甲斐武田を探検っ!!

 

岩松院 咳地蔵

 

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ks022

今回の「咳地蔵」は「山梨県の武田氏伝説/笹本正治著」を参考に探検してきました。

甲州市塩山小屋敷にある恵林寺、このHPを見ていただいている方ならきっとご存知でしょう、武田信玄の菩提寺ですよね。山梨県に来て武田信玄を感じたい!なら恵林寺と躑躅ヶ崎館(現武田神社)に行けば十分に感じることができると思います。ともに資料館や土産店もあるのでそちら方面でも満足できると思います。

さて、その恵林寺のすぐ隣にある、岩松院というお寺。恵林寺のすぐ隣なので視界に入ってはいますが、周囲の民家と同化してしまっていて、ナカナカわかりずらいかも知れませんね・・・

上の写真を見ると中央右寄りに赤い屋根が見えるはず。これが恵林寺方面からも見えるので目印にしてください。この赤い屋根のお堂?ですが、なかには「咳地蔵」と呼ばれているお地蔵さんが祀られています。このお地蔵さんは、風邪と咳にご利益があると言われているそうです。かつては、こちらのお寺の東方にある松尾神社東の辻に建っていたのだとか。

このあたりに伝わる古くからの言い伝えによると、こちらのお地蔵さんは穴山信君の寄進だと伝わっているそうです。なぜ信君なんでしょうかね?穴山氏ですと、現韮崎市身延町辺りが関係の深い土地。このあたりですと、松尾氏(信玄弟信是が松尾氏を継いでいます)・河窪氏(信是死去後、信玄弟の河窪信実の嫡子信俊が遺領を相続)が領していた場所。うーん、わかりません。しかし、ココであえて「穴山信君」の名前が出てくるというのがまた、考えさせられて楽しいです!

左の写真、奥に恵林寺の林が見えています。咳地蔵、最近は笠地蔵とも呼ばれているようですが、ちょこっと覗いてみては?

 <2008/2/18>