甲斐武田を探検っ!!

       白鳥山城

 

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mk027


史跡・関係地名: 白鳥山城(白鳥砦・城取山城)・白鳥山森林公園

住所:山梨県南巨摩郡南部町万沢・
        静岡県富士宮市

場所のわかりやすさ:〇

駐車場:〇(専用駐車場あり)

説明板:〇

売店:×

関係人物:武田氏・今川氏


<甲斐・駿河国境>山梨県最南の南部町と静岡県富士宮市との県境にある白鳥山。この山は富士山・南アルプス・八ヶ岳が選定されている「山梨百名山」のひとつ。標高は568mで、先ほどの山々の標高にはかないませんが、歴史的には多くを目撃した山。そのような経緯が山梨百名山に選定された理由のひとつであるのです。


 


<国境の重要な場所>甲斐国志によると「駿州内房村ニ接スル高山ナリ又城取山トモ云フ永禄十二年信玄駿州攻撃ノ時此ノ山ニ物見ヲ架ス陣場・馬ノ背・太鼓・打場等ノ名山中ニ在リト駿河国志ニ見エタリ」とあります。
  現地説明版によると烽火台であり、遺構も戦後しばらくは存在したといいます。しかし現在は明確な遺構は残されておらず、図解山城探訪では山頂付近の微高地がかつて存在したとされる土塁跡か?と考察しています。誰の築城によるものか、武田氏か今川氏か?も不明となっています。
  周辺には富士川が流れ、甲斐と駿河をつなぐ身延路が通過しています。周辺も見渡すことができるので、立地的にはかなり重要な場所で思われます。

 

 


<山腹の遺構?>山梨県側駐車場からは、山頂への道とは別に全長1100mの周遊コースが設けられています。コース内には森林はもちろん、珍しい自然地形、遺構とも言われる盛土・横堀を見ることができます。図解山城探訪では烽火台(もしくは砦)の遺構かは判断しづらいとしていますが、確かに人工的に残された「跡」。ゼヒ自身の目で確認をお勧めします。年代が判別新府城から、涙の森・回看塚などを経由して笹子へ・・・などという、勝頼の道?いつかは歩いてみたいですね。

<静岡県から登る!>山梨県側からですと駐車場から10分もあれば到着する白鳥山山頂。「山梨百名山」を意識していると拍子抜けしてしまうかもしれません。そのような方はゼヒ静岡県側から登ってみましょう。静岡県富士宮市内房の本成寺横が登山口。駐車場は数台分ですが登山口横に用意されています。往復で4km強、標高差約500m。登りで1時間40分程度。いい汗をかいてみましょう。

周辺の甲斐武田氏関係地: 万沢口留場所 葛谷城 など

参考文献・資料:甲斐国志・図解山城探訪/宮坂武男・アタック山梨百名山(新版)/山梨日日新聞社など

<2012/11/26 2016/1/30修正>