ルート16ターボ(ファミリーコンピュータ)

(記事作成・2009/01/05)

  • 発売…サン電子(1985年)
  • 価格…4900円
  • 分類…アクション(変形ドットイート)
  • 一人プレイ専用
  • 難易度設定有り(3段階)
  • コンティニュー無し

ストーリー

悪の組織“カンハルー”は、世界中の国々からお金を盗んでいた。
そして、たくさんのお金を隠していたのだ。
秘密基地を探し出した君は、愛車“マッド・エックス”に乗って基地に踏み込んだ。
目的は、お金の入った袋をすべて集めてくることだ。
しかし、このなかには、カンハルー軍団と呼ばれる自動攻撃車や、モンスターが動き回っていた…。

操作説明

  • 十字ボタン…スーパーカー「マッド・エックス」を8方向に操作。
  • Bボタン…ある場所で数回押すと、ある物が現れる。(裏技参照)
  • Aボタン…ターボ。押している間「マッド・エックス」のスピードが上がる。しかし、使用すると右下の「FUEL」が高速で減ってゆく。
    この「FUEL」は通常走行でも減ってゆくが、「エッサ」というアイテムを取ると少し回復する。初期設定は999。
    ちなみに、0になってもターボが使えないだけで、ミスにはならない。
  • スタートボタン…ポーズ
  • セレクトボタン…タイトル画面で難易度設定。
    EASY→NORMAL→DIFFICULTの順に難しくなる。
全9ステージ。一つのステージに16個の部屋が碁盤の目状に配置されている。
敵の追跡をかわし、各部屋内部に散らばるアイテムを集めるのが目的。
部屋を出るとレーダー画面に変わり、部屋の大まかな出入り口・アイテムの位置・
敵・プレイヤーが縮小表示される。(レーダーについては後述)
敵・障害物(通称・コフン)に当たるとミス。

レーダーモード

スタートして部屋を出ると、ステージ内の部屋が碁盤の目状に表示される。
これが「レーダーモード」である。
この画面では、各部屋の大まかな出入り口・アイテムの位置・
敵・プレイヤーがそれぞれ縮小表示される。
なお、「モンスター」と呼ばれる一部の敵や、ステージクリアに必要無いアイテムは
レーダーモードでは表示されない。

キャラクター

左が通常、右がレーダーモード表示。
マッド・エックス
プレイヤーが操るスーパーカー。
レーダーモードに表示されるアイテムを全て集めるのが目的。
クワベー
カンハルー軍団の地下基地を警備するロボットカー。「マッド・エックス」を追跡する。
「ノームラー」より性能が低いらしく、追跡されても割と簡単に巻くことができる。
アイテム「ファルグ」を取ると赤くなり、接触して倒せる。 1000点。
ノームラー
カンハルー軍団の地下基地を警備するロボットカー。「マッド・エックス」を追跡する。
「クワベー」より性能が高いらしく、執拗に追跡してくる。
しかし、コストが高いからか、配備数は少ない。
アイテム「ファルグ」を取ると赤くなり、接触して倒せる。 1000点。
ケイトー
カンハルー軍団の地下基地を警備するモンスター。
足跡のような妙な姿をしている。4種類存在する。
自機を追跡せず、一定範囲を巡回する。
レーダーに映らず、「ファルグ」でも倒せない。
アキトン
カンハルー軍団の地下基地を警備するモンスター。
自機を追跡せず、高速で一定範囲を巡回する。
レーダーに映らず、「ファルグ」でも倒せない。
キャタズミ
カンハルー軍団の地下基地を警備するモンスター。
自機を追跡せず、高速で一定範囲を巡回する。
レーダーに映らず、「ファルグ」でも倒せない。
サッカイ
カンハルー軍団の地下基地を警備するモンスター。
自機を追跡せず、一定範囲を巡回する。
レーダーに映らず、「ファルグ」でも倒せない。
ヨシーダ
カンハルー軍団の地下基地を警備するモンスター。
自機を追跡せず、一定範囲を巡回する。
レーダーに映らず、「ファルグ」でも倒せない。
コフン
カンハルー軍団の地下基地に存在する固定障害物。
普段は地中に隠されており、ある操作をすると出現する。
レーダーにも映らず、「ファルグ」も効果がないため、
当たるとミスになるが、敵を誘導して破壊することが出来る。
成功すると50000点。(詳細は裏技へ)
トンネル
特殊な地形。
自機がココを潜ると、瞬時に別のトンネルへ移動する。
基本的に同一の部屋の移動に使われるが、
ステージによっては全く別の部屋に移動する。
敵はトンネルの上を通過するだけで使用出来ないため、
上手く使えば追跡から逃れられる。

アイテム

左が通常、右がレーダーモード表示。
ファルグ
ステージクリアに必須なアイテム。
チェッカーフラッグの形をしている。
取った瞬間、一定時間敵が赤くなり、自機から遠ざかる。
この状態で、直接自機を当てて倒すことが出来る。
ドーラ
ステージクリアに必須なアイテム。
青いドル袋の形をしている。
取った後、これが置いてあった場所である操作をすると…
エニー
ステージクリアに必須なアイテム。
赤い袋の形をしている。
一定間隔で「ロイ」に変わるものと、「マジダ」の周り4ヵ所に
「ビーニー」を配し、「ビーニー」の取り方によって
「エニー」か「モブ」に変わってしまうものがある。
ロイ
エニーが変化したもの。
こぼれたオイルのような形をしている。
この状態で取ってしまってもクリア条件に影響は無いが、
「マッド・エックス」の速度が一定時間大幅に低下する。
その場合はターボを使って切り抜けるしかない。
マジダ
[?]と書かれたプレート。
直接取ることは出来ないが、周り4ヵ所に配置されている
黄色い粒「ビーニー」の取り方によって
「エニー」か「モブ」(爆弾)に変化する。
「モブ」を取るとミス。
ビーニー
「マジダ」の周り4ヵ所に配置されている黄色い粒。
最初に取った「ビーニー」によって「エニー」か「モブ」(爆弾)に変化する。
1個取った時点で「エニー」が出ると、残りの「ビーニー」はボーナスになる。
(100点・200点・500点)残してもクリア可能。
「モブ」に変化した場合は、残った「ビーニー」を取って当たりを引けば
「エニー」になる。ハズレの「ビーニー」は全て0点。
モブ
「マジダ」が変化したもの
爆弾の形をしている。
「マジダ」の周り4ヵ所に配置されている「ビーニー」の
取り方によってこれに変わってしまう。
取るとミスになる。
エッサ
ガススタンドの絵が描かれたプレート。
取ると「FUEL」が100回復する。
レーダーに映らず、ステージクリアに必要無い。
ブリー
赤い指輪のような形をしている。
取るとボーナス。100点。
レーダーに映らず、ステージクリアに必要無い。
デッタ
車の絵が描かれたプレート。
取ると「マッド・エックス」が1upする。
レーダーに映らず、ステージクリアに必要無いが、
このゲームはスコアで自機が増えないため、非常に貴重な存在。
スペシャル
「S」が描かれたプレート。
ある部屋に、たった1個だけ存在する。
取ると20000点。
レーダーに映らず、ステージクリアに必要無い。

※ステージマップ画面には、あえて場所を載せていません。

スター
星の形をしたプレート。
ある部屋に、たった1個だけ存在する。
取ると10000点。
レーダーに映らず、ステージクリアに必要無い。

※ステージマップ画面には、あえて場所を載せていません。


ステージ紹介

画面をクリックすると別ウィンドウが開きます。
ステージ1
ステージ2
ステージ3
ステージ4
ステージ5
ステージ6
ステージ7
ステージ8
ステージ9

テクニック

―部屋を観察しよう―
スタートしてまず部屋を出れば、レーダーモードになる。
ここでポーズをかけて、どの部屋から目指すか検討しよう。
敵の数・各部屋のアイテム・出口の位置…
特に無敵アイテム「ファルグ」の位置の把握は重要。
どのステージも4隅にある部屋は出口が少なく、危険度が高い。

―敵のクセを見抜こう!!その1―
カンハルー軍団が放つ、ロボットカー「クワベー」「ノームラー」。
「マッド・エックス」を追いかける鬱陶しい奴だが、
突然、追跡を止めて引き返したり、「マッド・エックス」の急な方向転換に対応出来ない等、
ロボットであるだけに、多少融通の利かない部分があるようだ。
これを理解すれば、出口が一箇所しかない部屋でも巻いて脱出することも出来る。
敵が通過出来ない「トンネル」を活用するのも手。

―敵のクセを見抜こう!!その2―
 
敵に追跡されている時、「マッド・エックス」が交差点の角を曲がると、
追跡している敵は、それに釣られて自分に一番近い交差点の角を曲がる。
但し、敵車との間は1キャラクター分以上の間隔が必要。
―レーダーモードを活用しよう―
レーダーモードは、何も無い黒い背景に部屋の外壁と番号が書かれているだけに見えるが、
このモードでも、部屋内部の地形は反映される。
即ち、複雑な地形の部屋に敵を誘い込んで一気に振り切れば、
敵は地形に翻弄され、その間に遠く離れた他の部屋へ移動出来る。

―ターボは切り札!!―
FUELは通常でも減っていくが、Aボタンで発動する「ターボ」で瞬く間に減少する。
アイテム「エッサ」でも、僅か100補給されるだけなので使いすぎに注意。
しかし、「ターボ」は隠しボーナスと関連があるので、
ハイスコア狙いか、安全にステージクリアか悩ましいところ。


裏技

           
コフンの秘密このゲームの隠れキャラクター「コフン」。
何も無い場所でBボタンを押すと出現する。
しかし、アイテム「ドーラ」が置いてあった場所で、
同じようにBボタンを押しても出現する。
「ターボ」が使えない時の緊急回避用としても使える。
しかし、欲張って深追いしないように。
ターボの秘密 ターボは緊急回避として使うのが基本だが、実はハイスコアのチャンスだ。
ある部屋でターボを使うと100点ずつスコアが上がっていく。
連射付きコントローラがあると、面白いようにスコアが上昇する。
10万点ボーナス「ターボの秘密・その2」とも言える大掛かりな技。
ステージが始まって、ある部屋でターボを使うと1万点までスコアが上がる。
その後、ある順番で部屋を巡りながら各々の部屋で同じようにターボを使う。
これを繰り返せば最終的に10万点ボーナスとなる。
当然、それなりにミスになるリスクは高くなる。
デモ画面で遊ぶ タイトル画面で、デモ画面になるまで暫く待つ。
デモ画面が始まって、そのまま「マッド・エックス」が部屋を出て、
最初のアイテムを取った後、自由に操作出来るようになる。
ステージクリアも可能。
但し、一度でもミスをするとタイトルへ戻る。

戯言

このゲームは元々、1981年に発売されたアーケードゲームのアレンジ移植作品です。
実は、筆者がアーケード版を見たのはかなり遅く、
5年くらい前、大阪・ミナミの某ゲームセンターの
レトロゲームコーナーで、偶然見掛けてプレイしました。
アーケード移植であることは当時読んでいた「ファミマガ」で知ってたものの、
実際にプレイしたのはこの時が初めてだったのです。
当時、我々が良く遊びに行っていた駄菓子屋やゲーセンは、割りとマニアックなゲームが
入れてあったりしたんですが、不思議とこれだけは見掛けませんでした。
で、実際にアーケード版をプレイしてみましたが…
ファミコン版を散々遊び倒したせいか、「ラリーX」の亜流にしか見えなかったです。
残念だけど、あんまり面白いって言う印象が無かったなぁ。

さて、ファミコン版の話。
「B-WINGS」同様、アーケード版をプレイする前にファミコン版を持っていたわけですが、
ファミコン版は当時の時勢に乗って、隠れキャラクターや裏技をふんだんに取り入れています。
そしてアーケード版に無かった要素として、「ターボ」が追加されています。
基本的に緊急回避用ですが、それ以外にも使い道があったり…
さらにどこかの部屋に2つの秘密アイテムが存在するなど、様々なやり込み要素が隠されています。
そのためか、世間ではあまり「クソゲー」扱いされない作品です。
そういえば、ステージ1からステージ5の終了直後に
キーワードが1文字づつ表示され、それを集めて出来た単語を
ハガキに書いてサンソフトに送ると何か貰えたらしいんですが、
当時の筆者の腕では、ノーマルモードのステージ3の序盤が限界…

当時の筆者は、隠れキャラクター「コフン」の出し方を発見して、
大喜びで「ファミマガ」の「ウル技コーナー」にハガキを出したんですが、
残念ながら採用されたのは他の人でした。確か「横綱技」として紹介されていたような…
(「横綱技」の賞金は現金5000円だったかな?もしくは同額の図書券?記憶が曖昧だ…)

1999年頃、以前の勤め先を退職したとき、再びファミコンソフトを集め始めた際に、
「B-WINGS」「スパイvsスパイ」と共に真っ先に確保した程、非常に思い入れの深いソフトです。
中古で手に入りにくいようなので、見つけたら速やかに確保しましょう。
当時のプレイヤーが(別の意味で)驚愕した、ステージ9のクリアの瞬間を、
ぜひ自分の目で確かめてみてください。


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