甲斐武田を探検っ!!

       鳥坂峠

 

 史跡一覧へ

 人物一覧へ

 トップへはこちら→

ff062

史跡・関係地名:鳥坂峠・鳥坂峠狼煙台・若彦路

住所:山梨県笛吹市芦川町・八代町

場所のわかりやすさ:×

駐車場:△(新鳥坂トンネル出口付近に)

説明板:×

売店:×

地図:

 

 

関係人物:穴山信永・南部某など

<歴史に関係した道>若彦路、かつては甲斐の中心(現笛吹市)と河口湖さらには駿河を結ぶ重要な道でした。近年ようやく若彦トンネルが開通し、自動車で河口湖に繋がるようになっていますが、早くから開けた御坂路(国道137号)に比べるとマイナーな存在です。そんな若彦路ですが、甲斐武田氏は若彦路周辺に館を構えたこともあり、軍事行動の際などにもこの鳥坂峠を越えていました。武田信虎・信玄などもこの峠を通過しています。

また、甲斐国志によると「大永三年三月十三日小山城主穴山伊予守信永は鳥坂峠を越えてきた南部某に攻められ、信永は花鳥山に陣を構えるが敗れ、常楽寺で自刃した」と記されています。南部氏と所領争いがあった当時の穴山氏。もちろん河内地方(身延町などの山梨県南部)が主な抗争の場でしたが、彼等の所領は甲斐国内に散在していたことが明らかになってきており、その影響でこの鳥坂越えがあったということもおおいに考えられる、と「穴山武田氏」は記しています。

 

現在、かつて多くの人が利用した峠は左上の写真。笛吹市八代町側(北側・甲斐府中側)は右写真。どうやら崩落があったらしく、峠の甲府盆地側への道は不明。斜面を横から撮って見ましたが、かなり厳しい斜面であることはお分かりいただけるはず。

 

一方、笛吹市芦川町側(南側・河口湖側)は古くからの道が残されています。昔のまま・・・ということはないと思うのですが、徒歩がメインであった時代の峠の状況がわかります。

 

一部には石積みが残されています。

<鳥坂峠狼煙台>鳥坂峠を芦川町から登ると、向かって左側に山梨百名山の一つ、春日山への登山口があります。右には同じく山梨百名山釈迦ヶ岳への登山道があります。

 

その春日山登山道に入り、少し登るとちょっとした平坦地がありNHKのボックスが現れます。「図説山城探訪」では、この場所が狼煙台でなかったか?と推定しています。

 

特に遺構はないのですが、眼下には鳥坂峠が望め、周囲の眺望も効きそう(現在は木々で覆われていますが・・・)なので、狼煙台ではと思われています。

上の写真は狼煙台?付近の尾根の写真。なんとなく綺麗だなぁーと思っただけで、深い意味は全くありません。

周辺の甲斐武田氏関係地:花鳥山・広済寺など

参考文献:甲斐国志・山梨百名山/山梨日日新聞社・穴山武田氏/平山優など

<2012/10/20>