甲斐武田を探検っ!!

       天白砦

 

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ht053

史跡・関係地名:天白砦

住所:山梨県北杜市長坂町中丸

場所のわかりやすさ:△

駐車場:△

説明板:×

売店:×

地図:

 

関係人物:小尾能登守など

<小尾氏が守った砦>北巨摩郡誌に記載される「天白砦」。小尾能登守の居城であったと伝わります。信濃に近く、軍用に用いられたといわれる棒道も近くを走っていることから、国境付近の警備にも用いられたのでしょうか。

 

左上の写真は砦から西方向を、右上は砦の北東の写真です。西から北には特に大きな起伏なく、西東は断崖となっています。部分的に堀や土塁状の場所が残りますが、近年の開発により遺構の多くが破壊されてしまっているため、これらは当時のものではないと考えられています。

 

<小尾家と小尾能登守>砦跡の一角に墓地があり、こちらには小尾氏累代の墓所があります。小尾氏というと思い浮かぶのは、津金衆一員で小尾党を率いていた小尾周防や小尾監物。小尾能登守は周防・監物とは別の家であると考えられています。なお周防の子宮内少輔の妻が能登守娘であると寛政重修諸家譜は伝えています。コレ以前にも姻戚関係はあったのでしょうね。

小尾周防は武田家滅亡時信濃で討死、子の宮内少輔は長篠設楽ヶ原で討死してしまっておりましたので、津金胤時の子監物祐光が小尾周防の娘を妻としてむかえ小尾姓を継いでいます。彼は天正壬午の乱で北条軍がこもっていた獅子吼城を陥落させるなどの戦功を立てています。

周辺の甲斐武田氏関係地:笹尾砦・清光寺など

参考文献:図解山城探訪第15集/宮坂武男・天正壬午の乱/平山優・など

<2012/8/21>