つぶやかれた日 H14.12.20
「どけよ、コラ!」

ふと、女房がつぶやいた。「あんなん、許されへんわ
おうおう、また怒っとるぞ。「今日、引越ししてきた人がいるんやけど、その引越しのトラックがマンションの真ん前に停まってるのよ。そのトラックの後ろのゲートが上がったまま丁度入り口の前を塞いでるの。自転車で通ろうと思ってもギリギリの幅しか空いてなかったんだけど・・・」
で、女房は子供を乗せたままトラックの荷台にいた引越し屋の兄ちゃんに声をかけたそうだ。

「すみません、通っていいんですか?」 「あ、どうぞ」

それだけ言うと、その兄ちゃんはゲートが降りっぱなしになっていることを謝るでもなく、またゲートを上げてくれるわけでもなく再び荷台の奥に引っ込んでしまったそうだ。女房は「狭いな〜、ここ!」とこれ見よがしに大きな声でつぶやきながらギリギリ自転車を通して道路に出た。

確かに引越し作業は周囲に迷惑をかけることが多い。トラックの駐車スペースもそうだし、エレベーターの独占も住民にとっては迷惑である。ではその引越しで迷惑がってる人の怒りの矛先はというと、当然その引越し業者にも向けられるだろうし、そんな迷惑な業者を頼んだ新住人にも向けられてしまうのではないか。入居者は、家の中の事で手一杯だから業者の細かい動きなどには気を配っていられない。自分の知らないところで周囲に迷惑を振りまいているとしたらいい迷惑である。

しかしさぁ、引越し業者もいかんよな。仕事でおっきなトラック使うのは仕方ないとしてもさぁ、仕事をもらった人(引越しする人)の評判を落とすような事してちゃあなぁ。荷物運ぶだけが仕事だと思ってんのかね。プロなんだから、自分の仕事で他人に迷惑がかかってると思ったら「済みません」の一言ぐらいないもんかね。あ、Rさんに突っ込まれないようにひらがなにしとこうっと。「すみません」だね。
どうせ冒頭の兄ちゃんはバイト君なんだろうけど、そういうバイト君にもちゃんと教育しとかないと会社のモラルを疑われるぞ。いくら迅速、丁寧を謳ってても現場担当者のレベルが低くちゃ、トラックの横に描かれている○○○も泣いてるに違いない。



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