甲斐武田を探検っ!!

 

栃本関跡

 

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甲埼玉県秩父市、雁坂道にある栃本関。山の斜面に民家・畑がへばりつくような感じの場所にあります。ここは、江戸幕府が中山道と甲州街道の間道である秩父往還に設けたものです。現在残されている建物は幕末に建てられたものだそうですが、関所の面影をよくとどめており、国指定史跡となっています。

 

栃本関は江戸時代に突然つくられたものではなく、甲斐武田氏が秩父に進出した際この地に関所を置いて山中氏を置いたことが始まりだそうです。雁坂道は信虎の時代からすでに軍事的な目的で使用されており、信玄の時代にも勝沼信元謀反事件などの関わりなどもあり、重要な道と位置付けられています。甲斐側には烽火台なども造られました。

上は栃本関から甲斐側を見た写真、山々が連なっています。今は長いトンネル(雁坂トンネル)が開通しており、普通車700円で通行できますが、ひと昔前は「開かずの国道」として有名でしたよね。

雁坂道(秩父往還)を走っていると、栃本関の看板がありますので、山道なのでちょっと不安になりますが道なりに進んで行ってください。集落が現れやがて栃本関が見えてきます。駐車場はなかったと思うのですが・・・ただ車一台くらい停めることのできる場所が近くにありますので、今回はそこに駐車しました。

周囲は緑ばかり!とてもリフレッシュできる場所でした。

 <2008/12/27>

天正壬午の乱の際、北条方につき討死した大村伊賀守。彼の嫡男は討死をまぬがれ、雁坂峠を越えこの地に住みます。その後彼は徳川家に仕え、大村与一忠昌と名乗り栃本関の関守になったのだという話が伝わります。彼は秩父大村氏の祖であるとか。彼に随行してきた沢登(さわのぼり)氏は沢登(さわと)と名乗り、現在も栃本に子孫の方がいるそうです。

 <2009/11/12 追加>