つぶやかれた日 H14.9.1
「痩せ過ぎの女性たちへ」

ふと、女房がつぶやいた。「どこが太ってるのよ!

そりゃあんただろ・・・と言いかけて止めた。女房はTVに向かって怒っている。画面では、街で若い女性にインタビューしている。 『ダイエットしたことありますか?』的な内容で、殆どの女性が『経験有り』と答えている。 ダイエット自体は珍しいことではないし、なにより体型を気にする若い女性にとっては避けては通れぬ道なのかも知れない。

只、異様なのは答えている女性が全てスレンダー(当社比)だという事だ。俺の目から見て、彼女達は全く太っていない。 それどころか、「もうちょっと肉つけたほうが・・・」と心配するぐらい痩せているのだ。
一人の女性(20歳)などは、44kgからダイエットを続けて30kgまで痩せたそうだ。何考えてんの、一体?

本来、ダイエットとは、
<名詞. 常食; 食餌(じ); 食餌療法; (病人の)規定食, 規定食表>という意味らしく(はっ、調べてしまった!Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン)、意味から言えば病気の人の食事と言えると思う。 なら、彼女は病気だったのだろうか。今では本来の意味と違って「痩せる方法」みたいな意味が主になってきているけどね。ま、ある意味「病気」には違いない。 30kgの女性の骨密度は60歳程度だったって。病気じゃなくてなんなのよ。

若い女性が外見を気にするのは分かる。俺だって女性のスタイルが良いに越したことはないと思っている。でも、病気になるまでダイエットするのは理解し難い。 先出の女性は、朝・昼にこんにゃくゼリーを1個、夜に二個という食事を続けていたそうだ。そりゃ痩せもするし、病気にならないほうがおかしい。栄養素が足りてない。

実際のところ、本当に太っている人は殆どいない。私の目から見て、である。 身長と体重の割合で「太っている」「やせぎみ」とか判定するグラフってあるでしょ。あのグラフで上のほうにはみ出している人がダイエットすればいいんであって、それ以外の下のほうの人なんかは全く持ってする必要はないと思う。 なのに若い女性はダイエットしたがる。恐らく「私は太っている」「ダイエットしなくちゃ」という脅迫観念に囚われていたのではないか。よくわからん。

『ダイエットしてるの』と言えば、周りから『あ〜、そういえば最近痩せたわね』と思ってもらえるからダイエットする。つまり、痩せる為ではなく、『やせる努力をしている私は素晴らしい』と思わせるためのダイエットなのではないか。 だから、実際には体重が減らなくても構わない。ダイエットを続けることに意味を持たせているように思うのである。 ダイエット至上主義。ダイエットこそ私の全て。私からダイエットを取ったら何にも残らないのよ〜。『痩せる為なら死んでもいい』とか言いそうな勢い。

ダイエットで食事制限を続けると、体重と共に食欲も減っていき、生理不順や情緒不安定、しまいには拒食症になってしまうらしい。人間、食べられなくなったら終わりよ。食べてなんぼ。( ̄〜; ̄)ムシャムシャ
食っただけ運動すりゃいい。運動せず、栄養を取らないことで体重を減らすのは生物学的に見て間違っているはずだ。そんな不健康な女性を好きになる男がいるわきゃねぇだろ! んで、彼氏が出来ないからって「まだまだ痩せなきゃダメだわ」とか思い込んで、そんでもって更にダイエット熱は加速していく・・・という「ダイエットスパイラル」が完成するのである。 痩せたら彼氏が出来る、人生が開けるという妙な迷信を信じ、今日も彼女達はダイエットに励むのである。

「ふくらはぎで "ししゃも!" が出来なきゃダメ」。
いま"うんうん"ってうなずいた人、一緒に「ダイエットは女性の敵だ」という理論を一緒に完成させませんか? あ、うちの女房には聞かさないでね。(^^;)



後日、女房から「つぶやいてへんやん。吠えてるんやん」と怒られました。



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