つぶやいた日 H16.9.10
「プロ野球」

今年の夏は、プロ野球再編問題で揺れましたなー。経営難の大阪近鉄とオリックスが合併して、パ・リーグが5球団に減るとか何とか。
セ、パ両リーグを比べると、どうしてもセ・リーグの方が観客動員数も多い。要因としては巨人ありきの球界運営体制があげられているが、なにを今更言っとるんかね。
ナベツネのおっさんを好き放題させて放置してたツケがようやく回ってきただけじゃねぇの?旧態然としてダラダラしてた機構の怠慢。

今回の騒動に関しては、選手会の肩を持ちたいね。基本的に、野球ってのは選手がいてナンボのエンターテイメントだからさー、選手の気持ちも全く考えないで一方的に『はい、明日からあのチームと一緒になりますよ。あぶれた選手はどっかよそのチームが拾ってくれるはずだからヨロシク』とか言われて納得できる筈がないわな。しかも話し合いの場を意図的に避けておいて、ストの話が出た途端に協議会開催。あ、ナベツネの『たかが選手が』発言にも腹立ったな。

今回のコラムは、俺にも結論が見えてないままに書き始めてるんで、最後はどうなるかよく判らんのですわ。^^;。

それと、ファンの声を無視しちゃいかんよなー。プロ野球にとってのファンは、『客』なんだよな。客の意見・要望に応えられない企業は潰れるしかないのよ。客からのクレームを処理できない店は、間違いなく客が寄り付かなくなる。そこんとこをどう考えてるのか、オーナーやプロ野球機構連中に聞いてみたい。

とりあえず・・・。
各チームのオーナーに問い質したい。『選手は人材か、商品か?』
プロ野球チームを一般企業と考えれば、今回の合併騒動も「(* ̄- ̄)ふ〜ん」で終わるのだが、どう考えても一般企業とは違うだろうな。なんせ、生産的なことを一切しないんだから。スポーツだけやって何億ももらえるんだから、決して堅気の仕事じゃないよな。かなり羨ましいが。

プロならプロらしく、エンターテイメントに徹底してもらいたいとは思う。ただ、球団としても高い金出して選手雇ってんだから、幾ばくかの見返りは欲しいわな。そこで問題になるのが今のリーグ制。セ・パ12球団で常にトップクラスの人気を誇っている巨人との対戦カードをどうしても欲しいパ・リーグとしては、適当なところで経営難の球団に見切りをつけて1リーグ制にして、巨人戦獲得に持ち込みたいんだろう。ナベツネはそこに驕りが出て、結局訳の判らん理由で裏に引っ込んだが。

話が迷走し始めとるな。

プロ野球の今後に関しては、俺も色々考えたのよ。
まずチーム編成に関して。俺は球団数はもっと増やすべきだと思う。最終的には『各都道府県に1チーム』が目標。"おらが故郷のチーム"っつうのが理想だな。サッカーがあんだけ各地にチーム作れるんだから、プロ野球にできないことはないだろう。地元出身者がメインのチームを応援しない奴はいないって。

もう一個考えたんだけど。
『選手はチーム専属でなくていい』っつうのはどうかね?"フリーター選手"という考え方。つまり、サッカーのレンタル移籍みたいに一時的にどっかのチームに所属するシステムを採用する。
例えばAという選手は、『今月は巨人、来月は阪神』というようにパートタイムで起用されることを前提に活動する。A選手がスラッガーならシーズン後半には引っ張りだこで、当然ギャラも高くなる。「売れっ子打者」みたいな。でも金のあるチームにいい選手が集中してしまいそうだな。ならば移籍期間や移籍先に規定を設ければどうだろう。同じチームに二ヶ月以上居られないとか、少なくとも4回以上他のチームに移籍してからで出ないと元のチームに戻れないとか。んー、ファンの意識が集中力を欠くかも知れんな。

あ、もう一つ思いついたぞ。
大別して、プロ野球ファンには二種類いると思う。特定の球団が好きなファンと、特定の選手が好きなファン。恐らく球団好きのファンの方が多いんだろうな。ってことは、その球団が所属しているリーグから興味が動きにくい。ここがセ・パの人気を分ける大きな壁になっているように思う。

特定選手のファンは、選手が移籍すれば当然移籍先のチームにも興味が向く。リーグを超えた移籍なら、ファンも一緒にリーグを超えるわけだ。清原ファンが西武から巨人に鞍替えした、というようなこと。選手と同時にファンの目に映る世界も広がっていく。ファンのリーグ間交流だな。

要は人気球団が集まってしまうという現状が良くないんだろ?ならば全12球団を毎年シャッフルしてリーグ間で入れ替えするというのはどうだ?現在パ・リーグが熱望している対巨人戦も回ってくるし、球団好きのファンとしても今まであまり知らなかったチームにも目が行きやすくなる。
正直言うと、俺もパ・リーグの選手はあまり知らない。せいぜい昨年の日本シリーズのおかげで、ダイエーの城島という名キャッチャーにも目が行くようになったぐらいだ。ましてやロッテの選手など誰も知らない(ロッテファンの方、ゴメンナサイ)。
こんな俺でも阪神vsロッテなどというカードが組まれれば、嫌でもロッテの選手の名前は覚えていくだろう。なにせその年のリーグ戦を戦う相手なのだから。それにロッテが甲子園で試合をするのは日本シリーズでしかあり得ないし、阪神が福岡ドームでプレイすることもない。今までのリーグ制のように対戦相手が固定されていれば、必然的に興味の沸かないチームも出てくるのは当たり前。実際にプレーするのを見たことないチームのファンになることは難しいが、近くに来てくれれば見る機会も増える。リーグを固定することのメリット(あるのかどうか知らんが)よりも"ファンを拡大する"メリットの方がでかくないかい?
更に言えば、『見に来てください』じゃなく『見てもらいに来ました』という姿勢もエンターテイメントには大事じゃないかと思う。
こうして徐々に球団ファンも選手ファンも、リーグを超えて真の『プロ野球』ファンへと変化していく。これぞ今のプロ野球界が望んでいる結果じゃないのかね。

ものすごく簡単に書いてしまっているが、現実性に乏しいアイディアだと非難するのは簡単だ。この程度のアイディアなら、全国のファンから募ればもっとすごい案が出てくるに違いない。球界再編を謳うのなら、体裁よく『1リーグ制に』とか言ってないで『巨人と組ませろ!』とハッキリ言い放ってしまえ。その方がよっぽどすっきりするし、論点が判りやすい。

既にプロ野球は、親会社の宣伝媒体という「手法」ではなくなっている。国民的娯楽なのだ。選手が試合に打ち込めて、ファンが広い視野でシリーズを見守って、初めて成立する娯楽なのだ。ファンを無視し、選手を商品としてしか見ていないプロ野球など誰が見るものか。



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