先祖探しQ&A

Q 先祖しらべたくなっちゃった。なにからしたらいい?

A 簡単ですよ。

1 「自分の戸籍謄本の入手」、まずこれからやってみて下さい。

2  そこから直系尊属(父、母、祖父母、曽祖父母と)を遡れるだけ遡り、

3  次に、家や親戚宅に行って仏壇の過去帳や墓の墓碑を調べ、

4  最後に菩提寺の過去帳を見せてもらう(ほとんどは見せてもらえないから作ってもらう)

以上の手順を踏めばかなりのことが分かりますよ。

 

Q 図書館で具体的にどのような本をどのように調べたらいい?

A まずは地名事典を調べるのが良いと思います。

そこで先祖が住んでいた場所の基礎情報を確認します。

次に郷土史を調べます。郷土史では「○○町史」「○○村誌」などを調べるのが一番よいでしょう。

そこには中世や近世の記述がありますので、その中に先祖の業績が記載されている可能性もあります。

また、姓氏事典や家紋事典なども見て下さい。太田亮さんの姓氏事典や丹羽基二さんの書物もオススメです。

 

Q 先祖を遡る場合の戸籍請求の理由は何て書いたらいい?

A 「記載事項確認のため」あるいは「相続問題発生のため」なら安心です。

さらに突っ込まれた場合、

記載事項なら「墓碑の生没年の確認をする」

相続問題なら「墓の所有権の確定をするため」と答えるといいでしょう。

 

Q 「先祖探しはロクな趣味じゃない、やめなさい」といわれた。どうしよう…。

A 基本的には本人の考え次第です。そこでやめても構いません。

いや、他人にどうこう言われるものじゃないと思うなら続けてください。

通常の場合、自らの先祖探しを悪くいう人はいないと思います。「自分の両親の事を知りたい」から始まる先祖探しを誰かに否定されるいわれはありません。

ただ、「ロクな趣味じゃない」と言うには何か理由があると思いますので、一考する必要はあります。

又、日本人の86%は先祖を尊ぶというデータもあります。その方は、残りの14%だったのかも知れません。

 

Q 先祖探しは戸籍謄本しか探す方法は無いの?

A あります。

親や親戚から話を聞く、自宅か親戚宅の仏壇の過去帳を調べる、墓を調べる、葬式の時の香典帳…等々。

しかし、記載事項の多い戸籍謄本を調べるのが一番確実です。

例えば、おじいさんの兄弟姉妹が何人居て、それぞれがいつ生まれた、などは戸籍、除籍謄本を見ないとまず分かりません。香典帳は意外と見落としがちです。

 

Q 先祖探しはどこまでやればいいの?

A 本人の自由です。

戸籍請求で「これでいい」と思う人もいれば、親戚の家に行ったり墓を調べたりしてもっと遡る人もいます。

更にお寺の過去帳を調べる、全然親戚付き合いをしていない人(高祖母の実家など)を調べて話を聞く、もしくはそこのお寺の過去帳をみせてもらう、図書館に行き郷土史を調べる…など限りがありません。

先祖探しはライフワークです。

 

Q 親戚とあまり仲良くありません。うまく先祖の話を聞きだす方法などありますか?

A そう深刻に考えなくても良いでしょう。まずどういう状況なのでしょうか。

なぜ仲良くないのですか?それはあなたと仲良くないのですか?それとも親が仲良く無いのですか?

親同士仲が悪くとも、子には関係無いのではないでしょうか。その場合は気にせずとも良いと思います。

また、あなたが仲良くないのなら、まず自分の方から歩みよってみて下さい。

またあなたの親戚はひとりですか?普通は親戚が何人もいるはずです。どの親戚とも仲が悪い人はなかなかいません。まずはあなたと少しでも仲の良い親戚から行くのはどうでしょうか。

仲の良い親戚に菓子折り持参で何回か通い、趣味としての先祖探しに熱意がある事を理解して頂き、別の親戚を紹介してもらいましょう。紹介してもらえる親戚同士は仲が良いものです。

時間がかかりますがこれらの方法が一番かと思います。

さらに、親戚の葬式や法事、結婚式などがあればまめに顔を出し、色んなことを聞き「先祖探ししている人間がいるぞ」とアピールする事です。

 

Q 墓碑に刻まれている文字を綺麗に撮りたいんだけどいい方法ある?

A 墓碑は汚さないのが一番ですが、チョークをこすり付けた黒板消しで、チョークの粉をそっと叩きつけるのはどうでしょう。(調査の後は綺麗に洗い流しましょう)

墓石に水をかけると文字の部分だけよく見えることもありますし、雪があればそれを詰めてみるのも手です。

光線の加減で見え方が違いますから、身体で影を作ったり懐中電灯で照らしてみたりして下さい。

何度も取り直し出来るデジカメ、懐中電灯は必須でしょうね。ビデオカメラがあれば最高です。

 

Q 戸籍謄本は全部請求した。これより古い先祖はどうやって調べよう?

A 家の過去帳や墓を調べてみて下さい。

 

Q お墓を調べたらどんなことがわかるの?

A 名前や没年、享年、戒名がわかります。そこから推測して先祖を割り出します。

 

Q 家紋って何が分かるの?

A 先祖探しの決め手とはなりにくいです。例えば知らない先祖の家が判明して、そこが8代前の先祖が分家する前の本家で、同じ家紋ならば同じ先祖の可能性が若干あるかな、という程度です。

家紋は流行で勝手に変えることがあります。「父方の家紋より母方の家紋がカッコイイから母方に変えた」という事もありますから、先祖探しの決め手とはなりにくいです。

 

Q 旧土地台帳は絶対調べないとだめ?調べたら何がわかるの?面倒臭そうなので調べたくないのだけど…。

A 絶対調べるものではないですが、興味のある方は一度調べてみて下さい。

基本的には戸籍、除籍謄本の方が古い先祖が分かりますが、100%とは言い切れません。

先祖がどこの土地のどの場所あたりに住んでいたかを確認出来ますし、土地の所有者の変遷がわかります。

そこで新たな先祖が分かる事もあります。

昔は同じ村内で婚姻をしていました。調査して、実は隣の家同士で婚姻していた、と分かる事もあります。

更に、空襲などで役場と法務局が同時に燃えたりした場合、戦前の戸籍が消滅する事があります。

その時は旧土地台帳が役立ちます。台帳で明治22年から昭和30年代の土地所有者が分かり、その中に先祖の名前が記載してある可能性があります。

 

Q 一応調べられるところは調べたんだ。これ以上することがないよ。

A かなり調べられたようですね。そこでやめてもよいのですが、もう少しやってみませんか?

先祖探しで行き詰まったら、図書館に足しげく通ってください。地域の歴史である町史(郷土史)や関連書物を何回も見ることによって多角的に物事が見られるようになり、新たな発見があります。

図書館へいきましょう。あなたがまだ見つけていない重要な資料が眠っています。

 

Q ひいひいおばあさんの実家が分かんない。どうしたらいい?

A まず戸籍が手元にありますか?

戸籍にひいひいおばあさんの記載があれば「○○村△△仁衛門次女入籍ス」などと記載されています。

次に現在の○○村に当たる土地の電話帳を調べ、同姓の△△さん全てに手紙を送付してはどうでしょうか。

そして「あなたの家の先祖に仁衛門はいませんか?」という文書を同封しましょう。

家が絶えていれば駄目ですが、絶えてない限り分かるはずです。

その方はおそらく江戸の終わりか明治の始めに亡くなっていますので、少なくともお墓はあると思います。

 

Q 先祖探し始めたいんだけど、古い事を知ってるおじいちゃんおばあちゃんは亡くなってる。どうしよう?

A 亡くなっているのでは仕方ないですが、基本的には、本家の跡継ぎが一番詳しく知っているものです。

他には、両親や叔父、叔母に聞いてみたらどうでしょうか。

あなたの曾祖父はあなたが生まれる前に亡くなっていたとしても、あなたの両親や叔父、叔母なら知っているはずです。(彼らにとっては祖父)また、親戚の中にはそういう事に非常に詳しい人が一人はいるものです。

その時のポイントは、色々な方に話を聞くことです。ひとりの方だけに話を聞くと情報が片寄ります。

ある叔父さんは「ひいじいさんは酒癖が悪くて、ひいばあさんが苦労していた」という話をしてくれた。

しかし別の叔母から「ひいじいさんには私が小さい頃いろんな所に連れていってもらい、秋祭りの時には、小遣いをくれて優しかった」という話を聞けば、曾祖父の人物像も変わってきます。

或いは、その地域の長老(80才以上)に話を聞けば、昔の事が色々分かるでしょう。

 

Q よろいかぶと、刀剣類を持っている親戚が居たんだけど、先祖探しに関係あるのかな?

A 余り関係無いでしょう。それらが先祖伝来のものならばその方の先祖が武士だったかも、と推測できます。

 

Q 明治31年式戸籍で曾祖母の母の名前が記入されてなかった為、そこから遡れない。どうしよう?

A 戸籍の記入もれかもしれません。きわめて稀なケースですね。

まず、あなたの曾祖母に兄弟姉妹がいないか確認してください。(親戚、叔父、叔母に聞いてみて下さい。)

いたことが判明したら、その兄弟姉妹の子孫を紹介してもらうなどして、話を聞いてみましょう。

よく分からないと言われたら「委任状」をお願いし戸籍全部取り寄せてみましょう。

曾祖母の兄弟姉妹の戸籍には、母親が記載されている可能性があります。

兄弟姉妹が居るかどうかわからなければ、同じ村に住んでいる曾祖母の父と同じ姓の方全てに手紙を書き

尋ねてみましょう。そこで分かればその妻が不詳の方です。

それで分からないのなら、旧土地台帳から関連ある名前を調べ、その方の戸籍を入手してください。

それでも分からなければ、お寺に聞いて(手紙を出すなど)過去帳を調べてもらって下さい。

菩提寺が分からない場合はしらみ潰しになりますが、近隣のお寺に全部手紙を出してみてはどうでしょうか。

 

Q そもそも屋号って何?

A 江戸時代は(武士などを除いて)苗字を公称できなかったので、屋号を苗字代わりにしていたという事です。

私の屋号は「鍛冶屋」ですが本家は別の屋号です。その家その家の登録名みたいなものだと思います。

 

Q 屋号って先祖探しの決め手になるの?

A 難しい所です。戸籍には屋号は記載されていないので、戸籍からとは違う角度で探せますね。

決め手にはなるかどうかは分かりませんが、屋号はその村もしくはその地域内で、一つしかないものです。

古い先祖の屋号や、話を聞いていれば戸籍とは違う情報が得られるでしょうね。

 

例1 私の姓が「田中」だとして、高祖父の書物に「南常次郎 所有」とあれば「南」が屋号だと推測できる。

さらに高祖父の出身地で「南」という屋号を探せば確実にそこの家から出ている事はわかるでしょう。

 

例2 親戚から「わしのひいじいさんが言っていたが昔は○○村から来て屋号は△△だった」と聞いていた。「高祖父の形見が出てきてそこには小武家徳三郎と記してあった」とあれば、

うちの苗字は山田なのにどうして「小武家」なのだろう→「小武家」は屋号だな→高祖父は隣村から来たと聞いた事があるぞ→その「小武家」が隣村の屋号と推測できる→調査する価値があるとなります

 

Q うちの先祖は武士だから屋号は無いよって言われた。武士だから屋号が無い、屋号が無いから武士、

武士かどうかの決め手って屋号からも言えるの?

A 難しい質問です。

そうかもしれませんが、よくわかりません。私の先祖には武士がいなかったので…。

 

Q 祖父より上は何て呼ぶの? 孫より下は何て呼ぶの?

A 祖父の父は曽祖父(そうそふ=ひいおじいさん)、曽祖父の父は高祖父(こうそふ=ひいひいおじいさん)といいます。

孫の子は曾孫(ひまご)、その子は玄孫(やしゃご)、その下は、来孫(らいそん)、昆孫(こんそん)、

仍孫(じょうそん)、雲孫(うんそん)となっていきます。(これら以外の呼称があるかも知れません)

高曽祖父?→高祖父→曽祖父→祖父→父→私→子→孫→曾孫→玄孫→来孫→昆孫→仍孫→雲孫→?

 

Q 先祖探しに必要なものはなに?

A 色々ありますが、最も信頼のできる戸籍謄本、除籍謄本が重要です。まずこれから入手してください。

 

Q 先祖探しになぜ戸籍謄本が必要なの?

A 江戸の末期までの全ての先祖が記載されているからです。情報の正確さと信頼性は群を抜いています。

しかし、戸籍に記載されている情報が100%正しいとは限りません、特に戦前(明治は特に)は記載内容と事実が全く違うことも

あります

 

Q 戸籍謄本で何年前まで遡れるの?

A だいたい200年前ぐらいが限界ですかね。1800年前半(江戸末期)まででしょう。

 

Q 壬申戸籍はなぜ請求出来ないの?

A 大変デリケートな問題です。士族、平民など身分記載があり差別の温床になるためです。

地域によって異なりますが、昭和43年から44年に閲覧禁止になりました。また、歴史的価値があるので歴史家、郷土史家からの閲覧の要望も多いようですが、様々な問題をはらんでいるので、閲覧禁止です。

 

Q 除籍謄本って何年くらい保存しているの?

A 一応保存は80年間と決められているようです。しかし管轄範囲が広くない小さな役場では80年を越えたものでも破棄せず保存している事が多いようです。人口の少ない自治体は当然、除籍簿などが少ないので、これらを保管しておく庁舎内の占有面積も少なくてすみます。人口の多い自治体はその逆になります。

戸籍簿保管占有面積だけを大きくするわけにはいかないという役場の内部事情もあるようです。

そこで保管年限の過ぎた除籍簿は「廃棄決定」を経て庁舎内外の所定の場所へ移されるのが常のようです。

昨今は市町村合併が加速度的に進み、その際に80年以上たった除籍謄本は破棄されているようです。

破棄といってもごみとして捨てるのではなく、倉庫に保管されていて行政文書として請求出来ないだけでこの世に存在している

場合が殆どだと聞いたことがあります。しかし、破棄したもの(行政文章でなくなったもの)は絶対に見れませんので諦めてください

ごく稀にどこかの役場では行政文章ではなくて閲覧できる自治体もあると聞いたことがあります

 

Q 先祖の戒名に「妙」があった。どういうこと?「翁」っていうのも見たよ。

A 「妙」は女性の方でしょう。「翁」は長寿の方だと思います。

戒名は宗派によって様々なので、調べてみてください。

 

Q 戸籍請求したら色んな形式のものがあったよ。教えて。

A 明治19年式戸籍、明治31年式戸籍及び大正4年式戸籍のことでしょう。

戦前の戸籍の特徴として、戸主を中心にしていたため分家しない限り、戸籍の独立がありませんでした。

つまり戸主のなかに甥や叔父、従兄弟が入っている事があります。極端な場合、曾祖父や大叔父、従兄弟の子供も入っていた事もあります。

○明治19年式戸籍

屋敷番制から地番制に。ただしほとんどの戸籍は屋敷番制を採用、地番制は明治31年になってからが主。

古い19年式には身分記載がある。(昭和44年以降はない)表は4人で裏が5人記載出来る。

○明治31年式戸籍

戸主のなりたる原因及び年月日を記入する欄ができた。表は2人で裏も2人。

○大正4年式戸籍

戸主となりたる原因及び年月日が廃止して上の空欄に記載される。表は1人で裏は2人。

 

Q 戦前の戸籍がなかった。戦争で焼失したみたい。どうしたらいい?

A 難しいですね。旧土地台帳を調べてみてはどうですか。

戸籍謄本は管轄役場と法務局に保管されています。戸籍が焼失したという事は管轄役場と法務局が火災にあったということになります。そこで旧土地台帳の出番です。

旧土地台帳は昭和30年代以前は、法務局ではなく税務署に保管されていました。

役場と法務局が同時火災にあっていても、税務署が無事なら、旧土地台帳が残っておりそこから先祖がわかる可能性があります。

 

Q あれば便利な「調査の小道具」教えて。

A カメラ、懐中電灯、筆記用具、メモ帳、小銭、地図、録音機等で、録音機以外は必携です。

カメラはデジカメが一番。撮影が得意な方は一眼レフでも構いません。

ビデオカメラを持っている人は更に良いですね。経験上、使い捨てカメラはオススメできません。

筆記用具は、高速の書きなぐりにも耐えられる鉛筆(軟らかいもの)、水性ペンが一番です。シャーペンは早書きに耐えられませんし、ボールペンは寒いとインクの出が悪くなるので勧められません。

懐中電灯は「GENTOS SuperFire SF-101」をオススメします。7000円程度です。

メモ帳は好みでどうぞ。私は表紙を取り外した大学ノートを使用しています。スパイラルノートもいいですね。

小道具ではありませんが、調査データをまとめるためパソコンがあると本当に便利です。

 

Q 先祖探しに登記簿を使うって聞いたけど?

A 閉鎖登記簿の事ですねこれから先祖をさがすのは特殊な場合ですね。登記簿は歴代の土地所有者がわかります。

都市部以外では、土地売買が少なく遺産相続で代々長子に土地が受け継がれることが多いようです。

そこで登記簿を遡れば、先祖を探せる可能性があるということですが、特殊な例です。(費用も発生する)

先祖に私生児がおり、本当の父親の名前は知っているが戸籍は請求できないという場合。

その時は登記簿を調べ住所を確定します。その方の名前と住所を証明できる公文書が手に入りますので、

法律家に依頼すれば戸籍請求できます。

また、登記簿には2種類あり、

「登記簿」(現在使用しているもの)

「閉鎖登記簿」(以前使用していたが今は使用していないもの、詳細は不明ですが、用紙に書ききれなくなった、コンピュータ化に伴ってなどです。登記簿の除籍謄本みたいなものです。)

ここで必要なのは「閉鎖登記簿」になります。よく分からなければ法務局の人に聞いてみましょう。

その前に旧土地台帳を片っ端から調べて先祖の方の住所を確定しなければいけません。

Q 香典帳の重要性は?

A その当時に付き合いがあった家や親戚が分かる歴史的史料です。

過去帳よりは重要度が落ちますが、先祖探しに大変役立ちます。

香典帳は親戚と一緒に見て、色々教えてもらいましょう。大変重要なことを聞けます。

 

Q 高祖父など古い先祖の子孫に会って、詳しくその家のことを知りたいんだけど?

A せめて16家の現在の当主を調べておいてはどうでしょうか。

私たちには、父母(2人)祖父母(4人)曽祖父母(8人)高祖父母(16人)…と居ます。

ということは高祖父母の家の子孫を探すとなると16家あるわけです。

母の実家や祖母の実家ならまだわかりますが、曾祖母や高祖母の実家となると分からない事が多いでしょう。

まずは、親戚に聞いてみてください。私たちの高祖母は祖母にとって祖母ですので分かる可能性大です。

次に戸籍を見てみましょう。そこには「○○村山田太郎長女入籍ス」などとあるはずなので、現在の電話帳から山田さんを調べ、手紙、電話などで山田さんに連絡をしてみましょう。

とにかく、無理のない程度で16家の現在の当主を調べておいてはどうでしょうか。

そこにはお墓、過去帳、位牌、家系図などがあるかもしれません。そうすればまた遡れます。

 

Q 除籍謄本って何?

A 除籍謄本とは戸籍の中に記載されている方が全員除籍になった戸籍謄本のことをいいます。

除籍になる主な理由は結婚、離婚、死亡、養子縁組、分籍などです。

また法律で除籍謄本の保存期間は80年と決められており、2004年現在、1924年以前(大正12年)のものは破棄されています。

小さな自治体では破棄されてない場合が多いですが、早めに請求しておいたほうが無難でしょう。

総務省行政課は「市町村合併がかなりのテンポで進んでおり、市町村の規模が拡大すれば、都道府県の役割や規模も見直しをせざるを得ない」と説明しており、市町村合併どころの話ではないようです。(下記参照)

少しでも先祖探しに興味があれば、戸籍請求だけでも急ぐべきだと思います。

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Q 戸籍に「川内幸吉」と記入されてたけど、その戸籍はないって言われた。時代的に絶対にあると思うんだ。親戚に聞いたら「河内幸吉」の間違いじゃないかと言われたんだよね。誤記入の場合はどうすんのさ。

A おそらく戸籍係の記入ミスです。年代的にあるというのなら年代は新しいのですね。

まず、旧土地台帳を調べて河内幸吉さんの記載を見つけ、証明を取りましょう。

台帳は地目が宅地がベストです(そこが本籍地の可能性が非常に高い為)なければ畑や田で構いません。

その証明書を役場に持っていけば、役場で探してくれるでしょう。

役場にはあなたからの関係が示せるように戸籍を全部持参して下さい。これで大丈夫だと思います。

 

Q 親戚のなかに古い家系図を持っている人がいた。どこまで信頼できるの?

A 家系図の信憑性は賛否両論ありますが、私は江戸時代以降の家系図は信頼しています。

なぜ江戸時代以降かというと、天皇や源氏平家など、変に有名な人物につながっていないためです。

昔からの家系図があるということは、その家は武士か庄屋か老舗の商家だと考えられます。親戚に話を聞いてみてください。

また、家系図の人物名を見てください。その中に、変に格式ばった「義孝」や「孝信」と言う名前ではなく、「彦右衛門」や「孫次郎」という名前ばかりなら信憑性は高いです。(先祖が武士なら話は別ですが)

 自分の先祖は天皇だと証明する為に偽物を作るのであれば、嘘をつく必要もありますが、そうでない場合、嘘の家系図を作る必要は無いと思います。推測ですが、代々の先祖をただ書き継いだだけでないでしょうか?

これが15代前の先祖からいきなりあやしくなり最後は天皇になったら家系図自体の信憑性がなくなりますが、そうでなければ、その家系図は信頼してもいいのではないでしょうか。

又、最終的に天皇や有名武将に繋がっていたとしても一概にニセ家系図と決め付けられない場合もあります。

例えば広島県大和町の椋梨氏や和木氏は小早川氏の流れを汲んでいます。

小早川氏は土肥氏の子孫で土肥氏は平家の出で平家の元は桓武天皇です。となると大和町の椋梨さんの家に家系図があったとして、代々椋梨家は江戸時代は庄屋をしており彦右衛門や太郎衛門などの名前がありました。

一番始めが桓武天皇で平氏→土肥氏→小早川氏→椋梨氏となっていました。

となるとこの家系図は全くの嘘を記載した訳ではなさそうだ、ということになります。

この場合は逆に、この家系図の信頼性は高くなるのではないのでしょうか。

こういった話になってくると、歴史知識や史実も関係してくるので文献や歴史に詳しい人にあたって様々な側面から検証してみましょう。

 

○偽家系図を見抜く方法

昔の家系図は横家系図です。巻物になっていてその中に代々の当主や兄弟子供が記載されていました。

当主にいつ生まれていつ亡くなったか妻はどこから来て…など、故人の詳しい業績が記載されていれば本物だと考えられます。

偽家系図は当主の名前しかなく、生没年がなくただ名前の列記だけの場合が多いようです。

さらに家系図の最初の人物が有名人物の例えば5男が始祖ならば、別の家系図や文献で本当に5男がいたかを確認する必要があるでしょう。

また始祖が天皇であった場合、その家系図が全部嘘だとは判断出来ない事もあります。

例)家系図がありました。天皇からの家系図です。しかし先祖の具体的な業績は記載されていませんし、当主名だけです。江戸時代からは詳しい業績が記載されています。

この家系図は江戸時代以前の信頼性が低く、江戸時代以降の信頼性が高い家系図だと思われます。

壬申戸籍からの統計で日本の武士の人口は2%だったと言われています。また明治以後でも家の格式が同じでないと結婚はしないものだということでした。という事は「(最下層の武士も含めて)私の先祖は武士だ」という人は100人に2人だということになる、と考えています。

単純に2%ですから、先祖が武士の家はなかなか居ない=武士の家系図もなかなか見かけない=慎重に検証する必要がある…と考えています。

私の大学の友人でA君という人が居ました。彼の実家には清和天皇からの家系図がありました。

多分、ニセ家系図でしょうし本人も信じていなかったようです。先祖は関ヶ原で負けて岡山の津山に来た、墓は沢山あり、遺影もあり江戸時代からは遺影ではなく肖像画になってあったということです。

先祖は大庄屋だったろうということです。

Q なんで先祖を調べるの?

A 気分はインディージョーンズです。

先祖を探す……それは宝探しみたいなものです。

宝探しは古い地図をみて探すように、古い戸籍や過去帳又は風化した墓碑から先祖を探すのは楽しいです。

A 難しい質問ですね。

強いて言うなら、自分に隠された才能を探したいのかも知れませんね。