甲斐武田を探検っ!!

       古城山砦

 

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史跡・関係地名:古城山砦

住所:山梨県西八代郡市川三郷町市川大門

場所のわかりやすさ:△

駐車場:○(麓の市川碑林公園へ・・・)

説明板:×

売店:×

地図:

関係人物:跡部蔵人など

<登山者も素通りの城>市川三郷町の碑林公園から蛾ヶ岳(ひるがたけ)への登山道があります。甲斐国志にも記載があり、古くから河内地方や郡内地方(西湖方面)に向ける間道として使用されていたようで、登山道沿いには石像や狼煙台、そしてこの砦跡が残されています。

 

碑林公園から1地時間程度登り、登山道が右に曲る場所でふと左に目を向けると、大きな堀切が。その堀切を越えると平坦部になります。

 

平坦部を進むと再び郭を遮断するように今一度堀切。その堀切を越えたら城域。竪堀も見られます。堀切を越えると再び郭があります。

  

そしていよいよ主郭部。東側にある虎口を入ると到着。主郭に入って左手には土塁跡が残っています。

現在の主郭部には浅間神社などの石碑が多く並んでいます。

 

その石碑から周囲を見てみると、西を除く三方を郭が囲んでいます。西は急斜面となっています。

 

主郭部北東方向には池がありました。しかも水をしっかり湛えています。

<誰の何のための?>甲府盆地南西と間道の監視のための砦跡なのだと思われます。甲斐国志によると、この砦は武田の時代に跡部蔵人という人物が護っていたのだとか。人物については不詳です。もちろん武田氏滅亡後の天正壬午の乱の際、徳川軍が改修して使用したことを想像することはいたって普通ですね。事実甲斐国志に大須賀勢がここを護ったと記されています。さらには、源義清の要害とも地域に伝わっているとも記されますが、こちらは・・・どうなのでしょうか。

ガイドブックなどではさらに上部にある狼煙台にスポットを当てており、こちらのとても立派な砦は全く触れていません・・・。蛾ヶ岳登山者は全く気づくことがないのでしょう。もっと日の目が当たってもよい砦跡です。

言葉では伝わりにくいかと思いましたので、図にして見ました。素人がおおざっぱに見ただけなので、あてにしないで下さい。大まかな様子を少しでも掴んでいただければ・・・。

周辺の甲斐武田氏関係地:古城山狼煙台・蛾ヶ岳など

参考文献:甲斐国志・図解山城探訪第十七集/宮坂武男など

<2013/1/26>