25C系  


25C系解説
 1994年に長春客車廠が韓国の韓進重工と共同で広深線用に製作した車輌で、ステンレス製車体を韓進重工が担当、台車など足回り関係を長春客車廠が担当しました。韓進重工は韓国の特急セマウル号客車製作の実績のあるメーカーで、25C型客車もセマウル号に似た丸味を帯びたステンレス製車体を持っています。

 高速走行時の安定を増すため、従来の中国客車よりもかなり車高を低く抑えられており、設計速度は200km/hと製造当時の中国最速。ただ製造コストが1両1000万元以上とかなり高額だったため、製造両数は一等軟座車8両、二等軟座車16両、餐車2両、電源車2両の計30両にとどまっています。製造から現在に至るまで広深線を中心に走り続けていましたが、2007年4月18日のダイヤ改正で全車運用を離脱してしまいました。

 現在は広州の客車区内で休車中ですが、もともと少数派の客車のため再起は難しそうです。


DATA

製造初年 1994年
車体長  25500mm
車体幅  3100mm
車体高  4050mm
自重   49.1t
定員   72
二等軟座車 RZ225C  110664(画像提供 ボーゲン様)
 25C系の二等軟座車。一等軟座、二等軟座と軟座を二等級に分けるのは25Z系と同様です。
 車内は集団お見合い式ロマンスシートを採用しています。


DATA

製造初年 1994年
車体長  25500mm
車体幅  3100mm
車体高  4050mm
自重   49,5t
定員   48
一等軟座車 RZ125C(画像提供 ボーゲン様)
 25C系一等軟座車。
 一等軟座車は座席車では珍しくコンパートメント方式を採用しています。三人がけの向かい合わせクロスシート、1室定員6名のコンパートメントが8室、定員は48名です。


一等軟臥車 RZ125C 車内
 25C系の一等軟座車はコンパートメント方式を採用しているため、通路は車体の一端に設けられています。


DATA

製造初年1994年
車体長  25500mm
車体幅  3100mm
車体高 4050mm
自重   ?
定員   32

餐車 CA25C 892285(画像提供 ボーゲン様)
 25C系の食堂車、CA25C。
 全2両しか製作されなかった希少車です。


DATA

製造初年 1994年
車体長  22000mm
車体幅  3100mm
車体高  4050mm
自重    59.9t
空調電源車 KD25C 997894 広州客務段
 25C系の空調電源車、KD25C。
 この車輌も餐車と同じく2両のみの製作となっています。