漢字質問箱LOG
過去の質問より
▼質問箱漢字家族
形声文字Home Page

 ※「出典」は原典(繁体中国語ページ)にリンクしています。
教育催眠研究会・渾沌(こんとん) 漢字質問箱「もくじ」へ! ・・・ もくじ 


ありがとうございました! 投稿者:かおり  投稿日:2003年 6月28日(土)10時48分55秒

お忙しいなか、はやばやとご回答いただきまして、
ありがとうございました。

ますますのご活躍とご健勝をお祈りいたしております。

<ページのトップ><もくじ>

re:「鸞」について 投稿者:Nothing  投稿日:2003年 6月28日(土)02時17分51秒

【鸞】 鳥部 19画 総画数 30画

■解字
会意兼形声。
上部の字(音ラン)は、つらなる意を含む。鸞はそれを音符とし、鳥を加えた字で、鳳凰につらなってあらわれるという鳥。
■音
【呉音・漢音】ラン
■意味
(1)想像上の鳥の名。鳳凰(ホウオウ)の一種。形は鶏に似て、羽は赤色に五色をまじえ、鳴く声は五音の律にあうという。
▽鳳凰のあとにペアをなしてつらなり、太平の世にあらわれるという。「鸞鳳(ランポウ)」
(2)天子の乗る馬車につけるすず。《同義語》⇒鑾。
■単語家族
巒(ラン)(つらなる山々)と同系。

*** 引用はじめ ***
 中国では、悪い鳥の代表が鴟梟(シキョウ/ふくろう や みみずく)であるのに対して、よい鳥のシンボルが鸞鳳である。鳳凰は王者の出現を祝うめでたい鳥であるが、その子をと呼ぶのである。だから鳳雛(ホウスウ)と言いかえてもよい。・・・<後略>
*** 引用おわり ***

(『漢字の話T』藤堂明保・朝日新聞社 p.157 より)

<ページのトップ><もくじ>


「鸞」について 投稿者:かおり  投稿日:2003年 6月27日(金)16時20分17秒

こんにちは。はじめまして。
浅草寺でひいたおみくじに鳳凰と鸞という字がでてきたのですが、
英訳の方で、dragon and giant birds と書かれていました。

鳳凰と同じく、鸞も空想上の鳥をあらわすのでしょうか?
よろしかったら、教えてください。

<ページのトップ><もくじ>

ありがとうございました 投稿者:harada  投稿日:2003年 6月28日(土)12時47分31秒

是非是非参考にさせていただきます。
ほんとうにお忙しい中ありがとうございました、最高です。

<ページのトップ><もくじ>

re:家族漢字について 投稿者:Nothing  投稿日:2003年 6月28日(土)02時02分33秒

haradaさん、仕事が立て込んでいて、質問を発見するのが遅れました。すみません。

(あとで見直してみると、re:「四」と「五」の「四」をあわてて書き込んだ時に、その下の質問に気づかなかったようです。重ねてお詫びいたします)

漢字家族については・・・
たびたび引用しております、藤堂明保博士『漢字語源辞典』(學燈社)が、漢字を223グループ(家族)に分類しています。
同じ「つくり」の形声文字は、同じ家族に入る可能性が高いのですが、つくりが違っても、同じグループに属する場合もあります。
たとえば・・・

包 ─ 保 ─ 宝(スッポリつつんで大切に守る)

のように、同じ家族というよりも同じコトバを別の形で表現したものがあります。表現する人によって着目点が違うからです。別々の人が異なった発想でたくさんの漢字をつくりました。
したがって、形はまったく異なっていても(つくりは別でも)同じ家族に入るケースはいくらでもあります。
漢字は、あくまでも「コトバ」の一部を表現したものにすぎません。倉頡たちが智恵をしぼって、できるだけ「コトバ」を正確に伝えようと努力した結果、このように膨大な数の漢字が生まれ、私たちはその恩恵に浴しているのです。しかし漢字は、あくまでも「コトバ」の影であって、私たちは投影されたカゲを見ることによって「光があたっている本体」を想像しなければなりません。そのためには、一つの文字だけをながめるよりも上のように、包 ─ 保 ─ 褓 ─ 褒 ─ 宝 というグループにまとめる作業をすると、倉頡たちが文字で表現しようとした「コトバ」そのものにせまることができます。

学生さんということですから、ぜひ藤堂明保博士の漢字語源辞典をご覧いただきたいですが、学研漢和大字典にも「解字」の部分で同じ家族に属する漢字があげられています。
藤堂明保博士の著書はすべてこの「単語家族」の概念をふまえたものです。
小冊子では『小学生の漢字早おぼえ字典』(学研)がわかりやすくまとめています。書名は「小学生の・・・」となっていますが、小学生だけに読ませるのはもったいない内容です。
藤堂明保博士の著作データベースについては、漢字家族(本編)の下部からエクセル形式でリンクしていますので、そちらをご覧ください。
いつもながら取り急ぎ・・・

渾沌

http://www.konton.net/kanji/

<ページのトップ><もくじ>

家族漢字について 投稿者:harada  投稿日:2003年 6月25日(水)01時47分47秒

こんばんは、わたしは学生で漢字家族に興味を持ちました。漢字家族はページにも上げられている
青などのつくり以外にほかにどのつくりで出来上がるものなのでしょうか?また漢字家族を取り上げた又は図している書籍を探しているのですがこれといってよいものが私の調べた範囲では見当りません。漢字家族について詳しく載っている書籍がありましたら是非教えて頂きたいのですが、お願いします。

<ページのトップ><もくじ>

「佑」と「奈」 投稿者:Nothing  投稿日:2003年 6月23日(月)22時17分14秒

おもしろい宿題ですね。
あわてたお答えでごめんなさい。(見つけるのが遅くて、間に合わないかもしれませんね)
急いで、要点を書き込みます。佑奈さんの力でおぎなってくださいね。

【佑】 人部 5画 総画数 7画
(にんべん+5画)

■音よみ
ユウ、ウ
■訓よみ
たすける, じょう
■意味
外側からかばってたすける。
■なりたち
右手は物をかばって抱きかかえる役目をする。のち、「右」が「みぎ」の意味をもっぱら表すようになったので、「佑」の字が、「かばって保護する」という意味をあらわすようになった。
■名前としての読み方
すけ, たすく, たすけ


【奈】 大部 5画 総画数 8画

■音よみ
ナイ、ダイ
■訓よみ
からなし, いかん, いかんぞ, いかんせば
■意味
(1)からなし。くだものの名前。野生のりんご。あかなし。
(2)「奈花(ナイカ)」とは、茉莉(マツリ)(ジャスミン)の花のこと。
(3)いかん。いかんぞ。いかんせば。どうして。どうすれば。
■なりたち
祭りのそなえ物としてそなえる、「からなし」の木をあらわす。
■名前としての読み方
なに
■参考
この字の草書体からひらがなの「な」ができ、最初の二画からカタカナの「ナ」ができた。
名前の場合は「ナ」という音をとったのでしょうね。
「佑奈ちゃん」は「ゆうなちゃん」とお読みするのでしょうか?
おそらく、ご両親がかわいらしい呼び名を考えぬいてつけられたのでしょうね。m(^^)y

※ヘンなお答えでごめんなさい。宿題を出された先生に本当のところを質問してみましょうね。

<ページのトップ><もくじ>

教えて下さい 投稿者:田中 佑奈  投稿日:2003年 6月23日(月)21時13分43秒

私の名前は佑奈です。小学校5年生です。今日 学校の宿題で自分の名前の変化の前を調べるように言われましが、田中はわかったのですが、佑奈の文字がどうしてもわかりませんでした、教えて下さい。

<ページのトップ><もくじ>

re:「四」と「五」の「四」 投稿者:Nothing  投稿日:2003年 6月25日(水)02時06分11秒

【四】

*** 引用はじめ ***
 ・・・だがなぜ4を sier と称したのであろうか。人間が苦笑する場合には、口を開かず、歯の間から息をヒッヒッと出して笑う。細かく分散して歯の間から出るイキを「口+四」(口+四の会意)といい、そのような状態を呈して笑うのを(口+西の会意)という。してみると、とは、2+2に等分され、さらに1+1+1+1のように細分される数であろう。<説文>に「四つにこれを分けるなり。指事」と説くのは、すぐれた解説である。
 ・・・・・<中略>
 字形Cの甲骨・金文の字形は、隙間の多いザルの象形である。鳥の巣もまた小枝を編んでザル状に作られているので、これをといい、また(セイ)ともいう。同時に巣に入る動作をもという。ザルの中に物を入れて水を注ぐと、水は分散してザルのメから流れ出る。そのサラサラと細分された水の流れ方をといい、またともいう。は同じコトバを表す異体の字であった。 ser ─ sen は「対転」の関係にあるため、の字には音符が用いられている。
 ニシの方向を西というのは、昼間の太陽と暖気が分散して消え去る方角だからであり、簡単にいえば西とは同系である。<白虎通>に「西方とは遷方なり」とあるのが正しく、とはたんに移る意ではなくて、実形を失って消え去る意味を含んでいる。・・・・・<後略>
*** 引用おわり ***


(『漢字語源辞典』藤堂明保・學燈社 p.763 より)

四・死・西・細・私・洗 ・・・ こまかく分かれる


<ページのトップ><もくじ>

re:「四」と「五」の「五」 投稿者:Nothing  投稿日:2003年 6月24日(火)04時06分52秒

【五】

牙 ・・・ (かみ合った物の姿)
 は「木+牙」(組み木)の原字であって、二本の柱をかみ合わせてつなぐ場合に、切り込みを入れて接合した姿。<漢字の起源(加藤常賢)巻9−9>
 およそ交叉してかみ合うものを、ngag(ngは発音記号が入力できないので、かりにngと表記します) と称する。

五 ・・・ (※のちほど字形を入れる予定です)
 交叉した姿。片手の指で十をかぞえる時、1から5までは → の方向にかぞえ、5でもどって ← の方向にかぞえる。5は前半と後半との交叉する位置にある数だから、これを ngag(ngは発音記号が入力できないので、かりにngと表記します)と称した。

午 ・・・ (杵の原字。上下に交差して、もちをつくきね)
 「子・丑・寅・卯・・・」の12進法で数えるなら、が真中にあたる。午前の12時間は正で本にもどって後が始まる。
 10進法なら(ngag)といい、12進法なら(ngag)というのであって、コトバとしては同じことである。

互 ・・・ (二本の棒に切りこみを入れ、かみあわせてつなぐさま)
 にきわめて近い。切り込みを入れて、棒をかみ合わせた姿を示す。→←の方向にかみ合って交叉する点から、「たがいに」という副詞となった。

「逆−しんにょう」 ・・・
 「逆−しんにょう」は「大」をひっくり返した形。つまり人間をさかさにした形とも考えられるし、逆に打ちこむクサビか、逆茂木(さかもぎ)の形と考えてよい。要するに ↑ の方向の抵抗をおさえて、 ↓ の方向に進むことである。(サクやソのように、「さかのぼる」意を含む字にこの形を使っている)

逆 ・・・ (しんにょうを加えた)
 → の方向の抵抗をおかして、 ← の方向に進むことを表した字。 →← のようにぶつかれば、当然交叉する。(ngiak 不完全な表記です)は(ngag)の入声に当たる語形。(きね)は ↑ の抵抗をおかして ↓ の方向、つまりに打ちこむのがその特色。(ゲキ)はまた「迎える」意に用い、旅人を「逆旅」という。(ngiang 不完全な表記)はまさしく、(ngiak 不完全な表記)の対転にあたる。

「迎−しんにょう」 ・・・
 この字の左も右も人間。左の人は高く立ち、右の人は低くひざまずいている。両者はかみ合い、交叉する体勢にある。また、右の人が低くから左の人を見上げると、しぜん「仰ぐ」ことになる。したがってこの字はの原字といってよい。ともに交叉したり、かみ合う方向に進んだりする点では、同じくこの単語家族に含まれる。

<ページのトップ><もくじ>

re:雄紀さん 投稿者:Nothing  投稿日:2003年 6月18日(水)01時04分48秒

さきほど仕事から帰ったのですが、余力がないので、申し訳ないことですが、もう少しお待ちください。すみません。
宿題に間に合わないけど・・・
でも、もうレポート書けてそう。
すみません。ダウンです。

<ページのトップ><もくじ>

nothingさん ありがとうございました  投稿者:雄紀  投稿日:2003年 6月17日(火)21時08分38秒

四と五の漢字の語源がよくわかりました。画数自体はあまり意味がないんですね。教えていただいたことを基に宿題のレポートを作りたいと思います。またこれからも漢字のことで、質問させてください。nothingさんは、すごい漢字博士なんですね。尊敬します。ありがとうございました。

<ページのトップ><もくじ>

re:雄紀さん 投稿者:Nothing  投稿日:2003年 6月16日(月)06時06分13秒

中学生さんでしたか。失礼しました。よく勉強なさっていますね。m(^^)y
パソコンを何度立ち上げてもトラブってしまい、やっと、ほぼ正常に起動できました。
「四」と「五」については、重要な意味を含んでいますので、
項をあらためて書き込みますので、少しお待ちください。

【四】・・・ 「シ」古くは一線四本で示したが、のち四と書く。四は「囗+八印(分かれる)」で、口から出た息が、ばらばらに分かれることをあらわす。分散した数。
【五】・・・ 「ゴ」×は交差をあらわすしるし。五は「上下二線+×」で、二線が交差することを示す。片手の指で十を数えるとき、→の方向に数えて五の数で←の方向にもどる。その折り返し点にあたる数を示す。

》4以上は「たくさん」ということで・・・
「三」以上が「たくさん」です。「三」は「たくさん」という意味を含みます。


もう少し待ってくださいね。

<ページのトップ><もくじ>

それはそうなのですが・・・ 投稿者:雄紀  投稿日:2003年 6月16日(月)00時12分10秒

実は、僕は中2で、国語の授業で、漢数字の話が出て、先生が「昔は、一から五という片手で数えられる数が物事の基本になっていた。その数を表す漢数字で、一から三までは画数と数が一致するが、四と五はその画数が逆である。なぜか?」という問題を出したのです。僕は、もともと四と五が逆に使われるべき物だったのに、何らかの理由があって、今の状態になったのではないかなと思っています。それとも4以上は「たくさん」ということで、象形文字らしき考え方をやめたのかな?そう言えば、ギリシャ数字もちょうど4からパターンが変わっているし、4は洋の東西問わず、不思議なポイントなのかなぁ・・・とにかく、何かご存知のことがあったら是非教えてください。よろしくお願いします。

<ページのトップ><もくじ>

re:なぜ四は五画、五は四画? 投稿者:Nothing  投稿日:2003年 6月15日(日)21時42分33秒

書けばそうなります。

<ページのトップ><もくじ>

すみません。間違えました。 投稿者:雄紀  投稿日:2003年 6月15日(日)21時40分19秒

四は五画、五は「四画」なのはなぜなのか教えてください。よろしくお願いします。

<ページのトップ><もくじ>

なぜ四は五画、五は四画? 投稿者:雄紀  投稿日:2003年 6月15日(日)21時36分24秒

漢数字の四は五画、五は五画ですよね。なぜそうなったのか知りたいのですが・・・

<ページのトップ><もくじ>

re:森と杜(2) 投稿者:Nothing  投稿日:2003年 6月15日(日)20時51分48秒

【杜】 木部 3画 総画数 7画

■解字
会意兼形声。「木+音符土(ぎっちりつまる)」。
■音
【漢音】ト 【呉音】ズ(ヅ)
■訓
やまなし, とざす, とじる, もり
■意味
(1)やまなし。果樹の名。また、その実。山野に自生するばら科の落葉高木。実は、かたくしまっている。かたなし。
(2)とざす。とじる(とづ)。出入り口をしめて中にこもる。また、そのようにする。
 《同義語》⇒堵。
 「是静非杜門=是れ静なれども門を杜せるに非ず」〔袁宏道・人日自笑〕
(3)周代の国名。また、姓の一つ。
《日本語での特別な意味》もり。神社のもり。

土・都・奢・書・貯・石・宅 ・・・ 充実する・ひとところに集まる(定着する)

※森 ・・・ 多くの木の集まった森林 たくさん
※杜 ・・・ 木をひと所に集めた(貯蔵した)ところ
 ひと所に集まる

<注:渾沌> 対象は同じでも、造字するときの着目点が違うわけですね。 m(^^)y

<ページのトップ><もくじ>

re:森と杜(1) 投稿者:Nothing  投稿日:2003年 6月15日(日)20時34分12秒

【森】 木部 8画 総画数 12画

■解字
会意。「木三つ」を合わせたもの。たくさんの木がこみあったもり。
■音
【呉音・漢音】シン(シム)
■訓
もり
■意味
(1)たくさんの木がびっしりと茂ったさま。「森林」
(2)こんもりとして暗い。こもった感じで陰気であるさま。
 「陰森」「森厳(暗くておごそか)」
(3)もり。たくさんの木が茂ったところ。木のこみあったしげみ。
 《類義語》⇒林。
■単語家族
三(サン)(たくさん)・参(まじりあう)などと同系。

集・雑・接・三・参・森 ・・・ いくつも集まる

<ページのトップ><もくじ>

本当の意味を教えて下さいm(__)m 投稿者:ぬ〜ぴ〜  投稿日:2003年 6月15日(日)18時55分22秒

杜←の字に疑問が出て来て、漢語辞典などを調べましたが 釈然としません。[閉ざされた]とか[塞がれた]との意味と出ているのですが、 森←とのハッキリした違いが書かれていないのです。木が沢山有るから森、その森が奥の方に有るから 杜?
重厚な意味を持たせる為の装飾漢字みたいな物なんでしょうか?

<ページのトップ><もくじ>

re:皓の語源 投稿者:Nothing  投稿日:2003年 6月15日(日)16時27分33秒

【皓】 白部 7画 総画数 12画

■名付
あき, あきら, つく, てる, ひかる, ひろ, ひろし
■解字
形声。
もとと書き、「日+音符告(コク)」の形声文字で、日が出て空がしらむさまをあらわす。
皓は、意符「日」を白にかえたもの。
■音
【漢音】コウ(カウ) 【呉音】ゴウ(ガウ)
■訓
しろい
■意味
(1)(コウタリ)(カウタリ)しろい(しろし)。しろく輝くさま。
 《同義語》⇒了・梁。
 「月出皓兮=月出でて皓たり兮」〔詩経・陳風・月出〕
(2)(コウタリ)(カウタリ)潔白なさま。
■単語家族
杲(コウ)(あかるい)・暁(空のしらむころ)・皎(キョウ)と同系。
■解説
*** 引用はじめ ***
 <前略>
 「たかい」という基本義を含んでいた。高い所は乾燥して、固い石や土がゴロゴロしている。物が湿ると黒ずむが、乾くと白くなる。(かれ木)は水分を失って固く、同時に色もあせて白くなる。「かわいた ─ 白い ─ 固い」という一連の意味は、たがいに物象の中で関係し合っており、いずれも「たかい」という条件と一脈の関連がある。
 <中略>
 「かたい」「白い」という二種の意味の共存について・・・

------------------------------------------------
 1.塙(固い土) ─ 膏(白いあぶら)
 2.確(固い石) ─ 鶴(白いツル)
 3.嶢(固い土) ─ 暁(空が白む)
 4.激(固い物に当たる) ─ X(白く光る)
------------------------------------------------
*** 引用おわり ***

※公孫竜子が「堅白石は石に非ず」という命題を唱えた背景の解説が続きますが、これは本文を参照してください。(注:渾沌)

(『漢字語源辞典』藤堂明保・學燈社 p.264〜266 より)

■漢字質問箱(バックナンバー)
編集済

<ページのトップ><もくじ>

皓の語源を教えてください。 投稿者:ママ  投稿日:2003年 6月15日(日)15時52分03秒

子供の名前に皓を使いたいのですが、語源を教えてください。

<ページのトップ><もくじ>

re:健 投稿者:Nothing  投稿日:2003年 6月15日(日)02時31分43秒

【健】 人部 9画 総画数 11画

■解字
会意兼形声。
建は「聿(筆の原字で、筆を手でたてて持つさま)+廴(歩く)」の会意文字で、すっくとたつ、からだをたてて歩くの意を含む。
健は「人+音符建」。建が単に、たつの意となったため、健の字で、からだを高くたてて行動するの原義をあらわすようになった。⇒建
--------------------------------------------------------------------------------------
【建】
・・・<略>・・・従っての本義は、「体を高く立てて歩く」ことに違いない。
【健】
・・・<略>・・・または、高く堂々と立つ意より、やがて健康(すこやか)の意となった。
(『漢字語源辞典』藤堂明保・學燈社 p.588)
--------------------------------------------------------------------------------------
■音
【漢音】ケン 【呉音】ゴン
■訓
すこやか, たけし
■意味
(1)(ケンナリ)すこやか(すこやかなり)。からだを高く伸ばして元気がよいさま。
 《対語》⇒疲・倦(ケン)。「健康」
 「形骸且健、方寸甚安=形骸且か健にして、方寸甚だ安し」〔白居易・与微之書〕
(2)(ケンナリ)たけし。元気があふれて力が強いさま。「健婦」
 「天行健=天行は健なり」〔易経・乾〕
(3)(ケンナリ)疲れずに物事を続けるさま。「健談(話し好き)」
■単語家族
乾(ケン)(高く強い)・軒(ケン)(高いのき)などと同系。

加・荷・掲・傑・乾・旱 ・・・ 上にのせる、高くあがる

<ページのトップ><もくじ>

教えて下さい 投稿者:さかい  投稿日:2003年 6月13日(金)11時28分37秒

健という字の語源を教えて下さい。
宜しくお願いいたします。

<ページのトップ><もくじ>