BISTROT LA CUCINA の 歴史

第一章

 BISTROT LA CUCINA の歴史は 私と主人が 23年前に 

東急文化村のオーチャードホールへ 「モーストリー モーツアルト」を 聞きに言った事に始まります。

 

 

 

演奏会のあとの優雅で 心地よい気持ちのまま食事をしたかった私たちは 途方にくれました。

とりあえず、そのころ渋谷では話題のイタリアンレストランへ行ったのですが、心地よい気分は 雑踏の中に消えてしまいました。

そして これは 自分たちで造るしかないと思い立ったのです。

これが BISTROT LA CUCINA 誕生の 始まりです。 

 

私と主人との新婚旅行先は イタリアでした。

おいしいもの大好きの私たちは   イタリアでたくさんのレストランを食べ歩きました。

高級レストランから、海辺の小さなパパとママだけでやっているような店、

そして、料理自慢の  プチホテルのレストランにも・・・

 

私たちのお気に入りは堅苦しい高級レストランの味ではなく

海辺の新鮮な魚料理をつかった  ママの味でした。

 

各地方の新鮮な材料を使ってこそが イタリア料理です。

新鮮な材料を使って おいしい料理をつくり、それを気楽に食べられる店

そして、まるで、 イタリアにいる気分を味わえる店の内装と雰囲気。

 

       

 店の内装は テラコッタ色の土壁を 洞窟のようにあしらい、テーブルには

手造りのテーブルクロス

カウンターは ゆったりと食事の出来る奥行きのあるカウンター席にし、

手造りのランチョンマットで飾り付けました。

 

 店の雰囲気は お客様が造ります。若者の街渋谷で 

20代後半〜30代 そして 中年層の方でも ゆっくりと食事できる店。

決してにぎやか過ぎるのでもなく 静か過ぎず 人々のつくる心地よいざわめきのある店。

 私たちの理想の店のコンセプトは決まりました。

 

 料理はコックの主人にまかせるとして、 料理にかかせないのが ワインです。 

 

 幸運なことに 私たちはすばらしいワイン輸入業者とめぐり会えたことで、

街角の酒屋では決して買えることのないような限定輸入のイタリアワイン

手に入れることが出来ました。 

そして、いろいろな種類の おしいワインを召し上がっていただきたく 

日替わりで グラスワインを 数種類 サービスすることにしました。

 

さらに 一番重要なことは サービスです。

幸い 私は JALで5年間 スチュワ−デスをしていたので、

接客には 少々 自信がありましたが、

堅苦しいサービスではなく フレンドリーなサービスを心がけました。

さらには イタリアに居る気分にさせるサービスを・・・

 

 

そして、ある事を 思い出したのです。

イタリアの料理自慢のプチホテルの夕食でのこと。

そこのおじいちゃんが 直接サービスをするのではなく 

お客様とお話をしにだけ 出てきていた風景です。

ゆったりとした時と フレンドリーな雰囲気を造ってくれていたのです。

何て ステキなんでしょう。

 

私たちは イタリアに住んでいた事もあり、昨年渡伊100周年をむかえた

おじいちゃん店長を10年前に迎えることができ、今ではイタリアの話を店で

花咲かせてもらっています。(2003年当時)

 

外人のお客様も多くなり、 語学の出来る そして、日本人的HEARTのある

外人スタッフも加わりました。

 

今では オーチャードホール・NHKホール・PARCO劇場での

アフターシアターのお客様が気楽に多数見えていただけ、うれしいひと言が聞けます。

 

「劇場での優雅な気分を そのまま持ち続けて おいしい食事の出来る店ですね。」と・・・ 

 

  第2章へ つづく

  

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