ピンピンコロリ は アカン 2012/4

昨年末に車に跳ねられて全身打撲で頭骨、鎖骨、腰椎、足首の4ケ所骨折の上、脳内出血の重傷を 負ったためリハビリ中です。
事故数日前まで福島原発前線基地「Jヴィレッジ」で放射線に関する実地訓練を受け1月から除染活動に入る準備をしていましたが、腰痛後遺症は当分続きそうでしばらくはできそうもありません。

思い出すと、事故の脳打撲でしばらく気を失い、気を取り戻した後もしばらくは思考が混乱した。  救急隊員は道路上に寝てる私に「お名前は?」と聞いた。 私は状況が全く分らず、 なぜ名前を聞かれたのかも分らなかった。
私が家を出る直前、立川談志の追悼番組をやってました。 彼は手術のあと目覚めた時に医師から 「お名前は?」と聞かれ彼は「加山雄三」と応えたらしい。 彼は最後までプロだった。なんて 落語家仲間が言ってました。 その逸話がアタマに浮かび「加山雄三」と応えるべきか 私は一瞬考えてしまった。 無事、自分の名を答えることができたけど頭はしばらく混乱したままでした。 (女房に言わせれば、アナタはモトからそうだった。だと)

ラジオ体操をすると回復の度合いが分ります。 1ケ月前はリズムに乗れませんでしたが 最近はリズムに合わせて 手足が動かせるようになりました。 ただし飛び跳ねと、前屈は少々無理です。 つまり、AKB48の真似はまだできないがKARAの尻振りダンス程度ならできるというわけです。

脳内出血の収束後、脳医学の本をいくつか読みました。
京都で何人もの犠牲者をだした交通事故の加害者は「てんかん」の持病があったが、 「事故発生の直前、直後はハンドルを操作していたから持病とは無関係の単なる無謀運転の可能性がある」 なんて報道されてます。 これまた、マスコミの無知もいいところ。 「脳のなかの幽霊」ラマチャンドラン によれば、脳打撲で脳障害を生じることがしばしばあるが、その一つに脳の側頭葉障害による「てんかん」があります。 このタイプのてんかんは通常の発作以外に 宗教的体験をしたり攻撃的異常行動をとることがあるらしい。

ゴッホがこのタイプのてんかんだったようです。 麻原彰晃もそうだった可能性がある。
だから持病と関係がある、とか、ないとかをハンドル操作の観察で判断するのは無意味のようです。 ハッキリしてるのは、車は凶器。 怖い。

事故前までは、人生の最後は「ピンピンコロリ」がいいと思っていました。  でもコレ、アカン。危うくホンマのピンコロになるところでした。 アブナイ。
この事故の衝撃がもう少し強かったら、何も気づかず、夢も見ず、気を失ったままあの世逝きで
まさに究極のピンコロでした。 「周囲は何も変わらず、自分のみが突然消え去る」
これまた怖いなあ。なんて感じてます。  霊験があるという信州佐久地方にある「ピンコロ地蔵」さんにお参りしようと思ってましたがヤメた。 川崎の「身代わり不動尊」にお参りしようと思います。


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