甲斐武田を探検っ!!

       鶏冠山

 

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yn046

史跡・関係地名:鶏冠山(とさかやま・けいかんさん)

住所:山梨県山梨市三富川浦

場所のわかりやすさ:×

駐車場:○

説明板:×

売店:×

地図:

 

関係人物:武田信玄など

<埋蔵金伝説の残る山>

「朝日さす 夕日輝く寺平 雀のみよどり 梢のしたかげ」

武田信玄は鶏冠山の麓で金の採掘をしており、その際の作業の安全や武運を祈り、金で鳥を作りました。ある夜、金の鳥がけたたましく鳴いた三日後、一帯を暴風雨が襲い大きな被害が出た。当時鳥の夜鳴きは天変地異を教えるものとして信じられていたので、人々は金の鳥を崇めるようになりました。ある年、信玄は出陣に際し、金の鳥が失われるのを恐れて念のため、鶏冠山のどこかに隠しましたが、信玄は陣中で病死。金の鳥の行方はついにわからなくなっってしまいました。

以上は、鶏冠山のどこかに埋められているという金の鳥のありかの謎を解くものとして、三富地区に伝わっている話です。さらにキーワード的なものも伝わっていますので、埋蔵金好きな方はゾクゾクするのでは?

ちなみに史実に照らし合わせると、天正元年(1572)三方原出陣の際に「金の鳥」を隠したということになりますね。

標高2115mの鶏冠山。山梨県北東部、雁坂道(国道140号)西側にあります。秩父多摩甲斐国立公園の中にあり、首都圏の方には「西沢渓谷」が有名だと思います。その西沢渓谷の奥、と表現するとわかりやすいと思います。鶏冠山にも西沢渓谷から入っていき登って行くようです。

 

左は「道の駅みとみ」付近からの写真。右は西沢渓谷無料駐車場付近からの写真。ご覧のように、岩山でかなりの急斜面、切り立っています。戦国時代も金山ということで、入山が厳しく規制されていたと思われます。現在においても、その斜面の険しさ、ルートの不明瞭さから、危険度が高くスペシャリスト向けの山として多くのガイドブックに紹介されます。

西沢渓谷、二俣吊り橋からの鶏冠山。人を寄せ付けない山姿をしていますが、いずれは登ってみたい山です。なお、山梨百名山の一つにも認定されています。西沢渓谷に訪れた際、鶏冠山にフト目をやり「実はあの山は・・・」なんてミステリーを語るのもよいのかもしれませんね(笑)

周辺の甲斐武田氏関係地:雁坂峠・川浦口留番所など

参考文献:甲斐国志・山梨百名山/山梨日日新聞社など

<2012/9/30>