ぼやいた日  H14.9.22
「何してんだか・・・」

文部科学省が、新教育指導要領の見直しを始めた。やっぱり「マズイ」ということに気付いたようだ。 はっきり言って、バカ。あれだけたくさんの専門家を抱えながら、子供達がどうなるかを全く見通せていなかった。どうしようもないぐらい刹那的。

大体、「ゆとりの教育」って、何を目的としてたんだ?子供にゆとり?不必要なほどあるじゃねぇか。ご飯の仕度もしなくていい、通勤快速の乗り継ぎに焦らなくてもいい、取引先との連絡に振り回されなくてもいい、朝ヒゲを剃らなくてもいい(?)・・・。 単に休みが増えて先生の出勤日数が減るだけじゃないのか?現実問題として、週休二日なんて贅沢だ。どうして今ごろ「ゆとり」なんだ?何故俺達の小学校時代には誰も言い出さなかったんだ?

子供達に「ゆとり」が必要だと言われ始めた原因は、恐らく受験戦争だろう。その原因と作ったのは旧・文部省、あんたらだ。 画一的な授業内容で生徒一人一人に気を配らず、いい学校に何人入れたかを競い合うような学校の体質を放っておき、塾通いをせざるを得ない状況を作り出し、おまけに授業についていけない生徒を切って捨てる。 教育委員会の言うなりでカラ出張もお咎めなし。あ、自分らでもカラ出張してたから人の事は言えないか。
しかも熱心に子供達に接している一部の先生には教育委員会自らが嫌がらせをする。教育者のすることじゃない。いや、教育者と呼ぶことさえ口阻まれる蛮行だ。

で、授業時間を削った結果はどうだ?余計授業が進まず、お受験ママ達が「間に合わないザンス」って塾通いが増え、夜遅い時間の電車の中で小学生がスナック菓子を食べながらプリントの問題を解いているという異様な光景を目撃する羽目になる。 結局どこに「ゆとり」が生まれてるんだ?やっぱり教職員の出勤日数が減っただけじゃないか。なら先生方の給料も減らすんだろうな、おい。

更に言いたいのは、授業内容を学年単位で前にやったり後に回したりという妙な小細工。そんなややこしいことをしているから、全体的な学力がどんどん低下していくとは考えないのか。
実際、大学生の学力低下には開いた口が塞がらない。おっと、現役生の方、気を悪くしないでもらいたい。あくまで世間で言われている一般論なので。

元々大学って何をするところなのか。小・中・高の続きを学ぶところではないよ。俺は「自分の学びたい分野を深く追求する」場だと認識している。
大体3月頃には大抵どこかのTV局で入試合格者にインタビューしている。
「大学入ったら何をしますか?」 「思いっきり遊びます!」と、元気よく笑顔で答えてる合格者の多いこと多いこと。彼等は既に間違っている。
一般に日本の大学は入るのが難しく、出るのは簡単だと言われている。外国の大学は反対である。 誰でも入れるけど、卒業するのはとても難しい。つまり、"選ばれた人が学ぶ"のではなく、"学んだ人を選ぶ"機関なのだ。大学とは本来そうでなきゃならない。 真剣に勉強し、様々な事象について多角的に検証・検討し、新たな感覚で社会を繁栄に導く役目を担う大学生がだよ、分数の計算が出来なかったり、漢字を知らなかったり、まともに会話が出来なかったり、ましてや大学に入って「思いっきり遊ぶ」だと?
なんでもそいつらのために、大学で「高校の勉強」を教えるらしい。「バカの集まりです」って暴露してるみたいなもんだ。どうせなら大学生向けの塾をやれよ。
話が反れたけど、受験勉強で自由な時間を取れずに悶々と机にかじりついているだけの青春時代は悲しいとは思う。 だから絶対遊んじゃいかんとは言わないけれど、せめて「経済学を学びたい」とか「国際社会に出る為の勉強をしたい」ぐらいの意気込みを見せなきゃ、親がかっこ悪いぞ。

社会の構成が徐々に変わってきている。学歴優先の社会から、個人の能力が認められる社会へとだ。 いわゆる有名大学を卒業したからといって、一流企業に就職できるとも限らず、本人が何をしたいのか、どんな能力を持って会社・社会に貢献できるのかが問われる時代になってきていると思う。
そのため、何が何でも一流大学へというブランド志向はある程度影をひそめて、自分を認めてくれる大学へとなってきているのではないか。 その良い例が「一芸入試」に表れていると思う。何かに秀でている人間を育て、社会へ還元する。これは何も勉学の分野だけでなく、芸術やスポーツでもいい筈だ。 勿論、お笑いの分野でも良いと思う。人には出来ないけど、自分なら出来るという得意分野を開花させ、伸ばしていくのが教育機関としての大学の役目だと思うのだが、どうだろう?

あ、あと今の若い人に言っておきたいこと。特にクラブ活動をしていない、いわゆる「帰宅組」の皆さん。せめてバイトはしましょう。高校生はバイト禁止の場合もあるから絶対じゃないけど。 お金の心配して言ってるんじゃないよ。貴方達が昼飯をおにぎり一個で済まそうと、携帯代に2万円かけようと俺の知ったこっちゃないから。 理由は「社会との接点をもて」ということ。その中でも「目上の人に対する態度を改めよ」と言いたい。 まともに敬語も使えないようじゃ、いくら成績が良くても社会で通用しないよ。始めに礼儀ありき。相手を心底敬え、と言っているのではない。目上の人に対しては丁寧な言葉を使うというのが社会でのルールだからだ。
クラブ活動をしている人は体験済みだと思うけど、先輩に対して敬語を使わない人はいないと思う。タメ口を許してくれる先輩のいるクラブは、単なるサークルだ。 ちなみに、クラブ活動とサークル活動の違いはわかるよな。ルールを守らない人は、そのうち嫌われる。北○鮮やイ○クや外○省と同じになっちゃうからね。

※このコラムは、R365さんからの議題提案を元に構成しました。



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