画像にマウスドラッグで現在の竹田城と想像復元になります。
 年 表
津丹波から西進する山陰道と播磨から北上する播但道の接点にある和田山は古くからの交通の要所で、その両街道の接点近くにある古城山に竹田城は築かれている。この城の魅力は山頂の地形のままに総石垣で構築された圧倒的な姿に尽きます。城跡を覆う樹木が少ないせいで山麓からでもその圧倒的な石垣を望める。その縄張りは全体的にはシンプルで本丸を中心に北と南に延びる郭と背後の花屋敷からなっています。天守台上から見ると南北の各千畳曲輪が翼で花屋敷曲輪が尾で、飛翔する鳥のような縄張りです。この天守台は縄張りのほぼ中央に位置し山麓の城下からも正面にあたり、まさしく「見せる天守」を絵に描いたような構図。山城のおもしろいところは曲輪内の通路が地形の高低差で複雑なこと。狭い箇所で幾重にも折れ曲がる石塁の変化が楽しめる。当時、建築群は天守、櫓で総数20基ほどあったらしく、この総石垣に加えその全貌は拠点城郭としては威圧するものがあったと想える。
この城ほど 山上にあって視界を遮る樹木の少ない城はないでしょう。したがって 最高所の天守台に立つと 180度パノラマの景色が拡がります。まさしく天空に向かって立つ思いです。もうひとつ素晴らしいのは樹木の少ない恩恵で 全縄張りが一目で見渡せることです。現在の山城は殆どが樹木に覆われ山と一体化してますが 往時の山城の中枢部は現在の竹田城城のような状態だったと思われます。


各写真を拡大すると簡単な説明を入れてます。
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花屋敷の城外への門と平殿への通路。
花屋敷
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本丸から花屋敷を見下ろす。
花屋敷
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花屋敷から平殿、本丸の石垣の積み上げを見上げる
花屋敷
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本丸から北方向。上段が三の丸、その奥が北千畳。
北千畳方向
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三の丸から三の丸入口枡形跡(立派な枡形です)と右手に北千畳。
三の丸枡形と北千畳
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本丸からの天守台。現在は簡易なはしごがで昇る。かっては付櫓からの階段で天守に入ったと思われる。
天守台
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手前から二の丸、三の丸、北千畳に続く曲輪の広がり。
北方面曲輪
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本丸天守台下から南千畳をのぞむ。
南千畳方面
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大手口から。正面石垣は三の丸への入口枡形跡。右手は北千畳。
大手口枡形内より
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天守台。
天守台
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本丸への入り口階段(かなり急勾配です)。右手が天守台
本丸入口階段
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二の丸への入り口、武の門。
武の門
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大手門跡小さいながら枡形を構成しています。
大手
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南二の丸下の南千畳へつながる帯曲輪状の空間。
南千畳
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南二の丸からの本丸石垣群。見事な石垣の構成美です。
本丸石垣
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駐車場から花屋敷へ通じる遊歩道の坂道は急勾配でちょっと息が上りますが、下る時の連続するコンクリート製の擬似丸太がなんとなくアートです。
遊歩道
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大手枡形跡遠望。この角度から見ると往時の大手のイメージがつかみやすいです。
大手口