コインコレクターのホームページ

USA silver 1dollar 1798 holed  KM 32
アメリカ合衆国 1ドル銀貨 1798年 穴あき

USA silver 1dollar 1798 holed KM 32 アメリカ合衆国 1ドル銀貨 1798 穴あき

直径 40mm、品位 銀892.4/1000。状態 Poor。

服か何かに縫い付けられていたのでしょうか、穴があけられかなりすり減っています。

建国間もない頃のアメリカのコインです。自由の女神は、Anne Willing Binghamという実在女性がモデルになっています。

スケッチが載っているページのURLです。→http://drapedbustcoins.reidgold.com/pics.html

2枚目のスケッチがコインの肖像と似た雰囲気をしています。

摩耗の少ないコインの写真はこちら→http://drapedbustcoins.reidgold.com/intro.html

せっかく造られた自国通貨ですが、隣国メキシコで造られた8レアル銀貨(ピラーダラー他)の流通に負けてしまい、製造を中止してしまいました。

もし私が、1ドルのお釣りをもらうとして、ピラーとバスト好きな方を持って行って良いと言われたら、迷わずバストを取りますよ。(^o^) 

このタイプは1798〜1804年まで合計で100万枚程度造られていますが、残数は少ないようです。

側面の文字は「ONE DOLLAR UNIT HUNDRED CENTS」と入っています。側面写真では「HUNDR...」まで写っています。

これだけ状態が悪いと、裸のままでは「鋳造の偽物だ」なんて酷評もされてしまいました。現在はNGCがやっているNCSのスラブへ入っています。

アメリカの権威ある会社が本物であると言っているので、間違いありません。このコインを買った時の状況は今も忘れません。

下記のようでした。コイン屋さんへ行った時、店主の後ろの引出しの上、裸のままのコインに目がとまりました。

私「それ何?」店主「アメリカの1ドル銀貨」

私「穴開いてるね」 店主「うん、残念だね」

私「ずいぶん擦り減ってるな〜」 店主「これいる?」

私「いくら?」店主「1000円」

私「え゛!、1000円?これ本物だよね」 店主「もちろん」「穴開いてるし、減り過ぎているからそんなもんでしょ」

私「銀地金の値段じゃないの?」 店主「地金、最近下がったね。銀は50円/gくらいか」

私「いいの?」 店主「いいよ」

私「もらった!」 …

という会話をして手にしたのでした。シルバーダラーというより、シルエットダラーと言いたいくらいです。状態は最低と思われPoorです。

アメリカのコインカタログには、AGで$550と評価されていますが、それが最低です。POORは評価対象外なのでしょう。

しかし、無理やり評価するなら$100かなと勝手に決め付けて、ホクホクで帰宅しました。

コインの保存状態のランク、最高は完全未使用と言われ、英語表記ではFDC、順に下がっていきUNC、EF、VF、F、AG、G、POOR。POORが最低です。

分かりやすく書くと、財布に入っている硬貨の状態はおおむねVF、くたびれたギザギザ10円がF程度です。

POORとは、図柄が擦り減って、シルエットしか確認できない、年銘の確認が慣れた人でようやくできる程度です。うれしくて家人に見せると...

家人「何この汚いの。減っちゃって見えないじゃん」 私「いいでしょ」

家人「え? (◎o◎)!」 私「いくらだ?」

家人「100円」 私「いや、1000円」

家人「何?、1000円?こんなのが…」と絶句。

やっぱ、わかってもらえません。POORとはいえ、希少なコインなんですがね。1000円で手に入るなんて、私、運が良過ぎ。(^o^)

次へ進む

国別目次へ行く

年順目次へ行く

TOPへ戻る