怒った日 H15.9.16
「どっから聞いた?」

昼飯を食ってるときに電話が鳴った。女房が出て首を傾げながら「アイハラさんっていう人・・・」と受話器を差し出した。

「ハイ、替わりましたが」
「○○○○さんですか?私、□□□のアイハラと申します」
「は?どちらさん?」
「□□□(何度聞いてもはっきり聞こえない)のアイハラと申します。今日お電話させてもらったのはですね・・・(以下略)」

どうやら、大昔に私が受講しようとした通信教育の処理についてらしい。今更何故こんな電話がくるのか。
その講座は、結局のところ途中で継続を断念したのだが、ローンも完済してるし何の問題もない筈だ。

「じゃあ、○○○○さんは今後補習を受けられないと言うことになりますが、よろしいですね?」
「ん?補習も何も、継続しないと言ってるじゃないですか」
「では、今までのお勉強の集大成としてまとめますので、その費用25万円は分割の方がよろしいですか?」
なんじゃそりゃ?
「はぁ?何、その25万って?」
「ですから、今までのお勉強の集大成を完了するということで・・・」
「いや、そういうことじゃなくて、何故私が25万も払わなきゃならんのですかと聞いてるんです」
「ですから、もう継続されないんですよね?」
「そうですよ?もう何も費用の発生する理由がありませんけど」
「○○○○さん、私の言ってる意味判ってます?」
「あなたこそ、私に金を出させる意味判ってます?」・・・

5分後。
「いいですかアイハラさん、私の意見をまとめて言いますよ?私はその講座を引き続き受講する気はありません。そしてあなたの言う何とかの費用25万も支払う気はありません。でね、念のため御社の社名と電話番号を教えて下さい」
「いや・・・じゃあ○○○○さんは今後補習を受けたりサポートを受けたり出来なくなるということになりますが」
「・・・アイハラさんねぇ、金払えとか言っときながら電話番号も社名も答えられないなんて、どう考えたっておかしいでしょ。それに・・・」
「じゃあ、○○○○さん、今後ご自分でお勉強を続けられるということで、頑張って下さい」ガチャ。


少し前に話題になっている(今も継続しているが)ワン切りみたいなもんか。手当たり次第電話をかけて、ひっかかった奴から金を巻き上げる。
身に覚えのないアダルトサイトの閲覧料を請求する迷惑メールのようなものか。どこかから回ってきた名簿を元に電話をかけて、小難しい手続きをまくし立てて金銭を振り込ませる。
自分のデータがどこに回っているのか、どこから回っているのか、いつまで回りつづけるのか。


住基ネットの安全性について、長野県は独自のセキュリティ検査をするという。総務省の何とか大臣は「安全だ」「安全だ」と壊れた人形のように繰り返しているが誰にも信用されていない。PCの基本ソフトで圧倒的シェアを誇るマイクロソフトのOSには、相変わらず大穴が開きっ放しだし、毎月のようにほころびが見つかっている。ネットに繋いでいるだけで悪さをされるようなOSを、ネットに繋いでアクティベーションなんていい冗談だ。

システム上のセキュリティホールもソフト上のセキュリティホールも完全に塞ぐことは恐らく出来ないだろう。人の知恵は向上すると言うが、それでも盲点を突いて悪事に利用する奴は後を絶たない。これだけ普及しているパソコンが「絶対に安全」とは誰にも言えないのと同じように、どこかで作られた自分に関するデータが安全に運用されるという保証もない。もしデータが悪用された場合、悪用した奴が罰せられるのは当然として、完全でないシステムを作った側にもある程度の責任を負わせるべきではないのか?
「作りました」「悪用されました」「残念ですね」これで終わらされてはかなわんぞ。特に住基ネット。一般的に危なそうだと思われてるんだから、長野県だけでなく全国レベルではっきりと判るようにその安全性を立証すべきだ。何か問題が起こってからでは遅いっちゅうことを、何とか大臣も理解するべし。


しかし、冒頭の電話で何が一番腹立ったかってぇと、昼飯に食っていたガーリックライスとコーンポタージュがすっかり冷めてしまったことだ!



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