
○現在までの報道のまとめ3
●親族にも脅迫メール 女児誘拐殺人
奈良市の市立富雄北小学校1年女児(7つ)が下校途中に誘拐され、殺害された事件で、犯人が今月14日未明に女児の携帯電話から父親の携帯に送信したメールが、両親以外の親族にも送信されていたことが19日、関係者の話で分かった。女児の携帯には両親らのメールアドレスが登録されており、これを利用したらしい。県警奈良西署捜査本部は、犯人が犯行を誇示する目的で行った可能性があるとみている。
これまでの調べでは、14日未明のメールは、父親の携帯電話に届いたことが明らかになっていた。「次は妹を狙う」と新たな犯行を予告する内容が書かれていた。直前にはワン切り電話もあった。同地域をエリアとする河合町の携帯電話の基地局が電波をキャッチしていた。
発信記録から、犯人は車などで移動しながら携帯を操作したとみられている。発信場所は、西名阪自動車道南側の河合町から上牧町に至る新興住宅地「西大和ニュータウン」付近の限られた地域に絞り込まれている。
(奈良12/20 11:19)
●無念晴らしたかった 四十九日法要で捜査幹部
下校途中に誘拐され、殺害された奈良市の市立富雄北小学校1年女児(7つ)の49日法要が19日、奈良市内の葬儀場で、身内のみでひっそりと営まれた。
県警奈良西署捜査本部はこれまで、女児の49日を事件解決の一つの目標に懸命の捜査を続けてきたが、犯人につながる有力な手がかりはつかめていない。捜査幹部の一人は「何とか49日までには女児の無念を晴らしたかった。残念の一言だ」と悔しさをにじませた。
平群町菊美台2丁目の女児の遺棄現場にはこの日も、多くの花束などが供えられていた。
(奈良12/20 11:19)
●「安全」は住民の手で 地域の活動に国も後押し
地域の安全は、警察に頼るだけでなく住民自らの手で守ろうという動きが広がっている。住民の自主防犯活動を国も後押し。2005年度予算の財務省原案には、警察庁の「地域安全安心ステーション」のモデル事業に2億2900万円が盛り込まれた。
奈良市の小1女児誘拐殺害事件でも、犯人が逮捕されないことから地域の不安が増大。発生直後から保護者やボランティアが子供の集団登下校に付き添うなど、警察や学校任せではない「地域で子供を守る」活動を行っている。
「地域安全安心ステーション」のモデル事業では、自主防犯活動を行っている全国の100地区を選定。住民は公民館や消防団を拠点にパトロールなどを実施。警察や消防は防犯情報を提供したり、講習会や訓練などで住民の活動を支援する。
(共同12/20 09:30)
●通信圏内をローラー捜査 女児誘拐殺人で奈良県警
奈良市の小学1年の女児(7つ)が下校途中に誘拐され、殺害された事件で、奈良西署捜査本部は20日までに、女児の携帯電話から母親(28)の携帯電話にメールなどが発信されたエリア内の奈良県平群、王寺、河合各町などで、各戸ごとに聞き込みに当たる「ローラー捜査」を始めた。
不審な人物や車の目撃者を捜すとともに、殺害現場やメールに添付された写真の撮影場所がエリア内の可能性があり、発見を目指している。
(共同12/20 08:41)
●両親へのメール、十数年前の事件に言及
奈良市の小1女児誘拐殺害事件で、今月14日に女児の携帯電話から送られたメールは複数で、そのうちの一つに十数年前に奈良県北西部で起きた殺人事件について記されていたことがわかった。県警捜査本部のその後の調べで、当時の関係者は、誘拐殺害事件には関与していないことが判明。誘拐犯が捜査を混乱させようとしたとみている。
調べによると、メールは14日午前1時ごろ、両親の携帯に送られた。新たな犯行を予告する内容で、女児の全身像など複数の写真が添えられていたが、これとは別のメールも送信されていた。新たな事件を起こす決意を示す言葉とともに、十数年前の事件について、具体的な日付も含めて触れていたという。
女児の携帯は、連れ去り当日の11月17日午後6時半ごろ、奈良県河合町付近で使われた後、午後8時前に同県王寺町のJR王寺駅付近で、同8時4分に王寺駅の北約3.5キロの同県平群(へぐり)町役場付近で使われたことがすでにわかっている。
女児の携帯は、誘拐犯が所持しているとみられ、県警は、誘拐犯が平群町から河合町にかけての県北西部に自宅や生活拠点がある可能性が高いとみている。十数年前の事件の発生場所と地域が重なることから、関連を慎重に調べている。
ただ、事件は当時、報道されるなどしているため、県警は、捜査を撹乱(かくらん)させる狙いだったとみている。
(朝日12/20 03:10)
●女児の法要営まれる 親族ら悲しみと怒り
下校途中に誘拐され、殺害された奈良市の小学1年の女児(7つ)の49日の法要が19日、前倒しして営まれ、親族らは深い悲しみといまだに逮捕されない犯人への怒りをかみしめた。
奈良西署捜査本部の調べでは、女児は11月17日午後、若い男の車に乗せられ、連れ去られるのを目撃された。約6時間後、母親(28)の携帯電話に女児の携帯から遺体とみられる写真などが送り付けられ、翌18日未明、約6キロ離れた奈良県平群町の農道脇の側溝で、遺体が見つかった。
今月14日未明には、再び女児の携帯から母親の携帯に新たな犯行予告のメールが送信されるなどしたが、犯人につながる有力な手掛かりはないとされる。
女児の通っていた奈良市立富雄北小は、近く女児の成績表などを両親に渡す予定。
(共同12/19 22:00)
●車で移動し発信か 14日未明のメール、電話
奈良市の小学1年の女児(7)が誘拐され、殺害された事件で、14日未明、女児の携帯電話を使い、家族や親族に電子メールや電話など複数回の発信があったが、発信場所は奈良県河合町北部から西隣の上牧町北東部までの範囲で移動していたとみられることが19日、分かった。
奈良西署捜査本部は、女児の携帯電話を持っている犯人が車などを使って、移動しながら発信した可能性があるとみて捜査を進めている。
(時事12/19 19:00)
●メールに別の画像 女児が撮影か 親類にも送信
奈良市の小学一年生、有山楓(かえで)ちゃん(7つ)誘拐殺人事件で、今月十四日未明に両親の携帯などに送られた脅迫メールには、女児以外の画像も添付されていたことが十八日、分かった。
この際、両親以外の肉親にも女児の携帯からメールが送られ、直前にはこの肉親に何度も“ワン切り”電話がかけられていたことも判明。奈良西署捜査本部は、犯人が女児の携帯を詳細にチェックして携帯に保存されていた画像を使ったとみて、送信エリアなどを中心に捜査を進めている。
調べでは、女児の携帯から送られてきた犯人のメールは、母親の肉親の携帯にも、送られていた。
「今度は妹だ」とする内容で、画像が二枚添付されており、いずれも不鮮明であるものの一枚は事件直後の先月十七日午後八時四分ごろに送信されてきたメールに添付されていたものと同じ画像だった。
しかし、もう一枚はまったく別の画像で、分析の結果、写り込んでいたのは別の人物であることが判明した。
関係者らの話などから、女児はもともと携帯のカメラで撮影するのが大好きだったといい、携帯の中に保存されていたさまざまな画像のうちの一枚とみられる。
一方、犯人がこうした画像をチェックして一枚を選び出し、メールに添付するといった行為にはかなり時間がかかるにもかかわらず、メールの送信などごく短時間の通信以外で女児の携帯の電源が入ったり使われたりした形跡はなかった。
こうしたことから、捜査本部では犯人が携帯の電波の届かない場所で女児の携帯に登録された両親とは異なるメールアドレスもチェック。画像を選び出してメールを作ったうえ、奈良県河合町中西部から上牧町北東部にかけてのエリアからメールを送信していたとみて調べている。
(産経12/19 02:40)
●親類にも脅迫メール、女児携帯使い
奈良市の小1女児(7)が誘拐、殺害された事件で、家族に新たに脅迫メールが送られてきた14日未明、女児の携帯電話から、奈良県外に住む親類にもメールが送信されていたことが18日、奈良県警奈良西署の捜査本部の調べでわかった。
家族あてのメールに添付されていた女児の画像は2枚で、1枚は事件当日とは別カットだったことも判明した。捜査本部は、家族に何度も電話をかけたり、家族以外に送信したほか、別カットの画像も送りつけてきたことから、改めて犯人の特異性を浮かび上がらせるものとみている。
調べによると、親類に送られてきたメールは、14日午前1時過ぎ、「今度は妹をもらう」との内容で家族にメール送信されたのと同じ時間帯だったという。
女児の携帯電話には、家族のほか、親類らの電話番号やメールアドレスも登録されていたことがわかっている。この時間帯に、犯人は家族に複数回、電話をかけたり、返信メールの確認のためとみられるデータ通信をしたりしており、捜査本部は、通信記録や内容を詳しく調べている。
また、2回目の14日に家族に送信されたメールの添付画像を調べたところ、画像は2種類あり、いずれも不鮮明。捜査本部の解析で、1枚は先月17日夜、母親に送ってきた「娘はもらった」とのメールの添付画像と一致したが、もう1枚は背景などから同じ室内で違う角度から撮影されたものとみられるという。
(読売12/18 22:54)
●不審な男が携帯操作 基地局近く
奈良市の小1女児(7)誘拐殺害事件で、新たな犯行予告メールなどが発信された奈良県河合町にある携帯電話会社の基地局のすぐ近くで、事件直前の10月下旬から11月上旬、乗用車内で携帯を操作する不審な男性が度々目撃されていたことが分かった。女児を連れ去った男と車の特徴に類似点も多いという。奈良県警捜査本部は、メールは基地局北側の数キロ圏から犯人が送信したとみているが、犯人が携帯電話の仕組みに詳しいことも含め、関心を寄せている。
河合町と上牧町の境にある基地局のアンテナ鉄塔近くで、複数の住民が目撃した。男性は20歳代ぐらいのやせ形で短髪。車は紺のハッチバック型の小型車で、狭い道路脇や鉄塔の真下に止まり、車の向きを変えていたこともあった。時間帯は午前中から昼過ぎで、運転席のシートを倒し気味にして携帯を操作していた。11月17日の事件後、見かけなくなったという。
基地局は住宅地から外れ、道路は地元住民か、近くの池に釣りに来る人しか通らない。住民は「朝から昼までメールをしている仕草を続けることもあり、不審に思っていた」と話している。
女児を連れ去った男は、20〜40歳代のやせ形で短髪、眼鏡をかけていた。車はハッチバック型とみられるが、色や車種は特定されていない。
基地局は、携帯からの電波を受けたり、逆に発信する装置で、全国に張り巡らされた電話回線の「窓口」。事件当日の夕方、女児の携帯でデータ通信が行われ、今月14日未明には、女児の携帯から家族に犯行予告メールが送られたが、いずれも河合町の基地局を経由。捜査本部は、基地局北側の狭い範囲内で犯人が携帯を操作したとみて、発信地点の特定を急いでいる。
(毎日12/18 17:53)
●富雄北小校長が会見「再犯の恐れ、早期解決を」
奈良市の小1女児(7)誘拐、殺害事件から1カ月たった17日、女児が通っていた市立富雄北小の楳田(うめだ)勝也校長が同小で会見し、「再犯の危険性もあり、早期の事件解決を望む。年内には逮捕してほしい」と語った。
会見によると、女児のクラスは事件後に席替えを行い、女児の机を教卓の横に置いて花を飾っている。女児が奈良公園に遠足に行った後に描いた絵は同級生の希望もあり、教室に張られたまま。楳田校長は「女児の成績表や絵は、必ずご両親にお渡ししたい」と固い表情で話した。
事件後、児童や保護者、教職員がカウンセラーに相談した件数は、面接が三十数件、電話が5、6件。14日未明に犯人が母親の携帯に、新たな犯行を予告するメールを送りつけたことに、楳田校長は「許せない。児童より保護者のほうがショックを受けているようだ」と説明。今月6日から始めた集団登下校は、犯人の逮捕まで今の態勢で続ける意向を示した。
(毎日12/18 17:05)
●両親以外にもメール 保存画像を添付
奈良市の小学一年生、有山楓(かえで)ちゃん(7つ)誘拐殺人事件で、今月十四日未明に母親の携帯などに送られた脅迫メールには、女児以外の画像も添付されていたことが、十八日までにわかった。この際には両親以外の肉親にも女児の携帯からメールが送られていたほか、前後にはこの肉親に何度も“ワン切り”電話をかけており、奈良西署捜査本部では、犯人が女児の携帯を詳細にチェックしたうえで、携帯に保存されていた画像を使ったとみて、メールの送信エリアなどを中心に捜査を進めている。
調べでは、女児の携帯から送られてきた犯人のメールは、母親の肉親の携帯にも送られていた。「今度は妹だ」とする内容で、画像が二枚添付されており、いずれも不鮮明であるものの、一枚は事件直後の先月十七日午後八時四分ごろに送信されてきたメールに添付されていたのと同じ画像だった。
しかしもう一枚はまったく別の画像で、分析の結果、写り込んでいたのは別の人物であることが判明した。関係者らの話などから、女児はもともと携帯のカメラで撮影するのが大好きだったといい、携帯の中に保存されていたさまざまな画像のうちの一枚とみられる。
一方で、犯人がこうした画像をチェックして一枚を選び出し、メールに添付するといった行為にはかなり時間がかかるにもかかわらず、メールの送信などごく短時間の通信以外で女児の携帯の電源が入ったり使われた形跡はなかった。
こうしたことから捜査本部では、犯人が携帯の電波の届かない場所で女児の携帯に登録された両親とは異なるメールアドレスもチェック、画像を選び出してメールを作ったうえで、奈良県河合町中西部から上牧町北東部にかけてのエリアからメールを送信していたとみて調べている。
(産経12/18 15:35)
●携帯GPS検索に失敗 誘拐殺人犯の予告メール
奈良市の小学1年の女児(7つ)が誘拐され、殺害された事件で、14日に女児の携帯電話から母親(28)の携帯に新たな犯行予告のメールが送付された際、奈良西署捜査本部は預かっていた母親の携帯で衛星利用測位システム(GPS)による女児の携帯の位置検索を試みたが、失敗したことが18日、分かった。
捜査本部は犯人が居場所を特定されるのを避けるため、メール送信直後に携帯の電源を切ったとみている。
調べでは、メールが送付されたのは14日午前1時ごろ。「次は妹を狙う」との内容が書かれ、11月17日の事件当日に送信されたものを含む複数枚の写真が添付されていた。メールの前後には、家族の携帯に電話も複数回あった。
(共同12/18 08:23)
●通信圏の防犯ビデオ捜査 女児誘拐殺人
奈良市の小学1年の女児(7つ)が誘拐され、殺害された事件で、奈良西署捜査本部は17日までに、女児の携帯電話から14日に母親(28)の携帯電話などに犯行予告のメールや電話が発信された奈良県河合、上牧両町の幹線道路沿いにあるパチンコ店やコンビニなどから防犯ビデオの提出を受けた。車で移動しながら発信したとみて、防犯ビデオに不審な人物や車が写っていないかチェックしている。
調べによると、女児の携帯から「次は妹」などと書かれたメールや家族の携帯への電話が発信されたのは、14日午前1時ごろ。メールには複数の写真が添付され、事件当日に送付された遺体とみられる写真もあった。捜査本部は犯人が発信したと判断している。
(共同12/17 18:07)
●奈良の女児殺害1か月、年内逮捕願うと校長
奈良市の女児誘拐殺人事件の発生から丸1か月を迎えた17日、女児が通っていた市立富雄北小の楳田勝也校長が記者会見し、「再度メールを送りつけてくるなど、犯人に対する怒りの気持ちが強い。許せない。再犯の可能性もあり、何とか年内中の犯人逮捕を期待したい」と、改めて憤りと悲しみの心情を述べた。
楳田校長は、最近の子どもたちの様子について「大きな動揺はない。カウンセラーからも安心できる状況だと聞いている」と説明。女児がいた教室では級友が毎日、掃除の時間に女児の机を磨いていると言い、「子どもたちにとって(女児が)お休みしているだけという感覚だろう」とした。
冬休み中は、「教師が校区内を巡回するが、子どもたちにも身辺を注意するよう促したい」とし、不審者情報があれば、各家庭に携帯のメールなどを通じて周知したいとの考えも示した。
(読売12/17 16:12)
●発生から1カ月 メール発信元、重点に
奈良市の小学1年女児(7)が誘拐、殺害された事件は17日で発生から1カ月を迎えた。奈良県警は早期解決に向け、捜査員延べ約3300人を投入、メールなどが発信された県北西部を重点的に捜査している。また、奈良市内の学童保育の時間延長が打ち切られるなど、子どもの安全確保の課題も浮き彫りになっている。
(毎日12/17 15:01)
●ワン切りは「予告」か 2度のメール直前に
奈良市の市立富雄北小学校1年女児(7つ)が下校途中に誘拐、殺害された事件で、女児の携帯電話から家族の携帯に送信された2度のメールの直前に、いずれもワン切り電話があったことが16日、分かった。犯人が相手の携帯の電源が入っていることを確認する目的や、家族が携帯に注目するよう予告する目的で行った可能性がある。犯行を確実に家族に伝えることに強いこだわりを持っているとみられる。
県警奈良西署捜査本部のこれまでの調べでは、1度目のメールは11月17日午後8時4分ごろ、母親の携帯に届いた。「娘はもらった」と書かれ、連れ去り後の女児の写真が添付されていた。この時、直前の同7時55分ごろ、ワン切り電話があった。
2度目のメールは今月14日未明、父親の携帯に届いた。「次は妹を狙う」と書かれていた。この時も、直前にワン切り電話があった。
女児は下校途中の11月17日午後2時前、自宅近くの通学路で、車の男に連れ去られるのを目撃され、消息を絶った。母親は近所の人とともに自宅近くを探していたが、女児の携帯から届いた犯人のメールで、誘拐されたことが分かった。
(奈良12/17 10:47)
●予告メールに写真複数 誘拐殺人犯、県警かく乱か
奈良市の小学1年の女児(7つ)が下校途中に誘拐され、殺害された事件で、14日に女児の携帯電話から母親(28)の携帯に送付された新たな犯行予告のメールには、複数枚の写真が添付されていたことが17日、奈良西署捜査本部の調べで分かった。うち1枚は事件当日に送信された遺体とみられる写真という。
捜査本部は犯人が犯行を誇示し、捜査をかく乱する目的で再び送付したとみて、ほかの写真の分析を急いでいる。また事件当日の11月17日、遺体とみられる写真が送信された奈良県平群町周辺のマンションを捜査。撮影場所や殺害現場の手掛かりを捜している。
(共同12/17 09:59)
●発信圏のマンション捜査 奈良県警
奈良市の小学1年の女児(7つ)が下校途中に誘拐され、殺害された事件で、奈良西署捜査本部は17日までに、発生当日に女児の携帯電話から母親(28)の携帯に写真付きのメールなどが発信された奈良県平群町周辺のマンションの捜査を始めた。写真撮影場所や殺害現場が発信エリア内の可能性があるとみて、発見を目指している。
調べなどによると、捜査員はマンションを戸別訪問するのではなく、マンションの空き部屋を家主などの同意を得て調べている。
写真は連れ去られるのを目撃された約6時間後の11月17日午後8時4分に送信され、遺体とみられる女児と毛先の短いカーペットや白っぽいカーテン、白いクロスを張った壁などが写っていた。このため撮影場所はマンションなどの洋室とみられ、捜査本部は同じタイプの部屋を捜している。
(共同12/17 08:28)
●奈良の小1誘拐殺人事件 新メールにも画像
奈良市の小学一年生、有山楓(かえで)ちゃん(7つ)誘拐殺人事件で、両親のもとに十四日に送られた犯行を予告するような脅迫メールに女児の画像が添付されていたことが十六日、わかった。奈良西署捜査本部は、メールが発信された奈良県河合町や隣接する上牧町などに生活拠点を置くか、土地勘を持つ人物の犯行とみて捜査している。
また遺体の衣服などに付着していた毛髪は、A型以外のすべての血液型が含まれていたことも判明した。
調べでは、新たなメールは今月十四日午前零時過ぎ、女児の携帯から両親の携帯に相次いで送られた。「今度は妹だ」との内容で、携帯のカメラで撮影した画像を添付していた。
母親の携帯は、犯人が再びコンタクトしてくる可能性があるとみて捜査本部が任意提出を受け、犯人が所持しているとみられる女児の携帯は契約を継続していた。
捜査本部は、母親の携帯から衛星利用測位システム(GPS)機能を使って女児の携帯の位置検索を試みたが、犯人が送信後すぐに電源を切るなどしたため成功しなかった。
電波はいずれも河合町南西部の同じ基地局で受信。同基地局を基点とする半径三キロの扇形の範囲のうち、西名阪道以南から発信されていた。
(産経12/17 02:49)
●女児誘拐殺害、情報提供や見舞い国内外から1900件
奈良市の女児誘拐殺人事件の発生から1か月を前に、奈良県警奈良西署の捜査本部は16日、会見し、事件後、電子メールや手紙、電話による情報提供や、遺族へのお見舞いが国内外から約1900件寄せられたことを明らかにした。動員した捜査員は、延べ約3300人に上るという。
女児は11月17日午後、下校途中に車で男に誘拐され、翌日、殺害されて見つかった。
(読売12/16 23:54)
●新たな脅迫メール、最大約5平方キロの範囲から送信
奈良市立富雄北小1年の女児誘拐殺人事件で、奈良県警奈良西署の捜査本部は16日、新たな脅迫メールや電話が送信された地域を同県河合、上牧町境を中心とした最大約5平方キロの範囲と特定した。地域内に西名阪自動車道が通っている。
捜査本部は、土地カンのある犯人が送信後、車で移動しやすいように高速道路に近い場所を選んだ可能性もあるとみている。
調べによると、新たな脅迫メールや電話の発信元は、事件当日の11月17日に女児の携帯電話の使用が確認された地域と同じ、河合町内の基地局の範囲。この基地局は、最大半径約3キロのエリアからの電波を受け、6つのアンテナが60度ずつをカバーする。
今回のメールや複数回の電話送信を受信したのはすべて、このうちの一つのアンテナで、基地局から北側の上牧、河合両町の境界付近から同町役場周辺を東端とする扇形の地域だった。
(読売12/16 14:57)
●安全確保に「疲労」も 事件長期化、臨時の校園長会
奈良市の小1女児(7)が連れ去られ殺害された事件から1カ月たつのを受け、奈良市教育委員会は16日午前、市立106の幼稚園・小中高校の園長と校長を集めた臨時の校園長会を開催。「子供の安全を守る活動には若干の疲労感もあるようだが、能率的で効果的な方法を模索し継続してお願いしたい」と求めた。
(時事12/16 13:01)
●犯行を誇示? えん恨? 新たなメール
奈良市の市立富雄北小学校1年女児誘拐殺人事件で、発生から1カ月を迎える直前にあった犯人から届いた脅迫メール―。メッセージは女児の2歳の妹に危害を加えることを示唆する内容だった。女児を誘拐した後、「娘はもらった」と母親の携帯電話にメールを送り付け、女児の遺体を発見されやすい農道沿いの側溝に遺棄した犯人。意図的に犯行を誇示するような一連の行為に、犯人の異常性が一段と強まっている。
逮捕につながる危険を冒してまで家族に冷酷なメールを送りつける意図は何なのか。県警奈良西署捜査本部は、遺族に対する逆恨みなどえん恨の可能性も引き続き視野に入れ、聞き込み捜査などで犯人の絞り込みに全力を挙げている。
これまでの調べでは、女児は下校途中だった17日午後1時40分ごろ、持っていた携帯電話で母親と会話をしたのを最後に消息を断った。女児は同2時前、自宅近くの路上で男の乗用車に乗り込むところを目撃されており、犯人は白昼堂々と女児を連れ去ったことが分かっている。
その後、犯人からワン切り電話や女児の画像を添付したメールが送られてきた。平群町菊美台2丁目の側溝内で、女児の遺体が見つかったのは翌18日午前零時6分ごろ。上半身は側溝から出ており、遺体を隠そうとした意図はなかったとみられている。
(奈良12/16 11:16)
●中長期的展望で解消 富雄北小児童過密
奈良市の鍵田忠兵衛市長は15日、児童の過密対策で本年度から学校選択制を導入した同市富雄北一丁目の市立富雄北小学校(楳田勝也校長、946人)について、決してベストな状態ではないとした上で「(予定通り)3年間実施し、地元との合意形成、将来の児童数推計などに基づいて中長期的展望の中で課題を解消する」と述べた。
同日の市議会で松田末作議員(政翔会)が一般質問で取り上げた。
富雄北小は、周辺の宅地開発で児童が急増している市内最大のマンモス校。年間50人規模で児童数が増え、本年度から近隣の五小学校を対象に3年間に限って学校選択制を導入したが、先月、対象地区から通学する1年女児が誘拐殺害される事件が起き、同制度のあり方があらためて注目されていた。
鍵田市長は「制度運用の中で、内容を細かく分析し地元と合意形成を図る」と説明。山本圭造教育総務部長は「本年度は51人が隣接の小学校を選択した。来年度は今月末まで申請を受け付けており、30件近い申し出を受けている」と議会で答弁した。
(奈良12/16 11:16)
●「次は妹」犯行予告メール 別の場所で直前ワン切り
奈良市の市立富雄北小学校1年女児(7つ)が下校途中に誘拐、殺害された事件で、女児が持っていた携帯電話から14日早朝、父親の携帯電話に「次は妹を狙う」という内容の新たな犯行を予告する脅迫メールが送り付けられていたことが15日、県警奈良西署捜査本部の調べで分かった。メールの直前にワン切り電話もあり、発信記録からメールとは別の位置であったことも判明。捜査本部は、犯人が車などで移動しながら携帯を操作した可能性もあるとみて調べている。
11月18日未明の遺体発見後、女児の携帯から発信が確認されたのは初めて。捜査本部は、犯人が今も女児の携帯を所持しているとみて、足取りの解明を急いでいる。
調べでは、メールは女児の2歳の妹に危害を加えることを示唆する内容とみられる。女児の携帯には家族のメールアドレスが登録されており、家族の携帯に女児のメールアドレスが表示された。
電波の発信記録から、河合、上牧町付近から送信されていた。捜査本部は、13日夜から14日朝にかけて立ち寄った可能性があるコンビニエンスストアの防犯ビデオの提供を受けて映像を分析する一方、河合、上牧町周辺で重点的な捜査を進めている。
これまでの調べでは、女児は11月17日午後2時前、下校途中に自宅近くの市道で、男が運転する車に連れ去られた。同8時4分、女児が持っていた携帯電話から、母親の携帯に「娘はもらった」と書かれた女児の写真付きのメールが送り付けられ、女児は翌18日午前零時6分ごろ、平群町菊美台2丁目の側溝で遺体で見つかった。携帯電話やランドセルなどがなくなっており、発見されていない。
捜査本部は、女児の家族の警戒を強化し、発信地域での不審車両の目撃情報や不審人物の洗い出しなど集中的に捜査している。
(奈良12/16 11:16)
●メール当時、県警に携帯 女児母から発生後預かる
奈良市の小学1年の女児(7)が誘拐され、殺害された事件で、犯人とみられる人物が14日に新たな犯行予告のメールを母親(28)の携帯電話に送り付けた当時、母親の携帯は奈良県警が預かっていたことが16日、分かった。捜査員はメール着信直後、発信された同県河合町周辺数キロのエリアに駆け付け、手掛かりを捜したという。
県警によると、11月17日の犯行当日、犯人は女児の携帯を使い、母親の携帯に遺体とみられる写真と「娘はもらった」とのメッセージをメールで送付したり“ワン切り”を発信したりした。
殺害場所で撮影したとみられる写真の背景には、ストライプ柄のクッションや毛先の短いカーペットなどが写っていた。
このため、県警は証拠品として母親の携帯を預かり、調べていた。
14日未明に「次は妹を狙う」との内容のメールが届いた際、すぐに通信記録から、発信地を河合町にある基地局のカバーエリアと特定し、捜査を始めた。
(共同12/16 08:47)
●14日の脅迫メールに女児画像
奈良市の小1女児(7)が誘拐、殺害された事件で、14日未明に受信した脅迫メールに、事件当日に送信された女児の画像と同じものとみられる画像が添付されていたことが15日、奈良県警奈良西署の捜査本部の調べでわかった。
14日のメール受信前後、女児の携帯電話から家族の携帯電話に、複数回にわたって電話がかかっていたことも新たに判明した。メールと電話のいずれも同県河合町周辺からだった。
事件当日の11月17日のデータ通信なども同町周辺からで、県警は犯人が警戒されている地域から執ようにメール送信や電話をかけていることを重視。同町周辺に何らかの拠点があるように偽装工作した可能性もあるとみている。
調べでは、メールは14日午前1時過ぎに届き、直前にも家族の携帯電話に着信があった。このほか、複数回かかってきた電話もすべて同町の基地局を経由しており、時間帯は午前1時前後に集中していたという。
一方、女児が車に乗った男に連れ去られた後、17日午後6時30分ごろのデータ通信は同基地局経由で、母親にあった「ワン切り」や画像付きメールなども同町に隣接する王寺、平群両町付近からだった。
これまで河合町周辺は、犯人の何らかの拠点があるとして、県警で重点的な聞き込み捜査を続けてきた。県警では、犯人がこの地域からあえてメールや複数回の電話をかけたのは不自然と判断。故意に「足跡」を残そうとした可能性もあるとみて、不審者の徹底的な洗い出しを進めている。
(読売12/16 03:05)
●メール前にネット接続 両親以外へも発信数回
奈良市の小学一年、有山楓(かえで)ちゃん(7つ)が連れ去られ遺体で見つかった誘拐殺人事件で、犯人は女児の携帯電話を使って十四日未明に犯行を予告するかのようなメールを送る直前、インターネットサイトに接続していたことが十五日、奈良西署捜査本部の調べで分かった。犯人は誘拐当日も女児の携帯電話でネットに接続しており、捜査本部はサイトの特定を急ぎ、犯人の割り出しを進める。
調べでは、犯行を予告するかのようなメールが送られたのは、十四日午前零時ごろ。「今度は妹だ」といった内容で、送り先は父親と母親両方の携帯電話だった。
さらに、メール送信の直前に携帯電話からネットサイトに接続したことを示すデータ通信の記録が残っていたほか、両親以外への発信も数回あったことが明らかになった。
発信位置を調べたところ、メールと同様、ネット接続などの通信が行われた地域も奈良県上牧町との境界に近い同県河合町南西部に設置された基地局の受信エリア(半径数キロ)だった。
犯人は事件当日の十一月十七日午後六時半ごろにも、同エリアで女児の携帯を使ってネットサイトに接続していた。
こうしたことから捜査本部では、通信記録などから犯人がアクセスしたサイトの特定を急ぐとともに、十四日に犯人が携帯を使った同町周辺のコンビニなどから防犯ビデオの提出を受け、不審者の来店や車をチェックしている。
また、これまでの発信記録をもとに、電波を受信した基地局がある奈良盆地南西部に位置する王寺町北部や三郷町東部、遺体遺棄現場となった平群町などに土地勘がある人物の犯行とみて重点的に捜査。
河合町の基地局がカバーしているエリアの一部にあたる同町中西部から上牧町北東部のエリアも、犯人の行動範囲か拠点がある可能性が高いとみている。
これまでの調べでは、犯人は女児を連れ去った約四時間後に河合町でデータ通信し、同じ日の午後七時五十五分に“ワン切り電話”をかけ、同八時四分に画像付きメールを母親の携帯に送信。同二十七分には、何らかの理由で携帯の電源を入れていた。
■女児の祖父 わずか7年の命、「むごい、許せぬ」
「わずか七年の命。なぜ、こんなむごいことをされなくてはならないのか…。許せない」。女児の祖父(59)は産経新聞の取材に対し、絞り出すような声で訴えた。あす十七日で、事件発生から一カ月。祖父は一刻も早い犯人逮捕を願った。
祖父が生前最後に女児に会ったのは、今年の夏。二年前に他界した祖母の三回忌だった。法要が終わり、家族で回転ずし店で食事をしていたときに寄り添って、笑顔で話しかけてきた。
「小学校は友達がたくさんいて楽しい。ダンスもとても面白いし、ずっと続けるよ」
女児のほうが、多くのすしを平らげた。「おじいちゃんは、小学校一年生の私に負けたよ」。家族みんなの笑顔が広がった。
事件を知ったのは、犯行日の十一月十七日夜。女児の母親の姉から「誘拐されたかもしれない」と電話があった。翌十八日未明、遺体発見の連絡。その夜、娘夫婦と一緒に司法解剖を待った。遺体が運び込まれると、家族みんなが女児の名前を呼び、大きな声で泣いた。傷ひとつないきれいな顔。眠っているようでもあり、「揺すれば、今にも『どうしたん?』と目を覚ますような気がした」という。
「お母さんと一緒に家に帰ろうな」と静かに語りかける娘の姿に、懸命に涙をこらえた。
女児の家族が奈良県内の別の市から奈良市内に引っ越してきたのは、祖母の死後、祖父が「家を守ってほしい」と依頼したからだった。
祖父は「私が『引っ越してきてくれ』と言わなければ、こんな事件に遭わなかった」と悔やむ。遺影を見るたびに「おじいちゃん、おじいちゃん」と元気な声が聞こえてきそうで、胸が張り裂けそうになる。「犯人が捕まったら、楓にしたのと同じようなことをしてやりたい。無念でならない」。祖父は怒りに震えた。
(産経12/16 02:37)
●犯行予告メールで包囲網狭められるか
奈良市の小1女児誘拐殺害事件は、女児の携帯電話から母親(28)の携帯電話に新たな犯行を予告するメールが届く展開となり、犯人が家族に挑戦的な行動を取った疑いが出てきた。犯人は家族と面識があるのか、愉快犯なのか。なぜ女児の携帯を持ち続けるのか。突然動いた真意は何か。捜査本部は、発信地域に犯人の足取りがあるとみているが、捜査かく乱のために、犯人が生活拠点を離れて移動しながら携帯を操作した可能性もある。
犯人は先月17日夜、女児の写真と「娘はもらった」というメールを母親の携帯に送った後、沈黙し、今月14日未明、再び母親の携帯に「今度は妹をもらう」とのメールを送信した。女児は両親と2歳の妹の4人家族。両親は激しく動揺した。
女児の携帯の発信記録などから、遺体発見現場南の奈良県平群、三郷、王寺町と、3町の東南にある河合、上牧町に犯人の拠点があるとみて、捜査本部はローラー捜査を続けていた。それをすり抜けるように、犯行予告は河合、上牧町付近から発信された。
捜査本部はコンビニエンスストアの防犯ビデオから不審者の分析を進めるが、これらの地域が犯人の生活圏と重なるかは微妙だ。事件当日は河合、上牧町から王寺町を経由して三郷、平群町を北上し、移動しながら携帯を操作した可能性が高く、今回も車で移動しながら発信した疑いもある。
一方、犯行予告は家族への危害を示唆。犯人が家族と面識、接点がある人物の可能性が強まり、捜査本部は幼女狙いとの両面で、不審人物の絞り込みを進めている。今回は、GPS(全地球測位システム)機能のあるカメラ付き携帯電話が使われた。だが、ある捜査員は「誘拐の手口は古典的。時代性のある道具に惑わされてはいけない」と、連れ去りという“原点”重視の捜査が大切と強調する。
女児が通っていた奈良市立富雄北小の児童の保護者らは犯人の挑発的な態度に怒りを見せた。孫の4年女児と手をつないでいた男性(70)は「大人でも怖いと思うのに、子どもたちはどんな気持ちでいるのだろう。外で思い切り遊べる日が早くきてほしい」と話した。
事件後、防犯ボランティアとして通学路に立つ男性(56)は「子どもたちはおびえているが、私たちが『気をつけてな』などとこまめに声をかけ、子どもを守る大人もいることを知ってもらい、心を落ち着かせたい」と話した。
(毎日12/15 22:53)
●連れ去り直後と同一地域 14日未明のメール発信
奈良市の小学1年女児(7)が誘拐、殺害された事件で、14日未明に女児の携帯電話から遺族あてに電子メールが発信されたのは、連れ去り現場から約15キロ離れた奈良県河合町付近だったことが15日、分かった。メールには、女児の妹(2)にも危害を加える趣旨の内容が書かれていたとされ、奈良西署捜査本部は、女児の携帯電話を持っている犯人が、同町付近で発信したとみて重点的に捜査を進めている。
(時事12/15 22:00)
●メール前後、家族に電話 女児携帯から誘拐殺人犯?
奈良市の小学1年の女児(7つ)が誘拐され、殺害された事件で、犯人とみられる人物は14日未明、女児の携帯電話から母親(28)の携帯に新たな犯行予告ともとれるメールを送り付けた前後、家族の携帯に電話もかけていたことが15日、奈良西署捜査本部の調べで分かった。
電話の発信地はメールと同じ奈良県河合町周辺数キロのエリアで、犯人は事件当日の11月17日午後6時半ごろ、同じエリアで女児の携帯を使ってデータ通信をしていたことも判明。捜査本部は電話やデータ通信の内容を確認するとともに、エリア内の不審者や車の捜査を続けている。
調べなどによると、14日未明に届いた母親の携帯へのメールには「次は妹を狙う」との内容が書かれていた。
(共同12/15 18:09)
●奈良・女児誘拐殺人 事件受け、公用車にステッカー
奈良市の小1女児(7)誘拐・殺害事件を受けて、同市は14日、公用車に「安全パトロール中」と書かれたステッカーを張り始めた。A3判の大きさで、シカの姿をした奈良県警マスコット「ナポくん」と、奈良の大仏さんが仲良く手を握るデザイン。裏面が磁石になっている。公用車計723台の両側面に張り、子どもの様子や不審者に目配りする。
企画した同市教委は「ナポくんは、小学校の防犯教室にも登場するキャラクターで、子どもたちに親しまれている。市民の間に『温かいまなざしで子どもを守っていこう』という気持ちが高まれば」と説明している。【松本博子】
(毎日12/15 17:05)
●新たな脅迫メール 送信エリア絞り込む
奈良市学園大和町の小学一年、有山楓(かえで)ちゃん(7つ)誘拐殺人事件で、十四日未明に女児の携帯電話から「妹もねらう」といった内容のメールが遺族の携帯に送信されたのは、西名阪道より南側の奈良県河合町と上牧町の一部を含む地域からだったことが十五日、わかった。先月十七日に同じ携帯から犯人が家族あてにデータ通信した際と同じ基地局で受信しており、奈良西署捜査本部はこのエリアに犯人が生活拠点を置いている疑いが極めて高いと判断。集中的に捜査を行っている。
調べでは、十四日未明に遺族に送りつけられた脅迫メールは、河合町中西部にある基地局で電波を受信。この基地局は、女児誘拐当日の十一月十七日午後六時半ごろに、女児の携帯から犯人がデータ通信した電波を受信したのと同じだった。
この基地局は、最大で半径二キロ程度の範囲で円形にエリアをカバーしているが、電波の送信位置は、その六分の一の扇形の範囲で特定が可能。このため捜査本部は、十五日午前二時ごろから捜査員を出して、河合町や上牧町のコンビニエンスストアなどで防犯ビデオの提出を受けるなど、犯人の足取り捜査を開始した。
さらに詳しく調べたところ、エリアの北側は西名阪自動車道の遮音壁に電波が遮られるため、受信エリアがさらに狭くなることが判明した。
捜査本部では、今回の脅迫メールも、先月十七日と同一のエリアから発信されていた可能性が極めて高いとみて、受信時の電波状況の詳しい解析を進めている。
女児の携帯は事件後、発見されていない。捜査本部は犯人が遺族側に接触するために使用した場合に、発信元の地域を特定できることから契約を継続していた。
これまでの調べでは、犯人は女児を連れ去った約四時間後に河合町付近でデータ通信していたほか、同じ日の午後七時五十五分に通話前に切る“ワン切り電話”をかけ、同八時四分に画像付きメールを母親の携帯に送信。同二十七分にも何らかの理由で電源を入れていた。
(産経12/15 15:54)
●奈良の女児殺害、脅迫メール直前に電話
奈良市立富雄北小1年の女児(7)が誘拐、殺害された事件で、家族に新たな脅迫メールが送信されたのは、14日午前1時過ぎで、その直前には電話もかかっていたことが15日、奈良県警奈良西署の捜査本部の調べでわかった。
発信場所は、遺体発見現場の南数キロの同県河合町周辺と判明した。県警は、送信時間帯に同町周辺で不審者や車が目撃されていないか、コンビニエンスストアなどで聞き込み捜査を進めている。
調べでは、今回のメールは家族の携帯電話にあり、「今度は妹をもらう」などという内容だった。通信記録から、午前1時過ぎに同町周辺の基地局を経由し発信されていた。女児の携帯電話には家族のメールアドレスも登録されており、このメール送信後、すぐに携帯電話の電源が切られていた。
執ように家族に動揺を与えようとしていることから、県警は犯人が家族らと何らかの接点を持っている可能性もあるとみている。
県警は、河合町や隣接する上牧町周辺のコンビニから防犯ビデオの任意提出を受け、不審な人物が撮影されていないかなど、分析を急いでいる。
河合町周辺では、女児が連れ去られた約4時間半後の11月17日午後6時30分ごろにも、女児の携帯電話からデータ通信されており、県警は犯人がこの周囲の地理に詳しいとの見方を強めている。
女児は、同日午後2時ごろ、自宅近くの路上で、メガネをかけた男の車に乗り込むところを複数の児童に目撃され、その後、行方が分からなくなった。
同日午後8時4分には、女児を捜していた母親の携帯電話に「娘はもらった」という画像付き携帯メールが送りつけられていた。
翌18日午前0時6分、遺体が自宅から南西約6キロの同県平群町菊美台の側溝で見つかったが、携帯電話などは今も発見されていない。女児の遺体や衣服には、成人男性の毛髪など多くの付着物があり、毛髪は、血液鑑定の結果、B型とAB型の2種類があった。
(読売12/15 14:42)
●発信圏で不審者や車追う 女児誘拐殺人事件
奈良市の小学1年の女児(7つ)が誘拐され、殺害された事件で、奈良西署捜査本部は15日までに、犯人とみられる人物が女児の携帯電話から母親(28)の携帯に女児の妹(2つ)を狙う犯行予告のメールを発信した奈良県河合町周辺のコンビニなどから、相次いで防犯ビデオの提出を受けた。不審者の来店や店の前の道路を通行した車などをチェックし、犯人割り出しに全力を挙げている。
調べによると、メールは14日未明に届き「次は妹を狙う」などと書かれていた。女児の携帯が使われたのは、事件が起きた11月17日以降、初めてで、犯人は現在も女児の携帯を所持しているとみられる。両親は衝撃と不安で激しく動揺しているという。
(共同12/15 12:02)
●犯人?「次は妹」 女児携帯からメール
奈良市学園大和町の小学一年生、有山楓(かえで)ちゃん(7つ)誘拐殺人事件で、十四日未明に遺族の携帯電話に楓ちゃんの携帯から「妹も狙う」などといった内容のメールがあったことがわかった。電波の発信記録から、奈良県河合町の基地局エリアといい、奈良西署捜査本部は犯人からの電話の可能性が極めて高いとみて、同町周辺で捜査を行っている。
調べでは、遺族にあてたメールの内容は「妹も狙う」といったような内容だったという。ディスプレーに表示された発信者の電話番号は女児の番号で、電波の発信位置を調べたところ、女児が連れ去られた十一月十七日の午後六時半ごろに女児の携帯からデータ通信をした記録が残っていたのと同じ、河合町内の基地局で受信していたことが判明した。
女児の携帯は事件後まだ見つかっておらず、県警では犯人からの接触があったり、使用する可能性が強いとみて契約を継続していた。
(産経12/15 02:52)
●住民パトロールで子ども守れ 岩滝 通学路の立番や車で巡回
奈良市の小学1年女児殺害事件を受け、京都府岩滝町の住民が下校時に通学路で立ち番をしたり車で巡回するなど、子どもの安全に目を光らせている。
岩滝小PTAが中心となり、橋立中PTAや町防犯推進協議会のメンバー、地域のお年寄りにも参加を呼びかけ、7日に活動を始めた。
保護者らは「地域安全」と書かれた腕章をつけ、通学路の13カ所に分かれて児童生徒の下校を見守り、車での巡回パトロールも行っている。「お帰り」「気をつけて帰って」と児童らに声をかけるなど、コミュニケーションも深めている。
冬休みに入る24日まで続ける。町防犯推進協議会の山添政就会長(72)は「地域住民が一体となって、子どもの安全を守っていきたい」と意気込んでいる。
(京都12/14 19:38)
●河合、王寺に捜査拡大
奈良市の市立富雄北小学校1年女児(7つ)が遺体で見つかった誘拐殺人事件で、犯人は遺体遺棄現場の平群町へ移動する前、河合町から王寺町付近へ北上していたことが女児が持っていた携帯電話の通信記録から判明したことで、県警奈良西署捜査本部は13日までに捜査範囲を拡大。女児の携帯が操作されたことが新たに分かった河合町や王寺町内で不審者(車)の目撃情報を求めて聞き込みを強化するなど、犯人の足取りを懸命に追っている。
犯人は奈良市で女児を連れ去った約4時間半後の先月17日午後6時半ごろ、河合町内で女児の携帯を使って通信し、同日午後7時55分直前には王寺町のJR王寺駅周辺で4〜5回発着信しているのが確認された。
母親の携帯へは午後7時55分にワン切り、同8時4分に写真付きメールが送信され、その後、同8時27分に女児の携帯の電源が入れられた。これら携帯の操作はいずれも平群町と斑鳩、三郷、王寺各町がまたがるエリアと確認されている。
捜査本部は犯人が女児を車で誘拐後、奈良市内から河合町以南に移動し王寺、平群町と北へ移動したとみて捜査。一帯の地域が犯人の生活圏内の可能性もあることから、河合町から王寺町にかけてのコンビニエンスストアやスーパーのほか、JR王寺駅周辺のマンションやアパート、遺棄現場へ通じる平群町の国道168号沿い一帯で不審者(車)の手掛かりを求めて聞き込みを強化している。
(奈良12/14 10:42)
●事件後、不審者情報20件 児童らに男が声掛け
奈良市の市立富雄北小学校1年女児(7つ)が先月17日、下校途中に誘拐され、殺害された事件後、児童や生徒が「車に乗って駅の場所を教えて」と声を掛けられたり、追いかけられたりする不審者情報が20件寄せられていることが、県警と県教育委員会の11日までのまとめで分かった。今月3日夕には女児が連れ去られた現場に近い奈良市学園大和町3丁目で、小学校1年男児(7つ)が眼鏡をかけた20代の若い男に「おもちゃ買ってあげよ」と声を掛けられる事案があり、県警はこうした不審者情報と誘拐殺人事件との関連などを調べている。
県警や県教委は、子どもを犯罪被害から守るため、不審者に関する情報をより迅速に市民に伝える「子ども安全サポート情報システム」の運用を今月9日開始。不審者情報をホームページに掲載している。
まとめによると、女児の遺体が見つかった平群町の南数キロの王寺町久度1丁目で今月1日午後5時50分ごろ、下校途中の小学校5年女児(11)が45歳くらいの男に「お父さんが倒れた」「おいで、車で送ってあげるから」と声を掛けられ連れ去られそうになった。2日にも同町本町2丁目で午後5時ごろ、自転車で学校に向かう途中の小学校6年女児(12)が男に「どこか行かへんか」と声を掛けられた。
さらに3日午後5時15分ごろ、奈良市学園大和町3丁目で、小学校1年男児(7つ)が眼鏡をかけた22、3歳くらいの若い男から通りすがりに「おもちゃ買ってあげよ」と声を掛けられる事案などがあった。
県警は事案に緊急性があり、連続発生する可能性があると判断した場合、地域での取り締まりを強化するほか、住民への防犯対策の指導を強めていく方針。
(奈良12/13 16:22)
●映像にハッチバック車 紺か黒の小型
奈良市学園大和町6丁目、市立富雄北小学校1年有山楓ちゃん(7つ)が下校途中に誘拐され、殺害された事件で、連れ去り現場近くマンションの防犯カメラに、紺か黒のハッチバック型の小型車が写っていたことが9日、分かった。楓ちゃんが同種の車に乗り込むところを、同じ小学校の児童が目撃していたことがこれまでに分かっており、県警奈良西署捜査本部は犯行車両の可能性もあるとみて調べている。
調べなどによると、楓ちゃんは先月17日午後2時前、自宅近くの通学路で、男の車に乗り込むところが目撃されている。
防犯カメラは、楓ちゃんが歩いていた歩道とは車道を挟んだ向かいのマンション入り口から、道路側に向けて取り付けられている。二車線道路のセンターラインから先も、鮮明度は落ちるが撮影されていた。
連れ去られるのを目撃した同じ小学校の児童2人が覚えていた車の色は「紺か黒」と「白」に分かれた。「紺か黒」と話した児童は多種類の車の写真から、ハッチバック型の日産マーチの写真を選んだとされる。
カメラには、不明になる直前の楓ちゃんとみられる年格好の女児が写っていたことがこれまでに分かっており、前後に通過した車も写っていた。捜査本部は映像の分析を進めていた。
(奈良12/12 19:07)
●不審者情報の共有体制強化 県警が集約、発信
奈良市の市立富雄北小1年有山楓ちゃん(7つ)の誘拐殺人事件を受け、県警は9日、子どもが被害者となる犯罪を防止するため、不審者情報を集約し学校や地域住民と共有する「子ども安全サポート情報システム」の運用を始めた。またきょう10日から、13歳未満の子どもを対象とした不審者による事案がどのような場所で発生しているのかを地図上に示し、目に見える形で情報提供する不審者情報マップを県警ホームページ(HP)上に開設する。
子どもが犯罪被害に巻き込まれた事件は県警本部で情報を集約していたが、不審者の出没情報については各警察署の個別対応で、これまで県警本部で情報集約されていなかった。子どもに対する声かけ事案などが略取誘拐や強制わいせつなどの犯罪に発展する可能性があることから、今後、不審者情報の収集体制を強化し、広く県民に情報発信することにした。
「子ども安全サポート情報システム」では、住民から不審者情報の届け出を受けた警察や学校、市町村教育委員会が互いに連絡を取り合い、県警HPや交番所速報などの広報で地域住民に注意を喚起する。
(奈良12/12 19:06)
● 奈良誘拐犯 ワン切り複数発信
この事件では、奈良市の小学1年生有山楓ちゃん(7)が持っていた携帯電話を使って、事件当日の先月17日の午後7時55分に母親の携帯電話に「ワン切り電話」があり、さらに9分後には写真付きのメールが送りつけられています。警察が携帯電話の通信記録を詳しく調べたところ午後7時55分の「ワン切り電話」は、奈良県北西部のJR王寺駅近くにある基地局のエリア内から複数回にわたって発信されていました。しかも、これらの「ワン切り電話」の電波は、方角別にカバーする同じ基地局の別々のアンテナでごく短い時間に受信されていました。このため警察では、犯人はJR王寺駅近くにある基地局にかなり近い地点を移動しながら携帯電話を使った可能性が高いとみて周辺での聞き込み捜査を続けています。
(NHK12/11 04:53)
●ドアロック手動で解除 小1誘拐殺害
奈良市学園大和町の市立富雄北小一年、有山楓(かえで)ちゃん(7つ)誘拐殺人事件で、楓ちゃんが犯人の男の車に乗り込む際、男が助手席側のドアロックに手を伸ばして解除していたことが十日、わかった。奈良西署捜査本部は、犯行に使われた車を紺色ハッチバックとほぼ断定しているが、さらに、ドアロックを手動で解除する旧式車両などとみて車種の絞り込みを進めている。
調べでは、犯行当日の十一月十七日午後二時前、楓ちゃんが犯人の男の車に乗り込むのを同じ小学校の児童が目撃。児童によると、楓ちゃんは現場付近でこの児童を走って追い抜き、その後、路肩に停車していた車の男に呼び止められた。男と二言、三言話した後、助手席に乗り込んだが、この際、男は運転席から手を伸ばして助手席側のドアロックを解除していた。乗り込んだ楓ちゃんは男の顔をじっと見ていたという。車はすぐに走り去った。
(産経12/11 02:51)
●「平常戻りつつある」 児童がサンタに大喜び
小学1年女児(7つ)が誘拐、殺害される事件が起きた奈良市立富雄北小では10日、楳田勝也校長が「保護者や地域の方々に見守られ、徐々にではあるが、子供たちは平常の様子を取り戻しつつある」とのコメントを発表した。
奈良市教委によると、この日、サンタクロースやトナカイにふんした民間非営利団体(NPO)のメンバーが富雄北小を訪問。給食の時間に全校児童にケーキを配った。
子供たちは突然のクリスマスプレゼントに大喜び。サンタと握手したり、ケーキを口いっぱいほおばったりして元気な様子を見せていたという。ケーキは地域住民の有志からのプレゼント。
(共同12/10 16:20)
●不審者情報の共有体制強化 県警が集約、発信
奈良市の市立富雄北小1年有山楓ちゃん(7つ)の誘拐殺人事件を受け、県警は9日、子どもが被害者となる犯罪を防止するため、不審者情報を集約し学校や地域住民と共有する「子ども安全サポート情報システム」の運用を始めた。またきょう10日から、13歳未満の子どもを対象とした不審者による事案がどのような場所で発生しているのかを地図上に示し、目に見える形で情報提供する不審者情報マップを県警ホームページ(HP)上に開設する。
子どもが犯罪被害に巻き込まれた事件は県警本部で情報を集約していたが、不審者の出没情報については各警察署の個別対応で、これまで県警本部で情報集約されていなかった。子どもに対する声かけ事案などが略取誘拐や強制わいせつなどの犯罪に発展する可能性があることから、今後、不審者情報の収集体制を強化し、広く県民に情報発信することにした。
「子ども安全サポート情報システム」では、住民から不審者情報の届け出を受けた警察や学校、市町村教育委員会が互いに連絡を取り合い、県警HPや交番所速報などの広報で地域住民に注意を喚起する。
(奈良12/10 11:03)
●映像にハッチバック車 紺か黒の小型
奈良市学園大和町6丁目、市立富雄北小学校1年有山楓ちゃん(7つ)が下校途中に誘拐され、殺害された事件で、連れ去り現場近くマンションの防犯カメラに、紺か白のハッチバック型の小型車が写っていたことが9日、分かった。楓ちゃんが同種の車に乗り込むところを、同じ小学校の児童が目撃していたことがこれまでに分かっており、県警奈良西署捜査本部は犯行車両の可能性もあるとみて調べている。
調べなどによると、楓ちゃんは先月17日午後2時前、自宅近くの通学路で、男の車に乗り込むところが目撃されている。
防犯カメラは、楓ちゃんが歩いていた歩道とは車道を挟んだ向かいのマンション入り口から、道路側に向けて取り付けられている。二車線道路のセンターラインから先も、鮮明度は落ちるが撮影されていた。
連れ去られるのを目撃した同じ小学校の児童2人が覚えていた車の色は「紺か黒」と「白」に分かれた。「紺か黒」と話した児童は多種類の車の写真から、ハッチバック型の日産マーチの写真を選んだとされる。
カメラには、不明になる直前の楓ちゃんとみられる年格好の女児が写っていたことがこれまでに分かっており、前後に通過した車も写っていた。捜査本部は映像の分析を進めていた。
(奈良12/10 11:03)
●「ワン切り」前に通信記録 さらに南の河合町付近で
奈良市の小学1年有山楓ちゃん(7)の誘拐殺人事件で、楓ちゃんの携帯電話が遺体遺棄現場から7キロほど南に離れた奈良県河合町付近にあったことを示す通信記録が、連れ去られた日付で残っていたことが9日、分かった。これまで判明した母親の携帯電話への「ワン切り」など計3回よりも前の時刻で、奈良西署捜査本部は、連れ去り後の犯人の足取りを探る重要な手掛かりとみて捜査を進めている。
(時事12/10 01:01)
●撮影は送信直前 女児の写真
奈良市の小1女児(7)が誘拐、殺害された事件で、犯人が母親(28)の携帯電話に送った女児の写真が送信直前に撮影されていたことが9日、写真の電子情報の分析などで分かった。写真は11月17日午後8時4分、遺体発見現場南の奈良県平群、三郷、王寺3町の限られた地域から送信されていた。県警捜査本部は、犯人が自宅などの活動拠点で女児の写真を撮影、送信した疑いを強め、3町を中心に捜査員を投入して不審人物の洗い出しを進めている。
これまでの調べでは、犯人は女児の携帯電話を使って、「娘はもらった」のメッセージとともに、死亡後の女児の写真を母親に送りつけた。クッションやカーペットなどが写り、室内で撮影したとみられている。
捜査本部は画像データを分析。女児の携帯は基地局からの電波で時刻を自動調整する機能があり、内蔵時計の誤差はほとんどない。また、写真のタイトルにあたる「ファイル名」には秒単位の時刻が表示されるが、ファイル名を変更して送信しても、データ分析で撮影時刻や携帯の機種なども分かるため、送信数分前の午後8時ごろに撮影したことが判明した。
写真付きメールが送信される約10分前の午後7時55分には、女児の携帯電話から母親の携帯に「ワン切り」電話があったことが確認されているが、これらはいずれも平群、三郷、王寺町の数キロ圏内から発信されていた。捜査本部は、犯人が車などで移動して、この地域にある拠点に到着。写真を撮影し、直後にメールを送った可能性が高いとみて集中捜査に踏み切った。
(毎日12/10 03:05)
●新たに通信5−6回確認 捜査エリア拡大
奈良市の小学1年有山楓ちゃん(7つ)が下校途中に誘拐され、殺害された事件で、奈良西署捜査本部は9日までに、連れ去られるのを目撃された後、被害者の携帯電話の発着信などがこれまで判明している3回以外に5−6回あったことを新たに通信記録で確認した。
うち1回は確認されていた3回の通信エリアより南の奈良県河合町で発着信があったことから、捜査本部は足取りを追う捜査の範囲を拡大。目撃現場近くの防犯カメラに写っていた紺か黒の車の割り出しや不審者洗い出しなどを続けている。
通信記録で新たに確認された被害者の携帯の発着信は、奈良市内で連れ去られるのを目撃された約4時間半後の11月17日午後6時半ごろの1回と、同7時55分ごろに母親(28)の携帯にかかった“ワン切り”直前の4−5回。
(共同12/9 22:18)
●不審者情報を県警に集約へ HPに地図、新条例研究も
奈良市の小学1年有山楓ちゃん(7つ)が誘拐、殺害された事件を受け、奈良県警は9日、地域で子どもを守るための取り組みに役立ててもらおうと、不審者に関する情報をより迅速に市民に伝えるための「子ども安全サポート情報システム」を発足させると発表した。
さらに県警は10日から、ホームページ(HP)に「不審者情報マップ」を掲載するほか、現行法では、通学路などでの小学生らへの声かけに対する法的対処が難しいことを重視。県独自の罰則を盛り込んだ「子どもを犯罪被害から守るための条例」(仮称)制定についての研究に入る。
新情報システムは、これまで警察署や学校、市町村教委レベルでとどまっていたすべての不審者情報をいったん県警生活安全企画課に集約、それから各地域に情報を発信する方式。
(共同12/9 19:56)
●事件受け鍵田市長「安全な町へ、市民会議設置を急ぐ」
奈良市の小1女児(7)誘拐・殺害事件を受け、鍵田忠兵衛市長は8日開会した12月定例会で「安心安全なまちづくりについて警察、行政、市民が一体となった市民会議の設置を早急に進めたい」と述べた。
地域防犯をテーマにした「安心安全なまちづくり市民会議」設置は、市長公約の一つで06年度の構想だが、事件発生を受けて前倒しする考え。参加者を公募し、施策立案段階から市民の意見を取り入れるもので、審議会よりもゆるやかな組織という。
議会後、鍵田市長は「女児が通っていた富雄北小では、児童の安全に地域をあげて協力いただいている。事件の早期解決を望むが、市に教訓が与えられたとして設置を急ぎたい」と話した。【松本博子】
(毎日12/9 17:05)
●子どもの見守り強化 隣接自治会
奈良市学園大和町5丁目自治会(249世帯)は、隣接地で起きた市立富雄北小学校1年有山楓ちゃん(7つ)の誘拐殺人事件を受けて、従来の日曜の防犯パトロールを、児童が午後の早い時間帯に集団下校する水曜に実施することを決め、8日から始めた。平日の子どもの見守りを強化する。
同地区は、富雄北小学校区に隣接する市立三碓小学校区。自治会は、昨年11月から奈良西署が行う犯罪ゼロチャレンジ活動に参加。主に防犯パトロールを中心に地域の安全対策に取り組んできた。パトロールは当初、平日など曜日を限定せずに行っていたが、半年前から毎週日曜に変更。
しかし、今回の事件を受けて、青少年指導協議会の委員である前会長から、児童が集団下校する水曜の午後2時ごろにパトロールを再度変更してほしいと要請があり、自治会に諮ったところ会員の賛同を得て実現した。
この日の参加者は、自治会員約10人。参加者は午後2時前に、児童公園に集まり、黄色の防犯活動用の腕章を付けて町内約4キロを1時間かけて回った。
(奈良12/9 10:53)
●衣服にAB型の毛 犯人に同居人?
奈良市の小学校1年有山楓ちゃん(7つ)が下校途中に誘拐され、殺害された事件で、被害者の衣服には血液型AB型の毛が付いていたことが8日、県警奈良西署捜査本部の調べで新たに分かった。遺体にB型の付着物が残っていたことが既に明らかになっており、捜査本部は犯人が一人暮らしではない可能性などがあるとみている。
調べでは、遺体は犯行翌日の11月18日午前零時すぎ、自宅から約6キロ離れた平群町の道路脇の側溝で見つかった。遺体や被害者のトレーナーなどの衣服には、被害者のものではない毛などが複数付着していた。
捜査本部が血液型を鑑定したところ、付着物の一つはB型を示し、毛はAB型とB型の2種類あった。
車で連れ去るのを目撃されたのは若い男1人とされ、母親(28)の携帯電話に被害者の携帯からメールで送付された遺体とみられる写真は、背景に写っているクッションやカーペットなどから洋室で撮影されたとみられている。
このため捜査本部は、AB型かB型のどちらかが犯人の血液型で、もう一方は犯人の同居人や来訪者、車に乗った人らとの見方を強め、携帯の通信記録で判明したメールなどの発信エリア(平群町など4町にまたがる区域)を中心に、不審者の洗い出しや情報収集を続けている。
(奈良12/9 10:53)
●防犯ビデオに紺か黒の車 犯行車か
奈良市の小学1年有山楓ちゃん(7つ)が下校途中に誘拐され、殺害された事件で、連れ去られるのを目撃された時間帯に現場向かい側のマンションの防犯ビデオに紺か黒のハッチバック型の小型車が写っていたことが9日、奈良西署捜査本部の調べで分かった。捜査本部は犯人の車の可能性が高いとみて割り出しを急いでいる。
調べによると、被害者は11月17日午後2時前ごろ、自宅まであと約200メートルの県道で、若い男の車に乗せられ、連れ去られるのを同じ小学校の児童2人に目撃された。
2人が覚えていた車の色は「紺か黒」と「白」に分かれた。「紺か黒」と話した児童は多種類の車の写真から、ハッチバック型の日産マーチの写真を選んだとされる。
(共同12/9 08:30)
●写真かビデオ画像接写? 誘拐殺人犯、偽装工作か
奈良市の小学1年有山楓ちゃん(7つ)が下校途中に誘拐され、殺害された事件で、母親(28)の携帯電話にメールで送り付けられた写真は不鮮明で、別のカメラやビデオカメラで撮影した画像を携帯電話のカメラで接写した可能性があることが8日、奈良西署捜査本部の調べで分かった。捜査本部は撮影時間や場所を偽装するため、接写画像を送付した疑いもあるとみている。
調べによると、被害者は11月17日午後1時40分ごろ、自分の携帯で母親と話したのを最後に消息不明となり、同8時4分、遺体とみられる写真付きのメールが被害者の携帯から母親の携帯に送信された。
捜査本部が写真を分析したところ、同じ機種の携帯電話に付いているカメラの画素数と比較して鮮明ではなく、別のカメラなどで撮影後、接写した可能性が浮上した。
(共同12/9 00:50)
●遺体にAB型毛髪、2人以上が女児と接触か
奈良市立富雄北小1年の女児(7)が誘拐、殺害された事件で、AB型の毛髪が遺体や衣服に付着していたことが8日、奈良県警奈良西署の捜査本部の調べでわかった。
調べでは、遺体や衣服には成人男性の毛髪など多くの付着物があった。血液鑑定でB型の毛髪があったことがわかり、他の毛髪についても鑑定していた。いずれも女児の血液型とは違うことから、2人以上の人物が女児と接触した可能性があるとみている。
(読売12/9 00:19)
●メール画像は接写か 時間偽装の可能性も
奈良市立富雄北小1年の女児(7)が誘拐、殺害された事件で、母親に送られてきたメール画像は事前に別のカメラなどで撮影した画面を女児の携帯電話のカメラで接写した可能性の高いことが8日、奈良県警奈良西署の捜査本部の調べでわかった。
携帯電話で画像を撮影したのは送信直前だったことも着信記録の分析から判明。これまで同県王寺、平群両町周辺に犯人の拠点があるとみられていたが、捜査本部は犯人が“2次画像”を使って場所や時間を偽装した可能性もあるとみている。
捜査本部は、女児と同機種の携帯電話で撮影して送受信するなどの実験を行った。その結果、広く携帯電話で使われている画素数の画像より、かなり不鮮明で、解析したところ、添付画像はデジタルカメラやビデオのモニターを接写した可能性があるとの見方を強めた。
(読売12/8 14:38)
●衣服にはAB型の毛
奈良市の小学1年有山楓ちゃん(7つ)が下校途中に誘拐され、殺害された事件で、被害者の衣服には血液型AB型の毛が付いていたことが8日、奈良西署捜査本部の調べで新たに分かった。遺体にB型の付着物が残っていたことが既に明らかになっており、捜査本部は犯人が一人暮らしではない可能性などがあるとみている。
調べによると、遺体は犯行翌日の11月18日午前零時すぎ、自宅から約6キロ離れた奈良県平群町の農道脇の側溝で見つかった。遺体や被害者のトレーナーなどの衣服には、被害者のものではない毛などが複数付着していた。
捜査本部が血液型を鑑定したところ、付着物の一つはB型を示し、毛はAB型とB型の2種類あった。
(共同12/8 14:04)
●登下校の安全確保を リーフレット配布
奈良市の有山楓ちゃん誘拐殺人事件を受け、市教育委員会は、子どもたちの登下校時などの安全確保を図るため、安全指導のリーフレット「まもろう子どもたちを」を約3万5000枚作成。7日までに、市立全103校・園の小中学・高校、幼稚園に配布した。
リーフレットは「幼稚園児、小学1、2年生とその保護者」「小学3-6年生とその保護者」「中高校生とその保護者」に向けた3通りを作成。片面には、今月2日の「なら教育の日」に、家庭地域と行政が連携して子どもたちの安全確保の取り組みを進めるために宣言した「安全推進アピール」を掲載している。
もう片面には、幼稚園と小学低学年用に「くらいよみちはあるきません」などの「五つの約束」を掲載。そのほか「心構えチェック」や「守ろう四つのルール」など記して、児童や生徒らの注意を喚起している。
(奈良12/8 10:51)
●学校外でも安全マニュアル 誘拐事件受け奈良県教委
奈良市の小学1年有山楓ちゃん(7つ)が下校途中に誘拐され、殺害された事件を受け、奈良県教育委員会は7日までに、登下校時の安全対策を盛り込んだ不審者対応マニュアルを作成することを決めた。来年3月までに約700部を製本し、県内の幼稚園や小中学校、高校などに配布する方針。
県教委は2001年、大阪教育大付属池田小(大阪府池田市)の児童殺傷事件後、学校内に不審者が侵入するのを主に想定した教職員向けの対応マニュアルを策定。
しかし通学路で女児が連れ去られた今回の事件を重視し、学校の外でも児童・生徒らの安全を守るため、日常的な防犯態勢や緊急時の対応などをまとめることにした。
(共同12/7 16:25)
●誘拐犯名乗る手紙 事件発生1週間後、奈良西署に
奈良市学園大和町6丁目、市立富雄北小学校1年、有山楓ちゃん(7つ)が下校途中に誘拐され、殺害された事件で、誘拐犯を名乗る手紙が捜査本部が置かれた奈良西署あてに届いていたことが6日、分かった。しかし、報道などから類推したような内容にとどまっており、捜査本部は手紙の鑑定を進めるなど、信ぴょう性について慎重に捜査している。
調べでは、手紙は女児が誘拐された先月17日の約1週間後に「奈良西署」のあて先で封書で郵送され、「生駒」の消印があった。生駒市中南部で投かんされたらしい。
ほとんどが手書きで、女児誘拐をにおわす部分があるが、一読しただけでは何が書いてあるか分かりにくく、犯人しか知りえない「秘密の暴露」といえる内容は含まれていなかったという。警察に対して挑発と受け止められる内容も書き連ねてあった。
捜査本部は誘拐犯をかたった手紙の可能性もあるとみて、慎重に捜査。筆跡などの鑑定を進めている。
(奈良12/7 11:12)
●遺棄現場近くの池捜索 遺留品見つからず
奈良市の小学校1年有山楓ちゃん(7つ)が下校途中に誘拐され、殺害された事件で、県警奈良西署捜査本部は6日、平群町菊美台2丁目の死体遺棄現場近くのため池を捜索した。楓ちゃんが連れ去られた際に身に付けていたランドセルや携帯電話、衣服など遺留品の一部が見つかっておらず、犯人が投げ捨てた可能性もあるとみて池をさらったが、何も見つからなかった。捜査本部は引き続き、見つかっていない遺留品の発見に努める。
池は遺棄現場の北東約150メートルにある。午前8時前から池の水を抜き、警察官11人が中に入り、うち六人がウエットスーツに身を包んで午後2時50分まで捜索した。ひざのあたりまで泥水に沈みながら、寒風の中、途中休憩を入れ体を温め直して金属探知機やくま手を使って端から端まで泥の中をくまなく捜した。
これまでの調べでは、楓ちゃんは先月17日午後2時前、自宅近くの通学路で連れ去られた際、赤色のトレーナーに紺色のジーンズ・ジャンパーとスカートを着ており、ベージュ色の靴を履いていた。さらにピンクがかった赤色のランドセルを背負い、携帯電話を持っていた。
しかし、翌18日午前零時5分ごろ、遺体で発見された際にはランドセルや携帯電話は付近に見当たらず、靴と黒色の靴下、ジャンパーも身に付けていなかった。名前を書いたハンカチが見つかっていないことも新たに分かった。
(奈良12/7 11:12)
●犯人が携帯や上着所持か 女児誘拐殺人、捜索空振り
奈良市の小学1年有山楓ちゃん(7つ)が下校途中に誘拐され、殺害された事件で、奈良西署捜査本部は県内各地で、被害者の上着や携帯電話、ランドセルなどを連日捜索してきた。6日には、遺体発見場所近くの貯水池も捜したが見つからず、犯人が所持しているとの見方を強めている。7日以降は、各警察署単位で捜索を続ける。
調べでは、11月17日の事件発生以来、見つかっていないのは、下校時に着ていたデニム地のジャンパー、折り畳み式の赤い携帯のほか、ランドセルや靴、靴下など。
捜査本部は連れ去られるのを目撃された奈良市の被害者宅近くの県道から、遺体が見つかった奈良県平群町の農道までの道路沿いやコンビニのごみ箱、河川敷、空き地などを捜してきた。
(共同12/7 8:33)
●「女児がドア開け乗る」 児童目撃、奈良の誘拐殺人
奈良市の小学1年有山楓ちゃん(7つ)が下校途中に誘拐され、殺害された事件で、連れ去られるのを目撃した児童は奈良西署捜査本部に「被害者は自分でドアを開けて車に乗った。中にいた男は一度も車から降りなかった」と話していることが6日、分かった。
男が声を掛けてから連れ去るまではごく短時間とされ、関係者が「しっかりした子で見知らぬ人についていくとは考えられない」と話していることなどから、捜査本部は顔見知りか言葉巧みに誘ったとみている。同日朝から続けた奈良県平群町の遺体発見場所近くにある池の捜索で、遺留品は発見できなかった。
調べでは、連れ去られるのを同じ小学校の2年の児童2人が目撃したのは、11月17日午後2時前ごろ。自宅まであと200メートルの県道で男の車に乗せられた。
(共同12/6 17:26)
●ランドセルなど発見できず 現場近くのため池捜索
奈良市の小学1年有山楓ちゃん(7つ)誘拐殺人事件で、奈良西署捜査本部は6日、奈良県平群町の遺体発見現場近くのため池の捜索を行ったが、楓ちゃんのランドセルや携帯電話など遺留品は発見できなかった。
(時事12/6 17:00)
●遺棄近くの池捜索
奈良市の小学一年、有山楓(かえで)ちゃん(7つ)が遺体で見つかった誘拐殺人事件で、奈良西署特別捜査本部は六日、楓ちゃんが身につけていたランドセルなどを捜すため、奈良県平群町の遺体発見現場近くにある貯水池の水を抜いて捜索した。
捜索は約十五人体制で実施。ウエットスーツを着た捜査員らが午前八時半過ぎから、深さ約五十センチまで水位が下がった貯水池に入った。貯水池の底にたまったヘドロをスコップで取り除いたり、金属探知機二台を水面に当てながら慎重に捜索。所持品発見のため作業を進めた。
これまでの付近の捜索などではランドセルや携帯電話、デニム地のジャンパーなど女児の所持品が見つかっていない。貯水池は遺棄現場から北東約百五十メートルと近接しており、捜査本部は犯人が投げ捨てた疑いもあるとみて捜索に踏み切った。
≪犯人名乗る手紙十数通 奈良西署あて≫奈良市の小一女児誘拐殺人事件で、特別捜査本部が設置された奈良西署あてに犯人を名乗る十数通の手紙が郵送されていたことが六日、わかった。同署は事件に乗じた悪質ないたずらとみているが、差出人の特定を急ぐなど捜査を進める。
調べでは、いずれの手紙も事件後しばらくたって郵送された。犯人しか知り得ないような内容はなく、同署は事件とは無関係と判断した。
≪集団登校始まる 自治会が引率≫奈良市の小一女児誘拐殺人事件を受けて、女児が通っていた富雄北小学校(楳田(うめだ)勝也校長)で六日、校区内の各自治会が協力して集団登校が始まった。ターミナルと名付けた集合場所に、午前八時ごろに児童や保護者が集合、一斉に登校した。
保護者が児童を送り迎えするかわりに、登下校の際、ターミナルに近隣の児童が集まり、そこからは自治会の担当者らが引率して学校まで送り迎えするシステム。同小の校区内に四十六カ所のターミナルが設けられた。
同市三松のターミナルで引率に当たった三松ケ丘第一自治会の越後隆夫会長(64)は「不審者が声をかけてきたら体を張ってでも防ぐ。無事に到着してほっとしている。この調子で続けたい」と話していた。
同じ三松の別のターミナルでボランティアの付き添いをした金森啓さん(66)は「今日が初めてでどうすればいいのかわからなかったが、やってみたらスムーズにできました。できるだけ参加して側面支援したい」。
小学三年生の女児の母親(44)は「これまで個人的に送り迎えしていましたが、みんなで登下校してくれると負担も減るし、とても心強い」と話していた。
(産経12/6 15:25)
●犯人名乗る手紙 警察あて、指紋など鑑定
奈良市の小学1年有山楓ちゃん(7つ)誘拐殺人事件で、遺体が見つかった11月18日からしばらくたった後、捜査本部が設置された奈良西署あてに、犯人を名乗る人物から手紙が郵送されてきたことが6日、分かった。内容に犯人しか知り得ないような事実はなかったが、捜査本部は指紋を鑑定するなどして慎重に調べている。
調べによると、送られてきたのは封書で、同県生駒市の生駒郵便局の消印が押されていた。中に紙が1枚入っており、手書きの部分もあった。
(時事12/6 13:01)
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