甲斐武田を探検っ!!

 

東前院

 

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mk016

身延町常葉地区にある、常葉山東前院です。

「山梨県の武田氏伝説/笹本正治」によると、こちらのお寺は穴山氏に仕えていた馬場氏(馬場信春とは別系ですね)が、元亀年間(1570-1573)が創建したのだと伝わっています。義信事件に際し、飯富虎昌に内通したとして処分された常葉氏供養の為だそうです。馬場氏というと、同じ身延町内に馬場忠次の屋敷跡さらには菩提寺とされる妙円寺があります。

 

常葉氏ですが、鎌倉時代に源頼朝により滅ぼされた秋山光朝(平重盛の婿です)の次男光季がこの地に入り常葉を称したのが始まりなのだとか。その常葉氏屋敷跡と伝わっているのが、遺構などはまったくありませんが東前院隣にある小学校。ただ、戦国期に入ると常葉氏の名前は出てこなくなり、かわって出てくるのが馬場氏。また、常葉氏が義信事件に連座したのかどうかも自分が調べた限りはっきりしていません。確かに義信の周囲にいた人物には、古くから武田氏に仕え、信玄時代になるとあまり活躍を耳にしなくなったような人物が多いとも思えるのですが・・・うーん、まだまだ勉強ですね。

 

 

お寺の屋根には武田菱、お寺近くにあったお地蔵さんにも武田菱・・・しっかり調べると武田氏と関係ある話が出てくるかもしれませんね。

場所ですが、下部小学校に向かってください。途中で少し道が細くなりますが、小学校手前右にあります。駐車場は身延町役場下部支所に停めるのが一番かと思います。なお、説明板などはまったくございません・・・

 <2008/9/16>