ガルテンツァウバー84
(Gartenzauber 84)


     
橙色から朱色の半八重の花 
     
春に伸び始めたシュートが2mを超す高さに成長する 

 庭に薔薇を植えようと思い立った当時は、名前も種類も、作出家、等々、一切無頓着で、苗についている写真だけを見て植え、そのあと、何だったのか忘れてしまって 14 年が過ぎ、散々調べて、どうやらドイツの薔薇作家コルデスが1984年に作出した薔薇、”ガルテンツァウバー”らしいと思われます。
 何故か北海道ではホームセンター等でコルデスやタンタウ等、ドイツで作られた薔薇の種類が圧倒的に多いのです。
 フランスのメイアンが1957年に作出したサラバンドがよく似ていますが、調べているうちに、ドイツのコルデスの1990年作の Mainaufeuer (マイナウフォイアー : マインの火)にも花や葉の形,色合い,光沢等々、最も似ていて、おそらく同じ系統の親種から、コルデス作の ”ガルテンツァウバー :庭の魔法”とするのが妥当と決めた次第。何しろ名前がいい。
 写真では色合いが赤、朱色、橙色と異なりますが、薔薇の花の色合いは、毎年の日照条件、肥料の違い、撮影時の日差し等々微妙に変化します。
 この色合いの薔薇はありそうで意外に少なく、冬の長いドイツでは人気があります。
コルデスがこの系統の色の薔薇をせっせと作出しているのはそのためでしょう。
 
  この薔薇は、毎年2mにも積もる冬の雪が春先に氷となったその重荷さで幹がずたずたに切り裂かれながらも、毎年健気にシュートを伸ばし、2mを超える高さに成長して、半八重の鮮やかな橙色の花を楽しませてくれます。


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