つぶやかれた日 H15.10.14
「ウソ?ホント?」

ふと女房がつぶやいた。「なんかおかしくない?ホンマのこと言うてんの?」

テレビのワイドショーを見て突っ込んでる。小学校の教師が、生徒に対して「血がけがれている」等と暴言を吐き、「アンパンマン」という体罰を与え、「死んでしまえ」と自殺を強要したという事件。当の教師は、一旦は教育委員会の調査に対して訴えを認め謝罪したが、その後疑惑を否定し反論しているという。一体何が本当なのか。


次の質問に全て「いいえ」でお答え下さい。

「あなたは男性ですか?」
「あなたは昨日誰かとけんかをしましたか?」
「あなたは今日、嘘をつきましたか?」・・・


何かにつけて、事件が起こるたびに双方の意見が食い違うことって多いよな。
人は少なからず嘘をつくことがある。相手を気遣うがために嘘をつくこともあり、またある時は保身のためにも嘘をつく。

テレビを見ていても「どっちの言ってることが本当なのだろう?」と思うことがある。女房が怒っていた「いじめ教師」の事件もそうだ。子供がPTSDになるぐらいのひどいいじめを受けたと主張する母子と、そういったいじめはなかったと主張する教師の意見は見事に対立している。

この事件の真相はさておき、女房には一部腑に落ちない点があるらしい。双方とも自分の意見を正しいと信じて主張するのなら、なぜ顔を隠す必要があるのか?ということらしい。「もし私がこの母親だとして、絶対子供の言ってることが正しいと信じてるんなら、私は顔隠さずに出るわ」とのたまっている。
う〜ん、プライバシー云々が取り沙汰される昨今、ましてや子供の社会生活の事まで考えると、必ずしも顔を出すのが正しいとは言えないんだが・・・。少なくともこの子が通う小学校では、「この子」が誰かはとっくに判ってるだろうし、停職処分になった教師が誰かもみんな知っているだろうしな。ま、女房の言いたいことは判る。自信があるなら堂々としろ!ということか。

ただ、こういった事件の場合に必要なのは客観的事実であって、双方の言い分だけ聞いていると単なる水掛け論で終わってしまう。ならばどうするのか。どっちの言い分も正しいのなら、見解の相違ということで落ち着くし、双方間違っていたのなら「誤解でした」で終わる話だ。でも子供がPTSDで苦しんでいるとなると、何らかの事象はあったに違いない。ならば真実は?どうやって解明する?

こうなりゃ嘘発見器でしょう。私は前々から、「何故日本の警察は嘘発見器を活用しない?」と思い続けていた。嘘発見器を使うことで嘘発見器の専門家もいるんだろ?素人が「ラブ・テスター」(だったっけ?)みたいなやつでワイワイやるのと違うんだから、緊張しているだけなのか嘘を言ってるからなのかぐらいは判定できるだろうに。
聞いたところによると、嘘発見器でのテストの結果は、証拠にならないそうだ。それでもいいじゃん。どっちも嘘を言ってないって主張するのなら、堂々と嘘発見器にかかって自分の主張する「真実」を証明してみせろよ。 拒むのならそれでよし。その時点で「ダウトぉ!」でしょ。

嘘発見器を使用すれば、一気に解決する問題や事件は多いぞ。告訴されても国会議員にしがみついている奴(北海道在住)の話とか、道路公団のタヌキ親父の民営化にかける情熱とか、秘書の給料を横流しした議員の財布の中身とか、触った触ってないで濡れ衣着せられているおっさんの手癖とか・・・。

少なくとも、国会議員や公務員については、嘘発見器を拒絶する権利を与えないっつうことでどう?喧嘩の発端がどちらかとか、どっちが信号無視したのかなんてのは、はっきり言って当事者どうしにしか利害関係がないので「勝手にやってくれ」という感じ。だが、議員や公務員の犯罪や嘘に関しては、我々国民の税金が絡んでいる場合ばっかり問題になってるわけで、我々もは当事者でもあり被害者の一員でもあるわけだ。ならば当事者として、真実を知る権利はあるし、素人が納得できる形で嘘を見極める権利も有するはず。

国会の証人喚問とかで、嘘発見器のグラフが画面に出てれば面白いだろうな。で、心理学者とかが解説してるの。
「あ、緊張してますね」とか「ん?今の反応はちょっと動揺してますねぇ」とか。

ま、嘘も100回言うと本当になるとか言うけど、自分で言い続けた嘘にまかれて真実を(都合よく)忘れる強者もいるだろうけどね。



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