資料 [諸子百家] ・・・ 春秋戦国時代の政治コンサルタント


1.儒家 2.道家  3.陰陽家 4.法家 5.名家
6.墨家 7.縦横家 8.雑家  9.農家 ※九流十家

T 儒家と墨家 ※仁(1)※「人」と「民」※「宣帝と儒者」

 1 儒家(儒教) − 孔子・孟子  ※論語(原典) ※孟子(原典)
  「仁」 … 「人」+「二」
   おたがいに、人として認めあう
      家族愛が基本

  「民」…知恵がない人、道理に暗い人 「人と民」
  「民は依らしむべし。知らしむべからず。」
  (民というものは、こちらの方針によらせることは可能だが、こちらの考えをよくのみこませる、というわけにはいかない。)

  「礼」…社会のしきたりとして、外から人間を拘束
      身分の格差に応じて細かに規定
  「八佾の舞い」

天子(8×8) 諸侯(8×6)大夫(8×4)士 (8×2)

      (魯の家老の季氏が天子の舞楽である八佾を我が家の庭で舞わせた)
            ↓
      「これをしも忍ぶべくんば、いずれをか忍ぶべからざらんや」
      (封建秩序を乱すものとして、激怒)

  「道」・・・周の貴族封建制

王侯 − 貴族(卿・大夫) − 士 − 庶人 − 民(奴隷)


 2 墨家 − 墨子 ※墨子--漢字家族へ! ※墨子(原典)

  「兼愛」 … 一切の人間を無差別に愛する 「墨子の兼愛、孟子の批判」
        「孔子の仁は差別愛である」

        人類愛   ←─→   家族愛・愛国心
      (普遍的な愛)     (特定の集団に対する愛)



  《侵略戦争の否定・防御戦の肯定》 → 「墨守」

 …もし世間で一人の人間を殺すものがあれば、これを犯罪者として死刑に処する。もし十人を殺す者があれば、その罪は十倍になり、百人を殺せばその罪は百倍になる道理である。ところが一国の人々を攻めて皆殺しにすると、これを不義とするどころか、かえってこれを正義の行為として賞賛する。これほど不条理なことはないではないか。
 およそ今の君主は、現有する領土に満足せず、これを拡張するために侵略の戦争を起すものが多い。その犠牲となるのは罪なき民であり、その財産や生命を失うものは無数にのぼる。これは兼愛を欲する天の意志に反する重大な罪悪であり、断じて許されることではない。




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