税 


【慣用音】ゼイ  【漢音】セイ  【呉音】
みつぎ, とく, ぬく

禾(作物)+兌(むきとる、はぎとる)


収穫の一部をぬきとること。
(1)みつぎ。国や支配者が、人民の収入や収穫のうちからはぎとってとりあげるもの。年貢。
▽近世では田畑や土地から徴収するのを租といい、品物や収入からとるのを税という。「国税」「租税」
(2)(ゼイス)税をかける。年貢をとりたてる。
▽昔は一割を理想としたが、現実には田租は五割から六割にも達し、税は多方面に及んだ。
「什一而税=什一にして而税す」
(3)(ゼイス)とく。ぬく。ぬきとる。はがす。自分の持ち物をぬきとって人にあたえる。
《類義語》⇒脱。
「税駕=駕を税く」「未仕者不敢税人=いまだ仕へざる者は敢へて人に税せず」〔礼記・檀弓上〕

脱(はぎとる)・奪(ぬきとる)と同系。

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