人格 DSM-IVに及ぼす要因

 脳内神経伝達物質(脳内ホルモン)の作用
・ノルアドレナリン:恐怖や驚愕で分泌され闘争か逃避かを制御しストレスを緩和する。   クラスターAの障害は、これが低い。
・ドーパミン:快感を増幅。覚醒剤に似た構造。   クラスターBの障害は、これがが高い。
・セロトニン:落ち着きと安定感をもたらす。 クラスターCの障害は、これが高い。
   

  通常の性格にもたらす推定作用 某TV番組が発信源。 信頼度?

 

◆N型(ノルアドレナリンだけ多め)〜負けず嫌いの小心者〜 感情が高揚しやすい。人と競争し、勝つことに快感を感じる。逆境を取り入れて自分を高めていく。瞬発力があり精神的にも強いが飽きっぽい。一見頑固に見えるが非を認めると素直に悔い改める性格。

◆D型(ドーパミンだけが多め)〜楽天的な冒険家〜 好奇心旺盛で「楽しいかそうでないか」で物事を決める。単調な作業が苦手。今までの積み重ねが無駄になろうが後先を考えず突っ走る。ストレスを感じにくい。明るく振舞えるので人が集まってきやすい性格。

◆S型(セロトニンだけ多め)〜内気な頑固者〜 保守的で安全だと思われるものに固執する。意見の食い違う相手には自己主張を抑える。心の中では相手に従うことはせず意外に頑固。持続力があり社会のルールを守る優等生。

◆SND型(3つとも多め)〜0か100かの完璧主義者〜 集中力、持続力ともに優れている。いろいろなことに及第点がとれる万能型。1つ1つこなしていく能力は誰にも負けない。好き嫌いがはっきりしていて中途半端が許せない。自分ができることは他人も出来ると思いがち。

◆SD型(セロトニン・ドーパミンが多目)〜ハッピーな空想家〜 ささいなことでも満足を感じやすい。逆境に立たされても良い方向に考えられる。敵を作ることが少なく明るい印象。叱られてもニコニコして相手をいらだたせる。日常性格の中から新しい発見を生み出せるロマンチスト。

◆ND型(ノルアドレナリン・ドーパミンが多め)〜器用貧乏な浮気者〜 競い合い、勝つことが行動目的となる高意欲型。目立つリーダー的存在になりやすい。無駄なことや一度にたくさんのことに手を出すため中途半端になりやすい。一箇所で落ち着いて幸せを感じることが苦手な性格。

◆SN型(セロトニン・ノルアドレナリンが多め)〜プライド高き研究者〜 興味が一点に集中し、深く追求していける研究者型。プライドが高く神経質。完璧さを人に強要して嫌がられる。得意分野には絶対の自信を持っている。正確さ、精密さ、集中力で右に出る者はいない

 
     

 

 勧誘(販売、募金、カルト)のテクニック Robert B.Cialdini

 高齢者はNDSのバランスが狂い「ゆらぎ制御」に欠けこの原理に弱い。

1.返報性の原理 相手がなにかしてくれたら返さないといけないと思う気持ち。
2.
一貫性の原理: (自分は聞いてないという一貫性の逆) ひとたび決定をくだすとそれを守ろうとする心理。
3.社会的証明の原理 多くの人がやってることに引きづられる心理。
4.好意の原理 好意を持つ相手に同意しがちな心理。
5.
権威の原理 権威のある人に従う心理。
6.希少性の原理 あと少ししかないとそれを得ようとする心理。

これらを組み合わせて相手を口説く。
 ゆらぎ制御に欠ける脳では

・下記項目の両義性判断が欠如する。
「自由=格差」 「平等=抑圧」 「自立=孤立」 「民主主義=衆愚」 「社会主義=偽善」 
ゆらぎ制御でこれらの間の狭い道を選択できるのが若い脳 (西部邁)

・他人の自慢話や成功談をゆとりを持って聞けず皮肉で応えるのは自己防衛の一症状。

 

 引用文献:
・米国精神医学会「精神障害の診断と統計マニュアル」 
人格障害とその治療」町沢静夫(町沢メンタルクリニック)
「現代 老年精神医療」武田雅俊(大阪大学大学院教授)
老年期 精神障害」朝田 隆(
筑波大学精神病態医学教授)
老年期 精神医学」斉藤正彦(東京大学精神医学部講師)その他インターネット情報

 


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