糾弾とは?

「糾弾」の「糾」とは、

中心に向かって引き締める。手もとにグイとひきよせる。
中心に向かって引き締める。手もとにグッと引き止める。
中心に向かって引き締めた形。←→(放散)

と同系のことばで、物事の核心にグッとせまって真実を引き寄せること。

一方、「弾」とは、「弓+単(はたき)」で、パタパタと埃をはらい落とすこと。

 たとえば、政治家の疑惑を追及しようとしても、たいていの場合、「記憶にはございません」とか「それは秘書がやったことなので私とは関係がない」とか「たとえ反則であっても、そうすることが皆のためによいことなのだ」などと、表面を糊塗します。テレビでおなじみですね。これはちょうど、飾り物の表面にかぶった埃(ほこり)のようなもの。物事の核心にせまって、真実を究明するためには、まずこのような「ほこり」を弾きとばさなくてはなりません。

 つまり、糾弾の「弾」とは・・・
はたきでパタパタとたたいて埃(ほこり)をはらうように、表面を糊塗したゴマカシの部分を取り除くこと。

 こうしてみると、「糾弾」とは、自分や他人の心の表面を覆う「ゴマカシ」の部分(虚飾や言い訳)を振り払い、もっとも核心的な部分を求めて真実をつかみとることなのですね。

※「糺」は「糾」の字の草書体からかわった字。

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