甲斐武田を探検っ!!

 

松尾神社 小林和泉守屋敷跡

 

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富士吉田市松山地区、住宅地の中に松尾神社が鎮座しています。こちらの神社、穀物を守護する神様なのだとか。

由緒によると、武田信虎が府中防衛を固めるため湯村山城を築く大永三年(1523)、郡内地方の小林和泉守二郎実吉が小林家の守護神として創立したことが松尾神社の始まり。

天文八年(1540)十月、信玄が信虎を駿河に追放する2年前に小林刑部左衛門が松山に屋敷を建てたと勝山記(妙法寺記)に記されています。この小林家を中心に松山の集落が形成されていったと思われています。

小林氏は郡内小山田氏の下で活躍、しかし天正十年(1582)武田と同じく、織田軍侵攻により滅亡したと伝わります。

 

屋敷跡と呼ばれているこの敷地ですが、遺構などは残されていません。神社の由緒書がこの地がかつて何だったのかを教えてくれます。駐車場は隣のお寺さんに・・・。

ちなみに甲斐の郡内地方は信虎〜勝頼の時代ですと、小山田氏は都留市から大月市にかけて勢力を持ち、加藤氏は上野原市、倉見氏は西桂付近、渡辺氏は忍野付近、西湖には西海衆がおり、小林氏は富士河口湖町〜富士吉田あたりに勢力を持っていたと言われています。

周辺は富士登山の拠点で、歴史のある地域です。吉田の火祭りは有名ですね。あと、抜群のコシを持つ吉田のうどんですか?行かれた際にはゼヒどうぞ!

 <2008/12/18>