車輪の国、向日葵の少女
(注意)この作品は過去にプレイした作品です。 管理人内で美化されている可能性があります。
人を好きになれること、時間が平等である事、
親が幸福である事、
それくらい望んでもいいじゃないですか。
それはただ、──正義の象徴である向日葵に向けて。
◇追憶その1・ネタばれ有り?◇
完全にノーマークだった名作。
罪を犯す事により、『特別な義務』を負わされるという社会。
様々な義務を負う少女達と、罪人を更正指導する『特別高等人』という職業を目指す主人公の物語です。
そもそも、このメーカーさんの事自体知りませんでした(汗)
とあるブログさんの感想を拝見し、興味を持ったのがきっかけでした。
なんでも序盤から終盤近くまで、ある一つの「とんでもない」伏線が張られていると。
で、随分と時間が経過してからプレイ。
やられました。
主人公のメタ的な独り言(モノローグ)にこういった理由を持って来るとは!
えと、よくあるじゃないですか? 説明文だったりその場での感情的なモノローグだったり。
それらを、あたかもプレイヤーに投げかけるような言い方をする主人公だったんですが、【(例)「〜〜なんだ、アンタもそうは思わないか?」】
その『アンタ』への言葉は最初からずっと、『私』ではなく『○○○』に対して向けられていたんですね。
それが判明した瞬間、カタルシスと章のタイトル表示とがシンクロしてとんでもない衝撃を受けました。
上手い。
E17の少年が鏡を見たシーン並に印象深い瞬間でした。(←解り辛いって)
展開としては章仕立ての一本道ストーリーです。
問題提起→解決?→解決してねぇ!?→主人公カッコイイ→ヒロイン達の成長→泣かせやがって→
の繰り返しなんですが、安易に解決させなかった二章とかは大好きです。
「ど〜せご都合ハッピーエンドでしょ?」なんて思いながらプレイしていたので、一気に引き込まれました。
いい意味でプレイヤーを裏切る行動を起こす主人公も良かったです。
終盤の薬物のアレなんて完全に気が付きませんでした(汗)
ともあれ終始楽しめた作品ですね。
ファンディスクも発売されたのですが……(以下次回へ)