(図:日本気象協会)

気象情報では「今日は大気が不安定」としばしば言う。これは地上と上空の温度差 によって
対流が生じ易くなった状態をいう。  しかし、大気は上空では気圧低下による 断熱膨張
によって温度降下が生じるから1000mで 5〜10℃程度の温度差では対流は生じない。
それ以上の温度差が生じた時に熱気球のように地上の空気が上昇し、上昇によって 大気が
冷やされ雨雲が生じやすくなる。 これが「大気が不安定」の現象である。 だから、
地表が熱せられたり上空に寒気が流入すると大気が不安定になる。

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