰国 
「金メダルの目標を変えずに頑張りたい」
フィギュアスケートのグランプリシリーズ第2戦・ロシア杯を終えた浅田真央選手(19)が27日、帰国した。大会を振り返り、浅田選手は「ロシア大会では必ず跳びたいという思いがあったんですけど、跳ぶことができなくて、順位もすごく下の方にいってしまいましたし、自分がすごく情けないなという思いがすごくありました」と語った。
ロシア大会で惜しくも5位となり、自己最低の記録となってしまった浅田選手。帰国後、今後の意気込みを語った。浅田選手は「跳ばないと何も始まらないんですけど。オリンピックで金メダルを取るという目標を変えずに頑張りたいと思います」と話した。
FNN
  浅田真央が3回転半の修正誓う 
ロシア杯5位で帰国会見
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第2戦、ロシア杯で5位に終わった浅田真央(中京大)が27日、帰国して成田市内のホテルで記者会見し、「最初の3回転半ジャンプが決まらないと流れに乗れない。(踏み切りに)入るコースや勢いなどが安定すれば百発百中で成功する」と最大の武器とするジャンプの修正を誓った。

 第1戦のフランス杯では2位ながらライバルのキム・ヨナ(韓国)に大差をつけられた。来年2月にバンクーバー冬季五輪を控え、開幕からまさかの不振だが、プログラムに使用する曲は変えないと表明しており「まだ完ぺきな演技をしていない。オフに滑り込んできたものを簡単に変える気はない」と強気だった。

 出場GP2戦を終了し、昨季制したファイナル出場は厳しくなった。五輪代表の最終選考会となる全日本選手権(12月25〜27日・大阪なみはやドーム)までは中京大で練習する予定で、タラソワ・コーチも11月下旬に来日する方向で調整しているという。
47NEWS
  「できないこと何もない」=
真央、不振のGP終え帰国
フィギュアスケート
 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ2戦を終えて帰国した浅田真央(中京大)が27日、成田市内で会見し、フランス杯2位、ロシア杯5位と振るわなかった大会について「終わったときは悔しい、情けない気持ちだったが、冷静になってみるとできないことは何もない」と振り返り、自信を取り戻すように力強く話した。
 ロシア杯の後、帰国までの短い間にタラソワ・コーチとプログラムを修正し、詰め込み過ぎた要素を緩和する微調整を行った。その上で、今季試合で8度試みて1度しか成功していない3回転半ジャンプはショートプログラム(SP)と自由で計3度跳ぶことへのこだわりを見せ、「一番アピールできるもの。百発百中にしたい」と精度を高めることを誓った。
 GPファイナル進出は厳しくなったが、五輪代表が懸かる12月末の全日本選手権へ向け「長いようで短い。オリンピックで金メダルを取るという目標を変えずに頑張る」と、気持ちを切り替えた。 
時事通信
  真央が帰国、武器へのこだわりを強調  フィギュアスケート女子の浅田真央(中京大)が27日、2位にとどまったフランス杯、5位と惨敗したロシア杯のGPシリーズを終えて帰国し、成田市内で会見した。バンクーバー五輪へ「トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を百発百中で跳べるようにしたい」と巻き返しを誓った。今季は公式戦で8回跳んで7回失敗している技だが「跳べる人は世界で(現役の女子では)2人しかいない。跳ばないと始まらない」と強調した。次戦は全日本選手権(12月25日開幕、大阪)で、五輪出場への一発勝負に挑む。
デイリースポーツ
  浅田真央選手が帰国会見「課題見つかった」  フィギュアスケートのグランプリシリーズ第2戦で5位に終わり、バンクーバーオリンピック出場に向けて巻き返しを図る浅田真央選手(19)が27日に帰国し、千葉・成田市で会見を行った。

 浅田選手は「最終的な五輪へ向けての課題は見つかったと思うので、しっかり毎日課題を決めて練習していきたいと思う。五輪シーズンなので、自分も頑張りたいという気持ちがあるので、五輪で金メダルを取る目標を変えずに頑張りたい」と話した。

 グランプリシリーズの上位6人が出場できる12月上旬のグランプリファイナル進出は厳しくなったため、浅田選手は、もう一つのオリンピック選考基準となる12月下旬の全日本選手権で立て直しを図る。
日テレNEWS24
  追い込まれた真央 
惨敗も大胆な方針転換せず
 モスクワで行われたフィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第2戦ロシア杯で、女子の浅田真央(中京大)は5位と惨敗した。前週のフランス杯はライバル、キム・ヨナ(韓国)に完敗。3カ月半後に迫ったバンクーバー冬季五輪へ立て直しが急務だが、浅田は大胆な方針転換には踏み切らず、理想のスタイルを貫く決断を下した。

 曲は変更しない。「こだわりがある」というトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)も、これまで通り計3度跳ぶ。「自信をつけて試合で頑張るだけ」と前を向く。

 手を打たないわけではない。焦りから得点を取りこぼしていたスピンなどに余裕を持たせるため、ターンやステップを詰め込みすぎだった振り付けを手直しする。心身のリフレッシュのため、週1日は完全オフにすることをタラソワ・コーチに勧められた。

 得点増を狙って3度跳ぶ大技が、皮肉にも悪循環の元凶となっているが、ロシア人コーチは「技術的な問題はない」と楽観的だ。国内調整を望む浅田と同コーチが、どれほど時間を共有できるかも気掛かりだ。

 ファイナル進出は厳しくなり、視線は五輪代表最終選考会となる年末の全日本選手権(大阪府門真市)に向く。「方向性は見つかった」。浅田は自分で選んだ道を突き進むしかない。
スポーツニッポン
  真央にファンから激励電話&メール殺到  フィギュアスケートの浅田真央(19=中京大)がGPシリーズのロシア杯で5位に終わり、GPファイナル(12月、東京)出場が絶望的となったことを受け、都内の日本スケート連盟には26日、心配するファンからの電話やメールが殺到した。

 「ここから頑張れ」「以前の明るい真央ちゃんに早く戻ってね」などの激励が多かったが、中には「コーチとうまくいっているのか」とタラソワ・コーチの指導を不安視する声もあった。浅田は27日に帰国し、バンクーバー五輪代表選考会となる年末の全日本選手権(大阪)へ向けて調整する。
スポーツニッポン
2009年10月26日  
  「日本の宝」に応急処置を!
橋本聖子会長が動く
 バンクーバー五輪で日本選手団の団長を務める日本スケート連盟の橋本聖子会長は、浅田の不振について「心配していた部分があった。どうなっているのか報告を受けたい」と話し、困惑の表情を浮かべた。

 不振に陥った原因として、サポートすべき周囲の指導力不足を指摘。「コーチも含めて周りが適切なアドバイスをできないようでは終わっている。持ち上げる人間ばかりじゃ駄目。ちゃんといい方向に持っていける人をつけないといけない」と厳しい言葉を並べた。日本の金メダル最有力候補選手のピンチだけに「日本の宝物ですからね。何がどうなっているのか分析しないといけない。必要があれば、本人の話も聞きたい」と、浅田本人から事情聴取する考えも明かしていた。
スポニチ
  フィギュア:美姫や真央が舞う 
ロシア杯エキシビション
 【モスクワ来住哲司】フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第2戦・ロシア杯の5位以内の選手・組らによるエキシビションが25日、当地のアイス・パレス・メガスポーツであり、日本勢は女子優勝の安藤美姫(トヨタ自動車)、5位の浅田真央(中京大)、男子2位の小塚崇彦(トヨタ自動車)が出演した。

 安藤は大人の女性のムードを漂わせた演技。3回転サルコウや連続スピンなどを決めて会場を沸かせた。浅田はパガニーニ作曲「カプリース」に乗り、ダブルアクセル(2回転半)の着氷で手を着いたものの、扇子を手に優雅な舞を披露。小塚はトリプルアクセル(3回転半)などを決め、丁寧な滑りを見せた。

 男子優勝のエフゲニー・プルシェンコ(ロシア)は4回転トーループ1度、トリプルアクセル3度の迫力ある演技。ジャンプの実力がずぬけていることをアピールした。
毎日新聞
  スティッチが浅田真央と共演?
「スティッチ!リンク」テレ朝社屋内に登場
テレビ朝日系のアニメ「スティッチ!/いたずらエイリアンの大冒険」で大活躍中の主人公・スティッチが、今度は銀盤に登場! しかも、あの浅田真央らフィギュアスケートの人気選手と共演しちゃうかも!?

アニメの放送開始を記念して、このほどテレビ朝日本社屋1階アトリウム内に特設アイスリンク「スティッチ!リンク」が期間限定でお目見えした。残念ながら一般来場者の滑走はできないものの、もちろん本物の氷が張られ、リンク中央にはスティッチとガールフレンドのエンジェルの愛らしい絵柄があしらわれた。記念撮影が可能なオブジェも飾られるなど、スティッチ好きにはたまらない。

さらに、同局が「フィギュアスケートGPシリーズ2009」を放送中ということもあり、壁面には、いたずら好きのスティッチの隣を浅田ら人気選手の華麗な姿が彩る。そして今後は、「スティッチ!」と「フィギュアスケートGPシリーズ」をより身近に感じてもらうために、このリンクを使ったさまざまなイベントを企画しているとのこと。実際に、夢の共演もありえる!? 設置は12月27日まで。

アニメ「スティッチ!/いたずらエイリアンの大冒険」は、ディズニーの人気キャラクター・スティッチを主人公にした日本オリジナルのTVシリーズ。テレビ朝日系で毎週火曜の夜7時放送中。(eiga.com×文化通信)
MSN エンターテイメント
  真央、悪戦苦闘の5位 GPファイナル遠のく  浅田が挑んだ2度のトリプルアクセルは転倒とパンク。シニアになって過去最低の総合得点、順位となった。

 SP、フリーで予定する計3度のトリプルアクセルが、ブレーキになっている。2試合で決まったのはフランス杯のフリーでの1度だけだ。

 「(初戦の)フランス杯のSPで失敗してしまって、頭の中ではあまり意識しないようにしているけど、やっぱり力が入ってしまう」。跳ぶ前から顔はこわばる。「ダメなパターンを繰り返している」と浅田。5季連続のGPファイナル進出は厳しくなった。

 負担が大きく、リスクも高い。それでも、この3度のトリプルアクセルを外すつもりはない。「曲も変えない。プログラムの中身をもう少し変更して、余裕を持って跳べるようにしたい」

 19歳で迎える初めての五輪シーズン。「今は気持ちをすべて真っ白にしたい」。GPファイナルを15歳で制した時とは立場が違う。浅田のいない記者会見で、メダリストは口をそろえた。「マオにとって世界の終わりじゃない。そういう時はある。間違いなく復活してくると思う」

 15歳の頃のようなスケートの「楽しさ」を取り戻せるか。スランプを抜け出す道は、それにつきる。(坂上武司)

 浅田を指導するタラソワ・コーチ 「どの女子選手にもこうした時期はある。真央は例外だと思ったが、例外ではなかったということ。アクセルを他のジャンプに変えれば精神的に滑りやすいかもしれないが、彼女は勇気を持ってやることにしている。結果は残念ですが、悲劇ではない。一つの過程に過ぎない」
朝日新聞
  詰め過ぎた練習と演技
浅田真、2カ月で立て直しへ
ロシア杯フィギュア
 【モスクワ時事】フィギュアスケートの浅田真央(中京大)はグランプリ(GP)シリーズのフランス杯2位に続き、ロシア杯も5位と振るわず、GPファイナル(12月、東京)進出が厳しくなった。残る五輪代表選考大会は12月末の全日本選手権のみ。前世界女王は、2カ月後へどう立て直していくのか。
 金妍児(韓国)に大敗したパリで、浅田真を古くから知るドイツ人の専門記者が「悲しそう。スケート漬けになっていないか」と案じていた。週にほぼ1日は休むが、大会のある週末に疲れが抜けない。日本連盟の加藤修トレーナーは「週の半ばにも半日くらい休んだほうがいい」と言う。練習の虫も19歳。大人の体には相応の休息が要る。
 まして、プログラムにはゆとりがない。「ぎっしり要素が詰まっていて、ひとつ遅れるとすべてが狂う」と、重荷になっていた。第2戦ロシア杯のショートプログラム(SP)はスピン三つですべて最高難度レベル4の評価を得た。これはスピンへ入る前の動きを減らした微調整の小さな成果だ。不振の3回転半ジャンプを修正する以外にも、やれることはある。
 惨敗したモスクワの夜、迷うタラソワ・コーチを目の前に、意地を通した。「曲は変えない。3回転半を3度入れるこだわりも」。気持ちはまだ折れていない。氷上で曲がかかり、大技へ挑もうとすると硬くなる心にも、強さを取り戻せるといい。
時事通信
  浅田真央自己ワースト得点で5位 ◇フィギュアスケート・ロシア杯グランプリ(GP)シリーズ第2戦
 浅田真央(19)=中京大=が総合5位に沈み、バンクーバー冬季五輪代表選考会第1弾のGPファイナル(ポイント上位6人が出場、12月3日開幕・東京)進出が絶望的になった。SP6位から逆転を狙ったが、トリプルアクセル(3回転半)を2度失敗するなど精彩を欠き、自己ワーストの合計150・28点に終わった。不振を極める重大局面に、真央とタチアナ・タラソワ・コーチが約1時間の深夜会談で対策を検討。また、同五輪団長を務める橋本聖子・日本スケート連盟会長(45)も、真央陣営の立て直しが必要と訴えた。安藤美姫(21)=トヨタ自動車=が171・93点で07年の世界選手権以来、2年7カ月ぶりの優勝。GP通算2勝目を挙げた。

 勝負のトリプルアクセル(3回転半)の1発目は尻もち転倒、2発目も1回転半に抜ける…。悩み苦しむ『鐘』を演じてしまった真央は、心ここにあらず。「得点? 見てないです」。150・28点は自己ワースト。見ていないはずはないが、プロフィルから消したいほどの屈辱を感じた。だが一夜明けた25日には、吹っ切れた顔つきで“逆襲の鐘”を鳴らすと宣言した。

 「(五輪代表内定の近道である)GPファイナルには出ることができないので、照準は全日本選手権に向けて。少し疲れを取ってから練習したい」

 大乱調となったフリー後、タラソワ・コーチが真央の宿泊ホテルを訪れ、1時間もの深夜の緊急ミーティングを開いた。真央によると「先生も迷っていて…。曲を変えるか変えないか、というのをすごい悩んでいました。ジャンプも構成を変えるのか悩んでいた」。相当踏み込んで腹を割って話したようで、フィギュア界の権威者タラソワに、真央もしっかりと自分の意見を口にしたとみられる。

 2人で出した答えは、(1)プログラムの曲は変えない(2)ジャンプやスピンなどの要素を失敗しないよう、プログラムの中身に余裕を持たせる(3)トリプルアクセル1試合計3発は続行(4)休みをしっかり取る−だった。周囲で取りざたされている選曲については「自分が好きなので、『鐘』(フリー)と『仮面舞踏会』(SP)で滑る」と真央が申し出たという。

 安藤、中野、村主、鈴木との五輪代表争いで後手を踏んだ。代表の座を勝ち取るために、最終選考会の全日本選手権(12月25日開幕・大阪)が最大のヤマ場となった。「全日本まではあっという間。ミスのない演技ができるように練習していくだけ」と真央。モスクワでは鳴らすことができなかった『勝利の鐘』を、師走の浪速決戦で鳴らせてみせる。中谷秀樹
中日スポーツ
  真央、自己最悪5位…ファイナル出場絶望的  必死に巻き返しを狙ったフリーでも、浅田真央(19)=中京大=に笑顔が戻ることはなかった。SP、フリー、合計のすべてでシニア大会の自己ワーストを記録し、5位。採点を待つ「キスアンドクライ」では、表示された得点に無表情で少し目をやると横に置いてあったぬいぐるみを手にとり、うつむいた。

 幾度も逆転劇を演出してきた宝刀・トリプルアクセルが今は、完全に“諸刃(もろは)の剣”となっている。「意識したくないけど、どうしても力が入ってしまう」。演技冒頭の一つ目で転倒すると、二つ目も力んでしまい1回転半に-。その後も2つのジャンプに失敗。演技力を示す構成点ではこの日の最高点をマークしたが、ジャンプでの取りこぼしがあまりに大きすぎた。

 これでGPファイナル出場は絶望的。陣営はファイナルでの五輪内定を目指していただけに、プランは完全に狂った。想定外のスランプに周囲からはプログラムへの疑問の声も出ているが、真央は現在のプログラムとの心中を決め込んだ。「コーチには『自分は気に入っているから、この曲で行く』と話しました」。トリプルアクセルをSP、フリーで計3度跳ぶ構成も変えない方針だ。

 今後は日本で全日本選手権(12月25日開幕・大阪)に向けて調整する。ファイナルに出場しなくても、同選手権で上位に入れば、過去の実績を含めて五輪代表に選出される可能性は高い。ただ、日本のエースは今、出口の見えない迷路の中にいる。
デイリースポーツ
  橋本聖子会長が“チーム真央”に苦言  「フィギュア、ロシア杯最終日」(24日、モスクワ)

 日本スケート連盟の橋本聖子会長が、5位に終わった浅田真央(19)=中京大=を取り巻く環境の整備を提案した。コーチ、マネジメントを含む“チーム真央”について「周りが、適切にアドバイスできないようでは終わっている。持ち上げる人ばかりではだめ。いい方向に持って行ける人間を周りに付けないと」と第三者の介入を提案。「必要があれば会って話したい。本来の力を発揮させるためには、何が原因でどうなっているかを素直に分析しないといけない」と、“直接会談”も示唆した。
デイリースポーツ
  聖子会長「チーム真央」聴取も
バンクーバー金に危機感
 バンクーバー五輪で女性として史上初の日本代表選手団の団長を務める、日本スケート連盟の橋本聖子会長(45)が25日、惨敗した浅田真央の金メダル獲得に危機感を示し、タラソワ・コーチを含め「チーム真央」のスタッフのサポート体制など現状報告を要請する考えがあることを明かした。長野市で開催されたスピードスケートの全日本距離別選手権の閉会式後、橋本会長は「期待される浅田選手には、連盟だけでなく代表選手団として五輪に集中できる環境整備をする必要がある。必要とあれば本人、コーチから直接話を聞きたい」としたが、連盟トップの“直接事情聴取”となれば異例中の異例となる。

 9月23日に連盟会長に復職したばかりの橋本会長だが、真央については「戻ってくる前から心配していた部分はある」。その不安はロシア杯で的中。「コーチを含めて周りが適切なアドバイスができていないようなら終わってる。周りにつくのは持ち上げる人だけではいけないし、周りが教えてあげなきゃいけない。プレッシャーを受けるのは当然。そのプレッシャーをいい方向に向けるための人を周りにつけないといけない」と厳しく指摘し、サポート体制の見直しにも言及した。

 連盟では、これまでの慣例から、選手とコーチ、周囲の少数のスタッフに実質的に一任する形で、強化を託していた。しかし、橋本会長は「連盟として何をしてるのか随時報告を受けたい。フィギュアは一人一人がチームのようなものなのは分かっているが、今はさらなるチームワークが必要」と、一枚岩の結束を求めていく考えを示した。
スポーツ報知
  真央5位 トリプルアクセル恐怖症
フィギュア
 ◆フィギュアスケートGPシリーズ第2戦 ロシア杯最終日(24日、モスクワ) 女子フリーを行い、前日のショートプログラム(SP)6位と出遅れた浅田真央(19)=中京大=はトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)に失敗。シニア国際大会で自己最低の150・28点で5位に終わり、GPファイナル(12月3〜6日、代々木第一体育館)出場は絶望的となった。25日の会見ではプログラムの内容を急きょ変更することを明かした。SP3位の安藤美姫(21)=トヨタ自動車=が総合171・93点で優勝した。安藤のGP制覇は06年10月のスケートアメリカ以来3季ぶり2度目。

 真央が跳べない。トリプルアクセル恐怖症に陥ってしまったのか。トンネルからの脱出を狙って挑んだ最初の3回転半は、着氷が乱れて尻もちをついてしまった。次に跳んだ2回目の3回転半は途中で体が開いてしまい、1回転半の判定に。SPとフリーで計3回跳んだ3回転半は全部失敗。2位に終わった前週のフランス杯と合わせても、成功はたった1度だけだ。

 フリーの98・34点はシニア自己ワーストのスコア。総合の150・28点も過去最低だ。05年のシニア転向からGPシリーズに参戦して14戦目にして初めて表彰台を逃し、初出場優勝を飾った05年から4季連続で出場してきたGPファイナル進出は絶望的な状況。「やっぱりアクセルが決まらないと…」。真央は瞳を潤ませてうつむいた。

 宿敵・金妍兒(19)=韓国=に勝つための3回転半。切り札が逆に真央を苦しめていた。「フランス杯のSPでミスをしてから、アクセルを意識してないつもりでも力が入ってしまう」。失敗を恐れて跳べない負の連鎖。「意識せず、ほかのジャンプと一緒と思って跳びたい」という言葉に力はない。タラソワ・コーチも「すべての選手にこういう試練が訪れる。真央は例外と思っていたが例外ではなかった」と壁に当たったことを認めた。
     かつてない不振でプログラムの緊急修正が決定した。試合後にホテルに戻り、タラソワ・コーチと約1時間の深夜ミーティングを敢行。SPとフリーで計3回の3回転半を跳ぶことは変わらないが、要素が詰まったハードな演技構成に余裕を持たせるよう変更することを決めた。さらに週1回は完全休暇を取り、心身の疲れをリセットするように命じられたという。

 GPファイナルに出られなければ、次戦はバンクーバー五輪選考会の全日本選手権(12月25〜27日、大阪・なみはやドーム)。27日に帰国してからは国内で調整する意向だ。ファイナル2連覇で五輪代表内定という青写真は消えたが「全日本に向けてミスのない演技ができるように練習したい」と真央。輝きを取り戻せるか。天才少女の真価が問われる時がやってきた。

 ◆エキシビで真央3回転、美姫は赤ブラ ○…25日は会場で成績上位選手によるエキシビションが行われ、真央はパガニーニの「カプリース」を使ったプログラムを披露。2回のダブルアクセル(2回転半ジャンプ)のうち2つ目は着氷が乱れて右手をついたが、前日のフリーで失敗した3回転フリップを決めた。安藤は赤ブラ風衣装に身を包み、3回転サルコーと2回転半を成功。アンコールではフリー「クレオパトラ」のステップを披露した。
スポーツ報知
  真央ボー然5位、ミス&ミス…/フィギュア  フィギュアスケートGPシリーズ第2戦・ロシア杯(24日、モスクワ(ロシア))昨季世界選手権3位の安藤美姫(21)=トヨタ自動車=が、ショートプログラム(SP)の3位から逆転優勝。浅田真央(19)=中京大=はトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を2度とも失敗し、5位に沈んだ。
 直視できない。花束が投げ込まれたリンクの真ん中で真央が、呆然と立ち尽くした。点数が表示された掲示板から、すぐに目をそらす。シニア転向後、初めて100点を割る最低点。合計150.28点も目にしたことのない低い数字だ。

 最大の武器トリプルアクセルの1つ目は回転不足で尻もち。2つ目はジャンプが抜けて1回転半になった。GP2大会で6度挑み、成功はたった1度だけ。真央は「アクセルのことは意識していないつもりだけど、どうしても力が入ってしまう…」。連戦という不利はあったがSP、フリー、合計のすべてで得点がシニアの国際大会で過去最低。こぼれ落ちそうな涙をこらえるのが、精いっぱいだった。

 ライバル金妍児(19)=韓国、キム・ヨナ=がGP初戦のフランス杯で歴代最高得点を出した直接対決では大差をつけられて2位。今回は5位。五輪代表を最も早く決める可能性があるGPファイナル進出も厳しくなった。「自分で自分の気持ちをコントロールできるようにしたい」。笑顔を失った真央が、必死に現実と向き合う。

★フィギュアスケート・五輪への道

 男女五輪代表(各3枠)は次の順で決まる。(1)GPファイナル(12月、代々木第一)で3位以内に入り、日本選手最上位になれば内定(2)全日本選手権(12月)優勝者の男女1人ずつは代表入り。さらに残る派遣枠については「全日本選手権3位以内」「GPファイナル進出者」「全日本選手権終了時点での世界ランキング日本人上位3選手」を選考対象とし、日本スケート連盟が選考する。ただし、過去に世界選手権6位以内に入賞した選手が、けがなどで3つの条件に含まれなかった場合には選考対象に加えるという“救済策”もある。
サンケイスポーツ
2009年10月25日  
  フィギュア:浅田、曲変えず
全日本選手権に照準
 【モスクワ来住哲司】ロシア杯に出場した日本勢3人が25日、当地のホテルで報道陣の取材に応じた。女子優勝の安藤美姫は「(今季の)出だしはよかったが、課題もすごく多かった」と振り返り、フリーで回避した3−3回転連続ジャンプについて「五輪代表を決める全日本選手権(12月)では入れたい。難易度の高いものは五輪に合わせればいい」と説明した。

 GPファイナル進出が絶望的となった女子5位の浅田真央は「照準を全日本選手権に合わせる」と決意表明。「ショートプログラム、フリーとも曲は変えない。技が詰まっているので、余裕を持てるように少し変更する」と意向を表明した。男子2位の小塚崇彦(トヨタ自動車)は「4回転ジャンプはもっと練習したい」と課題を挙げた。
毎日新聞
  浅田真央、曲を変更せず 
アクセル3度挑戦は継続
 【モスクワ共同】フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第2戦、ロシア杯の女子で5位に終わった浅田真央(中京大)が25日、モスクワで報道陣の取材に応じ、今季のショートプログラム、フリーとも使用する曲を変更しない考えを明らかにした。

 今後の方針についてタラソワ・コーチと相談したという浅田は「先生は迷っていたが『自分は気に入っているからこの曲でいきたい』と言った」と話した。トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を計3度跳ぶ演技構成も変えないという。

 GPファイナル進出は厳しく、今後は日本で調整する意向で「方向性は見つかったので、全日本選手権(12月・大阪)に向けてしっかりやりたい」と落ち着いた表情で巻き返しを誓った。

 GP2勝目を挙げた安藤美姫(トヨタ自動車)は「出だし(初戦)は良かったというくらい。次はジャンプのミスなく、まとめられるようにしたい」とGP第4戦のNHK杯(11月・長野)を見据えた。
47NEWS
  真央、曲は変えず
全日本へ切り替え−フィギュアスケート
 【モスクワ時事】フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第2戦ロシア杯に出場した日本選手団の記者会見が25日、当地で行われ、5位に終わった浅田真央(中京大)は、この先もショートプログラム(SP)、自由ともにプログラムの曲を変更しない意向を示した。SPで1度、自由では2度入れている3回転半ジャンプの回数も現行通りとする。試合後にタラソワ・コーチと話し合って確認したという。
 GP2戦の結果により、ファイナル進出は厳しくなったが「(五輪代表へのチャンスは)全日本一本だけど、ミスのない演技をできるように」と切り替えた。
 3季ぶりのGP制覇となった安藤美姫は「結果は気にせず、気持ちにめりはりをつけたい」と気を引き締め、男子で2位の小塚崇彦(いずれもトヨタ自動車)は「4回転はまだ練習の数が足りない」と課題を挙げた。
時事通信
  浅田5位、でも「曲替えない」
大技にもこだわり
 【モスクワ=宮崎薫】浅田真央(中京大)は25日、記者会見を行い、「タラソワコーチと話し合った結果、SPもフリーも、曲は替えない」との方針を明らかにした。


 プログラムの内容については「多少変更する」としたが、トリプルアクセルについては「こだわりがある」と話し、SP、フリー合わせて計3度の大技を入れる構成は変えないことを示唆した。

 浅田が今大会で5位に終わったことを受け、タラソワコーチは24日の競技終了後、「真央が希望するなら、プログラムを変える可能性はある」と話していた。
読売新聞
  【フィギュア】橋本聖子会長、
真央不調に「集中できる環境を」
 日本スケート連盟の橋本聖子会長は25日、フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第2戦、ロシア杯で5位に終わった女子の浅田真央(中京大)の不調について「できれば本人と話して、五輪に集中できる環境を作りたい」と、サポート態勢の見直しを行う考えを明らかにした。

 橋本会長は「いまが悪いわけではないが、必要ならば、いい方向に持っていける人間を周りにつけないといけない」と指摘。そのうえで「何がどうなっているのか素直に分析するのは当たり前」とした。連盟や関係機関から、サポート役や、科学分析担当者などの派遣を検討していく考え。

 バンクーバー五輪で日本選手団の団長も務めるだけに、「世界的に注目されている選手をしっかり守って立て直したい」と心配そうに話した。
MSN産経ニュース
  真央、ファイナル進出へ黄信号…/フィギュア  フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第2戦、ロシア杯最終日は24日、モスクワで行われ、女子で浅田真央(中京大)は5位に終わり、GP通算14戦目で初めて表彰台を逃し、12月のファイナル(東京)進出は厳しくなった。

 「意識したくないが、どうしても力が入ってしまう」と打ち明けるトリプルアクセルは1つ目が回転不足で転倒、2つ目は1回転半になった。SPで出遅れ、フリーも盛り返せない。真央自身が「駄目なパターン」と認める悪循環から、この日も脱出できなかった。
 前週のフランス杯はライバル金妍児(韓国)に大差をつけられて2位。今回は5位とさらに振るわず、五輪代表が決まる可能性のあるファイナル進出は厳しくなった。

 シーズン序盤の連戦という不利はあったが、SP、フリー、合計のすべてで、得点がシニアの国際大会での過去最低を下回った。プログラム変更の可能性について、タラソワ・コーチが「マオの意見が大切。マオが希望すれば」と含みを残すほど、事態は深刻だ。

 切り札と言われてきた大技が、かつてない不振の最大の原因になっている。練習では跳べているだけに、悩ましさは募る。

 同コーチは「(技術的には)私が見る限り問題はない」と断言し「やらない方が心理的に滑りやすくなるが、彼女ならできる」と期待する。「次の試合へ、気持ちを真っ白にしてできればいい」と必死に現実と向き合う19歳に、笑顔はいつ戻るのだろうか。(共同)
サンケイスポーツ
  メダリストへ真央に関する質問も/フィギュア フィギュアスケートGPシリーズ第2戦ロシア杯最終日(24日、モスクワ)女子のメダリストを集めた記者会見では、前世界女王の浅田真央(中京大)が5位に沈んだことへの感想を求める質問も出た。

 2位のワグナー(米国)が「悪い演技だったのだろうけど、彼女にとって世界の終わりではない」と口火を切ると、3位のレオノワ(ロシア)は「フランス杯から連戦で疲れていたのかも」。最後に答えた安藤は「強い選手だから、必ずカムバックしてくると思う」と話した。(共同)
サンケイスポーツ
  安藤、ワグナー
真央気遣う=ロシア杯フィギュア
 浅田のいない女子の記者会見で、外国人記者の一人が失意の前世界女王に対するコメントをメダリストに求めた。優勝の安藤は最後に英語で答え、「(前週の)フランス杯にも出たし、たぶん疲れていたのでは。彼女は強く、素晴らしいスケーター。まだ(今季は)終わっていない。小さいころに同じコーチの下で一緒に練習し、キュートな子です。間違いなく復活してくると思う」と、同郷のライバルを気遣った。
 2位のワグナー(米国)は「スケーターには皆そういう(調子の悪い)ときがある。彼女にとって、今が世界の終わりではないわ」と慰めた。
モスクワ時事
  浅くなかった傷=真央、思わぬ逆境に
ロシア杯フィギュア
 失意のSPから一夜で立て直せるほど浅田真央の傷は浅くなかった。自由のラフマニノフ前奏曲「鐘」は「BELLS OF MOSCOW」。荘厳な曲名にあるご当地で響き渡るはずだった4分間は、もうぼろぼろだった。「(トリプル)アクセルが…」。同じ言葉が、また繰り返された。
 その3回転半は2度試み、転倒と抜けた1回転半に。その時点で演技の先行きは見えていた。「アクセルをあまり意識したくないけど、どうしても力が入ってしまう。他のジャンプと同じ感じでやりたいけど」。得点源の大技への呪縛(じゅばく)に苦しむ悩みは分かっていても、そこから自身を解放できない。
 2度の3回転フリップもまともに決まらず、連続ジャンプは1度しか入らなかった。自由の得点が100点を割り、合計も150点をわずかに超えただけ。タラソワ・コーチも「自信が足りないのか、恐れか。(何が問題か)分からない」と頭を抱える惨状だった。
 GP連戦で2、5位に終わり、ファイナル進出は厳しくなった。そうなれば、バンクーバーへ行くには全日本選手権で4連覇するか、最終3枠目の選考で。金メダル候補のはずだった前世界女王が、思わぬ逆境に立たされた。
モスクワ時事
  ロシア杯フィギュア・談話 ◇少しずついい作品に
 安藤美姫 得点はまあまあ。スピードがないのは感じた。(今季は)滑っていてプログラムに不安がない。少しずつ自分のペースでいい作品に仕上げたい。
◇真っ白な気持ちで
 浅田真央 (トリプル)アクセルは一番得点が高いジャンプ。百パーセント跳べるようにしたい。体も悪くない。ジャンプも崩れていない。次に出る試合へ向け、気持ちをすべて真っ白にする。
時事通信
  フィギュアのロシア杯女子、
安藤美姫が逆転優勝
 [モスクワ 24日 ロイター] フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第2戦、ロシア杯は24日、当地で女子のフリーを行い、前日のショートプログラム(SP)で3位だった安藤美姫がフリーで1位とし、合計171.93点で逆転優勝を飾った。

 一方、SP6位と出遅れた浅田真央はフリーでも5位と調子は上がらず、合計150.28点で5位に終わった。

 2位はアシュレイ・ワグナー(米国)、3位はアレーナ・レオノワ(ロシア)となった。
ロイター
  美姫逆転V、真央は5位…フィギュア  ◆フィギュアスケートGPシリーズ第2戦 ロシア杯最終日(24日、モスクワ) 女子ショートプログラム(SP)で3位だった安藤美姫(トヨタ自動車)がフリーで1位となり、合計171・93点の逆転優勝で3シーズンぶり2度目のGPを制し、通算2勝目。SPで6位と出遅れた浅田真央(中京大)はフリーも5位と振るわず、150・28点で5位に終わった。

 浅田はGP通算14戦目で初めて表彰台を逃し、12月のファイナル(東京)進出は厳しい状況となった。

 男子で優勝したエフゲニー・プルシェンコ(ロシア)のフリーの得点集計にミスがあり、0・45点が加えられて合計は240・65点となった。アイスダンスはメリル・デービス、チャーリー・ホワイト組(米国)が201・10点で優勝した。

 安藤美姫「うれしいというよりほっとした。今季はプログラムに不安がない。落ち着いてシーズンに臨めている。結果は良かったが、滑りに納得はしていない。課題も見つかったのでステップにしたい」

 浅田真央「トリプルアクセルはどうしても力が入ってしまう。体に悪いところはないし、ジャンプも崩れてない。あとは気持ちをコントロールできるようにしたい」
スポーツ報知
  真央 悔やし涙 SP規定違反 ◇フィギュアスケート・ロシア杯グランプリ(GP)シリーズ第2戦
▽24日▽最終日▽モスクワのアイス・パレス・メガスポーツ▽男子フリーほか

 ショートプログラム(SP)からトリプルアクセル(3回転半)を跳ぶ浅田真央(19)=中京大=のジャンプ構成に重大なリスクが露呈した。23日(日本時間24日未明)に臨んだSPで「同じジャンプの繰り返し」という規定違反に抵触し、ジャンプ1つの得点が加算されず、自己ワーストの51・94点でSP6位。傷心の真央は1時間会見場に姿を見せなかった。安藤美姫(21)=トヨタ自動車=はSP3位。男子SPで2位につけた小塚崇彦(20)=トヨタ自動車=はフリーも2位にとどまり合計215・13点で2位。トリノ五輪金のエフゲニー・プルシェンコ(ロシア)が優勝した。

 演技を終え、ちょうど1時間後。ショックのあまり泣きじゃくっていたのだろう。自己ワースト得点に加え、規定違反に触れ、ジャンプが採点されない屈辱の内容。ステージ裏にこもっていた真央が、フラッシュを浴びて会見場へ。瞳は真っ赤に腫れている。

 「ジャンプが決まらないと始まらないと思うので…」。大きな瞳から、再びこぼれ落ちそうになった涙を必死にこらえた。

 問題の規定違反は、『仮面舞踏会』に乗せて挑んだ演技冒頭のトリプルアクセル(3回転半)が前向き着氷で崩れ、2回転半になったミスが発端だ。真央のSPのジャンプ構成は、(1)3回転半−2回転、(2)3回転フリップ、(3)2回転半という順番で跳ぶが、最初のジャンプが図らずも「2回転半」と認定されたことで、「同じ要素(技)の繰り返しは採点されない」というルールに抵触。先週のフランス杯で4・50点を稼いだ、最後の2回転半の得点がみすみす0点になった。
     女子のSPで3回転半を跳ぶという、定石を超えた一手が持つ潜在的なリスクが浮き彫りになった。シングル女子では2回転半は必須要素。今後も、最初の3回転半が2回転半になれば、同じ事態は繰り返される。

 小林れい子・日本オリンピック委員会(JOC)フィギュア専任コーチは「タラソワ・コーチはSPは完ぺきに滑るものと考えている。技術的なことは(コーチに)口を出すことはしない」と説明。現状では、真央が3回転半をきちんと回って着氷するほか、対応策はないようだ。

 「もう1度、気持ちを整理したいと思います」と真央。SP首位のシェベシュチェンと、わずか6点差で逆転圏内。一夜明けた24日の公式練習で、3回転半を3度着氷し、やや調子は上向き。得意のミラクル逆転も期待されるが、コンスタントにSPで75点以上をたたき出すキム・ヨナ(韓国)と比べ、3回転半を投入した真央のSPジャンプ構成は、危険と背中合わせ。厳しい現実の方が衝撃だ。
中日スポーツ
  安藤が逆転V、GP2勝目
浅田5位、ファイナル進出厳しく
ロシア杯フィギュア
 【モスクワ時事】フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第2戦、ロシア杯は24日、女子自由が行われ、ショートプログラム(SP)3位の安藤美姫(トヨタ自動車)が自由で114.75点をマークして1位となり、合計171.93点で逆転優勝を果たした。安藤は2006年のスケートアメリカ以来、3季ぶりのGP2勝目。SP6位と出遅れた浅田真央(中京大)は自由でも98.34点の5位と振るわず、合計150.28点で5位。浅田真は今大会、SP、自由、合計でいずれもシニアの国際大会での自己最低得点に終わった。
 浅田真は今季GP2戦を終え、フランス杯2位、ロシア杯5位で合計20ポイントにとどまり、上位6選手によるGPファイナル(12月、東京)への進出が厳しくなった。
時事通信
  安藤が逆転優勝!浅田は5位 
フィギュア・ロシア杯
 フィギュアスケートのグランプリシリーズ第2戦ロシア杯が24日、モスクワで女子フリーが行われ、ショートプログラムで3位の安藤美姫(トヨタ自動車)が逆転で優勝した。SPで6位と出遅れた浅田真央(中京大)は5位に終わった。

 SPは57.18点の3位だった安藤。フリーでは技術点トップ、表現力は1項目だけ7点台を獲れなかったが114.75点の1位で合計171.93点だった。浅田はフリーでもジャンプのミスが目立ち、表現力の5項目すべてで7点台を出しながら、98.34点の5位。合計150.28点で表彰台にもあがれなかった。アシュレイ・ワグナー(米国)が2位。アレーナ・レオノワ(ロシア)が3位だった。

 ペアの川口悠子、アレクサンドル・スミルノフ組(ロシア)は180.14点で2位だった。

 安藤はこのあとGPシリーズ第4戦のNHK杯(11月、長野)に出場する。NHK杯にはフランス杯で3位の中野友加里(プリンスホテル)と武田奈也(早大)、男子はロシア杯2位の小塚崇彦(トヨタ自動車)と高橋大輔(関大大学院)、村上大介(青森短大)の3人が出場する。

 また、浅田は先週のフランス杯で2位、今回のロシア杯で5位となり、GPシリーズのポイント上位6人が出場できるグランプリファイナル(12月、東京)への進出が厳しくなった。なお、今年のグランプリファイナルはバンクーバー五輪の代表選考対象競技会の一つとなっている。
MSN産経ニュース
  安藤が逆転優勝、浅田は5位 
ロシア杯フィギュア
 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第2戦のロシア杯最終日は24日、女子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)3位の安藤美姫(トヨタ自動車)が114.75点で首位。SPと合わせた総合で171.93点となり逆転優勝を決めた。安藤のGPシリーズの優勝は06年のスケートアメリカ以来、3季ぶり2度目。SPで6位と出遅れた浅田真央(中京大)はフリーでも得点を伸ばせず総合150.28点で5位に終わった。
朝日新聞
  央 半べそSP6位…大技失敗で大減点  「フィギュアGPシリーズ第2戦・ロシア杯、第1日」(23日、モスクワ)

 女子ショートプログラム(SP)で前世界女王の浅田真央(19)=中京大=はトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)の失敗などで大幅に減点され、51・94点の6位と出遅れた。昨季の世界選手権銅メダリスト、安藤美姫(21)=トヨタ自動車=は3位となり、ベテランのユリア・シェベシュチェン(ハンガリー)が57・94点で首位に立った。第1戦のフランス杯で圧勝したキム・ヨナ(韓国)は出場していない。

 女子SPが終わり、次のアイスダンスのための整氷が始まっても、最終滑走だった浅田は得点表示を待つリンク脇の席から動かない。ぼうぜんとした表情で10分ほど座り続ける姿に、ショックの大きさが表れていた。

 控室に消えてから、報道陣の前に現れたのは約1時間後。目を赤くし、「疲れは全然ないので気持ちなのかなと思う。自分の演技をしっかりやらないと。もう一度気持ちを整理したい」と、涙を懸命にこらえながら言葉を絞り出した。

 シニアの国際大会では過去最低の51・94点。SPは昨季から苦手で前週のGP開幕戦でも58・96点と出遅れたが、これほどの低調ぶりは誰も予想しなかったはずだ。

 今季から本格的にトリプルアクセルを組み込むSPの危険性も浮き彫りになった。SPは必ず2回転半ジャンプを盛り込まなければならないが、同じジャンプを2度跳んでもいけない。浅田は最初の3回転半が2回転半になったため、後に跳んだ2回転半が規定違反で0点になってしまった。

 迷い込んだトンネルから、どう抜け出すのか。日本オリンピック委員会(JOC)の小林れい子専任コーチは「SPは精神的にも追い詰められるが、それを乗り越えるしかない。上を目指してトリプルアクセルを持ってきているのだから」と、あえて厳しい言葉を投げかけた。
デイリースポーツ
  真央、賭けに失敗SP6位…フィギュアスケート  ◆フィギュアスケートGPシリーズ 第2戦ロシア杯第1日(23日、モスクワ) 女子ショートプログラム(SP)で、前週のフランス杯で2位に終わった浅田真央(19)=中京大=はトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を失敗し、シニア自己最低の51・94点で6位と出遅れた。安藤美姫(21)=トヨタ自動車=は57・18点で3位。

 またしても跳べなかった。SPの最初に跳ぶ課題のトリプルアクセル。勢いをつけて跳んだジャンプは体が開いて失敗し、ダブルアクセル(2回転半)に。着氷が乱れ、連続ジャンプで予定していた2つ目の2回転トーループも跳ぶことができなかった。

 シニアの国際大会で自己最低の51・94点。10分近く席を動けず、リンクを離れた後は控室に“ろう城”。目を真っ赤にはらし、取材エリアに現れたのは演技終了から約1時間後。「ジャンプが決まらないと始まらない。疲れとかは全然なくて自分の気持ちだと思います」。今にも涙がこぼれ落ちそうな顔で声を絞り出した。

 ここまで点が下がったのは理由がある。2回転半はSPの必須要素だが、2度繰り返して跳んではいけない。真央は最初のトリプルアクセルで失敗して2回転半と判定されたため、後に跳んだ2回転半が規定違反で0点となった。さらに演技時間が規定の2分50秒をわずか1秒オーバーしたため、1点減点された。

 ライバルの金妍兒(キム・ヨナ、19)=韓国=に勝つため、五輪シーズンからSPで3回転半を跳ぶことを決断。4月の世界国別対抗で国際大会女子で初めて成功させた。だが、今回のように2回転半になれば重複とみなされ、大きく減点されてしまう。高得点を狙うための秘策は、実は危険な賭けだった。

 「もう一度気持ちを整理したい。自分の演技だけに集中したい」と真央は精神面の問題と強調した。SP6位発進はシニアで自己ワーストタイ。表彰台を逃せば5季連続のGPファイナル(12月3〜6日、代々木第一体育館)出場に赤信号がともる。屈辱をリセットし、3回転半を2回跳ぶフリーで巻き返すしかない。
スポーツ報知
2009年10月24日  
  跳べぬ真央、3回転半ジャンプ緩むミス  フィギュアロシア杯(23日)──思い切りの良くないジャンプも、自信ではなく不安いっぱいの表情も、今季はすべてが浅田らしくない。

 気分一新、衣装も替えて臨んだ今大会のSPも、フランス杯からの悪い流れは断ち切れなかった。

 「今大会の一番の目標」に掲げ、SPだけでなく大会全体の流れを作りたかった出だしのトリプルアクセル。フリーで1度しか決まらなかったフランス杯の頃に比べ、練習で調子は上がっているように見えた。しかし本番ではうまくいかず、回転の途中で緩めて着氷してしまう状態になり、予定していた後ろの2回転ジャンプがつけられなかった。

 結局、この部分を「ダブルアクセル」と認定されたミスが大きく響く。女子のSPでは、「ダブル」を1度しか跳べない規定のため、後半に跳んだ「ダブル」が2度目と数えられ、0点になってしまった。

 演技を終えて約1時間後、浅田は待ちかまえた報道陣の前にようやく登場。充血した目で、「得点より自分の演技が気になっている。もう一度気持ちを整理したい」と、か細い声で必死に答えた。

 2週連続のGPシリーズ。周囲が連戦の疲労を心配する中、「疲れは全然ない」と言い切った。言い訳を何より嫌う19歳が、この日見せた唯一の、浅田「らしさ」だった。(宮崎薫)
読売新聞
  小塚は2位
五輪王者プルシェンコが快勝
ロシア杯フィギュア
 【モスクワ時事】フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第2戦、ロシア杯は24日、当地で男子自由が行われ、小塚崇彦(トヨタ自動車)は2位だった。ショートプログラム(SP)首位でトリノ五輪金メダリストのエフゲニー・プルシェンコ(ロシア)が優勝した。SP2位の小塚はこの日の自由も139.63点の2位で、合計215.13点。プルシェンコは自由も157.95点で1位となり、合計240.20点をマーク。現役復帰を快勝で飾った。 
 女子自由は同日夜に始まり、SP3位の安藤美姫(トヨタ自動車)は12人中10番目、同6位と出遅れた浅田真央(中京大)は7番目に登場。
時事通信
  真央、3回転半ジャンプ繰り返す/フィギュア  フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第2戦、ロシア杯最終日は24日夜(日本時間25日未明)に行われる。女子フリーでは、SP6位と出遅れた浅田真央(中京大)が7番目で、同3位の安藤美姫(トヨタ自動車)は10番目で滑る。

 女子フリーで挽回(ばんかい)を期す浅田真央が安藤美姫とともに公式練習で最終調整した。浅田は35分間の練習の大半を課題のジャンプに割き、SPで失敗したトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)も繰り返し跳んだ。

 トリプルアクセルは着氷で手をついたり、回転がわずかに不足したりしたが、最後は2回転との連続ジャンプで成功させた。練習で跳びながら本番でミスを犯す悪い流れを断ち切れるか。「自分の演技だけに集中したい」と気持ちを立て直して、真価が問われるフリーに臨む。(共同)
サンケイスポーツ
  フィギュアGP:小塚は2位 
Vはプルシェンコ ロシア杯
 【モスクワ来住哲司】フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第2戦・ロシア杯は最終日の24日、当地のアイス・パレス・メガスポーツで男子のフリーがあり、ショートプログラム(SP)2位の小塚崇彦(トヨタ自動車)は計215.13点で2位だった。SP首位のエフゲニー・プルシェンコ(ロシア)が計240.20点で4年ぶりの優勝を飾った。

 第1日の23日は5種目があり、女子SPは安藤美姫(トヨタ自動車)が57.18点で3位、浅田真央(中京大)が51.94点で6位と出遅れた。ユリア・シェベシュチェン(ハンガリー)が57.94点で首位に立ち、アリサ・シズニー(米国)が57・64点で2位。ペアSPは※清、▲健組(中国)がトップで、川口悠子、アレクサンドル・スミルノフ組(ロシア)は2位。アイスダンスはオリジナルダンス(OD)までを終え、メリル・デービス、チャーリー・ホワイト組(米国)がトップだった。

 ◇安藤、浅田はともに出遅れる
 有力選手が少なく、安藤と浅田の一騎打ちと見られた今大会。だが、首位とは小差ながらそれぞれ3位、6位と出遅れた。

 安藤は序盤の3−3回転連続ジャンプの二つ目、3回転フリップが回転不足。「ジャンプを跳ぶ前に怖がってスピードがなかった」と自己分析する。浅田はトリプルアクセル(3回転半)が決まらず、ダブルアクセル(2回転半)の回転不足の認定で両足着氷。中盤に跳んだダブルアクセルは同じ要素の繰り返しとされ、得点にならなかった。51.94点は自己ワーストだ。

 浅田は今季、ジャパンオープンとフランス杯を含めてトリプルアクセルを6回試み、成功は1回だけ。だが、トリプルアクセルが2回転半になった場合の対処法や代替のジャンプ構成の変更案を一切用意していない。小林れい子・日本オリンピック委員会(JOC)専任コーチングディレクターは「練習方法が全部変わってしまうので、そういうことはやっていない。コーチのタチアナ(・タラソワ)先生は『SPは完ぺきにやるもの』という考えだから」と説明する。

 日本スケート連盟強化部主導で選手を鍛えた06年トリノ五輪前と異なり、現在は強化は各コーチ任せなのが実態。特に浅田陣営はその傾向が強く、強化部と一線を画してきたが、そのやり方の弱点が露呈してきている。【来住哲司】

 ○…女子SPトップは前々回、前回と連続7位だった28歳のシェベシュチェン。規定時間超過で1点減点された他はほぼノーミスで、手堅くまとめた。04年欧州選手権優勝、06年中国杯優勝などの実績はあるが、すでにピークを過ぎて07年以降は目立った活躍はない。それだけに本人も「今大会の出場者を見てショックを受けていた。強い選手ばかりで厳しい大会を予想していた。SP1位になれてうれしい」と、結果に驚いた様子だった。
毎日新聞
  フィギュアGP ロシア杯
真央 出遅れ6位 美姫3位スタート
 【モスクワ=中村彰宏】フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第2戦、ロシア杯第1日は23日、当地で女子ショートプログラム(SP)などがあり、昨季の世界選手権銅メダリストで今季初戦の安藤美姫(トヨタ自動車)が57・18点で3位、浅田真央(中京大)はトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)などで失敗して51・94点の6位と大きく出遅れた。ユリア・シェベシュチェン(ハンガリー)が57・94点で首位。

 アイスダンスは、オリジナルダンス(OD)まで終えてメリル・デービス、チャーリー・ホワイト組(米国)が100・08点でトップを守った。24日は男女フリーなどがある。
東京新聞
  真央出遅れ6位 フィギュアロシア杯  【モスクワ=中村彰宏】フィギュアスケートグランプリ(GP)シリーズ第2戦、ロシア杯は23日、当地で開幕し、女子ショートプログラム(SP)で安藤美姫(トヨタ自動車)は57・18点で3位、浅田真央(中京大)はトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)で失敗し51・94点の6位と出遅れた。
◆プルシェンコ首位
 プルシェンコがいきなり高得点をマークした。3シーズン競技から離れていたため1番目で登場。4回転と3回転の連続ジャンプを完ぺきに決め、トリプルアクセルも成功させた。続く3回転は2回転になったものの「悪くはなかった」と納得の滑りで小さくガッツポーズをつくった。

 トリノ五輪後はプロに転向したが「もう一度五輪の表彰台を狙いたい」と現役復帰を決意した。フリーに向け「あしたが楽しみ」。復帰後初GPで王者復活なるか。(中村彰宏)
中日新聞
  真央ぼう然…シニア自己ワースト6位発進 フィギュアスケートGPシリーズ第2戦ロシア杯第1日は23日、ロシア・モスクワのメガスポルトで女子SPを行い、浅田真央(19=中京大)がシニア自己ワーストの51・94点で6位と大きく出遅れ、安藤美姫(21=トヨタ自動車)は57・18点で3位発進となった。

ぼう然自失だ。女子SPで「一番、カギになる」と話していた冒頭のトリプルアクセルに失敗した浅田は、シニア自己ワーストの51・94点でまさかの6位発進。19日からのロシア合宿で意欲的に調整し、キム・ヨナに大敗した先週のフランス杯から衣装を替えて臨んだが、効果なし。得点を待つキス&クライでは伏し目がちで、今にも涙がこぼれそうだった。大会直前にSP曲を変更した安藤は冒頭の3―3回転のコンビネーションの2つ目のジャンプの着氷が乱れ、演技終了後に苦笑い。57・18点どまりで3位発進となった。
livedoor
  フィギュア・ロシア杯、
女子SPで安藤が3位・浅田は6位
 [モスクワ 23日 ロイター] フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第2戦、ロシア杯は23日、当地で女子ショートプログラム(SP)を行い、安藤美姫が57.18点で3位につけた。浅田真央は、51.94点で6位と出遅れた。

 このほか、ユリア・シェベシュチェン(ハンガリー)が57.94点で首位、アリッサ・シズニー(米国)が57.64点で2位とした。
ロイター
  真央自己ワーストSP6位/フィギュア <フィギュアスケート:ロシア杯>◇初日◇23日◇モスクワ・メガスポルト
 【モスクワ=高田文太】女子ショートプログラム(SP)で、浅田真央(19=中京大)が、シニア国際大会で自己ワーストとなる51・94点どまりで、同じく自己ワーストタイの6位発進となった。SP3位と出遅れ、総合2位に敗れた先週のフランス杯に続き、目標のSP首位スタートを切ることはできなかった。

 演技を終えた浅田は表情を曇らせたままだった。冒頭のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)は両足で着氷した上、予定していた2回転トーループとの連続ジャンプにすることはできず、大幅に減点された。得点は07年11月フランス杯での56・90点を大きく下回る51・94点。順位もフランス杯の3位発進どころではなく、07年12月のGPファイナル、今年2月の4大陸選手権と並ぶ、自己ワーストのSP6位となった。フランス杯の薄い水色から衣装をピンクに変えて、ゲン直しを図ったが、効果は表れなかった。

 先週のフランス杯ではライバル金妍児(韓国)に、シニア国際大会8度目の直接対決で、過去最大となる総合36・04点もの大差をつけられ、2位に敗れた。同杯最終日のエキシビション後、その日のうちにパリからモスクワに飛んだ。翌日には氷上練習を再開。浅田は「疲れは大丈夫です」と気丈だが、日本スケート連盟関係者は「連戦の疲れはある」。前日22日の練習では、珍しく3回転半で2度続けて転倒するなど疲労をのぞかせていた。

 そんな浅田を支えたのはタラソワ・コーチの言葉だった。ロシア入り後に「今度の試合は自分との戦い。自分に負けず、自分を信じて自分に勝ちなさい」と、声をかけられた。フランス杯で同コーチは「真央よりも良い演技をできる選手はいないのだから(ミスで)他の選手に得点をプレゼントする必要はない」と、本来の力を出し切れば金を上回れると確信。今大会は「自分を信じる」、つまり「自信」を取り戻すための大会と位置付けていた。

 そんな中で、今回もSPの出遅れという課題は克服しきれなかった。それも金不在の中、安藤にも先を越されたショックは大きい。浅田はまだ本来の姿は取り戻せていない。
日刊スポーツ
  真央、出遅れ6位=安藤は3位発進
ロシア杯フィギュア
 【モスクワ時事】フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第2戦、ロシア杯は23日、当地で女子ショートプログラム(SP)が行われ、前週のフランス杯で2位にとどまった浅田真央(中京大)は、シニア転向後のSP最低得点となる51.94点で6位と出遅れた。昨季世界選手権3位の安藤美姫(トヨタ自動車)は首位から0.76点差の57.18点で3位発進。ユリア・シェベシュチェン(ハンガリー)が首位に立った。
 浅田真は後半に跳んだ2回転半が同じジャンプの繰り返しによる規則違反で0点になり、演技時間オーバーでも1点を引かれるなど減点を重ねた。安藤は3回転で二つ回転不足をとられた。
 アイスダンスはオリジナルダンス(OD)を終え、メリル・デービス、チャーリー・ホワイト(米国)組が首位を守った。
時事通信
  トンネルに迷い込んだ真央「気持ちなのかな」  【ロシア杯】女子SPが終わり、次のアイスダンスのための整氷が始まった。だが、最終滑走だった浅田真央は得点表示を待つリンク脇の席から動かない。ぼうぜんとした表情で10分ほど座り続ける姿にショックの大きさがうかがえた。

 控室に消えた19歳が報道陣の前に現れたのは、約1時間後。目を赤くし、「疲れは全然ないので気持ちなのかなと思う。自分の演技をしっかりやらないと。もう一度気持ちを整理したい」と言葉を絞り出した。こぼれ落ちそうな涙を懸命にこらえた。

 シニアの国際大会では過去最低の51・94点。SPは昨季から苦手で前週のGP開幕戦でも58・96点と出遅れたが、これほどの低調ぶりは誰も予想しなかっただろう。

 今季から本格的にトリプルアクセルを組み込むSPの危険性も浮き彫りになった。SPは必ず2回転半ジャンプを盛り込まなければならないが、同じジャンプを2度跳んでもいけない。浅田は最初の3回転半が2回転半になったため、後に跳んだ2回転半が規定違反で0点になってしまった。大技を跳び続ける限り、このリスクは免れない。

 迷い込んだトンネルから、どう抜け出すのか。日本オリンピック委員会(JOC)の小林れい子専任コーチは「SPは精神的にも追い詰められるが、それを乗り越えるしかない。上を目指してトリプルアクセルを持ってきているのだから」と、あえて厳しい言葉を投げかけた。

 ▼浅田真央の話 疲れは全然ないので(不調の原因は)気持ちなのかなと思う。得点はあまり気にしてない。自分の演技の方が気になっている。ジャンプが決まらないと始まらないので、一番重要なジャンプを明日は跳びたい。 (共同)
スポーツニッポン
  安藤、SP3位 フィギュアGP第2戦、
浅田は6位と出遅れ
 【モスクワ共同】フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第2戦、ロシア杯第1日は23日、モスクワで行われ、女子ショートプログラム(SP)で前世界女王の浅田真央(中京大)はトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)の失敗などで大幅に減点され、51.94点の6位と出遅れた。

 昨季の世界選手権銅メダリスト、安藤美姫(トヨタ自動車)は57.18点の3位となり、ベテランのユリア・シェベシュチェン(ハンガリー)が57.94点で首位に立った。第1戦のフランス杯で圧勝した金妍児(韓国)は出場していない。

 アイスダンスは規定、オリジナルダンスとも1位になったメリル・デービス、チャーリー・ホワイト組(米国)が100.08点でリードした。
日本経済新聞
  ロシア杯フィギュア・談話 ◇得点は気にしない
 浅田真央 ジャンプが決まらないと始まらない。疲れはまったくない。自分の気持ちだけ。得点はあまり気にしていない。自分の演技の(出来の)方が気になる。
時事通信
  真央6位「気持ちなのかな」/フィギュア <フィギュアスケート:ロシア杯>◇初日◇23日◇モスクワ

 女子ショートプログラム(SP)で前世界女王の浅田真央(中京大)はトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)の失敗などで大幅に減点され、シニアの国際大会では過去最低の51・94点、6位と出遅れた。

 「疲れは全然ないので(不調の原因は)気持ちなのかなと思う。得点はあまり気にしてない。自分の演技の方が気になっている。ジャンプが決まらないと始まらないので、一番重要なジャンプを明日は跳びたい」と言葉を絞り出した。
日刊スポーツ
  真央フリー“裏プログラム”あった!
フィギュア
 ◆フィギュアスケートGPシリーズ第2戦ロシア杯(23日、モスクワ)フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第2戦・ロシア杯は23日に開幕した。日本女子のエース、浅田真央(19)=中京大=に、フリーで“裏プログラム”が存在していたことが分かった。最終的にラフマニノフの前奏曲「鐘」を選んだが、ハンガリーの作曲家、フランツ・リストの楽曲も用意していた。

 バンクーバー五輪で金メダルを目指す真央のフリープログラムに、もう一つ有力な候補曲があった。それは19世紀に欧州で活躍したピアニストのリスト。重厚で荘厳な旋律が印象的な「鐘」とは違った優しく穏やかなピアノ曲だという。

 実は真央は昨季からリストの曲を聴き、プログラムの候補曲として温めていた。だが、今季のプログラムを作る過程では「物足りなさ」を感じたという。「優しくて、かわいすぎる。自分をもっと後押ししてくれる曲がいいと感じたようです」と関係者は明かした。

 昨季のフリーはハチャトリアンの「仮面舞踏会」。力強いリズミカルな曲に乗せて、2回のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を跳ぶハードなプログラムをこなした。五輪シーズンの今季も「自分を後押しする曲」を念頭に置き、最終的に真央の意思で「鐘」を使うことを決めたという。

 その選択が間違いでなかったことを示すには、不調の今季を脱する結果がほしいところ。今大会のSPで使う曲は「仮面舞踏会」。23日の試合前練習ではピンク色の新衣装に身を包み、SPの最初に挑む3回転半―2回転トーループを入念に調整。フリーが行われるのは24日(日本時間25日未明)。まずは課題のSPに全力投球し、モスクワに勝利の「鐘」を響かせる。
スポーツ報知
  また3回転半跳べず!真央SP6位
フィギュア
 ◆フィギュアスケートGPシリーズ第2戦ロシア杯(23日、モスクワ) 女子ショートプログラム(SP)を行い、前週のフランス杯2位の浅田真央(19)=中京大=はトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を失敗し、05年のシニア転向後ワーストの51・94点で6位発進となった。昨季世界選手権3位の安藤美姫(21)=トヨタ自動車=は57・18点で3位。男子SPの小塚崇彦(21)=トヨタ自動車=は75・50点で2位につけた。

 真央がまたトリプルアクセルを失敗してしまった。「アクセルが最初に来るので、一発目を跳ぶことが目標」と話していた3回転半を今大会のSPで最大の課題にしていたが、ジャンプがすっぽ抜けてしまい、連続ジャンプで予定していた2つ目の2回転も跳べなかった。

 胸に花飾りがついたピンク色の新衣装で臨んだSPの「仮面舞踏会」。最初の3回転半は跳べなかったものの、ほかの要素は無難にこなした。それでも滑り終えた真央に笑顔はなく、得点を待つキス・アンド・クライで視線を下に落としたまま。51・94点はシニア自己最低だ。

 前週のフランス杯ではSPで最初の3回転半が1回転半になる痛恨のミス。2回転との連続ジャンプで基礎点だけで9・5点稼げるはずが、もらえたのは1・1点。ライバルの金妍兒(19)=韓国=に17・12点差をつけられ、目標のロケットスタートに失敗した。

 最終的に金に過去最大差の36・04点差で惨敗。その反省からSPとフリーの合わせて計3回跳ぶ“生命線”の3回転半の調子を上げるため、モスクワ入り翌日の19日から無休で練習。6分間練習を滑ってからプログラムを通す実戦形式の調整に取り組んだが、壁を越えられなかった。

 真央は「滑り込めている」と強調したが、2連戦で疲労もピークに達している。24日はフリー。ロシア人音楽家・ラフマニノフの前奏曲「鐘」に乗せて2回の3回転半に挑む。6位と出遅れたが、トップとの差はわずか6点。上位2人に入れば、GPファイナル(12月3〜6日、東京・代々木第一体育館)出場が当確となる。ファイナル切符獲得、そして今季初Vへ、力を振り絞る。
スポーツ報知
  真央、ジャンプ失敗でSP6位/フィギュア  フィギュアスケートGPシリーズ第2戦・ロシア杯第1日(23日、モスクワ)女子ショートプログラム(SP)で、来年2月のバンクーバー五輪で金メダルが期待される浅田真央(19)=中京大=は、51.94点とシニア自己最低の点数で6位に沈んだ。第1戦のフランス杯では2位だったが、ライバル金妍児(19)=キム・ヨナ、韓国=に36.04点の大差をつけられる惨敗。苦手のSPで、またもつまずいた。今季グランプリ(GP)シリーズ初戦の安藤美姫(21)=トヨタ自動車=は57.18点の3位。男子の小塚崇彦(20)=トヨタ自動車=は75.50点の2位だった。

 疲れた、なんて言っていられない。GP2週連続出場の真央はピンクの愛らしい衣装に身を包み、冒頭のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)−2回転トーループのコンビネーションに挑んだが、失敗。トリプルアクセルが抜けて回転不足となり、2回転は跳べず。鬼門のSPでまたも、表情が凍り付いた。

 第1戦のフランス杯で圧勝した金妍児は出場していない。ライバルが不在だからこそ、高得点を狙っていた。1週間前のフランス杯SPでは、得点源のトリプルアクセル−2回転の連続ジャンプが1回転半−2回転になった。基礎点9.5点の大技への挑戦で得たのは、わずか1.1点と大乱調。首位に立ったライバルとはシニア大会の直接対決で過去最大の17.12点差をつけられ、3位に沈んだ。

 五輪で金メダルを獲るためには、昨季から続くSPの苦手意識を克服することが不可欠。だから、今季SPは“得意”で固めた。楽曲は昨季のフリーでしっくりきていた「仮面舞踏会」を使い、ジャンプは踏み切り違反を取られやすい3回転ルッツから代名詞のトリプルアクセルへ。初戦での失敗からSPの楽曲変更も浮上するなか、この大会に集中したのだが、“金縛り”に陥った。

 師事するタチアナ・タラソワコーチはロシア人とあって、練習拠点を置くモスクワは、真央にとって「準地元」。ライバルとの敗戦ショックを断ち切る戦いに、タラソワコーチは「この試合は自分との戦い。自分を信じて、自分に負けない強い心を持ちなさい」と送り出した。まだ、フリーがある。真央の心は折れてはいない。(佐藤ハルカ)
サンケイスポーツ
  フィギュアGPシリーズ第2戦 ロシア杯  【モスクワ来住哲司】フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第2戦・ロシア杯は第1日の23日、当地のアイス・パレス・メガスポーツで5種目を行った。女子のショートプログラム(SP)は昨季世界選手権銅メダルの安藤美姫(トヨタ自動車)が57.18点で3位、昨季グランプリ(GP)ファイナル女王の浅田真央(中京大)が51.94点で6位と出遅れた。前回7位のユリア・シェベシュチェン(ハンガリー)が57.94点で首位に立ち、昨季全米女王のアリサ・シズニー(米国)が57.64点で2位。金妍児(韓国)は出場していない。
毎日新聞
2009年10月23日  
  【フィギュア】安藤、浅田、楽しみな日本勢  女子の安藤と浅田が夜のSPに向けて公式練習で最終調整した。安藤は好調を維持。浅田は前日不安定だったジャンプに切れが戻り、優勝候補の日本勢の演技が楽しみになってきた。

 「五輪シーズンといっても気持ちは変わらない」と平常心をアピールしていた安藤は、3回転ジャンプを次々に跳んだ。浅田は淡いピンク色の新しい衣装で登場。本番が近づけば「もっと良くなる」との言葉通り、3回転半−2回転の連続ジャンプを高い確率で決めて拍手を浴びた。(共同)
MSN産経ニュース
  浅田真央は最終12番滑走 
フィギュア・ロシア杯SP
 【モスクワ=坂上武司】フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第2戦のロシア杯が23日に開幕した。第1日は男女とペアのショートプログラム(SP)、アイスダンスの規定とオリジナルダンスがあり、男子SPは4季ぶりの国際大会復帰戦となる06年トリノ五輪金メダルのエフゲニー・プルシェンコ(ロシア)が1番滑走。昨季GPファイナル2位の小塚崇彦(トヨタ自動車)が11選手中10番目に登場する。

 女子SPは日本時間の24日未明に行われ、安藤美姫(トヨタ自動車)が11番、浅田真央(中京大)が最終の12番で滑走。ペアSPにはロシア代表として川口悠子、アレクサンドル・スミルノフ組が登場。
朝日新聞
  小塚、安藤、浅田が登場 
フィギュアのロシア杯
 【モスクワ共同】フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第2戦ロシア杯は23日にモスクワで開幕。第1日はアイスダンス規定で競技が始まり、11選手が出場する男子のショートプログラム(SP)では今季GP初戦の小塚崇彦(トヨタ自動車)が10番目に登場する。

 女子SPはGP初戦の安藤美姫(トヨタ自動車)が11番、GP2週連続出場の浅田真央(中京大)は最終12番で滑る。第1戦のフランス杯で圧勝したキム・ヨナ(韓国)は出場しない。

 ペアSPには川口悠子、アレクサンドル・スミルノフ組(ロシア)が出場する。
デイリースポーツ
  フィギュアスケートロシア杯 
浅田真央選手、安藤美姫選手らが公式練習
フィギュアスケートの浅田真央選手(19)・安藤美姫選手(21)がグランプリシリーズ第2戦・ロシアカップの公式練習を行った。浅田選手は、第1戦からの巻き返しを狙う。
「やれることはすべてやってきているので、あとはもう試合にいい集中で、いい緊張感でできればいいなと思います」と、意気込みを語った浅田選手。
第1戦・フランスカップのショートプログラムでは、トリプルアクセルを失敗し、3位。連戦となる今回は、心機一転、衣装も変える予定で、良い緊張感の中で試合に臨む。
浅田選手は「(衣装の色はお楽しみ?)そうですね〜...。 ピンクですね」と話した。また、安藤選手にとっては、ロシアカップが初戦。ショートプログラムの曲を急きょ、「レクイエム」に変更し、氷の感触を確かめながら、しっかりと調整を行った。
FNN
  フィギュア・浅田真「気持ちが楽」 ロシア杯(23日開幕)に向けて練習する浅田真央。金妍児に大敗したフランス杯から間もないが、練習拠点を置くモスクワで滑り込み、「ロシアに入った時、海外に来た感じがしなかった。気持ちが楽」という(22日)
 【時事通信社】
  【フィギュア】
安藤、浅田、ともにSPの出来がかぎ
 23日開幕のフィギュアスケートのグランプリシリーズ第2戦、ロシア杯(モスクワ)で、女子の優勝候補とみられる安藤美姫(トヨタ自動車)と浅田真央(中京大)にとって、同日夜(日本時間24日未明)のショートプログラム(SP)の出来が重要だ。

 安藤は、SPの曲を、急きょ変更。新たに使う「レクイエム」について「演技要素は変わらない。曲も好きだし、不安はない」と言い切る。

 まずはスピンやスパイラル、表現力を示す演技点で高評価を得ることを目標に掲げる。今季初戦の直前に下した決断が吉と出るか。

 GP初戦で金妍児に大敗した浅田は、雪辱の一歩としてSPを完ぺきに滑ることが不可欠。トリプルアクセルがSPで成功すればフリーへ気持ちも乗ってくる。「試合になれば(頼れるのは)自分だけ。自分との戦い」と決意をみなぎらせた。(共同)
MSN産経ニュース
  【フィギュア】
GP第2戦、小塚と浅田、安藤が出場
 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第2戦ロシア杯は23日(日本時間同日夜)にモスクワで開幕する。

 第1日は男女のショートプログラム(SP)などを実施し、11選手が出場する男子のSPには今季GP初戦の小塚崇彦(トヨタ自動車)が10番目で登場する。

 女子SPでは、GP初戦の安藤美姫(トヨタ自動車)が11番、2週連続出場の浅田真央(中京大)は最終12番で滑る。第1戦のフランス杯で圧勝した金妍児(韓国)は出場しない。(共同)
MSN産経ニュース
  真央、トリプルアクセルまだ不安
フィギュア
 【モスクワ(ロシア)22日】フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第2戦・ロシア杯は23日に当地で開幕する。22日は会場で公式練習が始まった。

 先週のフランス杯で2位に終わった浅田真央(19)=中京大=は大技のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)で珍しく2回連続で転倒。フリーの曲「鐘」をかけた練習でもジャンプがすっぽ抜けて失敗するなど、不安を残した。

 それでも「あしたには良くなると思う。滑り込みはできている」と前向き。ロシアは第2の練習拠点で「フランスから来た時には海外に来た感じがしなかった」と心身ともにリラックスして臨める環境だ。

 タラソワ・コーチからは「この試合は自分との闘いになる。自分に勝つように」とアドバイスを送られたという。「試合に入ったら自分だけなので、ミスなく自分をしっかり持って頑張りたい」と真央。まずは23日のSPでトリプルアクセルの成功を目指す。
スポーツ報知
  真央、公式練習でジャンプ苦戦/フィギュア  【モスクワ22日】フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第2戦、ロシア杯は23日、当地で開幕する。浅田真央(19)=中京大=はGPファイナル進出一番乗りを目指す。

 優勝すればGPファイナル進出一番乗りが決定的となる真央は、練習拠点を置くロシアでの試合を前に「海外に来たという感じがしない」とリラックスした表情を見せた。この日の公式練習では、トリプルアクセル(3回転半)で2度続けて尻もちをつくなど、ジャンプで苦戦。冒頭に3回転半を入れた23日のSPを前に「1発目で飛ぶのが目標。それが一番のカギになる」と気合を入れ直していた。
サンケイスポーツ
  浅田真央、ジャンプに安定感欠く/フィギュア  浅田は巻き返しへの鍵となるトリプルアクセルを入念に調整したが、明らかな成功は半分以下と安定感を欠いた。「練習で確認できたので、明日はもっと良くなると思う」と前向きにSPを見据えた。

 第1戦のパリからモスクワに移動後は、より本番を意識して練習したという。「ロシアで一つでも二つでもレベルアップした、いい演技をしたい」と、2週連続でのGP出場へ意気込んだ。(共同)


浅田真央

「トリプルアクセルは明日(本番)はもっと良くなると思う。この試合は自分との戦い。ミスは許されないので、自信を持ってしっかりやるだけ」
サンケイスポーツ
  安藤好調、精彩欠く真央
小塚は4回転着氷
ロシア杯フィギュア公式練習
 【モスクワ時事】フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第2戦ロシア杯は23日、当地で開幕する。22日は公式練習が行われ、昨季世界選手権3位の安藤美姫(トヨタ自動車)は連続3回転ジャンプを2度降りるなど、今季GP初戦へ向けて順調な仕上がりぶり。前週のフランス杯が大差の2位に終わった浅田真央(中京大)は、3回転半ジャンプで失敗が多く、精彩を欠いた。
 男子は昨季GPファイナル2位の小塚崇彦(トヨタ自動車)が4回転ジャンプで2度着氷。自由の曲を流して挑んだ4回転は手をついて失敗したが、3回転半−3回転の連続ジャンプも決め、ゆったりとした曲調に合わせた滑りを確認した。
 現役復帰したトリノ五輪金メダルのエフゲニー・プルシェンコ(ロシア)は4回転−3回転の連続ジャンプで着氷するなど好調ぶりを披露した。
時事通信
  フィギュアGP:浅田はジャンプミス相次ぐ 
露杯公式練習
 【モスクワ来住哲司】フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第2戦・ロシア杯(23日開幕)の公式練習が22日、当地のアイス・パレス・メガスポーツで行われ、女子の浅田真央(中京大)、安藤美姫(トヨタ自動車)、男子の小塚崇彦(同)が氷の感触を確かめた。

 浅田はフリーの曲で滑った際、冒頭のトリプルアクセル(3回転半)−2回転トーループを決めたものの、続くトリプルアクセルが2回転半で両足着氷になるなどジャンプミスが相次いだ。安藤は3−3回転連続ジャンプを決めたほか、3−2−2回転連続ジャンプの三つ目を片手を上げて跳ぶ新技も見せた。

 小塚は、4回転トーループを2度決めるなど好調ぶりがうかがえた。「氷の感触がいつも練習している中京大のリンクと似ていて、いつもの感じで滑れた。4回転はタイミングも安定してきて、ずっと跳べている」と語った。

 4季ぶりに試合に復帰する06年トリノ五輪男子金メダリストのエフゲニー・プルシェンコ(ロシア)は4−3−2回転連続ジャンプを決めるなど、4回転ジャンプを連発した。
毎日新聞
  安藤まずまず、真央は不安残す  フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第2戦のロシア杯は23日、モスクワで開幕する。22日は試合会場で公式練習が始まり、女子で今季初戦の安藤美姫(トヨタ自動車)はまずまずの調整ぶりだった。不振だった第1戦の雪辱を期す浅田真央(中京大)はトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)の成功が少なく、不安を残した。
スポーツニッポン
2009年10月22日  
  バンクーバー冬季五輪、
金メダルに報奨金300万円 
スケート連盟
 日本スケート連盟は22日の理事会で、来年2月に行われるバンクーバー冬季五輪で金メダルを獲得した選手に300万円、銀メダルに200万円、銅メダルに100万円の報奨金を贈ることを決めた。

 前回トリノ五輪のフィギュア女子で金メダルに輝いた荒川静香の報奨金は200万円だったが、今回はフィギュア女子の浅田真央(中京大)らメダル候補のモチベーションを高める目的で増額した。

 常山正雄専務理事は「五輪に照準を合わせ、一個でも多くのメダルを取ってほしい」と話した。
MSN産経ニュース
  プロテイン、ちゃんと摂ってる? 
山Pと浅田真央の共演CMが動画公開
フィギュアスケートの女王・浅田真央と人気アイドル・山下智久がCMで共演し、話題となっている。CMでは山下が「4回転」を見せるシーンもある。
2人が共演しているのは森永製菓の製品「ウイダー」のCMだ。今回、「ウイダーinゼリー プロテインイン」をPRするコマーシャルが制作された。

「ウイダーinゼリー プロテインイン」は、体をつくる物質であるたんぱく質=プロテインを手軽に摂取できるもので、ゼリータイプであっという間に飲めることから同シリーズには「10秒メシ」という愛称もつけられている。
プロテインというと、スポーツ選手やボディビルダーが筋肉増強のために摂取するというイメージがこれまで強かったが、実はたんぱく質は人間の髪の毛や爪などを形成する重要な栄養素で、女性の美容にも欠かせないものなのだ。

今回CMで共演を果たしたのは、人気グループ「NEWS」の山下智久と、フィギュアスケートの浅田真央だ。さらに、同CMシリーズで度々登場する「宇宙人」が今回も登場している。

CMは2パターン用意されており、「キレイ篇」では山下が「プロテインはたんぱく質のこと」と浅田と宇宙人に説明。浅田が「髪の毛や爪も?」と、自分の爪を見つめるという内容になっている。

また、「運動篇」 では「ちょっとウォーキングするだけでもからだはたんぱく質を必要とする」「僕達のからだはほぼたんぱく質でできている」と説明。そこで浅田が納得しながらくるくる回転し、山下もそれに応じてくるくるとその場で回転する、という内容になっている。

今回のCMで、山下はこれまでのウイダーCMシリーズとは異なり、ユーモラスな演技に挑戦している。サイトのCM現場レポートによると、監督のOKが出ても「もう一回いいですか?」と自分で納得のいく演技を追求していたという。
ウイダーのサイトでは現在、「キレイ篇」と「運動篇」の2パターンがそれぞれ動画で公開されており、無料で視聴することができる。
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  真央と今季初戦の美姫が一騎打ち  フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第2戦、ロシア杯は23日、モスクワで開幕する。注目の女子は外国勢の強豪が不在で、優勝争いは、不本意な結果に終わった前週のGP開幕戦から巻き返しを期す浅田真央(19)=中京大=と、バンクーバー冬季五輪シーズンの初戦を迎える安藤美姫(21)=トヨタ自動車=の2人に絞られそうだ。

 浅田はミスが相次いで2位に終わった前戦のフランス杯から、わずかな時間でどれほど修正してくるか。浮上の鍵はトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)で、ショートプログラム(SP)での成功が不可欠。2度跳ぶフリーと合わせ、計3度成功できれば、高得点も期待できる。

 世界女王のキム・ヨナ(韓国)は、GP開幕戦で世界歴代最高の210・03点をマーク。今季初対決で36点以上の大差をつけられた浅田は、まずは200点超えが一つの目安となる。

 3月の世界選手権で日本勢最高の3位に入った安藤は、シーズンに向けて基礎的な滑りの技術や、課題に挙げるスピンの向上に努めてきた。4回転ジャンプに挑戦するかは注目点の一つだが、表現力を含めてバランスの取れた演技を目指す。
デイリースポーツ
  フィギュアスケート:
真央 巻き返しへ毎試合衣装をチェンジ
 フィギュアスケート女子の浅田真央(19=中京大)が10年バンクーバー五輪に向けて毎試合、衣装をチェンジするプランが浮上した。

 23日開幕のロシア杯(モスクワ)では、ショートプログラム(SP)の衣装を先週のフランス杯で使用した淡い水色のものから、ピンクの衣装へ替える予定。関係者によると、真央は「毎回衣装を替えていきたい」と話しているという。フランス杯ではキム・ヨナ(19=韓国)に36・04点差をつけられて2位に終わったが、19日からのロシア合宿で復調。20日の練習ではトリプルアクセルに何度も成功し、21日も午前と午後に1時間半ずつ意欲的に調整。巻き返しへ準備は万端だ。(スポニチ)
毎日新聞
  真央 衣装ピンクに変更 
ロシアGPあす開幕
 【モスクワ(ロシア)中谷秀樹】23日に開幕するフィギュアスケートグランプリ(GP)シリーズ第2戦・ロシア杯に向け、モスクワ市内のリンクで調整する浅田真央(19)=中京大=が、ショートプログラム(SP)でピンクのニューコスチュームを着用。試合ごとに衣装を変更するプランがあることが21日分かった。来年2月のバンクーバー冬季五輪本番まで、ベストの衣装を探す。

◆試合ごとに5変化
 真央がゴレンジャーなど戦隊ものキャラクターばりに5色に変化する。SP『仮面舞踏会』で先週のフランス杯は水色の衣装を選んだが、2戦目のロシア杯ではピンクに変更する。

 「(真央は)いろんな人の意見を聞いて毎回変えて、楽しみたいと思っている。作るのが間に合わないかもしれないですけどね」と、所属マネジメント事務所の和田マネジャーが説明する。今季の試合は先週のフランス杯と今回のロシア杯、GPファイナル(12月、東京)、五輪選考会の全日本選手権(同、大阪)、そしてバンクーバー五輪の5試合。1つのプログラムで最大5色を使える。18日夜にモスクワ入りし、翌19日午後から、宿泊ホテルから徒歩10分の練習リンクで、タチアナ・タラソワ・コーチと調整に励む真央。カギを握るトリプルアクセル(3回転半)などジャンプの確認。「練習は順調ですか? ハイ」と笑顔で応えた。

 キム・ヨナ(韓国)に大差で敗れたがショックはなく、衣装も試したいという心の余裕がある。金メダルに向け、ベストの勝負服を探し求める。
中日スポーツ
  真央、七変化!試合ごとに衣装変更で
“勝負服”選ぶ
 【モスクワ(ロシア)21日】フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第2戦・ロシア杯に出場する浅田真央(19)=中京大=が、来年のバンクーバー五輪に向けて大会ごとに衣装を替える計画であることが21日、分かった。今大会はショートプログラム(SP)でフランス杯の淡い水色ではなく、ピンク色の新衣装を試す予定。今後可能性のあるSPの曲変更に続き、衣装でも五輪金メダルに向けた“勝負服”を見つけ出す。

 バンクーバーで真央が氷上のベストドレッサーになる。2位に終わった先週のフランス杯のSPではタラソワ・コーチがデザインした淡い水色の衣装を着用。今大会もSPで「仮面舞踏会」を滑る予定だが、衣装は新調する予定。色はピンクで、真央が言う「初めて舞踏会に行くイメージ」にピッタリの華やかなものだという。

 マネジメント関係者は「衣装はいろいろな人の意見を聞いて、毎回替えていきたいと思っています」と説明した。真央は今季初戦だった3日のジャパン・オープンのフリーで黒と濃紺の衣装を着たが、フランス杯では赤と黒の衣装に変更。実は試合のたびに試し、自分に合うものを探していく計画が進行中だった。

 フィギュアは表現力や芸術性も評価されるため衣装選びも重要だ。真央は毎年、1つのプログラムで本番用とスペアの最低2着は用意。値段は15万〜20万円が相場という。動きやすくデザインも自分に合ったものを五輪で使うため、これからはどんどん新しいものを“試着”する意向。関係者は「作るのが間に合わないかもしれませんね」と笑った。

 真央はこの日、本番会場から徒歩10分ほどのリンクで3時間調整。トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)も上り調子で、「練習は順調?」の問いかけに笑顔で「はい」と応えた。フランス杯では金妍兒(キム・ヨナ、19)=韓国=に36点もの大差で敗北したが、「焦りはない」という真央。目指す金メダルへ、ゆっくりと歩を進めていく。
スポーツ報知
  真央、七変化衣装で復活だ  【モスクワ(ロシア)21日=佐藤ハルカ】フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第2戦、ロシア杯は23日、モスクワで開幕。注目の女子は外国勢の強豪が不在で、優勝争いは浅田真央(19)=中京大=とバンクーバー五輪シーズンの初戦を迎える安藤美姫(21)=トヨタ自動車=の2人に絞られそうだ。真央は前週のGP開幕戦フランス杯でライバル金妍児(19)=韓国、キム・ヨナ=に36点以上の大差をつけられ2位に終わった。ショートプログラム(SP)では気持ちも新たにピンクの新衣装で出陣予定。五輪まで残る2大会で“七変化”プランが進行中だ。

 装いを変えれば、気持ちもリフレッシュ。笑顔にも花が咲く。バンクーバー五輪で金メダル獲りを狙う真央が、本番までの大会ごとに衣装を「チェンジ」し、華やかさをアピールするプランを練っている。

 18日まで行われたフランス杯では、フリーの衣装を今季初戦のジャパンオープン(10月3日)の黒、ブルーのデザインから黒、レッドに変えた。間もなく開幕するロシア杯のSPでは、フランス杯で着た水色に花をあしらったものからピンク色のものに取りかえるという。関係者によれば「衣装も動きもトータルで最高のものを目指しているということです」。

 フィギュアスケートの衣装は一般的に1着最低でも15〜20万円ほど。有名デザイナーのデザインや豪華な装飾を施したものでは100万円を超えることもあり、トップ選手でも1シーズンのSP、フリー1着ずつで通すことも多い。真央も昨季までは2着ずつほどだったが、今季は五輪本番での“勝負服”を見据え試行錯誤を重ねる。五輪まで残る2大会までに、新たな衣装を作成する可能性もあり、SP、フリーで異なる衣装を着る“七変化”プランが進行中だ。

 真央は18日のロシア入り後から、行きつけの日本料理店で和食を食べるなどリラックス。師事するタチアナ・タラソワコーチがロシア人とあって、練習拠点を置く「準地元」。フランス杯では金妍児に大敗したが、“ホーム感覚”で巻き返しを期す。
サンケイスポーツ
2009年10月21日  
  フィギュア:浅田が非公開練習
代理人は「絶好調」 露杯
 【モスクワ来住哲司】フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第2戦・ロシア杯(23日開幕)に出場する浅田真央(中京大)が21日、当地で非公開練習を行った。

 浅田はGPシリーズ第1戦・フランス杯(2位)との連戦で、18日にパリからモスクワ入り。浅田の代理人によると、モスクワ入り後はトリプルアクセル(3回転半)などジャンプの確認を中心に調整を続け、20日午後の練習後には「すごい調子がよかった」と話していたという。また、ショートプログラム(SP)の衣装は「いろいろな人の意見を聞いて、毎試合変えて楽しみたい」との意向から、フランス杯の淡い水色から今回はピンクにするという。
毎日新聞
  真央、衣装変更へ
SPの仮面舞踏会−フィギュアスケート
 【モスクワ時事】フィギュアスケートのフランス杯で金妍児(韓国)に大差で敗れた浅田真央(中京大)がショートプログラム(SP)の「仮面舞踏会」で衣装を変える意向を示している。21日に代理人が当地で明かした。
 フランス杯では薄水色をベースに花をあしらった衣装で臨んだが、代理人によると「本人はいろいろ変えて楽しみたいと思っている」。昨季の自由で使った名作を使う今季のSPは「初めて舞踏会に行くような気持ちで、華やかな感じに」と話していたが、イメージ一新はなるか。
 フランス杯から休む間もなく迎えるロシア杯へ向け、練習拠点にしているモスクワ市内のリンクで午前と午後に1時間半ずつ練習し、ジャンプの調子はいいという。
時事通信
  真央「表現力」低評価でSP改造も  【モスクワ20日=高田文太】フィギュアスケート女子の浅田真央(19=中京大)が、GPシリーズ・ロシア杯(23日開幕、モスクワ)後にもショートプログラム(SP)の曲を変え、それに伴って衣装や振り付けの変更も計画していることが分かった。同杯での結果をみて、現在使用している「仮面舞踏会」を、今季エキシビションの「カプリース」に変えるというもの。初公開した16日のフランス杯SPでは低かった、表現力の評価を高めるのが狙いだ。

 浅田陣営のしりに火が付いた。18日に閉幕したフランス杯では、ライバル金妍児(韓国)に過去最大の総合36・04点差をつけられ完敗。これを受けて関係者が「SPを『仮面舞踏会』から『カプリース』に変える可能性はある。ロシア杯の反応を見て、タラソワ・コーチと本人が相談する。最終的には本人が滑りやすい方を選ぶ」と明かした。

 フランス杯はSPで金と17・12点差がつき、逆転が絶望的となった。「仮面舞踏会」は昨季のフリーと同じ曲で、目新しさを求める現在のジャッジの風潮には合わない。しかも今季フリーの「鐘」と同様に重厚な曲調で、ワンパターンという印象を与えかねない。曲目変更によって、SPとフリーで合計8・56点もの差がついた表現力を示す5項目の得点を上げるのが狙いだ。

 さらに関係者は「もともと『カプリース』はSP用に作られたもの」と明かした。同じ2分50秒で、ともに規定に準じたジャンプやスピンが入っている。一方、曲調は明るく、振り付けも変わり、ラストに高速スピンを入れるなど、違いは明確だ。衣装も従来の薄い水色から黒とピンクに。浅田も「よく周りから『あれは真央カラー』と言われる」と話すなど、気に入っているという。

 すでに「カプリース」のSPでの使用をにらんで動いている。フランス杯のエキシビションでは、当初は3回転ループだったジャンプをダブルアクセル(2回転半ジャンプ)に変更。3つのジャンプのうち、2つが2回転半という偏った構成だった。今季はSPから3回転半を取り入れており、一方を3回転半にすれば、SPのプログラムになる。ロシア杯の結果をみて、浅田陣営がどんな決断を下すか注目だ。
日刊スポーツ
  浅田真央:ロシア杯後にSP曲を変更も  真央の勝負曲が替わる−−。来年2月のバンクーバー冬季五輪で金メダルを目指す浅田真央(19=中京大)が、ショートプログラム(SP)の曲をロシア杯(23日開幕)後にも変更する可能性が出てきた。今季の曲は昨季のフリーで使用した重厚なワルツ「仮面舞踏会」だが、エキシビションで使用している軽快な「カプリース」に替えるプランがあることを関係者が20日、明かした。ロシア杯の結果を見て最終判断を下すことになりそうだ。

 夢舞台を見据えて、浅田が勝負手を打つ可能性が高くなった。SPの曲をハチャトリアン作曲の重厚な「仮面舞踏会」から、パガニーニ作曲の小気味いい「カプリース」へ。シーズン中にプログラムを替えればシニア参戦後初だが、浅田の関係者は「エキシビションとかロシア杯の反応を見て、最終的には真央が滑りやすい方にする」と、ロシア杯後に変更を検討していることを明かした。

 昨季フリーで使用した「仮面……」で臨んだフランス杯のSPでは、映画「007メドレー」で滑ったライバル、キム・ヨナ(19=韓国)に逆転不可能な17・12点差をつけられた。浅田は「昨季とは全然違う気持ちで滑っている」と言うものの、衣装が替わった以外は重厚な曲調、プログラムの構成も昨季のSPとほぼ同じ。目新しさに欠けるのは事実だ。

 今季エキシビションで使っている「カプリース」はもともとSP用に作られたもので、構成もSPを意識したものになっている。7月のアイスショーで見せたジャンプは3回転トーループ、ダブルアクセル、3回転フリップだったが、フランス杯ではダブルアクセル、ダブルアクセル、3回転フリップ。冒頭のダブルアクセルをトリプルアクセル(3回転半)−2回転トーループにすれば、そのままSPのプログラムとして通用する。

 緊張感から解放されているとはいえ、エキシビションの浅田は笑みを浮かべながら優雅な舞を披露している。ジャッジにも好印象を与えるだけに、SPで使えば好プログラムになるのは間違いない。ロシア杯で上位に入ればGPファイナル(12月4日から東京)に進出。日本人最上位メダリストなら五輪切符を獲得する大一番で、バンクーバー用の新プログラムが見られるかもしれない。スポニチ
毎日新聞
  浅田舞&真央“共艶”DVD 
プライベート映像も収録
 来年のバンクーバー五輪に向けたフィギュアスケートのシーズンが開幕。女子フリーの浅田真央(19)は先週末のフランス杯で惜しくも2位だったが、ぜひ優勝してほしい次戦ロシア杯を応援するのにピッタリのCDが出た。

 姉の舞(21)と真央の2人の使用楽曲を収めた「浅田舞&真央スケーティング・ミュージック 2009−10」で、シリーズ第3弾となる今回は初のDVD付き。真央のエキシビション・パフォーマンス「カプリーズ」が丸々収録されているほか、浅田姉妹の記者会見やプライベート・ショットなどスペシャル映像も収めた。 

 「今シーズン、真央さんがショートプログラムとフリースタイルで使用する2曲を、ご本人の立ち会いもと、オーケストラが競技時間に合わせた編集で演奏した“真央バージョン”が楽しめます」(発売元のEMIミュージック)

 真央の勝負曲となる、ハチャトリアン「仮面舞踏会〜ワルツ」と、ラフマニノフ/ストコフスキー「鐘」をはじめ、2人が過去に使用した12曲を収録。プライベート写真を満載したブックレット付きだ。
MSN産経ニュース
  真央、笑顔でヨナ倒!
開幕いきなりSP曲変更へ!
 【モスクワ(ロシア)20日】フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第1戦・フランス杯で2位に終わった浅田真央(19)=中京大=が、今季のショートプログラム(SP)を変更する可能性が出てきた。音楽を「仮面舞踏会」からエキシビションで使用している「カプリース(ニコロ・パガニーニ作曲)」に変更するというもの。早ければGP第2戦・ロシア杯(22〜25日)後にも新プログラムに移行することになりそうだ。浅田は20日、ロシア杯に向け、非公開で練習を行った。

 真央が異例のプログラム変更に着手するプランが浮上した。新たなSP候補はエキシビションの「カプリース」。演技構成はダブルアクセル(2回転半)を含めた3種類のジャンプなどSPを意識した作りになっている。マネジメント関係者は「最初はSP用に作ったものなんです。どちらでも対応できるようになっている」と明かした。

 先週のフランス杯で初披露したSP「仮面舞踏会」では、優勝した金妍兒に17・12差をつけられた。昨季のフリーと同じ曲を使っているため、練習時間が少なくて済む利点があるが、海外メディアからは目新しさがないという声があった。「カプリース」もタラソワ・コーチの振り付けだが、明るくアップテンポな曲調に合わせて笑顔で滑る真央が観客にも好評。以前から関係者の中では試合用にと推す声が多かった。

 ロシア杯までは調整期間が短いため、フランス杯と同様に「仮面舞踏会」のSPでいくことが濃厚だが、GPファイナル(12月3〜6日、東京・代々木第一体育館)では新SPがお目見えする可能性がある。実現すれば05年シニア転向後初めてシーズン中にプログラムを変更することになるが、マネジメント関係者は「タラソワ先生の意見も聞いて、最終的には真央が滑りやすい方にしたい」と話した。

 真央はこの日、モスクワ市内のリンクで調整。前日はなじみの日本料理店に行き、キムチやガーリックライスを食べてパワーを充電した。氷点下の寒さに打ち勝つため、ニンニクを食べてスタミナを養っているという。ロシア杯で表彰台に上がればファイナル出場がほぼ当確。3回転半を決めて面目躍如のパーフェクトVへ突き進む。

 ◆仮面舞踏会 アルメニア人作曲家、アラム・ハチャトリアン(1903年5月24日〜78年5月1日)がミハエル・レールモントフの戯曲を元に作った劇音楽作品。44年にワルツ、ノクターン、マズルカ、ロマンス、ギャロップの5曲による管弦楽のための組曲に編成。真央はワルツを使用。ワルツは主人公アルベーニン(賭博師)の妻ニーナが毒入りアイスクリームを食べた最後の仮面舞踏会のときの舞曲で、豪華さとともに哀愁のあるメロディーになっている。
スポーツ報知
  真央、金獲りへSP楽曲変更も/フィギュア  【モスクワ(ロシア)20日=佐藤ハルカ】来年2月のバンクーバー五輪で金メダル獲りに挑むフィギュアスケート女子の浅田真央(19)=中京大=が、ショートプログラム(SP)の楽曲変更を検討していることが20日、わかった。「仮面舞踏会」で臨んだ今季グランプリ(GP)シリーズ初戦、フランス杯(パリ)のSPで惨敗。現在、エキシビションで使用している「カプリース」を転用できるよう準備を進めている。真央は23日から始まるGPシリーズ第2戦のロシア杯(モスクワ)に出場する。

 勝つためには、ときを選ばない。五輪シーズンが幕を開けたとたん、真央が動く。陣営が、不調が続くSPの楽曲を変更する異例の対応策を検討している。

 今季、真央のSPは昨季フリーの楽曲だったハチャトリアンの「仮面舞踏会」を使用しているが、パガニーニの「カプリース」に変えるプランが浮上しているのだ。クラシックを現代風にアレンジし、テンポある軽快な曲調。関係者によれば「カプリースも最初はSP用につくったもの。最終的には真央の滑りやすい方にします」。師事するタチアナ・タラソワコーチとも協議を進める。

 すでに、フランス杯のエキシビション(18日)では、国内で披露したその構成からジャンプの種類を変えて微調整したものを滑り、これにトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を組み込んでSPに対応できるよう準備が進行中。23日開幕のロシア杯のSPでは「仮面舞踏会」を使用する見通しで、その評価を踏まえて最終決断を下す。

 フランス杯ではライバル金妍児(19)=韓国、キム・ヨナ=が圧勝。SPでも、シニアでの直接対決で最大17.12点差をつけられ、昨季から引きずるSPでの出遅れが示された。五輪シーズン途中の楽曲変更は極めて異例だが、成功例もある。前回トリノ五輪では荒川静香が直前にSP、フリーともに変更。日本勢大会唯一の金メダルを獲得した。荒川に比べ、真央には時間的余裕もある。選択肢を持ちながら逆襲のときを待つ。
サンケイスポーツ
2009年10月20日  
  真央フィナーレ出ずロシアで練習  【パリ19日=高田文太】フィギュアスケートのGPシリーズ開幕戦フランス杯で2位に終わった浅田真央(19=中京大)が、早くもモスクワで再始動した。18日の同杯エキシビション出場後、フィナーレに出演せずに次戦ロシア杯(23日開幕)が行われるモスクワに直行。一夜明けたこの日は当初オフにする案もあったが、午後からウオーキングやストレッチなどで調整し、「夕方は氷に乗って練習します」と話した。ライバルの金妍児(韓国)に直接対決で完敗したが、早くも巻き返しへ課題克服へ着手した。

 パリでのエキシビション演技から約24時間。浅田はモスクワで練習を再開していた。フランス杯で優勝していれば、この日はオフにする案もあったが、昼食後にウオーキングやストレッチなどで体を動かした。さらに「疲れはない。夕方からは氷の上に乗って練習します」と、浅田は明るく話した。

 今回は2週続けてGPシリーズに出場する。しかも、パリとモスクワの移動もある。18日は大会事務局の許可を得て、エキシビションの出番を終えると、全選手が参加するフィナーレに出演せずに、空港へと向かった。「フィナーレに出ないのは初めてなので残念だけど、やることはたくさん」。巻き返しへ、浅田の視線はすでに次に向けられていた。

 フランス杯では練習でトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を次々と決めながら、ショートプログラムとフリーで計3度挑んで成功は1度だけ。タラソワ・コーチは、本番と同じように通し練習を重視する方針。浅田も「その方がいいと思う。今は練習時間も少し増えたので滑り込みたい」。従来の午前、午後各1時間半の練習時間を、最近は30分ずつ増やしていた。

 モスクワは練習拠点でもあり「かなりモスクワ通ですよ。練習場の近くに、行きつけのお店もたくさんあります」と気分転換もできるが、今は練習に没頭したいのが本音。髪は伸び、パーマも取れてきたが「そんな暇はないんです」と、美容院に行く時間さえも惜しんでいた。フランス杯は金に過去最大の総合36・04点差で完敗した。バンクーバー五輪まで4カ月。誰よりも浅田本人が危機感を感じている。
日刊スポーツ
  浅田真央が観光返上で猛特訓  【パリ中谷秀樹】グランプリ(GP)シリーズの第1戦、フランス杯で女子シングル2位に終わった浅田真央(19)=中京大=は18日(現地時間)、次戦のGP第2戦、ロシア杯(23日開幕)に出場するため、パリから空路モスクワ入りした。

 この日はフランス杯のエキシビションで会場を魅了したが、出演者全員が姿を見せるはずのフィナーレセレモニーには不在。演技後、タクシーに飛び乗り、空港に向かった。

 19日午後からは休むことなく、タチアナ・タラソワ・コーチの指示で、ミスを繰り返さないように実戦を想定した“通し練習”を始めるという。練習時間も従来は午前、午後各90分ずつだったというが、今回は各2時間に増やす。

 フランス杯で36点以上の大差をつけられたライバル キム・ヨナ、19=韓国=との再戦は、順当にいけば12月3日開幕のGPファイナル(東京)が濃厚。「パリ観光に行きたかった…」と真央は残念がったが、リターンマッチで力を出し切るため、今回は我慢だ。
中日スポーツ
  真央、モスクワ直行!無休で緊急調整に着手  【パリ(フランス)18日】フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第1戦・フランス杯で2位に終わった浅田真央(19)=中京大=は18日、エキシビション出演後にGP第2戦・ロシア杯(22〜25日)に向け早くもモスクワ入りした。

 自身のプログラムを終えると、選手全員が参加するフィナーレに出ないで空港へ直行。夜の便でモスクワに到着した。現地ではリンクを貸し切り、無休で19日から緊急調整に着手。タラソワ・コーチの指示で、演技直前の6分間練習からプログラムを通して滑る試合形式の練習で実戦感覚を磨く。「自分もそういう練習をやりたいと思っていた。課題がたくさんあるので頑張ります」と真央。昨年から第二の練習拠点とし、慣れ親しんだモスクワで立て直しを図る。
スポーツ報知
  真央、突貫修正でヨナ倒すぞ!/フィギュア  【モスクワ(ロシア)19日=佐藤ハルカ】フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第1戦フランス杯で2位に終わった浅田真央(19)、中京大=が、18日(日本時間19日未明)にパリからモスクワ入り。23日開幕のロシア杯へ準備を整える。

 当地では突貫の修正に取り組む。師事するタチアナ・タラソワコーチは午前、午後ともに1時間半程度だった練習をそれぞれ2時間に延ばし、プログラムを通して滑り込む猛練習を予告。真央も「やりたいと思ってます。疲れはないです」。

 フランス杯では得意のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)の失敗が響き、世界歴代最高得点(210.03点)をマークしたライバル金妍児(19)=韓国、キム・ヨナ=に大敗。来年のバンクーバー五輪で金メダルを争うとみられる2人は、シーズンの出だしで明暗を分けた。それでも、連戦の真央がロシア杯で優勝すれば獲得ポイントが合計28となり、上位6人が進出するGPファイナル(12月3〜6日、東京)への出場が一番乗りで確定する。
サンケイスポーツ
2009年10月19日  
  真央、織田、ヨナら笑顔で競演…フィギュア仏杯  【パリ=宮崎薫】フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第1戦・フランス杯のエキシビションが18日行われ、女子で2位の浅田真央(中京大)、優勝した金妍児(キムヨナ)(韓国)、織田信成(関大)らが競演した。

 浅田は、リラックスした表情で、扇子を使った華やかな演技を見せた。金もアンコールでショートプログラムの「007」のステップを披露し、会場を沸かせた。

 ◆ヨナ「いい結果幸せ」◆

 歴代最高得点で圧勝した金は18日、優勝から一夜明けて記者会見を行った。

 最高得点については「(初優勝した)世界選手権でいい演技ができて、いいイメージで初戦を迎えられたと思う」と振り返り、「いい結果が出て幸せ」と喜んだ。五輪を迎える今季は「待ち望んだシーズン」だといい、「最初の試合で自信を持てたので、その自信を五輪まで持てるようにしたい」と意気込みを口にした。
読売新聞
  大差で惨敗、どうする真央
技の出来栄えなどで遅れ
フィギュアスケート
 【パリ時事】フィギュアスケートの五輪シーズン開幕を告げるグランプリ(GP)シリーズ第1戦のフランス杯で、浅田真央(中京大)は金妍児(韓国)に惨敗した。世界最高点を塗り替えた世界女王とは36.04点差。採点競技であるがゆえに、今季の指標ともなり得るこの数字の中身が示すものは−。
 浅田真は、3度試みて2度不成功に終わった3回転半を「課題」に挙げる。しかし、抜けて1回転半になったショートプログラム(SP)、単発の2本目が回転不足となった自由ですべて決めていたとしても、取り戻せるのは17点程度と、まだ追いつかない。
 直視すべき違いは「出来栄え」にある。各演技要素にジャッジがマイナス3〜プラス3点の7段階で与える評価点の差が15点余り。例えば金妍児のジャンプに加点が多いのは、「高く、飛距離がある。着氷がきれいで、危うさがない」(ある国際ジャッジ)。取材歴23年のドイツ人記者も「質が高く、訴える力がある」と評した。浅田真は、その裏返しだ。
 表現力などを示す「演技構成点」でも遅れをとった。九つの8点台を得た金妍児に対し、浅田真はすべて7点台。ジャンプの失敗で得点を抑えられたにしろ、前出のジャッジは5項目のうちの「スケーティング技術」を挙げ、基本技術への評価の差を懸念した。
 挽回(ばんかい)に向け、代名詞になった大技の成功はもはや大前提。その上で埋めるべきピースは多く、細かい。
時事通信
  キム・ヨナ、浅田真央、織田信成ら
上位選手がエキシビションで舞う
フィギュアスケート・フランス杯2009
フィギュアスケートのグランプリシリーズ第1戦、フランス杯2009。
競技の翌日、上位選手によるエキシビションが行われ、女子を制したキム・ヨナ(韓国)、2位の浅田真央(中京大)、3位の中野友加里(プリンスホテル)や、男子優勝の織田信成(関大)が、それぞれ個性的な衣装や音楽、振り付けで演技を披露。得点を競い合っていた昨日までとは一味違う演技で観客を魅了した。
TimeWarp
  真央2位、最高ヨナに36点差/フィギュア  【パリ=高田文太】浅田真央(19=中京大)のバンクーバー五輪金メダルに、黄色信号が点灯した。17日の女子フリーで115・03点をマークし、総合173・99点で2位。ショートプログラム(SP)の3位から順位を上げたが、優勝したライバル金妍児(19=韓国)はフリーで133・95点、総合で210・03点と、ともに自身の歴代世界最高得点を更新した。総合での差はシニア8度目の直接対決で最大となる36・04点。タラソワ・コーチからは「鉄の神経を持て」と、ロシア流のゲキが飛んだ。

 トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)の着氷が乱れた瞬間、優勝の可能性が完全に消えた。冒頭で1つ目の3回転半を2回転トーループとの連続ジャンプで決め、波に乗りかけた直後に2つ目を両足で降り、2回転半となった。終盤には浅田にとって容易なはずの2回転半でも転倒。点差はSPの17・12点から2倍以上に広がった。

 2位浅田と1位金との総合36・04点差は、2位から8位までがすっぽり収まるほどの大差だ。浅田は回転不足などジャンプのミスが計4つ。金は女子でただ1人、跳んだジャンプはすべて完ぺきだった。浅田は、金の歴代世界最高得点について「自分はまだ、その得点には届かない。すごいと思う」と、完敗を認めるしかなかった。

 浅田の揺れる心を察知したタラソワ・コーチは「真央は心が非常に敏感。自分の中で鉄の神経を持つことが大事」と話した。ロシア語で「ニエルベ・ジュアズネイア」という鉄の神経とは、何事にも動じない心の意味。ロシアの格言で、02年ソルトレークシティー五輪男子金メダルのヤグディンら、歴代の教え子にかけてきた言葉を初めて浅田に伝えた。

 応じるように浅田も「(3回転半を)今回1つ跳べたので1つ乗り越えられた。きっかけが大事」と前を向く。4月の世界国別対抗戦では初めて総合200点を超えた。「焦りはない。自分はまだ100%の演技をしていないから」。SPとフリーで計3度の3回転半をすべて決めれば、金に追いつけると信じている。

 今大会期間中、練習では次々と3回転半を決めていた。本番での成功率を上げるため、実戦さながらに通し練習を徹底する。23日には次戦ロシア杯、4カ月後にはバンクーバー五輪が開幕。悩んでいる暇はない。
日刊スポーツ
  真央 完敗2位…フリーも大差つけられた  「フィギュアスケート、フランス杯最終日」(17日、パリ)

 新旧世界女王、浅田真央(19)=中京大=とキム・ヨナ(19)=韓国=の今季初対決として注目された女子フリーを行い、前日のショートプログラム(SP)で首位に立ったキム・ヨナが世界歴代最高の合計210・03点をマークし、圧勝でGP通算8勝目を挙げた。浅田は173・99点で2位。中野友加里(プリンスホテル)が3位に入った。

 SPでついたキム・ヨナとの大差は、倍以上の36・04点にまで開いた。「自分の演技をして挽回(ばんかい)するだけ」とフリーで巻き返しを期した真央だったが、ライバルの背中は遠ざかるばかりだ。

 最大の武器とする3回転半のトリプルアクセルは、後に2回転をつけた最初の連続ジャンプで成功させた。だが、直後に跳んだ2度目は回転が足りず両足で着氷。その後もミスは重なり、世界歴代最高得点を更新したキム・ヨナとは対照的に、3シーズン前に出したフリーの自己ベストより18・10点も低い平凡な評価に終わった。

 3回転のルッツやサルコーなど苦手なジャンプを外し、トリプルアクセルを成功させることに集中して高得点を狙う演技構成だったが、SPと合わせて3度挑んで成功は1度だけだった。

 今季初対戦で浮き彫りになった差を約4カ月後に迫ったバンクーバー冬季五輪までに埋められるのか。真央は「トリプルアクセルを跳んだことで、一つ乗り越えられた」と収穫を強調したが、状況は明るくない。

 タラソワ・コーチは「今日のキム・ヨナとは比べたくない。(精密)機械のようだったから」と、今大会は相手が出来過ぎだったと言わんばかりだった。だが、海外メディアからは、ジャンプが決まらないと見栄えがしないフリーの選曲を疑問視するような質問まで飛んでいた。
デイリースポーツ
  フィギュアスケート:真央 大差2位
キム・ヨナに脱帽
 フィギュアスケートGPシリーズ第1戦フランス杯最終日は17日、フランス・パリのベルシー体育館で女子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)3位の浅田真央(19=中京大)はトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)に今季初めて成功したものの、その後のジャンプでミスを連発。フリー2位の115・03点で、合計も173・99点の2位に終わった。フリーで133・95点、合計で210・03点と、ともに世界歴代最高得点をマークして優勝したキム・ヨナ(19=韓国)に過去最大の36・04点差をつけられる完敗で、直接対決は3連敗となった。

 笑みすら浮かぶ表情とは対照的に、現実は厳しかった。世界歴代最高得点をマークしたキム・ヨナに3連敗を喫した上に、36・04点差は基礎点8・20点のトリプルアクセルを4回決めても及ばない大差。今季初対決でたたきのめされた浅田は「自分はまだまだその得点(210・03点)に届かない。すごいなあと思う」と脱帽するしかなかった。

 今季初戦のジャパン・オープン(3日)で着た青と黒から、赤と黒の衣装に替えてラフマニノフの前奏曲「鐘」の重厚な調べに挑んだ。前日のSPで失敗したトリプルアクセルは、2回転トーループとのコンビネーションで決めた。今季初成功に「跳べたことで1つ乗り越えられた」と手応えを口にしたが、続く2度目のトリプルアクセルは回転不足。その後もジャンプで手をつくなどミスを連発した。
     3回転ルッツやサルコーなど苦手なジャンプを外し、トリプルアクセルで高得点を狙う演技構成も、SPと合わせて3度挑んで成功は1度だけ。練習で成功する大技が決まらない理由について、タチアナ・タラソワ・コーチは「表面は大人だけど、心は非常に敏感」と浅田のメンタル面の弱さを指摘。02年ソルトレークシティー五輪王者のヤグディンら精神力の強いロシアのトップ選手は「鉄の神経」と例えられるとあって、「鉄の神経を持つこと」が必要と強調した。

 23日開幕のGPシリーズ第2戦ロシア杯に向けては連日、午前はSP、午後はフリーのプログラムを練習して出直す予定。「次の試合ではSPでミスをしないように。今回(トリプルアクセルを)跳べた感覚のまま臨めたらいい」。浅田は前向きに話したが、海外メディアからはジャンプが決まらないと見栄えがしないフリーの選曲を疑問視する声もあり、このままではライバルの背中がかすむばかりだ。

 ≪タラソワ・コーチは及第点≫メンタル強化を求める一方で、タラソワ・コーチは浅田のフリーに及第点を与えた。「ジャパン・オープンと比べたらずっと良く滑れた。きょうは真央が自分に勝ったことがうれしかった」。ただ、ジャンプを1つ欠きながら高得点を出したキム・ヨナについて聞かれると「きょうの真央とヨナを比べたくない。ヨナは機械的な演技でした」と険しい表情。GPシリーズ連戦となる日程にも不満があるようで、「練習する時間も休む時間もない」と話していた。
スポニチ
  フィギュア:真央、高難度プログラムが裏目に
GP仏杯
 キム・ヨナとライバル選手たちとの差はますます広がっている。フィギュアスケート・グランプリ(GP)シリーズ第1戦フランス杯で2位になった浅田真央(19)=日本=の得点は、キム・ヨナを36.04点下回る173.99点にすぎなかった。ジュニア時代を含め、これまでの二人の対決の中で最も点差が大きい。激しかった競争の構図は、事実上崩れてしまったかのようなムードだ。

 浅田は2008年の世界選手権でキム・ヨナを3位に下して優勝、昨年末に京畿道高陽市で行われたGPファイナルでも得意のトリプルアクセル(3回転半)を前面に押し出し、キム・ヨナを抜き1位になった。しかし、今年3月の世界選手権ではシニアデビュー以来、初めて入賞できず4位に終わった。今大会のフリー(ラフマニノフの前奏曲「鐘」)での演技を見ると、全般的なスケーティングのスピードは以前よりもアップし、滑走やステップ、スピンも最高レベルをキープしている。

 ところが、キム・ヨナを超えるために2年連続で男子選手にも難しい高難度ジャンプを取り入れるプログラムを組んだのが、かえって裏目に出たようだ。回転数が足りず、ダウングレードされたジャンプはトリプルアクセルを含め3種類にわたり、いつもなら軽くこなしていたダブルアクセル(2回転半)はリンクに手をつき減点された。技術基本点はキム・ヨナと特に差はなかったが、加算点がキム・ヨナに10点以上後れを取り、芸術性や表現力などを見るプログラム構成部門点もキム・ヨナより5点以上低かった。個人最高点が 201.87点(2009年4月・世界フィギュアスケート国別対抗戦)の浅田としては、現プログラムを無難にこなしたとしても、加算点が足りなければ190点台以上は難しい。

 浅田がスランプから脱することができないとすれば、来年のバンクーバー冬季オリンピックでキム・ヨナを脅かすのは、カナダのジョアニー・ロシェットくらいだろう。
 2009年世界選手権で準優勝したロシェットは、今月初めのジャパンオープン(北米・ヨーロッパ・日本の地域対抗戦)フリーで126.39点を記録し、調子を上げてきている。キム・ヨナとしては、冬季オリンピックがロシェットのホームグラウンド・カナダで行われるという点でも警戒する必要がある。ソン・ジンヒョク記者
朝鮮日報
  真央惨敗、ライバル対決明暗/フィギュア  フィギュアスケートGPシリーズ第1戦・フランス杯最終日(17日=日本時間18日、パリ)真央、惨敗! 女子フリーを行い、浅田真央(19)=中京大=は、金妍児(19)=韓国、キム・ヨナ=に大差をつけられ、敗れた。前日のショートプログラム(SP)でトップに立った金妍児が世界歴代最高の合計210.03点をマークし、圧勝。真央は173.99点で2位だった。来年2月のバンクーバー五輪で金メダルを争う同い年のライバルは、シーズンの出だしで明暗を分けた。23日から第2戦のロシア杯(モスクワ)に出場する真央は、“ロシアン魂”を注入され、巻き返しを期す。

 ライバルの背中がみえない。置き去りにされて、息づかいさえも聞こえない。今季初対決として注目された新旧世界女王対決。SPで17点以上の差をつけられ3位と出遅れていた真央と金妍児との点差は、フリーで倍以上の36.04点まで広がった。

 「(金妍児の)得点には遠いので、まだまだだなあと思う。でも、焦りはありません」

 苦手なジャンプを外し、トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を成功させることに集中して高得点を狙う演技構成だったが、SPと合わせて3度挑んで成功は1度だけ。これでは、ポイントが伸びるはずもないが、「今回のフリーで1つ決められたことで、乗り越えられると思う」。

 このまま引き下がるつもりはない。惨敗の結果を受け、真央を指導するタチアナ・タラソワコーチが、鋼鉄の“ロシアン魂”を注入する。「真央に必要なのは自分のなかに『鉄の神経』を持つこと。表面は大人だけど、心は年頃の若い娘のままだから」と力説した。

 「鉄の神経」。ロシア語で「ニエルベ・ジュリアズネイヤ」。不動心と勝負強さを持った政治家やアスリートの形容詞として用いられる。タラソワ氏は、真央がSPで毎回、得意のトリプルアクセルを失敗する原因をハートの弱さと強く指摘。23日開幕のロシア杯に向け、「鉄の神経」を徹底的に植え付ける。真央は18日のエキシビション後にそのままロシア入り。19日からはモスクワ市内のリンクを貸し切り、午前はSP、午後はフリーと決め、それぞれ回数を決めずに通し練習を繰り返すと宣言した。SP3位から1つ順位を上げる意地はみせた真央は「一歩、一歩やっていくだけです」。

 タラソワ氏は「金妍児は(精密)機械のようだった」と、今大会は相手が出来過ぎと割り切った。「鉄の神経」を磨き、逆襲のシナリオをスタートさせる。(佐藤ハルカ)
サンケイスポーツ
  真央、思わぬ大敗 金妍児は最高得点更新
フィギュア
 【パリ=坂上武司】フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズの第1戦、フランス杯は最終日の17日、女子フリーで、昨季の世界選手権女王、金妍児(キム・ヨナ=韓国)がショートプログラム(SP)に続いて1位となり、自身の世界歴代最高得点(207.71点)を更新する合計210.03点で優勝した。フリーの133.95点も歴代最高得点。

 SP3位の浅田真央(中京大)はフリー2位で、合計173.99点の2位。冒頭のトリプルアクセル(3回転半)の連続ジャンプを成功させたが、その後は精彩を欠いた。SP2位の中野友加里(プリンスホテル)は165.70点で3位だった。

 アイスダンスはテッサ・バーチュー、スコット・モイヤー組(カナダ)が197.71点で優勝。ペアはマリア・ムホルトワ、マキシム・トランコフ組(ロシア)が192.93点で制した。

 グランプリシリーズは23日から第2戦のロシア杯(モスクワ)があり、女子の浅田、安藤美姫(トヨタ自動車)、男子の小塚崇彦(トヨタ自動車)らが出場する。

 その差は36.04点。SPからさらに開いたライバルとの得点差。金妍児との直接対決となった浅田の今季初戦は、思わぬ大敗となった。
     冒頭のトリプルアクセル(3回転半)と2回転の連続ジャンプが成功。「この調子でいけると思った」。だが、続く3回転半は回転不足。七つのジャンプ要素のうち、予定通りに成功したのは三つだけだった。SPでも3回転半が1回転半になるミスがあった。合計得点には納得するしかない。

 ある海外ジャッジは「真央が失敗しない演技をした上で、ヨナと比べてみたかった」と打ち明けた。苦手な3回転ルッツは跳ばないが、それより高得点が狙えるトリプルアクセルで勝負をかける。浅田が取り組んでいるプログラムへの評価は高い。ただ、ジャンプが成功しなければ、勝負にならない。

 ライバルの高得点が気にならないはずもないが、今はまず、自分自身の出来の問題。「SPもフリーも、自分の100%の演技ができていない。両方ともパーフェクトにやった上で、どれだけ点数が出るのかを見てみたい」

 次は23日開幕のロシア杯。2週続けての試合となる。昨季から続く自分の高難度プログラムとの戦い。浅田はまず、それに勝たなければいけない。(坂上武司)
朝日新聞
2009年10月18日  
  真央、ライバルの背中が遠ざかる
フィギュア
 フィギュアスケートの新旧世界女王、浅田真央(19)=中京大=と金妍児(19)=韓国=の今季初対決として注目されたグランプリ(GP)シリーズ第1戦フランス杯は17日、パリで女子フリーを行い、浅田は173・99点で2位だった。

 SPでついた金妍児との大差は、倍以上の36・04点まで開いた。「自分の演技をして挽回(ばんかい)するだけ」とフリーで巻き返しを期した浅田だったが、ライバルの背中は遠ざかるばかりだ。
 最大の武器とする3回転半のトリプルアクセルは、後に2回転をつけた最初の連続ジャンプで成功させた。だが、直後に跳んだ2度目は回転が足りず両足で着氷。その後もミスは重なり、世界歴代最高得点を更新した金妍児とは対照的に、3シーズン前に出したフリーの自己ベストより18・10点も低い平凡な評価に終わった。

 3回転のルッツやサルコーなど苦手なジャンプを外し、トリプルアクセルを成功させることに集中して高得点を狙う演技構成だったが、SPと合わせて3度挑んで成功は1度だけだった。

 今季初対戦で浮き彫りになった差を約4カ月後に迫ったバンクーバー冬季五輪までに埋められるのか。浅田は「トリプルアクセルを跳んだことで、一つ乗り越えられた」と収穫を強調したが、状況は明るくない。

 タラソワ・コーチは「今日の金妍児とは比べたくない。(精密)機械のようだったから」と、今大会は相手が出来過ぎだったと言わんばかりだった。だが、海外メディアからは、ジャンプが決まらないと見栄えがしないフリーの選曲を疑問視するような質問まで飛んだ。(共同)
サンケイスポーツ
  フィギュア:歴代最高で金が圧勝、
浅田は2位…GP第1戦
 【パリ来住哲司】フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第1戦、フランス杯は17日、当地のベルシー多目的総合体育館で女子フリーを行い、前日のショートプログラム(SP)トップの金妍児(キム・ヨナ)=韓国=が世界歴代最高の合計210.03点をマークして圧勝。GP通算8勝目を挙げた。SP3位の浅田真央(中京大)が173.99点で2位に入った。SP2位の中野友加里(プリンスホテル)は165.70点で3位に終わった。

 SPで金妍児に17点以上の大差をつけられていた浅田は、フリーで順位こそ一つ上げたもののジャンプなどでミスがあり、金妍児との点差はさらに開く結果となった。
毎日新聞
  フィギュアスケート・フランス杯 
女子フリーで浅田真央2位
男子で織田信成が逆転優勝
フィギュアスケートのフランスカップ・女子フリーで、浅田真央選手(19)が2位に入った。また、男子では、織田信成選手(22)が、逆転で優勝を飾った。

浅田選手は、オリンピックシーズンの大事な初戦で、ショートプログラム3位と、大きく出遅れた。巻き返しを狙ったフリーでは、トリプルアクセルを成功させるが、そのほかのジャンプで転倒するなど、得点を伸ばすことができず、2位に終わった。

一方、ライバルのキム・ヨナ選手(19)は、世界歴代最高点で圧巻の優勝を果たした。浅田選手は、オリンピックの大事な前哨戦で、ライバルに大きく水をあけられる結果となった。また、男子では、織田選手がフリーで完ぺきな演技を披露した。8つのジャンプをすべて成功させ、2位からの逆転優勝で、今シーズン、最高のスタートを切った。
FNN
  ヨナが圧勝!真央は2位
織田は逆転優勝の快挙!
フィギュアスケート・フランス杯2009
フィギュアスケートのグランプリシリーズ第1戦、フランス杯2009は17日、最終日を迎えた。

女子はショートプログラムを首位で終えたキム・ヨナが、フリーでも133・95点の高得点をマークし、世界歴代最高得点となる合計210・03点で優勝した。ショートプログラムを3位で終えた注目の浅田真央(中京大)は、フリーで115・03点、合計173・99点で順位をひとつ上げ2位に入った。中野友加里(プリンスホテル)はフリーで106・06の合計165・70で3位だった。

男子のフリーでは、ショートプログラムで首位に1・80点差の79・20点で2位につけていた織田信成は、フリーで163・33点をマーク。合計で242・53点の逆転優勝を果たし、グランプリ通算4勝目をあげた。
TimeWarp
  フィギュア=フランス杯女子、
金妍児が優勝・浅田は2位
 [パリ 17日 ロイター] フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第1戦、フランス杯は17日、当地で女子フリーを行い、ショートプログラム(SP)首位の金妍児(韓国)が合計210.03点で優勝を飾った。

 また、SP3位だった浅田真央は合計173.99点で2位、SP2位の中野友加里が165.70点で3位で表彰台に立った。
ロイター
  仏杯フィギュア・談話 ◇焦りはない
 浅田真央 3回転半が決められたことで、一つ乗り越えられた。この感覚のまま次のロシア杯に臨みたい。(金妍児の世界最高点は)すごい。自分はまだその点数には遠いが、焦りはない。
◇気分がいい
 金妍児 初戦から自己ベストを出せたので気分がいい。今季は世界女王として臨んでいるので注目度が高く、少し心配だったが、初戦のいい結果を自信にする。
◇スタミナ不足
 中野友加里 してはいけないところでミスをしてしまった。スタミナが不足していたかもしれない。ジャンプだけでなく、スピンでも取りこぼしがあった。
時事通信
  真央は2位=金妍児が世界最高点で圧勝
仏杯フィギュア女子
 【パリ時事】フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第1戦、フランス杯は17日、当地で女子自由が行われ、ショートプログラム(SP)3位と出遅れた浅田真央(中京大)は自由も2位にとどまり、合計173.99点で2位となった。浅田真は冒頭の3回転半−2回転の連続ジャンプを決めたが、他のジャンプでミスがあり、得点が伸びなかった。
 SP首位の金妍児(韓国)が自由の女子世界最高得点となる133.95点をマークし、合計でも自身の持つ女子世界最高を更新する210.03点で圧勝した。SP2位の中野友加里(プリンスホテル)は3位となった。
時事通信
  真央「得点のことはそれから気にしたい」 ▼浅田真央の話 トリプルアクセルを跳べたことで一つ乗り越えた。(キム・ヨナの得点には)まだまだ遠いが、焦りはない。まずはSP、フリーをミスなくすることが一番。得点のことはそれから気にしたい。

 ▼キム・ヨナ話 シーズン初戦で世界最高スコアが出て驚いた。世界チャンピオンとして初めて迎えた大会だったので、少し心配していた。ミスなく滑り切れてうれしい。

 ▼中野友加里の話 3位になれたことはとてもうれしい。ミスしてはいけないところで取りこぼしがあり、今後の課題になった。
スポーツニッポン
  浅田真央、GP初戦は2位 
キム・ヨナが歴代最高得点更新
 【パリ共同】フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第1戦、フランス杯最終日は17日、パリで行われ、女子はショートプログラム(SP)で3位と大きく出遅れた浅田真央(中京大)がフリーも2位にとどまり、合計173・99点で2位に終わった。

 浅田はトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を含む連続ジャンプは成功させたが、その他のジャンプで転倒や回転不足のミスが相次いだ。

 SP首位のキム・ヨナ(韓国)が予定していたジャンプを一つ跳ばずに、フリーと合計で自身の世界歴代最高得点を更新し、210・03点で圧勝。GP通算8勝目を挙げた。来年2月のバンクーバー冬季五輪で金メダルを争うとみられる同い年のライバルは、シーズンの出だしで大きく明暗を分けた。

 浅田は、GPシリーズの獲得ポイント上位6選手で争う12月のファイナル(東京)進出を懸け、23日から第2戦のロシア杯(モスクワ)に出場する。キム・ヨナの次のGPは11月半ばの第5戦スケートアメリカ(米レークプラシッド)になる。

 SP2位の中野友加里(プリンスホテル)は165・70点で3位。

 ペアはマリア・ムホルトワ、マキシム・トランコフ組(ロシア)が優勝し、井上怜奈、ジョン・ボルドウィン組(米国)は4位。アイスダンスはテッサ・バーチュー、スコット・モイヤー組(カナダ)が制した。
共同通信
  真央は2位…ヨナ、歴代最高で圧勝
フィギュア
 フィギュアスケートGPシリーズ第1戦・フランス杯最終日は17日(日本時間18日)、パリで女子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)で3位と出遅れた浅田真央(19)=中京大=はフリーで115.03点の2位と順位を上げたが、合計173.99点で2位に終わった。

 SPで浅田に過去最大となる17点以上の大差をつけてトップに立っていた金妍児(19)=韓国=がフリーも首位で、歴代最高となる合計210.03点で圧勝した。SP2位の中野友加里(24)=プリンスホテル=が3位だった。

 浅田は結局ライバルの金に36点余りと点差が開き、来年2月に行われるバンクーバー五輪での金メダルを目指す2人に今季GP初戦で明暗が分かれてしまった。浅田は23日から行われる第2戦のロシア杯に出場、金は第5戦のスケートアメリカ(11月12日から)にエントリーしている。

浅田真央
「トリプルアクセルを跳べたことで一つ乗り越えた。(金妍児の得点には)まだまだ遠いが、焦りはない。まずはSP、フリーをミスなくすることが一番。それから得点のことは気にしたい」

金妍児
「シーズン初戦で世界最高スコアが出て驚いた。世界チャンピオンとして初めて迎えた大会だったので、少し心配していた。ミスなく滑り切れてうれしい」

中野友加里
「3位になれたことはとてもうれしい。ミスしてはいけないところで取りこぼしがあり、今後の課題になった」
サンケイスポーツ
  浅田2位、優勝は金妍児…フィギュアGP  【パリ=宮崎薫】フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第1戦、フランス杯は17日、女子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)3位の浅田真央(中京大)は、フリーでトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)から2回転の連続ジャンプを成功させるなどして2位になり、合計173・99点で2位に順位を上げた。

 SP首位の金妍児(キムヨナ)(韓国)がフリーでも浅田に約19点差をつけて1位になり、優勝した世界選手権で出した自身の歴代最高得点を更新する210・03点という高得点で優勝を飾った。

 SP2位の中野友加里(プリンスホテル)は、合計165・70点で3位だった。
読売新聞
  真央は2位!キム・ヨナ貫禄の優勝  フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第1戦、フランス杯最終日は17日、パリで行われ、女子ではSP首位のキム・ヨナがフリーでも133・95点の高得点をマーク、世界歴代最高得点となる合計210・03点で優勝した。

 SP3位の浅田真央(中京大)はフリーで115・03点、合計173・99点で2位に入った。SP2位の中野友加里(プリンスホテル)はフリーで106・06の合計165・70で3位だった。

 浅田は、フリーではジャパン・オープンで使用した青と黒の衣装を、赤と黒のものに変更。ラフマニノフの前奏曲「鐘」に乗り2回のトリプルアクセルに挑戦した。公式練習では回転が抜けるミスが続いていたが、トリプルアクセルとダブルトーループのコンビネーションを成功させた。2回目は着氷が乱れ回転不足を取られたが、すっぽ抜けることはなかった。後半のダブルアクセルで手をつくミスもあり演技終了後、悔しそうな表情も見せた浅田だったが、ジャパン・オープンそして前日のSPで決められなかった大技を決めることができたことで、安どの笑顔も出た。
スポーツニッポン
  金妍児が圧勝、浅田真央は2位 
フィギュア・フランス杯
 【パリ共同】フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第1戦、フランス杯は17日、パリで行われ、女子は世界女王の金妍児(韓国)が世界歴代最高の合計210.03点で圧勝し、浅田真央(中京大)は173.99点で2位だった。中野友加里(プリンスホテル)が3位。
日本経済新聞
  3回転半が1回転に!
真央V絶望的…フィギュア
 ◆フィギュアスケートGPシリーズ第1戦フランス杯第1日(16日、パリ) 女子ショートプログラム(SP)で、浅田真央(19)=中京大=はトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を失敗し、58・96点で3位と出遅れた。ライバルの金妍兒(19)=韓国=が自身の持つ世界最高得点に迫る76・08点で首位。中野友加里(24)=プリンスホテル=が59・64点で2位。

 最も恐れたことが現実になった。最初に入れた3回転半―2回転。助走で勢いに乗れず、力が抜けて1つ目が1回転半になってしまった。「気持ちは落ち着いていたけど、慎重になりすぎてスピードが落ちてしまった」と真央。後に金を残した時点で中野を下回ると、真央はタラソワ・コーチを残して足早に引き揚げた。

 昨季のフリーと同じ「仮面舞踏会」を使ったSP。「ミスは絶対許されない」。完ぺきを目指す気持ちが体を硬くした。3回転半―2回転は基礎点9・5点の大技だが、失敗ジャンプの点数はわずか1・10点。ほかの要素はノーミスでも、得点源を取りこぼしたことは致命的。SPで金と過去最大の17・12点差をつけられた。

 SPとフリーで計3回跳ぶ予定の3回転半は、今季の生死を握る重要なジャンプだ。大会前のロシア合宿では3回転半を納得するまで跳び続け、成功した時の映像を見てイメージを膨らませた。公式練習でも成功率は9割を超えていたが、本番では失敗―。タラソワ・コーチも「練習で跳べるのに何で跳べないのか」と落胆を隠せなかった。

 今季初戦だった3日のジャパン・オープンでも3回転半を2回失敗。日本連盟関係者は「全体的に滑りのスピードが落ちている」とみるが、残り4か月に迫った五輪へ向けて足踏みしている暇はない。「アクセルだけを心がけてやりたい」と真央。逆転Vは不可能でも、せめて大技を決めて突破口を開きたい。
スポーツ報知
2009年10月17日  
  SP新プログラム 
評価は浅田よりキム・ヨナが上
 フィギュアスケートのフランス杯の女子ショートプログラム(SP)で、浅田真央(中京大)とキム・ヨナ(韓国)が、ともにバンクーバー冬季五輪用の新プログラムを披露した。振り付けや曲の解釈などに対するジャッジの評価は、キム・ヨナに軍配が上がった。

 表現力を示す得点で、キム・ヨナは「振り付け」が8・10点で「曲の解釈」は8・15点と高評価だったが、浅田は7・35点と7・25点で、差をつけられた。浅田は昨季のフリーで使ったハチャトリアンの「仮面舞踏会」の音楽を使った。映画「007」のテーマ曲で、昨季とはひと味違うセクシーなボンドガールを演じたキム・ヨナが、新鮮味で勝った印象だ。

 浅田は「昨季と全然違う気持ちで滑っている」と強調した。ただ、今季のエキシビションで滑っているプログラムもSPの演技構成を意識したような内容で、こちらを試合用にと推す声があるのも事実だ。

 浅田はロシア杯に2週連続で出場する。次はジャンプを完ぺきに成功させた上で、あらためて新SPの評価を受けたいところだろう。 (共同)
スポーツニッポン
  キム・ヨナトップ 浅田3位
フィギュアGPフランス杯女子SP
 【パリ=中村彰宏】フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ開幕戦、フランス杯第1日は16日、当地で行われ、女子ショートプログラム(SP)で浅田真央(中京大)はトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を失敗して58・96点の3位と出遅れた。ライバルのキム・ヨナ(韓国)が76・08点の高得点で首位。中野友加里(プリンスホテル)は59・64点で2位につけた。

◆スピード欠き冒頭ミス
 トリプルアクセルへの助走。体は縛られていた。「ミスは許されない」という思いに。浅田自身も「キーになる」と話していた冒頭の大技。「慎重になってスピードが落ちた」。滑りのスピードを欠いたまま踏み切り、1回転半で着氷した。

 トリプルアクセルが最大の武器であり得点源。その後は持ち直しても、要素の少ないSPでは致命的なミスだった。3日のジャパン・オープンでも2度とも失敗したが、今大会前のロシア合宿から上り調子。この日の練習でもすべて成功させ、復調の兆しを見せていた。「朝の練習でもすごく良かったので心配はなかった」。練習で跳べても、試合のリンクに立つと顔をのぞかせる恐怖心。

 キム・ヨナには決定的な大差をつけられたが、ゴールは先にある。4カ月後のバンクーバー五輪。立ち直るきっかけをどうつかんでいくか。「順位は考えずに自分の演技をしたい」と臨むフリーも一つ目にトリプルアクセルを跳ぶ。「最初のジャンプを取りこぼししないように」。必要なのは技術ではない。向かっていく強い気持ちを持ち続けることだ。 (中村彰宏)
中日新聞
  フィギュアスケート・フランス杯 
SPで浅田真央選手は3位、
トップはキム・ヨナ選手
フィギュアスケートの浅田真央選手(19)が、オリンピックシーズン初戦のショートプログラムで大きく出遅れた。
フランスカップに出場した浅田選手は、得意のトリプルアクセルが1回転半になってしまう大きなミスで、ショートプログラムは、3位と出遅れた。
その浅田選手を上回ったのは、2位に入った中野 友加里選手(24)だった。韓国のキム・ヨナ選手(19)は、完ぺきな演技を見せ、大差でトップに立っている。また男子では、織田信成選手(22)がショートプログラム2位につけている。
FNN
  注目CМ紹介:
浅田真央、純白のドレスで繊細に「恋」を表現 
花王「アジエンス」
 フィギュアスケートの浅田真央選手(19)が出演する花王のヘアケアブランド「アジエンス」の新CMが17日から全国で放送される。

 新CM「輝き続けるために」編は、「強くなりたい」「恋をしたい」など“五つの思い”をテーマに、白いドレスを着た浅田さんが純白のリンクで、女性の繊細な内面を自由なイメージで表現するというもの。それぞれ難易度の高いテーマにもかかわらず、浅田さんは顔の表情や、指先の動きなど細部まで演じ分け、女性の心情を表現しきった。

 撮影で浅田さんは、普段のスケート用の衣装とは違って胸元が大胆に開いたドレスに「可愛い」と大喜びで、スタッフ一同が驚くほどの集中力で見事な演技を披露したという。浅田さんが同製品のCMに出演するのは、08年12月に放送された「髪は決意の表れ」編に続き2度目。新CMはアジエンスの公式サイトでも17日から公開される。【松村果奈】
毎日新聞
  浅田真、大きく出遅れ3位
首位は金妍児、中野2位−フィギュア仏杯
【パリ16日AFP=時事】フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第1戦のフランス杯は16日、当地で女子のショートプラグラム(SP)を行い、浅田真央(中京大)は3位と出遅れた。中野友加里(プリンスホテル)が2位につけ、世界女王の金妍児(韓国)が首位。(写真は、3位と出遅れた浅田真のSPの演技) 金はミスのない素晴らしい演技で76・08の高得点をマークし、2位の中野に16・44点の大差をつけた。金のライバル、浅田真は出だしの3回転半ジャンプに失敗し、58・96点の3位と大きく出遅れ、17・12点差をつけられた。 2007年にこの大会で優勝している浅田真は、「SPではミスは許されないと分かっているのに…。あすはもっと集中しなければ」と語った。左肩を痛めている中野は、「きょうの演技からはあまり多くを期待していなかった」と話した。 ペアでは、アリョーナ・サブチェンコ、ロビン・ゾルコビー(ドイツ)組がSPで首位に立った。時事通信によると、井上怜奈、ジョン・ボルドウィン(米国)組は5位発進。
AFP=時事
  フィギュア=フランス杯女子SPは浅田3位、
首位は金
 [パリ 16日 ロイター] フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第1戦、フランス杯は16日、当地で女子ショートプログラム(SP)を行い、浅田真央はトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)に失敗するなど、58.96点で3位とした。

 一方、金妍児(キム・ヨナ、韓国)が自己ベストに僅差の76.08点で首位と好発進。中野友加里が59.64点で2位とした。
ロイター
  フィギュア:真央、慎重になりすぎ?
全体にリズム感なく
 パリで16日行われたフィギュアスケートGPシリーズ・フランス杯の女子ショートプログラム。

 暗雲漂うスタートだ。浅田真央(中京大)がトリプルアクセル(3回転半)に失敗。同い年のライバル金妍児(キム・ヨナ、韓国)だけでなく、中野友加里(プリンスホテル)にも後れを取った。

 冒頭に予定したトリプルアクセル−2回転トーループの大技。スピードに乗らないまま踏み切り、空中で体が開いて1回転半−2回転トーループに。「SPでミスは許されない。慎重に行こうと思った分、(ジャンプに)入る前にスピードがないなと思った」と浅田。その後はほぼノーミスだったが、全体的にリズム感を欠いたままだった。

 フリーのみで争った3日のジャパンオープンで、序盤にトリプルアクセル二つに失敗するなど大崩れ。14日にパリ入りするまではモスクワで約1週間、1日約4時間の氷上練習を行い、トリプルアクセルを納得するまで跳び続けた。今大会の公式練習ではトリプルアクセルの成功率は高く、「朝(の練習)もすごくよかった。ジャンプの心配はない」と手応えを感じていた。それだけに落胆は大きく、演技後にタチアナ・タラソワ・コーチは「練習では跳べるのに、なぜ跳べないのか」と尋ねたという。

 首位の金に17.12点もの大差をつけられ、逆転はほぼ不可能。フリーに向けて浅田は「アクセルがキーになる。順位を考えず、自分の演技をして挽回(ばんかい)したい」と懸命に前を向く。浮上の手がかりをつかみたい。【来住哲司】
毎日新聞
  タラソワ氏が真央に「なぜ」/フィギュア <フィギュアスケート・フランス杯>◇初日◇16日◇パリ

 女子SPで、浅田真央(19=中京大)が58・96点の3位となり、浅田を指導するタラソワ・コーチは、トリプルアクセルが1回転半になった瞬間、信じられないと言わんばかりの表情を浮かべた。

 関係者によると「なぜ跳べなかったのか」と浅田に問い掛け、金妍児との大差にショックを隠しきれない様子だった。
日刊スポーツ
  キム・ヨナ首位 真央ちゃんまさかの…  フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第1戦、フランス杯第1日は16日、パリで行われ、女子ショートプログラム(SP)は昨季の世界選手権女王、キム・ヨナ(韓国)が自身の世界歴代最高得点に0・04点と肉薄する76・08点でトップに立ち、浅田真央(中京大)は58・96点の3位と大きく出遅れた。

 キム・ヨナが3回転―3回転の連続ジャンプを決めるなどほぼ完ぺきな演技だったのに対し、浅田は得意技のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)が1回転半になるなど精彩を欠いた。中野友加里(プリンスホテル)が59・64点で2位につけた。

 アイスダンスは規定、オリジナルダンスとも1位のテッサ・バーチュー、スコット・モイヤー組(カナダ)が100・32点でリードした。 共同通信
スポーツニッポン
  仏杯フィギュア・談話 ◇自由では思い切って
 浅田真央 朝(の練習)はすごく良かったので、ジャンプの失敗はないと思ったが。一番悪かったときに比べたらまし。きょう失敗したので、自由では思い切っていけると思う。
◇いい緊張感
 中野友加里 (最終組の)1番滑走だったので、いい緊張感と練習でのいい感じを出せた。
◇自分の演技に集中
 金妍児 (今季)最初の試合でこんなに高い点数が出るとは思わなかった。自分の演技だけに集中した。観客の反応も良く、力になった。
時事通信
  浅田真、出遅れ3位
金妍児首位、中野2位−仏杯フィギュア
 【パリ時事】フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第1戦フランス杯は16日、当地で第1日が行われ、女子ショートプログラム(SP)で浅田真央(中京大)は3回転半ジャンプを失敗するなど58.96点で3位と出遅れた。世界女王の金妍児(韓国)が自身の持つ女子SP世界最高に迫る76.08点の高得点で首位。中野友加里(プリンスホテル)は59.64点で2位につけた。
 ペアは世界選手権連覇のアリョーナ・サブチェンコ、ロビン・ゾルコビー(ドイツ)組がSP首位に立った。井上怜奈、ジョン・ボルドウィン(米国)組は5位発進。
 アイスダンスはオリジナルダンス(OD)までを終え、昨季世界選手権3位のテッサ・バーチュー、スコット・モイヤー(カナダ)組が首位。
時事通信
  恐れていたことが
強がる真央「一番悪かった時よりまし」
 勝負の五輪シーズンの事実上の初戦。華やかな舞踏会にデビューする女性を表現するはずだった浅田は、予想外に厳しい現実を突きつけられた。

 昨季振るわなかったSP。ほぼ同じ演技要素で臨んだ4月の世界国別対抗戦で自己最高の75・84点をマークし、苦手意識はぬぐい去ったはずだった。だが「(悪かったときと)あまり変わってないですね」。3位発進に苦笑いがこぼれた。

 得点源のはずの3回転半―2回転の連続ジャンプが1回転半―2回転になった。基礎点9・5点の大技への挑戦で得たのは、わずか1・1点。対照的に、ライバルキム・ヨナは基礎点10点の2連続3回転を完ぺきに跳んで審判の加点を引き出し、一気に12点を稼いだ。

 練習は好調で「心配はなかった」と言う。では、なぜ本番で失敗したのか。本人は明確な答えを出せなかったが「(回転が抜ける)パンクだけはしないように」とくぎを刺したタラソワ・コーチの言葉や、自身に言い聞かせた「ミスは許されない」との思いが体を縛ったのかもしれない。

 キム・ヨナに技術点で14点、表現力を示す演技点で3点以上及ばず、シニアでの8度目の直接対決で最大の17・12点差をつけられた。世界女王の調子を考えれば、逆転の可能性は限りなくゼロに近い。それでも、19歳は「自分の演技をして挽回するだけ」と前を向いた。収穫なくGP初戦を終えるわけにはいかない。

 ▼浅田真央の話 トリプルアクセルは慎重になった分(助走の)スピードが落ちた。順位は考えず、フリーは自分の演技をして挽回できるようにするだけ。(これまでで)一番悪かった時よりは、ましだと思う。 (共同)
スポーツニッポン
  金妍児トップ、浅田は3位…フィギュア  ◆フィギュアスケートGPシリーズ第1戦フランス杯(16日、パリ) 女子ショートプログラム(SP)は浅田真央(中京大)が58・96点の3位と出遅れた。また昨季の世界選手権女王、金妍児(韓国)が自身の世界歴代最高得点に0・04点と肉薄する76・08点でトップに立った。

 浅田はトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)が1回転半になるなど精彩を欠いた。金妍児は3回転―3回転の連続ジャンプを決めるなどほぼ完ぺきな演技だった。

 中野友加里(プリンスホテル)が59・64点で2位につけた。

 アイスダンスは規定、オリジナルダンスとも1位のテッサ・バーチュー、スコット・モイヤー組(カナダ)が100・32点でリードした。

 浅田真央「トリプルアクセルは慎重になった分(助走の)スピードが落ちた。順位は考えず、フリーは自分の演技をして挽回できるようにするだけ。(これまでで)一番悪かった時よりは、ましだと思う」

 金妍児「今季初戦だったが、ミスなくできた。練習してきたことをすべて出せた。初戦から(昨季の)世界選手権で出した自己ベストにここまで近づけるとは思わなかった」

 中野友加里「何も考えることなく、いい緊張と体の動きで演技できた。ジャンプで減点があったが、あとはだいたい(狙った)レベルを取れている」
スポーツ報知
  【フィギュア】浅田は出遅れSP3位 
1位金、2位中野
 【パリ=榊輝朗】フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第1戦フランス杯は16日、パリで開幕し、男子ショートプログラム(SP)で織田信成(関大)は大きなミスなく滑り79・20点で2位につけた。

 昨季世界選手権4位のトマシュ・ベルネル(チェコ)が81・00点で首位、元世界王者のブライアン・ジュベール(フランス)は72・15点の6位と出遅れた。

 アイスダンス規定はテッサ・バーチュー、スコット・モイヤー組(カナダ)が38・41点で首位。ペアSPの井上怜奈、ジョン・ボルドウィン組(米国)は55・06点だった。

 女子SPには浅田真央(中京大)、金妍児(韓国)、中野友加里(プリンスホテル)らが登場。

 17日は男女のフリーなどが行われる。
MSN産経ニュース
  金妍児がSP首位 中野が2位 浅田は3位に、
エリック・ボンパール杯
09-10フィギュアスケートGPシリーズ第1戦エリック・ボンパール杯(Trophee Eric Bompard 2009)女子シングル・ショートプログラム(SP)。58.96点を記録し3位だった浅田真央。
AFPBB News
  SPで真央3位、金妍児首位/フィギュア <フィギュアスケート・フランス杯>◇初日◇16日◇パリ

 女子SPで、浅田真央(19=中京大)が58・96点の3位、中野友加里(24=プリンスホテル)が59・64点の2位につけた。首位は金妍児(韓国)で、76・08点と2位以下に圧倒的な大差をつけた。

 浅田は冒頭に予定していたトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を失敗し、得点が伸び悩んだ。「SPでは絶対にミスは許されないと思っていたので、満足していない。慎重にいこうと思っていて(3回転半に)入る前のスピードが足りなかった」と、3回転半以外はほぼミスがなかっただけに、悔しそうな表情を見せた。一方の金は「点数のことは考えず、やるべきことをやっただけ。(17日の)フリーでは、また気持ちを切り替えて頑張りたい」と、すきを見せなかった。
日刊スポーツ
  キム・ヨナが首位、浅田真央は3位 
フランス杯の女子SP
 【パリ共同】フィギュアスケートの新旧世界女王、浅田真央(19)=中京大=とキム・ヨナ(19)=韓国=が16日、パリで開幕したグランプリ(GP)シリーズ第1戦フランス杯の女子ショートプログラム(SP)に出場し、キム・ヨナが76・08点で首位に立ち、浅田は58・96点で3位発進となった。

 来年2月のバンクーバー冬季五輪で金メダルを争うとみられる同い年のライバルの今季初対決。キム・ヨナが自身のSP世界歴代最高得点に0・04点と迫る圧巻の演技を見せたのに対し、浅田はトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)が1回転半になるなど精彩を欠き、いきなり大差がついた。フリーは17日に行われる。

 中野友加里(24)=プリンスホテル=が59・64点で2位に割って入った。
共同通信
  「ヨナの強さは真央のおかげ」
オーサーコーチ語る
フィギュア
 ◆フィギュアスケートGPシリーズ第1戦フランス杯(16日、パリ) フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第1戦、フランス杯が開幕した。世界女王の金妍兒(19)=韓国=を指導するブライアン・オーサー・コーチ(47)が試合前に取材に応じ、金と浅田真央(19)=中京大=のライバル対決を歓迎した。“氷上日韓戦”は16日夜(日本時間17日未明)の女子ショートプログラム(SP)で火ぶたを切る。

 五輪シーズンの本格的な始まりを告げるGP初戦。緊迫感が高まる試合直前、3月の世界選手権(米ロサンゼルス)で金を世界最高の207・71点で優勝に導いたカナダ人のオーサー氏が、真央と金の今季初対決について口を開いた。

 「真央とヨナはお互い尊敬し合っている。お互いがいるから、もっともっと強くなれる。ヨナは、真央のおかげで強くなることができたんだ」。ジュニア時代から競い合ってきた真央の存在が金の強さの要因と強調した。

 元選手のオーサー氏は84年サラエボ、88年カルガリーと五輪2大会連続銀メダル。カルガリー金のブライアン・ボイタノ(米国)とのライバル関係が「ブライアン対決」と言われた。「自分にもライバルがいたので金の気持ちはよく分かる。でも僕たちはとても仲が良かったし、真央とヨナもいい関係だと思う」

 トロントで調整を続けてきた金は今季初戦。オーサー氏は「『007』のSPはヨナにピッタリのセクシーなイメージ。腰痛も治ったし、とても調子がいい」と自信を見せた。真央との対戦成績は5勝5敗。先にどちらが抜け出すか注目だ。
スポーツ報知
  真央とヨナ、氷上で闘志メラ!/フィギュア  フィギュアスケートGPシリーズ第1戦・フランス杯第1日(16日、パリ)来年2月のバンクーバー五輪で金メダルが期待される女子の浅田真央(19)=中京大=と金妍児(19)=キム・ヨナ、韓国=のライバル対決が幕を開けた。17日(日本時間18日未明)に行われるフリーでは、“不動”の真央と“動”の金妍児が雌雄を決する。
 氷上で2人の闘志が何度もぶつかりあった。タラソワ・コーチが原画を描いた水色の衣装に身をつつんだ真央。スパンコールが豪華にちりばめられた黒の衣装で、「007」のヒロインにふんした金妍児。16日のSP前の練習で世界女王と元女王が今季初めて“接触”した。

 勝負のフリー演技に、「ピアノ協奏曲ヘ長調」で挑む金妍児は“動く”ことで進化を見せる。冒頭の連続ジャンプを、昨季「ロングエッジ(誤ったエッジからの踏み切り)」で減点されたフリップからルッツに変更。イナバウワーから入る2回転半からの3連続ジャンプや、足替えキャメルスピンなど“新技”を投入した。ジャンプの前に手足の動きを入れることで加点も期待。「ジャンプに集中することだけ考えていたけど、動きを入れてみると楽しく滑れる」と自信を見せる。

 真央は“不動”。ラフマニノフの前奏曲「鐘」のプログラム構成は昨季のフリーとほぼ同じ。新しい試みは封印し、「3回転半が決まれば流れもよくなる」という“伝家の宝刀”を生命線にしたプログラムを滑り込むことを主眼とした。

 世界女王の称号を奪われたライバルとの一騎打ち。「最初は、初戦から一緒に滑るのは嫌だなあと思ったけれど、試合に出たら自分の演技をするだけ」。集中力を高める真央が、バンクーバー五輪に向けた戦いの第1章を奪いにいく。(佐藤ハルカ)
サンケイスポーツ
  SP浅田、大差で3位…フィギュアGP  【パリ=宮崎薫】バンクーバー五輪でメダルを争うとみられる、浅田真央(中京大)と金妍児(キムヨナ)(韓国)の直接対決が注目された、フィギュアスケートのGPシリーズ第1戦フランス杯が16日開幕し、女子ショートプログラム(SP)は、浅田が金に約17点という大差をつけられての、3位スタートという展開になった。

 浅田は17日夜(日本時間18日未明)のフリーに、巻き返しをかける。
読売新聞
  中野2位、浅田は3位発進 
フランス杯女子SP
 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズの第1戦のフランス杯が16日、パリで開幕し、女子ショートプログラム(SP)で昨季の世界選手権女王、金妍児(韓国)が76.08点で首位に立った。中野友加里(プリンスホテル)が59.64点で2位につけ、昨季のGPファイナル優勝の浅田真央(中京大)は序盤の3回転半(トリプルアクセル)ジャンプのミスが響き、58.96点で3位。男子SPでは昨季の全日本選手権王者の織田信成(関大)が79.20点で2位と好発進した。首位は81.00点のトマシュ・ベルネル(チェコ)。
朝日新聞
  浅田SPで3位と出遅れ 
金妍児1位、中野が2位 
フィギュアGP仏杯
 フィギュアスケートの(GP)シリーズ第1戦フランス杯は16日、男女のショートプログラム(SP)が行われ、女子は浅田真央(中京大)と中野友加里(プリンスホテル)が出場した。

 ライバル、金妍児(韓国)との直接対決となった浅田は8番目に演技し58・96点で3位。浅田の直後に演技した金妍児が76・08点の高得点で1位。6番目に滑った中野が59・64点をあげて2位につけた。

 これに先立って行われた男子SPは、日本から唯一出場している織田信成(関大)が79・20点で2位につけた。アイスダンス規定はテッサ・バーチュー、スコット・モイヤー組(カナダ)が38・41点でトップに立った。
MSN産経ニュース
2009年10月16日  
  【フィギュア】イメージは“初の舞踏会” 
浅田真央、勝負服を初披露
 浅田がこの日の公式練習で今季SPの“勝負服”を初披露した。昨季フリーで乗った、「仮面舞踏会」が今季のSP曲。淡い水色を基調に、白やオレンジの花々が胸と背中にちりばめられており、「初めて舞踏会に行く感じ」と浅田が話すイメージを表現した。

 タチアナ・タラソワ・コーチが衣装のスケッチを描きロシアで製作。大会直前に完成しこの日が初披露となった。

 一方、ライバルの金ヨナは、黒を基調にたくさんのスパンコールを配した衣装を披露。浅田とは対照的に妖艶(ようえん)な大人の女を表現する。
MSN産経ニュース
  【フィギュア】浅田VS金ヨナの行方は
GPフランス杯開幕
 【パリ=榊輝朗】フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第1戦フランス杯は16日、開幕し、アイスダンス規定で競技が始まった。第1日は男女、ペアのショートプログラム(SP)などが行われる。

 男子SPは12選手が出場。織田信成(関大)は6番目に演技。出場10選手の女子SPは、この日の公式練習で新しい衣装を披露した浅田真央(中京大)が8番目、ライバルの金ヨナ(韓国)は9番目に演技する。中野友加里(プリンスホテル)は6番目に登場。
MSN産経ニュース
  真央VSヨナ、ハイレベルな戦い/フィギュア  女子SPを約6時間後に控えた注目の浅田と金妍児=キム・ヨナ=が公式練習で最終調整した。浅田がトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を次々と決めれば、金妍児は連続や単発の3回転ジャンプに難なく成功。GP開幕戦から実現した今季初顔合わせで、ハイレベルな戦いを予感させた。

 浅田はピンク色の花びらをちりばめたように見える薄水色の衣装で、昨季はフリーに使用したハチャトリアンの「仮面舞踏会」を演じる。金妍児のSPは映画「007」シリーズのボンドガールをイメージする。清らかさと、セクシーさ。対照的なプログラムで好発進を狙う。
共同
  浅田真央が「恋をしたい」!? 
リンクの上では見せない自由な感情を披露!
 フィギュアスケーターの浅田真央が、花王のヘアケアブランド「アジエンス」のCMに出演する。浅田が「アジエンス」のCMに出演するのは昨年の12月に続いて2度目。

 決められたプログラムで勝負するいつもの浅田とは違い、今回、CMで見せるのは、本人が感じたままに表現する「プライべートな滑り」。胸元が開いたシルクの白いドレスを身にまとい、「強くなりたい」「繊細になりたい」「恋をしたい」「失恋したい」「変わりたい」など5つのテーマから浅田がイメージした自由な演技を披露する(30秒バージョン)。

 撮影が行われたのは、普段から浅田が練習を行っている中央大学アイスアリーナ。胸元の大胆なカットとドレープが美しいドレスを「かわいい」と喜んでいた浅田だが、いざリンクに入ると「少し寒い」と漏らすひとコマも。ところが、カメラが回り始めるとスタッフが驚くほどの集中力を見せ、スケートの滑りはもちろん、顔の表情、指先の細やかな動きにいたるまで、大人の女性としての心情を見事に演じきっていた。
TV LIFE
  フィギュア:今季初の日韓女王対決に注目
16日から仏杯
 【パリ来住哲司】フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第1戦・フランス杯は16日、当地のベルシー多目的総合体育館で開幕し、昨季GPファイナル女王の浅田真央(中京大)と昨季世界女王の金妍児(キム・ヨナ、韓国)が顔を合わせる。来年2月のバンクーバー五輪に向け、19歳同士のライバルの今季初対決として注目が集まる。

 浅田はショートプログラム(SP)の冒頭、トリプルアクセル(3回転半)−2回転トーループの大技を導入。苦手の3回転ルッツを回避し、自己ベスト(75.84点)を出した4月の世界国別対抗戦と同じジャンプ構成だ。高難度の大技にも「最初の試合(世界国別対抗戦)で跳べたので」と自信を示す。

 フリーのみで競った3地域対抗戦・ジャパンオープン(3日)では、最初にトリプルアクセルに二つ続けて失敗し、その後の演技も崩れた。14日夕にパリ入りする前は約1週間、モスクワでタチアナ・タラソワコーチのもとで調整してきた。浅田は「トリプルアクセルが決まれば流れが良くなる」といい、SP、フリーとも序盤の大技の成否が重要だ。

 金は15日の公式練習で、フリーのガーシュイン作曲「ピアノ協奏曲ヘ長調」を通しで演技。ジャンプをすべて決め、スピードにも乗って好調だった。

 昨季までの3回転フリップ−3回転トーループを、基礎点が0・5点高い3回転ルッツ−3回転トーループに変更。また、SPは映画「007」メドレーという冒険的なプログラムも注目される。浅田は「(金との)対戦が決まった時は、初戦から一緒になるんだと思ったが、試合になったら自分の演技とエレメンツをしっかりやるだけ」と強調。「SPでいい順位につけないと、フリーでいい滑り出しはできない。SPのミスは許されない」といい、SPで金と互角の展開に持ち込む考え。

 昨季GPファイナル3位のカロリナ・コストナー(イタリア)は公式練習で動きが重く、浅田と金の一騎打ちの様相だ。ジュニア時代から直接対決は5勝5敗で、どちらが先にリードするか。
毎日新聞
  浅田選手とキム・ヨナ選手が前日練習  フィギュアのグランプリシリーズは第1戦から浅田真央選手とキム・ヨナ選手が直接対決。新旧女王が前日練習を行いました。

 浅田選手はショートプログラムを初公開。最初のトリプルアクセルこそ失敗に終わりますが、その後は安定した滑りを披露。ライバルの熱い視線にもまったく気がつかなかったと、自分の演技に集中していました。

 「すべてに流れが出てくると思うので、まず最初のアクセルをしっかり飛びます」(浅田真央 選手)
TBS News
  真央とヨナ、直接対決 五輪前 高難度の戦い  【パリ=坂上武司】フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズの開幕戦、フランス杯が16日に始まり、女子の浅田真央(中京大)と世界女王・金妍児(キム・ヨ・ナ)(韓国)が顔を合わせる。来年2月のバンクーバー冬季五輪で頂点を争うとみられる19歳の2人がどんな演技を用意してきたのか、注目される。

 15日に行われた公式練習で、浅田はショートプログラム(SP)の「仮面舞踏会」を披露した。冒頭にトリプルアクセル(3回転半)ジャンプを組み込んでいた。

 フリーも、五輪を見据えた「2シーズン計画」の高難度プログラム。3日のジャパンオープン(さいたま)でフリーの「鐘」を演じたが、中盤の3回転の単発ジャンプと連続ジャンプの2要素以外は、昨季とほぼ同じ。トリプルアクセルを2度入れる「男子並み」(タラソワ・コーチ)の構成で、浅田は「昨季はいろいろな挑戦をした。五輪シーズンは、それを生かす時期」と意気込んでいる。

 一方の金妍児はこの日、フリーを初披露した。ガーシュインのピアノ協奏曲。シニアに上がった06〜07年シーズンからジャンプの種類も含めて演技内容をほとんど変えず、プログラムの完成度を高め、昨季の世界選手権で初優勝した金。しかし、今回は「五輪シーズンだから、今季は違いがある」。

 最大のポイントは、得点源の3回転の2連続ジャンプを、「フリップ―トーループ」から、より高得点を狙える「ルッツ―トーループ」に変更してきたことだ。SPは映画「007」シリーズのメドレーを演じる予定だ。
朝日新聞
  真央SPで初3回転半挑戦  【パリ15日=高田文太】フィギュアスケートGPシリーズ開幕戦フランス杯で、浅田真央(19=中京大)がGPシリーズや世界大会では、女子で初めてショートプログラム(SP)からトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を組み込む。この日、ベルシー体育館で行われた公式練習で、今季SPを初公開。「仮面舞踏会」の曲に乗り、冒頭で3回転半を試みた。

 この1度だけ転倒したが、それ以外は6度すべて着氷した。SPで3回転半を入れる構成は4月の世界国別対抗戦で1度試し、自己最高の総合201・87点をマーク。同大会は調整試合の意味合いが強かったが、自信を深めた。従来の苦手な3回転ルッツからの変更も「悩みませんでした。ルッツより確率も高いので」と胸を張った。

 今季初戦のジャパンオープン(3日)ではフリーで2度の3回転半に失敗したが、約1週間のロシア直前合宿で復調したもようだ。ベルシー体育館は、尊敬する92年アルベールビル五輪銀メダルの伊藤みどりさんが、女子で世界初の3回転半に成功した場所。浅田も05年フランス杯で、3回転半を決めてシニア国際大会初優勝を飾っている。

 今大会に勝つと、伊藤さんを抜く日本人最多の国際大会通算10勝。同時にバンクーバー五輪での最大のライバルで、同じく9勝の金妍児(キム・ヨナ=韓国)も上回る。この日、リンクサイドでは次の組で滑る金が見つめていたが「あいさつはしたけど、試合になったら自分の演技をするだけ」と、逆に金の練習は見ず帰途に就いた。男女のSPは16日。フリーの2度と合わせて計3度跳ぶ3回転半に、命運を託す。
日刊スポーツ
  【フィギュア】新旧女王対決に熱い視線
浅田は「自分に集中」
 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第1戦、フランス杯(16日開幕)に出場する浅田真央(中京大)と金ヨナ(韓国)が15日、パリの試合会場で公式練習を行い、本番に向けて集中力を高めた。今季初対決する19歳の新旧世界女王が臨んだ45分間の練習風景に、周囲も熱い視線を送った。

 浅田はショートプログラム(SP)で冒頭に跳ぶトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を入念にチェックした。「SPでいい順位にいないと、フリーでいい滑り出しができない」。SPのつまずきに泣いた昨季の反省を生かすつもりだ。

 金ヨナはフリーの曲に乗って2連続3回転や2回転半−3回転などのジャンプを成功させた。浅田の演技を気にする姿も見受けられたが、「いつもと同じように、同じ気持ちでやるだけ」と余裕を漂わせていた。
共同通信
  真央に韓国メディア不意打ち取材
フィギュアGPフランス杯きょう開幕
 【パリ中谷秀樹】バンクーバー冬季五輪の前哨戦となるフィギュアスケート・グランプリ(GP)シリーズ第1戦・フランス杯の開幕を翌日に控えた15日、当地で公式練習がスタートした。前日夜にパリ入りした際は、取材禁止の厳戒態勢を敷いた浅田真央(19)=中京大=がこの日は宿命のライバル・キム・ヨナ(19)の取材に詰め掛けた韓国メディアから、“不意打ち取材”を食らうハプニングが起きた。女子ショートプログラム(SP)は16日(日本時間17日未明)に行われる。

 ちょっとした“事件”が発生したのは、真央が朝の散歩からホテル宿舎に戻ってきた瞬間だった。皮肉にも入り口のロビーで、キム・ヨナを指導するブライアン・オーサー・コーチの共同インタビュー取材を行っていた韓国メディアが真央を発見してしまった。

 「真央だ!」と興奮気味に声を上げると、すかさず周りを取り囲んで「ロシアで、どのような練習をしていたのですか」「(試合に勝つ)自信はありますか」などと、流ちょうな日本語でマシンガンのように質問を浴びせかける。ボディーガード替わりに専属トレーニングコーチが側に付いていたが、猛プッシュに制止に入る余地がなかった。

 パリの街並みを楽しんでいた真央は完全に虚をつかれた格好。驚きで表情を、こわばらせつつ「コンディションはいいです…」と言うのが精いっぱいだった。「試合に集中するため」というタチアナ・タラソワ・コーチの方針で日本メディアに空港取材の禁止を通達し、試合前の取材も最低限に抑えるつもりだった。その防御網が、予期せぬ韓国メディアの特攻取材に、いとも簡単に崩された。

 本人たちは「気にしていない」と口をそろえるが、今季初対決となる真央とキム・ヨナへの周囲の過熱ぶりを、あらためて印象づけるハプニングだった。バンクーバー五輪をクライマックスとするライバル物語のゴングが鳴る。
中日スポーツ
  浅田真央、キム・ヨナが対決へ 
フィギュアGPフランス杯
 【パリ共同】フィギュアスケートの新旧世界女王、浅田真央(中京大)とキム・ヨナ(韓国)の直接対決が注目されるグランプリ(GP)シリーズ第1戦フランス杯は、16日(日本時間同日夜)にパリで開幕し、男女ショートプログラム(SP)などを実施する。

 開幕前日の15日は公式練習があり、浅田はSP、キム・ヨナはフリーを初公開した。浮沈の鍵を握るトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を繰り返し跳んで調整した浅田は、転倒など大きなミスはなく、調子はまずまず。キム・ヨナは2連続3回転や2回転半―3回転など高難度のジャンプも安定し、絶好調だった。

 日本勢は男子でただ一人出場の織田信成(関大)、女子の中野友加里(プリンスホテル)も氷の感触を確かめた。
共同通信
  フィギュアスケート:
惜しげもなく見せまくった真央ちゃん
 フィギュアスケートのGPシリーズ第1戦・フランス杯は16日、パリのベルシー体育館で開幕する。女子の浅田真央(19=中京大)は15日の公式練習で、今季ショートプログラム(SP)の「仮面舞踏会」を初披露。いきなり実現するキム・ヨナ(19=韓国)との対決へ静かに気合を入れた。

 公式練習開始から15分後、次の組で練習するキム・ヨナがリンクサイドに登場。偵察するような視線が向けられる中、浅田はトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を組み込んだ今季SPの「仮面舞踏会」を惜しげもなく披露した。大技では転倒したものの、練習では珍しく2分50秒を通して演技。トリプルアクセルは7回挑んで4回成功し「アクセルが決まれば流れが良くなる。練習ではできているし、あす(16日)はもっと良くなる」と自信を見せた。

 バンクーバー五輪シーズン初戦で、いきなり最大のライバルと対決。リンクでの対面はなかったが、「ハロー」とあいさつはかわした。3月の世界選手権ではSPで10・06点差をつけられただけに「SPでのミスは許されない。それだけは頭においてやりたい」とロケットスタートを誓った。

 ▼中野友加里 (左肩は)痛くないと言えばうそになるが、これだけ動けるとは思っていなかったので気にせずにやりたい。気負うと演技が小さくなるので、向かっていきたい。

 ◆浅田は8番目 16日に行われる男女SPの滑走順が発表され、10選手が出場する女子は浅田真央が8番、キム・ヨナが9番、中野友加里は6番となった。男子の織田は12選手中6番目。
スポニチ
  真央VSヨナ!早くも火花バチバチ…フィギュア  【パリ(フランス)15日】フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第1戦、フランス杯の公式練習が会場で始まった。浅田真央(19)=中京大=は大技のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を組み込んだ今季のショートプログラム「仮面舞踏会」を初披露。ライバルの金妍兒(19)=韓国=もフリーを初公開し、早くも氷上で火花が散った。

 本番リンクでの初滑りで、真央の新SPがベールを脱いだ。曲は昨季のフリーでも使用した「仮面舞踏会」。リズミカルで力強い旋律に乗って、最初に3回転半に挑戦。着氷が乱れ体がよろめいたが、3回転フリップ、ダブルアクセル(2回転半ジャンプ)を軽々と決めてみせた。

 4月の世界国別対抗で、女子としては国際連盟(ISU)公認大会初となるSPでの3回転半に成功。バンクーバー五輪に向けた今季もSPで基礎点8・2点の大技を組み込む。3月の世界選手権はSPで3位と出遅れて4位となり、シニアで初めて表彰台を逃しただけに「SPでミスは許されない」。SPを得意とする金に勝つためには、出足が肝心だ。

 この日も3回転半を集中的に練習し、7回着氷。うち3回は着氷が乱れたが、2回転との連続ジャンプは2回成功させた。「アクセルが決まればプログラムは全部うまく流れると思う」と真央。タラソワ・コーチからも「アクセルがパンク(失敗)だけはしないように」とクギをさされている。

 リンクサイドでは、真央に熱視線を送る金の姿があった。練習では別組になったが、真央の練習を約10分間にわたって“偵察”。自身は練習でガーシュインの「ピアノ協奏曲へ長調」を使ったフリーを初披露。「充実して滑り込めているのでいい感じです」と笑顔をみせた。

 SPの滑走順は真央が10人中8番で、金が9番になった。「最初は(金と)一緒なんだと思ったけど、試合になったら自分の演技をするだけ」と真央。金とも「ハロー」と笑顔であいさつをかわしたという。「自分の演技を精いっぱいやるだけ」。“氷上日韓対決”のゴングが鳴る。
スポーツ報知
  浅田真央、SPから大技挑戦…フィギュアGP  【パリ=宮崎薫】フィギュアスケート・グランプリ(GP)シリーズ第1戦、フランス杯が16日に開幕する。

 バンクーバー五輪シーズンの本格的な開幕戦となる今大会。最大の注目は、昨季GPファイナルを制した浅田真央(中京大)と、世界選手権優勝の金妍児(キムヨナ)という五輪金メダル候補の対決だ。

 浅田は15日の公式練習で、ショートプログラム(SP)の「仮面舞踏会」の曲に合わせて、トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)などを主に確認。練習後は「(トリプル)アクセルは練習では出来ている」と自信を見せた。3日のジャパンオープンでフリーを披露していることもあり、「2戦目という少し楽な気持ち。自分のやれるすべての要素を跳んで、次の試合につなげたい」と話した。

 浅田は、SPでも、トリプルアクセルから2回転の連続ジャンプを取り入れることを明らかにした。これでフリーも含めてトリプルアクセルを計3度跳ぶことになり、最大の武器である大技の成否が、プログラム全体の出来を一層左右することになりそうだ。

 一方、昨季の世界選手権で207・71点の歴代最高得点をたたき出し、圧倒的な強さで初優勝を果たした金。女王として臨む五輪シーズンにも、「重圧になるかと思ったが、自分の自信になっている」と話す。

 15日の公式練習では、高さのある安定感抜群のジャンプを連発。女王の貫禄を見せた。新プログラムの演技構成は昨季までと大きな違いはなさそうで、成功率の高い3―3回転ジャンプなどの技の完成度を高めるとともに、持ち前の表現力を演技にどう生かしてくるかがポイントになる。

 2人が完璧(かんぺき)な演技をすれば、互角と見る向きは多い。最終決戦の五輪へ向け、どんな勝負曲を、どのように仕上げてきているか。ファイナル以外で2人がGPシリーズで対戦するのは初めてでもあり、世界が注目する第1ラウンドとなる。

 女子SPは16日、フリーは17日に行われる。
 読売新聞
  フィギュアGP:
真央「楽な気持ち」SP通しで練習 仏杯
 【パリ来住哲司】フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第1戦・フランス杯の公式練習が15日、当地で行われた。16日の開幕を控えて女子の浅田真央(中京大)、中野友加里(プリンスホテル)、男子の織田信成(関大)が氷の感触を確かめた。

 浅田はショートプログラム(SP)の「仮面舞踏会」を通しで演技し、冒頭のトリプルアクセル(3回転半)の着氷が乱れて手を付いたが、曲をかけなかった時に試みたトリプルアクセル−2回転トーループは決めた。自己ベスト得点を出した4月の世界国別対抗戦と同じく、SPの冒頭にトリプルアクセル−2回転トーループを入れる予定。浅田は「(3日の)ジャパンオープンがあったので、今季2戦目。(初戦より)少し楽な気持ちはある」と話した。

 中野はジャパンオープンで左肩を亜脱臼した影響で、フリーの冒頭をトリプルアクセルからシークエンス付きの2連続ダブルアクセル(2回転半)に変更。「けがを言い訳にしたくない」と決意を示した。

 織田は3回転ジャンプは無難に跳んだが、4回転トーループへの挑戦は2度の転倒を含めて3度失敗。だが、最後に4−3−3回転連続ジャンプを試み、三つ目が回転不足気味だったものの着氷した。過去に06年トリノ五輪男子金のエフゲニー・プルシェンコ(ロシア)ら2人しか成功していない4−3−3回転連続ジャンプへの挑戦については「練習では一応やっているが、試合では分からない」と明言を避けた。
毎日新聞
  浅田真3回転半成功、金妍児も好調
GPシリーズ、16日開幕
 【パリ時事】フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第1戦、フランス杯が16日(日本時間同日夜)に当地で開幕する。15日は公式練習が行われ、浅田真央(中京大)はトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)も試し、ショートプログラム(SP)の「仮面舞踏会」を流して跳んだジャンプこそ決まらなかったが、ほかに4度成功させた。
 世界女王の金妍児(韓国)は別の組で滑り、自由の曲に合わせて跳んだジャンプをすべて決めた。左肩を痛めている中野友加里(プリンスホテル)も最終調整した。
 男子は織田信成(関大)は4回転から3回転−3回転と続く3連続ジャンプの大技で着氷するなど、ジャンプの好調ぶりを示した。自由のチャップリンメドレーを流して滑り、曲調が変わる部分を意識しながら滑りを確認した。
時事通信
2009年10月15日  
  真央、仏杯滑走順は金妍児の直前8番  フィギュアスケートのグランプリシリーズ第1戦フランス杯で第1日の16日に行われる男女ショートプログラム(SP)の滑走順が15日発表され、10選手が出場する女子は浅田真央(中京大)が8番、金妍児(韓国)が9番、中野友加里(プリンスホテル)は6番となった。最新世界ランキングの低い選手から順番に滑り、1位のカロリナ・コストナー(イタリア)が10番。

 男子の織田信成(関大)は12選手中、6番目に滑る。
日刊スポーツ
  浅田とキムが直接対決へ 
フィギュア・フランス杯
 【パリ共同】フィギュアスケートの新旧世界女王、浅田真央(中京大)とキム・ヨナ(韓国)の直接対決が注目されるグランプリ(GP)シリーズ第1戦フランス杯は、16日にパリで開幕する。15日は試合会場で公式練習が始まった。

 14日に合宿していたロシアからパリに入った浅田は、中野友加里(プリンスホテル)と同じ組で調整。前年度の世界選手権女王としてバンクーバー冬季五輪シーズンを迎えるキム・ヨナも別の組で練習する。

 16日は男女のショートプログラム(SP)などを実施する。
共同通信
  【フィギュア】フランス杯、16日開幕  【パリ=榊輝朗】フィギュアスケートのグランプリシリーズ第1戦フランス杯は16日、パリで開幕する。15日は会場のベルシー体育館で公式練習を行い、選手たちは本番リンクの感触を、入念に確かめた。

 女子ではバンクーバー五輪金メダル候補の浅田真央(中京大)、金ヨナ(韓国)の直接対決が注目され、今季を占う戦いになる。中野友加里(プリンスホテル)も上位を狙う。男子の織田信成(関大)は世界選手権2位のブライアン・ジュベール(フランス)らに挑む。

 16日は男女のショートプログラム(SP)などが行われる。
MSN産経ニュース
  真央の逆襲なるか カギは3回転半  来年2月にバンクーバー冬季五輪を控えるシーズンの行方を占う一戦で、先手を取るのはどちらか。16日にパリで開幕するフィギュアスケートのグランプリシリーズ第1戦フランス杯で、浅田真央(中京大)とキム・ヨナ(韓国)の新旧世界女王対決がいきなり実現する。

 3月の世界選手権はキム・ヨナが圧勝。4位に沈んで連覇を逃し、追う立場に回った浅田の逆襲の鍵を握るのは、代名詞の大技トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)だ。

 世界選手権の3週間後に行われた昨季最終戦の世界国別対抗戦。浅田はショートプログラム(SP)にも大技を組み込み、フリーの2回と合わせ計3回トリプルアクセルを跳ぶ新構成で自己最高の201・87点をマークした。だが、キム・ヨナが世界選手権で出した世界歴代最高は207・71点。ライバルに迫るには、リスクも伴う大技の3度挑戦が前提になる。

 今季の浅田のフリーのお披露目となった3日のジャパン・オープンではトリプルアクセルは2度とも失敗。ラフマニノフの前奏曲「鐘」の抑揚のない曲調とも相まって、ジャンプにミスが出ると重苦しさが漂った。浅田も「(ジャンプなど)完ぺきにできた上で、一つのプログラムになる」と高い完成度を追求する。

 昨季振るわなかったSPの新しいプログラムは今大会で初めて披露する。「昨季の挑戦を生かすシーズン」で、果敢に大技に挑むつもりだ。
スポーツニッポン
  乙女心は変革する 
真央「恋をしたい」し「失恋したい」
 フィギュアスケートの浅田真央(19)が、ヘアケアブランド「アジエンス」の新テレビCMに登場。リンク上でオリジナルの演技を披露している。

 「アジエンス」は「変われる。もっと、美しく」というブランドメッセージを掲げ、世界を舞台に挑戦し、日々美しく変革している浅田真央をCMに起用。「強くなりたい」「繊細になりたい」「恋をしたい」「失恋したい」「変わりたい」の5つのテーマに合わせ、浅田が氷上で“プライベートな滑り”を表現した。

 撮影は浅田が日常練習を行っている「中京大学アイスアリーナ」で行われた。リンクの壁面は巨大な布で覆い、白一色のリンクを演出。シルクの白いドレスとあわせた純白の世界にも注目だ。

 同CMは17日から全国で放映される。
スポーツニッポン
  【 オリンピックへの道 】
浅田真央は冒険のジャンプで
キム・ヨナ越えに挑む。
〜GPツアー第1戦プレビュー〜
松原孝臣=文
 来年2月のバンクーバー五輪まで4カ月を切り、ウインタースポーツのシーズン開幕が近づいてきている。フィギュアスケートも、10月15日、フランスで開かれるグランプリ・シリーズの初戦、「エリック・ボンパール杯」で幕を開ける。

 開幕戦には、日本から女子は浅田真央、中野友加里、男子は織田信成が出場する。注目はなんといっても女子だ。浅田のライバル、キム・ヨナもエントリーしているため、しょっぱなから浅田とキム・ヨナの直接対決となるのだ。

得意技に磨きを掛けたキム・ヨナに死角なし。
「目標はバンクーバーでの金メダル」と明確に語る浅田にとって、最大のライバルとなるのはキム・ヨナである。キム・ヨナは、今年3月の世界選手権で優勝したが、この大会で彼女が出した得点は、女子史上初の200点超えとなる207.71という驚くべきものだった。

 フリーでジャンプのミスなどがあった。そして、決して浅田のように、高難度のジャンプがあるわけでもない。にもかかわらず、これだけの得点が出たのである。

 その理由をあげるとすれば、この数年、プログラムの内容を大きく変えず、自分の得意とする技に磨きをかけてきた成果としかいいようがない。ジャッジからの評価はきわめて高い。採点競技では印象度もかかわるから、キム・ヨナは有利な立場にいると言える。

未完成なスケーティングに終わった昨シーズンの浅田。
 対する浅田は、世界選手権では4位に終わっている。昨シーズンの浅田は、女子のレベルを突き抜けるほどハイレベルな構成のプログラムに挑んだ。それが影響したか、いくつかのミスを犯しての結果であった。

 そこまで冒険したのは、オリンピック・イヤーである今シーズンをにらんでのことだ。圧倒的な力をつけることで、オリンピックの頂点を手に入れる、そんな意図があったのだ。それを完成させることなく終わったのが、昨シーズンであった。
    「ジャパンオープン」で浅田は再び挑戦した!
 では、今シーズンのプログラムはどういう方向性を打ち出すのか。10月3日に行なわれたアイスショーの「ジャパンオープン」は大きな注目を集める場となった。今シーズンの新しいフリーのプログラムのお披露目だったからだ。

 出来は、決して芳しいものではなかった。ジャンプでは、2度組み入れたトリプルアクセルをともに失敗するなどミスが相次ぎ、精彩を欠いた。

「気負って、練習してきたことが出せませんでした」

 浅田は、演技を振り返り、こう語った。
 出来がよくなかったのはたしかだが、この日、もう一つ確認できたのは、やはり、高いレベルのプログラムへの挑戦は今シーズンも続けていくということだ。

 浅田自身も、それは自覚している。
「昨シーズンに挑戦してきたことを生かしたいです」
高難度のジャンプを極める。勝つにはそれしかない。
 そしてそれは、世界選手権の結果を経たあとでは、必然の戦略だと言える。キム・ヨナの演技への高評価を考えれば、彼女を圧倒するレベルのプログラムを完成させるほかないからだ。開幕戦でキム・ヨナも今シーズンのプログラムを披露することになるが、それがどのようなものであるにせよ、やることはひとつしかないのである。

 フランス大会、それに続くグランプリ・シリーズや国内大会でいかに成熟度を上げていくか。浅田の演技が、バンクーバー五輪の優勝争いの行方も左右する。
Number
  浅田真央「恋をしたい」 フィギュアスケートの浅田真央選手がイメージキャラクターを務める花王のヘアケアブランド「アジエンス」の第2弾CM「輝き続けるために」編が10月17日から放送される。「強くなりたい」「繊細になりたい」「恋をしたい」「失恋したい」「変わりたい」という“5つの想い”をテーマに、浅田選手がイメージを広げ、自身の表現で演技してもらうという手法で撮影されたもの。女性の心情を、スケートの滑りだけでなく、顔の表情、指先の細やかな動きに至るまで演じ分けており、試合や練習の時とは違う“プライベートな滑り”が見どころ。
時事通信
  浅田真央選手、
新CMは自由演技で世界観を表現
フィギュアスケートの浅田真央選手(19)が出演するプレミアムヘアケアブランド「アジエンス」の新テレビCMが、17日から解禁される。

振り付けではなく、「5つの想い」をテーマに浅田さん自身の表現で演技してもらうという新たな手法を採用。「強くなりたい」「繊細になりたい」「恋をしたい」「失恋したい」「変わりたい」の5つの思いを胸にプライベートな滑りを披露した。

撮影は、真央さんが日々の練習を行っているホームリンクで行った。壁面を巨大な布でおおい、一面の白銀世界を演出。衣装もこの日のために用意し、胸元が大胆にカットされたふんわりとしたデザインの純白ドレスに、「かわいい」と大喜びだったという。
日テレ
  真央vsヨナに大会最多報道陣265人  【パリ14日=高田文太】バンクーバー五輪の「前哨戦」に世界中が注目だ。フィギュアスケートの今季GPシリーズ初戦フランス杯は、16日にパリで開幕。女子では浅田真央(19=中京大)と金妍児(19=韓国)が、いきなり直接対決するとあって、同大会史上最多265人もの報道陣が駆けつけることが分かった。これまでのフィギュア単独大会で最大級の報道陣を集めたのは、07年3月の世界選手権(東京)の約330人。それに迫る勢いだ。

 265人のうち日本が約100人、韓国が約30人と半数を占める。残る半数は米国、フランス、イタリア、ロシア、チェコなどで、自国選手だけでなく、浅田と金のインタビューを希望するメディアも多い。フランス人記者のベルトラン氏は「フランスでは男子のジュベールの人気が高いが、女子はトップ選手不在。だから自国選手以上に浅田と金の新演技は注目されている」と説明した。

 韓国のテレビ局SBSでは15日に、浅田と金のドキュメント番組を放送する。同局の李恵美さんは「金選手の番組は視聴率が40〜50%に達する。浅田選手のファンも韓国には多い」と語っている。
日刊スポーツ
  浅田、リラックスした表情
フランス杯でパリ入り
 【パリ共同】フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第1戦、フランス杯(16日開幕・パリ)に出場する浅田真央(中京大)が14日、合宿していたロシアからパリに、リラックスした表情で到着した。

 モスクワで約1週間、タチアナ・タラソワ・コーチと最終調整した。空港での取材が禁止されるなど周囲に緊迫感は漂ったものの「調子はいいか」という問い掛けに、笑顔で「はい」と答えた。この日はライバルのキム・ヨナ(韓国)もパリに入った。

 日本勢は女子の中野友加里(プリンスホテル)や男子の織田信成(関大)も出場。15日は公式練習が行われる。
共同通信
  真央、取材NO!
打倒ヨナへピリピリ…フィギュア
 【パリ(フランス)14日】フィギュアスケートのGPシリーズ第1戦のフランス杯は、16日に当地で開幕する。14日(現地時間)にパリ入りする浅田真央(19)=中京大=は、シャルルドゴール空港での到着取材をシャットアウトし、15日から会場リンクで始まる公式練習に参加予定。宿敵・金妍兒(19)=韓国=との今季初対決へ向けて完全集中モードで臨む構えだ。

 いよいよ真央の五輪シーズンが始まる。今季初戦だった3日のジャパン・オープン(埼玉)後、タラソワ・コーチのいるロシア・モスクワでGP第1戦に臨むための調整を行った。この日、決戦の地・パリに入る予定だが、空港での到着取材を完全規制。取材はNGだ。日本スケート連盟関係者によると、「(GP)初戦なので落ち着いて入りたい」というタラソワ氏の意向だという。

 過敏なまでに集中しなければならない理由がある。今大会は同い年のライバル・金といきなり激突する。金メダルの行方を占う一戦として、世界の注目を集めるのは必至。大会関係者によると、大半は日本からだが、韓国メディア25人を含む260人を超える報道陣が取材に訪れる予定。昨年の185人を超える過去最大級の人数に「真央とヨナの対決が注目を浴びてうれしい」と関係者は喜ぶが、過熱する報道合戦は無言のプレッシャーにもなりそうだ。

 金もこの日までにパリに到着。報道陣を完全シャットアウトしてカナダ・トロントで極秘調整を進めてきた五輪用プログラムを今大会で初披露する。だが、真央はこれまで「最初の試合で(金と)一緒になると、ちょっと大変かなと思うけど、自分のことだけを考えればいい」と“平常心”を目標に掲げる。

 真央とヨナの昨季の直接対決は1勝2敗。シニア転向後の通算でも3勝4敗と真央が負け越しており、これ以上負けることはできない。今季のテーマは「一歩一歩前進」という真央。バンクーバーまでつながる“氷上日韓対決”を全力で勝ちに行く。
スポーツ報知
  リンクの上では絶対見られない
浅田真央の演技がCMに!
花王(株)は、プレミアムヘアケアブランド「アジエンス」のイメージキャラクターを務めるフィギュアスケートの浅田真央選手を起用した新CM「輝き続けるために」篇を発表。17日(土)から全国で放送される。浅田選手を起用した同製品のCMは、'08年12月の「髪は決意の表れ」篇に続く第2弾となる。

花王が発売する「アジエンス」は、アジアの女性に自身の才能や可能性を引き出し、もっと美しく輝いてほしいとの思いから、「変われる。もっと、美しく。」のブランドメッセージを掲げているヘアケアシリーズ。今回の新CMでは、「アジエンス」が東洋由来の5つのエッセンスを配合していることにちなんで、浅田選手が“5つの想い”をテーマに、“プライベートな滑り”を披露。女性の繊細な内面を描いた「強くなりたい。」「繊細になりたい。」「恋をしたい。」「失恋したい。」「変わりたい。」のテーマに合わせ、浅田選手がオリジナルの自由な演技を披露している。

撮影は、普段、浅田選手が練習で使用している「中京大学アイスアリーナ」で行われ、リンクの壁面は巨大な布で覆われたそうで、本番前の念入りな整氷でリンクは鏡のように磨き上げられ、衣装もシルクのドレスを使用。一面の“純白の世界”が演出されている。

TVCM アジエンス「輝き続けるために」篇
10月17日(土)より全国で放送
MSN
  「失恋したい…」浅田真央、
アジエンスCMで大人の美
 バンクーバー五輪を目指すフィギュアスケートの浅田真央(19)が17日から全国でオンエアされる花王「アジエンス」のCMに出演する。

 昨年暮れに続く2度目の出演となる今回は「変われる。もっと、美しく」のコピーで、大人の女性の魅力を表現している。

 真っ白なリンクの中を白いドレス姿で滑る浅田は、長い髪をなびかせながら「恋をしたい 失恋したい」とドキリとさせるナレーションをバックに優雅な滑りを披露。世界を舞台に挑み続ける女性の強さと優雅さを印象付けている。
産経新聞
  フィギュアGP:16日、仏杯で開幕 
初戦に浅田と金登場
 【パリ来住哲司】フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズは16日、当地のベルシー多目的総合体育館で第1戦フランス杯が開幕する。全6戦中、出場2戦の順位に基づく合計得点の各種目上位6位までがGPファイナル(12月3〜5日、東京)に進出。GPファイナルで日本勢最上位のメダル獲得選手は、来年2月のバンクーバー五輪代表に内定する。

 女子は第1戦に注目。昨季GPファイナル優勝の浅田真央(中京大)、同5位の中野友加里(プリンスホテル)の日本勢と、同3位だったカロリナ・コストナー(イタリア)、そして昨季世界女王の金妍児(キム・ヨナ、韓国)が対決する。浅田は第2戦ロシア杯(モスクワ)にも連戦で出場。ロシアが今季GP初戦となる安藤美姫(トヨタ自動車)との一騎打ちとなりそう。

 安藤と中野は第4戦NHK杯(長野)で優勝を狙う。村主章枝(AK)は第3戦の中国杯(北京)でジョアニー・ロシェット(カナダ)やコストナー、第5戦スケートアメリカ(レークプラシッド)で金とそれぞれ対戦。06年トリノ五輪銀のサーシャ・コーエン(米国)は第5戦に出場。

◇GPシリーズの日程と主な出場選手◇

(1)フランス杯(10/16〜17)
【女子】浅田真央、中野友加里、金妍児(韓国)コストナー(伊)
【男子】織田信成、ジュベール(仏)ベルネル(チェコ)

(2)ロシア杯(10/23〜24)
【女子】浅田、安藤美姫、レオノワ(ロシア)
【男子】小塚崇彦、プルシェンコ(ロシア)チャン(カナダ)ウェア(米)
毎日新聞
  真央と金妍児、今季占う
初戦の仏杯で対決−フィギュア
 【パリ時事】16日から当地で行われるフィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第1戦フランス杯で、新旧の世界女王がいきなり顔を合わせる。現女王の金妍児(韓国)に、その称号を奪われた浅田真央(中京大)が挑戦。互いにピークを合わせる五輪は約4カ月後だが、新プログラムの仕上がりや印象が今季の2人の前途を占う。

 昨季の世界選手権で浅田真が4位に敗れた後、日本連盟の吉岡伸彦強化部長は「来季へ、向こう(金)が一歩リードしているということではない」と話した。実力差が小さい2人の勝負は新プログラムでまた横一線になるという意味だ。ただし「(浅田真が)プログラム全体として百パーセントを出せる状態で演技できるか」と条件も付く。

 先の団体戦、ジャパンオープンでお披露目した浅田真の自由、ラフマニノフの前奏曲「鐘」を見る限り、戦略は昨季と変わらない。序盤の2度のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)で得点を稼ぎ、終盤のロングステップで演技の印象を高める。ただし、大技ジャンプの成否が全体の出来を左右するリスクも残す。
 一方の金妍児について韓国のテレビ局、SBSの記者は「ヨナ(金)はインタビューも受けないし、練習も一切公開されない」と言う。映画「007」シリーズのメドレーでショートプログラム(SP)の新機軸を打ち出す女王は、まだベールに包まれている。
時事通信
  森永製菓、
バータイプのウェファー
「ウイダーin バープロテインイン ナッツ」など
2品を発売
たんぱく質補給の小腹満たし!
ウイダーin バープロテインイン新発売
新テレビCM:山下智久&浅田真央選手起用「プロテイン、ちゃんと摂ってる?」


 森永製菓株式会社(東京都港区芝、社長・矢田雅之)は、手軽にプロテイン(たんぱく質)を補給できるバータイプのウェファー「ウイダープロテインバー」の商品名・デザインをリニューアルし、「ウイダーin バープロテインイン」として<ナッツ><チョコ>2品を、9月29日(火)に北海道で先行発売、10月20日(火)より全国で発売いたします。
 ウイダーブランドの主力商品「ウイダーin ゼリー」と連動、シルバーを基調としたデザインを採用し、全面リニューアルを行いました。
 このリニューアルを起点とし、「ウイダーin ゼリープロテインイン」と合わせた“ウイダープロテインシリーズ”商品の一般市場拡大に努めてまいります。

 テレビCMには山下智久さんとフィギュアスケート浅田真央選手を起用し、“ウイダープロテインシリーズ”のテレビCMを実施します。『プロテイン、ちゃんと摂ってる?』をキャッチコピーに、“プロテイン(たんぱく質)補給”をわかりやすく訴求することでお客様の購買意欲を喚起します。


【商品特長】
 ・人のからだづくりに必要なプロテイン(たんぱく質)を、手軽においしくを補給できるバー
 ・プロテイン7.0g(牛乳約1杯分)、たんぱく質の代謝に関わるビタミンB群7種類配合
 <ナッツ>ナッツ味のクリームをサンドしたウェファータイプのバー
 <チョコ>ヘーゼルナッツ味のクリームをサンドしたチョコレート掛けウェファータイプのバー


【広告:テレビCM「プロテイン、ちゃんと摂ってる?」】
 「ウイダーin ゼリープロテインイン」の顔である山下智久さんに加えて、ウイダーブランド全体のシンボルである浅田真央選手とを起用。『プロテイン、ちゃんと摂ってる?』をキャッチコピーに、2パターンのCMを展開します。
日経新聞
  真央、バンクーバー占う最初の3回転半  来年2月のバンクーバー五輪の代表選考を兼ねるフィギュアスケートGPシリーズ初戦のフランス杯(パリ)が、16日に開幕する。日本女子のエース浅田真央(19=中京大)はフランス杯、ロシア杯(23日開幕、モスクワ)と開幕から2連戦で登場する。新プログラムを披露した今季初戦のジャパンオープン(3日)ではジャンプでミスを連発したが、約10日間できっちりと修正した。最大のライバル金妍児(キム・ヨナ=韓国)といきなり激突するフランス杯を前に、現在の心境を語った。
 五輪前哨戦ともいえるGPシリーズ初戦を間近に控えても、浅田の表情は明るかった。フランス杯には昨季世界女王の金、08年世界選手権2位のコストナーらライバルが集結する。五輪に向けて準備した新プログラムでの初対決。勝てばジャッジに好印象を与える半面、負ければイメージを損ねる可能性もある。張り詰めた緊迫感の中での試合になるが、今の浅田には重圧を楽しむ余裕があった。
 浅田 いよいよ本格的にシーズンに入るんだなと、今はワクワクしています。もう、1つ試合を終えているので、緊張とかそういう気持ちはないです。(金との直接対決は)一緒になるというのは、ちょっと大変かなとは思うんですけど、試合に出たら自分のことだけ考えればいい。気持ちを強く持って滑りたいですね。
 ショートプログラムはフランス杯が今季初公開で、衣装も直前のロシア合宿中に完成したばかり。ぶっつけ本番に近いが、曲は昨季のフリーと同じ「仮面舞踏会」とあって自信もある。
 浅田 去年の仮面舞踏会は力強さを表現したのですが、今年は初めて舞踏会に行く、楽しい感じで滑れたらいいなと思っています。
 今季初戦のジャパンオープンでは、シニア大会のフリーでは自己3番目に低い102・94点だった。五輪メダルを争うロシェット(カナダ)とは、23・45点もの大差をつけられて3位に沈んだ。終始静かな曲調の「鐘」が流れる中、冒頭で2つのトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を失敗するなど精彩を欠いた。
 浅田 久しぶりに試合に出たので、いろんな部分で自分じゃなかったなという感じがしました。(フリーの「鐘」は)最初に聴いた時は、すごく難しいなと思いました。でも振り付けをして練習していくうちに、すごくいいプログラムだと思うようになりました。1番のキーになるのは最初のトリプルアクセル。それが決まれば自分も波に乗ってくると思うので、しっかりと決めたいと思います。
 06年トリノ五輪のシーズンにGPファイナルで初優勝するなど、実力がありながら年齢制限で五輪には出場できなかった。4年間の思いがあるからこそ、バンクーバー五輪は楽しみで仕方がない。
 浅田 やっぱりスケートというスポーツをやっている中で、1番大きな大会。1つの大きな目標として頑張ってきました。会場にいる自分を想像しますし、出たいです。本当に、もう近づいてきている。でも五輪はまだまだ何回もあって、バンクーバー1つではないので気持ちは楽です。
 昨季、女子では世界で初めてフリーで2度の3回転半に成功した。それでも素顔は19歳の女の子。「時々『神様っ』とか思っちゃいます」と、緊張ではち切れそうになった時には、何かにすがりたい気持ちにもなるという。しかし「最後は自分」と言い聞かせ、世界選手権やGPファイナルを制した勝負強さにつなげてきた。待ちに待っていた五輪が、4カ月後にやって来る。。(構成=高田文太)
日刊スポーツ
2009年10月14日  
  月刊バンクーバー五輪:いざ!
バンクーバーへ フィギュアスケート
 五輪シーズンが開幕し、今後はいよいよ代表の座を巡る争いや、国・地域別出場枠争いが本格化する。日本勢の活躍が見込まれる主な競技について、本番に向けた強化策や課題、現在の情勢などを探り、代表争いやメダル争いの行方を展望する。

 ◇強力布陣、出遅れ不安も
 今月3日に行われた日本・欧州・北米の3地域対抗戦「ジャパンオープン」。フリーのみで争われたこの大会で、4連覇を狙った日本はまさかの最下位に沈んだ。浅田真央(中京大)がジャンプ失敗を重ねて女子6人中3位、中野友加里(プリンスホテル)と小塚崇彦(トヨタ自動車)もミスが目立ち、それぞれ4位だった。

 吉岡伸彦・日本スケート連盟フィギュア強化部長は「シーズン最初の試合で、ある程度のエラーは織り込み済み」としつつも「これ以上なく点数は離された。一つ一つ詰めていかないといけない」と指摘した。浅田は102・94点で女子1位のジョアニー・ロシェット(カナダ)に23点以上も離された。スパイラルのレベル認定や表現力などでも課題を突きつけられた形だ。

 安藤美姫(トヨタ自動車)は3日のアイスショーで今季用のショートプログラム「夜の女王」を初披露したが、関係者によると「別のプログラムも用意している」という。昨季急成長した鈴木明子(邦和スポーツランド)が先月の中部選手権で好演技を見せた一方、3大会連続五輪を目指す村主章枝(AK)は今月11日までのフィンランディア杯で7位と調整が遅れている。

 女子の五輪代表3枠の争いは、浅田と安藤がリードし、残り1枠を中野、村主、鈴木が競う展開か。誰が選ばれても強力な布陣で、五輪では日本勢と昨季世界女王の金妍児(キム・ヨナ)、ロシェット、カロリナ・コストナー(イタリア)がメダルを争う展開となりそうだ。

 男子は昨年11月に右ひざ手術の高橋大輔(関大大学院)がフィンランディア杯で優勝し、復活をアピール。代表3枠は高橋、昨季全日本王者の織田信成(関大)、昨季GPファイナル銀の小塚が有力で、無良崇人(中京大)が追う。日本男子初の五輪メダルを狙える顔ぶれだが、トリノ五輪金のエフゲニー・プルシェンコ(ロシア)、同五輪銀のステファン・ランビエル(スイス)が現役復帰するなど世界の層は厚くなっており、メダル候補だけで10人以上いる。

 日本勢は現在の課題をどう克服するか。9月の合宿が会場の都合などで流れたこともあり、強化は個々の陣営任せでシーズンに突入しており、不安は残る。【来住哲司】
 ■フィギュアスケートの五輪代表選考
毎日新聞
2009年10月13日  
  【フィギュア】シーズン到来!
今季の展望 女子、男子、海外選手
 来年2月のバンクーバー五輪で日本勢の金メダル獲得が期待されるフィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズが、16日からのフランス杯で幕を開ける。GPの6大会と同ファイナルは、五輪の表彰台を占う前哨戦。女子は昨季GPファイナル女王の浅田真央(中京大)、世界選手権3位の安藤美姫(トヨタ自動車)、男子は昨季の右ひざ負傷から復活したエースの高橋大輔(関大大学院)、昨季のGPファイナルで2位に入った小塚崇彦(トヨタ自動車)らに注目が集まる。(榊輝朗)

■女子

 金メダル候補の浅田は巻き返しを期している。昨季はGPファイナルを制す一方、今年3月の世界選手権では4位に沈み表彰台を逃した。「1日1日を大切に練習していきたい」。4カ月後の五輪本番へ向け、日々の充実を目指している。
 今季の曲はショートプログラム(SP)が昨季のフリーと同じ「仮面舞踏会」、フリーはラフマニノフの前奏曲「鐘」。3日のジャパンオープンではフリーを初披露。2度のトリプルアクセルを失敗したが、積極的な構成で五輪へと向かう。
 GP初戦のフランス杯で、いきなり世界選手権女王の金ヨナ(韓国)と顔を合わせる。2006年トリノ五輪以降、世界タイトルをほぼ2人で分け合ってきたライバルとの直接対決で、「GPまでに修正したい」と話したジャンプのキレを取り戻せるか注目される。
 世界選手権で復活を印象づけた安藤は今季、フリーで「クレオパトラ」をテーマにした。「自分をしっかりもった女性をリンクで表現できたら」。15位と惨敗したトリノ五輪から、成長した大人の女を表現したい。
 2人のほか、GPシリーズの2戦に出場する中野友加里(プリンスホテル)、村主章枝(AK)、鈴木明子(邦和スポーツランド)ら日本勢の層は厚い。日本の五輪出場枠は「3」。代表の座を巡る争いは年末の全日本選手権まで続く。
    ■海外有力選手
 女子では世界選手権を制した金ヨナ(韓国)に注目。同2位のジョアニー・ロシェット(カナダ)は地元五輪に燃える。トリノ五輪銀メダルで今季復帰のサーシャ・コーエン(米国)、昨季欧州女王のラウラ・レピスト(フィンランド)、カロリナ・コストナー(イタリア)らにも視線が集まる。

■GPシリーズ 世界を転戦する全6戦で行われる。1選手は最大2大会に出場可能で、各種目とも通算獲得ポイントの上位6人(組)が、12月に日本で行われるGPファイナルに進出する。ポイントは優勝=15点、2位=13点、3位=11点、4位=9点、5位=7点、6位=5点、7位=4点、8位=3点(ペアは6位まで)。ファイナル進出には、出場する2大会とも優勝、またはそれに準ずる成績を挙げなければ厳しい。1つの大会でも点数を取りこぼせば命取りになる。
MSN産経新聞
2009年10月12日  
  好きなスポーツ選手、
イチローと浅田真央が揃って首位返り咲き
 オリコンは「体育の日」にちなみ12日、今年で3度目となる 『2009年 好きなスポーツ選手ランキング』を発表した。男性部門の1位は、今年メジャー史上初“9年連続200本安打”の大記録を打ち立てたプロ野球の【イチロー】、女性部門の1位は、ダントツの得票数でフィギュアスケートの【浅田真央】が選ばれ、両者ともに調査を開始した07年以来、2年ぶりに首位へ返り咲いた。

女性部門1位の【
浅田真央】には、「力強く華麗な演技が見ごたえがある」(愛知県/40代/女性)といった演技への評価はもちろん、“かわいらしさ”や“ひたむきさ”など、その人柄に魅了された人も多数。「笑顔が素敵だから」(宮城県/10代/女性)、「ひたむきに頑張っている姿が応援したくなる」(北海道/30代/女性)、「スケートに対する真っ直ぐな姿勢と一生懸命さ、飾らない姿がとても好感が持てる」(東京都/40代/女性)と、同性からも愛されている。
【調査期間】9月10日(木)〜9月14日(月)、自社アンケート・パネル【オリコン・モニターリサーチ】会員の10代、20代、30代、40代の男女、各150人、計1,200人にインターネット調査
オリコン
  はい上がる両エース
真央は屈辱、高橋は負傷から
フィギュアスケート
 フィギュアスケートのバンクーバー五輪シーズンが、16日開幕のグランプリ(GP)シリーズ第1戦のフランス杯で幕を開ける。GPシリーズの得点上位6人で争うGPファイナル(12月、東京)で表彰台に立った日本人最上位者は五輪代表に内定する。屈辱と負傷−。日本の男女エースがそれぞれの「底」から、はい上がろうとしている。
 浅田真央(中京大)の「挑戦」はある意味、世界選手権で4位に敗れた昨季で終わっている。体力の限界に挑んだ難しい自由演技で得意のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を2度跳んだ。心と体に染み込ませた貯金を信じ、逆襲へ。「後戻りのできないシーズン」と覚悟は決まった。
 最終調整となった3日のジャパンオープンでは、つまずいた。「乗り越える」ために与えられたラフマニノフの前奏曲「鐘」は響かず、3回転半も2度失敗。間を置かずに迫るGP第1戦フランス杯では宿敵の金妍児(韓国)、第2戦ロシア杯では安藤美姫(トヨタ自動車)とぶつかる。積み上げた技術に疑いはないはずで、精神力が問われる。
 高橋大輔(関大大学院)が先のアイスショーで見せたショートプログラム(SP)は、見るものを圧倒した。1年間を棒に振った昨季の右ひざ手術の原因となったトリプルアクセルも降り、「魅せる高橋」が戻った。
 リハビリ中の肉体改造で下半身を強化。体の切れも増し、「けがの功名」と笑い飛ばせる可能性は高まった。GP初戦となる11月の第4戦、NHK杯が楽しみになった。
時事通信
2009年10月11日  
  いきなり対決
真央サイドは「できれば避けたかったが…」
 バンクーバー冬季五輪のフィギュアスケート女子で金メダルを争うとみられる浅田真央(中京大)と金ヨナ(韓国)が、16日からのグランプリ(GP)シリーズ第1戦、フランス杯(パリ)でいきなり相まみえる。前回トリノ五輪後の3シーズンで二大タイトルのGPファイナルと世界選手権の優勝をほぼ二分してきた2人が、ファイナルに至る過程のGPで顔を合わせるのは初めてだ。

 世界女王として五輪シーズンに臨む金ヨナは、フランス杯が新しいプログラムを披露する舞台。一方の浅田は3日のジャパン・オープンで一足早く今季初戦を終えた。ジャンプなどで精彩を欠いた浅田の演技に、ファンからの反響が早くも日本スケート連盟に寄せられている。

 中には「真央ちゃんの良さが生かされない曲」「金メダルを取れるプログラムではない」といった声も。フリーだけを滑る団体戦だったが、韓国のテレビ局も取材に訪れ、ジュニア時代から続くライバル関係に対する韓国サイドの注目度の高さをうかがわせた。

 「できれば(シーズン序盤での)2人の対戦は避けたかったが…」。GP出場選手を振り分けた5月のバンクーバーでの会議を終え、日本スケート連盟の吉岡伸彦フィギュア強化部長がこぼした。大事な五輪に向け、浅田の周囲の雑音を少しでも封じたいとの思いから発した言葉だろう。

 GPシリーズは、前年度の世界選手権の3位までをシード選手とし、6大会に重複しないようにちりばめる。実力が突出する浅田と金ヨナは本来、ファイナルまではぶつからないはずだった。ところが、浅田が連覇を狙った3月の世界選手権でまさかの4位に敗れ、予定が狂った。

 ともに1990年の9月生まれで、誕生日は20日違い。最近は「ライバルだと思うけど、今は自分の一番いい演技をしたいというのが一番」(浅田)、「ライバルの一人」(金ヨナ)と、互いをことさらに意識することを嫌う。

 順当なら東京で開催される12月のGPファイナルでも直接対決が実現する。吉岡強化部長は「初戦の勝ち負けで五輪のメダルの色が決まるわけじゃない」と努めて冷静に話すが、来年2月の五輪に向けた周囲の過熱は止められそうもない。
スポーツニッポン
2009年10月10日  
  【フィギュアスケート】GP開幕戦を欠場
コーエン
 フィギュアスケート女子のトリノ冬季五輪銀メダリスト、サーシャ・コーエン(米国)が9日、今季のグランプリ(GP)シリーズ開幕戦、フランス杯(パリ)を右脚の痛みで欠場すると自身の公式サイトで明らかにした。同杯には浅田真央(中京大)やキム・ヨナ(韓国)が出場する予定。

 コーエンは11月のGPシリーズ第5戦、スケート・アメリカ(米レークプラシッド)に出場する意向を示した。(共同)
MSN産経ニュース
2009年10月9日  
  コカ・コーラシステム、
20代・30代の男女対象にスポーツに関する
実態調査結果を発表
第1回アクエリアス・スポーツ実態調査
20代・30代の働く男女400人に聞くスポーツ実態と意向
2010年バンクーバー冬季オリンピックで期待する選手1位「浅田真央さん」(29.5%)、2位「上村愛子さん」(19.0%)
■実施時期2009年9月29日(火)〜30日(水)※調査手法:インターネット調
日本経済新聞
2009年10月8日  
  真央とヨナ、2強の19歳 フィギュア女子  グランプリ(GP)シリーズ開幕戦のフランス杯で、浅田真央(中京大)と金妍児(キム・ヨナ)(韓国)がいきなり顔を合わせる。ジュニア時代から競い合い、トリノ五輪の後、世界タイトルをほぼ分け合い、直接対決は5勝5敗。女子で自己最高得点が200点を超えるのも2人だけ。19歳となった2強の、五輪を見据えた初のシーズンが幕を開ける。

 昨季、世界選手権4位で表彰台を逃した浅田は、巻き返しを目指す。今季はショートプログラム(SP)に昨季のフリーと同じ曲「仮面舞踏会」を使い、最近出遅れが目立つSPの対策に手を打った。フリーはラフマニノフの前奏曲「鐘」で、ともに2季目を迎えるロシアのタチアナ・タラソワ・コーチに任せたプログラムだ。

 世界女王の金はSPが映画「007」シリーズのメドレー、フリーはガーシュイン作曲「ピアノ協奏曲ヘ長調」。開幕戦後、浅田はロシア杯、金はスケートアメリカに出場。順当なら、五輪前にGPファイナルでも対戦する。

 世界選手権で復活の銅メダルを取った安藤美姫(トヨタ自動車)は、昨季の好調を持続できるか。中野友加里(プリンスホテル)、村主章枝(AK)ら層の厚い日本は、五輪出場枠「3」を巡る争いも熾烈(しれつ)だ。(坂上武司)
朝日新聞
2009年10月6日  
    10月17日(土)より約2カ月間にわたって、テレビ朝日系にて「フィギュアスケートグランプリシリーズ2009」の放送がスタート。4日、同局にて日本から出場予定選手のうち浅田真央、安藤美姫、鈴木明子、中野友加里、織田信成、小塚崇彦、高橋大輔の7人とメーンキャスターを務める松岡修造が出席し、会見が行われた。

「グランプリシリーズ」は、フィギュアスケート界において、オリンピック、世界選手権と並ぶ3大大会の1つ。フランス、ロシア、中国、日本、アメリカ、カナダの世界6カ国を転戦するグランプリシリーズを勝ち抜いた上位6人のみが12月に日本で行われる「グランプリファイナル」へ出場できる。1人最大2大会まで出場でき、その獲得ポイントでファイナル出場が決定。また、今回のグランプリファイナルは“バンクーバー五輪日本代表選考対象協議会”ともなっており、ファイナルで表彰台に上った日本人最上位選手は、来年2月開催のバンクーバー五輪代表に内定する。

会見では、7人が今シーズンのテーマをそれぞれ書いて発表した。小塚のテーマは“フリーを極める”。小塚は「今シーズンのフリーは僕にとって難しいプログラム。曲に助けてもらえることがなく、このプログラムが生きるも死ぬも自分にかかっていると思うので。終わったときに盛り上がる、というよりは後でふつふつと感動がわいてくるような演技を目指したい」と演技についての具体的な目標を述べた。

続いて発表した織田の目標はずばり“ファイナル表彰台”。織田は「ファイナルへ絶対行くぞ、という強い気持ちと、表彰台を目指す、というさらに強い気持ちでグランプリシリーズに臨みたいので、この言葉になりました。オリンピックにも出場したいですし。力まずにリラックスして、落ち着いて自分のいいところを出していきたい」とバンクーバーへの強い意気込みを見せた。
  そして、昨シーズンはグランプリシリーズ直前のケガで全試合を欠場、今季の復活に期待が掛かる高橋は“自分らしく楽しんで その先に優勝”とテーマを掲げ、「成績、優勝ということにとらわれず、自分自身、スケートの内容、プロセス、すべての状況を楽しんで…その先に成績が付いてくれば。1年間、表舞台に立てなくてむなしい気持ちになった時もあったので、滑れるという喜びを感じながらやることが一番大事かなと。その喜びを自分自身が感じられたら周りにも伝わって、それが“表現”という部分でも出てくると思うので。今年の僕自身のテーマが“楽しむ”なんです」と、そこに込めた思いを説明した。

一方女子は、昨年グランプリシリーズに初出場を果たし、今シーズン2試合出場の鈴木が“ベストのスケートをしてファイナルへ!”と目標を。鈴木は「2試合出るのが初めてなので、とにかく今の自分のベストを尽くすことが大事。4年前の(トリノ五輪の)選考試合で、(荒川静香、村主章枝ら)最終グループを見た時、本当に(自分が)同じ試合に出てると思えないほどの高いレベルの演技で、私はその時点ではそこに全く手が届かないと痛感しました。4年たった今、この立場に居ることがすごく幸せだなと感じています」と感慨深く語った。

今シーズンのフリーでバレエ音楽「火の鳥」に挑む中野のテーマは“向上心”。中野は「練習も試合も、常に向上心を持って取り組んでいきたい。『火の鳥』は、多くのフィギュアスケーターが選択している曲であり、難しい曲ですが、いろんな選手が滑ってきた中でも“『火の鳥』といえば中野友加里”と言われるくらいになるまで練習していきたい」と語り、一度その演技を見た松岡から「本当に『火の鳥』みたいになってました!」と絶賛されていた。

続いて安藤が“日々成長 空のように大きく美しく”とテーマを発表。'06年のトリノ五輪以降、幾度もけがやスランプを乗り越えてきた安藤だが「まだ成長していかないといけないし、まだ強くならないといけない」と語り、昨シーズンもテーマに掲げていた“空”については、「自分の大切な人が空にいるという思いから、空をよく見るようになりました。空は世界中つながっていて、違う場所にいても、応援してくれる方々とつながってると思えるから自分は強く居られる」と好きな理由を説明した。
    そして、昨年のグランプリファイナルで優勝した浅田は“一歩一歩進化”というテーマについて、「1つ1つの試合を一歩一歩クリアしていけたら。去年のシーズンはいろんなことに挑戦して、失敗したり、成功したこともあるんですけど、今年は去年挑戦してきたことを生かすシーズンだと思っています」と説明した。

第1戦は浅田、中野、織田が出場するフランス大会。浅田とライバルのキム・ヨナ(韓国)との直接対決にも注目が集まるが、浅田は「フランス大会では、まずは自分のことだけを考えて頑張りたいと思います」とコメント。ほかにも、女子ではトリノ五輪銀メダルのサーシャ・コーエン(アメリカ)に、男子では“4回転アーティスト”と呼ばれるブライアン・ジュベール(フランス)ら、日本でも人気の高い選手が出場するなど、開幕戦から目が離せないハイレベルな戦いが予想される。

「フィギュアスケートグランプリシリーズ2009」
<フランス大会>
10月17日(土) 夜7.00−8.51 男女ショート
10月18日(日) 夜7.00−9.24 男女フリー
10月19日(月) 夜7.00−7.54 エキシビション
<ロシア大会>
10月24日(土) 夜7.00−8.51 男女ショート
10月25日(日) 夜7.00−8.54 男女フリー
10月26日(月) 夜7.00−7.54 エキシビション
<中国大会>
10月31日(土) 夜11.00−0.24 男女フリー

ほか、アメリカ大会、カナダ大会、グランプリファイナルも放送予定
テレビ朝日系で放送
※BS朝日、CSテレ朝チャンネルでも放送
<事前番組>
「グランプリファイナル2008 感動完全版!」
10月10日(土) 昼1.59−5.00 テレビ朝日で放送
MSN エンターテイメント
  フィギュア
浅田舞&真央姉妹の使用楽曲がCDに
女子フィギュアスケートの浅田舞(21)真央(19)姉妹が今シーズンに使用する楽曲を収録したDVD付きCD「浅田舞&真央 Skating Music 2009-10」が、14日に発売される。真央選手は昨年のフリー・スタイルで使用した楽曲「『仮面舞踏会』よりワルツ」のフルート・バージョンなどを選曲。DVDには、2人がリンクで演技する姿や、オーケストラの見学シーンも盛り込まれている。舞&真央選手は「オーケストラのリハーサルを2人で見学させていただき、間近で生の演奏を体験し、その迫力に圧倒され、とても感動しました。そして素晴らしい音楽を表現しながら滑ることにさらに喜びを覚えました。この経験は演技に生きてくると思います」とコメントした。
日テレNEWS24
  「真央&舞」の競技使用楽曲収録CD発売  女子フィギュアスケートの浅田舞(21)真央(19)姉妹が、今シーズンに使用する楽曲5曲を収録したCD「浅田舞&真央 スケーティング・ミュージック2009−10」が14日に発売される。真央はおなじみの「『仮面舞踏会』よりワルツ」と「前奏曲嬰ハ短調『鐘』」「カプリース」の3曲。競技では元の楽曲を短い時間に編集したバージョンを使用しており、CD収録もこれに合わせた。付録DVDには2人の本年度エキシビション演技を収録。28ページに及ぶブックレットは、最新フォトや初お披露目のプライベートショットなどが満載だ。

 「舞&真央」のスケーティング・ミュージックCDは一昨年から毎年発売し、今回が第3弾。初回が3万枚、前回は6万枚を売り上げた。通常のクラシック作品の発売枚数が1000〜3000枚といわれる中、驚異的なヒットシリーズになっている。
朝日新聞
2009年10月5日  
  浅田、安藤らが今季の抱負語る
フィギュアスケート
 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズと、来年のバンクーバー五輪でメダルを狙う日本選手の記者会見が4日、都内であり、女子の浅田真央(中京大)や安藤美姫(トヨタ自動車)らが今季の抱負を語った。

 GP開幕戦のフランス杯に出場する浅田は「一歩一歩進化していきたい。課題をクリアしながら試合に臨みたい」。

 一方の安藤はこの日、クモをイメージしたショートプログラムとクレオパトラを主人公にしたフリーにすることを明かし、「力強い女王だったクレオパトラの人生観を表現していきたい」と語った。
朝日新聞
  真央続けますフリー3回転半×2継続  フィギュアスケート女子の浅田真央(19=中京大)は、フリーでの2度のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)継続を誓った。今季初戦となった3日のジャパンオープンでは、冒頭の3回転半を2度とも失敗。それでも「譲れない部分は(トリプル)アクセル2回。タチアナ(・タラソワ)先生にも自分から言いました」と、以前から強く要望していることを明かした。

 従来はタラソワコーチの意見を全面的に受け入れていたが、難度を下げることも視野に入れていた同コーチに自らの主張を貫いた。フリーの「鐘」は終始静かな曲調で「最初は難しいというより、パッとしなかった。でもジャンプを完ぺきに跳べば、いいプログラム」と、力を込めた。
日刊スポーツ
  真央 五輪テーマは「一歩一歩、進化」  ミス連発で終わったジャパンオープンから一夜明けた4日、都内で行われた日本スケート連盟の公開会見に出席した浅田真央(19)=中京大=は五輪イヤーのテーマを「一歩一歩、進化」と掲げた。「初戦を終えてまだまだ課題はある。一つ一つ試合をする中で一歩一歩、進化できたら」とその意図を明かした。フリーに選んだ「鐘」は難解な曲だが「曲に負けないくらい自分の気持ちを強く持ちたい」と誓った。
デイリースポーツ
  真央が金妍児と激突のGP初戦に集中  フィギュアスケートのGPシリーズに出場する浅田真央や安藤美姫、高橋大輔ら日本人選手が4日、都内で会見した。GPシリーズは、浅田や織田信成らが出場するフランス杯(15日開幕、パリ)から6大会行われ、成績上位6人がGPファイナル(12月、東京・代々木第1体育館)に進出する。今季は、GPファイナルの表彰台に立った日本人最上位選手に、来年2月のバンクーバー五輪代表入りの内定が出る。

 同じ代々木第1体育館で行われた、05年のGPファイナルで優勝した浅田は「代々木はたくさんの声援が聞こえる会場で、いいリンク。自分に合っているかなと思う。でも、まずはフランス杯に向けて頑張りたい」と、最大のライバルとなる金妍児(韓国)と激突するGP初戦に集中していた。
日刊スポーツ
  フィギュア:真央「昨季の挑戦生かす」
有力選手ら会見
 フィギュアスケートの国内有力選手の記者会見が4日、東京都内であり、昨季グランプリ(GP)ファイナル女王の浅田真央(中京大)らが今季の抱負やプログラム内容などを語った。

 前日のアイスショーで新ショートプログラム(SP)のマイケル・ナイマン作曲「夜の女王」を初披露した安藤美姫(トヨタ自動車)は、フリーのプログラムについて「クレオパトラをイメージした」と表明。「女王である前に一人の女性だったクレオパトラの人生観や感情を表現したい」と意欲を見せた。

 浅田は「昨シーズンに挑戦してきたことを生かし、一歩一歩頑張りたい」と述べ、昨年11月の右ひざ手術から復帰した高橋大輔(関大大学院)は「滑れるという喜びを感じることが大事。それが周りにも伝わると思う」と話した。

 前日の大会で転倒した際に左肩を亜脱臼した中野友加里(プリンスホテル)は「今は腕を上げるのも痛いが、しっかり治してフランス杯を頑張りたい」、会見を欠席した村主章枝(AK)はコメントを寄せ、今季のSPは「G線上のアリア」、フリーは「スパルタクス」と公表した。【来住哲司】
毎日新聞
  浅田真「一歩一歩前進したい」
フィギュア有力選手が会見
 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズの開幕を前に、東京都内で有力選手が4日記者会見し、抱負を語った。
 12月のGPファイナル(東京)で3位以内に入った最上位の日本選手はバンクーバー五輪代表に内定するため、例年以上にGPの成績は重要な意味を持つ。開幕戦のフランス杯(15〜18日、パリ)に出場する浅田真央(中京大)は「後戻りができないシーズン。まだ課題はあるが、一歩一歩、前進したい」と意気込んだ。
 安藤美姫(トヨタ自動車)は「柔軟性やスピンがまだ弱いので強化していきたい」。昨年11月の右ひざの手術から復帰し、2季ぶりのGP出場となる男子の高橋大輔(関大大学院)は「滑れることを楽しみたい」と自然体を強調した。昨季のGPファイナル2位の小塚崇彦(トヨタ自動車)は「フリーの難しいプログラムを窮めたい」と話した。
時事通信
  「後戻りできない」と浅田真央
フィギュア有力選手が会見
 来年2月のバンクーバー冬季五輪を目指すフィギュアスケートの有力選手が4日、東京都内で記者会見し、五輪初出場での金メダル獲得に期待が懸かる浅田真央(中京大)は「後戻りはできないので、一つ一つの試合をクリアしていけたらいい」と、いよいよ本格化するシーズンに向けた覚悟を口にした。

 右ひざ手術からの復活を目指す高橋大輔(関大大学院)は3日のアイスショーで3回転半ジャンプも成功させ「曲の中で、人前でできて自信になった」と言う。「(今季は)優勝にとらわれずにプログラムの内容や(試合までの)プロセスを楽しめればいい」と原点回帰を強調した。

 安藤美姫(トヨタ自動車)はフリーのテーマが「クレオパトラ」であることを明らかにし、「彼女の人生観や力強さを表現できればいい」と話した。小塚崇彦(トヨタ自動車)はフリーの習熟を課題に挙げ、織田信成(関大)はまずは12月のグランプリ・ファイナルでのメダル獲得を目標に掲げた。
共同通信
  【フィギュア】GP前に真央、高橋らが意欲  フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ開幕まで2週間弱となった4日、来年2月のバンクーバー五輪でメダルが期待される女子の浅田真央(中京大)、安藤美姫(トヨタ自動車)、男子の高橋大輔(関大大学院)らが都内で記者会見し、思いを語った。

 先月25日で19歳になった浅田はGP初戦のフランス杯(16日開幕)に臨む。3日のジャパンオープンでミスが続いたため「一歩一歩課題をクリアしていけたら」と修正に意欲的。第2戦のロシア杯(23日開幕)に浅田とともに出る安藤は「まだ成長していかないと」と今季の進化を誓った。

 昨季の右ひざ負傷から復活を期す高橋は第4戦のNHK杯(来月6日開幕)がGP初戦。「楽しんで、その先に成績がついてくればいい」と自分の演技に集中する。
MSN産経ニュース
  今季開幕戦
日本は3位で4連覇逃す
フィギュアスケート団体戦 ジャパンオープン2009
さいたまスーパーアリーナで行われたフィギュアスケート今季開幕戦、プロアマ混合3地域対抗団体戦で争われる「ジャパンオープン2009」は、欧州チームが総合464.03点で初優勝。2位は北米チームで、大会4連覇を狙った日本チームは3位に終わった。

日本は浅田真央(中京大)がトリプルアクセルを2回ミス。中野友加里(プリンスホテル)、小塚崇彦(トヨタ自動車)もジャンプでミスし得点を伸ばすことができなかった。
TimeWarp Inc.
2009年10月4日  
  フィギュアスケート:真央ちゃんミス連発
日本 最下位に
 五輪シーズンは苦難の船出だ。10年バンクーバー五輪で金メダルを狙う浅田真央(19=中京大)が今季初戦に臨み、ラフマニノフの前奏曲「鐘」を使用したフリーのプログラムを初披露したが、冒頭のトリプルアクセルで転倒するなどジャンプでミスを連発した。シニアの大会では自己ワースト2番目の102・94点でまさかの3位。日本、北米、欧州によるチーム対抗戦でも、日本は合計434・17点で最下位の3位に終わった。

 控えめな笑みと首をかしげるしぐさが、すべてを物語っていた。重要な五輪シーズンの初戦で、初めて披露した今季のフリー。1万2752人の観衆も、心の底からの拍手を送るわけにはいかない。102・94点は、シニアの大会では自己ワースト2位の低スコア。バンクーバー・ロードのスタートで、真央がいきなりつまずいた。

 「初戦だったので“どうなのかな”って気持ちが強かった。練習してきたことのすべてを出すことはできなかった」

 黒と青の衣装に身を包んで舞った4分10秒。ラフマニノフの前奏曲「鐘」の重厚なメロディーに漂ったのは、悲壮感だけだった。冒頭のトリプルアクセルで転倒すると、続いて挑んだ大技も1回転半に。その後もミスを重ねスピン、ステップでも取りこぼした。ライバル・キム・ヨナの母国・韓国のテレビ局SBSも取材に訪れる中、五輪本番でメダルを争うロシェットにも23・45点差をつけられる完敗。9月26日に来日して指導してきたタラソワ・コーチも「初戦から頑張らなきゃダメ」と厳しいジャッジだ。

 真央自らが「物語はない」と語るフリーのプログラム。表現力が問われる5項目の演技点はもちろん重要だが、物語がないだけにジャンプなどの技術点がカギを握るのは明白だ。トリプルアクセルを2度、組み込んだジャンプの構成は昨季とほぼ同じ。「最初から最後までパーフェクトにやった後に凄くいいプログラムになる」と真央が言うだけに、ジャンプのミスは許されない。

 15日開幕のGPシリーズ初戦・フランス杯(パリ)では、キム・ヨナといきなり激突する。「次の試合で今回、できなかったことをできるように頑張りたい」。昨季も初戦で2位に終わるなど例年スロースターターとはいえ、ライバルに完敗すれば五輪本番のジャッジに影響を与えるのは必至。黄金の夢を追う真央が、早くも正念場に立たされた。(スポニチ)
毎日新聞
  真央「金プログラム」初公開/フィギュア <フィギュアスケート:ジャパンオープン>◇3日◇さいたまスーパーアリーナ

 来年2月のバンクーバー五輪に向けて浅田真央(19=中京大)の「金メダルプログラム」がベールを脱いだ。日本、北米、欧州の男女各2人がフリーの得点の合計で争う今大会で、ラフマニノフ作曲の前奏曲「鐘」での演技を初公開。荘厳な調べが続く中、ジャンプが強調される新境地のプログラムだった。ジャンプで転倒するなど精彩を欠き、102・94点で女子の中で3位だったが、しっかりと課題を得て、今季の“予行演習”を終えた。日本は合計434・17点で最下位の3位に終わった。

 「鐘」の荘厳な調べが続く中、浅田は冒頭の3回転半で転倒した。続く2つ目の3回転半も、踏み切りに失敗して1回転半。さらに3回転サルコーが1回転となるなどミスが続いた。終始静かな曲調に観客はとまどったのか、最後まで手拍子は起こらなかった。

 102・94点で、女子1位のロシェット(カナダ)には23・45点の大差。それでも浅田は「ジャンプをパーフェクトに跳べば、いいプログラムだと思う」と、気落ちしてはいなかった。

 昨季フリーの「仮面舞踏会」のように観客が盛り上がるような場面はない。だが荘厳な曲調は、それだけ1つのジャンプへの注目度を高める。この日は失敗したが、ジャンプの種類や演技構成は昨季とほぼ同じで、不安要素は少ない。

 初戦はつまずいても「大きな舞台で一番いい演技をしたい」と、あくまで照準は来年2月。韓国メディアから「この構成は金妍児(韓国)を乗り越えるためか?」との質問が飛ぶと「昨季挑戦してきたことを生かすシーズンなので、そうは思っていない」とサラリ。世界女王の座を奪われた金とは約2週間後のフランス杯で激突。「鐘」とともに、いよいよ五輪シーズンのゴングが鳴る。【高田文太】
日刊スポーツ
  真央、五輪シーズンは不安いっぱいの船出  「フィギュアスケート、ジャパン・オープン2009」(3日、さいたまSA)

 バンクーバー五輪シーズンの開幕戦を迎えた日本女子のエース、浅田真央(19)=中京大=にとって不安いっぱいの船出になった。日本、北米、欧州によるチーム対抗戦(男女各2人のフリーの得点の合計)として行われた大会で、浅田はフリーの演目「鐘」を初めて披露したが、7回のジャンプのうち5回を、転倒や回転不足などで失敗。シニア転向後、ワースト3位の102・94点で女子で3番目に終わった。日本は、中野友加里(24)=プリンスホテル=が3回転半を失敗して左肩を亜脱きゅうし、小塚崇彦(20)=トヨタ自動車=も序盤のジャンプを失敗し、4連覇を逃す最下位と惨敗した。

  ◇  ◇

 少しだけ首をかしげた演技直後の不安げな表情が、すべてを物語っていた。2回組み込んだ“代名詞”のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)はともに失敗。ジャンプでの転倒や回転不足で、点が伸びない。浅田のフリーの演目は「鐘」。初披露後に響いたのは「警鐘」だった。

 「初戦ということで、気負って、練習してきたことが出せなかった」。淡々と打ち明けた。女子で1、2位になったロシェット(カナダ)とレピスト(フィンランド)がともに自己ベストを更新。五輪を前に仕上げてきているライバルたちと対照的な内容だった。

 次戦は、15日開幕のGPシリーズ・フランス杯(パリ)。今後はロシアに渡り、タラソワコーチの下で調整してからパリに入る。「次で、できなかったことをもっとできるようにしたい」。短期間での修正が急務となる。
デイリースポーツ
  真央が丸裸に!?  フィギュアスケート▽3日▽埼玉・さいたまスーパーアリーナ

 浅田真央(19)=中京大=のバンクーバー冬季五輪シーズンは、ホロ苦い船出となった。新フリープログラム『鐘』(ラフマニノフ作曲)を初公開したが、トリプルアクセル(3回転半)を2度とも失敗するなど精彩を欠き、06年にシニア転向以来ワースト2位の102・94点で女子6人中3位。ライバルキム・ヨナ(19)の母国・韓国からテレビ取材班が来場。浅田の演技のVTRが韓国連盟サイドに渡り、丸裸にされるおそれが出てきた。日本チームは選手が総じて不調で最下位に終わった。

 両手を天に突き上げる決めポーズを解いた浅田が、首をかしげた。2度試みたトリプルアクセルで1発目は転倒、2発目が1回転半に抜けるなど得意のジャンプで、まさかの失敗が相次いだ。

 「今日初めてフリーを滑って、自分の練習してきたことをすべて出すことができなかった」。シニア転向後、ワースト2位の低得点となった演技を反省した。

 事件は試合後の会見でも起きた。韓国テレビ局SBSの取材班が浅田に対して「(以前のインタビューで)新しいプログラムを史上最高のレベルにアップすると言いましたが、キム・ヨナ選手を乗り越えるという意味でしょうか。ヨナ選手を意識しているのか」と“直球”の質問を浴びせかけた。浅田は一瞬、顔をこわばらせながら「そんなふうには考えていません」と、否定するひと幕があった。

 今月15日に現地で放送するヨナと浅田のドキュメントに、今回の試合の映像が使用されるといい、韓国連盟サイドに流れるおそれもある。SBS取材班は「スパイじゃないですから」と話すが、浅田のマネジメント関係者は「(VTRを韓国連盟に)そりゃ、見せるでしょう」と、プログラム解読を警戒する。2週間後にはヨナとの直接対決となる、グランプリシリーズ・フランス杯(パリ、15日開幕)を控える。氷上のライバル対決はこれから、さらに熱くなる。 (中谷秀樹)
中日スポーツ
  真央金プログラム初披露も
トリプルアクセル失敗
フィギュアスケート
 ◆フィギュアスケート ジャパン・オープン(3日、さいたまスーパーアリーナ) フリー得点の合計で争う日本、北米、欧州の3地域対抗の団体戦を行い、今季初戦となる浅田真央(19)=中京大=は新プログラムで臨んだが、大技のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)で転倒するなどジャンプが乱れ、05年のシニア転向後では自己ワースト2位の102・94点に終わった。3連覇中の日本は合計434・17で最下位に終わり、欧州が464・03点で初優勝を飾った。

 苦しい船出だった。最後に突き上げた両腕を下ろすと、真央は首をかしげた。フリーでは、シニアで自身ワースト3位となる得点。「できない部分がたくさんあって、練習してきたことを出し切ることができなかった」と唇をかんだ。

 初観戦した男子テニスの錦織圭(19)=ソニー=ら1万2752人もの観衆が見つめる中、ベールを抜いた五輪プログラム。ラフマニノフの前奏曲「鐘」の重厚な旋律に合わせ、黒地に濃紺のラメが輝くシックな衣装に身を包んで登場した。だが、最初に挑んだ3回転半で思い切り転倒。2つ目の3回転半も1回転半になった。7種類のジャンプで成功できたのは、後半の2つだけ。スパイラルは低いレベル2が付き、スピンでも取りこぼした。五輪でライバルになる昨季世界選手権2位のジョアニー・ロシェット(23)=カナダ=に23・45点も差を付けられた。

タラソワ・コーチが振り付けたフリーは苦手なルッツが抜けた以外、昨季とほぼ変わらない演技構成。休む暇がない最高難度のプログラムを練習では滑りこなしていたが、日本連盟の伊東秀仁フィギュア委員長は「失敗が多すぎた。直すところはまだたくさんある」と話した。

 本格的なシーズン開幕となるGPシリーズ初戦・フランス杯(10月15〜18日)では、宿敵・金妍兒(19)=韓国=といきなり激突。この日は韓国のテレビ局SBSが取材に訪れ、「金を乗り越えるためのプログラム?」と質問。真央は「自分がレベルアップするため」と冷静に答えたが、注目度はいや応なしに高まる。

 今後はロシアで最終調整してフランス入りする。「昨季挑戦したことを生かして、次の試合までにレベルアップしたい」と真央。五輪本番まであと4か月余り。パーフェクトVへ、残されたわずかな時間で死力を尽くす。
スポーツ報知
  真央、今季初戦で転んじゃった!/フィギュア  フィギュアスケート3地域対抗戦ジャパン・オープン(3日、さいたまスーパーアリーナ)今季初戦で、転んじゃった! 男女各2人のフリーの得点の合計で争う大会で、4連覇を狙った日本はバンクーバー五輪シーズンの初戦だった19歳の浅田真央(中京大)がトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)で転倒するなど精彩を欠き、合計434.17点で最下位の3位に終わった。日本は小塚崇彦(トヨタ自動車)とプロの本田武史が出場した男子で3位と出遅れ、女子の中野友加里(プリンスホテル)、真央でも追い上げられなかった。真央は102.94点で女子の中でも3位だった。
サンケイスポーツ
2009年10月3日 真央3回転半転倒で日本3位/フィギュア <フィギュアスケート:ジャパンオープン>◇4日◇さいたまスーパーアリーナ

 日本、北米、欧州の男女各2人が、団体戦形式でフリーの得点の合計で争う今大会で、第1回大会以来続く4連覇を狙った日本は、欧州、北米に次ぐ3位に終わった。浅田真央(19=中京大)は102・94点で女子3位、中野友加里(24=プリンスホテル)は91・52点で同4位。ともに冒頭のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)で転倒した。続く2つ目の3回転半も1回転半止まりとなるなど、ジャンプで精彩を欠いた浅田は「(大会で)初めてフリーを滑ったけど、まだまだできなかった部分がたくさんある。次のGPシリーズに向けて、頑張って練習したい」と、立て直しを誓った。また、中野は3回転半の転倒の際に左肩を痛め「何が何だか分からなくなってしまって悔しい」と振り返ったが、後半は立て直していた。
日刊スポーツ
  真央トリプルアクセル不発、流れつかめず  浅田がフリープログラム「鐘」を初披露した今大会だったが、五輪シーズンを戦う「勝負曲」の力強さは出し切れなかった。

 昨季成功させた、国際大会では女子初となるフリーで2度のトリプルアクセルを、今季も冒頭に据えた。しかし「初戦だったので、自分でも『どうなるかな』という気持ちが強かった」という不安が的中してしまう。

 1度目で転倒、2度目は1回転に。最大の武器である大技のミスでつまずき、「見せ場が多い」と自任するプログラムを十分にアピールできないまま演技終了。「ジャンプが決まらないと、全体的にいい流れが出てこない」。納得いかない表情で振り返った。

 ここ数年、シーズン滑り出しでの苦戦が目立つ浅田。今大会を「予行練習」と前向きにとらえ、約2週間後に迫った開幕戦のグランプリシリーズ初戦、フランス杯に臨みたい。(宮崎薫)
読売新聞
   
  フィギュア:
浅田真ら日本勢は3位で4連覇逃す
日本OP
 フィギュアスケートの日本、欧州、北米の3地域対抗戦「ジャパンオープン」が3日、さいたまスーパーアリーナであり、浅田真央(中京大)、中野友加里(プリンスホテル)、小塚崇彦(トヨタ自動車)、本田武史(プロ)の日本は3位に終わり、4連覇を逃した。フリーのみの演技で日本勢はジャンプ失敗を重ね、浅田が女子6人中3位、中野は同4位。小塚は男子6人中4位、本田は同6位だった。女子は昨季世界選手権銀のジョアニー・ロシェット(カナダ)が自己ベスト更新の126.39点で1位、男子は現役復帰した元世界王者のステファン・ランビエル(スイス)が150.52点でトップだった。(記録は1位と日本人選手のみ)

 ◇浅田「課題はたくさん」
 浅田の五輪シーズンは、思わぬ幕開けとなった。シニア転向後では2番目に悪い102・94点。世界選手権銀のロシェットだけでなく、欧州女王のラウラ・レピスト(フィンランド)にも敗れた。
 冒頭のトリプルアクセル(3回転半)は回転不足で両手をつき、続くトリプルアクセルは1回転半。その後も3回転サルコウが1回転などミスを重ねた。「初戦なのでどうなのかなという気持ちが強かった」と不安があった様子。ラフマニノフの前奏曲「鐘」のプログラム自体も盛り上がりに欠け、「ジャンプをパーフェクトに決めて一つの作品。ジャンプを決めないと全体的にいい流れが出てこない」と説明した。
 今の時期はミスをあまり気にする必要はないが、昨季世界女王の金妍児(キム・ヨナ、韓国)と戦うグランプリ(GP)シリーズ第1戦、フランス杯までは約2週間。「課題はたくさんある。GPシリーズに向けて頑張りたい」と浅田。どこまで巻き返せるか。【来住哲司】 
 ○…夜には大会出場者らによるアイスショー「カーニバル・オン・アイス」が、同じくさいたまスーパーアリーナで行われた。中野のほか高橋大輔(関大大学院)、安藤美姫(トヨタ自動車)、織田信成(関大)が今季のショートプログラム(SP)を披露。高橋はトリプルアクセルなどジャンプをすべて決め、抜群に切れのある滑りを見せ、昨年11月の右ひざ手術から回復したことをアピールした。「夜の女王」を踊った安藤は3回転ルッツで転倒したが、妖艶(ようえん)な演技で沸かせた。織田は「死の舞踏」、中野は「オペラ座の怪人」を演技した。
毎日新聞
  日本は3位=浅田真も振るわず
フィギュア3地域対抗
 フィギュアスケートの3地域対抗団体戦、ジャパンオープンは3日、さいたまスーパーアリーナで日本、北米、欧州の各4選手が参加して行われ、日本は合計434.17点で3位に終わり、4連覇はならなかった。
 日本は昨季世界選手権女子4位の浅田真央(中京大)、中野友加里(プリンスホテル)、小塚崇彦(トヨタ自動車)、プロスケーターの本田武史が出場。浅田真は102.94点で女子6人中3位と振るわなかった。
 現役復帰したトリノ五輪男子銀メダルのステファン・ランビエル(スイス)らが出場した欧州が初優勝。昨季世界選手権女子銀メダルのジョアニー・ロシェット(カナダ)を擁する北米が2位だった。
時事通信
  浅田精彩欠き、日本は3位
フィギュアのジャパンOP
 日本、北米、欧州によるフィギュアスケートのチーム対抗戦、ジャパン・オープンは3日、さいたまスーパーアリーナで行われ、4連覇を狙った日本はバンクーバー冬季五輪シーズンの初戦だった浅田真央(中京大)がトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)で転倒するなど精彩を欠き、合計434・17点で最下位の3位に終わった。

 男女各2人のフリーの得点の合計で争う大会。日本は小塚崇彦(トヨタ自動車)とプロの本田武史が出場した男子で3位と出遅れ、中野友加里(プリンスホテル)と浅田の女子でも追い上げられなかった。浅田は102・94点で女子の中でも3位だった。

 今季現役に復帰した元世界王者ステファン・ランビエル(スイス)を擁した欧州が464・03点で初優勝。ジョアニー・ロシェット(カナダ)が女子トップの126・39点を出した北米が2位だった。
47NEWS
  真央、バンクーバーへ不安な船出  「フィギュアスケート、ジャパン・オープン」(3日、さいたまスーパーアリーナ)

 北米、欧州、日本の3チームが、各4人のフリー演技の合計点で争う団体戦。日本女子のエース・浅田真央(中京大)は、バンクーバー五輪シーズンへ不安なスタートを切った。浅田はトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を2回とも失敗するなど、7種類のジャンプのうち4つを失敗。102・94点にとどまった。浅田、中野友加里(プリンスホテル)、小塚崇彦(豊田自動車)、プロの本田武史(IMG)で結成した日本は大会4連覇を狙ったが、最下位に終わった。
デイリースポーツ
2009年10月2日  
  浅田真央の知られざる苦悩  特集番組「神様に選ばれた試合」が10月4日午後7時からテレビ朝日系で放送される。この特集は今年2月の「猪木vsアリ」「10・19川崎球場」や8月の「夏の甲子園37年ぶり決勝再試合」など、同局が独自の取材を通してその舞台裏に迫ってきた第3弾。

 語り…綾瀬はるか 夏八木勲 高橋克典

 見どころを紹介する4回目(最終回)です。

 【4】浅田真央 笑顔の影に秘めた想い 〜天才に隠された知られざる苦悩〜

 2005年12月の代々木…、15歳の少女が世界の頂点に立った。浅田真央。いまや国民的アイドルとして絶大な人気を誇るスケーター。彼女の原点はここにある。いとも簡単に飛んでみせたトリプルアクセル! ジャンプ同様、浅田はGPファイナル初出場で軽やかに世界一になった。

 スケートが好き、プレッシャーや勝負とは縁遠い15歳の少女。だが、そのGPファイナルからわずか3ヶ月後、シニアの世界大会を制し「世界女王」として出場した世界Jr.選手権。連覇を狙った浅田は、なんと2位。世界一に輝いたのは、浅田と同い年、誕生日がわずか20日違いのキム・ヨナ(韓国)だった。

 以来、世界一を巡る2人のライバルストーリーは続いていく。宿敵キム・ヨナへの想い、「どん底」を味わったあの日…。浅田真央・舞(姉)が、これまで決して口にしなかった「苦悩」を語る―。
日刊スポーツ
2009年9月30日  
  五輪へ10月から競技が本格化/フィギュア  来年2月のバンクーバー冬季五輪に向けたスケートのシーズンが、10月に入ると本格化する。フィギュアは16日からのフランス杯(パリ)でグランプリ(GP)シリーズが開幕。五輪で覇を競うとみられる女子の浅田真央(中京大)や金妍児(韓国)らトップ選手が参戦する。

 GPは第6戦までの成績上位者が出場する12月3日からのファイナル(東京)でメダルを獲得した日本人最上位者が最初に五輪代表に決まるため、重要なシリーズになる。

 フランス杯では浅田と金妍児がいきなり顔を合わせるほか、男子に織田信成(関大)が出場。23日からのロシア杯(モスクワ)は女子に浅田と安藤美姫(トヨタ自動車)、男子は小塚崇彦(トヨタ自動車)が出る。

 スピードもワールドカップ(W杯)代表選考会を兼ねた23日からの全日本距離別選手権(長野)でシーズンインする。
サンケイスポーツ
  真央の「鐘」に注目
3日にフィギュア・ジャパンOP
フィギュアスケートのバンクーバー五輪シーズンが、3日にさいたまスーパーアリーナで行われる日本、北米、欧州の3地域団体対抗戦、ジャパンオープンで本格的に幕を開ける。日本は同五輪で金メダルの期待が懸かる浅田真央(中京大)に加え、小塚崇彦(トヨタ自動車)、中野友加里(プリンスホテル)、プロスケーター本田武史の4人で4連覇を目指す。
 大会は自由演技による団体戦で行われ、浅田真が初めて披露する新プログラムに注目が集まる。今季の自由はラフマニノフの前奏曲「鐘」。重厚で壮大かつ物語性のない難曲ながら「見せ場はたくさんある。ジャッジへのアピールも」と、新たな一面を期待させる。
 世界選手権で4位に敗れた昨季は自由にトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を2度入れ、体力強化の途上だったこともあって演技の完成度を欠いた。今季は8月上旬の合宿の時点で、すべてのプログラムで演技前の6分間練習まで組み込んだ実戦形式を想定するなど仕上がりは早い。
 「鐘」を通じて「乗り越える」ことをテーマに与えたタラソワ・コーチも「去年で真央は完ぺきな選手の体つきになった。力強く演じれば真央の伴奏を通じて世界に伝わる」と飛躍を期す。
時事通信
2009年9月29日  
  真冬の挑戦者〜バンクーバーへの道 09/10/3(土)〜 スタート23:00〜23:30 氷と雪の祭典・バンクーバー五輪。4年に一度訪れるその瞬間の為に身を削り心を奮い立たせ努力を惜しまない、そんな真冬のアスリートの素顔を描く!

番組内容
来年2月に開幕する氷と雪の祭典・バンクーバー五輪。 4年に一度訪れるその瞬間の為だけに身を削り、心を奮い立たせ、 努力を惜しまない、そんな真冬の挑戦者たちの姿を描くスポーツドキュメンタリー番組。歓喜に涙する者、悔し涙を流す者、 その涙の成分はアスリート達の願いと想いです。
妥協なき挑戦を支える家族・友・恩師たちとの知らざれる絆など、 バンクーバーに全てを賭け、メダルを目指す日本代表アスリートに密着します。

#1 「浅田真央・フィギュア〜真実の真央 天才少女の知らざれる素顔編〜」 (’09年10月03日放送)
5歳からスケートを始め、わずか14歳で世界ジュニア女王の座に登り詰めたフィギュアスケート界の至宝・浅田真央。その愛らしい笑顔と天使を思わせる華麗な演技で今や国民的アイドルとなった。第一部は、少女時代の逸話、姉・舞さんとの固く結ばれた絆、知られざる素顔を中心に真央ちゃんの魅力に迫る。
  熊を見たと大騒ぎする真央ちゃん、大好きな豚めんをほおばる真央ちゃん、くだらない話に大笑いする真央ちゃん、感極まり涙を流す真央ちゃん・・・喜怒哀楽を素直に表現する、その一つ一つがドラマになる。天才少女と言われた時代から氷上の戦士へと変わっていく真央ちゃんの成長の軌跡を辿る。
【主人公プロフィール】
フィギュアスケート/浅田真央(あさだ・まお)
1990年9月25日(19歳)
愛知県名古屋市出身
163センチ 現在、中京大学在学
5歳の時、姉の舞とスケートリンクに遊びに行き、スケートと出会い、伊藤みどりを育てた山田満知子コーチの元で本格的にフィギュアを学ぶ。14歳の時には、ジュニアグランプリ3戦で全て優勝するなど、華々しいデビューを飾る。シニアの国際大会デビュー2戦目のエリック・ボンパール杯でグランプリシリーズ初優勝を果たすなど、2006年のトリノ五輪で活躍が期待されたが、ISUの年齢制限に87日足りず、出場資格は得られなかった。もともとジャンプに定評があったが、2007年からロシア人のタチアナ・タラソワの下で表現力や芸術性を強化し、ステップの技術も飛躍的に向上。その年、世界選手権で優勝を飾り、日本人選手5人目の世界女王となった。ほとんどの国際大会で表彰台に挙がり、来年2月のバンクーバー五輪では、金メダルの期待がかかる。
BS-TBS
  真冬の挑戦者〜バンクーバーへの道〜#1 氷と雪の祭典・バンクーバー五輪。4年に一度訪れるその瞬間の為だけに身を削り心を奮い立たせ努力を惜しまない、そんな真冬のアスリートの知られざる素顔を描く!
5歳からスケートをはじめ、15歳で世界女王の座に登りつめたフィギュアスケート界の至宝・浅田真央。その愛らしい笑顔と天使を思わせる演技で今や国民的アイドルとなった。第一部は少女時代の逸話、姉・舞さん、恩師との固く結ばれた絆を描き、真央ちゃんの素顔に迫る。天才少女と言われた時代からの軌跡を辿るドラマティックなストーリー編。

出演
 【ナレーター】ゴブリン
その他の情報
・サブタイトル
  #1「浅田真央 真実の真央 天才少女の知られざる素顔編」
・制作
  TBSスポーツ

ジャンル
 ドキュメンタリー/教養 - スポーツ
  レトロなファッションで美女競演、
明治「ミルクチョコレート」CM
  今年で発売83年目となる明治「ミルクチョコレート」が、38年ぶりにパッケージを一新した。新CMに小泉今日子、広末涼子、木下優樹菜、森三中・村上知子の4人が出演、ヨーロッパ風の列車を舞台にレトロなファッションで魅せている。

  「トレイン」篇は、車中の4人それぞれに起きた出来事をつないだもの。泣いている女の子と出会った小泉、狭い廊下で太った男性とすれ違えず困る広末、車掌に一目ぼれする木下らの姿がキュートかつユーモラスに描かれる。7日に行われたCM発表会には木下と村上がCMの衣装で登場。イケメン車掌との撮影を振り返った木下は、スタートの声がかかる前から見つめ合っていたことを明かし、「超ドキドキして早く終わってくれと思ってた」と語った。CMは他に、4人が恋愛や生き方などについてつぶやく「宣言」篇が3本。

  ロッテ「紗々」の新CMで、艶やかな和服姿を見せているのは堀北真希。同CMの出演は3年目となり、今作は呉服屋に勤める“OL”に扮している。設定は江戸時代ながら、矢に結び付けた“メール”が飛んできたり、休憩時間に雑誌を読んだりと現代が入り混じっているのが楽しい。ちなみに、同社のキャンディ「クリミオ」の新CM「パラソル」篇では、フィギュアスケートの浅田真央がインラインスケートを履いて美しい回転技を披露。普段から踊りをトレーニングしているので、すんなり撮影できたとか。

  ブルボンのチョコレート菓子「ブランチュールミニシリーズ」の新CMには、映画『レッドクリフ』の主題歌を歌ったalanが出演。自身の新曲をバックに、爽やかな白いワンピース姿と、妖艶な黒いドレス姿の“2人のalan”を見ることができる。(海)(情報提供:ココログニュース)
サーチナニュース
2009年9月25日  
  浅田真央
十九歳のお誕生日
おめでとう! 人生で一番短く感じる年となるでしょう。
おめでとう! 練習の成果が実る年であるますように。
おめでとう! 奢らず、高ぶらず、慌てず、怪我しずに。
おめでとう! 健康でよい年でありますように。
祈っています。 
まおまお隊士 おっさい
  モスクワ 分かった栄光への道 「パニャートナ」

 先日、フィギュアスケート女子の浅田真央選手が、合宿中のモスクワで記者会見した際、最も印象深いロシア語としてこの言葉を挙げた。

 「分かった」の意で「分かった?」と尋ねるときにも使える。

 浅田選手はロシア人コーチとの練習で、しばしば「パニャートナ?」と問われ、「パニャートナ」と答えているそうだ。

 思えば、記者がロシアへ語学留学した際、真っ先に覚えたのもこの言葉だった。年若い女の先生の甲高い「パニャートナ?」は、今も忘れられない。教えが理解できないときは耳をふさぎたかったものだ。

 来年2月のバンクーバー冬季五輪で金メダルを目指す浅田選手。日本中の期待を背負い異国で練習する過酷さは想像を絶するが、耳をふさぐわけにはいかない。

 浅田選手とコーチが「パニャートナ」と声を交わすたび、栄冠が近づいているはずだ。 (酒井和人)
中日新聞
2009年9月24日  
  浅田真央オルゴールMao Music Boxが登場 いつも応援ありがとうございます。
バンクーバーオリンピック目指して頑張ります。
浅田真央

株式会社Dream Makerは「浅田真央オルゴール Mao Music Box(希望小売価格20,790円(税込)19,800円(税抜))」を9月26日(土)より限定数2,000個、発売いたします。
本商品は、現在フィギュアスケート界で活躍している浅田真央選手監修の下、昨シーズン(08-09)応援してくださったファンの皆さまに感謝の気持ちと、自身が2008年グランプリファイナルにてフリースケーティングで女子選手として初めて3回転アクセルを2度成功させた記念として製作いたしました。

概要
細やかな造形を施した70mmの精巧な浅田真央人形がハチャトゥリアンの「仮面舞踏会」の音色と共にビールマンスピンのポーズで銀盤の上で回転します。また、本人のオリジナルメッセージをプリントしたポストカードも付きました。

今製品の専用サイト
http://www.maomusicbox.com/
PR TIMES
2009年9月23日  
  <日本スケート連盟>
橋本聖子氏が会長に復職
 日本スケート連盟は23日、東京都内で開いた臨時理事会で橋本聖子氏の会長職への復職を承認した。橋本氏は昨年、副外相に任命されたのを受けて会長職を休職していた。

 橋本氏は来年2月のバンクーバー冬季五輪日本選手団長を務める。橋本氏は「私も五輪で主将ながら開会式を欠席した経験もある。選手には競技を優先できるよう、努力に裏打ちされたわがままは聞いてあげたい」と抱負を語った。
毎日新聞
2009年9月16日  
  バンクーバー五輪に向け浅田真央が始動!
10月3日放送、テレビ東京系
「フィギュアスケートジャパンオープン2009」
 2010年のバンクーバー五輪に向けたシーズンの本格的な幕開けを告げる「フィギュアスケート ジャパンオープン2009」が、さいたまスーパーアリーナで10月3日に開催される。テレビ東京系では、その模様を同日後6・30から放送する。

 同大会は日本、ヨーロッパ、北米を代表する男女2人ずつがチームを組んでそれぞれフリープログラムを演じ、その合計点で勝敗を競うプロ・アマ混合の団体戦。4連覇が懸かる日本チームは、バンクーバー五輪でのメダル獲得が期待される浅田真央、中野友加里、小塚崇彦に、プロ選手の本田武史を加えた強力布陣で臨む。

 4年連続出場となる浅田は「シーズン初戦になるので、ワクワクしています。チーム一丸となって優勝できるよう頑張りたいです」と意気込みを語るとともに、得意技であるトリプルアクセルを「1度は跳びます」と宣言した。

 昨シーズンのグランプリファイナルで準優勝し、一躍、有力選手となった小塚は「国際スケート連盟から派遣されて来るジャッジの方々に、今シーズン初めてプログラムを披露する場なので、どういう評価をされるか興味があります」と、五輪本番を見据えている。
 ヨーロッパからは現役復帰を表明した元男子世界王者ステファン・ランビエル(スイス)、北米からは昨シーズンの世界選手権男子シングルスで優勝したエバン・ライサチェク(米)らトップスケーターが参加する。
インターネットTVガイド
2009年9月15日  
  フィギュア開幕戦「ジャパンオープン2009」
浅田真央新プロ初公開SP
五輪シーズン開幕戦「ジャパンオープン」10月3日(土)放送!浅田真央ら新プログラム初披露!浅田・安藤・中野・高橋・織田・小塚ら最新情報も満載。
バンクーバー五輪シーズンの開幕戦「
ジャパンオープン2009」日本・欧州・北米3地域対抗戦10月3日(土)放送!浅田真央・中野友加里・小塚崇彦らチームジャパンが4連覇を目指す!浅田真央の五輪への新プログラム「鐘」世界初公開!見どころや出場選手を紹介。真央&小塚対談も。世界のトップスケーター夢の共演「カーニバルオンアイス2009」10月4日(日)午後4時〜放送!浅田真央、安藤美姫、中野友加里、高橋大輔、織田信成、小塚崇彦の五輪を狙う日本男女トップ3揃い踏み。ヤグディン、ランビエル、バトル、荒川静香ら五輪メダリストと共演。

フィギュアスケート開幕戦「
木下工務店カップ・ジャパンオープン200910月3日(土)夜6時30分〜テレビ東京にて放送
テレビ東京
2009年9月13日  
  真央ウキウキ ロッテ「Crimio」のCMに出演
9月15日にONエアー
 来年2月のバンクーバー五輪出場を狙う女子フィギュアスケートの浅田真央(18)=中京大=がロッテのキャンディ「Crimio(クリミオ)」の新CMを収録。15日からオンエアされる。

 傘を手に空から舞い降りてくる設定で、真央のスカートがひらひらとひらめくように、撮影では送風機が当てられた。マリリン・モンローばりにスカートがめくり上がってしまうと思いきや、層をなした構造のスカートの内側をテープで足にはり付けて固定していたため心配ご無用だったとか。それにしても、今月25日に19歳の誕生日を迎えるが、こういう衣装を着ると、まだまだあどけなく映る。
ZAKZAK
2009年9月11日  
  浅田真央 CM撮影も「練習になる」  フィギュアスケートの浅田真央選手がCMキャラクターを務めるロッテ「Crimio(クリミオ)」の新CM「パラソル」編が9月15日から放送される。普段あまり履くことのないインラインスケートでの撮影に「コケたら超恥ずかしい!」と話していた浅田選手だが、すぐに滑りこなして本番では華麗なスケーティングを披露。バンクーバー冬季五輪に向けて表現力にも磨きをかけているが、「笑顔はスケートでも大切なので、(CM撮影は)自然に笑うことの練習になる」と勉強熱心だった。
時事通信
2009年9月10日  
  笹川スポーツ財団調査  10代の若者は東京五輪を支持−。笹川スポーツ財団は10日、「10代のスポーツライフに関する調査」の結果を発表し、10〜19歳の若者のうち、約8割が招致活動中の2016年東京五輪開催を望んでいることが明らかになった。

 調査は6月20日〜7月7日まで全国3000人に実施。1975人が回答した。「2016年に五輪を行ってほしいと思うか」の問いに「思う」が48・6%、「どちらかというと思う」が30・1%と計78・7%の若者が東京五輪を支持した。

 好きなスポーツ選手には1480人が回答。米大リーグのイチローが17・2%で1位だったが、2位にフィギュアスケートの浅田真央、3位に水泳の北島康介が入り、上位20人中11人がトリノ、北京五輪や同五輪予選で活躍した選手だった。
MSN産経ニュース
2009年9月8日  
  真央ワクチン打てない…感染防止は自己防衛  日本スケート連盟が新型インフルエンザの感染防止対策として、浅田真央(18)=中京大=らバンクーバー五輪代表有力選手らのワクチン接種対象者の優先順位への組み込みを日本オリンピック委員会(JOC)を通じて厚生労働省に打診したところ、「対象外」の判定を下されていたことが7日、関係者の話で分かった。自己防衛手段を取らざるを得なくなり、感染防止のため主要国内大会すべてにファンとの接触、リンク内への花束の投げ込みを全面禁止する方針を固めた。

 関係者によると先週、JOC情報医科学委員会が厚生労働省にワクチン接種対象者の優先順位についての問い合わせをしたところ「スポーツ選手は序列に入っていない」との回答を受けたという。

 JOC関係者は「五輪も控えており、ワクチン接種の優先順位については再度、厚生労働省に打診する予定」としている。ただ、もし接種できるようになっても、薬の成分がはっきりしない場合は「ドーピング検査、副作用などスポーツ選手が安全に使用できるかどうか」という問題も残る。

 流行のピークは今月下旬から10月上旬とされる。フィギュアスケートは五輪シーズンの開幕戦となる国際大会を10月3日に国内で迎える。さいたまスーパーアリーナで開催される「ジャパン・オープン」では1万2000人以上の来場者を想定。女子代表の最有力候補・浅田の“五輪演技”が初披露されるとあって、すでに前売りで5000枚以上のチケットが売れている。

 感染拡大が懸念される秋以降も国内各地で国際大会がめじろ押し。浅田のほかに安藤美姫(21)=トヨタ自動車=、高橋大輔(23)=関大大学院=ら候補選手も出場するが、選手への感染防止策として日本スケート連盟では握手やサインなどファンとの接触、演技後のリンク内への花束などの投げ込みも全面禁止にする方針だ。日本連盟の伊東フィギュア委員長は「選手には通常のインフルエンザの予防接種は受けさせるが、新型についてはお手上げ。感染防止を徹底するほかない」と話した。
スポーツ報知
  優先接種なし…真央&愛子、インフル恐い  真央、愛子がピンチ!? 来年2月のバンクーバー五輪に向けた選手、関係者の新型インフルエンザ対策が暗礁に乗り上げていることが7日、分かった。不足している新型インフルエンザ用のワクチン接種について日本スケート連盟、全日本スキー連盟とも日本オリンピック委員会(JOC)側に問い合わせているが、優先接種などは難しい状況。ワクチンや感染した場合の治療薬に、大会のドーピング検査での禁止薬物が含まれるかどうかも現段階で不明確だという。

 「いくら代表選手でも優先的に、というのは難しい。手洗いやマスクなどで予防するしかない」とスケート連盟の伊東秀仁フィギュア委員長。浅田真央(中京大)の今季初戦となる10月3日のジャパンオープン(さいたまスーパーアリーナ)では、出場選手がマスクをつけたり会場内に消毒薬を置いたりするなど対策を取る予定だ。
サンケイスポーツ
2009年9月7日  
  カーニバル・オン・アイス2009 10/3(土)にさいたまスーパーアリーナで開催されるフィギュアスケート「カーニバル・オン・アイス」に、高橋大輔の出演が決定した。

カーニバル・オン・アイス」は同日開催の「Japan Open 2009 3地域対抗戦」後に行われるエキシビション公演。高橋の他にも荒川静香や浅田真央、中野友加里、小塚崇彦、ステファン・ランビエールら国内外のトップスケーターが出演予定となっている。
彼らの多くは10月からのグランプリシリーズを転戦する。今年のファイナルが東京で開催されること、さらに来年のバンクーバーオリンピックが控えていることもあり、今後もフィギュアスケートからは目が離せそうにない。

< カーニバル・オン・アイス2009 >
【日程】10月3日(土) 19:00 さいたまスーパーアリーナ
【出演】荒川静香/浅田真央/中野友加里/本田武史/小塚崇彦/サラ・マイヤー/ラウラ・レピスト/ステファン・ランビエール/サミュエル・コンテスティ/ジョアニー・ロシェット/長洲未来/ジェフリー・バトル/エヴァン・ライサチェク/アレクセイ・ヤグディン/高橋大輔

木下工務店カップ フィギュアスケート Japan Open 2009 3地域対抗戦
【日程】10月3日(土) 13:00 さいたまスーパーアリーナ
【出場】
≪日本≫ [女子]浅田真央/中野友加里 [男子]小塚崇彦/本田武史
≪欧州≫ [女子]サラ・マイヤー/ラウラ・レピスト [男子]サミュエル・コンテスティ/ステファン・ランビエール
≪北米≫ [女子]ジョアニー・ロシェット/長洲未来 [男子]エヴァン・ライサチェク/ジェフリー・バトル
【ゲストスケーター】荒川静香

チケットぴあ
2009年9月2日  
  真央とヨナ:バンクーバー五輪に向けて
 「新技」と「精度」異なるプラン
 開幕まであと半年を切った2010年バンクーバー冬季五輪。最大の注目は、フィギュアスケート08年世界女王の浅田真央(中京大)と昨季世界女王の金妍児(キム・ヨナ、韓国)による「ライバル対決」だ。ともに昨季はショートプログラム(SP)、フリーの合計得点で「200点超え」を達成。今月中にはそろって19歳となる。本格的なシーズン開幕を前に、2人の五輪への取り組みを追った。【来住哲司】

 8月11日、愛知・中京大アイスアリーナであった浅田の公開練習。連続ジャンプを得意の3回転フリップ−3回転ループ以外の、さまざまな組み合わせで披露した。

 浅田は「プログラムに入っていない(連続)ジャンプも練習している。自分のジャンプを増やせば、余裕も出てくる」と狙いを説明。さらにタチアナ・タラソワコーチは、トリプルアクセル(3回転半)−3回転トーループという女子初の大技に取り組んでいることを明かした。

 浅田が大技を開発中−−。このニュースは韓国でも関心を集めた。2日後、ソウル市内のホテルで翌日のアイスショーに向けて会見した金は、その件について質問されると、「私は自分のやることに集中している」と無関心を装った。

 金にトリプルアクセルはなく、ループが苦手。浅田に比べ、跳べるジャンプは限られる。それでも金を指導するブライアン・オーサーコーチは「妍児は自然体で戦える選手。私のゲームプランは技術的にも芸術的にも、照準を合わせるのはマオや他の選手ではなく、妍児自身が自分の演技に集中すること」と信頼する。昨季は3回転フリップ−3回転トーループの加点が低かったため、最初をルッツに変える案もあるらしいが、従来から演技構成を大きく変えることはないようだ。

 五輪に向け新技開発に積極的な浅田と、従来の技の精度を高める金。浅田のフリーの新プログラムはラフマニノフの前奏曲「鐘」で、「すごく力強い曲。見せ場もあるのでジャッジにアピールするところを踏まえて練習している」と意気込む。

 一方、金も新SPは映画「007」シリーズメドレーと新機軸を打ち出した。「新しい挑戦的なものなので不安はあるが、うまくできると思う」。ただ、同14日のアイスショーでは昨季SPのサンサーンス作曲「死の舞踏」を演技。朝鮮日報の成鎮赫(ソン・ジンヒョク)記者は「今も『死の舞踏』を練習しているようだ。『007』が合わなかったら『死の舞踏』に戻すのでは」と見ている。
毎日新聞
2009年9月1日  
  <JOC>橋本氏を五輪団長に起用へ
女性が務めるのは初
 日本オリンピック委員会(JOC)は、来年2月のバンクーバー五輪日本選手団団長に92年アルベールビル五輪のスピードスケート女子千五百メートルで銅メダルを獲得した橋本聖子氏(44)を起用する方針を固めた。五輪の日本選手団団長を女性が務めるのは初めてとなる。橋本氏はスケートと自転車で夏冬合わせて7度五輪に出場している。

 参院議員の橋本氏は、現在副外相を務めている。麻生内閣が退陣して休職中の日本スケート連盟会長に復帰した場合、JOCは団長就任を要請する。
毎日新聞
2009年8月25日  
  中京大中京逃げ切る!
43年ぶり7度目V…夏の甲子園決勝
 ◆第91回全国高校野球選手権大会最終日 ▽決勝 中京大中京10―9日本文理(24日・甲子園) 中京大中京(愛知)が10―9で日本文理(新潟)を退け、参加4041校の頂点に立った。

 両チーム合わせて31安打の打撃戦は最後までもつれた。追う日本文理は9回2死走者なしから驚異的な粘りを発揮し、1点差に詰めてなお一、三塁とした。しかし、続く打者の鋭いライナーは三塁手の正面へ。中京大中京が逃げ切り、43年ぶり7度目の優勝を決めた。

 中京大中京の全国制覇は、中京商時代に春夏連覇した1966年以来で7度目となり、優勝回数で並んでいた広島商(広島)を上回って単独最多となった。夏は決勝で7戦7勝。春夏の合計優勝回数も計11度に伸ばした。新潟県勢として初の決勝に臨んだ日本文理は一歩及ばなかった。

 中京大中京・大藤敏行監督「楽しい試合だった。日本一の実感がなかなかわかない。(選抜大会で8強どまりだった)春の悔しさと勝負にかける執念が勝負を分けたと思う」

 日本文理・大井道夫監督「よく頑張った。大したもんだ。最後の5点は奇跡。こんな感激を味わえるなんて、子どもたちに本当に感謝。自分たちが歴史をつくったと胸を張って、笑顔で新潟に帰ってもらいたい」

 日本ハム・稲葉篤紀(中京大中京OB)「あまり偉そうなことは言えないのですが、とにかく「おめでとうございます」と言いたいです。ファイターズのチーム状態があまりよくない中、とても大きな力を頂きました」

 浅田真央(フィギュアスケート選手。今春、中京大中京高を卒業)「優勝おめでとうございます。テレビを見ながらずっと応援してました。43年ぶり7度目、史上最多優勝、すごいです。元気をもらえました」

 ◆中京大中京 1923年に中京商として開校。95年に現校名に。優勝回数は選抜大会4度で、選手権大会7度。31年から史上ただ1校の夏3連覇を達成している。
卒業生はプロ野球日本ハムの稲葉篤紀、フィギュアスケートの浅田真央ら。
スポーツ報知
  中京大中京、43年ぶり7度目の全国制覇!  第91回全国高校野球選手権大会第15日(24日、甲子園)決勝戦は中京大中京(愛知)が日本文理(新潟)を10−9で破り、1966年以来43年ぶり7度目の全国制覇を成し遂げた。

 中京大中京は一回表、4番堂林が右中間に2点本塁打を放ち先制したが、二回以降はチャンスをモノにできず五回まで追加点を奪えなかった。

 しかし、六回裏に打線が爆発。日本文理先発の伊藤を攻め、二死満塁から堂林が2点適時打を放ち、ようやく勝ち越しに成功すると、この回は一挙6点の猛攻。七回裏にも2点を追加した。

 日本文理は九回表に驚異の粘りをみせ、この回から再びマウンドに上がった中京大中京・堂林から2番高橋隼が適時二塁打を放ち、まず1点。さらに3番武石も適時二塁打で4点差。ここで、また中京大中京は堂林から森本に投手交代した。

 しかし、日本文理の反撃はまだ終わらず、5番高橋義が四球で二死満塁とし、6番伊藤が適時二塁打を放ち2点差、さらに7番代打石塚の適時打で1点差に詰め寄った。しかし、8番若林が痛烈なあたりを飛ばしたが三直に倒れゲームセット。1点差まで猛追したが、あと一歩及ばなかった。

 準決勝まで4試合連続完投の伊藤は、中京大中京打線を五回まで堂林の本塁打のみに抑えていたが、終盤に捕まり六、七回の2イニングで8失点。勢いづいた強力打線を止めることはできなかった。
サンケイスポーツ
2009年8月20日  
  博報堂DYメディアパートナーズ 、
「アスリートイメージ評価調査」結果を発表
 株式会社博報堂DYメディアパートナーズ(本社:東京都港区社長:佐藤孝 以下博報堂DYメディアパートナーズ)は、株式会社博報堂DYスポーツマーケティング(本社:東京都港区社長:萩原徳正 以下博報堂DYスポーツマーケティング)と共同で、5回目となるアスリートの総合的なイメージを測定する「アスリートイメージ評価調査」を行いました。

 イメージ総合ランキング上位は、1位にイチロー(野球)、2位に浅田真央(フィギュアスケート)、3位に北島康介(水泳)、4位に石川遼(ゴルフ)、5位にクルム伊達公子(テニス)となっており、人気・実力ともに認められているアスリートが上位を占めています(敬称略、以下同)。

。「親しみやすい」アスリートは、1位に福原愛(卓球)、
2位に浅田真央(フィギュアスケート)、3位に田中将大(野球)。この調査は2008年より、CMキャスティングの際に使用する基礎データとしての活用を主な目的とし、対象アスリートの認知、好意度のほか、博報堂DYメディアパートナーズが独自に構築した29項目のイメージ評価によるオリジナル調査です。

■調査概要
・調査方法: Web調査
・調査地区: 首都圏+京阪神圏
(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県)
・調査対象者: 対象エリアに在住の15〜69歳の男女
・有効回収サンプル数: 600サンプル
・調査期間: 2009年7月3日〜7月7日
日本経済新聞
2009年8月19日  
  浅田真央選手らのコメント動画を
公式サイトでアップ!
 木下工務店カップ フィギュアスケート
『JAPAN OPEN 2009』3地域対抗戦
この秋、10/3(土)に「木下工務店カップ フィギュアスケート『JAPAN OPEN 2009』3地域対抗戦」が、さいたまスーパーアリーナで開催されることになりました。

日本、北米、欧州からトップスケーターが出場し合計得点で勝敗を決する「3地域対抗戦」も今年で4回目を迎えました。チームジャパンの4連覇がかかる今回は、バンクーバー冬季オリンピックを迎える注目のシーズン初戦でもあり、更なる熱いバトルが期待されます。

その大会を前に、JAPAN OPEN 2009日本チーム出場選手(浅田真央選手、中野友加里選手、小塚崇彦選手、本田武史選手)が記者会見を行いました。

公式サイト記者会見ページでは、各選手のコメントが動画で見られます。
それぞれの選手の本大会に賭ける意気込みを、ぜひチェックしてみてください!

■木下工務店カップ フィギュアスケート『JAPAN OPEN 2009』3地域対抗戦
■開催日時…10/3(土) 12:00開場(13:00試合開始 16:00終了予定)
■会場…さいたまスーパーアリーナ
■放送…10/3(土) 19:00〜20:54(予定)【テレビ東京系列6局ネット】
■競技形式…日本、北米、欧州のプロとアマチュアの男女混合2名ずつによるチーム戦
■チケット情報…好評発売中!
★チケットぴあ 0570-02-9999【Pコード:814-022】(10:00〜23:30)
★ローソンチケット 0570-084-003【Lコード:35545】(24時間受付)
           0570-000-777【オペレーター対応】(10:00〜20:00)
★CNプレイガイド 0570-08-9999【オペレーター対応】(10:00〜18:00)
★e+(イープラス) http://eplus.jp/fsjo/
★楽天チケット http://ticket.rakuten.co.jp/
テレビドガッチ
2009年8月18日  
  浅田真央が五輪シーズン初戦で
「トリプルアクセル跳ぶ!!」
10月3日(土)にさいたまスーパーアリーナで開催される「木下工務店カップフィギュアスケートジャパンオープン2009」の記者発表会見が13日、都内で行われ、出場予定選手の浅田真央、中野友加里、小塚崇彦、本田武史らが出席した。

同大会は、日本、欧州、北米の3地域対抗の団体戦。1チーム男女各2人ずつ計4選手がフリープログラムを演じ、その合計点で勝敗を競う。日本チームは過去3年続けて優勝しており、今大会では4連覇が懸かっている。

今季最初の競技会でもある同大会では、浅田が新フリープログラム・ラフマニノフの前奏曲「鐘」を初披露する予定。浅田は「ジャパンオープンは初戦になるので、わくわくしていますし、すごく楽しみにしています。チーム一丸となって、優勝できるように頑張りたいと思います」と笑顔で意気込みを語った。また、「トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)は、1度は跳ぶことを決めています」と得意技に挑戦することも宣言した。

また、日本チームで唯一のプロである本田は「4回転に挑戦したい」という目標を語ると、小塚が「プロの方に負けないように、4回転を跳びたい。4回転を跳んでなおかつ、プログラムのすべてのジャンプを成功させたいと思います」と意欲を見せた。

中野も「本田さんのチャレンジ精神を見習って、わたしもトリプルアクセルのほかに、連続3回転を跳びたいと思います」と目標を掲げた。

海外勢では、3月の世界選手権男子シングルで優勝したエヴァン・ライサチェク(アメリカ)が北米チーム、現役復帰を表明したステファン・ランビエル(スイス)が欧州チームの一員として出場する予定。

「木下工務店カップフィギュアスケートジャパンオープン2009」
10月3日(土)夜7:00-8:54(時間変更の場合あり) テレビ東京系で放送
MSN エンターテイメント
2009年8月13日  
  浅田真央ワクワク ジャパンOPへ抱負  日本と欧州、北米の3チームで争うフィギュアスケートの「ジャパン・オープン」(10月3日、さいたまスーパーアリーナ)に出場する日本チームが13日、東京都内で会見し、今季初戦となる浅田真央(中京大)や小塚崇彦(トヨタ自動車)らが抱負を語った。

 プロを含む男女2人ずつ計4人でチームを組み、それぞれフリーの演技で合計得点を競う。日本は浅田、小塚のほか中野友加里(プリンスホテル)とプロの本田武史が出場。

 フリーの「鐘」を初披露する浅田は「初戦なのでワクワクしているし、楽しみにしている。ミスなく滑りたい」と意気込んだ。

 小塚は「4回転を跳んですべてのジャンプを成功させたい」と目標を掲げ、中野は「いろいろ挑戦できる試合。トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)と連続3回転を入れたい」と話した。
中日新聞
  真央、五輪用プログラム早期チェックよ  フィギュアスケートの日本、北米、欧州3地域別対抗戦「ジャパンオープン」の開催発表会見が13日、都内で行われ、浅田真央(18)=中京大=ら日本の4選手が出席。大会は各チーム4選手がフリーの演目を行い、国際スケート連盟(ISU)公認ジャッジの採点による合計得点で勝敗を決定。浅田は本格的なシーズンインに先立って五輪用プログラムをチェックし、金メダルへの道のりを一歩一歩踏みしめる。

  ◇  ◇

 開催まで半年を切ったバンクーバー五輪へ向けたシーズン初戦。浅田は「ワクワク、楽しみ。シーズンまでやることはたくさんある。これから頑張って追い込んで、いい初戦を迎えたい」と笑顔で話した。

 昨年は11月中旬のフランス杯で始動したが、1カ月半早い10月3日に初戦を迎えることに大きな意味があった。今大会は、五輪で判定する可能性もあるISU公認ジャッジが採点する。関係者は「演技がいいのか悪いのか。悪ければどこを直せばいいか聞いておきたい」と明かす。五輪仕様のフリー演技の評価を、早い段階で確認できるメリットがあった。

 「アクセル(3回転半)を跳ぶと決めている。自分の気持ちを落ち着かせて冷静にできるようにしたい」と浅田。プログラムには超難度の3回転半-3回転の連続ジャンプも組み込む予定。本番ジャッジの前で新たな姿をアピールするという狙いもある。

 3連覇中の日本チームは、浅田に中野友加里(23)=プリンスホテル、小塚崇彦(20)=トヨタ自動車=と、プロスケーターの本田武史(28)=IMG=の4人。「ミスなく滑ることを目標にしたい」。初めて披露するフリーの「鐘」の演目。金メダルへとつなぐ第一歩にするつもりだ。
デイリースポーツ
  真央 五輪モード「トリプルアクセル跳ぶ」
10・3ジャパンOP
 フィギュアスケートの3地域対抗戦「ジャパン・オープン」(10月3日、さいたまスーパーアリーナ)の記者発表が13日、都内で行われ、浅田真央(18)=中京大=ら日本勢が会見した。

 大会は今季からシーズン初戦となり、国際連盟(ISU)公認審判員の前で初めて新プログラムを試す場になる。日本連盟の伊東秀仁フィギュア部長は審判に関し、「今回お願いする人の中から、3分の1くらいは(バンクーバー五輪に)入るかもしれない」と想定。各審判員から新プログラムの印象や修正点について意見を収集し、メダル取りの参考にする計画だ。

 新フリーの「鐘」を初披露する真央は、「トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)は1度跳ぶと決めている」と大技挑戦を明言。五輪プログラムを審判にアピールする。
スポーツ報知
  真央 シーズン初戦から全開だ!  10年バンクーバー五輪で金メダルを目指すフィギュアスケート女子の浅田真央(18=中京大)が、今季初戦となる日本、北米、欧州によるチーム対抗戦、ジャパン・オープン(さいたまスーパーアリーナ、10月3日)で、いきなりエンジン全開の演技を披露することを誓った。13日、都内で日本代表4人が会見し、浅田は「初戦なのでワクワクしているし楽しみ」と抱負を語った。

 今大会は各チーム男女2人ずつがフリーを滑り、合計得点で争われる今季の初戦。そのため各選手にとっては五輪本番用のフリー演技を初披露する場となるが、採点は国際スケート連盟公認のジャッジが担当するだけに本番さながらの演技が求められる。

 金メダルが期待される浅田にしてみれば、五輪本番でも採点を行うジャッジの前で好印象を与えられれば、五輪まで続くシーズンを有利に戦えることになる。今季からラフマニノフの前奏曲「鐘」をフリーで使用する18歳は「トリプルアクセルは1度跳ぶと決めている。もう1度追い込んで、いいシーズンの初戦を迎えたい」とスタートダッシュへ向け、気合を入れ直していた。
スポーツニッポン
  真央、五輪シーズン初演技に意欲/フィギュア  来年のバンクーバー五輪を目指すフィギュアスケート女子の浅田真央(18)=中京大=が13日、都内で行われたフィギュアスケートの3地域対抗戦、ジャパン・オープン(10月3日、さいたまスーパーアリーナ)の発表会に出席。「トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)は1度跳ぶと決めている。いいシーズンの初戦を迎えたい」と五輪シーズンのフリー演技初披露に意欲をみせた。

 真央にとって、国際スケート連盟の規定改正後初めて行われる大会。日本、北米、欧州の男女2人ずつによる4選手がフリーを滑り、合計得点で優勝を争うチーム戦だが、五輪用の“勝負曲”をお披露目する場にもなる。真央はフリーの新プログラム、ラフマニノフの前奏曲「鐘」で舞う予定だ。

 大会には五輪本番にジャッジを担当するようなベテランのジャッジが招かれ、ジャンプの回転不足の減点が緩和され、ジャッジ個人の裁量が大きくなる新ルールの試運転となるため、伊東秀仁・フィギュア部長は「各選手が五輪に向け技術を修正、ブラッシュアップしていける場になれば」と期待を寄せる。
サンケイスポーツ
  浅田真央が五輪シーズン初戦に意欲  フィギュアスケートのプロアマ合同のチーム戦「ジャパンオープン」(10月3日・さいたまスーパーアリーナ)の開催発表が13日、都内で行われ、浅田真央(中京大)は「これから頑張っていいシーズン初戦を迎えたい」と話した。

 浅田は、中野友加里、小塚崇彦、そしてプロスケーターの本田武史と日本チームを結成。バンクーバー五輪で審判員となる可能性もある国際スケート連盟公認ジャッジの前でフリーの演目を披露する。浅田は「アクセル(3回転半)を跳ぶと決めている」と意気込んだ。
デイリースポーツ
  【スケート】真央、今季初戦に「ワクワク」  フィギュアスケートのチーム対抗戦、ジャパン・オープン(10月3日、さいたまスーパーアリーナ)に臨む日本選手が13日、東京都内で会見し、女子の浅田真央(18)=中京大=は「今季初の試合で、ワクワクする」と笑顔を見せた。

 バンクーバー冬季五輪で金メダル獲得が期待される浅田の今季開幕戦。ラフマニノフの前奏曲「鐘」に乗る、フリー演技を披露する予定で「トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を1回は入れる」と宣言、得意技を跳んでシーズンに入る。

 日本は浅田に加え、中野友加里(プリンスホテル)、男子では小塚崇彦(トヨタ自動車)、本田武史(IMG)が出場。3月の世界選手権男子で優勝したエバン・ライサチェク(米国)らを擁す北米、さらには欧州と4連覇をかけて争う。
MSN産経ニュース
  真央10月ジャパンOPで「3回転半跳ぶ」  フィギュアスケートのジャパンオープン(10月3日、さいたまスーパーアリーナ)に出場する浅田真央、小塚崇彦、中野友加里、本田武史が13日、都内で会見した。今大会は3月の世界選手権で男子優勝のライサチェク(米国)や、女子2位のロシェット(カナダ)ら強豪が出場し、日本、北米、欧州の3地域対抗戦として、1チーム男女各2人が新シーズンのフリー演技を披露し、4人の合計点で争う。日本は過去3大会すべて優勝だけに、浅田が「まだやることはたくさんあるけど、頑張って追い込んで、いいシーズンの初戦を迎えたい。1度はトリプルアクセルを跳ぶと決めている」と話せば、中野も「トリプルアクセルと2連続3回転両方を入れたい」と力を込めた。
日刊スポーツ
  フィギュア:真央「ワクワク」
日本4選手会見 日本OP
 フィギュアスケートの国際大会「ジャパンオープン 2009 3地域対抗戦」(10月3日、さいたまスーパーアリーナ)に出場する、浅田真央(中京大)ら日本チームの4選手が13日、東京都内で会見した。

 欧州、北米、日本から3チームが参加する五輪シーズンの幕開けとなる競技会。プロアマ混合男女計4人がフリープログラムを演技し、合計点で勝敗を競う。日本のメンバーは浅田をはじめ、小塚崇彦(トヨタ自動車)、中野友加里(プリンスホテル)にプロスケーターの本田武史。

 会見に出席した浅田は「ワクワクしている。今シーズン初めてフリープログラムを披露することになると思うので、みんなの演技が楽しみです」、中野は「いろいろなことに挑戦したい。3−3回転(連続ジャンプ)と、トリプルアクセルの両方を入れられたら」と、それぞれ抱負を語った。【栗林創造】
毎日新聞
  浅田真央「3回転半跳ぶ」と意欲
 フィギュアの3地域対抗戦
 フィギュアスケートの3地域対抗戦、ジャパン・オープン(10月3日・さいたまスーパーアリーナ)に出場する日本勢が13日、東京都内で記者会見し、浅田真央(中京大)は「トリプルアクセルは1度跳ぶと決めている。もう一度(練習で)追い込んで、いいシーズンの初戦を迎えたい」と五輪シーズンのフリー演技初披露に意欲を見せた。

 日本、北米、欧州から各4選手がフリーを滑り、合計得点で優勝を争う。小塚崇彦(トヨタ自動車)は「4回転を跳びたい。ジャッジの評価に興味がある」と話し、中野友加里(プリンスホテル)は「トリプルアクセルと2連続3回転ジャンプを両方入れられたらいい」と果敢に誓った。

 北米は世界選手権男子優勝のエバン・ライサチェク(米国)や女子のジョアニー・ロシェット(カナダ)、欧州は現役復帰を表明したステファン・ランビエル(スイス)らが出場する。
47NEWS
2009年8月12日  
  真央ちゃんスマイル健在…3種の3回転に自信  フィギュアスケートの浅田真央(18)が11日、愛知県豊田市の母校、中京大アイスアリーナで練習を公開し、大技のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)や、3種類の2連続3回転ジャンプを成功させた。約半年後に迫ったバンクーバー冬季五輪では、金メダル獲得が期待されるが、「(課題の)3回転の2連続ジャンプも順調にきている」と真央スマイルで自信をのぞかせた。
ZAKZAK
  真央五輪金へ女子初大技3回転半→3回転  フィギュアスケート前世界女王の浅田真央(18=中京大)が、来年2月のバンクーバー五輪での金メダル獲得へ、女子史上初の大技に挑戦する。11日、愛知・豊田市の中京大での公開練習で、トリプルアクセル(3回転半)と3回転トーループの連続ジャンプに挑戦していることを明かした。男子でもトップ選手しかできない難度の高い技で、ライバルで現世界女王の金妍児(韓国)打倒へ臨戦態勢を整える。

 浅田が軽く1回転ジャンプを跳んだ。着氷と同時に鋭い3回転トーループ。次は最初のジャンプを1回転半に替えて、再び3回転トーループを舞った。後半に3回転トーループを組み込む連続ジャンプの練習だった。6日に来日したタラソワ・コーチが明かした。「真央は世界で誰もやったことがない1番複雑なことに挑戦している」。女子史上初の3回転半+3回転トーループ。「五輪で? 私は期待している」と同コーチは自信をのぞかせた。

 昨季、浅田は3回転半+2回転トーループに成功した。それをこの日はウオームアップで軽々と跳んだ。3回転半ジャンプを跳べるのは現役では世界でも浅田と中野友加里の2人だけ。3回転半と3回転の連続ジャンプは女子では過去に成功例がなく、男子でもトップ選手しかできない。浅田は「フリーの『鐘』は五輪にふさわしい壮大な曲。それに負けない演技をしたい」と力を込めた。

 五輪で最大のライバルとなる金とはシニア転向後3勝4敗、うち4戦は1ケタ得点差での決着。新たな連続ジャンプは基礎点だけで2・7点上がり、金メダルにグッと近づく。さらに女子史上初の成功で、ジャッジにアピールすることもできる。ピタリと決めれば出来栄え点の大幅アップも見込める。

 タラソワ・コーチが付き添ったこの約1週間は、本番を意識して1曲を通した練習が増えた。今季は全6戦のGPシリーズのうち1、2戦目の出場とあって、例年より早い仕上がりが求められるが「この1週間で成長した。シーズンまでには大丈夫」。タラソワ・コーチも「完ぺきにスポーツ選手の体になった。去年の小さな娘から今年は力強い大人の美女になった」と肉体の成長が高難度ジャンプを支えていると力説した。「ジャンプの浅田」が五輪で真骨頂を迎える。【高田文太】
日刊スポーツ
  真央の演技に力強さ
五輪まで半年、練習を公開
 来年のバンクーバー冬季五輪で金メダルを目指すフィギュアスケート女子の浅田真央(中京大)が11日、愛知県豊田市の中京大アイスアリーナで練習を公開した。

 今月6日から12日までタチアナ・タラソワコーチが来日してシーズンに向けて演技に磨きをかけている。「この1週間はプログラム全体を試合と同じようにやっている。自信がついた」と浅田。約1カ月ぶりに演技を見たタラソワコーチも「演技が力強くなった」と手応えを口にした。

 この日は1時間半の練習のうち冒頭の30分間を公開。3種類の2連続3回転など精力的にジャンプを跳んだ。昨季の演技には組み込まなかった連続技も跳び、浅田は「プログラムには入ってなくても、いろんなジャンプを跳ぶよう心掛けている。種類が増えれば余裕が出る」と話した。

 12日で五輪開幕までちょうど半年。「あっという間だと思う。一日一日の練習をしっかり悔いのないようにやりたい」と浅田。9月にはモスクワで合宿し、10月3日のジャパンオープン(さいたまスーパーアリーナ)に出場。10月中旬のフランス杯でグランプリ(GP)初戦を迎える。
中日新聞
  真央が挑む!超高難度“五輪スペシャル”  フィギュアスケート女子の浅田真央(18)=中京大=が11日、愛知県内でタチアナ・タラソワコーチとの1週間の強化練習を公開。超高難度の「トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)+3回転トーループ」の連続ジャンプを“バンクーバー五輪スペシャル”として習得する考えを明かした。

 タイミングを計る1回転ジャンプに続けて、3回転を跳んだ。タラソワコーチは「みんなができることと、だれもできないことができれば勝てる。3回転半+3回転トーループには期待している」と目を細めた。

 浅田は「見せ場もたくさんある。ジャッジの前でアピールするところとか」と、新たな演目がお気に入り。師は「去年は力とスピードの練習をして完ぺきな選手の身体になった。少女が大人の美女に変わった」と魅力もアピールする。

 8月12日で、五輪開幕まで半年。バンクーバー後に挑戦する4回転ジャンプなども練習に取り入れて、充実した日々を過ごす。「悔いなく毎日しっかりやるだけ」と目を輝かせた。
デイリースポーツ
  浅田真央「3A&3T」連続ジャンプ挑戦
フィギュア
◆ 成功すれば女子史上初 ◆

 超大技で金メダルを射止める。10年バンクーバー五輪を目指すフィギュアスケート女子の浅田真央(18=中京大)が11日、愛知県豊田市の同大アイスアリーナで練習の一部を公開。快調なジャンプを披露した真央に、女子史上初となるトリプルアクセル−3回転トーループの連続ジャンプに挑むプランが浮上した。来年2月12日の夢舞台開幕まで、きょう12日であと半年。カウントダウンとともに、真央が進化していく。

◆ バンクーバー金へ限界決めない ◆

 ジャンプの天才に限界なんて存在しない。公開された練習の冒頭で、真央は連続ジャンプの1つ目の回転数を落とし、2つ目に3回転トーループを加える謎のコンビネーションを披露。その答えは会見で明らかになった。女子初のトリプルアクセル−3回転トーループ。6日に来日してマンツーマン指導してきたタチアナ・タラソワ・コーチは、「期待している。自分に制限をつけることは良くない」と今季のプログラムに超大技を組み込むプランを明かした。

 昨季はSPでトリプルアクセル−2回転トーループの連続ジャンプ、フリーでは2度のトリプルアクセルを成功。五輪シーズンの今季はさらなる高みに挑む。トリプルアクセル−3回転トーループだけでなく、昨季は3−2−2回転たった3連続ジャンプも、3−3−2回転に進化。「コンビネーションでもひっかからないので、すごく順調」と真央はジャンプに手応え十分だ。

 バンクーバー五輪開幕まで、きょう12日であと半年。「シーズンが始まれば、あっという間だと思います」。今季初戦のジャパン・オープン(10月3日)に向け、今後は1週間に1度、演技前の6分間練習から通し演技をする試合形式の練習に取り組む。高難度ジャンプの試練を乗り越えた時、金色に輝くメダルが見えてくる。
スポーツニッポン大阪
  真央 超大技挑戦で五輪金狙う!  10年バンクーバー五輪で金メダルを目指すフィギュアスケート女子の浅田真央(18=中京大)が11日、愛知県豊田市の中京大アイスアリーナで練習の一部を公開した。

 浅田は冒頭で連続ジャンプの1つ目の回転数を落とし、2つ目に3回転トーループを加えるコンビネーションを披露した。6日に来日して指導してきたタチアナ・タラソワ・コーチが謎を解いた。「真央は世界で一番難しい構成をやっている。(女子初の)トリプルアクセル―3回転トーループだって昨年練習していたので期待している。だれもできないことをすれば勝てる」。今季のプログラムにトリプルアクセル―3回転トーループの超大技を組み込むプランを明かした。昨季はSPでトリプルアクセル―2回転トーループ、フリーでは2度のトリプルアクセルを成功させたが今季はさらに難しいジャンプに挑む。3連続も昨季の3―2―2回転から3―3―2回転に進化させる。

 「コンビネーションでもひっかからないので、すごく順調」と浅田は手応え十分。10月3日の今季初戦のジャパン・オープンに向けて今後は1週間に1度は試合形式の練習に取り組む。12日で五輪開幕まであと半年。浅田は「(10月に)シーズンが始まったらあっという間」と意気込んだ。
スポーツニッポン
  真央、金取りへ
史上初の3回転半+3回転に挑戦
 フィギュアスケート女子の浅田真央(18)=中京大=が、五輪史上初の大技でバンクーバー金メダルを狙う。11日、愛知・豊田市の中京大アイスアリーナでタチアナ・タラソワ・コーチ(62)との練習を公開。今季のプログラムで、大技のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)と3回転トーループの連続ジャンプに挑戦することを明言した。五輪で成功すれば、女子初の快挙となる。

 あと半年に迫ったバンクーバーへ向け、真央がスペシャルジャンプに挑む。真央はこの日、練習拠点の中京大で行った練習を30分だけ報道陣に公開。6日に来日したタラソワ氏が見守る前でトリプルアクセルを単発と連続ジャンプで2回成功させ、好調な仕上がりをアピールした。

 昨季失敗が続いた2連続3回転と、3―3―2回転の3連続ジャンプも披露。さらに終盤、シングルアクセル(1回転半)と3回転トーループの連続ジャンプを2回練習。“謎のジャンプ”について、タラソワ氏は「トリプルアクセルと3回転トーループに挑戦する」と大技のウオーミングアップであることを明かした。

 真央は昨季、トリプルアクセルと2回転トーループの連続ジャンプをフリーに取り入れ、シーズン最終戦の世界国別対抗戦(4月・東京)ではSPでも成功した。2つ目のジャンプを3回転トーループにすれば基礎点が12・2点となり、2回転の時よりも2・7点アップする。昨年から練習では試していたというが、もし五輪で成功すれば女子では前例のない大技だ。

 タラソワ氏は「真央はスピードと力を鍛えて、完ぺきな選手の体になった。小さな娘から、大人の美女になった」と目を細めた。真央は昨年4月から牧野講平トレーナーの下でハードなプログラムを滑りこなすための肉体改造に励んできた。昨季よりもパワーアップした肉体が大技を可能にするというわけだ。

 タラソワ氏は12日にロシアに戻るが、9月に再来日する予定。それまで試合と同じ状態でプログラムを1日1回滑ることを宿題にするという。「五輪まであっという間。悔いのないように、毎日の練習を大切に過ごしたい」と真央。タラソワ氏と二人三脚で金メダルに突っ走る。
スポーツ報知
  真央10・3五輪プログラム披露/フィギュア  12日で2010年バンクーバー五輪(2月12日開幕)まであと半年。フィギュアスケート女子の浅田真央(18)=中京大=が11日、愛知県豊田市の中京大で練習を公開した。伝家の宝刀の「トリプルアクセル」(3回転半)に加え、超高難度3回転のコンビネーションジャンプを披露。ロシア人コーチのタチアナ・タラソワ氏は、真央が五輪後に4回転に挑戦することも明言した。

 タラソワ氏は12日にロシアに帰国予定。真央は8月中は日本で練習を重ね、9月にモスクワ入りした後、今季初戦となるジャパン・オープン(10月3日・さいたまスーパーアリーナ)で五輪プログラムを初披露する。今季採用する曲名は、SPがハチャトリアン「仮面舞踏会」、フリーがラフマニノフの前奏曲「鐘」。タラソワ氏はこの五輪プログラムのテーマを「乗り越える」とし、「技術的にすごく難しいプログラムの中で、自分の弱さを乗り越えてほしい」と語った。
サンケイスポーツ
  真央、3回転コンビジャンプ披露/フィギュア  12日で2010年バンクーバー五輪(2月12日開幕)まであと半年。フィギュアスケート女子の浅田真央(18)=中京大=が11日、愛知県豊田市の中京大で練習を公開した。伝家の宝刀の「トリプルアクセル」(3回転半)に加え、超高難度3回転のコンビネーションジャンプを披露。ロシア人コーチのタチアナ・タラソワ氏は、真央が五輪後に4回転に挑戦することも明言した。
 氷上の真央が涼しい顔で次々に高難度のジャンプを決めた。冒頭30分間公開された練習では、得意の3回転半ジャンプを余裕でこなし、3回転フリップ−3回転ループ−2回転ループの3連続ジャンプ(基礎点12)も着氷。さらに3回転半と組み合わせることを思わせる、3回転トーループの練習を繰り返し、報道陣のどよめきを誘った。

 「跳べるジャンプを増やしていくことで余裕が生まれると思う」と真央。実は3回転半−3回転トーループは基礎点12.2点の“離れ技”。今まで世界大会で成功した女子選手はおらず、五輪プログラムに組み込むようなら究極の“秘密兵器”になる。

 その可能性についてタラソワ氏は「もちろん期待しています。真央はみんながやっていることに加え、誰もできないことをやっている」とニヤリ。さらに「五輪の後から試すことになる」と、4回転ジャンプ挑戦についても明言し、これには真央も「3回転トーループは今も軽く跳べている。五輪後にやってみたい」と意気込んだ。

 12日で五輪開幕までちょうど半年。超高難度ジャンプの切り札を懐にしのばせ、真央が五輪モードに突入する。(佐藤ハルカ)
サンケイスポーツ
  五輪まで半年、真央が練習公開
「一日一日悔いなく」
 バンクーバー冬季五輪のフィギュアスケートで金メダルを狙う浅田真央(中京大)が11日、愛知県豊田市の中京大アイスアリーナで、ロシアから来日中のタチアナ・タラソワコーチとの練習を報道陣に公開した。

 タラソワコーチは6日に来日し、この日は同コーチとの合宿最終日。午後に行われた1時間半の練習のうち、約30分を公開した。トリプルアクセル(3回転半)や3種類の2連続3回転など切れ味のいいジャンプを披露していた。

 コーチの直接指導は6月後半に浅田がロシアを訪れて以来。今回はショートプログラム、フリーの演技構成などを仕上げるのが目的だったという。練習後に記者会見したタラソワコーチは「1カ月前より力強くなった。五輪までいろいろな苦労を乗り越えていって欲しい」と話した。

 12日で五輪開幕まで半年。浅田は「シーズンに入るまで、もう本当にあっという間。一日一日の練習を悔いなくやりたい」と意気込みを語った。
朝日新聞
2009年8月11日  
  真央が告白「見せ場はたくさんある」  フィギュアスケート女子のエース、浅田真央(中京大)が11日、愛知県内でタチアナ・タラソワコーチとの1週間の強化練習を公開。超高難度の「トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)+3回転トーループ」の連続ジャンプを、“バンクーバー五輪スペシャル”として習得する考えを明かした。浅田は「見せ場もたくさんある。ジャッジの前でアピールするところとか…。悔いなく毎日しっかりやるだけ」と目を輝かせた。
デイリースポーツ
  フィギュア:真央、練習の一部公開
「この1週間で成長」
 来年2月12日に開幕するバンクーバー冬季五輪で金メダル獲得を目指すフィギュアスケート女子の浅田真央(中京大)が11日、愛知県豊田市の中京大アイスアリーナで練習の一部を公開した。ロシアから6日に来日したタチアナ・タラソワコーチが見守る中、1時間半余り滑り込んだ。

 公開された冒頭の30分間で、浅田は30回以上のジャンプに挑戦。昨季まで3−3回転連続ジャンプはフリップ−ループの組み合わせが中心だったが、「跳べるジャンプを増やせば余裕も出てくる。プログラムに入っていないジャンプも毎日やっている」と話し、3回転フリップ−3回転ループ−2回転ループやトリプルアクセル(3回転半)−2回転トーループも決めた。「今はすごくいい」と浅田。トリプルアクセル−3回転トーループも練習中だという。

 今季プログラムはフリーがラフマニノフの前奏曲「鐘」、ショートプログラム(SP)はハチャトゥリアンの「仮面舞踏会」。演技内容を一切明かさないままシーズン開幕を迎え、10月3日のジャパンオープン(さいたまスーパーアリーナ)から実戦に入る。半年後の五輪を控えたシーズンに向け、浅田は「試合に向けてプログラム全体を仕上げていく。この1週間で自分でもすごい成長した」。タラソワコーチも「非常に力強くなり、1カ月前の真央とは違う」と評した。【来住哲司】
毎日新聞
  真央が練習公開、3回転半決め手応え十分  フィギュアスケート女子の浅田真央(18=中京大)が11日、愛知・豊田市の中京大で練習を公開した。曲を流してからの練習は非公開となったが、さまざまな種類のジャンプを確かめながら跳んだ、冒頭の約30分間が公開され、高難度のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)などを成功させ、仕上がりの良さをアピールした。6日から12日までは、モスクワ在住のタチアナ・タラソワ・コーチが来日して練習に付き添っており、浅田は「ずっとタチアナ先生と一緒に練習をやっていて、この1週間で成長したと思います」と手応え十分。さらに「先生が帰った後は、週に1度は試合と同じように、6分間練習をしてからすぐ、1曲を通して滑るように指示されています」と明かし、連戦となる10月のフランス杯、ロシア杯に向けて、実戦モードで調整していく計画だ。
日刊スポーツ
  「順調にきている」と浅田
練習で3回転半など披露
 フィギュアスケート女子の浅田真央(中京大)が11日、愛知県豊田市の中京大アイスアリーナで練習を公開し、約半年後に迫ったバンクーバー冬季五輪に向けて「(10月に)シーズンが始まったらあっという間。(課題の)3回転の2連続ジャンプも順調にきている」と意気込んだ。

 6日に来日したロシア人のタチアナ・タラソワ・コーチが見守る中、音楽をかけずに大技のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)や、3種類の2連続3回転ジャンプを成功させた。

 タラソワ・コーチの直接指導を受ける合宿は約1カ月ぶりで、浅田は「1週間ですごい成長したし、いい自信になった」と手応えを口にした。同コーチは「マオは世界で一番難しい構成をやっている。(女子初の)3回転半―3回転トーループだって昨年練習していたので期待している。だれもできないことをすれば勝てる」と教え子に期待を寄せた。
Press Net Japan Co.,Ltd.
2009年8月10日  
  子供のヒーロー  やっぱり、世界のイチロー−。バンダイ(東京都台東区)が3〜12歳の男女の保護者を対象に「子供の好きなスポーツ選手」を尋ねたアンケート(回答1500人、男女半々)によると、男子から圧倒的な人気を得た米大リーグのイチロー選手が1位だった。2位はフィギュアスケートの浅田真央選手

 アンケートでは、上位10位中、ダルビッシュ有(6位)、金本知憲(7位)、田中将大・松坂大輔(10位)と半分が野球選手となり、野球人気の根強さがうかがえる。女子ではフィギュアが人気で、男女別の女子で安藤美姫選手も9位に入った。

 イチロー選手は平成16年5月に調査した「子供のあこがれのスポーツ選手」でも2位に入っており、子供から依然高い人気を誇るスポーツ選手。アンケートの際、「好きな理由は、あの神業のような、ここぞとばかりの場面でヒットを放つところ」「息子の中では仮面ライダーと並ぶ人気です」「WBCを見て、イチロー選手にあこがれて野球を始めた」などの回答やコメントが寄せられた。
MSN産経ニュース
  浅田真央×岡崎朋美
氷上の女神が語り合った想い
 来年2月12日に開幕するバンクーバー冬季五輪まであと半年。氷上で輝きを放つ女性アスリートが、注目されている。初めての五輪で金メダル獲得の期待を一身に背負うフィギュアスケートの浅田真央(18)=中京大。銅メダルに輝いた1998年長野五輪を含め、日本女子で前人未到の5度目の冬季五輪出場を目指すスピードスケートの岡崎朋美(37)=富士急。2人が4年に一度の大舞台に懸ける思いを語り合った。

 岡崎 トレーニングは順調に進んでる?

 浅田 はい。来季の新しいプログラムに使う曲を3つ選んで滑り込んでいます。練習してないと後悔しちゃうので、まったくのオフは取らない。1週間に1回とか休みを取ることはあるけど、1日に1回はスケートのことを考えちゃう。忘れられないんです。岡崎さんは1日にどのくらい練習するんですか?

 岡崎 陸上での練習はローラースケートを使ったり、階段を駆け上がったり。午前、午後のメニューがそれぞれ3時間ある。その前後に自分でやらなきゃいけないトレーニングがあるから、ウオーミングアップとクールダウンも入れて10時間ぐらいかな。ただ、年齢も年齢だから休まないと。限界を超えた練習をするには休むことも必要。

 浅田 以前、女子マラソンの高橋尚子さんと話したときもそう言われました。昔はずっと滑っていたけど、いろいろな人に言われて、今は週に1回ぐらいは休もうかなと思うようになった。でも、休むと不安になる。

 岡崎 真央ちゃんはまだ若いから。すごく楽しそうに演技している。

 浅田 そういう気持ちを忘れずにできたらいい。いい演技をしているときは、自分もわくわくした気持ちでできている。でも、時々忘れちゃうんですよ、試合とかでも。

 岡崎 (4位に終わった)3月の世界選手権はショックだった?

 浅田 ショックもあったけど、駄目だった次の年はすごく良くなると思う。悔しいけど、絶対にもっとレベルアップできると思った。何でもプラス思考で。
   岡崎 真央ちゃんは考えずにいった方がいいかも。学ぶべきことは頭に入れていいけど、雑音は切り捨てる。

 浅田 いろいろ考えすぎても絶対駄目だと思う。いい演技をしたときは考えすぎていない。そういうのを今は思い出しながら次の試合に生かせると思っています。岡崎さんは何歳で初めて五輪に出たんですか?

 岡崎 最初に出たのは22歳かな? 五輪は4回出てるけど、競技に対する姿勢はあまり変わらない。ただ、精神面とか体の動きは五輪のたびに違う。それがまた面白い。五輪がほかの大会と違うのは、手を抜く選手がいない点。ワールドカップとかだと、本当は強いのに流す選手がいる。そういう選手に勝っても、いまいち気分は良くない。

 浅田 4年に一度なのですごく大きな大会なんだろうと思う。荒川静香さんは「お祭りみたい」と話していたし、高橋さんは「五輪だからどうこうでなく、いつも通りの自分を出せばいい」と言っていました。

 岡崎 そう。自然体でいることが大事。わたしは五輪だから「こうしなきゃ、ああしなきゃ」じゃなく、何をしなきゃいけないかは常日ごろから考えて練習しているので、それだけを頭におく。目標にしてきた舞台だし、時間も日にちも決まっているし、やることはいっぱいある。そうすると緊張しないし、緊張する暇もない。

 浅田 まだバンクーバーの後もできると思うし、バンクーバーだけだと思うと緊張しちゃうので、次のソチ五輪とか先も見れば大丈夫かな。昔の方がバンクーバー五輪ってすごいと思っていた。近づくにつれて自分のいい演技がしたいと、それだけを思うようになった。

 岡崎 真央ちゃんは初めての五輪に出る前からこれだけ注目されて大変。金妍児もいる。最初は同年代で「いいライバルだ。頑張ろう」と思っても、年数がたつと「もういいでしょ。わたしはわたし」ってなりそうな気がするけど…。

 浅田 なりますね。一緒に試合に出て、ライバルだとは思うけど、今はやっぱり自分の一番いい演技をしたい。もちろん金メダルがいいけど…。でも、まだ代表に決まっていないので、けがしないようにしたい。スケートができない状態にだけはなりたくないから。
     岡崎 わたしは納得いくまでと思いながら、ここまで来た。バンクーバーで満点をつけられるように滑れたら満足かな。真央ちゃんに関しては、陰ながら「どこまで行くのかな、この子は」とお母さん感覚で見てる。一つ一つ経験して、自分で考えて、心地よくスケートできる状況に持っていってもらいたい。現地で会えるように、わたしも頑張る。フィギュアは最後の方だと思うので応援に行くね。

■岡崎 朋美(おかざき・ともみ) 1971年9月7日、北海道生まれ、37歳。高校時代まで無名だったが、社会人で力をつけた。五輪は94年リレハンメル大会で初出場。98年長野大会の500メートルで銅メダルを獲得した。4大会連続出場となった2006年トリノ大会は日本選手団主将を務め、500メートルで4位。W杯通算12勝は日本女子歴代最多。07年に結婚。富士急。163センチ、57キロ。

■浅田 真央(あさだ・まお) 1990年9月25日、愛知県生まれ、18歳。ジャンプを武器に小学校時代から天才少女として注目された。2005〜06年シーズンのGPファイナルを15歳で制したが、約2カ月後のトリノ五輪は年齢制限で出場できなかった。08年世界選手権で初優勝。昨季は3年ぶりにGPファイナルで優勝したが、2連覇を狙った世界選手権は4位。4月に中京大に入学。163センチ、48キロ。
ZAKZAK
2009年8月7日  
  レベル上げたい「間」の演技
金への壁に挑む真央
バンクーバー五輪・フィギュア
 五輪へ向けた自由演技にラフマニノフ前奏曲「鐘」を振り付けたタラソワ・コーチは浅田真央(中京大)に「乗り越えなさい」と伝えた。荘厳な楽曲を演じ切るということだけではなく、今季の状況も重なる。フィギュアスケート女子の金メダル候補であることに疑いはないが、頂を踏むために乗り越えるべき壁は隠れたところにある。
 代名詞であるトリプルアクセル(3回転半)ジャンプをショートプログラム(SP)と自由で計3度入れてくるだろう。しかし、この大技を完ぺきに決めたとしても4位に敗れた3月の世界選手権で宿敵、金妍児(韓国)につけられた約20点差は埋まらない。日本連盟の吉岡伸彦強化部長は「一つ一つ、レベルを取りこぼしている」と、スパイラル、スピンでの差を指摘する。
 世界選手権では金妍児がスパイラル、スピンの全8要素で最高のレベル4を得たのに対し、浅田真は3要素のみ。「プログラム全体をいいものに」という決意を体現するためには、コーチと二人三脚での戦略的な克服が必要だ。自由で3回転半を2度跳び、表現力を結集させる終盤のロングステップまでの「間」の演技を揺るぎないものにするには、体力もいる。
 専属トレーナーの牧野講平コーチは、ジャンプやステップに必要な瞬発系の筋力には感嘆している。持久力についても「男子並みの内容」ともいわれた昨季の自由で鍛えられた。浅田真も「今年は思ったよりすんなり。体力は持つ」と、そこには自信がある。
時事通信
2009年8月6日  
  オリンパス、
コンパクトデジタルカメラ3機種を発売
浅田舞と真央のメイキングムービーも公開
オリンパスイメージングは、コンパクトデジタルカメラ「μ-7020」、「FE-4000」、「FE-46」(いずれもオープン価格)の3機種を8月28日に発売する。
μ-7020は、ワイド28mmからの光学7倍ズームレンズと、3.0型の大型液晶モニターを搭載しながら、オリンパス独自のカメラ開発技術により高密度設計された薄型でスタイリッシュなデザインを実現している。
新機能として、撮影した何気ないシーンがワクワク・ドキドキするような印象的なシーンに早変わりする「ポップ」や「フィッシュアイ」など4種類の「マジックフィルター」を搭載。ありのままを写すだけでなく、デジタルカメラならではの画像処理技術を進歩させた機能で、カメラで撮影することの楽しさをさらに高めている。
また、動きのある子供やペットなどを撮影するとき、カメラが動く被写体を自動で追尾しピントを合わせ続け、撮りたい瞬間にシャッターを押すだけで、最適なピントや明るさ(露出)で撮影ができる「自動追尾AF」を搭載している。
前機種「μ-7000」で好評だった「ビューティーモード」も搭載しており、撮影時や再生時の編集で、顔検出機能によって人物の顔を判別し、目を大きく、肌をなめらかに仕上げ、より美しく印象的な撮影を可能としている。
さらに、高精細な1200万画素CCDと同社独自の画像処理エンジン「TruePicIII(トゥルーピックスリー)」により、高品質な撮影が可能なほか、3.0型の大画面ハイパークリスタルII液晶モニターを採用し、大きな液晶画面にメニュー画面や再生画面のアイコンやアニメーションが3Dで表示され、見やすく楽しい操作感が得られる。カラーは、シルバー、ダークグレー、レッド。
FE-4000とFE-46は、上質感のある「ダブルレイヤークリスタルシェル」による外観デザインと、マジックフィルター、自動追尾AF、各種オート機能を搭載している。FE-4000は1200万画素CCDとワイド26mmからの光学4倍ズームレンズ、FE-46は1200万画素CCDと光学5倍ズームレンズを搭載し、より広い範囲の被写体を高画質で撮影することができる。また、FE-46は、単3形バッテリーに対応している。カラーバリエーションは、FE-4000がホワイト、ピンク、ダークグレー、FE-46が1色。

「OLYMPUS Mai & Mao Channel」では、浅田舞と真央の姉妹のメイキングムービーを見ることができる。2人が氷の上で魅せる顔とは違った、CM撮影のメイキングならではの表情を楽しむことができる。
navicon
2009年8月3日  
  ゆず、浅田真央出演CMソングの発売決定  人気デュオ・ゆずの新曲で、フィギュアスケート選手・浅田真央が出演する日本生命CM『たくさんの支え』篇に使用されている楽曲「虹」が、9月2日(水)にシングル発売されることがわかった。これは、今月1日(土)に横浜スタジアムにて開催された、ゆずにとって初主催となる1日限定ライブ『ゆずプレゼンツ 音野祭 2009 〜神奈川のゆかいな仲間達〜』の中で本人達が発表したもので、会場のファンを沸かせた。

 シングル「虹」は、今年第3弾シングルで、北川悠仁が作詞・作曲の「虹」と、岩沢厚治が作詞・作曲の「Re:スタート』の2曲が収録される予定。

 ゆずは、今秋にニューアルバム『FURUSATO』をリリースする予定。同アルバムを引っさげて、11月7日(土)の真駒内セキスイハイムアイスアリーナ(旧真駒内アイスアリーナ)を皮切りに、16ヶ所23公演をまわる全国ツアー『YUZU ARENA TOUR 2009-2010 FURUSATO』をスタートさせる。
オリコン
2009年7月30日  
  浅田真央ほかフィギュアスケート
「Japan Open 3地域対抗戦」の出場者が決定
10/3(土)にさいたまスーパーアリーナで開催されるフィギュアスケート「Japan Open 2009 3地域対抗戦」に、浅田真央、小塚崇彦らの出場が決定した。

「Japan Open」は日本、北米、欧州のプロとアマチュアの男女混合2名ずつによるチーム戦で行われ、日本からは小塚崇彦と本田武史、浅田真央のほか1名が出場する。この大会の直後にはGPシリーズが控えていること、さらに来年はバンクーバー五輪イヤーということで、各選手の仕上がりに注目が集まる。

また、同日夜にはエキシビション「カーニバル・オン・アイス」が開催され、こちらにも浅田真央をはじめとした「Japan Open」出場選手が参加する予定。

< 木下工務店カップ フィギュアスケート Japan Open 2009 3地域対抗戦 >
【日程】10月3日(土) さいたまスーパーアリーナ
【出演】
≪日本≫ [女子]浅田真央/他1名 [男子]小塚崇彦/本田武史
≪欧州≫】 [女子]サラ・マイヤー/ラウラ・レピスト [男子]サミュエル・コンテスティ/ステファン・ランビエール
≪北米≫】 [女子]ジョアニー・ロシェット/長洲未来 [男子]エヴァン・ライサチェク/ジェフリー・バトル

< カーニバル・オン・アイス2009 >
【日程】10月3日(土) さいたまスーパーアリーナ
【出演】浅田真央/本田武史/小塚崇彦/サラ・マイヤー/ラウラ・レピスト/ステファン・ランビエール/サミュエル・コンテスティ/ジョアニー・ロシェット/長洲未来/ジェフリー・バトル/エヴァン・ライサチェク/アレクセイ・ヤグディン
※各公演の出演者は都合により変更になる場合があります。予めご了承下さい。
ぴあ/@電子チケットぴあ
http://news.pia.jp/pia/news.do?newsCd=200907300001
2009年7月29日  
  真央を米テレビ局が特集「金メダル1番近い」  フィギュアスケート女子の浅田真央(18)=中京大=が、米テレビ局NBCで特集されることが28日、分かった。来年2月のバンクーバー五輪の金メダル最有力候補として、五輪前に放送される予定だ。

 NBCはCBS、ABCと並ぶ全米3大テレビネットワークの1つで、米国内で五輪の独占放映権を持つ。同局では真央を中心にしたフィギュアの特集番組を企画。関係者が27日に来日しており、1週間かけて真央の練習風景やインタビューを収録するという。安藤美姫(21)=トヨタ自動車=や金妍兒(18)=韓国=にも取材を予定している。同局のスポーツ担当プロデューサーのケイティ・ウォルシュ氏は「浅田選手は素晴らしい。NBCとしては金メダルに一番近い選手と考えている」と説明。「MAO」の名前が一気に全米へ広がりそうだ。
スポーツ報知
  ジャパンOPに浅田真、小塚が出場
フィギュア
 フィギュアスケートの日本、北米、欧州によるチーム対抗戦、ジャパン・オープン(10月3日・さいたまスーパーアリーナ)の主催者は29日、日本からは女子で浅田真央(中京大)、男子で小塚崇彦(トヨタ自動車)とプロの本田武史が出場すると発表した。浅田はバンクーバー五輪シーズンの初戦となる予定で、女子の残り1人は未定。

 各チームともプロ、アマ混成で男女各2人で構成され、欧州からは先に現役復帰を表明した2006年トリノ五輪男子銀メダリストのステファン・ランビエル(スイス)が参戦。北米は男子の世界王者エバン・ライサチェク(米国)や女子で世界選手権2位のジョアニー・ロシェット(カナダ)、長洲未来(米国)が出場する。
サンスポ
  浅田真、国内初戦はジャパンオープン
フィギュアスケート
 日本スケート連盟は29日、東京都内で理事会を開き、ジャパンオープン(10月3日、さいたまスーパーアリーナ)の出場選手として、女子は浅田真央(中京大)、男子は小塚崇彦(トヨタ自動車)とプロスケーターの本田武史を承認した。浅田真は国内今季初戦。今後、さらに女子1人を選び日本勢は計4人が出場する。
 バンクーバー五輪で金メダルが期待される浅田真はグランプリ(GP)シリーズ開幕戦のフランス杯(10月15日開幕、パリ)、同第2戦のロシア杯(同22日開幕、モスクワ)から本格的に五輪シーズンに臨む。
時事通信
  浅田真央、今季使用の曲を鑑賞  フィギュアスケートの浅田真央(中京大)が28日、今季使用するラフマニノフの前奏曲「鐘」、ハチャトリアンの「仮面舞踏会」の演奏を鑑賞した。

 29日に東京国際フォーラムで行われる「フィギュアスケート名曲コンサート」のリハーサルを見学したもので、コンサート当日の演奏を録音し、バンクーバー五輪など今季の大会で使用する計画もあるという。

 14歳のフルート奏者、新村理々愛(にいむらりりあ)さんらの激励も受けた浅田は「生で聴くと迫力もすごい。曲負けしないように滑り込んでいきたい」と刺激を受けた様子だった。
読売新聞
  拍手声援禁止 真央の五輪曲29日公開録音  フィギュアスケート女子の浅田真央(18=中京大)がバンクーバー五輪など今季の大会で使用する予定の楽曲の録音が29日、都内で開かれるコンサートで行われる。東京国際フォーラムで開かれる「フィギュアスケート名曲コンサート」で、ショートプログラムの「仮面舞踏会」とフリーの「鐘」が録音される。主催者は数千人の観客に拍手の自粛を求める。

 前日の28日には都内でリハーサルが行われ、浅田は姉の舞と見学。演奏に合わせて体を動かし「いつもはCDだから迫力が違う。早く音に合わせて滑りたくなった」と興奮していた。
日刊スポーツ
  真央“天才14歳の音色”で金メダルよ  フィギュアスケート女子の浅田真央(18)=中京大=が、天才女子中学生とタッグ結成だ。28日、都内で「フィギュアスケート名曲コンサート」(29日・東京国際フォーラム)のリハーサルを見学。フルート奏者の新村理々愛(りりあ)さん(14)=九段中=の演奏の入ったショートプログラム用楽曲「仮面舞踏会」の音色に「いい感じ」とゴーサインを出した。

 「仮面舞踏会」は昨季はフリーで使ったが「初めて仮面舞踏会に行くイメージで滑りたい」と希望。英国人フルート奏者、ジェームズ・ゴールウェイ氏の編曲CDを聞いてフルート入りを候補にし、「甘い感じで」とリクエストしていた。

 浅田の要望に一発回答した新村さんは、08年にフランスのランパル国際フルートコンクールに史上最年少で出場した天才少女。タッグ結成に「私の曲を使って金メダルを取ってくれたらうれしい」と笑顔を見せた。

 コンサートでは、フリーの「鐘」も演奏される。浅田は生演奏を録音し、大会で音源として使用する。そのため、拍手の自粛が求められるなど、ファンも協力したプログラムとなる。

 「鐘」を聞いた浅田はテンポが遅いことを指摘し、修正を依頼。この光景を米3大ネットワークのNBCが取材するなど、五輪ムードが高まってきた。
デイリースポーツ
  真央 今季使用曲生演奏を鑑賞  フィギュアスケート女子の浅田真央(18=中京大)が28日、バンクーバー五輪シーズンに用いる音楽が演奏される「フィギュアスケート名曲コンサート」のリハーサルを都内で鑑賞した。オーケストラによる今季ショートプログラム(SP)使用曲の「仮面舞踏会」、フリー「鐘」を鑑賞した浅田は「生で聴くと迫力もすごいし滑りたくなりました」とニッコリ。29日の本番で観客に拍手自粛を求めて録音する音源を演技で使用する可能性がある一方、SPは14歳の新村理々愛さんのフルート演奏を前面に出したバージョンも新たに用意。浅田は「フルートが入ることで昨季と全然違う。明るい雰囲気にしたい」と意気込んだ。
スポーツニッポン
  真央、天才フルート少女とタッグ/フィギュア  フィギュアスケート女子の浅田真央(18)=中京大=が、天才少女と“タッグ”を組み来年のバンクーバー五輪に挑む。新SP曲「仮面舞踏会」に、昨年史上最年少でジャン・ピエール・ランパル国際コンクールに出場した14歳のフルート奏者、新村理々愛(にいむら・りりあ)さん=九段中3年=が奏でるフルートを加えたオーケストラバージョンの音源を使用することが決まった。

 29日に都内で行われるコンサートで録音する予定で、真央側が要望したテンポでフリー曲の「鐘」とそれぞれ計4回演奏し、観客には拍手をしないよう協力を求める。この日、都内でリハーサルを見学した真央は「フルートの部分がすごくいい」と大興奮。対面した新村さんは「私の曲で金メダルを獲ってもらえるよう頑張る。いつか氷上で生演奏して共演したい」と話した。
サンケイスポーツ
2009年7月28日  
  真央「生演奏は迫力がすごい」/フィギュア  フィギュアスケート女子の浅田真央(中京大)が28日、バンクーバー五輪シーズンに用いる音楽が演奏される「フィギュアスケート名曲コンサート」のリハーサルを東京都内で鑑賞して「生演奏で聴くと迫力がすごい。滑りたくなった」と口にした。

 29日に東京都内でコンサートを開き、ショートプログラム(SP)の「仮面舞踏会」とフリーの「鐘」を観客に拍手自粛を求めて録音する。この音源は会場の音響効果を期待してのもので、試合での使用を検討している。

 SPは14歳の新村理々愛さんのフルート演奏を前面に出したバージョンも新たに用意。浅田は「フルートが入ることで昨季と全然違う。明るい雰囲気にしたい」と意気込んだ。
サンケイスポーツ
  真央ちゃんが生演奏にうっとり
オーケストラ練習を見学
 来年2月のバンクーバー五輪で金メダルを狙う女子フィギュアスケートの浅田真央(18)=中京大=が28日、都内でオーケストラの練習を見学した。演技で使う曲を生演奏の音源で作り上げる計画を進めている。

 浅田は今季、フリーでラフマニノフの「鐘」、ショートプログラム(SP)は昨季フリーで使った「仮面舞踏会」を使う予定。浅田は「生の音は迫力がある。演奏を聴いて踊りたくなった」と笑顔。音源は29日のコンサートで録音される。

 昨年、史上最年少でフランスのフルートコンクールに出場した新村理々愛さん(14)も演奏に参加する。浅田はあこがれの選手で「わたしの演奏がバンクーバーで使われて優勝してくれたらうれしい」。浅田の力強い応援団が増えた。
MSN産経ニュース
  浅田真央、今季使用の曲を鑑賞  フィギュアスケートの浅田真央(中京大)が28日、今季使用するラフマニノフの前奏曲「鐘」、ハチャトリアンの「仮面舞踏会」の演奏を鑑賞した。

 29日に東京国際フォーラムで行われる「フィギュアスケート名曲コンサート」のリハーサルを見学したもので、コンサート当日の演奏を録音し、バンクーバー五輪など今季の大会で使用する計画もあるという。

 14歳のフルート奏者、新村理々愛(にいむらりりあ)さんらの激励も受けた浅田は「生で聴くと迫力もすごい。曲負けしないように滑り込んでいきたい」と刺激を受けた様子だった。
読売新聞
  生演奏の仮面舞踏会に真央うっとり
「滑りたくなる」
フィギュアスケートの浅田真央(中京大)が28日、都内のスタジオで行われた「夏休みフィギュアスケート名曲コンサート」(29日、東京国際フォーラム)のリハーサル演奏を鑑賞した。

 聴いたのは、新シーズンのショートプログラムで使うハチャトゥリアンの「仮面舞踏会」とフリーで使うラフマニノフの前奏曲「鐘」など。

 フィギュアの音楽は既存のCDなどの音源を編集したものが中心。だが、コーチたちが気に入れば、コンサートで録音したものを使うプランもあるという。浅田は「生で聴くと迫力もある。リンクの上で滑りたくなりました」。
朝日新聞
  「真央&美姫」の貴重映像 来月2日 素顔や練習姿も紹介 日テレ系
 バンクーバー五輪を目指すフィギュアスケートの浅田真央、安藤美姫両選手を紹介する「真央&美姫いざバンクーバーへ!」が8月2日午後3時から、日本テレビ系で放送される。制作は中京テレビ(名古屋)。

 番組は、彼女たちの貴重な映像をふんだんに交えた構成となり、競技者としての姿だけでなく、素顔も浮き彫りとなる内容になっている。多くのフィギュアスケート選手の出身地である名古屋市で昨年に始まり、今年は7月25、26日に行われたアイスショーでの演技や、アメリカやロシアに拠点を置いて練習する生活ぶり、少女時代からトップ選手に上り詰めるまでの2人の軌跡などを紹介している。ウエンツ瑛士、真鍋かをりらをゲストに迎える。
読売新聞
  好きなスポーツ選手−バンダイ調査  バンダイ(東京)が28日発表した、3〜12歳の男女の保護者を対象に「子どもの好きなスポーツ選手」を尋ねたアンケート調査(回答1500人、男女半々)によると、男子から圧倒的な人気を得た米大リーグのイチロー選手が1位だった。2位はフィギュアスケートの浅田真央選手。
 男女別では、男子で上位10位中、半分は野球選手となり、野球人気の根強さがうかがえる。女子ではフィギュアが人気で、安藤美姫選手も9位に入り、「華やかな衣装を着て輝いている姿にあこがれを持っている」(広報)ようだ。
時事通信
2009年7月27日  
  真央、舞の浅田姉妹、安藤美姫らが豪華共演
アイスショー「真夏の氷上祭典2009 ザ・アイス」
愛知県で行われたアイスショー「真夏の氷上祭典2009 ザ・アイス」で、浅田真央(中京大)や姉の浅田舞(中京大)、安藤美姫(トヨタ自動車)、小塚崇彦(トヨタ自動車)といった世界で活躍するトップスケーターがパフォーマンスを披露した。

ショーでは浅田真央が今季エキシビション用のプログラム「カプリース」を披露。その他浅田姉妹や、浅田真央と安藤美姫の普段見ることのできないペアの演技や、各自がアイスショーならではの衣装でパフォーマンスを披露し観客を魅了した。
TimeWarp
2009年7月26日  
  真央、ピンク扇子で悩殺オ・ト・ナの舞  フィギュアスケートのアイスショー「ザ・アイス」が25日、愛知県内で行われ、浅田真央(18)=中京大=が今季初滑りを披露した。黒地にピンクの衣装に扇子を手にして登場した浅田真はエキシビション用のプログラム、パガニーニの「カプリース」を舞った。「目標は五輪と世界選手権。大きな舞台を前に、まずはケガをしないように一つ一つ戦って自分の演技ができるように頑張りたい」と思いを込めた。

 ショートプログラムの曲目は「仮面舞踏会」、フリーは「鐘」に決定。「仮面舞踏会は初めて舞踏会に行くイメージで。鐘は力強い曲。力強く一つのプログラムを滑れたら」とテーマを掲げた。

 ショーではオープニングを皮切りに、姉・舞とのペア、トークショー、エキシビション、バトルとのペア、フィナーレと出演者中最多の6回も登場。ペアではディズニーの「アラジン」に合わせ、水色のアラブ風パンツに、水色のビキニ風トップスでファンを悩殺した。
デイリースポーツ
  滑り初めで真央“5変化”…フィギュア  フィギュアスケート女子の浅田真央(18)=中京大=が25日、愛知・長久手のモリコロパークで行われたアイスショー「THE ICE」でバンクーバー五輪シーズンの滑り初めを行い、タラソワ・コーチ(62)が振り付けを手がけた新エキシビションの「カプリース」を初披露した。

 スパンコールを付けた黒とピンクの衣装で登場し、小道具に扇子を持ちながらダブルアクセル(2回転半)など3回のジャンプに挑戦。ロシアで習ったバレエの動きも取り入れ、「一曲の中でいろんな部分を見せたい」と真央。姉の舞(21)=中京大=や男子のジェフリー・バトル(26)=カナダ=とも共演し、衣装も5変化して楽しませた。

 6月末にロシアから帰国。大好きな「金時ミルク」のかき氷を食べに行ったり、購入した圧力鍋でポトフを作るなど、気分転換しながら練習に打ち込んでいる。8月上旬にはタラソワ氏が来日し、プログラムを仕上げる予定だ。「新プログラムをしっかり滑ることが課題。けがをしないようにして、1つ1つの試合で自分の演技をしたい」と誓っていた。
スポーツ報知
  「チーム真央」五輪最前線基地ゲット  バンクーバー五輪を目指すフィギュアスケート女子の浅田真央(18=中京大)が五輪期間中の“最前線基地”を確保した。家族やタラソワ・コーチら「チーム真央」の滞在用にバンクーバー市内のマンション3部屋を押さえたという。浅田は五輪期間中、安全面や移動の利便性などを考慮して選手村に入るが、サポート態勢も着々と整いつつある。浅田は25日、愛知県内で行われたアイスショーに安藤美姫らと出演し、今季初めて演技を披露。「まずはケガがないように、1つ1つの試合で自分の演技がしっかりできるように頑張りたい」と話した。
スポーツニッポン
  真央、五輪シーズン“初滑り”/フィギュア  フィギュアスケート女子の浅田真央(中京大)が25日、五輪シーズンの“初滑り”。愛知県内で行われたアイスショーに出演し、パガニーニの「奇想曲」をアレンジした楽曲に合わせ扇子を片手にダイナミックに舞うエキシビションなどで魅了した。今後はコーチのタチアナ・タラソワ氏が来日し、中京大で五輪プログラムを滑り込む予定。真央は「目標は五輪と世界選手権(3月、トリノ)。けがをしないように練習してしっかり演技したい」と話した。
サンケイスポーツ
2009年7月25日  
  浅田真央、新シーズンの演技を国内で初披露  来年2月のバンクーバー五輪を目指す浅田真央(中京大)が25日、地元・愛知でのアイスショーで、新シーズンの演技を国内で初披露した。

 浅田が演じたのはエキシビション用曲の「カプリース」。「かっこいいところもあるし、コミカルでかわいい動きもある」と浅田。ピンクと黒の華やかな衣装に身を包み、手には扇子。3回転ジャンプなどを決めた。

 五輪まで約半年と迫ってきたが、浅田はいつも通りの気持ちを心がける。「ケガしないよう、一つ一つの試合でしっかりと演技できるように」
朝日新聞
  フィギュア:
浅田真、エキシビションの演技初披露 愛知
 昨季世界選手権女子4位の浅田真央(中京大)ら来年のバンクーバー五輪を目指す選手が競演する、フィギュアスケートのアイスショー「ザ・アイス」が25日、愛知県長久手町の愛・地球博記念公園内アイススケート場で開催。浅田真は今季のエキシビション用プログラムを初披露した。

 パガニーニ作曲の「カプリース(奇想曲)」に乗り、右手に赤紫の扇子を持って演技。最初は動きが硬く、3回転トーループが2回転になったが、中盤以降は動きと滑りが持ち直した。浅田真は「今の課題はプログラムをしっかり滑り通すこと。今季は一つ一つの試合で自分の演技をしたい」と話した。

 世界選手権男子6位の小塚崇彦(トヨタ自動車)は今季ショートプログラム(SP)のジミ・ヘンドリックスの「ボールド・アズ・ラブ」を初披露し、トリプルアクセル(3回転半)が1回転半になるミス。女子3位の安藤美姫(同)はセクシーな衣装を着て二つのジャンプなどを無難にまとめた。【来住哲司】
毎日新聞
  真央が実戦見据えアイスショーに出演  来年2月のバンクーバー冬季五輪を目指すフィギュアスケート女子の浅田真央(中京大)が25日、愛知県長久手町の愛・地球博記念公園アイススケート場で行われたアイスショーで、今季初めて観客を前に演技した。

 エキシビションの新演目を滑ったほか、姉の舞(中京大)らとも共演。「試合まで少しあるので、課題は新プログラムをしっかり滑り込むこと」と10月からの実戦を見据えた。

 小塚崇彦は今季のショートプログラムの「Bold as Love」を初披露し、安藤美姫(ともにトヨタ自動車)は大胆に肌を露出した衣装で魅了した。
日刊スポーツ
  真央が悩殺ファッションで魅了  フィギュアスケートのアイスショー「ザ・アイス」が25日、愛知県内で行われ、浅田真央(中京大)が笑顔で五輪シーズン初滑りを披露した。黒地に明るいピンクの衣装に、扇子を手にして今季用のエキシビションのプログラム・パガニーニの「カプリース」を初披露。バトルとのペアではディズニーの「アラジン」に合わせて、水色のアラブ風パンツに、水色のブラという悩殺ファッションで舞った。安藤美姫(トヨタ自動車)も肌を露出した衣装で演じた。
デイリースポーツ
  浅田が演技初披露 フィギュアのアイスショー  来年2月のバンクーバー冬季五輪を目指すフィギュアスケート女子の浅田真央(中京大)が25日、愛知県長久手町の愛・地球博記念公園アイススケート場で行われたアイスショーで、今季初めて観客を前に演技した。

 エキシビションの新演目を滑ったほか、姉の舞(中京大)らとも共演。「試合まで少しあるので、課題は新プログラムをしっかり滑り込むこと」と10月からの実戦を見据えた。

 小塚崇彦は今季のショートプログラムの「Bold as Love」を初披露し、安藤美姫(ともにトヨタ自動車)は大胆に肌を露出した衣装で魅了した。〔共同〕
日本経済新聞
  【フィギュア】真央、今季初滑りを披露
愛知でアイスショー
 来年2月のバンクーバー五輪フィギュアスケート女子で金メダルが期待される浅田真央(18)=中京大=が25日、愛知県内で行われたアイスショーに出演した。ファンの前で今季初めて演技を披露し、会場から大きな拍手を浴びた。

 最終演者として濃いピンクに黒の衣装で登場。同色の扇子を持ち3度のジャンプ、細かいステップなどで魅了した。浅田真は「今季は最後に五輪が待っている。一つ一つの試合で自分の演技ができるようにしたい」と決意を新たにした。

 浅田真は、この日は大忙し。3月の世界選手権で銅メダルを獲得した安藤美姫(21)=トヨタ自動車=とともに開演であいさつすると、姉の舞(21)=中京大=とのペア演技、トークショーなどをこなし、計5つの衣装で笑顔を振りまくサービスぶりだった。
MSN産経ニュース
  浅田真、エキシビションの演技を披露
フィギュア
 来年2月のバンクーバー五輪で金メダル獲得が期待されるフィギュアスケート女子の浅田真央(中京大)が25日、愛知県内で行われたアイスショーに出演し、今季エキシビションで使用するパガニーニ作曲の「カプリーチョ」を披露した。
 浅田真は濃いピンク色の扇子を片手に、テンポの速いピアノ曲に乗って3回転ジャンプなどを跳び、「格好良さとコミカルなところ。1曲の中でいろいろな部分を見せられたら」と話した。姉の舞(中京大)や、現役引退した元世界王者、ジェフリー・バトル(カナダ)と組んだペア演技でも観客を魅了した。
 浅田真は10月のグランプリ(GP)シリーズ第1戦のフランス杯から本格的に始まる五輪シーズンへ向け「けがをしないように一つ一つの試合で自分の演技をできるように」と意気込んだ。
時事通信
  奇跡のピアニスト辻井伸行さん
好みのタイプは「浅田真央さん」
 「目が見えないからではなく、一人のピアニストとして見てほしい」−−。6月に米国で開かれた「第13回バン・クライバーン国際ピアノコンクール」で優勝したピアニスト、辻井伸行さん(20)が、優勝後初めて本紙のインタビューに答えた。演奏会の問い合わせが殺到するなど、優勝から1カ月半たった今も「辻井旋風」は続いている。心境などを語ってもらった。【永田晶子】

 ◇人生経験積み、表現力高めたい
 19歳の中国人、ツァン・ハオチェンさんと並び、アジア出身者として初めて同コンクールで優勝した辻井さん。優勝者として名前が呼ばれた瞬間を「びっくりした。次第に達成感がこみ上げ涙が出ました」と振り返る。

 テキサス州フォートワースで開催される同コンクールは、予選から決勝まで3週間かかる長丁場。決勝ではまずショパンのピアノ協奏曲第1番、1日おいてラフマニノフのピアノ協奏曲第2番を演奏した。

 「演奏する曲数が多かったので、準備が大変でしたが、レパートリーを増やせて良かった。お祭りのような雰囲気のコンクールで、演奏前から拍手が起きるなど聴衆の方が温かかった。おかげでリラックスして演奏に集中できました」

 もともと「聞いてくれる人が多い方がうれしい」と話す演奏家向きの体質。その思い出は4歳の家族旅行にさかのぼる。「サイパンのショッピングモールで見つけたピアノで、『渚(なぎさ)のアデリーヌ』を演奏すると、人だかりが出来て『素晴らしい』とほめられた。あの時のうれしさは忘れられません」

 4歳から本格的に始めたピアノは「一番の友達。演奏する時は一体になる」と表現する。話しながら興が乗ってくると体を揺らし、ピアノを弾くように空中で指を走らせる。

 帰国後、国内外のコンサートやテレビ出演、表彰式への出席などで多忙な日が続く。デビューアルバム「d〓but」(07年10月発売)はこれまでクラシックとして異例の19万枚が売れ、コンサートも完売が続出している。そんな「国民的人気」を本人はどう受け止めているのだろう。
     「外を歩くと声をかけられる。うれしいし賞の重みを感じます。これからは、一人のピアニストとして長い目で見守ってもらえれば」。一方で「忙しすぎて、大学に通ったり、友人とカラオケや食事に行く時間がないのが残念」とも。

 小眼球症のため、生まれつき全盲だった。だが、特にハンディキャップを意識したことはないという。「子どもの時、一度『僕は目がみえないんだよね』と言ったことがあります。両親が沈黙しているので、すぐに『でも、僕にはピアノがあるから』と慰めました。今もそう思っています」。同じ障害がある子どもたちに対しては「ポジティブに好きなことに取り組んで」とエールを送った。

 「透明感がある」「人の心を癒やす」と評される辻井さんのピアノ。米国のピアニストのバン・クライバーンさんは「奇跡のピアニスト」と絶賛した。とはいえ、まだ20歳。ピアニストとしてはこれからが正念場だ。インタビュー中、何度も「人生経験を積んで、もっと表現力を身につけたい」と口にした。

 「一番好きな作曲家はショパン。繊細で美しい旋律や和声の展開に魅力を感じる。『辻井のショパンが聴きたい』と言われるピアニストになりたい。趣味でしてきた作曲も、本格的に勉強したい。恋もしたい」

 「どんなタイプが好み?」。明るい笑顔につり込まれて聞くと「優しい感じの人。(フィギュアスケート選手の)浅田真央さんとかいいですね」。ちょっと照れた。

 ◇才能信じ応援続けた母
 辻井さんの才能を発見し、応援を惜しまなかったのが母親のいつ子さんだ。いつ子さんは『今日の風、なに色?』『のぶカンタービレ!』(いずれもアスコム刊)の2冊の著書を刊行。辻井さんの才能を信じ走り続けた歳月をつづった。

 著書で印象に残るのが、いつ子さんの前向きな明るさと音楽以外の事柄も積極的に体験させる辻井家の教育方針だ。「コンサート前、『けがでもしたら』と反対する周囲を押し切り、林間学校に行かせてくれた」と辻井さん。最近では演奏旅行もマネジャーと2人だけで出かけるようになった。「舞台に出る時、母は、普段通りやれば大丈夫、と背中を押してくれた。一緒にいなくても母の手をいつも感じています」=「語る」は随時掲載します。
毎日新聞
2009年7月16日  
  好きなスポーツ選手  社団法人中央調査社は全国の20歳以上の男女を対象とした、今年の人気スポーツ調査の結果を発表し「最も好きなスポーツ選手」で、石川遼はイチローに次ぐ2位となった。昨年の12位から大幅にランクアップ。4位の松井秀喜、6位の浅田真央らを抑えた。93年に始まった調査で、ゴルファーとしては05年4位の宮里藍を超える歴代最高位。性別、年代別で見ても、すべてで4位以内と幅広い層に支持された。伝え聞いた石川は「光栄です。でもイチローさんにはかないませんよ」と控えめに話していた。
スポニチ

     2008→2009
イチロー 1位→1位
石川遼 12位→2位
浅田真央 8位→6位
2009年7月9日  
  浅田真央、
金メダル獲得へ“前人未到の演技”とは?
バンクーバー五輪では金メダル候補の筆頭として、日本国民の期待を小さな身体で一身に背負う女子フィギュアスケート・浅田真央。五輪開催まであと7ヶ月となった現在は、荒川静香のコーチとしても知られたタラソワ氏の指導を仰ぎ、ロシアの首都モスクワで合宿を行っている。

そんな浅田に、日本テレビ系列『SUPERうるぐす』(5日放送分)が密着。金メダル獲得の秘策をレポートした。

バンクーバー五輪におけるフリー演技の曲を、ラフマニノフの前奏曲「鐘」に決定したという浅田は、スケート以外にも、本場ロシアのコーチからクラシックバレエを習い、練習に打ち込む。

当然、世界一の表現力を持つライバル=キム・ヨナに対抗するため、表現力を強化しているのかと思いきや、タラソワコーチは、「日本のメディアは鋭いですね。でも、表現力は全く問題ない」と太鼓判。バレエの導入はジャンプの着地姿勢をさらによくするためのものだといい、加えて、タラソワコーチは「フリーではトリプルアクセルを2回、トリプルアクセルの他にも、トリプルフリップとトリプルループの連続ジャンプ。このコンビネーションは他の誰も跳んでいません」と断言、なんと、浅田の金メダル獲得への秘策は、前人未到の演技構成で臨むことを明かした。

それでも、「一番は全てのジャンプをきっちり跳ぶこと」と落ち着いた口調で話す浅田は、番組の企画で、その頭の中をフリップに書き出した。その結果は、スケートが約7割を締め、残りは均等に「食べる事(グルメ)」、「オフの時にする事」、「エアロ ティアラ コマチ」となったが、前回の同企画に見られた(頭の中に)「バンクーバー五輪」という項目は消えていた。

浅田は、その理由を訊かれると、「今は、オリンピックだからという思いは考えないようにしています。やっぱり考えてしまうと、いざそこに行ったら(緊張して)固まっちゃう」と話し、前人未到の演技構成を実現すべく過酷な練習に取り組みながらも、その根本はあくまでも自然体で五輪を目指す考えだ。
ivedoor
  真央五輪シーズンに「ライブ音源」使用も フィギュアスケート女子の浅田真央(18=中京大)が、バンクーバー五輪シーズンに、「ライブ音源」の楽曲を演技に使用する可能性が浮上した。8日、名古屋市内でアイスショー「ザ・アイス」(25、26日、同市)の会見に出席。今季はショートプログラム(SP)が「仮面舞踏会」、フリーが「鐘」と楽曲は決まったが、音源は未定。浅田の和田マネジャーが「コンサートの音源を使うかもしれない」と明かした。

 コンサートとは、29日に東京国際フォーラムで行われる「フィギュアスケート名曲コンサート」のこと。既製のCDを編集する従来とは違い、浅田の演技をイメージして抑揚をつけた演奏だけに、五輪でもジャッジや観衆をより引きつける効果が期待される。「SPとフリーはイメージが正反対なので違った自分を出したい」と話す浅田は、同コンサートのリハーサルを鑑賞する予定だ。
日刊スポーツ
  真央、舞とペア「楽しみ」
25・26日に愛・地球博公園でショー
 今月25、26日に愛知県長久手町の愛・地球博記念公園で開かれるアイスショー「ザ・アイス」の記者発表が8日、名古屋市内であり、バンクーバー五輪で金メダルを目指すフィギュアスケート女子の浅田真央(中京大)が姉の舞(同)とともに見どころをPRした。

 浅田真はエキシビションの新プログラムを初めて披露する。「かっこいいところもあれば、おちゃめなところもあるし力強いところもある。いろんな自分を見せたい」。姉の舞とペアを組んで滑る特別プログラムもあり、浅田真は「楽しみ。ワクワクしている」と笑顔で話した。

 ショーには安藤美姫(トヨタ自動車)や小塚崇彦(同)、鈴木明子(邦和スポーツランド)らのほか、海外のトップスケーターに加えて地元愛知の若手選手も出演する。
中日新聞
  真央、7月下旬に「ザ・アイス」に出場、
姉の舞と競演-名古屋市内で記者会見
 フィギュアスケート女子の浅田真央選手、姉の舞選手は8日、7月25-26日に愛知県愛・地球博記念公園で開催されるアイスショー「ザ・アイス」に出場するため、名古屋市内で記者会見を行った。同アイスショーには、姉妹で出場予定で競演の予定もある。

 会見を行った真央選手は、「ドキドキ、ワクワクしています。去年よりメリハリのあるプログラムです」と進化を明らかにし、バンクーバー冬季五輪も目前に控え「今はオリンピックに向けた重要なシーズン。初戦からできることをしっかりやっていけばいい」と語った。

 真央選手は、パガニーニの曲で演技する予定。記者会見では、2人で競演する曲目については発表しなかった。
財経新聞
  浅田真央は名古屋巻き  浅田真央(18)=中京大=も髪形を一新した。真央は8日、名古屋市内でアイスショー「ザ・アイス」(25、26日・愛知県長久手町モリコロパーク)の発表会見に、姉の舞(20)=中京大=とともに出席。ジュニア時代から髪の毛を後ろで束ねるスタイルがトレードマークだったが、前髪を下ろして大人っぽさを強調した。

 また、バンクーバー五輪用新フリープログラム「鐘」(ラフマニノフ作曲)を異例のライブ音源で使用するプランも浮上。フィギュア使用曲を楽しむクラシックコンサート(29日、東京国際フォーラム)で「鐘」が演奏されることが決まり、演技とマッチする場合は、録音音源を真央が実際に五輪シーズンで使用するという。
中日スポーツ
  真央に金の音色!
コンサート音源で躍動感アップ
 フィギュアスケート女子の浅田真央(18)=中京大=が、バンクーバー五輪シーズンの新プログラムにコンサートの生音源を使う計画があることが8日、分かった。今月29日の「フィギュアスケート名曲コンサート」(東京国際フォーラム)で「仮面舞踏会」とラフマニノフの前奏曲「鐘」を録音し、競技会で使用する可能性が浮上。あふれるライブ感に乗って金メダルへ突っ走る。

 真央の金プログラムが動き始めた。29日の「フィギュアスケート名曲コンサート」では、真央が今季のショートプログラム(SP)で使う「仮面舞踏会」は2分50秒に、フリーの「鐘」も4分10秒にと、それぞれ演技時間に合わせて編集してオーケストラが演奏、それを録音するという。

 真央自身もリハーサルに足を運んで鑑賞する予定。「そのまま使えるようであれば(競技で)使いたい」と関係者。フィギュアのプログラムの音源はCDを編集したものを使うのが普通で、コンサート音源は異例と言える。会場に響く生演奏の音源なら、CDの人工的な音より躍動感あふれる演技をアピールできそう。

 「仮面舞踏会」は昨季のフリーと同じだが、関係者は「初めて舞踏会に行くようなかわいらしい真央ちゃんのイメージになる」と説明。フリーの「鐘」は重厚なピアノ曲。真央は「SPとフリーはまったく正反対のイメージ。違う部分を見せられたらいい」と意気込んだ。

 現在は愛知の中京大で練習。8月にはタラソワ・コーチも来日する。今季初戦のジャパン・オープン(10月3日・さいたまアリーナ)までは、日本に腰を据えてプログラムを仕上げる予定。「自分のできることをしっかりやって徐々に頑張りたい」。7か月後の五輪本番へ向け、打てる手はすべて打つ。
スポーツ報知
  真央“ライブ感”で勝負!
生音源が金メダル後押し
◆ 29日「スケート・ファンタジー−」で録音 ◆

 生音源で金メダル獲りだ。10年バンクーバー五輪で金メダルを狙うフィギュアスケート女子の浅田真央(18=中京大)の今季使用曲の音源が、生演奏になる可能性が8日、浮上した。29日のフィギュアスケート名曲コンサート「スケート・ファンタジー IN SUMMER 2009」(東京国際フォーラム)で演奏される真央の今季SP「仮面舞踏会」、フリー「鐘」を録音。フィーリングが合えば、この演奏を音源にして五輪シーズンを戦うつもりだ。

◆ 来年2月バンクーバー五輪へ気合十分 ◆

 ライブ感たっぷりの旋律が、真央の金メダル獲りを後押しする。29日のコンサート「スケート・ファンタジー−」では、今季真央がSPで使うハチャトリアンの「仮面舞踏会」、フリーで使用するラフマニノフの前奏曲「鐘」が演奏される。SP2分50秒、フリーは4分10秒というプログラムに合わせた編集で、オーケストラの「仮面−」、ピアノの「鐘」を会場で録音。関係者は「この音源を使えたら使いたい」と明かし、勝負の五輪シーズンは生演奏音源で挑む可能性が出てきた。

 通常、フィギュアスケートの使用曲はCDなどから演技の制限時間内に編集されるが、生演奏となれば異例のこと。コンサート当日は真央自身は会場に訪れることはできないが、リハーサルに足を運んで直接、演奏を耳にする予定だ。現段階で使用曲はタチアナ・タラソワ・コーチの母国・ロシア人音楽家による演奏だが、「(タラソワ)先生が気に入って、滑りやすいということになればそのままいく」と関係者は続けた。

 この日、名古屋市内で会見した真央は、「(今季は)五輪シーズンですごく重要なシーズン。初戦から自分のできることをしっかりやって頑張りたい。SPとフリーで違う自分を見せられたらいい」と、来年2月に迫った夢舞台へ気合十分。今季初戦となる10月3日のジャパン・オープンまでは主に国内で調整し、同15日開幕のGPシリーズ第1戦・フランス杯では、ライバルのキム・ヨナ(18=韓国)といきなり激突する。シーズン序盤から白熱するバンクーバー戦線。迫力の演奏をバックミュージックに、真央が高く舞い上がる。
スポニチ
  真央 生オケ演奏で舞う!  バンクーバー五輪で金メダルを狙うフィギュアスケート女子の浅田真央(18=中京大)が、今季のプログラムで使用する曲をオーケストラの生演奏で録音する計画が明らかになった。29日に東京国際フォーラムで開かれるフィギュアスケート名曲コンサート「スケート・ファンタジー1N SUMMER 2009」で、浅田が今季のSPで使うハチャトリアンの「仮面舞踏会」とフリーで使うラフマニノフの前奏曲「鐘」が演奏されるためで、関係者は「これを音源として使いたい」と明かした。

 通常、フィギュアスケートの使用曲はCDなどから編集され、生演奏は異例。浅田はコンサート当日は会場に行けないが、リハーサルには足を運んで直接演奏を耳にする予定という。関係者は「タラソワ・コーチが気に入って、滑りやすいということになればそのままいく」と話した。

 ≪25、26日のアイスショーで今季初演技≫浅田と姉の舞が名古屋市内で会見し、25、26日に愛知県愛・地球博記念公園アイススケート場で行われるアイスショーにそろって出演すると発表した。五輪シーズンを前に、観客の前で初めて演技する浅田は「ワクワク、ドキドキしている。オリンピックのシーズンなので重要。できることをしっかりやって徐々に頑張ればいい」と話した。アイスショーには安藤美姫、男子の小塚崇彦(ともにトヨタ自動車)らも出演する予定。
スポニチ
  真央“五輪勝負曲”に生音源!?/フィギュア  女子フィギュアスケートの浅田真央(18)=中京大=が2010年バンクーバー五輪の“勝負曲”に異例の生音源を使用する可能性が8日、浮上した。6月下旬まで滞在したロシアでは、師事するタチアナ・タラソワ氏の下、ショートプログラム(SP)がハチャトリアン「仮面舞踏会」、フリーはラフマニノフの前奏曲「鐘」を使った新演目を練習。その音源として今月29日に東京・有楽町で行われる「フィギュアスケート名曲コンサート」の演奏を用いるプランがあるという。

 「今はロシア調のものを使っているが、(タラソワ)先生が気に入れば使うこともある」とマネジメント関係者。コンサートに真央は出演しないが、リハーサルなどを訪れ、生演奏を聴く予定だという。この日、名古屋市内で姉の舞とともにアイスショーの記者発表に出席した真央は「SPとフリーはイメージが正反対。違う自分を見せられたらいいです」と瞳を輝かせた。
サンスポ
2009年7月8日  
  真央、舞姉妹がアイスショー出演  フィギュアスケート女子の浅田真央(18)=中京大=と姉の浅田舞(20)=中京大=が8日、名古屋市内で記者会見し、25、26日に愛知県愛・地球博記念公園アイススケート場で行われるアイスショーにそろって出演すると発表した。

 バンクーバー冬季五輪を控えるシーズンを前に、観客の前で初めて演技する浅田真は「ワクワク、ドキドキしている。オリンピックのシーズンなので重要。できることをしっかりやって徐々に頑張ればいい」と話した。

 アイスショーには安藤美姫(21)=トヨタ自動車=、男子の小塚崇彦(20)=トヨタ自動車=らも出演する予定。
スポーツ報知
  【フィギュア】真央ちゃん、
アイスショーで演技披露へ
 フィギュアスケート女子の浅田真央と姉の舞(ともに中京大)が8日、名古屋市内で記者会見し、25、26日に愛知県愛・地球博記念公園アイススケート場で行われるアイスショーにそろって出演すると発表した。

 バンクーバー冬季五輪を控えるシーズンを前に、観客の前で初めて演技する浅田真央は「ワクワク、ドキドキしている。オリンピックのシーズンなので重要。できることをしっかりやって徐々に頑張ればいい」と話した。

 アイスショーには安藤美姫、男子の小塚崇彦(ともにトヨタ自動車)らも出演する予定。
産経新聞
  浅田真、「徐々に頑張る」と抱負
フィギュアスケート
 来年2月のバンクーバー冬季五輪で金メダルが期待されるフィギュアスケート女子の浅田真央(中京大)が8日、名古屋市内で記者会見し、「五輪のある重要なシーズン。初戦からできることをしっかりやって徐々に頑張れたらいい」と今季の抱負を語った。
 姉の舞(中京大)とともにアイスショー「THE ICE」(25〜26日、愛知・愛・地球博記念公園内アイススケート場)をPR。初披露するプログラムに「ショートプログラム(SP)もフリーもイメージは正反対。違う自分を見せたい」と笑顔で語った。
 浅田真は10月にあるグランプリ(GP)シリーズ開幕戦のフランス杯(パリ)と第2戦のロシア杯(モスクワ)から本格的に五輪シーズンに臨む。
時事通信社
2009年7月6日  
  ゆずが浅田真央出演の日本生命CMソングに
新曲提供
ゆずの新曲「虹」が日本生命のCMソングとして現在オンエアされている。

このCMはフィギュアスケート選手・浅田真央のスケートリンクでの成長を振り返った映像で、「人は、支えられて、生きていく」というメッセージを伝えるというもの。ゆずの2人の歌声が視聴者により一層の感動を与えてくれる。

この曲のリリースは今のところ未定。ゆずは今秋「FURUSATO」と題したニューアルバムを発売することを告知しており、このアルバムに「虹」も収録されることが期待される。
ナタリー
2009年7月4日  
  真央が小さい…新CMで小学生時代の映像  来年2月のバンクーバー冬季五輪で金メダルを目指すフィギュアスケート女子の浅田真央(18=中京大)が、3日から放送される日本生命のCMに登場し、10歳や12歳当時の貴重な映像が流れる。日本オリンピック委員会(JOC)とゴールドパートナー契約を結ぶ同社が、シリーズ第1弾としてJOCシンボルアスリートの浅田真を起用している。小学生時代に地元名古屋のスケートリンクで練習に励む姿や12歳で出場した全日本選手権の映像などが、ゆずの新曲「虹」のメロディーに乗って流れる。
日刊スポーツ
  真央12歳!日本生命新CMに登場  女子フィギュアスケートの浅田真央(18)=中京大=が、出演する日本生命の新CMが3日から全国でオンエアされる。今後、五輪での活躍が期待されるJOCシンボルアスリートを起用したCMシリーズで、その第1弾として浅田が登場する。CMは「ゆず」の新曲「虹」をバックに、スケートに出合った10歳のときの映像や、12歳で日本選手権に出場したときのもの、そして現在と、浅田が成長する過程が描かれる内容となっている。
デイリースポーツ
  これは貴重だ!小学生時代の真央に会える  フィギュアスケートの浅田真央(18)が3日から放送の日本生命のCMに登場する。小学生時代からの貴重な姿が披露される。

 CMは、同社が日本オリンピック委員会と締結した「JOCゴールドパートナー」契約によるシンボルアスリートを起用した第1弾。タイトルは「浅田真央・たくさんの支え」篇。浅田が地元・名古屋のスケートリンクで練習に励むシーンから始まる。10歳のときから指導を受けた山田コーチに支えられながら、まだ遠い世界の舞台を夢見る表情は、幼いながらも真剣そのもの。12歳で初出場した全日本選手権での滑りや、18歳でタラソワ・コーチやファンに支えられながら世界を代表するトップスケーターに成長するまでが紹介される。

 これらの映像をめぐり、全国の放送局に協力を依頼。地方の小さな大会、ジュニア時代の合宿など、浅田が映るシーンを探し集めたという。

 バックには、ゆずがCM用に提供した新曲「虹」が流れる。自分自身と闘いながら毎日もがき、苦しむ若者を応援するメッセージ性の強い曲。世界のひのき舞台で活躍するために努力するアスリートたちへの力強い応援歌にもなっている。
スポーツニッポン
2009年7月1日  
  真央、滑り進化 五輪へ着々
タラソワコーチに聞く
 フィギュアスケートの世界的なコーチ、タチアナ・タラソワ氏(62)が、浅田真央(中京大)(18)を指導して2年目のシーズンに入った。浅田の合宿先のモスクワで読売新聞などの取材に応じ、来年2月に迫ったバンクーバー五輪に向け、浅田の成長ぶりや五輪での金メダル獲得に自信を見せた。(モスクワで、宮崎薫)
真央「金」へ勝負の年
 ――コーチに就任して1年。浅田のどこに成長を感じる?
 まず背が伸びた。体形も変わったが、ジャンプの精度は失っていない。滑りが多様化し、技術もアップした。真央は練習熱心で、ものすごい才能を持っている。彼女はもう、金メダルに向けて戦うことができる。
 ――新プログラムに込めたメッセージは
 ショートプログラムの「仮面舞踏会」は、他国の選手が色々な衣装を着て集まる五輪の舞台をイメージした。フリー(ラフマニノフの前奏曲「鐘」)のテーマは「乗り越える」。重圧や恐れ、休みたいという気持ち、すべてを乗り越えてほしい。
 ――昨季は「挑戦」がテーマ。今季は「勝負」の年?
 はい。その通りです。
 ――バンクーバーで勝つために何が必要か
 まず健康でいること。そして真央は特別なジャンプを持っている。トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を2回とか、誰にも跳べないジャンプがあるのだから、あとは(滑りの)スピードを上げることが必要。
 ――浅田に「恋をしなさい」という助言をしたそうだが
 恋は力を与えてくれる。恋をすることで、より高い所に上っていける羽がつく。恋の相手は人じゃなくても、スケートでもいい。
 ――2014年にはソチ五輪もある。ロシア国民は、ロシアの女子選手を指導してほしいと思っているのでは?
 我々の国は新しい国。1917年の革命直後ではない。ロシアの人々は真央を愛しています。タチアナの子として。
 ――タラソワコーチが金メダルに導いてくれるという期待は大きい
 もちろん私がコーチなら悪くはならない。でも誰も(金メダルを)保証はしてくれない。私たちは勝つために努力している。あとは神様が決めることです。
読売新聞
  モスクワ 分かった栄光への道  「パニャートナ」

 先日、フィギュアスケート女子の浅田真央選手が、合宿中のモスクワで記者会見した際、最も印象深いロシア語としてこの言葉を挙げた。

 「分かった」の意で「分かった?」と尋ねるときにも使える。

 浅田選手はロシア人コーチとの練習で、しばしば「パニャートナ?」と問われ、「パニャートナ」と答えているそうだ。

 思えば、記者がロシアへ語学留学した際、真っ先に覚えたのもこの言葉だった。年若い女の先生の甲高い「パニャートナ?」は、今も忘れられない。教えが理解できないときは耳をふさぎたかったものだ。

 来年二月のバンクーバー冬季五輪で金メダルを目指す浅田選手。日本中の期待を背負い異国で練習する過酷さは想像を絶するが、耳をふさぐわけにはいかない。

 浅田選手とコーチが「パニャートナ」と声を交わすたび、栄冠が近づいているはずだ。 (酒井和人)
中日新聞
2009年6月30日  
  浅田舞が始球式に登場  フィギュアスケートの浅田舞(20)が30日、岐阜長良川球場でプロ野球、巨人−広島戦の始球式を務めた。浅田は2006年に行われた中日−広島戦の始球式に妹の真央と登板して以来2度目。ボールを投じると観客からの歓声に応えた。
サンケイスポーツ
2009年6月28日  
  <新型インフル>
スケートショーのロシア人3人が感染 金沢
 金沢市は28日、市内で公演中のフィギュアスケートショーでスケーターやスタッフを務めるロシア人男女3人が、新型インフルエンザに感染したと発表した。ショーには荒川静香さん、安藤美姫さんらが出演。同日の公演は「出演者は観客と2メートル以内に近付かない」とし、会場出入り口に消毒液を置くなどして、予定通り行われた。

 公演は27、28の2日間、いしかわ総合スポーツセンターで開催。市によると、3人は20〜30代で、それぞれモスクワとニューヨークから24日に成田空港に到着。羽田空港に移動し、24〜25日にかけて小松空港から専用バスで金沢入りした。27日の公演を終えた後、38度台の発熱があり、28日に県の遺伝子検査で陽性反応があった。市内の宿泊先で療養中で、症状は安定している。3人は会場以外に外出はしていない。宿泊先の同室者ら8人は経過観察中で、日本人スケーターは含まれていない。【澤本麻里子】
毎日新聞
2009年6月27日  
  真央がモスクワで五輪金プログラムを発表  フィギュアスケートの浅田真央(18=中京大)が、来年のバンクーバー五輪の金メダルプログラムを完成させた。25日、合宿中のモスクワで練習を公開し、ショートプログラム(SP)の曲は、昨季のフリーと同じハチャトリアンの「仮面舞踏会」、フリーはラフマニノフの前奏曲「鐘」に決まったと発表した。

 昨季、史上初めて成功した、フリーで2度のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)は、今季も継続の意向。さらにこの日は「SPは、できればトリプルアクセルを入れたい」と明かした。昨季最終戦となった今年4月の世界国別対抗戦では、シニア転向後初めてSPでも3回転半に挑戦し成功。3回転半は現在、世界でも浅田と中野友加里の2人しかできない高難度の大技で、SPで1度、フリーで2度と、1大会で3度も成功させる史上初の演技で、五輪の金メダルを狙う。

 「仮面舞踏会」は2季連続で、同じ曲を滑ることに当初はとまどいもあったが「力強かった去年と違い、初めて舞踏会に出るような華やかで明るい雰囲気になればいい」と異なるイメージで演じるつもりだ。フリーの「鐘」は荘厳な曲に高難度の技をちりばめる。今季初戦のフランス杯(10月15日開幕、パリ)では、いきなり金妍児と激突。続くロシア杯(10月22日開幕、モスクワ)にも出場する。シーズン序盤から完成度の高い演技が求められるが、今季のテーマを「乗り越える」と定め、今後も国内外で練習漬けの日々を送る。
日刊スポーツ
  真央、五輪へ新プログラム曲
華やかにSP 力強くフリー 
 【モスクワ=酒井和人】フィギュアスケート女子の浅田真央(中京大)が25日、合宿先の当地で、来年のバンクーバー五輪に向けた新プログラム曲を発表した。フリーは重厚なメロディーが印象的なラフマニノフの前奏曲「鐘」で、ショートプログラム(SP)は昨季のフリーで滑った「仮面舞踏会」を編曲。会見では新プログラムのイメージや五輪への意気込みなどを語った。一問一答は次の通り。
 −フリーの「鐘」はどんな印象か。
 力強さというか、下からわき上がってくるものを感じる。最後がすごいステップで、気に入っている。
 −ジャンプの構成は。
 今は去年と同じ構成でやっているが、いろんな構成を先生(タラソワコーチ)は考えていると思う。
 −SPに昨季のフリー曲を選んだが。
 新しいSPもつくったが、自分もあまりしっくりいかないなあと思ったので仮面舞踏会にした。
 −SPのイメージは。
 昨年とは違う仮面舞踏会を見せられたらいい。昨年は力強い舞踏会だったが、今年は華やかな、初めて舞踏会に来たような感じで滑りたい。
 −SPのジャンプは。
 まだ決まっていないが、できればトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)はやりたい。
 −五輪へ向けての調整は。
 初戦は良くなくて後半に上がっていくのがパターンだが、試合に慣れるのが大切なのでどんどん試合に出て、できれば最初からいい演技をしたい。
 −今季、自身の演技で伸ばしたい部分は。
 連続ジャンプの精度を上げたい。あと、プログラム全体でいい滑りをしたい。
 −ライバルはやはり金妍児(キム・ヨナ、韓国)。
 ジュニア時代からすごく、いい刺激をもらっているし、それで2人とも上達できていると思うが、気にしすぎるのも良くないので自分の演技をしっかりしたい。
 −あらためて五輪への意気込みを。
 今できる100パーセントの練習をして、オリンピックだからと考えすぎずに毎日頑張る。
中日新聞
  真央、来季は「仮面舞踏会」と「鐘」 
モスクワ合宿公開
 【モスクワ=坂上武司】フィギュアスケートの浅田真央(中京大)が25日、モスクワ市内での合宿を報道陣に公開し、バンクーバー冬季五輪を迎える09〜10年シーズンで演じる新プログラムの曲名も発表した。

 ショートプログラム(SP)は昨季のフリーで使ったハチャトゥリアン作曲の「仮面舞踏会」、フリーはラフマニノフ作曲の前奏曲「鐘」だ。いずれもタチアナ・タラソワ・コーチの振り付けだ。

 「五輪シーズンなので、いつもよりは曲を選ぶのに悩んだ」と語った浅田。フリーに選んだラフマニノフは、フィギュアと相性が良く、五輪シーズンで使われることの多い作曲家。「鐘」は荘厳な雰囲気の名曲で、今のところ2度のトリプルアクセル(3回転半)を組み込んで演じる予定。浅田は「SPは華やかな感じで、フリーは下から(力が)わき上がる感じです」とそれぞれの印象を語った。

 15日から始まったモスクワ合宿はプログラム作りが主な狙いで、5月に続き2度目。1日2度の氷上練習に加えて、体のラインを美しくみせるためにバレエのレッスンも受けた。浅田は「五輪まではあっという間。毎日100%の練習をして準備していきたい」。26日にモスクワから日本へ戻る予定だ。
朝日新聞
  真央、「鐘」鳴らして金取り!五輪勝負曲を公表  フィギュアスケート女子の浅田真央(18)=中京大=が25日、合宿先のロシアで来年のバンクーバー五輪に向けた新プログラムを発表した。勝負のフリーはロシア人音楽家ラフマニノフの前奏曲「鐘」に決定。タラソワ・コーチ(62)は「乗り越える」をテーマに掲げ、高難度プログラム攻略で金メダルをつかみ取る。

 真央が金妍兒(キム・ヨナ、韓国)らライバルに先駆けて勝負曲を公表した。SPは昨季のフリーで使用したハチャトゥリアンの「仮面舞踏会」。2季続けて同じ曲を滑るのは初めてだが、力強さをアピールした昨季と違う面を見せる。

 フリーの「鐘」は重厚で荘厳なピアノ曲。ラフマニノフは06年トリノ五輪で村主章枝(AK)、高橋大輔(関大大学院)がフリーに使用するなど、勝負曲として人気が高い。伊藤みどりさん(39)ら多くの選手が使ってきた“王道”と言われるラフマニノフの楽曲で大一番に挑むつもりだ。

 フリーは昨季と同様、2回のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)など高難度の技を詰め込む予定。SPも3回転半を組み込む方向で、女子世界初の1大会で3回の3回転半成功を目指す。SP、フリーを振り付けたタラソワ氏は「不安、重圧…毎日自分を乗り越えなければならない」と強い精神を課題に挙げた。

 同日、エキシビションとバレエの練習を公開した真央は「今できることを100%して五輪でいい演技をしたい」と意欲。今季初戦の10月3日のジャパンオープン(さいたまスーパーアリーナ)で新フリーを披露する。
スポーツ報知
  真央 金獲りフリー曲はラフマニノフ前奏曲  金獲りプログラムが決まった。10年バンクーバー五輪で金メダルを狙うフィギュアスケート女子の浅田真央(18=中京大)が25日、合宿先のロシア・モスクワで練習を公開。五輪シーズンの使用曲を、ショートプログラム(SP)は昨季フリーで滑ったハチャトリアンの「仮面舞踏会」、フリーはラフマニノフの前奏曲「鐘」と発表した。いずれもロシア人のタラソワ・コーチが振り付けを担当し、浅田は「五輪まであっという間。今できることを100%練習して、五輪でいい演技をしたい」と力を込めた。

 演技内容は未完成だが、大技には意欲的だ。昨季、GPファイナルのフリーで2度のトリプルアクセルを決め、国別対抗戦のSPではトリプルアクセルからのコンビネーションに成功。今季も1大会に大技3発の高難度に挑戦するつもりだ。10月3日のジャパン・オープンが今季初戦の予定で、同15日開幕のGPシリーズ第1戦・フランス杯では、いきなりライバルの金??児(18=韓国)と激突。シーズン序盤から完成度を高め、バンクーバー・ロードを駆け抜ける。
スポーツニッポン
2009年6月26日  
  悩んで選んだ勝負の2曲
真央「五輪でいい演技を」−フィギュア
 フィギュアスケート女子の浅田真央(中京大)が25日、今季のプログラムで使う曲目を発表。バンクーバー五輪のシーズンへ、抱負を語った。
 −SPは昨季自由で使った「仮面舞踏会」に。
 雰囲気はがらっと変わる。華やかな感じの仮面舞踏会を滑れたら。
 −自由のラフマニノフ前奏曲「鐘」について。
 最後のステップが気に入っている。下から湧き上がってくる感じ。
 −五輪イヤー。曲に込める特別な思いは。
 少し悩んだが、五輪イヤーといって深く考えないようにしている。
 −3回転半ジャンプは何回跳ぶつもりか。
 まだ分からないが理想は去年と同じくらい。
 −SPのジャンプは。
 できればアクセル(3回転半)を入れたいがルッツも練習している。
 −ライバル金妍児(韓国)は「真央がいたからここまでこられた」と。
 ジュニアのころから互いに争い、自分もいい刺激をもらっている。それによって2人とも上達できた。しかし、気にし過ぎるのも良くない。
 −五輪に向けて。
 あっという間だと思うが、今できることを100パーセント練習して五輪でいい演技をしたい。
モスクワ時事
  華やかに現れ、乗り越える
真央、初の五輪を意識した選曲
 初の五輪へ、フィギュアスケート女子金メダルの本命の一人として挑む浅田真の勝負曲が決まった。華やかに現れ、乗り越えていく−。SP、自由と続く曲の流れにも晴れの初舞台への思いを感じさせる選択をした。
 SPは一度選んだ曲をやめ、ハチャトゥリアン作曲の「仮面舞踏会」にした。同じ曲で演じた昨季の自由は終盤のロングステップに象徴される力強さがあったが、今季のSPは「華やかに、初めて舞踏会に行くような気持ちで」。前回トリノ大会は年齢制限で出られなかった。待ちに待った五輪へ挑む胸の高鳴りも曲に重ねる。
 この「流用」には、心理的な効果も期待できそうだ。浅田真は昨季、苦手の3回転ルッツを組み込んだこともあり、SPで出遅れることが多かった。「滑りやすく、気に入っている」と相性の良かった「仮面舞踏会」をSPに使う戦略に、タラソワ・コーチは「これを完ぺきにこなせば、誰も真央を抜くことはできない」と勝算をはじく。
 自由はラフマニノフ作曲の前奏曲「鐘」。男子並みのプログラムとも言われた昨季の自由で鍛えられた体に余力を感じつつ、「下から湧き上がってくる感じ」のピアノを体現する。曲に物語性はなく、「乗り越える」という思いを滑りに乗せる。
モスクワ時事
  フィギュア 浅田真央、フリー曲は「鐘」  【モスクワ大前仁】フィギュアスケート女子の浅田真央(中京大)は25日、拠点の一つとするモスクワ市内の運動施設で練習を公開するとともに、来年2月のバンクーバー冬季五輪を控えた今季のプログラムについて、フリーの曲をロシア人音楽家ラフマニノフの前奏曲「鐘」、ショートプログラムは昨季にフリーの曲に使った「仮面舞踏会」を選んだことを明らかにした。
 浅田は練習後の記者会見で、8カ月後に迫った五輪に向け「今、できることを100%練習して、いい演技をしたい」と意気込みを語った。今季のプログラムに関しては、コンビネーションの2番目のジャンプの精度を上げ、プログラム全体の向上に重点を置いているという。

 指導するタラソワ・コーチによると、今季の演技のテーマはさまざまな困難を「乗り越える」に設定した。同コーチはフリーのプログラムについて「1秒も休めずに非常に大変」と指摘。浅田は昨季のプログラムで鍛えられたとして、「すんなり体力が持つ」と自信をのぞかせている。

 五輪での金メダル獲得に向け、最大のライバルと目される金妍児(キム・ヨナ、韓国)について、浅田は「ジュニア時代から、いい刺激となり、2人が上達できた」としながらも、「五輪に入ったら、自分の演技でいいプログラムを見せる」と話している。

 25日はエキシビションの演技に取り組んだほか、バレエの練習も公開。浅田は日露間を往復しながら練習に励み、10月からのシーズンに備える。
毎日新聞
  真央、フリー新曲は「鐘」
ロシア合宿で表現力に磨き
 【モスクワ=酒井和人】来年2月のバンクーバー冬季五輪でメダルが期待されるフィギュアスケート女子の浅田真央(中京大)が25日、合宿先の当地で五輪シーズンに向けた新プログラムの曲名を発表した。楽しく、力強く、ときにあでやかに…。名伯楽、タチアナ・タラソワコーチと手をたずさえ、浅田が金メダル取りへ加速する。

 新曲はフリーがタラソワコーチと同じロシアの作曲家ラフマニノフの前奏曲「鐘」。ショートプログラム(SP)は昨季のフリー曲「仮面舞踏会」(ハチャトリアン作曲)を編曲して使用する。

 トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)の回数など技の具体的な構成は今後、調整するが、初挑戦となるフリー曲について浅田は「最初も合間、合間もすべて気にいってます」と感想を語った。

 SPは難度の高かった昨季のフリー曲をあえて残したが「昨年のシーズンで鍛えられてるので体力は持つと思う」と自信たっぷり。タラソワコーチは「完ぺきにこなせれば、だれも太刀打ちできない」と断言した。

 この日は、報道陣にエキシビションの練習を公開し、浅田は「いつも元気」との文字入り扇子を手に、いつも通りの“真央スマイル”。

 15日からのロシア合宿ではバレエ練習も取り入れ、ポーズの取り方など表現力にも磨きをかけた。「すごく、いい練習ができました」と浅田。五輪シーズンへ向けて「強い部分とか、コミカル、コケティッシュな感じとか、女性らしさとかいろいろな部分を見せていきたい」と、さらなる進化を誓った。
中日新聞
  浅田真央 二人三脚で金メダルを  フィギュアスケート女子の浅田真央(中京大)が、バンクーバー冬季五輪に向けた新プログラムを発表した。コンビを組んで2シーズン目となるタラソワ・コーチがショートプログラム(SP)とフリー、両方の振り付けを担当。フリーだけを手掛けた昨季より、さらに綿密に連携を取れる態勢が整った。

 SPは昨季のフリーで使った「仮面舞踏会」。同じ曲を滑ることに初めは戸惑いもあったが「力強かった去年と違い、初めて舞踏会に出るような華やかで明るい雰囲気になればいい」と異なるイメージで演じるつもりだ。フリーは荘厳な曲に高難度の技をちりばめる。

 初の五輪に向け、コーチは「乗り越える」というテーマを浅田に課す。「不安も、休みたいという気持ちも、重圧も…。毎日、自分を乗り越えなければいけない」と教え子に精神的な強さを求める。浅田も全幅の信頼を寄せ、二人三脚で金メダルを目指す。

 4位に終わった3月の世界選手権後、浅田は師弟関係の強化を課題に挙げた。五輪シーズンに向けたロシア合宿は5月に続き今回で2度目。今後はコーチの来日や海外合宿を計画している。

 コーチに勧められて施してもらったネイルアートをうれしそうに見せた。62歳と18歳、祖母と孫ほど年が離れた2人の距離は日を重ねるごとに近づいている。(共同)
スポーツニッポン
  浅田真央選手、ロシアで練習公開  すでに1年を切ったバンクーバーオリンピックに向け、ロシアで集中合宿を行っている浅田真央選手が、練習を公開しました。
待ち受ける報道陣の前に笑顔で姿を現した浅田真央選手。この日はエキシビションの練習を行いました。真央選手が手に持っているのはなんと扇子、女性らしさを力強く、そしてコミカルに表現しました。また、新プログラムの曲を発表。ショートは昨シーズン、フリーで使用していた仮面舞踏会、フリーは前奏曲「鐘」に決まり、バンクーバーに向け、新たなスタートを切りました。 「しっかりと100%の練習をして、どんな試合でも自分の良い演技ができるように心がけたい」(浅田真央 選手)
TBS News
  フィギュア・浅田真央選手、
冬季五輪に向けた練習公開
フリープログラムの曲も決定
  フィギュアスケートの浅田真央選手(18)が、ロシアで練習を公開した。バンクーバーオリンピックへ向け、浅田選手の新たな挑戦が始まっている。
  ロシア・モスクワで合宿を行っている浅田選手は、練習も順調なのか、笑みがこぼれた。26日は、エキシビションの演目の公開だけだったが、フリープログラムの曲は、ラフマニノフの前奏曲「鐘」に決定した。さまざまな困難を「乗り越える」というテーマのもと、今シーズンも難易度の高い連続ジャンプを取り入れるなど、ハードなプログラムに挑戦する予定。
  8カ月後に控えたバンクーバーオリンピック。2009年は、浅田選手にとって大事な年となり、練習にも熱が入る。スケートをみっちり練習したあとは、バレエで表現力もアップ。10月のシーズン初戦に向け、浅田選手の戦いはすでに始まっている。
  浅田選手は「バンクーバーまで1年もないので、本当にあっという間だと思うんですけど、今できることを100%の練習をして、毎日頑張って、オリンピックでいい演技をしたいっていう思いはあります」と語った。
FNN
  浅田真央、
五輪フリーはラフマニノフの前奏曲「鐘」
 【モスクワ=宮崎薫】バンクーバー五輪で金メダルの期待がかかるフィギュアスケートの浅田真央(中京大)が25日、合宿先のモスクワで練習を公開、五輪で使用する新プログラム曲を発表した。

 ショートプログラム(SP)は、昨季のフリーに使ったハチャトリアンの「仮面舞踏会」で、フリーはラフマニノフの前奏曲「鐘」。いずれもロシアの作曲家の作品で、タラソワコーチが振り付けた。浅田によると、SPは「去年と違って初めての舞踏会という華やかなイメージ」、フリーは「力強さが下から沸き上がってくる感じ」という。

 演技内容はまだ固まっていないが、フリーではトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を2回跳ぶ昨季と同じ構成で練習しているといい、SPでも「出来ればトリプルアクセルを入れたい」と話すなど、4月の国別対抗戦で見せた計3度の大技に意欲を示した。
読売新聞
  真央がモスクワで練習公開「すごく充実」  来年2月のバンクーバー冬季五輪で金メダルを目指すフィギュアスケート女子の浅田真央(中京大)が25日、合宿先のモスクワで練習を公開した。五輪シーズンの新プログラムも決まり、「すごく充実した練習ができている。五輪まであっという間。今できることを100パーセント練習して、五輪でいい演技をしたい」と決意を語った。

 ショートプログラム(SP)は前シーズンにフリーで使用したハチャトリアンの「仮面舞踏会」、フリーはラフマニノフの前奏曲「鐘」で、いずれもタラソワ・コーチが振り付けした。

 この日はエキシビションの新演目とバレエのレッスンを公開。「SPは、できればトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を入れたい。連続ジャンプも確率を上げる練習をしている」と話し、世界選手権で4位に終わった前シーズンからの巻き返しを誓った。

 浅田は10月初旬のジャパン・オープンを初戦に予定し、その後はグランプリシリーズ第1戦のフランス杯と第2戦のロシア杯に出場する。
日刊スポーツ
2009年6月25日  
  浅田真央ラフマニノフで五輪勝負  バンクーバー冬季五輪に臨む浅田真央(18)=中京大=が、クラシック音楽・ラフマニノフの曲を、来季フリープログラムに選んだことが、24日分かった。ラフマニノフの楽曲はフィギュアでは王道といわれ、真央にとっては初挑戦。タチアナ・タラソワ・コーチ(62)が五輪用にストックしておいた“勝負曲”を引っ提げ、金メダル取りに挑む。

 モスクワで極秘裏に調整を積む真央が勝負曲に選んだのは、ロシアの偉大な作曲家・ラフマニノフの楽曲だった。その重厚で美しいメロディーは、世界的な人気を誇る。最近では全盲の天才ピアニスト・辻井伸行さんが「ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクール」で代表作『ピアノ協奏曲第2番』を演奏し、日本人として初優勝したことでも注目されている。

 金メダルを目指す真央にとって、これ以上ない選曲になりそう。これまでにもフィギュアでは伊藤みどりや村主章枝、高橋大輔ら、多くの選手が五輪の勝負曲にラフマニノフを選んでいるが、真央が選ぶのは全く別の楽曲になるもよう。細かい演技内容は、ショートプログラム(SP)の曲名と合わせ、近日中に発表する予定。タラソワ・コーチが真央のためにストックしておいた“秘蔵の曲”なのは間違いない。

 同じ年のライバル金妍児(韓国)より一足早く五輪用プログラムを公表するのは、自信の裏返し。国内初お披露目は、今季初戦に見すえる10月3日の「ジャパンオープン」(さいたまスーパーアリーナ)の見込みだ。 (中谷秀樹)
中日スポーツ
2009年6月23日  
  浅田、上村、長島に各1000万円
JOC、バンクーバーへの強化費
 日本オリンピック委員会(JOC)は23日の理事会で、バンクーバー五輪でメダル有望の特別強化指定選手としてフリースタイルスキー女子の上村愛子(北野建設)、フィギュアスケート女子の浅田真央(中京大)、スピードスケート男子の長島圭一郎(日本電産サンキョー)に1000万円の強化費をそれぞれ配分することを承認した。JOCの冬季五輪対策で選手個人に特化した重点強化は初めて。
MSN産経ニュース
2009年6月21日  
  真央欠席で不機嫌な会長代行「特例も特例」  フィギュアの浅田真央と小塚崇彦は海外合宿を理由に公演中のアイスショーだけでなく表彰祝賀会も欠席。日本連盟の林会長代行は「自分の都合で(表彰に)出なかったりするのはとんでもない」と不機嫌そうに話し、「本来ならばあってはならないこと。今回は特例も特例」と続けた。バンクーバー五輪を来年2月に控える勝負のシーズンだけに、欠席を容認した形だ。
スポーツニッポン
  スケート連盟会長代行、欠席の真央にチクリ 日本スケート連盟は20日、都内で優秀選手表彰祝賀会を開催。新プログラム作成のため欠席した浅田真央(18)=中京大、小塚崇彦(20)=トヨタ自動車=に、林泰章会長代行(69)が苦言を呈した。

 「欠席して表彰はあとでもらうなんて、とんでもない話。表彰式はお世話になった大勢の方に感謝、お礼を申し上げる場」と、選手出席必須行事での欠場に、冒頭のあいさつでチクリとやった。浅田らに欠席理由を記した自筆の文書を提出させたといい「今回は五輪前だから。特例?そうだね」と説明した。
デイリースポーツ
  真央、表彰式より練習…フィギュア  日本スケート連盟は20日、東京・芝公園の東京プリンスホテルで08年度優秀選手とJOC杯の表彰式を開催。フィギュアスケートの前世界女王・浅田真央(18)=中京大=は、来年のバンクーバー五輪金メダル獲得に向けた“特例措置”が認められ欠席した。

 真央と男子の小塚崇彦(20)=トヨタ自動車=は新プログラムの振り付けを優先し、日本代表エキシビション「ドリーム・オン・アイス」と、この日の式典を欠席。2人は自筆の欠席説明書を日本連盟に提出した。林泰章会長代行は「表彰式出席は選手の義務だが、五輪シーズンなので特例」と特別に許可したことを明かした。関係者によると、真央はタラソワ・コーチの下で勝負のフリープログラムを完成。今後はショートプログラム(SP)に着手し、金メダルプランを着々と進行させる。
スポーツ報知
2009年6月20日  
  日本スケート連盟:長島、浅田ら授与
優秀選手表彰祝賀会
 日本スケート連盟の08年度優秀選手表彰祝賀会が20日、東京都内のホテルで開かれ、JOC杯受賞の09年世界スプリントスピードスケート選手権男子総合2位の長島圭一郎(日本電産サンキョー)、同じくフィギュアスケート・08年グランプリ(GP)ファイナル女子優勝の浅田真央(中京大)=欠席=らが表彰された。

 バンクーバー五輪に向けて長島は「準備してやるだけ。一番を目指す」と抱負。「優秀選手章」を受けた世界フィギュアスケート選手権女子3位の安藤美姫(トヨタ自動車)は「五輪代表が決まる全日本選手権で自分らしい演技をしたい。トリノ(五輪)で選手としての自覚が足りなかったことを取り戻せるように練習して、(表彰)台に上がるようにしたい」とメダル奪取を誓った。【来住哲司】
毎日新聞
  JOC 愛子、真央、長島に強化費配分  日本オリンピック委員会(JOC)は19日のバンクーバー冬季五輪対策プロジェクトで、金メダル有望の特別強化指定選手にフリースタイルスキー女子の上村愛子(北野建設)、フィギュアスケート女子の浅田真央(中京大)、スピードスケート男子の長島圭一郎(日本電産サンキョー)を認定し、上限を1000万円とする強化費をそれぞれに配分する方針を決めた。JOCの冬季五輪対策で選手個人に特化した重点強化は初めて。
スポニチ
2009年6月19日  
  上村、浅田真、長島の3人認定へ
バンクーバー五輪特別強化指定選手−JOC
 日本オリンピック委員会(JOC)は19日、東京・味の素ナショナルトレーニングセンターでバンクーバー冬季五輪対策プロジェクトの会合を開き、同五輪で活躍が見込める選手を対象にしたJOC特別強化指定選手にフリースタイルスキー女子モーグルの上村愛子(北野建設)、フィギュアスケート女子の浅田真央(中京大)、スピードスケート男子の長島圭一郎(日本電産サンキョー)の3人が認定されると報告した。上限各1000万円の強化費が支給される。
 23日のJOC理事会で正式に決まる。
時事通信
2009年6月17日  
  上限1000万円の強化費=JOC 17日の全日本スキー連盟理事会で報告された。認定を受ければ1000万円を上限とする強化費が支給される。
 JOCでは強化費の使途について「従来は遠征費などに限られていたが、今回はある程度自由に使えるようにした。必要な用具の購入費なども対象にする」とし、幅を持たせて有効活用を促す。バンクーバー五輪で金メダルが期待される上村に対しては現在、アンケート調査を実施して支給する必要額を算定中。フィギュアスケート女子の浅田真央(中京大)、スピードスケート男子の長島圭一郎(日本電産サンキョー)らも認定を受ける見込み。
時事通信
2009年6月13日  
  30日の巨人戦 浅田舞さんが始球式  58年ぶりに岐阜県で開催される読売巨人軍の公式戦「巨人―広島」戦(30日・長良川球場)の始球式を、女子フィギュアスケート選手の浅田舞さん(20)(中京大)=写真=が務めることになった。

 浅田さんがプロ野球の始球式に登場するのは2度目で、「伝統ある巨人戦で始球式ができて光栄に思います。同じ年齢で頑張っている坂本選手と同じグラウンドに立てるのも楽しみです。以前の始球式ではキャッチャーまで届かなかったので、今度はストライクを投げたい」とコメントした。

 巨人―広島戦は午後6時試合開始。チケットは指定席S5000円、同A4000円、同B3000円など。ローソンなど主要コンビニエンスストアなどで販売している。問い合わせは読売新聞中部支社事業課(052・211・0083)。

(2009年6月13日  読売新聞)
  真央に五輪“保険”故障時「過去の実績」  日本スケート連盟は12日、都内で会見し、10年バンクーバー五輪のフィギュアスケート、スピードスケート、ショートトラックの3種目の選手選考基準を発表した。フィギュアは、グランプリ(GP)ファイナル3位以内の日本人最上位や全日本選手権優勝者が内定するという基準を設定。一方、浅田真央(18=中京大)高橋大輔(23=関大大学院)ら有力選手に万が一のケガがあった場合も、救済できるような「保険」をかけた。

 浅田らがバンクーバーのリンクに立つための道筋が、明確になった。12月3〜6日のGPファイナルで表彰台に上がり、日本人トップなら即内定。12月25日から3日間の全日本選手権を制すれば、これも代表に決まる。男女シングルの代表枠は各3。残る枠は(1)全日本選手権3位以内(2)GPファイナル出場者(3)全日本終了時の世界ランク日本人上位3人、が選考対象になり、総合的に判断される。

 さらに、救済措置とも読める文言が続く。「なお、過去に世界選手権6位以内に入賞した実績のある選手が、シーズン前半にケガ等で選考対象に含まれなかった場合は、五輪時の状態を見通しつつ、選考の対象に加えることがある」。極論すれば、浅田らがケガなどで五輪まで1度も試合に出られなくても、本番で活躍できる見込みがあれば、選出される可能性が残された。

 会見した吉岡伸彦フィギュア強化部長は「全日本で3人選ぶとすると、ケガやたまたま調子が落ちていたスケーターがメダル候補だった時、その選手を切るのは忍びない。そのなかで、どういう形がいいか、という時、この形になる」と説明した。

 もっとも、浅田、高橋らメダル候補が、順当に成績を残して、代表権を勝ち取ることが、理想の流れになる。最速なら、東京で開催されるGPファイナル(12月3〜6日)で、内定1号が出る。06年トリノ五輪の荒川静香に続く金メダル獲得へ向け、まずは3枠をめぐる争いが本格化する。【佐々木一郎】
日刊スポーツ
  フィギュア12月GPファイナルで五輪内定  日本スケート連盟が12日、都内で10年バンクーバー五輪の内定基準を発表した。スピードスケート、フィギュアスケート、ショートトラックの各基準を強化担当者が説明した。浅田真央をはじめ金メダル候補選手を擁するフィギュアは最速で12月3〜6日のGPファイナル(東京)で3位以内の日本人最上位者に内定(原則として同下旬の全日本選手権への出場が条件)を出す。吉岡強化部長は同選手権への出場を条件としたことに「全日本が1位の選手を決めることには変わりはない。そこは崩したくなかった」とスタンスを示した。
日刊スポーツ
  明快さ前進、3枠目に裁量の余地
フィギュア代表の選考方法
スケート五輪代表選考
 バンクーバー五輪でメダル獲得が期待されるフィギュアスケートの代表選考基準が決まった。
 日本の出場枠は男女とも最大の3。GPファイナルの表彰台に上がった日本人最上位者に内定を与え、全日本選手権優勝者を選考する。3枠のうち最大2枠について、五輪直前の12月に行われる主要2大会の成績が選考に直結するという意味では分かりやすい。
 前回トリノ大会では前年の成績まで含めたポイント制で選考した。しかし、その結果、五輪シーズンに不調だった女子の安藤美姫(トヨタ自動車)が「貯金」を保って代表入りしながら15位と惨敗。日本連盟の吉岡伸彦強化部長(当時は副部長)が「結果的に(選考の)分かりにくさが残った」と振り返るように改善の余地があった。
 ただ、浅田真央(中京大)、安藤ら人気もある明確なメダル候補がいる現状はやはり無視できない。ひざの負傷で昨季を棒に振った男子の高橋大輔(関大大学院)の救済も視野に入れた形で、3枠目の選考には「柔軟な対応」が可能な余地を残した。
時事通信
  真央12・5代々木で五輪切符…フィギュア  日本スケート連盟は12日、来年2月のバンクーバー五輪の代表選考基準を発表した。メダル獲得が期待されるフィギュアスケートはグランプリ(GP)ファイナル(12月3〜6日、代々木第一体育館)3位以内の日本人最上位者に全日本選手権(12月下旬、大阪なみはやドーム)出場を条件に内定とすることを決定。また、過去の世界選手権など実績を考慮した故障者救済策も含まれた。

 浅田真央(18)=中京大=、安藤美姫(21)=トヨタ自動車=らスターがひしめく注目のフィギュアスケート選考基準が決まった。大きな特色はGPファイナル(12月3〜6日・国立代々木競技場)でメダルを獲得した最上位者を、その時点で内定すること。東京開催の大会で12月5日にもバンクーバー内定第1号が決まる。

 前回06年トリノ五輪では競技会の成績をポイントに換算する方法を取ったが、分かりにくいとの声が多かった。全日本での一発選考も案に挙がったが、メダル候補が故障などで結果を出せなかった場合を考慮し断念。選手側からは早期内定を臨む声が多くあり、吉岡伸彦強化部長は「選手のコンディションを第一に考えた結果」と説明した。

 GPファイナルで五輪出場が内定しても全日本出場が条件となるが、五輪までの約2か月を調整に充てることができる。真央は今季、GPシリーズ第1戦フランス杯(10月15〜18日)、第2戦ロシア杯(同22〜25日)に出場。早めにプログラムを仕上げる必要があるが、ファイナルまでの準備期間は長く、早期内定を狙うには“好位置”といえる。

 また、故障などを理由に全日本選手権までに結果が出なかった場合でも、過去に世界選手権6位以内に入賞した選手ならば選考対象に加えることも盛り込んだ。昨年11月、右ひざの手術を受けた高橋大輔(23)=関大大学院=を救う“大輔ルール”といえそうだ。男女各3枠の代表は強化本部推薦とフィギュア委員会の承認を経て、全日本後に行われる12月27日の臨時理事会で決定する。
スポーツ報知
  五輪選考新方式を発表/フィギュア  日本スケート連盟は12日、来年に迫ったバンクーバー五輪代表に関する選考基準を発表した。男女各3人の出場枠を獲得しているフィギュアは、全日本選手権(12月27日、大阪・なみはやドーム)での一発勝負や前回トリノ五輪で採用したポイント制を避け、新基準を設置。全日本選手権より早く行われるグランプリ・ファイナル(12月3〜6日、国立代々木競技場)でメダルを獲得した日本人選手最上位を代表とする。

 表彰台を狙える女子の浅田真央(中京大)、安藤美姫(トヨタ自動車)には、早々に五輪へ備えられる利点がある。さらに全日本選手権優勝者を選考し、残りは(1)全日本選手権3位以内(2)GPファイナル進出者などを対象とする。右ひざ手術のため昨季欠場した男子の高橋大輔(関大大学院)のように、実績のあるメダル候補が故障した場合を考慮し、「過去、世界選手権6位以内の選手」に限る救済措置もある。
サンケイスポーツ
  スケート連盟 五輪代表選考
日本連盟の吉岡伸彦フィギュア強化部長談
 日本スケート連盟は12日、都内で会見を行い、バンクーバー五輪代表の選考基準などを発表した。男女シングルで各3、アイスダンス1の出場枠を持つフィギュアスケートは、有望選手への“セーフティーネット”満載だ。(1)GPファイナル(12月3〜6日、東京)3位以内の日本人最上位者を、全日本選手権(同25〜27日、大阪)出場を条件に内定(2)全日本の優勝者は原則選考――と明記。その上で、残る派遣枠は(1)全日本3位以内(2)GPファイナル出場(3)全日本終了後の世界ランクで日本人上位3人――を選考対象とするが、さらに「過去に世界選手権6位以内の実績を持つ選手が条件を満たせなかった場合も、対象に加えることもある」とした。

 日本連盟の吉岡伸彦フィギュア強化部長は「ケガをしたからといって五輪のメダル候補を切るのはしのびない」と説明。浅田真央(18=中京大)らの不測の事態はもちろん、右ひざの故障から復帰予定の高橋大輔(23=関大大学院)の“救済”も念頭に置いていることを示唆した。なお、フィギュア代表は全日本終了日の12月27日に行われる臨時理事会で承認され、発表される。
スポニチ
2009年6月12日  
  スケートの五輪選考基準発表
フィギュアは内定も
 日本スケート連盟は12日、来年のバンクーバー五輪のフィギュア、スピード、ショートトラックの選考基準を発表し、男女とも出場3枠を獲得したフィギュアは、今季のグランプリ(GP)ファイナル(12月、東京)で3位以内に入った日本人最上位者を内定とすることを決めた。

 女子の浅田真央(中京大)、安藤美姫(トヨタ自動車)、男子の高橋大輔(関大大学院)、織田信成(関大)ら有力選手が早期に代表を決める可能性がある。ただし、12月末の全日本選手権への出場が条件となる。

 残る2枠は原則として全日本選手権優勝者に1枠を与え、全日本3位以内、GPファイナル進出者、シーズン前半にけがなどをし、過去に世界選手権6位以内の実績がある選手などを対象とする選考から1人を選ぶ。

 2006年トリノ五輪では、2シーズンにわたるポイント制で代表を選んだ。今回は「勝てる選手を選ぶのが重要」(吉岡伸彦フィギュア強化部長)との考えから、直近の大会を重視した。
産経新聞
2009年6月9日  
  真央、小塚はアイスショー出演せず/フィギュア  日本スケート連盟フィギュア強化選手らによるアイスショー「ドリーム・オン・アイス」(19〜21日・新横浜スケートセンター)の実行委員会は9日、女子の浅田真央(中京大)と男子の小塚崇彦(トヨタ自動車)が、いずれもバンクーバー冬季五輪シーズンに向けた海外合宿のために出演を取りやめると発表した。

 浅田はロシアでタラソワ・コーチの指導を受ける予定で「振り付けの作業の遅れでスケジュールを変更できなかった。合宿を頑張って五輪でのメダルを目指す」とのコメントを発表した。
サンスポ
2009年6月7日  
  フィギュア 五輪現地合宿中止へ  フィギュアスケート日本代表が9月中旬にバンクーバー五輪の本番会場で計画していた強化合宿が中止の危機にあることが6日、分かった。縦60メートル×横30メートルの国際規格のリンクで練習することが困難になったためで、その場合は愛知・豊田市の中京大リンクで国内合宿に切り替える。

 浅田真央(18)=中京大=らのメダル計画に壁が立ちはだかった。会場はNHL下部のバンクーバー・ジャイアンツのホームで、通常は縦61メートル×横26メートルのアイスホッケー用サイズ。五輪までに張り替えるが、9月では国際規格への変更が間に合わないことが判明。カナダ連盟と交渉中の伊東秀仁フィギュア委員長は「国際規格に張り替えて使うと、1時間で数十万円の費用が必要と言われた。予算が厳しい」と顔を曇らせた。

 日本連盟では参加を予定していた強化選手に緊急アンケートを実施。合宿は五輪プログラムの最終チェックが大きな目的であるため、「国際規格じゃないと意味がない」という声が上がっているという。2週間以内に最終的な結論を出す予定だが、実現は難しい状況だ。
スポーツ報知
  フィギュア、五輪本番会場での合宿回避へ  日本スケート連盟の伊東秀仁フィギュア委員長は6日、来年2月に冬季五輪が開催されるバンクーバーの本番会場で予定していた9月の強化合宿を費用高騰を理由に回避する意向を示した。本番会場はNHL仕様の縦61メートル、横26メートルのリンクを国際規格(60×30メートル)に変更して使用するが、同委員長は「大きさを変えてリンクを借りるには1時間で何十万円もの費用がかかる。(合宿は)厳しそうだ」とした。浅田真央(中京大)ら有力選手にアンケートを取り、20日の評議員会で決定する。
サンケイスポーツ
2009年6月6日  
  フィギュア:
バンクーバー合宿、9月の実施は困難
 日本スケート連盟の伊東秀仁・フィギュア部長は6日、9月に予定していたフィギュアスケート日本代表候補によるカナダ・バンクーバー合宿について「実施は厳しい」との見通しを示した。

 本番用のリンクは現在、アイスホッケー仕様になっているため、フィギュア用に60×30メートルに変更する必要があるが、伊東部長は「カナダ連盟から『(9月には)できそうもない』と説明された。練習リンクは使えるので、選手からそこで滑りたいかアンケートを取っている」と話した。合宿はバンクーバーでやらない場合は愛知・中京大で行う。

 また、バンクーバー五輪代表選考方法が5月28日の理事会で決まらず、継続審議となっていることに「内定か(強化部の)推薦かという問題がある」と明かした。強化部の原案は「グランプリ(GP)ファイナルのメダル獲得者で日本勢最上位に内定を出す」としており、理事会ではこれに異論が出たようだ。【来住哲司】
毎日新聞
  意味がない?
フィギュア勢バンクーバー合宿中止か
 日本スケート連盟の伊東秀仁フィギュア委員長は6日、バンクーバー冬季五輪の会場となるリンクで9月に計画している特別強化選手の合宿を行わない可能性が高いとの見通しを示した。

 五輪で使用するリンクでは普段はプロアイスホッケーが実施されており、横幅がフィギュアの国際規格よりも4メートル狭い。合宿を予定している9月にリンクを国際規格に変更できそうにないとの連絡がカナダ連盟からあったそうで、同委員長は「狭いリンクで滑るためにバンクーバーへ行く必要があるのかどうか」と話した。選手たちの意見を集約して決断し、渡航しない場合は代わりに中京大で合宿する。
スポーツニッポン
  バンクーバー合宿、費用面で厳しく=フィギュア  日本スケート連盟の伊東秀仁フィギュア委員長は6日、今夏にバンクーバー五輪の本番リンクで行うことを検討していたフィギュアスケートの強化合宿について、費用面などを理由に実現が厳しいとの見解を示した。
 本番リンクは北米アイスホッケーリーグ(NHL)仕様のため、フィギュア用に60×30メートルに変更する必要がある。伊東委員長は「氷を張る費用が高い。(サイズを)大きくして、また溶かして、というのは厳しそうだ」と話した。
 2月の四大陸選手権と同様にNHL仕様のサイズのまま使用することは可能で、フィギュア仕様の練習リンクは完成しているという。日本連盟は五輪代表候補選手の希望を調査し、今後2週間程度で最終結論を下す。バンクーバーで行わない場合は、中京大アイスアリーナで行う見込み。
時事通信社
2009年6月1日  
  揺らぐフィギュア王国
米国、女子の五輪メダル危うし
 フィギュアスケート王国が揺らいでいる。米国が女子シングルで世界選手権のメダルを3年連続で逃し、五輪イヤーを迎える。バンクーバー五輪の女子出場枠は最大3枠を取れず2枠に。米国の女子選手が五輪の表彰台から姿を消すことになれば46年ぶりとなる。
 5月、トリノ五輪銀のサーシャ・コーエンが競技復帰を表明した。しかし五輪まで9カ月しかなく、日本連盟の伊東秀仁フィギュア委員長も「今は(世界の)レベルが高い。連続3回転(ジャンプ)をやれるのか」と懐疑的だ。
 トリノ五輪直後に16歳で世界女王になったキミー・マイズナーは成長期と故障に苦しんで低迷した。14歳で全米女王になった日系の長洲未来も故障で足踏み。その後もジュニア世代からの台頭は続くが、米国連盟のハーシュバーガー会長は「我が国の女子スケーターはまだ若く、経験を積む過程だ」と世界との距離に現実を見る。
 ともに世界ジュニアを制したキャロライン・ザン、レイチェル・フラットは昨季グランプリ・シリーズで表彰台に立ったが、金妍児(韓国)、浅田真央(中京大)の新旧女王を脅かすほどではない。「点差を見たか。あのトップ2人に迫るスケーターは米国にはいない」と同会長も言う。
 1964年インスブルック五輪で米国女子がメダルを逃した背景には、その3年前にチームが巻き込まれた航空機の墜落事故があった。あの「悲劇」がもたらしたメダルゼロ以来の屈辱は避けられるのか。
時事通信
  真央GP開幕戦でいきなりヨナと激突  フィギュアスケート前世界女王の浅田真央(18=中京大)が、五輪シーズン「開幕ダッシュ」で10年2月のバンクーバー五輪に弾みをつける。国際スケート連盟は5月30日(日本時間同31日)、GPシリーズ6戦の出場選手を発表。浅田は開幕戦のフランス杯(10月15日開幕、パリ)、第2戦のロシア杯(同22日開幕、モスクワ)の出場が決まった。フランス杯では世界女王の金妍児(韓国)といきなり激突するが、出遅れた昨季を教訓にして早期始動。開幕2連戦を万全の態勢で迎える決意だ。

 浅田が今季開幕戦フランス杯で、ライバルに重圧をかける。3月の世界選手権を初制覇した金と、ファイナル以外のGPシリーズで初対決が決まった。06年トリノ五輪銀メダリストで4季ぶり復帰のコーエン、08年世界選手権2位コストナーら強敵も顔をそろえる。同大会は五輪シーズンの新プログラム発表の場でもある。そこで優勝すれば、ライバルに与える精神的ダメージ、ジャッジに与える好印象は大きい。

 もう開幕ダッシュの準備は進めている。4月の世界国別対抗戦後、タラソワ・コーチのいるロシアに渡り、1カ月弱の合宿を行った。昨季は同コーチに師事することが決まったのが6月で、プログラムづくりはさらに遅れた。その出遅れが最後まで響いた。今年3月の世界選手権では4位と、05年のシニア転向後初めて表彰台を逃した。その苦い教訓を生かした。関係者は「決定ではないが今回の合宿で曲の候補は挙がっている」と明かす。現在は一時帰国中だが、6月に再度ロシアに渡り、プログラムの完成を目指す。

 GPシリーズは各選手最大2大会出場できる。当初、浅田はロシア杯と、11月5日から長野で行われるNHK杯の出場を希望していた。だが世界選手権3位までに与えられる、翌シーズンの優先出場権を失い、フランス杯に回ることになった。フランス杯の翌週にロシア杯出場という強行日程になったが「今からそれに合わせて調整していけば問題ない。時差も移動も少なくロシアを拠点に練習できる」と、関係者はメリットを強調した。

 開幕2連勝すればGPファイナル(12月3日開幕、東京)進出一番乗りが決まり、再び腰を据えた調整ができる。来年2月のバンクーバー五輪に照準を合わせるためにも、早期始動と開幕ダッシュがもたらす効果は大きい。7、8月にはタラソワ・コーチが来日予定。悲願の五輪金メダルへ抜かりはない。【高田文太】
日刊スポーツ
  五輪シーズン開幕いきなり!
真央ちゃんVSキム・ヨナ
 国際スケート連盟は30日、フィギュアスケートの09〜10年シーズンのGPシリーズ出場選手を発表。バンクーバー五輪で金メダルを狙う浅田真央(18=中京大)と昨季の世界選手権金メダリスト、キム・ヨナ(18=韓国)が、開幕戦のフランス杯(10月15〜18日)でいきなり激突することになった。

 浅田は昨年11月、同じフランス杯でジャンプの不振に陥り、2位。その後は立て直したが、最大の目標だった3月の世界選手権では、シニアで最低となる4位に終わった。優勝したキム・ヨナに19・62点の大差をつけられる屈辱も味わった。その反省から、今季は早々と始動。すでにタチアナ・タラソワ・コーチとともにロシアで約2週間の合宿を行っており、今月にも再びロシアに渡って新プログラムを仕上げる予定だ。第2戦のロシア杯(10月22〜25日)にもエントリーしており、「序盤の連戦で早めの仕上がりが必要」と日本スケート連盟の吉岡フィギュア強化部長。初戦からアクセル全開で、ライバルに“先制攻撃”できるか注目される。
スポーツニッポン
  初戦でいきなり、真央Vsヨナ/フィギュア  五輪シーズンの本格開幕を告げるGPシリーズで、浅田は最大のライバル金妍児と初戦から激突し、第2戦では安藤と対決する。大一番の五輪は世界選手権より1カ月早い2月の開催。前シーズンは序盤戦の出遅れが大きく響いただけに、日本スケート連盟の吉岡伸彦強化部長は「早めの仕上がりが必要」と説く。

 初戦のフランス杯にはトリノ五輪女子銀メダルのサーシャ・コーエン(24)=米国=も出場する。厳しい戦いが予想されるだけに序盤戦での金妍児との対決は避けたかったが、世界選手権の上位3人に優先的な出場試合の選択権があった。同4位だった浅田は、前半戦のヤマ場のGPファイナル(12月3−6日、東京)に向けて「じっくり修正する時間がある」(吉岡部長)と前向きにとらえるべきだろう。

 2シーズン目となるタラソワ・コーチとの連携強化を掲げる浅田。5月には、本格始動の場となるロシアを昨年より1カ月弱早く訪れ、約2週間合宿した。6月に2度目の合宿を予定し、勝負のシーズンに備える。
サンケイスポーツ
  浅田、金妍児と初戦で対決へ フィギュアGP  国際スケート連盟は30日、フィギュアスケートの2009〜10年シーズンのグランプリ(GP)シリーズ出場選手を発表し、女子の浅田真央(中京大)は、第1戦のフランス杯(10月15〜18日・パリ)で世界選手権優勝の金妍児(韓国)と対決することになった。

 第2戦のロシア杯(22〜25日・モスクワ)には浅田と安藤美姫(トヨタ自動車)が出場。安藤は第4戦のNHK杯(11月5〜8日・長野)に中野友加里(プリンスホテル)らと出場する。

 男子は織田信成(関大)がフランス杯と第3戦の中国杯(10月29日〜11月1日・北京)、小塚崇彦(トヨタ自動車)がロシア杯とNHK杯にエントリー。昨年は故障で出場のなかった高橋大輔(関大大学院)は、NHK杯とスケートカナダ(11月19〜22日・キッチナー)への出場が決まった。

 今年から本格復帰するトリノ五輪の男子金メダルのエフゲニー・プルシェンコ(ロシア)はロシア杯で、同五輪女子銀メダルのサーシャ・コーエン(米国)はフランス杯に登場する。

 GPシリーズの上位6人(6組)はファイナル(12月3〜6日・東京)に進出する。(共同)
朝日新聞
2009年5月31日  
  浅田真、仏杯など出場
金妍児は仏と米−フィギュアGP
 国際スケート連盟は31日、2009〜10年シーズンのフィギュアスケート・グランプリ(GP)シリーズ各大会のエントリーを発表し、女子で昨季GPファイナル覇者の浅田真央(中京大)は開幕戦のフランス杯(10月15〜18日、パリ)と第2戦のロシア杯(10月22〜25日、モスクワ)に出場することが決まった。
 世界選手権優勝の金妍児(韓国)はフランス杯と第5戦のスケートアメリカ(11月12〜15日、レークプラシッド)に出場。世界選手権3位の安藤美姫(トヨタ自動車)はロシア杯と第4戦のNHK杯(11月5〜8日、長野)に臨む。
 男子は織田信成(関大)がフランス杯と第3戦の中国杯(10月29日〜11月1日、北京)、小塚崇彦(トヨタ自動車)はロシア杯とNHK杯。故障から復帰する高橋大輔(関大大学院)はNHK杯と最終戦のスケートカナダ(11月19日〜22日、キッチナー)にエントリーされた。
 ポイント上位6人で争うGPファイナルは12月3日から東京で行われる。 (時事)
時事通信
  フィギュア:浅田、金妍児が初戦で対決
GPシリーズ
 国際スケート連盟は30日、フィギュアスケートの2009−10年シーズンのグランプリ(GP)シリーズ出場選手を発表し、女子の浅田真央(中京大)は、第1戦のフランス杯(10月15−18日・パリ)で世界選手権優勝の金妍児(韓国)と対決することになった。

 第2戦のロシア杯(22−25日・モスクワ)には浅田と安藤美姫(トヨタ自動車)が出場。安藤は第4戦のNHK杯(11月5−8日・長野)に中野友加里(プリンスホテル)らと出場する。

 男子は織田信成(関大)がフランス杯と第3戦の中国杯(10月29日−11月1日・北京)、小塚崇彦(トヨタ自動車)がロシア杯とNHK杯にエントリー。昨年は故障で出場のなかった高橋大輔(関大大学院)は、NHK杯とスケートカナダ(11月19−22日・キッチナー)への出場が決まった。

 今年から本格復帰するトリノ五輪の男子金メダルのエフゲニー・プルシェンコ(ロシア)はロシア杯で、同五輪女子銀メダルのサーシャ・コーエン(米国)はフランス杯に登場する。

 GPシリーズの上位6人(6組)はファイナル(12月3−6日・東京)に進出する。(共同)
毎日新聞
  フィギュアGP、初戦で真央・ヨナ対決
10月開幕TEB(フランス)
 国際スケート連合(ISU)は30日(日本時間31日)、10月に開幕するフィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ出場選手を発表した。


 女子では、初戦のフランス杯で、昨季GPファイナル優勝の浅田真央(中京大)と、世界選手権を初制覇した金妍児(キム・ヨナ)(韓国)が対戦することになった。中野友加里(プリンスホテル)も出場する。

 続く第2戦のロシア杯では、浅田と、世界選手権3位の安藤美姫(トヨタ自動車)の日本勢が争う。安藤は第4戦のNHK杯で、中野らと顔を合わせる。

 男子は、右ひざのケガから2季ぶり復帰を目指す高橋大輔(関大大学院)が、NHK杯と最終戦のスケートカナダにエントリー。小塚崇彦(トヨタ自動車)はロシア杯とNHK杯、織田信成(関大)はフランス杯と第3戦の中国杯。

 また、今季からの競技復帰を表明しているトリノ五輪金メダリストのエフゲニー・プルシェンコ(ロシア)がロシア杯に、同じくトリノ五輪銀メダルのサーシャ・コーエン(米国)がフランス杯、スケートアメリカに出場する。

 6戦あるGPシリーズは最大2戦に出場でき、上位6人(組)がGPファイナル(12月3〜6日・東京)に進出する。
 読売新聞
2009年5月29日  
  フィギュアスケート
2008/2009シーズンメモリアル
チームJAPAN 戦いの記憶
Memories on ICE
[インタビュー&レポート]
浅田真央
「不安と自信、そのはざまで」
安藤美姫
「“強い気持ち”とともに」
村主章枝
「滑ること。それが私の元気の秘訣」
[男子シングル座談会]
織田信成vs小塚崇彦vs無良崇人
「日本男子、ここからさらに盛り上がります!」
[社会人スケーター対談]
鈴木明子vs南里康晴
「もう一度バンクーバーへ。私たちの方法」
[Supporters interview]
松本整が語る織田信成
佐藤信夫&有香が語る小塚崇彦    長久保裕が語る無良崇人

2008/2009主要大会レポート
【国別対抗戦】
総括レポート
エヴァン・ライサチェク/ブライアン・ジュベール/ジョアニー・ロシェット/高橋成美&マーヴィン・トラン/フローラン・アモディオ/シニード・カー&ジョン・カー/キャプテン記者会見
【世界選手権】
総括レポート
川口悠子/ラウラ・レピスト/キャンディス・ディディエ/アメリカアイスダンスチーム
【四大陸選手権】
総括レポート
井上怜奈/キム・ヒョンジョン/チェンジャン・リー
【全日本選手権】
総括レポート
中庭健介/鈴木明子+中野友加里+武田奈也/マリーナ・ズウェアが語る中野友加里/杉木奈々&水谷太洋/平井絵己&湯澤綾人
    [Special Interview]
ステファン・ランビエール&ジェフリー・バトル
[チームJAPAN 注目のジュニアたち]
藤澤亮子/羽生結弦/中村健人/今井遥/村上佳菜子
[World Report 01]
アメリカ・コロラドスプリングスの躍進
[World Report 02]
中国フィギュアスケート事情
[特別企画]
高橋大輔 復活に向かって──
[Column]
「Portrait of Skaters」
「音楽とフィギュアスケート」 荒川静香
「いつも新しいことにトライしたい」 シェイ=リーン・ボーン
「私とフィギュアスケート」 杉林 昇
「日本フィギュアスケート界に受け継がれる伝統」 藤井辰哉
「プロスケーターの生き方 中田誠人の場合」 梅田香子
●A4
●112ページ
●2,000円(税込)
小塚崇彦のグランプリシリーズ初優勝で幕を開けた2008/2009シーズン。全日本選手権では村主章枝が3年ぶりの表彰台復帰、世界選手権では安藤美姫が復活の銅メダル、国別対抗戦では浅田真央が女子シングル史上初めてトリプルアクセルに3度挑みトータル200点超えを達成──。などなど、国内外でたくさんのドラマが生まれた今季のフィギュアスケートシーン。

本書では、バンクーバー五輪を見据え、華麗なる真剣勝負を繰り広げた日本選手たちの“戦いの記憶”を、豊富な記事と美しい写真で振り返ります。さらに海外選手インタビューや主要大会レポートなど特集記事も充実。フィギュアスケートファンならずとも必携の1冊です!
スキージャーナル株式会社
バリュープレス
2009年5月28日  
  五輪でフィギュア支援基地を設置
スケート代表選考方法は継続協議に
日本スケート連盟
 日本スケート連盟は28日の理事会で、来年2月のバンクーバー五輪期間中に、フィギュアスケート会場近くに、後方支援基地の「スケートハウス」を設置することを決めた。フィギュアスケートの代表選手が大会に専念できるための環境づくりが主な目的で、選手に選手村の1人部屋を確保するための補完的な宿泊施設としての機能や、日本食の提供などを視野に入れている。
 また、フィギュア、スピード、ショートトラックの同五輪代表の選考方法については結論に至らず、引き続き協議することになった。常山専務理事は「できるだけ慎重に、公平にしなくてはいけない」と話し、今後1週間程度で各強化部長と連盟幹部による協議を行い、最終決定するとの見通しを示した。
時事通信社
  フィギュア勢に五輪村外拠点を確保
城田憲子元強化部長
正式な強化部復帰も承認
日本スケート連盟
 日本スケート連盟は28日の理事会で、来年2月のバンクーバー冬季五輪でメダル獲得の期待が高いフィギュア勢のために、選手村の外に独自拠点を確保することを決めた。

 代表選手が競技に集中できるように選手村で割り振られた部屋はシングルで使い、あぶれたコーチやスタッフは村外拠点に宿泊する。来年2月4日からの3週間程度、約330万円で五輪会場となるリンクの近くに一軒家を借りる。

 また、荒川静香が金メダルを獲得した前回トリノ五輪の監督などを歴任した城田憲子元強化部長の正式な強化部復帰も承認した。城田元強化部長は3年前に発覚した不正経理事件で理事を引責辞任したが、複数の選手が支援を要請したため、3月の世界選手権などで強化現場に戻っていた。
スポーツ報知
  スケート五輪代表選考基準は継続審議に  日本スケート連盟が28日、都内で理事会を開催した。当初はフィギュア、スピードスケート、ショートトラックの10年バンクーバー五輪の代表選考基準を発表する予定だったが、細部を詰め切れず、1週間後の発表を目安に継続審議することになった。常山専務理事は「4年に1回の大会。慎重に(協議を)やりたい」と説明した。またフィギュアは来年2月に五輪会場の近くにスケートハウスを設置することを決定。一戸建ての家を借りて、日本食や浴槽の提供など、選手をサポートする。
日刊スポーツ
  浅田真央(中京大)
1000万円を上限に強化費個別に配分
 日本オリンピック委員会(JOC)が来年のバンクーバー冬季五輪の金メダル有望選手に挙げているフィギュアスケートの浅田真央(中京大)とスピードスケートの長島圭一郎(日本電産サンキョー)に対し、1000万円を上限とする強化費を個別に配分する方向で調整していることが28日、分かった。同日の日本スケート連盟理事会で報告された。

 金メダル有望選手にはフリースタイルスキー女子モーグルの上村愛子(北野建設)も含まれている。3人はJOCのマーケティング事業で中核となるシンボルアスリートも務めている。
スポーツ報知
2009年5月26日  
  浅田、上村シンボルアスリートに
JOCマーケティング事業の柱
 来年2月のバンクーバー冬季五輪で金メダルを目指すフィギュアスケート女子の浅田真央(中京大)が、日本オリンピック委員会(JOC)のマーケティング事業の柱で、最高ランクの契約スポンサーが選手の肖像権を使用できるシンボルアスリート(SA)となることが25日、分かった。

 フリースタイルスキーのモーグル女子で五輪代表に内定した上村愛子(北野建設)も既に合意し、近く正式発表される予定。グランプリ(GP)ファイナル覇者の浅田と世界選手権で2冠を達成した上村のスケート、スキーの「二枚看板」が初めてSAとなり、CMなどでの露出度アップでJOCの顔になりそうだ。

 SAの肖像権はJOCに4年で6億円を支払う最高位の協賛社「ゴールドパートナー」に契約したトヨタ自動車、アサヒビールなど7社が使用する特権。協賛金は国内競技団体の選手強化や、五輪運動の普及などに使われる。

 浅田はテレビCMに出演する人気選手で3年前にSAを断った経緯があったが、今回は(1)商業活動の制約を受けない(2)金メダルを取るための環境整備−などの契約条件で合意したという。

 上村も個人的な支援企業絡みでSAを4年前に辞退していたが、今回はクリアして契約に至った。フェンシング北京五輪銀メダリストの太田雄貴(森永製菓)も契約合意し、卓球女子の福原愛(ANA)らも合わせSAは12人となる。
共同
2009年5月14日  
  アスリートのイメージ調査  博報堂DYメディアパートナーズは14日、「アスリートイメージ評価調査」の結果を公表し、総合ランキングの1位に米大リーグ、マリナーズのイチロー、2位にフィギュアスケートの浅田真央(中京大)、3位にゴルフの石川遼となった。

 「勢いを感じるアスリート」「2009年期待のアスリート」はいずれも1位に石川、2位に浅田となり、人気と実力を兼ね備えた10代選手が上位に入った。「知性的なアスリート」は1位がイチローで、2位にサッカーの宮本恒靖(神戸)、3位に陸上の朝原宣治氏だった。

 調査は3月に首都圏と京阪神圏在住の15―69歳の男女を対象に実施された。
スポーツニッポン
  博報堂DYメディアパートナーズ 、
「アスリートイメージ評価調査」結果を発表
第4回「アスリートイメージ評価調査」を実施
 株式会社博報堂DYメディアパートナーズ(本社:東京都港区 社長:佐藤孝 以下博報堂DYメディアパートナーズ)は、株式会社博報堂DYスポーツマーケティング(本社:東京都港区 社長:萩原徳正 以下博報堂DYスポーツマーケティング)と共同で、4回目となるアスリートの総合的なイメージを測定する「アスリートイメージ評価調査」を行いました。
 通常調査項目のイメージ総合ランキング上位には、1位にイチロー(野球)、2位に浅田真央(フィギュアスケート)、3位に石川遼(ゴルフ)となっており、常にチャレンジ精神を持ちながら選手生活を続け、夢と感動を与え続けているアスリートが上位を占めています(敬称略、以下同)。また、「情熱的な」「存在感がある」「人を惹きつける魅力がある」「精神的な強さを感じる」など、29のイメージ項目中13項目でイチローが1位という結果となりました。
 イメージ項目の「存在感がある」アスリートは、1位にイチロー(野球)、2位に朝青龍(大相撲)、3位に松井秀喜(野球)、松坂大輔(野球)。また、「2009年期待のアスリート」は、1位に石川遼(ゴルフ)、2位に浅田真央(フィギュアスケート)、3位にイチロー(野球)となっており、昨年11月に実施した調査結果と同じアスリートがランキングされています。10代アスリートの活躍はやはり期待されている結果となりました。
 昨年から行っている今調査を分析した結果、常に活躍をし続け、人々に夢と感動を与えているアスリートが上位にランキングされる傾向にあると言えます。
 そして、今回は通常調査項目に加え、「企業とスポーツ」というテーマでの質問も行いました。経済危機の影響で企業スポーツの撤退が相次いでいる中、企業のスポーツ参加への意義に関しては、「スポーツを普及、発展させる」59.2%、「スポーツを楽しみ・感動を社会(地域)に広げていく」47.7%、「企業・ブランドの広告やPRを行う」41.7%という結果となりました。
 この調査は2008年より、CMキャスティングの際に使用する基礎データとしての活用を主な目的とし、対象アスリートの認知、好意度のほか、博報堂DYメディアパートナーズが独自に構築した29項目のイメージ評価によるオリジナル調査です。

 博報堂DYメディアパートナーズでは、今後も定期的に「アスリートイメージ評価調査」を実施し、アスリートのイメージ評価がどのように変化していくのか分析を行ってまいります。
    ■調査概要
 ・調査方法:Web調査
 ・調査地区:首都圏+京阪神圏
  (東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県)
 ・調査対象者:対象エリアに在住の15〜69歳の男女
 ・有効回収サンプル数:600サンプル
 ・調査期間:2009年3月19日〜3月22日
 ※調査毎に対象アスリートは異なります。
日本経済新聞 (プレスリリース)
2009年5月11日  
  真央、姉に語る五輪への思い ■悔しかった世界選手権 夢の舞台無駄にしたくない

 来年のバンクーバー五輪でメダルの期待がかかるフィギュアスケートの浅田真央(中京大)。昨季は、グランプリ(GP)ファイナルで女子初となる2度のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を成功させ優勝したが、世界選手権は4位に終わった。姉でフィギュアスケーターの浅田舞(中京大)をインタビュアーに、今の心境と五輪への思いを聞いた。

  舞 「昨季一番うれしかった試合と、一番悔しかった試合は?」

  真央 「一番うれしかったのはGPファイナル。悔しかったのは世界選手権。予想通りでしょ?」

  舞 「予想通り。世界選手権は五輪の前年だから緊張した?」

  真央 「そういうのじゃないの。やっぱり自分のどっかで2連覇というのも考えて、世界選手権の前には練習でもすごいナーバスになっていた」

  舞 「真央は、自分で自分らしいスケートって分かるの?」

  真央 「(世界選手権後の)国別対抗なんかは、自分らしく滑れたかな。前に進むスケートができた。自分が伸びやかに滑ることができたと思ったし、フリーも『どうなるんだろ』という不安じゃなくて、楽しみになってた。やっぱり気持ちで全然滑りは変わってくる」

  舞 「滑り終わって、ポーズとった後の真央の表情で(気持ちが)すごい分かる」

  真央 「良くない時は、自分に怒る時もあるし、情けなくなる時もあるし。悲しくなる時もあれば、あきれる時もあります」

  舞 「次はいよいよ五輪シーズンだね」

  真央 「いつものように頑張って、毎日やっていれば、いいかなって。でも気合は入ってます。あとはけがしないようにしないとね。うん。それが今一番かな」
      舞 「けがしない選手なんて絶対いない。真央だってひざが痛かったり、足首痛かったりするんですよ。練習もすごくするし。でも絶対言わない」

  真央 「言うことによって、自分が弱くなっちゃうと思うんですよ。自分の弱いところを出すと、自分の気持ちも弱くなると思いますし、自分の気持ちを強く持たないといけないと思うから、言わないようにしている。自分も痛くないと思えば痛くない。心を強く持つために言わない」

  舞 「五輪って中途半端な気持ちで目指しちゃいけないと思う。真央はすべてにおいてスケートのために頑張ってるよね」

  真央 「オリンピックって小さい頃からの夢だったし、出たいという思いもある。やっぱり、(今)出られそうになってるじゃないですか。それを無駄にしたくない。自分のやってきたことを出す場所なんで。絶対に無駄にはしたくないって思いますね。でもバンクーバーが最後ではないので、ダメであれば、その後、ソチも狙えるわけですし。あまりバンクーバーでそれ(結果)を大きく考えるのではなくて、と思ってます」
読売新聞
2009年5月10日  
  インフル拡大続けば強化選手合宿中止も
フィギュア
日本スケート連盟の伊東秀仁フィギュア委員長は9日、新型インフルエンザの感染が拡大している事態を受け、バンクーバー冬季五輪の会場リンクで9月中旬に計画している特別強化選手の合宿は「この状況が続いた場合は(中止も含め対処を)考えないといけない」と語った。

 来季のプログラム作りのためにロシアにいるフィギュアの浅田真央(中京大)や米国滞在中の安藤美姫(トヨタ自動車)には注意を喚起する方針。今後、海外に渡航する選手にも予防法などを指導するという。
スポーツ報知
2009年5月9日  
  五輪最終選考のフィギュア全日本は大阪で  日本スケート連盟は9日のフィギュア委員会で2009―10年シーズンの事業計画を固め、バンクーバー冬季五輪代表の最終選考会となる全日本選手権は12月25日から3日間、大阪なみはやドームで行うことになった。正式には6月の評議員会で決まる。

 五輪の前哨戦となるグランプリ(GP)ファイナルは12月3―6日に東京・国立代々木競技場で開催し、NHK杯はGPシリーズの第4戦として11月5―8日に長野市ビッグハットで開く。
スポ−ツ日本
  【スポーツ群像】上げ潮ムードで今季終了
浅田真央、五輪制覇へ意欲
 今季のフィギュアスケートは、4月19日に閉幕した世界国別対抗戦で主要大会を終えた。来年のバンクーバー五輪でメダル獲得が期待される女子の浅田真央(中京大)は、最終戦で自身初となる200点超えを記録。トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)に3度挑む強気の姿勢で好成績を挙げ、今季を上げ潮ムードで締めくくった。浅田は「95点です」と今季を採点。いよいよ五輪本番を迎える来季は「五輪でもミスしないでパーフェクトな演技が目標です」と力強い。(榊輝朗)
 浅田は国別対抗戦開幕前日の15日、「チャレンジできる試合。来季にもつながる」と話し、意欲的なプランを明かした。「ショート(SP)にアクセル(3回転半ジャンプ)を入れます」。自分の代名詞ともいえる技を前面に押し出した。
 悔しい思いが募っていた。2週間前の世界選手権では4位に沈み、2005年にシニアへ転向してから初めて表彰台を逃した。「結果が出なくて悔しかった。あのままで終わりたくなかった」と浅田。自信回復への武器が3回転半だった。
 浅田はSPとフリーで3回転半に3度挑み、2度成功させた。「(SPとフリーの)両方でいい演技ができた。ものすごく満足しています」と笑顔が戻った。1度の3回転半のほかにも回転不足と判定されたジャンプがあり、まだ得点の伸びしろも残る。
 国別対抗戦で浅田がマークした201・87点は先月の世界選手権で20点近い差だったライバル、金妍児(韓国)の207・71点と5・84点差。日本連盟の伊東秀仁フィギュア委員長は「この大会があってよかった」と、復調した浅田の演技に喜びを隠さなかった。

 2人の得点は別大会のもので単純比較はできないが、フリーは浅田が126・03点、金が131・59点、SPは浅田が75・84点、金が76・12点。浅田が3回転半を組み込んだSPに大差はなく、点差の要因はほぼフリーの得点によっている。
 フリーの演技では演技要素の基礎点は浅田が54・47点と金の52・89点を上回る。逆に表現力などを問う5要素のプログラム構成点では金に4・48点差をつけられ、でき映え(GOE)の加点も金が10・30点で浅田は7・64点。プログラムの難易度は浅田、完成度で金が上とはいえそうだ。
     浅田は今季からタチアナ・タラソワ・コーチに師事。フリー演技の終盤では40秒を超える男子顔負けの激しいステップ、踏み切り違反で減点が多かった3回転ルッツジャンプ修正などに取り組んだ。関係者は「挑戦は今年しかできない」と話してもいた。挑戦を続けたシーズンで完成度まで求めるのは難しい。
 国別対抗戦では、シーズンを通じて苦しんだ3回転ルッツ、連続3回転ジャンプをプログラムから外し、得意の3回転半ジャンプを3回跳んで結果を残した。これも挑戦の一環。浅田は、「(3回転半は)来季も続けたい」と苦手の技を回避して点を重ねる方向に進路を見いだしたようだ。
 今季はグランプリ(GP)ファイナル、全日本選手権で優勝したが、後半戦の四大陸選手権で3位、世界選手権ではメダルを逸した。浮き沈みの激しいシーズンを終えて浅田は「達成感があります」と納得している。

 5月にはロシアに渡ってタラソワ・コーチの下で練習する時間を増やしていく。浅田は自分の課題と考えている表現力向上へ「ロシアはバレエの本場。先生に習って、バレエもやってみたい」と滞在中に本格的に学ぶ考えも明かした。ジャンプだけでなく、演技力、曲の解釈などの演技構成点を伸ばす思いがある。
 今月入学した中京大では、外国語に英語とロシア語を履修している。浅田は「先生と少しでも話ができるといいと思っているので」と、コーチとの一体感も求める。
 2006年トリノ五輪は、前年のGPファイナルを15歳で制しながら年齢制限で出場できなかった。それでも浅田は、「次のバンクーバーがあるって思った」のだという。強い決意を胸に3年の歳月を重ねた。来季も歩みは緩めない。19歳で迎えるバンクーバー五輪で夢をかなえる。
MSN産経ニュース
2009年5月7日  
  コーエン、コーチはラファエル・アルトゥニアン
五輪目指し復帰へ
浅田真らに強力ライバル−フィギュアスケート
 フィギュアスケートのトリノ五輪銀メダリスト、サーシャ・コーエン(24)=米国=が、来年2月のバンクーバー五輪へ向けて競技に復帰することが明らかになった。米紙シカゴ・トリビューン(電子版)が6日、本人の話として報じた。
 コーエンは来季グランプリ・シリーズのスケートアメリカに出場する意向を米国フィギュアスケート連盟に伝えた。来週にも記者会見して正式発表する予定。浅田真央(中京大)、安藤美姫(トヨタ自動車)らの日本勢にとって、怖いライバルが加わることになる。
 同紙によると、コーエンは今後、かつてミシェル・クワン(米国)や日本の浅田真央を指導したラファエル・アルトゥニアン・コーチの指導を仰ぎ、3度目の五輪を目指すという。
 コーエンはトリノ五輪直後の世界選手権で3位に入り、以後は競技活動から遠ざかっていた。コーエンは同紙に、「とてもわくわくしている」と心境を語った。
時事通信
  トリノ銀のコーエン、競技復帰/フィギュア  フィギュアスケート女子のトリノ五輪銀メダリスト、サーシャ・コーエン(米国)が、バンクーバー五輪への出場を目指して競技に復帰することが分かった。6日、本人が明らかにした。

 来季のグランプリシリーズ出場に向け、米国協会に申請書の提出を済ませた。24歳のコーエンは2006年の世界選手権を最後に競技から離れていた。(AP)
産経スポーツ
2009年5月2日  
  真央にマスク着用指令!
スケート連盟が防止策
 日本スケート連盟の伊東秀仁フィギュア委員長は1日、全世界で猛威を振るう新型インフルエンザの感染防止策として、ロシアで強化合宿中の浅田真央(18)=中京大=ら国内外の日本代表選手にマスクの着用、うがい、手洗いを徹底するよう通達したことを明らかにした。

 海外渡航の自粛、禁止については「過剰に反応したくない。よほど状況が悪くならない限り、当面は注意を促す程度にとどめておきたい」と説明。真央ら日本代表候補は、9月に2010年冬季五輪開催地のカナダ・バンクーバーで強化合宿を行う予定。5月末には伊東委員長が、現地で開かれる今季GPシリーズの運営などを話し合うミーティングに出席する。
スポーツ報知
2009年4月23日  
  真央に五輪前線基地…リッチモンドに設置  来年2月のバンクーバー五輪で金メダル獲得を目指すフィギュアスケート女子の浅田真央(18)=中京大=らに7月にも“前線基地”ができることが22日、分かった。日本スケート連盟はこの日、都内で理事会を開き、スピード、フィギュア、ショートトラックの全種目を対象にした初の支援基地をバンクーバーに隣接するリッチモンドに設置する方針を承認した。

 リッチモンドにはスピードスケートが実施されるリンクがあり、そこから徒歩10分のビルの1階を借りる予定。敷地面積は100坪以上で、スケート靴の修繕や体のケアを行うほか、日本食を作れる台所もあるという。

 「現地のリンクや世界の状況など、情報を集めて提供する“情報基地”にしたい」と常山専務理事。真央らフィギュア陣は9月にバンクーバーで強化合宿を計画しており、トロントを練習拠点にする金妍兒(18)=韓国=の情報も収集できそうだ。
スポーツ報知
2009年4月22日  
  スケート:強化選手にフィギュアは浅田真ら  日本スケート連盟は22日の理事会で、今年度の強化選手を決めた。フィギュアスケートの特別強化選手は女子、男子とも各6人が選ばれた。女子は浅田真央(中京大)村主章枝(AK)安藤美姫(トヨタ自動車)鈴木明子(邦和スポーツランド)中野友加里(プリンスホテル)武田奈也(早大)。男子は織田信成(関大)小塚崇彦(トヨタ自動車)無良崇人(中京大)南里康晴(ふくや)中庭健介(パピオク)高橋大輔(関大大学院)。【来住哲司】
毎日新聞
  特別強化選手に浅田ら34人 スケート連盟  日本スケート連盟は22日の理事会で来季の特別強化選手などを承認した。フィギュア女子は浅田真央(中京大)、安藤美姫(トヨタ自動車)ら6人、男子は織田信成(関大)、今季欠場した高橋大輔(関大大学院)ら6人。
MSN産経ニュース
2009年4月21日  
  フィギュア団体戦を五輪種目に
チンクワンタ会長が提案へ
 国際スケート連盟(ISU)のチンクワンタ会長は18日、東京都内で記者会見し、フィギュアスケートの国別対抗戦を五輪種目に加えたいとの考えを示した。国際オリンピック委員会(IOC)の委員も務める同氏は、ISU主催の初の団体戦、第1回フィギュアスケート世界国別対抗戦が成功だったとの見解を示し、「簡単ではないが、この大会後にIOCに対して(五輪種目採用への)働きかけを始める」とした。
 一方で同会長は、「団体戦を最後に行うと個人戦の価値を下げる恐れがある」と述べ、五輪に採用された際には種目の実施順などを検討する必要があることにも言及した。 
時事通信
  ニホンモニター、
2005年〜2008年の競技種目別の
TV報道量推移を発表
五輪効果で注目競技の報道量は4倍強に増加 

〜2008年スポーツ関連のTV放送の調査結果発表〜


 テレビ放送の内容調査・効果測定を行うニホンモニター株式会社(本社:東京都港区東新橋、代表取締役社長:韮澤美樹)のテレビスポーツ情報研究所は、2005年〜2008年の競技種目別のテレビ報道量の推移をとりまとめました。
◆アスリートの人気により報道量も左右◆
 スポーツ報道ではアスリートの活躍、あるいはその競技の動向によって報道量に大きな変化が表れました。
 フィギュアスケートは2006年が報道量194時間。冬季五輪トリノ大会で金メダリストとなった荒川静香が大人気となった年でした。通年のカウントでは不利な冬季競技ですが、五輪後でも浅田真央、安藤美姫などフィギュアスケートアスリートの関心度は高く、2010年の冬季バンクーバー五輪に向けて再び報道量の増加も予測されます。
【調査概要】
■調査期間:各年1月1日〜12月31日放送分
■対象局:NHK総合・日本テレビ・TBS・フジテレビ・テレビ朝日・テレビ東京
 (全て東京地区オンエア分)
日本経済新聞 (プレスリリース)
2009年4月20日  
  真央 ロシアへバレエ“留学”表現力磨く  「世界フィギュアスケート国別対抗戦エキシビション」(19日、代々木第一体育館)
 史上2人目の200点突破から一夜明けて、浅田真央(18)=中京大=が出場し、タンゴのリズムに乗って、今季最後の舞を披露した。今後は短いオフを挟んでロシアに渡り、タチアナ・タラソワコーチとともにバンクーバー五輪仕様の来季のプログラム作成に着手する。当地では、本場のバレエを勉強して、表現力に磨きをかけるプランも明かした。悲願の金メダル獲得へ、あらゆる面で進化する。

  ◇  ◇

 大トリで登場した浅田は「タンゴ」を情熱的に舞った。アンコールでは、フリー演目「仮面舞踏会」の、激しいステップを披露した。この日一番の拍手に笑顔で手を振って、浅田は今季最終滑走を終えた。
 「シーズンが終わって、達成感があります」。GPファイナルで優勝。世界選手権はメダルを逸した。激動の1年を納得の表情で振り返った。

 バンクーバー五輪へ、すでに動き始めている。ショートプログラム(SP)で1回、フリーで2回の計3回のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を入れた今回のプログラムは、本番を意識してのもの。「自分のアクセルを確立できた。来シーズンにつなげたい」と最大の武器を身につけたことを収穫に上げた。

 今後はロシアのタラソワコーチの下で練習する時間が増える。5月にも新プログラム作成のためロシアへ飛ぶ予定。「ロシアはバレエの本場。先生に習って、バレエもやってみたい」と滞在中に本格的に学ぶ考えを打ち明けた。武器のジャンプに加えて、「演技力」「振り付け」「曲の解釈」などの総構成点を底上げする狙いだ。

 15歳当時、メダル確実といわれた06年トリノ五輪は年齢制限で出場できなかった。「次のバンクーバーがある-って思った。それに向かって頑張ろうって」。決意を胸に、練習に打ち込んで年月を重ねた。19歳で迎えるバンクーバー五輪。夢をかなえるときはもう間もなくだ。
デイリースポーツ
  瞬間最高視聴率は31.0%
「世界フィギュアスケート国別対抗戦」
テレビ朝日開局50周年記念特別番組「世界フィギュアスケート国別対抗戦」
4月18日(土)瞬間最高視聴率は31.0%を獲得し、大好評で終了

4月18日(土)19:03から放送したテレビ朝日開局50周年記念特別番組
「世界フィギュアスケート国別対抗戦2009」は16.3%と横並びトップの高視聴率をマーク。
瞬間最高視聴率は、21:11(成績発表で浅田真央選手がパーソナルベストを更新した瞬間)31.0%。
これにより、18日(土)はゴールデン、プライムとも、15.3%で全局1位を獲得した。

系列でも、静岡SATV で24.0%、新潟UX で22.7%を獲るなど、基幹11局中7局が20%超えを達成、
全局で15%突破と好調だった。

4月16日(木)から19日(月)、ゴールデンタイムに放送した「世界フィギュアスケート国別対抗戦」の
4日間平均視聴率は14.1%という好結果で終了した。

注:(世帯)視聴率
ビデオリサーチ調べ・関東地区
テレビドガッチ
  フィギュアスケート 真央
「五輪はパァーフェクトに」
 フィギュアスケートの「国別対抗戦」に出場した浅田真央と安藤美姫が19日、東京・代々木第1体育館でエキシビジョンに登場。浅田が五輪本番に意気込み。安藤は奥の手を明かした。

 6カ国対抗の団体戦で日本は3位に終わったが、浅田は自己ベストを上回る201.87のパーソナルベストを出した。エキシビションでは「仮面舞踏会」をタンゴのリズムに乗って、優雅な演技で踊りきり、「いまはすごく達成感がある。五輪ではミスしないでパーフェクトにやるのが目標」と誓いを立てた。

 一方、安藤はエキシビションで親交のある歌手・絢香の「I believe」を熱演した。今大会のフリーでは4回転サルコウに失敗してしたが、五輪本番に向け「4回転のトーループとループをちょっとずつやっている」と、秘策を練っていることを明かした。
内外タイムス
  フィギュア=エキシビション、
浅田と安藤がブルーマンと共演
 [東京 19日 ロイター] フィギュアスケートで6カ国が参加した世界国別対抗戦のエキシビションが19日、東京の国立代々木競技場で行われた。

 同エキシビションには、女子1位となった浅田真央や安藤美姫のほか、米国の3人組のパフォーマンス集団「ブルーマン・グループ」もゲストとして登場した。
日本経済新聞
  真央はじけて締め 国別フィギュア
エキシビジョン
 フィギュアスケート世界国別対抗戦のエキシビションが19日、東京・国立代々木競技場であり、女子の浅田真央(中京大)安藤美姫(トヨタ自動車)や男子の小塚崇彦(同)らが華麗な演技でシーズンを締めくくった。

 浅田は今季最終戦で自身初の200点超えを達成。「満足いく演技でいい締めくくりができた」と振り返り、この日は情熱的なタンゴを舞って大きな歓声を浴びた。アンコールではフリーのステップも披露した。安藤は交友のある人気歌手、絢香の「I BELIEVE」に乗って切れのある3回転ジャンプなどを跳び、会場を沸かせた。
中日新聞
  真央、五輪早期内定狙う「完璧な演技が目標」  ◆フィギュアスケート 世界国別対抗戦 エキシビジョン(19日・国立代々木競技場) 自己最高の201・87点で1位になった浅田真央(18)=中京大=らが華麗な演技で観客を魅了した。

 国際大会で自身初の200点超えを果たした真央は「シーズンが終わってホッとしている。次のシーズンにつなげて頑張っていきたい」と来季へ意欲。エキシビションでは赤と黒の衣装に身を包み、ロシア人のタラソワ・コーチ(62)が振り付けたタンゴを披露した。

 今大会はSPで3年ぶりに3回転半に成功し、フリーでも2回の3回転半に挑戦。苦手なルッツを外したが、「アクセルは自信がついたし(成功の)確率も上がった」と成長を強調した。5月の中旬からモスクワに渡り、新プログラムの振り付けに着手。すでにタラソワ氏が曲の選定に入っており、「コーチと相談しながら決めたい」と話した。

 バンクーバー五輪の男女各3人の代表選考は、12月のGPファイナル(東京)の日本人最上位メダリストにも内定が出る見通し。十分な調整期間を取って来年2月の五輪を迎えるためにも、シーズン前半のファイナルで内定を狙っていく計画だ。「五輪でもミスしないでパーフェクトな演技が目標です」とさらなるレベルアップを目指す。
スポーツ報知
  真央 バンクーバーへ“鉄のカーテン”  フィギュアスケート女子の浅田真央(18=中京大)が来季のプログラムをぎりぎりまで公表しないことが分かった。今季プログラム使用曲は昨年6月末に公表したが、バンクーバー五輪用の勝負曲は公表を遅らせる。キム・ヨナ(18=韓国)らライバルにヒントを与えないための作戦だ。

 SP、フリーともに振り付けを手がけるタチアナ・タラソワ・コーチは曲の選定に入っているが、関係者にはかん口令が敷かれている。5月上旬に同コーチの拠点モスクワに渡る浅田も「まだはっきり決まってない。どういう曲にするかも決まってない」と話した。日本連盟にはプログラムの詳細を報告し6月中には仕上げる予定だが、公表するのは強化選手が合宿する夏場以降となる。

 この日、エキシビションに登場した浅田は「新しいことに挑戦できたし達成できた。来シーズンはもっと気持ちを楽にできる」と笑顔で今季を振り返った。「来季は挑戦ではなく勝ちにいくものになる」と関係者。金メダル獲得のためのプログラムは、徹底した情報管理の中で練り上げる。
スポーツニッポン
  真央、大トリで情熱タンゴ/フィギュア  19日、前日終了した世界国別対抗戦の上位選手らによるエキシビションが東京・国立代々木競技場で行われ、浅田真央ら上位選手が華麗な舞いをみせた。

 エキシビションでは、世界国別対抗戦の女子で自身初の「200点超え」を果たし、1位となった浅田真央(18)=中京大=が大トリで登場。タンゴを情熱的に踊り、アンコールではフリーの「仮面舞踏会」のステップやスピンを披露した。5月にはロシアに渡り五輪プログラムづくりに着手する。「新しいことに挑戦して、来季はもっと気持ちも楽に滑れると思う」と五輪シーズンを見据えた。

 安藤美姫(21)=トヨタ自動車=は親交が深い歌手の絢香の曲で熱演。絢香の結婚を祝い、絢香の楽曲「I Believe」で優美な演技を披露。来季は4回転サルコーに加え同ループ、トーループも練習し、さらなる大技に挑む。
サンケイスポーツ
  浅田 今季最後の舞い
フィギュア国別対抗戦エキシビション
 フィギュアスケートの世界国別対抗戦の上位選手らによるエキシビションが19日、東京・国立代々木競技場で行われ、自身初の200点超えで女子1位の浅田真央(中京大)が、3回転ジャンプを含む今季最後の滑りを披露。大きな拍手を浴びて笑顔を振りまいた。

 喜びの200点超えから一夜明け、浅田は「シーズンが終わって達成感がある。次につなげたいのでまた頑張る」と笑った。前夜はロシアで生中継を見たタラソワ・コーチからも連絡が入り「おめでとう、といってもらった」と喜んだ。

 男子で3位だった織田信成(関大)は軽快なジャンプで、女子5位だった安藤美姫(トヨタ自動車)はステップなどで拍手を誘った。男子8位だった小塚崇彦(トヨタ自動車)は小刻みなステップで盛り上げた。
MSN産経ニュース
  真央が五輪金見据え「笑顔で終われたら」  18日に閉幕したフィギュアスケート世界国別対抗戦で今シーズンの全日程を終えた浅田真央(中京大)らが19日、1年の収穫やバンクーバー冬季五輪を控える来季の目標を語った。5月にロシアで新プログラム作りに入る浅田は「今季はトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)だけでなく新しいことに挑戦し、来季は気持ちも楽にできる。悔いなく笑顔で終われたらいい」と金メダルを目指す五輪シーズンを見据えた。

 世界選手権で銅メダルを獲得した安藤美姫(トヨタ自動車)は「トリプルアクセルはモロゾフ・コーチにやろうと言われているが怖い。4回転のトーループやループはちょっとずつ練習すると思う」と話し、4回転サルコーに加え、さらに大技に挑戦する可能性を示唆した。

 織田信成(関大)は「4回転を安定して跳べるように」と飛躍を期し、今季の急成長で「名前を売った」と振り返る小塚崇彦(トヨタ自動車)は「五輪で最高の演技をしたい」と話した。
日刊スポーツ
  フィギュア:浅田真「達成感ある」
国別対抗終え今季総括
 6カ国対抗の団体戦で争うフィギュアスケートの世界国別対抗戦(16〜18日)に出場した男女の日本選手が19日、東京・代々木第1体育館で会見し、それぞれ今季を総括した。

 女子で史上2人目の200点超え(201.87点)を果たした女子1位の浅田真央(中京大)は「今はすごく達成感がある」といい、来季に向けて「五輪でミスをしないでパーフェクトにやるのが目標」と抱負を口にした。女子5位の安藤美姫(トヨタ自動車)は「今季はワールド(世界選手権)でメダルを取ると強く思ってやってきた」と目標達成に満足感を示し、来季に向けて4回転サルコウだけでなく「4回転のトーループとループをちょっとずつやっている」と明かした。

 男子3位の織田信成(関大)は今季を「全日本選手権で優勝できて、世界選手権で4回転に成功した」と評価。男子8位の小塚崇彦(トヨタ自動車)は「シーズン後半はいい演技ができず、体力不足」と課題を挙げた。

 世界国別対抗戦の出場選手らによるエキシビションも同体育館であり、4人とも出場。浅田真はタンゴ曲に乗り、優雅な演技で会場を沸かせた。【来住哲司】
毎日新聞
2009年4月19日  
  真央らが来季へ抱負「新しいことに挑戦」  18日に閉幕したフィギュアスケート世界国別対抗戦で今シーズンの全日程を終えた浅田真央(中京大)らが19日、1年の収穫やバンクーバー冬季五輪を控える来季の目標を語った。5月にロシアで新プログラム作りに入る浅田は「今季はトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)だけでなく新しいことに挑戦し、来季は気持ちも楽にできる。悔いなく笑顔で終われたらいい」と金メダルを目指す五輪シーズンを見据えた。

 世界選手権で銅メダルを獲得した安藤美姫(トヨタ自動車)は「トリプルアクセルはモロゾフ・コーチにやろうと言われているが怖い。4回転のトーループやループはちょっとずつ練習すると思う」と話し、4回転サルコーに加え、さらに大技に挑戦する可能性を示唆した。

 織田信成(関大)は「4回転を安定して跳べるように」と飛躍を期し、今季の急成長で「名前を売った」と振り返る小塚崇彦(トヨタ自動車)は「五輪で最高の演技をしたい」と話した。
サンケイスポーツ
  真央、自信深めた3回転半
安藤は4回転で新たな挑戦へ
世界国別フィギュア
 フィギュアスケートの世界国別対抗戦で3位に入った日本の男女4選手が19日に記者会見し、自己最高の201.87点で女子の1位になった浅田真央(中京大)は「達成感という気持ち。アクセル(3回転半)が確実になってきたので来季につなげたい」と、シーズン最後の大会でショートプログラム(SP)でも成功させた得意のジャンプに自信を深めた。
 安藤美姫(トヨタ自動車)は痛めた右肩の影響もあり、自由で挑んだ4回転サルコーに失敗。それでも、直前練習で成功させるなど確かな手応えは残り、「(来季へ向け)4回転のトーループやループを少しずつ練習していく」と大技の種類を増やす狙いを掲げた。
 謹慎明けのシーズンを終えた男子の織田信成(関大)は「4回転をコンスタントに跳べるように」と世界選手権で決めたジャンプの完成度を高め、ライバルの高橋大輔(関大大学院)が復帰予定の来季でさらなる飛躍を期す。シーズン終盤に精彩を欠いた小塚崇彦(トヨタ自動車)は「体力をつける」と上半身強化を来季への課題とした。 
 この日はエキシビションが行われ、優勝した米国チームや日本の浅田真、安藤らが氷上を華麗に舞った。
時事通信
  浅田真央「来季は気持ち楽に」
安藤は3回転半挑戦も
 18日に閉幕したフィギュアスケート世界国別対抗戦で今シーズンの全日程を終えた浅田真央(中京大)らが19日、1年の収穫やバンクーバー冬季五輪を控える来季の目標を語った。5月にロシアで新プログラム作りに入る浅田は「今季はトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)だけでなく新しいことに挑戦し、来季は気持ちも楽にできる。悔いなく笑顔で終われたらいい」と金メダルを目指す五輪シーズンを見据えた。

 世界選手権で銅メダルを獲得した安藤美姫(トヨタ自動車)は「トリプルアクセルはモロゾフ・コーチにやろうと言われているが怖い。4回転のトーループやループはちょっとずつ練習すると思う」と話し、4回転サルコーに加え、さらに大技に挑戦する可能性を示唆した。

 織田信成(関大)は「4回転を安定して跳べるように」と飛躍を期し、今季の急成長で「名前を売った」と振り返る小塚崇彦(トヨタ自動車)は「五輪で最高の演技をしたい」と話した。
デイリースポーツ
  美姫は絢香で熱演
真央ちゃん「仮面舞踏会」で
 フィギュアスケートの世界国別対抗戦の上位選手らによるエキシビションが19日、東京・国立代々木競技場で行われ、女子で1位だった浅田真央(中京大)は大トリで登場。タンゴを情熱的に踊り、アンコールではフリーの「仮面舞踏会」のステップやスピンを披露した。

 安藤美姫(トヨタ自動車)は親交が深い歌手の絢香の曲で熱演。織田信成(関大)は実戦さながらにトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)や2連続3回転ジャンプを跳び、小塚崇彦(トヨタ自動車)は持ち味の滑りで観客を魅了した。
スポーツニッポン
  「母の日CM」に浅田真央が初登場 女優の長澤まさみ、榮倉奈々、夏未エレナとプロゴルファーの石川遼、フィギュアスケートの浅田真央が出演するロッテ「ガーナミルクチョコレート」の新CM「ひとつだけの母の日」編が、20日から5月10日まで放送される。毎年恒例の「母の日」をテーマにしたもので、浅田と夏未は今回が初登場。2回目の出演となる遼クンは新ヘアスタイルを披露し、「プレー中もこれでいった方がいいですか?」と気に入った様子だった。 出席者:長澤まさみ、榮倉奈々、夏未エレナ、石川遼、浅田真央
時事通信社
  フィギュア国別対抗戦・女子フリー
浅田真央選手、
200点を超え世界歴代2位の高得点
フィギュアスケートの国別対抗戦・女子フリーで、浅田真央選手(18)が自己ベストを更新し、200点を超えて世界歴代2位となる高得点をマークした。
18日、ショートプログラム1位の浅田選手が、今シーズン最後の演技に臨んだ。
冒頭のトリプルアクセルを見事に成功させると、2つ目のトリプルアクセルに挑戦。
成功かと思われたが、惜しくも回転不足と判定された。
しかし、その後はミスのない完ぺきな滑りで、詰めかけた満員の観客も大興奮だった。
浅田選手は、国際大会で自身初となる200点の大台を突破し、最高の演技で日本を3位に導いた。
FNN
  真央初200点超え自己新でV/フィギュア <フィギュアスケート:世界国別対抗戦>◇18日◇東京・代々木第1体育館

 ショートプログラム(SP)首位の浅田真央(18=中京大)が、フリーでもトップの126・03点をマークし、総合で国際大会自己ベストを更新する201・87点として圧勝した。初の200点超えで、世界歴代2位の得点。2度トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)に挑み、一方が回転不足でライバル金妍児(韓国)の世界最高得点207・71点には及ばなかったが、来季の新規定ならさらに高い得点が期待できる内容だった。今季最終戦でバンクーバー五輪への自信を深めた。国別対抗は米国が優勝、日本は3位だった。

 演技終了を待たずに笑みがこぼれた。天を仰ぐ決めポーズをつくると、浅田は笑いが止まらなくなった。跳びはねながら総立ちの観客に手を振った。今季過去6戦とは違いSP、フリーとも明らかな失敗ジャンプはない。総合で自己ベストを2・35点上回った。「今季最後の試合で悔いのない演技ができた。すごくうれしい。点数を見た瞬間、すごいとは思ったけど、終わってからだんだん『200点出たんだ』と実感が出てきた」と声を弾ませた。

 試練を乗り越えた。女子では2人目の200点超えという快挙の裏で、勇気ある決断を下した。冒頭で単発の3回転半に成功も、当初予定していた2回転トーループとの連続ジャンプではなかった。規定により、2番目の3回転半は、成功しても単発で終われば大幅減点になる。2つの3回転半の間は約35秒。焦りや緊張を押し殺し、リスク覚悟で果敢に跳んだ。結果的に3回転半が回転不足だったが、直後に2回転トーループを跳び、連続ジャンプに持ち込んだ。
 その後は3−2回転の前半のジャンプが回転不足となった以外、ほぼノーミスだった。金が得意とする表現力でも肉薄した。表現力を示す5項目の演技点は、フリーでは自己最高の63・92点。「今季はトータルでは95点」と自己採点し、「この試合前はもう少し低かったけど、最後に高くなった」。3月の世界選手権で4位と惨敗し、失いかけていた自信を、今季最終戦で取り戻した。

 2つのジャンプで回転不足と判定されながら、金の世界最高得点に5・84点差と迫った。仮に回転不足でなければ10点以上の加算は可能。さらに来季は規定改正で回転不足による減点が緩和される。日本連盟の伊東フィギュア委員長によると「来季は今日のような場合も、ジャッジによっては(減点でなく)加点されるかも」。この日と同じ演技内容でも、さらに高い得点が出る可能性がある。
 5月にはタラソワ・コーチの下、早くも来季に向けロシア合宿に入る。今回は失敗したが、SPと合わせて女子初の3度の3回転半成功を狙うなど「挑戦」をテーマに掲げた今季は、最高の結末を迎えた。「来季は自信を持って臨める」。常に目標だった200点の壁を破った。バンクーバー五輪での金メダル獲得へ、また1歩近づいた。【高田文太】
日刊スポーツ
  真央、圧勝V 国別対抗フィギュア ◆日本3位、米国優勝
 フィギュアスケートの世界国別対抗戦最終日は18日、東京・国立代々木競技場で行われ、日本は女子で浅田真央(中京大)が1位となったが、対抗得点で米国の60点、カナダの54点に次ぐ50点で3位に終わった。

 浅田はフリーでトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を成功させ、自身初の200点突破となる合計201・87点をマークして圧勝。ジョアニー・ロシェット(カナダ)が182・16点で2位になり、4回転ジャンプで転倒した安藤美姫(トヨタ自動車)は167・52点で5位だった。
 ペアは中国の張丹、張昊組が制し、ロシアの川口悠子、アレクサンドル・スミルノフ組が2位。高橋成美(千葉・渋谷教育幕張高)とカナダ人のマービン・トランの組は6位。
 大会は各国とも男女に各2選手、ペアとアイスダンスに各1組が出場し、順位に応じて与えられる得点の合計を争った。

◆今季最終戦で初の200点超え
 今季最後の演技。浅田は軽やかにジャンプを跳び、ワルツの3拍子に合わせて伸び伸びと舞った。「ショートプログラム(SP)もフリーもいいプログラムで終わりたいと思っていた。それができてうれしかった」。すべてを出し尽くし、スピンで締めくくると感情がはじけた。両手を振り下ろし、大歓声の観客席には跳びはねながら手を振った。

 今季は「挑戦」をテーマに、フリーでは2度のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)にこだわり続けた。最初は完ぺきに成功。二つ目がわずかに回転不足と判定されたが、2回転との連続ジャンプを跳んだ。「一つは認定されなかったけど、二つ跳べたので次のシーズンにつながる」

 冒頭の見せ場で波に乗り、以降は自信に満ちた演技。激しい動きが続く難度の高いプログラムだが、スピードも最後まで落ちなかった。表現力などの5項目の演技点も8点台が三つ。「自信を持って、息も詰まらずに気持ち良く滑れた」。今大会はSPにもトリプルアクセルを組み込んで高得点をマーク。苦手のSPを克服したことで、気持ちも乗っていた。

 2連覇を目指した3月の世界選手権では表彰台を逃して4位。「持っている力を出し切ることができなくてすごい悔しかったけど、今日はすごく満足できる」。失いかけた自信を取り戻し、自身初の200点超え。「最後の試合で200点を出せたので、次のシーズンに自信を持って臨める」。来季はバンクーバー五輪。笑顔で向かっていける。(中村彰宏)
中日新聞
  フィギュア
国別対抗戦で日本は3位、浅田は1位
  [東京 18日 ロイター] フィギュアスケートで6カ国が参加する世界国別対抗戦は18日、当地の国立代々木競技場で最終日を行い、日本が3位だった。

 また、米国が1位、カナダが2位に輝いた。

この日に行われた女子フリーで、浅田真央が201.87点の1位。安藤美姫は167.52点で5位に終わった。
ロイター
  観客総立ち!真央、自身初の200点超え  「世界フィギュアスケート国別対抗戦最終日」(18日、代々木第一体育館)

 バンクーバー五輪につながる、自身初の200点突破だ。女子フリーで浅田真央(18)=中京大=はトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を成功させ、126・03点をマークし、ショートプログラム(SP)との合計で201・87点を記録。2位以下に20点近くの差をつける圧勝で、キム・ヨナ(18)=韓国=が世界選手権(3月、米ロサンゼルス)で出した207・71の世界最高に次ぐ歴代2位の高得点を記録した。安藤美姫(21)=トヨタ自動車=は試合直前の練習中に右肩を痛めた影響で5位。総合優勝は米国で、日本は3位に終わった。

 両こぶしを振り下ろして、ガッツポーズをした。総立ちの観客からの終わらない拍手に、小刻みに跳びはねながら手を振った。「すごく達成感があった」と振り返る会心のフリーは126・03点。SPとの合計で201・87点とし、目標の大台を初めて突破した。

 「いいプログラムで終われた。それができて200点超え。うれしい」。今季を締めくくる大会で、有終の200点超えに喜びをかみしめた。

 2つのトリプルアクセルにトライしたが、2本目は「回転不足」と判定された。「SPでもアクセルを入れて大きな自信になった。フリーでも1つは認定されなかったけど、2回とも失敗することなく跳べた。次のシーズンに生きる」。今大会で挑んだ3本のトリプルアクセルが、本番への手応えとなった。

 世界女王のキム・ヨナを意識した戦いだった。世界選手権では、207・71の世界最高得点を記録したライバルに対して、連覇どころか4位に惨敗。その時につけられた19・62点差を、逆転への射程圏内といえる5・84点差に迫ったことが収穫だ。

 「回転不足」とされた2つのジャンプに成功すれば加点も可能。来季は、ルール改正でジャンプの回転不足の減点が緩和される。浅田は「ベストはしっかり回転すること」と言うが、難易度の高いジャンプに挑戦するだけに有利に働く。

 浮き沈みの激しかった試練のシーズンを終えた。「タチアナ(タラソワ)先生がプログラムを考えてくださっている。これからモスクワに行ってやります」。五輪シーズンへ、浅田が勝負の年を迎える。
デイリースポーツ
  浅田真央悲願200点超え
国別対抗戦 世界歴代2位
 浅田真央(18)=中京大=がプレ五輪シーズン最終戦を悲願の200点超えで締めくくった。フリーで2発のトリプルアクセル(3回転半)の着氷に成功。2発目は回転不足だったが、今季ベストの内容。ライバル金妍児(キム・ヨナ)(韓国)に次ぐ、世界歴代2位の201・87点のハイスコアで圧勝。バンクーバー五輪金メダルへ、大きく弾みをつけた。安藤美姫(21)=トヨタ自動車、中京大=は右肩の痛みをおして4回転ジャンプに挑戦したが、転倒して5位。日本は総合成績で米国、カナダに続く3位だった。大会は今回が初開催で、次回は2年後に再び日本で開く予定。

 力を出し切った充実感。真央が両こぶしを握り、ガッツポーズをつくった。跳び上がってはしゃいだ。視線に映ったのは「201・87」のハイスコア。その先には、ライバル金妍児(キム・ヨナ)の背中、そしてバンクーバー五輪金メダルが見えた。
 「最後のシーズンの試合でいい演技をしたいと思っていた。それができて、悔いもないです」

 ショートプログラム(SP)で成功させた3回転半を、この日の“ラスト仮面舞踏会”で2発跳んだ。2発目が回転不足で、女子史上初の1試合3発の快挙は持ち越しだが、勇壮なワルツに負けない勢いがあった。
 「挑戦」に明け暮れた1年だった。「もう本番(五輪)まで数試合しかない。目先の勝ち負けだけでなく、いろんなことをチャレンジしていかないといけない」と関係者。体力強化を狙った男子並みのプログラムなど果敢な挑戦の“代償”として、3月の世界選手権でシニアで初めて表彰台を逃した屈辱も。

 今回の国別対抗戦も、欠場して休養を勧める声も出たというが、自ら出場を直訴。従来自己ベストの「199・52点」(06年12月のNHK杯)が2年4カ月も足踏み状態になっていたが、ついに200点の大台に乗せたのは、ファイティングポーズを解かなかったからだ。

 大学生になり、内面も変わりつつある。人前では母親を「ママ」ではなく「お母さん」と呼ぶように。英会話も上達し、海外メディアの取材も英語の質問は聞き取れる。自宅ではエプロン姿で家族に料理を振る舞う。

 「もう、オリンピックシーズン。タチアナ(タラソワ)先生がいろいろ考えてくれると思うので、またモスクワに行って(練習を)やります」。最高の形で締めくくった今季の終わりは、勝負の五輪シーズンの始まりだと分かっている。 (中谷秀樹)
中日スポーツ
  真央 ルール変更も「金」へ追い風  ルール変更も浅田真央の金メダルを後押しする。国際スケート連盟の来季の規定改正で、ジャンプの回転不足の減点が緩和される。これまで回転不足の場合は出来栄え評価(GOE)で必ず減点されていたが、来季からはジャッジの裁量によりGOEが加点される場合もある。大技を失敗した時のリスクが減るため、来季もSP、フリーともにトリプルアクセルを入れる予定の真央にとっては歓迎だ。新ルールなら今大会のフリーでも点数が伸び、キム・ヨナの世界記録に肉薄していた可能性がある。10年バンクーバー五輪代表の選考方法については5月9日に発表されるが、年末の全日本選手権での一発勝負ではなく、GPファイナルのメダリストで日本人最上位が内定する見通しだ。
スポーツニッポン
  世界歴代2位!真央201.87点
フィギュア世界国別対抗戦
 ◆フィギュアスケート 世界国別対抗戦最終日(18日、東京・国立代々木競技場) 真央が200点超えで締めた。女子フリーを行い、16日のショートプログラム(SP)首位の浅田真央(18)=中京大=はトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を1回成功させ、自己最高の合計201・87点で1位となった。国際大会では自身初めて200点を突破し、世界歴代2位の高得点をマーク。安藤美姫(21)=トヨタ自動車=は4回転サルコーを失敗して5位となり、初の団体戦で日本は3位に終わった。

 最後のスピンで、もう笑みがこぼれていた。真央は滑り終えると両手を突き上げ、少女のように跳びはねた。日本チームの仲間に祝福されながら目にした得点は合計で201・87点。「(点数は)すごいと思いました。シーズン最後の試合を悔いなく終われて良かった。今季は95点です!!」と喜びを爆発させた。

 今季最後のフリー。観衆9525人の注目が一身に注がれる大舞台で、冒頭の3回転半を完ぺきに跳んだ。最高潮の興奮で挑んだ2つ目の3回転半―2回転の連続ジャンプも着氷。SPと合わせ、女子世界初となる1大会で3回の3回転半成功かと思われたが、2つ目は惜しくも回転不足と判定された。

演技後、笑顔でチームメートとハイタッチした真央 それでも5項目の演技点では最高レベルの8点台を3つ獲得。来年のバンクーバー五輪の優勝条件になると見られる200点の“金ライン”を突破した。真央は06、07年の全日本選手権で200点を超えて優勝していたが、国際大会では初めて。「来季自信を持って臨めると思う」と力を込めた。

 リベンジしてみせた。2連覇を狙った3月の世界選手権で4位に終わり、05年のシニア転向後初めて表彰台に上がれなかった。その後は「気持ちが縮こまっていた」とショック状態にあったが、4月1日の中京大入学式出席を機に気分一新。姉の舞(20)と一緒に英語やロシア語を受講し、「新たな気持ちになった」とリフレッシュできたのも勝因だった。

 宿敵・金妍兒(18)=韓国=の世界最高207・71点とは5・84点差あるが、来季からジャンプの回転不足による減点が緩和されるなど真央に“追い風”が吹いている。判定が厳しかった今季は大技がなくても完成度の高いジャンプを跳んだ金が世界女王になった。難易度の高いトリプルアクセルなどは回転不足で基礎点から大幅に減点されることが多かったが、来季はリスクを恐れず挑戦できる。「また頑張ろうっていう気持ちになりました。ジャンプはしっかり回転することを頭に入れてやりたい」と油断はない。真央が力強く金メダルロードを歩み出す。
スポーツ報知
  失意から1カ月…真央 笑顔の200点締め  大台突破で、ライバルも五輪の金メダルも視界にとらえた。フィギュアスケートの世界国別対抗戦最終日(18日、東京・国立代々木競技場)、女子フリーで浅田真央(18=中京大)がトップの126・03点をマークし、世界歴代2位となる自己ベストの合計201・87点で圧勝。キム・ヨナ(18=韓国)が持つ世界最高記録の207・71点には及ばなかったが、国際大会自身初の200点超えで今季を締めくくり、バンクーバー五輪が控える来季に弾みをつけた。また、国別対抗戦で日本は3位だった。

 フィニッシュの前から笑みがこぼれていた。最終滑走の演技を締めくくった浅田が、9525人の大歓声に応える。両手を天に突き上げ、何度も氷上で跳びはねる姿が、満足感の表れだった。SPの75・84点と合わせた合計201・87点は、国際大会で自身初めて200点の大台を突破。こんなスマイルを、みんなが待っていた。

 「今シーズンすべてが終わったので、凄く達成感がありました。悔いのないように、いい演技がしたかった。悔いもないし凄くうれしいです」

 4位に終わった3月の世界選手権から1カ月足らず。シニア本格参戦後、21戦目で初めてメダルを逃したショックは、女子大生としての新生活が癒やしてくれた。中京大の入学式や授業に出席し「気持ちが行き詰まっていたけど気分転換になった」。迎えた今季ラストダンスの「仮面舞踏会」では、冒頭のトリプルアクセルを完ぺきに着氷。2度目の大技は回転不足となったが、スパイラルとスピン2つで最高評価のレベル4を獲得し、表現力を示す演技点でも、5項目中3項目で8点台のハイスコアを並べた。

 「いろんな意味で挑戦できたこともあったし、いいシーズンでした」

 10年バンクーバー五輪を見据えた今季は、挑戦の連続だった。フリーで2度のトリプルアクセルに挑み、ルッツなど苦手ジャンプの矯正にも取り組んだ。昨年12月のGPファイナルで大技2発に成功し、今大会はSPでもトリプルアクセルからのコンビネーションに成功。どちらも国際大会初の偉業で、タラソワ・コーチの厳しい要求に応えてみせた。世界選手権連覇は逃したが、夢舞台を視野に入れた2年構想の中、最後の200点超えで十分な手応えを得た。

 離れかけたライバルの背中も、再び視界にとらえた。同い年のキム・ヨナが世界選手権で世界最高の207・71点をマーク。フリーでミスがありながらの驚異的なスコアだったが、浅田も完ぺきな演技を見せれば十分に届く数字であることを証明した。「今季は95点。いい演技で締めくくることができたので、来シーズンに向けてもう一度“頑張ろう”って気持ちになった。このまま来シーズンにつなげていけたら」。100点満点は五輪本番で出せばいい。自信と輝きを取り戻した真央が、黄金の夢を追いかける。
スポーツニッポン
  真央、大台超え201.87/フィギュア  フィギュアスケート・世界国別対抗戦最終日(18日、国立代々木競技場)大台超えた! 女子の浅田真央(18)=中京大=がフリーでトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を成功させ、自身初の200点突破となる合計201.87点を挙げ、圧勝した。ライバル金妍児(18)=韓国、キム・ヨナ=は、3月の世界選手権で女子初の200点超え(207.71)を果たしており、宿敵をピタリとマークする。真央が1位となって気を吐いたが、日本は対抗得点で米国の60点、カナダの54点に次ぐ50点で3位に終わった。
 勝負を超えていた。最終滑走の真央が、一点に集中する。「今季最後の試合。悔いのない演技をしたかった」−。集大成のジャンプに果敢に挑み、遠くなりかけたライバル金妍児の背中を、はっきりととらえた。

 楽曲「仮面舞踏会」に乗って、ショートプログラム(16日、SP)で成功したトリプルアクセルを、冒頭で単発と連続の2度跳んだ。2つ目は回転不足になったが、演技後には両手を突き上げ、跳びはねながら何度も観客に手を振った。
 「終わった〜、という気持ち。いまは悔いもないし、すごくうれしい」。世界中で真央しかできない2度のトリプルアクセルで、攻めきった。
 自己ベストだった06年NHK杯の199.52を2.35点更新する201.87点。金妍児の持つ世界最高点には届かなかったが、世界歴代2位の大台超えに「スゴイと思った!」と声を弾ませた。

 世界選手権では2連覇を逃し、05年のシニア転向後初めて表彰台を逃す屈辱(4位)を味わった。「自分のなかで、いき詰まっていた部分があった」。そんな真央を救ったのは生活の変化だった。1日から中京大に進学し、ロシア語や英語の授業に出席。簡単な会話レッスンだったが、新鮮な新生活のスタートに、「また頑張ろうという気持ちになった」。
 SPでもトリプルアクセルを決め、国際スケート連盟(ISU)主催大会の女子シニアでは初の快挙と遂げ、SP世界歴代2位の高得点をマーク。世界選手権で金妍児が出した女子SP世界最高(76.12点)に、一気に0.28差まで迫った。

 バンクーバー五輪が開催される09−10年シーズンではジャンプ規定が改正され、真央を後押しする。ISUは前日、ジャッジが回転不足と判断したジャンプへの減点が義務でなくなることを公表した。これまでは、必ず減点されたが、改正後は各ジャッジの判断となる。見栄えのいいジャンプであれば、回転不足と判断されても、ジャッジによっては加点するケースもあるのだ。真央の武器はジャンプ。チャレンジ意欲をかき立てる。
 五輪を見据えた今季最後の大会を笑顔で締めくくり、シーズン全体の自己採点は「95点」。そして「次のシーズンに自信を持って臨めます」。五輪の夢舞台で満点のこたえを出す。(佐藤ハルカ)
サンケイスポーツ
2009年4月18日  
  フィギュア 真央が進化、自己ベスト更新
自信も取り戻す
 6カ国対抗の団体戦で争うフィギュアスケートの世界国別対抗戦は最終日の18日、シーズンの最後で、浅田真がよみがえった。いや、進化した。合計点は06年NHK杯で出した自己ベスト(199.52点)を更新し、世界歴代2位の201.87点を挙げた
冒頭にトリプルアクセル(3回転半)を決め、次に3回転半−2回転トーループに挑んだが、3回転半は回転不足。中盤の連続ジャンプでも回転不足があった。だが、その二つ以外はほぼノーミス。滑りに伸びやかさを取り戻し、難度の高いプログラムを伸び伸びと演じた。「今季最後の試合で悔いのないように滑ろうと思った。いい演技ができて悔いはない」。演技直後は小さくガッツポーズをし、祈るように両手をそろえて頭上に掲げた。

 4大陸選手権(2月)や
世界選手権(3月)では本人が「スピードがなかった」と認める通り、滑りが悪かった。「SPで苦手のルッツがあり、そのことで頭の中で縮こまっていた。(トリプル)アクセルはルッツよりも得意。今回はそこができたから気持ちよく滑れた」という。今季不安定だったSPを克服し、持ち味の自然体を取り戻した。

 世界選手権では世界最高の計207.71点を出した金妍児に、20点近い大差の4位。だが、200点超えを今回果たし、同い年のライバルとの差を一気に縮めた。「SPで(トリプル)アクセルを入れたのは大きな自信になったし、フリーでも2回跳べたのは来季につながる」。バンクーバー五輪での金メダル獲得に向け、最も大事な自信も取り戻した。【来住哲司】
毎日新聞
  真央、来季の五輪へ「自信になる」/フィギュア  「仮面舞踏会」の調べが終わると、浅田真央は喜びを爆発させた。両手で天を突き、総立ちのファンにぴょんぴょんと跳びはねて手を振る。「最終戦をいい演技で終えられて満足しています」。大きなミスのない、鮮やかな今季の幕引きだった。

 自身初めてとなる合計200点超えを何より喜んだ。「数字を見た瞬間は『すごい』と思っただけだったけど、実感がわいてきた。うれしい」。今季の目標に掲げた高得点を達成し、来季のバンクーバー五輪へ向け「自信になる」と笑った。

 4位に沈んだ先月末の世界選手権では、優勝したライバルの金妍児(韓国)と20点近い差があったが、今回の得点なら5.84点差だ。さらに、冒頭に跳んだ2つの3回転半ジャンプの1つが回転不足とされており、得点の伸びしろも残る。

 今季最後の大会で「悔いのない演技をしたかった」。プログラムから苦手な3回転ルッツなどを外し、「今季安定していた」3回転半をショートプログラム(SP)とフリーで計3度、組み入れた。「息がつまらずに滑れた。次につながる」。気持ちよく舞おうという判断が高得点を生んだ。

 得意な技で点を重ねる感覚は手にした。表彰台の中央を目指す五輪まで約10カ月。近々、モスクワのタラソワ・コーチのもとへ飛び、来季の演技構成などに着手する。本番へ“仕上げ”の時間が始まる。
サンケイスポーツ
  フィギュア:真央が女子フリーで1位
日本は団体戦3位に
 6カ国対抗の団体戦で争うフィギュアスケートの世界国別対抗戦は最終日の18日、東京・代々木第1体育館で女子とペアのフリーがあり、日本は50点で米国(60点)、カナダ(54点)に次ぐ3位だった。

 女子でショートプログラム(SP)首位の浅田真央(中京大)はフリーでも1位となり、計201.87点で1位。女子の合計の世界最高得点は金妍児(キム・ヨナ、韓国)の207.71点で、女子で史上2人目の200点超えを果たした。
毎日新聞
  浅田真央フリー1位
フィギュア国別対抗、日本は3位
 フィギュアスケートの世界国別対抗戦最終日は18日、東京・代々木競技場で女子とペアの自由があり、国際スケート連盟(ISU)が初めて主催したフィギュア団体戦で米国が60点で優勝した。日本は、女子で浅田真央(中京大)が201.87点の高得点で1位になったが、50点で3位だった。2位は54点のカナダ。

 浅田は2度のトリプルアクセル(3回転半)ジャンプの二つ目は回転不足の判定だったが、首位だったショートプログラム(SP)と合わせて初めて200点を超えた。安藤美姫(トヨタ自動車)は4回転ジャンプで転倒し、167.52点で5位だった。米国はキャロライン・ザンが3位、レイチェル・フラットが4位に食い込み、得点を稼いだ。

 ペアの高橋成美、マービン・トラン組(千葉・渋谷幕張高、カナダ)は125.91点で6位。川口悠子、アレクサンドル・スミルノフ組(ロシア)は185.15点で2位だった。

 大会は、今季の主要国際大会の成績をまとめたランキングの上位6カ国が出場。4種目の最終成績の順位点合計で競った。次回は11年に日本で開催される。
朝日新聞
  真央200点超え
美姫4回転失敗も「感触いい」
 18日、フィギュアスケートの世界国別対抗戦・最終日。日本は団体で3位だったが、個人では1位になった浅田真央からは、演技を終えてガッツポーズが出た。浅田がシーズン最後の試合で、06年NHK杯で当時の世界歴代最高得点(199.52点)を出して以降、ずっと目標としてきた200点の壁を超えた。

 今大会に向け、トリプルアクセルに集中して取り組んできた。SPで決め、この日の自由演技でも2度挑戦。二つ目は回転不足の判定となったが、演技全体に躍動感があった。技術点、演技点ともに女子でただ1人60点を超えた。4位だった3月の世界選手権で「自分の持っている力を出し切れなかった」が、「最後の演技でいい締めくくりができた」と笑顔を見せた。

 世界選手権で金妍児(キム・ヨナ)(韓国)が歴代最高の207.71点をマーク。引き離されたが、すぐに追いついた。ミスのないSPを演じれば、差はないことを証明した。

 女子5位の安藤美姫は、4回転ジャンプに挑んで転倒。「(演技直前の)6分間練習で(4回転を)1回降りられたし、挑戦する気持ちを持ってやった。回転が足りず残念だが、感触はいいので、来季も体調を考えながら取り入れたい」
朝日新聞
  真央200点超え
五輪へつなぐ/フィギュア
<フィギュアスケート:世界国別対抗戦>◇18日◇東京・代々木第1体育館

 女子はショートプログラム(SP)首位の浅田真央(18=中京大)が、フリーでも首位となる126・03点をマークし、総合1位の201・87点で、2位ロシェット(カナダ)に19・71点の大差をつけた。冒頭で単発のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)に成功。だが続く3回転半−2回転トーループの連続ジャンプは、前半の3回転半が回転不足と判定された。それでも自身初の200点超えに「すごくうれしい。トリプルアクセルは1つが認定されなかったけど、必ず次のシーズンにつながる」と、来年のバンクーバー五輪を見据えていた。
日刊スポーツ
  フィギュア:真央が女子フリーで1位
日本は団体戦3位に
 6カ国対抗の団体戦で争うフィギュアスケートの世界国別対抗戦は最終日の18日、東京・代々木第1体育館で女子とペアのフリーがあり、日本は50点で米国(60点)、カナダ(54点)に次ぐ3位だった。

 女子でショートプログラム(SP)首位の浅田真央(中京大)はフリーでも1位となり、計201.87点で1位。女子の合計の世界最高得点は金妍児(キム・ヨナ、韓国)の207.71点で、女子で史上2人目の200点超えを果たした。

 SP2位のジョアニー・ロシェット(カナダ)が計182.16点で2位となり、SP3位の安藤美姫(トヨタ自動車)は計167.52点で5位に落ちた。

 ペアはSP6位の高橋成美(千葉・渋谷教育幕張高)、マービン・トラン(カナダ)組が計125.91点で最下位の6位のまま。SP首位の張丹、張昊組(中国)が計193.82点で1位、SP2位の川口悠子、アレクサンドル・スミルノフ組(ロシア)が計185・15点で2位だった。 

 ▽エバン・ライサチェク(米国主将) 層の厚さと一貫性が優勝につながった。モチベーションを高めるため、互いに応援することができた。 

 ○…演技直前に見舞われたアクシデントも影響し、安藤はSPの3位から順位を落とした。6分間の練習中に転倒。古傷を抱える右肩に痛みを覚え、安藤は連続ジャンプの難易度を落とすなど演技構成を変更してリンクに立った。

 4回転サルコウには「アクシデントは不意打ちだし、世界選手権やオリンピックでは挑戦するのだから……」と果敢にチャレンジ。空中でバランスを崩し、失敗に終わったものの「それなりに集中したし、力は出せた」と満足そうだった。

 2シーズンぶりに世界選手権の表彰台に立った今季を「ひとつひとつの大会で、ベストに近いコンディションを作る調整ができた。少し成長できたかな」と振り返った。
毎日新聞
  浅田が1位、200点突破
米国優勝、日本は3位 フィギュア国別対抗戦
 フィギュアスケートの世界国別対抗戦最終日は18日、東京・国立代々木競技場で行われ、日本は女子で浅田真央(中京大)が1位となったが、対抗得点で米国の60点、カナダの54点に次ぐ50点で3位に終わった。

 浅田はフリーでトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を成功させ、自身初の200点突破となる合計201.87点をマークして圧勝。ジョアニー・ロシェット(カナダ)が182.16点で2位になり、4回転ジャンプで転倒した安藤美姫(トヨタ自動車)は167.52点で5位だった。

 ペアは中国の張丹、張昊組が制し、ロシアの川口悠子、アレクサンドル・スミルノフ組が2位。高橋成美(千葉・渋谷教育幕張高)とカナダ人のマービン・トランの組は6位。

 大会は各国とも男女に各2選手、ペアとアイスダンスに各1組が出場し、順位に応じて与えられる得点の合計を争った。〔共同〕
日本経済新聞
  フィギュア:真央が女子フリーで1位
日本は団体戦3位に
 6カ国対抗の団体戦で争うフィギュアスケートの世界国別対抗戦は最終日の18日、東京・代々木第1体育館で女子とペアのフリーがあり、日本は50点で米国(60点)、カナダ(54点)に次ぐ3位だった。

 女子でショートプログラム(SP)首位の浅田真央(中京大)はフリーでも1位となり、計201.87点で1位。女子の合計の世界最高得点は金妍児(キム・ヨナ、韓国)の207.71点で、女子で史上2人目の200点超えを果たした。

 SP2位のジョアニー・ロシェット(カナダ)が計182.16点で2位となり、SP3位の安藤美姫(トヨタ自動車)は計167.52点で5位に落ちた。

 ペアはSP6位の高橋成美(千葉・渋谷教育幕張高)、マービン・トラン(カナダ)組が計125.91点で最下位の6位のまま。SP首位の張丹、張昊組(中国)が計193.82点で1位、SP2位の川口悠子、アレクサンドル・スミルノフ組(ロシア)が計185・15点で2位だった。 

 ▽エバン・ライサチェク(米国主将) 層の厚さと一貫性が優勝につながった。モチベーションを高めるため、互いに応援することができた。 

 ○…演技直前に見舞われたアクシデントも影響し、安藤はSPの3位から順位を落とした。6分間の練習中に転倒。古傷を抱える右肩に痛みを覚え、安藤は連続ジャンプの難易度を落とすなど演技構成を変更してリンクに立った。

 4回転サルコウには「アクシデントは不意打ちだし、世界選手権やオリンピックでは挑戦するのだから……」と果敢にチャレンジ。空中でバランスを崩し、失敗に終わったものの「それなりに集中したし、力は出せた」と満足そうだった。

 2シーズンぶりに世界選手権の表彰台に立った今季を「ひとつひとつの大会で、ベストに近いコンディションを作る調整ができた。少し成長できたかな」と振り返った。
毎日新聞
  フィギュア浅田1位、2百点突破
米国優勝、日本は3位
フィギュアスケートの世界国別対抗戦最終日は18日、東京・国立代々木競技場で行われ、日本は女子で浅田真央(中京大)が1位となったが、対抗得点で米国の60点、カナダの54点に次ぐ50点で3位に終わった。

 浅田はフリーでトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を成功させ、自身初の200点突破となる合計201・87点をマークして圧勝。ジョアニー・ロシェット(カナダ)が182・16点で2位になり、4回転ジャンプで転倒した安藤美姫(トヨタ自動車)は167・52点で5位だった。

 ペアは中国の張丹、張昊組が制し、ロシアの川口悠子、アレクサンドル・スミルノフ組が2位。高橋成美(千葉・渋谷教育幕張高)とカナダ人のマービン・トランの組は6位。

 大会は各国とも男女に各2選手、ペアとアイスダンスに各1組が出場し、順位に応じて与えられる得点の合計を争った。
デイリースポーツ
  日本3位、米国が初代王者
浅田真、自己ベスト−フィギュア国別対抗
 フィギュアスケートの世界国別対抗戦最終日は18日、東京・国立代々木競技場で行われ、日本は50点で6カ国中3位だった。米国が60点で初代王者に就いた。
 日本は女子ショートプログラム(SP)1位の浅田真央(中京大)が自由でも1位になり、自己最高を上回る合計201.87点で1位。SP3位の安藤美姫(トヨタ自動車)は5位だった。
 ペアは中国組が1位。日本の高橋成美(千葉・渋谷教育幕張高)、マービン・トラン(カナダ)組は6組中6位で、川口悠子、アレクサンドル・スミルノフ(ロシア)組は2位だった。
 大会は今季ポイント上位6カ国による団体戦で、男女シングル、ペア、ダンスの合計得点で争った。日本の内訳は男子15点、女子20点、ペア7点、ダンス8点だった。
時事通信
  フィギュア国別対抗、日本3位
真央は自己ベスト更新
 フィギュアスケート・国別対抗戦最終日(18日・東京代々木体育館)――前日までの男子、アイスダンスで4位につけていた日本は、3位に浮上、銅メダルを獲得した。

 初代王者は米国、2位はカナダ。

 日本は、女子ショートプログラム(SP)1位の浅田真央(中京大)がフリーも1位で総合1位。201・87の自己ベストをマークして、女子では金妍児(キムヨナ)(韓国)に続く2人目の200点突破選手になった。

 SP3位の安藤美姫(トヨタ自動車)はフリー6位で総合5位に終わった。ペアの高橋成美(千葉・渋谷幕張高)、マービン・トラン(カナダ)組は最下位の6位だった。
読売新聞
  安藤美姫や浅田真央に朗報か
ジャンプの減点緩和へ
 国際スケート連盟(ISU)が、バンクーバー冬季五輪が開催される来季のフィギュア規定を改正し、回転不足と判断されたジャンプに対してジャッジが行う減点を義務としない方針であることが18日、分かった。

 今季は、回転不足のジャンプに対するジャッジの演技要素評価で、必ず減点することになっていた。改正後は各ジャッジの判断に一任される。そのため、見栄えのよいジャンプに対しては、回転不足と判断されても加点される可能性がある。

 従来は難しいジャンプに挑戦して回転不足だった場合、基礎点が下がるうえに減点もされていた。日本スケート連盟の伊東秀仁フィギュア委員長は「4回転や連続3回転などを恐れず跳ぶようになると思う。より攻めに入るのでは」との見通しを示した。
MSN産経ニュース
  真央、初の200点超えも日本3位
フィギュア
 フィギュアスケートの世界国別対抗戦第3日は18日、東京・国立代々木競技場で行われ、日本は女子で浅田真央(18)=中京大=が1位、安藤美姫(21)=トヨタ自動車=が5位となり、合計50点で3位だった。

 米国が60点で優勝、2位は54点でカナダだった。

 ショートプログラム(SP)首位だった浅田はフリーでも1位で、ライバル金妍児(韓国)が持つ世界最高得点(207・71)には届かなかったものの、「金メダルライン」といわれる200点を初めて超える201・87点をマークして圧勝。ジョアニー・ロシェット(カナダ)が182・16点で2位になり、4回転ジャンプで転倒した安藤は167・52点だった。

 女子に先立って行われたペアでは高橋成美(千葉・渋谷教育幕張高)とカナダ人のマービン・トランが6位で、中国の張丹、張昊組が1位、ロシアの川口悠子、アレクサンドル・スミルノフ組が2位だった。

 大会は各国とも男女に各2選手、ペアとアイスダンスに各1組が出場し、順位に応じて与えられる得点の合計を争った。

浅田真央
「気持ちよく滑ることができた。最後の試合をいい演技で締めくくり、また頑張ろうという気持ちになった。200点を超えたので、次(のシーズン)に自信を持って臨める」

安藤美姫
「練習で(右)肩を痛め、思うように滑れなかった。強い気持ちで4回転にトライできたことはよかったけれど。来季は4回転を跳べるようにしたい」
サンケイスポーツ
  真央2度の3回転半挑戦で世界最高点狙う  浅田真央(18=中京大)が、18日のフィギュアスケート世界国別対抗戦フリーで世界最高得点を狙う。16日の女子ショートプログラム(SP)では、自己ベストを更新する75・84点をマーク。勢いに乗ってこの日の公式練習では、トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)は4度すべて成功させた。フリーでは2度の3回転半に挑む予定で、ライバル金妍児(韓国)が3月世界選手権で出した207・71点を抜くつもりだ。

 きれいな放物線を描きながら、浅田の3回転半はおもしろいように決まった。40分間の公式練習の後半、2回転半を2度跳んで感覚を確かめた後、満を持して3回転半を跳んだ。単発が3度、2回転トーループとの連続ジャンプが1度と、4度すべて決めた。

 前日16日は、自身が06年世界ジュニア選手権で決めて以来、シニア国際大会の女子SPで初めて3回転半を決めた。SP世界歴代2位の高得点で、2位以下に13点以上の大差で首位発進。試合後には「フリーではトリプルアクセルを2回やりたい」と宣言した。日本スケート連盟の伊東委員長は、浅田の演技について「会場で見ていたISU(国際スケート連盟)のチンクワンタ会長も『すばらしい。良かった』と言っていた」と明かした。

 昨年12月のGPファイナルで、女子では初めてフリーで2度の3回転半に成功し、優勝した。同大会のフリーは、3回転半以外のジャンプでミスを連発していたが、それでも123・17点の高得点をマークした。今大会はSP同様、フリーもミスなく終えることができれば、07年世界選手権でのフリーの自己ベスト133・13点超えは濃厚。金が持つ207・71点の世界最高得点を塗り替えることができる。「200点は1つの目標」と話していた浅田が、バンクーバー五輪シーズン突入前に、金と同じ土俵に上がる準備は整った。
日刊スポーツ
  真央3回転半3回跳ぶ、練習で全4回成功 「世界フィギュアスケート国別対抗戦、第2日」(17日・代々木第一体育館)

 浅田真央(18)=中京大=が17日、公式練習に臨み、4回跳んだトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)をすべて成功させた。前日のショートプログラム(SP)で成功させた大技を18日のフリーでは2回跳ぶ予定。1大会3回という史上初の快挙を狙う。目指すは自己最高の200点超え。世界最高得点の207・71を持つライバルのキム・ヨナ(18)=韓国=に肉薄し、プレッシャーをかける。この日は男子フリーなどが行われ、日本は3位につけた。

 有終の美を飾る準備は整った。公式練習で挑んだトリプルアクセルは単発で3回、連続ジャンプで1回。浅田は淡々とした表情で、すべてを成功させた。「2回できるように自信を持って臨みたい」。前夜、発した言葉をフリーで実践する。

 見えない敵、そして数字との戦い-。3月の世界選手権では、キム・ヨナの世界最高得点207・71達成を目の前で見た。20点近い差を埋める五輪へ向けた戦いは始まっている。前日のSPで世界歴代2位の75・84。フリーでもノーミスなら、200点突破は確実。今大会不在のライバルに数字上肉薄できる。

 日本スケート連盟の伊東秀仁フィギュア部長は浅田のSPを高評価。「ISUのジャッジによる採点で高得点だったことは大きい。(新設の)この大会があって良かった」と意義を訴えた。さらに「今季フリーは難しいプログラムにトライした。五輪シーズンは勝ちに行けるプログラムになる」と解説。今季が挑戦なら、来季は勝負。五輪仕様プログラムが大幅な加点を可能にする。

 浅田は言う。「今季できなかった“ミスなく”を最後のこの試合でできたら。世界選手権での反省はたくさん。1つはスピードが落ちたこと」。超難度プログラムで生まれた課題の克服-。それが、五輪での自信になる。
デイリースポーツ
  2種目終え日本勢4位
フィギュアスケート世界国別・第2日
 フィギュアスケートの世界国別対抗戦第2日は17日、東京・国立代々木競技場で行われ、日本は男子で織田信成(関大)が3位に入り、小塚崇彦(トヨタ自動車)は8位だった。世界王者で米国のエバン・ライサチェクが1位。

 アイスダンスは米国組が制し、キャシー・リード、クリス・リード組(川越ク)は5位。この2種目を終え、米国が32点でトップに立ち、日本は23点で4位となった。

 各国とも男女に各2選手、ペアとアイスダンスに各1組が出場し、最終順位に応じて与えられる得点の合計を争う。最終日は浅田真央(中京大)がショートプログラム(SP)で1位、安藤美姫(トヨタ自動車)が3位につけた女子のフリーなどを実施する。

 ペアSPで高橋成美(千葉・渋谷教育幕張高)とカナダ人のマービン・トランが組んだ日本は6位。
東京新聞
  真央イチに刺激!3回転半×2でヨナ超えだ 浅田真央(18=中京大)が18日のフィギュアスケート世界国別対抗戦第3日に行われる女子フリーで、キム・ヨナ(18=韓国)が持つ207・71点の世界記録更新を狙う。この日の公式練習ではトリプルアクセルに4度挑んですべて成功。あこがれのイチローの通算安打日本記録に刺激を受け、自身も“イチ番”を目指す。

 浅田は公式練習開始の1時間半も前に、会場に姿を見せた。リンクに上がる前に入念にアップを行うさまは、過去にテレビで共演したあこがれの存在、イチローをほうふつさせた。時間があればテレビでプレーをチェックし、WBCも必死で応援した“イチローフリーク”。移動時間と重なりテレビで見ることはできなかったが、通算3086安打の日本記録達成に「凄い!素晴らしいと思います!自分も頑張りたい」と偉業に刺激を受けた様子だった。

 16日のSPでは、トリプルアクセル―2回転トーループのコンビネーションを決め、世界歴代2位の75・84点をマーク。18日のフリーで狙うのは、キム・ヨナが3月の世界選手権で叩き出した207・71点の世界記録超えだ。フリーで131・88点が必要となるが、トリプルアクセルを2回成功すれば自己ベストの133・13点も可能。この日の公式練習でもトリプルアクセル―2回転トーループを含めて大技に4度挑戦し、すべて成功するなど絶好調だ。SPとフリーの合計自己ベスト199・52点は、キム・ヨナに更新されるまでの世界記録。今季最終戦で“イチ番”に返り咲いた時、バンクーバー五輪への視界が開けてくる。
スポーツニッポン
  真央 テレビ初レギュラー
フィギュア世界国別対抗戦
 ◆フィギュアスケート 世界国別対抗戦第2日(17日、東京・国立代々木競技場) 浅田真央(18)=中京大=がテレビで初のレギュラー番組を持つことが17日、分かった。TBSで19日から始まる「浅田真央 ドリーム・ラボ」(日曜・前11時40分)で、トレーニングを紹介する内容だ。

 番組は5分間枠で、昨年4月から担当する牧野講平トレーナーとのトレーニングや管理栄養士による体調管理をバンクーバー五輪まで毎週放送する予定。今季、真央が男子並みのプログラムを滑れたのは1年間続けたトレーニングの成果が大きいだけに、ファンならずとも興味深い。

 16日の女子ショートプログラム(SP)で世界歴代2位となる75・84点を叩き出して首位に立った真央はこの日、会場で公式練習に臨み、20回以上もジャンプを跳んだ。SPで跳んだ3回転半―2回転トーループの連続ジャンプを含め、3回転半を4回連続で成功。女子初となる1大会での3回転半3回成功へ順調な仕上がりを見せた。2位から3位に後退した日本の逆転初代王座を目指し、今季最後のフリーに挑む。
スポーツ報知
  真央、絶好調!世界最高得点へ/フィギュア  世界国別対抗戦第2日(17日、国立代々木競技場)男子はショートプログラム(SP)3位の織田信成(22)=関大=がフリーで4位となり、総合3位に入った。小塚崇彦(20)=トヨタ自動車=は8位。日本は第2日を終えて52点で、米国、カナダに次ぐ3位につけた。浅田真央(18)=中京大=ら女子は練習を行い、18日のフリーに備えた。

 真央は公式練習で3回転半を4度成功させるなど、絶好調ぶりをみせた。関係者によると、世界2位の高得点で首位発進した16日のSPについて、観戦した国際スケート連盟のチンクワンタ会長は「素晴らしい」と絶賛。18日のフリーでは2度の3回転半を組み込む予定で、真央は「2回成功できるように練習して自信をつけたい」。五輪の「金メダルライン」といわれる200点超え、さらにはライバル金妍児(韓国)が持つ世界最高得点(207.71)に挑む。
サンケイスポーツ
2009年4月17日  
  フィギュア:真央、自己ベスト更新に笑顔
国別対抗
◇世界国別対抗戦・第1日(16日)
 「75.84」の得点を見た瞬間、浅田真央の笑顔がはじけた。「すごい!」。自己ベスト(69.50点)を大きく更新し、金妍児(キム・ヨナ、韓国)が先月の世界選手権で出した世界最高得点(76.12点)に迫る数字だ。

 今季不調の3−3回転連続ジャンプと3回転ルッツを回避し、代わりにトリプルアクセル(3回転半)−2回転トーループを入れた。冒頭にこの大技を鮮やかに決めると、その後もノーミス。2月の4大陸選手権以降、滑りに伸びやかさを欠いていたが、それも復調した。「今までは苦手のジャンプがあって、頭の中はそれでいっぱいだった。でも今日はワクワクした気持ちだった」と明かした。

 「他のジャンプより練習してきた。一番の見どころ」と自負する3回転半。06年世界ジュニア選手権でもSPで3回転半を決めたが、他にSPで3回転半を成功した女子は91年スケートアメリカのトーニャ・ハーディング(米国、3回転半−2回転トーループ)だけだ。この日のジャンプ構成は基礎点で従来より1.5点低いが、予想以上の得点の上積みに成功した。

 バンクーバー五輪を見据えた新ジャンプ構成に、浅田真は「手応え? 感じます。ルッツも練習しているが、アクセルの方が得意なので」と収穫を強調。フリーでは3回転半を二つ入れる予定。「合計200点超え」も見えてきた。【来住哲司】
毎日新聞
  回転不足の減点を緩和…国際スケート連盟  国際スケート連盟(ISU)がバンクーバー冬季五輪が開催される2009―10年シーズンのフィギュア規定を改正し、ジャンプの回転不足による減点を緩和したことが17日、分かった。ISUの平松純子技術委員は、4回転ジャンプや浅田真央(中京大)が跳ぶトリプルアクセル(3回転半)、2連続3回転など「難しい技への挑戦を勇気づけ、評価する改正」としている。

 回転不足のジャンプは、ジャッジによる出来栄えの評価で必ず減点対象となっていたが、来季からは加点や減点の裁量をジャッジに委ねる。平松委員は「挑戦しても回転不足となれば基礎点が下がる上に、減点される二重のマイナスがなくなる」と説明した。
スポーツ報知
  日本は2種目終えて4位
フィギュア世界国別対抗戦第2日
 フィギュアスケートの世界国別対抗戦第2日は17日、東京・国立代々木競技場で行われ、日本は男子で織田信成(関大)が3位に入り、小塚崇彦(トヨタ自動車)は8位だった。世界王者で米国のエバン・ライサチェクが1位。

 アイスダンスは米国組が制し、キャシー・リード、クリス・リード組(川越ク)は5位。この2種目を終え、米国が32点でトップに立ち、日本は23点で4位となった。

 各国とも男女に各2選手、ペアとアイスダンスに各1組が出場し、最終順位に応じて与えられる得点の合計を争う。最終日は浅田真央(中京大)がショートプログラム(SP)で1位、安藤美姫(トヨタ自動車)が3位につけた女子のフリーなどを実施する。

 ペアSPで高橋成美(千葉・渋谷教育幕張高)とカナダ人のマービン・トランが組んだ日本は6位。ロシアの川口悠子、アレクサンドル・スミルノフ組は2位につけた。(共同)
中日スポーツ
  浅田真央:新髪形の石川遼とCM共演
ロッテ「ガーナ」母の日編で
 ロッテの「ガーナミルクチョコレート」の新CM「ひとつだけの母の日」編にフィギュアスケートの浅田真央選手(18)とプロゴルファーの石川遼選手(17)らが出演。浅田選手は得意のスピンを披露し、石川選手は新たな髪形で登場している。CMは、母の日に向けてのキャンペーン「母の日ガーナ」の一環で、20日〜5月10日に全国で放送される。

 撮影で、浅田選手はウインクする演技に「やっぱりできない」と照れていたが、得意のスピンは一発OK。石川選手は横に流す髪型が気に入ったようで、「プレー中もこれでやったほうがいいですか」とご満悦だった。CMには女優の長澤まさみさん(21)や榮倉奈々さん(21)、夏未エレナさん(14)も出演、母への感謝の気持ちをカメラに向かって語りかけている。【江刺弘子】
毎日新聞
  フィギュア 浅田真央の前に立ちはだかるノルマ  フィギュアスケート女子の浅田真央が16日、東京・国立代々木第1体育館で行われた今季最終戦となる「国別対抗戦」のショートプログラム(SP)に臨み、自己ベストをマークした。五輪イヤー前に課題のSPで、この上ない高得点を叩き出し、来年のバンクーバー五輪に明るい材料を得た。だが、そんな状況にも手放しでは喜べない状況もある。行く先には見えざる敵が立ちはだかっているのだ。

 世界選手権で受けた屈辱を今季最終戦のSPで見事に晴らした。
 この日は苦手な3回転ルッツと不調の3―3回転の連続ジャンプを回避し、代わりに伝家の宝刀トリプルアクセル(3回転半)からの2回転トーループに構成を変更した。今季、苦悩し続けてきた構成を変え「来季に向けてSPで得点を伸ばす」ことを狙い、作戦は思惑通りの結果を生んだ。
 自ら「きょう一番の見どころ」と意気込んでいた冒頭の3回転半を決めて勢いに乗り、その後のプログラムはノーミス。「今までは苦手のジャンプがあって、頭の中はそれでいっぱいだった。でもきょうはトリプルアクセルを他のジャンプより練習していたので、ワクワクした気持ちだった」。得意の構成に変更したことが功を奏した。
 終わってみればSPのシーズンベストを記録したばかりか、SP自己最高得点69・50点も大きく更新する会心の出来だった。世界選手権でライバルのキム・ヨナ(韓国)が出した世界最高得点76・12点に迫る高得点に、演技後は思わず「うわぁっ、すごいっ!」と自画自賛するほどだった。

 世界選手権ではSPでの遅れが響き、シニア転向後初めて表彰台を逃す屈辱を味わっただけに、来季を迎える上でこの結果に歓喜するのも当然。何よりバンクーバー五輪を前に「トリプルアクセルを入れたSPはいけると感じた」と手応えをつかんだからだ。
 SPから切り札の3回転半を取り入れて高得点を叩き出し、五輪イヤーに光明が差した浅田だが、喜んでもいられない。民放テレビ局関係者が言う。
     「この時期にこんな良い結果を出したのは気掛かり。これまでも真央ちゃんは、事あるごとに周囲の関係者や識者からSPにトリプルアクセルを入れることや、フリーで3回転半を2回入れることを助言されてきた。それでも今季はタラソワコーチが難のある表現力に重きをおき、できる限りトリプルアクセルに頼らずやってきた経緯がある。ですが、世界選手権で散々な結果だったため、今回のSPではトリプルアクセルを入れ好成績。この先、周囲からの助言も増えていくでしょうから、コーチとそういう取り巻きの間で板挟みにならないといいのですが…」
 すべてはバンクーバーで金メダルを獲るためだが、ただでさえ期待のかかる浅田には必要以上のプレッシャーがかかっているのも事実だ。
 「連盟幹部が200点超えを選手に厳命するのも考えもの。キム・ヨナが200点を超えて危機感を感じているのかもしれませんが、そんなもの選手にはプレッシャー以外の何物でもない。そもそも本番で200点を超える勝負になるかどうかなんてわからないですし」(前出の関係者)
 先の世界選手権でライバルのキム・ヨナが207・71点という女子最高得点をマークしたこともあって、日本スケート連盟の吉岡伸彦フィギュア強化部長はバンクーバー五輪について「200点を出せるスケーターでないとメダルは厳しいだろう」と発言したが、浅田には200点超えのノルマは高いハードルといえる。
 今季は191・13点がシーズンベストで、過去の自己ベストでも2006年11月に叩き出した199・52点が最高。200点超えは一度もないのだ。
 それだけにSPで想定外の高得点を稼ぎ出した今大会は大台突破のチャンス。果たして五輪イヤー前に浅田は「200点超えノルマ」に応えられるのだろうか。
内外タイムス
  浅田真央が長澤まさみ、榮倉奈々と
「母の日CM」
 フィギュア選手の浅田真央(18)が16日、ロッテ「ガーナミルクチョコレート」の「母の日CM」で長澤まさみ(21)、榮倉奈々(21)らと共演。「ありがとう、ママ。いつも一番近くで応援してくれて」と感謝を表現。悩んだ決めポーズには得意の「回転」を披露。20日から5月10日まで放送。
ZAKZAK
  真央ちゃん笑顔の首位!
史上初の大技で世界歴代2位の高得点
 フィギュアスケートの世界国別対抗戦が16日、東京・国立代々木競技場で開幕した。第1回目となる今大会で初代王者を狙う日本は、浅田真央が女子SPで1位に立つなど好発進を見せた。
 同大会は、国際スケート連盟が主催する国際大会で、世界初となるフィギュアスケートの国別対抗戦。世界の上位6か国のみが出場を許され、男女シングル、ペア、アイスダンスの各種目でハイレベルな戦いを繰り広げる。
 
 初日の16日は男女シングルのショートプログラム(SP)、アイスダンスのオリジナルダンス(OD)の3種目が行われた。日本期待の浅田真央は、女子SPでは史上初となるトリプルアクセル(3回転半)−2回転トーループの連続ジャンプを成功させ、世界歴代2位となる高得点を叩き出し2位以下に大差をつけてトップに立った。女子シングルのもうひとりの出場選手である安藤美姫は3位。男子SPでも織田信成が3位につけるなど、第1日を終えて日本は総合で暫定2位につけている。なお男子シングルのフリーは17日、女子シングルのフリーは18日に行われる。
 
 テレビ朝日のサイトでは、浅田真央、安藤美姫、織田信成の初日の演技を動画で配信中。真央ちゃんが決めた歴史に残る大技をまだ見ていない人は、ぜひチェックしよう。 大木信景
RBB Today
  真央初のSP3回転半で首位/フィギュア <フィギュアスケート:世界国別対抗戦>◇16日◇東京・代々木第1体育館

 今季最終戦で浅田真央(18=中京大)が、来年のバンクーバー五輪金メダルへの「切り札」を手に入れた。国際スケート連盟主催のシニア国際大会の女子ショートプログラム(SP)で、史上初めてトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)に成功した。従来のSP自己ベストを6・34点も更新する75・84点をマークし、2位以下に13点以上の大差をつけて首位発進。ライバル金妍児(韓国)の持つ世界歴代最高記録にも、0・28点差に迫る会心の演技だった。

 演技終了と同時に、6638人が集まった会場は総立ちとなった。浅田は満面の笑みを浮かべた。今季初めてSPをノーミスで終えた。「すごくうれしい、その気持ちだけ。最後の試合でもう1つレベルアップできた」。
 最大の武器を最大限に生かした。前日15日の予告通り、冒頭で3回転半を跳んだ。現在、世界でも中野友加里と2人しか跳ぶことのできない高難度ジャンプ。2回転トーループとの連続ジャンプにつなげた。約8時間前の公式練習では、単発ですら失敗続きで、連続ジャンプは1度も決められなかったが、「不安はなかった。どちらかといえばワクワクした気持ちだった」。勝負強さを見せた。

 SPは鬼門だった。今回外した2連続3回転、3回転ルッツは、今季出場6大会で1度もそろって成功させたことがない。一方でライバル金は4大陸選手権、世界選手権と、2大会連続でSP世界歴代最高得点をマークしていた。それだけに「五輪でもSPにトリプルアクセルを入れられる手応えを感じた」のは心強い。団体戦というお祭りムードや観衆が沸く地の利はあるが、ジャッジも採点基準も主要国際大会と同じ中で、高得点をたたき出したのは意義深い。

 「トリプルアクセルの調子はいい。確率は上がっている」。かつての苦手意識は消え、得意ジャンプの意識が強い。1年前から専属トレーナーがついたことが、成功率アップにつながっている。関係者は「体力測定をしたら、腹筋や背筋が普通の女子高生レベルだった」と、すでに世界女王となっていた1年前を振り返る。そこに効率的な筋力強化のノウハウが加わったことで、ジャンプの精度が増した。今回外した3回転ルッツも、失敗続きだった昨季から今季は成功率5割に上昇した。

 SPでの3回転半は、06年の世界ジュニア選手権で自身が決めたが、連続ジャンプとなると史上初の快挙だ。91年のスケートアメリカでハーディング(米国)が決めた当時は、国際連盟主催ではなかった。18日のフリーに向けて「トリプルアクセルを2回やりたい」と、史上初の1大会3回を狙う。目標の五輪金メダルが、打倒金妍児が、はっきりと見えてきた。
日刊スポーツ
  真央ロッテCMで遼クン、まさみらと共演  フィギュアスケートの浅田真央(18)がロッテ「ガーナミルクチョコレート」の新CMで遼クンらと共演する。毎年恒例の「母の日」をテーマにしたもので、浅田は今回が初登場。2年連続出演のプロゴルファー石川遼や女優長沢まさみ、栄倉奈々、夏未エレナと5人で、それぞれの母親へ感謝のメッセージを送る。20日から5月10日の母の日まで期間限定放送。
日刊スポーツ
  真央 SP史上初3回転半から連続ジャンプ  「フィギュア世界国別対抗戦、第1日」(16日、国立代々木競技場)

 女子のエース、浅田真央(18)=中京大=が、ショートプログラム(SP)では史上初となる、トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)からの連続ジャンプに成功し、2位以下に13・76点の大差をつける自己ベストの75・84点をマーク。キム・ヨナ(18)=韓国=の76・12点に迫るSP世界歴代2位の高得点で、浅田は首位に立った。安藤美姫(21)=トヨタ自動車=は3位。男子のSPでは織田信成(22)=関大=が3位につけ、小塚崇彦(20)=トヨタ自動車=は10位と出遅れ、日本は米国に次ぐ暫定2位につけた。

 万感の演技を終えて、大きく息をついた。わき上がる感情が笑顔となった。スタンディングオベーションに、浅田は満足感にあふれた表情で得点板を見上げた。「75・84」。あふれる笑顔には驚きも交じっていた。

 「すごいっ!!って思った。うれしかった」。自己ベストは06年に記録した69・50点。大幅に更新する70点の大台は、3月の世界選手権(米・ロサンゼルス)で、ライバルのキム・ヨナがマークした76・12点に迫る世界歴代2位。「すごく、うれしいだけです」と、“うれしい”を繰り返した。

 「もう1つレベルアップできた。すごく良かった」と振り返った。シーズン最後の公式戦は、初めて開催された国別対抗戦。消化試合の空気が漂う中、浅田は五輪イヤーを強く意識していた。国際スケート連盟公認のシニアの大会のSPで、女子では史上初となるトリプルアクセルからの2回転トーループの連続ジャンプに成功した。

 「アクセルは調子よかった。得意なので」と言うが、午前中の公式練習では、厳しい表情でトリプルアクセルを繰り返す姿があった。連覇を狙った世界選手権で4位と惨敗し、復活を左右する大技。踏み切り位置、タイミング、着地…。練習時間の最後まで入念にチェックした。

 今季、苦手にしてきたSPを克服した。五輪への手応えを聞かれ「はい!感じました」と明るく答えた。18日に行われる今季最後のフリーへ「(トリプルアクセルを)2回できるように、自信を持って臨みたい」と言い切った。1大会で大技3回。浅田にしかできない偉業に挑む。
デイリースポーツ
  浅田真央がSPで3回転半成功
世界国別対抗戦第1日
 世界選手権4位から巻き返しを期す浅田真央(18)=中京大=が、トリプルアクセル(3回転半)に成功した。新採点法のシニア女子国際競技会では初。自己ベストを6点余り更新する75・84点で首位に立った。18日のフリーでトリプルアクセル2発を予定しており、バンクーバー五輪金メダルの切り札として女子初の「1試合3発」を狙う。世界選手権銅の安藤美姫(21)=トヨタ自動車、中京大=は3位。初日を終え、日本は43点(暫定)で2位。

 演技冒頭、真央が3回転半を2回転ジャンプのコンビネーション付きで成功させた。こわばっていた顔に、ヒマワリのような笑顔が戻った。苦手の3回転ルッツを外し、3回転半をSPに組み込む定石を超えた作戦が成功。来季五輪シーズンの実戦使用に「手応え? ハイッ、感じました」と即答した。

 大会前の練習では、トリプルアクセルを多い時で1日約20発も跳んだ。世界選手権では、優勝した金妍児(韓国)にSPで10点差をつけられたが、この試合を見た関係者は「演技に笑顔が戻った。笑顔が出れば、体も動いてくる。10点くらい違ってくる」と力説する。円形ステップで女子選手ではまず出ない最高評価の「レベル4」を初マークした。

 18日のフリーでは3回転半2発を予定し、女子初の1試合3発成功を目指す。SP『月の光』の締めくくりは夜空の月を見上げるシーン。今季苦しんでいた浅田の視線には希望の光が見えた。 (中谷秀樹)
中日スポーツ
  浅田真央ウインクできない ロッテガーナ新CM 女優の長澤まさみ(21)、榮倉奈々(21)、夏未エレナ(14)とゴルフの石川遼(17)、フィギュアスケートの浅田真央(18)を起用したロッテ「ガーナミルクチョコレート」の新CM「ひとつだけの母の日」篇が完成した。20日から放送される。

 CMでそれぞれキメポーズをつくるのだが、浅田は指示された「ウインク」に、「エ〜できないです」。監督が「じゃあ回転した後に笑顔でカメラを見て」と変更すると、あっさりキメてOKを出したとか。また、石川は「プレー中もこれでいった方がいいですか?」と話すほど、セットされた髪形を気に入った様子だったという。
中日スポーツ
  真央首位!SP史上初3回転半+2回転
フィギュア世界国別対抗戦
 ◆フィギュアスケート 世界国別対抗戦第1日(16日、東京・国立代々木競技場) 日本、カナダなど6か国が出場する初の団体戦が開幕。浅田真央(18)=中京大=は女子ショートプログラム(SP)で自己最高で世界歴代2位となる75・84点で首位に立った。国際スケート連盟(ISU)主催大会の女子SP初となるトリプルアクセル(3回転半)―2回転トーループの連続ジャンプに成功。来年バンクーバー五輪での大きな武器となりそうだ。世界選手権銅メダルの安藤美姫(21)=トヨタ自動車=は62・08点で3位。

 勢いのついた真央の体が空中に浮き上がった。冒頭で挑んだトリプルアクセル。高く跳び上がって鋭く速い回転で回って降りた。続く2回転も軽やかに着氷し、6638人の観客からは万雷の拍手が降り注ぐ。「すごく、うれしいです。(今季)最後の試合でもう1つレベルアップできた」。ISU公認大会の女子SPでは史上初となる快挙。真央が新たな歴史を刻んだ。

  SPで初めて3回転半+2回転を成功させた浅田 女子では世界で数人しか跳べない最高難度のトリプルアクセル。SPで跳ぶのは、金妍兒(キム・ヨナ、18)=韓国=に敗れ2位に終わった06年世界ジュニア以来3年ぶりだ。大技の成功で勢いに乗ると、3回転フリップ、2回転半と計4回のジャンプを成功。表現力の5項目でも最高レベルの8点台を2つ獲得した。出た点数は、金のSP世界最高に0・28点と肉薄する世界歴代2位。自己ベストを6・34点も上回り、国際大会で自身初の70点台を突破。「びっくりしました」と目を丸くした。

 世界選手権ではSPで金に10点以上も差をつけられるなど、今季は出遅れに泣いた。バンクーバー五輪で金に勝つための“秘策”として、タラソワ・コーチが指示した作戦がSPでの3回転半挑戦だ。今季、10度挑戦して1度しか成功しなかった2連続3回転と、踏み切りを矯正した3回転ルッツを思い切って外した。「前の試合では苦手なジャンプで頭がいっぱいになって自信をなくすこともあったけど、ワクワクした気持ちで臨めた」と真央。長所を伸ばす“タラソワ戦術”は吉と出て、五輪でも同様に跳べる手応えをつかんだ。
    スケート関係者は「以前より体に丸みが出てきた」と真央が“大人の女性”へ脱皮したと指摘するが、リンクの上で“天才少女”の面影は変わらない。フリーは3回転半を2回跳ぶ予定。1大会で3回も3回転半を跳ぶのは、女子では世界でも前例がない。「フリーでアクセルを2回できるよう、自信をつけて臨みたい」。真央がプレ五輪シーズンを締めくくる最後の勝負に出る。

 ◆世界国別対抗戦 ISUが主催する団体戦。世界選手権終了時点での世界ランキングのポイント合計順で米国、カナダ、日本、ロシア、フランス、中国の上位6か国が出場。男女各2人とペア、アイスダンス各1組が滑り、順位点の合計で優勝を争う。順位点は種目ごとに1位12点、2位11点、3位10点…と与えられる。

 ◆女子SPでの3回転半―2回転 92年アルベールビル、94年リレハンメル五輪米国女子代表のトーニャ・ハーディングが91年スケートアメリカのSPで3回転半―2回転トーループを成功。だが、ISU主催大会でなかったため非公認記録となった。真央は06年3月の世界ジュニアのSPで3回転半―2回転ループに挑戦。ループは1回転になったが、3回転半は単発で成功。シニアも含め、ISU主催の大会で女子世界初の快挙を達成した。
スポーツ報知
  真央がCMで遼クン、まさみらと共演 フィギュアスケートの浅田真央(18)がロッテ「ガーナミルクチョコレート」の新CMで遼クンらと共演する。毎年恒例の「母の日」をテーマにしたもので、浅田は今回が初登場。2年連続出演のプロゴルファー石川遼や女優長沢まさみ、栄倉奈々、夏未エレナと5人で、それぞれの母親へ感謝のメッセージを送る。
日刊スポーツ
  真央ちゃん「世界2位」でトップ発進  フィギュアスケート世界国別対抗戦第1日は16日、東京・国立代々木競技場を舞台に、女子ショートプログラム(SP)などで開幕し、浅田真央(18=中京大)が75・84点で同種目出場12人中トップに立った。冒頭のトリプルアクセル―2回転トーループのコンビネーションに国際大会で初めて成功し、キム・ヨナ(18=韓国)の76・12点の世界最高得点に肉薄する歴代2位の高得点をマーク。18日のフリーでキム・ヨナが持つ合計207・71点の世界最高得点の更新を狙う。なお国別対抗で日本は2位発進となった。

 観衆のスタンディングオベーションと真央の笑顔がすべてを示していた。自己ベストを一気に6・34点更新する75・84点は、キム・ヨナの76・12点に迫る世界歴代2位の高得点。得点を見届けると、「凄い…。凄い!」と感激に浸った。冒頭のトリプルアクセル―2回転トーループを完ぺきに着氷。国際連盟主催大会のSPでは初となるトリプルアクセルからのコンビネーション成功。「凄くうれしい」とまた笑った。

 SPでの大技は、「挑戦」をテーマに掲げた今季のラストチャレンジだった。これまでは苦手の3回転―3回転を跳んでいたが、タラソワ・コーチの「この試合はチャレンジできる」という言葉で変更を決断。踏み切りが正確でなかった3回転ルッツもフリップに変更した。「前は苦手なジャンプが入っていて、頭の中がそれでいっぱいだった」。構成を変えることで基礎点は1・5点低くなったものの、得意なジャンプで加点を引き出す作戦がズバリ的中した。

 3月の世界選手権はシニア21戦目で初めて表彰台を逃す4位。メダル神話は崩壊したが、切り替えは早かった。中京大の授業に出席する一方、トリプルアクセルの練習量を増やした。出陣前日に韓国料理を食べるルーティンも守った。本気モードでの参戦だった。

 四大陸選手権、世界選手権とSPでキム・ヨナに大差をつけられた。10年バンクーバー五輪で出遅れは許されない。夢舞台を見据えた新プログラムでハイスコアを獲得し「レベルアップできた」と手応え十分。来季もSPで大技を組み込む自信をつかんだ。

 18日のフリーでは、2度のトリプルアクセルに挑戦する。今季最終戦での照準は、もちろんライバルの保持する合計207・71点の世界最高得点。勝負の五輪シーズンを明るく照らすため、最高のラストダンスを披露する。
スポーツニッポン
  真央、世界歴代2位の高得点!/フィギュア  世界国別対抗戦第1日(16日、国立代々木競技場)真央がやった、跳んだ! 初代王者を狙う日本は女子ショートプログラム(SP)で浅田真央(18)=中京大=が75.84点で1位、安藤美姫(21)=トヨタ自動車=が3位、男子SPでも織田信成(22)=関大=が3位につけて好発進した。真央は国際スケート連盟(ISU)が主催するシニア大会SPでは女子選手史上初めて、トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)に成功した。初日を終えて日本は43ポイントで2位、米国が首位。
 笑ってシーズンを終わりたい。今季、苦しみ続けたSP。最後の大会で違う演技構成で勝負した。曲の冒頭に“伝家の宝刀”トリプルアクセル。真央はきれいに着氷し、2回転トーループの連続ジャンプへ。来年に迫ったバンクーバー五輪に確かな余韻を残した。

 「すごくうれしい気持ちだけ。最後の試合で、もうひとつレベルアップできたのがよかった」。満面の笑顔。真央は飛び跳ねながらスタンドに手を振った。

 団体戦。宿敵の金妍児(18)=韓国、キム・ヨナ=はいない。金妍児は、3月の世界選手権SPで76.12点を出し、女子SP世界最高を更新したばかり。その舞台で真央は10.06点差(3位)もつけられた。今季出場した6大会で、SP首位は1度だけだった真央が、自己ベストを6.34点も更新。SP世界歴代2位となる高得点で、金妍児を猛追だ。

 世界選手権で2連覇を逃し、05年のシニア転向後初めて表彰台を逃す屈辱を味わった真央だが、「(世界選手権は)苦手なジャンプが入っていて、自信がないときもあった。でも、(この日は)ワクワクした気持ちでできた」。

 国際大会の女子SPでトリプルアクセルを決めたのは、06年3月の世界ジュニア選手権(スロベニア)で真央が成功。94年リレハンメル五輪米国代表のトーニャ・ハーディングも91年スケートアメリカのSPで決めたが、ISU主催大会ではなく非公認とされている。ISU主催のシニア大会では初の快挙。

 フリーでは2度跳ぶ大技を、SPにも入れる“演技改革”。五輪プログラムのSPにトリプルアクセルを入れる可能性にも「はい。感じました」と言い切った。金妍児を夢舞台で破るための手応えも実感した。

 18日のフリーでも、2度のトリプルアクセルを入れる予定。「2回成功できるように練習して、自信をつけたい」。五輪を見据えた今季最後の大会。攻め切って完全燃焼する。(佐藤ハルカ)
サンケイスポーツ
  浅田真央が「母の日CM」で感謝を表現  フィギュア選手の浅田真央(18)が16日、ロッテ「ガーナミルクチョコレート」の「母の日CM」で長澤まさみ(21)、榮倉奈々(21)らと共演。「ありがとう、ママ。いつも一番近くで応援してくれて」と感謝を表現。悩んだ決めポーズには得意の「回転」を披露。20日から5月10日まで放送。
サンケイスポーツ
2009年4月16日  
  浅田真央、来季見据えた大技決め笑顔
フィギュア
 演技を終えたリンクの真ん中で浅田は久しぶりに心の底からの笑顔を見せた。「今日はワクワクした気持ちだった」。2連覇を逃し、4位に終わった世界選手権から2週間余り。追う立場に回って迎える五輪シーズンへ、光が差す演技だった。

 鋭い3回転半に続き、片腕を挙げての2回転。その瞬間、会場がどっと沸いた。来季のSPを見据えて試した大技を完ぺきに決め、自己最高点を6・34点も更新。ライバル金妍児(韓国)が先の世界選手権でマークした76・12点の世界最高得点に0・28点と迫った。

 今季、2連続3回転や3回転ルッツのジャンプで苦しんだSP。「苦手なジャンプも入っていて、頭の中がいっぱいになって自信がないときもあった」と正直に明かす。世界選手権の完敗で水をあけられたライバルと再び対等に戦うための演技構成を模索する場と位置付けた大会で、確かな収穫を手にした。

 シーズンのヤマ場を越えてリラックスムードが漂う団体戦。真剣勝負の舞台より重圧が少なかったことは確かだ。とはいえ、自信を取り戻したのは大きい。来季への手応えを問われた浅田は、迷いなく、そして力強く「感じました」と答えた。


浅田真央

「今季最後のSPでレベルアップできたのですごくよかった。(トリプルアクセルは)練習でうまくいっていたので、そのまま本番で出せればいいと思っていた。(来季へ手応えを)感じた」
サンケイスポーツ
  フィギュア:真央、自己ベスト更新に笑顔
国別対抗
 ◇世界国別対抗戦・第1日(16日)
 「75.84」の得点を見た瞬間、浅田真央の笑顔がはじけた。「すごい!」。自己ベスト(69.50点)を大きく更新し、金妍児(キム・ヨナ、韓国)が先月の世界選手権で出した世界最高得点(76.12点)に迫る数字だ。

 今季不調の3−3回転連続ジャンプと3回転ルッツを回避し、代わりにトリプルアクセル(3回転半)−2回転トーループを入れた。冒頭にこの大技を鮮やかに決めると、その後もノーミス。2月の4大陸選手権以降、滑りに伸びやかさを欠いていたが、それも復調した。「今までは苦手のジャンプがあって、頭の中はそれでいっぱいだった。でも今日はワクワクした気持ちだった」と明かした。

 「他のジャンプより練習してきた。一番の見どころ」と自負する3回転半。06年世界ジュニア選手権でもSPで3回転半を決めたが、他にSPで3回転半を成功した女子は91年スケートアメリカのトーニャ・ハーディング(米国、3回転半−2回転トーループ)だけだ。この日のジャンプ構成は基礎点で従来より1.5点低いが、予想以上の得点の上積みに成功した。

 バンクーバー五輪を見据えた新ジャンプ構成に、浅田真は「手応え? 感じます。ルッツも練習しているが、アクセルの方が得意なので」と収穫を強調。フリーでは3回転半を二つ入れる予定。「合計200点超え」も見えてきた。【来住哲司】
毎日新聞
  フィギュア:真央SP首位、日本は暫定2位
国別対抗
 6カ国による団体戦で争うフィギュアスケートの世界国別対抗戦が16日、東京・代々木第1体育館で開幕し、第1日は男女のショートプログラム(SP)とアイスダンスのオリジナルダンス(OD)が行われた。女子は浅田真央(中京大)が自己ベスト更新の75.84点で首位に立った。安藤美姫(トヨタ自動車)が3位につけ、世界選手権2位のジョアニー・ロシェット(カナダ)は安藤と同点ながら、総要素点で上回り2位。

 男子は織田信成(関大)が3位につけ、小塚崇彦(トヨタ自動車)は10位と出遅れた。世界選手権3位のブライアン・ジュベール(フランス)が首位、世界王者のエバン・ライサチェク(米国)が2位。アイスダンスは日本勢のキャシー・リード、クリス・リード組(川越ク)が6組中5位。

 第1日を終えた時点の日本の暫定順位は2位(暫定得点43点)で、首位は米国(48点)。第2日の17日はペアのSP、男子とアイスダンスのフリーが行われる。

 ○…今季最終戦でも、安藤は挑む姿勢を崩さなかった。回転数の判定が厳格化された今季、成功が一度しかない3回転ルッツ−3回転ループに、この日も挑戦。回転不足と判定されたものの「3−2(回転連続ジャンプ)に逃げなかったのは、次につながります」と明るい表情で演技を振り返った。最終日のフリーで「4回転サルコウに挑戦します」と明言した安藤。既にバンクーバー五輪を意識し、ワンランク高い所に目標を置いている。

 ○…世界選手権7位の織田は、「SPでもやる予定」と話していた4回転ジャンプを回避した。トリプルアクセル(3回転半)からスタートし、3回転ルッツ−3回転トーループ。従来と同じ構成で無難な演技を見せ、SPを3位で終えた。「体が動かなかったので、とりあえず慎重にやった。来季、(SPでの)4回転に挑戦したい」と織田。

 ◇国別順位決定方法◇
 6カ国の対抗戦で、男女はそれぞれ12人(各国2人)、ペアとアイスダンスはそれぞれ6組(各国1組)が出場。各種目の総合順位をポイント化し、4種目の合計ポイントを競う。ポイントは男女が1位12点、2位11点、3位10点……12位1点、ペアとアイスダンスは1位12点、2位11点……6位7点となる。
毎日新聞
  真央3回転半成功しSP1位/フィギュア <フィギュアスケート:世界国別対抗戦>◇16日◇東京・国立代々木競技場

 初代王者を狙う日本は女子ショートプログラム(SP)で浅田真央(中京大)が1位、安藤美姫(トヨタ自動車)が3位、男子SPでも織田信成(関大)が3位につけるなど好発進した。

 浅田は国際スケート連盟(ISU)が主催する大会の女子SPでは2006年の世界ジュニア選手権に続く史上2度目の3回転半ジャンプを成功させ、75・84点で2位以下に大差をつけた。安藤は62・08点だった。

 男子SPはフランスのブライアン・ジュベールが85・39点でトップに立ち、織田は79・35点。小塚崇彦(トヨタ自動車)は65・25点の10位と出遅れた。

 各国とも男女に各2選手、ペアとアイスダンスに各1組が出場し、最終順位に応じて与えられる得点の合計で争う。
日刊スポーツ
  【フィギュアフォト集】ワールドチームトロフィー  フィギュアスケートの世界国別対抗戦(ワールドチームトロフィー)は16日、東京・国立代々木競技場で開幕。

 日本代表として女子シングルの浅田真央(19)=中京大=、安藤美姫(21)=トヨタ自動車=、男子シングルの織田信成(22)=関大=、小塚崇彦(20)=トヨタ自動車=、ペアの高橋成美(千葉・渋谷教育幕張高)マービン・トラン(カナダ)組、アイスダンスのキャシー・リード、クリス・リード組(川越ク)が選出されている。また、ロシアからはペアで世界選手権3位の川口悠子、アレクサンドル・スミルノフ組が選ばれた。
サンケイスポーツ
  真央3回転半決めてSP首位
フィギュアスケート
 ◆フィギュアスケート 世界国別対抗戦(16日、東京・国立代々木競技場) 6か国が参加して開幕し、初代王者を狙う日本は女子ショートプログラム(SP)で浅田真央(中京大)が1位、安藤美姫(トヨタ自動車)が3位、男子SPでも織田信成(関大)が3位につけるなど好発進した。

 浅田は国際スケート連盟(ISU)が主催する大会の女子SPでは2006年の世界ジュニア選手権に続く史上2度目の3回転半ジャンプを成功させ、75・84点で2位以下に大差をつけた。安藤は62・08点だった。

 男子SPはフランスのブライアン・ジュベールが85・39点でトップに立ち、織田は79・35点。小塚崇彦(トヨタ自動車)は65・25点の10位と出遅れた。

 各国とも男女に各2選手、ペアとアイスダンスに各1組が出場し、最終順位に応じて与えられる得点の合計で争う。

 浅田真央「今季最後のSPでレベルアップできたのですごくよかった。(トリプルアクセルは)練習でうまくいっていたので、そのまま本番で出せればいいと思っていた。(来季へ手応えを)感じた」

 安藤美姫「2連続3回転は回転不足だったけれど、今季逃げずに挑戦できたことは次の(五輪)シーズンにつながる。フリーは日本開催だし、4回転に挑戦する」

 織田信成「4回転ジャンプは朝の練習で跳べずに挑戦できなかったけれど、演技は落ち着いてできたと思う。フリーは楽しく完ぺきな演技を目指したい」

 小塚崇彦「絶対失敗してはいけないジャンプが回転不足と転倒で悔しい。最初の(連続)ジャンプがきれいに跳べて心にすきができたと思う」
スポーツ報知
  浅田真、SPで首位=フィギュア国別対抗、
日本好発進
 フィギュアスケートの世界国別対抗戦は16日、東京・国立代々木競技場で開幕。今季ポイント上位6カ国の団体戦で争われ、日本は米国に次ぐ暫定2位と好発進した。
 女子ショートプログラム(SP)で浅田真央(中京大)が3回転半ジャンプを決め、自己最高を上回るSP世界歴代2位の75.84点で首位に立った。安藤美姫(トヨタ自動車)は3位。男子SPは織田信成(関大)が3位、小塚崇彦(トヨタ自動車)は10位。アイスダンスのキャシー・リード、クリス・リード(川越ク)組はオリジナルダンス(OD)で5位だった。
 各種目終了時点での順位を得点に換算し、12人が出場するシングルは1位の12点から1点刻みで最下位の12位が1点、6組出場のペアとアイスダンスは最下位の6位が7点。全種目の合計点で団体の順位を争う。
時事通信
  真央3回転半に挑戦
フィギュア世界国別対抗戦
 フィギュアスケートの世界国別対抗戦が16日、東京・国立代々木競技場で開幕。公式練習が15日に行われ、初代王者を目指す日本勢が調整した。先の世界選手権で2連覇を逃して4位に終わった女子の浅田真央(18)=中京大=は、16日のショートプログラム(SP)でトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)に挑戦する考えを明らかにした。
 フィギュアスケートの世界国別対抗戦が16日、東京・国立代々木競技場で開幕。公式練習が15日に行われ、初代王者を目指す日本勢が調整した。先の世界選手権で2連覇を逃して4位に終わった女子の浅田真央(18)=中京大=は、16日のショートプログラム(SP)でトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)に挑戦する考えを明らかにした。

 「チャレンジできる試合。来季にもつながると思う」と公式練習で3回転半を成功させた浅田。バンクーバー冬季五輪を見据えてシーズン最後の試合で大技をSP、フリーの両方に組み込む。

 世界選手権3位の安藤美姫(21)=トヨタ自動車=は、公式練習で4回転サルコーを鮮やかに決めるなど、好調を維持している。
ZAKZAK
  真央・安藤ら、Vへ団結 国別対抗フィギュア  フィギュアスケートの世界国別対抗戦は16日に東京・代々木競技場で開幕する。国際スケート連盟が新たに主催する大会で、今季の主要国際大会の成績をまとめたランキングの上位6カ国が出場。代表の男女各2人、アイスダンス1組、ペア1組がそれぞれ2度の演技をし、最終順位を得点化して総合得点で競い合う。

 日本代表は、女子に世界選手権3位の安藤美姫(トヨタ自動車)とグランプリ(GP)ファイナル優勝の浅田真央(中京大)、男子はGPファイナル2位の小塚崇彦(トヨタ自動車)とNHK杯優勝の織田信成(関大)、ペアは高橋成美(千葉・渋谷幕張高)、マービン・トラン(カナダ)組、アイスダンスはキャシー・リード、クリス・リード組(川越ク)が出場する。

 15日の公式練習で、安藤は4回転、浅田はトリプルアクセル(3回転半)と難しいジャンプに成功。16日の女子ショートプログラムにトリプルアクセルを組み込む予定という浅田は「ミスなく今季最後の試合をやりたい」。安藤は「チーム戦なので、みんなで力を合わせたい」と話した。
朝日新聞
  真央が国別対抗戦SPから3回転半を明言  フィギュアスケート女子の浅田真央(18=中京大)が、ライバル金妍児(韓国)打倒へ、ショートプログラム(SP)から大技に挑戦する。16日開幕の世界国別対抗戦の公式練習が15日、会場の東京・代々木第1体育館で行われ、浅田はSPで3回転半を入れると明言した。来年のバンクーバー五輪を見据えた、シニアの国際大会では初の挑戦。今季フリーで、世界で初めて2度成功したばかりの3回転半を、1大会で3度も跳ぶ高難度プログラムに挑む。

 SPの楽曲「月の光」に乗って、浅田が真っ先に跳んだのは3回転半だった。「SPでトリプルアクセルに挑戦したい」と話して向かった午後練習。現在、世界で中野友加里と2人しかできない大技をピタリと決めた。しかも3回転半の直後に、2回転トーループを跳ぶ連続ジャンプに成功。初開催となる世界国別対抗戦に、新たな演技構成で臨む決意の表れだった。

 最大の目標の五輪金メダルへ、SPの得点アップは不可欠だ。今大会は金は不在。タラソワ・コーチの勧めもあり、浅田は「挑戦できる大会。来季につながる」とし、2度跳ぶフリーと合わせ、前代未聞の1大会3回転半3度の挑戦を決めた。「SPもフリーも一番の見どころはトリプルアクセル。今季最後の大会を、いい演技で締めくくりたい」と胸を張った。

 従来はSP冒頭で2連続3回転を跳んでいた。だがこのジャンプが今季絶不調で、フリーと合わせて10度挑戦して成功は1度だけ。さらに、2連続3回転に続いて3回転ルッツを跳んでいたが、こちらも6度跳んで成功3度と確率は5割にとどまっていた。

 新演技の方が基礎点は下がるが、従来の両ジャンプを立て続けに決めたことはなく、SPで出遅れる大きな要因だった。今季のSP首位発進は出場6大会中、ライバル金不在だったNHK杯の1度。4大陸選手権、世界選手権と最近2大会はSP世界歴代最高得点を連続で出した金に、逆転絶望的な10点以上の大差をつけられた。

 SPでの3回転半は、06年世界ジュニア選手権での自身と、当時は国際連盟主催ではなかった91年スケートアメリカでのハーディング(米国)が、各1度成功しているだけ。失敗すれば大幅減点のリスクを伴うが「他のジャンプよりたくさん練習してきた」と自信の表情を見せていた。【高田文太】
日刊スポーツ
  真央「チャレンジできる」
フィギュア国別対抗戦に意欲
 国際スケート連合(ISU)が新設したフィギュアスケート国別対抗戦の公式練習が15日、代々木第1体育館で行われた。

 3月の世界選手権で4位だった浅田真央(中京大)は、16日のショートプログラムでもフリー同様、トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を組み込む構成に変更。

 浅田は「この試合はチャレンジできる。来季につながると思う」といい、五輪を見据えた挑戦が既に始まっているようだった。
 読売新聞
  真央「いい演技で締めくくる」
フィギュア国別対抗戦会見で
  初めての団体戦「世界フィギュアスケート国別対抗戦2009」が東京・国立代々木競技場第一体育館で2009年4月16日から開幕。世界ランク上位6か国の代表男女2人ずつとペア、アイスダンス1組ずつが参加し、その合計得点を競う。18日まで。

   その共同記者会見が4月15日、都内のホテルで開催された。浅田真央(中京大)、安藤美姫(トヨタ自動車)、織田信成(関大)、小塚崇彦(トヨタ自動車)など日本選手がお揃いのブレザー姿で現れ、大会に向けての意気込みを語った。

   2週間前に大学生になったばかりの浅田は「世界選手権が終わってから、中京大学で対抗戦に向けて毎日練習してきました」とニッコリ。今シーズンから新しく就任したタラソワコーチについては「振り付けのときに『音が外れていたりする』と指導を受けた」と、言葉少なだったが、
「ショートもフリーもトリプルアクセルが自分の一番の見どころ。今シーズン最後の試合なので、いい演技で締めくくれるようにがんばります」と、最後は晴れやかに語った。
J-CAST
  公式練習で真央3回転半  16日に開幕する、フィギュアスケートの世界国別対抗戦の公式練習が15日、会場の東京・代々木第1体育館で行われた。

 女子シングルに出場する安藤美姫(21=トヨタ自動車)は4回転サルコー、浅田真央(18=中京大)はトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を決めるなど、ともに軽快な滑りを披露。3月の世界選手権で銅メダルを獲得した安藤は「まだちょっと(世界選手権の)疲れが残っている。でもチーム戦なので楽しみの方が大きい。初めて開催される大会なので、みんなで力を合わせたい」と力を込めた。金色のメッシュが入った新たな髪形については「最初は全部金髪というか、明るい色にしようとしたけど、やりすぎかと思って。気分転換です」と話した。

 また4月から大学生となった浅田は「授業も出ました。(第2外国語の)ロシア語のあいさつとか教わりました」と笑顔で話した。
日刊スポーツ
  真央“五輪仕様”3回転半入りSPテスト  「世界フィギュアスケート国別対抗戦」(16日開幕、代々木第一体育館)

 女子のエース、浅田真央(18)=中京大=が、16日のショートプログラム(SP)で、来年のバンクーバー五輪仕様の構成を試運転する。15日、公式練習が行われ、SPの通し練習で苦手の3回転フリップ-3回転ループの連続ジャンプを、トリプルアクセル(3回転半)-3回転トーループに変更して跳んだ。代名詞のトリプルアクセルをSPで1回、フリーで2回跳ぶ女子史上初のプログラムで金メダルを目指す。

 バンクーバーでの巻き返しは、始まっていた。「SPで(トリプル)アクセルに挑戦できたらいい。頑張りたい」。午前の練習を終えて、浅田が宣言した。午後のSPの通し練習で、その言葉を実践。トリプルアクセル-2回転トーループの連続ジャンプを決めた。

 早くも本番を見据えた“改革”に着手していた。連覇を逃し、4位と惨敗した3月の世界選手権(ロサンゼルス)後、タラソワコーチの指示で連続ジャンプの変更に着手。日本チームの一員として臨む今大会について「チャレンジできる試合。来シーズンにつながる試合」と目を輝かせた。

 今季の浅田にとって、SPは鬼門だ。3回転フリップ-3回転ループの連続ジャンプと、3回転ルッツに苦しんだ。この日は3回転ルッツも3回転フリップに変更。五輪を踏まえ、難易度の高いプログラムに挑んでいた旧パターンから、基礎点は合計1・5点下がるが、回転不足や失敗による減点のリスクが減る。

 06年の世界ジュニア選手権(スロベニア)で、女子のSPでのトリプルアクセルに初めて成功したのが浅田。その時は、続く2回転ループが1回転となり、連続ジャンプには失敗した。フリーでは、1プログラム中に2回のトリプルアクセルに成功している。SPとフリーを合わせ、1大会で3回の大技に成功すれば史上初の快挙だ。

 メダルを逃した世界選手権では、女子では史上初となる200点超えで優勝したライバルのキム・ヨナ(韓国)に大きく水をあけられた。「アクセルの練習を、ほかのジャンプよりたくさんしてきた」。武器のトリプルアクセルが、金メダルへの道を切り開く。
デイリースポーツ
  真央世界初!!SPから3回転半→2回転
フィギュア世界国別対抗戦
 真央がバンクーバー五輪金メダル獲得に向け、「世界初」に挑戦する。フィギュアスケートの世界国別対抗戦(16日開幕)の公式練習が15日、東京・国立代々木競技場で行われ、3月の世界選手権(米・ロサンゼルス)で4位に終わった浅田真央(18)=中京大=は、16日のショートプログラム(SP)でトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)挑戦を宣言。3回転半と2回転トーループの連続ジャンプに挑む予定で、成功すれば国際スケート連盟(ISU)主催の大会で女子初の快挙となる。

 世界選手権で2連覇を逃し、05年のシニア転向後初めて表彰台を逃す屈辱を味わった真央が、五輪に向けて早くも動き出す。午前の練習では3回転半を単発で2度成功。リンクを降りた後、「SPでアクセルに挑戦できたらいいと思う」と新たな課題を明かした。SPでの3回転半挑戦は、2位だった06年世界ジュニア選手権(スロベニア)以来3年ぶりとなる。

 踏み切りを矯正した3回転ルッツを外し、フリーでも入れている3回転半―2回転トーループを投入。今季は10度試みて1度しか成功しなかった3回転フリップ―3回転ループの連続ジャンプは3回転フリップの単発に変更した。基礎点合計では1・5点下がるが、完ぺきに決めれば出来栄え(GOE)による加点で高得点を稼ぐことが可能。しかも3回転半―2回転を成功すれば、ISU公認大会で史上初の快挙だ。

 今季は6大会に出場し、SP首位発進は昨年11月のNHK杯だけと出遅れが目立った。一方でライバル金妍兒(キム・ヨナ、18)=韓国=は世界選手権で76・12点をたたき出し、SP世界最高を更新。女子初の200点超えも果たした金に勝つため、タラソワ・コーチは「体調が良ければチャレンジしなさい」とSPでの3回転半を指示。真央は「来季につながると思う。チャレンジしたい」と意気込んだ。

 午後はSPの曲「月の光」をかけた練習で3回転半―2回転など全3種類のジャンプを決め、順調な仕上がりを見せた。今月から中京大に入学し、新生活もスタート。「SPもフリーも一番の見どころはトリプルアクセル。今季最後の試合なので、いい演技で締めくくりたい」“世界初”を達成し、来季に弾みをつける。
報知新聞
  真央 SPでトリプルアクセルに挑戦  16日に開幕するフィギュアスケート世界国別対抗戦の公式練習が15日、東京・国立代々木競技場で行われた。3月の世界選手権で4位に終わった女子の浅田真央(18=中京大)は「この試合はチャレンジできる。来季にもつながると思う」と、16日のショートプログラム(SP)でトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)に挑戦する考えを示した。

 今季、SPの冒頭で跳んでいたフリップ―ループの連続3回転は、成功率わずか1割。苦手のコンビネーションをトリプルアクセル―2回転トーループに変更し、2番目の3回転もルッツからフリップに変えた。SPのトリプルアクセルは06年世界ジュニア選手権で浅田が成功したが、コンビネーションで決めれば国際連盟主催大会では初の偉業。今季最終戦へ向け「いい演技で締めくくりたい」と意気込んだ。

 ▽フィギュアスケート世界国別対抗戦 今年初めて開催される国際連盟主催の国際大会。世界の上位6カ国が男女シングル各2人、アイスダンス1組、ペア1組の8人で争う。各種目優勝者に12点、2位に11点、3位に10点…と与えられ、合計点で競う。日本、米国、カナダ、ロシア、フランス、中国が参加。
スポーツニッポン
  真央、ハーディングになる!?/フィギュア  フィギュアスケートの世界国別対抗戦は16日、東京・国立代々木競技場で開幕する。15日は公式練習が行われ、世界選手権で4位に沈んだ浅田真央(19)=中京大=ら日本代表勢が調整した。真央は来年のバンクーバー冬季五輪を見据え、16日のショートプログラム(SP)でトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)に挑戦する予定。成功すれば、シニアの大会では、あのトーニャ・ハーディング(米国)以来となる。
 真央の新たな挑戦が始まった。15日の公式練習。SP冒頭に跳んだのは、3回転半のコンビネーションジャンプだ。

 「SPにアクセル(3回転半)を入れます。そのためにアクセル中心に練習してきました」。SPで3回転半に挑むのは06年3月の世界ジュニア選手権(スロベニア)で成功させて以来。16歳の当時は2回転ループとの連続ジャンプとして跳んだが、ループの回転不足でコンビネーションとは認められなかった。

 “伝家の宝刀”3回転半の投入は、ロシアに帰国中のタチアナ・タラソワ・コーチからの指示。今季ほとんど成功していない冒頭の3回転の連続ジャンプを、同程度の基礎点(9.50)の連続ジャンプに変更。苦手のルッツを、確実に成功できるフリップに変えた。

 「この試合はチャレンジできる試合。来季にもつながると思う」

 2月の4大陸選手権(カナダ・バンクーバー)、3月の世界選手権(米ロサンゼルス)ともにSPで大きく出遅れ、金妍児(韓国)に惨敗を喫した。金妍児との過去7度の直接対決のうち、SPで上回ったのはわずか1度だけ。大技の3回転半投入は、バンクーバーで宿敵を倒す“切り札”にする狙いがある。

 SPで成功すれば、シニアの大会では91−92年のスケートアメリカで同じ「3回転半−2回転トーループ」を女子選手で初めて成功させたハーディング以来となる。高い表現力を誇るナンシー・ケリガンに高いジャンプで対抗したハーディング。ライバル同士の“戦い”は過熱のあまり「襲撃事件」という一大スキャンダルを生んだが…。

 フィギュア界のヒールとは対極にいるベビーフェースの真央だが、3回転半という武器を最大限に生かし攻める姿勢は同じだ。「いい演技で締めくくりたい」。夢舞台を見据えた今季のラストゲーム。真央が“ハーディング作戦”で進化を見せる。
(佐藤ハルカ)
サンケイスポーツ
  フィギュア:真央、SPの構成を変更
世界国別対抗戦
 16日に開幕するフィギュアスケート・世界国別対抗戦の公式練習が15日、東京・代々木第1体育館で行われた。

 世界選手権女子4位の浅田真央(中京大)はショートプログラム(SP)で3−3回転連続ジャンプと3回転ルッツを回避し、トリプルアクセル(3回転半)−2回転トーループを入れる構成に変更。全体のジャンプの基礎点は従来より1.5点低いが、「来季(五輪シーズン)につながると思う」と述べた。

 世界選手権女子3位の安藤美姫(トヨタ自動車)は4回転サルコウを決めるなど好調。「SPで3−3(回転連続ジャンプ)を入れる。フリーでは4回転サルコウか後半のダブルアクセル(2回転半)−3回転ループのどちらかをしたい」と話した。織田信成(関大)は4−3回転連続ジャンプをSPから入れる意向。小塚崇彦(トヨタ自動車)はフリーで4回転トーループ挑戦を検討している。【来住哲司】
毎日新聞
  浅田はSPでもトリプルアクセルを
フィギュアの国別対抗戦
 16日に開幕するフィギュアスケートの世界国別対抗戦(東京・国立代々木競技場)で初代王者を目指す日本の代表が15日、東京都内で記者会見し、ショートプログラム(SP)でトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)に挑む浅田真央(中京大)は「SPもフリーもトリプルアクセルが見せ場。今季最後の試合なので、いい演技で締めくくりたい」と抱負を述べた。

 世界選手権3位の安藤美姫(トヨタ自動車)も「フリーで4回転と2回転半―3回転を入れる構成を考えてきた」と話し、各選手とも来季のバンクーバー冬季五輪を見据えて果敢に攻める予定。織田信成(関大)はSPから4回転に挑み、小塚崇彦(トヨタ自動車)も世界選手権で回避した4回転挑戦をにおわせた。

 大会は6カ国が参加。各国とも男女に各2選手とペア、アイスダンスに1組ずつが出場し、順位に応じて与えられる得点の合計を争う。16日は男女のSPなどを実施する。〔共同〕
日本経済新聞
2009年4月15日  
  浅田真央はSPで3回転半挑戦
フィギュア国別対抗戦
 16日に開幕するフィギュアスケートの世界国別対抗戦の公式練習が15日、会場となる東京・国立代々木競技場で行われ、初代王者を目指す日本勢が調整した。先の世界選手権で2連覇を逃して4位に終わった女子の浅田真央(中京大)は午前の練習後、16日のショートプログラム(SP)でトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)に挑戦する考えを明らかにした。

 「チャレンジできる試合。来季にもつながると思う」と公式練習で3回転半を成功させた浅田。バンクーバー冬季五輪を見据えてシーズン最後の試合で大技をSP、フリーの両方に組み込む。

 世界選手権3位の安藤美姫(トヨタ自動車)は4回転サルコーを鮮やかに決めるなど、好調を維持している様子。

 男子の小塚崇彦(トヨタ自動車)と織田信成(関大)も16日のSPへ備えた。(共同)
中日新聞
2009年4月13日  
  美姫、真央でフィギュア国別対抗戦V狙う  フィギュアスケートの世界国別対抗戦は16日から3日間、東京・国立代々木競技場で開催される。国際スケート連盟が主催する初めての団体戦。本格的なシーズンは既に終わっているが、3月の世界選手権で女子3位の安藤美姫(トヨタ自動車)や4位の浅田真央(中京大)らをそろえた日本が初代王者を目指す。

 主要国際大会の成績を得点化して出場6カ国が決まり、1位の米国、2位のカナダ、3位の日本が優勝候補。各国とも男女にそれぞれ2選手とペア、アイスダンスに1組ずつが出場し、種目ごとに1位12点、2位11点、3位10点…と与えられる得点の合計を争う。

 日本は女子の安藤、浅田と、世界選手権の男子で6位だった小塚崇彦(トヨタ自動車)、7位の織田信成(関大)で得点を稼ぎたい。キャシー・リード、クリス・リード組(川越ク)のアイスダンス、高橋成美(千葉・渋谷教育幕張高)とカナダ人のマービン・トランが組むペアは苦戦が予想されるが、両種目は最下位でも7点を獲得できるため有利だ。

 米国は男子に世界王者のエバン・ライサチェク、アイスダンスでも世界選手権2位のペアを擁する。カナダは男女とアイスダンスの3種目に世界選手権のメダリストがおり、ロシアはペアに同選手権3位の川口悠子、アレクサンドル・スミルノフ組が出場する。(共同)
日刊スポーツ
  真央、ミキティ、高橋ら来季特別強化選手
フィギュア
 日本スケート連盟フィギュア強化部は12日、バンクーバー冬季五輪シーズンの来季特別強化選手に女子でグランプリ・ファイナル優勝の浅田真央(中京大)世界選手権3位の安藤美姫(トヨタ自動車)ら男女各6人を決めた。男子は高橋大輔(関大大学院)が2007年世界選手権2位などの実績で選ばれた。

 日本連盟は9月に五輪会場で特別強化選手中心に強化合宿を実施する計画で調整している。

 特別強化選手は次の通り。

 ▽男子 高橋大輔、織田信成(関大)小塚崇彦(トヨタ自動車)無良崇人(中京大)南里康晴(ふくや)中庭健介(パピオク)
  ▽女子 浅田真央、安藤美姫、村主章枝(AK)中野友加里(プリンスホテル)鈴木明子(邦和スポーツランド)武田奈也(早大)
スポーツ報知
2009年4月12日  
  五輪代表選考、全日本に限定せず
フィギュアスケート
 日本スケート連盟は12日、東京都内でフィギュア強化部会を開き、バンクーバー五輪代表選考基準を検討した。吉岡伸彦強化部長は「全日本選手権の上位選手だけを(同五輪代表に)選ぶという以外に別のことも考えている」と述べ、選考対象大会を全日本選手権に限定せず、国際大会などの結果も考慮する意向を示した。
 また、特別強化選手に浅田真央(中京大)ら男女各6人を指定する方針を決めた。5月の理事会で最終決定する。
時事通信
2009年4月11日  
  来月真央、愛子ら合同で強化合宿
バンクーバー強化選手
 JOC(日本オリンピック委員会)の10年バンクーバー五輪対策プロジェクトは10日、5、6月に東京・北区のナショナル・トレーニングセンター(NTC)で予定している全競技の強化指定選手とコーチを集めた強化合宿を、2泊3日で行う方針を決めた。同様の合宿は夏季も含め初で、5月8〜10日と6月5〜7日の2回を予定。

 北京五輪メダリストによる講義も企画中で、モーグルの上村愛子(29)=北野建設=やフィギュアスケートの浅田真央(18)=中京大=が、北京男子四百メートルリレー銅の朝原宣治氏(36)らにメダル指南を受ける可能性もありそうだ。
スポーツ報知
2009年4月10日  
  合宿して結束を強めよう!!JOCが初試み  日本オリンピック委員会(JOC)が来年のバンクーバー冬季五輪に向けて日本チームの結束を強めるため、強化指定選手と強化担当者を東京都のナショナルトレーニングセンター(NTC)に集めて2泊3日の合宿を実施する。JOC初の試みで、10日の同五輪対策プロジェクトで決めた。

 同プロジェクトの笠谷幸生委員長は「チームジャパンの結束を高めることが目的」と話した。合宿は5月8日と6月5日から2度行い、意見交換や座学の場を設ける。5月は約140人の参加予定で、夏季五輪競技の専門家や心理学の講師などを招く。スピードスケートは長島圭一郎や加藤条治(ともに日本電産サンキョー)ら全選手を参加させるという。
産経スポーツ
2009年4月9日  
  ルール改正
グランプリシリーズ、出場資格緩和
 国際スケート連合(ISU)は8日までに、来季のフィギュアスケート・グランプリ(GP)シリーズ(全6戦)について、出場資格の緩和条件を盛り込んだ開催要項を発表した。右ひざのケガで今季全試合を欠場した高橋大輔(関大大学院)の救済策として日本スケート連盟が要望していたもので、高橋は限度いっぱいとなる2戦出場が可能になった。

 従来は、直前の世界選手権で12位までに入った選手などが2戦に出場可能だったが、新たに「過去の世界選手権で6位以内に入った選手は、故障などから復帰した場合、2戦に出場できる」という条件が加えられた。高橋は2007年の世界選手権で2位に入っており、この条件に当てはまる。シリーズの出場選手は、5月下旬に決まる予定。
読売新聞
2009年4月8日  
  熱戦の4日間「力を合わせ優勝」と浅田真央
4月16‐19日放送、テレビ朝日系
「世界フィギュアスケート国別対抗戦2009」
 テレビ朝日系では、東京・国立代々木競技場第一体育館で行われる「世界フィギュアスケート国別対抗戦2009」の熱戦の模様を、4月16日から4日間にわたって放送する(いずれも後7・0)。大会はこれが初開催。メーンキャスターを松岡修造が務める。

 大会には、日本、アメリカ、カナダ、ロシア、フランス、中国の世界ランキング上位6カ国が出場。男女シングル各2人、ペアとアイスダンス各1組がチームを組み、総合ポイントで優勝を争う。日本代表は男子シングルが織田信成と小塚崇彦、女子シングルは浅田真央と安藤美姫、アイスダンスはキャシー・リード、クリス・リード組、ペアは高橋成美、マービン・トラン組が出場する。

 日本チームのキャプテンを務める織田は「みんなをリラックスさせるのが僕の役目。シーズン終盤で体は仕上がっているので、みんながいい精神状態で試合に臨める環境をつくりたいです。普段からコミュニケーションが取れているので、チームワークはバッチリです」と世界一への手応えを語る。

 “世界女王”として迎えた3月の世界選手権では4位に敗れた浅田だが、4月1日に大学の入学式を終え、心機一転。「すっきりとした気持ちで大会に臨めます。今回はチーム戦なので、みんなで力を合わせて優勝に向けて頑張ります」と抱負を語っている。
インターネットTVガイド
  真央 賞金約273万円獲得  国際スケート連盟は7日までに2008―09年シーズンの世界ランキングを発表し、女子は世界選手権で4位だった浅田真央(中京大)が2075点で2位となり、賞金2万7000ドル(約273万円)を獲得した。同選手権で初優勝したキム・ヨナ(韓国)が2320点の1位で4万5000ドル(約455万円)を手にした。
スポーツニッポン
2009年4月7日  
  キムヨナを勝利に導いた?妨害発言の影響 フィギュアスケート世界選手権(米・ロサンゼルス)で韓国史上初の世界女王の座を手にしたキム・ヨナ(韓国)は、練習初日から絶好調の滑りを見せ、最終日まで調子の上がりきらなかった前世界女王の浅田真央(日本)に大差をつけ勝利した。

最大の武器である三回転三回転コンビネーションジャンプとトリプル・ルッツジャンプは練習から失敗することがほとんどなく、そのまま勢いに乗りキレのある演技で頂点に駆け上った。しかし、今期のキム・ヨナは必ずしも絶好調というわけではなかった。過去の試合では得意のジャンプをミスし順位を落す場面も見られた。しかし、過去二年間、いつもあと僅かのところで女王の座をさらわれたキム・ヨナは、今大会に賭ける闘志を隠そうとはしなかった。勝負は試合の前から始まっていた。

ことの発端は試合直前に韓国で放送された番組でのインタビューだ。

日本人選手の浅田真央と見うけられる女子選手の映像とともに、キム・ヨナが、練習でいつも妨害されている、と発言したのだ。熱狂的な韓国のキム・ヨナファンは日本人選手に対し一斉に抗議の声をあげた。その直後には日本の新聞がキム・ヨナの発言をとりあげ、日本でも広く知られることとなった。

一連の報道により最大のライバルと目されていた浅田真央への注目が一層高まり、周囲は浮き足立った。世間の反応にスケート連盟が重い腰をあげたのは、それからさらに数日後のことだ。韓国側から、日本人に限定していない、という返答があったという報道により曖昧なまま事態は収束に向かったが、その波紋は静かに世界へと広がっていた。

美しいカナダの女王、ジョアニー・ロシェットはキム・ヨナの発言に対しある言葉を残している。練習では狭いリンクに六人もの選手がいるのだから試合前の六分間練習のうちただの一分も自分だけのものにすることは出来ない、と。
    試合直前の6分間練習、そして、選手ごとにあてがわれる公式練習の限られた時間をどう使うかで勝負の行方は左右される。キム・ヨナの発言は、意図的であったのか、それともそうでないのか定かではないが、選手の練習時間の使い方に多少の影響をもたらした。

試合前日、ステイプルス・センターの練習リンクで、キム・ヨナと浅田真央ら、最終グループの選手達は共にリンクを使い練習を行っていた。その場にいた選手の動きを注意深く追っていた観客の目には、キム・ヨナを避けるように動く他選手達の軌道が見えた。浅田真央はキム・ヨナとすれ違う時、大きく自らの軌道を変えたがキム・ヨナはそのまま自分の軌道を守り滑った。イタリアのカロリーナ・コストナーはルッツ・ジャンプを跳ぼうとリンクのコーナー側に向かったが、後ろ向き助走のため近づいて来たキム・ヨナを認識できず、すれ違うことになったが、跳ぶのを諦めたコストナーに対しキム・ヨナは観客の目の前で煩わしげに大きく顔を歪めた。グルジアのエレーネ・ゲデバニシビリは自分の曲の順番で滑ろうとポーズをとったがそのまま滑り出すことができなかった。まさに彼女がポーズをとったリンク中央の場所がキム・ヨナの軌道にあったからだ。ぶつかりそうになった直前、向かってくるキム・ヨナに驚いた彼女はポーズをとるのを止め飛びのいた。キム・ヨナの曲の順番になると選手達はいつの間にか加速を緩めをゆっくりとリンクを周回していた。

とにかくキム・ヨナは自分のペースを守ることに注力し実力を出しきって勝利した。これも勝負だ。演技はパワーと自信に満ち溢れて女王に相応しいものだった。しかし、一抹の不安がよぎるのは何故だろう。
日本の大手週刊誌は一連の騒ぎをとりあげ、日本人と断定して発言していないにもかかわらず過剰反応し騒ぎを大きくした日本のスケート連盟の不手際、と断罪した。果たしてそうだろうか? 日本人と断定していなければ言及する必要すらないと。

「I was thinking that why they always have to go too far. Especially they are violent for me in 4cc, I felt like this way.」

キム・ヨナがインタビューで発した言葉の英訳だ。韓国語で彼女はどのように話したのだろうか。バンクーバー・オリンピックは十ヵ月後に迫っている。金田英姫
ツカサネット新聞
2009年4月5日  
  織田がゲキ「真央ちゃんは攻めろ」  浅田は中京大の入学式出席後、都内で開かれた国別対抗戦(16〜18日、国立代々木競技場)の会見に出席。日本チームの主将に決まった男子の織田信成から「真央ちゃんは攻めていったほうがいい」とゲキを飛ばされ、「世界選手権でできなかったことにチャレンジしたい」と抱負を述べた。大会は今季新設されたもので、日本は安藤美姫と小塚崇彦も出場。織田は「絶対優勝できるように頑張ります」と初代王者を誓った。
スポーツニッポン
2009年4月4日  
  伊藤ハム、朝食シーンに合う生ハムロース
「朝のフレッシュ 生ハムロース」を発売
 伊藤ハムは、「朝のフレッシュ」ブランドから、朝食シーンに合うしっとりまろやかな生ハムロース「朝のフレッシュ 生ハムロース」(20g×3)を4月10日から発売する。

 今回発売する「朝のフレッシュ 生ハムロース」は、使い切りで無駄のない小分けパックとなっており、使うたびにしっとりまろやかな風味が味わえるとのこと。朝食で手軽においしく生ハムが使えるよう、メニューの提案を積極的に行うことで、潜在的に存在する朝食シーンでの生ハム使用を顕在化し、生ハム市場の拡大を図るとしている。

 同社は「朝食の欠食率」の問題を、食を担う企業として「食育」の重要なテーマのひとつと捉え、“手軽においしく栄養が摂れる”朝のフレッシュブランドを展開している。イメージキャラクターには、フィギュアスケーターの浅田真央選手を起用し、“ちゃんと食べよう!!朝ごはん”をメッセージとして、「朝食の大切さ」を明快に分かりやすく消費者に伝えているという。

 今後も「朝のフレッシュ」ブランドは、手間をかけずにバランスの取れた料理に合う商品として、おいしさと手軽さを軸に、“忙しい朝の応援団”として、消費者をサポートしていく考え。

 「朝のフレッシュ 生ハムロース」は、しっとりまろやかな風味が味わえる生ハムロースで、サラダにぴったりだとか。使い切りで無駄のない小分けパックで、1パック4枚入りとなっている。

[小売価格]320円(税込)
[発売日]4月10日(金)
伊藤ハム=http://www.itoham.co.jp/
マイライフ手帳@ニュース
2009年4月2日  
  ちゃんと食べよう朝ごはん!
真央ちゃんがアピールする
「朝のフレッシュ生ハムロース」 伊藤ハムから
朝寝坊さんは、朝食時間を削ってでもギリギリまで寝ていたいものだ。しかし、一事が万事とも言い、朝ごはん抜きの生活をしていると、生活全体が不規則になりがちだ。生活が不規則になれば生活習慣病の原因にもなる。たかが朝食されど朝食。朝ごはんはきちんと食べるよう心がけたい。
そんな健康生活を応援するのが、伊藤ハムの「朝のフレッシュ生ハムロース」だ。
Techinsight japan
  伊藤ハム、
しっとりまろやかな生ハムロース「朝のフレッシュ
生ハムロース」を発売
「ちゃんと食べよう!!朝ごはん」 「朝のフレッシュ」ブランドに新ラインアップ!
「朝のフレッシュ 生ハムロース」を新発売!

 伊藤ハム株式会社(本社:兵庫県西宮市、社長:河西力)は、「朝のフレッシュ」ブランドにおいて、朝食シーンに合うしっとりまろやかな生ハムロース「朝のフレッシュ 生ハムロース」を新発売します。

 このたび発売する「朝のフレッシュ 生ハムロース」は、使い切りで無駄のない小分けパックとなっており、使うたびにしっとりまろやかな風味が味わえます。朝食で手軽においしく生ハムが使えるよう、メニューの提案を積極的に行うことで、潜在的に存在する朝食シーンでの生ハム使用を顕在化し、生ハム市場の拡大を図ります。

 当社は「朝食の欠食率」の問題を、食を担う企業として「食育」の重要なテーマのひとつと捉え、"手軽においしく栄養が摂れる"朝のフレッシュブランドを展開しています。イメージキャラクターには、フィギュアスケーターの浅田真央さんを起用し、"ちゃんと食べよう!!朝ごはん"をメッセージとして、「朝食の大切さ」を明快に分かりやすくお客様に伝えています。

 今後も「朝のフレッシュ」ブランドは、手間をかけずにバランスの取れた料理に合う商品として、おいしさと手軽さを軸に、'忙しい朝の応援団'として、お客様をサポートしていきます。
日本経済新聞
  真央表現力向上へコーチが「恋しなさい」  フィギュアスケートの浅田真央(18=中京大)が、10年バンクーバー五輪金メダル獲得へ「恋愛指令」を受けた。1日、都内で世界国別対抗戦(16日開幕、東京・代々木第1体育館)の会見に出席。タチアナ・タラソワ・コーチ(ロシア)に「恋をしなさい」と、表現力向上へ珍指令を受けていたことを明かした。この日は名古屋市内で中京大の入学式にも出席。ネイルアートやパーマにも興味を示すなど、勝負の1年は大人の魅力も磨き抜く。

 顔を赤らめながら、浅田はタラソワ・コーチから受けた珍指導を説明した。
 浅田 先生には「恋をすることで演技が少し変わってくる」と言われました。「そうなんだ」と思いました。バンクーバー五輪までに恋をする? うーん…。「表現力に必要だ」と先生は言っていますが、どうなんですかね、フフフ。
 もじもじと終始照れ笑いしながら答えた。連覇を狙った3月の世界選手権は、優勝した金妍児(韓国)に約20点もの大差をつけられて4位。特に表現力を示す5項目の芸術要素点は、金がすべて8点台だったのに対し、浅田は1項目にとどまった。5項目合計では8・25点もの大差。この差を埋めるためにも、数々の五輪王者を育てた名将は「恋愛のすすめ」を説いた。

 実は初恋は早かった。
 浅田 3歳の時ですね。幼稚園で写真を見て一目ぼれしたのだと思います。
 この日は中京大の入学式に参加し、女子大生の仲間入りを果たした。新たな出会いを楽しみにしている。「ネイル(アート)とかやってみたい」「制服じゃなくて私服で行くので大人」「茶髪というほどではなくても、髪を染めたり、パーマをあてたりしたい」と、今後は日常生活から大人の魅力を磨き、“表現力”を高める考えだ。

 05年のシニア転向後、今回の世界選手権で4位となるまで全大会で表彰台に立ってきた。順風満帆に見えたが悩み、努力も続けた。

 浅田 フィギュアをやめたいと思ったこともあります。試合で失敗して「自分はスケートに向いていないのかな」とか考えたこともありました。でも忘れやすい性格なので、次の日にはすぐ切り替えてきました。北京五輪を見て金メダルを取るイメージを高めていました。金メダルを取ったら? 泣いているか笑っているか分かりません(笑い)。
 恋をして、大人の魅力がそなわれば、五輪の表彰台の中央が、自然と近づいてきそうだ。【高田文太】
日刊スポーツ
  侍に続く!真央が女子大生初日にV宣言  フィギュアスケートの世界国別対抗戦(16日開幕・代々木第一体育館)に、日本代表として出場する女子の浅田真央(18)=中京大、安藤美姫(21)=トヨタ自動車、男子の織田信成(22)=関西大、小塚崇彦(20)=トヨタ自動車=が1日、都内で会見した。浅田は午前中に名古屋市内で行われた中京大の入学式に出席し、午後に上京。チーム戦で行われる大会の初代王者へ、野球のWBC日本代表に続く戴冠を誓った。

 女子大生になって初めての大会に挑む浅田が、V宣言だ。チーム戦に向けて、日の丸のブレザー姿で登場。「日本の優勝に向けて頑張ります」と笑顔で誓った。

 会見の冒頭、スクリーンにWBC日本代表、ヤクルトの青木宣親の姿が映し出された。侍ジャパン不動の3番打者から「WBCで優勝できました。国別対抗戦でも世界一を目指して頑張って下さい」とエールを送られ、「いつもは1人。心細い部分もある。今回はチーム戦なので力を合わせられるし、心強い」とチーム力で優勝した野球日本代表のように、頂点に立つ思いを口にした。

 日本人初の連覇がかかっていた世界選手権は4位と惨敗。すでに、胸の内には挑戦する思いが芽生えている。「世界選手権でミスしたところがある。この試合で、できなかったところをチャレンジしたい」。今季のプログラムで滑る最後の大会。完ぺきなパフォーマンスで締めくくる気持ちを伝えた。

 午前中には中京大の入学式に出席。大人っぽい黒いスーツに身を包んで、新たな環境への第一歩をしるした。大学生になり「気を抜かずに大学生活を頑張り、今季より成長した姿を見せられるようにしたい」と、新たな誓いも立てた。

 多忙の中で迎えた“女子大生初日”。前夜、世界選手権が行われた米ロサンゼルスから成田経由で名古屋へ戻った。移動や時差ぼけの疲れも感じさせず、笑顔を振りまいた。「入学式に出て、新たな気持ちになった。次の試合から、すっきりした気持ちでできると思う」。気持ちも新たに、浅田がバンクーバー五輪への再スタートを切る。
デイリースポーツ
  大学生・浅田真央「もっともっと頑張りたい」  フィギュアスケートの浅田真央選手(18)が1日、名古屋市中区であった中京大の入学式に出席した。

 肩まである髪の毛を下ろし、光沢のある黒色のワンピース姿。浅田選手は「式に出て、また、スケートも生活もすっきりした気持ちでできそう」と笑顔を見せた。

 前日、連覇を逃し4位に終わった世界選手権(米・ロサンゼルス)から帰国したばかり。大学生になって成長させたいことを問われ、「大学生になってすぐ(バンクーバー)五輪がある。もっともっと頑張りたい」と答えた。

 第2外国語はロシア語を選択し、ロシア人コーチとの会話に役立てるという。
朝日新聞
  真央に室伏スピン!
体育学部講師に就任した金メダリストから学ぶ
 フィギュアスケートの世界選手権(米ロサンゼルス)で4位に終わった浅田真央(18)が1日、名古屋市内で行われた中京大の入学式に出席した。同大出身の04年アテネ五輪男子ハンマー投げ金メダリスト、室伏広治(34)=ミズノ=が、体育学部の非常勤講師に就任。浅田は室伏に弟子入りし、ハンマー投げのフォームから“回転技の極意”を学び、来年2月のバンクーバー五輪でのメダル獲得へ、さらなるレベルアップを目指す。

 真央のメダル取りに超強力な味方が出現した。真央が入学した体育学部体育学科で、アテネ金、北京銅と五輪2大会連続メダリストの室伏が4月から非常勤講師として教べんを取ることが判明した。入学前から室伏との対面を望んでいた真央は、「五輪の舞台はどういうものなのか聞いてみたい」と改めて“弟子入り”を熱望した。

 氷上と陸上。異色のコラボレーションの共通項は「回転」だ。同大大学院体育研究科博士号を取った室伏は、フィギュアとハンマー投げを「回転系のスポーツ」と分類した。ハンマーの飛距離は投げる前の回転スピードが関係すると分析し、回転中に絶えず加速し続ける新投法を開発。さらに回転を磨くため、中日・落合博満監督の下、打撃練習をしたこともある。フィギュアのジャンプやスピンも回転軸が重要で、室伏独自の“回転論”は、真央にとってユニークな教科書になりそうだ。

 室伏からは陸上競技の授業を教わる予定となっている。「タチアナ(タラソワ)先生と話したい」と第2外国語にはロシア語を選択した。入学式では新入生が真央を見つけて殺到し、あわやパニックになる場面もあったが、「(大学生は)制服じゃなく私服で学校に行って、大人なのかな。ネイルとかをやってみたい」と笑った。

 午前中に入学式を終えて新幹線に飛び乗り、午後は都内で行われた世界国別対抗戦(16〜18日、国立代々木競技場)の会見に出席する大忙しのスケジュール。「新たな気持ちになって、スッキリした気持ちでスケートも生活もできる。五輪に向けて頑張りたい」と真央。シニアデビュー22戦目で初めて表彰台を逃した世界選手権の悔しさを晴らすため、女子大生として新たな一歩を踏み出す。
スポーツ報知
  浅田真央、タラソワ・コーチと密着
五輪で逆襲だ
◆ 新プログラム作成のためロシアも日本も一緒 ◆

 逆襲へ師弟が密着だ。フィギュアスケート女子の浅田真央(18=中京大)が10年バンクーバー五輪用の新プログラム作成のため5、6月の2カ月間、タチアナ・タラソワ・コーチ(62)のマンツーマン指導を受けることが1日、分かった。日本人初の連覇を目指した世界選手権で4位に終わった真央は、5月に同コーチの拠点・ロシアに渡るが、帰国する際は同コーチも帯同する予定だ。

 今季は真央が日本で調整する際には、来日せずにアシスタントコーチに任せることが多かったタラソワ氏も、五輪シーズンを見据えれば他人任せではいられない。この日、入学した中京大の授業との兼ね合いもあるため、真央のロシア滞在が2カ月間の長期に及ぶことはないが、「真央が日本に戻ってきた時は、タラソワ・コーチが日本に来ることになる」と関係者は説明した。

 同コーチとのコミュニケーションを円滑にするため、第2外国語でロシア語を選択した。合コンを筆頭に胸躍るキャンパスライフが待っているが、「(合コンに)行きたいかもしれないけど、五輪まではさすがに行けないでしょう」と関係者。まずは競技に集中して、じっくりと五輪プログラムを仕上げていく。
スポーツニッポン大阪
  浅田真央選手、中京大学の入学式に出席  フィギュアスケート女子の浅田真央選手が1日、名古屋市で行われた中京大学の入学式に出席し、大学生として新たなスタートを切った。
 連覇を目指した世界選手権で4位だった浅田選手は先月31日に帰国。1日は黒のシックな装いで入学式に出席した。入学式後の会見で、浅田選手は「来年はオリンピックがあるので、今シーズンより成長した自分を見せたい。大学生活も頑張りたい」とカナダで行われるバンクーバーオリンピックへの決意を新たにした。

 浅田選手が進学した体育学部には、今年度から非常勤講師として、陸上男子ハンマー投げの室伏広治選手が就任した。浅田選手は「自分もオリンピックに出たいという気持ちもあるので、どういう舞台なのか、いろいろ聞きたい」と室伏選手の授業が楽しみな様子。

 また、「キャンパスライフでやってみたいことは?」との質問に、浅田選手は「ネイルをやってみたいです」と早速、女子大生らしい発言が飛び出した。
日テレNEWS24
  真央、入学式!5月にロシアへ/フィギュア  フィギュアスケート女子の浅田真央(18)が1日、名古屋市内で行われた中京大の入学式に出席した。3月の世界選手権(ロサンゼルス)では4位に終わったが、5月からは師事するタチアナ・タラソワ氏の下、ロシアで2010年バンクーバー五輪に向けた新プログラムに取り組む。午後には上京し、米国を本拠地とする安藤美姫(21)=トヨタ自動車=とともに、世界国別対抗戦(4月16−18日、代々木第一体育館)の会見に出席した。
 真央が決意とともに新生活のスタートを切った。この日午前、シックな黒のワンピースに黒のパンプスで中京大の入学式に出席。「新しい気持ちで頑張りたい」とすっきりした笑顔で誓った。

 晴れて女子大生となった真央は、当面はあと1年を切ったバンクーバー五輪に向けた調整に全力を尽くす。関係者によると、4月中はガイダンスなど可能な限りの大学行事に参加する予定だが、5月にはロシア入りし、師事するタチアナ・タラソワ氏とともに新プログラム作りに没頭する。

 大学では第二外国語にロシア語を選択する予定で「タチアナ先生と少しでもしゃべれるように頑張りたい」。入門1年目の今季は練習や調整方法をめぐる食い違いなどで試行錯誤を重ねてきた。来季はロシアでの滞在やタラソワ氏を日本に招く機会を増やすとともにロシア語を駆使して?盤石な師弟関係を構築し、金メダル獲りに万全の態勢を敷く。

 この日午後にはあわただしく上京し、国際スケート連盟(ISU)公認大会としては初の団体戦となる国別対抗戦の記者会見に出席。ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表だった青木宣親(ヤクルト)からビデオレターで「日本チーム一丸となって世界一目指して頑張って」とエールを送られ、「攻めの気持ちで優勝を目指して頑張る」と力を込めた。

 世界選手権では、ジャンプの転倒などからまさかの4位。女子で史上初めて200点台を挙げたライバル金妍児(韓国)に20点以上も離される惨敗を喫したが、気持ちは切り替わった。「五輪まで気を抜かず、今季よりもっと成長した自分を見せられるよう頑張りたい」。真央が気分一新、飛躍の一年に踏み出す。(佐藤ハルカ)
サンケイスポーツ
  テレ朝新人・宇賀アナがフィギュア選手激励  テレビ朝日系で中継される「世界フィギュアスケート国別対抗戦2009」(16日から4夜連続、後7・0)の発表会見が1日、東京・六本木の同局で行われ、今年度の新入社員41人が「チームJAPAN」の激励に駆けつけた。

 宇賀なつみ(22)、加藤真輝子(23)の両新人アナウンサーが、浅田真央選手(18)らに花束贈呈。1日から「報道ステーション」のお天気コーナーに出演中の宇賀アナは「どんな時も明るく前向きにがんばります」と入社式で意欲十分にあいさつした。
サンケイスポーツ
2009年4月1日  
  フィギュア:安藤は大技挑戦、
真央も抱負…団体戦控え会見
 フィギュアスケートの世界国別団体戦(16〜18日、東京・代々木第1体育館)の男女の日本代表が1日、東京都内で会見し、大会に向けた抱負を語った。

 米ロサンゼルスで行われた世界選手権で銅メダルを獲得した安藤美姫(トヨタ自動車)は「3−3(回転連続ジャンプ)を入れることと、(4回転)サルコウに挑戦できたらいい」と大技挑戦の意向を表明。4位に終わった浅田真央(中京大)は「世界選手権でできなかったところをチャレンジしたい」と3回転ルッツの成功などを誓った。

 男子で6位だった小塚崇彦(トヨタ自動車)は「4回転(トーループ)に挑戦したい」と宣言。7位にとどまり、今大会の主将に任命された織田信成(関大)は「美姫はリラックス、真央は攻めの気持ち、小塚君は楽しむ気持ちでやればいい」と3人に助言した。

 日本のほか米国、カナダ、ロシア、フランス、中国が参加。ロシアとカナダを除く国の代表も発表され、世界選手権男子優勝のエバン・ライサチェク(米国)、同男子3位のブライアン・ジュベール(フランス)が出場する。【来住哲司】
毎日新聞
  美姫&真央 国別対抗戦への抱負語る  フィギュアスケートの世界国別対抗戦(16―18日・国立代々木競技場)に出場する日本の男女代表が1日、東京都内で記者会見し、世界選手権3位の安藤美姫(トヨタ自動車)は「チーム一丸となって頑張る」と意気込みを語った。

 午前中に中京大の入学式に出席した浅田真央は「(4位に終わった)世界選手権でできなかったことにチャレンジしたい」と抱負を述べた。

 国別対抗戦は国際スケート連盟が主催する初の団体戦で、男子は世界選手権6位の小塚崇彦(トヨタ自動車)と7位の織田信成(関大)が代表。出場は6カ国で、米国は世界王者のエバン・ライサチェク、フランスは世界選手権3位のブライアン・ジュベールが代表入り。各国とも男女各2人とペア、アイスダンス各1組が滑り、順位点の合計で優勝を争う。
スポーツニッポン
  安藤、真央らが抱負=フィギュア国別対抗  フィギュアスケートの国別対抗戦(16〜19日、東京・代々木体育館)に出場する日本チームの記者会見が1日、東京都内で行われ、先の世界選手権で銅メダルを獲得した女子の安藤美姫(トヨタ自動車)は「チームジャパンで一丸となって頑張る」と話し、大学の入学式を終えて駆けつけた浅田真央(中京大)は「(4位に終わった)世界選手権でミスしたことにチャレンジしたい」とすっきりした表情で語った。
 主将を務める男子の織田信成(関大)は「しっかり練習して大会に合わせる」。今季躍進した小塚崇彦(トヨタ自動車)は「4回転に挑戦する」と世界選手権で回避した大技への意欲を示した。
 国際スケート連盟主催の国別対抗戦は初開催で、世界選手権終了時のポイント上位の米国、カナダ、日本、ロシア、フランス、中国が出場。男女シングル各2人、アイスダンスとペア各1組の合計点で争われる。
時事通信
  真央ちゃん新たな出発 中京大入学式  フィギュアスケート女子の浅田真央選手(18)が1日、名古屋市中区内で開かれた中京大の入学式に出席した。シックな黒のワンピースに身を包み、会場へ。4位に終わった世界選手権を終え、前夜に米国から戻ったばかりだが「すごくワクワクしている。新たな気持ちでスケートも生活もできる」と晴れやかな笑顔を浮かべた。

 浅田選手は豊田キャンパス(愛知県豊田市)の体育学部に進み、これまで通り同大のリンクで練習を続ける。「来年はオリンピックもあるので、気を抜かずに大学生活も頑張りたい」と誓いも新たに。ロシア人のタラソワコーチに師事することもあり、第二外国語はロシア語を選択。「ロシア語でしゃべれるようになりたい」と話した。
中日新聞
  フィギュアスケート:真央ちゃんも大学生
中京大で入学式
 2010年にカナダ・バンクーバーで行われる冬季五輪の女子フィギュアスケートで活躍が期待される浅田真央選手(18)が1日、進学した中京大学の入学式に出席。「新たな気持ちで五輪に向け、頑張りたい」と笑顔で語った。

 浅田選手は世界選手権(米・ロサンゼルス)を4位で終えて31日夜、帰国。1日午前、会場の中京大学文化市民会館(名古屋市中区)に黒っぽいワンピース姿で現れ、新入生や父母にもみくちゃにされながら式場入りした。

 式後の会見で浅田選手は「大学生活を頑張り、競技も今シーズンより成長した自分を見せたい」と語った。中京大では、04年アテネ五輪陸上男子ハンマー投げ金メダリストの室伏広治選手が今年から非常勤講師として陸上競技の授業を担当する。【鈴木英世】
毎日新聞
  浅田真央さん大学生に、中京大に入学  フィギュアスケートの浅田真央選手が、1日から大学生として新たなスタートを切りました。
 「制服じゃなくて私服で行って。すごく大人なのかなと思います」(浅田真央選手)
 1日から晴れて大学生となった浅田真央選手。黒い洋服で全身を包み、大人っぽく決めた姿で中京大学の入学式に臨みました。
 タラソワコーチがロシア人ということもあり、大学では、ロシア語を専攻。バンクーバーへ向け、新たな出発です。
 「大学生活も頑張って。今シーズンよりももっと成長した自分を皆さんの前で見せられるように頑張りたいと思います」
(浅田真央選手)
TBS
  リンクの外でも魅せます
フィギュア安藤&浅田が帰国
 フィギュアスケートの世界選手権(ロサンゼルス)女子で銅メダルを獲得した安藤美姫(21)が31日、成田空港着の航空機で帰国し「100%に近い力で滑り切れたことが収穫」と充実の表情。一方、2連覇を逃し、4位に終わった浅田真央(18、写真)は成田空港を経由し、中部国際空港に降り立った。ライバルのキム・ヨナ(韓国)に完敗したが「ほっとしています」と笑顔を見せた。
 フィギュアスケートの世界選手権(ロサンゼルス)女子で銅メダルを獲得した安藤美姫(21、写真左)が31日、成田空港着の航空機で帰国し「100%に近い力で滑り切れたことが収穫」と充実の表情。一方、2連覇を逃し、4位に終わった浅田真央(18、同右)は成田空港を経由し、中部国際空港に降り立った。ライバルのキム・ヨナ(韓国)に完敗したが「ほっとしています」と笑顔を見せた。
 来年のバンクーバー冬季五輪に向けて、今後も火花を散らす2人。ファッションでは、どちらに軍配?
ZAKZAK
  浅田真央選手:中京大入学式に笑顔で出席  2010年にカナダ・バンクーバーで行われる冬季五輪の女子フィギュアスケートで活躍が期待される浅田真央選手(18)が1日、進学した中京大学の入学式に出席。「新たな気持ちで五輪に向け、もっともっと頑張りたい」と笑顔で語った。

 浅田選手は連覇を目指した世界選手権(米・ロサンゼルス)を4位で終えて31日夜、帰国。1日午前、会場の中京大学文化市民会館(名古屋市中区)に黒っぽいワンピース姿で現れ、カメラを持った大勢の新入生や父母にもみくちゃにされながら式場入りした。

 式後の会見で浅田選手は「大学生活を頑張り、競技も今シーズンより成長した自分を見せたい」と語った。中京大では、04年アテネ五輪陸上男子ハンマー投げ金メダリストの室伏広治選手が今年から非常勤講師として陸上競技の授業を担当。浅田選手も専攻するといい、「五輪の舞台がどういう所なのか聞きたい」と期待した。

 世界選手権初出場で15位の無良崇人(むらたかひと)選手(18)=岡山・倉敷翠松高出身、07年の全日本ジュニア優勝の水津瑠美(すいづるみ)選手(18)=東京・駒場学園高出身=も中京大に進み、この日の式典に出席した。【鈴木英世】
毎日新聞
  フィギュアスケート
浅田真央選手、
愛知・中京大学の入学式に出席
フィギュアスケートの浅田真央選手(18)が、1日に愛知県の中京大学の入学式に出席し、晴れて大学生になった。
黒のスーツ姿で入学式の会場を訪れた浅田選手は、大勢の新入生らに囲まれながら、式場へと向かった。
浅田選手は「入学おめでとうございます。今のお気持ちは、どうですか?」という記者の質問に、笑顔だった。
浅田選手は、中京大学体育学部に推薦入学試験で合格し、「スポーツ心理学を学びたい」と抱負を語っている。
浅田選手は引き続き、中京大学のスケートリンクで練習に励み、2010年のバンクーバーオリンピック出場を目指す。
FNN
  浅田真央選手、中京大入学式に  フィギュアスケート女子の浅田真央選手(18)が1日、名古屋市内で行われた中京大の入学式に出席し、「来年はオリンピックもあるので、大学生活も頑張りたい」と決意を新たにした。
 大人らしい黒のスーツに身を包んだ浅田選手は、華やかな笑みを浮かべ「ネイルをやってみたい」とおしゃれに興味も。中京大では陸上男子ハンマー投げの金メダリスト室伏広治選手が体育学部の非常勤講師を務めており、「自分もオリンピックに出たいので、どういう舞台か聞いてみたい」と楽しみにしていた。
時事通信
  真央、中京大入学
「五輪に向けて頑張る」記事を印刷する
フィギュアスケート女子の浅田真央(18)が1日、愛知・名古屋市内で行われた中京大の入学式に出席した。

 スーツ姿で同世代の学生とともに新たな1歩を踏み出した浅田は、終了後に会見し「大学生になって、すぐにオリンピック(来年のバンクーバー五輪)がある。自分も新たな気持ちでいるので、もっともっとオリンピックに向けて頑張りたい」などと話した。
日刊スポーツ
  真央が中京大入学式に出席「今季より成長」  フィギュアスケート女子の浅田真央選手(18)が1日、名古屋市内で行われた中京大の入学式に出席し「気を抜かずに大学生活を頑張り、今季より成長した姿を見せられるようにしたい」と、バンクーバー冬季五輪を控える来季に向けたスタートに意欲を示した。

 浅田選手は今春、愛知・中京大中京高から中京大体育学部体育学科に進学。同じフィギュアスケートで東京・駒場学園高から入学する水津瑠美選手(18)、男子で岡山・倉敷翠松高出身の無良崇人選手(18)とともに、一般学生に交じって式典に臨んだ。

 浅田選手は米ロサンゼルスで行われた世界選手権では4位に終わり、日本選手初の2連覇を逃した。3月31日夜に帰国したばかりの浅田選手は「ロシア語の授業もとったので、ロシア人のコーチと少しでもロシア語で会話をしたい」など、笑顔で新生活への抱負を語った。
サンケイスポーツ
  真央ちゃん“女子大生”に…中京大で入学式  フィギュアスケート女子の浅田真央(18)が1日、名古屋市内で行われた中京大の入学式に出席し「気を抜かずに大学生活を頑張り、今季より成長した姿を見せられるようにしたい」と、バンクーバー冬季五輪を控える来季に向けたスタートに意欲を示した。

 浅田は今春、愛知・中京大中京高から中京大体育学部体育学科に進学。同じフィギュアスケートで東京・駒場学園高から入学する水津瑠美(18)、男子で岡山・倉敷翠松高出身の無良崇人(18)とともに、一般学生に交じって式典に臨んだ。

 浅田は米ロサンゼルスで行われた世界選手権では4位に終わり、日本選手初の2連覇を逃した。3月31日夜に帰国したばかりの浅田は「ロシア語の授業もとったので、ロシア人のコーチと少しでもロシア語で会話をしたい」など、笑顔で新生活への抱負を語った。
スポーツニッポン
  浅田真央選手、中京大に入学
名古屋市内で式典出席
 フィギュアスケート女子の浅田真央選手(18)が1日、名古屋市内で行われた中京大の入学式に出席した。

 浅田選手は今春、愛知・中京大中京高から中京大体育学部体育学科に進学。同じフィギュアスケートで東京・駒場学園高から入学する女子の水津瑠美選手(18)、男子で岡山・倉敷翠松高出身の無良崇人選手(18)とともに、一般の学生に交じって式典に臨んだ。

 浅田選手は米ロサンゼルスで行われた先の世界選手権では4位に終わり、日本選手初の2連覇を逃した。来年に迫ったバンクーバー冬季五輪に向け、姉の浅田舞選手(20)や、安藤美姫選手(21)=トヨタ自動車=らも在籍する中京大で新しいスタートを切る。
デイリースポーツ
  真央に200点指令、メダルへ強化部長見解  フィギュアスケートの世界選手権に出場した日本代表が3月31日、帰国した。男女シングルは五輪出場3枠を確保し、安藤美姫(21=トヨタ自動車)は銅メダルを獲得したものの、浅田真央(18=中京大)は4位と惨敗。日本スケート連盟の吉岡伸彦フィギュア強化部長は、五輪でメダルを取るための目安として女子は200点を挙げる地力が必要との見方を示した。

 1日に中京大の入学式に出席する浅田は、成田空港を経由して、名古屋へ向かった。大学生活を迎えるとともに、来季は五輪シーズンが控える。大舞台で勝つためには、レベルアップが不可欠。吉岡強化部長は「五輪は得点を出す試合ではない。でも、男子は250点、女子は200点を出せる力がないと、メダルは難しい」との見解を示した。

 今回の世界選手権で、優勝した韓国の金妍児は女子初の大台突破となる207・71点を出した。浅田の自己ベストは199・52点で、安藤は195・09点。あくまで五輪は勝負の場で、高得点争いとは別の難しさがある。しかし、来年2月の本番までに、GPシリーズなどで200点突破の「実績」を挙げ、地力を証明しておくことはプラスになる。

 中部国際空港に到着した浅田は「ホッとしています」と笑みを浮かべた。1日から始まるキャンパスライフとともに、五輪へ向けた準備もスタートする。
日刊スポーツ
  真央に200点超えのノルマ フィギュアスケート女子の浅田真央(18)=中京大=に200点超えのノルマが課された。浅田は31日、4位に終わったフィギュア世界選手権(米・ロサンゼルス)を終えて成田に帰国。日本スケート連盟の吉岡伸彦フィギュア強化部長は「200点を出せるスケーターでないと、メダルは難しい」と断言した。

 容易な数字ではない。世界選手権では、優勝したキム・ヨナ(韓国)が女子史上最高の207・71点をマーク。一方、真央の自己ベストは06年11月の199・52点で、今季は191・13点が最高だ。吉岡部長は「(キムと)技術的に持っているものが違うわけじゃない」としながらも「来季はゼロからプログラムを作る。1つ1つの完成度も変わる。キチンとやるしかない」と解説した。

 この日、会見せずに名古屋へ向かった真央だが、大台突破でロスの借りをバンクーバーで返す。
デイリースポーツ
  真央に200点超え指令
ヨナ打倒の最低ノルマ
 フィギュアスケート世界選手権で屈辱の4位に終わった浅田真央(18)=中京大=ら日本代表チームが31日、成田空港に帰国した。ライバルの金妍兒(キム・ヨナ、18)=韓国=に大差得点で惨敗した真央に、日本スケート連盟の吉岡伸彦フィギュア強化部長は、ヨナ打倒の最低ノルマに日本女子初の200点突破を厳命。2010年バンクーバー五輪に直結する来季に向け、ゼロからの仕切り直しを求めた。

 真央は全身黒づくめでニット帽を目深にかぶり、帰国した。1日の中京大入学式に出席するため地元・名古屋に帰省。成田空港では到着口の外に出ず、報道陣の目を避けるようにして国内線航空機に乗り込んだ。

 その真央ら女子日本にヨナ超えの高設定ハードルが突き付けられた。世界選手権で金が叩き出した女子世界最高207・71点に、危機感を募らせる吉岡強化部長は「一つの目安として男子は250点、女子は200点を出せる力がないと難しい」と断言。女子で過去に200点を突破した日本選手はいない。真央の自己ベストは、06年12月のNHK杯で当時世界最高だった199・52点。吉岡強化部長は「技術的に大差はない。確実に得点を取るために演技の完成度を高めていけるかが課題」とした。

 7月には五輪での採点に影響する“世界の採点基準”を国際連盟の審判員らで論議される。五輪用に作られる新プログラムに反映させるため、日本連盟ではこれまで選手任せだったプログラム作りにも介入する方針だ。吉岡強化部長は「今季と同じやり方なら負ける」と話した。
スポーツ報知
  連盟危機感 真央に200点超え厳命  フィギュアスケートの世界選手権で4位に沈んだ浅田真央(18=中京大)ら日本代表は31日、米ロサンゼルスから成田着の航空機で帰国した。日本スケート連盟の幹部は優勝したキム・ヨナ(18=韓国)が女子初の200点超えとなる207・71点の世界最高点をマークしたことを受け、来季のバンクーバー五輪へ向けて、浅田に200点超えを厳命した。

 浅田らとともに帰国した日本連盟関係者は、選手以上に危機感を募らせていた。金メダル大本命と思われていた浅田がシニア参戦21試合目にして初めてメダルを逃したショックは大きく、海外勢のレベルアップも目の前に突きつけられた。中でも浅田の最大のライバル、キム・ヨナが驚異的な世界最高得点をマークした事実を重く受け止めていた。

 伊東フィギュア部長は「世界のレベルはかなり上がっている。(浅田は)絶対じゃなくなった」と険しい表情で話した。浅田は1年前の世界選手権で、フリーの3回転半で転倒しながら優勝したが、それは周囲の失敗に助けられたという側面もあった。今回は前回の優勝時の得点を2・53点上回る188・09だったが、結果は4位。浅田に20点近い大差をつけて優勝したキム・ヨナに、力の差を見せつけられた。

 吉岡強化部長は「五輪で200点台の争いになるかどうかは分からないが、女子は200点を取るぐらいの力がないと五輪のメダルは難しい」との見解を示した。プレッシャーの少ないシーズン序盤のGPシリーズなどで200点以上を出せる実力を備えなければ五輪では勝負にならない。これまで実力が抜きん出ていた浅田に対しては忠告することがなかった日本連盟も、ついに“200点超え”を厳命せざるを得ない状況となったわけだ。

 浅田の自己最高は199・52点(06年NHK杯)。吉岡強化部長は200点超えについて「(キム・ヨナと)持っているものが違うわけではない。できると思う」と断言した。苦手なSPでのミスをなくし、フリーでは3回転半を2回とも成功させるのはもちろん、芸術点でも高得点が必要。つまりはプログラムの完成度を極限まで上げていくしかない。1日に中京大の入学式を控える浅田は「今はホッとしています」とだけ話して帰宅した。常時200点を突破する実力をつけるため、浅田の新たなる挑戦が始まった。
スポーツニッポン
2009年3月31日  
  安藤のコーチが日本連盟を批判/フィギュア  フィギュアスケート・世界選手権最終日(28日=日本時間29日、米国・ロサンゼルス)安藤のコーチを務めるニコライ・モロゾフ氏(ベラルーシ)が、日本連盟を痛烈批判した。安藤復活の要因を聞かれ「今回は誰の邪魔も受けなかったこと」と口火を切るとヒートアップ。「連盟の一部の人が選手に口出ししすぎる。大抵それは的はずれで、自分の力を誇示したいだけ」とぶちまけた。「きょうの真央にも同じことが起きた。この状況が続けば来年、日本はメダルなしだ!」とバッサリ。村主や男子の織田ら教え子が多いだけに波紋を広げそうだ。
産経新聞
  危機感いっぱい日本連盟「困ったもんです」
吉岡強化部長
【フィギュア世界選手権・女子フリー】キム・ヨナの圧勝に日本連盟は強い危機感を漂わせた。吉岡強化部長は「やることがいっぱいある。全部です。困ったもんですね」と自ちょう気味の笑みを浮かべ、連覇を逃した浅田について「プログラム全体を通して滑り込みが必要」と指摘した。

 浅田は今季、始動が遅れた。「来季のプログラムを早めにつくって、早めに詰める作業をしないといけない。同じことをしていたら同じ結果になる」と吉岡強化部長。これまで選手のコーチが主導権を握っていた調整スケジュールに、連盟側が“介入”する方針も示し、伊東フィギュア部長も「強化部が本格的にアドバイスすることになるでしょう」と明言した。

 また、夏に五輪開催地のバンクーバーを第一候補に浅田、安藤、織田ら男女強化選手を集めた合同合宿も計画している。今季最後に見せつけられた圧倒的な差は、あらゆる手段を使って埋めていくしかない。
スポーツニッポン
  「ほっとしている」=フィギュアの浅田真が帰国  フィギュアスケートの世界選手権(米ロサンゼルス)女子で4位に終わった浅田真央(愛知・中京大中京高)が31日、中部国際空港着の航空機で帰国し、報道陣に応対した。
 世界選手権では日本人初の連覇に挑んだが、ジャンプでの転倒もあって表彰台を逃した。表情はやや沈みがちだったが、4月の世界国別対抗戦を残し今季もこれで一区切り。「ほっとしています」と話した。
 4月1日には今春から進学する中京大の入学式に出席する予定。
時事通信
  浅田真央、課題は演技点
男子は4回転回避の流れ
 【ロサンゼルス=坂上武司】フィギュアスケートの世界選手権が28日に閉幕し、今季はひと区切りとなった。女子の金妍児(キム・ヨナ)(韓国)が圧倒的な完成度で頂点に立ち、銅メダルで復活を示した安藤美姫(トヨタ自動車)、4位の浅田真央(愛知・中京大中京高)ら日本勢は、来季のバンクーバー五輪へ巻き返しを狙う。男子は4回転ジャンプへの考え方が分かれた。

 2強と言われた女子は明暗を分けた。ショートプログラム(SP)で10.06点、自由で9.56点も、浅田が金妍児に引き離された。一つの要因は、滑りや振り付け、技のつなぎなど5項目を審判が主観で評価する演技点だった。

 2人は今季3大会で顔を合わせて浅田の1勝2敗。SP、自由で計6回、同じ審判の前で滑ったが、演技点に限れば全敗で、逆転優勝したグランプリファイナルの自由でさえも上回れなかった。

 得点は演技点のほか、技術点と、ジャンプ転倒などによる減点で計算。技術点は、各技の基礎点に、姿勢や着氷など出来栄え(GOE)が加減される。世界選手権の自由で、浅田の基礎点は金妍児より4.36点多い。だが、トリプルアクセルの転倒などで、GOEが加減された技術点は3.04点少なかった。転倒は演技点にも影響する。

 浅田は06年に当時の世界歴代最高となる199.52点を記録して以降、200点以上を目指して難しいプログラムに挑み、今季も「自由は自分でも大変だった」と言う。

 高難度の技で、金妍児の安定した演技点や完成度の高さに対抗するのは、リスクを伴う。技の難度と精度をバランスよく練り上げ、演技点をいかに高めていくかが、課題となりそうだ。
朝日新聞
  フィギュア安藤、収穫得て帰国
浅田は「ほっとしています」
 フィギュアスケートの世界選手権(ロサンゼルス)女子で銅メダルを獲得した安藤美姫(トヨタ自動車)が31日、成田空港着の航空機で帰国し「大きな試合で日本代表としてやるべきことはできた。百パーセントに近い力で滑り切れたことが収穫。次へつながる」と充実の表情をのぞかせた。

 4月に世界国別対抗戦(東京)を残しているが、今季はほぼひと区切りがついた。今後は来年のバンクーバー冬季五輪に向けて態勢を整えていく。当面のスケジュールは未定だが、「自信を持って踊れるプログラムを作りたい」と意欲をのぞかせた。

 2連覇を逃し、4位に終わった浅田真央(愛知・中京大中京高)は成田空港を経由し、中部国際空港に降り立った。重圧から解放されて安堵したのか「ほっとしています」と笑顔を見せた。だが、4月1日には中京大の入学式が控えているため、関係者に付き添われて足早に空港を後にした。(共同)
中日スポーツ
  真央、室伏に学びたい精神面から鍛える  【ロサンゼルス(米カリフォルニア州)29日(日本時間30日)=高田文太】フィギュアスケート日本代表の浅田真央(18=中京大中京高)が、精神面から鍛え直す。世界選手権での4位惨敗から一夜明けたこの日、エキシビションに参加。4月1日から入学する中京大で、男子ハンマー投げ五輪2大会連続メダルのOB室伏広治(34)から、金メダリストの精神力を学びたい意向を示した。またスポーツ心理学の授業にも興味津々。来年のバンクーバー五輪に向けて、重圧に負けないハートづくりから着手する。

 エキシビション前に会見した浅田の口から、意外な名前が飛び出した。女子大生の仲間入りを目前に、キャンパスライフについて問われると「中京大には室伏さんもいるのでお話を聞きたい。また違った自分を見つけられると思う」。対面を希望したのは、華やかな銀盤の世界とは正反対のイメージともいえる世界一の怪力・室伏だった。

 今回の世界選手権は、連覇の重圧がかかる中で臨んだ。ジャンプでミスを重ね、最大のライバル金妍児(18=韓国)に、約20点もの大差をつけられ、05年のシニア転向後初めて表彰台を逃した。重圧のないこの日のエキシビションは、試合中には見せなかった笑顔を振りまき、軽快に舞った。これまで本格的に着手していなかったメンタル強化の必要性は明白だった。

 最大の目標とする五輪制覇へ、金メダリストのメンタルを学びたいと思うのは自然な流れだ。しかも浅田が普段練習する愛知・豊田市の中京大キャンパスは、室伏の練習拠点でもある。男子代表の小塚は偶然会って、国際大会への臨み方などをアドバイスをもらったという。今後はリンク近くに疲労回復を促進する高圧酸素カプセルを設置予定で、そこで対面する可能性もある。博士号を持つ室伏は「回転競技」として、ハンマー投げとフィギュアスケートを同類ととらえる独自の視点を持っており、的確な助言をもらえるはずだ。

 さらに関係者は「スポーツ心理学の授業に興味を持っている」と明かした。アテネ、北京五輪で2大会連続メダルに輝いた競泳の中村礼子も、日体大の卒論テーマにスポーツ心理学を選んで実績に結びつけた。浅田は「自分の中で課題はたくさんある。ジャンプだけではなく違った部分も」と力を込める。もちろん技術面の課題はあるが、まずは大学でメンタル強化から着手し、再起の1歩を踏み出すつもりだ。
日刊スポーツ
  真央 室伏へ“弟子入り”志願 フィギュアスケート世界選手権の上位選手らによるエキシビションが29日(日本時間30日)、ロサンゼルスで行われ、女子で3位の安藤美姫(21)=トヨタ自動車=と、シニア転向後、初めて表彰台を逃す4位に終わった浅田真央(18)=愛知・中京大中京高=らが出場。4月1日から中京大に進学する浅田は、同大学の先輩、陸上男子ハンマー投げの室伏広治(34)=ミズノ=への“弟子入り”を志願した。

 シニア転向後、主要国際大会で初めてメダルなしに終わって一夜。浅田はしばらく考え込んだ後、ある人の顔を思い浮かべていた。4月1日から中京大でスタートするキャンパスライフ。「楽しみにしていることは?」と問われ、はにかみながらこう言った。

 「中京大では室伏(広治)さんとか、いろんな方に会えると思うので、いろんな話をしたいと思います」

 04年アテネ五輪の男子ハンマー投げで金メダルを獲得。北京五輪でも銅メダルを手にした“世界の鉄人”は、同大学の大学院に籍を置いているため、“弟子入り”を志願した。

 室伏が2大会連続で五輪の表彰台に上がれたのは、もてる力を最大限に発揮した証しだ。来年2月のバンクーバー五輪での金メダルへ、精神的、肉体的な調整法などを聞く機会はありそうだ。

 関係者によると、興味をもっている授業はスポーツ心理学という。師事するタラソワ・コーチの言葉を理解するため、第2外国語でロシア語を選択する予定。競技に生かすべく、大学生活をフル活用するつもりだ。

 金メダルへ向け、来季は新しい曲で挑む予定で「違った自分を見せたい」と意気込む。生まれ変わった浅田が、新シーズンで出直しを図る。
デイリースポーツ
  真央、室伏に弟子入り
中京大先輩から五輪必勝法学ぶ
 【ロサンゼルス(米国)29日】フィギュアスケート世界選手権で4位に終わった浅田真央(18)=中京大中京高=が29日、4月から入学する中京大で、同大学出身のアテネ五輪男子ハンマー投げ金メダリスト室伏広治(34)=ミズノ=に“弟子入り”することを志願した。来年のバンクーバー五輪でメダル獲得を目指し、五輪2大会メダリストの先輩から必勝法を学ぶ。

 惨敗をいつまでも引きずるわけにいかない。05年のシニア転向後22戦目で初めて表彰台を逃した真央は、一夜明けて新生活に目を向けた。「中京大では室伏さんやいろいろな方と会えると思うので、いろいろな話をしたい」と目を輝かせた。

 体育学部体育学科でスポーツ栄養学やコーチング理論などを学ぶが、特にスポーツ心理学に興味を示す。来季はSP、フリー両方の振り付けを手がけるタチアナ・タラソワ・コーチ(62)と通訳なしで会話をするため、ロシア語も選択。さらに「いろいろなアスリートの話を聞きたい」とも話した。

 OBの室伏は真央と同じ中京大豊田キャンパスを練習拠点の1つにし、アイスアリーナを見学して男子の小塚崇彦(20)=トヨタ自動車=らと交流したこともある。真央とは対面していないが、マネジメント会社が同じということもあってコラボレーション計画は進行中。大先輩からメダル取りの心構えを吸収するつもりだ。

 今大会は金妍兒(18)=韓国=に大差で敗れたが、「自分の演技をベストでやることを考えたい」と泣き言は封印。帰国後は4月1日に入学式に出席し、世界国別対抗戦(16〜18日・国立代々木競技場)に出場する。関係者によると、新プログラム完成へロシアに行く回数も増やす。「また頑張ろうという気持ちがでてきた」。春の訪れとともにリベンジイヤーが幕を開ける。
スポーツ報知
  真央“同じ回転系”室伏先生教材に  フィギュアスケート世界選手権のエキシビションが29日(日本時間30日)、米ロサンゼルスで行われ、4位の浅田真央(18=中京大中京高)らが参加した。シニア本格参戦後、初めて表彰台を逃した浅田は4月1日の中京大入学へ向け「室伏さんとか、いろんな方に会えると思う。いろんな話をしたい」と、同大OBで陸上男子ハンマー投げ五輪2大会連続メダリストの室伏広治(34=ミズノ)に体験談を聞くことを熱望した。室伏も「ハンマーとフィギュアは同じ回転系のスポーツ」と興味を抱いており、入学後にスポーツ心理学を受講する浅田にとってアテネ王者の経験は最高の教材になりそうだ。

 ライバルキム・ヨナ(韓国)が女子初の200点超えを達成したが、「自分の演技をベストでできることを考えたい」ときっぱり。自己と向き合い頂点に立った室伏のように、自らのパフォーマンスに集中する。
スポーツニッポン
  真央、メンタル強化へ“理論武装”/フィギュア  【ロサンゼルス29日(日本時間30日)=佐藤ハルカ】フィギュアスケートの世界選手権で4位に終わった浅田真央(18)=愛知・中京大中京高=が、来季のバンクーバー五輪に向けた逆襲の第一歩を踏み出す。4月1日に入学する中京大でスポーツ心理学やロシア語を学ぶ計画をこの日、明らかにした。連覇を狙った世界女王の座をライバル金妍児(18)=韓国、キム・ヨナ=に奪われ、「頭」と「心」を鍛えて金メダル獲りに挑む。
 下を向いている暇はない。前日に閉幕した大会で味わった屈辱から一夜明けた真央の視線は、早くも来季に迫った五輪の舞台に向けられていた。

 「大会が終わってホッとしている。また頑張ろう、という気持ちが出てきました」と、吹っ切れた表情を浮かべた。

 シニア転向後初めて表彰台を逃した。さらに、今回の世界選手権では、日韓の新旧女王に約20点もの大差がついた。真央は4位に敗れ、ライバル金妍児は、女子で初めて200点超えを果たす驚異的な世界最高得点をたたき出し、突き抜けた感じさえ残した。宿敵の背中は遠のいたが、真央は「課題がたくさんあるので、それをクリアしていきたい」。3回転の連続ジャンプや苦手のルッツの克服、表現力の向上などを口にした。

 テクニックだけでは、ない。4月1日に進学する中京大の入学式を迎える。体育学部に入る真央は、とくに「スポーツ心理学」に強い興味を持っており、研究していくという。「試合になるとなぜかスピードが落ちる」と吐露した苦悩を、内面的なアプローチからも解きほぐすのだ。師事するタチアナ・タラソワ・コーチの母国語であるロシア語も第2外国語で選択する。来季はタラソワ氏のもとを頻繁に訪れ、モスクワ市内の練習リンクとホテルに拠点を置くスケジュールづくりにも着手。コンビを組んで1年目の今季は練習方法をめぐる食い違いもあったが、ロシア語での会話ができればコミュニケーションがより円滑になる狙いもある。

 照準は五輪の金メダル。今季は無理を承知で可能な限りの難易度に挑み、専属トレーナーを付けて体力も強化した。勝負の来季は、真央も金妍児もプログラムが変わり、その面では一からの勝負。「来季はまた違った自分が見せられるように頑張りたい」。ピカピカの女子大生。真央が新たなステージに上がる。
サンケイスポーツ
  真央、大学進学で気になる対面も/フィギュア  【ロサンゼルス29日(日本時間30日)】フィギュアスケートの世界選手権で4位に終わった浅田真央(18)=愛知・中京大中京高=が、来季のバンクーバー五輪に向けた逆襲の第一歩を踏み出す。4月1日に入学する中京大でスポーツ心理学やロシア語を学ぶ計画をこの日、明らかにした。連覇を狙った世界女王の座をライバル金妍児(18)=韓国、キム・ヨナ=に奪われ、「頭」と「心」を鍛えて金メダル獲りに挑む。

 真央が鉄人との対面を熱望した。中京大進学について、「室伏さんとかいろんな人に会えるので、たくさん話をしたい」とニッコリ。同大大学院研究生の陸上男子ハンマー投げアテネ五輪金メダリスト、室伏広治(ミズノ)は、同じ軸回転の動きが多いフィギュアスケートに興味を持ち研究している。スケートリンク内に設置予定の酸素カプセルを利用することから対面が近々、かないそう。先輩の“金メダルパワー”にあやかる?
サンケイスポーツ
  真央4位、高難度挑み「満足」 (28日、世界選手権・女子自由 〈4位〉浅田真央 188.09点)

 演技を終えた浅田がうつむいた。2度のトリプルアクセルジャンプの二つ目で転倒。シニアに上がった05〜06年シーズンから国際大会で逃したことのなかった表彰台に、初めて乗れなかった。

 だが控室に戻る時は「今はすごくホッとしてうれしい。今季はすべて充実していたし、自分でも満足している」と淡々としていた。連覇のかかるシーズンを終えた、18歳なりの本音だったのだろう。

 金に20点近い大差をつけられたが、日本スケート連盟の吉岡伸彦フィギュア強化部長は「技術的に劣るという話ではない。プログラム全体を通して滑り込むことが必要」と話した。

 「まだまだ課題はある。来季は毎試合、毎試合、パーフェクトにできるようにがんばりたい」と浅田。五輪まで11カ月。残り時間は、長いようで短い。(坂上武司)
朝日新聞
  美姫、真央が華麗な舞…フィギュア世界選手権  ◆フィギュアスケート世界選手権 エキシビション(29日、ロサンゼルス) 女子で3位の安藤美姫(21)=トヨタ自動車=と4位の浅田真央(18)=中京大中京高=が、ライトに照らされた幻想的な空間をリラックスした表情で舞った。

 表彰台を逃した浅田は「今季は苦手だったことにもトライできた」と収穫を強調。バンクーバー冬季五輪を控える来季へ「ジャンプ以外の部分も見せることができたらいい」と巻き返しを誓った。安藤は「五輪で表彰台に上がれるように頑張りたい」と話した。

 初優勝の金妍児(キム・ヨナ、18)=韓国=は前夜、李明博大統領から祝福の電話を受けたという。
スポーツ報知
2009年3月30日  
  フィギュア:五輪へ厳しい現実…課題残る
世界選手権
 【ロサンゼルス来住哲司】28日まで当地で行われたフィギュアスケートの世界選手権で、日本勢のメダルは女子の安藤美姫(トヨタ自動車)の銅1個だった。男女ともバンクーバー五輪出場枠を3枠獲得し、アイスダンスも1枠獲得と目標は達成したが、一方で浅田真央(愛知・中京大中京高)が連覇を逃し(4位)、男子は2年連続メダルなしと課題も残った。

 収穫は安藤の復活だろう。フリーでは3−3回転連続ジャンプを回避しながら計190点台に乗せ、技の確実性や表現力に格段の進歩を見せた。

 ただし金妍児(キム・ヨナ、韓国)が計207・71点と世界最高得点を大きく更新して勝ったことは、五輪に向けて日本に厳しい結果だ。エース格の浅田真は、フリーでは表現力などを問うプログラム構成点で金に5・52点差、合計点では20点近い大差をつけられてしまった。吉岡伸彦・日本スケート連盟フィギュア強化部長は「このままでは大変なことになる」と危機感を隠さない。

 その他の外国勢では、ジョアニー・ロシェット(カナダ)は持ち前の技術の高さに加え、表現力や柔らかさが加わり、7年連続出場で初のメダル(銀)。初出場で5位のレイチェル・フラット(米国)の成長も目についた。
毎日新聞
  宿敵の背中遠のく20点の差
真央「2年計画」成就なるか−フィギュア女子
 五輪シーズンへ、日韓の新旧女王に20点近い差が残った。フィギュアスケートの世界選手権女子で連覇を狙った浅田真央(愛知・中京大中京高)は4位に敗れ、200点超えの驚異的な世界最高得点で突き抜けた感さえある宿敵、金妍児(韓国)の背中が遠のいた。
 浅田真が仮に、ショートプログラム(SP)で踏み切り違反の2回転になった苦手の3回転ルッツと、自由で2本目に転倒した3回転半を成功させたとしても12点程度の上積みにとどまり、差は依然として残る。得意のジャンプを完ぺきに決めれば勝負できた、とも言い切れないところに敗北感がより一層増す。
 演技にスピード感がなくなった。その原因の1つは細部に要素を詰め込み、技術的、体力的に男子並みとも言われる難し過ぎるプログラムにもあった。特に自由はトリプルアクセル(3回転半)を2度入れ、終盤に40秒近いロングステップを一気に踏む。日本スケート連盟の吉岡強化部長は「技術的に(金妍児に)劣っているわけではないが、このままだと大変なことになる」と、裏で犠牲になっている完成度の低さに危機感を示した。
 一方で、浅田真の関係者は「今季はトレーニング用」と言い切る。今季はタラソワ新コーチの下で可能な限りの難易度に挑み、専属トレーナーを付けて体力も強化した。勝負の来季は互いのプログラムも変わり、その面では一からの勝負になる。新プログラムの吸収を早め、その上で今季上積みした技術を発揮できれば「2年計画」は成就するという腹積もりか。
 自由で4回転、連続3回転とも回避しながら3位に入った元女王の安藤美姫(トヨタ自動車)は、表現力や演技の安定感に復活への活路を見いだした。ジャンプが戻れば怖い存在になる。村主章枝(AK)は世界で再び戦うため、五輪イヤーに新たなジャンプ、連続3回転に挑む。
ロサンゼルス時事
  日米、カナダなど6カ国決定
4月のフィギュア国別対抗戦
国際スケート連盟(ISU)は29日、フィギュアスケートの第1回世界国別対抗戦(4月16〜18日、国立代々木競技場)の出場国が日本、米国、カナダ、ロシア、フランス、中国の6カ国に決まったと発表した。

 出場国は世界選手権など主要国際大会の成績を得点化して決定し、日本は6660点の3位。米国が7659点で1位だった。

 大会は男女各2人、ペアとアイスダンスの各1組の合計得点で争う方式で実施し、日本からは女子の浅田真央(愛知・中京大中京高)安藤美姫(トヨタ自動車)らが出場する。(共同)
MSN産経ニュース
  浅田真央VSキム・ヨナ
WBCと「妨害」報道は影響したか
フィギュア世界選手権。最終日の女子自由で、浅田真央への期待が大きかったが、ジャンプで転倒し残念な結果に……
   番組は、WBCで盛り上がった興奮を『日韓対決再び!』と題し、浅田と韓国で「国民の妹」とか言われているキム・ヨナの2人にスポットを当てた。
   今シーズンの2人は、2度の対決で1勝1敗の互角。やはり気になっていたのはWBCのゆくえ。大会前に浅田は「WBCは、自分もすごくパワーをもらえると思い毎日応援していた。自分も頑張りたいと思います」。
   一方、キムはWBCで日本に負けたことに、「すごく残念だった。今度は私が頑張らなければと思います」。
   ところで、ライバル同士の2人が闘志を燃やすのは当然だが、それ以上に闘志を燃やしているのが韓国のメディア。今大会でも、新聞には『今度こそ必ず日本を超える』という日韓対決を意識した見出しが。
   で、結果はキムの圧勝に終わったのだが、それを報じる新聞の見出しが『女王の即位式』とは!?
   今(3)月中旬、2月の4大陸選手権の練習中に、キムが「日本人選手に妨害された」という事実を捻じ曲げた報道が波紋を呼んだが、日韓対決もこうなると行き過ぎ。
   スタジオでは、いつも意表を突くことが多いコラムニストの勝谷誠彦が今回は……。
   「(日韓対決は)逆にいうと、ヨーロッパの白人の人達がじっと見ている。あれは貴族のスポーツ(?)で、お金がかかる。アジア人など相手にされていなかった。彼らも出てきますよ。下手をするとルールをまた変えてきますよ。それに負けないように2人には頑張って欲しい」
   選手だけでなく、やりたいようにルールをかえてくる横暴には、きちっと対抗できる指導者の政治力をつけることも……
モンブラン
J-CASTニュース
  界フィギュア:安藤美姫ら一夜明け会見  【ロサンゼルス来住哲司】フィギュアスケートの世界選手権女子銅メダルの安藤美姫(トヨタ自動車)と、同4位の浅田真央(愛知・中京大中京高)が29日、当地で一夜明け会見を行った。

 安藤は「納得のいく試合が今季最後の大きな試合でできて、すっきりした気持ちでいる」と喜びを語り、今季復調した要因を「自分をコントロールできるようになったのが大きい」と説明。来季に向けて「いつも表彰台に乗り、100%の演技をできるようにしたい」と抱負を述べた。

 浅田真は「一番大きな大会が終わってホッとしている。課題の3−3(回転連続ジャンプ)を跳べたことは来季につながる」と前向き。「来季はもっと(タチアナ・タラソワ・コーチのいる)ロシアに行って練習する時間を増やしたい」と話した。

 また、女子初の200点超えで初優勝の金妍児(キム・ヨナ)=韓国=も会見。「過去2回(ともに3位)は残念だったので本当にチャンピオンになりたかった」と喜び、バンクーバー五輪に向け「今大会の結果でより自信を深めることができた」と手応えを強調した。

 この日は上位選手らによるエキシビションがあり、日本勢は安藤と浅田真が出場。安藤は「ボレロ」でしっとりとした演技を、浅田真はタンゴ曲に乗って情感豊かな演技で会場を沸かせた。
毎日新聞
  安藤「五輪でも表彰台に」
真央ちゃんは収穫を強調
フィギュアスケートの世界選手権の上位選手らによるエキシビションが29日、ロサンゼルスで行われ、女子で3位の安藤美姫(トヨタ自動車)と4位の浅田真央(愛知・中京大中京高)が、ライトに照らされた幻想的な空間をリラックスした表情で舞った。

 シニア転向後、初めて表彰台を逃した浅田は「今季は苦手だったことにもトライできた」と収穫を強調し、バンクーバー冬季五輪を控える来季へ「ジャンプ以外の部分も見せることができたらいい」と巻き返しを誓った。途中棄権した昨季の雪辱を果たした安藤は「五輪で表彰台に上がれるように頑張りたい」と自信に満ちた表情で話した。

 初優勝のキム・ヨナ(韓国)は前夜、李明博大統領から祝福の電話を受けたという。緊張感から解放された18歳は、今欲しいものを問われ「お休みかな」と笑った。 (共同)
スポーツニッポン
  連盟に危機感「大変なことになる」  日本スケート連盟の関係者は29日、浅田真央(18=中京大中京高)の完敗に危機感を募らせた。吉岡伸彦強化部長は「このままぼんやりしていては大変なことになる」と険しい表情。伊東秀仁フィギュア委員長は「日本も伸びしろがあるが、金妍児もまだ得点が伸びる」と危機感を口にした。

 金妍児との約20点差は、浅田がフリーで大技のトリプルアクセルを2度成功させていたとしても埋まらない。吉岡強化部長は「スピン、ステップでのレベルでの取りこぼしを防ぎ、ジャンプも含めた演技全体の完成度を上げなければならない」と指摘した。

 今季の浅田の指導者がロシアのタラソワ・コーチに決まったのは昨夏。シーズン途中で拠点を米国から日本に戻すなどコーチ不在が長引き、新プログラムへの移行が遅れた。バンクーバー五輪は世界選手権より1カ月早い2月に開催され、例年より早く仕上げなければならない。このため、日本スケート連盟はバンクーバーの本番会場などで6〜9月に強化合宿を検討中。伊東フィギュア委員長は「各選手のスケジュールをもらい、各選手にアドバイスをしたい。日本女子の3人で1人(金妍児)と戦う」。早ければ4〜5月から、始動するように働き掛けるという。
日刊スポーツ
  表現力の意味つかんだ安藤
前向きな真央−世界フィギュア
 【ロサンゼルス29日時事】フィギュアスケートの世界選手権女子で3位に入り、2年ぶりに表彰台に立った安藤美姫(トヨタ自動車)が自由演技から一夜明けた29日、当地で記者会見し「自分の気持ちをコントロールできるようになった。フィギュアは4回転や連続3回転(ジャンプ)だけではなく表現する競技。それを少しずつ理解できるようになったかな」と振り返り、復活を喜んだ。
 日本人初の連覇を目指したが4位に終わった浅田真央(愛知・中京大中京高)は「課題にしていた連続3回転を跳べたことは次につながる。アクセル(3回転半)は失敗したけど挑戦できた」と懸命に前を向いた。世界最高得点で女王になったライバルの金妍児(韓国)を追う来季へ向け、「まずはショートプログラムでミスなく滑ること。ジャンプはもちろん、スピードをしっかりつける」と課題を整理した。
 この日は各種目の上位選手によるエキシビションが行われ、安藤、浅田真らが華麗な演技を披露した。
時事通信
  真央惨敗…ヨナに大差の4位に終わる  「フィギュアスケート世界選手権最終日」(28日、ロサンゼルス)

 女子のフリーを行い、日本人初の2連覇を目指した浅田真央(18)=中京大中京高=は188・09点で4位に終わり、キム・ヨナ(18)=韓国=が女子初の200点突破となる207・71点の世界歴代最高得点で初優勝した。浅田はシニア転向後、初めてメダルを逃した。安藤美姫(21)=トヨタ自動車=は合計190・38点で3位に入ったが、07年の安藤、08年の浅田と続いていた日本女子の連勝は途絶えた。村主章枝(28)=AK=は8位だった。

 精根尽き果てた。今季最終戦を終えた浅田は、タラソワコーチに倒れこむように抱きついた。最大のライバル、金に約20点の大差をつけられての4位。シニア転向後、主要国際大会で自身初となるメダルなしの惨敗にも「今はすごくほっとしている」と、自らを慰めるように前を向いた。

 SP首位の金と10・06点差の3位で迎えたフリー。浅田はいつもの黒ではなく、ワインレッドのコスチュームで勝負をかけた。パーフェクトの演技しか奇跡の逆転Vへの道が残されていない中、最初のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)-2回転トーループの連続ジャンプに成功。しかし、続くトリプルアクセルで尻もちをついたところで、日本人初の連覇の夢が絶たれた。

 最大のライバルに世界女王の座を明け渡し、金との直接対決は3勝4敗。約20点の大差は、武器のトリプルアクセルをフリーで2回成功させていたとしても埋まらない。バンクーバーまで1年を切り、厳しい現実を突き付けられたが、浅田は「大きな舞台を経験できたことは、次のシーズンにつながると思う」と、来年を見据えた。

 来月から中京大に進学する。5月にはタラソワコーチの指導を受けるためロシアに渡り、新しいプログラム作りに着手する予定だ。関係者は同コーチとの契約更新を明言。来日回数を増やし、フリーだけでなく、SPの振り付けも依頼することを検討している。

 「一つ一つの演技でパーフェクトが取れるように頑張りたい」。11カ月後のリベンジへ、浅田はライバルの背中を追いかけていく。
デイリースポーツ
  真央悪夢 初の表彰台陥落
フィギュア世界選手権
 浅田真央(18)=愛知・中京大中京高=がバンクーバー五輪前哨戦でまさかの完敗を喫した。ショートプログラム(SP)3位から逆転優勝を狙ったが、2発目のトリプルアクセル(3回転半)で転倒。合計188・04点で4位となり、シニアの国際試合17戦目で初めて表彰台を逃した。安藤美姫(21)=トヨタ自動車、中京大=が190・38点で銅メダル。金妍児(キム・ヨナ=18)が200・71点で初優勝。国際試合で女子初の200点超えを果たすとともに、韓国人初の世界女王に輝いた。

 こんな切ない真央は初めてだ。仮面舞踏会の締めのポーズを解くと、ガクンとうつむき、うなだれた。イチかバチかで逆転の絶対条件・トリプルアクセル2連発に集中した。1発目こそ決めたが、2発目で痛恨の転倒。そこで勝負ありだった。

 「2発目のトリプルアクセルを失敗してしまったのは、自分でもすごく跳びたかった」と悔やむ。連覇どころか初の表彰台陥落。リンクを降りると、タラソワ・コーチの胸に飛び込んだ。

 ライバル金妍児に初の連敗で、対戦成績は3勝4敗。初めて負けが先行した。前回敗れた2月の四大陸選手権は調整不足だったが、今回は勝負モード。好きな肉よりも、魚や野菜を中心とした食生活にあらため、短期間の肉体改造を敢行。もともと細身の体をさらに2キロほど絞り込み、「ジャンプが軽くなった」と自信を持っていただけにショックは大きい。

 「オリンピックまであまり時間がない。来季は違ったプログラムになると思う。自分の違った面を見せられたらいい」と真央。5月に五輪で戦う大事な新プログラム作りのため、タラソワコーチが待つモスクワに渡る。
中日スポーツ
  真央、表彰台逃した
シニア22戦目で初…フィギュア世界選手権
 ◆フィギュアスケート 世界選手権最終日(28日、ロサンゼルス・ステープルズ・センター) 【ロサンゼルス(米国)28日】真央がまさかの無冠に終わった。女子フリーを行い、日本人初の2連覇を狙った浅田真央(18)=中京大中京高=は2つ目のトリプルアクセルで転倒するミスがあり、ショートプログラム(SP)との合計188・09点で4位。05年のシニア転向後、22戦目で初めてメダルを逃した。女子で初めて200点を超える世界歴代最高の207・71点で初優勝した金妍兒(キム・ヨナ、18)=韓国=に、真央は続投が決まったタチアナ・タラソワ・コーチ(62)とバンクーバー五輪での雪辱を誓った。

 誰も予想しなかった結末に、真央はガックリと下を向いた。連覇どころか、SPで順位が下だった安藤にも抜かれて4位に陥落。表彰台を逃したのはシニア転向後初で、ジュニア時代も含めると8位だった03年の全日本選手権以来34大会ぶり。「トリプルアクセルの失敗は残念だった。(演技が終わって)ホッとしています」気丈に振る舞う姿が痛々しかった。

 SPを終えて金とは10・06点差。奇跡の逆転Vを目指し、今まで使ってきた黒の衣装をワインレッドに新調して気合を入れ直した。運命を左右するトリプルアクセル。1つ目は連続ジャンプで跳んで見事に成功。だが2つ目は2回転半になった上に、着氷と同時に尻もちを付く大失敗。基礎点8・2点の大技で、たった1点しか稼げなかった。

 最終的にはライバルに19・62点もの差を広げられ、試合後の会見で海外メディアから「連覇を逃したのはライバルの方が優れていたからか?」という質問に絶句。関係者が慌てて代弁する一幕もあり、ショックの大きさを物語った。さらに、ほかの日本勢より2日遅れ、開幕前日に現地に入ったのも失敗だった。演技後にタラソワ・コーチから「あと2日早く現地入りするべきだったね」と声を掛けられたという。

 今季は挑戦の年だった。06年トリノ五輪金メダルの荒川静香らを指導したロシア人のタラソワ氏に師事。1日2、3時間のロシア式練習に最初は戸惑ったが、今では30分間でも集中して練習できるようになった。2度のトリプルアクセルを含む運動量の激しいプログラムを滑るため、専属トレーナーをつけて肉体改造。この1年で1000種類ものトレーニングをこなした。

 現時点では金に一歩リードを許したが、来季もタラソワ氏とタッグを組むことが決定した。5月にはロシアへ渡り、五輪用プログラム作りに着手する。「失敗したけど成功もあったので、もっと前進できると思う。新しいプログラムになるので、違った自分を見せたい」。五輪まであと11か月。5歳からの競技人生で初めて味わう悔しさは、夢舞台で必ず晴らす。
スポーツ報知
  まさか表彰台に真央ちゃんがいないなんて…  フィギュアスケートの世界選手権最終日は28日、米カリフォルニア州ロサンゼルスのステープルズ・センターで女子フリーが行われ、日本人初の連覇を目指した浅田真央(18=中京大中京高)は、トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)で転倒するなど4位にとどまり、合計で188・09点の4位に終わった。05年のシニア本格参戦後、21試合目で初めて表彰台を逃す不振。キム・ヨナ(18=韓国)がフリーでも1位となり、女子史上初の200点超えとなる計207・71点の世界最高で初優勝。07年女王の安藤美姫(21=トヨタ自動車)が銅メダルを獲得した。日本女子は10年バンクーバー五輪の国別出場枠を3枠確保した。
 スポットライトを浴びるいつもの場所に、その姿がなかった。シニア本格参戦後、20大会連続で表彰台に立ち続けた浅田が4位に終わった。メダルを逃したのは、13歳で出場した03年12月の全日本選手権で8位になって以来、5年3カ月ぶり。今季最後の個人戦を終え、シーズンの疲れを吐き出すように肩を落とした前女王は「凄くホッとしてます。今季は充実していたし、満足しています」と少しだけ笑った。

 ショートプログラム(SP)で同い年のライバル・キム・ヨナに10・06点の大差をつけられて迎えたフリー。「飽きた気持ちもあった」とSPに続いて黒からワインレッドに衣装を変更した。冒頭のトリプルアクセル―2回転トーループは成功。だが、2度目のトリプルアクセルで転倒した。回転不足もあって基礎点8・2点の大技はわずか1点。「凄く跳びたかったので残念」。奇跡の扉は完全に閉じられた。

 自身の出来以上にショックだったのが、キム・ヨナの得点だった。表現力を表す5項目ですべて8点台をマークされ、演技点だけで5・52点差をつけられた。さらに、キム・ヨナにジャンプとスピンの大きなミスがあったにもかかわらず、優位なはずの技術点でも3・04点劣った。順位以上の完敗の内容に、海外メディアからの「連覇を逃したのは他のスケーターが優れていたからか」という質問に絶句。慌てた関係者が「私はベストを尽くした」と代弁するほどだった。

 フリーで2度のトリプルアクセルを組み込むなど「挑戦」をテーマに掲げた今季。昨年12月のGPファイナルで大技2発を決めてキム・ヨナを破ったが、四大陸、今大会と連敗してシニアの直接対決で3勝4敗と負け越し、世界最高をマークした新女王と差が開いた印象を残した。「彼女(キム・ヨナ)の存在が刺激になる。来季は毎試合、パーフェクトにできるようにしたい」。バンクーバー五輪1年前に大きな挫折を味わった浅田が、ライバルの背中も、金メダルの夢も絶対に見失わないと、強く誓った。
スポーツニッポン
  真央4位…バンクーバーで逆襲/フィギュア  フィギュアスケート・世界選手権最終日(28日=日本時間29日、米国・ロサンゼルス)浅田真央(18)=愛知・中京大中京高=がシニア転向後初めて表彰台を逃した。女子フリーを行い、前日のSP3位の浅田は序盤のトリプルアクセル(3回転半)での転倒が響き188.09点の4位。ライバルの金妍児(18)=キム・ヨナ、韓国=が女子で初めて200点を超える世界歴代最高の207.71点で、初優勝を果たした。安藤美姫(21)=トヨタ自動車=が3位に入り、完全復活を印象づけた。
 表彰式を待たずに、真央はスケート靴のひもをほどいた。05年11月のシニア転向後、初のメダルなし。韓国国歌に涙するライバル・金妍児の姿を氷上で目に焼き付けることすらできなかった。

 SP3位から巻き返しを期した。ハチャトゥリアン作曲「仮面舞踏会」の調べに乗り3回転半−2回転の連続ジャンプを成功させたが、次の3回転半で転倒。後半の2連続ジャンプも回転不足となり、スピードに乗れないまま演技が終わった。

 「失敗は残念だった。(SPの出遅れは)今まで何回もあったから切り替えていたつもり」

 この日のためにワインレッドの衣装を新調。米国の競技時間に合わせて朝6時から中京大のリンクで練習を積み、時差対策も万全だった。だが、結果は金妍児と約20点差の4位。技の完成度に加え、表現力などを示す演技構成点でも歴然たる差をつけられた。

 1年後に迫る五輪に不安もよぎるが、真央には大逆転の“シナリオ”がある。「今年のプログラムはトレーニング用。2年計画のスパンで見れば進行中です」と関係者。ぎっしり要素が詰め込まれたフリー演技は、こなしながら体力、技術を向上させる意味がある。目先の結果を度外視して不得意なジャンプも組み込んできた。

 来季もタッグを継続するタチアナ・タラソワ・コーチとの連絡をより密にし、ロシアと日本を行き来する頻度も増やす予定。4月1日に入学式を迎える中京大には2つのリンクがあり、練習環境も万全に整う。

 「(金妍児は)いいライバルで刺激になる。次に向けてもっと前進できると思います」。夢舞台への本当の戦いはこれから。悔しさを力に変え、真央は立ち上がる。(佐藤ハルカ)
サンケイスポーツ
2009年3月29日  
  真央、シニアで初めて表彰台逃す/フィギュア  フィギュアスケートの世界選手権第4日が28日(日本時間29日)、米国・ロサンゼルスのステープルズ・センターで行われ、女子の浅田真央(18)=愛知・中京大中京高=は序盤のトリプルアクセルでの転倒が響き、得点が伸びず122.03点で、SP(ショートプログラム)との合計188.09点で4位に終わり、表彰台を逃した。

 金妍児の得点が出る前から、浅田の言葉と表情にあきらめの色がにじんでいた。「トリプルアクセルの失敗は残念だった。(演技が終わって)ほっとしている」。淡々と振り返る18歳に悔し涙はなかった。

 最大のライバルに大差をつけられ、迎えたフリー。「何回もこういうことはあった」と気負いはなかった。だが、二つ目のトリプルアクセルは回転不足で転倒。後半の3回転−2回転も二つ目が1回転と判定された。

 2年計画で五輪の金メダルを目指している。今季はトリプルアクセルを2度跳ぶ男子並みのプログラムに挑んだ。その分、SPで出遅れた一因となった3回転ルッツなどほかの要素にまで手が回らなかった感は否めない。「練習通りにやることだけ考えた。自信があった」という金妍児に対し、勢いを欠いた浅田の滑りからは不安が感じられた。

 ほかの日本勢より2日遅れ、開幕前日に現地に入ったのも失敗だった。日本で朝6時から練習するなど時差対策は講じていたが、演技後にタラソワ・コーチから「あと2日早く現地入りするべきだったね」と声を掛けられたという。

 連覇どころか、シニア転向後初めて表彰台を逃した。トップとは約20点の差。5歳からの競技人生で初めて味わう挫折かもしれない。だが浅田は「もっと頑張ろうという思いが強くなった」と言った。決意が試される。(共同)

浅田真央の話
「今季はすごく充実していたし、満足している。大きな舞台を3回経験できて、来季につながる。もっと頑張ろうという思いが強くなった。五輪まで少ししか時間がないので練習を頑張りたい」
サンケイスポーツ
  滑りに不安…真央、シニアで初めて表彰台逃す  【世界フィギュア】キム・ヨナの得点が出る前から、浅田の言葉と表情にあきらめの色がにじんでいた。「トリプルアクセルの失敗は残念だった。(演技が終わって)ほっとしている」。淡々と振り返る18歳に悔し涙はなかった。

 最大のライバルに大差をつけられ、迎えたフリー。「何回もこういうことはあった」と気負いはなかった。だが、二つ目のトリプルアクセルは回転不足で転倒。後半の3回転―2回転も二つ目が1回転と判定された。

 2年計画で五輪の金メダルを目指している。今季はトリプルアクセルを2度跳ぶ男子並みのプログラムに挑んだ。その分、SPで出遅れた一因となった3回転ルッツなどほかの要素にまで手が回らなかった感は否めない。「練習通りにやることだけ考えた。自信があった」というキム・ヨナに対し、勢いを欠いた浅田の滑りからは不安が感じられた。

 ほかの日本勢より2日遅れ、開幕前日に現地に入ったのも失敗だった。日本で朝6時から練習するなど時差対策は講じていたが、演技後にタラソワ・コーチから「あと2日早く現地入りするべきだったね」と声を掛けられたという。

 連覇どころか、シニア転向後初めて表彰台を逃した。トップとは約20点の差。5歳からの競技人生で初めて味わう挫折かもしれない。だが浅田は「もっと頑張ろうという思いが強くなった」と言った。決意が試される。 (共同)
スポーツニッポン
  国別対抗戦代表に浅田、安藤ら  日本スケート連盟は29日、新設される世界フィギュアスケート国別対抗戦(4月16〜19日、東京・代々木)の日本代表を発表した。男子は織田信成(関大)と小塚崇彦(トヨタ自動車)、女子は浅田真央(愛知・中京大中京高)と安藤美姫(トヨタ自動車)。ペアは高橋成美(千葉・渋谷教育幕張高)マービン・トラン(カナダ)組、アイスダンスはキャシー・リード、クリス・リード組(川越ク)が出場する。大会は世界上位6カ国(開催国の日本含む)で優勝を争う。
MSN産経ニュース
  浅田真央:
まさかの4位も「今はホッと」重圧からの解放感
 ◇フィギュアスケート・世界選手権最終日(28日・ロサンゼルス)
 日本人初の連覇への挑戦は、まさかの4位に終わった。浅田真央が表彰台を逃すのは、シニア転向した05年11月の中国杯以降、21戦目(ジュニア大会を除く)で初めてだ。

 冒頭のトリプルアクセル(3回転半)−2回転トーループは決めたが、続くトリプルアクセルは回転不足で転倒し、中盤の3−2回転連続ジャンプは二つ目が回転不足。演技後は「今はホッとしているのと、うれしい気持ち。トリプルアクセルに失敗してしまったが、その後に引きずることなくできた」と話した。連覇を期待された重圧からの解放感がうかがえた。

 3位だった2月の4大陸選手権から続く不調。ジャンプ失敗よりも、滑りにスピード感や伸びやかさが乏しいことが懸念される。表現力などを問うプログラム構成点は金妍児に5.52点差もつけられた。伊東秀仁・フィギュア部長は不調の要因を「プログラムが難しい」と推測する。

 「先生(タチアナ・タラソワ・コーチ)と相談して来季につなげていきたい」と浅田真。バンクーバーで笑うために、今は悩んでもいい。【来住哲司】
毎日新聞
  安藤3位、真央は4位=金妍児、
世界最高で初V-世界フィギュア女子
 【ロサンゼルス28日時事】フィギュアスケートの世界選手権最終日は28日、当地で女子の自由が行われ、前々回優勝でショートプログラム(SP)4位の安藤美姫(トヨタ自動車)が自由で2位となり、合計190.38点で3位に入って2大会ぶりのメダルを獲得した。SPの3位から日本人初の連覇を目指した浅田真央(愛知・中京大中京高)は転倒などが響いて自由4位と伸びず、188.09点で4位に終わった。

 SP首位の金妍児(韓国)が自由でも1位となり、207.71点の世界最高得点で初優勝。韓国に大会初の金メダルをもたらした。村主章枝(AK)は8位。ジョアニー・ロシェット(カナダ)が2位に入った。

 日本は4大会連続でメダルを獲得。上位2人の合計順位が13位以内となり、来年のバンクーバー五輪の出場枠で最大の3を確保した。 
IBTimes
  最後にピーク合わず=完成度欠いた真央
世界フィギュア
 序盤に挑んだ3回転半の2本目で尻をつき、輝くような姿は戻らなかった。SPの3位に続き、自由では4位に。連覇どころか、驚異の世界最高得点で女王の座についたライバルの金妍児に大きく水をあけられ、2年ぶりに表彰台に立った安藤にも敗れた。
 両ほおに手をかざして見上げる決めのポーズを解くと、浅田真は脱力した。顔に充実の色はなく「ほっとした」と言った。コーチを実績豊富なタラソワ氏に変え、さまざまな挑戦を重ねてきたシーズン。その最後に、ピークを合わせることはできなかった。
 今季は演技の難易度を上げた。SPに3回転では最も基礎点の高い苦手のルッツを入れることにこだわり、自由では3回転半を2本跳び、曲終盤には他選手を凌駕(りょうが)する長いステップをこなす。細部に力を注いだ分、完成度を欠いた面もある。
 それでも、コーチの指導を全面的に信じる浅田真は「まだまだ。毎回完ぺきにできるように」と自らの力不足を責めた。ジャンプを含め、個々の演技要素のレベルは上なのに勝てない。追う立場になる来季、そのジレンマにどう立ち向かうのか。
ロサンゼルス時事
  世界フィギュア:安藤が銅メダル、
浅田4位 金妍児が初V
【ロサンゼルス来住哲司】10年バンクーバー五輪の国・地域別出場枠をかけたフィギュアスケートの世界選手権は最終日の28日、当地のステープルズセンターで女子のフリーが行われた。ショートプログラム(SP)4位の安藤美姫(トヨタ自動車)が計190.38点で3位に浮上し、銅メダルを獲得した。

 安藤は前々回の金メダルに続く2個目のメダルで、日本女子勢は4年連続のメダル獲得。SP3位の浅田真央(愛知・中京大中京高)は計188.09点で4位に落ち、連覇を逃すとともに05年のシニア転向後21戦目で初めて表彰台を逃した。SP9位の村主章枝(AK)は計164.58点で8位だった。

 過去2年連続3位でSP首位の金妍児(キム・ヨナ、韓国)がフリーも1位となり、韓国勢として初の金メダル。計207.71点は浅田真が06年NHK杯で出した計199.52点を抜き、世界最高得点。SP2位のジョアニー・ロシェット(カナダ)が計191.29点で2位に入り、この種目でカナダ勢21年ぶりのメダル。

 日本女子は06年トリノ五輪に続いて五輪出場枠を3枠確保した。3枠を獲得したのは日本だけだった。 

 ○…ベテランの28歳・村主はSPから一つ順位を上げたが、3回転サルコウが1回転半になるなどジャンプで大きなミスが二つあり、本来の出来ではなかった。
 「いろいろ反省して来季につなげたい」といい、来季は「3−3(回転連続ジャンプ)に取り組みたい」と宣言。「3−3を跳べるノウハウが分かっているのとそうでないのとは違う。次の世代に継承することが私の役割と思う」と、現役引退後は指導者になる意向を表明した。

 ○…金妍児が合計得点で女子初の200点超えを果たして初優勝。冒頭に3−3回転連続ジャンプを決め、その後もスピード感豊かな滑りを披露し、プログラム構成点は全5項目で8点台だった。
 3回転サルコウが1回転半になったほか、定められた種類のスピンをすべてやらなかったため、規定違反で最後の連続スピンが加算されないミスもあったが、大勢に影響は全くなかった。
 「200点を超えたいと思っていたけど、ついに超えて興奮している。演技後はいつも涙っぽくなるけど、今日は抑えられなかった」と感激の面持ち。別格の強さで、バンクーバー五輪の金メダル最有力候補であることをアピールした。
毎日新聞
  世界フィギュア・談話 ◇ご褒美かな
 安藤美姫 前(優勝した2年前)は何も考えずに取れたが、今回はメダルを取りたいと思ってやってきた。やるべきことをやったご褒美かな。今季は1試合1試合コンスタントに演技ができ、成長できた。
◇まだまだ課題が
 浅田真央 ほっとしてうれしい。今季はすべての試合が充実していて満足している。まだまだ課題がある。来季はいい演技で、毎回パーフェクトにできるように頑張る。

◇ジャンプを反省
 村主章枝 ジャンプに少しミスがあった。いろいろ原因はあるので反省して来年に生かす。ジャンプはわたしにとって大きな課題。来季は連続3回転に取り組みたい。
◇複数メダルへ前進
 伊東秀仁・日本スケート連盟フィギュア委員長 女子で五輪3枠獲得は日本だけ。複数のメダル獲得へ向かって一歩前進した。金妍児だって失敗はする。日本もみんなで力を上げていけば負ける相手ではない。
◇滑り込む必要
 吉岡伸彦・日本スケート連盟フィギュア強化部長 浅田真はプログラム全体を通して滑り込む必要があった。安藤は今回、きちんと準備をして入ってきた。(これまでは)技術というより気持ちの問題が大きかったから。
時事通信
  真央、美姫らが国別対抗戦の代表/フィギュア 日本スケート連盟は29日、フィギュアスケートの世界国別対抗戦(4月16−18日・国立代々木競技場)に出場する日本代表を発表し、女子は浅田真央(愛知・中京大中京高)と安藤美姫(トヨタ自動車)が選ばれた。

 男子は織田信成(関大)と小塚崇彦(トヨタ自動車)が代表入りし、ペアは高橋成美(千葉・渋谷教育幕張高)マービン・トラン(カナダ)組、アイスダンスはキャシー・リード、クリス・リード組(川越ク)が選出された。
サンケイスポーツ
  安藤3位、浅田真は4位
金が世界最高点で優勝−世界フィギュア
【ロサンゼルス28日AFP=時事】フィギュアスケートの世界選手権最終日は28日、当地で女子の自由が行われ、ショートプログラム(SP)1位の金妍児(韓国)が自由でも1位となり、合計207・71の女子世界最高得点をマークして圧勝した。日本勢は安藤美姫(トヨタ自動車)が3位に入ったが、連覇が期待された浅田真央(中京大・中京高)は4位に終わった。(写真は、1位の金妍児=中央=、2位のロシェット=左=、3位の安藤=右)
 優勝した金は、「世界選手権で立派な演技をすることが夢だった。それをここで実現できて本当にうれしい」と語った。
 金はトリプルサルコーで少し失敗があったほかは、ほぼ完璧な演技を披露した。2位にはSPで2位につけていたジョアニー・ロシェット(カナダ)が入った。SP4位だった安藤は自由で2位と健闘し、合計190・38点で3位に割り込んだ。
 金の好敵手とみられていた前回覇者の浅田真は前半のトリプルアクセルで転倒したのが響いて得点が伸びず、自由では4位となり、合計点188・09でSPの3位から1つ後退して4位に終わった。村主章枝(AK)は8位だった。
AFP=時事
  フィギュア=世界選手権女子、
金妍児が世界最高で初優勝
 [ロサンゼルス 28日 ロイター] フィギュアスケートの世界選手権は28日、女子のフリーを行い、ショートプログラム(SP)首位の金妍児(韓国)が世界最高得点となる合計207.71点で初優勝を飾った。

 また、ジョアニー・ロシェット(カナダ)が191.29点で2位、2007年大会で優勝した安藤美姫が3位で表彰台。前回優勝者の浅田真央は4位に終わった。
日本経済新聞
  世界フィギュア:安藤3位
浅田は4位 金妍児が初V
 フィギュアスケートの世界選手権最終日は28日、ロサンゼルスのステープルズ・センターで女子のフリーを行い、前々回優勝の安藤美姫(トヨタ自動車)が合計190.38点で銅メダルを獲得し、日本人初の2連覇を狙った浅田真央(愛知・中京大中京高)は188.09点の4位でメダルも逃した。

 金妍児(韓国)がショートプログラム(SP)、フリーともに1位となり、女子では初めて200点を突破する世界歴代最高の207・71点で初優勝。前回5位のジョアニー・ロシェット(カナダ)が191.29点で2位に続いた。

 SP4位の安藤はほぼノーミスだったフリーで2位となり、順位を一つ上げた。SP3位の浅田は得意のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を1度しか成功できなかった。村主章枝(AK)は164.58点で8位だった。(共同)
毎日新聞
  安藤3位、浅田はメダル逃す
フィギュア世界選手権
 ◆フィギュアスケート 世界選手権最終日(28日、ロサンゼルス・ステープルズ・センター) 女子のフリーを行い、安藤美姫(トヨタ自動車)が合計190・38点で銅メダルを獲得し、日本人初の2連覇を狙った浅田真央(愛知・中京大中京高)は188・09点の4位でメダルを逃した。

 ショートプログラム(SP)、フリーともに1位の金妍児(韓国)が、女子では初めて200点を突破する世界歴代最高の207・71点で初優勝。ジョアニー・ロシェット(カナダ)が191・29点で2位に続いた。

 安藤はSP4位だったが、ほぼノーミスだったフリーで2位となり、順位を1つ上げた。SP3位の浅田はトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を1度しか成功できなかった。村主章枝(AK)は164・58点で8位だった。

 安藤美姫「メダルはやるべきことをやったご褒美。前回は何も考えないで取れた(金)メダルだったけど、今回は取りたいと思って取れたので意味がある。バンクーバー五輪までさらに強化したい」

 金妍児「200点超えはびっくり。優勝のことは考えず、練習通りやることを考えた。少しミスはあったがとてもうれしい。万全な体調で臨めたので自信があったし、落ち着いて演技できた」

 浅田真央「自分の演技には満足している。大きな舞台を3回経験できて、来季につながる。もっと頑張ろうという思いが強くなった。まだまだ課題はあるのでもっといい演技ができるように頑張りたい」

 村主章枝「ジャンプで少しミスが出てもったいなかった。来季は2連続3回転に取り組みたい。そのためにトリノ五輪から続けてきたし、上のレベルで戦えないと思っている」
スポーツ報知
  安藤3位、真央は4位
金妍児、世界最高で初V−世界フィギュア女子
 【ロサンゼルス28日時事】フィギュアスケートの世界選手権最終日は28日、当地で女子の自由が行われ、前々回優勝でショートプログラム(SP)4位の安藤美姫(トヨタ自動車)が自由で2位となり、合計190.38点で3位に入って2大会ぶりのメダルを獲得した。SPの3位から日本人初の連覇を目指した浅田真央(愛知・中京大中京高)は転倒などが響いて自由4位と伸びず、188.09点で4位に終わった。
 SP首位の金妍児(韓国)が自由でも1位となり、207.71点の世界最高得点で初優勝。韓国に大会初の金メダルをもたらした。村主章枝(AK)は8位。ジョアニー・ロシェット(カナダ)が2位に入った。
 日本は4大会連続でメダルを獲得。上位2人の合計順位が13位以内となり、来年のバンクーバー五輪の出場枠で最大の3を確保した。
時事通信
  【世界フィギュア】安藤が銅、浅田は4位  【ロサンゼルス=榊輝朗】フィギュアスケートの世界選手権最終日は28日(日本時間29日)、ロサンゼルスのステープルズ・センターで女子フリーを行い、前日のショートプログラム(SP)で4位の安藤美姫(トヨタ自動車)が通算190・38点で日本選手では最高の3位に入った。SP3位の浅田真央(愛知・中京大中京高)は、3回転半ジャンプのミスが響き通算188・09点で4位と2連覇を逃した。

 SP首位の金妍児(韓国)がフリーでも1位となり通算207・71点で初優勝。女子の国際大会では初めて、200点を超える世界最高得点を記録した。ジョアニー・ロシェット(カナダ)が191・29点で2位、村主章枝(AK)は164・58点で8位。29日(日本時間30日)は上位選手らによるエキシビジョンが行われる。
MSN産経ニュース
  フィギュア安藤が銅、浅田は4位
キム・ヨナが初優勝
 【ロサンゼルス28日共同】フィギュアスケートの世界選手権最終日は28日、ロサンゼルスで行われ、来年のバンクーバー冬季五輪の前哨戦として注目された女子で安藤美姫(21)=トヨタ自動車=が190・38点で3位に入り、日本人初の2連覇を狙った浅田真央(18)=愛知・中京大中京高=は188・09点で4位に終わった。

 18歳の金妍児(キム・ヨナ)(韓国)が女子では初めて200点を上回る207・71点で圧勝し、初優勝。日本女子は2007年に安藤、昨年は浅田がともに初優勝していたが、3連覇はならなかった。

 安藤はほぼノーミスの演技で27日のショートプログラム(SP)から順位を1つ上げ、SP3位の浅田はトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)の転倒などが響いた。
中日新聞
  金ヨナ初優勝 安藤が銅、浅田は4位
世界フィギュア
 【ロサンゼルス=村上尚史】フィギュアスケートの世界選手権最終日は28日、女子の自由があり、前日のショートプログラム(SP)首位の金妍児(キム・ヨナ)(韓国)が女子で初めて200点を超える世界最高得点の207.71点で初優勝した。安藤美姫(トヨタ自動車)が190.38点の3位で、優勝した07年大会以来2大会ぶりのメダルを獲得。2連覇を目指した浅田真央(愛知・中京大中京高)は188.09点の4位で、3大会連続のメダルも逃した。

 SPで世界最高得点(76.12点)を記録した金妍児は、自由でも安定した技と高評価の演技力で1位(131.59点)となり、韓国初の世界チャンピオンに輝いた。

 SP4位の安藤は4回転ジャンプは挑まず、ほぼノーミスにまとめて自由2位と盛り返し、同3位の浅田は二つ目のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)で転倒するなど、SP3位から順位を落とした。

 日本女子は上位2人の順位合計が「13」以内となり、10年バンクーバー冬季五輪の出場枠は「3」となった。
朝日新聞
  世界フィギュア
浅田、メダル逃す 安藤が銅 優勝はキム・ヨナ
 フィギュアスケートの世界選手権は第5日の28日、米・ロサンゼルスのステープルズセンターで女子のフリーが行われた。前回優勝でショートプログラム(SP)3位の浅田真央(愛知・中京大中京高)はトータル188.03点で4位となり、連覇だけでなくメダルを逃した。前々回優勝でSP4位の安藤美姫(トヨタ自動車)はフリーで126.26の高得点でトータル190.38の3位となり銅メダルを獲得した。

 SPで世界最高得点(76.12点)を出し首位の金妍児(キム・ヨナ、韓国)がフリーでも131.59点、トータル207.71点で初優勝を飾った。2位はジョアニー・ロシェット(カナダ)。浅田は、フリーではジャンプで着地に失敗し122.03点だった。【デジタルメディア局】
毎日新聞
  金妍児がV・安藤3位、浅田はメダル逃す
世界フィギュア
 【ロサンゼルス=宮崎薫】フィギュアスケートの世界選手権は28日、最終種目の女子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)4位の安藤美姫(トヨタ自動車)が2位と躍進、総合3位になり、優勝した2007年大会以来のメダルを獲得した。

 SP3位から逆転で連覇を目指した浅田真央(愛知・中京大中京高)は二度目のトリプルアクセルに失敗、フリー、総合順位とも4位に終わった。浅田は2005年秋にシニア参戦して以来、国際大会17戦目で初めて表彰台を逃した。

 村主章枝(AK)は8位だった。

 SP首位の金妍児(キムヨナ)がフリーでも圧勝、総合得点207・71の世界最高記録をマークして、韓国勢初の世界女王に輝いた。

 日本女子は、上位2選手の合計順位が「13位以内」に入ったため、規定により、バンクーバ五輪の出場枠「3」を確保した。
読売新聞
  安藤3位で浅田は4位、金妍児が優勝
世界フィギュア
【ロサンゼルス=原真子】フィギュアスケートの世界選手権最終日は28日、当地で女子フリーを行い、SP3位の浅田真央(中京大中京高)は計188.09点で4位となり、連覇を逃した。

 SPで世界最高得点を更新した金妍児(キム・ヨナ、韓国)が計207.71点で初優勝し、2位はジョアニー・ロシェット(カナダ)だった。

 SP4位で07年女王の安藤美姫(トヨタ自動車)は計190.38点で3位。バンクーバー五輪の日本の出場枠は3となった。
日本経済新聞
  真央4位美姫3位金妍児初V/フィギュア <フィギュアスケート:世界選手権>◇最終日◇28日(日本時間29日)◇米カリフォルニア州ロサンゼルス

 女子のフリーを行い、前々回優勝の安藤美姫(トヨタ自動車)が合計190・38点で銅メダルを獲得し、日本人初の2連覇を狙った浅田真央(愛知・中京大中京高)は188・09点の4位でメダルも逃した。

 金妍児(韓国)がショートプログラム(SP)、フリーともに1位となり、女子では初めて200点を突破する世界歴代最高の207・71点で初優勝。前回5位のジョアニー・ロシェット(カナダ)が191・29点で2位に続いた。

 SP4位の安藤はほぼノーミスだったフリーで2位となり、順位を1つ上げた。SP3位の浅田は得意のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を1度しか成功できなかった。村主章枝(AK)は164・58点で8位だった。
日刊スポーツ
  真央、首位ヨナに10・06大差/フィギュア <フィギュアスケート:世界選手権>◇4日目◇27日(日本時間28日)◇米カリフォルニア州ロサンゼルス

 女子ショートプログラム(SP)で、連覇に挑む浅田真央(18=中京大中京高)が、がけっぷちに立たされた。今季自己最高の66・06点を出したが、苦手の3回転ルッツが乱れて3位。SP世界歴代最高得点の76・12点で首位に立ったライバルの金妍児(18=韓国)に10・06点もの大差をつけられた。大逆転には28日(日本時間29日)のフリーで完ぺきな演技が求められる。安藤美姫は4位、村主章枝は9位だった。

 ライバルの驚異的な得点に、場内は大歓声に包まれた。その瞬間、報道陣の取材に応じていた浅田の表情が引きつった。演技も得点も見ていなかったが、金が高得点を挙げたことは即座に理解した。10・06点もの大差がついたと知ると「フリーではトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を2回跳びたい」と、昨年12月のGPファイナルで、女子では世界で初めて成功した最高級難度の演技構成でフリーに臨む決意を語った。巻き返しを期す女王の意地だった。

 冒頭で鬼門の2連続3回転をようやく決めた。今季これまで5大会、9度挑戦してすべて失敗していたが、10度目の挑戦で成功させた。ところが昨季から苦手としていた、続く3回転ルッツは回転不足となった上に減点され、わずか0・90点しか加点できなかった。成功していれば5点以上加算され、金を射程圏内にとらえられていただけに、痛恨の取りこぼしとなった。

 07年世界選手権でSP首位の金に10・63差をつけられながらフリーで逆転し、安藤に次ぐ2位になったこともある。だが今大会の金は公式練習からほとんどミスもなく絶好調。日本連盟の吉岡強化部長は「相手のミスを期待してはいけない。ともにパーフェクトな演技だったら、難度の高い浅田選手の方が得点は高い」と話した。浅田も「ルッツは課題だけどフリーには入っていない。まずは明日ミスなく滑りたい」と、完ぺき演技を誓った。

 フリーの自己ベスト133・70点の金が、浅田が持つ歴代最高総合得点199・52点を更新する史上初の200点超えの可能性も現実味を帯びてきた。もっとも浅田のフリーの演技構成は、男子トップ選手並みの難度といわれる。定番だったミスがなくなれば、140点前後を稼ぐ可能性は十分にある。1勝1敗で迎えた今季最後の対決で、宿敵に負けるわけにはいかない。【高田文太】
日刊スポーツ
  真央SP3位…日本人初連覇ピンチ  「フィギュアスケート世界選手権第4日」(27日、ロサンゼルス)

 女子ショートプログラム(SP)が行われ、日本人初の2連覇を狙う浅田真央(18)=中京大中京高=は3回転ルッツが乱れ、66・06点で3位と出遅れた。初優勝を目指すライバルのキム・ヨナ(18)=韓国=が、自身の持つSP世界歴代最高得点を更新する76・12点でトップに立った。ジョアニー・ロシェット(23)=カナダ=が2位、前々回優勝の安藤美姫(21)=トヨタ自動車=は4位、村主章枝(28)=AK=は9位で、28日(日本時間29日)のフリーに挑む。

 硬い表情を崩さなかった。SPの今季自己最高得点を告げる掲示板を、浅田はにらみつけた。最大のライバル、キムに10点以上の大差をつけられての3位発進。日本人初の2連覇へ黄信号がともり「後半の部分は、自分のベストではなかったので満足していません」と悔しさをにじませた。

 大きな深呼吸を4つしてリンクに飛び出した。夜空を照らす月をイメージした「月の光」に乗って、いきなり魅せた。今季、一度も成功していない高難度の技、3回転-3回転ジャンプをクリアした。「すごくホッとした」。ここで波に乗るかと思われたが、落とし穴が待っていた。

 直後の3回転ルッツが2回転になり、着氷も乱れた。「跳びたいという気持ちはあった。もっと力強くいけばよかった」。本番直前の練習でも、跳ぶタイミングに苦労していた。膨大な時間をかけて取り組んできた課題だっただけに、余計に悔しかった。

 直接対決で今季1勝1敗、シニアで通算3勝3敗のキムは、SPで世界記録を塗り替えた。10・06点と大きく引き離されたことに、日本連盟の吉岡伸彦フィギュア強化部長は「かなわない相手ではないと思うが、簡単な差ではない。やるだけやって相手のミスを待つしかない」と、逆転優勝の難しさを口にした。

 フリーに、武器とする2回のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を用意しているとはいえ、逆転Vへのハードルは高い。「得点はあまり考えていない。まずはミスなくすることを一番に考えてやりたい」。目指すは、自分が満足できるパーフェクトの演技。浅田は奇跡を信じて、トリプルアクセルにすべてをかける。
デイリースポーツ
  真央 連覇に黄信号 フィギュア世界選手権  浅田真央(18)=愛知・中京大中京高=の2連覇に黄信号がともった。冒頭の連続3回転ジャンプを今季初めて成功させたが、単発の3回転ルッツジャンプが2回転になるミスが響き、66・06点でSP3位。初優勝を狙うライバル金妍児(18)=韓国=が76・12点の世界最高得点で首位。真央に10・06点の大差をつけた。安藤美姫(21)=トヨタ自動車、中京大=は64・12点で4位。村主章枝(28)=AK=は58・40点で9位。女子フリーは28日(日本時間29日)に行われる。

 ロサンゼルスの青空とは裏腹に、胸の内が曇りがちの真央が、ちょっとだけ語気を強めた。SP上位3人の会見で、この日失敗した3回転ルッツに関する質問を受けた時。か細い声が一転して「フリーは(不調な)3回転ルッツを入れていないので、トリプルアクセル(3回転半)を2回入れたいと思います」と、代名詞のジャンプを口にして強気で結んだ。連覇が非常に厳しくなった10・06点の大差を許した金妍児の真横で逆襲宣言だ。

 今季6戦目にして初の連続3回転ジャンプ成功の喜びをもかき消す、3回転ルッツが2回転になる痛恨のミス。このジャンプは今季、タラソワ・コーチの下で1回転ジャンプから始めて2回転、3回転と踏み切りのクセを矯正中。「今年から修正してきているので、跳びたい気持ちがある。それが、どうしても試合になると、力強くいけない…」と悩む。だが、バンクーバー五輪を見すえて高難度ジャンプをモノにするには、試合の緊張感で跳び、決める。それしかないと分かっている。

 2連覇への勝負モードを感じさせる赤い新コスチュームをロスに持ち込んだ。フリーの『仮面舞踏会』で着用する。従来の黒の衣装と一緒にスーツケースに入れてきた。昨年、一昨年とシーズン後半から赤の衣装に変え、好成績を挙げる武運がある、真央の勝負色。五輪前哨戦に投入する。

 2年前の世界選手権(東京)はSP5位で、同じ金妍児に今回以上の10・63点も離された。結果的にSP2位から逆転Vの安藤に0・64点及ばなかったが、ミス連発の金妍児は捕らえた。燃えるような赤の衣装そのままの勢いで猛追した、あの勇姿の再現を、というわけだ。真央も「明日、ミスなく滑ることを一番に考えています」とネバーギブアップ。こん身のラスト仮面舞踏会を踊りきり、ロサンゼルスの奇跡を起こす。
中日スポーツ
  3回転ルッツ失敗!
真央出遅れ3位…フィギュア世界選手権
 ◆フィギュアスケート 世界選手権第4日(27日、ロサンゼルス、ステープルズ・センター) 【ロサンゼルス(米国)27日】浅田真央(18)=中京大中京高=の2連覇に黄信号がともった。女子ショートプログラム(SP)で2連続3回転ジャンプを今季初めて成功させたが、3回転ルッツを失敗し、66・06点で3位と出遅れ。ライバルの金妍兒(キム・ヨナ、18)=韓国=がSP世界最高得点を叩きだし、10・06点もの大差をつけられた。奇跡の逆転Vを目指し、28日のフリーで2度のトリプルアクセル(3回転半)に挑む。

 真央が顔をこわばらせた。演技後、報道陣の質問に答えていると、金の世界最高点が目に入った。「課題だった2連続3回転を跳ぶことができたけど、後半はベストを出せなかったので満足していません」。過去最大だった先月の四大陸選手権時の14・83点差に続き再びライバルにSPで10・06点も離され、落胆を隠せなかった。

 今季5戦で1回しか首位に立っていない課題のSP。冒頭に入れたフリップ―ループの2連続3回転ジャンプは、今季10度目の挑戦で初めて成功させた。波に乗ったかに見えたが、次の3回転ルッツで軸が傾いて2回転になったうえ、着氷も乱れた。出来栄えでも減点され、基礎点6・0点のジャンプで、わずか0・90点しか稼げなかった。

 昨季踏み切り違反で減点を繰り返したルッツは、昨年のオフに初心者レベルの1回転から練習し、エッジ(刃)の外側で正しく踏み切るように矯正してきた。それでも演技前の6分間練習で失敗するなど「試合になると力強くいけない」と話すように不安を解消できなかった。ジャンプなどの技術点では、金と7・5点の差がついた。

 日本連盟の吉岡伸彦強化部長は「完成度で負けていた。金がノーミスだったら届かない点差」と自力での逆転に厳しい見方を示した。それでも真央は金と並んだ会見で「フリーはアクセルを2回やりたいと思います」と宣戦布告。2年前の世界選手権でも金と10・63点差のSP5位から逆転し、銀メダルを取った実績もある。「(金と)一緒に滑るのは刺激になる」。勝利の女神がほほ笑むことを信じて舞う。
スポーツ報知
  ヨナSP世界最高得点で1位
フィギュア世界選手権
 ◆フィギュアスケート 世界選手権第4日(27日、ロサンゼルス、ステープルズ・センター) 【ロサンゼルス(米国)27日】浅田真央(18)=中京大中京高=の2連覇に黄信号がともった。女子ショートプログラム(SP)で2連続3回転ジャンプを今季初めて成功させたが、3回転ルッツを失敗し、66・06点で3位と出遅れ。ライバルの金妍兒(キム・ヨナ、18)=韓国=がSP世界最高得点を叩きだし、10・06点もの大差をつけられた。

 高速スピンで演技を締めると、金は力強いガッツポーズを繰り出した。今季4戦すべて1位と得意のSPで、先月の四大陸選手権で自身が更新したばかりの世界歴代最高得点を3・88点も更新。「いい練習ができていたので気持ちよく滑れた」と喜びを爆発させた。

 黒の衣装で妖えんな魅力を振りまく「死の舞踏」。2連続3回転など3種類のジャンプを成功させ、ジャンプ以外の5つの要素でも4つで最高レベル4を獲得。男子の織田信成(22)=関大=のSP得点(76・49点)とほぼ変わらない驚異の数字だ。

 大会直前に波紋を呼んだ“進路妨害発言”も払しょくする好演技。真央に大差をつけ「楽に滑れる」と余裕を見せた。「あしたは今日以上の演技をしたい」初優勝と女子史上初の200点超えが見えてきた。
スポーツ報知
  侮辱行為!?
真央の演技後にサンダル投げ込まれる
 【世界選手権第4日 女子SP】浅田真央の演技終了後、リンクに称賛の花束やぬいぐるみに交じって、サンダルが投げ込まれるハプニングがあった。浅田自身は気づかず、大きな問題にはならなかったが、悪質ないたずらの可能性も否定できない。女子フィギュア界は現在、日本の浅田と韓国のキム・ヨナの2強が抜けた存在。スタンドは熱狂的なファンが多く、モラルを心配する声もある。
スポーツニッポン
  真央は決めるぞ!逆転のトリプルアクセル  真央の連覇に黄信号がともった。フィギュアスケート世界選手権第4日(27日 米カリフォルニア州ロサンゼルス=ステープルズ・センター)に行われた女子ショートプログラム(SP)で、日本人初の連覇を目指す浅田真央(18=中京大中京高)は今季初めて3―3回転の連続ジャンプを成功させたものの、ルッツでの失敗が響き66・06点で3位。圧倒的な演技で76・12点の世界最高得点を叩き出したライバル・キム・ヨナ(キム・ヨナ、18=韓国)とは10・06点の大差で、28日(日本時間29日)のフリーでの逆転は厳しい状況となった。
 世界女王が2度、顔色を失った。得点を待つキス&クライで自身のスコアが出た瞬間。そして、報道陣に対応していた取材エリアのモニターに、ライバル・キム・ヨナの世界新が表示された瞬間だ。日本人初の連覇へ、絶望的ともいえる10・06点差。今季SP自己ベストの66・06点をマークしても、真央に笑顔はなかった。

 「課題にしていた連続3回転が決まって良かったけど、後半はベストじゃなくて悔いが残っています」

 自己ワーストタイのSP6位に沈んだ2月の四大陸選手権は濃いブルーの衣装だったが、この日はそれまで着用していた薄紫の衣装に戻した。気分を一新して挑んだ冒頭の3―3回転は、今季10度目のアタックで初めて決めたが、続くルッツでミスが出た。昨季、踏み切りエッジ違反で減点された苦手ジャンプは、3回転の予定が2回転に。「頭の中に(過去の失敗が)残っていた。もっと強くいけば良かった…」。このルッツでわずか0・90点しか稼げず、ジャンプ以外の項目でも取りこぼしが目立った。

 今季の浅田はSPが鬼門だった。今大会までの5戦で、首位発進は1試合だけ。タラソワ・コーチからは「勝つためには、SPをしっかり滑らないと駄目」と厳命されていたが期待に応えられず「きょう(27日)はもっとできた」と唇をかみしめた。

 07年世界選手権ではSPでキム・ヨナに10・63点差をつけられながら、フリーで逆転。だが、当時と今では状況が違う。腰痛に苦しんでいたライバルは今大会、絶好調。大きなミスは期待できないが「自分のできることをすべて出したい。(トリプル)アクセルを2回、跳びたい」と気合を入れた。フリー滑走順は真央が19番、キム・ヨナが22番。奇跡の逆転連覇を成し遂げるには、大技2発を決めて重圧をかけるしかない。
スポーツニッポン
  真央「ロスの奇跡」起こす/フィギュア  フィギュアスケート・世界選手権第4日(27日=日本時間28日、米国・ロサンゼルス)真央、鬼門…。日本人初の2連覇を狙う女子の浅田真央(18)=愛知・中京大中京高=はショートプログラム(SP)で3回転ルッツが乱れ、3位と出遅れた。初優勝を目指すライバル金妍児(18)=韓国、キム・ヨナ=が自身のSP世界歴代最高得点を更新する76.12点でトップ。真央は今季SPでのつまずきが目立ち、連覇に黄信号。フリー(日本時間29日午前)でミラクルを起こす。
 地鳴りのような歓声が耳に届いた。演技を終えた真央がリンク裏で取材に応じ、金妍児について口を開きかけた瞬間だった。視線の先のテレビ画面には、歴代最高得点に顔を覆い喜ぶライバルの姿。「一緒に滑ってすごく刺激になる…」。真央の目から力が消えた。

 鬼門となっている今季SPで、またしても沈んだ。冒頭の2連続3回転ジャンプは難なく着氷。だが、3回転ルッツは踏み切り違反の2回転に。着氷も乱れた。このジャンプで稼いだ得点はわずか0.9点。「頭の中に(過去の失敗が)残っていた。もっと強くいけば…」と悔やむ。今季出場6試合で真央がSPで首位に立ったのはNHK杯だけと、苦しんでいる。

 同じロサンゼルスで行われた野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)決勝では日本が韓国を下し、日韓対決は氷上へと舞台を移した。女子では01年のミシェル・クワン(米国)以来の2連覇がかかる真央にとって直接対決で今季1勝1敗、シニア通算3勝3敗と互角だった金妍児に10.06点も引き離されたショックは大きい。

 この日は3位に終わった2月の4大陸選手権で新調したブルーの衣装を再びもとのラベンダー色に戻した。昼食は真央にとって“勝負食”の韓国料理を食べたが、結果はついてこなかった。

 来季のバンクーバー五輪へも影を落とす。シニア転向後、2度の世界選手権で真央は金妍児に負けていない。演技を成熟させて臨むシーズン最後の世界選手権では、2大会連続3位の金妍児に対し、真央は2位、優勝と上回ってきた。五輪もシーズン終盤の2月にある。今大会で真央が敗れれば、最も重要な大会に照準を合わせて実力を発揮するこれまでの流れが断ち切れてしまうのだ。

 フリーで逆転するにはトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を2度成功させることが不可欠。「自分のできるすべてを出せればいい」。滑走順は真央が19番で、金妍児は22番。高得点を出してライバルを揺さぶり、ミラクルを呼ぶ。(佐藤ハルカ)
サンケイスポーツ
2009年3月28日  
  真央、フリーは最終組19番滑走に/フィギュア  フィギュアスケートの世界選手権で28日(日本時間29日)に行われる女子フリーの滑走順抽選が27日(日本時間28日夜)、行われ、女子ショートプログラム(SP)で3位と出遅れた浅田真央(愛知・中京大中京高)は最終組で最初の19番滑走となった。

 同じく最終組の安藤美姫(トヨタ自動車)は21番。直後の22番でSP首位の金妍児(韓国)が滑る。最終組の一つ前の第3組に入った村主章枝(AK)は組内で最初の13番。
サンケイスポーツ
  世界フィギュアSP、浅田3位・安藤4位
首位は金妍児
【ロサンゼルス=岡田卓史】フィギュアスケートの世界選手権は、日本人初の連覇を目指す女子の浅田真央(愛知・中京大中京高)がショートプログラム(SP)で3位スタート。

 3―3回転ジャンプは決めたものの、単独の3回転が2回転になるミスがあり、SPの世界最高記録を出して首位に立った金妍児(キムヨナ)(韓国)に10・06点差をつけられた。

 安藤美姫(トヨタ自動車)は4位、村主章枝(AK)は9位だった。

 アイスダンスは、キャシー・リード、クリス・リード組(川越)が16位に入り、規定により、日本はバンクーバー五輪の出場枠を一つ獲得した。
読売新聞
  【世界フィギュア】攻める気持ち薄く
連覇厳しい浅田真央
 前回女王の浅田はSPで、首位の金妍児に大差をつけられた。「金はベストの滑りをし、浅田はベストではなかった」。連覇が極めて厳しくなった状況に、日本スケート連盟の吉岡伸彦強化部長は率直に差を認めた。

 冒頭で今季初めて連続3回転ジャンプを成功させた。これで勢いに乗るはずが、続く3回転ルッツが2回転となるミス。浅田は「もっとできた」と悔やんだ。今季中盤は跳べていたジャンプで、成功すれば5〜6点は上乗せできていたはずだ。

 各演技要素に審判が与える加点も、離される要因となった。基礎点に8.5点を加えた金に対し、浅田が得た加点は5.1。その差3.4点にジャンプ失敗の分を合わせると、2人の点差(10.06)と、ほぼ一致する。これは浅田のSPの課題でもある。

 2人は来年のバンクーバー五輪でも頂点を争うとみられている。今季は浅田が昨年12月のグランプリ(GP)ファイナルで優勝し、金妍児は先月の四大陸選手権を制した。現時点で1勝1敗だが、時間の経過とともに金の背中は遠のいている印象だ。

 浅田はフリーで3回転ルッツを避けることを明かした。同じ技は今季初戦のフランス杯で失敗したが、2週間後のNHK杯で成功させている。その時、自身が強調した「攻める気持ち」まで消えてしまったのか。それでは、金妍児の背中は遠のくばかりだ。(榊輝朗)
MSN産経ニュース
  浅田真、自由は最終組トップ滑走
世界フィギュア
 フィギュアスケートの世界選手権で28日(日本時間29日)に行われる女子自由の滑走順が27日決まった。昨年の覇者でSP3位の浅田真央(愛知・中京大中京高)は24選手中19番目で、6人が滑る最終組のトップで演技する。SP4位の安藤美姫(トヨタ自動車)は最終組3人目で全体の21番目、同9位の村主章枝(AK)は13番目に滑走。
 SP世界最高で首位に立った金妍児(韓国)は初優勝を目指し、最終組の4人目、全体の22番目で演技する。
ロサンゼルス時事
  浅田真央:3回転ルッツを悔やむ
フリーで大逆転Vに挑む
◇フィギュアスケート世界選手権第4日(27日・ロサンゼルス)
 連覇は難しくなった。浅田真は今季自己ベスト(65.38点)を更新する66.06点を出したが、18歳同士のライバル・金妍児は76.12点。10点余の大差で逆転は厳しい情勢だ。

 浅田真は冒頭で3−3回転連続ジャンプに今季初成功。だが、続く3回転ルッツは2回転になって着氷も乱れ、この要素の得点は0.90点。金が3回転ルッツを高く舞って決め、基礎点(6.0)にGOE(ジャッジ評価)1.60を加えて7.60点を獲得したのと好対照だった。先月の4大陸選手権でも失敗したジャンプだけに慎重に踏み切ったが、「もっと力強くいけばよかった」と悔やむ。

 SP6位と出遅れるなど不調だった4大陸選手権から約1カ月半。復調傾向だが、まだスピード感や伸びやかさが乏しい。杉田秀男・国際スケート連盟判定役員評定委員は「真央は本来、自然体が持ち味なのに考えすぎている。だからスピードも出ない」という。

 基礎点からのGOEの上積みは、浅田真が5.10点に対し、金は8.50点。表現力などを問うプログラム構成点も2.56点差がついた。もっとも、吉岡伸彦・日本スケート連盟フィギュア強化部長は金に対し「完成度の差で真央は負けたわけで、かなわない相手ではない」と見る。

 今季、フリーでは金に負けていない。「スピードと力強さで滑る金はSP向きだし、時間の長いフリーは柔らかさのある真央に有利」と杉田氏。来季の五輪を見据える意味でも、フリー1位の座は譲れない。【来住哲司】
毎日新聞
  対決色薄れた日韓ライバル
真央、逆転へ厳しい差
世界フィギュア
 注目の女子は、SP首位の金妍児が3位の浅田真央に10.06点の大差をつけた。28日の自由に向け、金妍児の優位は動かない。今季1勝1敗からの一騎打ちが焦点だった日韓のライバル。その対決色が薄れた感は否めない。
 金妍児のSPは圧巻だった。氷上に映え、見る者を引き付けた熱演を数字が裏付けた。「GOE」と呼ばれる各演技要素へのジャッジの加点が計8.5点。スケート技術と演技力、振付と音楽調和で異例の8点台がついた。自身のSP世界最高を大幅に更新した76.12点は、男子のSPで滑っても8位に相当するハイスコアだった。
 男子並みと言えば、浅田真の自由のプログラムもそう評される。2度挑むトリプルアクセル(3回転半)ジャンプ、密度の濃い演技構成、そして曲終盤の長いステップ−。それでも、日本連盟の吉岡強化部長は「(自由で)やるだけやって金妍児のミスを待つしかない」と現実を見る。
 浅田真が逆転で勝った昨年12月のグランプリ(GP)ファイナルを見ても、金妍児に自由でつけた差は3点足らず。これを基準に考えたとしても、10点差からの逆転連覇は相手の失敗がなければ難しい。
ロサンゼルス時事
  キム・ヨナが大差で首位、真央3位
世界フィギュア女子SP
 【ロサンゼルス=中村彰宏】フィギュアスケートの世界選手権第4日は27日、当地のステープルズ・センターで女子ショートプログラム(SP)が行われ、日本人初の2連覇を目指す浅田真央(愛知・中京大中京高)は66・06点で3位スタートとなった。安藤美姫(トヨタ自動車)は64・12点で4位、村主章枝(AK)は58・40点で9位。キム・ヨナ(韓国)が自身の世界歴代最高を4点近く更新する76・12点でトップに立った。

 引き続きアイスダンスのフリーを実施し、オリジナルダンスを終えて17位のキャシー・リード、クリス・リード組(川越ク)が登場。女子フリーは28日に行われる。
◆3回転ルッツ不発
 二つの宿題は一つクリアし、一つをやり残した。最初の2連続3回転ジャンプ。高さのあるジャンプを続け、今季初めて成功と認定された。「課題にしていたので良かったけど、後半はあまり満足していない。もっとできた」

 不満が残ったのは、もう一つの課題。続く3回転ルッツが躊躇(ちゅうちょ)したような踏み切りで2回転になった。着氷が乱れて減点も。昨季は違反と判定された踏み切りの修正を図ってきたが、試合では不安定なジャンプが続いていた。「もっと力強く跳べば良かった。試合になると、どうしても力強くいけない」。ミスへの恐怖がまだ頭にこびりついている。

 ジャンプに意識を置きすぎたのか、この後もスピンやスパイラルで細かなミスが続いた。後に滑ったライバルのキム・ヨナは圧倒的な滑りで高得点をマーク。約10点の大差をつけられた。

 連覇の鍵を握るSPだった。状況は厳しい。「得点は考えていない。ミスなく滑ることを考えてやりたい」。自らに言い聞かせるように、フリーへと目を向けた。(中村彰宏)
中日新聞
  フィギュア
世界選手権女子で浅田がSP3位、金が首位
[ロサンゼルス 27日 ロイター] フィギュアスケートの世界選手権は27日、女子のショートプログラム(SP)を行い、連覇を目指す浅田真央は66.06点で3位につけた。

 金妍児(韓国)が76.12点の首位と後続に大きくリード。ジョアニー・ロシェット(カナダ)が67.90点で2位とした。

 また、2007年大会で優勝した安藤美姫は64.12点で4位につけた。
ロイター
  世界フィギュアスケート選手権
女子SP 浅田真央、3位と出遅れる
首位はキム・ヨナ
  フィギュアスケートの世界選手権は、女子ショートプログラムが行われ、連覇を狙う浅田真央選手(18)は3位と出遅れた。「連覇するには、ショートプログラムでミスなく滑りきることが絶対条件」と語っていた浅田選手は、冒頭のコンビネーションジャンプをきれいに決めた。
  しかし、直後の3回転ルッツでは軸がぶれてしまい、回転不足となってしまった。その後、浅田選手はミスなく滑りきるものの、ライバルのキム・ヨナ選手に10点以上の差をつけられ、3位となった。浅田選手は、世界フィギュア連覇へ向け、苦しいスタートとなった。首位はキム・ヨナ選手で、安藤美姫選手(21)は4位となった。
FNN
  世界フィギュア:浅田真3回転ルッツ乱れ失速 ◆フィギュア世界選手権 第4日(27日)

 まずまずの内容ではあったが、最高の演技ではなかった。浅田真央(愛知・中京大中京高)は今季自己ベスト(65.38点)を更新する66.06点。だが、完ぺきな演技をした金妍児、ロシェットの2人に後れを取ってしまった。

 冒頭に、今季一度も成功のなかった3−3回転連続ジャンプを鮮やかに決めた。だが、続く苦手の3回転ルッツは2回転となって着氷も乱れた。後半はスピード感や伸びやかさに欠け、「課題の一つにしていた3−3回転を決められたのは良かったが、後半はベストの滑りができず、悔いが残ります」と唇をかみしめた。

 2月上旬の4大陸選手権ではSPで6位と出遅れるなど、滑りに精彩を欠いた。その時に失敗した3−3回転連続ジャンプと3回転ルッツは、今大会に向けて「毎日課題にしてきた」と重点的に強化した。今季の集大成の場で、リスクを恐れずに3−3回転連続ジャンプに挑み、成功させたことは大きい。だが、完全復調とはいかず、吉岡伸彦・日本スケート連盟フィギュア強化部長は「4大陸選手権より仕上がりはよかったが……」と首をかしげた。

 金とは10点余りの大差で、連覇は極めて厳しい状況。フリーに向けて浅田真は「すべてのエレメンツ(演技要素)をミスなくするだけ」と自らに言い聞かせた。トリプルアクセル(3回転半)二つを決め、昨季世界女王の底力を見せたい。【来住哲司】
毎日新聞
  真央、連覇に黄信号 鬼門のSP/フィギュア  フィギュアスケートの世界選手権第4日が27日(日本時間28日)、米国・ロサンゼルスののステープルズ・センターで行われ、女子ショートプログラム(SP)で日本人選手初の連覇を狙う浅田真央(18)=愛知・中京大中京高=は66.06点で3位。

 浅田の2連覇に黄信号がともった。得点を見る表情はこわばり、落胆の色は隠せなかった。

 今季ここまでの5試合で1度しか首位に立てていなかった鬼門のSP。一つ目の壁は乗り越えたが、もう一つの壁にはね返された。

 夜空を照らす月をイメージし、しっとりとした「月の光」で滑りだした。冒頭の2連続3回転ジャンプに今季初めて成功。だが、喜びもつかの間、直後の3回転ルッツが2回転になった上、着氷も乱れた。このジャンプで稼いだ得点はわずか0・9点。直前練習でも不安を残していた課題のジャンプを「頭の中に(過去の失敗が)残っていた。もっと強くいけばよかった」と悔やんだ。

 来年2月のバンクーバー冬季五輪の行方を占う今季最大のヤマ場。直接対決で今季1勝1敗、シニア通算でも3勝3敗と互角だったライバル金妍児に10・06点差と大きく引き離された。小差で追う展開なら重圧をかけることもできたが、金妍児に「フリーはもっと落ち着いて滑ることができる」と言える余裕を与えてしまった。

 フリーに2度のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を用意しているとはいえ、あまりにも大きな得点差。「自分のできるすべてを出せればいい。ミスなくやりたい」という言葉通り、人事を尽くして天命を待つしかない。(共同)
サンケイスポーツ
  世界フィギュア・談話 ◇後半満足できない
 浅田真央 課題にしていた連続3回転は決められたけど、後半に満足していない。(3回転ルッツは)もっと力強くいければよかった。あすはミスなくやりたい。
◇逃げずに跳ぶ
 安藤美姫 連続3回転は回転不足だったが、トライしたことに意味がある。あした(の自由)も逃げずに跳びたい。スピン、ステップが評価されたのは1つの成長。
◇まずまず
 村主章枝 緊張気味で滑りが伸びやかではなかった。スピンとかで(得点を)取れなかったので、いろんなことを考えるとまずまず。自由は思い切り、伸び伸びスケートできれば。(時事)
時事通信
  中京大中京、終盤緊迫 選抜高校野球、
8強一番乗り
 2勝目の校歌を熱唱して、いよいよベスト8の戦いへ−。選抜高校野球(甲子園球場)に出場中の中京大中京は第6日の27日、2回戦で倉敷工(岡山)を6−5で下し、準々決勝に進んだ。大藤敏行監督は春夏合わせて甲子園通算10勝目。次戦は第9日の30日、大藤監督の中京大時代の1学年後輩になる永田裕治監督が率いる報徳学園(兵庫)と対戦する。
 1点差まで詰め寄られ、守るナインへの声援が一段と大きくなった。中京大中京ペースで始まった試合は、6−1で迎えた6回に4点を失い、緊迫した展開に。アウトのたびに「いいぞ、いいぞ」と大合唱した生徒たちは、勝利が決まり「やったー」と人さし指を天に突き上げて喜んだ。
 中京大中京がいきなり主導権を握った。1回、堂林翔太投手(3年)の左前打などで2点を先制。母の弘美さん(44)は「やった。この勢いが続いて」。打線は2回にも3点を加え、名古屋からバス24台で駆けつけた1100人は「行け、押せ」とお祭り騒ぎ。チアリーダーの藤井春菜さん(3年)は「いっぱい点を取ってくれてうれしい。このまま行って」と元気にポンポンを振った。
 しかし6回、相手打線に4安打を浴びて4点を失った。野球部員の三島大和君(3年)は「慌てることはない。いつも通りのプレーができればいい」と祈るような表情。なお続いた1死一塁のピンチで、国友賢司二塁手(3年)が、一、二塁間を抜けそうな当たりを止め、走者を二塁で刺す好プレー。バックが好守で堂林投手をもり立て、アルプススタンドが声援でさらに後押し。緊迫した展開をしのぎきった。
 倉敷工は34年前の選抜で敗れた相手。磯村嘉孝左翼手(2年)の父で、当時二塁手で出場した吉範さん(51)は「やっぱり接戦になるねえ」と苦笑しながら、雪辱を果たした後輩に拍手を送った。野球部OBで昨春は太鼓をたたいて応援を盛り上げた伊藤裕哉さん(18)は「校歌をもっと歌いたい」と笑顔。スタンドは隣の人と抱き合ったり、涙を流したりして、勝利の味をかみしめていた。
◆苦しみ今後生きる 大藤敏行監督
 非常に苦しい試合で、勝ったという実感がない。相手が粘り強いチームなのは分かっていたが、予想以上だった。苦しみながらも逃げ切った経験が今後の試合で生きてくると思う。
◆勝ち切れて大きい 山中渉伍主将
 どうやったら自分たちの形で点が取れるかだけを考えて試合に臨んだ。野球は何が起こるかわからない。そういう中で最終的に勝ちきることができたのがチームにとって大きい。
◆元スケーター声援
 ○…女子フィギュアスケートの元トップ選手で、4月から中京大中京で体育教諭を務める曽根美樹さん(22)も応援に駆け付けた。「先生としての初仕事です」とにっこり。
 凝った衣装で「エキシビションの女王」と親しまれた曽根さん。今月、中京大を卒業するのと同時に現役を引退した。
 後輩の浅田真央選手から「私は応援に行けないけど頑張って」との選手に向けたエールを託されたという。浅田選手らのサインが入ったジャンパーを着込み、声援を送った。
(藤野治英、多園尚樹)
  真央SP3位、金妍児首位/フィギュア <フィギュアスケート:世界選手権>◇4日目◇27日(日本時間28日)◇米カリフォルニア州ロサンゼルス

 女子SPは昨年優勝の浅田真央が3位、一昨年優勝の安藤美姫が4位、02、03年銅メダルの村主章枝が9位につけた。浅田は3回転ルッツが回転不足となったが、冒頭で今季1度も成功がなかった2連続3回転ジャンプを決め、66・06点の今季自己最高点をマークした。それでも、金妍児(韓国)が76・12点と、女子のSP世界歴代最高得点をマークしたため、10・06点もの大差がついた。

 浅田は「課題にしてきた3−3回転ジャンプを跳ぶことができたのは良かったけど、後半は満足のいかない演技だった」と話し、28日(日本時間29日)のフリーでの巻き返しを誓った。
日刊スポーツ
  【世界フィギュア】浅田、出遅れ3位
首位は金妍児、安藤4位
 【ロサンゼルス=榊輝朗】フィギュアスケートの世界選手権第4日は27日(日本時間28日)、ロサンゼルスのステープルズ・センターで行われ、女子ショートプログラム(SP)では、2連覇を狙う浅田真央(愛知・中京大中京高)が66・06点となり3位スタートとなった。安藤美姫(トヨタ自動車)は64・12点で4位。村主章枝(AK)は58・40点で9位。

 浅田のライバルで先月の四大陸選手権女王の金妍児(韓国)がSP世界歴代最高の76・12点で首位。2位に67・90点でジョアニー・ロシェット(カナダ)がつけた。フリーは28日(日本時間29日)に行われる。

 アイスダンスのフリーにはここまで17位の母親が日本人のキャシー・リード、クリス・リード組(川越ク)が出場。

 ■浅田の話「2連続3回転は課題の一つだったので跳べてよかったが後半は満足していない。(3回転)ルッツはもっと力強くいけばよかった。フリーはミスなくやりたい」

 ■安藤の話「2連続3回転ジャンプが回転不足になったけれど、60点台を取れてうれしい。約3週間前に左太もも裏を痛めてジャンプを跳べないときに、スピンやステップをやってきたが評価された」

 ■村主の話「直前の6分間練習が始まっていたのが分からず、すぐに終わってしまって動揺した。戸惑って少し緊張気味で滑りに伸びもなかったと思う」

 ■キム・ヨナの話「この得点は予想していなかったのでびっくり。いい練習を積めていたので自信はあった。(2位以下と大差がつき)フリーはもっと落ち着いて演技できる」(共同)
MSN産経ニュース
  真央3位、安藤4位
金妍児が世界最高で首位
世界フィギュア女子SP
 【ロサンゼルス27日時事】フィギュアスケートの世界選手権第4日は27日、当地で女子ショートプログラム(SP)が行われ、日本人初の連覇を目指す浅田真央(愛知・中京大中京高)は66.06点で3位のスタートとなった。
 2年前の覇者、安藤美姫(トヨタ自動車)は64.12点で4位。3年ぶり出場の村主章枝(AK)は58.40点で9位。初優勝を目指す金妍児(韓国)がSP世界最高の76.12点で首位に立った。2位はジョアニー・ロシェット(カナダ)。
 浅田真は序盤の3回転ルッツが2回転になるミスもあり、得点が伸びなかった。
 アイスダンスは自由が行われ、オリジナルダンスを終えて17位のキャシー・リード、クリス・リード(川越ク)組は合計151.04点だった。
時事通信
  金妍児がSP首位、浅田は3位
世界フィギュア女子
 【ロサンゼルス=村上尚史】フィギュアスケートの世界選手権第4日は27日、女子ショートプログラム(SP)が行われ、日本勢初の2連覇を狙う浅田真央(愛知・中京大中京高)は2連続3回転ジャンプを成功させたが、3回転ルッツを失敗し、66.06点の3位と出遅れた。金妍児(キム・ヨナ)(韓国)が自身の持つSPの世界最高記録(72.24点)を塗り替える76.12点で首位に立った。ジョアニー・ロシェット(カナダ)が67.90点で2位。07年大会優勝の安藤美姫(トヨタ自動車)が64.12点の4位、村主章枝(AK)が58.40点で9位につけた。女子自由は28日(日本時間29日)に行われる。
朝日新聞
  浅田は3位、キム・ヨナ首位  【ロサンゼルス27日共同】フィギュアスケートの世界選手権第4日は27日、ロサンゼルスのステープルズ・センターで行われ、日本人初の2連覇を狙う女子の浅田真央(愛知・中京大中京高)はショートプログラム(SP)で2連続3回転ジャンプを成功させたが3回転ルッツが乱れ、66・06点で3位と出遅れた。初優勝を目指すライバルのキム・ヨナ(キム・ヨナ)(韓国)が自身のSP世界歴代最高得点を更新する76・12点でトップに立った。

 ジョアニー・ロシェット(カナダ)が67・90点で2位につけ、前々回優勝の安藤美姫(トヨタ自動車)は64・12点で4位。村主章枝(AK)は58・40点で9位だった。

 28日(日本時間29日)のフリーは浅田が19番目、安藤が21番目、キム・ヨナが22番目でいずれも最終組で登場する。村主は13番目。

 アイスダンスはキャシー・リード、クリス・リード組(川越ク)が17位につけ、フリーを実施する。
デイリースポーツ
  世界フィギュア:浅田真央は3位
安藤4位 女子SP
 【ロサンゼルス来住哲司】10年バンクーバー五輪の国・地域別出場枠をかけ第4日の27日、当地のステープルズセンターで女子のショートプログラム(SP)が行われた。連覇を狙う今季グランプリ(GP)ファイナル女王の浅田真央(愛知・中京大中京高)は66.06点で3位スタートとなった。

 前々回優勝の安藤美姫(トヨタ自動車)は64.12点で4位、3年ぶり出場の村主章枝(AK)は58.40点で9位だった。今季4大陸選手権優勝の金妍児(キム・ヨナ、韓国)が自身の持つSPの世界最高得点(72.24点)を更新する76.12点で首位に立った。同選手権2位のジョアニー・ロシェット(カナダ)が2位。

 アイスダンスのフリーもあり、オリジナルダンス(OD)まで17位のキャシー・リード、クリス・リード組(米国)は計151.04点。
 ◇金完ぺき初V前進
 金妍児が完ぺきな演技を見せ、初優勝に大きく前進した。2月の4大陸選手権で更新したSPの世界最高得点を再び塗り替えた。高いジャンプに加え、スピード感豊かな滑りで表現力などを問うプログラム構成点は、5項目中4項目が8点台。
 「すべてのエレメンツ(演技要素)で高いパフォーマンスを見せられた」と満足感を漂わせた。前々回、前回とも腰痛などで3位にとどまったが、「今大会に集中してきた」と万全だ。元五輪銀メダリストのブライアン・オーサー・コーチも「ベスト・オブ・ベストを出した」と誇らしげだった。

 ◇ノーミスに満足
 安藤は今季自己ベスト(59.30点)を大きく更新する64.12点を出したが、SP4位にとどまった。冒頭の3−3回転連続ジャンプは二つ目が回転不足となったほかは、ほぼノーミスの演技。
 演技直前の6分間練習開始のアナウンスを村主とともに聞き漏らし、約1分遅れてリンクに出るアクシデントがあったものの「うまく自分をコントロールして、ほぼノーミスでできてよかった」と満足そうだった。

 ◇曲とのズレ響く
 村主はSP9位と出遅れた。3−2回転連続ジャンプや3回転フリップは降りたものの着氷がわずかに乱れるなどで減点。演技開始の動きが早くて曲とずれたうえ、最後の連続スピンも本来の8回転より1回転多く、時間超過で1点減点。プログラム構成点も5項目中4項目が6点台と抑えられた。3年ぶりの大舞台に「緊張気味で滑りが伸びやかでなかった」と振り返った。
毎日新聞
  浅田真央は3位発進
フィギュア世界選手権女子SP
 【ロサンゼルス=原真子】フィギュアスケートの世界選手権第4日は27日、当地のステープルズセンターで女子ショートプログラム(SP)を行い、浅田真央(愛知・中京大中京高)は66.06点で3位発進となった。浅田には2001年のミシェル・クワン(米国)以来の2連覇がかかる。

 初優勝を狙う2月の四大陸選手権覇者、金妍児(キム・ヨナ、韓国)が自身のSP世界歴代最高得点を更新する76.12点で首位に立ち、同選手権2位のジョアニー・ロシェット(カナダ)が67.90点で2位につけた。

 日本勢は、07年世界女王の安藤美姫(トヨタ自動車)が64.12点で4位、村主章枝(AK)は58.40点で9位だった。
日本経済新聞
  真央、SP3位発進
金妍児首位/フィギュア
 フィギュアスケートの世界選手権第4日が27日(日本時間28日)、米国・ロサンゼルスののステープルズ・センターで行われ、女子ショートプログラム(SP)で日本人選手初の連覇を狙う浅田真央(18)=愛知・中京大中京高=は66.06点で3位につけた。

 安藤美姫(21)=トヨタ自動車=は、64.12点で浅田に続いて4位で、村主章枝(28)=AK=は58.40点で9位。

 真央のライバル、金妍児(18)=韓国、キム・ヨナ=が技術点でただ1人の40点台をマークするなど、76.12点で首位に立ち、ジョアニー・ロシェット(23)=カナダ=が2位と、2月に行われた四大陸選手権の金・銀・銅が上位に名を連ねている。

浅田真央の話
「2連続3回転は課題の一つだったので跳べてよかったが後半は満足していない。(3回転)ルッツはもっと力強くいけばよかった。フリーはミスなくやりたい」

安藤美姫の話
「2連続3回転ジャンプが回転不足になったけれど、60点台を取れてうれしい。約3週間前に左太もも裏を痛めてジャンプを跳べないときに、スピンやステップをやってきたことが評価された」

村主章枝の話
「直前の6分間練習が始まっていたのが分からず、すぐに終わってしまって動揺した。戸惑って少し緊張気味で滑りに伸びもなかったと思う」

金妍児の話
「この得点は予想していなかったのでびっくり。いい練習を積めていたので自信はあった。(2位以下と大差がつき)フリーはもっと落ち着いて演技できる」
サンケイスポーツ
  真央 ヨナにジャンプ数で圧勝!火花散らす  「フィギュアスケート世界選手権・第3日」(26日、ロサンゼルス)

 “前哨戦”は真央に軍配!27日の女子ショートプログラム(SP)に備えた公式練習が行われ、浅田真央(18)=中京大中京高=とキム・ヨナ=韓国=が今大会初めて同組で調整。ジャンプの数では浅田が35-26で“圧勝”した。

 氷上に冷たい火花が散った。女子では2001年のミシェル・クワン(米国)以来の2連覇が懸かる浅田と、初優勝を狙うキムが今大会初めて同組で調整。今季1勝1敗で迎える3度目の直接対決に備えたが、2人はリンクサイドで整氷を待つ間も言葉を交わすこともなければ、目線すら合わせず、練習に集中した。

 この日はともに2日後に行われるフリーの曲に合わせて演技を披露。キムが前日のSPの予行演習同様、迫真のスケーティングを見せれば、浅田も「仮面舞踏会」の旋律に乗ってトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)に成功。前日のSP曲ではジャンプを封印し、流れを確認するだけだったが、この日は完全に本番モードに入っていた。

 40分間の練習。他の選手が次々とリンクを去る中、浅田は2日連続で最後まで残って調整。熱のこもった練習は、客席から「アンコール!」の声が上がったほどだ。

 キムの発言に端を発し、日本人選手による“練習妨害”が話題となったが、初の合同練習は無事に終了。結局、この日、浅田が跳んだ数は前日の30本を上回る35本。キムの26本を圧倒し、トリプルアクセルにいたっては4本成功させた。

 一方で、浅田は鬼門の3回転ルッツで回転が抜ける失敗もあった。逆にキムはSPで得点源となる2連続3回転の安定感が際立った。勝負の行方は分からない。練習後は無言を貫いた2人。戦いはすでに始まっていた。

 23日に同じロサンゼルスで行われた野球のWBC決勝では日本が韓国を下した。盛り上がった日韓対決はグラウンドから氷上へと舞台を移す。
デイリースポーツ
  央VSヨナ 練習でバチバチバチバチ!!  【フィギュアスケート世界選手権第3日】27日(日本時間28日)の女子ショートプログラム(SP)に登場する浅田真央(18=中京大中京高)が、ライバル、キム・ヨナ(18=韓国)と今大会初めて同じリンクで最終調整。お互いに得意のジャンプを見せつけ、決戦ムードが高まった。

 女子SPを翌日に控えたサブリンクでの公式練習で、浅田とキム・ヨナが同じリンクに立った。キム・ヨナが2月の四大陸選手権で日本人選手に進路妨害されたとの報道後、初めて一緒に滑り、40分間の最終調整では見えない火花が何度も散った。

 かけた曲はともにフリーのもの。先に滑ったキム・ヨナが3―3回転に加えてステップ、スピンと本番さながらの滑りを見せつければ、浅田もトリプルアクセルを完ぺきに成功。練習全体でのジャンプは現地入り後最多の30回を超え、ステップの際は休憩中のキム・ヨナが浅田の動きを凝視した。25日の「調子は悪くないから、もっと上げていきたい」という言葉通りのパフォーマンスだった。

 今大会で連覇を達成してもバンクーバー五輪代表には内定しないが、日本連盟の吉岡強化部長は「(来季の)前半で波に乗れなかった場合、実績が生きてくることはあるでしょう」と選考でアドバンテージを与えることを示唆。スロースタートの特権を得られるだけに、浅田としても負けられない。今季最後の直接対決は、五輪シーズンの調整方法にもかかわってくる。
スポーツニッポン
  真央、ヨナとピリピリ顔合わせ/フィギュア  フィギュアスケート・世界選手権第3日(26日=日本時間27日、米国・ロサンゼルス)日本人選手初の連覇を狙う浅田真央(18)=愛知・中京大中京高=が28日(現地時間27日)、女子ショートプログラム(SP)に出陣する。この日、ライバル金妍児(18)=韓国、キム・ヨナ=と同組で行った公式練習では、「妨害発言騒動」以後初の顔合わせとあって緊迫ムードが漂った。男子の小塚崇彦(20)=トヨタ自動車=が6位、織田信成(22)=関大=は7位で、上位2選手の順位合計が「13」以内となり、来年2月のバンクーバー五輪の出場枠3を確保した。

 氷上で2人がすれ違うたび、カメラのシャッター音が響きわたる。女子SPを目前に控えた公式練習。女子では01年のミシェル・クワン(米国)以来の2連覇がかかる真央と、初優勝を狙う金妍児が今大会初めて同じ組で調整し、今季1勝1敗で迎える3度目の直接対決に、張りつめた空気が漂った。

 2人はリンク外でのウオーミングアップの際には一度も視線を合わせず、真央はジャンプを入念にチェックした。トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を5度中、4度成功させ、2連続3回転も試みた。金妍児はジャンプする体勢にはいった瞬間、視界に真央をとらえると跳ばずにやり過ごす場面もあり、真央への意識がありあり。

 23日に同じロサンゼルスで行われた野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)決勝では日本が韓国を下し、日韓対決はグラウンドから氷上へと舞台を移した。大会前、金妍児の「妨害発言騒動」もあり、韓国スケート連盟幹部が日本連盟・林泰章副会長を訪ねて事情を説明。日本連盟・伊東フィギュア委員長は「すでに終わった話」とするが、一騎打ちムードがヒートアップする。

 真央はこの日、報道陣に対応しなかったが、「(滑走順については)ヨナと一緒の組だからといって、よくも悪くもない」と平然と構える。だが、今季出場の5試合で真央がSPで首位に立ったのはNHK杯のみ。SP6位だった2月の4大陸選手権は、フリー1位でも3位に食い込むのが精いっぱいだった。今季出場したすべての国際大会でSP1位の金妍児(韓国)に大差をつけられると、フリーを前に相手に余裕を与えてしまう。真央のタチアナ・タラソワ・コーチは「勝つためにはSPをちゃんと滑ること」と送り出す。勝負の2分50秒(SP演技)がやってくる。(佐藤 ハルカ)
サンケイスポーツ
2009年3月27日  
  技の真央と演技の金妍児が3度目直接対決  フィギュアスケートの世界選手権で浅田真央(愛知・中京大中京高)と金妍児(韓国)の女王争いが注目される女子は27日(日本時間28日)にショートプログラム(SP)を行う。26日の公式練習では、女子では01年のミシェル・クワン(米国)以来の2連覇が懸かる浅田と、初優勝を狙う金妍児が今大会初めて同じ組で調整し、今季1勝1敗で迎える3度目の直接対決に備えた。

 浅田は40分の練習でジャンプを入念にチェック。今季成功がない2連続3回転は、まずまずの調子だったが、同じく鬼門の3回転ルッツは回転が抜ける失敗もあった。フリーで跳ぶトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)は順調だった。金妍児は絶好調で、SPで得点源となる2連続3回転の安定感は際立った。

 解説で現地にいるトリノ五輪の金メダリスト、荒川静香さんは「技の基礎点(難易度)で点を稼ぐ浅田に対し、金妍児は演技の質で勝負するタイプ」と両者の特長を分析。「他の選手は2人が崩れるのを待つしかない」と一騎打ちの展開を予想した。

 23日に同じロサンゼルスで行われたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)決勝では日本が韓国を下した。日韓対決はグラウンドから氷上へと舞台を移す。(共同)
日刊スポーツ
  真央、ヨナが同組で調整
フィギュア世界選手権
 ◆フィギュアスケート 世界選手権第3日(26日、ロサンゼルス、ステープルズ・センター) 女子の公式練習では、2連覇を狙う浅田真央(18)=中京大中京高=と、初優勝を狙う金妍兒(キム・ヨナ、18)=韓国=が今大会初めて同じ組で調整した。

 浅田は40分の練習でジャンプを入念にチェック。今季成功がない2連続3回転は、まずまずの調子だった。3回転ルッツは回転が抜ける失敗もあったが、フリーで跳ぶトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)は順調だった。

 絶好調の金妍児は、SPで得点源となる2連続3回転の安定感は際立った。
スポーツ報知
  真央連覇へ「調子悪くない」
18歳宿命の日韓戦
 フィギュアスケートの世界選手権は27日(日本時間28日)、女子ショートプログラム(SP)が行われる。25日には公式練習が行われ、日本人初の2連覇を目指す浅田真央(中京大中京高)と金妍児(キム・ヨナ)、日韓18歳のライバルがともに好調ぶりをアピールした。
 フィギュアスケートの世界選手権は27日(日本時間28日)、女子ショートプログラム(SP)が行われる。25日には公式練習が行われ、日本人初の2連覇を目指す浅田真央(中京大中京高)と金妍児(キム・ヨナ)、日韓18歳のライバルがともに好調ぶりをアピールした。

 滑走順は出場54選手中浅田が50番で金妍児が52番。この日、浅田はトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を30回近く飛び、ほとんどが成功。「調子は悪くない。(滑走順は)すごくいい順番」と話した。

 一方、金妍児は浅田の1時間後に行った練習で苦手のジャンプをすべて成功し、順調な仕上がり。滑走順については「もう少し早い順番がよかった」とコメントした。

 大会前に韓国のテレビ局が、2月の4大陸選手権の際に「日本選手に練習を妨害された」と金妍児が発言したと報じ、大騒動になったが、日本のテレビ局関係者もこの映像を取り寄せて確認したところ、特定の国や選手を「批判」したわけではなく、誇張された演出だったことが判明したという。

 WBCに続くロサンゼルスでの“日韓戦”だけに、2人の一騎打ちは日韓メディアを巻き込んで、最大の関心事となりそうだ。
ZAKZAK
  ウイダー in ゼリーで、
浅田真央選手の海外観戦ツアー行こう!
--森永製菓
森永製菓は、同社の「ウイダー in ゼリー」で、フィギュアスケートの浅田真央選手の海外観戦ツアーに招待するキャンペーンを4月1日から実施する。応募締め切りは、2009年5月31日。
キャンペーンは、同社が実施する「あなたに、パワーを! キャンペーン」の第1弾。インターネットまたは携帯電話のキャンペーンサイトでクイズに回答し、正解者の中から抽選でペア10組20名が観戦ツアーに招待される。

なお、招待されるツアーの実施時期は、2009年10月中旬〜2009年11月中旬の予定。今回の景品に含まれる内容は、往復の航空券、ホテル宿泊費、ホテルから空港までの送迎、この期間に開催されるフィギュアスケート大会の全日程の観戦チケットとしている。同大会には浅田真央選手の出場が予定されている。
マイコミジャーナル
  【世界フィギュア】真央は金妍児意識せず  フィギュアスケートの世界選手権で、浅田真央(中京大中京高)が日本人初の2連覇を達成できるかどうかは、54人が氷上で舞う、27日(日本時間28日)のショートプログラム(SP)に大きく懸かっている。

 23日に現地入りした後の公式練習では、少しずつ調子を上げてきており、浅田自身も「調子は悪くない。もっとよくしていきたい」と連覇に照準を合わせている。

 師事するタチアナ・タラソワコーチは「フリーで3回転半ジャンプを2回跳べる女子はいない」という。昨年のグランプリ(GP)ファイナルで浅田は、女子選手として初めて2度の3回転半を成功した。浅田の最大の武器はジャンプだ。

 滑走は最終組で2人目の50番。2人後の52番で同じ年のライバル、金妍児(韓国)が滑る。今季の直接対決はGPファイナルで浅田が優勝、先月の四大陸選手権では逆に金が優勝し1勝1敗。3度目の対決に互いが勝ち越しをかける。

 それでも浅田はマイペースだ。「一緒の組だからといって、よくも悪くもない」。金妍児の「練習妨害発言」騒動、WBC決勝の日韓戦に続く日韓対決で、注目が高まるとはいえ、常に最終組で金と一緒の浅田にとってはいつものことだ。

 先月の四大陸選手権ではSPで失敗を繰り返し6位。フリーで盛り返ししたものの3位に終わった。周囲の騒々しさを軽く受け流し、浅田は「最初のSPで自分の力を出したい」と連覇へのカギをきちんと胸に刻んでリンクに立つ。(榊輝朗)
MSN産経ニュース
  真央、連覇の鍵は「SPでミスしない」  フィギュアスケートの世界選手権で浅田真央(愛知・中京大中京高)が日本人初の2連覇を達成できるかどうかは、27日(日本時間28日)のショートプログラム(SP)に大きく懸かっている。

 今大会のポイントを問われた浅田は「SPで絶対ミスしないようにすること」と答えた。タラソワ・コーチも「勝つためにはSPをちゃんと滑らなければ駄目」と話す。

 今季出場の5試合で浅田がSPで首位に立ったのはNHK杯のみ。出遅れても大技のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を2度跳ぶフリーで盛り返すことは可能だが、SP6位だった2月の4大陸選手権はフリー1位でも3位に食い込むのが精いっぱいだった。

 そのSPで鬼門になっているのがジャンプ。今大会の公式練習を見る限り、回転不足などで今季1度も成功がない2連続3回転ジャンプは復調の気配がある。踏み切り違反にならないようオフにエッジの使い方を修正した3回転ルッツも大きな乱れはなく「調子は悪くないから、もっと上げていきたい」と言葉も前向きだ。

 今季出場したすべての国際大会でSP1位のライバル金妍児(韓国)に大差をつけられると、フリーを前に相手に精神的な余裕を与えてしまう。女子では2001年のミシェル・クワン(米国)以来となる連覇に挑む18歳。トップでなくても小差につければ、SP2位から逆転した前回大会の再現も望める。
日刊スポーツ
  ジャンプは復調気配
真央ちゃん連覇のカギはSP
 フィギュアスケートの世界選手権で浅田真央(愛知・中京大中京高)とキム・ヨナ(韓国)の女王争いが注目される女子は27日(日本時間28日)にショートプログラム(SP)を行う。26日の公式練習では、女子では2001年のミシェル・クワン(米国)以来の2連覇が懸かる浅田と、初優勝を狙う金??児が今大会初めて同じ組で調整し、今季1勝1敗で迎える3度目の直接対決に備えた。

 浅田は40分の練習でジャンプを入念にチェック。今季成功がない2連続3回転は、まずまずの調子だったが、同じく鬼門の3回転ルッツは回転が抜ける失敗もあった。フリーで跳ぶトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)は順調だった。キム・ヨナは絶好調で、SPで得点源となる2連続3回転の安定感は際立った。

 解説で現地にいるトリノ五輪の金メダリスト、荒川静香さんは「技の基礎点(難易度)で点を稼ぐ浅田に対し、キム・ヨナは演技の質で勝負するタイプ」と両者の特長を分析。「他の選手は2人が崩れるのを待つしかない」と一騎打ちの展開を予想した。

 23日に同じロサンゼルスで行われたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)決勝では日本が韓国を下した。日韓対決はグラウンドから氷上へと舞台を移す。 (共同)
スポーツニッポン
  真央 トリプルアクセル5回中4回成功  「フィギュアスケート世界選手権・第2日」(25日、ロサンゼルス)

 27日に実施される女子ショートプログラム(SP)の滑走順が25日に決まり、2連覇を目指す浅田真央(18)=中京大中京高=は50番、キム・ヨナ(18)=韓国=は52番に入り、最終組で激突することになった。浅田は公式練習でトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を5回中4回成功させるなど、順調な仕上がりを見せた。また、男子SPで小塚崇彦(20)=トヨタ自動車=は5位、織田信成(22)=関大=は7位、無良崇人(18)=倉敷翠松高=は13位につけた。フリーが行われたペアは、川口悠子(17)、アレクサンドル・スミルノフ(24)=ロシア=組が銅メダルを獲得した。

  ◇  ◇

 日韓対決がいきなりヒートアップする。SPの滑走順抽選。54選手がエントリーした中、浅田が50番を引き当てると、金は52番。ともに最終10組の6人に入った。

 「すごくいい順番だと思う。ヨナと一緒の組だからといって、よくも悪くもない」

 ライバル対決は、開幕前から注目を集めている。一部韓国のメディアが、金が2月の四大陸選手権の公式練習で日本選手に妨害されたと報じた。日本連盟の問い合わせに対して、韓国連盟は「特定の国や選手を名指ししたものではない」などと回答。世界一決定戦は、これまで以上に周囲の目を引きそうだ。

 抽選後の公開練習で、浅田はSPで使用する曲「月の光」に合わせ、40分間のフル調整。30本ものジャンプを披露し、4本がタイミングが合わず1回転となったものの、転倒はなし。5回試みたトリプルアクセルを4回成功させたことに、タラソワ・コーチは手をたたいてうなずいた。

 練習後はファンのサインに応じ、「ロサンゼルスはどうですか?」との問いに「暖かいです」とにこやかに答えた浅田。「調子は悪くないから、もっと上げていきたい。SPまで、ジャンプとつなぎの部分を調整したい」。連覇に向けて着々と準備を進めていく。
デイリースポーツ
  真央、ヨナ同組で激突!
ロスで再び日韓戦
フィギュア世界選手権
 ◆フィギュアスケート世界選手権(ロサンゼルス(米国)25日) 真央とヨナが同組対決で火花を散らす―。日韓女王対決に注目が集まる女子ショートプログラム(SP)の滑走順抽選が25日行われ、日本人初の2連覇を狙う浅田真央(18)=中京大中京高=は、ライバルの金妍兒(キム・ヨナ、18)=韓国=と同じ最終グループで滑ることが決まった。大会前の金の“進路妨害”発言後、騒動は沈静しているが2人の激突はどんな結果となるか―。

 氷上日韓戦の舞台は整った。SPの滑走順抽選で真央が引いたのは54人中50番。金は52番を引き当てた。滑走グループは全部で10組あるが、世界ランク上位12人は最後の2組に6人ずつ分かれて入ることが決まっていた。どちらに入るかは2分の1の確率だが、真央と金は“運命”に導かれるように49〜54番までの最終組に入った。

 真央は「すごくいい順番だと思う」とスロースタートを歓迎。金との同組対決については「ヨナと一緒の組だからといって、良くも悪くもない」と、あえて“無関心”を強調した。一方で真央の後に演技する金は「もう少し早い方が良かった」と話したが、「昨日休んだのですごく調子がいい。この状態を保っていきたい」と自信を見せた。

 この日の練習で金はSPの曲「死の舞踏」を流し、本番さながらにプログラムを滑るなど臨戦態勢に突入。2連続3回転ジャンプを軽やかに決めるなど絶好調をアピールした。真央も負けてはいない。宿泊ホテルのジムが狭いため、午前中からリンクの外でトレーニング。午後の練習ではトリプルアクセルを4回成功させ、「調子は悪くないから、もっと上げていきたい。SPまではジャンプとつなぎの部分を調整したい」と意気込んだ。

 2人はこの日まで練習グループが分かれていたが、SPの同組に入ったことで26日から同じグループで滑ることになる。金の発言で日本選手に“進路妨害疑惑”が持ち上がってから、2人が一緒に滑るのは初めて。もちろん演技前の6分間練習も一緒。緊張ムードが高まることは必至だ。

 会場周辺には全米最大のコリア・タウンがあり、試合当日は金の大応援団が押し寄せることも予想される。それでも真央は昨年12月に韓国でのGPファイナルを逆転勝利した実績がある。更に「ホテルの韓国料理店で毎日、焼き肉やプルコギを食べています」と関係者。敵をのみ込む“韓国料理”が、真央のパワーの源になっている。まずはSPの同組対決を制し、V2への足掛かりにする。
スポーツ報知
  真央 3回転半成功の精度UP!  【フィギュアスケート世界選手権】世界女王のコンディションが上がってきた。日本人初の連覇を目指す浅田真央(18=中京大中京高)は、27日の女子SPに向けてサブリンクで調整。前日の26日は7回挑戦して4回成功だったトリプルアクセル(3回転半)を5回中4回成功。3―3回転、3―2―2回転ジャンプも決め、40分の練習時間の大半をジャンプに費やした。

 公式練習は午後だったが、午前中にもリンクに姿を見せた。宿泊ホテルのジムでは思うようなトレーニングができないため、昨年の日本シリーズを制した西武ばりのアーリーワークを敢行。治安を考慮してなかなか外出できないが、ホテル内の韓国料理店で連日、大好物の焼き肉やチャプチェなどを食べてエネルギーを補給している。

 SPの滑走順は最終第10組2番目の全体50番目に決定。ライバル・キム・ヨナと同組に入った。日本連盟を通じて「すごくいい順番。ヨナと一緒の組だからといって、良くも悪くもない」とコメント。「調子は悪くないから、もっと上げていきたい」とさらなる上昇を誓った。

 ≪安藤、村主ともに「いい位置」≫モロゾフ門下生の2人は、SPで最終組前の第9組に入った。同組では2番目の安藤、3番目の村主は「いい位置」と口をそろえた。公式練習で3―3回転を完ぺきに決めた安藤は「今のところ順調。いい気持ちを持ってSPに臨みたい」と気合十分。村主は「今まで気を使ってやってきたことを今まで通りにやって、体のバランスにも気をつけたい」と調整の重要性を口にした。
スポーツニッポン
  鬼門のジャンプ克服なるか
真央、連覇へSPがカギ−世界フィギュア
 ジャンプの鬼門を抜けられないまま、ここまで来てしまった。フィギュアスケートの世界選手権で連覇を狙う女子の浅田真央(愛知・中京大中京高)は、そのもどかしさを隠さない。「SP(ショートプログラム)で絶対にミスをしない」。言葉は少なくても、込められた意味は十分伝わる。
 SP冒頭のフリップ−ループの連続3回転、そして3回転ルッツと続く得点源は今季、国内外での5戦で一度も同時に成功していない。特に連続3回転は自由も含め、後ろに付けるループの失敗や回転不足の判定が付いて回った。出はなをくじかれるように、出遅れる要因になっている。
 後ろ向きから左足の外側エッジで踏み切る3回転ルッツは改善の途にある。苦手克服へ、基礎の1回転から技術をたたき直したからだ。歴戦のトップスケーターを指導してきたタラソワ・コーチは「(1回転から)練習し直せる選手は今まで1人もいなかった」と、浅田真の努力と修正能力の高さをたたえる。
 当のジャンプをいずれもミスしてSP6位と出遅れ、結局3位にとどまった2月の四大陸選手権後にロシアへ。1週間、タラソワ・コーチとこもった。連覇へ。「毎日こつこつやった」と集中した2つのジャンプの立て直しが、カギとなる。
ロサンゼルス時事
  真央Vsヨナ!最終組で激突/フィギュア  フィギュアスケート・世界選手権第2日(25日=日本時間26日、米国・ロサンゼルス)日本時間28日に行われる女子ショートプログラム(SP)の滑走順抽選が行われ、日本選手初の連覇を狙う浅田真央(18)=中京大中京高=とライバルの18歳、金妍児(キム・ヨナ=韓国)が同組に入った。
 『氷上の日韓戦』が、同組のガチンコ対決で行われる。54人が出場する女子SP。この日の滑走順抽選で真央が50番、金妍児は52番。ともに最終組で滑ることになった。

 「すごくいい順番だと思う。ヨナと一緒の組だからといって、よくも悪くもない」とは真央。対する金妍児は「もう少し早い方がよかった」と本音を明かしながらも「でも問題はないわ」と笑顔をつくった。

 金妍児の「練習妨害発言」にまつわる騒動や、WBC決勝が日韓対決だったことから、2人の対決の注目度はMAX。真央はこの日の公式練習で30回近くジャンプを跳ぶ気合の入れよう。トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)や2連続3回転のコンビネーションを入念に確認した。

 金妍児も真央の1時間後に行った練習では、すべてのジャンプにノーミス。今年2月の4大陸選手権(バンクーバー)のSPでは見せなかった3回転ルッツ−3回転トーループのコンビネーションも完ぺきだった。(佐藤ハルカ)
サンケイスポーツ
  「タレント人気調査」  タレントの人気度を年2回調査する「テレビタレントイメージ調査」(ビデオリサーチ調べ、2009年2月度)の結果が26日に発表され、男女ともにスポーツ選手がトップを独占した。

 男性タレントは、WBC連覇へ侍ジャパンを引っ張ったイチロー(35)が、3回連続の1位。ゴルフの石川遼(17)は前回148位から9位に急上昇した。女性タレント1位はフィギュアスケートの浅田真央(18)。前回、行われた昨年8月度の4位から初のトップを獲得した。
サンケイスポーツ
  浅田真央、連覇なるか?
2009世界フィギュアの観戦ポイント
 3月24日(火)(日本時間では25日)から、米ロサンゼルスでフィギュアスケートの世界選手権が開催された。会場は、WBCで沸いたドジャー・スタジアムから3km程しか離れていないステープルズ・センター。WBCと同じくらい熱い戦いが、氷上で繰り広げられている。

 日本からは、男子シングルに織田信成(世界選手権最高位は06年の4位。21歳だが、大会期間中の25日に22歳に)、小塚崇彦(同、08年の8位。20歳)、無良崇人(初出場。18歳)が、女子シングルに浅田真央(同、08年の優勝。18歳)、村主章枝(同、06年の2位。28歳)、安藤美姫(同、07年の優勝。21歳)、アイスダンスのキャシー・リード&クリス・リードの姉弟カップル(同、08年の16位。21歳と19歳)が出場する。

 ご存知の方も多いだろうが、「韓国のヨナ・キム選手が、四大陸選手権などの演技直前の6分練習で日本選手に進路を妨害されたとコメントした」「それに対して、日本スケート連盟が、韓国スケート連盟とヨナ・キム選手に、事実関係を調査依頼した」とのニュースが飛び交っている。ヨナ・キム選手が韓国のテレビ番組で本当にそうコメントしたのかどうか分からないのだが、少し大ごとになってしまっている感がある。

 演技直前の6分練習では、どの選手も自分のことで精一杯。ジャンプやスピンの最終確認に集中している。そのため視界が狭くなって、遠くからトップスピードで近づいてくるほかの選手に気づかないことも多々あるもの。現に、3カ月前の全日本選手権のフリー6分練習では、村主と安藤が激突している。しかし2人ともそのまま練習を続け、見事世界選手権出場の機会を手にしたのだ。

 ヨナ・キム選手も日本の選手たちも皆、一生懸命まっすぐにスケートに打ち込んでいる。その姿はきっと、今回の世界選手権を見れば、世界中の人たちに伝わるだろう。
  浅田、ヨナの一騎打ち
 さて、女子シングルの見どころは、やはり浅田真央とヨナ・キムとの一騎打ちの様相の中、そこに安藤美姫、ジョアニー・ロシェット(カナダ)、カロリーナ・コストナー(イタリア)がどう戦うのか、というところだろう。この5人のうちロシェット以外の4人は、ショートプログラムから3回転+3回転を入れ、ほかを引き離していくだろう。

 浅田真央のショートプログラムは「月の光」。やさしい光を注ぐ月光のような優美な演技を見せる。フリー「仮面舞踏会」ではうって変わって、3拍子の強い音楽に負けないパワフルなジャンプやステップが楽しみだ。もちろん、「跳ぶ」と決めたら絶対に逃げないトリプルアクセル(3回転半)の出来も気になるところ。

 ヨナ・キムは、ショートの「死の舞踏」では威嚇する鳥のように攻め続ける姿を、自分で好きな部分をピックアップして編集したフリー「シェフェラザード」では妖艶な魅力を全面に出す。

安藤は4回転サルコウへの期待
 12月のグランプリ・ファイナルでは4回転サルコウに挑んだ(回転不足とされたが)安藤美姫の、3カ月ぶりの試合での演技も楽しみだ。ショート「(映画『SAYURI』より)チェアマンズ・ワルツ」は力強く、グランプリ・ファイナルから新プログラムに変えたフリー「交響曲第3番オルガン」(サン=サーンス)は、音楽自体を表現する、伸びやかな演技を見せてくれるだろう。

 2月のヨーロッパ選手権では、フリーのスピンで小さなミスをしてしまったために2位に甘んじたコストナーは、3回転+3回転やスピーディなスパイラル、そして驚くほどかわいらしいコスチュームに注目したい。
 バンクーバー五輪プレシーズンの今年、カナダのロシェットも飛躍を見せている。今シーズンは11月のグランプリシリーズフランス

大会と2月の四大陸選手権で、浅田真央を上回っている。体力的に辛くなるフリーの後半に何度もジャンプを跳ぶ度に、会場が沸き返っていくだろう。
    3シーズンぶりに世界に挑む村主
 3シーズンぶりに世界選手権出場に戻ってくるのが、村主章枝だ。ここ数シーズン、ジャンプが決まらなかったこともありなかなか成績が伸びなかったが、今シーズン、コーチをニコライ・モロゾフに変えてからジャンプを取り戻した。12月の全日本選手権では、ショート5位。しかしあきらめずに立ち向かった村主は、フリーで1位、総合2位となり、世界選手権出場を果たした。今大会の女子シングル選手中、一番年齢が高い。ティーンが席巻する女子シングルで、年齢を重ねてからも十分戦えることを見せてほしい。

本大会の結果で来年のバンクーバー五輪出場枠が決まる
この世界選手権の順位によって、来年のバンクーバー五輪と世界選手権の各国出場枠が決まる。そのプレッシャーも、選手たちにはかかることになる。

 日本の場合、男女とも来シーズン再び「3」枠を手にするには、3人のうちの上位2人の順位の合計が13位以内である必要がある。(例えば、3位と10位なら来シーズンも3枠)。14以上になった場合は「2」枠に減ることになる。
文/長谷川 仁美
日経トレンディネット
2009年3月26日  
  浅田真央選手は50番目
世界フィギュアスケート選手権
女子SP滑走順が決定
  世界フィギュアスケート選手権で、女子のショートプログラムの滑走順が決定した。キム・ヨナ選手(18)の発言が波紋を広げ、本番前からライバル関係をあおり立てるような報道が過熱し、今大会では、必要以上に対決ムードが一人歩きしている。そのためか、2連覇を狙う浅田真央選手(18)も、どことなく表情が硬かった。注目のショートプログラムの滑走順は、最終組の50番だった。
  気になるキム・ヨナ選手は52番で、同じ最終組で浅田選手の方が先に登場することになった。連覇達成のためには、ショートプログラムでの好スタートが必須となる。まずショートプログラムで優位な位置に立てるか、ライバルを突き放し、世界女王争いをリードできるのか、注目の女子ショートプログラムは、日本時間28日に行われる。
FNN
  浅田「調子は悪くない」/フィギュア  フィギュアスケートの世界選手権で27日(日本時間28日)にショートプログラム(SP)を実施する女子の公式練習が25日行われ、日本人初の2連覇を目指す浅田真央(愛知・中京大中京高)は大半の時間をジャンプの調整に割き、トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)は高い確率で成功させた。

 最終組で、ライバル金妍児(韓国)の二つ前の50番で滑る。SPの得点源となる2連続3回転や3回転ルッツも順調な仕上がり。取材には応じなかったが、日本スケート連盟を通して「調子は悪くないから、もっと上げていきたい」とコメントを出した。

 安藤美姫(トヨタ自動車)はSPの曲に乗って2連続3回転ジャンプを決めるなど好調をキープ。村主章枝(AK)はフリーのプログラムで調整した。(共同)
サンケイスポーツ
  【世界フィギュア】SP50番に
真央「すごくいい順番」
 浅田真央「(滑走順は)すごくいい順番だと思う。金妍児と一緒の組だからといって、よくも悪くもない。調子は悪くないから、もっと上げていきたい」

 安藤美姫「滑走順は組の2番目でいい位置だと思う。ここに来るまでの調子を思うと、今のところは順調。いい気持ちを持ってSPに臨みたい」

 村主章枝「(組の)3番目はいい位置。現地に入ってからが長いので、これからが本格的な調整になると思う」(共同)
MSN産経ニュース
  真央が公式練習、ジャンプの調整に時間  フィギュアスケートの世界選手権で27日(日本時間28日)にショートプログラム(SP)を実施する女子の公式練習が25日行われ、日本人初の2連覇を目指す浅田真央(愛知・中京大中京高)は大半の時間をジャンプの調整に割き、トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)は高い確率で成功させた。

 最終組で、ライバル金妍児(韓国)の2つ前の50番で滑る。SPの得点源となる2連続3回転や3回転ルッツも順調な仕上がり。取材には応じなかったが、日本スケート連盟を通して「調子は悪くないから、もっと上げていきたい」とコメントを出した。

 安藤美姫(トヨタ自動車)はSPの曲に乗って2連続3回転ジャンプを決めるなど好調をキープ。村主章枝(AK)はフリーのプログラムで調整した。
日刊スポーツ
  浅田真は最終組で50番目滑走
世界フィギュア女子SP
 【ロサンゼルス25日時事】フィギュアスケートの世界選手権で27日(日本時間28日)に行われる女子ショートプログラム(SP)の滑走順が25日決まった。連覇を目指す浅田真央(愛知・中京大中京高)は最終組で滑り、出場54選手中50番目に登場。2年前の世界女王、安藤美姫(トヨタ自動車)は44番目、3年ぶり出場の村主章枝(AK)は45番目に滑る。
時事通信
  真央50番、金妍児は52番滑走に決定  フィギュアスケートの世界選手権で27日(日本時間28日)に実施される女子ショートプログラム(SP)の滑走順抽選が25日行われ、2連覇を目指す浅田真央(愛知・中京大中京高)は50番、ライバルの金妍児(韓国)は52番でともに最終組に入った。SPは54選手で争う。

 安藤美姫(トヨタ自動車)は44番、村主章枝(AK)は45番で最終組の1つ前の組で登場する。
日刊スポーツ
  真央世界連覇へトリプルアクセル入念練習  女子でフィギュアスケート世界選手権連覇を狙う浅田真央(18=中京大中京高)は40分間の公式練習でトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を入念に確認した。7度、立て続けに跳び、うち2度は踏み切りのタイミングが合わず、1度は着氷が乱れた。それでもタラソワ・コーチは「女子で1つのプログラムに2度もトリプルアクセルを跳べるのは真央だけ」と心配していない。浅田は今季1度も成功がない2連続3回転ジャンプでミスをしたが、同コーチは時差ぼけの影響と考え、「連覇のカギは(今後の)練習」と指摘した。
日刊スポーツ
  真央、順調仕上がり トリプルアクセル成功  ペアのショートプログラム(SP)で、1月にロシア国籍を取得した川口悠子(27)とアレクサンドル・スミルノフ(ロシア)の組が68・94点で2位と好発進した。前回優勝のアリョーナ・サブチェンコ、ロビン・ゾルコビー組(ドイツ)が72・30点で首位。公式練習では、女子で2連覇を狙う浅田真央(愛知・中京大中京高)がトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を成功させて順調な仕上がりをアピールした。
デイリースポーツ
  真央SPで先行、逃げ切りV狙う
フィギュア世界選手権
 ◆フィギュアスケート世界選手権第1日(24日・米ロサンゼルス) 来年のバンクーバー五輪枠をかけ、当地で開幕した。27日に女子ショートプログラム(SP)が始まる浅田真央(18)=中京大中京高=は練習用のサブリンクで公式練習に参加。ロシア人のタチアナ・タラソワ・コーチ(62)は、SPでの“先行逃げ切り”を勝利のカギに挙げた。また、織田信成(22)=関大=は23日のWBC決勝前にイチロー外野手(35)と遭遇していたことを明かした。

 日本人初の2連覇を目指す真央にスキはなかった。SPまで丸3日空いたこの日は休息に絶好のタイミングで、ライバルの金妍兒(キム・ヨナ、18)=韓国=、安藤美姫(21)=トヨタ自動車=らは完全休養に当てた。それでも真央は日本女子で唯一、サブリンクで行われた40分間の練習に参加。タラソワ氏の前で合計30回以上もジャンプを跳び続けた。

 大技のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)は5回成功。2月の四大陸選手権後に課題として練習してきた2連続3回転ジャンプも決めた。この日、真央の代わりに取材に応じたタラソワ氏は「世界選手権前にベストの状態になるように調整しています。彼女はものすごく練習してきた。その成果を見ることができるでしょう」と、まな弟子の快挙達成に手応えを示した。

 注目が集まる金とのライバル対決についても勝利のカギを挙げた。「四大陸では真央が(優勝した)金にフリーでは勝っていた。勝つためには、SPをちゃんとスケーティングしないとダメです」。真央は四大陸でSP6位と出遅れ、フリー1位になって3位まで巻き返した。金は四大陸でSP世界最高(72・24点)をたたき出したが、フリーでは2度の3回転半を跳ぶ真央の方が断然有利。失敗が続く2連続3回転を成功させ、SPで先行できれば優勝がグッと近づくというわけだ。

 06年トリノ五輪金メダルの荒川静香(27)らを指導した名伯楽は「真央のプログラムは技術的に違っている。3回転半を跳べることでレベルが上がっている」と自信を込めた。前夜は練習後にWBC決勝をテレビ観戦し、大好きなイチローの活躍にパワーを注入されたという真央。タラソワ氏と歩んできた今季を有終の美で飾ってみせる。
スポーツ報知
  真央に“ロケットスタート”厳命  フィギュアスケート世界選手権第1日は24日、米カリフォルニア州ロサンゼルス、ステープルズ・センターでアイスダンス規定とペアのショートプログラム(SP)で開幕し、昨季の世界女王・浅田真央(18=中京大中京高)は27日(日本時間28日)の女子SPに向け、サブリンクで公式練習を行った。2月の四大陸選手権は3位に終わったが、この日はトリプルアクセルを成功させるなど復調モード。日本人初の連覇へ、タチアナ・タラソワ・コーチ(62)は今季苦戦が続くSPの重要性を強調した。 【Go!アスリート 浅田真央】

 この日の公式練習にはキム・ヨナ、安藤、村主が姿を見せなかったが、浅田はリンクに立って入念に調整。コメントを残すことなく会場を後にした女王に代わり、タラソワ・コーチが「勝つためにはSPをちゃんとスケーティングしなくてはダメ」と“ロケットスタート”を厳命した。今季の浅田はSPが鬼門で、ここまでの5戦で首位発進は昨年11月のNHK杯だけ。2月の四大陸選手権はシニア参戦後自己ワーストタイの6位で、フリーでも逆転できなかった。

 ただし、ジャンプは復調の兆しを見せている。公式練習ではトリプルアクセルに7度挑んで4度成功。今季1度も決めていない3―3回転の連続ジャンプも、3度の挑戦で2度成功させた。「彼女はもの凄くたくさん練習してきたし、ベストの調子になるように練習している」とタラソワ・コーチ。SPを乗り切った時、連覇への視界が開けてくる。
スポーツニッポン
  真央連覇よ!侍ジャパンに続く
フィギュア
 世界選手権第1日(24日=日本時間25日、米国・ロサンゼルス)来季のバンクーバー五輪の出場枠獲得がかかる大会が開幕。日本時間28日未明から始まる女子では、日本人選手初の連覇を狙う浅田真央(18)=愛知・中京大中京高=とライバル金妍児(18)=韓国、キム・ヨナ=との「氷上の日韓戦」がヒートアップ。野球のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)の激闘直後だけに、真央ら日本選手は“侍魂”で団結を誓う。
 口を真一文字に結び、立て続けに跳んだ。張りつめる緊迫感。真央はこの日、公式練習でトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を8回連続で跳び、氷の感触を入念に確認した。

 日本人選手初の2連覇を目指す真央は、前日に会場入り。同じロサンゼルスで日韓が決勝を戦ったWBCは日本の連覇で幕を閉じたが、今度は戦いの場をリンクに移し、「氷上の日韓戦」が幕を開けた。真央に立ちはだかる強力なライバル、韓国の金妍児との一騎打ちが、早くもヒートアップする。
 この日は休養に充てた金妍児は前夜、WBC決勝の日韓戦を九回からテレビ観戦。延長戦での惜敗を悔しがり、韓国メディアに「今度は私が頑張らないと…」と発言して燃え上がった。24日付の在米韓国紙は「WBCのライバル対決が氷上で」(日刊スポーツUSA)などと真央との対決をあおり、「国民の妹」と呼ばれる金妍児にリベンジを託す。

 会場となるステープルズセンター周辺地区は、約34万人が密集し、世界最大のコリアタウンに隣接。金妍児を応援するファンが大挙して詰めかけることは必至。真央も、ドジャースタジアムで行われたWBC決勝で、日本が味わった“アウェー”の洗礼を覚悟しなければならない。

 おりしも、2月の4大陸選手権で、「練習中に日本選手が妨害した」とさきに金妍児が発言。韓国メディアが大きく報じたばかり。それに対し、日本スケート連盟や出場していた真央はそのような事実はないと反発。日本側からの問い合わせに、韓国連盟は「特定の国や選手を名指ししたのではない」と弁明するなど、ピリピリムードが漂う。

 だが、戦うのは真央1人ではない。今大会は五輪の代表枠をかけた「団体戦」の意味も持つ。WBC決勝は、安藤美姫(21)や男子の小塚崇彦(19)=いずれもトヨタ自動車=らと宿泊するホテルのバーでテレビ観戦。イチローの活躍に、真央も「大切なときに結果を出せるのはすごい」と感激。連覇を果たした侍ジャパン同様、「チームメート」との団結はかたい。
 「今季で一番大きな大会。1年間やってきたことを出し切るだけです」。
世界女王の座を守るつもりはない。もう一度、獲りにいく。
(佐藤ハルカ)サンケイスポーツ
2009年3月25日  
  真央順調な仕上がり  【ロサンゼルス24日共同】フィギュアスケートの世界選手権第1日は24日、ロサンゼルスのステープルズ・センターで行われ、ペアのショートプログラム(SP)で、1月にロシア国籍を取得した川口悠子とアレクサンドル・スミルノフ(ロシア)の組が68・94点で2位と好発進した。前回優勝のアリョーナ・サブチェンコ、ロビン・ゾルコビー組(ドイツ)が72・30点で首位。

 アイスダンス規定では母親が日本人のキャシー・リード、クリス・リード組(川越ク)が27・24点で18位だった。

 公式練習では、女子で2連覇を狙う浅田真央(愛知・中京大中京高)がトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を成功させて順調な仕上がりをアピールした。

 25日は男子SPに日本の3選手が登場し、織田信成(関大)は41番、小塚崇彦(トヨタ自動車)は47番で滑る。
中日新聞
  【世界フィギュア】真央、ジャンプに重点  前日に現地入りしたばかりの浅田は、安藤、村主が休養したこの日もリンクに立った。「自分の滑りをしたい」と話したとおり、持ち味のジャンプに重点を置き、連続3回転、3回転半などを時間いっぱい跳んだ。

 師事するタチアナ・タラソワ氏は「(フリーの中で)3回転半を2回跳ぶ彼女の特徴は誰もまねできない」と浅田の能力を解説。先月の四大陸選手権ではSPで6位と出遅れた。強みを生かして連覇を果たすためにも、まずSPに集中する。
MSN産経ニュース
  世界フィギュアスケート選手権開幕
浅田真央選手は入念にジャンプをチェック
  WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)の興奮が冷めやらぬアメリカ・ロサンゼルスで世界フィギュアスケート選手権が開幕した。
  入念にジャンプをチェックするのは浅田真央選手(18)。そして、織田信成選手(22)は連続ジャンプを決め、好調さをアピールした。浅田選手のライバルで韓国のキム・ヨナ選手は、ジャンプのたびに声援を受けていた。浅田選手との壮絶な一騎打ちが予想される。女子ショートプログラムは、日本時間の28日に行われる。
FNN
  【世界フィギュア】真央の連覇と
男女とも五輪3枠獲得なるか
展望
 2010年バンクーバー五輪の国・地域別出場枠をかけるフィギュアスケートの世界選手権は24日(日本時間25日)、ステープルズ・センターで開幕する。女子は、2連覇がかかる浅田真央(愛知・中京大中京高)に注目だが、前々回女王の安藤美姫(トヨタ自動車)も調子を上げている。男子は全日本王者で2年ぶり出場の織田信成(関大)、今季グランプリ(GP)ファイナルで2位に入った小塚崇彦(トヨタ自動車)が表彰台を目指す。男女ともに最大となる3枠の獲得を目指す。(ロサンゼルス=榊輝朗)

 女子は今季GPファイナルを制した浅田と、五輪の“前哨戦”として2月にバンクーバーで開かれた四大陸選手権で優勝した金妍児(キム・ヨナ)の一騎打ちの構図だ。

 浅田は成田空港で起きた輸送貨物機事故の影響で、23日の出発地が変更するトラブルに見舞われたものの、ほぼ予定どおり現地入り。四大陸ではショートプログラム(SP)6位と出遅れて3位に終わったこともあり、「まずはSPをしっかり滑りたい」と連覇へのカギとなるSPに集中する。

 金は前々回、前回ともに故障を抱えていたため3位どまり。今季は四大陸選手権のSPで自身の世界最高得点を更新し72・24点をマークしており、「初めて万全の体調で世界選手権に臨める」と意欲的だ。

 2人を追うのは前回2位のカロリナ・コストナー(イタリア)、四大陸2位のジョアニー・ロシェット(カナダ)、前々回優勝の安藤美姫(トヨタ自動車)あたり。安藤は公式練習で4回転サルコウを着氷しており、好調だ。欧州選手権女王のラウラ・レピスト(フィンランド)、3年ぶり4度目の表彰台を目指す村主章枝(AK)も上位をうかがっている。

 男女とも、各国の出場選手の中で上位2人の合計順位が13位以内なら、バンクーバー五輪で各国・地域に最大となる3人の出場枠が与えられる。日本の目標は男女ともに3枠確保だ。
MSN産経ニュース
  【世界フィギュア】真央がジャンプなど確認
織田は3連続ジャンプ
 【ロサンゼルス=榊輝朗】フィギュアスケートの世界選手権が24日(日本時間25日)、ステープルズ・センターで開幕した。アイスダンス規定では、キャシー・リード、クリス・リード組(川越ク)は27・24点で30組中18位につけた。

 25日(日本時間26日)に行われる男子ショートプログラム(SP)の滑走順も決まり、グランプリ(GP)ファイナル2位の小塚崇彦(トヨタ自動車)は最終第10組の47番、全日本王者の織田信成(関大)は41番、初出場の無良崇人(岡山・倉敷)は34番に入った。

 同日の公式練習では女子の浅田真央(愛知・中京大中京高)がジャンプを中心に演技を念入りに確認。安藤美姫(トヨタ自動車)、村主章枝(AK)は休養した。

 男子の3選手はジャンプ、スピンなどを確認。織田は4回転−3回転−3回転の3連続ジャンプを決めた。
MSN産経ニュース
  侍に続け!真央イチロー流で連続3回転  【ロサンゼルス(米カリフォルニア州)23日=高田文太】フィギュアスケートの世界女王浅田真央(18=中京大中京高)が、「イチロー流」でWBC日本代表に続く2大会連続世界一に挑む。この日は、24日(日本時間25日)に開幕する世界選手権の舞台ロサンゼルス入りし、公式練習でショートプログラム(SP)の演技を披露。3年前にテレビ番組で共演した際のイチローの言葉通り、重圧を楽しむ余裕を見せた。練習後はWBCをテレビ観戦、イチローの活躍に再び刺激を受けて力に変えていた。

 浅田はテレビにくぎ付けになっていた。練習を終えて宿舎に戻った時、WBC決勝はすでに9回。部屋に戻る時間も惜しんで、ホテル内の出入り口に近いバーにあるテレビを食い入るように見た。バーの席にはつかなかったが、優勝の瞬間を見逃すまいと、立ち尽くしたまま応援した。土壇場で同点とされ、延長に突入。そしてイチローの決勝打に「やっぱりイチローさんが活躍したね!」と、歓喜の声を上げた。

 そこに練習から戻ってきた小塚崇彦(20=トヨタ自動車)ら男子選手も合流した。最後は15人もの日本代表関係者が立ったまま観戦する「街頭テレビ状態」で、サムライジャパンの快挙を祝った。一行が解散したのは午後11時前。この日、日本から空路で現地入りした浅田にとっては、30時間以上も昼間が続き、眠気がピークとなる時間帯だったが、元気いっぱいだ。

 疲労を吹き飛ばしたのは「あこがれ」というイチローの活躍だ。3年前にテレビ番組で共演。浅田が「また会って話したい」というと、前回のWBC開幕直前だったイチローも「何をおいても来ますよ。WBCをキャンセルしても」と応じてくれるほど、意気投合した。その際、イチローがプレッシャーについて「苦しいものだが、気持ち良くもある」と話したことが、強烈に胸に残っている。

 この日、公式練習の会場には関係者だけで500人もの「ギャラリー」が集まった。最大のライバルで韓国代表の金妍児の視線もあった。その中で、今季1度も成功がない2連続3回転ジャンプを決めた。「練習からお客さんがたくさんいて少し緊張したけど、いい練習になった」。

 イチローの教えを実践し、連覇の期待がかかる重圧を楽しむかのように、笑った。続けて「(WBCに)パワーをもらえたので自分も頑張りたい」と言葉に力を込めた。同じロサンゼルスを舞台に、今度は銀盤の女王が連覇に挑む。
日刊スポーツ
  フィギュアスケート:
真央“イチローさんみたいにカッコ良く連覇!”
 フィギュアスケートの世界選手権は24日(日本時間25日)、米カリフォルニア州ロサンゼルスのステープルズ・センターで開幕する。昨季の世界女王・浅田真央(18=中京大中京)は23日(同24日)に現地入りし、本番リンクで公式練習を行った。同じロサンゼルスで開催されたWBCでは、過去にテレビ番組で共演したイチローの決勝打で日本代表が連覇を達成。あこがれのスーパースターの活躍に刺激を受け、真央も日本人初の連覇に挑む。

 氷の感触を確かめるように、浅田がゆっくりと始動した。現地到着直後の公式練習。開始から約15分、時間をかけて体を温めてから軽やかに舞った。トリプルアクセルこそ挑戦しなかったが、3−3回転、3−2−2回転の連続ジャンプなどを完ぺきに着氷。「いつも練習してるリンクと変わらなくて(感触は)凄く良かった」。成田空港の貨物機炎上事故で、出発便が成田から関空に変更となるアクシデントの影響も感じさせなかった。

 同じロサンゼルスではこの日、WBC日本代表が連覇を達成した。「パワーを凄くもらえる。自分も頑張りたい」。日韓の頂上決戦で決勝打を放ったイチローとは、くしくも2年前の3月24日に関西ローカルのテレビ番組で共演。番組内で「かっこいい人はイチローさん!」と“告白”したことがあり「いつも素晴らしいプレーをするので、あこがれています」という存在だ。日本人初の連覇を目指す浅田にも韓国の金??児が立ちはだかるが、あこがれのスーパースターのV打は大きな刺激になるはず。侍ジャパンで沸いた列島を、真央が再び沸かせる。
スポニチ
  真央、公式練習で初調整…リンクに好感触  フィギュアスケートの世界選手権は24日(日本時間25日早朝)、ロサンゼルスのステープルズ・センターで開幕する。23日は午後に日本から到着した浅田真央(中京大中京高)が夜の公式練習で初調整し「本番のリンクで滑るために早く来たので(間に合って)よかった。氷はすごくいい」と好感触を口にした。

 日本人初の2連覇を狙う浅田は2連続3回転ジャンプを成功させるなど順調そうで「まずはショートプログラム(SP)で絶対にミスをしないようにしたい」と意気込んだ。安藤美姫(トヨタ自動車)は4回転ジャンプを決めた。
デイリースポーツ
  浅田真央がジャンプなど確認/フィギュア  【ロサンゼルス=榊輝朗】フィギュアスケートの世界選手権が24日(日本時間25日)、ステープルズ・センターで開幕した。アイスダンス規定では、キャシー・リード、クリス・リード組(川越ク)は27・24点で30組中18位につけた。

 25日(日本時間26日)に行われる男子ショートプログラム(SP)の滑走順も決まり、グランプリ(GP)ファイナル2位の小塚崇彦(トヨタ自動車)は最終第10組の47番、全日本王者の織田信成(関大)は41番、初出場の無良崇人(岡山・倉敷)は34番に入った。

 同日の公式練習では女子の浅田真央(愛知・中京大中京高)がジャンプを中心に演技を念入りに確認。安藤美姫(トヨタ自動車)、村主章枝(AK)は休養した。

 男子の3選手はジャンプ、スピンなどを確認。織田は4回転−3回転−3回転の3連続ジャンプを決めた。
サンケイスポーツ
  真央 「侍」連覇に刺激  世界女王・浅田真央(18)=愛知・中京大中京高=が、ロサンゼルスで侍ジャパンの魂を引き継ぐ。この日に現地入りした真央は、WBC2連覇の日本に刺激を受け「自分も頑張りたい」と意欲十分。世界選手権で自らも同じ2連覇を果たす。

 世界で戦う同じ日本人アスリートとして、気になって仕方がなかった。練習後に会見した真央は、WBC2連覇で世界の頂点に立った日本に話題が及ぶと大きな目を輝かせた。

 「ずっと応援させていただいている。パワーをもらえるので自分も頑張ろうと思います」。世界選手権会場のダウンタウンからドジャースタジアムまで車で約10分とすぐそば。練習と重なり観戦プランは流れたが、同じロスで死闘を制した侍ジャパンに勇気と力をもらった。

 好きな選手は、延長10回に勝ち越しの2点打を放ったイチローという真央。2年前にテレビのトーク番組で対談をした縁がある。スランプを乗り越え、最後の見せ場で値千金の一打を放った天才の姿に感じるものはあったはず。この日は3回転などのジャンプをすべてミスなく跳んで好調をアピール。「ショートプログラムでミスなくできるように、自分の力を出し切りたい」。今度はフィギュアの天才・真央が日本人初の2連覇を果たす番だ。
中日スポーツ
  真央、侍の連覇に「パワーもらった」  野球の第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は23日(日本時間24日)、ロサンゼルスで決勝が行われ、日本が5-3で韓国を破り2連覇を達成した。同じロサンゼルスでの世界選手権を控える日本のスケーターたちも“侍連覇”に刺激を受けた様子だ。女子で2連覇を狙う浅田真央(愛知・中京大中京高)は同い年の韓国のアイドル、キム・ヨナとの日韓対決を控えて「パワーをもらえる。自分も頑張りたい」とうれしそうだった。
デイリースポーツ
  イチ魂継ぐ!!真央も連覇
世界フィギュア24日開幕
 【ロサンゼルス(米国)23日】真央も打倒・韓国で世界一連覇だ!! 来年のバンクーバー五輪出場枠をかけたフィギュアスケートの世界選手権は24日(日本時間25日)に当地で開幕する。日本人初の2連覇を目指す浅田真央(18)=中京大中京高=は23日に現地入りし、会場のステープルズ・センターで行われた公式練習に初参加。韓国を下して連覇を達成したWBCの侍ジャパンにパワーをもらい、真央もシニア通算3勝3敗の宿敵・金妍兒(キム・ヨナ、18)=韓国=との頂上決戦に挑む。

 真央がロサンゼルスで不屈の“侍魂”を継承する。日本時間23日の成田空港の貨物機炎上事故により出発便の変更を余儀なくされたが、夕方に現地に到着すると、休む間もなく午後7時25分から始まった35分間の公式練習に参加。27日のショートプログラム(SP)前は最後となる本番リンクでの練習に参加し、日本人初の連覇へ向けていよいよスタートを切った。

 真央は同じロサンゼルスで繰り広げられた熱闘に興味津々だった。出発前から日本でWBCをテレビ観戦。この日は練習が日韓戦と重なってしまったが「見に行きたいです」と瞳をキラキラ。特に同じ愛知県出身のイチローとは15歳の時にテレビのトーク番組で共演したことがあり、あこがれの存在。「ずっと応援していたので、頑張って欲しいです」とリンクから勝利を願っていた。

 侍ジャパンと同じく、真央の宿命のライバルも「韓国」だ。同い年の金とは今季3度目の直接対決。今季の対戦成績は1勝1敗で、シニア転向後でも通算3勝3敗と全くの互角となっている。侍ジャパンも2勝2敗だった韓国との5度目の対決を制しただけに、真央も勝ち越しで連覇達成といきたい。「(侍ジャパンから)パワーをすごいもらえるので、自分も頑張りたい」と日韓対決を前に気合を入れ直した。

 ロサンゼルスは昨年2月まで練習拠点にしていた思い出の場所でもある。ジャンプを跳ぶたびに歓声が上がるなど、地元での知名度も高い。2月の四大陸選手権では不在だったタラソワ・コーチも合流し準備は整った。「SPは絶対ミスをしないようにして、自分の力を出したい。スピン、ステップもレベルを落とさないようにしたい」と真央。侍の後は“ミラクル真央”が世界一に挑む。
スポーツ報知
  真央、連続3回転ジャンプ成功
フィギュア
 【ロサンゼルス23日(日本時間24日)】フィギュアスケートの世界選手権が24日(同25日)、当地のステープルズ・センターで開幕する。公式練習が23日、同センターなどで行われ、日本人選手で初めての2連覇を狙う女子の浅田真央(18)=愛知・中京大中京高=が現地入りして初練習。2連続3回転ジャンプを成功させるなど順調な仕上がりを披露した。安藤美姫(21)=トヨタ自動車=は4回転サルコーを決めた。
 表情が引き締まる。この日午後に現地入りした真央が、本番会場での夜の公式練習に参加。ライバル金妍児(18)=韓国、キム・ヨナ=も見守る中、長旅の疲れを感じさせず、2連続3回転ジャンプも交えて氷の感触を確かめた。

 ショートプログラム(SP)の楽曲が流れると会場は静寂に包まれ、世界女王の演技に観客の目が集まった。渡米前に成田空港の貨物機炎上事故で急きょ、関西空港発の便に切り替えるアクシデントがあったが、27日のSP前に本番リンクで滑る最後のチャンスにギリギリ間に合い、「本番のリンクで滑るために早く来たので(間に合って)よかった。氷はすごくいい」と好感触を口にした。

 真央の練習後の取材には韓国メディアも詰め掛け、来季のバンクーバー五輪で金メダル候補に挙げられる日韓の両エースに注目が集まった。日本人初の2連覇を狙うが、「まずはSPで絶対にミスをしないようにしたい」と気持ちも高ぶってきた。

 同じロサンゼルスで日韓が決勝を戦った野球のWBCは日本の連覇で幕を閉じた。熱気は氷上の日韓戦へ。今度は真央が、主役になる。
サンケイスポーツ
2009年3月24日  
  真央、侍優勝に「パワーもらえる」
世界選手権連覇狙う
 【ロサンゼルス=坂上武司】24日(日本時間25日)に開幕するフィギュアスケートの世界選手権で、日本勢初の2連覇を狙う女子の浅田真央(愛知・中京大中京高)が23日に当地に入り、同日夜に初めての公式練習を行った。

 本番会場はNBAやNHLが行われるステープルズ・センター。天井近くまで観客席があり、公式練習にもかかわらず大勢のファンや関係者が詰めかけ、浅田は「すごく緊張した」と話した。

 まずステップやスピンで氷の感触を確かめ、2連続3回転ジャンプなども成功。「いつも練習している氷と変わらず、すごくいいイメージで滑ることができた」。35分間の公式練習は、仕上がりの良さを感じさせた。

 当地のドジャースタジアムではこの日、WBC決勝で日本が韓国に勝利して2連覇を達成。同じく連覇に挑む浅田は「パワーをもらえるのでがんばりたい」と話した。

 浅田らが出場する女子ショートプログラムは27日(日本時間28日)に行われる。
朝日新聞
  真央が初練習で収穫を強調/フィギュア <フィギュアスケート:世界選手権>◇23日◇公式練習◇米ロサンゼルス、ステープルズ・センターほか
 昨年の女子シングルを制した浅田真央(18=中京大中京高)は、ショートプログラム(SP)の演技などを披露した。成田空港での航空機事故の影響で、急きょ関西空港から出発した浅田は、この日午後に現地入り。そのまま同夜の公式練習に参加し「最初に氷に乗った時は、体が動いていないかと思ったけど、練習していくうちに動いてきた。メーンリンクで滑るために早く来たので、滑ることができてよかった」と、収穫を口にした。
 女子は27日(日本時間28日)にSPが始まるが、浅田は「SPで絶対にミスしないようにしたい」と、前半戦での出遅れに注意していた。
日刊スポーツ
  真央ちゃんも侍パワーで日韓対決「頑張ります」  WBCの日本の優勝は、同じ時間帯に行われていた別の競技会場にも歓喜の輪を広げた。

 選抜高校野球大会が行われている甲子園球場では、西条(愛媛)―PL学園(大阪)の試合中に日本の勝利が決まった。勝利の瞬間は3回裏に入るところだったが、携帯電話で中継を見ていたファンも多く、スタンドから大きな歓声が上がった。回の終了後、スコアボードに「WBCで日本が2連覇を達成」と表示されると、球場全体から拍手がわき起こった。

 大阪府立体育会館での大相撲春場所は10日目。観客は携帯電話のテレビに食い入り、終了の瞬間は仕切りの最中だった幕下の一番そっちのけで一斉に沸いた。支度部屋でも力士がテレビ観戦。韓国出身の十両力士、春日王は白星を挙げ「野球も負けて相撲も負けたら、がっかりするところだったよ」と話した。

 同じロサンゼルスでの世界選手権を控える日本のスケーターたちも刺激を受けた様子。女子で2連覇を狙う浅田真央(愛知・中京大中京高)は同い年の韓国のアイドル、金ヨナとの日韓対決を控えて「パワーをもらえる。自分も頑張りたい」とうれしそうだった。
スポーツニッポン
  世界フィギュア開幕へ 浅田真央選手、
米・ロサンゼルスの会場で初練習
  フィギュアスケート世界選手権が24日に開幕する。WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)が行われたロサンゼルスで行われる、もう1つの「日韓戦」。連覇を狙う浅田真央選手(18)も、会場で初練習を行った。
  戦いの舞台、アメリカ・ロサンゼルスの空港に笑顔で降り立った浅田選手は早速、本番会場へ移動し、リンクの雰囲気や氷を確かめるため、練習を行った。そんな浅田選手は、WBCの日韓対決を気にしていた。
  浅田選手は「(日本が先制し1 - 0で勝っているが?)勝ってるんですか? 見に行きたいですけど、今から間に合うんですか? 間に合わないですよね。(日本代表から)パワーをもらえるので、自分も頑張りたいと思います」と語った。
  浅田選手のライバルは、韓国のキム・ヨナ選手。氷の上の日韓対決となり、再び日本中を歓喜の渦へ、浅田選手が連覇に挑む。
FNN
  WBCの次はこちら
妨害報道が日韓対決あおる
 フィギュアスケートの世界選手権で日本人初の2連覇を目指す浅田真央(愛知・中京大中京高)が23日にロサンゼルス入りし、初練習した。好調なライバルのキム・ヨナ(韓国)も見守る中、長旅の疲れを感じさせず、2連続3回転ジャンプなどを披露。「調子を落とさずにできればいい」と27日のショートプログラムを見据えた。

 浅田の練習後の取材には韓国メディアも詰め掛け、来季のバンクーバー冬季五輪で金メダル候補に挙げられる日韓の両エースに注目が集まる。さらに、大会直前の韓国での一部報道が日韓対決をあおる形となっている。

 2月の四大陸選手権で、練習中に日本選手がキム・ヨナを妨害したと韓国メディアが報じた。日本スケート連盟や浅田はそのような事実はないとし、日本側からの問い合わせに韓国連盟は「特定の国や選手を名指ししたのではない」と弁明。情報が入り乱れる中、キム・ヨナのマネジメント担当は一連の報道に関する質問をシャットアウトしている。

 同じロサンゼルスで日韓が決勝を戦ったワールド・ベースボール・クラシックは日本の連覇で幕を閉じた。日本人も韓国人も多い土地柄。熱気は氷上の日韓戦に転じそうだが、周囲の雑音に惑わされない集中力も勝敗の鍵を握りそうだ。 (共同)
スポーツニッポン
  真央、リンクに好感触 2連続3回転決めた
フィギュア世界選手権 公式練習
 フィギュアスケートの世界選手権は24日(日本時間25日早朝)、ロサンゼルスのステープルズ・センターで開幕する。23日は午後に日本から到着した浅田真央(愛知・中京大中京高)が夜の公式練習で初調整し「本番のリンクで滑るために早く来たので(間に合って)よかった。氷はすごくいい」と好感触を口にした。

 日本人初の2連覇を狙う浅田は2連続3回転ジャンプを成功させるなど順調そうで「まずはショートプログラム(SP)で絶対にミスをしないようにしたい」と意気込んだ。安藤美姫(トヨタ自動車)は4回転ジャンプを決めた。

 男子の織田信成(関大)や小塚崇彦(トヨタ自動車)も練習した。男子は25日、女子は27日にSPを行う。(共同)
 スポーツ報知
  さあ究極対決!真央×ヨナ
公式練習での妨害騒動も
 こちらの日韓対決の行方は? フィギュアスケートの世界選手権(24日〜、ロサンゼルス)女子は今季GPファイナル女王で日本人初の大会2連覇を狙う浅田真央(18、写真右)と2月の4大陸選手権を制したキム・ヨナ(18)=韓国=の一騎打ち。
 一部韓国メディアが、キム・ヨナが4大陸選手権の公式練習で日本選手に妨害されたと報じるなど日韓対決をあおったが、韓国スケート連盟が、「特定の国や選手を名指ししたのではなく一般的に選手が遭遇する状況を共有しようとした」とコメントし、収束ムードへ。
 当の本人たちはといえば、浅田は23日、関西国際空港での出発前会見で、同じく米ロサンゼルスで行われているWBCでの日本の活躍に触れ、「毎日応援している。すごくパワーをもらえる。自分も頑張ります」と刺激を受けた様子だ。

 一方、キム・ヨナは現地時間22日に始まった公式練習中、ステップで転倒して左肩付近を打ち、苦笑する場面も。それでも、「体調はいいし、全体的に内容も良かった」と仕上がりに自信を見せていた。女子は現地時間27日にショートプログラムを実施する。
ZAKZAK
  【世界フィギュア】真央が初練習
美姫は4回転を着氷!
 【ロサンゼルス=榊輝朗】24日(日本時間25日)に開幕するフィギュアスケートの世界選手権の公式練習が23日、ステープルズ・センターなどで行われ、日本選手初の2連覇を狙う女子の浅田真央(愛知・中京大中京高)が現地入りし初練習した。

 浅田は2連続3回転ジャンプを成功させるなど順調な仕上がり。ステップなどの動きも入念に繰り返した。

 安藤美姫(トヨタ自動車)は4回転を着氷しキレのある滑りをみせ、村主章枝(AK)は軽めに調整した。

 男子の織田信成(関大)は4回転−3回転の連続ジャンプに成功。小塚崇彦(トヨタ自動車)は曲に乗って全体流れを確認した。
MSN産経ニュース
  真央、初練習 美姫4回転ジャンプ成功
世界フィギュア公式練習
 フィギュアスケートの世界選手権開幕を翌日に控えた公式練習が23日、ロサンゼルスのステープルズ・センターなどで行われ、日本選手で初めての2連覇を狙う女子の浅田真央(愛知・中京大中京高)が現地入りして初練習し、2連続3回転ジャンプを成功させるなど順調な仕上がりを披露した。

 安藤美姫(トヨタ自動車)は4回転サルコーを決め、村主章枝(AK)は軽めに調整した。

 男子の織田信成(関大)はフリーの曲に乗って4回転―3回転の連続ジャンプを決め、小塚崇彦(トヨタ自動車)はジャンプの回転が抜けるミスがあった。

 アイスダンスのキャシー・リード、クリス・リード組(川越ク)は24日に行われる規定に向けて滑りの流れを確認した。(共同)
スポーツ報知
  真央WBCを力に韓国倒し連覇狙う  フィギュアでもLAで白熱した“日韓対決”が繰り広げられる。女子フィギュアスケートの浅田真央(18=中京大中京高)が23日、24日(日本時間25日)開幕の世界選手権の開催地ロサンゼルスへ出発した。成田空港の航空機事故により、急きょ出発が関西空港に変更されたが、出発前に同じLAで開催されているWBC準決勝の日本−米国戦をテレビ観戦し「パワーをもらった」と闘志満々。野球が日韓決戦なら、こちらの最大のライバルも韓国の金妍児(18)。日韓戦を制し、日本人初の大会2連覇を目指す。

 しっかりと前を見つめた瞳の奥は、自信に満ちていた。背筋をピンと伸ばして関西空港内で会見に臨んだ浅田は、日本人では誰も達成したことのない大会2連覇への意気込みを語った。

 浅田 自分も大きな大会で連覇を成し遂げたことがないので、2連覇は頭の中に入っています。そのためには自分の演技をしっかりとミスなくこなすことが一番だと思います。

 野球のWBCが開催されているのと同じロサンゼルスが舞台になる。浅田が滑るリンクとスタジアムは車で5分の距離。出発前にはWBCの日本−米国戦をテレビ観戦した。同じ愛知県出身のイチローとも面識があるため「自分もパワーをもらっています。頑張って欲しいし、自分も頑張らないといけない。イチローさんが素晴らしいプレーをするので。自分もあこがれている人」と刺激を受けた。

 WBCの決勝戦が日韓対決なら、浅田の最大のライバルも韓国の金妍児になる。さらに両者とも同じLAの日韓決戦で、2連覇を目指している。韓国では2月の4大陸選手権(カナダ)の公式練習で金が「日本選手に練習を邪魔された」と発言したという報道が過熱しているが、浅田は困惑しながらも「(体が)当たったことはないです。ほかの人がジャンプする時には自然によけることが頭には入っていますから」と妨害行為を否定した。

 準備も整った。当初は成田から出発する予定だったが、貨物機の炎上事故で急きょ関空に変更。それでも時差ボケ対策のために早朝6時から練習をしていた影響で、早めに予定変更の知らせを受け、スムーズに移動することができた。ショートプログラムは現地時間27日スタート。「まだ時間はあるので調子を落とさず、もっと上げていきたい」と浅田。サムライジャパンも、浅田も、LAで最高の輝きを放つ。【益子浩一】
日刊スポーツ
  真央、侍魂で連覇だ!ロスへ出発  フィギュアスケートの浅田真央(18)=中京大中京高=が23日、世界選手権(日本時間25日開幕・ロサンゼルス)に向けて関西国際空港発の航空機で渡米した。成田空港の貨物機炎上事故の影響で急きょ出発地が変更したが、影響はなし。2連覇へ王手をかけたWBCの日本代表を応援し、健闘ぶりに勇気づけられていることを明かし、自身も日本選手初の2連覇への意気込みを口にした。

  ◇  ◇

 決勝進出を果たし、日本中を熱狂させているWBCの日本代表。浅田も出発前の慌ただしい中で米国戦をテレビ観戦し、「パワーをもらいました」と勝利を喜んだ。

 お気に入りの選手は以前、テレビ番組で一緒になったイチロー。「いつも素晴らしいプレーをする。あこがれの選手です」と話し、快挙へ挑む日本代表に「頑張って勝ってほしいし、私も頑張りたい」と、同じロスで2連覇を目指す自分の姿を重ね合わせた。

 成田空港発の航空機で渡米する予定だったが、貨物機炎上事故の影響で、急きょ関西空港からの出発になった。時差対策として行っている早朝練習を終えた後、テレビで事故を知ったという浅田は、名古屋から新幹線で新大阪へ向かい、車で関空へ。「(23日の)公式練習には間に合うので特に気持ちの中で変化はないです」と気にしていなかった。

 3位に終わった2月の四大陸選手権の後、モスクワ合宿でコーチの指導の下、プログラムを手直しした。大舞台へ向けて「この1年間、やってきたことをすべて出すだけ。ミスなく自分のエレメンツ(演技構成)をこなせれば。大きな大会で2連覇したことがないので終わってみないと分からないが、優勝したい」と、意気込んでいた。
デイリースポーツ
  真央、成田炎上事故で急きょ関空出発  フィギュアスケート世界選手権で連覇を狙う浅田真央(18)=中京大中京高=が23日、関西空港発の航空機で、世界選手権開催地となるロサンゼルスに向け、出発した。

 真央がドタバタの出発となった。23日、午前中の成田空港での貨物機炎上事故の影響で、出発地を急きょ、成田空港から関西空港に変更した。午前中の名古屋・中京大リンクでの練習後、名古屋から新幹線で新大阪まで移動、そこから車で関西空港にたどりついた。

 関空からの移動で再び交通トラブルに巻き込まれ現地入りが遅れた場合は、練習にも影響する。メーンリンクの公式練習は現地時間22日から始まっており、同27日のSP当日まで5回に分けて使用できるが、真央は23日の午前中までの2回分を捨てて現地入り。23日の午後の公式練に間に合わないと2回しか使えなくなり、関係者も「交通トラブルで1回分減ると、ブッツケ本番に近い状態になる」と懸念している。

 ただ海外では“いつもギリギリ”が真央流。昨年12月の韓国・高陽でのGPファイナルでは、仁川国際空港周辺の濃霧の影響で現地入りが1時間半遅れ、練習に20分も遅刻。だが結果は金のV3を阻止して3大会ぶり2度目の優勝を決めた。吉と出るか凶と出るか。
スポーツ報知
  【世界フィギュア】美姫、織田が開幕前日調整
真央も夜から参加
 フィギュアスケートの世界選手権開幕を翌日に控えた公式練習が23日、ロサンゼルスのステープルズ・センターなどで行われ、男子の織田信成(関大)と小塚崇彦(トヨタ自動車)、女子の安藤美姫(トヨタ自動車)や金●児(韓国)がジャンプやスピン、ステップを入念にチェックした。

 浅田真央(愛知・中京大中京高)はこの日の夜の練習から参加予定。

 織田はフリーの曲に乗って4回転−3回転の連続ジャンプに成功。小塚はジャンプの回転が抜けるミスがあった。安藤はまずまずの調整ぶりで、金●児も好調をキープした。

 アイスダンスのキャシー・リード、クリス・リード組(川越ク)は24日の規定に向けて滑りの流れを確認した。(共同)
MSN産経ニュース
  真央「当たったことない」
24日・世界フィギュア開幕
 フィギュアスケートの2010年バンクーバー五輪の出場枠を争う世界選手権で連覇を狙う浅田真央(18)=中京大中京高=が23日、関西空港発の航空機で、世界選手権開催地となるロサンゼルスに向け、出発した。搭乗前の会見で、ライバル・金妍兒(キム・ヨナ、18)=韓国=から疑惑をかけられた“進路妨害”を完全否定し、演技に集中することを宣言した。火種をまいた渦中の金は一連の騒動をシャットアウトして、現地で公式練習を開始した。公式練習では金と日本選手に対する取材では大会以外の質問は制限されるなど異例の“厳戒態勢”も敷かれた。

 質問がライバルの金に及ぶと、真央は顔をこわばらせ言葉を詰まらせた。数十秒考えた後、言葉を慎重に選びながら「だれでも(試合前の6分間練習では)自分の演技に集中してしまう。けど、自分は(練習中に出場選手と)当たったことはないです」と、初めて一連の騒動について語った。また、意図的な進路妨害についても「自然とよけるのは、みんな頭に入っていることだと思う」。苦笑いを浮かべながら“ありえない話”と強調した。

 試合会場のステープルズ・センターでの公式練習は、すでに日本時間23日から開始。真央は同24日から加わるが、金とは別のグループ。真央は7人同時滑走の第4組で村主章枝、安藤美姫らと。金は6人同時滑走の第6組に入っており“ニアミス”はなさそうだ。その金との10度目の直接対決となる決戦の地は、ロサンゼルス。近くのドジャー・スタジアムでは日本時間24日に、野球のWBC決勝が行われ、日本と韓国が因縁決着戦に臨む。「日本は毎日テレビで見て応援してる。連覇は頭の中に入ってる。パワーをもらってがんばりたい」。日本代表の連覇に続く、自身初の国際大会V2への決意を胸に刻んだ。

 2月末までロシアで10日間練習した後、中京大リンクで調整。17時間の時差対策に午前6時から練習し、横幅が4メートル狭いアイスホッケー仕様のリンクへの対応に、コーンを置いて感覚を磨いた。四大陸選手権で回避したフリー演技での2度のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)も今回は跳ぶ。「ミスなく滑ることが大事」と真央。事実上の五輪前哨戦リンクで、最強ライバルとの因縁清算マッチにアタックする。

 ◆進路妨害騒動 金が初優勝し、連覇を逃した真央が3位に甘んじた2月の四大陸選手権でのこと。韓国メディアは今月14日に、金が試合前の練習で日本選手に進路を妨害されたと報じ、韓国国内で大問題に発展。日本スケート連盟は疑惑を否定し、報道に至った事実関係の調査と解明を韓国連盟に文書で送る異例の手段に出た。
スポーツ報知
  真央ちゃんプチッ!
韓国のヨナ妨害報道ありえない!
 フィギュアスケート世界選手権(25日開幕、米ロサンゼルス)で連覇を狙う浅田真央(18=中京大中京高)が23日、キム・ヨナ(18=韓国)が2月の四大陸選手権の6分間練習で日本選手に妨害されたとする韓国メディアの報道を完全否定した。

 成田空港の貨物機炎上事故の影響で急きょ、成田から関西空港に変更された出発前会見。「6分間練習は早くジャンプをやらないといけないとか、みんな頭がいっぱい。自分は当たったことはない。自然によけるんで。それはみんな、ちゃんと分かっている」と珍しくきっぱりと話した。

 この問題で日本スケート連盟は妨害の事実を否定し、韓国連盟に経緯説明を求める文書を送付。23日に韓国連盟が「特定の国や選手を名指ししたのではなく、一般的に選手が遭遇する状況を共有しようとした」と回答する事態に発展した。浅田にとっては、出発便変更も合わせて連覇のかかる世界選手権前にハプニングが続いたが、現地入りも当初の予定とほぼ変わらないため「練習には間に合うので気持ちの中に変化はない」と動じる様子はなかった。
スポーツニッポン
  “火元”のキム・ヨナ側
日本報道陣に取材規制
 浅田真央とは対照的に、キム・ヨナはピリピリムードだ。22日に会場のステープルズ・センターで公式練習を行い、日本メディアの取材に応じたが、マネジメント事務所が「競技に関する質問のみ」と通達。緊張感が漂った。

 練習中にはストレートラインステップで転倒し、左肩を強打するアクシデントも発生した。「エッジが引っかかった。すり傷みたいな感じだけど大丈夫」と笑みを浮かべたが、左肩は赤く染まっていた。ただ、腰痛などの故障に悩まされて3位に終わった07、08年の世界選手権よりも状態はよいようで「自分にとって重要な大会。もちろん優勝したい」と初優勝へ気合をのぞかせた。
スポーツニッポン
  米貨物機炎上 成田空港、開港初の死亡事故  23日午前6時50分ごろ、成田空港に着陸しようとした中国・広州発成田行き貨物機の米フェデックス80便MD11型機(乗員2人)が着陸に失敗、滑走路に激突し、炎上した。乗員2人は死亡。1978年の開港以来、同空港初の航空機死亡事故となった。空港周辺では風向きや風速が急激に変わる「ウインド・シア」が発生しており、事故の一因との見方が強まっている。

 事故機はA滑走路着陸時、主脚が接地した瞬間に通常より多量の白煙をタイヤから上げ、機体がバウンドした。

 今度は機首から接地し、再びバウンドしながら左に大きく傾いて機体後部と左主翼が接地。燃料タンクに引火したらしく左主翼から大きな炎が上がる。結局、滑走路左脇にひっくり返って、大炎上を続けた。出火したのは滑走路すぐ脇の燃料タンク群からわずか300メートルほどの距離だった。

 国交省によると、事故機は可燃性の液体を積んでおり、鎮火は午前9時過ぎ。乗員2人は午前8時ごろ救助されたが、搬送先の病院で死亡確認。県警はいずれも米国籍のケビン・カイル・モスリー機長(54)とアンソニー・ステファン・ピノ副操縦士(49)とみている。

 国交省運輸安全委員会は、航空事故調査官6人を派遣し調査を始めたが、機体が強風にあおられたことが一因とみられている。当時、空港周辺は最大瞬間風速20メートルで、成田航空地方気象台は22日から「ウインド・シア」に関する情報を航空各会社に出していた。

 直前に着陸した9機が高度600メートル以下でのウインド・シア発生を管制官に通報。このため午前6時46分に管制官が事故機に着陸許可を出した際、「ウインド・シア」への注意を促したという。

 A滑走路が終日閉鎖されたため、日本航空と全日空あわせて75便が欠航するなど運休が相次いだ。24日中に運用再開の見通し。この影響で米ロサンゼルスでのフィギュアスケート世界選手権に出場する浅田真央選手(18)の出発は関西国際空港に変更。また、28日開催のサッカーW杯アジア最終予選バーレーン戦に出場する長谷部誠選手(25)の帰国便が中部国際空港到着となった。
サンケイスポーツ
  真央「私は当たったことない」/フィギュア  フィギュアスケートの世界選手権(日本時間25日開幕、ロサンゼルス)で日本人初の2連覇を狙う浅田真央(18)=愛知・中京大中京高=が23日、渡米した。離日前に関西国際空港で会見し、連覇へ自信をみせた。24日、同じロサンゼルスで、ひと足早く連覇をかけて韓国と対戦する野球のWBC「侍ジャパン」とともに、“世界一”の座を死守してみせる。

 飛行機は飛ばなかったが、真央は「跳ぶ」! この日、成田空港の貨物機炎上事故の影響で、急きょ関西空港からの出発になった真央だが、「公式練習には間に合うので、自分の中で気持ちの変化はない」と動揺はない。

 昨年大会はショートプログラム(SP)2位からフリーで逆転し、優勝。世界女王の座を手にした。「大きな大会で2連覇したことがない。終わってみないとわからないが、優勝したい」と笑顔を浮かべた。

 3位に終わった2月の4大陸選手権後、モスクワでタチアナ・タラソワ・コーチのもと、プログラムを手直ししてきたという。「ジャンプの変更はない。(演技の)つなぎの部分を変えたり。練習してきたことを試合に出すだけ」と意気込む。

 発奮材料もある。同じロサンゼルスでWBCの決勝が開催される。「侍ジャパン」が真央よりひと足早く、連覇に挑むとあって「(準決勝も)テレビで見ました。見ていて、力にもなる。がんばってほしいし、自分も負けずにがんばりたいです」。日本と対戦する韓国には、真央の強力なライバル金妍児が、いる。2月の4大陸選手権での公式練習で、ライバルから妨害を受けたとする発言が波紋を広げている。真央は「試合前の6分間練習では、自分も早くジャンプをしないといけないと、頭がいっぱいになる。でも、自分は当たったことはない」と動じない。侍ジャパンも真央も世界一へ−。日本に春風を送る。
サンケイスポーツ
  フィギュア:浅田と金が一騎打ち
25日から世界選手権
 【ロサンゼルス来住哲司】10年バンクーバー五輪の国・地域別出場枠をかけたフィギュアスケートの世界選手権が24日(日本時間25日)から5日間、当地のステープルズ・センターで開かれる。日本勢3連覇がかかる女子は浅田真央(愛知・中京大中京高)が日本人初の2連覇を狙う。男子は全日本選手権王者の織田信成(関大)、今季グランプリ(GP)ファイナル2位の小塚崇彦(トヨタ自動車)がメダルを目指す。男女とも3枠獲得が目標だ。

 ◇女子
 2月の4大陸選手権優勝の金妍児(キム・ヨナ)と今季GPファイナル女王の浅田真の一騎打ち。金は前々回、前回とも故障を抱えて3位にとどまったが、今季は4大陸のショートプログラム(SP)で自身の世界最高得点を更新し、上り調子だ。初優勝の重圧を克服できるか。

 浅田真はフリーでトリプルアクセル(3回転半)を二つ入れるなどプログラムの基礎点は金を上回り、互いにベストの演技なら有利だ。SPを無難にこなし、今季成功のない3−3回転連続ジャンプを決めたい。4大陸での不調から立ち直っているかが鍵だ。

 2人を追うのは前回2位のカロリナ・コストナー(イタリア)、4大陸2位のジョアニー・ロシェット(カナダ)、前々回優勝の安藤美姫(トヨタ自動車)。安藤は4回転サルコウを跳ぶか注目される。欧州女王のラウラ・レピスト(フィンランド)、3年ぶり4度目の表彰台を目指す村主章枝(AK)らも上位をうかがう。

◇世界フィギュア選手権日程◇(現地時間)
24日 アイスダンス規定、ペアSP
25日 男子SP、ペアフリー
26日 アイスダンスOD、男子フリー
27日 女子SP、アイスダンスフリー
28日 女子フリー
※29日にエキシビション。SPはショートプログラム、ODはオリジナルダンス
毎日新聞
2009年3月23日  
  真央ちゃんが出発
故意の妨害は明確に否定
 フィギュアスケート世界選手権(24日開幕、ロサンゼルス)で連覇を目指す浅田真央(愛知・中京大中京高)は23日、関西空港から渡米した。当初は成田発の予定だったが、貨物機炎上事故の影響で変更した。

 「朝、(中京大の)リンクで練習した後、テレビで事故のことは知りました」。事故が自宅のある名古屋を出発する前で、現地での練習もスケジュール通りに行えることがわかった。「(動揺は)自分の気持ちの中ではありませんでした」という。

 金ヨナが日本選手に妨害されたとの韓国の報道については、「このジャンプをしないと、とかで頭がいっぱいになる。自分のことで必死」と練習中の配慮の難しさを説明。ただ、故意にほかの選手の邪魔をしたことはないと断言し、「人がジャンプしようとしているときはよけている。それはみんな、ちゃんと分かっている」と話した。
MSN産経ニュース
  成田の貨物機事故で
浅田真央が急きょ関空発に変更
 貨物機事故の影響で、フィギュアスケートの世界選手権(米・ロサンゼルス、現地時間24日から)へ向かう浅田真央選手(愛知・中京大中京高)が23日、航空便を成田空港発から急きょ関西空港発へ変更した。浅田はこの日、愛知県内のリンクで練習してからの移動。早朝の事故だったため、夕方の航空便の変更には特に混乱はなかったという。世界選手権で日本人初の連覇がかかる浅田は「疲れもないし、現地での練習に間に合うので全然変化はないです」と、笑顔で米国へ出発した。
朝日新聞
  世界フィギュアスケート選手権出場のため
浅田真央選手がロサンゼルスに出発
  25日に開幕する世界フィギュアスケート選手権で、2連覇を目指す浅田真央選手(18)が23日、試合会場のあるアメリカ・ロサンゼルスに向けて出発した。
  成田空港での貨物機炎上事故の影響で、急きょ関西国際空港から出発することになった浅田選手は、突然のハプニングにも動じず、大会連覇に向けて抱負を語った。
  浅田選手は「今シーズン、やはり一番大きな大会なので、自分が1年間やってきたことを、すべて試合に出し切るだけなので、アメリカに行ったら、あとは調子を崩さずにベストで試合に臨めるようにしたい」と話した。また会場では、一足早くライバルのキム・ヨナ選手(19)が公式練習を開始した。途中、左肩を強打して周囲を心配させたが、練習後は「左肩は大丈夫」と笑顔を見せていた。
FNN
  真央、故意の妨害を否定/世界フィギュア  フィギュアスケートの世界選手権(日本時間25日開幕・ロサンゼルス)で日本人初の2連覇を狙う浅田真央(愛知・中京大中京高)が23日、渡米前に関西国際空港で記者会見を行った。

 一部韓国メディアが、金妍児が2月の四大陸選手権の公式練習で日本選手に妨害されたと報じたことについて、浅田は「このジャンプをしないと、とかで頭がいっぱいになる。自分のことで必死」と練習中の配慮の難しさを口にした。

 ただ、故意にほかの選手の邪魔をしたことはないときっぱり。「人がジャンプしようとしているときはよけている。それはみんな、ちゃんと分かっている」と話した。
サンケイスポーツ
  世界選手権連覇へ、
真央が渡米「ミスなくいい演技が課題」
 米ロサンゼルスで24日開幕するフィギュアスケートの世界選手権に向け、浅田真央が23日、関西空港から渡米した。


 成田空港で起きた飛行機事故のため、予定を変更しての出発となったが、動揺はなく、空港での記者会見では、「2連覇が少し頭をよぎったりするけれど、ミスなくいい演技をすることが課題。1年間やってきたことを出し切りたい」と抱負を語った。

 浅田は時差を考慮して、この日も午前6時から練習。2月の四大陸選手権後に約10日間、ロシアでタラソワコーチの指導を受け、手の動きからエッジの倒し方まで演技を細かく修正したといい、「いい状態で来ている」と自信を見せた。

 金妍児(キムヨナ)が国際大会の練習中、日本選手に進路を妨害されたとする韓国メディアの報道については、「ほかの選手がジャンプをすれば自然によける。みんな頭にしっかり入っていると思います」と冷静に答えた。
読売新聞
  真央、日本人初の2連覇に意欲「優勝したい」  フィギュアスケートの世界選手権(日本時間25日開幕・ロサンゼルス)で日本人初の2連覇を狙う浅田真央(愛知・中京大中京高)が23日、渡米前に関西国際空港で記者会見し、「大きな大会で2連覇したことがない。終わってみないと分からないが、優勝したい」と笑顔も交えて意気込みを口にした。

 3位に終わった2月の四大陸選手権の後、モスクワでタチアナ・タラソワ・コーチの下、プログラムを手直ししてきたという。「ジャンプの変更はない。(演技の)つなぎの部分を変えたり。後は練習してきたことを試合に出すだけ」とまずまずの仕上がりをうかがわせた。

 成田空港の貨物機炎上事故の影響で、急きょ関西空港からの出発になったが、「公式練習には間に合うので、自分の中で気持ちの変化はない」と気にしていなかった。
スポーツ報知
  真央は関空から渡米に変更
成田・貨物機炎上事故
 貨物機炎上事故で成田空港のA滑走路が閉鎖されたことにより、関西空港や伊丹空港を離着陸する航空機に影響が出た。

 関西空港会社によると23日午後1時現在、成田発関空着の貨物便1便が欠航、成田に到着予定だった貨物便のうち、中国からと米国からの計9便が目的地を関空に変更した。

 また、成田発パリ行きのエールフランスの旅客機など計2便が成田で所定の給油ができず、追加給油のため関空に着陸することになった。

 伊丹では午前11時現在、日本航空の成田行き1便が運休、全日空グループは成田便の1往復が運休した。

     ◇

 宮内庁は23日、貨物機炎上事故の影響で、同日留学先の英国へ戻る予定だった寛仁親王殿下の長女、彬子さま(27)が、出発を24日に延期されたと発表した。搭乗予定の便が欠航したためという。

 また、米ロサンゼルスでのフィギュアスケート世界選手権に出場する浅田真央選手(愛知・中京大中京高)は、23日の出発を成田空港から関西空港に変更した。
産経関西
  浅田真央選手:渡米便、関空に変更
成田・貨物機火災で
 フィギュアスケートの浅田真央選手(18)=愛知・中京大中京高=の所属事務所は23日、米ロサンゼルスでの世界選手権(24日開幕)に参加する浅田選手の渡米便を、関西国際空港からの便に変更すると発表した。

 浅田選手は、23日午後に成田国際空港から離日する予定だった。所属事務所によると、同空港での貨物機火災発生で運航ダイヤが大きく乱れたため、関空からの渡米に変更したという。【飯山太郎】
毎日新聞
  連覇狙う浅田真、男女五輪3枠に期待
25日から世界フィギュア
 【ロサンゼルス22日時事】フィギュアスケートの世界選手権は24日(日本時間25日)、当地で開幕する。来年のバンクーバー五輪を占う大会。日本勢は女子の浅田真央(愛知・中京大中京高)に大会連覇の期待が掛かるほか、男女とも五輪の最大出場枠3の確保を目指す。
 浅田は不調で3位に終わった2月の四大陸選手権から短期間でどう修正するか。数多くのトップ選手を指導したタラソワ・コーチに師事する今季は、自由演技で2度のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)に挑戦し、苦手の3回転ルッツの踏み切りを矯正。さらなる向上を目指した技術を存分に出せるかが注目だ。
 ライバルは2大会連続3位で、初優勝を狙う金妍児(韓国)。浅田真との今季直接対決は1勝1敗。前回2位のコストナー(イタリア)、ロシェット(カナダ)も優勝争いに絡むだろう。前回大会で左足を痛めて自由演技途中で棄権した2年前の女王、安藤美姫(トヨタ自動車)は雪辱を、3年ぶり出場の村主章枝(AK)は復活を期す。
 男子はグランプリ(GP)ファイナル優勝のアボット(米国)と四大陸を制したチャン(カナダ)の両新鋭が軸。今季急成長した日本の小塚崇彦(トヨタ自動車)は今季、国際大会で一度も表彰台を逃しておらず、4回転ジャンプを成功させて五輪イヤーへつなげたい。過去4位が最高の織田信成(関大)は初の表彰台を目指す。初出場の無良崇人(岡山・倉敷翠松高)はどこまで力を発揮できるか。
時事通信
  真央、成田事故で関空から出発へ
長谷部は中部に到着
 成田空港で23日に起きた貨物機炎上事故の影響で、米ロサンゼルスでのフィギュアスケート世界選手権に出場する浅田真央(愛知・中京大中京高)は、同日の出発を成田空港から関西国際空港に変更した。

 サッカーのワールドカップ(W杯)アジア最終予選バーレーン戦(28日・埼玉スタジアム)の日本代表、長谷部誠(ヴォルフスブルク)の帰国便は、成田空港から中部国際空港に変更となり、同日午前に到着した。
スポーツ報知
  2連覇狙う真央 追うヨナ
フィギュア・世界選手権
 【ロサンゼルス=坂上武司】フィギュアスケートの世界選手権が24日からロサンゼルスで開かれる。女子の浅田真央(愛知・中京大中京高)が日本勢初の2連覇に挑む。今大会は10年バンクーバー冬季五輪の出場枠がかかっている。
 浅田は、初優勝を狙う金妍児(キム・ヨナ)(韓国)と、今季3度目の競演となる。2人が本格的にシニアに上がってから3シーズン目。今季はグランプリ(GP)ファイナルは浅田、五輪テスト大会の四大陸選手権は金が優勝。同じ試合に出場した過去6度の順位比較は「3勝3敗」だ。
 金は06、07年のGPファイナルを連覇するなど、シーズン前半にめっぽう強い印象がある。だが、プログラムが熟練してくる終盤では、浅田が過去2度の世界選手権で07年2位(金は3位)、08年優勝(金は3位)と上に来る。
 浅田は今季、自由で2度のトリプルアクセル(3回転半)ジャンプを組み込む。日本連盟の伊東秀仁フィギュア部長が「ある意味、男子を超える難しい内容」と解説する高難度のプログラム。連覇は、自分の演技をどこまで演じきるかにかかっている。
 前回五輪の出場枠が「1」だった日本男子は、織田信成(関大)と小塚崇彦(トヨタ自動車)の2人を軸に「3」枠を狙う。
■世界選手権の日程
【24日】アイスダンス規定、ペアSP
【25日】男子SP、ペア自由
【26日】アイスダンスOD、男子自由
【27日】女子SP、アイスダンス自由
【28日】女子自由
(日付は現地時間。SPはショートプログラム、ODはオリジナルダンス)
▼世界選手権の日本代表
▽男子 織田信成、小塚崇彦、無良崇人(岡山・倉敷翠松高)
▽女子 浅田真央、村主章枝(AK)、安藤美姫(トヨタ自動車)
▽アイスダンス キャシー・リード、クリス・リード(川越ク)
▼男女の五輪出場枠 各30枠のうち今回の世界選手権で各24枠が割り振られる。男女とも3人ずつが出場する日本は、上位2人の順位の合計が「13」以内なら最大の3枠、「14〜28」なら2枠を確保。「29」以上になると、最上位選手の順位が高い国・地域から順に1枠を得る。前回の06年トリノ五輪の日本は女子が3枠、男子が1枠だった。
朝日新聞
  フィギュアの安藤、織田らが調整 公式練習開始
真央23日現地へ
 【ロサンゼルス22日共同】24日(日本時間25日)に開幕するフィギュアスケート世界選手権の公式練習が22日、ロサンゼルスの競技会場などで始まり、女子で前々回優勝の安藤美姫(トヨタ自動車)や村主章枝(AK)、男子で2大会ぶり出場の織田信成(関大)、初出場の無良崇人(岡山・倉敷翠松高)が調整した。

 安藤は2連続3回転や2回転半−3回転の連続ジャンプを軽快に跳び、織田も3回転半−3回転を披露するなど好調な様子。女子で初優勝を狙うキム・ヨナ(韓国)も順調な仕上がりを印象づけた。

 女子で2連覇が懸かる浅田真央(愛知・中京大中京高)は23日に現地入りする予定。
中日新聞
2009年3月22日  
  中京大中京、春夏121勝
選抜高校野球初戦 神村学園振り切る
 第81回選抜高校野球大会は21日、改修工事で銀傘がかけ替えられた甲子園球場で、初出場5校を含む32校が出場して開幕した。開会式に続いて1回戦3試合を行い、倉敷工(岡山)中京大中京(愛知)今治西(愛媛)が2回戦に進んだ。

 開会式直後の試合は、34年ぶり出場の倉敷工が、再三のリードを許しながらも、驚異的な粘りを発揮して延長十二回の末、金光大阪(大阪)に11−10でサヨナラ勝ちした。開幕試合の延長戦は1994年の第66回大会以来。

 今大会最多の29度の出場を誇る中京大中京は同点とされた直後の七回に2点を勝ち越し。八回にも2点を加え、5−1で神村学園(鹿児島)を振り切った。

 3年連続出場の今治西は光星学院(青森)に先手を許したが、同点の九回二死一、二塁から大戸が左前打を放ち、2−1でサヨナラ勝ちした。

◆中京大中京、全国最多勝利を更新
 ○…終盤に得点を重ねた中京大中京が快勝した。追いつかれた直後の七回二死一、二塁から、9番岩月の二塁打で2点を勝ち越し、八回にも二死から四球と3長短打で2点を加えた。堂林は切れのある直球を軸に、5安打1失点で完投した。

 神村学園は大畑の本塁打による1点だけ。粘り強く投げた小池を援護できなかった。
    ◆初球思い切り 七回、岩月勝ち越し打 
 思うように点を奪えなくても、持ち味の積極性はぶれなかった。同点の七回二死一、二塁。中京大中京の岩月が中越え2点二塁打を放った。神村学園の先発左腕、小池の外角直球をとらえた果敢な初球狙い。終盤の猛攻の号砲となった。

 四球と単打でつくった好機。フルスイングで、中堅手の頭上を越えた。「最初のストライクを全力で振るのが、チームの決まり。思い切り打つことだけを考えた」。9番を打つ2年生の言葉は、失敗を恐れないチームの姿勢を象徴していた。

 三回に先制した後は追加点が奪えず、エース堂林が本塁打を打たれて追いつかれた。早いカウントで勝負を仕掛ける分、四回は2安打を記録しながら6球で攻撃が終わった。それでも積極性を貫いた。先制二塁打を打った主将の山中は言う。「投手は初球でストライクを取りにくる。だめでもいいから思い切り打つようにしている」

 選抜大会の白星は準優勝した1997年以来。甲子園での勝利は2004年夏以来5年ぶり。今春卒業した女子フィギュアスケートの浅田真央のクラスの副担任をしていた大藤監督は「OBにフィギュアの学校かと怒られていたので、校歌を歌えて良かった」。堂林が1失点で完投し、無失策と攻守がかみ合った。春夏通算で全国最多を更新する甲子園121勝目に、ふさわしい内容だった。
(吉岡雅幸)中日新聞
2009年3月20日  
  真央が日本人初世界フィギュア2連覇狙う  フィギュアスケートの世界選手権が24日から5日間、米ロサンゼルスで開催される。

 注目の女子は、浅田真央(愛知・中京大中京高)が男女を通じて日本選手初の2連覇を達成できるかが最大の焦点になる。

 ライバルは完成度の高い演技で初優勝を狙う金妍児(韓国)。昨年12月のグランプリ・ファイナルは浅田、2月の4大陸選手権は金妍児が制しており、直接対決は今季1勝1敗。シニア通算でも3勝3敗と、実力は伯仲している。

 浅田はショートプログラム(SP)で好位置につけたい。4大陸選手権はジャンプが乱れてSPで6位と出遅れたことが響き、フリーで1位と巻き返したが3位に終わった。SPの大きな得点源で、今大会に向け修正を誓った3回転ルッツと、2連続3回転のジャンプがどれだけ復調しているかが鍵を握る。

 前々回優勝の安藤美姫(トヨタ自動車)は途中棄権に終わった昨季の雪辱を期す。自己最高点は浅田、金妍児に次ぎ、地力はある。過去に4回転も成功しているジャンプが安定すれば高得点も期待できる。4大陸選手権2位のジョアニー・ロシェット(カナダ)、前回大会2位のカロリナ・コストナー(イタリア)らとのメダル争いになりそうだ。

 3大会ぶりに出場するベテランの村主章枝(AK)も上位をうかがう。
日刊スポーツ
  真央らしく フィギュアスケートの「女王」、浅田真央のすべてがこの1冊に! 真央ちゃんに長年密着してきた朝日新聞のスポーツ記者が、スケート選手として成長する彼女の軌跡と、18歳の女子高校生としての素顔を紹介する。彼女自身が撮影したプライベート写真など、カラー写真も抱負に掲載!
株式会社 朝日新聞出版

『真央らしく』
坂上 武司 
ISBN:9784022505088
定価:1365円(税込)
発売日:2009年3月19日
A5変判並製   144ページ
2009年3月18日  
  浅田真央・上村愛子、
JOC「シンボルアスリート」に
 日本オリンピック委員会(JOC)のマーケティング事業の「顔」となる「シンボルアスリート」に、フィギュアスケート世界選手権(23〜29日、米ロサンゼルス)で連覇を狙う浅田真央選手(18)(愛知・中京大中京高)と、来年のバンクーバー冬季五輪出場内定第1号となったフリースタイルスキーの上村愛子選手(29)(北野建設)が加わることが17日、分かった。

 シンボルアスリートには、既に卓球の福原愛選手(20)(ANA)ら9人が内定しているが、バンクーバー五輪での活躍が期待される浅田、上村両選手の加入は、新たな目玉として注目を集める存在となる。このほか、フェンシングの北京五輪銀メダリスト、太田雄貴選手(23)(森永製菓)も新たに内定した。

 シンボルアスリートは、選手が肖像権をJOCに預け、JOCのスポンサーがCMなどに使用できる制度。浅田、上村両選手は複数の個人スポンサーと契約しているが、今年からJOCスポンサー契約の条件が変わったことなどから、選任に折り合いがついたとみられる。
 読売新聞
  上村、浅田、長島が金候補
JOC、シンボルでも有力
 日本オリンピック委員会(JOC)の選手強化本部が、来年のバンクーバー冬季五輪の金メダル有望選手にフリースタイルスキー女子モーグルの上村愛子(北野建設)フィギュアスケート女子の浅田真央(愛知・中京大中京高)スピードスケート男子の長島圭一郎(日本電産サンキョー)の3人を挙げ、強化費を優先配分する方針を固めたことが17日、分かった。選手強化交付金から配分する。

 上村と浅田はマーケティング事業の中核となるシンボルアスリート(SA)の有力候補として交渉もしており、長島はSAとして契約している。

 JOCは昨年の北京五輪でもメダル獲得戦略の一環として、陸上男子ハンマー投げの室伏広治(ミズノ)ら重点強化選手や種目を特定して強化費を配分した。(共同)
中日スポーツ
  伊藤みどりさん、トリプルアクセル跳ぶ!
7年ぶりリンク復帰へ
 アラフォーみどりが世界最年長トリプルアクセルに挑戦!? 1992年アルベールビル五輪フィギュアスケート女子銀メダリストの伊藤みどりさん(39)が、「プリンスアイスワールド2009」(5月2〜6日、新横浜スケートセンター)で7年ぶりにリンク復帰することが17日、分かった。

 現在は解説者として活躍する伊藤さんがアイスショーに出演するのは、02年の同公演以来。主催者からスペシャルゲストとしてオファーがあり、「もう一度自分自身でも表現してみたくなった」と7年ぶりの出演を快諾。先月末から氷上での練習を開始した。

 伊藤さんと言えば、浅田真央(18)=中京大中京高=があこがれた“元祖トリプルアクセル”の持ち主。3回転半を88年に女子で初めて競技会で成功させ、89年のパリ世界選手権で跳んだことでギネスブックにも載った。今回のショーの演目はまだ協議中だが、「体調が良ければ飛び出すかもしれません」と関係者。挑戦すれば01年ジャパンオープン以来8年ぶりだ。

 ショーでは06年トリノ五輪金メダルの荒川静香(27)、24日開幕の世界選手権(米ロサンゼルス)女子日本代表の村主章枝(28)=AK=らと共演。伊藤さんは「現在のスケートファンの皆さんはもちろん、7年前にファンだった方々にも見に来ていただけるように頑張ります」と話している。

 ◆伊藤 みどり(いとう・みどり)1969年8月13日、名古屋市生まれ。39歳。6歳から大会に参加し、山田満知子コーチに師事。85〜92年、96年の全日本選手権優勝。88年カルガリー五輪5位、89年パリ世界選手権で日本人初優勝。92年アルベールビル五輪銀メダル。同年プロ転向。95年に一時復帰も96年に再引退。04年に日本人初の世界フィギュアスケート殿堂入り。145センチ。
スポーツ報知
2009年3月17日  
  女王・真央が高校卒業「すごく感謝」  フィギュアスケートの世界女王浅田真央(18)とマネジメント契約するIMGは16日、浅田が15日に愛知・中京大中京高で卒業式を行ったと発表した。通常の卒業式は2月に行われていたが、浅田はカナダ・バンクーバーでの4大陸選手権出場中のため欠席していた。15日は教職員や後輩が見守る中で行われた。3年間を振り返り「先生方にはアイスリンクでの出張授業などを行っていただいて、すごく感謝しています」とコメント。4月に中京大に入学する。
日刊スポーツ
  真央 高校卒業「先生方にすごく感謝」  フィギュアスケート女子のエース、浅田真央(18)が、愛知・中京大中京高を卒業した。15日に卒業式に出席した浅田は「無事卒業することができました。先生方には、アイスリンクでの出張授業などを行っていただいて、すごく感謝しています。大学に行っても、今までと変わらない気持ちで、精いっぱいがんばりたいと思います」とコメント。4月から中京大に進学する浅田は、23日に世界選手権が行われるロサンゼルスに出発する。
デイリースポーツ
  真央ちゃん 晴れて“女子高生”卒業!  フィギュアスケートの世界選手権(24日から米ロサンゼルス)で連覇を目指す浅田真央(18)が、15日に出席した愛知・中京大中京高の卒業式の写真を公開した。浅田はマネジメント会社を通じ「無事卒業することができました。先生方にはアイスリンクでの出張授業などを行っていただいて、凄く感謝しています」と談話を発表。中京大進学へ向け「大学に行っても、今までと変わらない気持ちで、精いっぱい頑張りたいと思います」とコメントした。
スポーツニッポン
  氷上の妖精写真展 フィギュアスケートの写真展「氷上の妖精たち」が名古屋市中区のセントラルパーク地下街セントラルギャラリーで開かれ、買い物客らが足を止め、約80点のパネルに見入っている。

 同展は浅田真央選手や、NHK杯準優勝の鈴木明子選手(23)(邦和スポーツランド)=写真=ら愛知県出身選手の活躍ぶりを、同県スケート連盟オフィシャルフォトグラファーの森田正美さんら3人が撮影したもの。

 16日、見学に訪れた鈴木選手は、「改めて愛知はフィギュアスケートが盛んだということがわかりました」と話していた。23日まで。
読売新聞
  浅田選手に卒業証書 中京大中京高、1人だけの授与式
 フィギュアスケートの浅田真央選手(18)に15日、名古屋市昭和区の中京大中京高校から卒業証書が授与された。

 23日に米ロサンゼルスで開幕する世界選手権の練習スケジュールが入り、先月末の卒業式に出席できなかった浅田選手のため、スケート部の後輩らが出席し、同校で卒業証書授与式を行った。

 浅田選手は「先生方にはアイスリンクでの出張授業などを行っていただいて、感謝しています。中京大学に進学しても、今までと変わらない気持ちで精いっぱい頑張りたい」と、コメントした。
読売新聞
2009年3月14日  
  旧暦のひな祭り 豊田・稲武で人形展示
浅田舞、真央姉妹の実家から借り受けてきた
ひな人形の展示
 豊田市稲武地区で14日、商店や民家の軒先などにひな人形を飾るイベント「旧暦で飾るおひな様」が、同地区中心部の商店街一帯で始まる。フィギュアスケートの浅田舞、真央姉妹ら有名なスポーツ選手の実家から借り受けてきたというひな人形の展示もある。

 山間部にある稲武地区では春の訪れが遅い。桃の節句に花を用意することが難しいため、古くから、今の時期に、ひな祭りをずらして行ってきた。

 イベントは、いなぶ観光協会が、この習慣をまちおこしに活用しようと2004年に始めた。商店や民家約50軒が参加、それぞれの家に伝わる段飾りのひな人形を飾り、訪れた人たちに披露する。

 また、浅田姉妹のほか安藤美姫選手、元スピードスケート選手の勅使川原郁恵さんらのひな人形も飾られる。浅田舞選手や安藤選手が在籍し、勅使川原さんが学んだ中京大学でスケート選手だったOBが町民にいることから実現した。

 いなぶ観光協会の泉沢博安会長は「寒さも和らいでくるこの時期、商店街をのんびり歩いて、おひな様を見て回ってください」と話している。4月14日まで。
 読売新聞
2009年3月12日  
  JOCがバンクーバーに向け強化費を重点配分  日本オリンピック委員会(JOC)は12日の選手強化本部会で、バンクーバー冬季五輪対策として有望選手を特定して強化費を配分する重点強化策を行うと報告した。

 金メダル有望選手は3人程度、メダル有望選手も5人程度に絞り込む方針。フィギュアスケート女子の浅田真央(中京大中京高)やフリースタイルスキー女子モーグルの上村愛子(北野建設)らが金メダル候補とみられ、今後の世界選手権などの成績によってメダル候補選手とともに確定する。

 また初の試みとして冬季五輪全競技の強化指定選手と指導者を集めた合同合宿を5月に2泊3日、6月に3泊4日の日程でナショナルトレーニングセンター(東京都北区)で行う。「チーム・ジャパン」としての「自覚」と「責任」を促すことが目的で、夏季競技にも呼びかけて競技間を越えて体力競争なども行う予定。
MSN産経ニュース
2009年3月11日  
  浅田真央で話題の「仮面舞踏会」、
作曲者自らが指揮する貴重な音源がリリースに
 フィギュアスケートの浅田真央選手が今季、フリー・プログラムで使用しているクラシック曲「仮面舞踏会」。この曲は昨年12月に行なわれたグランプリ・ファイナルで浅田選手が逆転優勝を果たした直後から大きな反響を呼び、この曲が収録されたコンピレーション・アルバム『浅田舞&真央 スケーティング・ミュージック 2008-9』は日本のクラシック・チャートで1位を獲得! 現在も大きな注目を集めていますが、この度この「仮面舞踏会」の作曲者自らが指揮する、自作自演の貴重な音源が日本でもCD化。『仮面舞踏会〜ハチャトリアン自作自演集』(TOCE-56229 税込1,800円)として、3月11日に発売されます。

 この「仮面舞踏会」を作曲したのは現代アルメニアの作曲家アラム・ハチャトリアン(1903〜1978)。モスクワで音楽を学んだ彼は、作曲家として国際的な名声を得ると同時に、自作曲の指揮者としても活躍。作曲家としての能力と、演奏家としての能力は全くの別ものだが、ハチャトリアンはその両方の能力を兼ね備えた音楽家でした。

 この度発売される『仮面舞踏会〜ハチャトリアン自作自演集』は、ハチャトリアン自らの指揮により1954年に録音されたもの。非常に貴重な音源で、「仮面舞踏会」のほか、誰もが耳にしたことがあるハチャトリアン作曲によるクラシックの名曲「剣の舞」なども収録されています。

 浅田選手によって一躍有名になった「仮面舞踏会」。作曲者自らが演じるからこそ表現できる、その曲本来の魅力にぜひ触れてみては。
CDジャーナル
  浅田真央使用の「仮面舞踏会」、
作曲者自作自演集リリース
フィギュアスケートの浅田真央選手が今季、フリー・プログラムで使用しているクラシック曲「仮面舞踏会」。この曲は2008年12月に行なわれたグランプリ・ファイナルで浅田真央選手が逆転優勝を果たした直後から大きな反響を呼び、この曲が収録されたコンピレーション・アルバム『浅田舞&真央 スケーティング・ミュージック2008-09』は日本のクラシック・チャートで1位を獲得し、いまもなお大きな話題となっている。

そんな中、この「仮面舞踏会」の作曲者自らが指揮する自作自演の貴重な音源が日本でもCD化され、3月11日に日本発売となった。

この「仮面舞踏会」を作曲したのは現代アルメニアの作曲家アラム・ハチャトリアン(1903−1978)。旧ソビエト連邦を代表する作曲家だ。モスクワで音楽を学んだ彼は、作曲家として国際的な名声を得ると同時に、自作曲の指揮者としても活躍。作曲家としての能力と、演奏家としての能力は全くの別物だが、ハチャトリアンはその両方の能力を兼ね備えた音楽家だった。

この度発売されるアルバム『仮面舞踏会〜ハチャトリアン自作自演集』は、ハチャトリアン自らの指揮により1954年に録音されたもの。非常に貴重な音源で、「仮面舞踏会」のほか、誰もが耳にしたことがあるハチャトリアン作曲によるクラシックの名曲「剣の舞」なども収録されている。
    浅田真央選手によって一躍有名になった「仮面舞踏会」。作曲者自らが演じるからこそ表現できる、その曲本来の魅力に是非触れてみて欲しい。

仮面舞踏会~ハチャトゥリアン自作自演集~
ハチャトゥリャン(アラム)
アルバム『仮面舞踏会〜ハチャトリアン自作自演集』
アラム・ハチャトリアン指揮/フィルハーモニア管弦楽団/ダヴィッド・オイストラフ(ヴァイオリン)1954年録音
3月11日発売 TOCE-56229 ¥1,800(税込)

バレエ音楽「仮面舞踏会」より
1. ワルツ
2. ノクターン
3. マズルカ
ヴァイオリン協奏曲ニ単調
4. 第1楽章
5. 第2楽章
6. 第3楽章
バレエ音楽「ガイーヌ」より
7. バラの娘たちの踊り
8. アイシャの目覚めと踊り
9. 子守歌
10. ガイーヌのアダージョ
11. レズギンカ
12. 抒情的なデュエット
13. 老人の踊り
14. 剣の舞
◆EMIミュージック・ジャパン・クラシック・サイト http://st-co.jp/classic/
BARKS
2009年3月8日  
  攻める気持ちを忘れない
〜浅田真央の挑戦〜
 12歳で3連続3回転ジャンプを跳び「天才」と言われたフィギュアスケート浅田真央選手。年齢制限のためトリノ五輪に出場できなかった彼女は今、18歳。ここ数年は、全日本3連覇、世界選手権優勝と文句なしの成績を残している。しかし、近ごろ浅田は、彼女の代名詞ともなっている、女子では数人しか飛べないトリプルアクセル(3A)を失敗し、大きな減点を招いている。「また失敗するかも…」今シーズン、浅田は味わったことのない不安と正面から向き合う覚悟だ。
  単なるジャンプの成功を目指すのではない、この3Aジャンプを、フリーのプログラムの中に2回入れようとしているのだ。成功すれば国際大会では世界初となる、壮大な挑戦だ。
そこには、あえて自分に強い重圧を課すことで不安を超越しようという、浅田の強い意志がある。立ちはだかるライバルは、同い年の韓国キム・ヨナ選手。優れた表現力でジュニア時代から浅田と競い合ってきた。
  番組は、前例のない挑戦を始めた浅田選手に密着し、さらなる飛躍を遂げようとする戦いをつぶさに見つめた。

BS1 2009年 3月 7日(土) 午後 11時10分〜
BShi 2009年 3月 9日(月) 午後 6時00分〜
総合 2009年 3月13日(金) 午後 10時00分〜
※放送予定は急遽変更となる場合がございます。あらかじめご了承下さい。
NHK
2009年2月26日  
  [NUMBER EYES]
プレ五輪で真央が見せた“弱点”と“真価”。
 バンクーバー五輪のテスト大会である四大陸選手権で、浅田真央は3位に終わった。 「まだこれからやらなくてはいけないことがたくさんある。世界選手権ではもっといい演技をしたいです」会見でそう語った浅田は、沈んだ表情を隠しきれない様子だった。今季はSPで失敗し、フリーで挽回というパターンを繰り返してきた。本調子ではない理由の一つは、今季は弱点克服のため、様々なチャレンジをしているからだ。
 「選手にとってそれまでやってきたことを変えるのは容易ではない。でも真央は男子並みに練習した」四大陸選手権には家庭の事情で同行しなかったタチアナ・タラソワ・コーチだが、1月末にヘルシンキで取材に応じこう語った。今季の浅田は、昨シーズン減点対象となっていたルッツジャンプのエッジの修正などに、前向きに取り組んだ。だが不調のときは、意識しすぎて失敗する。この大会でもSPでルッツが2回転になり、6位という厳しいスタートだった。
 「真央が6位スタートという結果に、驚いていますか?」そう聞かれたキム・ヨナは苦笑すると、通訳を通してこう答えた。「みんな私に真央のことを聞きたがる。でも一人の選手を意識しているわけではありません」そう言いながらも、意識していないわけはない。キム・ヨナはフリーで苦手な3ループに挑戦。転倒してフリー3位になったが、総合でトップを保って優勝した。あえてここで冒険することを選んだのは、SPで真央を14点以上リードしていたからに違いない。キムが怖い選手は他にいないはずだ。
 一方追い詰められていた真央は、3アクセルを一度にし、苦手なルッツとサルコウを避けるなど、守りに入った着実な演技でフリーは1位。総合3位で表彰台にたどり着いた。現在の女子で抜きん出た資質を持つ二人だが、タイプは違う。
 「キム・ヨナのジャンプは、まるで男子のように思い切りがよく高さも距離もある。一方浅田選手のジャンプは、ふんわりと蝶のように上に上がる女性らしいジャンプ。どちらもそれぞれ良さがある」今回女子のジャッジを務めた藤森美恵子氏はそう語る。
 二人の演技を比べると、高い表現力はほぼ互角。ジャンプの難易度は浅田が若干上と言える。だが、回転不足の判定チェックが厳格になった今季、高度なジャンプは以前にも増して大きなリスクが伴う。「今の国際スケート連盟(ISU)の審査方向は、難易度よりも美しく完成されたジャンプを求める方向に来ています」(藤森氏)
 昨年度の世界選手権で、4回転を跳ばない男子チャンピオンが誕生した事実も藤森氏の言葉を裏付けている。真央の勝利の鍵は連続ジャンプなどの完成度をより高めることだ。「今季の浅田選手はスケーティングにより深いエッジを組み込んでいる。これが完成したらジャンプの成功率もさらに上がるはず。タラソワ・コーチは長期的視野で、彼女を育てている」(同前)
 3月には世界選手権が開催されるが、長期的視野の先にあるのはもちろん来年のバンクーバー五輪である。
 「今シーズンは真央にとってチャレンジの年。でも来季は、冒険はしません」
 タラソワ・コーチはそう語っている。
Number 田村明子
2009年2月25日  
  森永製菓
ゼリー飲料「ウイダーinゼリー」
シリーズをリニューアル発売
ウイダーinゼリー 発売15周年
シリーズ一斉リニューアル!

新TVCM:宇宙人起用!?「地球ニハ、進化シタ、メシガアル。」放映
 森永製菓株式会社(東京都港区芝、社長・矢田雅之)は、今年で発売15周年を迎えるゼリー飲料市場シェアナンバーワンブランド「ウイダーinゼリー」シリーズを3月上旬より全国でリニューアル発売いたします。
【テレビCM実施】
 フィギュアスケート浅田真央選手、フェンシング太田雄貴選手(森永製菓社員)、他タレントに加えて、なんと宇宙人!?を起用した豪華キャストで4月より新CMを実施します。
NIKKEI  NET
2009年2月23日  
  浅田真央、上村愛子ら6人を重点強化
バンクーバー五輪に向けJOC
 日本オリンピック委員会(JOC)のバンクーバー冬季五輪対策プロジェクトが、メダル獲得が有望な選手を特定して強化費を配分する重点強化策を打ち出し、フィギュアスケート女子の浅田真央(愛知・中京大中京高)やフリースタイルスキー・女子モーグルの上村愛子(北野建設)ら6選手を対象候補に挙げたことが23日、分かった。配分額は今後検討する。

 関係者によると、他の候補はスノーボードのハーフパイプ男子の青野令(スノーフレンズク)、同女子パラレル大回転などで活躍する竹内智香(ロイズ)、スピードスケートの長島圭一郎、加藤条治(以上日本電産サンキョー)。今後のW杯などの成績次第で選手を追加する可能性もある。

 JOCは昨年の北京五輪でもメダル獲得戦略の一環として、陸上男子ハンマー投げの室伏広治(ミズノ)や女子マラソンの野口みずき(シスメックス)ら重点強化選手や種目を特定して強化費を配分した。
MSN産経ニュース
  素顔生き生き 浅田姉妹写真展 京阪シティモール
  展示された写真に見入る浅田舞さん  フィギュアスケートの浅田姉妹のプライベート写真などを展示する「浅田舞・真央写真展〜ふたりのキセキ〜」(オリンパスイメージング主催)が21日、大阪市中央区天満橋京町の京阪シティモール2階特設会場で始まった。無料。3月1日まで。

 昨年の東京、名古屋会場に続く開催。今回は「アスリートとしての浅田姉妹」「浅田姉妹のプライベート」などのコーナーに約100点が並ぶ。氷上での華麗な演技のパネルのほか、自宅で愛犬を抱き寄せてほほ笑む真央さんなど、私生活の素顔を伝える作品も。2人が使用したスケート靴や衣装も展示され、訪れたファンが見入っていた。

 オープニングセレモニーでテープカットをした舞さんは「舞と真央の応援をよろしくお願いします」と、笑顔で来場を呼びかけた。
読売新聞
2009年2月22日  
  浅田舞、真央とのキセキ 姉妹の写真展開催
大阪
 女子フィギュアスケートの浅田舞(20)、真央(18)姉妹の写真展「浅田舞・真央写真展〜ふたりのキセキ〜」が21日、大阪市の京阪シティモールでスタートし、姉の舞がオープニングセレモニーに出席した。

 姉妹が、オリンパスのコンパクトデジタルカメラ「μ(ミュー)」のイメージキャラクターを務める縁で実現。舞は「私が写真講座に参加して撮った写真や、真央とのプライベートな写真も展示しているので、楽しんでください」と笑顔であいさつした。

 写真展は姉妹の競技シーンや広告撮影時のオフショットなど約100点のほか、愛用した競技用ウエアやシューズなども展示されている。3月1日まで開催、入場無料。
サンケイスポーツ
2009年2月21日  
  城田氏が世界選手権に帯同 安藤ら支援
元フィギュア強化部長
真央連覇なら五輪選考優先
 06年に表面化した日本スケート連盟の不正経理問題で理事を引責辞任した城田憲子・元フィギュア強化部長(62)が、安藤美姫(21)=トヨタ自動車=、村主章枝(28)=AK=、織田信成(21)=関大=の支援スタッフとして世界選手権(3月23〜29日、米ロサンゼルス)に派遣されることが19日、分かった。

 城田氏は日本代表のアシスタント・チームリーダーとして2年ぶりに現場復帰した2月の四大陸選手権に続くスタッフ入り。モロゾフ・コーチに師事する安藤、織田、村主の各選手サイドから要望があり、豊富な国際経験を生かして3人の後方支援に回るという。城田氏のバンクーバー五輪派遣についてはフィギュア委員会で今後検討していく。

 ◆真央連覇なら五輪選考優先
  日本連盟の伊東秀仁フィギュア委員長は、浅田真央(18)=中京大中京高=が3月の世界選手権で2連覇を達成した場合は「(五輪代表選考の)アドバンテージになる」と話した。選考基準については「世界選手権、4月の国別対抗が終わるころには具体化するだろう」と説明。06年トリノの選考で実施したポイント制は行わない予定だが「全日本選手権を大きな選考会としてとらえたい」と来季の全日本の成績を重視する考えを示した。
スポーツ報知
  浅田真央の肖像権で意見交換
スケート連盟とJOC
 日本スケート連盟は19日、東京都内で理事会を開き、フィギュアスケート女子の浅田真央(愛知・中京大中京高)の肖像権について意見交換した。同選手は日本オリンピック委員会(JOC)が進めているマーケティング事業の「シンボルアスリート」に起用される可能性があるため、スポンサーの競合回避などについて話し合った。

 日本連盟の常山正雄専務理事は「浅田本人はシンボルアスリートになることを嫌がってはいない。既存の浅田のスポンサーを尊重しつつ、JOC側と条件が合うかどうかだ」と語った。別の理事は「JOCの事業に協力するのが大前提。日本連盟としても最大限の努力をする」とした。

 シンボルアスリート事業はJOCが選手の肖像権を使ってマーケティング活動に利用。現在はフィギュアスケート男子の高橋大輔(関大大学院)ら夏、冬季競技を合わせ9選手が契約に合意し、JOCはさらに4選手との交渉を進めている。スピードスケートの岡崎朋美(富士急)は候補から外れている。(時事)
朝日新聞
  JOC、浅田真央と交渉 SA肖像権6億円  日本オリンピック委員会(JOC)がマーケティング事業の中核となるシンボルアスリート(SA)にフィギュアスケートの世界女王、浅田真央(愛知・中京大中京高)を加えるべく、同選手側と交渉していることが19日、分かった。

 SAの肖像権は、JOCに4年間で6億円を支払う最高位の協賛社のみが使用できる。来年のバンクーバー冬季五輪で金メダル獲得を期待される浅田は契約に合意すれば、目玉選手になる。
サンケイスポーツ
2009年2月20日  
  世界選手権連覇でも真央に五輪内定は出さず  日本スケート連盟の伊東秀仁フィギュア部長は19日、浅田真央(18=中京大中京高)が世界選手権(3月25日開幕、米ロサンゼルス)で連覇した場合のバンクーバー五輪代表選考について「アドバンテージにはなると思うけど、内定とは考えていない」と話した。06年トリノ五輪の代表は実績を数値化して選考材料としたが、今回は「ポイント化は考えていない」とし、男女の五輪出場枠が世界選手権で決まったあとに「できるだけ早く(五輪の)代表選考方法を決めたい。(12月の)全日本選手権が中心となることは変わらない」と話した。
スポーツニッポン
  城田元部長は美姫、村主、織田限定支援  日本スケート連盟は19日の理事会で、不正経理事件で06年に理事を引責辞任したフィギュアの城田憲子元強化部長(62)を、3月に米ロサンゼルスで行われる世界選手権に支援スタッフとして派遣することを承認した。伊東秀仁フィギュア委員長によると、日本代表6人のうち女子の安藤美姫(21)村主章枝(28)男子の織田信成(21)の3人限定で後方支援をするという。城田氏は選手からの要望で2日からカナダ・バンクーバーで行われた4大陸選手権でアシスタント・チームリーダーとして現場復帰していた。
日刊スポーツ
2009年2月19日  
  JOCが真央とシンボルアスリート交渉    日本オリンピック委員会(JOC)がマーケティング事業の中核となるシンボルアスリート(SA)にフィギュアスケートの世界女王、浅田真央(愛知・中京大中京高)を加えるべく、同選手側と交渉していることが19日、分かった。

 SAの肖像権は、JOCに4年間で6億円を支払う最高位の協賛社のみが使用できる。来年のバンクーバー冬季五輪で金メダル獲得を期待される浅田は契約に合意すれば、目玉選手になる。

 すでに複数のテレビCMに出演している浅田は、3年前にSA入りを断った経緯がある。関係者によると、浅田側は今回、こうした商業活動が制約されないことなどをSA入りの条件に挙げているという。

 SAにはこれまで卓球の福原愛(ANA)ら9人が決まっている。
スポーツ報知
  <スケート>
フィギュア世界選手権に城田氏派遣
日本スケート連盟
 日本スケート連盟は19日、フィギュアスケートの世界選手権(3月23〜29日、米ロサンゼルス)に、06年の連盟の不正経理事件で引責辞任した城田憲子・元フィギュア強化部長を派遣することを決めた。伊東秀仁・フィギュア部長は「公式の日本チームのメンバーではないが、出場する安藤美姫(トヨタ自動車)、村主章枝(AK)、織田信成(関大)の支援スタッフとして参加してもらう」と述べた。
毎日新聞
  浅田真の肖像権で意見交換=スケート  日本スケート連盟は19日、東京都内で理事会を開き、フィギュアスケート女子の浅田真央(愛知・中京大中京高)の肖像権について意見交換した。同選手は日本オリンピック委員会(JOC)が進めているマーケティング事業の「シンボルアスリート」に起用される可能性があるため、スポンサーの競合回避などについて話し合った。
 日本連盟の常山正雄専務理事は「浅田本人はシンボルアスリートになることを嫌がってはいない。既存の浅田のスポンサーを尊重しつつ、JOC側と条件が合うかどうかだ」と語った。別の理事は「JOCの事業に協力するのが大前提。日本連盟としても最大限の努力をする」とした。
 シンボルアスリート事業はJOCが選手の肖像権を使ってマーケティング活動に利用。現在はフィギュアスケート男子の高橋大輔(関大大学院)ら夏、冬季競技を合わせ9選手が契約に合意し、JOCはさらに4選手との交渉を進めている。スピードスケートの岡崎朋美(富士急)は候補から外れている。
時事通信
2009年2月18日  
  このままでは「バンクーバー」が危ない!?
真央ちゃん右ひざ故障報道の「策謀」
 フィギュアスケートの4大陸選手権でライバル金妍児(韓国)の後塵を拝した浅田真央。不調の原因をめぐっては「怪情報」が流され、「真央ちゃん」を大いに困惑させた。そればかりか、彼女の「強化体制」そのものを揺るがす重大事案が浮かんできたのだ。

「グランプリ(GP)シリーズ、GPファイナル、国内選手権、4大陸選手権と連戦なので、真央ちゃんに限らず選手がどの試合にも全力投球するというわけにはいきません。4大陸選手権でジャンプが不調だったのは、3月の世界選手権を見据えての調整過程だったからなのです」(現地取材をしたスポーツライター)
 カナダ・バンクーバーで開かれた4大陸選手権(2月4〜7日)で、ショートプログラム6位の出遅れが響き、3位に終わった浅田真央選手(18)=愛知・中京大中京高3年。冒頭のような冷静な分析がある一方で、演技全体に精彩を欠いていた点がクローズアップされた。
 そうしたなか、共同通信が2月7日に配信した一本の記事が思わぬ波紋を広げていたのだ。問題は次のくだりである。
「1月中旬の練習で右ひざを痛め、その後は十分な練習が積めていなかった」
 右ひざ故障と報じられた浅田本人は、現地の会見で「それは全然ないです」と全面否定し、まったくの「怪情報」扱いだったという。それだけでは収まらず、「右ひざ故障」の出所をめぐってはタチアナ・タラソワコーチ(62)や浅田がマネジメント契約するIMG社などで作る「真央チーム」が大いに憤っていたのだ。
「真央は、けがなんてしていないのです。(右ひざ故障報道には)非常にビックリして、迷惑しているんですよ。日本スケート連盟のある幹部が(報道機関に)この情報を流したと聞いていますが、勝手なことを言わないでほしいです」(浅田と親しい関係者)
「これまで、(浅田にも)成長痛のような痛みがあったことは確かです。トレーナーには腰痛を口にしたことがあります。右ひざ故障は本人が否定していますが、誰かが真央の足を引っ張りたかったのか……。(情報を流した)その意図がさっぱり分からないですね」(浅田のマネジャー)
 一方で、「出所」として疑念を向けられた日本スケート連盟側は「右ひざ故障は全然、聞いていない」(吉岡伸彦・フィギュアスケート強化部長)。要するに「そもそも把握していなかった」という反応だった。
   ところで、4大陸の不振に絡んでは、右ひざ故障報道とは別に、実は浅田には心配の種が一つあった。「これが4大陸選手権の演技にも影響した」というのだ。浅田の知人が語る。
「4大陸で戦っている間も、真央は『代えるつもりのないコーチを代えられちゃうのかな』とすごく動揺していました。バンクーバー五輪までは、現在のタラソワコーチでいくと決めているのですが、連盟の中では真央のコーチを変更させようとする動きがあると聞いているのです。今のところ、直接は(そういう打診などは)ないのですが……」
 解説が必要だろう。昨年6月から浅田を指導するタラソワコーチは荒川静香、アレクセイ・ヤグディン(ロシア)のほか、アイスダンスやペアを含めた五輪金メダリストを指導してきた「チャンピオンメーカー」で知られる。
 だが、荒川の指導をめぐっては、トリノ五輪のわずか2カ月前にニコライ・モロゾフコーチへの交代を余儀なくされた経緯がある。仕掛けたのが、あの「女帝」、城田憲子・元フィギュア強化部長だったとされる。
 城田氏は06年に発覚したスケート連盟の不正経理問題で、支払い規定のない通信・事務運営費を受け取ったとして理事を引責辞任した人物。ところが、今回の4大陸選手権では「アシスタント・チームリーダー」として連盟から派遣され、現場復帰を果たしていた。
「タラソワコーチは、城田氏のことをよく思っていないのです。一生懸命に育てた荒川をモロゾフコーチに移され、今もすごく怒っています。その軋轢があって、『もう日本の連盟とは仕事をしない』とまで言うのです。連盟と仲が悪いタラソワコーチを、(城田氏サイドが)真央から引きRがそうとしているのかもしれないとの疑念が拭えません」(前出の知人)

「コーチ追い落としが狙いだ」

 だが、タラソワコーチの指導が浅田の演技に磨きをかけたことは証明済み。「2人の相性は良い」と指摘するのは、フィギュア界に詳しいライターの野口美恵氏。
    「今季初戦のフランス杯(昨年11月)に敗れた浅田は、タラソワコーチと話し合って『強気に攻めるプログラムを組もう』と決めました。世界中で浅田しか飛べないトリプルアクセルを、必ず2本入れることにしたわけです。真央ちゃんのやる気とかみ合い、これがGPファイナル優勝などにつながったといえます」
 本誌は連盟や城田氏に対し、コーチ変更を求めたかどうかを確認したが、「城田氏が浅田選手またはその関係者に対し、コーチの変更を求めた事実はありません」(フィギュア強化部長の吉岡氏)との回答だった。
 さて、冒頭の「右ひざ故障報道」に戻る。前出の浅田の知人は、次のような懸念を口にする。
「『真央チーム』を情報隠しと非難することで、浅田らを追い詰め、コーチの変更を含め、城田氏らが『真央チーム』を意のままに支配するとの狙いがあるのではないでしょうか」
 つまり、「氏名不詳」の何者かが「怪情報」の出所となったこと自体、結局はタラソワコーチ追い落としの動きと一脈通じているというのだが……。何やら「策謀」の気配を感じさせる。
 前出の関係者によると、浅田は現在、ダイエット中だが、4大陸選手権が終わった後は日本から持参した大好きなお菓子をいっぱい食べて、普段通りに過ごしていたという。
 いずれにせよ、「真央チーム」が疑心暗鬼に陥っていることだけは間違いない。浅田が早々に復調の兆しを見せているのは朗報なのだが、金メダルを狙うバンクーバー五輪への「備え」が心配だ。
サンデー毎日・徳丸威一郎
毎日新聞社
2009年2月16日  
  フィギュア:世界選手権へ城田氏派遣の方向  日本スケート連盟の伊東秀仁・フィギュア部長は15日、フィギュアスケートの世界選手権(3月23〜29日、米国・ロサンゼルス)に、06年の同連盟の不正経理事件で引責辞任した城田憲子・元フィギュア強化部長を派遣する考えを示した。伊東部長は15日のフィギュア委員会後に「選手側からの要望もある」と、派遣理由を説明した。19日の理事会で派遣の可否や具体的な役職について決める方針。城田氏は今月の4大陸選手権にはアシスタントチームリーダーとして派遣されている。
毎日新聞
2009年2月15日  
  浅田真、安藤ら虹のリンクで初滑り
中京大新施設
愛知県豊田市の中京大豊田キャンパスに2つ目となるフィギュア専用のスケートリンクが完成し、14日にオープニングセレモニーが開かれた。

 既存の「オーロラリンク」(60メートル×30メートル)より一回り小さい40メートル×20メートル。幅が10メートル以上ある鏡2枚が壁に取り付けられ、滑りながら振り付けなどを確認できる。基礎技術を磨くためコンパルソリー(規定)用の円が氷に描かれているのも特徴。「レインボーリンク」と名付けられた。

 竣工(しゅんこう)式に続いて選手らが初滑りをし、中京大を練習拠点にする浅田真央(愛知・中京大中京高)や安藤美姫、小塚崇彦(ともにトヨタ自動車)らが華麗な演技を披露した。

 浅田は「次の世界選手権に向けてベストな演技ができるよう頑張って練習したい」、安藤は「振り付けやスピンの練習がたくさんできる。こんなリンクを造ってもらって感謝の気持ちでいっぱい」と話した。
中日新聞
  真央、美姫練習リンク天井に“のぞき穴”  “のぞき穴”が秘密兵器!? 中京大は14日、愛知・豊田市のキャンパスに完成したフィギュアスケート専用サブリンクのオープニングセレモニーを実施した。同大には浅田真央(18=中京大中京高)が今春に進学予定で、安藤美姫(21=トヨタ自動車)も在籍中。2人の世界女王の新練習拠点の天井には計98個の穴があけられ、将来的にはすべての穴にビデオカメラを設置予定。詳細な映像分析が可能となり、五輪金メダリスト誕生を後押しする。

 晴れの新リンクお披露目にもかかわらず、天井はつぎはぎのようだった。3メートル間隔で縦14列×横7列。この日はふさいでいた全98個にも及ぶ穴が、07年安藤、08年浅田の世界選手権覇者を、五輪金メダリストへと導く秘密兵器だった。

 将来的にすべての穴にビデオカメラを取り付け、詳細な映像解析が可能になるという。中京大の北川薫学長は「世界でも類を見ない設備。予算の関係でまだ1台も設置されていないが、数台なら近いうちに、1〜2年のうちには全部そろえられるはず。回線をつなげばモスクワや北米にいるコーチの元にもすぐに映像が届く」と説明。ロシア人のタラソワ・コーチから、電話やアシスタントコーチを介して指導されることも多い浅田が、的確な指示を受けることも可能になる。

 もともと浅田や安藤ら選手から、映像解析を充実させてほしいという要望が強く、今回の“のぞき穴”が誕生した。レインボーリンクの正式名称に「Miki&Mao」の愛称も付けられた同リンク建設にかかった総工費は約4億円。ただし「億単位」(北川学長)という98台のビデオカメラ購入費、さらにタラソワ・コーチや安藤のモロゾフ・コーチの元へ即座に映像を送るための回線整備など、のぞき穴の有効利用に要する費用はまだかかる。隣接する07年5月完成の60×30メートルのメーンリンクが同11億5000万円だったが、やや小ぶりな40×20メートルの新リンクの「最終形」には、それに近い金額が費やされる見込みだ。

 ほかにも、演技チェック用に2つの大きな鏡を設置し、指導をスムーズにするためにフェンスを取り払うなど、いたるところに工夫が施されている。浅田が「小さくてかわいいリンクで素晴らしかった。氷の感触も良かった」と言えば、安藤も「パーフェクト。振り付け、スピンの練習向き」と、そろって絶賛していた。【高田文太】
日刊スポーツ
  真央“金獲リンク”完成で初滑り  愛知県豊田市の中京大のフィギュア専用アイスアリーナに隣接する「レインボーリンク」が完成し、14日、浅田真央(18)=中京大中京高、安藤美姫(21)=トヨタ自動車=らがエキシビションで初滑りを行った。

 4月から中京大に進む浅田にとって最高の国内拠点基地となる。競技用メインリンク横に練習用サブリンク(40メートル×20メートル)ができ、フィギュア専用ツインリンクが誕生。真央は「小さくてかわいいリンクで素晴らしかった。気にいってます。氷の感触もよかった」と笑みを浮かべた。

 リンクには2面の大型鏡が設置され、天井に縦横3メートル間隔で計94台の高速カメラを設置する設備も備わっている。動作解析ができ、映像・データを瞬時に各地に送れる。回線が整えば豊田で滑る真央をロシアにいるタラソワコーチがすぐに見ることも可能だ。

 すべて設置するには億単位の予算が必要で今年中は難しい。それでも北川薫学長は「バンクーバーに間に合うよう数台なら」と話し、五輪バックアップのために“前倒し”を検討中だ。

 真央は「四大陸選手権はベストじゃなかったので演技には満足してない。次の世界選手権(3月・ロサンゼルス)は頑張りたいです」。まずは当面の目標に力を注ぐ。
デイリースポーツ
  真央の新兵器は超豪華リンク
中京大に完成、総工費4億円
 フィギュアスケートのNTC(ナショナルトレーニングセンター)に指定されている中京大リンク「オーロラリンク」(愛知県豊田市)に隣接するサブリンク「レインボーリンク」が完成し、14日にオープニングセレモニーが行われた。4月から中京大に進学する浅田真央(18)=愛知・中京大中京高=がエキシビションで演技。振り付け練習用の大型鏡なども活用して好感触を得た。

 初滑りの真央が“チラ見”した先には大きな鏡があった。ミラーに映る自分の姿を時折チェックしながら、おなじみのタンゴを舞う。サブリンクはメーンリンク(競技用の60メートル×30メートル)より一回り小さい40メートル×20メートルのサイズ。総工費4億円で昨夏から建設が進められていた。振り付け練習用に2面の大型鏡(2・4メートル×19・2メートルと2・4メートル×12メートル)を設けているのが特長。真央は早速、その鏡を活用した。

 「小さくて、かわいいリンクで気に入っています」とニッコリ。将来的には、天井に90数台のカメラが設置できる。実際に稼働すれば、真央の動きも“丸裸”に。精度の高い動作解析ができる超豪華リンクだ。

 連覇の期待がかかる3月の世界選手権(米国・ロサンゼルス)に向けては「頑張りたいという気持ちが強くなった。絶対にいい演技をしたい」という。サブリンクには、滑りの基本技術を磨くための、コンパルソリー(規定種目)の図形も氷上に描いてある。四大陸選手権で敗れた韓国の金妍児(キム・ヨナ)との再戦を控え、細かい部分をレベルアップするにはうってつけの新施設。世界女王の称号を守るために活用する。 (中谷秀樹)
中日スポーツ
  真央に「金」基地!90台カメラで演技分析  バンクーバー五輪で金メダルを目指すフィギュアスケートの浅田真央(18)=中京大中京高=にハイテク基地が誕生した。愛知・豊田市の中京大豊田キャンパスにフィギュアスケート専用の「レインボーリンク」が完成し、14日にオープン式典が行われた。天井に設置する約90台ものカメラで演技を正確に撮影する世界に例のない解析システムを準備中。将来的には海外との“衛星レッスン”も可能で、今春から同大に進学する真央の拠点となる。

 目標のバンクーバー五輪まで1年を切った真央に、新たな拠点が完成した。「レインボーリンク」は国際規格(60メートル×30メートル)より狭い縦40メートル×横20メートルで、07年5月に完成した「オーロラリンク」に隣接。総工費4億円をかけ、練習用サブリンクとして建設された。

 コーチと会話がしやすいようリンクを囲むフェンスを無くす一方、縦2・4メートル×横19・2メートルサイズと、縦2・4メートル×横12メートルサイズの大型鏡2枚を壁に設置し、ステップやスピンを自分で確認できる。氷上にはコンパルソリー(練習用円弧)も描かれ、振り付けにも最適な環境を整えた。

 それらの設備を超越して北川薫学長(63)が「世界でも類を見ない」と胸を張るのはハイテク装置だ。天井に3メートル置きに、約90台もの高感度ビデオカメラを設置予定。「選手の動きを正確に三次元分析できるようになる」(北川学長)もので、撮影した詳細な画像を同校情報理工学部で解析し、その情報をコーチや選手が練習に生かすことができる。

 さらに、画像を海外へ光通信で送る計画も進行中。実現すれば、真央がロシアのタラソワ・コーチ(61)から“衛星レッスン”を受けることも可能だ。2〜3億円の費用を要するため、すべての実現には数年かかる見込みだが、北川学長は「バンクーバーまでに数台を設置したい」と五輪に向けて準備を急ピッチで進める意向だ。

 この日は真央や同大在学中の安藤美姫(21)、小塚崇彦(19)=ともにトヨタ自動車=が初滑り。タンゴのエキシビションを披露した真央は「小さくてかわいいし、素晴らしいリンク。氷の感触もよかったです」と語った。ハイテク設備を武器に、メダル取りに挑む。
スポーツ報知
  真央ちゃん“専用リンク”完成  フィギュアスケートの昨季世界選手権金メダリスト・浅田真央(18=中京大中京高)が14日、安藤美姫、小塚崇彦(ともにトヨタ自動車)とともに愛知・豊田市の中京大に完成した「レインボーリンク」のオープニングセレモニーに参加した。同リンクは浅田らトップ選手の練習用リンクとして建設。サイズは国際規格(縦56メートル×横26メートル以上)より小さい40メートル×20メートルだが、天井には3メートル間隔でカメラが設置可能で、将来的に約90台のカメラで演技を徹底分析することになる。エキシビションで初滑りを行った浅田は「小さくて可愛いリンク。氷の感触も良かった」と話していた。
スポーツニッポン
  真央カメラ90台!3Dで丸裸/フィギュア   真央を解析! 中京大(愛知・豊田キャンパス)に建設していたフィギュアスケート専用の「レインボーリンク」が完成し、14日にオープニングセレモニーが行われた。今春から同大学に進学する世界女王・浅田真央(18)=愛知・中京大中京高=らが演技を披露、式典を盛り上げた。同リンクの天井には、3次元の動作解析が可能な約90台のカメラを備えつける装置が搭載されるなど、スーパー新入生をバックアップする。

  真っさらなリンクに、真央がタンゴのステップで華麗な流線を刻んだ。

 完成したのは国際規格よりも小さい、縦40メートル、横20メートルのサブリンク。一昨年にオープンしたフィギュアスケート専用アイスアリーナ「オーロラリンク」(メーンリンク)に隣接し、総工費は4億円。トップ選手らの練習用として使用され、大型の鏡2面が設置されている。

 この日のセレモニーには在学中の安藤美姫(21)、小塚崇彦(19)=ともにトヨタ自動車=も登場したが、リンクには“真央仕様”の機能が備えられていた。

 白い天井に3メートル間隔で空いた穴は、約90台のカメラを設置するためのもの。全方位をカバーする画像によって3Dの立体動作解析が可能になる。さらに、画像を光通信で送るシステムも搭載。今後は海外に送信できるシステムを整える。完成すれば、真央は大学にいながら、ロシアに拠点を置くタチアナ・タラソワコーチに“遠隔指導”を受けることも可能となる。

 3月には連覇がかかる世界選手権(ロサンゼルス)に臨む。「小さくてかわいいリンク。世界選手権ではいい演技をしたい」とニッコリ。大学では07年11月から情報理工学部、体育学部などが手を組んだフィギュアのサポートプロジェクトを立ち上げており、支援態勢は万全。スーパー新入生は、最高の環境から世界へ羽ばたく。(佐藤ハルカ)
サンケイスポーツ
2009年2月14日  
  大型の鏡・規定の図形も
真央が新リンク滑り初め
 フィギュアスケートの浅田真央(愛知・中京大中京高)らが練習拠点とする愛知県豊田市の中京大アイスアリーナに、新たなリンクが完成し、14日、記念式典が行われた。

 3月末の世界選手権(ロサンゼルス)で連覇を狙う浅田にとって、より練習に打ち込める環境が整った。

 既存のリンクに隣接する新リンクは通常より小さい40メートル×20メートルの練習用で、総工費は約4億円。四方の壁のうち縦横2面に張られた大型の鏡で、振り付けを確認できる。

 また、滑りの基礎を磨くため、規定の練習ができるよう表面に図形も描かれている。今後は約90台の撮影用機器を室内に設置する予定で、将来的には、海外にいるコーチの指導を受けることも可能になるという。

 同大の梅村清弘総長は「世界一のリンクができた。この施設を存分に利用して、世界のトップで戦う選手が増えてくれれば」と、期待を寄せた。

 式典でエキシビションの演技を披露した浅田は「氷の感触も良かった。小さくてかわいいリンクで、気に入っています」と感想を述べた。今後は、2月下旬から約2週間ロシアで調整し、いったん帰国後、世界選手権に臨む予定だ。
読売新聞
  浅田真、安藤らが演技披露
中京大に専用リンク−フィギュア
 中京大が愛知県の豊田キャンパスに建設していたフィギュアスケート専用の「レインボーリンク」が完成し、14日にオープニングセレモニーが行われた。今春から同大学に進学する浅田真央、在学中の安藤美姫、小塚崇彦らが演技を披露し、式典を盛り上げた。
 完成したのは縦40メートル、横20メートルの練習用サブリンクで、2007年にできたメーンリンクに隣接。総工費は4億円で、フェンスをなくしコーチらとの一体化を図った。大型の鏡2面が設置されている。
 浅田真は「小さくてかわいいリンクで素晴らしかった」と笑顔。3月には連覇が懸かる世界選手権(ロサンゼルス)に臨むが「頑張りたい気持ちが強くなった。いい演技がしたい」と決意を新たにしていた。
時事通信
  真央、美姫らが初滑り!レインボーリンク完成  愛知県豊田市の中京大で、一昨年にオープンしたフィギュアスケート専用アイスアリーナ「オーロラリンク」に隣接するサブリンクの「レインボーリンク」が完成し、14日、世界選手権(3月・ロサンゼルス)を控える浅田真央(愛知・中京大中京高)や安藤美姫、小塚崇彦(ともにトヨタ自動車)がエキシビションで初滑りを行った。

 国際規格よりも小さい、縦40メートル、横20メートルの「レインボーリンク」はトップ選手らの練習用で、壁には大きな鏡が設置されている。また選手とコーチとのやりとりがしやすいように外周のフェンスもなくした。今春中京大に進学する浅田は「小さくてかわいいリンク。世界選手権ではいい演技をしたい」と笑顔で話した。
サンケイスポーツ
  真央、美姫らが中京大サブリンクで初滑り  愛知県豊田市の中京大で、一昨年にオープンしたフィギュアスケート専用アイスアリーナ「オーロラリンク」に隣接するサブリンクの「レインボーリンク」が完成し、14日、世界選手権(3月・ロサンゼルス)を控える浅田真央(愛知・中京大中京高)や安藤美姫、小塚崇彦(ともにトヨタ自動車)がエキシビションで初滑りを行った。

 国際規格よりも小さい、縦40メートル、横20メートルの「レインボーリンク」はトップ選手らの練習用で、壁には大きな鏡が設置されている。また選手とコーチとのやりとりがしやすいように外周のフェンスもなくした。今春中京大に進学する浅田は「小さくてかわいいリンク。世界選手権ではいい演技をしたい」と笑顔で話した。
スポーツニッポン
  新アイスアリーナ:
中京大に完成 真央ちゃんら初滑り
 愛知県豊田市の中京大学豊田キャンパスにアイスアリーナ「レインボーリンク」が完成した。14日午前、オープニングセレモニーがあり、招待した小中学生らに続き、浅田真央選手らトップスケーターが初滑りした。

 リンクは既設の「オーロラリンク」に隣接して建設された。オーロラより一回り小さく、選手と指導者が一体感を持って練習できるようリンク周りのフェンスをなくした。壁面には大きな鏡を設置し、フォームを確認できるようにしている。

 セレモニーでは、今春中京大に進学する浅田選手(08年世界選手権優勝)をはじめ、同大3年の安藤美姫選手(07年同優勝、トヨタ自動車)、同2年の小塚崇彦選手(08年グランプリファイナル2位)らが華麗な演技を披露した。【丸林康樹】
毎日新聞
  中京大に新リンク完成
浅田選手ら記念の初滑走
 国内初のフィギュアスケート専用の通年リンクとして07年5月にオープンした中京大アイスアリーナ(愛知県豊田市)に、サブリンクの「レインボーリンク」が完成し、14日、学校関係者らが出席して完工式があった。

 新しいリンクは、面積約800平方メートルで、隣接するメーンの「オーロラリンク」の半分弱の大きさ。選手がコーチの指導を受けやすいよう、氷とリンクサイドの間には、フェンスを設けていない。また、高さ約2.4メートル、横幅がそれぞれ19メートルと12メートルの大きな鏡を壁面の2カ所に設置。選手が自分の演技を確認しながら練習できる工夫が施されている。

 記念の初滑走には、昨年12月のGPファイナルで優勝した浅田真央選手(中京大中京高3年)と、安藤美姫選手(トヨタ自動車、中京大3年)、小塚崇彦選手(同、同大2年)らが顔をそろえ、華麗な演技を披露した。

 浅田選手は「次の世界選手権に向けて頑張っていきたい」と話していた。
朝日新聞
2009年2月13日  
  真央ちゃんお墨付きの「真央ロール」、
バレンタイン・デーに初登場
 1月下旬に巻きずし「真央ダイナマイト」を考案したバンクーバーの日本食レストラン「亀井ロイヤル(Kamei Royal)」(1030 W. Georgia St, Vancouver TEL 604-687-858)のメニューに2月14日、浅田真央選手が選んだ具で巻いたハート型のすし「真央ロール」が登場する。

 「真央ダイナマイト」は「四大陸フィギュア選手権」を前にシェフのデビット柴田さんが考案、3回転半スピンをイメージし、立体的に盛り付けたゴージャスなすしロール。「真央ちゃんには『真央ダイナマイト』のことを知らせていなかったので、バンクーバー入りした当日に突然、来店された時は驚いて『どうしよう』と思った」と振り返るマネージャーのひとみさん。

 新聞社の人から「真央寿司」の話題を聞き、来店した真央ちゃん。「真央ダイナマイト」は苦手な具が多く食べられなかったため、本人が好きな具を選択し、同店が新たに本物の「真央ロール」を創作することになった。選手たちが競技している大会中、同店キッチンでもシェフや若い女性のアルバイトたちが浅田選手のかわいらしいイメージに合うような「真央ロール」完成に向けて奮闘を続け、試行錯誤の結果、大会最終日に「真央ロール」が誕生した。

 「真央ロール」(13.95カナダドル)は卵やエビ、アスパラ、シイタケ、ウナギを錦糸玉子、アトランティック・サーモンなどで巻いた2種類のすしでハート型に盛り付ける。盛り付けられる皿も同選手が選んだものだという。

 同店には「四大陸選手権」中、日本代表のフィギュア選手が何度か足を運んだ。「皆さんとても気さくでいい方たち。その人柄を見てシェフがファンになってしまったとういう『村主さんロール』も創作したい」(ひとみさん)とも。

 亀井ロイヤルグループはバンクーバー市内、郊外にEBISUなど別名で7店舗のレストランを展開する1972年創業の老舗の日本食レストラン。敷地面積は7,800スクエア・フィート。席数はすしカウンター(10席)とバーカウンター(10席)を含めて全300席。店内にはカラオケスペースも設ける(21時以降、日曜以外)。

 営業時間は、ランチ=11時30分〜14時(月曜〜木曜)、12時〜14時30分(土曜・日曜)、ハッピーアワー=16時〜17時(月曜〜金曜)、ディナー=22時30分まで(月曜〜土曜)、22時まで(日曜)。
バンクーバー経済新聞
2009年2月12日  
  浅田真央、大歓声の舞台 想像できる  カナダ・バンクーバーの中心部、美術館の前に五輪開幕までの残り時間を示すカウントダウン時計がある。四大陸選手権の自由演技を終えた翌日、7日に浅田真央が見た時は残り「370日」。07年の春、アイスショーに出演するため、初めてこの街を訪れた。「その時は1000日ぐらいだった。すごく早いなあと思った。トリノの時は、まだ4年もあるからって思ったんですけど」

 前回、06年のトリノ五輪。そのシーズンのグランプリ(GP)ファイナルを15歳で制していたが、年齢制限で出場できなかった。前年の7月1日の前日までに15歳、というルールにわずか3カ月足りなかった。「特例を」などの同情論も出た。

 15歳の五輪金メダリストにあこがれたことがあった。98年長野五輪で優勝したタラ・リピンスキー(米)。147センチの少女が2連続3回転など難しいジャンプを軽やかに跳んだ。浅田がフィギュアスケートに夢中になり始めたころだった。「小さくて、かわいくて。自分もああなりたい」と思った。もしトリノに出ていたら、リピンスキーのように……
   「小さい時から出られないと知っていたので、周りが言うほど気にはならなかった。トリノに出場していたら? 分からない。その時にやってみないと分からないです」。荒川静香の金メダルをテレビ観戦した。「五輪の舞台で自分のすべての力を出し切るのはすごい。見ていた当時は、自分にはできるのかなあと(不安に)思った」

 あれから3年がたつ。五輪会場で行われたテスト大会、四大陸選手権は3位に終わった。昨季は世界選手権、今季もGPファイナルで優勝した18歳の女王としては、らしくない結果。「あまりベストな状態ではなくて、いつもみたいにすごく自信があるという感じではなかった」。体調、気持ち、技術――。すべてをピタリと合わせられないと、世界ではどんな大会も勝つことは難しい。もちろん、1年後の五輪も。

 「心の準備はできています。できているというか、気持ちは毎年一緒なんですけど、その中に少しだけ五輪を入れる。難しいんです、表現の仕方が。あまりがんばり過ぎると、ケガにつながるから。五輪は一番の舞台だと思うけど、五輪だけに固執しないこと。こだわりすぎると、いい演技を見せられないと思う」。自分に言い聞かせる。

 天才少女と言われた中学生も、今春からは大学生。身長が伸び、ジャンプのバランスを取るのも難しくなる年頃を乗り越え、世界のトップを争ってきた自信はある。

 照れ笑いしながら、1年後の自分を「想像できる」と言った。控室からリンクまでは、約20メートルのまっすぐな通路でつながる。そこを通り抜け、大歓声に包まれて白いリンクに上がる。「一番いい演技ができるように。今までやってきたことを、すべて悔いなく出し切りたい」(坂上武司)

 あさだ・まお 90年9月、名古屋市生まれ。愛知・中京大中京高3年。5歳でフィギュアスケートを始める。05〜06年シーズンにGPファイナルで初出場初優勝。06年NHK杯で世界最高得点199・52点をマーク。08年世界選手権で初優勝。163センチ。
朝日新聞
  あと1年 バンクーバーに経済不況の影  2010年バンクーバー冬季五輪は来年2月12日(日本時間同13日)に開幕する。本番までちょうど1年となった現地では、競技会場などが着々と完成。世界的な経済不況の影響も出る中、各競技のテスト大会が開催され、12日には各種イベントも開催予定と、五輪ムードが徐々に高まっている。現地の今を探った。

 2月は大半が雨と言われるバンクーバーは今、曇天の下で急ピッチでの五輪準備に追われている。市内を中心としたスケート系の競技会場は、19日にオープンするカーリング会場ですべてが完成。北米最高級のリゾート地とされるスキー会場のウィスラーは、全競技場が完成してテスト大会が花盛りだ。市内から約120キロ離れたウィスラーへの道だけでなく、市内の道路も各所で整備が行われており、普段は渋滞が少ない街にクラクションが鳴り響いている。

 お祭りムードの半面、昨年からの世界的な経済不況も開催準備に影を落としている。五輪景気を当て込んで市内に巨大ショッピングセンターを建設していた米国の会社は、ビル建設を一時的に凍結。昨年12月に五輪組織委員会が公開した予算書は市民からブーイングが起きて見直しを迫られ、より予算を削減する方向になったという。資金難から、「カナダライン」と命名された市中心部から空港方面への鉄道は、五輪前の完成を目指しながら工事が遅れ気味だ。

 市民の間では「(建設などが始まった)2年前に比べ、最近は不安の方が大きい」という声もある。一方で、開催に心躍らせているのが2万5000人を超える日系人コミュニティー。移民開始から100年が過ぎて結びつきが乏しくなっており、五輪を契機に団結の機運が高まるのではと期待する。日本人居住者の1人は「浅田真央選手はカナダでも有名。選手団のサポートや応援を通じて、コミュニティーに活力がわき起こるとうれしい」と話した。
スポーツニッポン
2009年2月11日  
  真央帰国2連続3回転ジャンプ成功へ意欲  フィギュアスケート世界女王の浅田真央(18=中京大中京高)が、10年バンクーバー五輪の本番会場で行われた4大陸選手権から10日、成田空港に帰国した。同選手権で前半のショートプログラム(SP)で、優勝した金妍児(韓国)で大差をつけられ、3位に終わっただけに「SPでコンビネーションジャンプを決めたい」と、今季1度も成功していない2連続3回転の成功に意欲を示した。
 今回帯同しなかったタラソワ・コーチからは「今の調子に合わせた素晴らしい演技」と、合格点をもらったという。2月下旬からロシアに渡って同コーチの下で2〜3週間合宿を行い、連覇を狙う3月の世界選手権(米ロサンゼルス)に臨む予定だ。
日刊スポーツ
  真央ちゃん コーチ不在で不安の帰国  フィギュアスケートの四大陸選手権で女子3位に終わった浅田真央(18=中京大中京高)が10日、帰国した。成田空港で会見に応じた浅田は「(内容には)満足していない。(ジャンプは)コンビネーションとルッツが課題」と振り返ったが、義母の体調不良などにより同選手権に帯同できなかったタラソワ・コーチとは2月末まで再合流できない予定。「自分のジャンプを確認してからすぐにロシアに行きます」と話したものの、今後2週間は日本で専属コーチ不在のままの練習となる。連覇の懸かる世界選手権(3月24日開幕、米ロサンゼルス)へ向け、不安は消えないままだ。
スポーツニッポン
  真央、リベンジへSP自己新出す!!  フィギュアスケート四大陸選手権(カナダ・バンクーバー)の女子で3位に終わった浅田真央(18)=中京大中京高=が10日、成田空港に帰国。日本人初の連覇がかかる世界選手権(3月23〜29日、米・ロサンゼルス)でのリベンジを誓った。

 「最初のショートプログラム(SP)で自分のベストを見せられるように頑張りたい。コンビネーションとルッツをものにして、自信を持って臨めるようにしたい」。

 四大陸選手権のSPは3回転+3回転のコンビネーションと、3回転ルッツの失敗が大きく響いて今季最低の57・86点にとどまった。ライバルのキム・ヨナ(韓国)は世界最高の72・24点をたたき出した。復権へ、自己ベストの69・50点の更新を最低条件に掲げた。

 練習環境は整いつつある。国内の拠点とする中京大にサブリンクが完成し、十分な練習が可能になる。今月下旬にはロシアに渡り、タラソワコーチの指導を受ける予定で「課題克服?日本で練習して、ロシアで練習して…」と、練習漬けで“危機”を乗り越える。

 「やってきたことは全部やりたい。すべての力を世界選手権に出せるように頑張りたい」。世界選手権は五輪前哨戦の位置づけ。課題のSPを克服し、バンクーバー五輪の金メダルへの予行演習にする。
デイリースポーツ
  真央、師弟コンビ復活で再起  2010年バンクーバー五輪フィギュアスケートのプレ大会、四大陸選手権で3位に終わった浅田真央(18)=中京大中京高=が10日、成田空港に帰国した。今後はロシアへ渡り、2連覇がかかる世界選手権(3月23〜29日、米ロサンゼルス)へ向けてタラソワ・コーチ(61)の下で再生を図る。

 真央は3連覇を果たした昨年12月の全日本選手権以来、タラソワ氏の指導を受けられないでいた。同氏は現在、重い病を患う姉に付き添うため、ロシアを離れられない状況にあり、四大陸選手権で真央を指導することはできなかった。しかし関係者によると、同氏は「世界選手権には何があっても行く」と意欲をみせているという。

 3位に終わった四大陸での演技について「満足していない」と振り返った真央は、「ショートプログラムでベストを出せるよう、コンビネーションとルッツを自分のものにして世界選手権に臨みたい」と修正点を挙げた。五輪まであと1年に迫ったカナダを“視察”した真央は「カナダの人はとてもフレンドリーだった。街をブラブラしたら、焼きたてのクレープがすぐに食べられる所があった」とうれしそうに報告した。

 ◆小塚は手応え 
  ○…真央とともに帰国した四大陸選手権男子3位の小塚崇彦(19)=トヨタ自動車=は「今までフリーの4回転ジャンプがダウングレード(回転不足の判定)だったが、今回は認定されて、ちょっとは完成に近づいているかな」と手応えを感じていた。真央の会見中には、報道陣の輪に加わり「ハイ、ハイ、ハイ」と挙手し、中京大に新設されるサブリンクについて質問するパフォーマンスも見せた。
スポーツ報知
  「真央リンク」14日初滑り/フィギュア  フィギュアスケート女子の浅田真央(18)=愛知・中京大中京高=が、今春進学する愛知・豊田市の中京大で14日に行われるサブリンク「レインボーリンク」の竣工式で初滑りすることが10日、わかった。

 「まだ滑ったことがないので滑ってみたい」。真央はこの日、3位に終わった4大陸選手権(バンクーバー)から帰国。疲れた表情も見せず3月の世界選手権(ロサンゼルス)へ気持ちを切り替えた。大会まで1カ月の調整期間で、役に立ちそうなのが中京大サブリンクだ。

 07年5月に完成したメーンリンクに隣接するサブリンクは、40メートル×20メートルの小型サイズ。両壁に約10メートルにわたる鏡2面が張られ、「個人レッスン」の用途が見込まれる。真央は渡米するまで、日本と練習拠点のモスクワを往復するが、他のライバルに比べ、日本滞在が長いため、“独占状態”で使用できるという。

 連覇を狙う世界選手権では「ショートプログラム(SP)でベストの演技を見せられるようにしたい」。前哨戦の4大陸選手権では冒頭の2連続3回転に失敗し、SPは6位に沈んだ。コンビネーションジャンプの練習を徹底したい真央にとって、サブリンクは“真央の部屋”になる。
サンケイスポーツ
  カナダにも真央ファン応援サイトできた  【バンクーバー(カナダ)9日(日本時間10日)=佐々木一郎】10年バンクーバー五輪が行われるカナダでも、浅田真央(18=中京大中京高)のファンが増えてきた。ケベック市在住のエリザベス・ヒギンスさん(17)は、浅田の魅力を英語圏の人々にも知ってもらおうと、07年末にファンサイト(http://www.maoasadafanwebsite.com/)を立ち上げた。
 ヒギンスさんが浅田を初めて知ったのは、カナダで行われた05年世界ジュニア選手権の時。自身は無名のスケーターだが、同年代の選手が3回転半をこなす事実に驚き、滑りに魅了された。「日本語が分からない人にも彼女のことを知って欲しくて、ウェブサイトをつくりました。これから、もっと多くの人に、マオのことを知ってもらいたいです」。口コミで、友人などを応援の輪に巻き込んでいるという。
 4大陸選手権では、在カナダ韓国人が詰めかけた金妍児の応援が目立った。だが浅田の潜在能力の高さは、国境を超えて注目されている。ヒギンスさんは、今年のスケートアメリカのチケットを購入し、07年スケートカナダに続く2度目の直接応援を予定している。
日刊スポーツ
2009年2月10日  
  右ひざ故障?「全然ないです」
浅田真、けが完全否定−四大陸フィギュア
 【バンクーバー(カナダ)8日時事】当地で7日に閉幕したフィギュアスケートの四大陸選手権で女子3位だった浅田真央(愛知・中京大中京高)が8日、記者会見して大会を振り返った。
 ショートプログラム(SP)で6位と出遅れ、自由で1位になったが逆転できなかった。不調の原因について、一部のメディアが1月中旬の練習中に右ひざを痛め練習不足だったと報じたことについて、「それは全然ないです」と完全否定。けがで練習を休んだ時期があったのかと問われても、「それはないです」と軽く笑いながらかわした。浅田真は6日の自由終了後に不調の理由を聞かれた際、「秘密です」と明言を避けていた。
 浅田真は一度帰国し、その後ロシアに向かってタチアナ・タラソワ・コーチの下で練習し、3月の世界選手権(ロサンゼルス)に備える予定。連覇が懸かる同選手権に向け、「目標は自分のベストの演技をして、ベストのスコアを出すこと」と話した。
時事通信
  バンクーバーの「Pacific Coliseum(パシフィック・コロシアム)」(2901 East Hastings St., Vancouver)で「四大陸フィギュア選手権」  男子フリーの競技進行とあわせて、会場内コンコースでは女子フリーの表彰式が行われた。1位の浅田真央選手、2位のJoannie Rochette選手(カナダ)、3位のキム・ヨナ選手(韓国)が特設ステージ上に登場すると、集まったファンからは大きな歓声が沸いた。日本人ファンから「ネットの『真央ちゃん応援サイト』では、たくさんの人が真央ちゃんの演技で涙が出るほど感動したと盛り上がっている」との声があがると、浅田選手は笑顔で「ありがとうございます。皆さんの応援にはいつも力をもらっています」と答えた。

 会場でカナダのカメラマン、David W. Carmichaelさんは、バンクーバー冬季五輪開催を記念して発行されているフィギュアスケートのデザインの25セント硬貨を浅田選手に手渡した。「今回の大会の思い出にと思い、選手たちにメダルを取れたかどうかに関わらず渡している」(Davidさん)。

 VANOC(バンクーバーオリンピック組織委員会)が「冬季五輪プレ大会」と位置付けた今大会では、オリンピック本番を想定して入場時のセキュリティー・チェックの練習を随時行うなど、スムーズな会場運営・競技進行のために問題点はないか入念なチェックが行われた。

 今回の会場について参加選手たちは「更衣室もゆったりとしていて快適だった」(Chan選手)、「氷のコンディションも良かったし、ボランティアスタッフも親切すぎるくらいによくしてくれた。来年また戻ってくるのが楽しみ」(Lysacek選手)とコメントを寄せた。
バンクーバー経済新聞
  真央ら帰国「カナダの人は親切」  カナダ・バンクーバーで行われたフィギュアスケートの4大陸選手権男女シングルで、ともに3位となった女子の浅田真央(18=中京大中京高)と小塚崇彦(19=トヨタ自動車)が10日、成田空港に帰国した。今回は約1年後に迫ったバンクーバー五輪のプレ大会として実施。浅田は「カナダの人はみんな、すごい親切だった。町を歩いたりもした。お気に入りのものは見つかった? 焼きたてのクレープが、すぐに食べられるところがよかった」と、笑顔で話した。

 小塚は「4回転ジャンプは少しずつ完成に近づいている」と、早くも3月の世界選手権(米ロサンゼルス)に向けて意気込んでいた。また、同じく帰国した南里康晴(23=ふくや)は、股(こ)関節痛で12位に終わり「早いうちに検査を受けたい」と話したが、次戦のユニバーシアードには予定通り出場の意向だ。
日刊スポーツ
  フィギュア・四大陸選手権で3位入賞を果たした
浅田真央選手が帰国「満足してない」
  フィギュアスケートの四大陸選手権を戦い終えた浅田真央選手(18)が、勝負の地・バンクーバーから10日、帰国した。浅田選手は「まだ満足はしていないので、次の世界選手権で、自分が今まで全部やってきたことをすべて出し切れるように頑張りたいと思います」と話した。
  決して満足のいく試合ではなかったが、フリーでは巻き返し、3位に入賞した。この経験は、必ず2010年のオリンピックへつながるはず。浅田選手は「リンクに行く途中に、選手村とかをつくっているのを見たので、それで『どんどんできているんだな』とは思いました」と話した。
  浅田選手は、リンクの外でも、2010年に迫るオリンピックを肌で感じていた。カウントダウンボードで、1秒ずつ大会が近づくのを実感、さらにお気に入りの場所まで見つけたという。浅田選手は「焼きたてのクレープが、すぐ食べられるところがあって、すごいおいしかったです」と話した。
  3月には、今シーズン最後の大舞台世界選手権が迫っており、浅田選手が世界女王として連覇に臨む。
浅田選手は「まずは、ショートプログラムに入っているコンビネーション(ジャンプ)とルッツを自分のものにして、すべて力を世界選手権に出し切れるように、これから頑張りたいと思います」と意気込みを語った。
FNN
  真央、世界選手権へ2つの弱点克服誓う  【バンクーバー(カナダ)8日(日本時間9日)=佐々木一郎】フィギュアスケートの4大陸選手権を3位で終えた浅田真央(18=中京大中京高)が、ショートプログラム(SP)で取り入れる3回転ルッツと、今季1度も成功していない2連続3回転ジャンプ、2つの弱点を完全に克服することを誓った。

 3月23日開幕の世界選手権(ロサンゼルス)に向け「SPの滑り込みをしたい。ルッツをもう1度練習して、100%できるようにしたい」と課題を挙げた。3回転+3回転については「今季まだしっかり跳べていないので、頭に入れて練習したい」と続けた。今大会前は国内で調整したが、一時帰国後にロシア合宿を敢行する。個人的事情で不在だったタラソワ・コーチも、世界選手権は同行する見通しとなった。

 この日はエキシビションに参加した。次戦となる世界選手権の目標は自己ベストの更新で、達成されれば連覇は間違いない。「最高の調子で、最高の演技をしたい」と話していた。
日刊スポーツ
  真央「課題見つかった」
四大陸フィギュア終え会見
 【バンクーバー(カナダ)=中村彰宏】7日に閉幕したフィギュアスケートの四大陸選手権の女子で3位の浅田真央(愛知・中京大中京高)ら日本勢が8日(日本時間9日)、当地で会見して大会を振り返った。

 浅田は6位に終わったSPでジャンプミスが続き、フリー1位で辛うじて表彰台を確保した。来月の世界選手権に向けて「課題がたくさん見つかった」と話し、安定しない3回転ルッツについて「もう1度練習して百パーセントできるようにしたい」と修正に意欲を見せた。

 男子で3位の小塚崇彦(トヨタ自動車)は「今のままだと点数が伸びていかない。4回転ジャンプを跳んで、その後もしっかりやりたい」と課題を挙げ、4位の織田信成(関大)は「SP、フリーともミスが多かった。練習から緊張感を持ってやりたい」と話した。

 この日、浅田らはエキシビションに登場した。
中日新聞
  真央、次戦に闘志 エキシビションで魅了  フィギュアスケートの四大陸選手権女子で3位だった浅田真央(18)=中京大中京高=が8日、バンクーバーで上位選手によるエキシビションに出演し、観客を沸かせた。浅田は「悔しかったが、また頑張ろうという思いも高まってきた。世界選手権ではベストの演技と得点を出すことが目標」と2連覇が懸かる3月の次戦へ決意を示した。大会中には、来年2月の五輪開幕までの時間を示すカウントダウンボードを見たそうで「ワクワクした」と目を輝かせた。
デイリースポーツ
  真央宿泊ホテルに殺人犯
選手・関係者に被害なし
 【バンクーバー中谷秀樹】四大陸選手権男子フリーがあった最終日の7日夕方、女子3位の浅田真央=愛知・中京大中京高=ら日本勢も泊まった選手宿舎ホテルのそばで、男性が刃物で刺されて死亡。4人組の犯人のうち3人が、選手宿舎に逃げ込み逮捕されるというショッキングな事件があったことが8日分かった。男子3位の小塚崇彦=トヨタ自動車、中京大=の父で観戦に訪れた嗣彦さんが、逮捕現場の瞬間を激写し、生々しく現場を振り返った。選手や大会関係者に被害はなかった。

 ひとつ間違えば、前代未聞の惨劇になりかねない事件が起きたのは、四大陸選手権最終日の7日夕方だった。ダウンタウンのど真ん中にあり、浅田真央ら日本勢も利用する選手宿泊ホテル「ハイアット・リージェンシー・バンクーバー」の近くで、男性1人が4人の男に襲われ、刃物で刺されて間もなく死亡した。
 4人のうち1人は、その場で駆けつけた警官に逮捕されたが、残りの3人は逃走し、ホテルの中に侵入。追いかけた警官が、3人を羽交い締めにして取り押さえる“大捕 物”が繰り広げられた。

 事件現場に居合わせたのは、小塚崇彦の父・嗣彦さん。カナダの友人の見送りにホテル外に出たところ、事件に出くわした。「刺された人は担架に乗せられたが、もう“血の海”だった」と語る嗣彦さん。
 現場で逮捕された1人を除いた残り3人は、近くのホテル「ハイアット」内へ。逃げこんだホテル2階は、フィギュア四大陸選手権の大会運営本部があるフロア。「『フリーズ!』という怒号が響き渡り、ショットガンを持った警官が犯人を次々に捕らえた。捕まった犯人はトドのようにひれ伏していた」と、生々しく現場を振り返った嗣彦さん。すかさず、携帯電話のカメラで衝撃の逮捕現場を押さえた。

 真央ら女子選手はこの日、ホテルから約5キロ離れた会場へ男子の応援に出掛けており、時間的には、ちょうどホテルに戻った直後の逮捕撃。幸い、真央はそのまま部屋にいたのか、事件に遭遇することはなかったが、日本選手勢では鈴木明子が偶然目撃した。

 「男子の試合を見終えて、買い物に行こうと思っていたら…。ビックリした」。少しタイミングを間違えていれば、選手や大会スタッフが巻き込まれかねない危険性があったハプニングだった。
中日スポーツ
  浅田真央、男になる!
男子の演技取り入れ復活だ
 【バンクーバー8日】真央が男になる!? 2010年バンクーバー五輪フィギュアスケートのプレ大会、四大陸選手権での連覇を逃し3位に終わった浅田真央(18)=中京大中京高=が、不調脱出へ男子の演技を参考にする考えを明かした。五輪出場枠が懸かる世界選手権(3月23―29日、米ロサンゼルス)での連覇を目指し、一から技術を見直すつもりだ。8日はエキシビションに出場。1年後に迫った五輪本番へ、改めて会場のイメージを焼き付けた。

 真央が目をキラキラと光らせた。7日に行われた男子フリー演技を、VIP席でランチを取りながら食い入るように観戦。一夜明けて「すごい参考になる。男子はパワフルだし、ジャンプとジャンプの間にすごいステップを入れてる」と明かした。

 今大会はショートプログラム(SP)が6位とメロメロ。シニア転向後、ワースト2位の得点で表彰台に上がることすら危うかった。フリーは上位選手のミスに助けられて辛くも1位。総合で3位に滑り込み、面目は保った。「悔しかったのもあるけどまた頑張りたいという思いが高まってきた」惨敗の中でも収穫を得るたくましさをみせ、今回不在だったタラソワ・コーチの下で再起を図る決意を示した。

 大きな課題は2つだ。SPで回避した3回転ルッツ、今季1度も成功していない2連続3回転ジャンプだが、成功への難易度は更に上がる。世界選手権の会場は今大会同様にリンクの幅が狭いアイスホッケー仕様。踏み切るタイミングと、ジャンプ間のステップが重要になる。男子の日本勢が、7日のフリー終了後に掲げた課題でもある。不調脱出が先にあるが、スタミナを必要とするプログラムの完成を目指す真央にとって、男子の演技は理想ともいえる。「(すべてのジャンプを)もう一度練習して100%できるように頑張りたい」と話した。また次戦への強い意志の表れからか、1月中旬の練習中に右ひざを痛め練習不足になったことには「それは全然ないです」と強気に否定した。

 一度帰国した後はロシアに飛び、タラソワ・コーチの下で練習し世界選手権に備える。連覇が懸かる同選手権に向け真央は「目標は自分のベストの演技をして、ベストのスコアを出すこと」と話した。
スポーツ報知
  真央、華麗エキシビション舞い/フィギュア  【バンクーバー(カナダ)=8日(日本時間9日)】フィギュアスケートの4大陸選手権で上位に入った選手によるエキシビションが8日(日本時間9日)、バンクーバーのパシフィック・コロシアムで行われ、女子で3位だった浅田真央(18)=愛知・中京大中京高=や、男子3、4位の小塚崇彦(19)=トヨタ自動車、織田信成(21)=関大=らが華やかに滑った。

 赤と黒の衣装の浅田はタンゴ「ポル・ウナ・カベーサ」のメロディーに乗り、軽やかなステップで観客を沸かせた。

 エキシビションを前にした記者会見では、SP6位と出遅れた不調の原因について、一部のメディアが1月中旬の練習中に右ひざを痛め練習不足だったと報じたが、「それは全然ないです」と軽く笑いながら完全否定。「悔しかったが、また頑張ろうという思いも高まってきた。世界選手権ではベストの演技と得点を出すことが目標」と2連覇が懸かる3月の世界選手権(ロサンゼルス)へ決意を示した。

 今後は1度帰国し、ロシアに向かってタラソワ・コーチのもとで再び鍛え直す予定だ。
サンケイスポーツ
2009年2月9日  
  「四大陸フィギュア」エキシビション
浅田真央選手らが華麗な滑り
 バンクーバー冬季五輪会場となる「Pacific Coliseum(パシフィック・コロシアム)」(2901 East Hastings St., Vancouver)で2月8日、「四大陸フィギュア選手権」のエキシビションが行われ、女子3位の浅田真央選手、男子3位の小塚崇彦選手、同4位の織田信成選手が華麗な滑りを見せた。

 約2時間にわたるエキシビションは20のプログラムで構成され、同選手権で上位入賞した選手たちが演技を披露した。浅田選手は、きらびやかな赤と黒の衣装でリンク上に登場し、タンゴ「Por Una Cabeza」のリズムに乗って表情豊かに、軽快にジャンプやステップを繰り出した。織田選手はプッチーニのオペラ曲「tosca」に合わせてステップや氷上での開脚を披露。小塚選手の選曲Michael Bubleによる「Save the Last Dance for Me」(Michael Bubleはバンクーバー郊外バーナビー市出身)が流れると会場は一瞬どよめきも起こるなど、盛り上がりを見せた。

 前日までとは違う表情で生き生きと踊る選手たちに、約6,000人の観衆からは惜しみない拍手が送られた。会場には「真央おつかれ」「織田信成天下統一」など、手作りのメッセージを掲げて応援する日本人ファンの姿も。
     本番前に行われたリハーサルでは、選手同士でハイタッチしたり、日本人選手がカナダ人選手に面白い日本語の単語を教えては大きな声で笑い合ったりするなど、リラックスした和やかな様子がうかがえた。会場内コンコースでは、男子フリーの表彰式も行われ、1位のPatrick Chan選手(カナダ)、2位のEvan Lysacek選手(アメリカ)、3位の織田選手が特設ステージ上でメダルと副賞の腕時計を受け取った。

 総合3位の小塚選手も同席して、集まった観客からの質問コーナーも設けられた。日本人の女性グループから「私たちの中で好みのタイプの子は誰?」というユニークな質問も飛び出したが、小塚選手は戸惑った表情をしながら、隣にいた織田選手と相談して、「皆さんお美しい方ばかりなので、ぼくには選べません」と切り抜け、苦笑いする場面も。

 男子、女子、ペア、アイスダンスの優勝者たちが、アンコールに応えてフリー演技の一部を披露した後、出場者全員がリンク上に再び登場して、観客総動員数約3万人を記録したイベントは閉幕した。
バンクーバー経済新聞
  真央はメダル贈呈式に出席/フィギュア <フィギュアスケート:4大陸選手権>◇最終日◇7日(日本時間8日)◇男子フリー◇カナダ・バンクーバー

 女子3位だった浅田真央(中京大中京高)は、会場内の特設ステージで行われたフリー上位者のメダル贈呈式に出席した。ファンからの質疑応答の時間もあり、優勝した金妍児(韓国)らと対応。「できるだけ良かった時のことを思い出して、ショートプログラムのことは忘れて、フリーに集中しようとしました」などと話し、拍手を浴びた。また、テレビ局の要請で、市街の五輪カウントダウンボードの前で撮影に応じていた。
日刊スポーツ
  【四大陸フィギュア】真央ちゃん、
五輪開幕示すボードに「ワクワク」
 フィギュアスケートの四大陸選手権女子で3位だった浅田真央(愛知・中京大中京高)らが8日、バンクーバーで上位選手によるエキシビションに出演し、観客を沸かせた。

 浅田は「悔しかったが、また頑張ろうという思いも高まってきた。世界選手権ではベストの演技と得点を出すことが目標」と2連覇が懸かる3月の次戦へ決意を示した。大会期間中には、来年2月の五輪開幕までの時間を示すカウントダウンボードを見たそうで「ワクワクした」と目を輝かせた。

 男子3位の小塚崇彦(トヨタ自動車)は「4回転ジャンプを急ピッチで練習したい」、同4位の織田信成(関大)は「表彰台に上がりたい」と、2人も世界選手権を見据えた。(共同)
MSN産経ニュース
  右ひざ故障?「全然ないです」
浅田真、けが完全否定−四大陸フィギュア
 【バンクーバー(カナダ)8日時事】当地で7日に閉幕したフィギュアスケートの四大陸選手権で女子3位だった浅田真央(愛知・中京大中京高)が8日、記者会見して大会を振り返った。
 ショートプログラム(SP)で6位と出遅れ、自由で1位になったが逆転できなかった。不調の原因について、一部のメディアが1月中旬の練習中に右ひざを痛め練習不足だったと報じたことについて、「それは全然ないです」と完全否定。けがで練習を休んだ時期があったのかと問われても、「それはないです」と軽く笑いながらかわした。浅田真は6日の自由終了後に不調の理由を聞かれた際、「秘密です」と明言を避けていた。
 浅田真は一度帰国し、その後ロシアに向かってタチアナ・タラソワ・コーチの下で練習し、3月の世界選手権(ロサンゼルス)に備える予定。連覇が懸かる同選手権に向け、「目標は自分のベストの演技をして、ベストのスコアを出すこと」と話した。
時事通信
  浅田真らエキシビションで魅了
四大陸フィギュア
 【バンクーバー(カナダ)8日時事】フィギュアスケートの四大陸選手権で上位に入った選手によるエキシビションが8日、当地のパシフィック・コロシアムで行われ、女子で3位だった浅田真央(愛知・中京大中京高)、男子で3、4位だった小塚崇彦(トヨタ自動車)、織田信成(関大)が華やかに滑った。
 浅田真は赤と黒の衣装でタンゴ「ポル・ウナ・カベーサ」のメロディーに乗り、軽やかなステップで観客を魅了。女子を制した金妍児(韓国)、男子優勝のパトリック・チャン(カナダ)はアンコールにも応え、大きな拍手を送られた。
時事通信
  真央 メダル贈呈式でファンと交流  「フィギュア四大陸選手権最終日」(7日、カナダ・バンクーバー)

 女子3位だった浅田真央(中京大中京高)が、会場内で行われたフリー上位者のメダル贈呈式に出席した。優勝したキム・ヨナ(韓国)も登場し、ファンが選手に質問する時間も設けられた。フリー1位の浅田は「(出遅れた)SPのことは忘れてフリーに集中した。日本のファンの応援もたくさんあってうれしい」と話し、拍手を浴びた。
デイリースポーツ
  真央「うふふ」クレープがお気に入り  フィギュアスケートの4大陸選手権で3位に入った浅田真央(中京大中京高)が8日(日本時間9日)、カナダ・バンクーバーのパシフィック・コロシアムで行われたエキシビションに参加した。2日にバンクーバー入りしてからは、街に出て雰囲気を楽しんだ様子で、おいしかった食べ物は「クレープ。味? バターシュガー、うふふ」。「バンクーバー五輪のカウントダウンボードが、印象に残っています」と話していた。
日刊スポーツ
  “真央ルール”通達!ケガしたら報告を  日本スケート連盟の吉岡伸彦フィギュアスケート強化部長は7日、四大陸選手権の女子で3位に終わった浅田真央(18=中京大中京高)が1月中旬に右ひざを痛めていた事実を知らなかったと明かした。同強化部長は「全然、聞いていない」とし、今後はケガなどの報告を義務付ける方針。「(練習を)3日も休むようなケガをした場合は、本人とコーチが必ず(連盟)事務局に申し出るように通達をきっちり出します」と話した。

 四大陸選手権は他の大会との関連がなく、世界選手権(3月、ロサンゼルス)への調整試合の意味合いが強い。そのため今回、浅田側が報告しなかったことについては問題視していないが、これが五輪出場枠の懸かる世界選手権や来年のバンクーバー五輪なら話は別。ケガの報告が遅れ、補欠選手の出場準備ができなかった昨夏の北京五輪女子マラソンの例もあるだけに、無視できない問題となる。同強化部長は「ケガで使う薬によってはドーピングの問題も出てくる」とも指摘した。

 女子マラソンと同様に、フィギュアの世界では選手とそのコーチによる独自の調整が慣例。さらに海外での活動期間が長いため、連盟がすべてを把握するのは難しい。それゆえに、ケガした場合の報告を義務づける“真央ルール”の通達を決めた。以前行っていた、男女強化選手による合同合宿なども「考えていく」と話した同強化部長。男女とも戦力充実で期待が集まるバンクーバー五輪だけに、引き締めるところは引き締めたい思いがあるようだ。
スポーツニッポン
2009年2月8日  
  浅田真央、特設ステージでフリー1位の表彰  【バンクーバー=宮崎薫】フィギュアスケートの四大陸選手権で、女子総合3位に入った浅田真央(愛知・中京大中京高)が7日、会場内の特設ステージ上で、フリー1位の表彰を受けた。

 浅田は、総合で初優勝を飾った金妍児(キム・ヨナ)(韓国)、総合2位に入った地元カナダのジョアニー・ロシェットと共に登場。前日の演技を「(6位だった)ショートプログラムのことを忘れて、フリーのことだけに集中しようと思った」と振り返り、集まった大勢のファンから大きな拍手を受けていた。
読売新聞
  浅田真央
4大陸選手権3位に終わるも賞賛の声続々
 カナダのバンクーバーで開催されているフィギュアスケートの4大陸選手権で2月6日、女子フリーが行われ、ショートプログラムで6位と出遅れた浅田真央(18)がフリーで1位を取り、合計176.52点で3位に入賞した。

 4日に行われたショートプログラムでは浅田は3回転、3回転の連続ジャンプと3回転ルッツが決まらず、57.86点と6位スタート。浅田にとってショートプログラム6位はシニア転向後ワーストタイ。ショートプログラム世界歴代1位の72.24点で首位に立ったキム・ヨナ(18)に過去最高となる14.38点差をつけられた。

 ジャンプが不調の中、フリーの演技も不安視されていたが、トリプルアクセルを飛び切り、118.66点を獲得。フリーで1位になるも、総合ではキム・ヨナに逃げ切られ3位。シニア転向以来、逃していない表彰台は死守した。

 「今日の調子ならばこんなもの。準備がベストじゃなかった」と浅田は今大会の結果について報道陣にコメントしている。

 3位と不調に終わるも浅田の公式サイトには「怪我しているのにあそこまで滑った真央ちゃん素晴らしいと思います」「フリーの演技素晴らしかったです!!」「フリーの結果とインタビューに涙が出ました」「ゆっくり休養をとってから世界選手権もがんばって下さい」など浅田を応援、賞賛するコメンが続々寄せられている。
アメーバニュース
  真央 意地のフリー1位!総合3位を堅守  フィギュアスケート四大陸選手権第3日は6日、カナダ・バンクーバーのパシフィックコロシアムで女子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)で6位発進となった浅田真央(18=中京大中京高)はジャンプでミスはあったものの、118・66でトップに立ち、合計176・52で3位に入った。1月中旬の練習で右ひざを痛め練習が不十分だったが、トリプルアクセルも1度決め、意地を見せた。SP首位のキム・ヨナ(18=韓国)が転倒しながらも初優勝。村主章枝(28=AK)は6位、鈴木明子(23=邦和スポーツランド)は8位だった。

 相次ぐミスで6位に終わったSPの流れを、そのまま引きずっているかのような出足だった。冒頭のトリプルアクセルは「練習で(壁)ギリギリだったので、少し(助走距離を取るため)回り込み過ぎたし、動きが硬くてスピードが出なかった」と、まさかの1回転半になった。しかし、浅田は「1回しかしない予定だった」という宝刀を再び試みた。

 「1回目にパンク(失敗)したので、次もいこうと。絶対に決めようと思いました」。ダブルアクセルからのコンビネーションとなるはずだった2つ目の要素を、瞬時に変更。今大会の出場選手の中では浅田だけしかできない大技を見事に決めた。不安げに見守っていた観衆は、その瞬間に割れんばかりの拍手を送り、現役世界女王の底力を認めた。

 調子は、この日の練習後も上がらなかった。3―3回転も、今季取り入れた3回転サルコーもプログラムから外した。演技中、トーループは3回転ではなく2回転になった。それでも前夜、関係者を通じて聞いた「できることをやりなさい」というタチアナ・タラソワ・コーチの言葉を守った。最後まで笑顔はなかったが「調子が良くない中で(結果は)良かったと思います」と言葉に力を込めた。

 「1月中旬くらいから(不調を)感じ始めていた」という浅田は「(原因は)分かってます。(内容は)う〜ん、秘密です」と口を閉ざした。しかし、実はその1月中旬の練習中に右ひざを痛め、滑り込みが不足していたという。そんな状況でも3位を死守できたことは今後へのプラス材料だ。

 世界選手権(3月24日開幕)まで、あと1カ月余り。家族の病気などで駆け付けられなかったタラソワ・コーチとの再合流も未定だが、もう不安はない。「世界選手権までに追い込んで練習して、全部出し切れるように頑張りたい」。傷の癒えた女王は、ここから連覇への階段を駆け上がるだけだ。
スポーツニッポン
  真央、メダル贈呈式で大きな拍手/フィギュア  フィギュアスケート四大陸選手権(7日、バンクーバー)女子で3位だった浅田真央(愛知・中京大中京高)が、会場内の特設ステージで行われたフリー上位者のメダル贈呈式に出席した。

 優勝した金妍児(韓国)も登場し、取り囲んだファンが選手に質問する時間も設けられた。フリー1位の浅田は「(出遅れた)ショートプログラムのことは忘れてフリーに集中した。日本のファンの応援もたくさんあってうれしい」と話し、大きな拍手を浴びた。(共同)
サンケイスポーツ
  フィギュア四大陸選手権で3位の浅田真央選手
一夜明けバンクーバー五輪への抱負語る
  カナダ・バンクーバーで行われているフィギュアスケートの四大陸選手権で3位に入った浅田真央選手(18)は、一夜明け、バンクーバーオリンピックへ向け抱負を語った。

  四大陸選手権、フリーの演技ではトップの得点をマークした浅田選手は、ショートプログラムのミスが響き、結果は3位だったが、納得した表情を見せていた。

  一夜明け、浅田選手が向かった先には、バンクーバーオリンピック開幕までの時間を刻むカウントダウン時計があった。浅田選手は「こういう街とかの旗を見て、バンクーバーオリンピックの旗とかが出てたりして。そういうのを見て、バンクーバー(オリンピック)もうすぐだなと思いながら見てました。時間も、どんどん近づいてる。1秒ずつ近づいてるんだなと思うと、1日1日を本当に、精いっぱい練習しなきゃいけないなと思ったり。ちょっと怖かったりもします。まあ、楽しみの方が大きいですね、でも」と語った。

  1年後の2010年、再びこの地で行われる大舞台に向け、日本のエースのさらなる成長が期待される。
FNN
  フィギュア
4大陸選手権で浅田は3位、金が優勝
 [7日 ロイター] フィギュアスケートの4大陸選手権は6日、カナダのバンクーバーで女子フリーを行い、ショートプログラム(SP)6位と出遅れた浅田真央がフリーで1位を取り、合計176.52点で3位に入賞した。

また、金妍児(韓国)が189.07点で優勝し、ジョアニー・ロシェット(カナダ)が183.91点で2位に入った。

 そのほか日本勢は、村主章枝が167.74点で6位、鈴木明子が160.36点で8位とした。
ロイター
  キム・ヨナV、真央巻き返し3位
四大陸フィギュア
 【バンクーバー(カナダ)=中村彰宏】フィギュアスケートの四大陸選手権第3日は6日、当地で女子フリーなどがあり、ショートプログラム(SP)6位の浅田真央(愛知・中京大中京高)はフリー1位の合計176・52点で、連覇は逃したものの3位に入った。

 SP首位のキム・ヨナ(韓国)が合計189・07点で初優勝。ジョアニー・ロシェット(カナダ)が183・91点で続いた。村主章枝(AK)は167・74点で6位。7季ぶりに出場した鈴木明子(邦和スポーツランド)は160・36点で8位だった。

◆3回転半決め、フリーは首位
 今季のフリーで冒頭に2度、挑戦してきたトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)。本調子ではない今回は最初に決めれば次は2回転半の予定だった。最初はタイミングが合わず、1回転半に。「次は跳ばないと」。8・2点の高い基礎点を稼ぐ最大の武器。思い切って踏み切った体が回った。

 ミスが続いたSPから2日。気持ちは少しずつ前向きになった。「SPよりも向かっていく、戦っていく気持ちが強かったと思う」と日本スケート連盟の吉岡伸彦フィギュア強化部長。トリプルアクセルは最初のミスにもひるまず、再び挑み、そして決めた。

 2連続3回転ジャンプは事前に回避した。後半の3回転ジャンプは2回転になった。確かに物足りないが、今はこれが精いっぱい。「準備がベストじゃなかった。今の調子なら自分ではよくできたと思う」

 口に出せば言い訳になる。本人は明かさないが、1月中旬に疲労の蓄積でひざが痛み、思うように練習がこなせなかったという。豊富な練習が高い技術と自信の裏付け。支えを失った不安が出たのがSPだった。

 悪い流れにのみ込まれそうなところで持ちこたえた。フリーは1位。他の選手のミスにも助けられた面はあるが、SP6位から表彰台に上がった。来季の五輪と同じリンク。「会場に来られてオリンピックのいいシミュレーションになった」と成果を強調する。

 本当の勝負は1年後。頂上を目指す道のりには山があれば、谷もある。残った課題は克服していけばいい。
中日新聞
  真央表彰台死守!意地の3位/フィギュア <フィギュアスケート:4大陸選手権>◇3日目◇6日(日本時間7日)◇女子フリー◇カナダ・バンクーバー
 【バンクーバー=佐々木一郎】SP6位と出遅れた浅田真央(18=中京大中京)が、世界女王の意地を見せた。フリーで1位となり、合計176・52点で3位に浮上。05年のシニア転向以来、逃したことのない表彰台を死守した。ジャンプが不調の中、演技構成の難度を落としながらも、フリーではほかの選手とは違うレベルにあることを証明した。10年バンクーバー五輪の会場で戦える姿を示し、3月の世界選手権(ロサンゼルス)で連覇を期す。

 失敗しても、浅田は逃げなかった。最初のトリプルアクセル(3回転半)は、すっぽ抜けて1回転半になった。成功していれば跳ぶ予定のなかったトリプルアクセルに再度挑戦。「1回は跳ぶって決めていたので、絶対に決めようと思いました」。2度目は鮮やかに舞った。
 ジャンプの調子は戻っていない。連続3回転ジャンプは3回転+2回転に変更した。3回転トーループは、2回転になった。だが現状でやれることをやった。118・66で、フリーに限れば1位。ミスが出ても底力が違うという事実をアピールできた。

 「今の調子だとこんなもんです」と不調だったことを明かした。原因について「分かっています」と話したが「秘密です」と明言を避けた。実は1月中旬の練習で右ひざを痛め、その後は十分な練習が積めていなかった。滑り込みも足りず、スタミナ不足だった。一方、最初のジャンプミスについては、通常より4メートル幅が狭いリンクを気にして、助走で回り込みすぎたことだったと説明した。

 吉岡伸彦強化部長は「タラソワ先生が来るとか来ないとか、ちょっとバタバタした。心理的に影響したのか。悪い方のスパイラルにはまったのかもしれない」と、個人の事情によるコーチ不在を指摘した。そんな中、浅田は3位を確保。最悪の状況は回避し、3月23日開幕の世界選手権につなげてみせた。

 収穫はある。「五輪に向けて、すごくいいシミュレーションになりました。バンクーバーの街を歩いたり、買い物をしたり、食事をしたり。この会場に何回も来るのはいいことだと思うので、準備が良くない中では(この経験は)良かったです」。夜はすしを食べに行く日もあり、街になじんできた。
 記者会見では、韓国メディアから、SPでミスが続く3回転ルッツを変更する可能性を問われた。しかし、迷わず言った。「夏の間、ルッツを修正してきたので、この状態ならルッツを頑張っていきたいです」。気持ちは折れていない。原因不明の不振でもない。バンクーバーで笑うのは、1年後にとっておく。
日刊スポーツ
  真央、フリー1位!意地の総合3位  「フィギュア四大陸選手権第3日」(6日、カナダ・バンクーバー)

 女子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)で6位と出遅れた前回優勝の浅田真央(18)=中京大中京高=は、ジャンプのミスはあったもののフリーでトップの118・66点をマーク。合計176・52点で3位に入り、前年覇者の意地を見せた。SP首位のキム・ヨナ(18)=韓国=はフリーは3位ながら逃げ切り、合計189・07点で初優勝。村主章枝(AK)は6位。鈴木明子(邦和スポーツランド)は8位。

 このままでは終われない。真央が意地を見せた。フリーでライバルキム・ヨナを上回るトップの118・66点を出し、何とか表彰台に滑り込んだ。「今日の調子ならばこんなもの。準備がベストでなかったので、その中ではよかった」。淡々と、素直に結果を受け止めた。

 4日のSPはまさかの6位。不調のジャンプは練習日を1日挟んでも上向かなかった。フリーでは1回に減らしたトリプルアクセルを決めたのが数少ない見せ場。本来のスピードは影を潜め、ジャンプの回転が抜けるミスも重なった。

 SP後、今大会不在のタラソワ・コーチに「今できることをすべてやりなさい」と助言された。報道陣に不調の要因を問われた真央は「秘密です」と明かさなかったが、実は1月中旬の練習で右ひざを痛め、十分な練習が積めていなかった。

 調整の遅れから、不振の2連続3回転をバンクーバー入りする前から3回転-2回転に変更。すべてのジャンプの軸となる右足の故障で滑り込みが足りず、スタミナ不足は否めなかった。

 それでも、SPでは珍しく6点台がついた構成点は、フリーで全項目7点台と立て直した。中盤のステップでは観客を沸かせ、来年の五輪会場で良いイメージも少しは残せた。

 天才少女は、コンディションを保ち続ける難しさを今季は痛感し続けている。避けられない不調の波が、2連覇を目指す世界選手権(3月24日開幕・ロサンゼルス)の前哨戦でよかったのかもしれない。「けがをせずベストを出せるように練習したい。不調の要因は分かっている。もう一度世界選手権に向けてやっていきたい」。真価が問われる1カ月半になる。
デイリースポーツ
  真央 逆襲3位 フィギュア四大陸選手権  SP6位と出遅れた浅田真央=中京大中京高=がバンクーバーで存在感を示した。不調にもかかわらず、執念のトリプルアクセルを決めてフリーは1位、合計176・52点で3位表彰台を守った。SP首位のライバルキム・ヨナ=韓国=はフリー3位も首位を守って合計189・07点で初優勝。1年後の五輪は、日韓両エースの一騎打ちを予感させた。村主章枝=AK=は6位、鈴木明子=邦和スポーツランド=は8位だった。

 1年後の金メダルへの布石として、真央が代名詞のトリプルアクセルの軌跡をバンクーバーの本番リンクに刻み込んだ。『仮面舞踏会』のワルツに乗って、冒頭の1回にとどめるつもりだった3回転半は失敗したが、もう1度チャンスをうかがった。次のジャンプで再び3回転半に果敢に挑んで鮮やかに決めた。キム・ヨナにSPで引き離された14・38点をひっくり返すことはできなかったが、フリー1位で面目を保った。

 「バンクーバー五輪に向けて、いいシミュレーションになった。今できることをすべてできた」。今年に入ってから右ひざに疲れが出て、調整がはかどっていなかった影響は大きく、まさかのSP6位出遅れ。真央サイドは手の打ちようがないほどの悲壮感に包まれていた。そんな真央のエネルギーになったのは、地元バンクーバーの老舗すし店が考案して話題のロールすし『マオ ロール』だった。持ち帰りで注文し、試合前に口に。異国の地で、自分を応援してくれる人の存在がうれしかった。また、ロシアにいるタチアナ・タラソワ・コーチに、関係者が真央の状態を逐一連絡し、打開策やジャンプのプログラム構成など作戦面の助言をもらった。

 プライドを示した一方で、課題も見えた。冒頭1発目の3回転半が不発に終わったのは、五輪サイズ(60メートル×30メートル)より狭いNHLサイズ(61×26メートル)の影響が大きかった。「昼の練習で(壁にぶつかる)ギリギリだったので、(コーナーを)回り込み過ぎてスピードがなかった」と振り返る。本番では、リンクの大きさは五輪サイズとなるが、次戦3月の世界選手権(米国ロサンゼルス)はNHLサイズ。連覇のために適応しないといけない。「世界選手権を目標にしているので頑張りたい」と真央。1年後にこの地で金メダルを首に掛けるため、今季最終戦の次戦でライバルキム・ヨナと勝負する。
中日スポーツ
  意地の3回転半!
真央フリー1位で「銅」
フィギュア四大陸選手権
 ◆フィギュアスケート 四大陸選手権第3日(6日、バンクーバー) 女子ショートプログラム(SP)6位の浅田真央(18)=中京大中京高=が、フリーで1位の118・66点を獲得。合計176・52点で3位に滑り込み、五輪会場で面目躍如だ。不調で難易度の高いプログラムを回避する一方、代名詞のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を世界女王の意地で跳び切り、五輪枠が懸かる世界選手権(3月23〜29日、米ロサンゼルス)につなげた。優勝はライバルの金妍兒(キム・ヨナ、18)=韓国=。

 代名詞のトリプルアクセルを跳び切って、真央が五輪本番会場に日の丸を掲げた。冒頭の2連続ジャンプでいきなり1回転になる痛恨のミスが出ても、世界女王の意地で跳んだ。「必ず1回だけは跳ぶと決めていた。2回目はミスできなかった」事前申告で2回跳ぶ予定だったトリプルアクセルは、あまりのジャンプ不調で滑走直前に1回だけに急きょ変更したが、強い意志を貫いた。

 SP首位の金とは14・38点の大差があった。表彰台を逃せばシニア転向後では初の屈辱だ。健康不安などの事情でロシアから来られないタラソワ・コーチに「いまできることをやりなさい」と指示を受け、リスクの高いプログラムを回避。表彰台の確保を優先した。

 だが、実は1月半ばの練習で右ひざを痛め、その後は十分な練習が積めていなかった。調整遅れによる不調に加え、横幅の狭いアイスホッケー仕様のリンクを気にしてスピードも出せなかった。午前の練習でトリプルアクセルを2度も転倒。3回転サルコーに代わる3回転トーループも踏み切り直前に止まりそうになるほどスピードが落ち、2回転になった。それでも「プレッシャーはなかった。いまできることをやった」と言い訳はしなかった。

 金、地元カナダのロシェットらSP上位勢のミスにも助けられ、フリーは1位。もがき苦しみながら、6日で1年後となる五輪のテスト大会で銅メダルを首から下げた。表彰台では、金メダルにキスをするライバルの金を横から見上げた。「満足はしていません。1年後のいいシミュレーションができた」強い気持ちを持って現実を受け入れ雪辱を胸に刻んだ。

 1か月半後には、五輪枠を争う世界選手権が待ち受ける。今大会に出場資格のない実力者ぞろいの欧州勢も押し寄せる。「いまの出来はパーフェクトじゃない。世界選手権では考えていこうと思う」。試練を乗り越え、1年後のバンクーバーでは光輝く金メダルを首から下げる。

 ◆バンクーバー五輪出場枠 世界選手権で、派遣選手上位2人の合計順位が「13」以内なら最大の3枠、「14―28」だと2枠で、「29」以下では1枠が得られる。会場は米ロサンゼルスのステープルズセンターで、リンクは国際規格(横30メートル×縦60メートル)ではないアイスホッケー仕様(横26メートル×縦61メートル)。代表は女子が真央、村主、安藤。男子は織田信成(関大)、小塚崇彦(トヨタ自動車)、無良崇人(倉敷翠松高)。トリノ五輪では女子は3枠を手に入れたが、男子は1枠のみだった。
スポーツ報知
  真央銅、金妍児にフリーは勝つ/
フィギュア
 フィギュアスケート・4大陸選手権第3日(6日=日本時間7日、カナダ・バンクーバー)面目は保った。女子フリーで、浅田真央(18)=愛知・中京大中京高=が、トップの118.66点をマークしたが、合計176.52点で3位にとどまり、大会連覇は果たせなかった。ショートプログラム(SP)6位の出遅れが響いた。SP首位の金妍児(18)=韓国、キム・ヨナ=がフリーは3位ながら逃げ切り、合計189.07点で初優勝。村主(すぐり)章枝(28)=AK=は6位。鈴木明子(23)=邦和スポーツランド=は8位だった。

 表彰台の真ん中で笑顔を見せるライバル金妍児を横目に、真央は淡々とした表情で“銅メダル”を首からかけた。
 SP6位からの逆転優勝が絶望的なのはわかっていた。プログラムの難度を落とす現実的な道を選び、「きょうの調子ならばこんなもの。準備がベストでなかったので、そのなかではよかったと思う」。1年後を見据えたバンクーバー五輪のテスト大会。五輪会場となるリンクで3位だった現実を冷静に受け止めた。

 前々日のSPは、2度のジャンプ失敗が響き6位と出遅れた。トップに立った金妍児に14.38点の大差をつけられた。フリーでも最初の3回転半−2回転トーループを失敗し、後半も3回転トーループが2回転に。「始めに失敗しちゃったから、次にいこうと思って」と、急きょ3回転半を成功させたが、ジャンプの不調から抜け出せないもどかしさを感じ、演技後は苦笑いも浮かんだ。

 不調の原因を問われても、「秘密です」と一切明かさなかった。だが、1月中旬の練習で右ひざを痛め、調整が遅れていた。真央自身は影響を否定したが、師事するタチアナ・タラソワ氏が今大会に同行できなかったことも、精神面で影を落とした。
 マイナス材料が並ぶなかで、フリーで首位に立ったことは大きな収穫。プログラム構成点は7点台中盤前後をマークし、高い評価を得た。SPの結果を引きずらず表彰台に立ち、ライバルに惨敗しなかった結果には意味がある。日本連盟・吉岡伸彦フィギュア強化部長も「悪いなりに、よくまとめた。この負けを五輪に引きずることはないだろう」と楽観する。
 3月の世界選手権(ロサンゼルス)を前に、金妍児とのシニアでの対戦は3勝3敗になった。「五輪に向けていいシミュレーションになった。もう一度、世界選手権に向けてやっていきたい」。1年後、同じリンクで真央スマイルを見せるためにも、「世界女王」の座を守り抜く。

★世界選手権は大勝負
 真央が雪辱を期す世界選手権(3月22〜29日、ロサンゼルス)は、10年バンクーバー五輪の出場枠がかかる今季最も重要な大会。出場枠が最大「3」となる条件は、派遣選手のうち上位2人の合計順位が「13」以内に入ること。「14−28」だと2枠、「29」以下だと1枠しかもらえない。トリノ五輪では女子は3枠を手に入れたが、男子は1枠だった。世界選手権には女子は真央と村主に加え安藤美姫(トヨタ自動車)、男子は織田信成(関大)、小塚崇彦(トヨタ自動車)、無良崇人(倉敷翠松高)が出場。
サンケイスポーツ
2009年2月7日  
  真央、右ひざ痛めてた
敗戦も淡々/フィギュア
 「今日の調子ならばこんなもの。準備がベストでなかったので、その中ではよかった」。淡々と敗戦の弁を述べる浅田真央からは、いつもの負けん気の強さが消えていた。

 4日のSPはまさかの6位。1回に減らしたトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を決めたのが数少ない見せ場。ジャンプの回転が抜けるミスが重なり、演技後は苦笑いも浮かんだ。

 報道陣に不調の要因を問われても「秘密です」と明かさなかったが、1月中旬の練習で右ひざを痛め、その後は十分な練習が積めていなかった。調整の遅れから、不振の2連続3回転ジャンプをバンクーバー入りする前から3回転−2回転に変更。滑り込みが足りず、スタミナ不足も否めなかった。

 天才にも不調は訪れる。それが2連覇を目指す3月下旬の世界選手権の前哨戦でよかったのかもしれない。「不調の要因は分かっている。もう1度世界選手権に向けてやっていきたい」。真価が問われる1カ月半になる。(共同)
サンケイスポーツ
  「四大陸フィギュア」、浅田真央選手3位に
キム・ヨナ選手が優勝
 2010年バンクーバー冬季五輪会場となる「Pacific Coliseum(パシフィック・コロシアム)」(2901 East Hastings St., Vancouver)で2月6日、「四大陸フィギュア選手権」3日目が行われ、浅田真央選手がジャンプのミスに苦しみつつもフリーでトップの118.66点をマーク、合計176.52点で3位入賞を果たした。

 優勝したのは、韓国のキム・ヨナ選手。はるばる韓国からも応援に駆けつけたファンを含め、多くの地元ファンらの割れんばかりの声援に後押しされるかのように次々と華麗なジャンプを決めて、合計189.07点を獲得して、同大会での初優勝を飾った。カナダのJoannie Rochette選手が183.91点で2位に入った。
 村主章枝選手は6位(167.74点)、鈴木明子選手は8位(160.36点)と健闘した。
 フリーの演技について、浅田選手は「今日の自分のコンディションではベストの演技。演技に入る前に、『必ず1つはいいトリプルを決めよう』と思っていたので、最初で失敗してしまった後、『次は必ず飛ぼう』と思ってジャンプした。今の自分のジャンプの問題点は何か分かっているが、それが何かは秘密」、村主選手は「すべてが硬かった。ジャンプで崩れた後の対応など重点的に練習をしてきたが、精神的な部分がまだ課題」、鈴木選手は「少しジャンプがうまくいかなかったので悔しい。今、自分ができることをすべて出し切るのは簡単ではなかった」とそれぞれ振り返った。

 初日・2日目の観客動員数が約3,500人だったのに対し、当日は1万人近くの人が集まり、会場内は日本や韓国、アメリカ、カナダなどの国旗や、「がんばれ日本」「Yu-Na, will you marry me(ヨナちゃん、ぼくと結婚してくれる)?」など思い思いのメッセージを掲げるファンであふれた。
 会場に集まった在住日本人の観客たちからは口々に「フィギュアには今まであまり興味がなかったが、こうして実際に目の前でトップレベルの選手たちの滑りを見ると、とても迫力があり演技に引き込まれてしまった」「来年のオリンピックが楽しみ」という声が聞かれた。
 今大会について、日本人選手らは「日本人の方がとてもたくさん応援に来てくれて、パワーをもらえた。また来年、同じ場所で同じように声援をもらえるようにがんばりたい。今回出場したことで、オリンピックのいいシミュレーションになった」(浅田選手)、「3月の世界選手権に向けてのいい練習になった。オリンピックについてはまだこれからコーチと相談する」(村主選手)、「久しぶりの大きな大会参加だったので緊張した。自分にとっては今シーズン最後となる大会だったのでベストを尽くした。もう一度ここに戻ってきて滑りたい」(鈴木選手)とコメントし、来年に控えたオリンピックへの思いを新たにしていた。
 バンクーバー滞在中の食生活について村主選手は「日本食中心の食事ができたのでよかった。『亀井ロイヤル』さんには差し入れをしていただいたりして、本当によくしてもらったのでお礼をいいたい」と話した。
 上位4位までの入賞者らによるエキシビションは、大会最終日の8日12時〜。
バンクーバー経済新聞
  真央が総合力でフリー1位/フィギュア <フィギュアスケート:4大陸選手権>◇3日目◇6日(日本時間7日)◇女子フリー◇カナダ・バンクーバー

 SP6位と出遅れた浅田真央(中京大中京高)が、フリーで1位となった。合計118・66点とし、総合で3位に食い込んだ。ジャンプのミスが2度あったが、総合力で立て直した。SPの後、ロシアのタラソワ・コーチから「頑張って、今できることをやりなさい」と関係者を通じて指示を受けたという。

 「今日の出来はパーフェクトでないので、(3月の)世界選手権へ考えてやっていこうと思います」と話した。
日刊スポーツ
  フィギュア・浅田真央、表彰台は譲らず 4大陸選手権第3日、自由で1位となった浅田真央。合計176・52点で3位に入った。優勝の金妍児は自由で3位。負けたとはいえ、浅田は最悪だったSPの結果を引きずらず表彰台に立った(6日、バンクーバー) 
【時事通信社】
  フィギュア・浅田真央、自由は1位 4大陸選手権第3日、自由で高得点を挙げ、3位に入った浅田真央。プログラムの難度を落とす現実的な道を選んだが、構成点は概して7点台中盤前後をマークし、高い評価を得た(6日、カナダ・バンクーバー) 
【時事通信社】
  フィギュア・真央3位、優勝は金妍児 バンクーバー冬季五輪のテストイベントを兼ねて行われた4大陸選手権で3位となった浅田真央(右)。初優勝した金妍児は満足そうな笑み。来年の五輪本番まで、2人のライバル対決から目が離せない(6日) 
【時事通信社】
  4大陸フィギュア:真央、
フリー1位で3位に Vは金妍児
 【バンクーバー来住哲司】フィギュアスケートの4大陸選手権は第3日の6日、当地のパシフィック・コロシアムで女子のフリーが行われ、ショートプログラム(SP)6位の浅田真央(愛知・中京大中京高)がフリー1位となり、計176.52点で3位に入った。SP4位の村主章枝(AK)は計167.74点で6位に下がり、SP9位の鈴木明子(邦和スポーツランド)は計160.36点で8位だった。

 SP首位の金妍児(キム・ヨナ、韓国)が計189.07点で初優勝し、SP2位のジョアニー・ロシェット(カナダ)が計183.91点で2年連続2位。
毎日新聞
  4大陸フィギュア・談話 ◇満足していない
 浅田真央 (不調は)1月の半ばぐらいから。原因は分かっているけど、秘密です。満足していない。でも、来年の五輪へ向け、いいシミュレーションになった。
時事通信
  浅田真央 総合3位で連覇ならず、
フィギュアスケート四大陸選手権
2月7日 AFP】フィギュアスケート四大陸選手権2009(ISU Four Continents Figure Skating Championships 2009)女子シングル・フリースケーティング(FS)。ショートプログラム(SP)で6位と出遅れた日本の浅田真央(Mao Asada)は、同種目で首位となる118.66点を獲得し、合計176.52点で総合3位入った。
AFP
  真央3位 首かしげ苦笑い/フィギュア  フィギュアスケートの四大陸選手権は6日、バンクーバーで行われ、女子フリーで、ショートプログラム(SP)6位の浅田真央(18)=愛知・中京大中京高=は118.66点の1位となったものの、総合176.52点の3位で2連覇はならなかった。

 SP6位と大きく出遅れた浅田。フリーは「頑張らなければ」と巻き返しを誓ったが、冒頭の2回転半、中盤の3回転ジャンプが回転不足になるミス。1度だけ挑んだトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)は決めたが、演技後は首をかしげ、苦笑いが浮かんだ。

 調整の遅れから今季振るわない2連続3回転は3回転−2回転に変更。より確実に得点を積み重ねる作戦に出たが、全体的に精彩を欠き、フリーは118・66点、合計は176・52点にとどまった。2連覇が懸かる3月の世界選手権(ロサンゼルス)へ課題が山積みとなった。(共同)
サンケイスポーツ
  真央フリートップで3位
金妍児が優勝/フィギュア
 フィギュアスケートの四大陸選手権は6日、バンクーバーで行われ、女子フリーで、ショートプログラム(SP)6位の浅田真央(18)=愛知・中京大中京高=は118.66点の1位となったものの、総合176.52点の3位で2連覇はならなかった。

 SP首位の金妍児(18)=韓国=はフリーで3位だったが、総合189.07点で初優勝、五輪テスト大会を兼ねた今大会で2010年のバンクーバー冬季五輪へ向け弾みをつけた。

 地元カナダのジョアニー・ロシェットが総合183.91点で2位。SP4位だった村主章枝(28)=avex=はフリー6位で総合167.74点の6位、鈴木明子(23)=邦和スポーツランド=は160・36点で8位だった。

浅田真央の話
「最初のジャンプの失敗は、硬くなってしまってスピードがなかった。準備がベストでなかった。調子が良くない中では良かった」

金妍児の話
「3回転ジャンプでミスをしてしまったけど、あとはうまくできた。(五輪の舞台となる)バンクーバーで勝てたことはうれしい」
サンケイスポーツ
  フィギュア四大陸、浅田真央は3位…連覇逃す  【バンクーバー=岡田卓史】フィギュアスケートの四大陸選手権は6日、女子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)で6位と出遅れた浅田真央(愛知・中京大中京高)は、トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を1度、成功させて1位となったが、総合では176・52点で3位にとどまり、連覇を逃した。

 SP首位の金妍児(キムヨナ)(韓国)がフリーは3位ながら逃げ切り、合計189・07点で初優勝を飾った。SP4位の村主章枝(AK)は総合6位、鈴木明子(邦和スポーツランド)は同8位。2位は地元カナダのジョアニー・ロシェット。
読売新聞
  浅田真央は3位、キムヨナV
フィギュア四大陸選手権
 【バンクーバー(カナダ)=坂上武司】フィギュアスケートの四大陸選手権第3日は6日、女子自由があり、ショートプログラム(SP)首位の金妍児(キム・ヨナ)(韓国)が計189.07点で初優勝した。SP6位と出遅れた浅田真央(愛知・中京大中京高)は自由1位で、計176.52点の3位だった。村主章枝(AK)は167.74点で6位、鈴木明子(邦和スポーツランド)は160.36点で8位だった。
朝日新聞
  浅田真央 きょうはフリー
フィギュア四大陸選手権
 前日の女子SPで6位と出遅れた浅田真央(18)=中京大中京高=が6日のフリーに備え、公式練習で調整した。大ブームを巻き起こしているフリー演技『仮面舞踏会』が、カナダでは日本ほど浸透していないハンディをどうはねのけるか。男子SPは小塚崇彦(19)=トヨタ自動車、中京大=が76・61点で3位。織田信成(21)=関大=は6位。カナダのパトリック・チャン(18)が世界歴代2位の88・90点のハイスコアで首位に立った。

◆インパクト残す
 クラシック曲CDでは異例の大ヒットを巻き起こした日本では、真央=仮面舞踏会のイメージが完全に浸透している。カナダではどうか−。テレビ局関係者によれば、現地ファンの間では真央のフリー「仮面舞踏会」より、むしろSP「月の光」の方がファンに浸透しているという。

 もちろん仮面舞踏会は、男子並みの演技要素が盛り込まれた傑出したプログラム。それでも「カナダ出身のローリー・ニコルがつくった『月の光』の振り付けは素晴らしい」という声が強いという。カナダに限れば、ニコル氏が母国出身という関係もあり、真央=月の光ということになる。

 この日、真央は公式練習で、仮面舞踏会のおなじみのワルツに乗ってトリプルアクセル(3回転半)を決めた。金妍児との大差をひっくり返すのは容易でないが、迫力満点の仮面舞踏会で見る人を圧倒し、バンクーバーの地に強いインパクトを残したい。
中日スポーツ
  浅田真央:大変だ…ジャンプが戻らない  フィギュアスケートの四大陸選手権第2日は5日、カナダ・バンクーバーのパシフィックコロシアムで行われたが、6日(日本時間7日)に女子フリーを控えている浅田真央(18=中京大中京高)の重症ぶりが浮き彫りとなった。ショートプログラム(SP)でまさかの6位発進となった浅田は、必死の最終調整を行ったが、復調の気配はなく、フリーでプログラムの難易度を落とす可能性も出てきた。男子SPの織田信成(21=関大)は、ジャンプのミスで首位に13・86点差の6位発進。小塚崇彦(20=トヨタ自動車)は3位につけた。

 試合会場のパシフィックコロシアムから車で20分ほど離れた小さな練習会場で、浅田が苦しんでいた。与えられた公式練習は午後2時30分からと午後5時50分からの40分ずつの2回。公式練習では選手の使用曲が1度ずつかけられるが、フリーで使う「仮面舞踏会」の旋律が流れても、浅田の軽やかなジャンプが戻ってくることはなかった。

 午後2時半からの1回目の公式練習で行った通し練習。序盤のトリプルアクセル(3回転半)−2回転トーループのコンビネーションがダブルアクセルになった。さらに、SP出遅れの原因となったルッツはタイミングが合わず、難度の低いトーループに変更した。

 “異変”は、次の公式練習までの2時間40分の使い方に表れた。他の選手が一度ホテルに帰って休憩する中、浅田は練習会場に残ってチームトレーナーらと過ごした。リンクは使えないが、プログラムについての打ち合わせを入念にした可能性が高い。キム・ヨナや村主は2回目の公式練習をキャンセルして静養したが、浅田はプライドを捨てて必死の調整に充てた。

 さらに、午後5時50分からの2度目の通し練習では、冒頭のトリプルアクセル以外のジャンプは行わなかった。曲がない状況では必死にジャンプを跳んだが回転不足も目立ち、見守った日本スケート連盟の吉岡伸彦強化部長はジャンプの状態について「きのうのきょうで、あまり変わらない」と厳しい表情を見せた。

 吉岡強化部長は「勝ち負けが問題になる試合じゃないから、(難易度を)落とす必要はないと思う」と話したが、五輪本番リンクで失敗のイメージを残す悪影響も考えられ、ジャンプの難度を落とす可能性も捨てきれない。果敢に挑むか、安全策をとるか。浅田は、1年後まで見据えた決断をすることになった。(スポニチ)
毎日新聞
  真央不調、本番は3回転+2回転に変更へ  フィギュアスケート4大陸選手権の女子フリーは、6日(日本時間7日)にカナダ・バンクーバーのパシフィック・コロシアムで行われる。SP6位と出遅れた浅田真央(中京大中京高)は同日、本番に先立って行われた練習で、ジャンプを入念にチェックした。しかし、3回転半で転倒する場面が見られるなど、不調からの脱出に苦しんでいる。発表された演技構成表によると、2連続3回転ジャンプを回避し、3回転+2回転に変更する予定。昨年12月の全日本選手権の時よりも、難度を下げる構成になった。
日刊スポーツ
  真央、銅でもいい!
フリーは大幅難度下げ
フィギュア四大陸選手権
 ◆2010年バンクーバー五輪プレ大会 フィギュア四大陸選手権第2日(5日、カナダ・バンクーバー=パシフィック・コロシアム) 【バンクーバー(カナダ)5日】居残り練習で“不調地獄”から脱出だ。4日の女子ショートプログラム(SP)で6位に終わり、逆転優勝が絶望的になった浅田真央(18)=中京大中京高=は5日、市内のサブリンクで日本勢3人の中で1人だけ、2回に分けて練習に没頭した。6日のフリー演技では世界最高の難易度ジャンプを詰め込んだ構成を“脱スランプ・メニュー”へ大幅に変更する予定。復調イメージをつかみ、五輪枠を取りにいく世界選手権(3月23〜29日、米ロサンゼルス)につなげる。

 引きずってなどいられない。真央が練習の鬼と化した。大会前の調整失敗で4日のSPはメロメロ。五輪本番の会場で、シニア転向後、2番目に悪い点数で6位発進し、ライバル・金妍兒(韓国)に14・38点もの大差をつけられた。復調のきっかけを見つけるために、サブリンクで一心不乱に滑った。

 大会期間中の公式練習は1日に2回。試合のない日は、メーン会場からバスで約10分離れた練習用リンクで1回40分、計80分の時間が与えられる。午後2時30分からの1回目から、2回目の開始時間・午後5時50分までの空き時間は2時間半以上となったが、スタッフとともに残って練習に没頭。思い詰めたような表情は消えて、代わりに笑顔が出てきた。
     優勝が無理なら表彰台を狙うしかない。世界最高の難易度ジャンプを詰め込んだフリーのプログラムを持つ真央だが、リスクの高い構成を大幅に下げる試みを練習の端々で見せた。今季9試合連続で一度も成功していない2連続3回転は、3回転と2回転の組み合わせに。2度に分けて続けて組み入れるトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)は1つに減らした。昨年12月のGPファイナルで女子の国際大会では史上初めて成功させた2連続の大技も欲張らない。3回転サルコーは一度も跳ばず、代わりにより基礎点の低い3回転トーループを繰り返した。「今できることをやりたい」と真央も話していたように、不調の中で現在できることを盛り込んだようだ。

 五輪会場での表彰台を不調脱出の“特効薬”にする。SPダントツの金を逆転してのVはほぼ不可能。2位で9・04点差のロシェット(カナダ)も厳しいが、3・12点差の3位ファヌフ(カナダ)は射程圏内。実力的には十分追いつける相手だ。吉岡伸彦強化部長も「(表彰台を)経験するのとしないのではまったく違う」と話した。日本の五輪枠を争う3月の世界選手権へ向け、真央は最後までベストを尽くす。

 ◆強化部長が危機感 ○…男女ともにSPが終了し、大きく出遅れた日本勢に日本連盟の吉岡強化部長が危機感を示した。「今のままではいけない。平常心を出し切れる方向にチーム全体で持っていかないと」と話した。昨季は浅田真央と高橋大輔でアベックV。今回は五輪枠のかかる3月の世界選手権に向け、日本勢の力を試す大会ともなっているが、男女ともに優勝は難しい状況だ。世界選手権には、四大陸選手権への参加資格のない欧州勢が出場。世界トップクラスの実力者が増え、全体のレベルがさらに上がる中で日本は五輪枠をつかみにいく。
スポーツ報知
  真央、逆転Vへ精力的調整/フィギュア  フィギュアスケート・4大陸選手権第2日(5日=日本時間6日、カナダ・バンクーバー)女子ショートプログラム(SP)で6位と大きく出遅れた浅田真央(18)=愛知・中京大中京高=は5日(日本時間6日)、バンクーバー郊外で2度の公式練習に臨み、日本時間7日のフリーに向けてSPで乱れたジャンプを中心に精力的に調整した。トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)はまずまずの調子だったが、回転不足になる場面も。今季成功がない2連続3回転ジャンプは、3回転−2回転に変更して練習した。吉岡伸彦強化部長は「昨日のきょうであまり変わっていないようだった」。復調気配は見えない!?
サンケイスポーツ
2009年2月6日  
  女子シングルSP終了、浅田真央6位
「真の女王への道」
 最初のトリプルフリップ‐トリプルループをオーバーターンしたとき。
「あ、次のルッツもダメかもしれない……」
 直感的にそう思ってしまった人は、きっと多いだろう。
 どんな調子の時にどんなふうに失敗をしてしまうか、どんなパターンで試合が進んでしまうか。熱心に浅田真央を見続けているスケートファンや記者なら、だいたいのところは見えてくるようになってしまった。
 万全の状態で臨みさえすれば、誰も敵わない圧倒的なパフォーマンスを見せられるのに、「ちょっと練習が足りなかったな」「ルッツの調子が悪いな」、そんな不安を一点でも抱いてしまうと、たちどころに全てを崩してしまう浅田真央のもろさ。そんなものにももう、すっかり慣れっこになったような気さえする。

 上手くいかなかったのは気持ちの問題? 技術的な問題? 
「うーん、両方がそろわないと、うまくはいかないですね。ルッツはバンクーバーに来る前から調子が良くなかったですし」 
 四大陸は世界選手権の途中の試合、という感じだった?
「いえ、自分はこの試合に向けてやってきたつもりだけれど……調整がうまくいかなかった」
 タラソワ先生がいないことは影響している?
「それはないと思います」
     なんとかして不調の根本的な原因を探ろうと質問しても、ケガのせいだとか、リンクのせいだとか、具体的な説明は何もしない。
「真央ちゃん、失敗したときは言い訳をしないからね。これでフリーでうまくいったら、『実はどこが痛かった』なんて言う。言い訳は、勝った時にするんだよね」
 そんなふうに記者たちがそろって苦笑するくらい、ショートプログラムはいつもの失敗パターン、その後の彼女の受け答えもいつもの浅田真央だった。

 たぶん誰もが予想しているように、フリーでの浅田真央はいろいろなものをふっ切って、いい演技を見せてくれるだろう。キム・ヨナに15点差近くつけられるという完敗ぶりも、かえって気持ちの切り替えの役に立つかもしれない。
 世界選手権で優勝しても、ファイナルでチャンピオンになっても、まだまだ私たちのエースは「ガラスのエース」だ。安心して見ていられない試合が、まだまだとても多い。
 でも、それではダメなのだろうか?
 いや、これは以前も書いたことだが、橋大輔だって荒川静香だって、時間をかけて強くなった。浅田真央もそんなに急がず、ゆっくり強くなっていけばいいと思う。
 バンクーバーまで、もう時間が無い? いや、ソチ五輪には、まだ5年もある! 
 浅田真央はこれから5年かけて、じっくりと、心の強さも兼ね備えた真の女王に育っていけばいいのではないだろうか。
Hirono Aoshima
NIFTY
  浅田、フリーに向けジャンプ中心の調整
四大陸選手権
 【バンクーバー(カナダ)5日共同】フィギュアスケートの四大陸選手権の女子ショートプログラム(SP)で6位と大きく出遅れた浅田真央(愛知・中京大中京高)は5日、バンクーバー郊外で2度の公式練習に臨み、6日(日本時間7日)のフリーに向けてSPで乱れたジャンプを中心に精力的に調整した。

 トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)はまずまずの調子だったが、回転不足になる場面も。今季成功がない2連続3回転ジャンプは、3回転―2回転に変更して練習した。吉岡伸彦強化部長は「昨日の今日であまり変わっていないように見えた」と分析した。
日本経済新聞
  現地邦人らも大きな期待
「五輪楽しんで」と後押し
 カナダ南西部ブリティッシュコロンビア州のバンクーバーには約2万3000人の在留邦人が生活する。さらに、ワーキングホリデー枠の拡大もあり、周辺都市圏を含めると実数は3万人を超える。彼らは母国の代表が来るのを心待ちにしている。
 3月28、29の両日、市内の植物園で「ジャパンフェア」が予定される。昨年、日加修好80周年を迎えたのを機に、在留の日系経済団体協議会を構成する「企友会」「日加商工会議所」「バンクーバー木曜会」など6団体が企画。隣接するリッチモンド市でコンピューターコンサルティング会社を経営する塚本隆志さん(57)が実行委員長を務める。
 フェアは地元の大々的な催し「チェリーブラッサム・フェスティバル」に合わせて開催。日本や日本人への理解を深めてもらい、五輪代表選手が心地よく過ごせる環境を整えようと狙う。塚本さんは「日本選手の活躍を期待しているのはもちろんだが、メダル、メダルとは言いたくない。バンクーバーのいいところを見て、町を楽しんでもらいたい。そのためにできることをしたい」と強調する。
 一方、ある日本食レストランは、フィギュアスケートの浅田真央選手の活躍を願い、「真央ダイナマイト」なるすしの特別メニューを試作した。経営者の増田聡明さんは「おいしさの金メダルを目指す。真央ちゃんにも食べてもらいたい」と話す。
 バンクーバー市は横浜市とは姉妹都市の関係。スキー競技会場のウィスラーは北米最大級のスキーリゾートとして日本人スキーヤーやスノーボーダーでにぎわう。五輪を契機に、さらに友好関係を深めたい。
(バンクーバー時事)
  金メダルへ用意周到 浅田真、
確実にステップアップ−
バンクーバー五輪まで1年
バンクーバー五輪をにらむ日本勢の中で、最も金メダルに近い存在だろう。フィギュアスケート女子の浅田真央(愛知・中京大中京高)は「いつも、前の演技より良くなったと言われたい」。大きな目標に向け、ステップアップに励む毎日だ。
 昨年3月の世界選手権で初優勝。その余韻も消えない翌月から、専属のトレーナーと栄養士をつけた。女性らしい体に変化していく成長期。バランスを崩さずジャンプを跳べる体づくりには、専門家のサポートが必要との考えからだ。春には一般の女子高校生と同じ強さだった腹筋と背筋が、今では成人男性に匹敵するレベルだという。
 その成果か、今季もジャンプの切れ味は鋭い。昨年12月のグランプリ(GP)ファイナル。自由で2本のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を決め、ライバル金妍児(韓国)を抑えた。鮮烈なシニアデビューを飾った3年前のファイナル優勝と比較し、「あの時はどんな大会かも分からず優勝した。今回は目標のジャンプを決めたから」。狙い通りの勝利で、確かな自信を深めた。
 トリノ五輪は年齢制限で出られなかった。「やっと(五輪が)近づいてきたな、という感じです」。初めての大舞台へ、18歳の歩みは順調だ。
時事通信社
  浅田はジャンプ中心の調整 【バンクーバー(カナダ)5日共同】フィギュアスケートの4大陸選手権の女子ショートプログラム(SP)で6位と大きく出遅れた浅田真央(愛知・中京大中京高)は5日、バンクーバー郊外で2度の公式練習に臨み、6日(日本時間7日)のフリーに向けてSPで乱れたジャンプを中心に精力的に調整した。

 トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)はまずまずの調子だったが、回転不足になる場面も。今季成功がない2連続3回転ジャンプは、3回転-2回転に変更して練習した。吉岡伸彦強化部長は「昨日の今日であまり変わっていないように見えた」と分析した。
デイリースポーツ
  真央まさかのSP6位 不安連鎖、
ジャンプ2度失敗
 いくら世界女王の浅田でも、ジャンプが跳べなければ厳しい。昨季のグランプリファイナル以来となる6位スタートになった。

 「カナダに来る前から不安があった」という3回転ルッツが、2回転になった。公式練習でもこのジャンプがほとんど跳べず、悩んでいた。

 踏み切りで外側のエッジを使うルッツは、浅田が苦手としてきたジャンプだ。昨季は内側で跳んでいると判定されて減点を受けた。昨春から修正を続け、今季のNHK杯とファイナルで成功した。

 だが、本人の中では完成形ではないのだろう。回転もせずに、踏み切りだけを確認するシーンが目立った。この「気にしすぎ」が、ジャンプ全体の感覚を乱した。

 日本スケート連盟の吉岡伸彦フィギュア強化部長は「ルッツは修正する前の癖が出ている。エッジの使い方に悩んでいるようだ。できるんだから、思い切って跳んだ方がいい」とみる。

 ルッツだけでなく、2連続3回転の二つ目のジャンプも回転不足になった。技術的な問題なのか、精神的な問題なのか。浅田は「両方がうまくいってなかった」と唇をかんだ。中1日を置いて、自由演技は6日(日本時間7日)。「明日、自分でしっかりと確認したい」。復調はなるか。(坂上武司)
朝日新聞
  真央ジャンプ散々V絶望6位/フィギュア <フィギュアスケート:4大陸選手権>◇初日◇4日(日本時間5日)◇カナダ・バンクーバー

 【バンクーバー=佐々木一郎】世界女王の浅田真央(18=中京大中京高)が、女子SPで大きく出遅れた。3回転+3回転の連続ジャンプと3回転ルッツが決まらず、57・86点。SP6位は05年のシニア転向後ワーストタイで、SP世界歴代1位の72・24点で首位に立った金妍児(18=韓国)との14・38点差は過去最高差となった。タチアナ・タラソワ・コーチ(61)が不在で、大会前からの不調を立て直せず、連覇は絶望的になった。

 浅田が取材エリアで報道陣に対応している時だった。その声が「キャーッ!」という場内の大歓声に、かき消された。直後に滑った金妍児がSP世界歴代1位の得点をたたき出した瞬間だった。2人の明暗が浮き彫りになった。

 ジャンプが決まらなかった。最初の3回転+3回転は、後半の着氷が乱れ、回転不足とみなされた。今季1度も成功のないコンビネーションは、またも失敗した。かねて苦手の3回転ルッツは、2回転になった。SP6位は、07年12月のGPファイナル以来のワーストタイだった。
 原因はメンタルか? それとも技術の問題か? 「そうですね…。両方がそろわないと、やっぱりうまくいかないです」。練習でも失敗が続いたルッツは「(カナダに)来る前からうまくいかなかった」と打ち明けた。「不安があったか?」の問いには「はい」とうなずいた。

 昨年12月の全日本選手権で3連覇を果たした後、今年1月中旬から約2週間、タラソワ・コーチのいるロシアで合宿する予定だった。しかし、アシスタント・コーチが来日することで、国内での調整に変更。右往左往した上、結局は今季初めてタラソワ・コーチが同行しない大会になった。

 コーチが不在の理由は、身内の体調の問題、フィギュアのテレビ番組出演など、関係者から諸説浮上する。影響について浅田は「そうではないと思います」と否定したが、日本連盟の吉岡伸彦強化部長は「ルッツで悩んでいるように見えた。でも技術的なことは、プロインストラクターの仕事。連盟の立場では、本人に聞いて『こうしよう』とは言えない」と話した。
 金妍児との点差を考えると、逆転Vは難しい。何より、連覇が懸かる世界選手権(3月、ロサンゼルス)へ向け、不安が残った。
日刊スポーツ
  迷う真央6位 四大陸フィギュア女子SP  【バンクーバー(カナダ)=中村彰宏】フィギュアスケートの四大陸選手権は4日(日本時間5日)、当地で開幕し、女子ショートプログラム(SP)で浅田真央(愛知・中京大中京高)は57・86点で6位と出遅れ、2連覇は厳しくなった。浅田は3回転が2回転になるなどジャンプで精彩を欠いた。キム・ヨナ(韓国)が自らが持つSPの世界最高得点を更新する72・24点でトップ。ジョアニー・ロシェット(カナダ)が2位に続いた。村主章枝(AK)は60・18点で4位につけ、鈴木明子(邦和スポーツランド)は55・40点で9位。女子フリーは6日(日本時間7日)に行われる。

◆ジャンプ2度失敗
 胸の底に積もった不安が、氷の上に溶け出した。技の少ないSPでは痛手となる二つのジャンプミス。演技を終え、新調した紫色の衣装の上で表情を暗くした浅田は、大きく息をついた。

 最初の2連続3回転ジャンプは二つ目が回転不足に。より悩みの根が深いのは、次の3回転ルッツ。ミスを怖がったようにふわりと跳び上がり、2回転で着氷した。大会前から失敗が目立ち、SP直前の練習では一度も決められなかった。本番が近づくほど、不安は大きくなっていく。「こっちに来る前から悪かった。不安だった」

 昨季の踏み切り違反を修正してきた。癖は直ったが、まだ神経を使わないと正確に踏み切れない。神経質になり過ぎれば、うまく跳び上がれない。日本スケート連盟の吉岡伸彦フィギュア強化部長が言う。「気にし過ぎているように見える。考え過ぎずにやればいい」

 技術点では10位。ジャンプが武器の浅田には、考えられない。年末の全日本選手権まで1カ月半で4試合をこなした。年が明け、疲労はピークに。「気持ちも技術もうまくいかなかった」。練習量は落ち込み、心も前に向かなかった。

 フリーに向けて問われ、「まだ考えてないです」。考えられなかったのだろうが、たとえここで負けても来月は世界選手権がある。1年後の五輪は今回と同じリンクが舞台。影は引きずりたくない。1日あくフリーは、ルッツを組み込んでいない。気持ちを立て直す時間はある。技を支えるのは、浅田がよく口にする「攻める気持ち」なのだから。 (中村彰宏)
中日新聞
  どうした?跳べない真央 出遅れ6位  「フィギュアスケート、四大陸選手権」(4日、カナダ・バンクーバー)

 10年バンクーバー五輪のテスト大会を兼ねて開幕し、女子ショートプログラム(SP)で2連覇を目指す浅田真央(18)=中京大中京高=はジャンプでミスが目立ち、57・86点で6位と出遅れた。キム・ヨナ(18)=韓国=が自身のSPの世界最高得点を更新する72・24点で首位。日本勢は村主章枝(28)=AK=の4位が最高。鈴木明子(23)=邦和スポーツランド=は9位。ペアのSPでは井上怜奈、ジョン・ボルドウィン組(米国)は5位発進。

  ◇  ◇

 浅田から珍しく弱気な言葉が漏れた。「あまり調整はうまくいっていなかった。ジャンプも朝からうまくいっていなかった」。気落ちした表情で報道陣の質問に応じる小さな声を、直後に滑ったキム・ヨナへの大声援が、かき消した。

 大会前から続く3回転ルッツの不調は、公式練習や演技直前の6分間練習でも目立った。新調したブルーの衣装で氷上に立っても不安が心と体をしばり、ルッツは2回転に。今季成功がない冒頭の2連続3回転も、二つ目が回転不足と判定された。日本スケート連盟の吉岡伸彦強化部長は「練習で不安があったのか、一番悪い方向に出た」と精神面を要因に挙げた。

 技術点は全体で10番目。表現力を示す演技点は3番目だったが、合計は自己最高を11・64点も下回る今季最低の57・86点。タラソワ・コーチが同行しなかった影響を本人は否定したが、世界最高得点で首位に立ったキム・ヨナには14点以上の大差をつけられた。

 フリーに向けて「頑張らないといけない」と前を向いたが、その表情に覇気は感じられなかった。大会2連覇は絶望的となったが、収穫を得る機会は6日のフリーまで残されている。

 今季は、初戦、フランス杯(2位)での不調を2週間で切り替えて、NHK杯で復活優勝。GPファイナルでもキム・ヨナを逆転で制し、逆境への強さは証明した。前回覇者として臨む世界選手権(3月23日開幕・ロサンゼルス)へ向けて、目の前のカベを打破するきっかけをつかみたい。
デイリースポーツ
  真央 自己ワースト6位発進 四大陸フィギュア  バンクーバー冬季五輪テスト大会を兼ねたフィギュアスケートの四大陸選手権が4日に開幕し、女子SPで浅田真央(18)=愛知・中京大中京高=がSPでは自己ワーストタイとなる6位となった。ライバルの金妍児(18)=韓国=は自身のSP世界最高得点を更新する72.24点で首位。真央とは14.38点の大差をつけた。女子フリーは2日後の6日(日本時間7日)に行われる。

 ショックと悔しさを通り越して、力なく笑っていた。真央は冒頭の連続3回転ジャンプに続き、前日の練習から良くなかった単発の3回転ルッツが2回転に抜けるミスが響き、SPで6位と出遅れた。

 「気持ちの問題か準備(練習)の問題か」と報道陣に問われ「両方がうまくいかないと、うまくいかないと思います。3回転ルッツはバンクーバー入りする前から良くなかった。不安? ありました」と真央。

 五輪前哨戦のはずなのに、闘争心がわき上がってこない。今季初戦は例年より遅い昨年11月中旬のフランス杯。その後中2週続きでNHK杯、GPファイナル、暮れの全日本選手権と過密日程でシーズン前半を戦った。激戦が続いて肉体に蓄積した疲労が抜けきっていないのでは、との指摘もある。

 SP首位の金妍児との差は絶望的な14・38点差。「(2日後のフリーは)まだ考えていないですね」と真央。日本スケート連盟の吉岡伸彦・強化部長は「(日本人女子3人が)誰もSP3位まで入らないとは思っていなかった」と頭を抱える。3月の世界選手権(米国ロサンゼルス)ではバンクーバー五輪の代表枠「3」を取らなければいけないが、真央の復調がないと黄色信号がともる。
中日スポーツ
  真央、連続3回転も失敗、3回転ルッツも失敗  ◆フィギュア・スケート2010年バンクーバー五輪プレ大会 四大陸選手権第1日(4日、カナダ・バンクーバー、パシフィック・コロシアム) 【バンクーバー(カナダ)4日】女子ショートプログラム(SP)を行い、連覇を狙う浅田真央(18)=が、五輪の本番会場で“惨敗発進”を喫した。シニア転向後では2007年11月のフランス杯に次ぐワースト2位の57・86点となり、まさかの6位となった。2連続3回転ジャンプ、大会前から不調の3回転ルッツに失敗。SP首位で、世界最高となる72・24点を叩き出したライバルの金妍兒(キム・ヨナ、18)=韓国=に14・38点の大差をつけられ、6日のフリー演技での逆転Vは絶望的になった。

 作り笑顔が痛々しかった。8日後にあと1年に迫った五輪の本番会場で悪夢のSP6位発進。真央は「満足はしていないです」と、口を真一文字に結んだ。直後に滑った金が世界最高記録を叩き出した。9度目の直接対決。07年世界選手権のSPでは10・63点をつけられたが、14・38点差もつけられたのは初めて。ライバルに送られる熱い声援が、痛いほど耳に突き刺さった。

 昨年12月のGPファイナルでは、女子としては国際大会初となる2度のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を成功させて逆転V。ライバルの金もねじふせた勢いは、プレ五輪大会の今年初戦を目前に自信喪失に変わっていた。原因は踏み切り違反で苦しんできた3回転ルッツ。「こっちに来る前から、あまり調子は良くなかった」真央を苦しめる“意地悪な虫”がまたも顔を出した。

 問題の3回転ルッツは、踏み切り違反こそとられなかったが2回転止まり。冒頭の2連続3回転ジャンプも9試合連続で失敗。転倒を恐れてか、ともに力が抜けるような自信のないジャンプでの着氷となった。「攻めの姿勢」を与えたタラソワ・コーチも不在となった。代理人がついたが、同コーチが同行しなかったのは、昨年6月の就任以来初めて。日本連盟によると、自身の抱える病気と重い病を患う姉に付き添わなければならないのが理由。1人で滑る不安も少なからずあったとみられるが、真央は「そうではないと思います」と否定した。
   ジャンプの不調に加え、今季初めて滑るアイスホッケー用リンクも少なからず影響した。エッジ系のジャンプを得意とし、フリー演技で難易度の高い技を詰め込む真央には厄介な幅の狭いリンク。五輪出場枠が懸かる世界選手権(3月23日〜29日、米ロサンゼルス)の会場となるステープルズセンターも同じ規格だ。日本連盟の吉岡伸彦強化部長は「(滑走に)影響しなかったとは言い切れない」としながら、「1か月半もあれば修正できるでしょう」と楽観的だった。

 フリーでの逆転は、トリプルアクセルを2回決めても絶望的。「あさってのことは考えてないです」と話した真央。逆境は何度も乗り越えてきた。試練を背負い「攻めの姿勢」を取り戻す。

 ◆真央SP出遅れ 05年のシニア転向後、SPで大きく出遅れたのは07年3月の世界選手権(東京)と同年12月のGPファイナル(トリノ)。世界選手権は2連続3回転ジャンプを失敗してSP5位発進。首位に立った金とは10.63点の大差が開いたが、フリーで当時世界最高(現在2位)の133.13点を出し、銀メダルを獲得した。昨季のGPファイナルは6人中6位で、シニア転向後初めてSP最下位に。首位の金とは5.58点差も、フリーで1位となって2位まで巻き返した。

 ◆四大陸選手権 歴史と伝統を持つ欧州に対抗するため、アフリカ、アジア、アメリカ、オーストラリアの4大陸の選手が出場資格を持つ大会で、この名称となった。1998〜99年の第1回大会(カナダ・ハリファクス)以降、毎年開かれ今回で11回目。日本では2000年に大阪で開催された。

 ◆女子フリー滑走順 女子フリーの滑走順抽選が4日のショートプログラム後に行われ、6位と出遅れた浅田真央(愛知・中京大中京高)は最終組でトップの19番に決まった。首位発進の金妍兒(韓国)は最終24番目に登場する。村主章枝(AK)は21番、鈴木明子(邦和スポーツランド)は14番で滑る。
スポーツ報知
  真央SP6位フリーへ切り替え/フィギュア フィギュアスケート・4大陸選手権第1日(4日=日本時間5日、カナダ・バンクーバー)どうした、真央?! 2010年バンクーバー五輪のテスト大会が開幕し、女子ショートプログラム(SP)で2連覇を目指す浅田真央(18)=愛知・中京大中京高=はジャンプでミスが目立ち、57.86点で6位と出遅れた。五輪会場となるリンクだけに、本番に向けて不安が広がる。ライバル金妍児(18)=韓国、キム・ヨナ=が自身のSP世界最高得点を更新する72.24点で首位。日本勢は村主(すぐり)章枝(28)=AK=が4位、鈴木明子(23)=邦和スポーツランド=は9位だった。

肩を揺らして大きく深呼吸した。重い、ため息だった。演技を終えた真央の表情が白く、かたまった。「技術と気持ちの両方がうまくいかなければ、うまくできない…」。体の軸だけでなく、ハートも揺れた。
 直後、金妍児が自身のSP世界最高を塗り替える演技。裏の通路で報道陣に対応する真央のか細い声を、アリーナの大歓声がかき消した。「この大会に向け調整したけど、うまくいかなかった。不安? ありました」。
 ミスに次ぐミス。新調したブルーの衣装に身を包み、楽曲「月の光」の調べに乗って滑りだした真央だが、冒頭の3回転フリップ−3回転ループの連続ジャンプは後半に乱れて失敗。続いて、練習で不調だったルッツはやはり3回転が2回転になってしまった。点数を見た瞬間も「(これだけ)ミスをしたから普通だった」と振り返る。得点はシニア転向後、国際大会で2番目に低い57.86点に沈んだ。

 1年後に迫ったバンクーバー五輪のテスト大会。この会場で五輪本番が実施される。さらに、昨年12月のグランプリ(GP)ファイナル(韓国)を制し、大会2連覇がかかる真央と、GPファイナル2位の金妍児にとっては3月の世界選手権へ向けた事実上の前哨戦。そこで、大きく出遅れた。

 嫌な予感はあった。2日から始まった公式練習では通常より横幅が4メートル狭いリンクに苦戦。「少し縦長で横幅が狭くて…。(壁に)ぶつかりそうになりました」。大幅に変わるジャンプの位置や距離感に狂いが生じた。演技後、「(リンクの影響は)大丈夫です」と言葉を飲んだが、師事するタチアナ・タラソワコーチが同行していない影響も否定できない。
 2位のジョアニー・ロシェット、3位シンシア・ファヌフはともにカナダ勢。熱狂的な声援を味方にリズムに乗る地元選手にも後れをとり、“アウェー”の脅威も感じ取った。
 シニア転向後、6度目となる金妍児との直接対決。過去5度のうち真央が金妍児を上回ったのは3度。うち2つはフリーで逆転したもの。昨年12月、GPファイナルのフリーでは、敵地ながらも、国際大会では史上初となる3回転半ジャンプを2度成功させ、大逆転した。
 「(フリーでは)切り替えてやるしかないです」。逆転への道は険しいが、“ミラクル真央”はあきらめない。
サンケイスポーツ
2009年2月5日  
  ミス連発「らしさ」なし
心身とも低調だった浅田真−四大陸フィギュア
 演技を終えると、肩を揺らして大きく深呼吸した。ため息だった。浅田真は「技術と気持ちの両方がうまくいかなければ、うまくできない」と心の側面も原因に挙げた。ミスに次ぐミス。調整途上とはいえ、これまでのスケートからすれば意外な出遅れだった。

 直後、金妍児(韓国)が自身のSP世界最高を塗り替える演技。裏の通路で報道陣に対応する浅田真の細い声を、アリーナの大歓声がかき消した。「
この大会に向けて調整したけど、うまくいかなかった。不安? ありました」とあっさり認めた。

 冒頭の3回転フリップ−3回転ループの連続ジャンプは後半に乱れ失敗。続いて、練習で不調を極めていたルッツはやはり3回転が2回転になってしまった。ステップもリズム感を欠いた内容に、「
点数を見た時? (これだけ)ミスをしたから普通だった」と振り返った。

 3月の世界選手権(ロサンゼルス)が目標に違いない。今大会にピークを合わせるわけにはいかなかった。ただし、それは金も同じ。SP6位から自由で逆転するのは難しい。だが、尾を引く負け方だけは、避けたい。
バンクーバー時事通信
  浅田出遅れSP6位
金妍児が世界最高で首位
 【バンクーバー(カナダ)4日共同】2010年バンクーバー冬季五輪のテスト大会を兼ね、欧州を除く各国選手で争うフィギュアスケートの四大陸選手権は4日、バンクーバーで開幕し、女子ショートプログラム(SP)で2連覇を目指す浅田真央(愛知・中京大中京高)は3回転が2回転になるなどジャンプでミスが目立ち、57.86点で6位と出遅れた。

 金妍児(韓国)が自身のSPの世界最高得点を更新する72.24点で首位に立ち、日本勢は村主章枝(AK)が60.18点で4位につけたのが最高。鈴木明子(邦和スポーツランド)は55.40点で9位だった。

 ペアのSPはホウ清、トウ健組(中国)がトップに立ち、井上怜奈、ジョン・ボルドウィン組(米国)は5位。アイスダンス規定はテッサ・バーチュー、スコット・モイヤー組(カナダ)が首位発進した。
日本経済新聞
  女子フリー 真央は19番滑走  フィギュアスケートの四大陸選手権で6日(日本時間7日)に行われる女子フリーの滑走順抽選が4日のショートプログラム後にあり、6位と出遅れた浅田真央(愛知・中京大中京高)は最終組でトップの19番に決まった。首位発進のキム・ヨナ(韓国)は最終24番目に登場する。
 (共同)
スポーツニッポン
  真央ジャンプでミス連発/フィギュア <フィギュアスケート:4大陸選手権>◇初日◇4日(日本時間5日)◇カナダ・バンクーバー

 女子SPで、連覇を狙う浅田真央(中京大中京高)が、ミスを連発した。3回転+3回転の連続ジャンプは、着氷でぐらつき後半が2回転に。続く3回転ルッツは、タイミングがずれて2回転になった。57・86点で6位にとどまり、優勝は厳しくなった。

 「自分は今大会に向けてやってましたけど、調整がうまくいかなかった」と反省。苦手のルッツが修正できないまま大会を迎え、不安がそのまま表れてしまった。
日刊スポーツ
  不調真央に強化部長気をもむ/フィギュア <フィギュアスケート:4大陸選手権>◇初日◇4日(日本時間5日)◇カナダ・バンクーバー

 女子ショートプログラム(SP)で6位と出遅れた浅田真央の不調に、日本スケート連盟の吉岡伸彦フィギュア強化部長は「練習で不安があり、それが悪い方に出た」と気をもんだ。同強化部長は、ルッツの踏み切りでスケート靴のエッジを気にしていることが原因ではないかと分析。「五輪本番になると、リンク(の大きさ)も変わる。妙に引きずることはないと信じたいです」と話していた。
日刊スポーツ
  4大陸フィギュア:真央出遅れ、連覇絶望的
金妍児完ぺき
 ◇フィギュアスケート4大陸選手権(バンクーバー・第1日)女子ショートプログラム◇
 不安が現実になった。今季一度も決まらない3−3回転連続ジャンプ。公式練習で不調だった3回転ルッツ。いずれも失敗に終わり、浅田真央がまさかのSP6位。首位の金妍児とは14点以上の大差で2連覇は絶望的となった。
 3−3回転は二つ目が回転不足で着氷が乱れ、3回転ルッツは空中で体が開いて2回転に。失敗を引きずったのか、二つのスピンでレベル2認定にとどまった。57.86点は07年フランス杯の56.90点に次ぐ自己ワースト2位。不調の自覚から失敗を覚悟していたのか、意外に落ち着いた表情で「(カナダに)来る前から調子が良くなかった。不安があった」と振り返った。

 公式練習でも3回転ルッツは失敗が目立ち、何度も助走を繰り返していた。昨季からルッツとフリップの踏み切りのエッジ判定が厳格化され、昨季はルッツで減点され続けた。今季は踏み切りを修正できていたが、吉岡伸彦・日本スケート連盟強化部長は「エッジに神経を配らないと前の癖が出てしまう。エッジを気にしているのかなと思う」と首をかしげる。上体の上下動が多いことによる重心のずれや、跳ぶタイミングの感覚の狂いを指摘する声もあり、杉田秀男・国際スケート連盟判定役員評定委員は「跳ぶ直前に身構えて右手の位置が高くなり、重心が高い」と見る。

 タチアナ・タラソワコーチが体調面を理由に帯同していない影響について「それはないと思う」と否定した浅田真。世界女王の意地にかけ、メダル獲得に全力を尽くす。【来住哲司】

 ◇金妍児、SP世界最高更新…ジャンプ、表現力で沸かせ
 金妍児(キム・ヨナ、韓国)がほぼ完ぺきな演技を見せ、自身が07年世界選手権SPで出した世界最高の71.95点を更新。高い3−3回転連続ジャンプなどを決め、優美な表現力でも観客を沸かせた。過去2年間は腰痛など故障に苦しんだだけに「今季は体調面を良くすることを心がけている。世界最高を更新できてとてもうれしい」と満足そう。今季はフリーではミスが目立つが、初優勝に向けて大きく前進した。
 ○…村主章枝は今季自己ベスト(58.30点)を更新する60.18点を出し、4位スタート。3回転ルッツの踏み切り違反で減点された以外はミスがなく、「まずまずだったと思います」と納得顔だ。4年ぶりの優勝は厳しくなったが、前回10位からの躍進は確実。吉岡伸彦・日本スケート連盟強化部長は「復活を印象づける出来だった」と一定の評価をした。
 ▽鈴木明子 (3回転フリップでオーバーターンするなど9位)フリップは外に(体が)振られて回転軸がとれなかった。ミスが出て残念だが、7年ぶりに出場し、滑る直前はうれしい気持ちでいっぱいだった。
毎日新聞
  村主選手=4位、浅田選手=6位
「四大陸フィギュア」女子SP
 バンクーバーで2月4日、2010年冬季オリンピックでフィギュアスケート競技の舞台となる「Pacific Coliseum(パシフィック・コロシアム)」(2901 East Hastings, Vancouver)で「四大陸フィギュア選手権」が始まった。

 1日目の女子SPでは、韓国のキム・ヨナ選手が、自己ベストの72.40点で首位に立った。注目の日本選手は、村主章枝選手が60.18点で4位、浅田真央選手は57.86点で6位、鈴木明子選手は55.40点で9位という結果となった。

 浅田選手は「朝からジャンプの調子が良くなく、演技も満足いくものにならなかった。気持ちを切り替えてフリーでベストを尽くしたい」、村主選手は演技について「まずまず(の出来)」、リンクサイズの影響については「皆、同じ条件で演技しているので」とコメントを残した。
 地元メディアからの注目も浴びている浅田選手とキム・ヨナ選手。「個人的におしゃべりしたりするのか?」、キム・ヨナ選手には「浅田選手のいうライバルの存在は自身の演技にどう影響しているのか?」など2人の関係を探る質問が飛び交った。

 キム・ヨナ選手は「真央はすばらしい選手」としたうえで、「いつも私たち2人が比較されがちだが彼女だけと戦っているわけではなく、ほかの素晴らしい選手たちとも共に競技をしている」と答えた。演技については、「過去2シーズン、けがで調子が悪かったので、今回、自己ベストを出せてうれしい。リンクは狭く感じられたが来年のオリンピックが開催される会場で演技ができて良かった」と喜びを語った。

 競技に先立って行われた開会式では、ちびっ子スケーターたちがバンクーバーのアクロバット・チームとともに氷上でのパフォーマンスを披露した。テーマは「Dream Sequence」。「四大陸の調和と子どもたちが夢から覚めて新しい自分を見い出す様子を表現した」(振付師のMark Pillayさん)。
 バンクーバーでフィギュアスケートの練習に励む子どもたちに、日本選手らは「バンクーバーの後にもオリンピックは続く。オリンピックに向けて頑張って」(浅田選手)、「けがには気をつけて楽しんで続けて」(村主選手)、「スケートを好きな気持ちを忘れず、練習はつらい時もあるが長く続ければいいこともある。楽しんでほしい」(鈴木選手)と、それぞれにメッセージを寄せた。

 女子フリーの滑走順は、村主選手=21番目、浅田選手=19番目、鈴木選手=14番目。キム・ヨナ選手は最終の24番目に登場する。
バンクーバー経済新聞
  フィギュアスケート四大陸選手権
女子ショートプログラムで浅田真央6位
  カナダ・バンクーバーでフィギュアスケートの四大陸選手権が始まった。4日は女子ショートプログラムが行われ浅田真央選手(18)は57.86で6位、首位は韓国のキム・ヨナ選手(18)で72.24だった。演技を終え、キム選手は「去年はミスをいっぱいしてきました。今シーズンは完ぺきに演技することに集中した。今回それができたので、得点が取れてうれしい」と語った。

  一方、浅田選手は「(演技を振り返ってどうですか?)良くなかったです。きょうは満足していないです。(リンクが狭いという影響は?)今は大丈夫です。(フリーへの調整は?)気持ちを切り替えて頑張ります。あしたの練習で、もう一度確認をしたいです。(フリーは)世界選手権につながる演技になればいいなと思います」と語った。日本人選手の最高位は、60.18を獲得した村主章枝選手(28)で4位だった。
FNN
  真央SP出遅れ6位、金妍兒がトップ
フィギュア四大陸選手権開幕
 ◆フィギュアスケート 四大陸選手権(4日・バンクーバー) 2010年バンクーバー冬季五輪のテスト大会を兼ね、欧州を除く各国選手で争う大会が開幕し、女子ショートプログラム(SP)で2連覇を目指す浅田真央(愛知・中京大中京高)は3回転が2回転になるなどジャンプでミスが目立ち、57・86点で6位と出遅れた。

 金妍兒(韓国)が自身のSPの世界最高得点を更新する72・24点で首位に立ち、日本勢は村主章枝(AK)が60・18点で4位につけたのが最高。鈴木明子(邦和スポーツランド)は55・40点で9位だった。

 ペアのSPは中国ペアがトップに立ち、井上怜奈、ジョン・ボルドウィン組(米国)は5位。アイスダンス規定はテッサ・バーチュー、スコット・モイヤー組(カナダ)が首位発進した。

 浅田真央「あまり満足はしてない。この大会に向けてやってきたが、調整がうまくいっていなかった。フリーは頑張らないといけない」

 村主章枝「まずまずだったと思う。久々の国際大会なので楽しみにしていた。すべての力を出したい」

 鈴木明子「いい感じで仕上がっていたのに(ジャンプで)ちょっとミスが出て残念。その割に得点は悪くない」

 金妍兒「昨年から故障を抱えていたので、この大会はベストの状態で臨もうと思って準備した。自己最高点を出せてうれしい」
スポーツ報知
  浅田出遅れSP6位  【バンクーバー(カナダ)4日共同】2010年バンクーバー冬季五輪のテスト大会を兼ね、欧州を除く各国選手で争うフィギュアスケートの4大陸選手権は4日、バンクーバーで開幕し、女子ショートプログラム(SP)で2連覇を目指す浅田真央(愛知・中京大中京高)は3回転が2回転になるなどジャンプでミスが目立ち、57・86点で6位と出遅れた。

 キム・ヨナ(キム・ヨナ)(韓国)が自身のSPの世界最高得点を更新する72・24点で首位に立ち、日本勢は村主章枝(AK)が60・18点で4位につけたのが最高。鈴木明子(邦和スポーツランド)は55・40点で9位だった。
デイリースポーツ
  4大陸フィギュア
村主SP4位、浅田真6位 金妍児首位
 【バンクーバー来住哲司】フィギュアスケートの4大陸選手権は第1日の4日(日本時間5日)、当地のパシフィック・コロシアムで女子のショートプログラム(SP)が行われ、金妍児(キム・ヨナ、韓国)が自身のSP世界最高得点(71.95点)を上回る72.24点を出して首位に立った。日本勢は村主章枝(AK)が60.18点で4位に入ったのが最高で、2連覇を狙う浅田真央(愛知・中京大中京高)は57.86点で6位、鈴木明子(邦和スポーツランド)は55.40点で9位。

 アイスダンスの規定は、キャシー・リード、クリス・リード組(川越ク)がクリスの右ひざ痛のため欠場し、首位は前回優勝のテッサ・バーチュー、スコット・モイヤー組(カナダ)。ペアは井上怜奈、ジョン・ボルドウィン組(米国)が5位にとどまり、前回優勝の※清、▲健組(中国)が首位に立った。
毎日新聞
  真央出遅れSP6位、金妍児トップ/フィギュア  フィギュアスケートの四大陸選手権は4日、バンクーバーで開幕し、女子ショートプログラム(SP)で、2連覇を狙う浅田真央(18)=愛知・中京大中京高=は57・86点の6位と出遅れた。
 村主章枝(28)=avex=が60・18点で4位、鈴木明子(23)=邦和スポーツランド=は55・40点で9位。金妍児(18)が=韓国=72・24点で首位に立ち、地元カナダのジョアニー・ロシェットが2位につけた。

 2010年バンクーバー冬季五輪のテスト大会を兼ねる今大会。浅田は最初の4回転、3回転のコンビネーションジャンプで体勢を崩し、さらにはトリプルルッツが回転不足になるなど精細を欠いた。浅田はきょうの演技について聞かれると「良くなかったです。(フリーは)気持ちを切り替えて頑張ります」と前を向いた。
 5日、男子SPでは織田信成(21)=関大=、小塚崇彦(19)=トヨタ自動車=、南里康晴(23)=ふくや=の3選手が、ペアのフリーにはSP5位だった井上怜奈、ジョン・ボルドウィン組=米国=が登場する。

 浅田から珍しく弱気な言葉が漏れた。「あまり調整はうまくいっていなかった。ジャンプも朝からうまくいっていなかった」。気落ちした表情で報道陣の質問に応じる小さな声を、直後に滑った金妍児への大声援が、かき消した。

 大会前から3回転ルッツが不調だったそうで、現地入り後の公式練習や演技直前の6分間練習でも失敗が目立った。新調した衣装で氷上に立っても不安が心と体をしばり、2回転に。今季成功がない冒頭の2連続3回転ジャンプは、またも二つ目が回転不足と判定された。日本スケート連盟の吉岡伸彦強化部長は「練習で不安があったのか、一番悪い方向に出た」と精神面を要因に挙げた。

 技術点は全体で10番目。表現力を示す演技点は3番目だったが、合計は自己最高を11・64点も下回った。タラソワ・コーチが同行しなかった影響を本人は否定したが、SP6位と大きく出遅れ、世界最高得点で首位に立ったライバルの金妍児には14点以上の大差をつけられた。
 フリーに向けて「頑張らないといけない」と言ったが、その表情に覇気は感じられなかった。大会2連覇は絶望的となったが、収穫を得る機会は6日のフリーまで残されている。この日の失敗を自ら打破しなければ、前回覇者として臨む3月の世界選手権へ暗雲が漂ってくる。
サンケイスポーツ
  ヨナが首位スタート
真央は6位…フィギュア四大陸
 【バンクーバー=岡田卓史】バンクーバー五輪のプレ大会を兼ねるフィギュアスケートの四大陸選手権が4日、パシフィック・コロシアムで開幕。

 女子ショートプログラム(SP)で、浅田真央(愛知・中京大中京高)はジャンプのミスなどが響き、6位と大きく出遅れた。

 首位は、SPの世界最高得点となる72・24点をマークした金妍児(キムヨナ)(韓国)。日本勢は、村主章枝(AK)の4位が最高だった。

 ペアSPは、今季のGPファイナルを制したホウ清、トウ健組(中国)が首位で、井上怜奈、ジョン・ボルドウィン組(米)は5位発進。

 アイスダンスに出場予定だったキャシー・リード、クリス・リード組(川越)は、練習でクリスが右ひざを痛めたため欠場した。

 【女子】▽SP〈1〉金妍児72・24〈2〉ロシェット(カナダ)66・90〈3〉ファヌフ(カナダ)60・98〈4〉村主60・18〈6〉浅田57・86〈9〉鈴木(邦和スポーツランド)55・40
読売新聞
  浅田真央はSP6位
首位はキムヨナ 四大陸フィギュア
 【バンクーバー(カナダ)=坂上武司】フィギュアスケートの四大陸選手権が4日に開幕し、女子ショートプログラム(SP)で、2連覇を狙う浅田真央(愛知・中京大中京高)は3回転が2回転になるなどジャンプのミスがあり、6位と出遅れた。首位は金妍児(キム・ヨナ)(韓国)で、自身が持つSPの世界最高記録(71.95)を塗り替える72.24点。村主章枝(AK)が4位につけた。

 四大陸選手権は、欧州以外の北米、アジアなどが参加する国際スケート連盟(ISU)主催大会。99年創設と歴史は浅く、今回は10年バンクーバー冬季五輪と同じ会場で行われるテスト大会。

     ◇

 ▽女子SP (1)金妍児(韓国)72.24点(2)ロシェット(カナダ)66.90(3)ファヌフ(カナダ)60.98(4)村主章枝(AK)60.18(6)浅田真央(愛知・中京大中京高)57.86(9)鈴木明子(邦和スポーツランド)55.40
朝日新聞
  真央“三重苦”でも4大陸選手権連覇狙う  【バンクーバー(カナダ)3日(日本時間4日)=佐々木一郎】フィギュアスケートの世界女王・浅田真央(18=中京大中京高)が「三重苦」を乗り越え、連覇に挑む。10年バンクーバー五輪のプレ大会を兼ねる4大陸選手権は4日に開幕する。3日の練習で浅田は苦手の3回転ルッツが不安定だった上、ライバルの金妍児(18=韓国)は練習拠点がカナダ・トロントのため、準アウェーの状況。タラソワ・コーチが不在の中、五輪会場に好印象を残すためにも全力を尽くす。

 五輪会場となるパシフィック・コロシアムが、浅田にとってアウェーになってきた。開幕前日、ファンによってスタンドの壁に26枚の横断幕が掲げられた。浅田のものはゼロ。一方、金妍児は、地元カナダ勢を差し置いて最多の10枚。トロントで練習するライバルは、バンクーバーもホームにしつつあった。

 浅田は調子も上がりきらない。3日午後に練習用リンクで、ショートプログラム(SP)を通して滑った。公式戦では今季1度も跳べていない3回転+3回転の連続ジャンプを成功させた。だが、通し練習以外では、苦手の3回転ルッツが1回転になる場面もあり、課題を残した。

 今大会の位置付けは「次の世界選手権へ向けての1歩」と話す。欧州勢不在の4大陸選手権は3月の世界選手権(ロサンゼルス)より格下。個人的事情から、タラソワ・コーチも来場しなかった。しびれるような緊張感と異なる環境は、自分で乗り越えるしかない。

 金妍児(とのシニアでの直接対決は、浅田の3勝2敗。昨年3月の世界選手権は、コーチ不在で勝った。同12月のGPファイナルは、金妍児の母国・韓国で優勝した。浅田にとっての苦境は、吉兆ですらある。4日のSPの滑走順は、最終第6組の3番目。ライバルの直前に滑り、プレッシャーをかけにいく。
日刊スポーツ
  四大陸フィギュアが開幕  【バンクーバー(カナダ)4日時事】バンクーバー冬季五輪テスト大会を兼ねたフィギュアスケートの四大陸選手権は4日、当地のパシフィック・コロシアムで開幕した。
 ペアのショートプログラム(SP)では、井上怜奈、ジョン・ボルドウィン(米国)組が56.78点で5位。アイスダンス規定のキャシー・リード、クリス・リード(川越ク)組は、クリスが右ひざを痛めた影響で欠場した。
 女子SPでは、連覇を狙う浅田真央(愛知・中京大中京高)が33番滑走で午後10時58分(日本時間5日午後3時58分)に開始。直後の34番で金妍児(韓国)が滑る。鈴木明子(邦和スポーツランド)は30番、村主章枝(AK)は31番の滑走順。
時事通信
  真央アレレ!?3回転ルッツに不安  10年バンクーバー冬季五輪テスト大会を兼ねるフィギュアスケートの四大陸選手権の公式練習が3日、バンクーバーで行われた。女子で2連覇を目指す浅田真央(18)=中京大中京高=は2連続3回転ジャンプや、フリーで2度組み込むトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)には成功したものの、3回転ルッツが安定せず、4日のショートプログラム(SP)へ不安を残した。ライバルのキム・ヨナ(韓国)や、村主章枝(AK)鈴木明子(邦和スポーツランド)は、まずまずの調整ぶり。
デイリースポーツ
  真央 金獲りへ“前線基地”確保  1年後に迫ったバンクーバー五輪で金メダルの期待が懸かる浅田真央(18)=愛知・中京大中京高=ら日本チームの、バンクーバー滞在中の“前線基地”が決まった。今回の四大陸選手権で、練習リンクとして使われている『8(エイト)リンクス』を、日本スケート連盟が五輪期間中を通じて押さえることに成功したことが分かった。8面ものリンクがある北米屈指の豪華練習環境で、真央の金メダル獲りをバックアップする。女子SP(ショートプログラム)は開幕日4日に始まる。

 真央の決戦の地・バンクーバーの前線基地『8リンクス』。その名の通り、建物内に計8面のリンクを有し、スケート関係者なら誰もが羨望(せんぼう)する北米トップクラスの超巨大施設だ。

 フィギュア専用のリンクが1面、アイスホッケーとフィギュアの共用のリンクが6面、人工芝を張ったサッカー屋内練習場も1面ある。五輪期間中に現地で行う練習用リンク確保は、金メダル獲得へ重要課題のひとつだった。同リンクには子どもたちにフィギュアを教える日本人女性インストラクターがいることもあり、あらゆるルートを使って連盟が昨秋に押さえたという。

 フィギュア専用リンクは、もちろん五輪規格(60メートル×30メートル)の広さ。アイスホッケーが盛んなカナダでは、シーズンの真っ最中。このため五輪本番と同じパシフィックコロシアムを使う今大会でさえ、NHL規格(61メートル×26メートル)で行われる。関係者によると、そんなお国柄だけに「60メートル×30メートルのリンクは少ない」と言う。

 サイズが違えば感覚がずれ、調子が乱れてくる危険性がある。その意味では絶好の氷を確保できた。また五輪期間に割り当てられる練習では、他国チームから選手の仕上がり具合や作戦が漏れる可能性もある。「押さえたリンクがあれば、調子の悪い選手を(外部に)見せないで練習させることもできる」(同関係者)。場所はバンクーバー市から車で30分程度のバーナビー市。アクセスもいい。

 公式練習が続くこの日も『8リンクス』を訪れた真央は、施設内にあるフィジカルトレーニングジムで汗を流す子どもたちを楽しそうに見守った。「努力の天才」と称される真央にとって金メダル獲得をバックアップする最高の練習環境が整った。
中日スポーツ
  真央不安、3回転ルッツ不発…ヨナは余裕  【バンクーバー(カナダ)3日】2010年バンクーバー五輪フィギュアスケートのプレ大会を兼ねた四大陸選手権(パシフィック・コロシアム)は4日(日本時間5日)、女子ショートプログラム(SP)などで開幕する。3日の公式練習で大会連覇を目指す浅田真央(18)=中京大中京高=は、SP首位突破のかぎとなる3回転ルッツに不安を残し、横幅の狭いリンクに対応できず苦戦。五輪出場枠のかかる世界選手権(3月・米ロサンゼルス)も同サイズのリンクであることが判明し、大一番の前哨戦を前に笑顔が消えた。

 真央が調子をつかみ切れなかった。2連続3回転ジャンプや、フリーで2度入れるトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)は成功させたが、3回転ルッツだけが不発。昨季は踏み切り違反で減点を繰り返したジャンプだ。今季は修正を重ねて失敗は減ったものの不安定だった。横幅の狭いリンクに対応しようと、真央は何度も助走を繰り返した。

 今季これまで滑走したリンクはすべて国際規格(60メートル×30メートル)。今回は縦は1メートル長いものの、横は4メートル狭い61メートル×26メートル。そのリンクに対応するため真央も事前に練習をしてきたが、さらに難題に直面。3月の世界選手権の会場となるステープルズセンターのリンクも縦長サイズと判明。前哨戦となる四大陸選手権も含め、リンクとの戦いも強いられることになった。難易度の高い技は、リンクを横切る助走が多く、真央にとっては厄介で、日本連盟の関係者は「このリンクで今の状態なら、着氷させても回転不足を取られる可能性がある」と不安視した。

 優勝すれば、伊藤みどり超えとなる日本人最多の国際大会10冠。自身としては初の国際大会連覇となるが、大会初出場の最強ライバル・金妍兒が前面に立ちはだかる。昨年12月に真央が優勝したGPファイナルに続く、9度目の直接対決だ。
 対戦成績はジュニア時代も含め真央が5勝3敗でリードするが、金のコーチ、ブライアン・オーサー氏は「今回は真央に勝つチャンス」と自信満々。トロントを練習拠点にする金も「カナダはホーム。GPファイナル後に考え方もエンジョイ・ゲームに変えた。1年後にここで勝てるようにしたい」と雪辱に燃える。前門の虎と、後門の狼(おおかみ)を相手に戦う。

 ◆ルッツジャンプ 左足アウトサイドで踏み切り、右足のトーで氷上を蹴って跳ぶ。上体を前傾させて、直線の長い助走を必要とするのが特徴。基礎点は3回転が6・0点、4回転は11・8点。
 ◆四大陸選手権 歴史と伝統を持つ欧州に対抗するため、アフリカ、アジア、アメリカ、オーストラリアの4大陸の選手が出場資格を持つ大会で、この名称となった。1998年〜99年の第1回大会(カナダ・ハリファクス)以降、毎年開かれ今回で11回目。日本では00年に大阪で開催された。
 ◆女子日本選手の国際大会優勝 真央のシニア国際大会優勝回数は、これまで15回出場して9勝。伊藤みどりは引退するまで23回出場で9勝した。真央が今回優勝すれば伊藤みどりを抜き、男子も含めて日本人最多V。また自身初の国際大会2連覇となる。
スポーツ報知
2009年2月4日  
  「四大陸」本番前日の浅田真央選手
在住日本人の声援に笑顔
 「四大陸フィギュア選手権」の女子ショートプログラム(SP)を翌日に控えた2月3日夕方、バンクーバー郊外の練習会場「CanLan Ice Sport Centre(カンラン・アイス・スポーツ・センター」(6501 Sprott Street, Burnaby)で公式練習を行った日本女子代表選手たち。中でも特に地元ファンの注目を集めたのは、同大会2連覇のかかった浅田真央選手だった。

 会場には、多くの日本からのメディア関係者のほか、黙々と練習をこなす同選手の様子をガラス越しにギャラリーから見守る多くのバンクーバー在住日本人ファンの姿が見られた。「日本の旗を振って応援しようと思っていたが、(旗を売っている)店に問い合わせると、ここ数日で急に全部売れてしまったという。友だちと協力して手作りで横断幕を作るつもり」と、競技当日の応援の話題で盛り上がっていた。

 2年前からフィギュアスケート教室に通い始めたというAlyssa美琴さん(9)は、浅田選手の練習を目の前で見られるかもしれないという噂を聞いて、急きょ予定していたバスケットボールの練習をキャンセルして現地に駆け付けた。観戦チケットは発売開始初日に母親が購入したという熱烈ファンぶり。

 「今までテレビでしか見たことのなかった世界一の演技を、一足早く間近で見ることができてとてもうれしい。あんなにか細い足で、力強いジャンプをすることに驚いた」と話し、「真央ちゃんを応援するためのうちわも作った。手作りのビーズネックレスも練習終了後に直接手渡すことができ、声援にもにこやかに対応してくれた。優勝目指して頑張ってほしい」とメッセージを送る。

 女子SPは、4日18時15分〜。日本勢は参加選手36人中、村主章枝選手(31番目)、鈴木明子選手(30番目)、浅田選手(33番目)の順で登場する。
バンクーバー経済新聞
  城田憲子氏語る  【バンクーバー(カナダ)3日時事】当地で4日に開幕するフィギュアスケートの四大陸選手権では、浅田真央(愛知・中京大中京高)を筆頭とする女子だけでなく、男子日本勢への期待も高い。中略
アイスホッケー仕様のリンクに戸惑う選手も少なくないが、今回から支援スタッフとして現場復帰した日本連盟の城田憲子元フィギュア強化部長は練習を凝視して、「真央と小塚君はリンクに対応している」とコメント。
時事通信社
  フィギュアスケート四大陸選手権に出場する
浅田真央選手、4日の本番を前に公式練習
 カナダ・バンクーバーで行われるフィギュアスケートの四大陸選手権に出場する浅田真央選手(18)が現地時間3日、公式練習を行った。浅田選手は、カナダ・バンクーバーで多くの子どもたちに囲まれ、サイン攻めにあった。

 手作りの応援うちわを持った子どももいるなど、浅田選手の人気はバンクーバーでも大きなものだった。今回の四大陸選手権は、2010年に開催されるバンクーバーオリンピックと同じ会場で行われる。4日のショートプログラムを控え、世界女王の浅田選手が3日、公式練習に臨んだ。

 浅田選手は、連続ジャンプやスパイラル、スピンなど、4日の本番に向け、調整に余念がなかった。しかし、2日の練習では、1度もジャンプを飛んでいなかった。これについて、浅田選手は「リンクが狭くて、何回か壁にぶつかりそうになった」と話していた。通常、国際大会のリンクの横幅はおよそ30メートルで、四大陸選手権の会場はおよそ26メートルと、4メートルほど短いことになる。そのためか、3日の練習で浅田選手は、壁際でのジャンプを入念にチェック。

 3回跳んだトリプルアクセルをすべて成功させるなど、「あとはうまく調整するだけ」と、優勝に向け好感触をつかんだ様子だった。ライバルのキム・ヨナ選手(18)は、サイズの違いに戸惑っているのか、ジャンプでたびたびミスが見られた。4日のショートプログラムでは、このリンクにどれだけうまく対応できるかが鍵を握るとみられる。
FNN
  真央33番滑走…四大陸フィギュア女子SP  2010年バンクーバー冬季五輪のテスト大会を兼ねるフィギュアスケートの四大陸選手権は4日(日本時間5日早朝)、バンクーバーで開幕する。4日はアイスダンス規定、ペアのショートプログラム(SP)に続いて女子SPがあり、2連覇を目指す浅田真央(愛知・中京大中京高)が登場する。

 女子SPは36人が出場し、浅田は33番滑走。ライバルの金妍児(韓国)が34番で続き、村主章枝(AK)は31番、鈴木明子(邦和スポーツランド)は30番で滑る。
スポーツ報知
  スケート四大陸選手権
中国でも「真央VSヨナ」に注目
フィギュアスケートの四大陸選手権がカナダのバンクーバーで4日から8日までの5日間開催される。2010年の冬季五輪の前哨戦とあって、女子シングルスの浅田真央選手や韓国のキム・ヨナ(金妍兒)選手らの活躍を中心に、中国でも注目が集まっている。中国のスポーツサイト、捜狐体育が3日付で報じた。
  同大会はアイスダンス、ペア、女子シングルス、男子シングルスと種目別に行われ、中国の選手も各種目に多数出場する。特に注目されているのは、男子シングルスに出場する中国系のパトリック・チャン(陳偉群)選手(カナダ)とジェレミー・アボット選手(米国)の対決や織田信成選手、小塚崇彦選手ら日本選手の活躍だという。また女子シングルスでは、浅田真央選手とキム・ヨナ選手らの対決から「目が離せない」として、注目を集めているという。

  浅田選手は昨年、「敵地」韓国で行われたグランプリ・ファイナル2008で、ライバルのキム選手を相手に逆転優勝したことで、中国でも「敵地で実力を発揮し勝利できたのはすごい」と評価された。
サーチナニュース
  どうなるライバル対決
浅田真はルッツ不調−四大陸フィギュア
 【バンクーバー(カナダ)3日時事】当地で4日に開幕するフィギュアスケートの四大陸選手権で、女子は浅田真央(愛知・中京大中京高)と金妍児(韓国)のライバルがぶつかる。来年の五輪テスト大会で一騎打ちの様相を呈している。
 浅田真は3日の練習で心配な面を見せた。ショートプログラム(SP)の曲で滑ったところルッツが不調で3回転が2回転や1回転に。手を付く場面もあり、ダブルアクセル(2回転半ジャンプ)は軸がぶれた。ただ、「今大会は世界選手権に向けた第一歩」と焦りはない。3月の世界選手権(ロサンゼルス)にピークを合わせるための試運転的な意味合いがある。
 韓国で開催された昨年12月のグランプリ(GP)ファイナルは浅田真がフリーで逆転。地元で3連覇を阻まれた金は3日、当地での練習を終えると「GPファイナルは負けたけど、今回はスケートを楽しもうという気持ちになっている。五輪本番リンクでいい滑りをして来年につなげたい」と気負いはない。東部と西部の違いこそあるが、トロントを拠点にしているだけにカナダでの大会は「ホームリンクのよう」と落ち着いている。ただし、練習では同様にミスが目立った。
 2人の対戦成績はジュニア時代に2勝1敗、シニアでは3勝2敗でともに浅田真がリード。互いに先をにらんだ勝負の行方は−。
時事通信
  浅田真央選手ら
「四大陸フィギュア」前日公式練習
国際規格より狭いリンクで調整に
 2月4日から始まるフィギュアスケート「四大陸選手権」の公式練習が同2日、「Pacific Coliseum(パシフィック・コロシアム)」(2901 East Hastings Street, Vancouver)と「CanLan Ice Sport Centre(カンラン・アイス・スポーツ・センター)」(6501 Sprott Street, Burnaby)の2会場で始まった。

 公式練習2日目となる3日、朝7時30分から、日本女子シングルスに出場する浅田真央選手、村主章枝選手、鈴木明子選手がパシフィック・コロシアム会場で練習を開始。昨日はジャンプを一度も飛ばなかった浅田選手も40分の練習の間、体勢を崩すことなく連続ジャンプやスピン、ステップ、スパイラルなどの技を次々と決めながら調整を図った。

 公式練習初日、リンクの横幅が狭く感じられると戸惑いを見せていた日本選手ら。試合会場となるパシフィック・コロシアムは昨年、2010年冬季オリンピックに向けて既存のリンクをオリンピックサイズ(国際規格)である約60メートル×約30メートル(200フィート×100フィート)に拡大する改築工事を行った。昨年、10月には新サイズのアイスリンクでスピードスケートの選手権も行われたが、今回の「四大陸選手権」では普段使われているNHL(ナショナル・ホッケー・リーグ)用のアイスサイズ、約60メートル×約27メートル(200フィート×85フィート)をそのまま適用。リンク幅の設備を約3メートル狭く設置する。

 オリンピック・サイズのアイスの設置を今大会のために間に合わせることができなかったことと、バンクーバーにはほかにオリンピック・サイズのアイスリンクがなく、今大会のために2つ設ける練習会場のサイズを合わせなくてはいけないことも新サイズのアイス設置を阻む大きな要因となった。6月にはオリンピック・サイズのアイスリンクに設定する。

 同選手権には各国から200人以上のメディア関係者が集まった。そのうち、日本からの関係者は25%以上を占める。他は、北米=65%、その他=10%。選手たちだけでなく、報道関係者もバンクーバー五輪に向け現地での調整を進める様子が見られる。今週末以降、バンクーバーでは3月下旬までオリンピック関係の文化イベント、選手権などが市内各所で行われる予定。
バンクーバー経済新聞
  四大陸フィギュア、カナダで5日開幕
好調キムVS連覇狙う真央
 【バンクーバー(カナダ)=中村彰宏】欧州を除く選手が争うフィギュアスケートの四大陸選手権は4日(日本時間5日)、当地で開幕する。日本勢は女子に2連覇を目指す浅田真央(愛知・中京大中京高)や鈴木明子(邦和スポーツランド)ら3人、男子も小塚崇彦(トヨタ自動車)織田信成(関大)ら3人が出場。世界選手権(3月・米ロサンゼルス)に向けた調整の意味合いが強いが、2010年バンクーバー五輪と同じリンクを使用する今大会は1年先も見据えた戦いになる。

 女子は昨年12月のグランプリファイナル(韓国)に続いて浅田とキム・ヨナ(韓国)の対決が注目される。ファイナルは浅田が制した。2日の公式練習で現地入り直後の浅田は軽めの内容。金は連続3回転ジャンプを決めるなど好調をアピールした。今回も接戦が予想され、わずかなミスが勝敗を左右しそうだ。

 2強に続くのは昨年11月のフランス杯で浅田を破ったジョアニー・ロシェット(カナダ)。初出場の鈴木とベテランの村主章枝(AK)も力を出し切れば表彰台のチャンスはある。

 男子は小塚と織田にファイナル王者のジェレミー・アボット、エバン・ライサチェクの米国勢と地元カナダのパトリック・チャンを加えた争い。南里康晴(ふくや)はどこまで上位に食い込めるか。

 今大会のリンクは大きさが61メートル×26メートルで、国際規格(60メートル×30メートル)よりも狭い。五輪では国際規格に合わせるが、今回はそのまま使用する。公式練習では浅田や織田らフェンスに近づきすぎて戸惑う選手の姿が見られた。どう対応していくかもポイントになるだろう。
中日新聞
  ジャンプの真央か、表現力のヨナか
フィギュア四大陸
 【バンクーバー(カナダ)=坂上武司】フィギュアスケート四大陸選手権が4日(日本時間5日)、当地で開幕する。欧州以外の北米、アジアなどが参加する国際スケート連盟(ISU)主催大会で、10年バンクーバー冬季五輪と同じ会場で行われるテスト大会。女子の18歳の「2強」、浅田真央(愛知・中京大中京高)と金妍児(キム・ヨナ)(韓国)が出場し、今季2度目の直接対決が注目される。

 今季初対決は昨年12月のグランプリ(GP)ファイナル。シーズン前半の「世界一」を決める大会は、浅田が1位、金妍児が2位だった。180点台はこの2人だけ。ともに190点台の自己ベストを持ち、完璧(かんぺき)に近い演技なら優勝ラインは200点辺りまで押し上がる可能性がある。07年世界選手権を制した時の安藤美姫(トヨタ自動車)も190点台をマークしているが、その後は昨季の四大陸選手権の177.66点が最高と苦戦。現状では2人が飛び抜けた存在だ。

 2強がファイナルの自由演技で予定していた演技構成で技術点を比べた。技の出来栄えで加点や減点がされるが、ともに同レベルの演技をしたと想定すると、浅田の基礎点は70.95点。金妍児は63.75点。演技点も加わるので単純比較はできないものの、浅田の技術レベルの高さが分かる。

 浅田はファイナルの自由で、国際大会で女子初となる2度のトリプルアクセル(3回転半)ジャンプを成功。今季一番の目標を達成した。一方の金妍児は、3回転サルコーで転倒するなどジャンプのミスが目立った。だが、演技点の5項目で相変わらず高い評価を受け、出場選手の中でただ一人、SPと自由ともにすべて7点台だった。「ジャンプの浅田」と「表現力の金」が、1年後の五輪を待つ会場で競演する。
朝日新聞
  真央、公式練習でトリプルアクセル成功
四大陸フィギュア
 2010年バンクーバー冬季五輪テスト大会を兼ねるフィギュアスケートの四大陸選手権の公式練習が3日、バンクーバーで行われ、女子で2連覇を目指す浅田真央(愛知・中京大中京高)は3回転ルッツが安定せず、4日のショートプログラム(SP)へ不安を残した。

 浅田は2連続3回転ジャンプや、フリーで2度組み込むトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)は成功させた。ライバルの金妍児(韓国)や、村主章枝(AK)鈴木明子(邦和スポーツランド)は、まずまずの調整ぶりだった。

 36人が出場する女子SPの滑走順は浅田が最終組の33番で、34番の金妍児、31番の村主と同組になり、鈴木は第5組の30番に決まった。

 男子の織田信成(関大)や小塚崇彦(トヨタ自動車)らも5日のSPに向けて練習した。(共同)
スポーツ報知
  浅田真、小塚ら順調に調整
四大陸フィギュアあす開幕
 【バンクーバー(カナダ)3日時事】バンクーバー冬季五輪テスト大会を兼ねたフィギュアスケートの四大陸選手権に出場する各選手が開幕を翌日に控えた3日、当地で公式練習に臨んだ。
 女子で連覇を目指す浅田真央(愛知・中京大中京高)は早朝から本番会場で軽く滑り、午後にも練習用リンクで一通りのジャンプを跳んだ。ライバルの金妍児(韓国)も順調に調整。過去3度優勝の村主章枝(AK)は切れのあるスピンを見せるなどし、関係者を喜ばせた。
 男子では、小塚崇彦(トヨタ自動車)が好調。午後に練習用リンク、夜には本番会場で高いジャンプを繰り返した。優勝候補の一角に挙がる織田信成(関大)も通常より狭いリンクに徐々に慣れてきた様子。
 4日に行われる女子ショートプログラム(SP)の滑走順抽選があり、浅田真は36人中33番目で午後10時58分(日本時間5日午後3時58分)に開始。直後に金が滑る。
時事通信
  真央、ジャンプに不安残す調整/フィギュア  2010年バンクーバー冬季五輪テスト大会を兼ねるフィギュアスケートの四大陸選手権の公式練習が3日、バンクーバーで行われ、女子で2連覇を目指す浅田真央(愛知・中京大中京高)は3回転ルッツが安定せず、4日のショートプログラム(SP)へ不安を残した。
 浅田は2連続3回転ジャンプや、フリーで2度組み込むトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)は成功させた。ライバルの金妍児(韓国)や、村主章枝(AK)鈴木明子(邦和スポーツランド)は、まずまずの調整ぶりだった。

 36人が出場する女子SPの滑走順は浅田が最終組の33番で、34番の金妍児、31番の村主と同組になり、鈴木は第5組の30番に決まった。
サンケイスポーツ
  4大陸フィギュア:浅田真央は33番滑走  4大陸選手権女子ショートプログラム(SP)の滑走順抽選が3日行われ、浅田真央(愛知・中京大中京高)は最終第6グループで33番滑走となった。村主章枝(AK)は同じく31番、鈴木明子(邦和スポーツランド)は第5グループで30番。金妍児(韓国)は浅田真の次の34番、前回2位のジョアニー・ロシェット(カナダ)は最終36番滑走。また、アイスダンス規定で米国出身のキャシー・リード、クリス・リード組(川越ク)は2番滑走に決まった。男子SPの抽選は4日に行われる。
毎日新聞
  4大陸フィギュア
雪辱期す金妍児…浅田真央と対決
 【バンクーバー来住哲司】当地のパシフィック・コロシアムで4日(日本時間5日)開幕するフィギュアスケートの4大陸選手権で、女子で2連覇を狙う浅田真央(愛知・中京大中京高)の最大の強敵が初出場の金妍児(キム・ヨナ、韓国)だ。昨年12月のグランプリ(GP)ファイナル(韓国・高陽)では浅田真に3連覇を阻まれただけに雪辱を期す。

 GPファイナルはショートプログラム(SP)で首位に立ったものの、フリーはジャンプで転倒など大きなミスを二つ重ねて総合2位。韓国で「国民の妹」と呼ばれ、フリーのテレビ中継の瞬間最高視聴率が42.4%(全国、AGBニールセン調べ)に達したほど国民の期待を一身に集めた。「韓国開催の国際大会の出場は初めてでプレッシャーがあった」と振り返る。

 浅田真との18歳同士のライバル対決の再現となる。2人の対戦成績は浅田真がジュニアで2勝1敗、シニアで3勝2敗とリードするが、金の今季自己ベストの計193.45点は今季世界最高。金はGPファイナル後に「試合を楽しむように(考え方を)変えた」という。普段、カナダのトロントで練習しているため「カナダは本拠地」と語り、来年のバンクーバー五輪と同じ会場で滑ることについては「1年後にここで勝てるようにしたい」と、真の勝負は来年であることを強調した。

 84年サラエボ、88年カルガリー両五輪男子銀メダルのカナダ人、ブライアン・オーサー・コーチは「ハードな練習をしてきたし、彼女も練習がとても好きだ。プログラムのレベルも上がっているし、成長には驚かされる」と自信を示す。ただし、「調子はいい」という本人の言葉とは裏腹に、2日の公式練習では3回転ルッツで2度転倒、3日の公式練習でも苦手のループなどで失敗が目立ち、本番に不安を残した。

 ◇調子上がらぬ浅田
 ○…浅田真は公式練習で3回転ルッツが不調。2日の練習会場(バーナビー8リンクス)、3日の試合会場(パシフィック・コロシアム)でも1回転になるなどミスがあり、何度も助走を繰り返した。昨季はルッツの踏み切りが不正確として減点されたが、今季は踏み切りを修正できたものの不安定。今大会に向けて「ジャンプを中心に練習してきた」というが、調子はまだ上がってきていない。
毎日新聞
  真央異変感じた、狭いリンクに戸惑い  【バンクーバー(カナダ)2日(日本時間3日)=佐々木一郎】フィギュアスケートの4大陸選手権は4日(日本時間5日)、来年のバンクーバー五輪会場のパシフィック・コロシアム(PAC)で開幕する。世界女王・浅田真央(18=中京大中京高)は当地入りして初練習したが、国際規格(60メートル×30メートル)より幅が4メートルも狭いリンクに戸惑った。五輪では本来の大きさに改装されるものの、浅田が他の選手と接触しそうになる場面もあり、日本スケート連盟関係者は選手たちに注意を呼びかけることを決めた。

 浅田が会場の「異変」を口にした。「少し縦長で、横が狭いので(他の選手と)ぶつかりそうになりました。でも、やっていくうちに慣れるので、大丈夫だと思います」。4大陸選手権は「プレ五輪」の位置づけだったが、すべてが本番と同じわけではなかった。

 フィギュアスケートのリンクは60メートル×30メートルが国際規格で、アイスホッケー仕様のPACは200フィート(約61メートル)×85フィート(約26メートル)。横幅が2メートルずつ狭い、北米にありがちな縦長設定という。日本スケート連盟関係者は「練習で、ぶつかりそうな時は逃げるけど、この2メートルがないのは危ない」と指摘した。

 浅田は「自分が練習しているリンクとは形が違うので、もっとこっちから始めないと(リンクの壁際に)詰まっちゃう。そういう確認をしました」と話した。長い距離をステップで踏む場合、助走を多く取ってジャンプする場合は、滑り出しの位置に注意する必要があるというのだ。他の選手からは「感覚がずれちゃう」などの声も出た。事前に通達があり、五輪では本来の大きさに改装される。とはいえ、照明も通常より明るいなど、五輪の完全シミュレーションとは言い難い状況だ。

 車で10分の距離にある練習用リンクは、もう一回り小さく、寒い。関係者は「ウオーミングアップをよくしないとケガのもと」と警戒した。練習する選手が増える今後は、注意を呼びかけるという。浅田にとっては、タラソワ・コーチが不在という点も気がかり。「今できることを1つずつやります。こっちに入ってきたので、そういうことは考えず、できることをしっかり出したい」。今大会は勝敗も大切だが、五輪のプレ大会として会場や街に慣れることも重要目的の1つ。収穫なしで帰るつもりはない。
日刊スポーツ
  真央は最終第6組、直後に金妍児が滑走  10年バンクーバー五輪のテスト大会も兼ねて行われるフィギュアスケートの4大陸選手権(バンクーバー)は、4日(日本時間5日)に開幕。女子ショートプログラム(SP)の滑走順抽選が、3日に行われ、連覇を狙う浅田真央(中京大中京)は最終第6組で6人中3番目に決まった。直後に、ライバルの金妍児(韓国)が滑り、最終滑走者は地元カナダのロシェットになった。村主章枝(AK)は第6組の1番目、鈴木明子(邦和スポーツランド)は第5組の6番目となった。
日刊スポーツ
  真央“本番”は狭くて大変!  10年のバンクーバー五輪テスト大会を兼ねて4日(日本時間5日)に開幕するフィギュアスケートの四大陸選手権の公式練習が2日、バンクーバーで始まり、女子で2連覇を目指す浅田真央(18)=中京大中京高=ら日本勢が調整した。

 この日現地入りした浅田は、空港から駆けつけた午前の五輪会場ではジャンプを跳ばず、練習用の別リンクで滑った午後はトリプルアクセルなどを練習。全体的に精彩を欠いた。

 五輪会場での実戦は貴重な経験だが、今大会は五輪仕様にせずに既存のアイスホッケーリンクをそのまま利用するため極端に狭い。練習後の真央は苦笑いを浮かべ「何回か壁にぶつかりそうになった」と振り返った。また、今大会はタラソワ・コーチが不在となることも明らかにした。
デイリースポーツ
  「真央寿司」がバンクーバーに登場
金メダル獲りに強力援軍
 バンクーバー冬季五輪のテスト大会を兼ね4日(日本時間5日)に当地で開幕するフィギュアスケートの四大陸選手権に出場する女子の浅田真央(18)=愛知・中京大中京高=は2日、当地に到着し、早速試合会場で練習した。その真央に強力な援軍が登場。バンクーバーの日本料理店が1年後の五輪金メダル獲得へ、応援を込めて寿司(すし)『マオ スペシャル』を“全面プロデュース”する。真央が自らが厳選した食材で彩るスペシャルメニュー。バンクーバーを「食」からも熱くする。

 応援寿司メニューのプランを温めているのは、現地で創業40年の歴史を誇る日本料理店「築地亀井ロイヤル」を営む増田聡明社長(65)。バンクーバー入りした真央は午前と午後の公式練習を終えると、評判を聞きつけて店へ出かけた。

 数日前に創作したというロール寿司を試食した真央。「自分が好きなものを『マオ スペシャル』に入れてほしい」と1時間くらい熟考し、好きな食材と、逆に苦手な食材をシェフに伝えた。

 「食べたい」と目を輝かせたのは現地でも評判の肉厚サーモンやウナギ、卵、エビ。早速この日、真央厳選の食材満載で彩り豊かな、豪華試作品が用意された。大会最終日の7日ごろまで改良を重ね、実際に真央が試食して“お墨付き”をもらう予定。「真央さんの納得いくものにしたい」と、増田社長も妥協を許さない。本番会場のパシフィックコロシアムで練習を終えた真央は「1年後のオリンピックのこと? 少し感じています」と偽らざる思いを口にした。得意のトリプルアクセル(3回転半)級の豪華食材が詰まった『マオ スペシャル』で、バンクーバーを応援ムードに染め上げる。
中日スポーツ
  真央、狭くて跳べない!
プレ五輪リンク横幅短かった
 【バンクーバー(カナダ)2日】2010年バンクーバー五輪フィギュアスケートのプレ大会を兼ねた四大陸選手権(4日開幕)で使用されるリンク規格が、五輪仕様ではなかったことが2日、判明した。同日、会場となるパシフィック・コロシアム入りした浅田真央(18)=中京大中京高=らが練習したが、リンクサイズがアイスホッケー仕様に合わされ、横幅が4メートルも狭く違和感を感じる選手が続出。不測の事態に、浅田真らは演技構成の変更も出そうな感じだ。

 期待大外れのリンクだった。1年後の夢舞台を思い描く日本勢にとって、五輪仕様と思われていたリンクが何とアイスホッケーのサイズ。五輪規格の横30メートル×縦60メートルに対し縦は1メートル長く、逆に横幅は4メートルも狭かった。国際連盟が定める26メートル×56メートル以上はクリアされているものの、いつもと違う感覚に選手に動揺が広がった。

 事前に知っていた真央でさえ「縦長で横がすごい狭い。何回かぶつかりそうになった」と困り顔。滑走直前に知らされた織田信成(21)=関大=は距離感がつかめず、壁と2度接触。同所で4度も派手に転倒した。競技会場のパシフィック・コロシアムは、NHL下部リーグのバンクーバー・ジャイアンツのホーム。同チームがシーズン中のためリンクの未改装を公に告知せず、プレ五輪を強行したため混乱が発生した。

 吉岡伸彦フィギュア強化部長が「リンクの形が違えば、ジャンプに入るまでの滑るコースは変わってくる」と不安視。この状況に真央は「演技を始める場所を変えたい。プログラムも少し簡単なものを考えないと」と、2回入れるトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を1回に減らすなどを検討せざるを得なくなった。

 会場の日程が詰まっているため、五輪前の本番会場での滑走は今回が最初で最後。秋に五輪リンクへの改装が見込まれるため、日本連盟では同時期に代表合宿を現地で組む予定で、大会組織委員会にもリンク使用を直訴する構えだ。肩すかしを食らった格好だが、日本連盟関係者は「会場の雰囲気を経験してるのとないのでは大違い。その収穫があっただけでもいい」と前向き。真央も「次の世界選手権(3月・米ロサンゼルス)に向けての一歩にしたい」と、気持ちを切り替えた。
スポーツ報知
  真央困惑…五輪本番より4メートルも狭い!  フィギュアスケートの四大陸選手権は4日(日本時間5日)、来年のバンクーバー五輪本番会場となるパシフィックコロシアムで開幕する。2日から始まった公式練習には、この日にバンクーバー入りした浅田真央(18=中京大中京高)らが参加したが、リンクはアイスホッケー仕様のままで、本番で予定されている国際規格とは異なることが判明。いきなり“肩透かし”を食らった。
浅田の表情に困惑がありありと表れた。「少し縦長で横幅が狭くて…。(壁に)ぶつかりそうになりました」。午前8時50分にバンクーバーに到着後、会場に直行して臨んだ公式練習。感触を確かめたが「五輪会場という雰囲気は感じたけど、滑っているときは狭いので、確認しなきゃという思いだった」と話した。

 それもそのはずだ。照明や壁は改装されていたが、リンクはアイスホッケーのサイズ。国際大会の主流は横30メートル×縦60メートルだが、今大会は、国際規格を満たしてはいるものの26メートル×61メートルと横が4メートルも狭い。浅田はもちろん、男子の織田信成(関大)も何度もトリプルアクセルで転倒し、戸惑いの表情を見せた。

 今秋に改修され、本番では横幅を広げる予定だが、五輪テスト大会の意味は半減する。関係者は「リンクはともかく、会場の雰囲気とか、得るものは多いはず」と話したが、改修後の練習機会はあっても、試合は今大会が最後。“誤算”のスタートとなったが、浅田自身が「前にもこんなリンクで滑った経験があるし、対応できた。氷は滑りやすいと思います」と笑顔なのが救いだった。
スポーツニッポン
2009年2月3日  
  五輪会場で真央・ヨナが対決
フィギュア四大陸4日開幕
 【バンクーバー=宮崎薫】来年のバンクーバー五輪のテスト大会を兼ねて行われるフィギュアスケートの四大陸選手権が4日(日本時間5日)、五輪会場となるパシフィックコロシアムで開幕する。

 女子は、連覇がかかる浅田真央(愛知・中京大中京高)と、金妍児(キムヨナ)(韓国)の一騎打ちが予想され、3月末の世界選手権(ロサンゼルス)の前哨戦としても注目される。

 浅田は、今大会を「世界選手権への第一歩」と位置づけた。グランプリ(GP)ファイナルでは、女子で国際大会初となる2度のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)に成功したものの、全体的にはジャンプで回転不足を取られるケースも目立つ。今大会では難度を下げたプログラムも用意したともいい、2度の「大技」に挑戦しない可能性もあるが、一つ一つの技の精度を高めて、世界選手権につなげたい考えだ。

 このほか、地元カナダのジョアニー・ロシェット、2001、03、05年と過去3回の優勝実績を持つベテラン村主章枝(AK)らがメダル争いに絡んできそうだ。

 男子は、昨年末の全日本選手権を初制覇した織田信成(関大)、GPファイナル2位の小塚崇彦(トヨタ自動車)、南里康晴(ふくや)が出場。大本命は見当たらず、織田、小塚は、GPファイナル優勝のジェレミー・アボット(米)、パトリック・チャン(カナダ)らと優勝を争う。
読売新聞
  4大陸フィギュア
日本、アベック連覇なるか…5日に開幕
 【バンクーバー来住哲司】フィギュアスケートの4大陸選手権は4日(日本時間5日)、来年のバンクーバー冬季五輪での試合会場、当地のパシフィック・コロシアムで開幕する。前回は女子が浅田真央(愛知・中京大中京高)、男子は高橋大輔(関大大学院)が制した。2年連続で日本勢の男女金メダル独占がなるか注目だ。

 ◆女子…V争いは浅田真央vsキム・ヨナ

 今季GPファイナル優勝の浅田真と、同2位の金妍児(キム・ヨナ、韓国)の一騎打ちだ。

 浅田真は今季、3−3回転連続ジャンプが一度も決まらず、やや安定感を欠く。フリーでトリプルアクセル(3回転半)を2回入れるなど基礎点は高いだけに、ミスをなくしたい。

 金は高く舞う3−3回転連続ジャンプなど各エレメンツ(演技要素)の質が高い。GPファイナルは地元開催の重圧や風邪でミスが目立ったが、今回は立て直してきそうだ。

 2強を追うのは地元のジョアニー・ロシェット(カナダ)か。過去3回優勝の村主章枝(AK)や、鈴木明子(邦和スポーツランド)も表彰台をうかがう。
毎日新聞
  1年後に迫った夢舞台の行方を占う前哨戦。
「2009四大陸フィギュア選手権大会」
 国際スケート連盟主催の大会の中で、伝統の欧州選手権とならび世界選手権に続く大会と位置付けられている四大陸フィギュアスケート選手権大会。 今大会には世界女王の浅田真央、そして年末の全日本フィギュアで見事な復活を果たした村主章枝と鈴木明子が出場、男子も織田信成、小塚宗彦、南里康晴らが出場。 2010年の冬季オリンピックのプレ大会として同じ会場で行われるこの大会は、 1年後に迫った夢舞台の行方を占う前哨戦。
『2009四大陸フィギュア選手権大会』
<放送日>
2月7日(土)  2009四大陸フィギュア選手権大会 男子・女子ショート
        放送時間 午後1時30分〜3時26分
2月7日(土)  土曜プレミアム
        2009四大陸フィギュアスケート選手権大会 女子フリー
        放送時間 午後9時〜11時10分
   2月8日(日)  2009四大陸フィギュアスケート選手権大会 男子フリー
        放送時間 午後1時45分〜2時45分
 この大会に日本は世界女王の浅田真央、年末の全日本フィギュアで見事な復活を果たした村主章枝と鈴木明子が出場、男子は織田信成、小塚崇彦、南里康晴、アイスダンスにリード姉弟という強力メンバーで臨む。

 迎え撃つ海外勢は何といっても韓国のキム・ヨナ。去年のグランプリファイナルから、3月の世界選手権まで続く3番勝負、その第2ラウンド。浅田真央との「至高のライバル対決」には目が離せません。 さらに地元でのオリンピック開催に燃えるカナダ勢、顔ぶれも新たになった王国・アメリカ。その戦いは、まさに1年後のバンクーバー五輪を占うものとなります。
フジテレビ
  フィギュアスケート
4大陸大会に出場する浅田真央選手が
バンクーバーに到着
 2010年のオリンピックの開催地、カナダ・バンクーバーで行われるフィギュアスケートの4大陸大会に出場する浅田真央選手(18)が、バンクーバーに到着した。

 オリンピックのプレ大会の4大陸選手権ヘ向け、バンクーバーに到着した浅田選手は、空港からリンクへ駆けつけて、さっそく練習を開始した。会場のパシフィック・コロシアムは、オリンピックでも使用される本番リンクで、氷の感触や照明のあたり具合、細かいところまで入念にチェックしながら、イメージを膨らませていた。

 初日ということもあって、ジャンプは封印したが、浅田選手は「リンクが狭いから、確認しなければと思いながら滑った。雰囲気は、オリンピックと違うと思うので、今、自分のできることをやりたい」と、抱負を口にした。

 浅田選手と入れ替わるようにして、ライバル、キム・ヨナ選手(18)も公式練習を行い、キレのあるジャンプやしなやかな表現力を見せるなど、順調な仕上がり具合を披露した。
FNN
  浅田真央選手らバンクーバー入り
「四大陸フィギュア選手権」始まる
 2010年冬季五輪でフィギュアスケート競技会場となるPacific Coliseum(2901 East Hastings Street, Vancouver)で2月4日、「ISU Four Continents Figure Skate Championships(ISU四大陸フィギュアスケート選手権)」が始まる。各国代表選手たちは2日から現地で公式練習を開始しており、各国メディアも続々とバンクーバー入りして競技開始を待つばかりとなった。

 同選手権は、国際スケート連盟が主催する大会のひとつで、ヨーロッパを除くアフリカ、アメリカ、アジア、オーストラリアの4大陸から各国代表選手が参加する。1999年の第1回大会(ハリファックス)、2004年の第6回大会(ハミルトン)に続いてカナダでの開催は3回目。今回は16カ国から集まった108人の選手が競い合う。

 直前にバンクーバー入りした浅田真央選手は、現地時間2日の午前中に行われた公式練習ではジャンプは飛ばず、集中した様子で曲に合わせてダンスのイメージを演出するように軽くスピンやステップを行い氷上の感触を確かめた。練習後には、リンク周りに集まったファンからの写真撮影やサインに笑顔で応える姿も。

 各国からの参加枠は最大3人(組)までとなっており、今回、日本からは男子シングルに小塚崇彦選手、南里康晴選手、織田信成選手、女子シングルに浅田選手、村主章枝選手、鈴木明子選手、アイスダンスにキャシー・リード選手とクリス・リード選手が代表として参加予定。

 昨年の大会(韓国・高陽)では、高橋選手、浅田選手が金メダル、安藤美姫選手が銅メダルを獲得した。浅田選手の同大会女子シングル2連覇の可能性、韓国のキム・ヨナ選手との対決など、現地でも注目を集めている。

 注目の女子ショートプログラムは4日18時15分〜、男子ショートプログラムは5日16時30分〜、女子フリープログラムは6日18時05分〜、男子フリープログラムは7日10時45分〜と続き、最終日エキシビション(8日12時〜)で幕を閉じる。

 観戦チケットは27.50カナダドル〜。チケット・マスターで販売中。
バンクーバー経済新聞
  浅田真の連覇なるか
4大陸フィギュア、5日開幕
 【バンクーバー(カナダ)2日時事】バンクーバー冬季五輪テスト大会を兼ねたフィギュアスケートの4大陸選手権は4日(日本時間5日)、当地で開幕する。五輪会場での争いは、3月の世界選手権(ロサンゼルス)の前哨戦になる。
 女子の浅田真央(愛知・中京大中京高)は昨年12月のグランプリ(GP)ファイナルを制し、今大会では連覇を狙う。「ジャンプの評価をどのぐらいもらえるか見て、世界選手権に向かいたい」と先を見据える。GPファイナル2位の金妍児(韓国)とのライバル対決に注目が集まる。過去3度優勝の村主章枝(AK)と、鈴木明子(邦和スポーツランド)も上位を目指す。
 男子は織田信成(関大)が期待される。昨年11月のNHK杯を3年ぶりに制し、同12月の全日本選手権も優勝。GPファイナル優勝のジェレミー・アボット(米国)、同2位の小塚崇彦(トヨタ自動車)らとの争いか。
 ただし、リンクは現在、アイスホッケー仕様で横幅が狭い。織田も2日の練習で壁にぶつかる場面があり、ジャンプの跳び方を修正していた。1年後は五輪仕様になるとはいえ、各選手とも今回はリンクへの対応が重要になる。
時事通信社
  五輪リンク 真央直行
四大陸フィギュア公式練習
 【バンクーバー(カナダ)=中村彰宏】4日に当地で開幕するフィギュアスケートの四大陸選手権は2日、公式練習が始まり、女子で2連覇を目指す浅田真央(愛知・中京大中京高)や鈴木明子(邦和スポーツランド)、男子の小塚崇彦(トヨタ自動車)、織田信成(関大)らが調整した。

 来年のバンクーバー五輪と同じ競技場での開催。この日朝に現地入りした浅田は空港からリンクに直行し、ジャンプは跳ばずに氷の感触や振り付けを確認した。「感触はすごくいい。ここで五輪があるんだと感じています」と1年後に迫る五輪の雰囲気も感じ取った様子。今大会は国際規格(60×30メートル)よりもやや小さいリンクを使うため、「フェンスにぶつかりそうになって大変だった」と苦笑いを浮かべた。また午後は別の練習場で滑り、ジャンプを跳んで試合に備えた。

 初出場の鈴木は連続ジャンプなど精力的に練習をこなし、「ジャッジやお客さんにアピールしたい」と意気込んだ。小塚と織田もジャンプを重点的に跳んだが、到着当日とあってミスが目立った。

 競技初日の4日(日本時間5日)は女子SPなどがあり、男子SPは5日(同6日)。
中日新聞
  浅田真央 連覇へ自信、
フィギュア四大陸選手権
【2月3日 AFP】4日から開幕するフィギュアスケート四大陸選手権2009(ISU Four Continents Figure Skating Championships 2009)に出場する浅田真央(Mao Asada)が2日、大会連覇に向けて全力を尽くすことを誓った。

 名古屋から2010年の冬季五輪開催地でもあり、同大会が開催されるバンクーバー(Vancouver)へ発った浅田は、「五輪の会場でやるということで、いろんな周りも見てきたいと思うし、雰囲気とかも見て。でも、あまり緊張はしていないので、来年のバンクーバー五輪であることを意識しつつ、少し味わってきたいと思います」と、フジテレビ(Fuji Television Network)に対して語った。

 トリプルアクセルを取得した浅田は、欧州からの選手が参加しない同大会でライバルの金妍児(Yu-Na Kim、キム・ヨナ)と対決する。浅田は「全力を尽くします、頑張ってそれ(優勝)を目指します。世界選手権もすぐあるので、自分のできることを精いっぱい出し切りたいと思います」と、3月にロサンゼルス(Los Angeles)で行われる世界選手権(ISU World Figure Skating Championships 2009)を見据えて語った。

 浅田も金妍児も、世界選手権を五輪の前哨戦として見ている。両者は、制限年齢に達していなかったため、2006年に開催されたトリノ五輪には出場していない。
AFP
  フィギュア四大陸、連覇かかる浅田ら公式練習  【バンクーバー=宮崎薫】欧州以外の選手で争うフィギュアスケートの四大陸選手権が、バンクーバー五輪の会場となるパシフィックコロシアムで4日に開幕する。

 2日から公式練習が始まり、日本勢も会場に姿を現した。

 連覇がかかる浅田真央(愛知・中京大中京高)は2日朝に現地入りし、ジャンプは跳ばずスピンやステップなど軽めの練習。五輪本番の会場について「氷は滑りやすい。五輪のことを少し感じたけれど、滑っているときはあまり考えていない」と感想を話した。夕方は、練習リンクでジャンプの感覚を確かめた。

 この大会で過去3度優勝している村主章枝(AK)、鈴木明子(邦和スポーツランド)らも、それぞれ調整を行った。
読売新聞
  浅田真、さっそく練習
「世界選手権への第一歩」と意欲
4大陸フィギュア
 【バンクーバー(カナダ)2日時事】バンクーバー冬季五輪のテスト大会を兼ね4日(日本時間5日)に当地で開幕するフィギュアスケートの4大陸選手権に出場する女子の浅田真央(愛知・中京大中京高)は2日、当地に到着し、早速試合会場で練習した。
 五輪本番と同じリンクの感触をチェックした程度で、ジャンプは封印。「リンクが狭いから、確認しなければと思いながら滑った。やっていくうちに大丈夫になると思う」と感想を語った。今大会は3月の世界選手権(ロサンゼルス)に向けた前哨戦。タラソワ・コーチは同行していないが、「次の世界選手権に向けた第一歩。自分ができることをやりたい」と優勝を見据えた。ライバルの金妍児(韓国)も前後して練習した。
 女子ではほかに、過去3度優勝の村主章枝(AK)が「リンクは滑りやすい。徐々に調整していく」とマイペース。世界選手権には出場しない鈴木明子(邦和スポーツランド)は、「名前を覚えてもらうため、アピールできる滑りをしたい」と意欲を見せた。男子の織田信成(関大)、小塚崇彦(トヨタ自動車)、南里康晴(ふくや)もそれぞれ調整した。
時事通信社
  フィギュアの浅田ら五輪会場で調整
4大陸公式練習
 【バンクーバー(カナダ)2日共同】来年のバンクーバー冬季五輪テスト大会を兼ねたフィギュアスケートの4大陸選手権(4日開幕)の公式練習が2日、バンクーバーで始まり、女子で2連覇を目指す浅田真央(愛知・中京大中京高)らが五輪会場の雰囲気や氷の感触を確かめた。

 この日現地入りし、空港から駆けつけた浅田は、ジャンプを跳ばずに調整。会場で滑るのは2度目といい「五輪とは雰囲気が違うと思う。今は(3月の)世界選手権に向けた一歩として、できることをしっかりやるだけ」と今年の初戦を見据えた。ロシアではなく日本で練習してきた浅田は、今大会はタラソワ・コーチが不在となることを明らかにした。

 村主章枝(AK)鈴木明子(邦和スポーツランド)も出場する女子のショートプログラム(SP)は4日、男子SPは5日に行われる。
日本経済新聞
  4大陸フィギュアに向け調整する浅田真央  来年のバンクーバー冬季五輪テスト大会を兼ねて4日(日本時間5日)に開幕するフィギュアスケートの四大陸選手権の公式練習が2日、バンクーバーで始まり、女子で2連覇を目指す浅田真央(愛知・中京大中京高)や男子の織田信成(関大)小塚崇彦(トヨタ自動車)ら日本勢が調整した。

 この日現地入りした浅田は、空港から駆けつけた午前の五輪会場ではジャンプを跳ばず、軽めに終えた。練習用の別リンクで滑った午後はトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)や2連続3回転ジャンプを練習したが、全体的に精彩を欠いた。

 織田はジャンプで転倒してフェンスにぶつかるなど、通常の規格よりも幅が狭い今大会のリンクに苦しんだ。

 女子は4日、男子は5日にショートプログラムを行う。(共同)
サンケイスポーツ
  浅田らがバンクーバー五輪会場で調整
四大陸フィギュア公式練習
 来年のバンクーバー冬季五輪テスト大会を兼ねたフィギュアスケートの四大陸選手権(4日開幕)の公式練習が2日、バンクーバーで始まり、女子で2連覇を目指す浅田真央(愛知・中京大中京高)らが五輪会場の雰囲気や氷の感触を確かめた。

 この日現地入りし、空港から駆けつけた浅田は、ジャンプを跳ばずに調整。会場で滑るのは2度目といい「五輪とは雰囲気が違うと思う。今は(3月の)世界選手権に向けた一歩として、できることをしっかりやるだけ」と今年の初戦を見据えた。ロシアではなく日本で練習してきた浅田は、今大会はタラソワ・コーチが不在となることを明らかにした

 村主章枝(AK)、鈴木明子(邦和スポーツランド)も出場する女子のショートプログラム(SP)は4日、男子SPは5日に行われる。(共同)
MSN産経ニュース
  浅田真、さっそく練習
「世界選手権への第一歩」と意欲
4大陸フィギュア
 【バンクーバー(カナダ)2日時事】バンクーバー冬季五輪のテスト大会を兼ね4日(日本時間5日)に当地で開幕するフィギュアスケートの4大陸選手権に出場する女子の浅田真央(愛知・中京大中京高)は2日、当地に到着し、早速試合会場で練習した。
 五輪本番と同じリンクの感触をチェックした程度で、ジャンプは封印。「リンクが狭いから、確認しなければと思いながら滑った。やっていくうちに大丈夫になると思う」と感想を語った。今大会は3月の世界選手権(ロサンゼルス)に向けた前哨戦。タラソワ・コーチは同行していないが、「次の世界選手権に向けた第一歩。自分ができることをやりたい」と優勝を見据えた。ライバルの金妍児(韓国)も前後して練習した。
 女子ではほかに、過去3度優勝の村主章枝(AK)が「リンクは滑りやすい。徐々に調整していく」とマイペース。世界選手権には出場しない鈴木明子(邦和スポーツランド)は、「名前を覚えてもらうため、アピールできる滑りをしたい」と意欲を見せた。男子の織田信成(関大)、小塚崇彦(トヨタ自動車)、南里康晴(ふくや)もそれぞれ調整した。
時事通信
  真央ちゃん五輪会場で調整
4大陸フィギュア
 来年のバンクーバー冬季五輪テスト大会を兼ねて4日(日本時間5日)に開幕するフィギュアスケートの4大陸選手権の公式練習が2日、バンクーバーで始まり、女子で2連覇を目指す浅田真央(愛知・中京大中京高)や男子の織田信成(関大)小塚崇彦(トヨタ自動車)ら日本勢が調整した。

 この日現地入りした浅田は、空港から駆けつけた午前の五輪会場ではジャンプを跳ばず、軽めに終えた。練習用の別リンクで滑った午後はトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)や2連続3回転ジャンプを練習したが、全体的に精彩を欠いた。

 織田はジャンプで転倒してフェンスにぶつかるなど、通常の規格よりも幅が狭い今大会のリンクに苦しんだ。

 女子は4日、男子は5日にショートプログラムを行う。 (共同)
スポーツニッポン
  真央、バンクーバー五輪本番リンクで練習  フィギュアスケートの4大陸選手権(4日開幕、バンクーバー)に出場する浅田真央(中京大中京高)が2日、バンクーバー入りし、会場となるパシフィック・コロシアムで練習した。同会場は、10年バンクーバー五輪の本番リンクでもある。「雰囲気は五輪と違うと思うので、次の世界選手権へ向けての1歩だと思う。今、自分のできることをやりたい」と抱負を述べた。村主章枝(AK)と鈴木明子(邦和スポーツランド)も同時間帯に滑り込んで、氷の感触を確かめていた。
日刊スポーツ
  城田ATが現地入り
五輪情報集める
フィギュア四大陸 4日開幕
 【バンクーバー1日】2010年バンクーバー五輪フィギュアスケートのプレ大会、四大陸選手権(4日開幕、パシフィック・コロシアム)から日本代表のアシスタント・チームリーダー(AT)として2年ぶりに現場復帰する城田憲子・元フィギュア強化部長(62)が1日、当地入りした。すでに別のリンクで練習を始めている女子代表の村主章枝(29)=AK=と合流。関係者によれば、五輪前に本番リンクを使用できる最初で最後の大会で情報を収集し、本番に向けた傾向と対策を練る。06年トリノ五輪で荒川静香の金獲得の原動力となった城田ATの手腕が注目される。

 2日の公式練習初日の各国代表の割り当て時間も決まり、浅田真央(18)=中京大中京高=ら女子代表は午前中、織田信成(21)=関大=ら男子代表は夕方から本番リンクを初使用。みぞれまじりの天候の続く五輪開催地で、熱い前哨戦が始まる。
スポーツ報知
2009年2月2日  
  浅田舞さんとドアラが「福は内〜」
興正寺で豆まき大会
 3日の節分を前に、名古屋市昭和区八事本町の八事山興正寺で1日、豆まき大会があり、松原武久市長やフィギュアスケート選手の浅田舞さん(中京大)らが五重塔の前に設置された壇上から豆をまいた。

 松原市長は金色の衣装に身を包み、名古屋城の本丸御殿復元をアピールしながら「皆さんに金運が行きますように」。その後、地域を代表する来賓や浅田さんらが「福は内、福は内」と声を掛けながら、袋詰めした豆を次々にまいた。

 中日ドラゴンズのマスコットのドアラなども登場。「福」を授かろうと集まった人らは、われ先にと豆をつかんでいた。
中日新聞 愛知
  真央と金妍児が世界選手権の前哨戦  フィギュアスケートの4大陸選手権は4日から7日まで、来年のバンクーバー冬季五輪のテスト大会を兼ねてカナダのバンクーバーで開催される。欧州を除く各国選手の争いで、日本勢は男女とも優勝を期待できる。

 女子は昨年12月のGPファイナルを制した浅田真央(愛知・中京大中)と、同2位の金妍児(韓国)が出場予定で、3月の世界選手権の事実上の前哨戦となる。今季2度目の直接対決も接戦は必至。2連覇が懸かる浅田は2連続3回転と2度の3回転半のジャンプを決め、世界選手権へ自信を深めたい。

 今季GP2勝のジョアニー・ロシェット(カナダ)は地の利を生かして2強に割って入れるか。過去3度優勝の村主章枝(AK)と成長著しい鈴木明子(邦和スポーツランド)は表彰台を狙う。

 男子はブライアン・ジュベール(フランス)ら欧州の強敵が不在で、全日本選手権優勝の織田信成(関大)とGPファイナル2位の小塚崇彦(トヨタ自動車)は優勝に近い。ライバルはGPファイナル覇者で全米王者のジェレミー・アボット(米国)や新鋭パトリック・チャン(カナダ)の北米勢。南里康晴(ふくや)は上位をうかがう。

 アイスダンスはキャシー・リード、クリス・リード組(川越ク)、ペアは井上怜奈、ジョン・ボルドウィン組(米国)が出場する。(共同)
日刊スポーツ
  四大陸選手権に出場するため浅田真央選手が
カナダ・バンクーバーに向け出発
  カナダ・バンクーバーで4日から開幕する四大陸選手権に出場するため、浅田真央選手(18)が2日午後、カナダに向け出発した。黒い帽子をかぶり、上下ベージュの服でセントレア空港に現れた浅田選手は、「オリンピックの会場でやるということで、いろんな周りも見てきたいと思うし、雰囲気とかも見て」と話した。

  今回の会場は、1年後に迫った2010年のバンクーバーオリンピックと同じ舞台となる。浅田選手は「でもあんまり緊張はしていないので、来年のバンクーバーオリンピックであることを意識しつつ、少し味わってきたいと思います」と話した。

  浅田選手は、2008年の四大大陸選手権で見事優勝した。連覇を狙う浅田選手の最大のライバルになるのは、韓国の国民的アイドル、キム・ヨナ選手(19)。2008年のグランプリファイナルで3位以下を大きく引き離し、優勝を争った2人の得点差は、わずか2.2だった。浅田選手は「(金なら連覇?) そうですね、頑張ってそれを目指します」、「世界選手権もすぐあるので、自分のできることを精いっぱい出し切りたいと思います」と話した。
FNN
2009年2月1日  
  「真央ダイナマイト」
で金メダルを=バンクーバーに浅田すし登場
 フィギュアスケート好きが高じて、すしの特別メニューが完成しそうだ。来年2月に冬季五輪が行われるカナダのバンクーバーで日本食レストラン「亀井ロイヤル」を経営する増田聡明さん(65)が、このほど試作メニューを作った。名付けて「真央ダイナマイト」。浅田真央(愛知・中京大中京高)が大好きだという増田さんは、「おいしさの金メダルを目指す。真央ちゃんにも食べてもらいたい」と意気込んでいる。
 試作品は増田さんの系列店「EBISU(エビス)」の筆頭シェフ、鴨下啓二郎さん(31)を中心に考案。ジャンプとスピンをイメージしてロブスターの尾を皿の中央に突き立て、周囲にカニやマグロの巻きずしを配した。立体的で見た目にもきれいな料理を、2010年五輪にちなみ「20カナダドル10セント」(約1500円)でメニューに加える予定だ。
 増田さんは日本の企業に勤めていたが、海外研修で1970年にバンクーバーに移住。美しい町の魅力に取りつかれ、退職して皿洗いから飲食業の道をスタートさせた。「かれこれ40年。ここで五輪が開催されるのは本当にうれしい。フィギュアだけでなく、日本選手のためにできることは何でもやりたい」と、弁当の手配など食事面で日本代表の力になろうとしている。後方支援がメダルに結び付くか。 (バンクーバー時事)
増田聡明(ますだ・としあき)
時事通信社
  初節句調査:
娘への思い深く、費用は控えめに
真多呂人形調査 /東京
娘にはあいさつや思いやりを身につけて育ってほしい、でもひな祭りの費用はほどほどに。ひな人形制作・販売の真多呂人形(台東区上野)が毎年、3月3日の桃の節句前に実施する「初節句調査」で、娘を持つ親のこんな思いが浮かんだ。

 今回の調査は昨年12月、首都圏で0歳の女児がいる夫婦約300世帯からインターネットで回答を得た。

 「就学までに身につけさせたいものは」の質問(複数回答)には、回答者のほとんどの91%が「あいさつ」を挙げ、54%の「思いやり」が続いた。基本的なマナーや人間としてのやさしさを求めている。

 どんなタイプの女性に育ってほしいかと問われると、フィギュアスケートで世界トップレベルの浅田真央選手が昨年の2位から1位(38%)に浮上。【井崎憲】
毎日新聞
2009年1月29日  
  浅田姉妹のスナップショット
松坂屋本店で写真展
 フィギュアスケートの浅田舞さん、真央さん姉妹の写真展が28日、名古屋市中区栄3の松坂屋本店南館1階で始まった。2月9日まで。開会式には舞さんも参加し、テープカットをした。

 舞さんは「ぜひ見に来てください。これからも舞と真央の応援をよろしくお願いします」とあいさつ。その後、誕生日や試合の写真を見て回りながら「1枚1枚にいろいろなことを思い出す」と話していた。

 写真展は競技中の写真だけでなく、2人のプライベートなスナップ、舞さんが昨年神戸や京都で撮った写真など96点が並ぶ。また、2人のスケート靴と衣装も展示されている。
中日新聞
  演技や普段の姿浅田姉妹写真展  女子フィギュアスケートの浅田舞さん真央さん姉妹の写真展が28日、名古屋市中区栄の松坂屋本店南館1階オルガン広場で始まった。
 鮮やかな衣装で氷上を華麗に舞う競技中の写真、遠征中やCMの撮影中にお互いを撮影したプライベート写真、舞さんが神戸や京都を訪れた際に撮った風景写真など計96枚が展示されており、浅田姉妹のスケーターとしての姿だけでなく、リラックスした普段の様子も見られる。また、2人が着用した衣装やスケート靴も飾られている。来場者は、表情豊かな姉妹の写真に見入っていた。

 夫婦で姉妹のファンだという小牧市、会社員神山和直さん(44)は「2人とも本当にきれい。なかなか見られない表情の写真もあり、とても楽しめました」と満足そうに話していた。

 2月9日まで。入場無料。
読売新聞
2009年1月24日  
  真央、舞のプライベート見せます
都内などで写真展
 フィギュアスケートの浅田真央(愛知・中京大中京高)と姉の舞(中京大)の写真展が、東京都中央区日本橋のCOREDO(コレド)日本橋で25日まで開かれている。

 デジタルカメラのイメージキャラクターを務める「オリンパスイメージング」の主催。競技中だけでなく、合宿先や自宅でのプライベート写真など約70点のほか、スケート靴や衣装も展示されている。初日の13日には、2人そろって写真展と新製品のPRを行った。

 このほか、写真展は28日〜2月9日まで名古屋市の松坂屋名古屋本店南館で、2月21〜3月1日まで大阪市の京阪シティモールで開催される。いずれも入場無料。
読売新聞
2009年1月21日  
  城田憲子氏が役職復帰へ
スケート連盟の支援役員で
 日本スケート連盟の不正経理事件で理事を引責辞任し、公的活動を自粛していた城田憲子・元フィギュア強化部長(62)が10年バンクーバー冬季五輪出場枠が懸かる3月の世界選手権などの支援スタッフとして復帰することが20日、分かった。複数の代表選手が城田元強化部長の支援を要請したためで、2月の四大陸選手権への同行が公的復帰となる見通し。
MSN
2009年1月20日  
  〈真央らしく〉 筋トレの大切さ実感  芸術性がクローズアップされるフィギュアスケートで、スポーツ的な部分の土台となるのが陸上トレーニングだ。ジャンプなど技術レベルが上がる中、本格的な「陸トレ」導入は世界の流れという。浅田真央(18)=愛知・中京大中京高=も専属コーチから指導を受け、体の基礎作りを進めている。

 新年は8日から5日間、名古屋と大阪でアイスショーが続いた。

 「実はショーの方がプレッシャーがある。試合では周りのことを気にせず、自分の演技に集中できる。でも、ショーはお客さんに楽しんでもらわないといけない。小さな子のお手本にもならないといけないと思うんです」

 ショーも試合も、準備は同じ。開始約1時間前に会場に入り、軽く走ったりストレッチで体を伸ばしたりして、汗を流す。これまで1人でやってきたが、今季はそばで見守ってくれる人がいる。牧野講平さん(29)。昨年4月から2年間、森永製菓から筋力強化や食生活指導の支援を受ける契約を結んだ。牧野さんは森永製菓に所属する陸上トレーニングの専門コーチだ。

 指導を受けることに「最初は不安が大きかった」と言う。浅田はずっと自己流だった。スポーツジムなどに通って鍛えていた。それで世界女王になった。「慣れるまでに時間がかかるし、以前に自分がやってきたことを全部変えられてしまうんじゃないかなと思った」

 まず4月下旬、体力測定。垂直跳び、持久力、体脂肪率などを測った。牧野さんは「腹筋と背筋は、同年代の女子高校生と同じだったので、正直びっくりしました」。

 5月、本格的に始まった。ほぼ毎日、30分程度のトレーニングをする。フィギュア界とは縁がなかった牧野さんは、演技前のストレッチや筋力強化のメニューを、今まで100種類以上試し、その中から有効なものを絞り込んでいる。ストレッチだけでも20〜30種類。「以前は腹筋は1、2種類しかやってなかった。今はいろいろなやり方でやるようになった」と浅田。
     牧野さんは左右の筋力のバランスを崩さないことが大事だと思っている。「ジャンプは回転する方向も同じで軸足も同じ足を使いますが、どちらかの筋肉を鍛えればいいというものではない。重要なのは全体のバランスです」。筋力や跳躍力があればジャンプがうまいとは限らない。絶妙な力加減で跳ぶ浅田の能力を、そのまま底上げしようとしている。

 もう一つのポイントが腰。スケーティングを行う下半身と、振り付けられた複雑な動きをこなす上半身。それをつなぐ腰は、フィギュア選手にとって非常に負担のかかる部分だ。実は浅田は「ジュニア時代からずっと腰の違和感があった」と明かす。練習の時には、腰にゴムベルトを巻いて引き締めることもあった。

 腰を強化するため、バランスボールやトレーニングマシンを使い、腹筋や背筋を重点的に鍛えた。浅田は「腹筋と背筋が強くなったおかげで、腰の違和感がなくなったのは大きい。以前は左足が弱くて、疲れるとよくステップがぶれたんですけど、それもなくなった。トレーニングのおかげだけではないと思うけど、苦手なジャンプもキレが良くなっている」。

 目的は、ケガをしない体を作ること。さらに、技術向上につながる筋力などをアップさせていくこと。「小さな頃はケガもしないけど、体が大きくなると負担もすごくかかるし、疲れやすくもなる。しっかりとしたトレーニングが必要。気分転換にもなるので楽しい」

 本人が感じ始めている効果を、牧野さんは「今では成人男性レベル以上の腹筋や背筋の力がついてきました」と話している。(坂上武司)
朝日新聞
2009年1月18日  
  浅田真央、近日中にロシア合宿へ  フィギュアスケートの世界女王・浅田真央(18)=愛知・中京大中京高=が、「ロシア合宿」に入ることが16日、わかった。所属事務所によると、近日中にロシア入りし、師事するタチアナ・タラソワ氏のもとで練習を積む予定。当初、タラソワ氏を日本に招く交渉を行っていたが、予定が合わず断念。今月末までロシアで練習を行い、2月2〜8日の4大陸選手権(カナダ)に向け、直接カナダ入りする。
サンケイスポーツ
2009年1月16日  
  北島ら金メダリストに朝日ビッグスポーツ賞  朝日ビッグスポーツ賞の授賞式が15日、都内で行われ、ビッグスポーツ賞は競泳男子平泳ぎ2冠の北島康介(26=日本コカ・コーラ)ら北京五輪金メダリストが受賞した。北島は「北京五輪で感動や勇気を与えられたと思うと、うれしく思います」とあいさつ。また、特別賞にフィギュアスケートの浅田真央(中京大中京高)、新人賞にはテニスの錦織圭(ソニー)らが受賞した。
スポーツニッポン
  浅田真央
達成感を味わうために勝ちたい
 ポニーテールを揺らして現れた17歳(18歳ですよ遠藤典子さん)の笑顔は、天使を思わせた。

 2008年3月に開かれた世界選手権。ショートプログラム2位で迎えたフリー演技で、最初のジャンプを踏み切ろうとした途端に転倒、氷に激しく体をぶつけた。「そこでやめようとは思わなかった。ただ自分にあきれていた。でも、次のジャンプを跳び終えたら、もう頭が切り替わっていた」。その後の滑りはじつに安定していて、見事、逆転優勝を果たす。

 張り裂けそうな動揺を一瞬にして静める、心の強さはどこからくるのか。「小学生の頃に出た大会では、足がすくんで、ジャンプを一つも跳べなかったこともあった。ミスを引きずった試合もあった。その経験があるから、今は地に足が着いて、練習の滑りを再現することだけに集中できる」。

 感極まり涙を見せる場面が増えた。「昔はワクワクして試合に臨んだ。今は勝ちたいと思う。2005年のグランプリファイナルで優勝したとき、大勢の観客を前にした緊張感のなかでの達成感は、こんなに気持ちいいものなんだと初めて実感した。自然にその感情があらわになっているのだと思う」。

 天才と呼ばれ、期待を一身に集めてきたアスリートの、自分と向き合う孤独は深いに違いない。それでも「スケートを嫌いになったことはない」。

 石川啄木の歌にある、まさしく「世の中の明るさのみを吸うごとき黒き瞳」は、2010年のバンクーバー五輪を見据えている。

(『週刊ダイヤモンド』編集部 遠藤典子)

浅田真央(Mao Asada)●フィギュアスケート選手。1990年生まれ。中京大学付属中京高等学校在籍。2007〜08年のシーズンでは世界選手権優勝、四大陸選手権優勝、グランプリファイナル準優勝、グランプリシリーズフランスおよびカナダ大会優勝。今季から金メダリストを数多く育てたタチアナ・タラソワ氏に師事。2010年のバンクーバー五輪金メダルを目指す。
ダイアモンド・オンライン
2009年1月15日  
  テレビ朝日
スポーツ放送大賞を受賞
浅田真央「攻めていきたいです」
 JOC(日本オリンピック委員会)とテレビ朝日が、昨年に活躍し、そして多くの人たちに感動を与えた選手やスタッフを各部門に選考し、賞を与える「第43回テレビ朝日ビッグスポーツ賞」の授賞式が15日、都内で行われた。

 ビッグスポーツ特別賞、ビッグスポーツ新人賞、そしてテレビ朝日が独自で選考するスポーツ放送大賞を受賞したフィギュアスケートの浅田真央は「昨年はGPファイナルで3年ぶりの金メダルを獲れてうれしかったです」と振り返るとともに、「今年は世界選手権で連覇を、そして、国別対抗戦で日本代表が金メダルを獲れるように、そして多くの人に見てもらえるように、攻めていきたいです」と抱負を語った。

 4月に行われる「世界フィギュアスケート国別対抗戦2009」は、国際スケート連盟が公認する初めての国別チーム対抗戦。
TV LIFE
2009年1月14日  
  真央にっこり!CM好感度カメラ部門トップ  フィギュアスケートの浅田真央(18=中京大中京高)は13日、都内で、イメージキャラクターを務めるオリンパスの新製品発表会に出席した。今季はGPファイナル優勝、全日本選手権3連覇と好調だが、出演するCMでも絶好調だ。CM好感度(CM総合研究所調べ)は2609銘柄中、06年12月の71位から昨年9月は18位に浮上。カメラ部門では堂々のトップだ。以前、同社のCMに出演していたタレントの滝沢秀明の最高位77位も大幅に上回った。2月下旬からは新CMもオンエア。「大変でしたが、いい思い出になりました」と振り返った絶叫シーンもあり、さらに好感度がアップする!?
スポーツニッポン
  浅田真央、
オリンパス絶叫CMで“好感度”上げます
◆ 新製品発表会に出席 ◆

 フィギュアスケートの浅田真央(18=中京大中京高)が13日、東京都内でイメージキャラクターを務めるオリンパスの新製品発表会に出席した。

 今季はGPファイナル優勝、全日本選手権3連覇と好調だが、出演するCMでも絶好調だ。CM好感度(CM総合研究所調べ)は2609銘柄中、06年12月の71位から昨年9月は18位に浮上。カメラ部門では堂々のトップだ。以前同社のCMに出演していたタレントの滝沢秀明の最高位77位(7・3%)も大幅に上回った。2月下旬からは新CMがオンエア。絶叫するシーンもあり「大変でしたが、いい思い出になりました」とさらに好感度アップが狙える出来に仕上がった。
スポーツニッポン大阪
  真央、CMでも女王!好感度キムタク級  フィギュアスケート女子の浅田真央(18)=愛知・中京大中京高=が13日、姉の舞(20)=中京大=とともに都内でオリンパス社のCM発表会見に出席した。姉妹が出演した同社のコンパクトカメラのCMは昨秋、SMAPの木村拓哉(36)、歌手の浜崎あゆみ(30)らを出演させるライバル他社を抑え、好感度調査で1位になっていたことが判明。世界女王がCM女王になる日も近い?

 100年に1度といわれる大不況。深刻な消費低迷を救うのは、“真央スマイル”だ。姉の舞と出席した新作CM発表会。色違いの花柄ワンピース姿の笑顔同様、景気のいい話が飛び出した。

 「浅田姉妹の力を借りて右肩上がりです!」

 こう胸を張ったのは、オリンパスイメージングの五味俊明取締役営業本部長だ。06年4月から同社のコンパクトカメラ「μ(ミュー)」のCMに出演する真央が、絶大な経済効果をもたらしていたのだ。

 真央起用後、CM総合研究所調べのCM好感度は急上昇。男性タレントを起用していた前作CMで最高7.3%だった数字が10%台に上がり、舞との共演が始まった07年3月以降は14%を突破した。昨年9月4日調べでは、過去の同社CMの中で最高の19.3%となり、電子・精密系カメラ部門のトップを獲得。全テレビCM2609銘柄中でも18位と、驚異的な躍進を見せていたのだ。

 デジタルカメラのCMといえば、木村拓哉、浜崎あゆみや、元サッカー日本代表の中田英寿氏らが起用されている超激戦区。各界のカリスマ的存在が居並ぶ中で示した真央の存在感は、幅広い層での人気と、2010年バンクーバー五輪に向けた期待度の証明だ。

 「今後も色々な形のコラボレーションをますます強化していきたい」と同本部長。すでに五輪後の2010年3月までの契約続行も決まった。

 “真央株”は今後も続伸見通し。2月にはバンクーバー五輪会場で行われる4大陸選手権、3月には2連覇に挑む世界選手権(米ロサンゼルス)での活躍が期待される。「ミスなくこなして自己ベストを目指したい」と真央。世界女王の次はCM女王? 競技面でも、人気でも、右肩上がりの成長が続く。(佐藤ハルカ)
サンケイスポーツ
  オリンパス、μ TOUGHシリーズ含む
新コンパクトデジカメを発表
 オリンパスイメージングは1月13日、コンパクトデジタルカメラに3シリーズ5機種の新製品を発表した。防水、耐落下衝撃機能などを備えた「μ TOUGH」シリーズもラインアップする。

 発表会場には、イメージキャラクターの浅田舞さん、浅田真央さんが登場。2人のオフショット写真なども公開された。
CNET Japan
  オリンパス、フィギュア浅田姉妹も登場!
コンパクトデジカメ新モデル発表会
 オリンパスイメージングは1月13日、有効1200万画素のコンパクトデジタルカメラとして、光学10倍ズームの「μ-9000」、光学7倍ズームの「μ-7000」、光学5倍ズームの「CAMEDIA FE-5010」を1月29日から順次発売すると発表した。価格はオープン。発表会にはフィギュアスケーターの浅田舞さん・真央さん姉妹も登場し、製品やCM撮影での感想などを語った。

 また、発表会のゲストとして「μ-9000」を手にした浅田舞さんと「μ-7000」を手にした浅田真央さんが揃って登場。新しい「μシリーズ」をどう使いたいかについて、舞さんは「10倍ズームをフルに使って撮影したい」、真央さんは「海外に持っていきたい」と話した。

 その後、新しい製品CMと、撮影時のNGシーンなどが公開された。CM撮影について、舞さんは「楽しく撮影できた」とコメント。CM中で机を叩いて怒るシーンがある真央さんは「何度も机を叩くのが大変だったが、いい思い出になった」と語った。
BCNランキング
2009年1月13日  
  真央がカメラマンに「撮影やめて」  会見で世界大会への抱負を問われたフィギュアスケート世界女王の浅田真央(中京大中京高)が、記者にぶち切れた。質問された後、眉間にしわを寄せ、数秒の沈黙。その後、机を両手でたたき、立ち上がりながら、カメラマンに注文を出した。「新型ミューで撮影はやめてください!」−。

 これらはすべて、イメージキャラクターを務めるオリンパスイメージングの新商品のテレビコマーシャルでのこと。左ほおにニキビがある設定で、同社の新型デジカメでは、肌の細かい部分まで撮られてしまうことを表現している。

 13日、東京・八重洲で行われた発表会では「(撮影は)大変でした。でも、いい思い出になりました。あの表情? できないです。ちょっと難しいです」と苦笑いしていた。
日刊スポーツ
  フィギュア
浅田真央選手、2009年の目標について
「ベストを出し切れるよう頑張る」
2008年は全日本選手権の3連覇を果たすなど、その勝負強さを見せつけたフィギュアスケートの浅田真央選手(18)が、2009年の目標を語った。

13日午後3時前、浅田真央選手が姉・舞選手(20)とともに、オリンパスイメージングの新製品発表会に参加し、新CMを披露した。真央選手は「すべて大変でした。すごい、いい思い出になったと思います」と話した。真央選手は9日、安藤美姫選手(21)らトップスケーターが参加した名古屋フィギュアスケートフェスティバルで、2009年初滑りを披露した。

2月は四大陸選手権、3月には世界選手権など、大きな大会が控えている。真央選手は「もう日にちもないので、1日も無駄にしないで、充実した練習ができればいいなと思います」と話していた。真央選手は、2009年の目標について、「後半戦四大陸(選手権)と世界選手権と残っているので、そこで自分のベストを出し切れるように頑張りたいと思います。(世界選手権は)次、優勝したら2連覇になる。それも目標なんですけど、あまり2連覇を考えすぎないように、自分の入っているエレメンツをミスなくこなして、自己ベストを出したいと思います」と話した。
FNN
2009年1月11日  
  フィギュア「スターズ・オン・アイス」
浅田真央選手、安藤美姫選手らが観客を魅了
フィギュアスケートの浅田真央選手(18)や安藤美姫選手(21)らが、アイスショーで試合とは違った魅力を見せた。大阪・なみなやドームで11日、「スターズ・オン・アイス・ジャパンツアー」が行われた。

氷上のステージでスポットライトを浴びる世界女王・浅田選手は、タンゴのリズムに乗り、観客を魅了した。安藤選手は、黒と赤の衣装を身にまとい、ボレロで大人の魅力を見せた。2人は、世界のトップスケーターとともに、夢の時間を演出した。

浅田選手は、2月からバンクーバーオリンピックの会場で行われる4大陸選手権、そして世界選手権と、オリンピックへの戦いが始まる。浅田選手は「まだ後半がシーズン残っているので、しっかりミスのないように、自己ベストを出し切れるように頑張りたいと思います」と話した。
FNN
  真央赤黒、美姫は黒のセクシー衣装で競演  フィギュアスケートのアイスショー「スターズ・オン・アイス」大阪公演が10日、なみはやドームで行われた。世界女王浅田真央(18=中京大中京高)安藤美姫(21=トヨタ自動車)ら国内外から20人が登場。浅田はタンゴのリズムに乗せて、背中があいた赤と黒の衣装で華麗な演技を披露した。「トップの人の演技を見て表現力の勉強をしました。まだシーズンが残っているので自己ベストを目指します」と今後の抱負を語った。

 安藤は黒をベースにしたセクシーな衣装で観客を魅了した。今年の初戦となる3月の世界フィギュア(米ロサンゼルス)に向けて「バンクーバー五輪の出場枠がかかっているので、しっかり滑りたい」と話した。
日刊スポーツ
  真央、連覇へ万全!タラソワコーチ緊急来日
世界フィギュア
 フィギュアスケートの浅田真央(18)=中京大中京高=の世界選手権(3月23〜29日、米ロサンゼルス)2連覇へ向け、2月にタチアナ・タラソワ・コーチ(61)がロシアから“緊急来日”する予定であることが10日、分かった。名伯楽と短期集中のロシア式練習でプログラムの完成度を高め、決戦の地に乗り込む。

 真央は今季からトリノ五輪金の荒川静香らを育てた名コーチのタラソワ氏に師事。同氏の住むロシアと日本を往復して調整を続けてきた。四大陸選手権(2月2〜8日・バンクーバー)に向けてもロシアで約2週間の合宿を行うが、同大会後はタラソワ氏が来日する意向。現在、女子では唯一の教え子である真央のため、試合以外では異例の来日で強化する計画だ。

 五輪会場で行われる四大陸は視察の意味合いが強いが、五輪と同レベルの大会である世界選手権は真剣勝負の舞台。しかも今季は、10年バンクーバー五輪出場枠がかかる。今季序盤は1日3〜4時間のロシア式練習に戸惑っていた真央だが、関係者によると「だいぶ慣れて短期集中型に変わってきた」という。タラソワ氏との最強タッグで、世界女王の看板を守り抜く。
スポーツ報知
  真央、さあ“本番モード”
ショー転戦でペースアップ!
◆ 大阪で「スターズ・オン・アイス」 ◆

 いよいよ本番モードに突入だ。フィギュアスケートのアイスショー、スターズ・オン・アイスが10日、大阪・なみはやドームで行われ、昨季の世界女王・浅田真央(18=中京大中京高)らが出場。地元・名古屋で行われた9、10日のエキシビションと同じ「タンゴ」に乗って観衆を魅了した真央だが、内容はより高度なものだった。

 代名詞のトリプルアクセルこそ封印したものの、名古屋では2回転だったループがこの日は3回転に。10年バンクーバー五輪の本番会場で行われる2月の四大陸選手権、日本人初の連覇がかかる3月の世界選手権へエンジンがかかってきた。

 「シーズンが残っているので、自己ベストを目指して頑張りたい」。国際大会史上初の200点超えを狙う18歳は、今月中旬にタラソワ・コーチの拠点・ロシアに渡って重要な連戦に備える。
スポーツニッポン大阪
  実戦見据え 真央が3回転跳んだ
 フィギュアスケートのスターズ・オン・アイスで行われたアイスショーに浅田真央(18=中京大中京高)らが出場した。地元・名古屋で行われた9、10日のエキシビションと同じ「タンゴ」を披露。2回転だったループを3回転にするなど、初滑りの位置づけだったエキシビションから実戦に向けた調整との印象をうかがわせた。2月の四大陸選手権、3月の世界選手権へ向け「自己ベストを目指して頑張りたい」と浅田。今月中旬にロシアに渡る。
スポーツニッポン
2009年1月10日  
  真央1月中旬から2週間ロシア合宿  フィギュアスケートの世界女王・浅田真央(18=中京大中京高)が、ロシア合宿で09年公式戦初勝利を目指す。9日、名古屋市で行われたジャパン・スーパーチャレンジ出場後、今月中旬からタラソワ・コーチのいるモスクワで、約2週間合宿することを明かした。今年初戦で、10年バンクーバー五輪本番会場で行われる4大陸選手権(2月2日開幕)直前まで、課題の2連続3回転ジャンプなどを強化。五輪会場で勝利のイメージをつくるため、万全の調整で臨みたい考えだ。「(同選手権は)すごく楽しみ。いろいろ見て自分でチェックしたい」と、会場の雰囲気も確認するつもり。この日のエキシビションでは団体戦で敗れたが、公式戦への準備にはぬかりはない。
日刊スポーツ
  真央 バンクーバー金獲りシミュレーション  「フィギュア、ジャパン・スーパーチャレンジ2009」(9日、名古屋ガイシプラザ)

 金メダルへ、一分のスキもない。女子のエース、浅田真央(18)=愛知・中京大中京高=が、五輪会場で行われる2月の四大陸選手権(カナダ・バンクーバー)へ「2回目なので楽しみ。いろいろチェックしたい」と宣言。関係者も時差を課題に挙げ、3月の世界選手権(米・ロサンゼルス)との2大会で、本番へのシミュレーションを敢行する。

 関係者は「大会直前に入って、時差ボケになる前に滑るか。時差に慣れるために早く入るか」と打ち明けるが、タラソワ・コーチは後者を推奨。浅田は“直前輸送”で結果を残したこともあるが、どちらがより力を出し切れるかを見極める。

 この日はチーム対抗戦に登場した。主将を務めたが、きん差で敗れ「逆転しなくちゃという気持ちだった。悔しい」と振り返った。1月中旬にはロシアのタラソワ・コーチの元へ向かい「プログラムのすべてを練習したい」と、精度をさらに高める考え。そして四大陸選手権へ。本番を見据えて氷上に立つ。
デイリースポーツ
  真央ちゃん“悔し〜”織田連合軍に負けた フィギュアスケートの昨季世界女王・浅田真央(18=中京大中京高)が10年バンクーバー五輪の会場で行われる2月の四大陸選手権で、五輪開催地を徹底リサーチする。関係者は「バンクーバーの街を回れれば回りたい」と話しており、五輪期間中に生活する街を徹底調査する予定。07年4月に本番リンクで滑った経験がある浅田も「四大陸選手権では全部チェックしていきたい」と話した。当初は大会直前まで日本で調整する予定だったが、今月中旬からタチアナ・タラソワ・コーチの拠点のロシアで合宿し、そのままバンクーバーに入るプランに変更した。

 浅田は9日、名古屋市で行われたエキシビション対抗戦ジャパン・スーパーチャレンジに出場。「チーム・レッド」の主将として観衆を魅了したものの、織田信成や安藤美姫らの「チーム・ブルー」に敗れ09年初黒星を喫した。「悔しかった。凄く緊張した」と苦笑いを浮かべた後、「自己ベストを出せるように頑張りたい」と四大陸選手権、3月の世界選手権(米ロサンゼルス)へ気合を入れ直していた。
スポーツニッポン
  真央、VIP卒業・入学式&新リンク設置  フィギュアスケートの世界女王・浅田真央(18)=愛知・中京大中京高=が“超VIP卒業&入学”で世界に羽ばたくことが9日、わかった。高校では日本一になった生徒に贈られる「創立者賞」の受賞が決定。2月27日の卒業式は参加が微妙なため、ひとりのために特別卒業式を行うことも検討されている。進学予定の中京大では2月中旬に新リンクがオープン。母校の後押しを受け、世界選手権(3月、ロサンゼルス)で2連覇を目指す。
 「女子高生」から「女子大生」へ。この春、大きく羽ばたく真央に、温かいサポートだ。在籍する中京大中京高が、『VIP卒業式』を検討していることが分かった。

 まずは、在学中に「日本一」になった生徒に贈られる「創立者賞」の受賞が決定。過去には在学中にトリノ五輪に出場した安藤美姫(トヨタ自動車)も受賞しており、「世界一」の真央は文句なし。昨年6月の高校総体・競泳男子100メートル自由形を高校新記録で制した同級生の伊藤健太とともに表彰される。

 問題は卒業式。実は世界選手権を控える真央は、2月27日の式に出席できるか微妙だ。「賞は直接手渡すものですし、後日、浅田さんのために何らかの形を作ってあげることを考えています」と同校の水野教頭。トリノ五輪閉会式のため欠席した安藤と同様、同級生らで真央を囲みヒロインを送り出す『VIP卒業式』が検討されている。

 一方、「女子大生」真央を受け入れる中京大も準備万端だ。1月末に総工費4億円をかけた40メートル×20メートルのサブリンク「レインボーリンク」が完成する。両壁に約10メートルにわたる鏡2面を張るなど最高の練習環境を整えたリンクは、2月中旬から使用可能で、世界選手権に向けた浅田、安藤の練習場所となる予定だ。

 この日は、地元・名古屋市でエキシビション「ジャパン・スーパーチャレンジ」に出演。団体戦で赤組の主将としてタンゴに乗って3回転フリップなどを決めたが、織田信成(関大)、安藤らの青組に惜敗した。「悔しいです〜。(今季)後半は前半よりいい演技をして自己ベストを出したい」。別れと出会いの春は、真央にとって希望膨らむ季節になりそうだ。(佐藤ハルカ)
サンケイスポーツ
  浅田真央“今年初戦”の優勝逃す  フィギュアスケートの世界女王、浅田真央(愛知・中京大中京高)が2009年の“初戦”で優勝を逃した。9日に名古屋市ガイシプラザで行われたチーム対抗戦「ジャパン・スーパーチャレンジ」に赤組のキャプテンとして出場したが、織田信成(関大)安藤美姫(トヨタ自動車)らの青組に惜敗した。

 対抗戦といっても滑るのはエキシビションの演目で、五輪メダリストの伊藤みどりさんら特別審査員3人と観客200人が採点するユニークな形式。「悔しい」と負けず嫌いな一面をのぞかせた浅田に対し、新年を幸先よくスタートした織田は「浅田選手に勝てると思ってなかったのでうれしい」と笑顔だった。
MSN産経ニュース
  真央「悔しい」09年“初戦”の優勝逃す  フィギュアスケートのエキシビション「ジャパン・スーパーチャレンジ」が9日、名古屋市ガイシプラザで行われた。男女計12人がチーム・レッドと同ブルーの2組に分かれて団体戦で対決。観客と伊藤みどりさんらの特別審査員による採点の合計得点で争われた。チーム・レッド主将の浅田真央は、華麗にタンゴを舞ったが、チームは748−752と、わずか4点差で敗北。浅田は「悔しいです。でも、みんなで力を出し切れたので良かった」と話した。一方のチーム・ブルー主将の織田信成は「やる前は浅田選手には勝てないだろうと思っていたので、勝ててうれしい」と、笑顔で話した。
日刊スポーツ
  真央、ミキティ&信成組に惜敗/フィギュア  フィギュアスケートの世界女王、浅田真央(愛知・中京大中京高)が2009年の“初戦”で優勝を逃した。9日に名古屋市ガイシプラザで行われたチーム対抗戦「ジャパン・スーパーチャレンジ」に赤組のキャプテンとして出場したが、織田信成(関大)安藤美姫(トヨタ自動車)らの青組に惜敗した。

 対抗戦といっても滑るのはエキシビションの演目で、五輪メダリストの伊藤みどりさんら特別審査員3人と観客200人が採点するユニークな形式。「悔しい」と負けず嫌いな一面をのぞかせた浅田に対し、新年を幸先よくスタートした織田は「浅田選手に勝てると思ってなかったのでうれしい」と笑顔だった。
サンケイスポーツ
2009年1月9日  
  名古屋フィギュアスケートフェスティバルで
浅田真央選手が初滑りを披露
フィギュアスケートの浅田真央選手(18)が、2009年の初滑りを披露した。地元・名古屋で行われたフィギュアスケートフェスティバルで、浅田選手は赤と黒の衣装をまといタンゴの調べに舞った。

8日、名古屋フィギュアスケートフェスティバルが開催され、日本のトップ選手たちが名古屋に集結した。リハーサルでは、ふざける織田信成選手(21)に突っ込む安藤美姫選手(21)。和気あいあいの雰囲気だったが、出番の直前になると、選手たちは本番さながらの真剣な表情を見せた。

会場に詰めかけた4,000人を超す観客の前で浅田選手が初滑りを披露、赤と黒の衣装をまといタンゴの調べに舞った。
浅田選手は「(お客さんに)声を出してもらって、すごく自分のパワーになりましたし、たくさんの方が会場に来てくださったので、すごくうれしかったです」と話した。

いったんリンクを降りるものの、鳴りやまない拍手に再び登場した浅田選手。アンコールに応え、仮面舞踏会を披露すると、会場はさらに盛り上がった。

一方、全日本選手権では、よもやのアクシデントに見舞われた安藤選手。けがの影響が心配されたが、痛めた右ひざも今ではすっかり回復。華麗なジャンプ、そしてキレのあるステップのボレロを披露した。安藤選手は「名古屋の皆さまの前で、滑らせていただく機会をもらって、とても光栄に思ってます」と話した。

3月には、米・ロサンゼルスでの世界選手権に出場する2人。2010年のバンクーバーオリンピックへと続く戦いは、ここからが本番となる。浅田選手は「世界選手権では、自己ベストを出し切れるように頑張りたい」と語った。
FNN
  中京大サブリンク愛称「美姫&真央」浮上  愛知・豊田市の中京大キャンパス内に建設中の同大アイスアリーナ・サブリンクの愛称に「美姫&真央」が浮上していることが8日、分かった。同リンクは今月末にも完成し、同大体育学部3年の安藤美姫(21=トヨタ自動車)と、今春進学予定の浅田真央(18=中京大中京高)の新たな拠点となる。10年バンクーバー五輪の金メダリストは「美姫&真央」から誕生することになるかもしれない。

 同大が建設しているのは07年5月に完成したメーンリンクに隣接するサブリンクで、今月末にも完成する。複数の同大関係者によると「経営陣の間でも『美姫&真央』を愛称にしたいという意見が多い」といい、愛称の有力候補に「美姫&真央」が浮上しているという。50年以上の歴史がある同大ではこれまで個人名が付いた施設はないという。関係者は「美姫&真央」の愛称について「2人とも世界女王なので同格。先輩の安藤の名前が先にきている」と説明した。

 2人はこの日、名古屋ガイシプラザで行われた「名古屋フィギュアスケートフェスティバル」で新年の初滑りを披露し、地元のファンらを楽しませた。
日刊スポーツ
  真央が誓った 世界最高200点超え  前人未到の200点超えだ。昨年12月のグランプリファイナルを制した女子のエース、浅田真央(18)=愛知・中京大中京高=が8日、名古屋市ガイシプラザで行われたアイスショー「名古屋フェスティバル」に、安藤美姫(21)=トヨタ自動車=らと出場。地元で09年初滑りを披露し、今年の目標として、自らが持つ199・52の世界最高得点の更新を誓った。課題のコンビネーションジャンプをカギとし、2月の四大陸選手権(カナダ・バンクーバー)、日本人初の2連覇を狙う3月の世界選手権(米・ロサンゼルス)で大記録を狙う。

 悲願の五輪頂点を見据えて、確かな記録を残す。「もっといい演技がしたい。自分のベストを出し切れるように頑張りたい」。故郷名古屋で大歓声を浴びた09年の“滑り初め”を終え、真央が新たな目標を公言した。

 自己ベストは、06年のNHK杯で記録した199・52。女子で世界の頂点に立つ数字に甘んじていなかった。「コンビネーションを強化したい。3回転+3回転で、2回目のジャンプをもっと高く跳べば…。あと少し回転すれば成功する」。今季、成功していない課題をクリアして、夢の200点台突破が目標だ。

 09年初滑りとなったイベントは、大トリで登場。満員となる4100人のファンの前で鮮やかに舞った。鳴りやまない拍手に照れ笑い。ちびっ子の「真央ちゃーん!」のコールに大笑い。アンコールを促す声に、満面の笑みを浮かべながら2回うなずき、氷上に再び姿を現した。

 「初滑りだったので、どうかなって思ったけど、たくさんの人に来ていただいたので、頑張って滑らなきゃという思いだった」。地元の大声援を背に、3種類のジャンプを鮮やかに決めた。華麗なスピンでも魅了し、変わらぬ存在感を見せつけた。

 「お正月はゆっくりしました。1日に熱田神宮に行って、込んでてお参りはできなかったけど、屋台で食べ歩きしました。“たません”がおいしかった」。地元の駄菓子に舌鼓を打って、つかの間の休息を満喫した。来月は五輪本番リンクで四大陸選手権、3月は2連覇がかかる世界選手権に臨む。大舞台での世界記録で、金メダルに王手をかける。
デイリースポーツ
  真央 09年初舞い たませんでリフレッシュ  フィギュアスケート世界女王の浅田真央(18)=愛知・中京大中京高=が8日、名古屋市南区の日本ガイシアリーナであった「名古屋フィギュアスケートフェスティバル」(中日新聞社主催)に出演。今秋から、勝負のバンクーバー五輪シーズンを迎える2009年の“初滑り”を詰め掛けた4100人の前で披露した。

 新春の名古屋のリンクを、生き生きと跳びはねるように躍動した。赤と黒の染め分けのコスチュームの真央はタンゴのリズムに乗って情熱的に踊り、華麗に3回転ジャンプも決めた。アンコールは、おなじみの『仮面舞踏会』のステップで沸かせて大トリを飾った。

 「初滑りだったので少しどうかなと思ったのですが、たくさんの方が来てくださったので頑張って滑らなきゃという思いでした」。観客の前で見せる今年初演技を終え、真央スマイルがはじけた。

 元日は家族と名古屋市熱田区の熱田神宮に足を運んだ。「こんでいて、お参りはできなかったのですが、屋台で食べ歩きをしました。“たません”がおいしかったです!」。名古屋独特のローカルフード「玉子せんべい」をかじり、名古屋っ子に戻ったつかの間のオフ。連戦の疲れをいやし、気持ちもリフレッシュできたよう。

 折り返しのシーズン後半戦は、2月の四大陸選手権(カナダ・バンクーバー)と3月の世界選手権(米国・ロサンゼルス)の2戦。「自分のベストを出し切れるように頑張りたい」。1年ちょっとに迫ったバンクーバー五輪に向け、09年の真央が始動した。 (中谷秀樹)
中日スポーツ
  氷上のスターたち大集合
名古屋でフィギュアフェス
 フィギュアスケートで世界を舞台に活躍する愛知県ゆかりの選手たちが8日、名古屋市の日本ガイシアリーナで開かれたアイスショー「名古屋フィギュアスケートフェスティバル」に勢ぞろいした。

 全日本選手権3連覇の浅田真央(愛知・中京大中京高)を始め、安藤美姫(トヨタ自動車)、小塚崇彦(トヨタ自動車)、鈴木明子(邦和スポーツランド)らが参加。ジャンプやステップなど高い技術を披露し、4100人の観客を魅了した。

 タンゴを踊った浅田は、演技の合間に「真央ちゃ〜ん」と大歓声を浴び、「先生や選手の子も知っている人がたくさんいてすごく楽しかった」と笑顔を見せた。
朝日新聞
  真央 地元で滑り初め
連続3回転ジャンプ成功が目標
 昨年12月のフィギュアスケート全日本選手権(長野)で自身初の大会3連覇を達成した浅田真央(18)=中京大中京高=が8日、名古屋市の日本ガイシアリーナで行われたアイスショーで09年の“滑り初め”。今季後半戦の四大陸選手権(2月2〜8日、カナダ・バンクーバー)、世界選手権(3月23〜29日、米・ロサンゼルス)2連覇へ向け、失敗続きの2連続3回転ジャンプの成功を目標に掲げた。

 今季ショートプログラム(SP)とフリーの両方に入れている3回転フリップ―3回転ループは、全日本までの4試合で8回挑み、1度も成功がない。特に2つめのループが回転不足を取られるなど苦戦しており、真央は「2つめをしっかり跳びたい。もっと高く跳ぶように意識して練習してます」と明かした。

 この日は2回転半など計3回のジャンプを成功し、4100人から大歓声を浴びた。元日は地元・愛知の熱田神宮に初詣でに行ったが、あまりの大混雑に参拝を断念。それでも「屋台を食べ歩きしました。“たません”がおいしかった」と笑った。9日も同じ会場でエキシビションのチーム対抗戦に出場する。
スポーツ報知
  真央、金プログラム完成目指す/フィギュア  2010年バンクーバー五輪まであと400日となった8日、世界女王の浅田真央(18)=愛知・中京大中京高=が09年の“滑り初め”を披露した。地元・名古屋で行われたフィギュアスケートフェスティバル(日本ガイシアリーナ)に参加し、安藤美姫(21)=トヨタ自動車=らと和やかに競演。“金メダル・プログラム”の完成を目指し、五輪前年を滑り出した。
 夢舞台に向け、真央が元気いっぱいに滑り出した。地元・名古屋ので09年の新春初滑り。満員4100人の観客の声援を浴び、タンゴの調べに舞った。

 「たくさんの人が来てくださって、頑張らなくちゃ、という思いになりました」。エキシビションながら、この日も3回転フリップなど3種類のジャンプを決め、女王の貫禄(かんろく)を見せた。

 五輪プレシーズンの後半は“金メダル・プログラム”の完成を目指す戦いになる。昨年12月、韓国でのGPファイナルで女子では国際大会で初めて3回転半ジャンプを2度成功。今後はこれに2度の2連続3回転ジャンプを加え、苦手のルッツやサルコウなど6種類のジャンプをすべて組み込む“金メダル・プログラム”の完成を目指す。

 「エレメンツをミスなく滑れば、前半(昨年秋冬)よりもっといい点が出ると思う」と自己ベスト更新にも自信を見せる真央。現在は2連続3回転ジャンプのうち、2度目のジャンプの高さと回転に意識を置いて猛特訓中。2月に五輪会場で行われる4大陸選手権(バンクーバー)、五輪出場枠がかかる3月の世界選手権(ロサンゼルス)で、いまだ果たしていない大技成功を目指す。

 「自分のベストを出し切れるよう頑張りたい」

 正月は、織田信長が桶狭間の戦いに赴く際に戦勝祈願した熱田神宮に初詣。人手の多さに参拝はあきらめ屋台の食べ歩きに精を出したという真央だが、気持ちだけはしっかり、戦闘モードに切り替わっている。(佐藤ハルカ)
サンケイスポーツ
  真央&美姫、華麗に初滑り
名古屋フィギュアフェス
 国内トップ選手が共演する「名古屋フィギュアスケートフェスティバル」(中日新聞社共催)が8日、名古屋市南区のガイシアリーナで開かれ、3月の世界選手権(米ロサンゼルス)で連覇を目指す浅田真央(愛知・中京大中京高)や同選手権代表の安藤美姫(トヨタ自動車)らが今年最初の演技を披露した。

 男子も織田信成(関大)と小塚崇彦(トヨタ自動車)が出演し、男女の世界選手権代表4人が顔をそろえる豪華な顔触れ。トリを飾った浅田は情熱的にタンゴを舞い、約4100人の観客を魅了した。

 得意のジャンプも決め、地元で初滑りを終えた浅田は「知ってる方がたくさんいて、すごく楽しかった」と笑顔。「シーズンが残っているので、ベストが出し切れるように頑張りたい」と先を見据えた。昨年末の全日本選手権で右ひざを痛めた安藤は元気にジャンプを跳び、「脚も良くなった。地元の名古屋で初滑りができてうれしい」と話した。
中日新聞
  フィギュア:
浅田真央選手ら17人初滑り 名古屋
 フィギュアスケートの全日本選手権女子で3連覇を果たした浅田真央選手(18)ら有力選手がそろったアイスショー「名古屋フィギュアスケートフェスティバル」が8日、名古屋市南区の日本ガイシアリーナで開かれた。

 浅田選手のほか▽安藤美姫(21)▽中野友加里(23)▽男子の小塚崇彦(19)−−の各選手ら愛知県出身者を中心に17人が初滑りを披露し、4100人(主催者発表)の観客を魅了した。

 3種類のジャンプを成功させた浅田選手は演技後「たくさんの地元の人が来てくれて、頑張りました」。古里で過ごした正月については「熱田神宮に初詣でに行き、露店で食べ歩きを楽しみました」と話した。【黒尾透】
毎日新聞
  真央アイスショーで地元のファン沸かせる  アイスショーの「名古屋フィギュアスケートフェスティバル」が8日、名古屋市の日本ガイシアリーナで行われた。女子の浅田真央や安藤美姫、中野友加里、男子の織田信成や小塚崇彦ら、日本のトップ選手が集結し、約4100人の観衆を沸かせた。世界女王の浅田は、赤と黒の衣装で「タンゴ」に乗り、2回転半ジャンプなどで拍手を浴びた。アンコールに応えて再登場した際に、音楽がしばらくかからないアクシデントもあったが、声援に笑顔で手を振って会場を和ませていた。「地元で知っている先生や選手も多く、すごく楽しかった。今シーズンは前半がすごくいいので、後半もけがしないようにして頑張りたい」と話した。
日刊スポーツ
  浅田真、初滑りに笑顔
地元名古屋で披露−フィギュアスケート
 フィギュアスケートの昨季世界女王で今季のグランプリ(GP)ファイナルを制した浅田真央(18)=愛知・中京大中京高=が8日、名古屋市の日本ガイシアリーナで行われた名古屋フィギュアスケートフェスティバルで初滑りを披露した。
 地元の大勢の観客が見守る中、浅田真は中野友加里(プリンスホテル)、安藤美姫、小塚崇彦(ともにトヨタ自動車)、織田信成(関大)に続き最後に登場。トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)は控えたものの、3種類のジャンプと華麗なステップで魅了し「知っている人がたくさんいてとても楽しかった」と笑顔を見せた。
 2月に四大陸選手権(カナダ・バンクーバー)、3月には連覇が懸かる世界選手権(米ロサンゼルス)に臨む。浅田真は「コンビネーション(ジャンプ)を強化して、自分のベストを出しきれるように頑張りたい」と意欲を示した。
時事通信
  浅田真央が新年“初滑り”
フィギュアのアイスショー
 フィギュアスケートの世界選手権(3月・米ロサンゼルス)で日本選手初の2連覇を目指す女子の浅田真央(愛知・中京大中京高)が8日、名古屋市ガイシプラザで行われたアイスショー「名古屋フェスティバル」で新年の初滑りを披露した。

 浅田はタンゴを情熱的に演じ、アンコールではフリーの「仮面舞踏会」のステップで会場を盛り上げた。正月は熱田神宮の屋台で食べ歩きをし、つかの間の休息を満喫した様子。来季のバンクーバー五輪を見据え、今季の後半戦も「けがなく、自分のベストを出し切れるようにしたい」と新年の抱負を口にした。

 昨年末の全日本選手権で初優勝した織田信成(関大)はショートプログラムの「仮面舞踏会」を大会さながらに熱演し、「シーズン後半は五輪を意識して戦いたい」。浅田、織田とともに世界選手権に出場する小塚崇彦、安藤美姫(ともにトヨタ自動車)も出演し、地元名古屋のファンを楽しませた。
47NEWS
  真央が初滑り、代表争い氷上熱く
バンクーバー五輪まで400日
 雪と氷の祭典、2010年バンクーバー冬季五輪の開幕まで8日で400日となった。金メダル獲得が期待されるフィギュアスケート女子の浅田真央(18)=愛知・中京大中京高=は同日、名古屋市内で行われたアイスショー「名古屋フェスティバル」で今年の初滑りを披露した。今季、フィギュアスケートは男女とも有力選手の調子が上向き。日本男女の五輪出場枠が決まる3月の世界選手権の後も、代表の座をめぐる争いは本番直前まで続きそうだ。(榊輝朗)

 赤と黒の大人びた衣装で登場した浅田は、3回転ジャンプなどを交えた演技で満員の観衆から大歓声を浴びた。地元・名古屋での初滑りに「お客さんが多くて、ちゃんと滑らなきゃ、と思った。楽しかったです」と満足そうに笑った。

 浅田は昨年12月、韓国でのグランプリ(GP)ファイナルで、女子では国際大会で初めてトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を2度成功させた。同年齢のライバル、金妍児(キム・ヨナ)(18)=韓国=を撃破し、年末の全日本選手権も3連覇するなど好調を維持している。

 バンクーバー五輪本番で浅田が目指すフリーの演技は難度が高い。トリプルアクセル2回に加えて、今季一度も成功していない2連続3回転ジャンプを2回、苦手の3回転ルッツも加える予定。約4分間の演技に6種類のジャンプを盛り込むプログラムを想定する。
   今季から師事するタチアナ・タラソワ氏は、トリノ五輪金メダルの荒川静香さんも指導していた“優勝請負人”。浅田のために組んだフリーの演技構成は過酷だ。浅田自身、「最初はまったく滑れなかった」と話す。

 試合を重ねて安定感は増したが、目指す構成では滑り切れていない。五輪本番会場で開かれる2月の四大陸選手権、日本人初の連覇をかける3月の世界選手権(米国・ロサンゼルス)へ「ベストの演技ができるようにしたい」と意気込んだ。

 浅田が頭一つ抜けているものの、今季の女子は激しい混戦模様だ。

 全日本選手権では、浅田に次ぐ2位が村主章枝(avex)、4位は鈴木明子(邦和スポーツランド)だった。浅田、同3位の安藤美姫(トヨタ自動車)、同5位の中野友加里(プリンスホテル)の“3強”の勢力図が崩れつつある。

 日本スケート連盟の伊東秀仁フィギュア部長は「選手が競う形になったのは大歓迎。お互いに負けたくない気持ちでさらに力が伸びる」と分析。本番を約1年後に控え女子の戦力は充実した。
MSN産経ニュース
  真央が新年“初滑り”…フィギュア  フィギュアスケートの世界選手権(3月・米ロサンゼルス)で日本選手初の2連覇を目指す女子の浅田真央(愛知・中京大中京高)が8日、名古屋市ガイシプラザで行われたアイスショー「名古屋フェスティバル」で新年の初滑りを披露した。

 大トリで登場した浅田真はタンゴを情熱的に演じ、アンコールではフリーの演目「仮面舞踏会」の激しいステップで会場を盛り上げた。

 昨年末の全日本選手権で初優勝した織田信成(関大)はトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を跳ぶなど、熱演。浅田真、織田とともに世界選手権に出場する小塚崇彦、安藤美姫(ともにトヨタ自動車)も出演し、地元名古屋のファンを楽しませた。
スポーツ報知
  地元ファン熱狂!
浅田と安藤、スケートショーで初滑り
 フィギュアスケートの浅田真央(愛知・中京大中京高)、安藤美姫(トヨタ自動車)らが8日、名古屋市内で行われたアイスショーに出演し、今年の初滑りを披露した。

 2人は、地元でのショーにリラックスした表情で登場。華麗な演技で会場を沸かせた。

 2月の四大陸選手権(カナダ・バンクーバー)、3月の世界選手権(米・ロサンゼルス)と、いずれも連覇に挑む浅田は、「(今季の)後半も、ケガなく自分のベストを出し切れるよう頑張りたい」。

 安藤は「世界選手権では五輪の出場枠も関係ある。表彰台に上りたい」と抱負を述べた。
読売新聞
2009年1月5日  
  テレ朝「タレント好感度調査」発表!  テレビ朝日が、毎年5月と11月の年2回(スポーツ部門は年1回、11月のみ)調査している『タレント好感度調査』。その最新調査『@data2008.11 調査』(2008年11月調査)の結果が発表された。公表されたデータは以下の通り。

 【スポーツ部門】
1位:イチロー       54.8 (56.5 1位)
2位:浅田真央       50.4 (52.6 2位)
3位:北島康介       42.6 (25.9 18位)
4位:王貞治        38.4 (36.4 4位)
5位:ダルビッシュ有    30.4 (26.5 15位)
※()は前回調査の2008年5月(タレント部門)、2007年11月(スポーツ部門)データ。
スポーツ部門ではイチローが5回連続トップという人気の強さをみせ、浅田真央は前年に続き2位に、北島康介、ダルビッシュ有がベスト5入りを果たした。ほか、石川遼が31位から10位タイに、現役復帰した伊達公子が8位に入った。

 今回の調査は、テレビ朝日が「テレビと日常生活に関する調査(@data調査)」の一環として、1977年から実施しているもの。調査人数は男性タレント部門 491人、女性タレント部門 473人、スポーツ部門 251人の合計 1215人。調査地区は関東地区一都六県、13歳から65歳までの男女767人をランダムに抽出した(ランダム・デジット・ダイヤリング方式)。調査は「郵送式」で、リストアップされたタレント等の中から好きな人物を何人でも選び、○をつけて回答する方法で行われた。
TV LIFE
2009年1月4日  
  朝日スポーツ賞  2008年度の朝日スポーツ賞が北京五輪金メダリストの北島康介氏ら2氏、1団体に決まった。北島氏には通算で3度目以上の受賞となる選手を永久顕彰するスーパーアスリート賞が贈られる。

 表彰式は15日に東京都内であり、正賞のレリーフと副賞100万円を贈る。テレビ朝日のビッグスポーツ賞と合同で「朝日ビッグスポーツ賞表彰式」として行われる。

◇浅田真央
フィギュアスケートの世界選手権で日本選手最年少優勝
 (敬称略、順不同)
朝日新聞
  【週刊韓(カラ)から】氷上の熱〜い女の戦い
浅田真央VS金ヨナ
 2人は1990年9月生まれの18歳。身長も同じ164センチで、手足が長くてほっそりとした体形も似ている。2人とは、フィギュアスケート界で世界1位を競い合うトップアスリート、日本の浅田真央選手と韓国の金妍児(キム・ヨナ)選手のことだ。両選手は生まれながらの宿命のライバルかもしれない。

 2人はともに企業の広告に起用されるなど、国民的人気が高いことも共通している。

 昨年12月、韓国高陽市で開かれた「グランプリ(GP)シリーズ最終戦(ファイナル)」の前売り券が、発売開始から15分で完売したほどだ。

 この「GPファイナル」では、浅田選手に逆転勝ちされたキム選手。

 カナダのバンクーバーで開かれる2010年冬季五輪を控え、そのリハーサルとなる今年2月の4大陸選手権(カナダ・バンクーバー)、3月の世界選手権(米国・ロサンゼルス)で永遠のライバル、浅田選手にリベンジを果たすのだろうか。

 浅田選手は名古屋市生まれ。「氷上の妖精」「ミラクルマオ」と呼ばれる。

 尊敬するフィギュアスケート選手は伊藤みどりさん。長野オリンピックの金メダリスト、タラ・リピンスキーさんの演技を見て、オリンピック出場を目指すようになったという。

 趣味はショッピング。好きな食べ物は肉料理やカレー、菓子類。歌手の浜崎あゆみの大ファンとか。

 大の犬好きでも有名。愛犬は、2005年の世界ジュニア選手権で優勝した際に買ってもらったというトイ・プードル。今春、オリンピック選手を多く輩出している愛知県内の中京大学に進学する予定。

 一方、キム選手はソウル市に近い富川市生まれ、軍浦市育ち。「フィギュアの女王」「フィギュアの妖精」と呼ばれている。
 
 好きなフィギュアスケート選手はミシェル・クワンさん。長野オリンピックで、クワンさんの演技に感動し、以来表現力を磨いたという。

 キム選手は韓国フィギュアスケート史上初の世界レベルの選手。韓国ではまだまだフィギュアスケートはマイナー競技で、競技人口は100人に満たないとされる。キム選手は、韓国のフィギュア界の振興と後進の育成のため、獲得賞金などを寄付しているという。

 趣味はインターネットと音楽鑑賞。好きな食べ物は、パンと韓国の女の子たちが好きな「トッポッキ」(もちをトウガラシみそでいためたもの)。

 愛犬は2匹。今春、専用スケートリンクのあるソウル市内の韓国屈指の名門、高麗大に進学する予定。

 氷上の上ではライバル同士の2人でもアイスリンクを離れると同世代同士、仲良く交流しているという。韓国紙の報道によると、大会の期間中などは、一緒に食事をし、宿舎でもボディーランゲージと英語で会話を交わす仲という。2人が仲良く写る写真も掲載された。

 浅田選手は韓国では好意的に報道されている。昨年末、韓国で開かれたGPファイナルで優勝した際、浅田選手が「韓国は私にとって幸運の地」と話したことが報じられ、大会期間中は、浅田選手が焼き肉やキムチ、ビビンバなどの韓国料理を食べ、キムチは日本でも食べていると紹介されていた。

 冬季五輪を来年に控え、今年は、実力も伯仲する2人の氷上の戦いから目が離せない。ライバルが日本となると、何かと盛り上がる韓国。韓国では、恐らく日本以上に「浅田vsキム」の対決に注目している。(ソウル 水沼啓子)
MSN産経ニュース
  メダル量産の期待大
バンクーバー五輪へ強化は順調
 2010年バンクーバー五輪へ向けプレシーズンの今季、日本勢の強化が進んでいる。フィギュアスケート、スピードスケート勢は今季、世界大会で次々に優勝を飾る好調ぶり。今後、シーズンが本格化するスキーでも期待が集まる。

 中でも好調なのがフィギュアスケート。昨季の世界選手権を制した女子の浅田真央(愛知・中京大中京高)が、11月末のNHK杯を制した勢いを持続し、グランプリ(GP)ファイナルでもライバルの金ヨナ(韓国)を破って優勝した。

 浅田の今季初戦となった11月中旬のフランス杯では初日のショートプログラム(SP)で転倒が相次ぎ出遅れた。続くフリーでもジャンプに修正が施せず、シニア転向後最低の合計167・59点で2位。大きな不安を抱える幕開けだった。

 だが、ここから浅田は本領を発揮。フランス杯を終えると、今季から師事するタチアナ・タラソワ氏と緊急合宿を行うためロシアへ向かい、ジャンプの修正、体調の回復に努め、持ち前の集中力で立て直した。

 11月下旬のNHK杯ではほぼミスもなく優勝。続くGPファイナルではSPでライバルの金ヨナに先行を許したものの、フリーで逆転。金の地元・韓国でライバルを破る気持ちの強さを見せ3季ぶりに大会を制覇。「よくなっている」と、浅田も進歩を感じている。

 浅田のほか、GPファイナルには安藤美姫(トヨタ自動車)、中野友加里(プリンスホテル)も出場。GPシリーズの上位6人だけが出場できる大会には村主章枝(avex)もあと一歩と迫った。日本女子の世界でもトップといっていい。

 フィギュア男子はエースの高橋大輔(関大大学院)が負傷で今季の出場を断念。影響が懸念されたが、小塚崇彦(トヨタ自動車)がGPファイナルで2位に入る大健闘を見せ、エース不在の中でも底上げが着実に進んできている。

 さらに、昨年の酒気帯び運転発覚から復帰した織田信成(関大)が、11月末のNHK杯で優勝。着氷に失敗こそしたものの、4回転ジャンプにも挑戦するなど積極的な滑りで、織田は「世界で戦うには4回転が必要」と五輪を見据えている。
MSN産経ニュース
2009年1月1日  
  フィギュア
真央 男子顔負け究極フリーに挑戦
 雪と氷の祭典、バンクーバー冬季五輪は来年2月12日に開幕する。プレシーズンとなる今季、フィギュアスケート女子の浅田真央(18=中京大中京高)がGPファイナルを制覇。スピードスケートもW杯で男子のダブルエースが勝利を積み重ね、スキーではジャンプの新星・湯本史寿(24=東京美装)がW杯第5戦で優勝するなど、日本勢の活躍が目立ってきた。1年後の大舞台で日本を熱狂させるのは、いったい誰だ−−。

 来るべき大舞台を見据えて、今年も真央が高く舞い上がる。10年バンクーバー五輪の足音が迫ってくる09年は、昨季の世界女王・浅田真央にとっても重要な1年だ。昨年12月のGPファイナルで国際大会初のトリプルアクセル2度成功という偉業を成し遂げ、同い年のライバルのキム・ヨナ(18=韓国)を撃破。年末の全日本選手権で3連覇を達成した18歳の女王が、更なる進化を遂げる。

 五輪に向けて浅田が目指す究極のフリーの構成は、トリプルアクセル2発に加えて、2度の3−3回転ジャンプ、苦手の3回転ルッツを入れたもの。約4分の演技時間の間に、全6種類のジャンプに挑む男子顔負けの高難度プログラムだ。「入れられるエレメンツでは一番高い。今季できるかどうかは分からないですけど」。言葉は控えめだが、夢の構成に向けて準備は順調に進んでいる。

 男子のヤグディン、女子の荒川静香ら五輪金メダリストを育てたタチアナ・タラソワ・コーチが手がけた今季フリーのプログラムは、体力の限界に挑戦する過酷なもの。シーズン開幕当初はミスが目立ったが、試合を重ねるごとに安定感を増してきた。今春から個人トレーナーと契約し、筋力トレーニング、敏しょう性のアップ、故障を予防するためのバランス改善…。考え得るすべての手を打って、真央は力強さを増している。

 バンクーバー五輪本番会場で開催される2月の四大陸選手権、日本人初の連覇がかかる3月のロサンゼルス世界選手権ではキム・ヨナとの再戦が濃厚で、「ベストのコンディションで臨みたい」と気合十分。そして09年後半には、いよいよ五輪シーズンの幕が開く。中学3年時、年齢制限の壁に阻まれた06年トリノ五輪はもう過去の話。今春から中京大に進学し、女子大生になる真央が夢の金メダルへ着実に歩みを進める。
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