結婚式・・・新郎新婦の二人が、新しい門出を迎える、素晴らしい儀式です。
ステキな二人の笑顔や、親族の嬉しそうな顔・・・・。本当に素晴らしいと思います。
そんなわけで、私は結婚式に招待してもらうたびに、そして、新郎新婦の二人の笑顔に触れるたびに、とても嬉しくなります。
最近出席させてもらう機会があったのですが、その席でも楽しく、和やかな雰囲気で、素晴らしい結婚式でした。
これほど幸せな結婚式を、全てぶちこわしてしまう、という恐ろしい注意点があります。
その注意点・・それが何か、あなたは知りたくありませんか?
それは、結婚式のマナーです。私達は、これを無視して結婚式を満喫するべきではありません。
というのは、結婚式には若者のみならず、年配の人もやってきます。
結婚式場で、恥をかくのはいただけませんし、最低限の礼儀、マナーは守りたいですね。
「結婚式のマナー」ときくと、難しい、堅苦しい、という人もいます。
でも、結婚式のマナーと硬くならずに大丈夫です。ほとんど常識の範囲内ですし、一見難しそうなテーブルマナーにしても、多少の失敗であれば、それをあげつらう人や、注意叱責をうけるようなことは、まずありませんから。
今から、結婚式のマナーについて身につけてゆきましょう。
結婚式の招待状を受け取ったら、一番最初に気をつけるべきマナーがあります。
そのマナーについて、まず最初にお話したいと思います。
招待状の返事を返すのは、なるべく早く!ということです。
期日ギリギリになるまで返信しない、という人もいますが、これはマナー違反です。可能なかぎり早くに返事を書いてあげましょう。できればその日のうちに。無理であれば、三日以内、最低一週間以内、というところでしょうか。
この早くだす、ということがポイントなのですが、その理由は何でしょうか。
その答えは明白です。
実は、主催者にとっても出席者の正確な人数を「早く」知りたい、と思っているからです。引き出物の用意などもあるからです。
ちなみに、返信するときは、一言メッセージを添えてあげましょう。文字を丁寧に書くこともわすれずに!
招待状をもらったら、なるべくはやくに、「出欠の予定が立てられる時期」がいつごろになるのか?ということを新郎(新婦)に伝えることが大切です。
相手に迷惑をかける可能性があれば(つまり、結婚式直前になるまでわからないような場合)最初から欠席しておきましょう。
大切な仕事と結婚式の日にちが重なっている・・そんなことも長い人生に一度や二度はあります。仕方ないので、欠席として返信しましょう。ですが、ハガキを返すだけでは少し失礼です。
それでは、どうしたらよいのでしょう。
それは、式の当日には、祝電や、郵便局のレタックスなどを利用して、式場に祝福の言葉を届ける、ということです。これは、招待してくれた二人への感謝の気持ちを表す意味もこめて、やはり最低限おこなっておきたいことでしょう。
また、欠席の返信ハガキを送る場合は、出席のときとは違い、数日〜一週間ほどの間をあけて出した方がよいでしょう。
欠席するといっても、招待してくれているのですから、やはりマナーとして、二人を祝福する、というのが大切です。結婚祝はそういう意味でも、必ず渡しましょう。
結婚祝として贈るのは、品物であったり、お金であったりですが、金額としては一万円というのが一般的でしょう。
マナーとしては、結婚式の七日〜くらい前に届けるようにします。一番よいのは吉日に持参ですが、それが難しければ郵送、宅配便などでもよいでしょう。
急な仕事、急な出張、急な用事、身内の不幸・・・・こんなことがおこらないとも限りません。この場合は、主催者に即座に連絡をいれましょう。新郎、新婦、家族、式場など。
また、もしも時間に少しでも余裕があれば、会場に祝電などを送ります。この時、欠席のことについてとやかくいうべきではありません。単に二人の結婚式を祝う言葉だけにとどめておくべきえしょう。当然、後日には欠席のお詫びを忘れずに!
結婚祝は、昔ならば結婚式の一週間くらい前に、吉日を選び、新郎(新婦)の自宅へと持参する、というのが慣わしでした。しかし、最近ではご祝儀を式場の受付で渡す(つまり、お金で渡す)というのが一般的です。
結婚祝の品物を渡す場合は、やはり結婚式が始まる前に自宅へと持参しましょう。式場へもちこみ、受付で渡す、というのはマナー違反です。また、事前に御祝をすませている場合は式当日に受付の人にきちんとそう伝えないと、御祝もなしに式場へ入ろうとしている、と思われます!
まず、結婚祝のご祝儀で気をつけるのは、新札を用意する、ということ。そして、二でわれるような数字の金額は包まない、ということ。たとえば二万円、四万円などはマナー違反とされています。われる、という言葉が離れる、別れるを連想させるからです。(10万円はOKです。)
また、一般的には祝儀の金額は食事料金プラス御祝の気持ちといったところでしょう。友人の式などでは三万円くらいを包む人が多いのも、そういったところからなのでしょう。
・・・でも、皆が本当はどれくらい包むのか、自分のは少ないのかも・・などと不安になる場合、どうすればよいのでしょう。
そんなときは、同じような立場で出席する人に金額を聞いておくと目安になってよいでしょう。
ちなみに、普通は三万円、兄弟なら5〜10万、親類なら3〜5万円というところが一般的でしょう。
1 夫婦の場合のご祝儀の金額は?
2子連れの場合、ご祝儀はどうする?
3会費制(二次会など)の場合はご祝儀って必要?
1 二人で五万円くらいを包むのが一般的でしょう。
2 子連れの場合、席、食事が用意されていれば大人の半分〜八割くらいを包みましょう。
3 会費制の場合、ご祝儀は必要ありません。
結婚祝をご祝儀ではなく品物で贈る場合、結婚式の招待状をうけとったら、なるたけ早く、相手に届くようにします。
結婚祝の品物にはのしがみをわすれずに!また、名前もきちんとありますか?手紙を中にいれてくと、よりよいでしょう。また、持参する場合は手紙がなくてもかまいませんが、郵送する場合はあったほうがよいでしょう。祝福の言葉を忘れないでくださいね!
下の品物は、結婚祝には贈るべきではありません。
刃物類。
ガラス製品、陶器製品。
四個セットの品物。器やお皿など。