青色LEDとヒトの色覚                    2014.11     安倍
                                              
 青色LEDの発明によって白色光が可能になったという。 あらためてヒトの感覚を考えさせられた。
いうまでもなく、色は3原色(右図)で構成されますが、それは人間の視覚が赤、青、緑を感じる3種類の視細胞錐体で脳が知覚するからであって自然界が 本質的に3原色で構成されているのではない。

自然界が発する光は、ヒトがどのように感じようが無関係にスペクトルによって決まる。 でも、ヒトの目(脳)はそのスペクトルそのものを検出できず、3色型錯体で検出するために一種の錯覚?を生じる。それが3原色です。

例えば「紫」は、単波長スペクトルでも多波長スペクトルの組み合わせでも表現することができます。 「紫」は可視光の短波長側ですが長波長の「青」と「赤」の光を混ぜると「紫」に見える。なぜだろうか? 脳が勝手にそう判断してるのでしょう。 

ヒトが全て3色型錯体なら全てのヒトがその色を「紫色」に感じますが、 4色型錯体で検出したら単波長と多波長の組み合わせは別の色になってしまうらしい。
蝶や鳥は色覚数がヒトより多く ある蝶は7色型錯体を持つらしい。 そして紫外線も感じる。 ということは ヒトが感じる色の種類以上の色を蝶は持ってるはずです。 それは どんな色だろか?  ヒトはそれを知ることはできない。

ところが、ヒトの女性の中には時々4色型錯体の持ち主がいるらしい。  彼女は自分の色覚を我々のそれと比較して描写することはできない。  我々が赤緑色弱の人に自分の感覚を説明できないのと同じようです。
4色型色覚の彼女がTVの映像を見た場合どうなるか? TVは3色型色覚を想定した赤青緑の3原色で構成されているから4色型色覚の彼女にとっては、その映像の元となった実際の風景の色とは全く 違って見えるはずです。 カラー写真の場合も、コダックと富士フィルムでは別の色調になるらしい。 また、3色型色覚のヒトが周囲の森の色に合わせて塀を緑色のペンキで塗ったら4色型色覚人には全く別の色になるらしい。 でもそれがどんな色調か彼女は説明できないし私たちは誰も判らない世界のようです。

上図の<3色人>用3原色図は<4色人>用の4原色ではどうなるのか? 興味あります。
チョウや鳥はヒトが目で感じることができない自然の変化を感じてる。 宇宙はそんなこと無関係に進化してる。

「4色型色覚の女性みつかる」
http://matome.naver.jp/odai/2134037291497843801

 


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