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教育催眠研究会・渾沌(こんとん) 漢字質問箱「もくじ」へ! ・・・ もくじ 


魚と 投稿者:しゃずな  投稿日:2004年 10月 1日(金)21時40分55秒

ジテンフェチ様、有難うございましたm( __ )m

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魚と鳥 投稿者:ジテンフェチ  投稿日:2004年 9月28日(火)23時06分14秒

 単にすわりが良いかどうかということと、慣用的にそうなっているという以外理由は見あたらないと思います。
 なお、偏というのは、部首が左側にある場合のみいい、その他の場合は、「魚偏」ではなく「魚」、「鳥偏」ではなく「鳥」といいます。左にあっても基本的に偏といわないのが「三水(さんずい)」・「二水(にすい)」ですが、専門家でも「三水偏(さんずいへん)」というのを聞いたことがありますが、やや違和感があります。冠の場所に「人」があるのを「ひとやね」というのも慣用的な呼び方でしょう。
 この解答で納得いかなければ、月曜から金曜の10:00〜16:00(昼休みを除く)に国語研究所(03-3900-3111)に聞いてください。

http://www.inv.co.jp/~yoshio/nozomu-oohara/index.html

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魚と鳥 投稿者:しゃずな  投稿日:2004年 9月28日(火)22時00分28秒

ちょっとした疑問ですが、「魚へん」の「魚」は殆どの漢字で左側にあり、「鳥へん」の「鳥」は殆どの漢字で右側にあるのはなぜでしょうか?

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(無題) 投稿者:なたく  投稿日:2004年 9月27日(月)07時47分32秒

中日辞典を調べれば良かったんですね!!
ありがとうございます!!!(^▽^)

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 投稿者:ジテンフェチ  投稿日:2004年 9月27日(月)06時27分35秒

 引用した辞書は、「倫」と同じです。
 節(旧字体)と、表記したのは、節の旧字体が書いてあるものとして読んでください。

【節】
[常用漢字] [学習漢字 四年]
竹部 7画 総画数 13画
第1水準 区点=3265 16進=4061 シフトJIS=90DF Unicode=7BC0
節(旧字体)異体字
竹部 9画 総画数 15画
第3水準 区点=8968 16進=7964 シフトJIS=ED84
《常用音訓》
セツ, セチ, ふし
《音読み》
セツ, セチ
《訓読み》
ふし, せつ, ノット
《名付》
お, さだ, たか, たかし, たけ, とき, とも, のり, ふ, ふし, ほど, まこと, みさ, みさお, みね, もと, よ, よし
《意味》
1{名詞}ふし。竹のふし。さかいめがあって、ひとふしずつ区切れた部分。また、竹のひとふしを割ってつくったひょうし木。「盤根錯節」「関節」「撃節=節を撃つ」。
2{名詞}ふし。音楽の調子。ひと区切りずつのリズムに乗る音曲のひとふし。「節奏」。
3{名詞}一年を時候の変わりめで区切った区分。▽一年を二十四節に区切る。「季節」「節季」。
4{名詞}季節や生活の区切りとなる祝日。「節会(セチエ)」「国慶節」。
5{名詞}区切りの一つ一つ。またそれを数えることば。「一節(ひと区切り)」「章節」「文節」。
6{名詞}割り符。竹の札を二つに割り、甲と乙がその片方ずつを持っており、後日ふしめをつきあわせて証拠とするもの。「符節」。
7{名詞}使者が使者のしるしとして持つ割り符。「使節(割り符を持った使者)」「持節=節を持す」。
8(セッス){動詞}物事の範囲をはみ出さないようにおさえる。ふしめを越えないように、ほどほどにおさえる。「節制」「節約」「節用而愛人=用を節して人を愛す」〔論語・学而〕
9{名詞}行いをおさえるかどめ。みさお。「節操」「枉節=節を枉ぐ」「守節=節を守る」「礼節」。
10{形容詞}かってな行いをおさえて、切れめをつけるさま。みさおがかたいさま。「節婦」。
11{名詞}周易の六十四卦(カ)の一つ。陲陞(兌下坎上(ダカカンショウ))の形で、ほどほどにおさえるさまを示す。
《日本語での特別な意味》
@ふし。民謡ふうの音曲。また、メロディ。「追分節(オイワケブシ)」「浪花節(ナニワブシ)」。
Aせつ。手紙やあいさつなどで、とき。おり。「その節は失礼」。
Bふし。部分。箇所。「怪しむべき節あり」。
Cノット。船のはやさの単位。一ノットは、一時間に一海里(一八五二メートル)走るはやさのこと。▽英語knotの意訳。
《解字》
会意。即(ソク)は「ごちそう+ひざを折ってひざまずいた人」の会意文字。ここでは「卩」の部分(ひざを折ること)に重点がある。節は「竹+ひざを折った人」で、ひざをふしとして足が区切れるように、一段ずつ区切れる竹のふし。⇒即
《単語家族》
膝(シツ)(関節で区切れるひざ)・切(小さくくぎる)・屑(セツ)(小さく区切れた物)などと同系。
《参考》
異体字「節(旧字体)」は人名漢字として使える。

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 投稿者:なたく  投稿日:2004年 9月26日(日)23時57分15秒

節という漢字についても知りたいです・・・。

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 投稿者:ジテンフェチ  投稿日:2004年 9月27日(月)06時19分4秒

 現代中国での意味は、「中日辞典」を調べてください。

 以下は、『Super日本語大辞典』の『漢和大字典』から文字化けする部分を除いた物です。

【倫】
[常用漢字]
人部 8画 総画数 10画
第1水準 区点=4649 16進=4E51 シフトJIS=97CF Unicode=502B
《常用音訓》
リン
《音読み》
リン
《訓読み》
たぐい
《名付》
おさむ, しな, つぐ, つね, とし, とも, のり, ひと, ひとし, みち, もと
《意味》
1{名詞}たぐい(たぐひ)。同列に並んだ仲間。「比倫」「絶倫(仲間をはるかに越えた)」。
2{名詞}人間どうしのきちんと整理された関係。「倫理」「人倫」。
3{名詞}すじみち。きちんと整った順序。「倫序」「言中倫=言倫に中たる」〔論語・微子〕
《解字》
会意兼形声。侖(リン)は「映印(あつめる)+冊」の会意文字で、短冊(タンザク)の竹札を集めてきちんと整理するさまを示す。同類のものが順序よく並ぶの意を含む。倫は「人+(音符)侖」で、きちんと並んだ人間の間がらの意。⇒侖
《単語家族》
輪(リン)(車輻(シャフク)のきちんと並んだわ)・論(ロン)(ことばをきちんと順序よく整理して並べる)と同系。

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 投稿者:なたく  投稿日:2004年 9月26日(日)17時51分24秒

倫という字について、意味や成り立ち。中国においての倫の意味を知りたいのですが、調べる方法はありませんか?教えてくださいm(_ _)m

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ジテンフェチさん 投稿者:nothing  投稿日:2004年 9月11日(土)19時57分51秒

いつもありがとうございます。
典拠を示していただき感謝いたします。

「常用漢字表」(付) 字体についての解説
  第1 明朝体活字のデザインについて (前書き)

 常用漢字表では,個々の漢字の字体(文字の骨組み)を,明朝体活字のうちの一種を例に用いて示した。現在,一般に使用されている各種の明朝体活字(写真植字を含む。)には,同じ字でありながら,微細なところで形の相違の見られるものがある。しかし,それらの相違は,いずれも活字設計上の表現の差,すなわち,デザインの違いに属する事柄であつて,字体の違いではないと考えられるものである。つまり,それらの相違は,字体の上からは全く問題にする必要のないものである。以下,分類して例を示す。

  ※ 1 明朝体活字に特徴的な表現の仕方があるもの
  ※ 2 筆写の楷書では,いろいろな書き方があるもの
 

常用漢字表 「字体についての解説」の(前書き)を参照


※しかし、このようなことは、わざわざ国家機関が例示しなくても庶民の常識的感覚で理解できるはずなんですがねえ。 (^^;

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忍者「カッタニ」  さんへ 投稿者:ジテンフェチ  投稿日:2004年 9月11日(土)19時46分1秒

 確かに、基礎的なことかもしれませんが、こういう事がわかっていないと、誤った形で文字を覚えてしまうことになりますので、バカにはできません。
 これは、「常用漢字表(付)字体についての解説」の「2明朝体活字と筆書の楷書との関係について」の「1明朝体活字に特徴的に表現の仕方があるもの」にある「(1)折り方に関する例」に「衣・去・玄」を例示し、明朝体活字の装飾的な部分を無視して書くことが示されています。これらの字の楷書体・教科書体を見ていただければ、実際に書くときの字形に近い形が示されています。

http://www.inv.co.jp/~yoshio/nozomu-oohara/index.html

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re:氏 投稿者:nothing  投稿日:2004年 9月11日(土)18時21分1秒

>人間関係がまずくなるくらいもめています。
それはそれは、大変なことになっていますねえ。m(^^;

まず結論ですが、総画数 4画ですから、普通の筆記体ですとつきぬけるはずがありません。
印刷用のフォントは装飾的ですからこういうまぎらわしいことになります。
フォントのとおりに書こうとすると総画数「5画」になるはずです。
今、とっさには思い出せませんが、印刷用の活字のなかにはこのように装飾的なものがありまぎらわしいものもあります。
ついでに、「ばかげた筆順の強制」を参照してくださいね。

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 投稿者:忍者「カッタニ」  投稿日:2004年 9月11日(土)17時03分34秒

基本的な質問ですいません。「氏」と言う字の左下の「はね」ですが、変換文字では横に突き抜けていますが、辞書等の筆順で見ると右下のはねと同じく突き抜けていません。
どちらが正しいのでしょうか?またなぜこうゆう表記になったのでしょうか?人間関係がまずくなるくらいもめています。助けてください。
編集済

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ジテンフェチさん!! 投稿者:  投稿日:2004年 9月11日(土)17時54分16秒

一首 の件でご苦労をおかけしました、なんかとてもすっきりしました。
よくわかりました、御礼申しあげます。

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けさんへ(一首) 投稿者:ジテンフェチ  投稿日:2004年 9月10日(金)17時09分26秒

 色々調べたり、専門家の方の話を聞いたりした結果を書いておきます。「首」は、長いものを数える助数詞であり、また頭部とか筆頭者という意味も表す。漢詩において、五言のものとか七言のものとかありますが、そのはじめの部分すなわち頭部をとらえて首部ということで、一首・二首というふうに数えた。また、和歌は、細長い短冊というものに書くという意味においても、長いものを数えるという条件にも合致し、一首・二首という数えられ方をしたということです。
 我ながらへたくそな説明で、こんなことで納得していただけるとは思えませんが、これ以上の説明はできません。

http://www.inv.co.jp/~yoshio/nozomu-oohara/

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一首 投稿者:ジテンフェチ  投稿日:2004年 8月28日(土)04時11分42秒

 もとは中国、というのはそうだと思います。漢和辞典を見ても詩歌を数える単位のようなことが書いてありますから、それが日本に入ってきて、和歌を数える単位になったのは間違いないことでしょう。

http://www.inv.co.jp/~yoshio/nozomu-oohara/index.html


け 首 投稿者:  投稿日:2004年 8月27日(金)22時28分51秒

待っています、必ず解き明かしてください。
元は中国だと思います。


一首 投稿者:ナシング  投稿日:2004年 8月27日(金)18時58分31秒

携帯からです。文学関係者に問い合わせ中です。国文学の教授にも問い合わせ中ですが、この宿題は難問かもしれません。


和歌の数え方の典拠 投稿者:ジテンフェチ  投稿日:2004年 8月27日(金)13時39分58秒

 今調べている最中です。わかれば、お知らせします。

http://www.inv.co.jp/~yoshio/nozomu-oohara/

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何故 首? 投稿者:  投稿日:2004年 8月25日(水)21時59分0秒

和歌を数える時、一首、二首、、、と首を使うのは何故ですか?教えてください。

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re:勝 投稿者:nothing  投稿日:2004年 9月 8日(水)02時52分24秒

【勝】 力部 10画 総画数 12画

■解字
会意。
朕(チン)は「舟+両手で持ち上げる姿」の会意文字で、舟を水上に持ちあげる浮力。上にあげる意を含む。
勝は「力+朕(持ちあげる)」で、重い物を両手で持ちあげて頑張ること。
「たえる」意と「上に出る」意とを含む。
たえ抜いて他のものの上に出るのが勝つことである。⇒朕
■音
【呉音・漢音】ショウ
■訓
つ, まさる, かち, たえる, すぐれる
■意味
(1)かつ。力比べにたえ抜いて、相手の上に出る。
  《対語》⇒負・敗。《類義語》⇒克(コク)。
  「戦必勝=戦へば必ず勝つ」〔史記・高祖〕
(2)かち。相手を倒して上に出ること。
  《対語》⇒負・敗。「勝利」
  「決勝於千里之外=勝ちを千里の外に決す」〔史記・高祖〕
(3)たえる(たふ)。がんばる。持ちこたえる。▽平声に読む。
  「渾欲不勝簪=渾て簪に勝へざらんと欲す」〔杜甫・春望〕
  ▽「不勝=勝へず」とは、こらえきれない、やり尽くせないの意。また、「不可勝数」は、「数ふるに勝(タ)ふべからず」「勝(ア)げて数ふべからず」の二通りの訓読法がある。「勝げて」とは「挙げて(こぞって)」の意を示す訓読。
  「穀不可勝食也(穀不可勝食也)=穀食らふに勝ふべからず(穀勝げて食らふべからず)」〔孟子・梁上〕
(4)まさる。すぐれる(すぐる)。他のものの上に出る。上に出ている。
  「紅顔勝人多薄命=紅顔人に勝るは薄命多し」〔欧陽脩・明妃曲〕
(5)すぐれたけしき。「形勝」
■単語家族
登・騰・升・乗・称 ・・・・ のぼる、もち上げる

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re:克 投稿者:nothing  投稿日:2004年 9月 8日(水)02時41分9秒

【克】 儿部 5画 総画数 7画
図解:克
■解字
会意。
上部は、古(固い頭蓋骨)と同じく、人間の重い頭(またはかぶと)、下は重さにたえて曲がった足。
重荷に堪えて全身を強く緊張させ、頑張ること。
※克己復礼<論語>・・・自分を制御する意。
※克敵・・・敵の重圧をこらえて打ち勝つ意。
■音
【呉音・漢音】コク
■訓
かつ、よく
■意味
(1)がんばって耐え抜く。やりぬく。「克服」
  「克己復礼為仁=己に克ちて礼に復るを仁と為す」〔論語・顔淵〕
(2)かつ。力を尽くしてかち抜く。
  《同義語》⇒剋。
  「克復」「戦必克=戦へば必ず克つ」〔孟子・告下〕
(3)よく。耐え抜いて…できる。苦労して…し終える。
  《類義語》⇒能。
  「既克反葬=既に克く反り葬ふ」〔韓愈・祭鄭夫人文〕
  ▽「不克…」は「不能…」と同じく、「…するあたはず…」と訓読する。
  「吾不克救也=吾救ふ克はざるなり」〔春秋左氏伝・襄三一〕
(4)かち気な。「忌克(しっと深く、かち気なこと)」
■単語家族
革・克・極・亥・戒・恒 ・・・・ ぴんと張る
革(ぴんと緊張させて張ったかわ)・極(ぴんと張って、重さに耐える大黒柱)と同系。また、戒(いましめる)や刻苦の刻とも縁が近い。

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re:克と勝 投稿者:nothing  投稿日:2004年 9月 8日(水)02時29分18秒

克さん、こん○○は、

「克」(コク)と「勝」(ショウ)は全く別の言葉です。日本語の訓(翻訳)では、同じく「かつ」と読みますが、漢語としては別系統のコトバです。

改めて回答いたします。

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「克」と「勝」の語源の違い 投稿者:  投稿日:2004年 9月 8日(水)01時16分15秒

はじめまして。
ちょと前にこちらのサイトを偶然見つけ、気になって仕方なくなったので質問させて下さい。
「克」と「勝」の語源による違いを教えてください!
自分の名前の一部なのですが、広辞苑にあるくらいの事しか知りません。
父親の一字をもらっているので親の願望などではないのですが、私の一部ですので正しく理解したいのです。
皆様 お願いします。

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確認の類義語 投稿者:ジテンフェチ  投稿日:2004年 9月 8日(水)03時49分30秒

 行政機関に、法令に基づいた確認を受ける場合でしたら、認証と言うことになります。また、くだけた言い方では、確かめる・認めるになるでしょうが、やや語感が異なるようにも思えます。また、確認の意味の一部と重なる言葉でしたら、認識・認知などもありますが、ご質問の趣旨に添ったものではないでしょう。
 『日本国語大辞典』(初版)なども見ましたが、語源はわかりませんでした。語源辞典の部類は持っていませんので、図書館などで調べてみて下さい。

http://www.inv.co.jp/~yoshio/nozomu-oohara/index.html

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re^2:確 投稿者:nothing  投稿日:2004年 9月 7日(火)22時54分52秒

ジテンフェチさん、いつもありがとうございます。m(_._)m ほとんど管理をまかせてしまった形になり申し訳ございません。

さて、の家族についてですが、【漢字語源辞典】(藤堂明保・学燈社)に次のような記述がありました。ピックアップして投稿します。

【暁】・・・・ 白い光がさす─明るくなる(払暁)
【膏】・・・・ 白い脂肪
【縞】・・・・ 白い絹布
【塙】・・・・ 堅固な土や石
【敲】・・・・ 固い物をコチンとぶっつけたり叩いたりする動作
【確】・・・・ 石英のような、固くて白い石
【鶴】・・・・ 白い色をしたツル
【手+確−石】・・・・ 固い物をコツコツと叩く動作

 「激」の原字は「激−水」(ケキ)であり、「白+放」から成る会意文字である。白い光が放散する意味を表すから、後に「白+激−水」(キョウ)と書く原字だといってよい。固い物を叩くことを「手+激−水」(ゲキ)といい、ぶちつける意味から、「激しく叩きつける」意味を派生する。「檄を飛ばす」とは、聴手に強い衝撃を与える回し文をふれまわす意である。

 急流が固い岩にぶち当たってくだけるのをといい、転じて「急激」の意となる。

 ※「かたい」「白い」という二種の目立った意味が共存
   1.塙(固い土) ─ 膏(白いあぶら)
   2.確(固い石) ─ 鶴(白いツル)
   3.嶢(固い土) ─ 暁(空が白む)
   4.激(固い物に当たる) ─ 「白+激−水」(白く光る)

 ※公孫竜「堅白石は石に非ず」
  古代には{K^oK}というコトバに、「白い」「堅い」という二つの意味が混在していて、両者の区別が明白でなかった。かたい石なら「堅石」というべきだし、白い石なら「白石」というべきである。確{K^oK}+石という表現は、あいまいで混同を来しやすい─というのが、彼ら名家の主張であった。この命題が主張された背景には、本項で扱った単語家族の「意味の二重性格」が横たわっていたのである。

 詳細は、藤堂明保『堅白異同の弁はなぜ生じたか』─東京支那学報No.8参照

■単語家族
槁・膏・暁・鶴・激 ・・・・ かわいた、しろい、かたい

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「認」 投稿者:ジテンフェチ  投稿日:2004年 9月 7日(火)17時18分20秒

【認】
[常用漢字] [学習漢字 六年]
言部 7画 総画数 14画
第1水準 区点=3907 16進=4727 シフトJIS=9446 Unicode=8A8D
《常用音訓》
ニン, みとめる
《音読み》
ニン呉音, ジン漢音
ニョウ呉音, ジョウ漢音
《訓読み》
みとめる, したためる
《名付》
もろ
《意味》
1{動詞}みとめる(みとむ)。じわじわと見さだめる。何ものであるかを見わける。じわりと心にやきつける。▽訓の「みとむ」は「み(見)とむ(留)」の意。《類義語》知・識。「認定」「誤認」。
2{動詞}みとめる(みとむ)。手間をかけたすえ、よかろうと納得する。「承認」「認可」。
3{動詞}《俗語》じわじわと手間をかけておぼえている。人や文字をおぼえている。「認得字(レンタツー)(字をおぼえている)」。
《日本語での特別な意味》
@したためる(したたむ)。処置して整える。したくする。「よろずの事を認めておく」。
Aしたためる(したたむ)。食事をととのえて食べる。また、用具をととのえて手紙などを書く。「手紙を認める」。
《解字》
会意兼形声。刃は「刀+丶印」からなり、ねばり強くきたえた刀のはの部分を丶印でさし示した指事文字。ねばり強いの意を含む。忍(ニン)は、それに心を加え、じわじわとねばる心を示す。認は「言+(音符)忍」で、じわじわと対象の特色を心に印象づけること。
《単語家族》
忍・靱(ジン)・(ニン)(ねばり強い)・仁(ジン)(ねっとりと親しむ)などと同系。
《類義》
⇒知

http://www.inv.co.jp/~yoshio/nozomu-oohara/

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「確」 投稿者:ジテンフェチ  投稿日:2004年 9月 7日(火)17時14分11秒

【確】
[常用漢字] [学習漢字 五年]
石部 10画 総画数 15画
第1水準 区点=1946 16進=334E シフトJIS=8A6D Unicode=78BA
《常用音訓》
カク, たしか, たしかめる
《音読み》
カク 漢音・呉音とも
《訓読み》
たしか, たしかめる, かたい
《名付》
あきら, かた, かたし, たい, たしか
《意味》
1(カクタリ){形容詞}たしか(たしかなり)。かたくきまって動かない。「確実」「正確」。
2{形容詞}かたい(かたし)。しっかりとかたまっているさま。きまって動かないさま。《類義語》固。「確固」「確立」。
《解字》
形声。「石+(音符)寉(カク)」で、もとかたくて白い石英。石のようにかたくて、しかも明白な、の意を含む。寉(高くとぶ白い鳥)とは直接の関係はない。
《単語家族》
覈(カク)(かたい)と同系。
《参考》
「たしか」は「慥か」とも書く。

http://www.inv.co.jp/~yoshio/nozomu-oohara/

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確認 投稿者:ジテンフェチ  投稿日:2004年 9月 7日(火)17時09分57秒

語源は、わかりません。類義語は、シソーラスを見ましたが、ぴったりするものが見つかりませんでした。

『Super日本語大辞典』の『国語大辞典』から「確認」を、『漢和大字典』から「確」・「認」を引用しますが、長くなるので、3つに分けます。

かくにん【確認】
《名詞・他動詞。「する」と結合してサ変動詞としても用いる》
@たしかめること。はっきりそうだとみとめること。《類義語》認定。
A〔法律〕法律事実、または法律関係の存否を判断し認定すること。

http://www.inv.co.jp/~yoshio/nozomu-oohara/

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確認について 投稿者:栗みーたん  投稿日:2004年 9月 7日(火)09時42分41秒

確認という語源を教えてください.“確と認”別々でも知りたいです.
確認の類義語や、近くの言葉もたくさん知りたいです。

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 投稿者:ジテンフェチ  投稿日:2004年 9月 6日(月)12時50分17秒

【世】
 [常用漢字] [学習漢字 三年]
 一部 4画 総画数 5画
 第1水準 区点=3204 16進=4024 シフトJIS=90A2 Unicode=4E16
 〔丗〕異体字
 一部 4画 総画数 5画
 第2水準 区点=5034 16進=5242 シフトJIS=99C0 Unicode=4E17
《常用音訓》
 セイ, セ, よ
《音読み》
 セイ 漢音, セ 呉音
《訓読み》
 よ, よよ
《名付》
 つぎ, つぐ, とき, とし, よ
《意味》
 1{名詞}親が子に引き継ぐまでの約三十年間。ゼネレーション。「世代」「必世而後仁=必ず世にして  而後に仁ならん」〔論語・子路〕
 2{名詞}よ。時代。「中世」「上古之世(ジョウコノヨ)」。
 3{名詞}よ。人間の社会。「世間」「能与世推移=能く世と推移す」〔楚辞・漁父〕
 4{副詞}よよ。代々。「項氏世世為楚将=項氏は世世楚の将為り」〔史記・項羽〕
 5{形容詞}代々の。先祖からの。「世交」。
 6地質時代の区分で、「紀」と「期」の間。「沖積世」。
《解字》
  会意。十の字を三つ並べて、その一つの縦棒を横に引きのばし、三十年間にわたり期間がのびる ことを示し、長くのびた期間をあらわす。
《単語家族》
  泄(セツ)・(エイ)(もれて、横にのびて流れる)・笥(エイ)(横に引きのばす)と同系。
《参考》
  草書体をひらがな「せ」「よ」として使うこともある。▽草書体からひらがなの「せ」、また、草書体 の変形からカタカナの「セ」ができた。

http://www.inv.co.jp/~yoshio/nozomu-oohara/

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 投稿者:ジテンフェチ  投稿日:2004年 9月 6日(月)12時40分8秒

 本当は、管理人さんの字解をお待ちした方がいいのですが、お忙しそうなので、不十分とは思いますが、『Super日本語大辞典』内の『漢和大字典』から、文字化けする部分を除いて示しました。長くなるので、「世」と分けましたが、事情は同じですので、繰り返しません。

【智】
 [人名漢字]
 日部 8画 総画数 12画
 第1水準 区点=3550 16進=4352 シフトJIS=9271 Unicode=667A
《音読み》
 チ
《訓読み》
 さとい
《名付》
 あきら, さかし, さと, さとし, さとる, とし, とみ, とも, のり, まさる, もと
《意味》
 1(チナリ)・(チアリ){形容詞}さとい(さとし)。物事をずばりと会得したり、あてたりできる。知恵や術 にすぐれている。《対語》⇒愚・闇(アン)。《類義語》知・賢。「智者」「愚智」。
 2{名詞}物事をとらえて、理解する働き。知恵。《同義語》知。「智勇兼備(チユウケンビ)」「雖有智慧、不 如乗勢=智慧有りと雖も、勢ひに乗ずるに如かず」〔孟子・公上〕。「絶聖棄智=聖を絶ち智を棄つ」 〔老子・一九〕
 3(チトス){動詞}賢いと思う。「智其子=其の子を智とす」〔韓非子・説難〕
《解字》
 会意兼形声。知とは「矢+口」の会意文字で、矢のようにずばりとあてていうこと。智は「曰(いう)+ (音符)知」で、知と同系。ずばりといいあてて、さといこと。▽適(まっすぐ)はその入声(ニッショウ)(つ まり音)のことばであり、聖(ずばりと見通す)は、その語尾が鼻音となったことば。
《類義》
 ⇒賢
《参考》
 「知」に書き換えることがある。「知・英知・無知・理知・機知・知能・知恵・知謀」▽草書体をひらがな 「ち」として使うこともある。
《注意》
 熟語は⇒【知】をも見よ。

http://www.inv.co.jp/~yoshio/nozomu-oohara/

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智 世 投稿者:山田  投稿日:2004年 9月 5日(日)18時22分58秒

智と世の漢字の成りたちを教えてください

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「〜して下さい」という表現について。 投稿者:ジテンフェチ  投稿日:2004年 9月 4日(土)23時44分20秒

『Super大辞林』で、全文検索をしたところ、「して下さい」が30件、「してください」が10件でした。どちらでもよさそうですが、

『学研国語大辞典』は、次のような使いわけがしてあります(「してください」という項目は、ありませんでした。)。

ください【下さい】
{「くださる」の命令形。本来、動詞「下す」の連用形の音便形「ください」+「ませ」の省略された形}
一《他動詞五段活用》「くれ」の尊敬・丁寧語。相手にある物・物事を願い求める意を表す。ちょうだいしたい。「お手紙を下さい」「ご返事を下さい」「しばらくの猶予を下さい」「お菓子を一つ下さい」
二《補助動詞》{「お」+動詞の連用形、「ご」+漢語、または、動詞連用形+「て(で)」の形について}相手に要望・懇願する意を表す。「お乗り下さい」「ごらん下さい」「ご検討下さい」「ご注意下さい」「どうか行かせて下さい」─用例(森本薫・太宰治)
《参考》二はふつう、かな書き。

 以上のように、上司だから、部下だからという使いわけはなさそうです。
 正確を期すためには、国語研究所(03-3900-3111)に月曜から金曜の10:00〜16:00に電話して聞いてみて下さい。もちろん、昼休みはだめですよ。
 ただ、正しいことがわかったからといって、上司の神経を逆なでしない方がいいですよ。正しいことを知った上で、上司は、根拠のないことを知ったかぶりしていうものだと思っておけばいいのですよ。

http://www.inv.co.jp/~yoshio/nozomu-oohara/index.html


ありがとうございました 投稿者:まつぼっくり  投稿日:2004年 9月 4日(土)21時24分31秒

nothingさん、詳しく教えてくださり、感謝しています。宿題で困っていたのでとても助かりました。本当にありがとうございました。

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「〜して下さい」という表現について。 投稿者:おあいどのどの  投稿日:2004年 9月 4日(土)18時01分41秒

初めて質問させていただきます。
今日、仕事先で、「〜してください」という時、「下さい」と漢字で書くのは目下に対しての書き方だ、と指摘されました。今までそのようなことは聞いたことなかったので、当惑しています。これは本当でしょうか。

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