甲斐武田を探検っ!!

       板垣山烽火台

 

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史跡・関係地名:板垣山烽火台(八人山・月見山・伴部山・酒折山など)

住所:山梨県甲府市酒折町・善光寺町・横根町

場所のわかりやすさ:△

駐車場:○(不老園駐車場から)

説明板:×

売店:×

地図:

 

関係人物:武田氏など

<信仰の山>甲斐善光寺の北にある小山、八人山(572m)・月見山(御室山・鏡台山とも/485m)・伴部山(巴山とも/455m)。このあたりの山々の総称として板垣山・酒折山とも呼ばれています。「板垣」はそう、板垣信方の所領「板垣」の場所。なお月見山は、山腹にかつて甲斐三宮の玉諸神社があったといわれ、さらにはその整った形から、月見山そのものが連歌発祥の地といわれ日本書紀などにも登場する1900年もの歴史がある酒折宮の御神体とされていたと伝わります。登山道沿いには酒折宮旧蹟(石祠)が残ります。

 

そのような山に板垣山烽火台あったと「図説山城探訪」は紹介しています。ただ、明確な遺構を持って紹介しているわけではなく、甲斐国志の記述からの推定場所としての掲載となっています。実際に八人山に登って見ましたが、確かに遺構と呼べるものはなかったと思われます。「図説山城探訪」によると、烽火台の位置は茶道峠などの周辺の烽火台との位置関係などから標高がほどほどあり展望の効く八人山・月見山ではなかろうか、と。

 

甲斐国志には「東ノデサキヲ此ニテモ山埼ト云山頭ニ烽火台ノ跡アリ」と記されています。伴部山の先端部は現在も山崎と呼ばれていますが、今は採石場跡となっており山の形もかなり変化してしまっていると思われます。標高は足りないのかも知れませんが、物見などとしての機能を果たした烽火台があったのでしょうか。

 

八人山への登山口は梅の花の名所、不老園横からとなります。そこから酒折宮旧蹟などを見つつ、1時間もかからず八人山の山頂に到着できます。のどかな里山歩き、いかがでしょうか。

周辺の甲斐武田氏関係地:甲斐善光寺東光寺・酒折宮など

参考文献:甲斐国志・図解山城探訪第十六集/宮坂武男など

<2013/2/28>