ぼやいた日 H15.6.29
「怖い怖い」

先日、初めて高速道路を3tトラックで走った。しかも夜。眠かった〜。しかも荷物満載状態でスピードは出ないし、ハンドルの遊びが多いし、横風くらうとふらつくしで肩凝った。今までは乗用車でしか走ったことがなかったのだが、トラック・乗用車共いかに運行マナーが悪いか、逆の立場になって初めて分かった。

兎に角、みんな車間距離が足りない。確か教習所で習ったのは、『スピードの数字と同じ距離をとれ』だった。つまり、時速80kmで走る車は、車間距離を80mとらなければいかんということだ。
誰がそんなに車間距離をとってる?殆どと言っていいほど守っていない。トラックなんか、貨物列車が走っているのかと思うぐらいキツキツに詰めて走ってやがる。

乗用車30台が10m間隔で一定速度で走っている時、先頭車両の直前にボールを投げ込む。すると当然、先頭の車は一瞬ブレーキを踏む。ボールはすぐに車の前を横切っていくので、先頭の車は大して減速せずに走りつづける。二台目の車は、前の車のブレーキランプが点灯し、減速しているので当然こちらもブレーキを踏む。しかし二台目以降の車は、前の車のブレーキランプが消えてからブレーキをリリースするので、制動時間は徐々に長くなる。後ろの車ほどスピードが落ち、ついに20台目ぐらいから後ろの車は完全に停車してしまう。この現象は『減速の衝撃波』と呼ばれ、高速道路での渋滞の原因の一つと言われている。ちなみにエスカレーターやムービングウォークなどでも同様の現象が見られる。

何台も前を走っている車がちょっとブレーキを踏んだだけで、目の前の車が急ブレーキをかけることもあり得る訳だ。何台も前の方が見渡せるような状況でもないのに、何を根拠にあれだけ接近して走れるのだろうか。
しかも、トラックは構造上真後ろが視認できない。自車の直後を走っている車がどれぐらいの車間距離をとっているかが乗用車ほど確実には分からないのだ。お互いそんな状況で、何故安全な車間距離をとろうとはしないのか。

私は車間距離だけは人一倍とるようにしている。基本的に他人の運転を信用していないからだ。だってそうだろう。どんな人が運転してるか分からんのだぞ?ひょっとしたら違反歴バリバリかも知れないし、酒飲んで運転してるかも知れない。ハンドルが胸に着くぐらい座席を前に寄せないと足が届かないような小さいおばちゃんかも知れないし(更に、前から見ても無人運転かと思うぐらい小さかったりする)、もうすぐお迎えが来るようなじい様かも知れない。

冗談じゃないぜ。そんな奴のすぐ後ろを走るなんて。自分の運転技術が未熟で事故るなら諦めもつくが、ヘタな奴からの貰い事故なんて一番納得がいかないだろう。
勿論、十分に車間距離をとって走るドライバーも多数いる。そういう人は事故に遭遇する確率は非常に少ないと思う。だが闇雲にスピードを出してあおりまくって先へ先へと急ぐバカドライバーのせいで事故に巻き込まれ、命を落とした人もいるはずだ。道交法もスピード違反だけでなく、車間距離不足も取り締まれ。ついでに法規制で一定速度以上で走れない車のみにしろ。スピードメーターに180km/hなんて目盛があるのもおかしな話だ。今の道交法なら100km/hまででいい筈だぞ。
これだけ技術が進んでるんだから、速度に合わせた車間距離をキープするような車も出来る筈だ。車メーカーはデザインやエンジンの性能燃費向上よりも先に、安全に走れる車づくりに心を砕いて欲しい。エアバッグをたくさんつけるより、エアバッグの必要がない車の方がいいと思うぞ。

そういや、東名高速の名古屋あたりの料金所で捕まったバカの話を思い出した。料金所で捕まるってのも変な話だが、なんでも東京の入り口を入った時間と料金所を通過した時間の差が2時間しかなかったからだそうだ。新幹線かっつうの。



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