交 


【漢音】コウ(カウ)  【呉音】キョウ(ケウ)
まじわるじるざるぜるわす、まじわり、こもごも


象形。
人が足を交差させた姿を描いたもので、×型にまじわること。絞(コウ)(なわや布を×型にしぼる)・校(×型のかせ)などに含まれる。


(1)まじわる(まじはる)。
互いに行き来しあう。「交際」
「与朋友交=朋友と交はる」〔論語・学而〕
(2)まじわる(まじはる)。まじえる(まじふ)。
×型にまじわる。「交差」
(3)手渡して受けとらせる。「交付」
(4)まじわり(まじはり)。
つきあい。「親交」
「為刎頸之交=刎頸の交はりを為す」〔史記・廉頗藺相如〕
(5)まじわるところ。まじわるとき。
(6)こもごも。
×型に交差するさま。交互に。また、入れかわりたちかわり。
「上下交征利=上下交利を征む」〔孟子・梁上〕


校(木を交叉させた足かせ)・絞(紐や布を交叉させてしぼりあげること)・較(車上に交叉させた棒 → 交差させてつきあわす)・郊(交叉して往き来する−交通、だけの範囲)・効(力を絞り出す)・狡(体をくねらせてすりぬける → ずるい、すばしこい)・佼(体をくねらせる → つやっぽい人)などと同系。

もどる