ヒアルロン酸

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

Jump to: navigation, search

 

ヒアルロン酸(hyaluronic acid)は、グリコサミノグリカン(ムコ多糖)の一種。学術上は、ヒアルロナン(hyaluronan)と呼ばれるようになっている。

Nアセチルグルコサミン とグルクロン酸(GlcNAcβ1-4GlcAβ1-3)の二糖単位が連結した構造をしている。

生体内では、極めて高分子量で、分子量が100万以上あると言われている。

コンドロイチン硫酸など他のグリコサミノグリカンと異なり、硫酸基の結合が見られず、またコアタンパク質と呼ばれる核となるタンパク質にも結合していない。

関節、硝子体、皮膚、脳など広く生体内の細胞外マトリックスに見られる。

とりわけ、関節軟骨では、アグリカン、リンクタンパク質と非共有結合し超高分子複合体を作って、軟骨の機能維持に極めて重要な役割をしている。

ある種の細菌も同様な構造を持つ糖鎖を合成している。

関節炎や角結膜上皮障害の治療薬として利用されているほか、化粧品などに保湿成分として添加される。美肌効果を狙った健康食品に配合されることもある。

ccで6000ccの保水力がある。

 home