狭心症への低衝撃波治療体験.     2014/9-2015/2 安倍

2013年8月に湘南鎌倉病院でロータブレーダー処置を含むステント(円筒金網)挿入治療をしましたが経過は思わしくなく少々の坂道や 速歩での息切れが改善されませんでした。 同病院主治医によれば私の心臓の冠動脈は少々細く従来の2度のステント治療では完治せず、またバイパス手術にも適して いないとの見解でした。 

そこで東北大病院で開発したという低衝撃波治療を申請し、2014年9月にやっと認められ仙台まででかけて治療を受け無事退院しました。
治療は何ら痛みもなく、1日3時間の照射 × 3日 で終了した。

私の場合、ステント治療には限界があり、またバイパス手術にも適して いないという湘南鎌倉病院 の見解は東北大病院でも似ていました。 この種の症状に低衝撃波治療が適しているらしい。

この治療効果(血管の新生)が現れるのは 2-3ケ月後とのことで、12月に再度仙台に行き検査を受けました。 3ケ月後の検査結果では若干の効果があったとのことでした。
自覚症状でも駅の階段をゆっくりなら途中休まずに登れるようになり改善効果があったようです。 ただし薬(バイアスピリン、プラビックス、ニフェジピン)は従来どおり服用継続しています。

安静状態で心臓が息苦しいレベルを「0」、数年前の正常レベルを「10」とした時
ステント治療前の最悪時が「3」、ステント治療後「5」、低衝撃波治療3ケ月後「7」というところでしょうか。 2017年(低衝撃波処置3年後)、通常脈拍約70/分。 緩い登坂で脈が85/分になると息切れ)。

この低衝撃波治療法は厚労省の高度医療に承認され、現在はまだ臨床実績を重ねている段階のようで、治療対象には厚労省の厳しい規制があり従来のステント治療やバイパス手術では対応できない症状に限定されているようです。 それゆえ同病院での治療実績はまだ40人以下らしい(私がその一人)。 また、患者はデータ取得に協力する必要があり治療は3日なのに数多くの検査があるので入院が2週間もかかり、治療より検査の方がタイヘンでした。
この治療は健康保険の対象外ですがいわゆる混合診療が可能です。
この東北大方式による低衝撃波治療法は海外ではすでに5000人近い実績 があるようです。

低衝撃波による血管の新生治療は心臓以外にも進んでいるようで 韓国のキム・ヨナも足の ケガでの血管治療にこの方法を使っているとか。
また健常なスポーツ選手もこの低衝撃波心臓照射による血管新生で運動機能が向上するのではないかという提案があるらしい。 ドーピングと違って副作用がなくドーピングの規制対象外だとか。
以上、報告まで。

補足)超音波方式に変更
2017/6/28読売報道によれば、低衝撃波方式は超音波方式に変更されるようだ。
理由:低衝撃波方式は肺への影響を防ぐために「点」への照射が必要でそのために長時間の照射 が必要だったが超音波方式は「面」照射ができるので照射時間が1/3にできる。効果は変わらない。
http://www.cardio.med.tohoku.ac.jp/ustiken/
http://www.hosp.tohoku.ac.jp/release/news/2995.html
http://www.crieto.hosp.tohoku.ac.jp/seedlist/seed02.html

石川県立中央病院による解説
http://www.pref.ishikawa.jp/ipch/taigaisyougeki.pdf

その他解説
http://www.senshiniryo.net/repo/23/
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/report/201011/517442.html

東北大での入院ではリハビリ教育もありましたが、ウオーキングが必要とのことでした。
下記ページにも解説があり、
・有酸素運動 → 酸化窒素の生成 → 血管の拡張と毛細血管の生成

・衝撃波照射 → キャビテーションによる酸化窒素の生成 →  血管の拡張と毛細血管の生成
ということらしいです。
http://iidashippe.xsrv.jp/jyunkanki/no/

http://yaplog.jp/hurst/archive/69

低衝撃波を含めた狭心症治療プレゼンテーション
http://1drv.ms/1VxUiPP PowerPoint (引用はノートを参照)  記録


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