
○現在までの報道のまとめ2
●遺棄は午後10時以降か 交通量が激減
奈良市学園大和町6丁目の小学校1年有山楓ちゃん(7つ)が下校途中に誘拐され、殺害された事件で、平群町菊美台2丁目の死体遺棄現場近くの国道168号バイパスは午後9時台まで交通量が多く、遺棄現場へ方向を変える車があれば目立つことが5日、分かった。犯人は午後10時以降に遺体を捨てた可能性が高まった。県警奈良西署捜査本部は不審車の目撃情報収集などに努めている。
遺棄現場の西約130メートルを南北に通る同バイパスは、生駒市方面と王寺町方面を結ぶ幹線道路で、夕方から夜間の勤め帰りの時間帯には交通量が多い。しかし、午後10時ごろになると交通量が極端に減る。
遺棄現場周辺は田畑や山林のため、バイパスから最短距離で行ける進入路では、方向を変える車は普段ほとんどない。交通量の多い時間帯であれば非常に目立つ。このほかにもバイパスからの進入路はいくつかあるが、いずれも夜間の交通量は少ない。
楓ちゃんは先月17日午後1時40分ごろ、携帯電話で母親と話したのを最後に消息が分からなくなった。同2時前、自宅近くで男の車に乗り込むところが目撃され、同8時4分、連れ去り後の楓ちゃんの写真を添付した「娘はもらった」のメールが母親の携帯に届いた。翌18日午前零時5分、遺体で発見された。
(奈良12/6 11:11)
●犯人名乗る手紙続々届く 奈良県警、内容を捜査
女児誘拐殺人事件をめぐり、奈良県警に犯人を名乗る手紙などが何通も届いていることが6日、分かった。
県警はいたずらがほとんどとみているが、犯人からのものが含まれている可能性もあり、内容に犯人しか知り得ない事実がないかどうかを慎重に調べている。
事件発生後、県警には電話や手紙、電子メールなどで、1500件を超える情報提供や捜査員への激励、犯人への怒りの声などが寄せられている。
(共同12/6 11:04)
●ボランティアと集団登校始まる
奈良市の小学1年有山楓ちゃん(7つ)が通っていた市立富雄北小(楳田勝也校長)で6日から、集団登下校が始まった。約950人の児童は、学校が指定した公園や公民館など43カ所の集合場所に集まり、地元自治会が募集したボランティアに付き添われて学校へ向かった。
引率したボランティアの男性(63)によると、自治会単位の集団登下校に、毎日平均2、3人のボランティアが付き添う予定という。男性は「この活動を息長く続けるのが今後の課題。一部の(ボランティアの)人に負担が掛からないよう工夫し、人材を集めていく必要もある」と話した。
(時事12/6 11:00)
●犯人名乗る手紙が捜査本部に 慎重捜査
奈良市の小1女児(7)誘拐、殺害事件で、誘拐犯を名乗る手紙が捜査本部のある奈良西署に届いていたことが6日、分かった。しかし、事件の報道から類推したような内容にとどまっており、捜査本部は信ぴょう性について慎重に捜査している。
調べでは、手紙のあて先は「奈良西署」で封書で届いた。「生駒」の消印があり、奈良市に隣接した生駒市中南部で投かんされたらしい。女児誘拐をにおわす部分があるが、一読しただけでは何が書いてあるか分かりにくく、警察に対して挑発とも皮肉ともとれる内容だったという。
(毎日12/6 10:52)
●遺体発見場所近くの池捜索 奈良県警
奈良市の小学1年有山楓ちゃん(7つ)が11月17日の下校途中に誘拐され、殺害された事件で、奈良西署捜査本部は6日、遺体が見つかった奈良県平群町の側溝の約150メートル北にある貯水池で、被害者の上着や携帯電話などの捜索を始めた。
潜水服を着た機動隊員ら約10人は金属探知機やスコップを持ち、ひざの上まで泥につかりながら捜索を続けた。抜かれた池の水が近くの道路や水田にあふれていた。
事件発生後、連れ去られるのを目撃された奈良市の県道から平群町までの道路沿いやコンビニのごみ箱などを捜したが、下校時に着ていたデニム地のジャンパーや折り畳み式携帯のほか、靴、靴下、赤いランドセルなどは見つかっていない。
(共同12/6 10:29)
●ため池の水抜き捜索 携帯・ランドセル発見に全力
奈良市の小学1年有山楓ちゃん(7)誘拐殺人事件で、奈良西署捜査本部は6日朝、奈良県平群町の遺体発見現場近くのため池の水を抜いて、まだ見つかっていない楓ちゃんの携帯電話やランドセルなどの捜索を始めた。
ため池は遺体発見現場から北東に数十メートル。池の周囲は既に捜索が済んでいるが、この日は深さ約5メートルの水をほとんど抜き、約10人の捜査員が金属探知機などで捜索している。捜索はほぼ1日で終える予定。
(時事12/6 10:01)
●遺棄は夜7時半−11時か
奈良市の小学1年有山楓ちゃん(7つ)が下校途中に誘拐され、殺害された事件で、11月18日午前零時すぎに遺体を見つけた男性は、17日午後11時ごろから発見場所近くでごみの不法投棄を監視していたが、不審者に気付かなかったことが5日、奈良西署捜査本部の調べで分かった。
17日午後7時半ごろには遺体がなかったことも確認されており、捜査本部は犯人が遺体を放置したのは同7時半から11時の間とみて付近を通った車の絞り込みなどを進めている。また5日までに、被害者のランドセルや靴、携帯電話などを捜すため、遺体発見場所の約150メートル北にある貯水池の水を抜き始めた。
(共同12/5 17:08)
●女児誘拐 児童集合場所に看板
女の子の通っていた奈良市の富雄北小学校では、事件後、保護者が付き添って登下校していますが、下校時間の違う、低学年と高学年をもつ保護者では2度、学校に子どもを迎えに行くケースがありました。このため小学校や地元の自治会では保護者の負担を減らそうと全校区に44か所の集合場所を設けて来週から地元の人たちが、保護者が待つ集合場所と学校の間を子どもを引率して登下校することになりました。その集合場所を示す表示板が4日から設置されこのうち小学校の北側にある自治会の人たちは、「富雄北小学校ターミナル集合場所」と番号が書かれた横30センチほどの板を指定された場所に設置していました。三松ヶ丘第一自治会の越後隆夫会長は「こうした取り組みを通じて児童たちの安全を守ると同時に子どもと地域のつながりも深めていければ」と話していました。
(NHK12/04 16:21)
●GPS知り電源切る? 女児携帯検索時に音や光
奈良市の小学1年有山楓ちゃん(7つ)が下校途中に誘拐され、殺害された事件で、被害者が持っていた衛星利用測位システム(GPS)機能付き携帯電話は、位置検索を受けると、音や光の表示が出る機種だったことが4日、奈良西署捜査本部の調べで分かった。
連れ去られるのを目撃された約1時間後の母親(28)による位置検索以降、携帯はつながらず、捜査本部は犯人が検索を受けたことに気づき、携帯の電源を切った可能性があるとみている。
調べなどによると、被害者の携帯が検索を受けた際、通常は「ピロローン」という音が出る。バイブモードにしたり、音や振動を消したりすることができるが、小さなランプは点灯する。
被害者は普段の登下校時と同じように携帯を首から下げていた可能性が高く、犯人は音やランプに気付きやすかったとみられる。
(共同12/4 16:46)
●「お父さんが会社で倒れた」=不審な男、女児連れ去り未遂2件−奈良
奈良市の小学1年有山楓ちゃん(7)誘拐殺人事件で、楓ちゃんの遺体が見つかった奈良県平群町の南数キロの同県王寺町で1日、小学生の女児が不審な男に声を掛けられ、連れ去られそうになったことが4日、分かった。
2日にも同町で別の小学生の女児が男に声を掛けられていたことも判明。県警西和署がこの2件の連れ去り未遂と誘拐殺人事件との関連などを調べている。
調べなどよると、1日午後6時ごろ、小学5年の女児が徒歩で帰宅途中、路上で見知らぬ男から「お父さんが会社で倒れたから一緒に行こう」と声を掛けられた。女児は男の誘いを断り、走って帰宅し、無事だった。男は40歳ぐらいで、黒いズボンをはいていた。
一方、2日午後5時ごろ、小学6年の女児が楽器の練習をするため、自転車で学校に向かう途中、道路に立っていた男に「どっか行かへん」と声を掛けられた。女児はそのまま通り過ぎ、無事だった。
この男は30〜40歳ぐらい。髪が首ぐらいまであり、がっしりした体格。黒縁の眼鏡を掛け、野球帽をかぶり、青いジーンズに黒いジャンパー姿だった。
(時事12/4 16:01)
●集団登下校に向け表示板 誘拐殺人被害の小学校
誘拐、殺害された小学1年の有山楓ちゃん(7つ)が通っていた奈良市立富雄北小は4日までに、来週から始める集団登下校の集合場所を示す表示板の設置を始めた。
表示板は「富雄北小学校集合場所(ターミナル)」と書かれ、44カ所の集合場所ごとに番号も付けてある。
同市教育委員会によると、学校側が準備し、自治会単位に配布して張り出した。近鉄富雄駅前の奈良市広報板には、事件前から張られていた不審者への注意を呼び掛けるビラの横に表示板が掲示された。
同小児童は6日以降、朝は保護者らに付き添われてターミナルまで行き、その後集団で登校。下校時は保護者がターミナルまで迎えに行く。
(共同12/4 13:30)
●馬上から帰宅児童見守る 精華町
奈良市の小学1年有山楓ちゃん(7つ)が下校時に何者かに連れ去られ殺害された事件を受け、木津署は3日、京都府警平安騎馬隊などと合同で、京都府精華町の東光小周辺で下校時のパトロールを行った。同隊の馬2頭が児童に付き添い、上空からは航空隊のヘリが注意を呼び掛けた。
楓ちゃんが通っていた富雄北小は精華町との境界まで約4キロと近い。同署は精華町など管内の小学校の警戒を強めているが、子どもの安全確保について、地域の関心をさらに高めようと合同パトロールした。
子どもたちは馬をなでたりした後、一緒に帰りながら「大きいなあ」と大喜び。近くの住民が務める同町スクールヘルパー計約30人が各交差点で見守り、上空を旋回するヘリからは「知らない人に付いて行かないように」と呼び掛けた。
同小の樋口雅男校長は「いろんな人が守ってくれていることを子どもに伝え、安心して登下校させたい」と話した。
(京都12/3 22:58)
●1時間後、公園連れ込む? 足取り捜査
奈良市の小学1年有山楓ちゃん(7つ)が下校途中に誘拐され、殺害された事件で、母親(28)が携帯電話の衛星利用測位システム(GPS)で娘の携帯の所在地を確認したのは、連れ去られるのを目撃された約1時間後だったことが3日、奈良西署捜査本部の調べで分かった。
GPSは自宅近くの児童公園を示したことが既に判明しており、捜査本部は犯人が一時児童公園に連れ込んだ疑いもあるとみて、周辺の検問や聞き込みを続けている。
調べなどによると、母親は事件当日の11月17日午後1時40分ごろ、携帯で下校中の娘と話し、いったん帰宅後、母親がバレーボールの練習をしている学校で落ち合う約束をした。
その直後、連れ去られるのを同じ小学校の児童2人が目撃した。
(共同12/3 18:05)
●防犯カメラに女児の姿 連れ去り直前の楓ちゃんか
奈良市学園大和町6丁目、市立富雄北小学校1年有山楓ちゃん(7つ)が下校途中に誘拐され、殺害された事件で、連れ去り現場近くマンションの防犯カメラに、連れ去られる直前の楓ちゃんとみられる年格好の女児が写っていたことが2日、分かった。その前後に通過した車も撮影されており、県警奈良西署捜査本部は犯行車両の車種や色を特定する有力な手がかりになるとみて、任意で提出を受けた記録ビデオテープの分析を進めている。
調べなどによると、楓ちゃんは先月17日午前2時前、自宅近くの通学路で、男の車に乗り込むところが目撃されている。
防犯カメラは、楓ちゃんが歩いていた歩道とは車道を挟んだ向かいのマンション入り口から、道路側に向けて取り付けられている。付近で頻発していた車上狙いや自転車盗対策として、3年ほど前に監視用に設置された。二車線道路のセンターラインから先は画像の鮮明度は落ちるが、車道の向こうの歩道も左右1―2メートル区間が撮影されている。
歩道の手前には生垣があるが、事件の約1週間前に業者が剪定(せんてい)を済ませ、歩道の人の往来なども分かるという。楓ちゃんの目撃証言などと合わせ、楓ちゃんが連れ去られる直前、現場手前の防犯カメラのあるマンション前を通過した正確な時間も分かった。
また、通行車両についても徐行している車は撮影可能。犯行車両は楓ちゃんを車に乗せるため、マンション前で速度を落としているとみられ、防犯カメラの記録ビデオテープに写っている可能性が極めて高い。
(奈良12/3 10:49)
●犯人の血液型「B」か、遺体付着物分析し判明
奈良市の小学一年生、有山楓(かえで)ちゃん(7つ)が誘拐され、殺害された事件で、母親に送られたメールの送信位置などから、犯人の拠点は奈良県平群町の遺体発見現場から南四、五キロの三郷町南部や王寺町北部のアパートやマンションである可能性が高いことが、奈良西署捜査本部の調べでわかった。
また、犯人の血液型はB型である可能性が高いことも判明した。
調べでは、母親の携帯に送信された複数のメール画像に写っていた背景などから、撮影されたのはアパートやマンションの一室と判断。女児の携帯が操作された際の電波の受信状況などから、三郷町南部から王寺町のJR王寺駅北側周辺にかけての地域で、対象を百軒程度に絞り込んで捜査を進めている。
また、遺体には多数の繊維片などとともに、頭髪などの付着物があり、分析したところ、血液型がB型と判明。女児の血液型とは異なっており、犯人のものである可能性が高い。
これまでの調べで犯人は二十−三十歳代の眼鏡をかけた男とみられている。
(産経12/3 02:47)
●犯人の血液「B」型か 付着毛髪など鑑定
奈良市の小学1年有山楓ちゃん(7つ)誘拐殺人事件で、楓ちゃんの遺体に残された毛髪などの鑑定結果から、犯人の血液型はB型の可能性のあることが2日、奈良西署捜査本部の調べで分かった。捜査本部は有力な手掛かりとみて、携帯電話の電波発信状況や目撃証言などと合わせ、犯人の割り出しを急ぐ。
(時事12/3 01:01)
●メール後、親族に不審電話 捜査状況探る?
奈良市の小学1年有山楓ちゃん(7つ)が下校途中に誘拐され、殺害された事件で、母親(28)の携帯電話に遺体とみられる写真を添付したメールが送信された後、親族宅などに不審な電話が複数回かかっていたことが2日、奈良西署捜査本部の調べで分かった。
捜査本部は被害者の携帯に登録されていた親族らの番号に電話をかけ、捜査状況や家庭環境などを探ろうとした疑いがあるとみている。
調べでは、写真付きのメールは連れ去られるのを目撃された約6時間後の11月17日午後8時4分、被害者の携帯から送り付けられた。
親族宅などへの電話はその後、深夜までに少なくとも2、3回あり、いずれも呼び出し音が数回鳴って切れる“ワン切り”だった。
(共同12/2 16:44)
●犯人血液型はB型か
奈良市の小学1年有山楓ちゃん(7つ)が下校途中に誘拐され、殺害された事件で、遺体付着物の血液型は2日までの奈良西署捜査本部の調べで、B型と判明した。犯人の血液型の可能性が高く、捜査本部は有力な手掛かりとみて割り出しに全力を挙げている。遺体や衣服には毛などが複数付着し、捜査本部が鑑定していた。
調べでは、遺体は11月18日午前零時すぎ、自宅から約6キロ離れた奈良県平群町の農道脇の側溝で見つかった。
遺体には既に成人男性のものとみられる付着物があったことが明らかになっており、捜査本部はほかの付着物も同じ人物のものかどうかなどの確認作業を続けている。
(共同12/2 14:03)
●情報提供1500件
奈良市の市立富雄北小学校1年、有山楓ちゃん(7つ)が下校途中に誘拐され、殺害された事件は、1日で発生から2週間。県警への情報提供は電話や手紙、県警が開設しているホームページ(HP)のメールを合わせて約1500件に上っていることが分かった。
このうちメールによる不審者などの情報提供は約650件に上り、県警で情報を分析し捜査を進めている。情報の中には、不審者(車)など事件に関する情報のほか、犯人に対する怒りの声、警察に対する激励が含まれているという。
一方、奈良西署捜査本部が同日までに動員した捜査員は延べ約2000人に上る。楓ちゃんの遺留品捜索や不審者(車)の目撃情報の収集を続けているが、遺留品はいまだ発見されず、犯人や犯行車両の特定を急いでいる。
【犯人検挙など県警に要請-県会総務警察委】県議会の総務警察委員会(荻田義雄委員長)が1日開かれた。奈良市の小学1年生女児誘拐殺人事件について、荻田委員長は先月22日、県警本部に対し、犯人の検挙▽被害者家族の心のケア▽地域ぐるみでの防犯活動の推進に全力を尽くすよう要請したことを明らかにした。県警本部からは要請した3点に全力を尽くすとする回答があったという。
(奈良12/2 10:58)
●遺体に成人男性の毛 遺棄は7時半以降
奈良市の小学校1年有山楓ちゃん(7つ)が下校途中に誘拐され、殺害された事件で、遺体などに成人男性の毛が付いていたことが1日までの県警奈良西署捜査本部の調べで分かった。捜査本部は犯人の毛の可能性が高いとみて血液型やDNAの鑑定を進めている。
また事件当日の11月17日午後7時半すぎ、平群町の遺体発見場所を通った人が遺体を見ていないことも分かった。死体遺棄は同時刻以降に絞られた。
調べでは、遺体は翌18日午前零時すぎ、平群町の農道脇の側溝で発見された。遺体や被害者のトレーナー、スカートなどには、被害者のものではない頭髪などの毛が複数付着。捜査本部は形状や成育状況などを鑑定していた。
消息が分からなくなったのは17日午後1時40分ごろ以降で、同8時4分には、遺体とみられる写真を添付したメールが母親(28)の携帯電話に送り付けられた。
写真に写っていた顔のうっ血状況などから、殺害されたのは撮影の約2時間前で、同4時から6時の間とみられている。
発見時、所持していた携帯電話やランドセル、靴などが見当たらないことから、捜査本部は自宅や遺体発見場所付近、メールなどが発信された平群、斑鳩、三郷の三町境周辺で捜索を続けているが、これまでのところ見つかっていない。
(奈良12/2 10:58)
●奈良県警へ情報や怒りの声1500件
奈良市の小学1年有山楓ちゃん(7つ)が11月17日に誘拐され、殺害された事件で、奈良県警には1日までに、電話や電子メールなどで約1500件の情報提供や捜査員への激励、犯人への怒りの声などが寄せられた。
県警は「通常の事件とは比較にならないほど関心が高い。奈良西署捜査本部に送り、捜査員を奮い立たせている」と話すが、容疑者の特定や捜索を続けるランドセル、携帯電話などの発見につながる有力な情報は少ないという。
県警県民サービス課によると、事件発表後、県警のホームページに約650件のメールが届いたほか、900件近い電話や投書などがあった。
情報提供は「不審な車や人物を見た」などが主な内容。また「遺族の気持ちを考えると、涙が止まらない」「犯人への怒りに体が震える」などのメッセージや「奈良の治安は事件を解決できるかどうかにかかっている」との指摘もあった。
(共同12/1 17:24)
●学校に行くのつらい 両親、悲しみ深く
奈良市の市立富雄北小1年有山楓ちゃん(7つ)誘拐殺人事件で、臨床心理士から学校を通じカウンセリングを受けるよう勧められた両親が、関係者に「学校に行くのはつらい」と話していることが1日、分かった。失われた娘の通った通学路や校舎。両親の悲しみと怒りは深い。
事件後、同小には臨床心理士が常駐し、児童や保護者からの相談を受け付けている。
専門家の1人は「家族は自分の喪失体験や気持ちを整理するのに時間がかかる。今できることは周囲が寄り添うことだけ」と話した。
(時事12/1 16:01)
●「犯人逮捕までは…」 保護者や住民、厳戒続ける
疲れ心配の声も。奈良市の小一女児誘拐殺人事件は、一日で発生から二週間を迎えた。女児が通学していた市立富雄北小学校では、今朝も保護者が登校に付き添い、地元住民も自主的に通学路に立つなど、厳戒態勢が続いていた。だが「子供に不安や疲れた顔は見せられない」と、大人も神経が張りつめている。一日も早い犯人逮捕を祈りながら、街中が一緒に頑張っている。
同小周辺では午前七時すぎから、通学路に地域住民や警察官が立ち始めた。駅前や商店街に腕章を着けた住民や教職員、警官が立ち並ぶ風景もすっかりおなじみになった。きょうから師走。吐く息もすっかり白い。
七時四十五分ごろから児童らが次々と登校。近くに住む男性(73)は今朝もこの時間から通学路に立ち、「おはよう」「ご苦労さま」と声をかけた。事件後は毎日、登下校の時間は自主的に通路に立って見守っている。
「子供はお母さんと一緒でうれしそうにも見えますが、お母さんは元気そうに振る舞っていても疲れている。早く犯人が捕まればいいんですが…」
女児の通学路だった富雄北商店街では、親子連れでの登校や、大人が付き添う集団登校が目立った。息子を連れた三十代の父親は「気をつけてな」と門の前で子供を見送ると、急いで近鉄富雄駅へ。「出勤前の日課になってしまいました」。
近所の子供三人に付き添う男性(38)は、それぞれの親が交代で送迎を担当している。「子供は元気そうに見えるんだけど、心の奥は分からない。普通に接するのが一番むずかしい」と話した。
事件以降は車で送迎を始めた親も増えた。軽自動車で学校横まできた母親は、娘と近所の子供二人を見送った。「一キロ以上歩かせるのは不安」。電車で幼稚園に通う娘を駅まで送ってきた母親(32)は「犯人がつかまるまでは…」と気持ちを引き締める。
午前八時半すぎ、校門が閉められ、防犯係の住民や警察官も通学路を後にした。子供の元気な声は響いても、カーテンを閉める教室が目立った。
(産経12/1 15:48)
●誘拐の手口は?動機は?目的は?
奈良市学園大和町6丁目、市立富雄北小学校1年、有山楓ちゃん(7つ)が下校途中に誘拐され、殺害された事件は、きょう1日で発生から2週間。楓ちゃんはなぜ犯人の車に自分から乗り込んだのか―。極めて残虐な手口で楓ちゃんを殺害した犯人がどういう意図で「娘はもらった」というメールを母親(28)に送り付けたのか―など、いまだ犯行の動機や目的がはっきりせず、不可解な点が多い。県警奈良西署捜査本部は捜査員約100人態勢で犯人の足取りを追い、犯人逮捕に向け全力を挙げている。
▽目撃証言
17日午後2時前、楓ちゃんは自宅近くの路上で、車に連れ去られるのを後ろを歩いていた二人の児童が目撃している。楓ちゃんは運転席にいた男と窓越しに少し言葉を交わした後、自分で助手席に乗り込んだ。無理やり車に押し込まれるような様子はなかったという。目撃した児童の証言では、男の車は「白っぽい色」「黒か紺色」に分かれ、男の特徴も一致しない点が多く、捜査本部は作成した複数の似顔絵を公開せず部内の参考資料にとどめている。
同時刻、楓ちゃんと思われる女児が男の車に乗り込むのを、別の児童の母親が目撃しているが、男の車は白色だったという。
誘拐現場付近、死体遺棄現場付近の双方で不審な「紺色」「白色」乗用車の目撃情報があり、捜査本部は両車を対象にした聞き込み捜査で、不審車両の割り出しを進めている。
▽犯行手口
楓ちゃんが連れ去られて約10時間が経過した18日午前零時6分ごろ、平群町菊美台2丁目の道路沿いの側溝で、遺体で見つかった。
犯人は楓ちゃんを誘拐後、楓ちゃんが持っていた携帯電話で午後7時55分に、ワン切り電話、、を、同8時4分に「娘はもらった」というメールを楓ちゃんの写真を添付して母親の携帯に送信。これまでの調べで、発信場所は平群、三郷、斑鳩町境の周囲数キロ圏内と判明している。
写真は殺害場所とみられる室内で撮影されていたが、場所の特定には至っておらず、ホテルやマンションなどの自宅の可能性があるとみて、県北西部を中心とした地域で聞き込み捜査を続けている。
犯人が言葉巧みに楓ちゃんを誘った通り魔的な犯行が考えられるほか、犯人と楓ちゃんが顔見知りだった可能性もある。また、いたずら目的や顔見知りだったとしてもなぜ冷酷な手口で殺害しなければならなかったのか。捜査本部は一連の異常な手口からでも犯人の特定を急いでいる。
(奈良12/1 11:00)
●児童ら安定方向へ 富雄北小
奈良市の有山楓ちゃん(7つ)の誘拐殺人事件で、発生直後から児童の心のケアのため、市立富雄北小学校に入っていた県臨床心理士会の池島徳大・被害者支援者担当理事(53)と石田陽彦・子育て支援担当理事(48)が30日、会見し、現在までに保護者や児童ら25人から相談があり、「不安を訴える児童もいるが、大きな問題は起こっておらず、安定の方向に向かっている」との見方を示した。
県臨床心理士会は事件が報道された18日に、理事らを中心に同小学校緊急支援チームを結成。翌19日から、毎日2人体制で学校を訪れ、児童や保護者、教員の相談に応じてきた。
これまでの保護者からの相談事例では、学校内では落ち着いて見えるが、家庭で「夜眠れない」「遊びたいが外に出れない」などのストレス症状を訴える児童が目立つという。池島理事らは「ショッキングな出来事の後の極めて自然な反応で、両親らが気持ちを受け止めてやることが大切」との見解を示した。
(奈良12/1 11:00)
●児童25人が不安など訴え 「通学路怖い」
奈良市の有山楓ちゃん(7つ)誘拐殺人事件で、楓ちゃんの通っていた市立富雄北小学校の児童25人が「通学路や連れ去り現場を通るのが怖い」などと不安や恐怖を訴えていることが30日、分かった。同小に派遣されている臨床心理士の池島徳大さん(53)らが記者会見し明らかにした。
池島さんらによると、これまでに保護者24人と児童1人が同小内の相談室を訪れた。
外出することや通学路、連れ去り現場に対し恐怖感を抱く、楓ちゃんを思い出して泣いたり、普段はあまりしゃべらないのに急におしゃべりになったりするなどの相談があった。
(時事11/30 23:01)
●「1人暮らし」洗い出し 奈良県北西部を重点捜査
奈良市の小学1年有山楓ちゃん(7つ)誘拐殺人事件は、1日で発生から2週間になる。これまでの調べで浮かんだのは「奈良県北西部に住む1人暮らしかそれに近い生活環境の男」というぼんやりした犯人像。奈良西署捜査本部は幼女を狙った連れ去り事件とみて、顔見知りによる犯行の可能性も視野に入れ、懸命の捜査を続けている。
事件発生以来投入された捜査員は延べ1900人。母親に「娘はもらった」とのメールを送り、殺害後の画像を添えて犯行を誇示する異様さに世間の関心は高く、捜査本部にはメールだけで600件以上の情報などが寄せられた。事件に対する怒りのメッセージもあるという。
捜査本部は、17日夜に母親の携帯電話にあった「ワン切り」の着信や、送信されてきたメール・画像の発信状況を捜査。犯人が県北西部の王子町や平群町などの地域を移動していたことを突き止めた。
遺体に付着した毛髪の種類から、犯人はほかの人があまり入らない自室のような場所で楓ちゃんを撮影したとみられている。捜査本部は、撮影時に発信された微弱電波が、王寺町や平群町などの複数の基地局(アンテナ)にキャッチされていたことも解明。犯人の自宅がこの範囲にあるとみて、1人暮らし用のアパートやマンションなどを重点的に調べている。
(時事11/30 21:01)
●犯人絞り込みになお時間 事件発生から2週間
奈良市の小学1年有山楓ちゃん(7つ)が下校途中に誘拐され、殺害された事件の発生から12月1日で丸2週間。奈良西署捜査本部は携帯電話の通信記録などから殺害場所を奈良県平群、三郷、斑鳩町境の周囲数キロ圏内とほぼ特定したが、母親(28)に遺体とみられる写真をメールで送り付けるなどした特異な犯行の上、目撃情報も少なく、容疑者の絞り込みにはなお時間がかかりそうだ。
楓ちゃんは11月17日午後1時ごろ、奈良市立富雄北小から1人で下校。同2時前、自宅まであと約200メートルの通学路で車に乗った若い男に声を掛けられ、争う様子もなく乗り込んだのを同校の児童2人に目撃された。
児童の一人によると、車は「黒か紺」の小型。男は20−30代、オールバックの髪形で眼鏡をかけていたとされる。しかし、もう一人の児童は「車は白」などと異なる特徴を指摘。捜査本部は似顔絵を使った公開捜査に踏み切れず、大人の目撃者を捜している。
(共同11/30 18:24)
●連れ去った男は「短髪メガネ」
奈良市の小学1年女児(7)が誘拐、殺害された事件で、短髪、メガネをかけていた男が連れ去ったのを同じ小学校の児童が目撃していたことが30日、奈良県警奈良西署の捜査本部の調べでわかった。
男が下校途中の女児に声をかけたのは17日午後2時ごろ。女児の後ろを歩いていた複数の児童が、女児が車に乗り込むのを目撃、当初、男の車は「白っぽい色」との情報が寄せられた。
その後の捜査で、目撃した児童の1人が、車は「濃い紺色か、黒っぽい色」で後ろが丸かったと証言。ハッチバック式とみられる。この児童は、車内を見たといい、男の特徴を記憶。やせ形で髪は短く、メガネをかけていたとし、20―30歳代とみられる。
(読売11/30 15:24)
●旧型マーチか 現場で目撃の車
奈良市の小学校1年有山楓ちゃん(7つ)が下校途中に誘拐され、殺害された事件で、連れ去り現場と死体遺棄現場の双方で目撃されている日産の小型車「マーチ」が平成14年式以前の旧型だった可能性の高いことが29日分かった。紺色のマーチは現在の新型では生産されていないため。県警奈良西署捜査本部は、犯人が今も犯行車両を手元に置いている可能性が高いとみて発見に努めている。
捜査本部は、犯人が犯行車両を売り払うなどの処分をした可能性もあるとみて、両犯行現場に近い生駒市などの中古車販売店などに、紺色または白色のマーチなどの小型車を買い取りしていないかなど、捜査を進めている。
楓ちゃんの自宅近くの奈良市学園大和町6丁目付近で17日午後2時前、連れ去り現場を目撃した児童2人は車の色について「白」「黒か紺」に分かれたが「黒か紺」と答えた児童は、何種類もの車の写真から後部の丸いマーチを選んだ。
一方、平群町菊美台2丁目の遺体発見場所の西数100メートルの国道168号バイパスで、遺体発見約2時間半前の同9時20〜30分ごろ、紺色のマーチに似た車がとまっているのを複数の住民が目撃している。
(奈良11/30 10:45)
●マイカーか盗難車?
奈良市の小学校1年有山楓ちゃん(7つ)が下校途中に誘拐され、殺害された事件で、奈良市内や犯人が楓ちゃんの携帯電話でメールを発信したエリアにある平群、斑鳩、三郷各町などで貸し出された不審なレンタカーは見当たらないことが29日、奈良西署捜査本部の調べで分かった。捜査本部は犯行にはマイカーか盗難車が使われたとみて割り出しを急いでいる。
調べでは、楓ちゃんは17日午後1時40分ごろ、自分の携帯で母親(28)と話したのを最後に消息不明に。その後、自宅近くの通学路で若い男の車に乗せられ、連れ去られるのを同じ小学校の2人の児童が目撃した。
2人が見た車は「白」と「黒か紺」に分かれたが「黒か紺」と答えた児童は、何種類もの車の写真から後部の丸い日産「マーチ」を選んだ。
また平群町の遺体発見場所から数100メートル離れた国道168号バイパスで、同9時20〜30分ごろ、マーチに似た紺の車が止まっているのを複数の住民が見ていた。
捜査本部が周辺のレンタカー会社を調べたところ、用途がはっきりしない白い車や紺の小型車などの貸し出しは確認できなかった。捜査本部は携帯発信エリア内などの車を調べるとともに、Nシステム(ナンバー自動読み取り装置)で盗難車をチェックしている。
一方、同日午後1時40〜45分の間に別の学校のバスが生徒を降ろすため、連れ去り目撃現場の約30メートル先に停車したが、運転手は「不審な車には気付かなかった」と話しているという。
(奈良11/30 10:45)
●ランドセルなど見当たらず 犯人、自室に保管か
奈良市の小学1年有山楓ちゃん(7つ)誘拐殺人事件で、楓ちゃんのランドセルなどを犯人が所持している可能性のあることが30日、分かった。奈良西署捜査本部は、「娘はもらった」とのメールや楓ちゃんの画像を母親に送り付け、犯行を誇示しているかのように見える犯人が「記念」のつもりで自宅に保管している可能性もあるとみている。
(時事11/30 08:01)
●同級生少なく下校は1人 広い校区、特殊事情も
奈良市の小学1年有山楓ちゃん(7)が下校途中に誘拐、殺害された事件で、楓ちゃんの自宅は通っていた市立富雄北小学校の広い校区の外れに位置し、特殊な校区事情もあって近所に同級生も少なく、下校時は自宅近くで1人になるケースが多かったことが30日、分かった。
奈良市学務課などによると、富雄北小は児童約940人で、市内一のマンモス校。校区は近鉄富雄駅を中心に東西約2.2キロ、南北約1.8キロに及び、楓ちゃんは1.5キロ以上の道を徒歩で通学していた。
自宅がある一角は、隣の三碓(みつがらす)小の校区に飛び出すような形になっており、近所に富雄北小に通う同級生はほとんどいなかったという。
同小の校区では近年マンションが増え、児童が急増。
(共同11/30 06:09)
●防犯カメラに連れ去り車?
奈良市の小学1年有山楓ちゃん(7つ)が下校途中に誘拐され、殺害された事件で、通学路で車に乗せられ、連れ去られるのを目撃された場所の向かい側に防犯カメラがあり、現場を通る車などが録画されていたことが29日、奈良西署捜査本部の調べで分かった。捜査本部は犯人の車が写っている可能性が高いとみてビデオの分析を急ぐ。
また被害者の家族に恨まれるようなトラブルなどは見当たらず、犯人は楓ちゃんと顔見知りか、首から下げていた携帯電話などを見て言葉巧みに連れ去ったとの見方を強めている。
調べでは、防犯カメラは連れ去られるのが目撃された場所と県道を挟んで反対側のマンションに設置されていた。駐輪場の出入りを監視するため、カメラは24時間、県道や反対側の歩道をカラーで撮影している。
(共同11/29 23:02)
●突然大声上げる子も 集団登下校へ
奈良市の小学1年有山楓ちゃん(7つ)誘拐殺人事件で、楓ちゃんの通っていた市立富雄北小学校の楳田勝也校長は29日、事件のショックのためか、一部児童に変調がみられたことを明らかにした。現在は落ち着いているという。
校長によると、普段はおとなしいのに突然、大声を上げたりする子がいたという。
同校ではカウンセラーを導入し、子供たちの心のケアに当たっている。
(時事11/29 19:01)
●顔見知りか言葉巧みに?
奈良市の小学1年有山楓ちゃん(7つ)が下校中に誘拐され、殺害された事件で、家族に恨まれるようなトラブルなどは見当たらないことが29日までの奈良西署捜査本部の調べで分かった。無理やり拉致されたとの目撃情報もなく、捜査本部は犯人が楓ちゃんと顔見知りか、首から下げていた携帯電話などを見て言葉巧みに連れ去ったとの見方を強めている。
調べでは、一家は約2年前、現在の住所に引っ越してきた。父(30)は会社員で、母(28)は主婦。引っ越し前も含めてトラブルなどに巻き込まれたことはないという。
楓ちゃんは17日午後2時前ごろ、自宅まであと約200メートルの通学路で若い男の車に乗せられ、連れ去られたのを同じ学校の児童2人が目撃した。
その際、脅されたり刃物を突き付けられたりした様子はなく、男に声を掛けられ、車に乗ったという。男は20−30代でオールバックの髪形、眼鏡を掛けていたとされ「黒か紺」の車に乗っていたとみられている。
(共同11/29 18:14)
●防犯ビデオに犯行車? 黒か紺の中型車 女児誘拐殺人
奈良市学園大和町の市立富雄北小一年、有山楓(かえで)ちゃん(7つ)が奈良県平群町の宅地造成地で遺体で見つかった誘拐殺人事件で、犯行に使われたとみられる乗用車の一部が、連れ去り現場近くに設置されていた防犯ビデオに写っていたことが、二十九日までの奈良西署特別捜査本部の調べでわかった。写っていたのは連れ去られたとみられる時間帯と近接しているといい、捜査本部は、犯人の車の可能性が極めて高いとみて捜査している。
調べでは、写っていたのは乗用車のボンネットの一部。カメラは建物の内部から連れ去られた現場の道路のほうへ向けて設置されている。連れ去られたとみられる十七日午後二時前ごろに写っており、黒か紺色の濃い色だった。
当初、連れ去り現場を見ていた複数の小学生の証言などから、「日産マーチ」によく似た一〇〇〇ccクラスのハッチバック型小型車とみられていた。しかし、その後捜査本部で映像を分析したところ、形状などから、マーチなどより若干排気量の大きい一三〇〇−一五〇〇cc程度の中型車に近いことが判明した。
一方、遺体の遺棄現場付近では十七日夜、道路わきで不審な紺色の乗用車が停車していたのを、複数の通行車両が目撃していたことがわかっている。こうしたことから捜査本部は、車種を小型車から中型車にまで広げ、遺棄現場付近で検問を続けるなど、さらに目撃証言を集め、車種の特定に全力をあげている。
これまでの調べでは、女児は十七日午後一時ごろに下校後、付近の住宅地の中を歩いて帰宅、連れ去り現場の数十メートル手前で通りに出たあと、不審な乗用車の男に声をかけられて車で連れ去られたことがわかっている。また、現場の目撃証言では、乗用車の色は紺色のほか白色だったとの情報もある。
(産経11/29 15:48)
●一斉下校やめ、学年間で
奈良市の小学1年女児(7)誘拐・殺害事件で、女児が通っていた市立富雄北小学校=楳(うめ)田勝也校長=は29日、事件後から続けていた一斉下校をやめ、時間割に合わせて学年間で下校時間をそろえることにした。
この日は1、2年生が午後2時、3年生以上は同3時に下校する。迎えに来る保護者らに配慮して、兄姉がいる場合は、教室などで待機させる。これまでは全学年が授業を5時限で終え、午後3時に一斉下校していた。
また、この日から、同小を含む県警奈良西署管内の計17小学校の通学路で、署員と警察学校生が登下校時の見守り活動を始めた。当分の間、午前と午後に各13校ずつに分かれ、正門付近や通学路に立って警戒する。
富雄北小の児童たちはこの日も保護者らに付き添われ、午前8時前に警察官に見守られながら登校した。
また、楳田校長は午前の会見で、集団下校や週末の校庭開放を検討していることを明らかにした。学校では臨床心理士2人が児童と一緒に給食を食べるなどしているが、子どもたちに特に変わった様子は見られないという。
(毎日11/29 12:14)
●通学路警戒に警察学校生も 奈良県警が派遣
誘拐され、殺害された奈良市の小学1年有山楓ちゃん(7つ)が通っていた市立富雄北小と周辺の小学校を警戒するため、奈良県警は29日、県警察学校の初任科生27人を派遣した。
富雄北小には制服姿の3人が派遣され、児童らに「おはよう」と声を掛けながら登校を見守り、児童らも元気よくあいさつを返した。
校門に立った一人は「事件が起きたばかりで子どもの傷は深い。少しでも不安を取り除きたい」と話していた。
県警によると、この日は富雄北小を含め計17校に派遣。当面、登下校時の警戒や通学路のパトロールに当たるという。
(共同11/29 12:11)
●マイカーか盗難車使う?
奈良市の小学1年有山楓ちゃん(7つ)が下校途中に誘拐され、殺害された事件で、奈良市内や犯人が楓ちゃんの携帯電話でメールを発信したエリアにある奈良県平群、斑鳩、三郷各町などで貸し出された不審なレンタカーは見当たらないことが29日、奈良西署捜査本部の調べで分かった。捜査本部は犯行にはマイカーか盗難車が使われたとみて割り出しを急いでいる。
調べでは、楓ちゃんは17日午後1時40分ごろ、自分の携帯で母親(28)と話したのを最後に消息不明に。その後、自宅近くの通学路で若い男の車に乗せられ、連れ去られるのを同じ小学校の2人の児童が目撃した。
2人が見た車は「白」と「黒か紺」に分かれたが「黒か紺」と答えた児童は、何種類もの車の写真から後部の丸い日産「マーチ」を選んだ。
(共同11/29 11:25)
●犯人が今も所持か、携帯やランドセル
奈良市の小学校1年、有山楓ちゃん(7つ)が下校途中に誘拐、殺害された事件で、県警奈良西署捜査本部は、楓ちゃんの所持品のうち、遺体発見現場になかったランドセルや携帯電話など、犯人逮捕に結びつく遺留品の捜索を続けているが、いまだ発見には至っていない。捜査本部は、犯人が楓ちゃんの所持品を今も所持している可能性があるとみて、犯人の絞り込みや殺害場所とみられる自宅などの特定に全力を挙げている。
調べでは、楓ちゃんは17日午後2時前、自宅近くの通学路で連れ去られた際、赤色のトレーナーに紺色のジーンズ・ジャンパーとスカートを着ており、ベージュ色の靴を履いていた。さらにピンクがかった赤色のランドセルを背負い、衛星利用測位システム(GPS)付き携帯電話を持っていた。
しかし約10時間後、楓ちゃんが平群町菊美台2丁目の道路脇側溝で遺体で発見された時には、ランドセルや携帯電話は付近に見当たらず、靴と黒色の靴下、ジャンパーを身に付けていなかった。
捜査本部は、遺体発見直後から連日、遺棄現場付近の雑草地や雑木林、田畑、河川敷などで徐々に範囲を拡げて捜索。さらに犯人が車で移動したとみられる自宅付近から遺棄現場に通じる国道168号などの幹線道路沿いを捜索し、コンビニエンスストアのごみを持ち帰るなどして調べたが、現時点で遺留品は見つかっていない。
犯人は発見されやすい新興住宅地の一角に遺体を遺棄していたにもかかわらず、所持品の一部を別の人目につかない場所に遺棄することは考えにくく、犯人が所持品を持ち去った可能性がある。
(奈良11/29 11:11)
●「頭髪薄い男」が連れ去る 30歳前後で眼鏡
奈良市の小学1年有山楓ちゃん(7つ)誘拐殺人事件で、楓ちゃんを車で連れ去った男は頭髪が薄く、眼鏡を掛けた男だった可能性が高いことが28日、分かった。楓ちゃんが連れ去られた際、同じ小学校に通う小学生2人が目撃しており、奈良西署捜査本部は、車の特徴などと合わせて男の割り出しを進めている。
調べによると、楓ちゃんは17日午後1時40分ごろ、母江利さん(28)と携帯電話で「学校の近くにいる。自転車を取りに(家に)帰りたい」と話した後、午後2時ごろに自宅から約200メートル離れた奈良市学園中の改修中のマンション前で、車に乗った男に連れ去られた。
目撃した小学生の証言などによると、車に乗っていた男は1人で、30歳前後の細面でやせ形。眼鏡を掛けており、頭髪が薄かった。
(時事11/29 06:01)
●遺体から出血 車内に付着の可能性
奈良市の小1女児(7)が誘拐、殺害された事件で、犯人が女児の遺体を奈良県平群町の発見現場に運んだ車の中に血痕が残った可能性の高いことが28日、県警捜査本部の調べで分かった。遺体発見時に出血があったためで、捜査本部は犯人特定に結びつく有力な手がかりになるとみて、座席カバーなどのカー用品を捨てたり、専門店で交換部品を購入した不審人物がいなかったか洗い出しを進めている。
調べでは、女児は同町菊美台の造成地の側溝に両足を入れ、上半身を外に出して置かれていた。赤色トレーナーと紺色のジーンズスカート姿だったが、衣類には血が付着していたという。
周囲に血だまりなどはなく、捜査本部は犯人が女児を別の場所で殺害し、カメラ付き携帯電話で撮影した後に発見現場まで車で運んだとみている。出血量からみて、その間に車内に血が付着した可能性が高いという。
一方、女児は発見現場から約6キロ離れた奈良市の自宅近くの路上で、犯人の運転する車で連れ去られた。数十メートル離れたところを歩いていた女児2人が目撃したが、車については「白」「紺か黒」と証言が分かれており、捜査本部は車種についても慎重に捜査している。血痕の有無が確認されれば、犯行車両の特定につながるという。
(毎日11/29 03:04)
●児童の心のケアが課題 奈良の小1誘拐殺人
奈良市の小学1年有山楓ちゃん(7つ)誘拐、殺人事件で、子どもたちが受けた心の傷のケアが課題になっている。楓ちゃんを失ったショック、事件による強い恐怖感。保護者の不安も強い。専門家は「長期的に見守ってほしい」とアドバイスする。通っていた市立富雄北小は、家庭訪問するなどして実態の確認を進めている。
事件から2度目の日曜日だった28日。富雄北小周辺はまだ、公園などで遊ぶ子どもたちの姿がほとんどない。
楓ちゃんを知る同小の女児の母親は「知っているからなお、恐怖感があるんでしょう。1人になる時が怖いと言うんです」。さらに「友達と出かけたりさせないようしてるから、ストレスもあるようです」と話す。
同小によると、1人でいるのを怖がったり、大きな声を出すなど、事件の影響とみられる症状を示す児童もいる。
(共同11/28 18:51)
●メール画像の全容判明
奈良市の小学1年女児(7)誘拐・殺害事件で、犯人が母親にメールで送りつけた写真の全容が27日、ほぼ明らかになった。クッションに「MIO」と読める英文字が書かれ、別のクッションには丸っぽいマークが描かれていた。写真は室内で撮影したとみられ、カーペットはびょうで止められており、畳の上に敷かれていた可能性もある。奈良県警捜査本部は、クッションの製造・販売ルートの特定を急ぐとともに、メールが発信された県北西部にあるマンションなどの洗い出しを進めている。
捜査本部は、犯人に結びつく重要な物証として写真の画像を分析。その結果、床にはベージュかグレーのカーペットが敷かれ、その上に女児が横たわっていた。後方は白っぽい壁で、グレー地に濃い緑のラインが3本前後あるクッションが立てかけてあった。
クッションの隅には、黒字の英語があり、「MIO」と読めるという。しかし、画素が粗くて不鮮明なため、「I」の文字についてはさらに分析を進める。また、この3文字がクッションにあらかじめついていたのかどうかも調べている。
一方、立てかけたクッションの手前には、丸っぽいマークが四つ程度ついた青色の円柱クッションが置かれ、カーペットの隅にはびょうが打ち込まれていた。部屋の角近くを撮影しており、家具などは写っていなかった。カーペットとクッションの組み合わせは、一見するとソファのようにも見えるという。
これまでの調べによると、写真は、女児が行方不明になった約6時間後の17日午後8時4分に届いた。遺体発見現場南の同県平群町周辺から女児の持っていたカメラ付き携帯電話で送ったとみられる。
(毎日11/28 03:07)
●連れ去り時、車から降りず 犯人は顔見知り?
奈良市学園大和町の市立富雄北小一年、有山楓(かえで)ちゃん(7つ)が奈良県平群町の宅地造成地で遺体で見つかった誘拐殺人事件で、犯行当日に男が楓ちゃんを連れ去る際、一度も車から降りていなかったことが二十七日、分かった。楓ちゃんはドア越しに犯人と二、三の言葉を交わした後、助手席に自分で乗り込んだといい、奈良西署捜査本部は楓ちゃんと犯人の男が顔見知りか、過去に何らかの接点があった可能性もあるとみて調べている。
調べでは、犯行当日の今月十七日午後二時前に下校途中の楓ちゃんが路上で連れ去られるのを目撃した複数の児童によると、楓ちゃんは道路脇に止まっていた車の男と話した後、自分から助手席に乗り込んだ。この際、男は一度も車から降りていなかったという。
犯行直前の午後一時四十分ごろ、下校途中だった楓ちゃんの携帯電話に母親から電話があり、楓ちゃんはいったん帰宅した後、母親が参加するバレーボールの練習を見に行くと約束していた。
また、楓ちゃんをよく知る女性によると、「(楓ちゃんは)しっかりした子で、知らない大人に声を掛けられてついていくような子ではなく、きちんと分別もある大人びた子だった」といい、見知らぬ男に連れ去られたとの見方に疑問を持っていた。
捜査本部でもこれらから、楓ちゃんと犯人の男が顔見知りか、過去に何らかの理由で接点を持っていた可能性も捨ててはいないという。
一方、事件を受け、市立富雄北小学校周辺の学習塾では、ほとんどの保護者が送り迎えをするようになった。塾側も、子供が入退室の際に専用カードを読みとり機に通すと、保護者にメールで知らせるシステム導入を前倒しするなど対策をとっている。
(産経11/28 02:44)
●3町境数キロ圏内に自宅か 殺人犯絞り込み
奈良市の小学1年有山楓ちゃん(7つ)が下校途中に誘拐され、殺害された事件で、楓ちゃんの携帯電話から母親(28)の携帯へのメールと“ワン切り”の発信地は、どちらも奈良県平群、三郷、斑鳩町境の周囲数キロ圏内とみられることが27日、奈良西署捜査本部の調べで分かった。
メール送信後、携帯の電源が入ったのも同じ区域で、ほとんど動きがなかったことも判明。捜査本部は犯人の自宅などがこの区域にある可能性が高いとみて、連れ去り現場などで目撃された紺の小型車などを手掛かりに捜査している。
調べによると、楓ちゃんは17日午後1時40分ごろ、自分の携帯で母親と話したのを最後に消息が分からなくなり、母親の携帯に同7時50分ごろ、ワン切りがあり、同8時4分には、遺体とみられる写真を添付したメールが送付された。
(共同11/28 02:15)
●奈良の女児殺害、不審者情報552件
奈良市の小学1年生、有山楓ちゃんは、今月17日、下校途中に車に乗った男に連れ去られ、6キロ離れた平群町の溝で遺体で見つかりました。
捜査本部は、遺棄現場で採取したタイヤの跡や、捨てられていたティッシュの分析を急いでいますが、27日までに552件の情報が寄せられました。
その中には、不審な男や車を目撃したといった情報も多く、捜査本部は絞り込みを急いでいます。 ただ、女の子のランドセルと携帯電話がまだ見つかっていないため、奈良県警のホームページに女の子が連れ去られたときの服装など特徴を載せて、情報提供を呼びかけています。
一方、女の子が通っていた小学校では、児童や保護者らに不安が広がっているため、担任が児童の家に電話したり、直接訪問して子どもらの心のケアに努めています。
(TBS11/27 18:37)
●下校の安全、9割「困難」都道府県教委に意識調査
奈良市の小学1年有山楓ちゃん(7つ)が下校中に誘拐、殺害された事件を受けて共同通信社は27日までに、47都道府県の教育委員会に、学校の安全対策に関する意識調査を実施した。約9割に当たる41都道府県が下校時の安全確保を「難しい」と答え、通学路対策に苦悩する姿が浮かび上がった。
登下校時の安全対策を含む危機管理マニュアルの有無については、23府県が「ある」と回答。大半は、大阪の校内児童殺傷事件のような不審者侵入を主に想定した独自のマニュアルに盛り込んでいるが、山形県のように、登下校時の安全確保に絞った別の手引作成を進めているケースもあり、関心が「侵入者対策」から「通学路対策」にシフトしつつあることがうかがえる。
調査は誘拐殺人事件後の22日から26日まで、各教委の担当者に直接取材し、結果をまとめた。
(共同11/27 17:04)
●遺留品、犯人所持か
奈良市学園大和町の市立富雄北小一年、有山楓(かえで)ちゃん(7つ)が奈良県平群町の宅地造成地で遺体で見つかった誘拐殺人事件で、ランドセルや携帯電話など見つかっていない楓ちゃんの所持品を犯人の男が今も所有している可能性が高いことが二十七日、分かった。
奈良西署特別捜査本部の調べでは、遺体は事件発生翌日の十八日午前零時すぎ、平群町菊美台の道路脇側溝で見つかった。しかし、ランドセルや携帯電話はなく、着ていたジャンパーや靴、靴下もなかった。
捜査本部は、遺体発見直後から遺棄現場付近の雑木林や田畑などを捜索。犯人が車で移動したとみられる幹線道路沿いのコンビニエンスストアなどのゴミをすべて持ち帰って調べたが、現時点で遺留品は見つかっていないという。犯人は、遺体を発見されやすい宅地造成地に遺棄していたにもかかわらず、所持品だけを目につかない所に遺棄することは考えにくく、捜査本部は今も自宅などに持ったままの可能性が高いとみている。
(産経11/27 15:22)
●撮影時の電波受信 犯人、エリア内居住か
奈良市の小学一年有山楓ちゃん(7つ)誘拐殺人事件で、犯人が母親にメールで送り付けた女児の画像を撮影した際に携帯電話から発信された電波を、奈良県北西部にある基地局(アンテナ)がキャッチしていたことが二十七日、奈良西署捜査本部の調べで分かった。
女児の画像は犯人が自宅で撮影した可能性が高い。このため捜査本部は、この基地局がカバーするエリア内に犯人が住んでいる可能性があるとみて、重点的に調べている。
調べによると、女児が行方不明になり、母江利さん(28)らが捜していた十七日午後八時四分、犯人から江利さんの携帯電話に「娘はもらった」のメールとともに、女児の画像が送信された。
画像は送信以前に撮影されたが、撮影のために犯人が携帯電話の電源を入れた際に発せられた微弱電波を、県北西部の平群町や王寺町などにある基地局がキャッチしたという。
携帯電話は、通話していなくても、電源が入っている間は受信のために微弱電波を発しており、通常、この電波を複数の基地局がキャッチしている。
(西日本11/27 15:01)
●マーチに似た紺の車目撃 割り出しへ
奈良市の小学1年有山楓ちゃん(7つ)が下校途中に誘拐され、殺害された事件で、奈良県平群町の側溝で遺体が見つかる約2時間半前、近くの国道168号バイパスに、日産「マーチ」に似た紺の不審な車が止まっていたことが27日、奈良西署捜査本部の調べで分かった。連れ去られるところを目撃した児童の1人も「乗せられたのは黒か紺の小型車」と話していることから、捜査本部は車の割り出しを急いでいる。
調べでは、楓ちゃんは17日午後1時40分ごろ、自宅まであと約200メートルの通学路で、若い男の車に乗せられ、連れ去られるのを同じ小学校の2人の児童に目撃された。
捜査本部が2人から話を聴くと、車の色は「白」と「黒か紺」に分かれたが、「黒か紺」と答えた児童は何種類もの車の写真から後部の丸いマーチを選んだという。
国道168号バイパスにマーチに似た車が止まっていたのは、同日午後9時20−30分ごろ。
(共同11/27 11:54)
●奈良県北西部に居住か 室内撮影時の電波キャッチ
奈良市の小学1年有山楓ちゃん(7つ)誘拐殺人事件で、犯人が母親にメールで送り付けた楓ちゃんの画像を撮影した際に携帯電話から発信された電波を、奈良県北西部にある基地局(アンテナ)がキャッチしていたことが27日、奈良西署捜査本部の調べで分かった。
楓ちゃんの画像は犯人が自宅で撮影した可能性が高い。このため捜査本部は、この基地局がカバーするエリア内に犯人が住んでいる可能性があるとみて、重点的に調べている。
(時事11/27 06:03)
●小1誘拐殺害 メール写真は数枚 犯人拠点割り出しへ分析
奈良市学園大和町の市立富雄北小一年、有山楓(かえで)ちゃん(7つ)が奈良県平群町の宅地造成地で遺体で見つかった誘拐殺人事件で、犯行当日、犯人の男が楓ちゃんの携帯電話を使って母親に送信したメールに添付していた写真が数枚あったことが二十六日、分かった。いずれも画像は不鮮明だというが、奈良西署捜査本部は犯人の生活拠点などを割り出す手がかりとみて分析を進めている。
調べによると、メールが女児の母親に届いたのは犯行当日の十七日午後八時四分。「娘はもらった」という“犯行声明”の文字とともに、数枚の写真が添付されていたという。
写真には女児の姿のほか、室内とみられるカーペットや壁、水色の毛布と緑色と象牙色のしま模様のクッションなどが写っていた。
クッションには、「M」「Y」「O」で始まるアルファベットの文字があった。これらから、捜査本部は犯人の自宅で撮影されたとの見方を強めている。
これまでの調べでは、犯人が女児の携帯を操作したのは、少なくとも三回。写真メールを送信する九分前の午後七時五十五分に通話前に切るいわゆる「ワン切り電話」をかけていた。また、午後八時二十七分には電源が入っていることを示す微弱電波が基地局によってキャッチされている。
いずれも奈良・王寺、平群両町の携帯電話基地局が受信した電波の状況から同じ場所か極めて近い場所から送信されていたことが分かった。
捜査本部は両基地局のカバーエリアが重なる奈良・平群南部から三郷町東部、王寺町北部にかけての比較的狭い地域に犯人が拠点を持っている可能性が高いとみて重点捜査を進めている。
(産経11/27 02:50)
●奈良の女児誘拐事件、メール画像は洋室の角で撮影か
奈良市の小学1年有山楓ちゃん(7)が下校途中に誘拐され、殺害された事件で、母親(28)の携帯電話にメールで送付された写真の概要が26日、明らかになった。写真奥の女児の頭上にカーテンのようなものがあり、写真の左側は壁。家具はなく、洋室の角部分で撮影されたとみられる。奈良西署捜査本部は犯人が住むマンションかアパートとみて、携帯の通信記録で絞り込んだ県北西部を中心に聞き込みを続けている。
調べによると、女児は17日午後1時40分ごろ、自分の携帯で母親と話したのを最後に消息が分からなくなり、写真は同8時4分、女児の携帯から母親の携帯に送信された。
写真中央部の女児は、ベージュのカーペットに置かれたシーツかバスタオル、あるいはマルチカバーのようなものの上に寝かされ、目をつむり、顔に死後2時間前後のうっ血が見られた。カーペットは、マンションなどの洋室に敷かれている毛先の短いタイプという。
(共同11/26 23:00)
●女児頭上にカーテン?/誘拐殺人のメール写真
奈良市の小学1年有山楓ちゃん(7つ)が下校途中に誘拐され、殺害された事件で、母親(28)の携帯電話にメールで送付された写真の概要が26日、明らかになった。写真奥の頭上にカーテンのようなものがあり、写真の左側は壁。家具はなく、洋室の角部分で撮影されたとみられる。奈良西署捜査本部は犯人が住むマンションかアパートとみて、携帯の通信記録で絞り込んだ県北西部を中心に聞き込みを続けている。
調べによると、楓ちゃんは17日午後1時40分ごろ、自分の携帯で母親と話したのを最後に消息が分からなくなり、写真は同8時4分、楓ちゃんの携帯から母親の携帯に送信された。
写真中央部の楓ちゃんは、ベージュのカーペットに置かれたシーツかバスタオル、あるいはマルチカバーのようなものの上に寝かされ、目をつむり、顔に死後2時間前後のうっ血が見られた。
(共同11/26 17:20)
●奈良女児殺害、2ヶ所にティッシュか
有山楓ちゃんの遺体は、車で連れ去られた場所から、およそ6キロ離れた奈良県平群町の溝で見つかりました。捜査本部は、遺体のすぐそばから白いティッシュのようなものを発見しましたが、周辺を詳しく調べたところ、遺体発見場所から南西に100メートル離れた道路脇にもティッシュようなものが複数枚残されていたことがわかりました。
捜査本部はこれらを回収し、付着物がないか鑑定を急いでいます。この場所からは、靴跡も見つかっていて、犯人に直接つながる可能性もあり、詳しく調べています。
ところで事件発生から10日、女の子の親類が今の胸中を語りました。
「犯人が憎いのはあたりまえ、言葉にあらわせない。ぱっと家に帰ってきそう、(家に)行ったら、いそうな感じで」(親せきの女性)
捜査本部は26日も、女の子が連れ去られた場所と遺体発見現場を結ぶ道路の周辺で、携帯電話やランドセルなどの捜索を続けています。
(TBS11/26 11:34)
●午後4〜6時に殺害か 撮影は2時間後
奈良市立富雄北小学校1年の有山楓ちゃん(7つ)が下校途中に誘拐され、殺害された事件で、母親(28)の携帯電話にメールで送付された写真は顔色などから、殺害して2時間前後たったころに撮影されたとみられることが25日、県警奈良西署捜査本部の調べで分かった。捜査本部は殺害時間を17日午後4時から6時に絞り込み、犯行場所と想定される犯人の自宅などの発見に全力を挙げている。
また同小児童が目撃した楓ちゃんを連れ去った男は、20―30代、オールバックの髪形で、眼鏡をかけていたことが判明。ただ一緒に目撃した別の児童は異なる特徴を指摘したとされ、捜査本部は数種類の似顔絵を作成したものの、部内の参考資料にとどめている。
調べによると、楓ちゃんは17日午後1時40分ごろ、自分の携帯で母親と話したのを最後に消息を絶ち、同8時4分、楓ちゃんの写真を添付したメールが母親に送り付けられた。写真の顔には死後2時間前後にできる程度のうっ血があり、体の一部がぬれていた。
司法解剖の結果、遺体の肺にはきれいな水がたまっていたことから、浴槽などに張った水に無理やり顔をつけて殺害したとみられている。
死亡推定時刻は午後4時から10時の間とされ、写真の撮影と送信がほぼ同時の場合、殺害は同6時ごろで、撮影と送信の間にタイムラグがあれば、その分だけ殺害時間は繰り上がる。
(奈良11/26)
●「どこにいるの」と返信/女児の母、電話も通じず
奈良市の小学1年有山楓ちゃん(7つ)が下校途中に誘拐され、殺害された事件で、母親(28)は楓ちゃんの携帯電話から写真付きのメールが送付された直後「今どこにいるの」と返信のメールを送り、電話もかけたが、通じなかったことが26日、奈良西署捜査本部の調べで分かった。
捜査本部は携帯による位置特定を恐れ、犯人は電源を切っていた可能性が高いとみている。
調べによると、楓ちゃんは17日午後1時40分ごろ、自分の携帯で母親と話した直後、自宅近くの通学路で若い男の車に乗せられ、走り去るのを同じ小学校の複数の児童に目撃された。
同7時50分すぎ、母親の携帯に楓ちゃんの携帯から“ワン切り”の発信があり、同8時4分には、遺体とみられる写真を添付したメールが送り付けられた。
(共同11/26 08:33)
●誘拐直後、近所で犯人と女児目撃か?
奈良市の女児(7)誘拐、殺害事件で、女児が連れ去られた直後の今月17日午後2〜3時ごろ、女児宅近くの児童公園で、成人とみられる男と子どもの2人が目撃されていたことが25日、分かった。犯人が女児を連れ去った後の足取りを示す重要証言となる可能性もあり、奈良県警捜査本部は慎重に裏付けを進めている。
(毎日11/26 03:04)
●メール写真ソファに3文字 撮影場所特定へ有力手掛かり
奈良市の小学1年有山楓ちゃん(7つ)誘拐殺害事件で、犯人から母親の携帯電話に送られたメールに添付されていた写真に、アルファベット3文字が入ったソファが写っていたことが25日、奈良西署捜査本部の調べで分かった。М、Y、Оの3文字で、捜査本部は商標名などの一部とすれば撮影場所を特定する重要な手掛かりになるとみて、メーカーや取次店など販売ルートの解明を急ぐ。
調べによると、写真は楓ちゃんが連れ去られた17日午後8時4分、「娘はもらった」と記されたメールに添付され、母親の携帯に届いた。写真は鮮明ではなかったが、楓ちゃんの姿とその背景のソファとみられるもののほか、ベージュのカーペットなどが写っていた。
楓ちゃんの遺体に付着していた毛髪の種類から、犯人は1人暮らしをしている男の可能性が高いとみられる。捜査本部は写真が犯人の自宅などで撮影されたとみて、撮影場所の割り出しを急いでいる。
(時事11/25 21:02)
●奈良の女児殺害、遺体近くにタイヤ痕
奈良市の小学1年生の女の子が殺害された事件で、遺体発見現場の近くに車のタイヤの跡が残されていたことが新たにわかりました。
奈良市の小学1年生、有山楓ちゃんは、今月17日、下校途中に車に乗った男に連れ去られ、およそ6キロ離れた平群町の溝の中で遺体で見つかりました。
捜査本部は、遺体発見直後に行った鑑識活動で、溝の近くから、1本のタイヤの跡を発見していたことがわかりました。大きさなどから普通乗用車のものと見られます。
「タイヤメーカーがわかれば何年式の新車についているかわかると思います、車を限定して照合すれば車種の特定は案外早いかもしれません」(交通事故鑑定人・大前晴雄さん)
捜査本部は、犯人が女の子を殺害した後、現場に車で乗りつけた際につけた可能性もあると見て、タイヤの跡を細かく分析し、車の割り出しを急いでいます。
(TBS25日18:08)
●オールバックに眼鏡? 女児誘拐殺人で児童目撃
奈良市立富雄北小1年の有山楓ちゃん(7つ)が下校途中に誘拐され、殺害された事件で、同小児童が目撃した楓ちゃんを連れ去った男は、20−30代、オールバックの髪形で、眼鏡をかけていたことが25日、奈良西署捜査本部の調べで分かった。
ただ一緒に目撃した別の児童は異なる特徴を指摘したとされ、捜査本部は児童の話を基に数種類の似顔絵を作成したものの、部内の参考資料にとどめ、聞き込みには原則として使っていない。
調べによると、楓ちゃんは17日午後1時40分ごろ、自分の携帯電話で母親(28)と話し「学校の近くにいる」と伝えたが、その直後、自宅から約200メートルの通学路で若い男と何か話した上、男の車に乗せられ、連れ去られるのを同小の複数の児童が見ていた。
(共同11/25 16:15)
●1人暮らし男の自宅か 付着の毛髪など分析・奈良県警
奈良市の小学1年有山楓ちゃん(7)誘拐殺人事件で、遺体に付着していた毛髪の種類などから、殺害現場は不特定多数が利用するホテルではなく、1人暮らしかそれに近い男の自宅である可能性があることが25日、奈良西署捜査本部の調べで分かった。
楓ちゃんが持っていた全地球測位システム(GPS)の機能から、犯人は遺体が発見された奈良市西側の平群町から南に土地勘があるとみられ、捜査本部は殺害現場の特定に全力を挙げている。
(時事11/25 16:01)
●メール写真撮影場所、築数年以上の洋間か
奈良市の小学1年、有山楓(かえで)さん(7)誘拐殺害事件で、母親の携帯電話に送られた写真は、洋室で撮影された可能性が高いことが奈良県警捜査本部の調べで分かった。床のカーペットと壁の間にすき間がなく、畳の上に敷かれたものではないと判断した。最近の新築建物はフローリングの床が多いことから、県警は、女児が連れ込まれたのは築数年以上の建物とみて、マンションやアパートなどの聞き込みを続けている。
調べでは、17日午後8時4分、女児の携帯電話を使って母親あてに送られたメールに女児の写真が添付されていた。薄いベージュ色のカーペットや白っぽい壁が写っており、誘拐犯の自室で撮影されたとみられている。画像は鮮明ではないものの、県警の分析で、カーペットは壁と密着していることが確認された。もともと洋室として建てられた可能性が高いという。
不動産関係者によると、最近の新築住宅では、洋室の床はフローリングが人気で、カーペットが用いられることは少ないという。このため県警は、女児の写真は、築年数がある程度たった住宅内で撮影されたとの見方を強めている。
県警は、カーペットや壁の特徴を詳しく分析するとともに、誘拐犯の生活圏があるとみられる県北西部を中心に、不動産業者や賃貸物件の所有者らから情報を集め、部屋の特定を進める。
(朝日11/25 15:52)
●大通りで待ち伏せ 通学路把握か 女児誘拐殺人
友人と直前まで近道
奈良市学園大和町の市立富雄北小一年、有山楓(かえで)ちゃん(7つ)が奈良県平群町の宅地造成地で遺体で見つかった誘拐殺人事件で、犯行当日、下校中の女児が細い街路から大通りに出て間もなく犯人の男に連れ去られていたことが二十五日、わかった。自宅近くの大通りまで女児が通学路をそれて近道をしていたためで、奈良西署特別捜査本部では、犯人が女児を大通りで待ち伏せしていた可能性もあるとみて調べている。
調べでは、女児は事件当日、自宅近くまで約一キロほど東西に続く大通り沿いの通学路を歩かず、近鉄富雄駅南側から住宅地の中を通る道を歩いて、友人ら三人と下校していた。その後、友人と別れて一人で大通りに出たのは自宅の約三百メートル手前。そこからわずか数十メートルの間に、路肩に止まっていた乗用車の中から男に声をかけられ、車で連れ去られた。
目撃した小学生は、「(女児は大通りに)ぱっと出てきて、ぱっと車に乗せられた」などと証言しているといい、わずか数分程度の出来事だったとみられる。
捜査本部では、車で現場の道路を走行していて女児を見つけ、停車して連れ去るには時間や距離があまりにも短いことから、あらかじめ何らかの方法で犯人が通学コースを把握、女児が必ず通る自宅近くの大通り沿いに待ち伏せしていた可能性があるとみて、目撃情報などを中心に捜査を進めている。
これまでの調べでこの現場で女児が乗せられた車について「白いセダン車」、「紺色のハッチバック車」など複数の目撃情報があり捜査本部で車種の特定を急いでいる。
(産経11/25 15:49)
●写真撮影、殺害2時間後か 奈良県の誘拐殺人
奈良市の小学1年有山楓ちゃん(7つ)が下校途中に誘拐され、殺害された事件で、母親(28)の携帯電話にメールで送付された写真は顔色などから、殺害してから2時間前後に撮影されたとみられることが25日、奈良西署捜査本部の調べで分かった。捜査本部は殺害時間を17日午後4時から6時に絞り込み、犯行場所と想定される犯人の自宅などの発見に全力を挙げている。
調べでは、楓ちゃんは17日午後1時40分ごろ、自分の携帯で母親と話した直後、通学路で若い男の車に乗せられ、走り去るのを同じ学校の複数の児童に目撃された。同8時4分、楓ちゃんの写真を添付したメールが母親に送り付けられた。
写真の顔には、死後2時間前後にできる程度のうっ血があり、体の一部がぬれていた。
(共同11/25 14:03)
●連れ去り現場入らず 富雄北小作製の危険場所指定
奈良市の小学1年有山楓(かえで)ちゃん(7つ)が17日に誘拐され、殺害された事件で、通っていた市立富雄北小が10数年前から、通学路の危険なポイントをリストアップし、作製した「安全マップ」に、楓ちゃんが連れ去られたとみられる場所は入っていなかったことが24日、分かった。
関係者によると、同小の安全マップは、教員の意見などを入れて毎年手直し。プライバシーに関する情報を含むため保護者全員に配布はしないが、補導員らが持ち、気を付けていたという。
今年6月改訂の最新版はB4の大きさで、40カ所余りの危険ポイントを図上の旗で強調。痴漢や不審者の情報がある場所、人通りが少ない場所、踏切など、それぞれの情報も付け加えていた。
しかし連れ去り現場は、すぐ前のマンションが工事のため覆いを付け、死角になりやすい状態になっていたのに「車が多い」などと注意を促すにとどまっていた。
楳田勝也校長は「危険な場所をいくら指定しても、それ以外の所で犯罪が起きると痛感した。反省している」と話した。
安全マップは、文部科学省が大阪教育大付属池田小(大阪府池田市)の児童殺傷事件を機に、2002年12月にまとめた「危機管理マニュアル」も作製を指導。富雄北小は、奈良市で最も校区が広く、その約10年前から独自に作っていた。
奈良西署捜査本部の調べなどによると、楓ちゃんは17日午後1時ごろ、1人で下校。同1時40分ごろ、携帯電話で母親(28)に「学校の近くにいる」と伝えた。ほぼ同じ時刻、自宅近くの通学路で男が車に乗せて走り去るのを複数の児童らが目撃している。
(奈良11/25 10:52)
●通学路などで一斉検問 捜査本部170人動員
奈良市学園大和町6丁目、市立富雄北小学校1年有山楓(かえで)ちゃん(7つ)が誘拐され、殺害された事件は24日、発生から1週間が経った。県警奈良西署特別捜査本部は、奈良西、西和両署員を中心に警察官約170人を大量動員し、女児の通学路や遺体発見現場付近での時間帯検問を実施。引き続き遺留品の検索活動や聞き込み捜査を行うなど、不審者(車)や遺留品の発見に全力を挙げた。
女児は17日午後2時前、自宅近くの路上で、男が運転する乗用車に乗り込むところを目撃されており、捜査本部は、同じ曜日の同じ時間帯に犯人が現場付近を通行する可能性があるとみて、時間帯検問を強化した。
通学路では、県警交通機動隊員10人余りが車両やバイクをとめて検問。「先週ここを通られましたか」と運転手らから情報を収集。運転手らには「忙しく辺りをよく見てはいない」などと答える姿が目立ったが、中には隊員が道路わきに車を誘導、詳しく聴く様子も見られた。
女児を連れ去った男は20〜40歳とみられ、車は白色のセダンタイプのほかに黒か紺色だったという証言もあり、必ずしも明確になっていない。捜査本部は不審者(車)の新たな目撃情報を収集し、男の似顔絵作成を試みる。
・絶対に捕まえて 県警のHPに情報や激励メール
楓ちゃん誘拐殺人事件で、県警が開設しているホームページ(HP)には24日午後3時45分現在、不審者(車)など事件に関する情報のほか、犯人に対する怒りの声、警察に対する激励のメールが363件寄せられている。
情報提供のメールは、事件発生翌日の18日に16件寄せられ、その後、38件、49件、79件、89件と日増しに増加。犯人に関する情報提供以外にも「小さな子どもを殺すなんて絶対許せない」といった犯人に対する怒りの声や「絶対に犯人を捕まえてください」「安心して暮らせるなら、あらゆる協力は惜しみません」など事件の早期解決を願う激励のメールも寄せられている。
(奈良11/25 10:52)
●女児誘拐のソファに「MYO」文字…販売ルートを捜査
奈良市の小学1年、有山楓(かえで)ちゃん(7)が誘拐、殺害された事件で、犯人から母親(28)の携帯電話に送られたメールの添付画像の背景に「MYO」のアルファベットが、ソファ付近に写っていたことが24日、奈良県警奈良西署の捜査本部の調べでわかった。
ソファなどの商標名や模様の一部の可能性があり、画像の撮影場所の特定につながる重要な手がかりとみて、ソファなどのメーカーや販売ルートの洗い出しを進めている。
この画像は、女児が連れ去られた後の17日午後8時過ぎ、「娘はもらった」というメールに添付され、女児が写っていた。
調べによると、画像の背景は当初、全体的に白っぽく不鮮明で、特徴のある模様入りの茶色のカーペットや、灰色のソファなどが写っているとみられた。しかしその後、画像を処理して詳しく解析した結果、ソファの灰色は青みがかり、一部に紺色の縦じまが写っていて、付近に「MYO」というアルファベット3文字を確認した。
(読売11/25 03:07)
●小1誘拐殺害 メール直前、携帯一時呼び出し可能に 母の発信には応ぜず
奈良市学園大和町の市立富雄北小一年、有山楓(かえで)ちゃん(7つ)が奈良県平群町で遺体で見つかった誘拐殺人事件で、犯人からワン切り電話を受けた直後に母親が楓ちゃんの携帯に電話をかけ直した際、呼び出し音が鳴ったもののすぐ通じなくなっていたことが、奈良西署特別捜査本部の調べでわかった。その後まもなく犯行声明のメールが送りつけられており、捜査本部は携帯の扱いに熟知している可能性が高いとみている。調べでは、母親の携帯には十七日午後七時五十五分に楓ちゃんの携帯からワン切り電話があった。母親がすぐにかけ直したところ、数回呼び出し音が鳴ったが、つながらなかった。このあと、同八時四分に楓ちゃんの画像を添付したメールが送りつけられた。
同二十七分にメール送信と同じ平群町内の基地局エリアで電源が入れられ、同八時前後に集中して携帯を操作していたが、遺体発見の十八日午前零時すぎまでの大半で携帯の電源を切っていたとみられる。
連れ去り現場での目撃証言から犯人は二十−三十代の男とみられているが、犯人は携帯の取り扱いに慣れた若い世代との見方を強めており、生活圏があるとみられる奈良盆地南西部を中心に捜査を進めている。
一方、富雄北小は二十二日、全校児童に「防犯ベル携帯中」と書いた防犯ステッカーと防犯ブザーを配布した。事件後、地元では防犯ベルでなく楓ちゃんが使用していた衛星利用測位システム(GPS)付き携帯電話に注目が集まっているが、小さな子供を持つ親は「最新機器を持たせていても最悪の結果を防げなかった」とショックを隠せない。
(産経 11/25 02:58)
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