甲斐武田を探検っ!!

       茶臼山烽火台

 

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史跡・関係地名:茶臼山烽火台(茶臼山砦)

住所:山梨県笛吹市一宮町石・甲州市勝沼町山林

場所のわかりやすさ:×

駐車場:△

説明板:×

売店:×

地図:

 

関係人物:武田氏・勝沼武田氏など

<お手本の扇状地>教科書などでも紹介される京戸川扇状地。現地に行っても大きすぎてそこが扇状地だとは全くわかりません。この扇状地、当然京戸川により形成されたのですが、その京戸川右岸に茶臼山があります。茶臼山山頂には、正確な築城年代は特定できていないのですが、中世に使用されたとされる烽火台跡があります。

 

<登城>中央自動車道脇にある釈迦堂博物館近くの道を案内板に従い山の方へのぼっていきます。

 

しばらく進むと左手に「茶臼山登山口」の看板が現れます。駐車場はありませんが、付近に多少のスペースがあるので駐車をし登山開始しますが、入口から少し進むだけで・・・厳しく長い斜面が待ち受けています。

 

登山道はありますが、ほぼ直登(斜面をまっすぐ!)。30分くらい登りましたが、写真ではわかりづらいですね。何回か休憩を取りながら進むと尾根にでるので、尾根沿いに進んでいきます。尾根沿いは楽に進むことができると思います。そして15分くらいでしょうか、突然尾根を切る堀切が現れます。

 

城側から写真を撮ると下の通り。

 

その堀切を越えると、まずは帯郭と腰郭。まっすぐ進み主郭に向かいます。

 

 

約1時間ほどでようやく山頂(948.3m)の主郭部に到着。西・東・南に頂点を持つ三角形に近い主郭が迎えてくれます。一辺20mほどでしょうか。主郭部はほぼ平坦となっています。周囲は木々が茂り、あまり眺望はきかない状態となっています。

 

 

西の尾根沿いには先ほど紹介した堀切。南尾根にも深い堀切。東尾根には見当たりませんでしたが、急斜面となっていました。

 

 

西・南・東には腰郭がありますが、その郭を帯郭がつないでいるという状況がしっかり確認できました。こちらの烽火台は、勝沼氏の詰城とも言われますが、規模的には烽火台もしくは物見に使用された城というところなのでしょうか。堀切・腰郭・帯郭・主郭で構成された山城でコンパクトにまとまり、保存状態も良好です。位置的に見て笹子峠(大月方面)や蜂城との連絡や、岩崎氏・栗原氏・勝沼氏等の国人衆の監視にも使われていたのでしょうか?いろいろ想像は膨らみます。当然ながら、木々の間からは蜂城や勝沼氏館を望むことができました。

茶臼山烽火台、完全な登山と考え足元・服装などしっかり準備して行きましょう。

周辺の甲斐武田氏関係地:蜂城など

参考文献:甲斐国志・日本城郭全集5など

<2012/3/5>