挟 


【漢音】キョウ(ケフ)  【呉音】ギョウ(ゲフ)
はさ, はさまる, わきばさむ, さしはさむ

手+夾(はさむ)


わきにはさむこと。夾の原義をあらわす。⇒
(1)はさむ。わきばさむ。両側からはさむ。わきの下にはさむ。
 《同義語》⇒夾(キョウ)。
「挟書」「挟大山以超北海=大山を挟んで以て北海を超ゆ」〔孟子・梁上〕 (2)はさむ。はさんで自由がきかないようにする。力でおさえて言いなりにする。
 《類義語》⇒脅(キョウ)(おどす)。
「挟持(キョウジ)」「挟天子以令諸侯=天子を挟みて以て諸侯に令す」〔蜀志・諸葛亮〕
(3)さしはさむ。有利な条件に支えられて、いい気になる。たのみにする。
「挟貴而問=貴を挟みて問ふ」〔孟子・尽上〕

狹(キョウ)(=狭。はさまれてせまい)・峽(キョウ)(=峡。山にはさまれた谷)・脅(キョウ)(両側からはさんでおどす)と同系。

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