甲斐武田を探検っ!!

 

南照院

 

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笛吹市御坂町にある南照院をご案内です。

こちらのお寺は、とにかく本堂裏手の横穴式円墳、姥塚(うばつか)古墳が有名です。6世紀後半につくられた古墳で、古墳直径約50m、石室長17m以上を誇ります。石室は入口部が崩落しているため正確な長さは不明なんだそうですけど。この石室の規模は東日本随一で、この地を支配していた勢力が強大なものであったことをしのばせます。また、近くには御坂路や国衙(こくが)という地名もあり、かつては笛吹市が山梨県の中心であったことを察することができます。

 

武田氏には関係のない話になってしまいました。イヤイヤ!御坂町誌によりますと、こちらの南照院には武田時代に関する面白い話が伝わっています。

永禄3年(1560)5月、駿河の今川義元は2万5千の兵力を率いて尾張に侵攻するのですが、織田信長により桶狭間にて討死します。義元が討死してしまったことで、今川領内には大きな動揺が走ります。身の危険を感じた今川義元の弟である今川義弼は、この地に逃れてきます。そして兄の菩提をともらうため聖観音をまつり、「南照院」を建てたんだそうです。お寺には義弼の位牌があるんだとか・・・

と、いうお話です。調べた限り「今川義弼」という人物はわかりませんでした。位牌も確認してはいませんが、何でこのような話がココに伝わったのか?ものすごく不思議で、そして楽しくなりますよね!!

 <2006/4/20>