鋭 


【呉音】エイ  【漢音】エイ
するど

金+兌(ぬきとる)


金属の錐(キリ)や矛(ホコ)の外側をはぎとり、中心をとがらせたこと。⇒兌
(1)するどい(するどし)。外側がけずりとられて、しんが細くとがっているさま。先がぬけ出るほどとがっているさま。また、刃物がよく切れるさま。
 《対語》⇒鈍。《類義語》⇒尖(セン)・利。「尖鋭(センエイ)」「鋭鋒(エイホウ)」
(2)(エイナリ)するどい(するどし)。動きがさえていてはやい。
 《対語》⇒鈍。
「鋭敏」「精鋭」「其進鋭者、其退速=其の進むこと鋭なる者は、其の退くや速し」〔孟子・尽上〕
(3)するどい武器。また、強くすばやい兵隊。
「被堅執鋭=堅を被り鋭を執る」〔史記・項羽〕
(4)するどい気性。意気ごみ。
「養鋭=鋭を養ふ」「挫其鋭、解其紛、和其光、同其塵=其の鋭を挫き、其の紛を解き、其の光を和らげ、其の塵を同じくす」〔老子・五六〕

税(ゼイ・収穫をはぎとる)・蛻(タイ・せみが皮をはいでぬけ出る)などと同系。

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